JPH0552259U - 燃料噴射ノズル - Google Patents

燃料噴射ノズル

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JPH0552259U JP11196691U JP11196691U JPH0552259U JP H0552259 U JPH0552259 U JP H0552259U JP 11196691 U JP11196691 U JP 11196691U JP 11196691 U JP11196691 U JP 11196691U JP H0552259 U JPH0552259 U JP H0552259U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料の噴射方向を弁体のリフトにしたがって
変化させる。 【構成】 ノズルボディ33には、噴射孔34,35を
形成する。噴射孔34,35の各一端部は、弁座33b
のほぼ同一箇所に開口させる。噴射孔34,35の各他
端部は、弁摺動孔33aの内周面で、軸線O方向におい
て異なる箇所に開口させる。これによって、各噴射孔3
4,35と軸線Oとのなす角度を互いに異なるものとす
る。また、弁体6には、環状溝64aと、この環状溝6
4aを燃料通路63に連通させる連通孔64bとからな
る連通路64を形成する。環状溝64aは、弁体6の初
期〜中期リフト時に噴射孔34と対向し、弁体6の最大
リフト時には噴射孔34から離間し、かつ噴射孔35と
対向するように配置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ディーゼルエンジン等に用いられる燃料噴射ノズルに関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来の燃料噴射ノズルには、実開昭57ー8362号公報に開示されたタイプ のものがある。この燃料噴射ノズルは、図12に示すように、ノズル本体1と弁 体2とを備えている。ノズル本体1の内部には、上下方向に延びる弁摺動孔11 が形成されている。この弁摺動孔11の下端開口部には、下方に向かうにしたが って拡径するテーパ孔状の弁座12が形成されている。
【0003】 弁体2は、弁摺動孔11に摺動自在に挿入された軸部21と、この軸部21の 弁摺動孔11から突出した下端部に連設された弁部22とから構成されている。 軸部21の内部には、その軸線上を延びる燃料通路21aが形成されるとともに 、この燃料通路21aに一端が連通し、他端が外周面に開口する噴射孔21bが 形成されている。一方、弁部22は、弁座12の下端部とほぼ同一の直径に形成 されており、その上端面には、弁座12より若干大きいテーパ角を有するテーパ 部22aが形成されている。このテーパ部22aの周縁部が、ノズルばね(図示 せず)によって弁座12の周縁部に突き当てられることにより、弁部22が弁座 12に着座するようになっている。
【0004】 上記構成の燃料噴射ノズルにおいて、燃料噴射ポンプ(図示せず)から燃料が 圧送され、その圧力が所定の開弁圧に達すると、弁体2がノズルばねの付勢力に 抗して弁座12からリフトする(下方へ移動する)。すると、圧送された燃料は 、燃料通路21aを通り、噴射孔21bから噴射される。噴射された燃料は、弁 座12とテーパ部22aとの間を通ってエンジンの燃焼室に噴射される。
【0005】 ところで、ディーゼルエンジンにおいては、エンジンの性能上の観点から、低 負荷時(弁体2のリフト量が小さい時)と高負荷時(弁体2のリフト量が大きい 時)とで燃料の噴射方向を変えることが要望されることがある。例えば、低負荷 時には燃料を燃焼室の比較的下側(ピストン側)に噴射し、高負荷時には燃焼室 の上側(シリンダヘッド側)に噴射されることが要望されることがある。特に、 高負荷時には、弁体2のリフト量に応じて噴射方向を変えることができれば、燃 焼室内の空気の利用効率を向上させて、燃焼状態を良好にするこことができると いう点から、燃料の噴射方向をリフト量にしたがって変えることができれば望ま しい。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の燃料噴射ノズルにおいては、燃料の噴射量が弁体2のリフト量に応 じて変化するものの、燃料の噴射方向は一定であり、上記要望に応えることがで きなかった。
【0007】 この考案は、上記要望に応えるためになされたもので、弁体のリフト量に応じ て燃料の噴射方向を変えることができる燃料噴射ノズルを提供することを目的と する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記の目的を達成するために、内部に一端が外面に開口する弁摺 動孔が形成され、この弁摺動孔の開口部に弁座が形成されたノズル本体と、前記 弁摺動孔に摺動自在に設けられ、内部に燃料通路が形成されるとともに、弁摺動 孔から外部に突出した端部に前記弁座の外周側の周縁部に着座する弁部が形成さ れた弁体とを備え、前記弁体が前記弁座からリフトときには弁座と弁部との間か ら燃料を噴射する燃料噴射ノズルにおいて、前記ノズル本体に、内側の端部が前 記弁摺動孔の内周面に開口するとともに、外側の端部が前記弁座に開口し、かつ 弁摺動孔の軸線とのなす角度が互いに異なる複数の噴射孔を形成し、前記弁体に 、前記弁体の弁座からのリフト時に前記燃料通路と前記複数の噴射孔とをそれぞ れ連通させ、かつ各連通面積どうしの大きさの割合を前記弁体のリフト量に応じ て変化させる連通路を形成したことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
弁体が弁座からリフトすると、各噴射孔が連通路を介して燃料通路と連通する 。したがって、各噴射孔から燃料が噴射される。噴射された燃料は、弁座と弁部 との間を通って燃焼室に噴射される。 ここで、各噴射孔と弁摺動孔とのなす角度が互いに異なっているので、各噴射 孔から噴射される燃料の噴射方向は、比較的下向きのものもあれば、比較的上向 きのものもある。しかも、各噴射孔と燃料通路との連通面積がリフト量に応じて 変化するので、リフト量の変化に伴って噴射方向が比較的下向きである燃料の噴 射量が多くなったり、逆に少なくなったりする。これによって、燃料の噴射方向 が変化する。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の実施例について図1〜図11を参照して説明する。 図1〜図5はこの考案の一実施例を示すものである。まず、図2に基づいてこ の実施例の燃料噴射ノズルNの全体構成について説明すると、符号3はノズル本 体である。このノズル本体3は、ノズルホルダ31と、このノズルホルダ31の 下端面にノズルナット32によって固定されたノズルボディ33とから構成され ている。なお、ノズルホルダ31とノズルボディ33とは、位置決めピン4によ って位置決めされている。
【0011】 上記ノズルホルダ31の内部には、その上端面から下方に延びる燃料用孔31 aが形成されるとともに、その燃料用孔31aの下端部からノズルホルダ31の 下端面まで延びるばね収納孔31bが形成されている。このばね収納孔31bに は、後述する弁体6を図2の上方へ付勢するノズルばね5が収納されている。な お、ばね収納孔31b内には、燃料噴射ポンプ(図示せず)から燃料用孔31a を介して高圧燃料が圧送されるようになっている。
【0012】 上記ノズルボディ33には、その軸線O(図1参照)上を上端面から下端面ま で貫通する弁摺動孔33aが形成されている。この弁摺動孔33aの下端開口部 には、下方へ向かうにしたがって漸次拡径するテーパ孔状の弁座33b(図1参 照)が形成されている。また、ノズルボディ33の下端部外周面には、下方へ向 かうしたがって漸次小径になるテーパ面33cが形成されている。
【0013】 ノズルボディ33の弁摺動孔33aには、弁体6が摺動自在に挿通されている 。この弁体6は、弁摺動孔33aに挿通された軸部61と、この軸部61の弁摺 動孔33aから突出した下端部に連設された弁部62とから構成されている。
【0014】 上記軸部61は、その上端部が弁摺動孔33aを貫通して上記ばね収納孔31 b内に突出しており、そこにはばね受け7が固定されている。そして、軸部61 は、上記ノズルばね5によりばね受け7を介して上方へ付勢されている。これに よって、弁部62が弁座33bに着座するようになっている。その一方、軸部6 1は、ばね収納孔31b内に圧送される燃料によって下方に押圧される。この押 圧力がノズルばね5の付勢力より大きくなると、弁体6が弁座33bからリフト (下方へ移動)することになる。なお、弁体6がリフトし始める時の燃料の圧力 が開弁圧である。
【0015】 また、軸部61の内部には、軸線O上を延びる燃料通路63が形成されている 。この燃料通路63の上端部は、軸部61の上端面に開口している。したがって 、燃料通路には、燃料噴射ポンプから燃料用孔31aを介してばね収納孔31b 内に圧送された燃料が導入されることになる。燃料通路63の下端部は、止まり 孔になっている。
【0016】 一方、弁部62は、図1に示すように、その外周面にテーパ面62aが形成 されている。このテーパ面62aは、弁部62が弁座33bに着座した状態にお いては、上記ノズルボディ33のテーパ面33cに連続するようになっている。 また、弁部62の上端面には、テーパ部62bが形成されている。このテーパ部 62bのテーパ角度は、弁座33bのテーパ角度より大きくなっている。したが って、弁部62は、テーパ部62bの外周縁が弁座33bの外周縁に突き当たっ た状態で弁座33bに着座することになる。
【0017】 上記構成は、従来の燃料噴射ノズルと同様であるが、この燃料噴射ノズルにお いては、弁体6がリフトするにしたがって燃料の噴射方向が変化するよう、次の 構成を有している。
【0018】 すなわち、図1(A),(B)に示すように、ノズルボディ33の下端部には 、対をなす2つの噴射孔34,35が複数対(この実施例では四対)形成されて いる。噴射孔34,35は、軸線Lを含む同一平面上に配置されているが、軸線 O方向に関しては異なる箇所に配置されている。また、噴射孔34,35と軸線 Oとのなす角度は互いに異なっており、この実施例では、噴射孔34と軸線Oと のなす角度が噴射孔35と軸線Oとのなす角度より小さくなされている。
【0019】 各噴射孔34,35の一端部は、弁摺動孔33aの内周面に開口し、他端部は 、弁座33bの外周縁近傍に開口している。この場合、弁座33bにおける各噴 射孔34,35の開口部は、ほぼ同一箇所に位置せしめられている。したがって 、弁摺動孔33aの内周面における各噴射孔34,35の開口部は、軸線O方向 に互いに離間しており、噴射孔34の開口部が噴射孔35の開口部より上側に位 置している。
【0020】 なお、この実施例においては、噴射孔34の直径が噴射孔35の直径より小さ くなされており、図1(C)に示すように、各噴射孔34,35は、それぞれの 内周面の外側に位置する箇所どうしが弁座33bにおいて接するように配置され ている。
【0021】 また、上記軸部61の下端部外周面には、環状溝64aが形成されている。こ の環状溝64aは、連通孔64bを介して燃料通路63に連通せしめられている 。これら環状溝64aおよび連通孔64bによって連通路64が構成されている 。
【0022】 上記環状溝64aは、弁部62が弁座33bに着座した状態においては、噴射 孔34より上側(弁体6のリフト方向と逆方向側)に位置している。また、環状 溝64aの幅Wは、弁摺動孔33aの内周面における噴射孔34,35の軸線O 方向の間隔Lと同等か、若干狭くなされている。
【0023】 したがって、図4および図5に示すように弁体6がリフトした場合、環状溝6 4aはまず噴射孔34と対向する。この結果、噴射孔34が燃料通路63と連通 する。その後、環状溝64aは、その幅Wが間隔Lより狭いので、噴射孔34と 噴射孔35との間の弁摺動孔33aの内周面によって遮蔽される。このときには 、噴射孔34,35の両者が燃料通路63と非連通状態になる。そして、弁体6 が最大リフトしたときには、環状溝64aが噴射孔35と対向し、噴射孔35が 燃料通路63と連通するようになっている。
【0024】 次に、上記構成の燃料噴射ノズルNの作用について説明する。 燃料噴射ポンプから燃料用孔31aを介してばね収納孔31bに燃料が圧送さ れ、その燃料の圧力が開弁圧に達すると、弁体6がノズルばね5の付勢力に抗し てリフトし始める。
【0025】 図3(A)に示すように、環状溝64aが噴射孔34と対向する前の初期リフ ト時には、燃料通路63および連通孔64bを介して環状溝64aに圧送された 燃料が、軸部61と弁摺動孔33aの内周面との間を通って弁座33bと弁部6 2との間へ至り、そこから外部(燃焼室)に噴射される。この場合の噴射は、噴 射量が少なく、しかも弁座33bと弁部62との間隔が狭いので、図3(B)に 示すように、薄い膜状になる。 なお、薄い膜状の噴射は、弁体6のリフト期間中常時行われる。
【0026】 弁体6がさらにリフトすると、図4(A)に示すように、環状溝64aが噴射 孔34と対向する。このとき、環状溝64aは噴射孔35と対向していない。し たがって、燃料は噴射孔34からだけ噴射される。この場合、噴射孔34の直径 が小さいので、噴射量は少なく、いわゆる初期噴射が行われる。また、噴射孔3 4と軸線Oとのなす角度が小さく、噴射孔34が比較的下向きであるので、噴射 方向も下向きになる。
【0027】 弁体6がさらにリフトすると、環状溝64aの幅Wが噴射孔34,35の間隔 Lより小さいので、環状溝64が弁摺動孔33aの内周面によって遮蔽される。 この結果、燃料噴射が瞬間的にではあるが中断する。
【0028】 弁体6が最大リフトすると、環状溝64aが噴射孔35と対向する。したがっ て、噴射孔35から燃料が噴射される。このとき、噴射孔35の直径が噴射孔3 4の直径より大きいので、多量の燃料が噴射され、いわゆる主噴射が行われる。 この主噴射においては、噴射孔35と軸線Oとのなす角度が大きく、噴射孔35 が比較的上向きであるので、噴射方向も上向きになる。
【0029】 なお、燃料噴射ポンプからの燃料圧送が終了すると、弁体6がノズルばね5の 付勢力によって弁座33bに着座し、これによって燃料噴射が終了する。
【0030】 次に、この考案の他の実施例を説明する。なお、以下の実施例においては、上 記実施例と異なる構成についてののみ説明することとし、上記実施例と同様な部 分については同一符号を付してその説明を省略する。
【0031】 図6(A),(B),(C)に示す実施例は、弁部62が弁座33bに着座し た状態のときに環状溝64aが噴射孔34と対向するようにしたものであり、環 状溝64aの幅Wは弁摺動孔33aの内周面における噴射孔34,35の間隔L より広く、かつ噴射孔34の上側縁から噴射孔35の下側縁までの間隔L1より 狭くなされている。
【0032】 この実施例の燃料噴射ノズルにおいては、弁体6がリフトすると同時に噴射孔 34から燃料が比較的下向きに噴射される。その後、弁体6がさらにリフトする と、環状溝64aの幅Wが噴射孔34,35の間隔Lより広いので、図6(B) に示すように、環状溝64aが噴射孔34,35と同時に対向し、両噴射孔34 ,35から同時に燃料が噴射される。この状態においては、両噴射孔34,35 から噴射される燃料全体の噴射方向は、両噴射孔34,35の噴射方向を合成し た方向になる。
【0033】 その状態から弁体6がさらにリフトすると、リフト量の増大に伴って環状溝6 4aと噴射孔34との対向面積が減少するのに対し、環状溝64aと噴射孔35 との対向面積が増大する。この結果、噴射孔34からの燃料噴射量が減少する一 方、噴射孔35からの噴射量が増大する。したがって、噴射孔34,35から噴 射される燃料全体は当初比較的下向きになり、その後リフト量が増大するにした がって徐々に上向きに変化する。そして、最大リフト時には、図6(C)に示す ように、環状溝64aが噴射孔35とだけ対向するので、噴射方向は、噴射孔3 5による噴射方向と一致する。
【0034】 図7に示す実施例は、環状溝65aおよび連通孔65bからなる連通路65と 、環状溝66aおよび連通孔66bからなる連通路66とをそれぞれ形成し、各 連通路65,66をそれぞれ噴射孔34,35の専用にしたものである。環状溝 65aは、弁体6の着座時には噴射孔34から離れており、弁体6がリフトする と噴射孔34と対向し、弁体6が最大リフトすると噴射孔34から離れるように 配置されている。一方、環状溝66aも、弁体6の着座時には噴射孔35から離 れ、弁体6がリフトすると噴射孔35と対向するように配置されている点は環状 溝65aと同様であるが、環状溝65aと噴射孔34との連通面積が減少し始ま ると、環状溝66aが噴射孔35と対向し始め、弁体6が最大リフト時には噴射 孔35全体と対向するように配置されている。
【0035】 この実施例の燃料噴射ノズルにおいても、噴射孔34と環状溝65aとの連通 面積と、噴射孔35と環状溝65aとの連通面積とが、弁体6のリフト量に応じ て変化するとともに、連通面積の大きさの割合がリフト量に応じて変化するので 、図6に示す実施例と同様に、噴射孔34,35から噴射される燃料全体の噴射 方向が弁体6のリフトに応じて比較的下向きから上向きへと徐々に変化すること になる。
【0036】 図8、図9および図10は、2つの噴射孔34,35の他の例を示すものであ る。すなわち、上記の実施例においては、2つの噴射孔34,35の弁座33b における開口部を、各内周面の外側の側部において接するように配置したのに対 し、図8に示す実施例は、噴射孔34,35の各軸線を弁座33bにおいて交差 させたものであり、図9に示す実施例は、内側の側部において接するように配置 したものであり、図10に示す実施例は、噴射孔34,35の各軸線を弁座33 bにおいて交差させるとともに、噴射孔34の内径を噴射孔35の内径より大径 にしたものである。
【0037】 また、図11に示す実施例は、噴射孔34,35を弁摺動孔33aの周方向に おいて異なる箇所に配置したものであり、噴射孔34と35とは交互に配置され ている。この場合、各噴射孔34,35と軸線Oとのなす角度が互いに異なると ともに、弁摺動孔33aの内周面における各噴射孔34,34の開口部が軸線O 方向に互いに異なる箇所に位置しているのは勿論である。
【0038】 なお、この考案は、上記の実施例に限定されることなく、その要旨を逸脱しな い範囲において適宜変更可能である。 例えば、図8〜図11に示す実施例を図1〜図5、図6、図7にそれぞれ示す 実施例と組み合わせてもよい。 また、上記の実施例は、ノズルばね5を1つだけ用いた燃料噴射ノズルにこの 考案を適用したものであるが、この考案は、2つのノズルばねを用いたいわゆる 2段開弁圧タイプの燃料噴射ノズルにも適用することができる。
【0039】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案の燃料噴射ノズルによれば、弁本体に、弁摺動 孔に対す傾斜角度が互いに異なる複数の噴射孔を形成する一方、弁体に、各噴射 孔と燃料通路との連通面積の比を弁体のリフトにしたがって変化させる連通路を 形成したものであるから、燃料の噴射方向を弁体のリフトに応じて変化させるこ とができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の要部を拡大して示す図で
あり、図1(A)その断面図、図1(B)は弁体を省略
して示す図1(A)のB矢視図、図1(C)は図1
(B)のC円部の拡大図である。
【図2】この考案の一実施例の全体を示す断面図であ
る。
【図3】図3(A)は弁体のリフト当初における図1
(A)と同様の断面図であり、図3(B)はそのときの
燃料の噴射状態を示す図である。
【図4】図4(A)は弁体の初期〜中期リフト時におけ
る図1(A)と同様の断面図であり、図4(B)はその
ときの燃料の噴射状態を示す図である。
【図5】図5(A)は弁体の最大リフト時における図1
と同様の断面図であり、図5(B)はそのときの燃料の
噴射状態を示す図である。
【図6】図6はこの考案の他の実施例の要部を拡大して
示す断面図であり、図6(A)は弁体の着座時の状態を
示す図、図6(B)は弁体の初期〜中期リフト時の状態
を示す図、図6(C)は弁体の最大リフト時の状態を示
す図である。
【図7】図7はこの考案の他の実施例の要部を拡大して
示す断面図であり、図7(A),(B),(C)はそれ
ぞれ図6(A),(B),(C)と同様の図である。
【図8】この考案の他の実施例の図1(C)と同様の図
である。
【図9】この考案の他の実施例の図1(C)と同様の図
である。
【図10】この考案の他の実施例の図1(C)と同様の
図である。
【図11】この考案の他の実施例の図1(B)と同様の
図である。
【図12】従来の燃料噴射ノズルの一例の要部を示す断
面図である。
【符号の説明】
N 燃料噴射ノズル 0 弁摺動孔の軸線 3 ノズル本体 33a 弁摺動孔 33b 弁座 34 噴射孔 35 噴射孔 6 弁体 61 軸部 62 弁部 63 燃料通路 64 連通路 65 連通路 66 連通路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に一端が外面に開口する弁摺動孔が
    形成され、この弁摺動孔の開口部に弁座が形成されたノ
    ズル本体と、前記弁摺動孔に摺動自在に設けられ、内部
    に燃料通路が形成されるとともに、弁摺動孔から外部に
    突出した端部に前記弁座の外周側の周縁部に着座する弁
    部が形成された弁体とを備え、前記弁体が前記弁座から
    リフトしたときには弁座と弁部との間から燃料を噴射す
    る燃料噴射ノズルにおいて、前記ノズル本体に、内側の
    端部が前記弁摺動孔の内周面に開口するとともに、外側
    の端部が前記弁座に開口し、かつ弁摺動孔の軸線とのな
    す角度が互いに異なる複数の噴射孔を形成し、前記弁体
    に、前記弁体の弁座からのリフト時に前記燃料通路と前
    記複数の噴射孔とをそれぞれ連通させ、かつ各連通面積
    どうしの大きさの割合を前記弁体のリフト量に応じて変
    化させる連通路を形成したことを特徴とする燃料噴射ノ
    ズル。
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