JPH0537085Y2 - - Google Patents

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JPH0537085Y2
JPH0537085Y2 JP1986166412U JP16641286U JPH0537085Y2 JP H0537085 Y2 JPH0537085 Y2 JP H0537085Y2 JP 1986166412 U JP1986166412 U JP 1986166412U JP 16641286 U JP16641286 U JP 16641286U JP H0537085 Y2 JPH0537085 Y2 JP H0537085Y2
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oil
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tank
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トラクタのミツシヨンケースを兼用
する油圧機器作動オイルのタンク装置に関し、タ
ンクから吸入されるオイル内への大量の空気の混
入防止を図るものである。
(従来の技術) トラクタのミツシヨンケース兼用タンク装置に
あつては、油圧装置、油圧クラツチ、パワーステ
アリング装置等の油圧機器の作動オイルの吸入口
は、油面低下によつても吸入に支障なきよう一般
にタンク内下部に開口されている。そして、ミツ
シヨン歯車はその回転により空気をオイル中に巻
込むため、ミツシヨン歯車がタンク内下部に配置
されている場合には、巻込まれた大量の空気が気
泡として浮上せずに吸入口から吸込まれることが
ある。そこで、その吸入口からの空気の吹込みを
防止するためのものとして、実開昭59−165225号
公報に開示されたものがある。これは、タンク下
部に開口される吸入口を、タンク下部に配置され
たミツシヨン歯車からできるだけ前後方向に離反
させた位置に設け、吸入口からの気泡の吸込み減
少を図つているものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のものでは、タンク内オイルに前後方
向の流れがない場合は、気泡は上昇するために吸
入口から大量の空気が吸込まれるのは防止でき
る。
しかし、トラクタのミツシヨンケースにあつて
は、動力伝達軸を支持する必要上、前後方向に複
数の隔壁が設けられ、また、隔壁間でオイルを前
後に流通させるために各隔壁下部にオイル連通口
が設けられている。そのため、油圧機器の使用に
よつて隔壁間で油面高さに差が生じたり、トラク
タが前後方向の傾斜地を走行するような場合は、
タンク内オイルに前後方向の流れが生じ、それに
よつて気泡も前後に移動して吸入口から大量の空
気が吸込まれてしまう。そうすると、オイル吸入
用ポンプの故障、油圧機器の作動不良、オイル配
管のびびり振動といつた問題が生じる。
本考案は上記問題点を解決することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案が、従来技術の問題点を解決するために
講じる技術的手段は、トラクタのミツシヨンケー
スとして兼用されかつ後部に油圧装置12の油戻
し装置13を有する油圧機器作動オイル用タンク
1内に、前後一対の隔壁7a,7bが前記油戻し
装置13より前方に設けられ、これら両隔壁7
a,7bの下部側にミツシヨン歯車3が配置され
ないものとされ、さらに各隔壁7a,7b下部に
は、オイルを前後方向に流通させるための連通口
8a,8bが設けられているものにおいて、 前記油圧装置12へオイルを供給するためのオ
イル吸入口9が両隔壁7a,7b間の下部で開口
され、後方隔壁7bの後方から前方隔壁7aの前
方へオイルを直接連通させる管体14が前記連通
口8a,8b間にわたつて架設されていると共
に、その管体14の後方隔壁7b側端部に、後方
隔壁7b側の連通口8bを略閉塞してオイルが後
方隔壁7bの後方から両隔壁7a,7b間に至る
のを制限する閉塞板15が取付けられている点に
ある。
(作用) 吸入口9が開口する前後隔壁7a,7b間の下
部にはミツシヨン歯車3が配置されないため、前
後隔壁7a,7b間では、ミツシヨン歯車3の回
転によりオイル中に巻込まれた空気が吸入口9か
ら吸入されることはない。
一方、オイル吸入口9と油戻し装置13による
オイルの吸排を介して後方隔壁7bの前後で油面
に差が生じると、オイルはタンク1内を後方から
前方に向かつて流れることになる。
この場合、後方隔壁7bより後方のオイルは、
閉塞板15によつて両隔壁7a,7b間に至るの
を制限されているので、その大部分が管体14内
を通つて前方隔壁7aの前方に至り、その後、前
方隔壁7aの連通口8aより両隔壁7a,7b間
に至るというように、タンク1内を迂回して循環
する。
従つて、後方隔壁7bより後方のミツシヨン歯
車3の回転によつてオイル中に気泡が発生して
も、その気泡の大部分は管体14内を通つて一旦
前方隔壁7aより前方に至つた後そのほとんどが
上昇してしまい、気泡を含んだオイルが両隔壁7
a,7b間に流入することはほとんどない。
また、前方隔壁7aの前方において発生する気
泡は、かかる気泡を含んだオイルが管体14の前
方において管体14内を流れるオイルとぶつかり
合うので、当該前方隔壁7aの前方においてほと
んど上昇してしまい、連通口8aから両隔壁7
a,7b間に至ることが防止される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図はトラクタのミツシヨンケースを兼用す
る油圧機器作動オイル用タンク1の内部を示し、
オイル2が貯溜されると共に、前輪、後輪及び
PTO軸へエンジン動力を伝達するため、ミツシ
ヨン歯車3群や動力伝達軸4群等で構成されるミ
ツシヨン装置を内蔵する。このミツシヨン装置に
おいて、4aは中空の第一伝達軸で、前端がエン
ジン(図示省略)に連動連結され、その内部には
PTO伝達軸4bが内嵌されている。4cは第二
伝達軸で、変速装置5を介して第一伝達軸4aか
ら動力を伝達され、後端側で後輪デフ装置6に動
力を伝達する。4bは前輪動力取出軸で、その前
端側でトラクタ前輪(図示省略)に動力を伝達す
る。この取出軸4bへは、第二伝達軸4cと取出
軸4d自身とに取付けられた歯車3a,3bを介
して動力が伝達されるが、取出軸4bに取付けら
れた歯車3bはタンク1下部に配置されている。
また、タンク1内部には動力伝達軸3を軸受を
介して支持するため複数の隔壁7が前後に列設さ
れている。各隔壁7の下部には、タンク内オイル
を前後方向に流通させるための連通口8が設けら
れている。これら隔壁7のうち、第1図中左端の
前後隔壁7a,7b間には、ミツシヨン歯車3が
配置されていない。そして、その後方隔壁7b下
部前面に第2図示のようにオイル吸入口9が開口
されている。この吸入口9は、後方隔壁7b内部
に貫設されたオイル流路10からタンク外側面に
取付けられたオイルフイルタ11に連通し、オイ
ルフイルタ11から油圧配管、オイル吸入用ポン
プ(図示省略)を介して油圧機器にオイルが供給
される。本実施例では油圧機器としてタンク1後
端上面に取付けられる油圧装置12を示す。この
油圧装置12に供給されたオイルは、後方隔壁7
b後方のコントロールバルブ(油戻し装置)13
のドレン口(図示省略)を介してタンク1内に戻
される。
そして、前方隔壁7a下部の連通口8aと、後
方隔壁7b下部の連通口8bとにわたる管体14
が設けられている。この管体14には、第4図に
も示すように後端に取付フランジ(閉塞板)15
が設けられている。この取付フランジ15がボル
ト16によつて後方隔壁7bの前面に取付けら
れ、管体14の前端が第3図にも示すように前方
隔壁7a下部の連通口8aに挿通されて前方突出
されることで、管体14の前端開口14aは前方
隔壁7aの前方に向かい開口し、後端開口14b
は後方隔壁7bの後方に向かい開口するものとさ
れている。また、取付フランジ15は、第2図示
のように後方隔壁7b下部の連通口8bをわずか
の隙間を残してほぼ閉鎖するものとされている。
上記構成においては、前後隔壁7a,7bでは
ミツシヨン歯車3が配置されていないため、歯車
回転によるオイル中への空気の巻込みがなく、吸
入口9からの空気の吸入が防止される。また、前
後隔壁7a,7b間でオイルが吸入されて油面が
低下し、後方隔壁7b後方で油圧装置12からオ
イルが戻されて油面上昇することにより、タンク
内オイルに前方に向かう流れが生じたような場
合、後方隔壁7bより後方のオイルは、取付フラ
ンジ15によつて両隔壁7a,7b間に至るのを
制限されるので、その大部分は管体14内を通つ
て前方隔壁7a前方に至り、そこから前方隔壁7
a下部の連通口8aを通つて前後隔壁7a,7b
間に至る。これにより、後方隔壁7b後方下部の
ミツシヨン歯車3の回転によりオイル中に空気の
巻込みがあつても、その空気は気泡となつてオイ
ルと共に一旦は前方隔壁7aの前方に至り、そこ
から一部は前後隔壁7a,7b間に至つても、大
部分は上昇することで前後隔壁7a,7b間へ流
入することはない。さらに本実施例では吸入口9
は後方隔壁7bの前面に開設されるため、前方隔
壁7a下部の連通口8aから流入する気泡は吸入
口9に至るまでに上昇し、吸入口9からの空気の
吸入はほとんどなくなる。さらに、上記実施例で
は、管体14の前端開口14aは前方隔壁7aよ
りも前方に離れた位置で前方に向かつて開口する
ことで、管体14から流出した気泡が前方隔壁7
a下部の連通口8aから前後隔壁7a,7b間に
流入するまでに上昇することが図られている。
なお、上記実施例では前後隔壁7a,7b間に
はミツシヨン歯車3が配置されていないが、下部
側に配置されていなければ、上部側に配置されて
いても巻込まれた空気は上昇するために支障はな
い。また、吸入口9は後方隔壁7bの前面下部に
開口しているが、前後隔壁7a,7b間の下部で
開口するものであればよく、例えばタンク1側壁
下部に開口するものでもよい。
第5図及び第6図は、吸入口9に取付可能な吸
入管17を示す。この吸入管17は、外筒18と
内筒19とで二重管構造とされ、各筒18,19
外周には多数の細孔20が開口され、内筒19が
吸入口9に挿入されるものである。また、内筒1
9と外筒18との細孔20位置は第6図示のよう
に周方向にずらしたものとされている。そして、
オイルは細孔20を通つて外筒18から内筒19
を経由して吸入される。このように、細孔20か
らオイルを吸入することでオイル中の気泡の吸入
は減少される。
第7図及び第8図は比較例に係り、前後隔壁7
a,7b間にわたる管体14を設けず、単に遮蔽
板21を後方隔壁7bの前面に取付けたものを示
す。この遮蔽板21は、連通口8bの右半部をほ
ぼ閉鎖する取付部22と、この取付部22から前
方突出して吸入口9の側方に位置する突出部23
とで形成され、連通口8bから流入する気泡が吸
入口9に至るのを防止するものであるが、上記実
施例のように気泡を前後隔壁7a,7b間外方に
至らせるものではないため、上記のものに比べて
空気吸入防止効果はいまひとつである。
(考案の効果) 本考案によれば、後方隔壁7bの後方で発生す
る気泡は管体14を通つて前方隔壁7aの前方で
上昇し、かつ前方隔壁7aの前方で発生する気泡
は管体14内を流れるオイルとぶつかり合つて管
体14前方において上昇するので、オイル内の気
泡が両隔壁7a,7b間に至るのを可及的に防止
することができ、ひいてはオイル吸入用ポンプの
故障、油圧機器の作動不良、オイル配管のびびり
振動等を防止するとができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るミツシヨンケー
ス兼用オイルタンクの要部断面図、第2図は同後
方隔壁を示す正断面図、第3図は同前方隔壁を示
す正断面図、第4図は同管体の斜視図、第5図は
吸入管の側面図、第6図は同断面図、第7図は比
較例に係るオイルタンクの後方隔壁を示す正断面
図、第8図は同遮蔽板の斜視図である。 1……タンク、3……歯車、7a……前方隔
壁、7b……後方隔壁、8a……前方連通口、8
b……後方連通口、9……吸入口、12……油圧
装置、13……油戻し装置(コントロールバブ)、
14……管体、15……閉塞板(取付フランジ)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トラクタのミツシヨンケースとして兼用されか
    つ後部に油圧装置12の油戻し装置13を有する
    油圧機器作動オイル用タンク1内に、前後一対の
    隔壁7a,7bが前記油戻し装置13より前方に
    設けられ、これら両隔壁7a,7bの下部側には
    ミツシヨン歯車3が配置されないものとされ、さ
    らに各隔壁7a,7b下部には、オイルを前後方
    向に流通させるための連通口8a,8bが設けら
    れているものにおいて、 前記油圧装置12へオイルを供給するためのオ
    イル吸入口9が両隔壁7a,7b間の下部で開口
    され、後方隔壁7bの後方から前方隔壁7aの前
    方へオイルを直接連通させる管体14が前記連通
    口8a,8b間にわたつて架設されていると共
    に、その管体14の後方隔壁7b側端部に、後方
    隔壁7b側の連通口8bを略閉塞してオイルが後
    方隔壁7bの後方から両隔壁7a,7b間に至る
    のを制限する閉塞板15が取付けられていること
    を特徴とするトラクタのミツシヨンケース兼用タ
    ンク装置。
JP1986166412U 1986-10-28 1986-10-28 Expired - Lifetime JPH0537085Y2 (ja)

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2013029128A (ja) * 2011-07-27 2013-02-07 Aisin Ai Co Ltd 変速機の潤滑装置

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JPS607138B2 (ja) * 1977-05-02 1985-02-22 株式会社クボタ トラクタ等の変速装置

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