JPH0536779Y2 - - Google Patents
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- JPH0536779Y2 JPH0536779Y2 JP18220487U JP18220487U JPH0536779Y2 JP H0536779 Y2 JPH0536779 Y2 JP H0536779Y2 JP 18220487 U JP18220487 U JP 18220487U JP 18220487 U JP18220487 U JP 18220487U JP H0536779 Y2 JPH0536779 Y2 JP H0536779Y2
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- brake
- wheel
- brake fluid
- fluid pressure
- road
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Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 58
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 4
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 4
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は車輪のロツクをブレーキ液圧制御によ
り防ぐアンチスキツド制御装置に関するものであ
る。
り防ぐアンチスキツド制御装置に関するものであ
る。
(従来の技術)
車両の制動時に、車輪またはプロペラシヤフト
の回転状態、すなわち車輪の減速度あるいはスリ
ツプ率を検出し、該検出値に応じて車輪がある一
定のスリツプ率を保つようにブレーキ液圧を制御
し、車体の最大減速度と横方向安定性を得ようと
するアンチスキツド制御装置は既に知られてい
る。
の回転状態、すなわち車輪の減速度あるいはスリ
ツプ率を検出し、該検出値に応じて車輪がある一
定のスリツプ率を保つようにブレーキ液圧を制御
し、車体の最大減速度と横方向安定性を得ようと
するアンチスキツド制御装置は既に知られてい
る。
このアンチスキツド制御装置は、車両の各車輪
速度を検出し、該車輪速度に対応した速度信号を
送出する車輪速度センサと、ブレーキのオンオフ
を検出するブレーキスイツチと、対角輪の各ホイ
ールシリンダを繋ぐ2組のブレーキ配管と、該各
ブレーキ配管のブレーキ液圧をそれぞれ制御する
モジユレータと、該各モジユレータを作動させる
駆動信号を送出するそれぞれの駆動回路とを有
し、各車輪速度センサからの出力信号に基づき制
動時に車輪のロツク傾向を検出して、いずれかの
車輪がロツク傾向に在る場合には、該ロツク傾向
に在る車輪側の配管制御を行なうモジユレータを
駆動する駆動回路にアンチスキツド信号を送出
し、ブレーキ液圧の解除を実行させ、その後ブレ
ーキ液圧をホールド時間を間にはさんでステツプ
状に上昇させて、ロツク傾向に在る車輪のロツク
傾向を回避しつつ、制動を行なわしめるアンチス
キツド制御手段を備えるものであり、該アンチス
キツド制御装置を備える車両には、雪道等の所謂
低μ路やスプリツト路等で生じる後輪ロツクによ
つて引き起こされる車体の回頭を防ぐため、セレ
クトローバルブ(以下単にSLVと記す)が搭載
される場合が多い。
速度を検出し、該車輪速度に対応した速度信号を
送出する車輪速度センサと、ブレーキのオンオフ
を検出するブレーキスイツチと、対角輪の各ホイ
ールシリンダを繋ぐ2組のブレーキ配管と、該各
ブレーキ配管のブレーキ液圧をそれぞれ制御する
モジユレータと、該各モジユレータを作動させる
駆動信号を送出するそれぞれの駆動回路とを有
し、各車輪速度センサからの出力信号に基づき制
動時に車輪のロツク傾向を検出して、いずれかの
車輪がロツク傾向に在る場合には、該ロツク傾向
に在る車輪側の配管制御を行なうモジユレータを
駆動する駆動回路にアンチスキツド信号を送出
し、ブレーキ液圧の解除を実行させ、その後ブレ
ーキ液圧をホールド時間を間にはさんでステツプ
状に上昇させて、ロツク傾向に在る車輪のロツク
傾向を回避しつつ、制動を行なわしめるアンチス
キツド制御手段を備えるものであり、該アンチス
キツド制御装置を備える車両には、雪道等の所謂
低μ路やスプリツト路等で生じる後輪ロツクによ
つて引き起こされる車体の回頭を防ぐため、セレ
クトローバルブ(以下単にSLVと記す)が搭載
される場合が多い。
このSLVは、ロツク傾向にある車輪側のブレ
ーキ配管または液圧の低い側のブレーキ配管の液
圧に等しくなるよう、ロツク傾向にない車輪側の
ブレーキ配管または液圧の高い側のブレーキ配管
の後輪のブレーキ液圧を減圧させるもので、例え
ば左前輪がロツク傾向になると、X配管により同
じ配管で結ばれている右後輪のブレーキ液圧も左
前輪と共に解除されるが、SLVがあると左後輪
のブレーキ液圧も解除されることとなり、結局3
輪のブレーキ液圧が解除されるというものであ
り、何れかの車輪がロツク傾向になつても、常に
両後輪のブレーキ液圧が解除されるので、前述の
ように、特に低μ路やスプリツト路等で生じる後
輪ロツクを回避でき、車体の回頭を防ぐ目的で用
いられるものである。
ーキ配管または液圧の低い側のブレーキ配管の液
圧に等しくなるよう、ロツク傾向にない車輪側の
ブレーキ配管または液圧の高い側のブレーキ配管
の後輪のブレーキ液圧を減圧させるもので、例え
ば左前輪がロツク傾向になると、X配管により同
じ配管で結ばれている右後輪のブレーキ液圧も左
前輪と共に解除されるが、SLVがあると左後輪
のブレーキ液圧も解除されることとなり、結局3
輪のブレーキ液圧が解除されるというものであ
り、何れかの車輪がロツク傾向になつても、常に
両後輪のブレーキ液圧が解除されるので、前述の
ように、特に低μ路やスプリツト路等で生じる後
輪ロツクを回避でき、車体の回頭を防ぐ目的で用
いられるものである。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、車両が波状路、砂利道、凹凸路、地
道等の比較的路面抵抗の高い低μ路、すなわち悪
路を走行する場合には、車輪をロツク気味にして
玉砂利等を引きずりながら制動を行ない、制動距
離の短縮を図ることが望ましい。ところが、上記
所謂悪路走行中でも、従来は、上記アンチスキツ
ド制御、すなわちロツク傾向輪を検出したら該ロ
ツク傾向輪とその対角位置の車輪の2輪のブレー
キ液圧を解除してしまい、前述のSLVにより対
向位置の後輪のブレーキ液圧も解除してしまう制
御がなされてしまうので、車輪をロツク気味にし
て制動を行ないたいにも拘らず、3輪のブレーキ
液圧が解除されてしまい、その結果制動距離が延
びてしまうという問題点があつた。
道等の比較的路面抵抗の高い低μ路、すなわち悪
路を走行する場合には、車輪をロツク気味にして
玉砂利等を引きずりながら制動を行ない、制動距
離の短縮を図ることが望ましい。ところが、上記
所謂悪路走行中でも、従来は、上記アンチスキツ
ド制御、すなわちロツク傾向輪を検出したら該ロ
ツク傾向輪とその対角位置の車輪の2輪のブレー
キ液圧を解除してしまい、前述のSLVにより対
向位置の後輪のブレーキ液圧も解除してしまう制
御がなされてしまうので、車輪をロツク気味にし
て制動を行ないたいにも拘らず、3輪のブレーキ
液圧が解除されてしまい、その結果制動距離が延
びてしまうという問題点があつた。
また、上記アンチスキツド制御を、車輪速があ
る周波数の範囲内にある場合に実行すると、上述
のアンチスキツド信号によるブレーキ液圧のステ
ツプ状の込め動作による車輪の停止動作と回転動
作の繰り返しにより、エンジンまたはシヤーシ等
の所謂マウント系が発する振動が助長され、アン
チスキツド制御系とマウント系とが共振を起こす
ことが知られている。このジヤダーと称されるア
ンチスキツド制御系とマウント系との共振は、発
散傾向にあり減衰しないために、乗りごごちが良
くなく、また車輪速の方が車体速より速くなるの
で、そのような状態になると車体が引つ張られ、
さらに制動距離が延びてしまうという問題点があ
る。この傾向は、3輪が共に停止動作と回転動作
を繰り返す上述のような3輪同時制御を行なう場
合に特に顕著に現われる。
る周波数の範囲内にある場合に実行すると、上述
のアンチスキツド信号によるブレーキ液圧のステ
ツプ状の込め動作による車輪の停止動作と回転動
作の繰り返しにより、エンジンまたはシヤーシ等
の所謂マウント系が発する振動が助長され、アン
チスキツド制御系とマウント系とが共振を起こす
ことが知られている。このジヤダーと称されるア
ンチスキツド制御系とマウント系との共振は、発
散傾向にあり減衰しないために、乗りごごちが良
くなく、また車輪速の方が車体速より速くなるの
で、そのような状態になると車体が引つ張られ、
さらに制動距離が延びてしまうという問題点があ
る。この傾向は、3輪が共に停止動作と回転動作
を繰り返す上述のような3輪同時制御を行なう場
合に特に顕著に現われる。
本考案の目的は、波状路、砂利道、凹凸路、地
道等の比較的路面抵抗の高い悪路走行時に、制動
距離の短縮が図れると共に、ジヤダーを抑制し得
るアンチスキツド制御装置を提供することにあ
る。
道等の比較的路面抵抗の高い悪路走行時に、制動
距離の短縮が図れると共に、ジヤダーを抑制し得
るアンチスキツド制御装置を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段)
本考案のアンチスキツド制御装置は上記目的を
達成するために、第1図に示される如く、車両の
各車輪速度を検出し、該車輪速度に対応した速度
信号を送出する車輪速度センサ30と、ブレーキ
のオンオフを検出するブレーキスイツチ15と、
対角輪の各ホイールシリンダを繋ぐ2組のブレー
キ配管6,7と、該各ブレーキ配管6,7のブレ
ーキ液圧をそれぞれ制御するモジユレータ8a,
8bと、該各モジユレータ8a,8bを作動させ
る駆動信号を送出するそれぞれの駆動回路18
a,18bと、前記両ブレーキ配管6,7の途中
に配され、ロツク傾向にある車輪側のブレーキ配
管または液圧の低い側のブレーキ配管の液圧に等
しくなるよう、ロツク傾向にない車輪側のブレー
キ配管または液圧の高い側のブレーキ配管の後輪
のブレーキ液圧を減圧させるSLV200と、前
記速度信号に基づき車輪がロツク傾向に在るか否
かを検出し、いずれかの車輪がロツク傾向に在る
場合には、該ロツク傾向に在る車輪側のモジユレ
ータを駆動する駆動回路に、ブレーキ液圧の解除
を実行させ、その後ブレーキ液圧をホールド時間
を間にはさんでステツプ状に込めるアンチスキツ
ド信号を送出するアンチスキツド制御手段100
とを備えるアンチスキツド制御装置において、前
記ブレーキオフ時の前記速度信号の変動周波数を
算出する算出手段62と、該算出手段62からの
出力と所定値とを比較し、該出力が前記所定値以
上の場合には、悪路だとして悪路信号を送出する
比較手段63とからなるコントローラ17を有
し、前記SLV200の前後の同じ側のブレーキ
配管を繋ぐ各バイパス通路71a,71bと、前
記悪路信号を受けた時には、ブレーキ液を前記
SLV200に通さずに、該バイパス通路71a,
71b側に通るようそれぞれ切り換えるバイパス
弁68a,68bとをそれぞれ具備していること
を特徴としている。
達成するために、第1図に示される如く、車両の
各車輪速度を検出し、該車輪速度に対応した速度
信号を送出する車輪速度センサ30と、ブレーキ
のオンオフを検出するブレーキスイツチ15と、
対角輪の各ホイールシリンダを繋ぐ2組のブレー
キ配管6,7と、該各ブレーキ配管6,7のブレ
ーキ液圧をそれぞれ制御するモジユレータ8a,
8bと、該各モジユレータ8a,8bを作動させ
る駆動信号を送出するそれぞれの駆動回路18
a,18bと、前記両ブレーキ配管6,7の途中
に配され、ロツク傾向にある車輪側のブレーキ配
管または液圧の低い側のブレーキ配管の液圧に等
しくなるよう、ロツク傾向にない車輪側のブレー
キ配管または液圧の高い側のブレーキ配管の後輪
のブレーキ液圧を減圧させるSLV200と、前
記速度信号に基づき車輪がロツク傾向に在るか否
かを検出し、いずれかの車輪がロツク傾向に在る
場合には、該ロツク傾向に在る車輪側のモジユレ
ータを駆動する駆動回路に、ブレーキ液圧の解除
を実行させ、その後ブレーキ液圧をホールド時間
を間にはさんでステツプ状に込めるアンチスキツ
ド信号を送出するアンチスキツド制御手段100
とを備えるアンチスキツド制御装置において、前
記ブレーキオフ時の前記速度信号の変動周波数を
算出する算出手段62と、該算出手段62からの
出力と所定値とを比較し、該出力が前記所定値以
上の場合には、悪路だとして悪路信号を送出する
比較手段63とからなるコントローラ17を有
し、前記SLV200の前後の同じ側のブレーキ
配管を繋ぐ各バイパス通路71a,71bと、前
記悪路信号を受けた時には、ブレーキ液を前記
SLV200に通さずに、該バイパス通路71a,
71b側に通るようそれぞれ切り換えるバイパス
弁68a,68bとをそれぞれ具備していること
を特徴としている。
(作用)
本考案によれば、各車輪速度センサ30からの
出力は算出手段62に入力され、該算出手段62
においてブレーキオフ時の車輪速度の変動周波数
が算出されて該変動周波数は比較手段63に入力
されるが、該変動周波数が比較手段63において
悪路とみなせる所定値以上の場合には、悪路信号
がSLV200の上流に設けられるバイパス弁6
8a,68bに入力され、ブレーキ液がSLV2
00を通らずに、SLV200の前後の同じ側の
ブレーキ配管を繋ぐバイパス通路71a,71b
側を通るようそれぞれ切り換えられる。一方、ア
ンチスキツド制御手段100には各車輪速度セン
サ30からの出力信号とブレーキスイツチ15か
らのブレーキ信号とが入力され、いずれかの車輪
がロツク傾向に在るというアンチスキツド信号が
ロツク傾向輪側の駆動回路に送出され、該駆動回
路側のモジユレータがスキツド制御されるように
なるが、バイパス弁68a,68bによりブレー
キ液はSLV200を通らずに、直接対角位置の
各後輪のホイールシリンダ5に通じるよう切り換
えられており、3輪制御がなされずに、対角の2
輪制御のみがなされ、制動距離の短縮化が図られ
ると共にジヤダーが抑制されるようになる。
出力は算出手段62に入力され、該算出手段62
においてブレーキオフ時の車輪速度の変動周波数
が算出されて該変動周波数は比較手段63に入力
されるが、該変動周波数が比較手段63において
悪路とみなせる所定値以上の場合には、悪路信号
がSLV200の上流に設けられるバイパス弁6
8a,68bに入力され、ブレーキ液がSLV2
00を通らずに、SLV200の前後の同じ側の
ブレーキ配管を繋ぐバイパス通路71a,71b
側を通るようそれぞれ切り換えられる。一方、ア
ンチスキツド制御手段100には各車輪速度セン
サ30からの出力信号とブレーキスイツチ15か
らのブレーキ信号とが入力され、いずれかの車輪
がロツク傾向に在るというアンチスキツド信号が
ロツク傾向輪側の駆動回路に送出され、該駆動回
路側のモジユレータがスキツド制御されるように
なるが、バイパス弁68a,68bによりブレー
キ液はSLV200を通らずに、直接対角位置の
各後輪のホイールシリンダ5に通じるよう切り換
えられており、3輪制御がなされずに、対角の2
輪制御のみがなされ、制動距離の短縮化が図られ
ると共にジヤダーが抑制されるようになる。
(実施例)
以下本考案の実施例を図面を参照しながら説明
する。第2図は本考案の一実施例を示すセンター
デフのない4輪駆動車用アンチスキツド制御装置
の概略構成図であり、同図に示される如く、該ア
ンチスキツド制御装置は、前推進軸1と後推進軸
2とを直結するトランスフアー3と、マスタシリ
ンダ20から前後輪の各ホイールシリンダ4,5
にX配管された一対のブレーキ配管(ダイヤゴナ
ル配管とも称す)6,7及びこれらに各々取り付
けられたモジユレータ8a,8bと、モジユレー
タ8a,8bへ駆動信号を送出する駆動回路18
a,18bと、該モジユレータ8a,8bから分
岐する分岐管路21,22と、該分岐管路21,
22及びブレーキ配管6,7に渡つて取り付けら
れるSLV(セレクトローバルブ)200と、SLV
200の前後の同じ側のブレーキ配管を繋ぐバイ
パス通路71a,71bと、該バイパス通路71
a,71bの上流のブレーキ配管6,7との連結
部に設けられているバイパス弁68a,68b
と、SLV200と両後輪のホイールシリンダ5
との間に配置されるプロポーシヨニングバルブ3
00と、左右の各前輪LFW,RFWの回転速度を
検知すると共に、フロントデフ10の両側でアク
スルハウジングに支持された左右の2つの速度セ
ンサ30a,30bと、左右の各後輪LRW,
RRWの回転速度を検知すると共に、リヤデフ7
0の両側でアクスルハウジングに支持された左右
の2つの速度センサ30d,30cと、加減速度
センサ(以下単にGセンサと記す)13と、ブレ
ーキペダル14に連動してブレーキの作動(オン
オフ)を感知するブレーキスイツチ15と、イグ
ニシヨンスイツチ16がオンになると作動し、セ
ンサ30a,30b,30c,30d,13及び
ブレーキスイツチ15からの信号に応答して駆動
回路18a,18b及びバイパス弁68a,68
bに信号を送出するコントローラ17を備える。
ここで、速度センサ30a,30b,30c,3
0d及びGセンサ13は公知の構造のものであ
り、プロポーシヨニングバルブ300は後輪ロツ
クを防ぐために、後輪のブレーキ力よりも前輪の
ブレーキ力の方を強くさせるよう液圧配分を行な
うもので、これもまた公知の構造のものである。
そして、第2図において詳しく示すと図が繁雑に
なるので簡略化して示されているが、上記装置中
のSLV200及びその配管系は、実際は第3図
に拡大して示される如く構成されており、同図に
示されるように、マスタシリンダ20と、右前輪
RFWのホイールシリンダ4と左後輪LRWのホイ
ールシリンダ5とを結ぶブレーキ配管6とを連結
するモジユレータ8aは、マグネツトバルブ23
とポンプ25と図示されないリザーバとから構成
され、一方マスタシリンダ20と、左前輪LFW
のホイールシリンダ4と右後輪RRWのホイール
シリンダ5とを結ぶブレーキ配管7とを連結する
モジユレータ8bは、マグネツトバルブ24とポ
ンプ26と図示されないリザーバとから構成され
ており、該マグネツトバルブ23は、ブレーキ液
圧を込める時に選択するバルブ23aとブレーキ
液圧をホールドする時に選択するバルブ23bと
ブレーキ液圧を抜く時に選択するバルブ23cと
からなり、同様にマグネツトバルブ24は、バル
ブ24a,24b,24cとからなつている。一
方SLV200はスプール弁状を呈し、スライド
可能で互いに向き合う方向に突部200f,20
0gが形成されたスライダ201により、図にお
ける右側は右第1油室200aと右第2油室20
0bとに、左側は左第1油室200cと左第2油
室200dとにそれぞれ分段されており、該右第
1油室200aには、モジユレータ8aから分岐
した分岐管路21が、該左第1油室200cに
は、モジユレータ8bから分岐した分岐管路22
がそれぞれ連通している。一方、右第2油室20
0bには連通する第1小油室204が形成され、
該第1小油室204はブレーキ配管6に連通して
おり、同様に左第2油室200dには第2小油室
205が形成され、該第2小油室205はブレー
キ配管7に連通している。この第1小油室204
の内部には、ばね206により右第2油室200
b側に付勢されるボール208が配置され、同様
に、第2小油室205には、ばね207により左
第2油室200d側に付勢されるボール209が
配置されている。ここで、ばね206とボール2
08とにより右小バルブ302を、ばね207と
ボール209とにより左小バルブ303をそれぞ
れ構成している。そして、右第2油室200bは
左後輪LRWのホイールシリンダ5に、左第2油
室200dは右後輪RRWのホイールシリンダ5
にそれぞれ連結されており、右第2油室200b
と左後輪LRWのホイールシリンダ5との間及び
左第2油室200dと右後輪RRWのホイールシ
リンダ5との間には、プロポーシヨニングバルブ
300が配置されている。一方、SLV200よ
り上流のブレーキ配管6,7には、バイパス弁6
8a,68bがそれぞれ配置されており、該バイ
パス弁68a,68bには、SLV200より下
流のブレーキ配管6,7に連結するバイパス通路
71a,71bがそれぞれ繋がれている。このバ
イパス弁68a,68bはそれぞれ、SLV20
0を通してブレーキ液を移動させる際に選択する
バルブ68A,68DとSLV200を通さずに
ブレーキ液を移動させる際に選択するバルブ68
B,68Eとから構成されており、コントローラ
17からの信号に応答して作動するようになつて
いる。
する。第2図は本考案の一実施例を示すセンター
デフのない4輪駆動車用アンチスキツド制御装置
の概略構成図であり、同図に示される如く、該ア
ンチスキツド制御装置は、前推進軸1と後推進軸
2とを直結するトランスフアー3と、マスタシリ
ンダ20から前後輪の各ホイールシリンダ4,5
にX配管された一対のブレーキ配管(ダイヤゴナ
ル配管とも称す)6,7及びこれらに各々取り付
けられたモジユレータ8a,8bと、モジユレー
タ8a,8bへ駆動信号を送出する駆動回路18
a,18bと、該モジユレータ8a,8bから分
岐する分岐管路21,22と、該分岐管路21,
22及びブレーキ配管6,7に渡つて取り付けら
れるSLV(セレクトローバルブ)200と、SLV
200の前後の同じ側のブレーキ配管を繋ぐバイ
パス通路71a,71bと、該バイパス通路71
a,71bの上流のブレーキ配管6,7との連結
部に設けられているバイパス弁68a,68b
と、SLV200と両後輪のホイールシリンダ5
との間に配置されるプロポーシヨニングバルブ3
00と、左右の各前輪LFW,RFWの回転速度を
検知すると共に、フロントデフ10の両側でアク
スルハウジングに支持された左右の2つの速度セ
ンサ30a,30bと、左右の各後輪LRW,
RRWの回転速度を検知すると共に、リヤデフ7
0の両側でアクスルハウジングに支持された左右
の2つの速度センサ30d,30cと、加減速度
センサ(以下単にGセンサと記す)13と、ブレ
ーキペダル14に連動してブレーキの作動(オン
オフ)を感知するブレーキスイツチ15と、イグ
ニシヨンスイツチ16がオンになると作動し、セ
ンサ30a,30b,30c,30d,13及び
ブレーキスイツチ15からの信号に応答して駆動
回路18a,18b及びバイパス弁68a,68
bに信号を送出するコントローラ17を備える。
ここで、速度センサ30a,30b,30c,3
0d及びGセンサ13は公知の構造のものであ
り、プロポーシヨニングバルブ300は後輪ロツ
クを防ぐために、後輪のブレーキ力よりも前輪の
ブレーキ力の方を強くさせるよう液圧配分を行な
うもので、これもまた公知の構造のものである。
そして、第2図において詳しく示すと図が繁雑に
なるので簡略化して示されているが、上記装置中
のSLV200及びその配管系は、実際は第3図
に拡大して示される如く構成されており、同図に
示されるように、マスタシリンダ20と、右前輪
RFWのホイールシリンダ4と左後輪LRWのホイ
ールシリンダ5とを結ぶブレーキ配管6とを連結
するモジユレータ8aは、マグネツトバルブ23
とポンプ25と図示されないリザーバとから構成
され、一方マスタシリンダ20と、左前輪LFW
のホイールシリンダ4と右後輪RRWのホイール
シリンダ5とを結ぶブレーキ配管7とを連結する
モジユレータ8bは、マグネツトバルブ24とポ
ンプ26と図示されないリザーバとから構成され
ており、該マグネツトバルブ23は、ブレーキ液
圧を込める時に選択するバルブ23aとブレーキ
液圧をホールドする時に選択するバルブ23bと
ブレーキ液圧を抜く時に選択するバルブ23cと
からなり、同様にマグネツトバルブ24は、バル
ブ24a,24b,24cとからなつている。一
方SLV200はスプール弁状を呈し、スライド
可能で互いに向き合う方向に突部200f,20
0gが形成されたスライダ201により、図にお
ける右側は右第1油室200aと右第2油室20
0bとに、左側は左第1油室200cと左第2油
室200dとにそれぞれ分段されており、該右第
1油室200aには、モジユレータ8aから分岐
した分岐管路21が、該左第1油室200cに
は、モジユレータ8bから分岐した分岐管路22
がそれぞれ連通している。一方、右第2油室20
0bには連通する第1小油室204が形成され、
該第1小油室204はブレーキ配管6に連通して
おり、同様に左第2油室200dには第2小油室
205が形成され、該第2小油室205はブレー
キ配管7に連通している。この第1小油室204
の内部には、ばね206により右第2油室200
b側に付勢されるボール208が配置され、同様
に、第2小油室205には、ばね207により左
第2油室200d側に付勢されるボール209が
配置されている。ここで、ばね206とボール2
08とにより右小バルブ302を、ばね207と
ボール209とにより左小バルブ303をそれぞ
れ構成している。そして、右第2油室200bは
左後輪LRWのホイールシリンダ5に、左第2油
室200dは右後輪RRWのホイールシリンダ5
にそれぞれ連結されており、右第2油室200b
と左後輪LRWのホイールシリンダ5との間及び
左第2油室200dと右後輪RRWのホイールシ
リンダ5との間には、プロポーシヨニングバルブ
300が配置されている。一方、SLV200よ
り上流のブレーキ配管6,7には、バイパス弁6
8a,68bがそれぞれ配置されており、該バイ
パス弁68a,68bには、SLV200より下
流のブレーキ配管6,7に連結するバイパス通路
71a,71bがそれぞれ繋がれている。このバ
イパス弁68a,68bはそれぞれ、SLV20
0を通してブレーキ液を移動させる際に選択する
バルブ68A,68DとSLV200を通さずに
ブレーキ液を移動させる際に選択するバルブ68
B,68Eとから構成されており、コントローラ
17からの信号に応答して作動するようになつて
いる。
このように構成されているので、例えば、制動
時に、左前輪LFWがロツク傾向になると、コン
トローラ17からの信号により駆動回路18a,
18bからモジユレータ8a,8bに駆動信号が
送出され、マグネツトバルブ23,24は、第3
図に示されるようにそれぞれ、ブレーキ液圧を込
めるバルブ23a、ブレーキ液圧を抜くバルブ2
4cを選択するようになり、左前輪LFW側のブ
レーキ配管7内が減圧され、該ブレーキ配管7に
連通する左第2油室200d内の圧力が下がり、
それに伴いスライダ201が右第1油室200a
側(図における右側)に移動する。すると、スラ
イダ201に形成されていた突部200fも右側
に移動するので、突部200fにより図における
左側に押されていたボール208が、ばね206
の付勢力により右側に移動し、右小バルブ302
を図に示す如く閉にする。これにより、右第2油
室200bはマスタシリンダ20側から、すなわ
ち右小バルブ302より上流のブレーキ配管6か
ら切離され、左後輪LRWのホイールシリンダ5
からブレーキ液がブレーキ配管6を伝つて移動
し、左第2油室200d内の圧力と同じになり釣
り合うまで移動する。すなわち、例えば左前輪
LFWがロツク傾向になると、該左前輪LFW側の
ブレーキ配管7内が減圧され、左前輪LFWの対
角にある右後輪RRWのブレーキ液圧も解除され
るが、SLV200があることから、左後輪LRW
のブレーキ液圧も解除されることとなり、結局
は、ロツク傾向にあつた左前輪LFWと右後輪
RRWと左後輪LRWの3輪のブレーキ液圧が解除
され、制動距離よりは、むしろ回頭を防ぐことに
重きを置くアンチスキツド制御が行なわれる。一
方、コントローラ17からバイパス弁68a,6
8bに信号が送出され、バルブ68B,68Eを
選択するようになると、ブレーキ液はSLV20
0を通らずにバイパス通路71a,71bをそれ
ぞれ通るようになり、この場合にアンチスキツド
制御が行なわれると、SLV200が働かないた
め、ロツク傾向にある車輪側の対向側の後輪のブ
レーキ液圧解除がなされずに、ロツク傾向にある
車輪側のブレーキ液圧解除のみ行なわれるように
なる。よつて、例えば左前輪LFWがロツク傾向
になると、該左前輪LFW側のブレーキ配管7内
が減圧され、左前輪LFWの対角にある右後輪
RRWのブレーキ液圧もバイパス通路71bによ
り解除されるが、今度はSLV200が働かない
ので、左後輪LRWのブレーキ液圧は解除されず、
結局はロツク傾向にあつた左前輪LFWと右後輪
RRWとの2輪のブレーキ液圧のみが解除され、
回頭よりはむしろ制動距離短縮に重きを置くアン
チスキツド制御が行なわれるようになる。
時に、左前輪LFWがロツク傾向になると、コン
トローラ17からの信号により駆動回路18a,
18bからモジユレータ8a,8bに駆動信号が
送出され、マグネツトバルブ23,24は、第3
図に示されるようにそれぞれ、ブレーキ液圧を込
めるバルブ23a、ブレーキ液圧を抜くバルブ2
4cを選択するようになり、左前輪LFW側のブ
レーキ配管7内が減圧され、該ブレーキ配管7に
連通する左第2油室200d内の圧力が下がり、
それに伴いスライダ201が右第1油室200a
側(図における右側)に移動する。すると、スラ
イダ201に形成されていた突部200fも右側
に移動するので、突部200fにより図における
左側に押されていたボール208が、ばね206
の付勢力により右側に移動し、右小バルブ302
を図に示す如く閉にする。これにより、右第2油
室200bはマスタシリンダ20側から、すなわ
ち右小バルブ302より上流のブレーキ配管6か
ら切離され、左後輪LRWのホイールシリンダ5
からブレーキ液がブレーキ配管6を伝つて移動
し、左第2油室200d内の圧力と同じになり釣
り合うまで移動する。すなわち、例えば左前輪
LFWがロツク傾向になると、該左前輪LFW側の
ブレーキ配管7内が減圧され、左前輪LFWの対
角にある右後輪RRWのブレーキ液圧も解除され
るが、SLV200があることから、左後輪LRW
のブレーキ液圧も解除されることとなり、結局
は、ロツク傾向にあつた左前輪LFWと右後輪
RRWと左後輪LRWの3輪のブレーキ液圧が解除
され、制動距離よりは、むしろ回頭を防ぐことに
重きを置くアンチスキツド制御が行なわれる。一
方、コントローラ17からバイパス弁68a,6
8bに信号が送出され、バルブ68B,68Eを
選択するようになると、ブレーキ液はSLV20
0を通らずにバイパス通路71a,71bをそれ
ぞれ通るようになり、この場合にアンチスキツド
制御が行なわれると、SLV200が働かないた
め、ロツク傾向にある車輪側の対向側の後輪のブ
レーキ液圧解除がなされずに、ロツク傾向にある
車輪側のブレーキ液圧解除のみ行なわれるように
なる。よつて、例えば左前輪LFWがロツク傾向
になると、該左前輪LFW側のブレーキ配管7内
が減圧され、左前輪LFWの対角にある右後輪
RRWのブレーキ液圧もバイパス通路71bによ
り解除されるが、今度はSLV200が働かない
ので、左後輪LRWのブレーキ液圧は解除されず、
結局はロツク傾向にあつた左前輪LFWと右後輪
RRWとの2輪のブレーキ液圧のみが解除され、
回頭よりはむしろ制動距離短縮に重きを置くアン
チスキツド制御が行なわれるようになる。
ここで、上記モジユレータ8a,8b及びバイ
パス弁68a,68bに駆動信号を送るよう司る
前述のコントローラ17は、第1図における算出
手段62、比較手段63、アンチスキツド制御手
段100と同様の機能を達成できるように構成さ
れているマイクロコンピユータであり、さらにコ
ントローラ17内のROMには上記機能を達成で
きるプログラムが書き込まれ、各設定値やデータ
テーブルが記憶処理される。ROMに書き込まれ
たプログラムをフローチヤートで示すと第4図の
ようになる。
パス弁68a,68bに駆動信号を送るよう司る
前述のコントローラ17は、第1図における算出
手段62、比較手段63、アンチスキツド制御手
段100と同様の機能を達成できるように構成さ
れているマイクロコンピユータであり、さらにコ
ントローラ17内のROMには上記機能を達成で
きるプログラムが書き込まれ、各設定値やデータ
テーブルが記憶処理される。ROMに書き込まれ
たプログラムをフローチヤートで示すと第4図の
ようになる。
以下プログラムに従い本装置の作動を説明する。
プログラムがスタートすると、まずステツプ1
においてフラグを0にセツトし、ステツプ2へ進
み、ステツプ2では、各センサ、すなわち車輪速
度センサ30a,30b,30c,30d及びG
センサ13からの出力値を読みこんでステツプ3
へ進み、ステツプ3ではブレーキスイツチ15が
オンか否か、すなわちブレーキペダル14が踏み
込まれているか否かを判定し、踏み込まれている
ならばステツプ4へ進み、一方踏み込まれていな
いならばステツプ5へ進み、ステツプ5では、各
車輪の変動周波数を各車輪速度センサ30a,3
0b,30c,30dからの出力値に基づいて算
出し、ステツプ6へ進み、ステツプ6では、その
変動周波数が所定値以上か否かの判定を行なう。
ここで波状路、砂利道、凹凸路、地道等の比較的
路面抵抗の高い所謂悪路を走行する際の車輪速度
の波形は、周期の短い略正弦波または波形上にギ
ザギザを有する周期の短い略正弦波となることが
知られており、その時、すなわち悪路の時の周波
数が所定値として設定されているので、算出され
た変動周波数が該所定値以上の場合には悪路と判
定してステツプ7へ進み、ステツプ7においてフ
ラグを1にセツトし、その後ステツプ2に戻り、
一方所定値より小さい場合には悪路ではないと判
定してステツプ8へ進み、ステツプ8においてフ
ラグを0にセツトし、その後ステツプ2に戻る。
なお、ここで言う所定値は実験的に決定される値
であり、本実施例においては、13〜14Hzに設定さ
れている。そしてステツプ2に戻つたら、前述と
同様にステツプ2、ステツプ3と進み、ステツプ
3においてブレーキスイツチ15がオンである、
すなわちブレーキペダル14が踏み込まれている
と判定されたならば、ステツプ4へ進み、ステツ
プ4ではロツク傾向輪があるか否かの判定を行な
い、ロツク傾向輪が無い場合(ロツクに向かう車
輪が無い場合)には、アンチスキツド制御を行な
う必要が無いのでステツプ2へ戻り、一方ロツク
傾向輪がある場合(ロツクに向かう車輪がある場
合)には、ステツプ9へ進み、ステツプ9におい
て、前述のフラグが1か否か、すなわち悪路か否
かの判定を行なう。ここでフラグが0の場合に
は、悪路ではないとしてステツプ10へ進み、制動
距離短縮よりも回頭を回避する従来の通常のアン
チスキツド制御、すなわち前輪1輪と後輪2輪の
ブレーキ液圧制御を行なわしめ、その後ステツプ
2へリターンし、一方フラグが1の場合には、悪
路だとしてステツプ11へ進み、ステツプ11におい
て、バイパス弁68a,68bに信号を送り、バ
ルブ68B,68Eを選択させ、SLV200に
ブレーキ液を通さずに、バイパス通路71a,7
1bを通過させるようにして、すなわちSLV2
00を不作動にしてステツプ10へ進み、ステツプ
S10において、通常のアンチスキツド制御を行な
い、ステツプ4においてロツク傾向にあると判断
された車輪とその対角輪のみのブレーキ液圧を解
除し、その後該2輪のステツプ状のブレーキ液圧
込め動作を行なつて、その後ステツプ2へリター
ンする。
においてフラグを0にセツトし、ステツプ2へ進
み、ステツプ2では、各センサ、すなわち車輪速
度センサ30a,30b,30c,30d及びG
センサ13からの出力値を読みこんでステツプ3
へ進み、ステツプ3ではブレーキスイツチ15が
オンか否か、すなわちブレーキペダル14が踏み
込まれているか否かを判定し、踏み込まれている
ならばステツプ4へ進み、一方踏み込まれていな
いならばステツプ5へ進み、ステツプ5では、各
車輪の変動周波数を各車輪速度センサ30a,3
0b,30c,30dからの出力値に基づいて算
出し、ステツプ6へ進み、ステツプ6では、その
変動周波数が所定値以上か否かの判定を行なう。
ここで波状路、砂利道、凹凸路、地道等の比較的
路面抵抗の高い所謂悪路を走行する際の車輪速度
の波形は、周期の短い略正弦波または波形上にギ
ザギザを有する周期の短い略正弦波となることが
知られており、その時、すなわち悪路の時の周波
数が所定値として設定されているので、算出され
た変動周波数が該所定値以上の場合には悪路と判
定してステツプ7へ進み、ステツプ7においてフ
ラグを1にセツトし、その後ステツプ2に戻り、
一方所定値より小さい場合には悪路ではないと判
定してステツプ8へ進み、ステツプ8においてフ
ラグを0にセツトし、その後ステツプ2に戻る。
なお、ここで言う所定値は実験的に決定される値
であり、本実施例においては、13〜14Hzに設定さ
れている。そしてステツプ2に戻つたら、前述と
同様にステツプ2、ステツプ3と進み、ステツプ
3においてブレーキスイツチ15がオンである、
すなわちブレーキペダル14が踏み込まれている
と判定されたならば、ステツプ4へ進み、ステツ
プ4ではロツク傾向輪があるか否かの判定を行な
い、ロツク傾向輪が無い場合(ロツクに向かう車
輪が無い場合)には、アンチスキツド制御を行な
う必要が無いのでステツプ2へ戻り、一方ロツク
傾向輪がある場合(ロツクに向かう車輪がある場
合)には、ステツプ9へ進み、ステツプ9におい
て、前述のフラグが1か否か、すなわち悪路か否
かの判定を行なう。ここでフラグが0の場合に
は、悪路ではないとしてステツプ10へ進み、制動
距離短縮よりも回頭を回避する従来の通常のアン
チスキツド制御、すなわち前輪1輪と後輪2輪の
ブレーキ液圧制御を行なわしめ、その後ステツプ
2へリターンし、一方フラグが1の場合には、悪
路だとしてステツプ11へ進み、ステツプ11におい
て、バイパス弁68a,68bに信号を送り、バ
ルブ68B,68Eを選択させ、SLV200に
ブレーキ液を通さずに、バイパス通路71a,7
1bを通過させるようにして、すなわちSLV2
00を不作動にしてステツプ10へ進み、ステツプ
S10において、通常のアンチスキツド制御を行な
い、ステツプ4においてロツク傾向にあると判断
された車輪とその対角輪のみのブレーキ液圧を解
除し、その後該2輪のステツプ状のブレーキ液圧
込め動作を行なつて、その後ステツプ2へリター
ンする。
このように本考案においては、悪路走行中の制
動時には、SLV200を不作動にすべくバイパ
ス弁68a,68bによりブレーキ液をバイパス
通路71a,71b側に通させるようにし、ロツ
ク傾向にあると判断された車輪とその対角輪のみ
のブレーキ液圧を解除するようにしたので、従来
の3輪ブレーキ液圧解除信号を行なう車両に比べ
て制動距離が短縮される。また、従来の3輪ブレ
ーキ液圧解除に比べてジヤダーを増幅しにくいの
で、乗りごこちが良くなり、制動距離をさらに延
ばすことが防止される。
動時には、SLV200を不作動にすべくバイパ
ス弁68a,68bによりブレーキ液をバイパス
通路71a,71b側に通させるようにし、ロツ
ク傾向にあると判断された車輪とその対角輪のみ
のブレーキ液圧を解除するようにしたので、従来
の3輪ブレーキ液圧解除信号を行なう車両に比べ
て制動距離が短縮される。また、従来の3輪ブレ
ーキ液圧解除に比べてジヤダーを増幅しにくいの
で、乗りごこちが良くなり、制動距離をさらに延
ばすことが防止される。
なお、上記実施例の4輪駆動車には、後輪ロツ
クを生じさせないためにプロポーシヨニングバル
ブ300が搭載されているが、プロポーシヨニン
グバルブ300はあつてもなくても良く、また上
記実施例においては、センターデフを持たない直
結4駆車に対する適用例が述べられているが、セ
ンターデフを有する4輪駆動車に対しても勿論適
用可能である。
クを生じさせないためにプロポーシヨニングバル
ブ300が搭載されているが、プロポーシヨニン
グバルブ300はあつてもなくても良く、また上
記実施例においては、センターデフを持たない直
結4駆車に対する適用例が述べられているが、セ
ンターデフを有する4輪駆動車に対しても勿論適
用可能である。
(考案の効果)
以上のように本考案によれば、ブレーキオフ時
の車輪速度の変動周波数を算出し、該算出値が悪
路とみなせる所定値以上の場合には、ブレーキ液
をSLVを通さずに、バイパス通路側に通すよう
にしたので、対角輪のみのブレーキ液圧制御が行
なわれ、従来に比べ悪路走行時における制動距離
の短縮が図れると共に、ジヤダーを制御すること
が可能となる。
の車輪速度の変動周波数を算出し、該算出値が悪
路とみなせる所定値以上の場合には、ブレーキ液
をSLVを通さずに、バイパス通路側に通すよう
にしたので、対角輪のみのブレーキ液圧制御が行
なわれ、従来に比べ悪路走行時における制動距離
の短縮が図れると共に、ジヤダーを制御すること
が可能となる。
第1図は本考案の全体構成図、第2図は本考案
の一実施例を示すアンチスキツド制御装置の概略
構成図、第3図は同上装置中のセレクトローバル
ブ及びその配管系の拡大構成図、第4図は第2図
中のコントローラ内に記憶されているプログラム
のフローチヤート、である。 4,5……ホイールシリンダ、6,7……ブレ
ーキ配管、8a,8b……モジユレータ、14…
…ブレーキペダル、15……ブレーキスイツチ、
17……コントローラ、18a,18b……駆動
回路、30,30a,30b,30c,30d…
…車輪速度センサ、62……算出手段、63……
比較手段、68a,68b……バイパス弁、71
a,71b……バイパス通路、100……アンチ
スキツド制御手段、200……セレクトローバル
ブ、LFW,RFW……前輪、LRW,RRW……後
輪。
の一実施例を示すアンチスキツド制御装置の概略
構成図、第3図は同上装置中のセレクトローバル
ブ及びその配管系の拡大構成図、第4図は第2図
中のコントローラ内に記憶されているプログラム
のフローチヤート、である。 4,5……ホイールシリンダ、6,7……ブレ
ーキ配管、8a,8b……モジユレータ、14…
…ブレーキペダル、15……ブレーキスイツチ、
17……コントローラ、18a,18b……駆動
回路、30,30a,30b,30c,30d…
…車輪速度センサ、62……算出手段、63……
比較手段、68a,68b……バイパス弁、71
a,71b……バイパス通路、100……アンチ
スキツド制御手段、200……セレクトローバル
ブ、LFW,RFW……前輪、LRW,RRW……後
輪。
Claims (1)
- 車両の各車輪速度を検出し、該車輪速度に対応
した速度信号を送出する車輪速度センサと、ブレ
ーキのオンオフを検出するブレーキスイツチと、
対角輪の各ホイールシリンダを繋ぐ2組のブレー
キ配管と、該各ブレーキ配管のブレーキ液圧をそ
れぞれ制御するモジユレータと、該各モジユレー
タを作動させる駆動信号を送出するそれぞれの駆
動回路と、前記両ブレーキ配管の途中に配され、
ロツク傾向にある車輪側のブレーキ配管または液
圧の低い側のブレーキ配管の液圧に等しくなるよ
う、ロツク傾向にない車輪側のブレーキ配管また
は液圧の高い側のブレーキ配管の後輪のブレーキ
液圧を減圧させるセレクトローバルブと、前記速
度信号に基づき車輪がロツク傾向に在るか否かを
検出し、いずれかの車輪がロツク傾向に在る場合
には、該ロツク傾向に在る車輪側のモジユレータ
を駆動する駆動回路に、ブレーキ液圧の解除を実
行させ、その後ブレーキ液圧をホールド時間を間
にはさんでステツプ状に込めるアンチスキツド信
号を送出するアンチスキツド制御手段とを備える
アンチスキツド制御装置において、前記ブレーキ
オフ時の前記速度信号の変動周波数を算出する算
出手段と、該算出手段からの出力と所定値とを比
較し、該出力が前記所定値以上の場合には、悪路
だとして悪路信号を送出する比較手段とからなる
コントローラを有し、前記セレクトローバルブの
前後の同じ側のブレーキ配管を繋ぐ各バイパス通
路と、前記悪路信号を受けた時には、ブレーキ液
を前記セレクトローバルブに通さずに、該バイパ
ス通路側に通るよう切り換えるバイパス弁とをそ
れぞれ具備していることを特徴とするアンチスキ
ツド制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18220487U JPH0536779Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18220487U JPH0536779Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0185171U JPH0185171U (ja) | 1989-06-06 |
| JPH0536779Y2 true JPH0536779Y2 (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=31473655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18220487U Expired - Lifetime JPH0536779Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0536779Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP18220487U patent/JPH0536779Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0185171U (ja) | 1989-06-06 |
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