JPH05370U - 連打式釘打機の反動低減機構 - Google Patents
連打式釘打機の反動低減機構Info
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- JPH05370U JPH05370U JP055296U JP5529691U JPH05370U JP H05370 U JPH05370 U JP H05370U JP 055296 U JP055296 U JP 055296U JP 5529691 U JP5529691 U JP 5529691U JP H05370 U JPH05370 U JP H05370U
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Links
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 可動シリンダ2とハウジング3との間の環状
チャンバ5を常時圧縮空気供給源9と連通させるととも
に、可動シリンダ2の外周面には、環状チャンバ5内に
供給された圧縮空気の圧力により可動シリンダ2を打撃
ピストン1の打撃時の反力による移動方向と反対の方向
へ付勢させる有効面積差を形成した。 【効果】 可動シリンダ2の外周面の有効面積差によ
り、打撃ピストン1の打撃動作の後、可動シリンダ2は
元の位置に復帰移動することができる。また、有効面積
差に基づく差圧は常に一定であるから、ハウジング3に
対し有効面積差に基づく反力以上の荷重を下方向に加え
ていれば、釘打機が被打込み材から浮き上がるのが防止
され、しかもハウジング3に対する荷重が変化すること
がないので、振動として伝わることがない。
チャンバ5を常時圧縮空気供給源9と連通させるととも
に、可動シリンダ2の外周面には、環状チャンバ5内に
供給された圧縮空気の圧力により可動シリンダ2を打撃
ピストン1の打撃時の反力による移動方向と反対の方向
へ付勢させる有効面積差を形成した。 【効果】 可動シリンダ2の外周面の有効面積差によ
り、打撃ピストン1の打撃動作の後、可動シリンダ2は
元の位置に復帰移動することができる。また、有効面積
差に基づく差圧は常に一定であるから、ハウジング3に
対し有効面積差に基づく反力以上の荷重を下方向に加え
ていれば、釘打機が被打込み材から浮き上がるのが防止
され、しかもハウジング3に対する荷重が変化すること
がないので、振動として伝わることがない。
Description
【0001】
本考案は、ハウジング内に可動シリンダを収容し、可動シリンダ内に打撃ピス トンを収容するとともに、該打撃ピストンを連続的に繰り返し駆動するように構 成した連打式釘打機において、上記可動シリンダを収容するハウジングが打撃ピ ストンの駆動時に受ける反動を低減する反動低減機構に関する。
【0002】
可動シリンダによって打撃ピストンに供給する圧縮空気を切り換えて連続的に 打撃動作を繰り返す連打式釘打機では、打撃ピストンの打撃の反作用により上方 向に移動したシリンダを復帰させるために可動シリンダの上端面とハウジング間 に圧縮バネを介在させ、該バネ力により常時可動シリンダを復帰方向に付勢させ る機構が採用されている。この釘打機では、可動シリンダが往復動する際にその 下面がハウジングに直接衝突するのを避けるため、駆動時に被打込み材に押し付 けることにより相対移動するコンタクト部材の上端部に可動シリンダを係合させ て押し上げて可動シリンダの下端をハウジングから離反状態に維持させている。 ところが、このようにハウジングと可動シリンダとの間に相対移動を生じさせる と、ハウジングには前述のバネの付勢力が被打込み部材から離反する方向に作用 しているから、作業者は上記バネ力よりも大きい力で釘打機を被打込み材に押し つけていることが要求される。さらに釘打機が作動すると、圧縮空気が打撃ピス トンを下方向に駆動しその反力として可動シリンダが上方に移動する。このとき シリンダとハウジングとの間の圧縮バネが圧縮されてハウジングに対してこれを 上方に移動させる力が増大されて作用する。例えば当初のバネ荷重は10kgに設 定されているとすると、可動シリンダが最大上昇したときにはバネ荷重が12kg 程度になる。
【0003】 すなわち、釘打機の始動前には10kgのバネ荷重よりもわずかに大きい力で押 えていればよかったが、釘打機を駆動させた途端に反発力が12kgに増大するの で、釘打機が浮き上がってしまい、打ち込み不良が生じる原因となる。これを防 ぐためには、釘打機を始めから12kg以上の力で押え込まなければならないので 、労力を要し、作業性があまりよくなかった。また、連打式釘打機の場合、打撃 ピストンの繰り返し打撃工程の度に10kgから12kgに変化する反発力がハウジ ングに作用するため、これが振動として作業者の身体に伝わり、健康上も好まし くない。
【0004】
本考案は前記欠点を解消し、連打式釘打機のハウジングに伝わる反発力の変動 を大幅に減少させることにより、釘打機が被打込み材から浮き上がるのを防止し 、且つ振動的な反動を低減して作業環境を改善させることのできる連打式釘打機 の反動低減機構を提供することをその目的とする。
【0005】
前記目的を達成するため、本考案に係る連打式釘打機の反動低減機構は、打撃 ピストンと、打撃ピストンを摺動自在に収容するとともに打撃ピストンの反力に より打撃ピストンと反対側に摺動する可動シリンダと、該可動シリンダを摺動可 能に収容したハウジングとを備え、前記可動シリンダの摺動によって前記打撃シ リンダの上室を圧縮空気供給源と排気口とに交互に切り換えて打撃ピストンを繰 り返し駆動するように成した連打式釘打機において、前記可動シリンダの外周面 とハウジングの内周面との間に少なくとも上記可動シリンダの摺動距離より長い 幅の環状チャンバを形成し、該環状チャンバを常時前記圧縮空気供給源と連通さ せるとともに、前記可動シリンダの外周面で前記環状チャンバ内で摺動する部位 には、前記環状チャンバ内に供給された圧縮空気の圧力により前記可動シリンダ を前記打撃ピストンの打撃時の反力による移動方向と反対の方向へ付勢させる有 効面積差を形成したことを特徴とする。
【0006】
前記構成によれば、打撃ピストンの打撃時の反動は可動シリンダの作動に吸収 されて打ち消され、ハウジングに反動が伝わらないので操作性がよい。
【0007】 また、可動シリンダの外周面で環状チャンバ内で摺動する部位には、環状チャ ンバ内の圧縮空気の圧力により可動シリンダを打撃ピストンの打撃時の反力によ る移動方向と反対の方向へ付勢させる有効面積差が形成されているので、打撃ピ ストンの打撃動作の後、可動シリンダはバネ等の手段によることなしに元の下方 位置に復帰移動することができる。
【0008】 さらに、環状チャンバ内の圧縮空気は可動シリンダを下方に移動させる反作用 としてハウジングを上方に移動させるように作用する。しかしながら、上記反作 用に基づく反力は有効面積差に基づく差圧によって決まり、この差圧は常に一定 であるから、ハウジングに対し上記有効面積差に基づく反力以上の荷重を下方向 に加えていれば、釘打機が被打込み材から浮き上がるのが防止され、しかもバネ 力の場合のようにハウジングに対する荷重が変化することがなく、作業者の体に 振動として伝わることがない。このように、ハウジングが打撃ピストンの打撃時 に受ける反動が格段に低減されるので、不快感がなく、快適に作業することがで きる。
【0009】
以下、図面によって本考案の実施例について説明すると、図1は連打式釘打機 の要部の断面図で、同図において1は打撃ピストン、2は可動シリンダ、3はハ ウジングを示す。打撃ピストン1は可動シリンダ2内に摺動自在に収容され、釘 を打撃するドライバ4と一体に結合している。可動シリンダ2は打撃ピストン1 を摺動自在に収容するとともに打撃ピストン1の反力により打撃ピストン1と反 対側に摺動する。ハウジング3は釘打機に一体に形成され、上記可動シリンダ2 を内部に摺動自在に収容している。
【0010】 前記可動シリンダ2の外周面とハウジング3の内周面との間には環状チャンバ 5が形成されている。この環状チャンバ5はハウジング3の内周面に形成された 内側環状凸部6と、その上部に配置された環状のヘッドバルブ7との間に形成さ れている。そして、環状チャンバ5は可動シリンダ2の摺動距離より長い幅に形 成され、ハウジング3に形成された圧縮空気供給口8を介して常時圧縮空気供給 源9に接続している。なお、ヘッドバルブ7は通常は下部位置にあり、釘打機の 起動操作に応じて上方に作動するように構成されている。
【0011】 次に、可動シリンダ2の外周面には外方に突出する外側環状凸部10が形成さ れ、該外側環状凸部10にシール部11が設けられている。この外側環状凸部1 0は、ハウジング3の内周面の内側環状凸部6に常時摺動する部位に形成されて いる。
【0012】 また、可動シリンダ2の側壁には、打撃ピストン1によって上方に画成された 上室12aに連通する連通孔13が形成され、該連通孔13の上下には、上記ヘ ッドバルブ7の内周面に選択的に当接・離反するシール部14、15が設けられ ている。また、ハウジング3には上記可動シリンダ2の上方に排気口16が形成 されている。
【0013】 以上の構成により、環状チャンバ5内に供給された圧縮空気の圧力は、可動シ リンダ2に対し上方向又は下方向に移動するように作用する。ヘッドバルブ7と 可動シリンダ2のシール部14、15との当接部aの径をL1 とし、ハウジング 3の内側環状凸部6と可動シリンダ2の外側環状凸部10のシール部11との当 接部bの径をL2 とすると、可動シリンダ2を上方に移動させようとする圧縮空 気の付勢力は、径L1 の当接部aが受ける圧縮空気の受圧有効面積に対応し、可 動シリンダ2を下方に移動させようとする付勢力は径L2 の当接部bが受ける受 圧有効面積に対応する。径L1 の当接部aは径L2 の当接部bよりも有効面積が 小さいから、環状チャンバ5内に供給された圧縮空気の圧力は、可動シリンダ2 を下方向に移動させるように作用する。したがって、可動シリンダ2は常に下方 に付勢されている。
【0014】 さらに、上記ハウジング3の内側環状凸部6の下方にはブローバックチャンバ 17が形成されているとともに、上記可動シリンダ2には常時上記ブローバック チャンバ17に連通する上部の小径孔18と下部の大径孔19とが形成されてい る。
【0015】 次に、前記構成の釘打機の作動態様について説明すると、釘打機起動前は図1 に示されるように、可動シリンダ2はハウジング3の下端位置にあり、打撃ピス トン1は可動シリンダ2の上方に位置し、その上室12aは排気口16を介して 大気に開かれている。ここで、釘打機を起動操作し、ヘッドバルブ7を図2のよ うに上方に移動させると、ヘッドバルブ7が可動シリンダ2の下部シール部15 から離反して上部シール部14に当接する。これにより、可動シリンダ2の連通 孔13と排気口16との接続は遮断され、圧縮空気供給源9に通じる環状チャン バ5は上記連通孔13を介して可動シリンダ2の上室12aに開かれるので、圧 縮空気が上記上室12aに急激に供給され、打撃ピストン1が駆動されてドライ バ4が釘(図示せず)を打撃する。このとき、打撃ピストン1が下方へ駆動され た反力により可動シリンダ2は反対の上方に移動する。同時に、打撃ピストン1 の下向きの移動により、可動シリンダ2の下室12b内の空気は圧縮され、その 一部は可動シリンダ2外に排出され、他の一部は小径孔18と大径孔19を経て ブローバックチャンバ17内に供給される。
【0016】 打撃時の打撃ピストン1の反動で可動シリンダ2が上方に移動する途中で、図 3のように、上部シール部14がヘッドバルブ7から離反し、下部シール部15 がヘッドバルブ7に当接するので、再び可動シリンダ2の上室12aが連通孔1 3を介してハウジング3の排気口16に接続し、上室12aは圧縮空気の大気へ の排気により急減圧する。これに対し、可動シリンダ2の下室12bは打撃ピス トン1の打撃動作により容積が急減して昇圧するとともに、ブローバックチャン バ17内に蓄圧された圧縮空気が大径孔19から再び下室12b内に還流するの で、上室12aと下室12bの圧力が逆転し、打撃ピストン1は再び上方に復帰 移動する。同時に、その反力は可動シリンダ2の上動に対する制動力となり、可 動シリンダ2は上方位置で停止する。したがって、打撃ピストン1も可動シリン ダ2も上方に位置することになる。
【0017】 ところで、上述のように、ヘッドバルブ7に対する当接部aの径L1 の方が内 側環状凸部6に対する当接部bの径L2 よりも小さいから、環状チャンバ5内の 圧縮空気が可動シリンダ2に作用する有効面積は、径L2 の当接部bの方が大き い。したがって、この有効面積差により上記圧縮空気は可動シリンダ2を下方に 移動させるように作用し、可動シリンダ2は圧縮空気により再び下死点に復帰移 動する。
【0018】 可動シリンダ2が下死点に復帰移動する途中で、図2のように、可動シリンダ 2の下部シール部15がヘッドバルブ7から離反し、上部シール部14が当接す るので、再び可動シリンダ2の上室12aには圧縮空気供給源9からの圧縮空気 が急激に供給され、打撃ピストン1が下方に駆動され、その反力により可動シリ ンダ2は反対の上方に移動する。このようにして、ヘッドバルブ7が上方位置に ある限り、可動シリンダ2の上室12aは、圧縮空気供給源9と大気とに交互に 切換えられ、打撃ピストン1は繰り返し駆動される。ヘッドバルブ7を図1の下 方位置に戻すと、可動シリンダ2の上室12aの連通孔13は排気口16を介し て大気に接続する状態が維持され、圧縮空気の切換えが行なわれないので、打撃 ピストン1の打撃動作も停止する。
【0019】 上述のように、打撃ピストン1の打撃時の反動は可動シリンダ2の作動に吸収 されて打ち消され、ハウジング3に反動が伝わらないので操作性がよい。
【0020】 また、可動シリンダ2は環状チャンバ5内の圧縮空気の作用を受ける有効面積 差により、打撃ピストン1の打撃時の反力による移動方向と反対の方向へ付勢さ れているので、打撃ピストン1の打撃動作の後、バネ等の手段によることなしに 元の下方位置に復帰移動することができる。
【0021】 さらに、環状チャンバ5内の圧縮空気は、可動シリンダ2を下方に移動させる 反作用としてハウジング3を上方に移動させるように作用する。しかしながら、 上記反作用に基づく反力は有効面積差に基づく差圧によって決まり、この差圧は 常に一定であるから、ハウジング3に対し上記有効面積差に基づく反力以上の荷 重を下方向に加えていれば、釘打機が被打込み材から浮き上がるのが防止され、 しかもバネ力の場合のようにハウジング3に対する荷重が変化することがなく、 作業者の体に振動として伝わることがない。このように、ハウジング3が打撃ピ ストン1の打撃時に受ける反動が格段に低減されるので、不快感がなく、快適に 作業することができる。
【図1】本考案の釘打機の連打式釘打機の反動低減機構
の作動前の状態の断面説明図である。
の作動前の状態の断面説明図である。
【図2】上記釘打機の打撃ピストンの駆動直後の状態の
断面説明図である。
断面説明図である。
【図3】上記釘打機の打撃ピストンによる打撃後の状態
の断面説明図である。
の断面説明図である。
1 打撃ピストン 2 可動シリンダ 3 ハウジング 5 環状チャンバ 9 圧縮空気供給源 12 上室 16 排気口
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 打撃ピストンと、打撃ピストンを摺動自
在に収容するとともに打撃ピストンの反力により打撃ピ
ストンと反対側に摺動する可動シリンダと、該可動シリ
ンダを摺動可能に収容したハウジングとを備え、前記可
動シリンダの摺動によって前記可動シリンダの上室を圧
縮空気供給源と排気口とに交互に切り換えて打撃ピスト
ンを繰り返し駆動するように成した連打式釘打機におい
て、前記可動シリンダの外周面とハウジングの内周面と
の間に少なくとも上記可動シリンダの摺動距離より長い
幅の環状チャンバを形成し、該環状チャンバを常時前記
圧縮空気供給源と連通させるとともに、前記可動シリン
ダの外周面で前記環状チャンバ内で摺動する部位には、
前記環状チャンバ内に供給された圧縮空気の圧力により
前記可動シリンダを前記打撃ピストンの打撃時の反力に
よる移動方向と反対の方向へ付勢させる有効面積差を形
成したことを特徴とする連打式釘打機の反動低減機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP055296U JPH05370U (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 連打式釘打機の反動低減機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP055296U JPH05370U (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 連打式釘打機の反動低減機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05370U true JPH05370U (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=12994614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP055296U Pending JPH05370U (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 連打式釘打機の反動低減機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05370U (ja) |
-
1991
- 1991-06-20 JP JP055296U patent/JPH05370U/ja active Pending
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