JPH054470A - 製本装置 - Google Patents

製本装置

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JPH054470A
JPH054470A JP3154298A JP15429891A JPH054470A JP H054470 A JPH054470 A JP H054470A JP 3154298 A JP3154298 A JP 3154298A JP 15429891 A JP15429891 A JP 15429891A JP H054470 A JPH054470 A JP H054470A
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JP
Japan
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sheet bundle
sheet
paper
staple
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Pending
Application number
JP3154298A
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English (en)
Inventor
Takashi Seto
隆 瀬戸
Hiroshi Yasuda
博 安田
Tsuneo Kurotori
恒夫 黒鳥
Masami Higuchi
正己 樋口
Fumio Kuzumi
文男 来住
Masasato Kutsuwada
正郷 轡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、製本装置に関し、設定された綴じ不
可領域を避けて針を打ち込むことにより、使い勝手の良
い製本装置を提供することを目的とする。 【構成】用紙束Sに対して相対的に変位可能に設けら
れ、用紙束の所定綴じ位置に針を打ち込み用紙束Sを綴
じる綴じ手段と、を備え、用紙束Sと綴じ手段との相対
位置が制御される製本装置において、用紙束S上に図の
斜線で示す綴じ不可領域Nを設定し、綴じ不可領域Nを
避けて用紙束Sに針が打ち込まれるように、用紙束Sと
綴じ手段との相対位置を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製本装置に係り、例え
ば、複写機等の画像形成済用紙を製本する製本装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機やレーザプリンタあるいは
ファクシミリ装置等においては、後処理装置の充実には
目を見張るものがあり、小型、多機能化された後処理装
置によって付加価値の向上が図られている。後処理装置
の機能としては、画像形成済の用紙の仕分けや丁合い
(ソート、スタック)の機能の他に、綴じ(ステープ
ル)動作を含む製本機能がある。一般に、製本技術の歴
史は古く、現在に至るまで数多くの製本方式が印刷業界
を中心に提案されており、これらの製本技術等を利用し
たものが、複写機やレーザプリンタあるいはファクシミ
リ装置等に備えられた製本装置においても数多く提案さ
れている。製本方式は、大まかに以下のような方式に分
類することができる。
【0003】<のり付け方式>この方式は古くから提案
されており、一般的には、印刷された印刷物ののり付け
に供される背綴じ部を裁断してのり付けする方式であ
る。さらに、印刷物のバラケを防止するために、背綴じ
部に布を張り合わせる工夫が施されている。 <中央止め方式>この方式は今日最も一般的に用いら
れ、例えば週刊誌等の一般雑誌に多く利用されており、
ページ揃え後に用紙束の中心部に止め部を設け、止め部
を中心に用紙束を半分に折り込むオーソドックスな方式
である。
【0004】<紙折り後にステープルする方式>この方
式は印刷物束を例えば半分に折った後に、印刷束をステ
ープラにより綴じる方式である。 <表紙や裏表紙等を用紙束に合紙した後にステープルす
る方式>この方式は近年複写機等の後処理装置に一般的
に用いられるようになってきており、用紙束の上下に表
紙や裏表紙を重ねた後に、表紙や裏表紙ごと用紙束をス
テープラにより綴じる方式である。
【0005】<単に用紙束をステープルする方式>この
方式は用紙束を直接ステープラにより綴じる最も単純な
方式である。一方、上述のような製本方式を採用した製
本装置としては、例えば特開平2−33065号公報記
載のものが知られている。このものは、上述の単に用紙
束をステープルする方式を採用しており、一つのシート
ステープルトレイと、このシートステープルトレイに設
けられたステープラとを備え、ステープルトレイ内で用
紙束をステープル後、用紙束の一端縁を支持するエンド
フェンスを用紙搬送方向、すなわち、装置横方向に移動
させ、用紙束をステープルトレイからシート収容トレイ
に排出するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の製本装置にあっては、エンドフェンスの移動
により用紙束の搬送方向に直交する方向の側端部近傍の
所望の位置に綴じ位置を設定することが可能であるが、
例えばシートバインド用のパンチ穴を開ける領域となる
部分に針が打ち込まれる可能性があり、非常に使い勝手
が悪かった。
【0007】そこで、本発明は、設定された綴じ不可領
域を避けて針を打ち込むことにより、使い勝手の良い製
本装置を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の用紙を用紙束として載置する載置手段と、載置手
段上の用紙束に対して相対的に変位可能に設けられ、用
紙束の所定綴じ位置に針を打ち込み該用紙束を綴じる綴
じ手段と、載置手段上の用紙束と綴じ手段との相対位置
を制御する位置制御手段と、を備えた製本装置におい
て、前記位置制御手段が、用紙束上に綴じ不可領域を設
定し、該綴じ不可領域を避けて用紙束に針が打ち込まれ
るように、載置手段上の用紙束と綴じ手段との相対位置
を制御することを特徴とするものである。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1の構成に
加え、前記位置制御手段が、載置手段上の用紙束のサイ
ズに応じて第1領域を設定し、次いで用紙束にパンチ穴
を開ける領域となる第2領域を設定し、第1、第2領域
により綴じ不可領域が構成されることを特徴とするもの
である。請求項3記載の発明は、請求項1または請求項
2の構成に加え、前記所定綴じ位置を入力する綴じ位置
入力手段を設け、綴じ位置入力手段に入力された位置が
綴じ不可領域内であるとき、位置制御手段が綴じ手段に
よる綴じ動作を禁止することを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、載置手段上の用紙束
と綴じ手段との相対位置が制御されて、綴じ不可領域を
避けて用紙束に針が打ち込まれる。したがって、針が打
ち込まれると不具合が生じるような領域を綴じ不可領域
として設定することにより、不具合の発生が防止され
る。
【0011】請求項2記載の発明では、請求項1の作用
に加え、用紙束のサイズがどのようなサイズであっても
用紙束の適正な位置に針を打ち込むことが可能になり、
また、製本後に用紙束にパンチ穴を開けるような場合で
あっても、パンチ穴位置に針が打ち込まれるといった不
具合の発生が防止される。請求項3記載の発明では、請
求項1または請求項2の作用に加え、操作者が綴じ位置
入力手段に綴じ不可領域内の位置を入力した場合であっ
ても、その入力位置に針が打ち込まれるのが自動的に防
止される。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図37は本発明に係る製本装置の一実施例示す図で
あり、複写機に適用した例である。まず、本実施例の特
徴となる構成を簡単に説明し、これらの詳細な構成およ
び動作については、後述する。
【0013】図1〜図3、図14〜図22において、40
0は載置手段を構成するフィニッシュトレイであり、フ
ィニッシュトレイ400は複数の用紙を用紙束Sとして載
置する。302は綴じ手段を構成するステープラ本体部で
あり、ステープラ本体部302は、フィニッシュトレイ400
上の用紙束Sに対して相対的に変位可能に設けられ、本
実施例では、サイドフェンス103、104により用紙束Sを
移動させることにより変位可能になる。ステープラ本体
部302は用紙束Sの所定綴じ位置に針304を打ち込み用紙
束Sを綴じる。
【0014】図2の1000は図1の複写機本体1の複写制
御部であり、800は図1の後処理装置3の製本制御部で
ある。これら制御部1000、800は、フィニッシュトレイ4
00上の用紙束Sとステープラ本体部302との相対位置を
制御するものであり、位置制御手段を構成する。複写制
御部1000は、用紙束S上に綴じ不可領域N、すなわち、
図22の斜線に示す領域を設定し、この綴じ不可領域を
避けて用紙束Sに針304が打ち込まれるように、製本制
御部800はフィニッシュトレイ400上の用紙束Sとステー
プラ本体部302との相対位置を制御する。また、複写制
御部1000は、フィニッシュトレイ400上の用紙束Sのサ
イズに応じて第1領域N1を設定し、次いで用紙束Sに
シートバインド用のパンチ穴H1、H2を開ける領域とな
る第2領域N2を設定し、第1、第2領域N1、N2によ
り綴じ不可領域Nが構成される。
【0015】530は綴じ位置入力キー、505はテンキーで
あり、綴じ位置入力キー530およびテンキー505は、前記
所定綴じ位置を入力する綴じ位置入力手段を構成する。
すなわち、綴じ位置入力キー530が押されると、綴じ位
置入力モードになり、テンキー505により綴じ位置座標
の数値を入力することができるようになっている。この
綴じ位置入力手段に入力された位置が綴じ不可領域N内
であるとき、制御部1000、800は、ステープラ本体部302
による綴じ動作を禁止するようにしている。
【0016】次に、複写機の全体構成を簡単に説明す
る。図1において、1は複写機本体であり、複写機本体
1の図1の上部には循環式原稿送り装置2が設けられ、
複写機本体1の図1の右側には後処理装置3が設けられ
ている。なお、図1は複写機を操作側正面からみた場合
の概略断面を示している。複写機本体1の図1の手前側
上面部には図2に示す操作表示部500が設けられてお
り、操作表示部500には複写動作や製本動作等に関連す
る操作指令等が入力されて図2の複写制御部1000に伝達
され、また複写動作や製本動作等に関連する情報が表示
される。後処理装置3は、製本制御部800、ジョギング
部100、ステープル部300、排出部200を備えている。製
本制御部800には操作表示部500から製本動作に関連する
コマンドが入力され、製本制御部800はこれらのコマン
ドに基づいてジョギング部100、ステープル部300、排出
部200等を制御する。11〜14は給紙カセットであり、複
写機本体1自体は電子写真式記録により画像を形成する
公知の装置であるため、その構成および動作説明は省略
する。複写機本体1から排出される画像形成済の用紙
は、後処理装置3の搬送ローラ901により下流側に搬送
される。搬送ローラ901の下流には切換爪902が設けられ
ており、切換爪902の切換えにより、用紙は第1、第2
シート搬送路903、904の何れかに搬送される。第1シー
ト搬送路903に搬送された用紙はプルーフトレイ905上に
排出される。また、第2シート搬送路904に搬送された
用紙はフィニッシュトレイ400上に搬送される。
【0017】以下、複写機本体1の操作表示部500、循
環式原稿送り装置2を含めて、後処理装置3の各部の詳
細な構成を順に説明する。 <操作表示部500>図2、図3において、501はモードク
リア/予熱キーであり、モードクリア/予熱キー501は
モードクリアと予熱キーを兼用している。すなわち、モ
ードクリア/予熱キー501は、瞬間的に押されると、モ
ードクリアキーとして機能し、そのまま押し続けられる
と、予熱キーとして機能する。モードクリアキーは後述
する各モードを標準モードに戻すときに押されるキーで
あり、予熱キー501は装置内の機械を予熱状態にすると
きおよび予熱状態を解除するときに押されるキーであ
る。502はズーム変倍、綴代の数値を入力するときに押
されるエンターキーであり、503は割込みコピーすると
きに押される割込みキーであり、504は複写動作を開始
するときに押されるプリントキーである。このプリント
キー504はレディ/ウエイト表示を兼ねており、レディ
時はグリーンのLEDが、ウエイト時はレッドのLED
が点灯するようになっている。
【0018】505はテンキーであり、テンキー505は、綴
じ位置を設定する場合、複写枚数を設定する場合、並び
に、ズーム変倍、綴代の数値を入力する場合に用いられ
る。506はクリアストップキーであり、クリアストップ
キー506は、待機中にはクリアキー、複写動作中にはス
トップキーの機能を有する。クリアキーは設定した複写
枚数を解除するときに押されるキーである。一方、スト
ップキーは複写動作を中断するときに押されるキーであ
り、押された時点における複写動作が終了したところ
で、機械は停止するようになっている。550は液晶表示
部であり、液晶表示部550の詳細は図3に示される。551
は機械に関する情報を表示するメッセージディスプレイ
であり、メッセージディスプレイ551は、例えば「コピ
ーできます。」、「用紙を補給して下さい。」等のメッ
セージを表示する。507は自動濃度キーであり、自動濃
度キー507は原稿の地肌濃度に応じて複写濃度を自動的
に調整するときに選択するキーであり、選択されると、
自動濃度表示部554が点灯する。508、509は複写濃度を
手動で調整するときに押す濃度調整キーであり、濃度調
整キー508、509が押される度に濃度表示部のLED555
の点灯が右方向あるいは左方向に移動する。510は用紙
選択キーであり、用紙選択キー510が押される毎に用紙
選択表示枠559が次々に移動し、自動用紙選択、手差し
給紙、あるいは、給紙カセット11〜14のうちどのカセッ
トが選択されたかが表示されるようになっている。「自
動用紙選択」は、原稿と同じ大きさの用紙が収納された
給紙カセットを自動的に選択する場合に選択され、「手
差し」は給紙カセットによらずに手差しで給紙する場合
に選択される。558は各給紙カセットの用紙サイズおよ
び紙無状態を表示する表示部である。
【0019】511は等倍キー、512は拡大キー、513は縮
小キーであり、これらは、それぞれ等倍コピー、定形サ
イズの拡大、縮小を指定するときに押すキーである。51
4はズームアップキー、515はズームダウンキーであり、
これらは、64%〜142%の間で任意の倍率を指定す
るときに押すキーである。516は指定した用紙のサイズ
に合わせて原稿の画像を自動的に縮小、拡大する場合に
使用する用紙指定変倍キーであり、変倍時の倍率は、倍
率表示部562に数字で表示される。517は両面キーであ
り、両面キー517は、片面原稿を両面にする場合、両面
原稿を両面にする場合、両面原稿を片面にする場合を選
択するときに押され、選択されたモードが分るように、
キー上部のLEDが点灯するようになっている。518は
綴代を設定する場合に押される綴代キーであり、21m
m以下であれば左右どちら側にも綴代を設定することが
できる。また、両面コピーの場合、綴代は、裏面にも、
表面とは独立に設定できる。設定された値は、メッセー
ジエリアに表示される。519はステープル選択キーであ
り、ステープル選択キー519は1箇所止めモード、2箇
所止めモード、ステープル無しモードを選択するときに
押されるキーである。520は表紙機能選択キーであり、
表紙機能選択キー520は、表カバーモード、裏カバーモ
ード、表裏両カバーモード、カバー無しモードを選択す
るときに押されるキーである。これらのカバーモードは
画像形成済の用紙束の表側にまたは裏側にまたは表裏両
側に用紙束と同サイズの用紙1枚追加するか、あるい
は、用紙を一切追加しないかを表すモードである。
【0020】綴じ位置入力キー530は用紙束の針の打ち
込み位置を入力する場合に押されるキーであり、綴じ位
置入力キー530は押される度に、綴じ位置入力モードの
設定/解除が切換わるようになっている。綴じ位置入力
モードに設定された場合、テンキー505により用紙束S
の針304の打ち込み位置を入力することができる。綴じ
位置の入力があると、複写機本体1の複写制御部1000は
図22に示すフローを実行する。
【0021】すなわち、綴じ位置入力があると、その入
力位置が綴じ不可領域N内か否かを判別する。綴じ不可
領域N内であれば、メッセージディスプレイ551に、綴
じ位置の再入力指示を表示する。一方、綴じ不可領域N
内でなければ、メッセージディスプレイ551に入力位置
を表示し、後述のポジションコマンドとして入力位置デ
ータを記憶し、原稿搬送、複写動作および製本動作に移
行する。したがって、入力位置が綴じ不可領域内であれ
ば、結果的にステープラ本体部302の綴じ動作が禁止さ
れる。
【0022】綴じ不可領域Nは例えば図21に示され
る。図21(a)は用紙がA4サイズの例を示してお
り、図21(b)は用紙がB5サイズの例を示してい
る。綴じ不可領域Nは第1領域N1、第2領域N2から構
成される。綴じ不可領域Nを設定する場合、まず、用紙
サイズに応じて用紙の周縁全域に第1領域N1を設定
し、次いでシートバインド用のパンチ穴が開けられる第
2領域N2を設定する。仮に、第1領域N1内に綴じ位置
が設定された場合、用紙束のずれ等のため綴じ不良が発
生し易くなり、また第2領域N2に綴じ位置が設定され
た場合、製本後にシートバインド用のパンチ穴を綴じ針
304のために開けられなくなるといった不具合が生じ
る。本実施例では、綴じ不可領域Nを第1、第2領域N
1、N2から構成しているが、第1、第2綴じ領域N1
2の何れか一方のみから構成しても良く、また第1、
第2領域N1、N2以外の所定領域を含んで、または、こ
の所定領域のみから構成しても良い。
【0023】ステープル選択キー519、表紙機能選択キ
ー520による製本は、既に公知のものであるため、これ
らのキーにより選択されるモードの詳細な説明は省略
し、以下、後述の簡易製本モードを中心に説明する。52
1は簡易製本キーであり、簡易製本キー521により後述の
簡易製本モード(以下、S.S.B.モードとする)、S.
S.B.解除モードが選択可能である。通常、原稿が循環
式原稿送り装置2の原稿載置台にセットされると、変倍
率を考慮し適正な用紙が選択されるようになっている
が、S.S.Bモードが選択されたときに選択される用紙
は、図1における手前側と後側を結ぶ複写機の前後方向
(以下に記述される前後方向は全てこの方向を指す)に
長手方向が一致するように給紙カセットにセットされた
用紙であり、同じサイズであっても短手方向のものは選
択されないようになっている。表紙用の用紙は、短手方
向が上記で選択した用紙の長手方向長さと同じ長さで、
長手方向が上記で選択した用紙の短手方向長さの2倍以
上のサイズの用紙が望ましい。原稿が例えばA4サイズ
の場合、表紙としては定型のA3サイズを選択すればよ
いが、実使用上、A3等の定型サイズより5mm程度長
手方向の長いものを表紙として用いるとよい。したがっ
て、定型サイズの用紙の他にこのような不定型サイズの
用紙を表紙専用用紙として給紙カセットに収納しておく
とよい。またS.S.B.モードでは、表紙コピーの有無
の選択、すなわち、表紙有りS.S.B.モードと表紙無
しS.S.B.モードとの選択が可能である。表紙有りS.
S.B.モードは、原稿に既に表紙が有る場合に選択さ
れ、原稿束の最終原稿を表紙と判断し、給紙カセットか
ら表紙として給紙される用紙にその表紙原稿の画像をコ
ピーした後に後処理装置3に搬送するモードである。表
紙無しS.S.B.モードは、原稿に表紙が無い場合に選
択され、最終原稿コピー後に、給紙カセットから表紙と
なる用紙をそのまま後処理装置3に搬送するモードであ
る。これら表紙有りS.S.B.モードおよび表紙無しS.
S.B.モードの選択は製本キー521のキー操作により可
能である。S.S.B.モードにより製本された用紙は図
4に示される。図4において、Sは用紙束、Cは表紙で
ある。
【0024】通常のS.S.B.モードは、原稿束に表紙
があるものとして表紙有りS.S.B.モードに設定され
ている。さらに、S.S.B.モードでは、自動的に表カ
バーモードおよびステープルの2箇所止めモードが選択
され、ステープルモードおよびカバーモードは自動的に
解除されるようになっており、操作者の負担を軽減して
いる。これらステープル選択キー519、表紙機能選択キ
ー520および簡易製本キー521においては、選択されたモ
ードが分るようにキー上部のLEDが点灯するようにな
っており、これらのキー操作におけるフローを図5〜図
8に示す。
【0025】<循環式原稿送り装置2>図9は循環式原
稿送り装置2の制御部700のブロック図である。図9に
おいて、CPU701は、ROM701a、RAM701b、A
Dコンバータ701c、シリアル通信ポート701dが一体に
なったワンチップマイコンからなり、出力ポート702、
入力ポート703が外付けされている。出力ポート702に
は、原稿搬送モータ704、ベルト駆動モータ705、原稿搬
出モータ706を等速に駆動するためのモータドライバ707
が接続され、各モータを必要に応じて駆動する。さら
に、CPU701は出力ポート702を通して原稿給紙クラッ
チ708、仕切爪ソレノイド709等の負荷も駆動する。入力
ポート703には、搬送センサ、原稿サイズセンサ等の信
号が接続され、必要な情報が得られるように構成されて
いる。以下、循環式原稿送り装置2の原稿送り動作を一
部の詳細の構成を含めて順に説明する。
【0026】(1)原稿のセット 図10において、原稿載置台上の原稿は、原稿搬送方向
に直交する方向に移動可能なサイドガイド601、並び
に、原稿搬送方向後側で搬送方向に移動可能なエンドプ
レート604により規制される。また原稿載置台上の原稿
の有無は、原稿載置台上に設けられた反射型センサで検
知される。
【0027】(2)原稿サイズ検知 図10において、サイドガイド601には原稿サイズ検知
センサ602が取り付けられており、原稿サイズ検知セン
サ602は原稿搬送方向に直交する方向の原稿サイズに対
応した検知信号を出力し、その信号端子は5V、GN
D、信号線に接続され、その出力電圧をCPU701内の
ADコンバータ700cで読み取ることで、原稿幅が検知
される。さらに、原稿載置台側板に取り付けられた複数
の原稿長さセンサ603のうちの何れのセンサがエンドプ
レート604のクリック爪605を検知したかにより、原稿の
搬送方向の長さが検出され、これら原稿幅および原稿長
さ検知との組合せで多種の原稿サイズに対応している。
【0028】(3)原稿エンド検知 図11、図12は原稿エンド検知の機構を示しており、
この原稿エンド機構の動作を説明する。原稿仕切爪606
は、原稿給紙に先立ち、仕切爪ソレノイド709がON/
OFFすることで、図12の実線位置(ソレノイドON
時)および仮想線位置(ソレノイドOFF時)間を移動
する。また、原稿仕切爪606はソレノイドOFF時に、
図12の仮想線位置から図12の点線位置に回動可能で
あり、図12の点線位置に位置するとき、原稿仕切爪セ
ンサ610に係合する。原稿仕切爪606が原稿仕切センサ61
0に係合した状態で原稿束が原稿仕切爪606上に載せられ
ると、原稿仕切爪606は、仕切爪ソレノイド709のONに
おより仕切アーム608が仕切爪レール611に沿って移動す
るため、原稿仕切爪606が原稿の下側から抜け出す。こ
の動作に伴い持上げピン612も図示しないピンレールに
ガイドされて移動し、原稿仕切爪606の先端は持上げら
れ、さらに、仕切爪の上側には、マグネット609があ
り、持上げ板613が吸い寄せられるため、原稿仕切爪606
は最上部に移動する。その後、仕切爪ソレノイド607が
OFFすると、スプリングの付勢力により原稿の上側に
移動する。複写動作により原稿仕切爪606の下側の原稿
が全て給紙されると、原稿仕切爪606は原稿仕切爪セン
サ610内に納まり、原稿最終紙が検知される。
【0029】(4)原稿搬送制御 本実施例の循環式原稿送り装置2は原稿束の最終紙から
給紙されるようになっており、このような給紙の場合、
最後に表紙がくるため以下のような動作となる。
【0030】(イ) 1部目のタイミング 図13(a)は1部目のタイミングチャートであり、原
稿給紙、用紙給紙、原稿露光、原稿排紙のタイミングを
示している。まず原稿給紙後、所定のタイミングで原稿
仕切爪センサ610の信号をチェックし、その原稿が最終
紙か否かを判断する。最終紙でなければ、用紙を用紙用
の給紙カセットから給紙し、その後、画像と用紙が一致
するタイミングで原稿露光を開始する。上記の原稿は、
露光以前に図1のコンタクトガラス21上にセットされて
いる。露光が完了すると原稿は直ちに原稿ベルトにより
排紙される。次の原稿は、上記排紙動作に先立ち、給紙
を開始する。以下、最終原稿まで同様の動作が繰り返さ
れるが、最終原稿であることが検知されると、用紙は、
これまでの給紙カセットからではなく、表紙用に選択さ
れた給紙カセットから給紙される。このときの露光タイ
ミングは、表紙用の用紙の搬送方向下流側に画像が形成
されるように制御される。したがって、通常画像と比較
して、図1のレジストローラ22は早く回転を開始する。
【0031】(ロ)2部目以降のタイミング 上記により1部目のコピーが完了すると、最終原稿まで
の原稿枚数が認識されているので、2部目以降は、図1
3(b)に示すように、給紙毎の最終紙検知をしない
で、原稿の入れ替え動作で決定されるタイミングによ
り、複写作業が進むことになる。
【0032】(5)ペーパエンド時の処理 S.S.B.モードにおいて表紙Cを付加する場合、前述
したように用紙用と表紙用の2つの給紙カセットを使用
することになる。この時のペーパエンド時の処理は次の
ようになる。 (イ) 用紙コピー時に用紙がペーパエンド……機械停止 (ロ) 用紙コピー時に表紙がペーパエンド……用紙コピ
ー継続、表紙コピー時機械停止 (ハ) 表紙コピー時に用紙がペーパエンド……表紙コピ
ー実行、用紙コピー時機械停止 (ニ) 表紙コピー時に表紙がペーパエンド……機械停止 <ジョギング部100>図14〜図17において、101はブ
ラシローラであり、ブラシローラ101は、図1に示され
る搬送ローラ901等によりフィニッシュトレイ400上に排
出された用紙をエンドフェンス102に付き当てて用紙搬
送方向先端を揃えるものである。また、用紙の前後方向
は後側のサイドフェンス103および前側のサイドフェン
ス104の後述のジョギング動作により揃えられるように
なっている。
【0033】エンドフェンス102は用紙の搬送方向の位
置決めフェンスであり、図14、図15に示すようにエ
ンドフェンス移動用ベルト105に固定されており、エン
ドフェンス移動用モータ106により用紙搬送方向に移動
可能に支持されている。また、用紙サイズあるいはオペ
レータの好み(例えば、原稿の余白、複写機で作る綴代
値)に応じて図19の矢印J1方向の任意(綴じ不可領
域Nを除く)の綴じ位置に後述のステープルができるよ
うに、エンドフェンス102の位置が後述のCPU801によ
り決定され、ジョギング動作後でステープル動作前に、
この位置にエンドフェンス102が移動するようになって
いる。エンドフェンス102の基準位置は、エンドフェン
ス102の凸部102aがエンドフェンスホームポジションセ
ンサ107により検知される位置である。エンドフェンス
ホームポジションセンサ107は、複写可能最大用紙の端
部がステープルできるような位置に設定されている。
【0034】サイドフェンス103、104は、前後方向の位
置決めフェンスであり、各々移動用ベルト108、109に用
紙の上側で固定されている。移動用ベルト108、109はプ
ーリ116〜119により支持されており、サイドフェンス移
動用モータ111、110により独立して駆動される。すなわ
ち、サイドフェンス103、104は図16の矢印方向に互い
に独立して往復駆動され、用紙の前後方向が揃えられる
ようになっている。移動用ベルト108、109の所定位置に
はパターン112、113が設けられており、パターン112、1
13がセンサ114、115により検知されるサイドフェンス10
3、104の位置が基準位置となる。なお、用紙の前後方向
を揃える動作、すなわちジョギング動作は用紙が1枚排
出される度に行なわれる。また、用紙サイズあるいはオ
ペレータの好みに応じて図19の矢印J2方向の任意
(綴じ不可領域Nを除く)の綴じ位置に後述のステープ
ルができるように、サイドフェンス103、104の位置が後
述のCPU801により決定されて、ジョギング動作後で
ステープル動作前に、この位置にサイドフェンス103、1
04が移動するようになっている。
【0035】エンドフェンス102、サイドフェンス103、
104、後述のステープラ301のステープラ本体部302の位
置関係は図1、図15から明らかなように、エンドフェ
ンス102とステープラ本体部302は互いに対向する位置に
配置され、エンドフェンス102とステープラ本体部302の
間にサイドフェンス103、104は配置されている。ジョギ
ング動作終了後、ステープラ301により後述のステープ
ルが完了すると、サイドフェンス103、104は図17に示
すように、同方向に移動し、用紙を装置手前側に排出す
る。なお、用紙排出時、前サイドフェンス104はプーリ1
16の円周に沿って移動するため、用紙束Sの排出の妨げ
にならない。また、後サイドフェンス103は、用紙排出
時少なくとも用紙束Sがフイニッシュトレイ400から落
下するまでの距離移動する必要があるが、この距離は用
紙サイズに応じて変えてもよい。さらに、前サイドフェ
ンス104は用紙束Sが通過することができる高さで停止
してよいため、サイドフェンスの退避スペースを設ける
必要はない。用紙排出完了後、サイドフェンス103、104
は同方向に移動し、元の位置に復帰し、次のサイクルに
移る。
【0036】一方、ステープル完了後、エンドフェンス
102を用紙サイズに関係なく定位置に合せ、その後にサ
イドフェンス103、104により用紙を排出させることも可
能である。このように、動作させることで、用紙束Sの
端部をエンドフェンス102でガイドして一定位置で排出
させることができる。 <ステープル部300>図18、図19において、301はス
テープラであり、ステープラ301は、フィニッシュトレ
イ400を挟み分離して設けられたステープラ本体部302お
よび針受け部306から構成される。なお、本実施例で
は、ステープラ本体部302および針受け部306はそれぞれ
一つずつしか設けられていないが、それぞれ複数個あっ
てもよい。ステープラ本体部302は、針打ち部302a、針
収納部302b、板状突起302c、板ばね302dおよびアー
ム302eから構成される。針打ち部302aおよび針収納部
302bは軸303に回動自在に支持されている。針収納部30
2bに収納された針304は針打ち部302aに設けられた板
状突起302cにより図18の下方向に1つずつ押出され
るようになっており、押出された針304は、ジョギング
動作によりフィニッシュトレイ400上で揃えられた用紙
束Sを貫通し、針304の先端は針受け部306の表面形状に
沿った形で折り曲げられ、これにより用紙束Sのステー
プルが完了する。針304はステープル用偏心カム307の回
転によって押出される。すなわち、ステープラ本体部30
2の図18における上方所定位置には、偏心カム307が設
けられており、偏心カム307は貫通軸308に固定され、貫
通軸308と共に回転する。なお、偏心カム307はステープ
ラ本体部302および針受け部306の数に応じて複数個あっ
てもよい。なお、ステープラ本体部302、針受け部306お
よび偏心カム307をそれぞれ2つずつ設けた場合は図2
0に示される。通常偏心カム307は図示しないセンサ等
の位置検出により針打ち部302aに当接しない位置で停
止、待機する(図18に示す状態)。ステープル時に
は、貫通軸308が図示しないモータによりギヤ等を介し
て1回転駆動される。この回転により、偏心カム307は
板ばね302dを加圧し、板ばね302dの反力により針打ち
部302は軸308を中心に下方向に押圧回動される。以上に
より針304が押出されてステープルが実行される。
【0037】アーム302eは針打ち部302aの先端に固定
され、ステープル切換えアーム312と係合する。ステー
プル切換えアーム312は軸313に固定され、軸313と共に
回転する。ステープル時、ステープル切換えアーム312
はソレノイド314により図18の時計方向に回転し、ス
テープル切換えアーム312がアーム302eから離隔する。
この結果、ステープラ本体部302の先端が下方に積載さ
れた用紙束Sの最上紙に自重で落下して接触する。した
がって、ステープラ本体部302は用紙束Sを上方から押
圧することになり、ステープル時の用紙束Sのずれを防
止する用紙ガイドの役割を果す。一方、ステープル時以
外では、ステープル切換えアーム312はスプリング315に
より反時計回り方向に付勢され、ストッパ316に当接す
る位置で停止し、このため、ステープル時以外におい
て、ステープラ本体部302はステープル切換えアーム312
により上方に持上げられた状態、すなわち、順次搬送、
積載される用紙束Sから離隔した状態に保持される。
【0038】針受け部306は偏心カム307の下方に別体で
(分割されて)フィニッシュトレイ400内に同一面また
は下方に(針受け部306が突出しない状態で)配置され
ている。このため、ステープラ本体部302が待機状態で
あれば、用紙はステープラ本体部302と針受け部306との
間を両者に引掛かることなく搬送される。 <排出部200>3aは簡易後処理装置3の枠体であり、
枠体3aの図23における前面側、すなわち操作前面側
には開口部201が形成されている。開口部201は前述のフ
ィニッシュトレイ400の延在方向に沿って形成されてお
り、開口部201の下方には排紙トレイ202が配置されてお
り、排紙トレイ202は枠体3aに支持されている。フィ
ニッシュトレイ400上のステープル済の用紙束Sはサイ
ドフェンス103、104の移動により開口部201を通して装
置外の排紙トレイ202上に排出されるようになってい
る。
【0039】<後処理装置の制御部800>図24におい
て、800は後処理装置3の制御部であり、以下、制御部8
00の構成、制御動作の順に説明する。 (1)構成 図24において、CPU801は、ROM801a、RAM80
1b、シリアル通信ポート801cが一体になったワンチッ
プマイコンからなり、出力ポート802、ステープル制御
入出力ポート803、入力ポート804が外付けされている。
本制御回路は、複写装置本体1からのコマンドをシリア
ル通信ポート801cで受け、必要な動作を行なう。その
コマンドと内容は以下に示す。出力ポート802には、ジ
ョガーモータ850(サイドフェンス移動用モータ110、11
1に相当)、エンドフェンス移動用モータ806、搬送ロー
ラ駆動用モータ808、リフトベルト用モータ809を等速に
駆動するためのモータドライバ810が接続され、各モー
タが必要に応じて駆動される。さらに、切換爪用ソレノ
イド811等の負荷も出力ポート802を介して駆動される。
ステープル制御入出力ポート803は、ステープル上下移
動用モータ812、ステープル動作用モータ813等が接続さ
れ、ステープル制御入出力ポート803にはステープル部
の動作に必要な信号が独立して設けられている。入力ポ
ート804には、ホームポジションセンサ、搬送センサ等
の信号が接続され、必要な情報が得られるように構成さ
れている。
【0040】ここで、複写機本体1からのコマンドの一
覧を示す。 モード コマンド:ステープルモード、ノンステープル
モード サイズ コマンド:用紙サイズ情報 ポジション コマンド:ステープル位置情報(前後方
向、左右方向) モータオン コマンド:搬送モータON モータオフ コマンド:搬送モータOFF ペーパセンド コマンド:用紙搬送 カバーセンド コマンド:表紙搬送 ステープル コマンド:ステープル実行 上記コマンド受信時の処理を図25〜図33のフローチ
ャートに示す。
【0041】(2)動作制御 後処理装置3の動作としては、 プルーフトレイ905に用紙を排出する動作 フィニッシュトレイ400に用紙を排出する動作 用紙揃え動作 用紙束移動動作 綴じ動作 排紙トレイ202に用紙を排出する動作 の各動作がある。以下、制御部800による動作制御を
(イ)〜(ホ)の項目別に順に説明する (イ)用紙を排出するトレイの選択 用紙を排出するトレイの選択は、複写機本体1から複写
動作開始時に送られるモードコマンドにより行なう。こ
のモードコマンドに応じて、ノーステープルモード、通
常のステープルモード、S.S.B.モードの3つのモー
ドの1つを選択し、それぞれのモードに応じた動作をす
る。送られたモードコマンドがノーステープルモードコ
マンドであれば、切換爪902をプルーフトレイ905側に切
換え、ステープルモードおよびS.S.Bモードであれ
ば、フィニッシュトレイ400側に切換える。
【0042】(ロ)ステープル位置の決定 ステープルモードの場合、フィニッシュトレイ400に用
紙を排出し、排出された用紙を一時スタックし、それら
の用紙を揃え、1部が完了した時点でステープル動作を
し、その後ステープル済の用紙束Sを排出する。ステー
プル位置(綴じ位置)は図34に示すD1をエンドフェ
ンス102の移動により、D2をサイドフェンス103、1042
の移動により変更可能で、その情報は、ポジションコマ
ンドで与えられる。そのために、サイドフェンス103、1
04とエンドフェンス102を所定の位置に移動する必要が
ある。その制御は、次のようになる。なお、操作者が綴
じ位置入力キー530およびテンキー505による綴じ位置指
定をした場合および綴じ位置指定をしない場合の両方に
おいて、ポジションコマンドは図21の綴じ不可領域N
を避けた所定の位置に設定されている。
【0043】最初に送られるモードコマンドがステープ
ルコマンドであれば、モードコマンドの後に送られるサ
イズコマンドを参照し、サイドフェンス103、104をサイ
ドフェンス移動用モータ110、111の駆動により用紙サイ
ズ長手方向に対応した位置に移動させるとともに、エン
ドフェンス102をその用紙の短手方向に対応した位置に
エンドフェンス移動用モータ806の駆動により移動させ
る。ステープラ本体部302はフィニッシュトレイ400に対
して固定されているため、エンドフェンス102の位置お
よびサイドフェンス103、104の位置で、用紙のステープ
ル位置が決定される。エンドフェンス102およびサイド
フェンス103、104の位置が決定されると、ポジションデ
ータを変更し、ジョギング動作後でステープル動作前
に、この位置で用紙束が綴じられるようにエンドフェン
ス102およびサイドフェンス103、104を移動させる。
【0044】(ハ)フィニシュトレイ400に用紙を排出 記録済み用紙が複写機本体1から後処理装置3に送られ
るときは、用紙に先立ち、通常の用紙の場合はペーパー
センドコマンドが送られ、カバー用紙の場合は、カバー
センドコマンドが送られる。カバーセンドコマンドは、
S.S.Bモードの場合、本体から送られる用紙のサイズ
がそれまでの用紙サイズの2倍以上の長さであることの
信号でもある。用紙がフィニッシュトレイ400内に搬入
されると、2つのサイドフェンス103、104をサイドフェ
ンス移動用モータ110、111の駆動により互いに同期させ
ながら反対方向に移動させて用紙の前後方向を揃える。
サイドフェンス103、104は、後述するように、用紙の排
出手段を兼ねているため、それぞれ独立に駆動手段を有
している。このジョギング動作の様子は、前述したよう
に図15に示され、またサイドフェンス103、104のジョ
ギング時の速度波形は図36に示される。
【0045】(ニ)綴じ動作 ステープル動作のフローは図35に示される。複写機本
体1からステープルコマンドが送られると、ステープル
フラグがセットされ、それまでに送られたペーパセンド
コマンドとカバーセンドコマンドの数だけフィニッシュ
トレイ400内に用紙が搬送されるのを待つ。用紙の枚数
がコマンドの数に一致すると、ステープル動作用モータ
813をONし、偏心カム307a、307bを1回転させるこ
とで用紙束Sがステープルされる。ステープル動作完了
後はステープルフラグをリセットし、フィニッシュトレ
イ400内に搬送された用紙の数をカウントする枚数メモ
リをクリヤし、排出フラグをセットすることで次の排出
動作に移行する。
【0046】(ホ)用紙排出 用紙は、前述したようにサイドフェンス103、104の移動
により排出される。図36はジョギング時の動作と用紙
排出時のサイドフェンス103、104の速度波形を示してお
り、排出(往)部分に、用紙排出時の速度波形を示す。
サイドフェンス103、104のジョギング動作後にステープ
ルを完了した用紙束Sは、まず、エンドフェンス102の
移動により排紙位置をサイズによらずに一定にし、すな
わち用紙束S後端を所定の排出位置に合せた後、サイド
フェンス103、104により等速で装置手前側に送られる。
このとき、同時に移動を開始した2つのサイドフェンス
のうち、手前側のサイドフェンス104は、移動路から退
避すると停止するが、後側のサイドフェンス103はさら
に移動し、用紙束S落下の直前で一旦速度を落とす。こ
の減速動作は、用紙束Sの落下時の衝撃を軽減するため
のものである。図37は用紙サイズによる停止位置の違
いを示した図であり、サイズ毎に停止位置を変え、排出
時間の短縮を図っている。用紙束Sの排出完了時は、負
荷が減少した分、手前側への移動速度より速い速度で戻
り、次のジョギング動作に備える。
【0047】本実施例によれば、上述のように構成され
るので、以下のような効果を得ることができる。第1
に、フィニッシュトレイ400上の用紙束Sとステープラ
本体部302との相対位置が制御されて、綴じ不可領域N
を避けて用紙束Sに針304が打ち込まれるので、針304が
打ち込まれると不具合が生じるような領域を綴じ不可領
域Nとして設定することにより、不具合の発生を防止す
ることができ、装置の使い勝手を向上することができ
る。
【0048】第2に、綴じ不可領域Nを第1領域N1
2から構成することにより、用紙束Sのサイズがどの
ようなサイズであっても用紙束Sの適正な位置、すなわ
ち綴じ不良が発生しない位置に針を打ち込むことが可能
になり、また、製本後に用紙束Sにパンチ穴を開けるよ
うな場合であっても、パンチ穴位置に針304が打ち込ま
れるといった不具合の発生を防止することができ、装置
の使い勝手を一層向上することができる。
【0049】第3に、操作者が綴じ位置入力キー530お
よびテンキー505により綴じ不可領域N内の位置を綴じ
位置として入力した場合であっても、その入力位置に針
304が打ち込まれるのを自動的に防止することができ、
装置の使い勝手をより一層向上することができる。第4
に、用紙束Sの上に用紙束Sの略2倍サイズの用紙を表
紙Cとして重ね、用紙束および表紙Cの一端を揃えた後
に、表紙Cの略中央付近で表紙Cの上から用紙束Sに針
304を打込んで針304の先端を折り曲げ、表紙Cと共に用
紙束Sを綴じているので、表紙Cを用紙束S側に半分に
折り曲げるだけで、用紙束を表裏両面を表紙により覆う
ことができ、製本処理後の用紙束の見栄えを良くするこ
とができる。また針304の先端の曲げ部分も表紙Cによ
り覆われるので、この曲げ部分で指先等を傷つけたり、
曲げ部分に他のものが引掛かったり、あるいは、針304
が外れ易くなったりするのを確実に防止することができ
る。したがって、製本の質を高めることができる。
【0050】第5に、用紙束Sの略2倍サイズの用紙を
表紙Cとして用紙束Sの上に搬送して、用紙Sを表紙C
と共に綴じるだけで上述のように質の高い製本をするこ
とができるので、装置の構成を簡単にすることができ、
コストを低減することができる。第6に、ステープラ本
体部302と針受け部306が用紙束の上下で分離されている
ので、ステープラ本体部302および針受け部306からなる
ステープラ301をフィニシュトレイ400の水平投影面内に
配置することができ、ステープラがフィニッシュトレイ
400の側端部に配設されて装置の側面から突出した従来
のものに比較すると、ステープラ301の装置側面からの
突出を防止することができ、装置の設置面積を小さくす
ることができる。
【0051】第7に、上述のようにステープラ本体部30
2と針受け部306を分離しているので、製本済の用紙束を
エンドフェンス102側以外の3方から排出させることが
でき、例えば本実施例のように、装置前面側に用紙束を
排出させることができる。第8に、装置前面側に製本済
の用紙束を排出しているので、装置横方向に製本用の排
出トレイを設けていたものに比較すると、装置の横幅を
短くすることができ、実質的な装置設置面積を小さくす
ることができる。
【0052】第9に、装置前面側に製本済の用紙束を装
置前面の排紙トレイ202に排出しているので、装置横方
向に排紙トレイがあった従来のものに比較すると、小さ
な動作で用紙束を排紙トレイ202から取り出すことがで
き、操作性を向上することができる。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、綴じ不可
領域を避けて用紙束に針が打ち込まれるので、針が打ち
込まれると不具合が生じるような領域を綴じ不可領域と
して設定することにより、不具合の発生を防止すること
ができ、装置の使い勝手を向上することができる。
【0054】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の効果に加え、用紙束のサイズがどのようなサイズで
あっても用紙束の適正な位置に針を打ち込むことがで
き、また、パンチ穴位置に針が打ち込まれるといった不
具合の発生を防止することができ、装置の使い勝手を一
層向上することができる。請求項3記載の発明によれ
ば、請求項1または請求項2の効果に加え、操作者が綴
じ不可領域内の位置を綴じ位置として入力した場合であ
っても、その入力位置に針が打ち込まれるのを自動的に
防止することができ、装置の使い勝手をより一層向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る製本装置の一実施例を適用した複
写機の概略断面図である。
【図2】図1における操作表示部の平面図である。
【図3】図2における液晶表示部の要部拡大図である。
【図4】図1における複写機により製本された用紙束の
斜視図である。
【図5】図1における複写機の製本に関連する各キーの
処理フローを示す図である。
【図6】図5における結合子Aに続く処理フローを示す
図である。
【図7】図5における結合子Bに続く処理フローを示す
図である。
【図8】図5における結合子Cに続く処理フローを示す
図である。
【図9】図1における循環式原稿送り装置の制御構成を
示すブロック図である。
【図10】図1における循環式原稿送り装置の原稿サイ
ズの検知動作を説明する図である。
【図11】図1における循環式原稿送り装置の最終原稿
検知機構の要部を示す斜視図である。
【図12】図11における最終原稿検知機構の検知動作
を説明する図である。
【図13】図1における複写機の原稿給・排紙、用紙給
紙および原稿露光のタイミングを示し、(a)はその1
部目のタイミングチャート、(b)はその2部目のタイ
ミングチャートである。
【図14】図1におけるジョギング部の要部斜視図であ
る。
【図15】図1におけるジョギング部の要部正面図であ
る。
【図16】図1におけるジョギング部のジョギング動作
を示す図である。
【図17】図1におけるジョギング部の用紙束排出動作
を示す図である。
【図18】図1におけるステープル部の要部斜視図であ
る。
【図19】図1におけるステープル部とジョギング部の
位置関係を示す斜視図である。
【図20】図18におけるステープル部の他の実施態様
を示す斜視図である。
【図21】図18におけるステープル部の綴じ不可領域
を説明する図であり、(a)はA4サイズ用紙の例であ
り、(b)はB5サイズ用紙の例である。
【図22】図2における操作表示部に綴じ位置が入力さ
れた場合の処理フローを示す図である。
【図23】図1における排出部の斜視図である。
【図24】図1における後処理装置の制御部の構成を示
すブロック図である。
【図25】図1における後処理装置の製本コマンドの処
理フローを示す図である。
【図26】図25における結合子C1に続く処理フロー
を示す図である。
【図27】図25における結合子C2に続く処理フロー
を示す図である。
【図28】図25における結合子C3に続く処理フロー
を示す図である。
【図29】図25における結合子C4に続く処理フロー
を示す図である。
【図30】図25における結合子C5に続く処理フロー
を示す図である。
【図31】図25における結合子C6に続く処理フロー
を示す図である。
【図32】図25における結合子C7に続く処理フロー
を示す図である。
【図33】図25における結合子C8に続く処理フロー
を示す図である。
【図34】図1における後処理装置のステープル位置を
説明する図である。
【図35】図1における後処理装置のステープルの処理
フローを示す図である。
【図36】図14におけるジョギング部のサイドフェン
スの速度波形を示す図である。
【図37】図14におけるジョギング部の後側のサイド
フェンス停止位置を説明する図である。
【符号の説明】
302 ステープラ本体部(綴じ手段) 304 針 400 フィニッシュトレイ(載置手段) 530 綴じ位置入力キー(綴じ位置入力手段) 505 テンキー(綴じ位置入力手段) 801 CPU(位置制御手段) S 用紙束 N 綴じ不可領域 N1 第1領域 N2 第2領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B41J 29/00 B65H 37/04 D 9037−3F (72)発明者 樋口 正己 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 来住 文男 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 轡田 正郷 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の用紙を用紙束として載置する載置手
    段と、載置手段上の用紙束に対して相対的に変位可能に
    設けられ、用紙束の所定綴じ位置に針を打ち込み該用紙
    束を綴じる綴じ手段と、載置手段上の用紙束と綴じ手段
    との相対位置を制御する位置制御手段と、を備えた製本
    装置において、前記位置制御手段が、用紙束上に綴じ不
    可領域を設定し、該綴じ不可領域を避けて用紙束に針が
    打ち込まれるように、載置手段上の用紙束と綴じ手段と
    の相対位置を制御することを特徴とする製本装置。
  2. 【請求項2】前記位置制御手段が、載置手段上の用紙束
    のサイズに応じて第1領域を設定し、次いで用紙束にパ
    ンチ穴を開ける領域となる第2領域を設定し、第1、第
    2領域により綴じ不可領域が構成されることを特徴とす
    る請求項1記載の製本装置。
  3. 【請求項3】前記所定綴じ位置を入力する綴じ位置入力
    手段を設け、綴じ位置入力手段に入力された位置が綴じ
    不可領域内であるとき、位置制御手段が綴じ手段による
    綴じ動作を禁止することを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の製本装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005215659A (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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JP2005215659A (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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