JPH0542275B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0542275B2 JPH0542275B2 JP2843884A JP2843884A JPH0542275B2 JP H0542275 B2 JPH0542275 B2 JP H0542275B2 JP 2843884 A JP2843884 A JP 2843884A JP 2843884 A JP2843884 A JP 2843884A JP H0542275 B2 JPH0542275 B2 JP H0542275B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amylase
- glucosidase
- measuring
- nad
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はG6P結合オリゴ糖または6−PG結合
オリゴ糖を基質として用いるα−アミラーゼの測
定法に関する。
オリゴ糖を基質として用いるα−アミラーゼの測
定法に関する。
α−アミラーゼは人体内では主として膵臓又は
唾液腺で生成され、ある種の疾患では血清や尿等
の体液中ヘアミラーゼが逸脱してくる。血清や尿
中α−アミラーゼを測定することによつて臨床上
有用な診断が可能である。例えば血清中のα−ア
ミラーゼ活性は健康人ではほぼ一定の値を示す
が、急性膵炎の患者の場合には血清中のα−アミ
ラーゼ含量は上昇し、膵機能等の重要な臨床上の
パラメーターになる。
唾液腺で生成され、ある種の疾患では血清や尿等
の体液中ヘアミラーゼが逸脱してくる。血清や尿
中α−アミラーゼを測定することによつて臨床上
有用な診断が可能である。例えば血清中のα−ア
ミラーゼ活性は健康人ではほぼ一定の値を示す
が、急性膵炎の患者の場合には血清中のα−アミ
ラーゼ含量は上昇し、膵機能等の重要な臨床上の
パラメーターになる。
従来、α−アミラーゼの測定法はヨウ素−デン
プン反応法、比濁法、ブルースターチ法や各種の
酵素法が報告されまたは実施されているが非常に
問題が多い。例えばα−アミラーゼの基質として
デンプンを使用するヨウ素−デンプン反応法や比
濁法においては一定品質のデンプンを常時得るこ
とが著しく困難である。またブルースターチ法で
は定量操作中遠心分離を必須とするため、自動分
析機器への応用が困難となる他、レイトアツセイ
法で反応速度を測定することができない。酵素法
においても、血清や尿サンプルからの持ち込みの
グルコースやマルトースの消去が難しい。オリゴ
糖の還元性末端水酸基に芳香族置換体(パラニト
ロフエノール(pNP)等)を基質として用いる
発色法も提案されている。これらの基質は何れも
α−アミラーゼにより該分子中のα−1.4−グル
コシド結合が切断され、生じた生成物はさらに外
部より添加したα−グルコシダーゼ、β−グルコ
シダーゼ等の共役酵素により分解され、最終的に
遊離のpNPが生じる。この生じたpNPを400nm
付近にて測定することにより、α−アミラーゼ活
性を測定しようという方法である。
プン反応法、比濁法、ブルースターチ法や各種の
酵素法が報告されまたは実施されているが非常に
問題が多い。例えばα−アミラーゼの基質として
デンプンを使用するヨウ素−デンプン反応法や比
濁法においては一定品質のデンプンを常時得るこ
とが著しく困難である。またブルースターチ法で
は定量操作中遠心分離を必須とするため、自動分
析機器への応用が困難となる他、レイトアツセイ
法で反応速度を測定することができない。酵素法
においても、血清や尿サンプルからの持ち込みの
グルコースやマルトースの消去が難しい。オリゴ
糖の還元性末端水酸基に芳香族置換体(パラニト
ロフエノール(pNP)等)を基質として用いる
発色法も提案されている。これらの基質は何れも
α−アミラーゼにより該分子中のα−1.4−グル
コシド結合が切断され、生じた生成物はさらに外
部より添加したα−グルコシダーゼ、β−グルコ
シダーゼ等の共役酵素により分解され、最終的に
遊離のpNPが生じる。この生じたpNPを400nm
付近にて測定することにより、α−アミラーゼ活
性を測定しようという方法である。
しかしながらこの方法において、最終測定対象
となるpNPの吸収極大が400nm付近にあるため、
ビリルビンやヘモグロビン等の干渉物質の影響を
受けやすく、正確なアミラーゼ値が得られないと
いう欠点を有している。
となるpNPの吸収極大が400nm付近にあるため、
ビリルビンやヘモグロビン等の干渉物質の影響を
受けやすく、正確なアミラーゼ値が得られないと
いう欠点を有している。
そこで本発明者等は鋭意研究を重ねた結果、前
記欠点を解決し、本発明を完成するに至つた。
記欠点を解決し、本発明を完成するに至つた。
α−アミラーゼ活性を精度よく、しかも迅速に
測定できる方法としてはα−アミラーゼの基質と
してG6P結合オリゴ糖または6PG結合オリゴ糖を
使用することによつて目的が達せられる。
測定できる方法としてはα−アミラーゼの基質と
してG6P結合オリゴ糖または6PG結合オリゴ糖を
使用することによつて目的が達せられる。
すなわち、本発明はα−アミラーゼ活性を測定
する際に、G6P結合オリゴ糖または6PG結合オリ
ゴ糖を基質としてこれにα−アミラーゼを含有す
る試料を添加すると同時に、または添加後にα−
グルコシダーゼまたはβ−グルコシダーゼを作用
させ、その生成物であるG6Pまたは6PGを酵素的
に測定することを特徴とするα−アミラーゼ測定
法である。
する際に、G6P結合オリゴ糖または6PG結合オリ
ゴ糖を基質としてこれにα−アミラーゼを含有す
る試料を添加すると同時に、または添加後にα−
グルコシダーゼまたはβ−グルコシダーゼを作用
させ、その生成物であるG6Pまたは6PGを酵素的
に測定することを特徴とするα−アミラーゼ測定
法である。
G6Pまたは6PGを酵素的に測定する方法として
は、共役酵素としてG6PDHまたは6PGDHを補
酵素としてNADまたはNADPを用い、G6Pまた
は6PGを最終的にNADHまたはNADPHの340n
mにおける吸光度の変化量としてとらえようとす
るものである。
は、共役酵素としてG6PDHまたは6PGDHを補
酵素としてNADまたはNADPを用い、G6Pまた
は6PGを最終的にNADHまたはNADPHの340n
mにおける吸光度の変化量としてとらえようとす
るものである。
本発明によれば、最終的に生じたNADHまた
はNADPHを340nmの紫外線にて測定するため、
上記ビリルビンやヘモグロビンの干渉物質を受け
ず、さらに単一化合物であるため一定した品質を
有し、自動分析機器への応用も可能である。
はNADPHを340nmの紫外線にて測定するため、
上記ビリルビンやヘモグロビンの干渉物質を受け
ず、さらに単一化合物であるため一定した品質を
有し、自動分析機器への応用も可能である。
また、エンドポイントだけでなくレイトアツセ
イ法にも使用でき、アミラーゼ活性をグルコース
量として測定する系でないため、グルコースやマ
ルトースの除去をも必要としない特徴を有する。
イ法にも使用でき、アミラーゼ活性をグルコース
量として測定する系でないため、グルコースやマ
ルトースの除去をも必要としない特徴を有する。
つぎに本発明における反応を式により説明する
と次のとおりである。
と次のとおりである。
(A) 基質として例えばG6P結合マルトペンタオー
ス(G5−G6P)を用いる場合 G5−G6P+H2Oα−アミラーゼ −−−−−−−→ マルトトリオース+G2−G6P G5−G6P+2H2Oα−グルコシダーゼ −−−−−−−−−→ 2グルコース+G6P G6P+NAD(P)+G6P脱水素酵素(G6PDH) −−−−−−−−−−−−−→ 6−PG+NAD(P)H (B) 基質として例えば6−PG結合マルトペンタ
オース(G5−6−PG)を用いる場合 G5−6−PG+H2Oα−アミラーゼ −−−−−−−→ マルトトリオース+G2−6−PG G2−6−PG+2H2Oα−グルコシダーゼ −−−−−−−−−→ 2グリコース+6−PG 6−PG+NAD(P)+6−PG脱水素酵素(6−PGDH) −−−−−−−−−−−−−−→ リブロース−5−リン酸+NAD(P)H 上記反応により生成したNAD(P)Hを340nmの
吸光度の増加で測定してもよいし、その後酸化還
元色素系を連結して発色で測定することも可能で
ある。さらに(A)の場合6−PGDHを加えること
によつて感度を2倍に上げることもできる。
ス(G5−G6P)を用いる場合 G5−G6P+H2Oα−アミラーゼ −−−−−−−→ マルトトリオース+G2−G6P G5−G6P+2H2Oα−グルコシダーゼ −−−−−−−−−→ 2グルコース+G6P G6P+NAD(P)+G6P脱水素酵素(G6PDH) −−−−−−−−−−−−−→ 6−PG+NAD(P)H (B) 基質として例えば6−PG結合マルトペンタ
オース(G5−6−PG)を用いる場合 G5−6−PG+H2Oα−アミラーゼ −−−−−−−→ マルトトリオース+G2−6−PG G2−6−PG+2H2Oα−グルコシダーゼ −−−−−−−−−→ 2グリコース+6−PG 6−PG+NAD(P)+6−PG脱水素酵素(6−PGDH) −−−−−−−−−−−−−−→ リブロース−5−リン酸+NAD(P)H 上記反応により生成したNAD(P)Hを340nmの
吸光度の増加で測定してもよいし、その後酸化還
元色素系を連結して発色で測定することも可能で
ある。さらに(A)の場合6−PGDHを加えること
によつて感度を2倍に上げることもできる。
本発明によればα−アミラーゼを含有する試料
中のα−アミラーゼ活性を従来法に比し短時間で
精度よく、しかもブランク値の上昇もなく、また
内因性のグルコースやマルトースのえいきようを
全くうけないで測定することが可能となるので本
発明は産業上極めて有意義な方法である。
中のα−アミラーゼ活性を従来法に比し短時間で
精度よく、しかもブランク値の上昇もなく、また
内因性のグルコースやマルトースのえいきようを
全くうけないで測定することが可能となるので本
発明は産業上極めて有意義な方法である。
実施例 1
50mM FIPES(PH6.8)、5mM MgCl2、1
mM NAD+、2mM G5−G6P、10u/ml α
−グルコシダーゼおよび2u/mlG6PDHを含む反
応液2mlにヒトアミラーゼ溶液を0〜50μ入れ
25℃で340nmの吸光度の増加を5分間測定し、
1分間あたりの反応速度を読みとつた。
mM NAD+、2mM G5−G6P、10u/ml α
−グルコシダーゼおよび2u/mlG6PDHを含む反
応液2mlにヒトアミラーゼ溶液を0〜50μ入れ
25℃で340nmの吸光度の増加を5分間測定し、
1分間あたりの反応速度を読みとつた。
この結果、サンプル量に対して酵素活性が比例
しており、充分α−アミラーゼ活性の測定が可能
であることが認められた。
しており、充分α−アミラーゼ活性の測定が可能
であることが認められた。
実施例 2
50mM PIPES、5mM MgCl2、1mM
NADP+、2mM G5−6−PG、10u/ml α−
グリコシダーゼおよび3u/ml6PGDHを含む反応
液2mlにヒトアミラーゼ溶液を0〜50μ入れ25
℃で340nmの吸光度の増加を5分間測定し、反
応速度を読みとつた。
NADP+、2mM G5−6−PG、10u/ml α−
グリコシダーゼおよび3u/ml6PGDHを含む反応
液2mlにヒトアミラーゼ溶液を0〜50μ入れ25
℃で340nmの吸光度の増加を5分間測定し、反
応速度を読みとつた。
この結果、サンプル量に対して酵素活性が比例
しており、充分α−アミラーゼ活性の測定が可能
であることが認められた。
しており、充分α−アミラーゼ活性の測定が可能
であることが認められた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 α−アミラーゼを測定するに際し、 (式中、nは3〜6の範囲の整数である) 又は (式中、nは3〜6の範囲の整数である) を基質にし、これにα−アミラーゼを含有する試
料を添加すると同時に又は添加した後に、α−グ
ルコシダーゼまたは/およびβ−グルコシダーゼ
を作用させ、その生成物であるグルコース−6−
リン酸(G6P)または6−ホスホグルコン酸(6
−PG)を測定することを特徴とするα−アミラ
ーゼの測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2843884A JPS60172299A (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | アミラ−ゼ活性測定法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2843884A JPS60172299A (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | アミラ−ゼ活性測定法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60172299A JPS60172299A (ja) | 1985-09-05 |
| JPH0542275B2 true JPH0542275B2 (ja) | 1993-06-28 |
Family
ID=12248671
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2843884A Granted JPS60172299A (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | アミラ−ゼ活性測定法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60172299A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5043436A (en) * | 1986-11-20 | 1991-08-27 | Kurita Water Ind., Ltd. | Substrate for measurement of alpha-amylase activity |
-
1984
- 1984-02-20 JP JP2843884A patent/JPS60172299A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60172299A (ja) | 1985-09-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5288606A (en) | Reagent for specific determination of fructosamine | |
| Matsubara et al. | Spectrophotometric determination of hydrogen peroxide with titanium 2-((5-bromopyridyl) azo)-5-(N-propyl-N-sulfopropylamino) phenol reagent and its application to the determination of serum glucose using glucose oxidase | |
| JPH0470000B2 (ja) | ||
| CS250227B2 (en) | Testing system for substances' determination liquids | |
| Mamoru et al. | A new colorimetric method for determination of serum glucose | |
| JPH0542275B2 (ja) | ||
| US4409328A (en) | Method and reagent for the determination of glycerol | |
| JP2994831B2 (ja) | コレステロールの定量法および定量用試薬 | |
| JP2000228997A (ja) | 電解質測定用試薬組成物 | |
| US4395487A (en) | Method for assay of α-amylase activity | |
| JPH07112440B2 (ja) | α−アミラ−ゼアイソザイムの分別測定法 | |
| EP4342996A1 (en) | Alfa-amylase activity biosensor | |
| JPS59159798A (ja) | 生体体液成分の測定法 | |
| JPS5939300A (ja) | α−アミラ−ゼ活性の測定方法 | |
| JPS6131954A (ja) | マルト−スセンサ | |
| JPH082316B2 (ja) | アデノシンデアミナーゼ測定用試薬 | |
| JPS63214193A (ja) | 6−グルコシルマルトオリゴ糖誘導体の製法およびそれを用いるα−アミラ−ゼ活性測定法 | |
| JPS62244397A (ja) | コリンエステラ−ゼ活性の新規測定方法 | |
| Majkić-Singh et al. | Evaluation of the Spectrophotometric Assay of Guanase with 2, 2´-Azino-di (3-ethylbenzthiazoline-6-sulphonate)(ABTS) as Chromogen | |
| JP2868549B2 (ja) | ジアホラーゼの活性測定法 | |
| JPH02100699A (ja) | 生体試料の測定法 | |
| JPS63255000A (ja) | α−アミラ−ゼアイソザイム分別定量方法 | |
| JPS6191570A (ja) | 還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドまたは還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸の定量法 | |
| JPH0716440B2 (ja) | グルコ−スの測定法 | |
| JPH04639B2 (ja) |