JPH0534318Y2 - - Google Patents
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- JPH0534318Y2 JPH0534318Y2 JP3659787U JP3659787U JPH0534318Y2 JP H0534318 Y2 JPH0534318 Y2 JP H0534318Y2 JP 3659787 U JP3659787 U JP 3659787U JP 3659787 U JP3659787 U JP 3659787U JP H0534318 Y2 JPH0534318 Y2 JP H0534318Y2
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Landscapes
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、自動二輪車用リヤフオークの組立構
造に関するものである。
造に関するものである。
従来技術およびその問題点
自動二輪車用リヤフオークは、左右一対の腕部
材、両腕部材を一体に連結する横連結部材、両腕
部材の前端に付されるピボツト軸受け部材および
両腕部材の後端に付される車軸受け部材を主要部
材として形成されている。通常、リヤフオークは
鋼管、鋼板製部材の一体溶接組立品として、ある
いはアルミニウム合金製の鋳造品、鍛造品、押出
し材、板材の一体溶接組立品として提供される。
材、両腕部材を一体に連結する横連結部材、両腕
部材の前端に付されるピボツト軸受け部材および
両腕部材の後端に付される車軸受け部材を主要部
材として形成されている。通常、リヤフオークは
鋼管、鋼板製部材の一体溶接組立品として、ある
いはアルミニウム合金製の鋳造品、鍛造品、押出
し材、板材の一体溶接組立品として提供される。
アルミニウム合金製リヤフオークは、車体の軽
量化、ばね下荷重の低減化を計る上で有利であ
り、強度、剛性を確保しつつ軽量化を計るために
その構成各部材を適宜中空に形成している。この
アルミニウム合金製リヤフオークにおいては、大
きな荷重を受ける前半部、すなち横連結部材と、
ピボツト受け部材を有する腕部材前端部とを鋳造
による一体品として形成するのが強度上有利であ
る。
量化、ばね下荷重の低減化を計る上で有利であ
り、強度、剛性を確保しつつ軽量化を計るために
その構成各部材を適宜中空に形成している。この
アルミニウム合金製リヤフオークにおいては、大
きな荷重を受ける前半部、すなち横連結部材と、
ピボツト受け部材を有する腕部材前端部とを鋳造
による一体品として形成するのが強度上有利であ
る。
しかしながら、リヤフオーク前半部を一体鋳造
品にした場合、大きな鋳型を用いる関係上湯流れ
が悪くなるため肉厚を小さくできず、重量が過大
になつてしまう。また、一体品としてのリヤフオ
ーク前半部を機械加工により塊状体から削り出す
にしても、大きな部品であるため多大の作業量を
必要とし、製品価格が高価になる。
品にした場合、大きな鋳型を用いる関係上湯流れ
が悪くなるため肉厚を小さくできず、重量が過大
になつてしまう。また、一体品としてのリヤフオ
ーク前半部を機械加工により塊状体から削り出す
にしても、大きな部品であるため多大の作業量を
必要とし、製品価格が高価になる。
問題点を解決するための手段
本考案は斯かる技術的背景の下に創案されたも
のであり、その目的とするところは、軽量化を企
図しつつ、強度上有利なリヤフオークの溶接組立
て構造を提供する点にある。
のであり、その目的とするところは、軽量化を企
図しつつ、強度上有利なリヤフオークの溶接組立
て構造を提供する点にある。
この目的は、前端の揺動支点から離隔した位置
で、横連結部材が左右の腕部材を一体に連結した
形状の自動二輪車用リヤフオークにおいて、傾動
支点となるピボツト軸側へ伸長する左右の前方腕
部材と、後車軸側へ伸長する左右の後方腕部材
と、横連結部材とをそれぞれ相互に一体に溶接接
合してこれを形成し、前方腕部材の車体中心線側
側面と横連結部材の前面とを平面視彎曲形状で連
続せしめ、前方腕部材と横連結部材の溶接線を、
前記彎曲した面から車体後方へ向つて外拡がりに
なる平面視直線形状になすことによつて達成され
る。
で、横連結部材が左右の腕部材を一体に連結した
形状の自動二輪車用リヤフオークにおいて、傾動
支点となるピボツト軸側へ伸長する左右の前方腕
部材と、後車軸側へ伸長する左右の後方腕部材
と、横連結部材とをそれぞれ相互に一体に溶接接
合してこれを形成し、前方腕部材の車体中心線側
側面と横連結部材の前面とを平面視彎曲形状で連
続せしめ、前方腕部材と横連結部材の溶接線を、
前記彎曲した面から車体後方へ向つて外拡がりに
なる平面視直線形状になすことによつて達成され
る。
実施例
以下、第1図ないし第24図に示した本考案の
一実施例について説明する。
一実施例について説明する。
第1図は自動二輪車10を左側面図として示し
ており、その車体フレームは、ヘツドパイプ12
と、該ヘツドパイプ12に連なる主パイプ14
と、ヘツドパイプ12に連なるダウンチユーブ1
6と、該ダウンチユーブ16および主パイプ14
に連なるセンターピラー18と、主パイプ14に
連なる座席支持パイプ20と、センターピラー1
8および座席支持パイプ20を接続するバツクス
テー22とを主枠部材として形成されている。
ており、その車体フレームは、ヘツドパイプ12
と、該ヘツドパイプ12に連なる主パイプ14
と、ヘツドパイプ12に連なるダウンチユーブ1
6と、該ダウンチユーブ16および主パイプ14
に連なるセンターピラー18と、主パイプ14に
連なる座席支持パイプ20と、センターピラー1
8および座席支持パイプ20を接続するバツクス
テー22とを主枠部材として形成されている。
バツクステー22との接続部近傍でセンターピ
ラー18に付設された左右一対の突片24には、
ピボツト・ボルト28を介して揺動自在にリヤフ
オーク36が支持されている。車体フレームとリ
ヤフオーク36間に介装される緩衝装置34(リ
ヤクツシヨン)は、主パイプ14に付設された突
片26にてその上端部を支持され、リヤフオーク
36に連結されたリンク30,32にてその下端
部を支持されている。
ラー18に付設された左右一対の突片24には、
ピボツト・ボルト28を介して揺動自在にリヤフ
オーク36が支持されている。車体フレームとリ
ヤフオーク36間に介装される緩衝装置34(リ
ヤクツシヨン)は、主パイプ14に付設された突
片26にてその上端部を支持され、リヤフオーク
36に連結されたリンク30,32にてその下端
部を支持されている。
リヤフオーク36の詳細形状は、第2図ないし
第4図に示されている。リヤフオーク36は、そ
の概略形状が左、右の腕38,40、横連結体4
2から成るほぼH形体として形成されている。そ
して、リヤフオーク36は概略五つの部材の溶接
組立体として形成され、各部材は単一部品または
複数部品の一体溶接組立品として形成されてい
る。
第4図に示されている。リヤフオーク36は、そ
の概略形状が左、右の腕38,40、横連結体4
2から成るほぼH形体として形成されている。そ
して、リヤフオーク36は概略五つの部材の溶接
組立体として形成され、各部材は単一部品または
複数部品の一体溶接組立品として形成されてい
る。
五つの部材とは、すなわち左右の前方腕部材4
4,62、左右の後方腕部材116,132およ
び横連結部材64である。第3図によれば、前方
腕部材44と横連結部材64とは溶接線W1で接
合され、前方腕部材62と横連結部材64とは溶
接線W2で接合され、後方腕部材116と前方腕
部材44、横連結部材64とは溶接線W3で接合
され、後方腕部材132と前方腕部材62、横連
結部材64とは溶接線W4で接合されている。前
方腕部材44,62の車体中心線側側面S1,S2と
横連結部材64の前面S3とは、平面視彎曲形状で
連なつており、溶接線W1,W2が、前記彎曲した
面から車体後方へ向つて外拡がりになる平面視直
線形状になされている。
4,62、左右の後方腕部材116,132およ
び横連結部材64である。第3図によれば、前方
腕部材44と横連結部材64とは溶接線W1で接
合され、前方腕部材62と横連結部材64とは溶
接線W2で接合され、後方腕部材116と前方腕
部材44、横連結部材64とは溶接線W3で接合
され、後方腕部材132と前方腕部材62、横連
結部材64とは溶接線W4で接合されている。前
方腕部材44,62の車体中心線側側面S1,S2と
横連結部材64の前面S3とは、平面視彎曲形状で
連なつており、溶接線W1,W2が、前記彎曲した
面から車体後方へ向つて外拡がりになる平面視直
線形状になされている。
次に、前方腕部材44、後方腕部材116、横
連結部材64について説明する。ただし、前方腕
部材62、後方腕部材132については、それぞ
れ前方腕部材44、後方腕部材116と左右ほぼ
対称形状であるためその説明を省略する。
連結部材64について説明する。ただし、前方腕
部材62、後方腕部材132については、それぞ
れ前方腕部材44、後方腕部材116と左右ほぼ
対称形状であるためその説明を省略する。
前方腕部材44について(第5図ないし第8
図): 前方腕部材44は、ほぼ円筒状のピボツト軸受
け部46と、これに連なる主胴48とから成つて
いる。主胴48は、ピボツト軸受け部46に連な
る首部50が矩形断面体になされ、他の部分が車
幅方向外方へ向つて開放される断面U字形状体に
なされている。この断面U字形状体は、上壁5
2、側壁54、下壁56とから成る。また、主胴
48のU字状の端面58は平面S4に沿う様に形成
され、溶接のための開先60が形成されている
(第5図、第8図)。
図): 前方腕部材44は、ほぼ円筒状のピボツト軸受
け部46と、これに連なる主胴48とから成つて
いる。主胴48は、ピボツト軸受け部46に連な
る首部50が矩形断面体になされ、他の部分が車
幅方向外方へ向つて開放される断面U字形状体に
なされている。この断面U字形状体は、上壁5
2、側壁54、下壁56とから成る。また、主胴
48のU字状の端面58は平面S4に沿う様に形成
され、溶接のための開先60が形成されている
(第5図、第8図)。
中空体である首部50の穴50aは端面58側
へ向つて開放しており、その深さhが十分大き
く、ピボツト軸受け部46の壁にまで達してい
る。この穴50aは切削によつて形成されたもの
である。
へ向つて開放しており、その深さhが十分大き
く、ピボツト軸受け部46の壁にまで達してい
る。この穴50aは切削によつて形成されたもの
である。
横連結部材64について(第9図ないし第1
9図): 横連結部材64は中空体である。横連結部材6
4は上、下の半体を一体に溶接したものであるか
ら、先ず下半体66について説明し、次いで上半
体98について説明する。
9図): 横連結部材64は中空体である。横連結部材6
4は上、下の半体を一体に溶接したものであるか
ら、先ず下半体66について説明し、次いで上半
体98について説明する。
−1 (第9図ないし(第14図):
下半体66は、第9図図示の如く、平面視胸当
て形状体として形成され、その基壁68の車幅方
向中央部が上方へ盛り上り、それによつて下面側
に車体前後方向に指向する溝空間70が形成され
ている。また、車体前後方向中央部に位置して、
その中心線が車幅方向左右に指向する有底筒状体
72,72が溝空間70の左、右に振り分けた形
態で基壁68と一体に形成されている。この有底
筒状体72,72の底壁には孔74,74が形成
され、両孔74,74を貫通させて前記リンク3
0を支持するためのボルトを取付け、底壁を利用
して該ボルト・ナツトを締め付け固定し得る様に
なつている。
て形状体として形成され、その基壁68の車幅方
向中央部が上方へ盛り上り、それによつて下面側
に車体前後方向に指向する溝空間70が形成され
ている。また、車体前後方向中央部に位置して、
その中心線が車幅方向左右に指向する有底筒状体
72,72が溝空間70の左、右に振り分けた形
態で基壁68と一体に形成されている。この有底
筒状体72,72の底壁には孔74,74が形成
され、両孔74,74を貫通させて前記リンク3
0を支持するためのボルトを取付け、底壁を利用
して該ボルト・ナツトを締め付け固定し得る様に
なつている。
さらに、有底筒状体72,72の中心線に沿う
方向で基壁68および有底筒状体72,72から
立上り、その上辺が山形形状になされた鍔76が
突設されている。
方向で基壁68および有底筒状体72,72から
立上り、その上辺が山形形状になされた鍔76が
突設されている。
基壁68は前部で立上つて前壁78として形成
され、前壁78の上端面80、および前壁78の
左、右側辺から基壁68の前辺に亘る前端面8
2,84が、開先を設けた溶接用突き合せ面とし
て形成されている(第13図、第14図)。
され、前壁78の上端面80、および前壁78の
左、右側辺から基壁68の前辺に亘る前端面8
2,84が、開先を設けた溶接用突き合せ面とし
て形成されている(第13図、第14図)。
また、基壁68は後部で立上つて後壁86とし
て形成されている。後壁86の上辺は、車幅方向
中央部で山形形状になされるとともに、山形の
左、右の裾から上方へ伸びた後、車幅方向外方へ
伸長するが如き形状になされている。この上辺を
山形形状の上端面88、および車体前後方向前方
を向いた彎曲端面90と呼称する。彎曲端面90
は、車幅方向左、右で後壁86が前方へ庇状に張
り出す形状になされた部分の端面である。そし
て、前記張り出し部の後辺に相当する部分が彎曲
した後端面92になされている。そして、この後
端面92から離隔して下方にほぼ対称形状の後端
面94が形成されている(第9図、第12図)。
これ等の上端面88、彎曲端面90、後端面9
2、後端面94はいずれも開先を形成した溶接用
突き合せ面である。
て形成されている。後壁86の上辺は、車幅方向
中央部で山形形状になされるとともに、山形の
左、右の裾から上方へ伸びた後、車幅方向外方へ
伸長するが如き形状になされている。この上辺を
山形形状の上端面88、および車体前後方向前方
を向いた彎曲端面90と呼称する。彎曲端面90
は、車幅方向左、右で後壁86が前方へ庇状に張
り出す形状になされた部分の端面である。そし
て、前記張り出し部の後辺に相当する部分が彎曲
した後端面92になされている。そして、この後
端面92から離隔して下方にほぼ対称形状の後端
面94が形成されている(第9図、第12図)。
これ等の上端面88、彎曲端面90、後端面9
2、後端面94はいずれも開先を形成した溶接用
突き合せ面である。
さらに、後壁86の左、右外端部に車体前後方
向後方へ伸長する断面U字形状の嵌合片96が形
成され、後方腕部材116、132に嵌入される
様になつている。
向後方へ伸長する断面U字形状の嵌合片96が形
成され、後方腕部材116、132に嵌入される
様になつている。
−2 (第1図ないし第19図):
上半体98は、下半体66と共に中空の横連結
部材64を形成する部材であり、下半体66の上
面を覆つてその周辺部および中央部を一体に溶接
接合される。上半体98は、下半体66の左、右
後部に突出する平面視爪状の嵌合片96部を除い
て下半体66の上面を覆う形状体であり、その中
央部が、自身の上面側に膨出する形状になされて
いる。そして、この膨出した部分を車体前後方向
幅のほぼ中央に位置して左右幅方向で截断する形
態で直線形状のスリツト100が形成されてい
る。このスリツト100に対しては下面側から下
半体66の鍔76が宛てがわれ、スリツト100
部において上半体98と鍔76が一体に溶接接合
される。なお、スリツト100の周囲には傾斜し
た開先102が形成されている(第15図、第1
6図、第19図)。
部材64を形成する部材であり、下半体66の上
面を覆つてその周辺部および中央部を一体に溶接
接合される。上半体98は、下半体66の左、右
後部に突出する平面視爪状の嵌合片96部を除い
て下半体66の上面を覆う形状体であり、その中
央部が、自身の上面側に膨出する形状になされて
いる。そして、この膨出した部分を車体前後方向
幅のほぼ中央に位置して左右幅方向で截断する形
態で直線形状のスリツト100が形成されてい
る。このスリツト100に対しては下面側から下
半体66の鍔76が宛てがわれ、スリツト100
部において上半体98と鍔76が一体に溶接接合
される。なお、スリツト100の周囲には傾斜し
た開先102が形成されている(第15図、第1
6図、第19図)。
上半体98の前部は下方へ伸長して前壁104
として形成され、その下端面106が、左、右に
位置するL字状の前端面108と共に開先を設け
た溶接用突き合せ面として形成されている(第1
5図ないし第17図、第19図)。
として形成され、その下端面106が、左、右に
位置するL字状の前端面108と共に開先を設け
た溶接用突き合せ面として形成されている(第1
5図ないし第17図、第19図)。
また、上半体98の後部は下方へ伸長して後壁
110として形成され、その下端面112が、
左、右に位置する彎曲形状の後端面114と共に
開先を設けた溶接用突き合せ面として形成されて
いる(第15図、第18図、第19図)。
110として形成され、その下端面112が、
左、右に位置する彎曲形状の後端面114と共に
開先を設けた溶接用突き合せ面として形成されて
いる(第15図、第18図、第19図)。
−3:
斯かる形状の下半体66と上半体98とは、下
半体66の上面を覆う態様で上半体98を下半体
66に宛てがい、突き合された各端面を溶接接合
することによつて一体化される。下半体66と上
半体98との突き合される端面および他の溶接部
分の組合せは次の通りである。
半体66の上面を覆う態様で上半体98を下半体
66に宛てがい、突き合された各端面を溶接接合
することによつて一体化される。下半体66と上
半体98との突き合される端面および他の溶接部
分の組合せは次の通りである。
上端面80 −下端面106
上端面80 −下端面112
彎曲端面90−後端面114
鍔76 −スリツト100
後方腕部材116について(第20図ないし
第22図): 後方腕部材116は、上、下の半体118,1
20を一体に溶接したものであり、その溶接線は
溶接線W5で示される。後方腕部材116は、A
半部において車幅方向車体中心側に開放された断
面U字状になされ、B半部において断面矩形にな
されている。後方腕部材116の前端面112、
A半部の上、下横断面124,126およびA半
部とB半部の境界位置にある彎曲端面128は溶
接用端面である。
第22図): 後方腕部材116は、上、下の半体118,1
20を一体に溶接したものであり、その溶接線は
溶接線W5で示される。後方腕部材116は、A
半部において車幅方向車体中心側に開放された断
面U字状になされ、B半部において断面矩形にな
されている。後方腕部材116の前端面112、
A半部の上、下横断面124,126およびA半
部とB半部の境界位置にある彎曲端面128は溶
接用端面である。
また、A半部において後方腕部材116の側壁
に円形窓130が形成されており、該円形窓13
0には下半体66の有底筒状体72が嵌合され
る。この嵌合関係によれば、リヤフオーク36を
組立てた後に、有底筒状体72,72内に工具を
差し込んでリンク30を保持するためのボルト・
ナツトを着脱することができる。
に円形窓130が形成されており、該円形窓13
0には下半体66の有底筒状体72が嵌合され
る。この嵌合関係によれば、リヤフオーク36を
組立てた後に、有底筒状体72,72内に工具を
差し込んでリンク30を保持するためのボルト・
ナツトを着脱することができる。
以上、前方腕部材44、横連結部材64、後方
腕部材116の形状について説明した。これ等の
部材を組合せるには、前端面82,84および前
端面108が連続してコ字状になされた横連結部
材64の突き合せ面に対して前方腕部材44のコ
字状端面58を突き合せて前方腕部材44と横連
結部材64を一体に溶接し、後方腕部材116の
コ字状断面のA半部が、一体化された前方腕部材
44、横連結部材64の側面部を覆う態様で、後
方腕部材116の矩形断面部分に下半体66の平
面視爪状の嵌合片96を嵌入して、突き合された
後方腕部材116の彎曲端面128と後端面92
部を溶接するとともに、前端面122、横端面1
24,126部を前方腕部材44、横連結部材6
4に対して溶接一体化せしめる。前方腕部材6
2、後方腕部材132も、前方腕部材44、後方
腕部材116と同様にして溶接接合される。
腕部材116の形状について説明した。これ等の
部材を組合せるには、前端面82,84および前
端面108が連続してコ字状になされた横連結部
材64の突き合せ面に対して前方腕部材44のコ
字状端面58を突き合せて前方腕部材44と横連
結部材64を一体に溶接し、後方腕部材116の
コ字状断面のA半部が、一体化された前方腕部材
44、横連結部材64の側面部を覆う態様で、後
方腕部材116の矩形断面部分に下半体66の平
面視爪状の嵌合片96を嵌入して、突き合された
後方腕部材116の彎曲端面128と後端面92
部を溶接するとともに、前端面122、横端面1
24,126部を前方腕部材44、横連結部材6
4に対して溶接一体化せしめる。前方腕部材6
2、後方腕部材132も、前方腕部材44、後方
腕部材116と同様にして溶接接合される。
なお、後方腕部材116,132の後端には、
車軸受け部材134,136が一体に溶接接合さ
れる。
車軸受け部材134,136が一体に溶接接合さ
れる。
斯かる組立て構造のリヤフオーク36を採用す
ることによる利点は下記の通りである。
ることによる利点は下記の通りである。
前方腕部材44,62と横連結部材64の溶
接線W1を、前方腕部材44,62、横連結部
材64の平面視彎曲形状の連なり面S1,S2,S3
から車体後方へ向つて外拡がりになる平面視直
線形状になしており、この溶接線W1の位置は
コ字状をなす溶接線の全長を十分大きく確保し
得る位置であり、溶接線W1が車幅方向車体中
心線に対して平面視傾斜姿勢になされているこ
とともあいまつて、リヤフオーク36の腕3
8,40に作用する曲げ荷重に対して応力の分
散を計り得る有利な接合構造になつている。
接線W1を、前方腕部材44,62、横連結部
材64の平面視彎曲形状の連なり面S1,S2,S3
から車体後方へ向つて外拡がりになる平面視直
線形状になしており、この溶接線W1の位置は
コ字状をなす溶接線の全長を十分大きく確保し
得る位置であり、溶接線W1が車幅方向車体中
心線に対して平面視傾斜姿勢になされているこ
とともあいまつて、リヤフオーク36の腕3
8,40に作用する曲げ荷重に対して応力の分
散を計り得る有利な接合構造になつている。
横連結部材64の下半体66は、その基壁6
8に車体前後方向に指向する溝空間70が形成
されているが故に、前後方向で作用する曲げモ
ーメントに対して剛性が大きく、かつ車幅方向
(左右方向)に指向しスリツト100部で上半
体98に溶接される鍔76、および有底筒状体
72,72が68と一体に形成されているが故
に、車幅方向で作用する曲げモーメントおよび
車体中心線と平行な横連結部材64の中心線回
りのねじりモーメントに対して剛性が大きい。
8に車体前後方向に指向する溝空間70が形成
されているが故に、前後方向で作用する曲げモ
ーメントに対して剛性が大きく、かつ車幅方向
(左右方向)に指向しスリツト100部で上半
体98に溶接される鍔76、および有底筒状体
72,72が68と一体に形成されているが故
に、車幅方向で作用する曲げモーメントおよび
車体中心線と平行な横連結部材64の中心線回
りのねじりモーメントに対して剛性が大きい。
車輌走行時にリンク30,31を介する緩衝
装置34との連結関係により下半体66に作用
する大きな荷重が鍔76を介して上半体98の
中央部に伝達されるため(第24図)、下半体
66の負担が少なく、中空体である横連結部材
64全体の軽量化を計る上で有利な構造であ
る。
装置34との連結関係により下半体66に作用
する大きな荷重が鍔76を介して上半体98の
中央部に伝達されるため(第24図)、下半体
66の負担が少なく、中空体である横連結部材
64全体の軽量化を計る上で有利な構造であ
る。
前方腕部材44が横連結部材64とは別体品
として形成されているため、首部50の穴50
aを機械加工により除去する際、後方(端面5
8側)に邪魔な部材がなく加工容易であつて、
穴50aの深さhを十分大きくすることがで
き、前方腕部材44を可及的に軽量化すること
が可能である。
として形成されているため、首部50の穴50
aを機械加工により除去する際、後方(端面5
8側)に邪魔な部材がなく加工容易であつて、
穴50aの深さhを十分大きくすることがで
き、前方腕部材44を可及的に軽量化すること
が可能である。
前方腕部材44,62、後方腕部材116,
132を中空体として形成し、横連結部材64
を下半体66と上半体98より成る中空体とし
て形成し、それ等を一体に溶接してリヤフオー
ク36になしたため、リヤフオーク36は十分
軽量化されている。
132を中空体として形成し、横連結部材64
を下半体66と上半体98より成る中空体とし
て形成し、それ等を一体に溶接してリヤフオー
ク36になしたため、リヤフオーク36は十分
軽量化されている。
下半体66と上半体98とを一体に接合して
中空体を形成する場合、中空体の中央部で複数
の部片をもつて下半体66、上半体98を接合
することが考えられるが、その場合に比して、
下半体66の鍔76を上半体98のスリツト1
00に合致させ単一線に沿つて溶接を行う作業
は能率良好であり(溶接工数の削減)、また鍔
76とスリツト100との関係は下半体66に
対する上半体98の位置決めを容易にする。
中空体を形成する場合、中空体の中央部で複数
の部片をもつて下半体66、上半体98を接合
することが考えられるが、その場合に比して、
下半体66の鍔76を上半体98のスリツト1
00に合致させ単一線に沿つて溶接を行う作業
は能率良好であり(溶接工数の削減)、また鍔
76とスリツト100との関係は下半体66に
対する上半体98の位置決めを容易にする。
考案の効果
以上の説明から明らかな様に、前端の揺動支点
から離隔した位置で、横連結部材が左右の腕部材
を一体に連結した形状の自動二輪車用リヤフオー
クであつて、揺動支点となるピボツト軸側へ伸長
する左右の前方腕部材と、後車軸側へ伸長する左
右の後方腕部材と、横連結部材とをそれぞれ相互
に一体に溶接接合してこれを形成し、前方腕部材
の車体中心線側側面と横連結部材の前面とを平面
視彎曲形状で連続せしめ、前方腕部材と横連結部
材の溶接線を、前記彎曲した面から車体後方へ向
つて外拡がりになる平面視直線形状になしたリヤ
フオークが提案された。
から離隔した位置で、横連結部材が左右の腕部材
を一体に連結した形状の自動二輪車用リヤフオー
クであつて、揺動支点となるピボツト軸側へ伸長
する左右の前方腕部材と、後車軸側へ伸長する左
右の後方腕部材と、横連結部材とをそれぞれ相互
に一体に溶接接合してこれを形成し、前方腕部材
の車体中心線側側面と横連結部材の前面とを平面
視彎曲形状で連続せしめ、前方腕部材と横連結部
材の溶接線を、前記彎曲した面から車体後方へ向
つて外拡がりになる平面視直線形状になしたリヤ
フオークが提案された。
このリヤフオークでは、前方腕部材の車体中心
線側側面と横連結部材の前面とを平面視彎曲形状
で連続せしめ、前方腕部材と横連結部材の溶接線
を、前記彎曲した面から車体後方へ向つて外拡が
りになる平面視直線形状になしたため、前方腕部
材と横連結部材との溶接線を十分大きく確保する
ことができ、該溶接線が腕部材に作用する曲げ荷
重方向に対して傾斜していることともあいまつ
て、該リヤフオークは、曲げ荷重に対する応力の
分散を計り得る剛性の大きな構造体になつてい
る。
線側側面と横連結部材の前面とを平面視彎曲形状
で連続せしめ、前方腕部材と横連結部材の溶接線
を、前記彎曲した面から車体後方へ向つて外拡が
りになる平面視直線形状になしたため、前方腕部
材と横連結部材との溶接線を十分大きく確保する
ことができ、該溶接線が腕部材に作用する曲げ荷
重方向に対して傾斜していることともあいまつ
て、該リヤフオークは、曲げ荷重に対する応力の
分散を計り得る剛性の大きな構造体になつてい
る。
また、前方腕部材の機械加工による肉抜きは、
横連結部材とは無関係にこれを行うことができ、
切除加工の邪魔になる部材がないため、前方腕部
材の十分な薄肉、軽量化を計ることができる。
横連結部材とは無関係にこれを行うことができ、
切除加工の邪魔になる部材がないため、前方腕部
材の十分な薄肉、軽量化を計ることができる。
第1図は本考案の一実施例に係るリヤフオーク
を採用した自動二輪車の側面図、第2図は該リヤ
フオークの分解斜視図、第3図は該リヤフオーク
の平面図、第4図はその−線矢視図、第5図
は前記リヤフオークの左側前方腕部材を示す平面
図、第6図、第7図はそれぞれ第5図における
−線、−線矢視図、第8図は第5図におけ
る矢視図、第9図は前記リヤフオークの横連結
部材を構成する下半体の平面図、第10図、第1
1図、第12図は第9図における−線、
−線、−線矢視図、第13図、第1
4図はそれぞれ第9図における−線、
−線断面図、第15図は前記下半体と一体
に溶接接合されて横連結部材になされる上半体の
平面図、第16図、第17図、第18図はそれぞ
れ第15図における−線、−
線、−線矢視図、第19図は第15図に
おける−線断面図、第20図は前記前方
腕部材および横連結部材に一体に溶接接合される
左側後方腕部材の平面図、第21図、第22図は
第20図における−線、−
線矢視図、第23図は第3図における
−線断面図、第24図は前記リヤフオーク
と緩衝装置とのリンク接続関係を示す概略側面図
である。 10……自動二輪車、12……ヘツドパイプ、
14……主パイプ、16……ダウンチユーブ、1
8……センターピラー、20……座席支持パイ
プ、22……バツクステー、24……突片、26
……突片、28……ピボツト・ボルト、30……
リンク、32……リンク、34……緩衝装置、3
6……リヤフオーク、38……腕、40……腕、
42……横連結体、44……前方腕部材、46…
…ピボツト軸受け部、48……主胴、50……首
部、52……上壁、54……側壁、56……下
壁、58……端面、60……開先、62……前方
腕部材、64……横連結部材、66……下半体、
68……基壁、70……溝空間、72……有底筒
状体、74……孔、76……鍔、78……前壁、
80……上端面、82……前端面、84……前端
面、86……後壁、88……上端面、90……彎
曲端面、92……後端面、94……後端面、96
……嵌合片、98……上半体、100……スリツ
ト、102……開先、104……前壁、106…
…下端面、108……前端面、110……後壁、
112……下端面、114……後端面、116…
…後方腕部材、118……上半体、120……下
半体、122……前端面、124……横端面、1
26……横端面、128……彎曲端面、130…
…円形窓、132……後方腕部材、134……車
軸受け部材、136……車軸受け部材、RW……
後車輪、W1,W2,W3,W4,W5……溶接線。
を採用した自動二輪車の側面図、第2図は該リヤ
フオークの分解斜視図、第3図は該リヤフオーク
の平面図、第4図はその−線矢視図、第5図
は前記リヤフオークの左側前方腕部材を示す平面
図、第6図、第7図はそれぞれ第5図における
−線、−線矢視図、第8図は第5図におけ
る矢視図、第9図は前記リヤフオークの横連結
部材を構成する下半体の平面図、第10図、第1
1図、第12図は第9図における−線、
−線、−線矢視図、第13図、第1
4図はそれぞれ第9図における−線、
−線断面図、第15図は前記下半体と一体
に溶接接合されて横連結部材になされる上半体の
平面図、第16図、第17図、第18図はそれぞ
れ第15図における−線、−
線、−線矢視図、第19図は第15図に
おける−線断面図、第20図は前記前方
腕部材および横連結部材に一体に溶接接合される
左側後方腕部材の平面図、第21図、第22図は
第20図における−線、−
線矢視図、第23図は第3図における
−線断面図、第24図は前記リヤフオーク
と緩衝装置とのリンク接続関係を示す概略側面図
である。 10……自動二輪車、12……ヘツドパイプ、
14……主パイプ、16……ダウンチユーブ、1
8……センターピラー、20……座席支持パイ
プ、22……バツクステー、24……突片、26
……突片、28……ピボツト・ボルト、30……
リンク、32……リンク、34……緩衝装置、3
6……リヤフオーク、38……腕、40……腕、
42……横連結体、44……前方腕部材、46…
…ピボツト軸受け部、48……主胴、50……首
部、52……上壁、54……側壁、56……下
壁、58……端面、60……開先、62……前方
腕部材、64……横連結部材、66……下半体、
68……基壁、70……溝空間、72……有底筒
状体、74……孔、76……鍔、78……前壁、
80……上端面、82……前端面、84……前端
面、86……後壁、88……上端面、90……彎
曲端面、92……後端面、94……後端面、96
……嵌合片、98……上半体、100……スリツ
ト、102……開先、104……前壁、106…
…下端面、108……前端面、110……後壁、
112……下端面、114……後端面、116…
…後方腕部材、118……上半体、120……下
半体、122……前端面、124……横端面、1
26……横端面、128……彎曲端面、130…
…円形窓、132……後方腕部材、134……車
軸受け部材、136……車軸受け部材、RW……
後車輪、W1,W2,W3,W4,W5……溶接線。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 前端の揺動支点から離隔した位置で、横連結部
材が左、右の腕部材を一体に連結した形状の自動
二輪車用リヤフオークにおいて、 揺動支点となるピボツト軸側へ伸長する左、右
の前方腕部材と、後車軸側へ伸長する左、右の後
方腕部材と、横連結部材とをそれぞれ相互に一体
に溶接接合して成り、前方腕部材の車体中心線側
側面と横連結部材の前面とが平面視彎曲形状で連
なつており、前方腕部材と横連結部材の溶接線
を、前記彎曲した面から車体後方へ向つて外拡が
りになる平面視直線形状になしたことを特徴とす
る自動二輪車用リヤフオーク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3659787U JPH0534318Y2 (ja) | 1987-03-14 | 1987-03-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3659787U JPH0534318Y2 (ja) | 1987-03-14 | 1987-03-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63144389U JPS63144389U (ja) | 1988-09-22 |
| JPH0534318Y2 true JPH0534318Y2 (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=30847149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3659787U Expired - Lifetime JPH0534318Y2 (ja) | 1987-03-14 | 1987-03-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0534318Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2785024B2 (ja) * | 1988-12-28 | 1998-08-13 | 本田技研工業株式会社 | 自動2輪車のリヤスウィングアーム |
-
1987
- 1987-03-14 JP JP3659787U patent/JPH0534318Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63144389U (ja) | 1988-09-22 |
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