JPH0552577B2 - - Google Patents

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JPH0552577B2
JPH0552577B2 JP12213683A JP12213683A JPH0552577B2 JP H0552577 B2 JPH0552577 B2 JP H0552577B2 JP 12213683 A JP12213683 A JP 12213683A JP 12213683 A JP12213683 A JP 12213683A JP H0552577 B2 JPH0552577 B2 JP H0552577B2
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JP
Japan
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signal
circuit
pilot signal
pilot
frequency
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JP12213683A
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JPS6015848A (ja
Inventor
Shoji Nemoto
Masahiko Machida
Mitsunori Fujikawa
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP12213683A priority Critical patent/JPS6015848A/ja
Publication of JPS6015848A publication Critical patent/JPS6015848A/ja
Publication of JPH0552577B2 publication Critical patent/JPH0552577B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • G—PHYSICS
    • G11—INFORMATION STORAGE
    • G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/46—Controlling, regulating, or indicating speed
    • G11B15/467—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven

Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はトラツキング制御装置に関し、特に記
録媒体上に走行方向を横切るように順次並んで形
成された記録トラツクに周波数の異るパイロツト
信号を循環的に映像信号と共に記録し、再生時互
いに隣接するトラツクから再生したパイロツト信
号の周波数の差を検出して再生ヘツドを所定のト
ラツクにトラツキングさせるようにした自動トラ
ツク追従方式(以下ATF方式という)のトラツ
キング制御装置に適用して好適なものである。
〔背景技術とその問題点〕
このATF方式のトラツキング制御装置として
4つの周波数のパイロツト信号を順次記録トラツ
クに記録していく4周波方式のものが提案されて
いるが、そのトラツキング位置ずれ量に対するト
ラツキングエラー信号の関係によつてトラツキン
グ状態を示せば第1図のようになる。すなわちト
ラツキングピツチとヘツド幅がほぼ等しい場合を
考えると、位相ロツク点T0においてはエラー信
号S3は0になり、この時再生ヘツドは正しいト
ラツキング状態に制御されている。これに対して
再生ヘツドが正方向にトラツキングずれを起こし
て行けば、トラツキングずれ量が1トラツクピツ
チすなわち隣接するトラツクT1になるまでの間
正の傾斜で増大して行く。その増大量はトラツク
T1において最大値をとり、その後トラツキング
ずれ量が2トラツクピツチ分だけ増大する範囲
(T1〜T3の範囲)の間エラー信号S3は負の
傾斜で減少して行きトラツクT2の位置で0にな
りその後負の値になる。この減少量はトラツクT
3位置において負の最小値になり、トラツキング
ずれ量がこの位置T3を過ぎるとエラー信号は再
び正の傾斜で2トラツクピツチの間増大して行
き、やがてT4の位置でエラー信号が0になる。
かくしてエラー信号の変化はトラツクピツチのト
ラツキングずれT0〜T4の間に1周期分の変化
を起し、以下トラツキングずれが増大して行けば
この4トラツクピツチごとの周期が繰返される。
このようなエラー信号の変化に対してトラツキ
ング制御系はロツク位置T0においてエラー信号
が正方向に大きくなればトラツキング位置ずれ量
が小さくなるように再生ヘツドを制御し、又はエ
ラー信号が負方向に小さくなつて行けばトラツキ
ングずれ量を小さくするように再生ヘツドを制御
する。従つて再生ヘツドはエラー信号が0になる
位相位置T0にロツクされることになる。これに
対して位相位置T2においてもエラー信号は0に
なるがエラー信号が位相点T2から僅に正の方向
に増大し又は負の方向に減少すればこのトラツキ
ングずれ量を拡大するような方向に再生ヘツドが
制御されることにより安定点とはなり得ない(こ
れを発振点という)。
このように変化するエラー信号を発生する
ATF方式のトラツキング制御装置として原理的
に第2図〜第4図に示すものが提案されている。
すなわちこのトラツキング制御装置は第2図に
示す如く記録再生ヘツドとしての回転ビデオヘツ
ドの再生出力の一部の信号S1をローパスフイル
タ構成のパイロツト信号検出回路1に受けて記録
媒体としての磁気テープに記録されているパイロ
ツト信号の再生出力を成分とする再生パイロツト
信号S2を作り、この再生パイロツト信号S2を
エラー信号形成回路3に与える。エラー信号形成
回路3は基準信号発生回路4の制御の下に形成し
たトラツキングエラー信号S3(第1図)を送出
する。
テープ5上には第3図に示すように互いに周波
数の異なる複数例えば4種類のパイロツト信号
f1,f2,f3,f4が映像信号と一緒に記録されてい
る4つのビデオトラツクT1,T2,T3,T4
の組が順次循環的に繰返すように斜めに密接して
形成されている。ここで記録再生ヘツド6を構成
するビデオヘツドの有効幅は例えばトラツクT1
〜T4の幅とほぼ等しい値に選定され、これによ
り第3図において実線図示のように再生ヘツド6
が現在再生走査しているトラツク(これを再生ト
ラツクという)に正しくトラツキングしていると
当該トラツクに記録されているパイロツト信号だ
けを再生することにより再生出力に含まれるパイ
ロツト周波数成分は1種類になり、これに対して
破線図示のように当該トラツクに対してヘツド6
が右ずれ又は左ずれ状態にあるときは当該再生ト
ラツクの右側又は左側に隣接するトラツクに記録
されているパイロツト信号をも再生することによ
り再生出力に含まれるパイロツト周波数成分が2
種類になりしかも各パイロツト周波数成分の大き
さが対応するトラツクに対して対向する再生ヘツ
ドの対向長さに相当する大きさになるようになさ
れている。
しかるに4種類のパイロツト信号の周波数1〜
4は低域周波数(600〜700〔kHz〕)に変換された
カラー成分の下側帯域に選定され、循環する4つ
のトラツクT1〜T4において例えば奇数番目の
トラツクT1,T3を中心にして右側のトラツク
のパイロツト信号との周波数差がΔAとなり、か
つ左側のトラツクのパイロツト信号との周波数差
がΔBとなるようになされていると共に、偶数番
目のトラツクT2,T4を中心にして右側のトラ
ツクのパイロツト信号との周波数差がΔBとな
り、かつ左側のトラツクのパイロツト信号との周
波数差がΔAとなるようになされている。
従つてヘツド6が奇数番目のトラツクT1,T
3を再生しているとき、再生信号に含まれている
パイロツト信号の周波数成分として周波数差が
ΔAの信号成分があればヘツド6が右ずれ状態に
あることが分り、また周波数差がΔBの信号成分
があればヘツド6が左ずれ状態にあることが分
り、さらに周波数差がΔA及びΔBの信号成分が
ないときは正しくトラツキングされていることが
分る。
同様にしてヘツド6が偶数番目のトラツクT
2,T4を再生しているとき、再生信号に含まれ
るパイロツト信号の周波数成分として周波数差が
ΔBの信号成分があればヘツド6が右ずれ状態に
あることが分り、また周波数差が電ΔAの信号成
分があればヘツド6が左ずれ状態にあることが分
る。
この実施例の場合、第1、第2、第3、第4の
トラツクT1,T2,T3,T4に対して割当て
られた周波数1,2,3,4は1=102〔kHz〕,
2
=116〔kHz〕,3=160〔kHz〕,4=146〔kHz〕
に
選定され、従つて差周波数ΔA及びΔBは、 ΔA=|1−2|=|3−4|=14〔kHz〕
……(1) ΔB=|2−3|=|4−1|=44〔kHz〕
……(2) に選定されている。
ヘツド6から得られるこのような内容をもつた
再生信号S1はローパスフイルタ構成のパイロツ
ト信号検出回路1に与えられ、再生信号S1に含
まれるパイロツト信号を取り出してなる再生パイ
ロツト信号S2が掛算回路14に第1の掛算入力
として与えられる。掛算回路14へは第2の掛算
入力として基準信号発生回路4の基準パイロツト
信号S11が与えられる。
基準信号発生回路4は周波数1〜4の4種のパ
イロツト周波数出力を発生するパイロツト信号発
生回路16と、回転ドラム(図示せず)に関連し
て2つのビデオヘツドのうちテープを走査するヘ
ツドが切換わるごとに論理レベルを変化させるヘ
ツド切換パルスRF−SW(第4図A)を受けるス
イツチ回路17とを有する。この実施例の場合ス
イツチ回路17はヘツド切換パルスRF−SWの
レベルが変化するごとにカウント動作する4進の
カウンタ回路を有し、かくしてこのカウンタ回路
から第1〜第4のトラツクT1〜T4に対応する
ゲート信号を順次繰り返し得るようになされ、こ
のトラツクT1〜T4のゲート信号によつてそれ
ぞれゲートを開いて第4図Bに示す如くパイロツ
ト信号発生回路及16のパイロツト周波数1〜4
の出力を順次基準パイロツト信号S11として送
出するようになされている。
なおこのスイツチ回路17の出力端に得られる
基準パイロツト信号S11は記録時に信号ライン
18を介して記録パイロツト信号S4としてビデ
オヘツド6に送出され、かくしてビデオヘツド6
が第1〜第4のトラツクT1〜T4を走査してい
る間に対応する周波数1〜4のパイロツト信号を
順次ビデオヘツド6に与えて各トラツクT1〜T
4に記録させるようになされている。
このようにしてヘツド6が第1〜第4番目のト
ラツクT1〜T4をそれぞれ走査している間にパ
イロツト信号検出回路1の出力端に得られる再生
パイロツト信号S2に当該再生トラツクに同期し
て発生する基準パイロツト信号S11を掛算する
ことにより、トラツキングエラーがあるとき再生
パイロツト信号S2中に含まれる周波数成分と、
基準パイロツト信号S11の周波数との差の周波
数をもつ信号成分を含んでなる掛算出力S12を
得る(実際上掛算出力S12には和の周波数成分
などの他の信号成分をも含んでいる)。この掛算
出力S12はそれぞれバンドパスフイルタで構成
された第1及び第2の差周波数検出回路20及び
21に与えられる。第1の差周波数検出回路20
は掛算出力S12に上述の(1)式に基づく差周波数
ΔAの信号成分が含まれているときこれを抽出し
て整流回路構成の直流化回路22で直流に変換し
て直流レベルの第1のエラー検出信号S13を得
る。また同様にして第2の差周波数検出回路21
は掛算出力S12に上述の(2)式に基づく差周波数
ΔBの信号成分が含まれているときこれを抽出し
て直流化回路23から第2のエラー検出信号S1
4を得る。
ここでヘツド6が第1、第2、第3、第4のト
ラツクT1,T2,T3,T4をトラツキングし
ようとしているとき(従つてスイツチ回路17が
第4図Bに示す如く各トラツクT1,T2,T
3,T4に対応するタイミングで周波数が1,
2,3,4の基準パイロツト信号S11を送出し
ている)右にずれていると、ヘツド6の再生信号
S1に基づいて得られる再生パイロツト信号S2
に第4図C1に示す如く周波数1及び2 2及び
3,3及び4,4及び1のパイロツト信号が含ま
れることになり、掛算出力S12として第4図D
1に示す如くその差周波数ΔA(=1〜2),ΔB
(=2〜3),ΔA(=3〜4),ΔB(=4
〜1)を
順次含んだ信号を生ずる。これに対してヘツド6
が左にずれていると、再生パイロツト信号S2は
第4図C2に示す如く順次周波数4及び1,1及
び2,2及び3,3及び4のパイロツト信号を含
むようになり、これに応じて掛算出力S12は第
4図D2に示す如く差周波数ΔB(=4〜1),
ΔA(=1〜2),ΔB(=2〜3),ΔA(
=3〜4)
を順次含むようになる。
かくして第4図E及びFに示す如く(例えば右
ずれ状態を示す)、ヘツド6が走査するトラツク
を切換わるごに直流レベルが0から立上る第1及
び第2のエラー検出信号S13及びS14を直流
化回路22及び23から得ることができる。
第1及び第2のエラー検出信号S13及びS1
4は減算回路24にそれぞれ加算入力及び減算入
力として与えられることにより第4図Gに示す如
く第1及び第2のエラー検出信号S13及びS1
4が交互に得られるごとに交流的に変化する減算
出力S15が得られる。この減算出力S15は直
流切換スイツチ回路25の第1入力端a1に与え
られると共に反転回路26において極性が反転さ
れて第2入力端a2に与えられる。切換スイツチ
回路25はヘツド切換パルスRF−SWによつて
例えばヘツド6が奇数番目のトラツクT1,T3
を走査しているとき第1入力端a1側に切換動作
し、これに対して偶数番目のトラツクT2,T4
を走査しているとき第2入力端a2に切換動作
し、かくして第4図Hに示す如くヘツド6が右ず
れ状態のときその右ずれ量に相当する大きさの正
極性の直流レベル出力S16を得(これに対して
左ずれ状態のときは直流レベル出力S16はその
左ずれ量に相当する大きさをもちかつ負極性にな
る)、これが直流増幅器でなる出力増幅回路27
を介してトラツキングエラー信号S3として送出
される。因みにヘツド6が例えば右にずれていれ
ば、再生トラツク奇数番目T1,T3のとき掛算
回路14の出力端には差周波数ΔAの信号成分が
現われるとにより第1の差周波数検出回路20側
からの出力が減算回路24に与えられ、しかもこ
のとき切換スイツチ回路25は第1の入力端a1
側に切換えられているので正の直流レベルのトラ
ツキングエラー信号S3を送出する。これに対し
て再生トラツクが偶数番目T2,T4のとき掛算
回路14の出力端には差周波数ΔBの信号成分が
現われることにより第2の差周波数検出回路21
側からの出力が減算回路24に与えられ、しかも
このとき切換スイツチ回路25は第2の入力端a
2側に切換えられているので減算回路24の負の
出力を反転回路26で極性反転して正の直流レベ
ルのトラツキングエラー信号S3として送出す
る。
従つてこのトラツキングエラー信号S3をキヤ
プスタンサーボループの位相サーボ回路に補正信
号として用いて正のときテープの走行速度を遅く
し、負のとき速くするように補正すれば、ビデオ
ヘツドと再生トラツクとの位相ずれを補正し得、
かくして正しいATFトラツキングサーボを実現
できる。
以上の原理構成においてはヘツド6が正しく各
トラツクにトラツキングしたとき掛算回路14の
出力端には差周波数成分が生じないものとして原
理を述べたが、実際上このトラツキング状態にお
いてもヘツドの再生信号S1には左側及び右側に
隣接するトラツクのパイロツト信号が生じる。
すなわち実際上記録時にトラツク間にガードバ
ンドを設けない場合には記録モード時に新たに記
録するトラツクをすでに記録された隣接トラツク
に一部重ねるように順次記録して行く。従つてこ
の場合はヘツド6の幅は各トラツクT1〜T4の
幅より大きくなるので、正しくトラツキングした
際にヘツド6が左側及び右側に隣接するトラツク
にはみ出す。従つてヘツド6は左側及び右側に隣
接するトラツクのパイロツト信号を再生するので
このはみ出した長さに相当する大きさの差周波数
の信号成分に対応するエラー検出信号S13及び
S14(第4図E及びF)を直流化回路22及び
23から発生する。
またガードバンドを設けた場合にはヘツド6の
幅はトラツクの幅とほぼ等しくなるが、左側及び
右側に隣接するトラツクに記録されているパイロ
ツト信号がクロストーク信号としてヘツド6の再
生信号中に混入する。従つてエラー検出信号S1
3及びS14にクロストーク信号に相当する差周
波数の信号成分が含まれることになる。
しかしこのように隣接するトラツクからヘツド
6の再生出力S1に混入するパイロツト信号は掛
算回路14の出力端に差周波数ΔA及びΔBの信
号成分として同時に発生するので、エラー検出信
号S13及びS14が減算回路24において互い
に減算される際に互いに打ち消し合うことにな
る。しかもヘツド6は正しくトラツキングしてい
る状態ではヘツド6は左側及び右側に隣接するト
ラツクに対して対称な位置にあるので、ヘツド6
のかみ出し長さはほぼ左右相等しく、またクロス
トークの大きさもほぼ左右相等しく、結局減算出
力S15の内容はヘツド6の幅がトラツクの幅と
ほぼ等しいと考えた上述の場合と等価となり、従
つてトラツキング制御装置のトラツキング動作に
は、ヘツド幅がトラツク幅より大きいため又はク
ロストークにより、隣接する両側のトラツクから
同時に生ずる差周波数の成分の悪影響は生じな
い。
なお上述のエラー信号形成回路3においては、
再生トラツク及びその隣接トラツクのパイロツト
信号の差周波数ΔA及びΔBの信号成分を得てこ
の信号成分に基づいてエラー検出信号S13及び
S14を得るようにしたがこれに代え、周波数1
〜4の再生パイロツト信号のレベルをそれぞれバ
ンドパスフイルタ構成の再生パイロツト信号検出
回路によつて検出し、この検出出力に基づいてエ
ラー検出信号S13及びS14を得るようにして
も良い。
以上の構成において例えば第4図Bの基準パイ
ロツト信号S11が周波数1のパイロツト信号を
送出しているタイミングについて考えてみれば、
ヘツド6が正しくトラツキングしている位相ロツ
ク位置T0(第1図)にある状態になれば再生パ
イロツト信号S2の内容は周波数1であるので掛
算回路14の出力S12には差周波数ΔA及び
ΔBのいずれも含まれていない。この状態から再
生ヘツドが正方向にトラツキングずれを起すと再
生ヘツド6がトラツクT2に対向するようになる
ので再生パイロツト信号S2には周波数2の成分
が発生しかつこれがトラツキングずれ量に応じて
トラツクT2との対向面積がだんだんと大きくな
りやがて通り過ぎてだんだんと小さくなつて行く
に従つて周波数2の成分もだんだんと大きくなり
最大値を通つて小さくなつて行くので、掛算回路
14の出力S12の差周波数成分ΔAが位相位置
T0からT1を通つてT2位置へ行くにしたがつ
てだんだんと大きくなり最大値を通つて小さくな
つて行く。従つてこれに応じてエラー信号S3の
値は正方向に大きくなつて行き最大値を通つて小
さくなつて行く第1図の変化を呈する。
やがて再生ヘツド6がトラツクT4に対向する
ようになると再生パイロツト信号S2には周波数
成分4が発生しかつヘツドがT2位置からT3位
置を通つてT4位置に行くにしたがつて周波数成
分4の大きさがだんだんと大きくなり最大値を通
つて小さくなつて行くので、掛算回路14の出力
S12にはΔBの周波数成分が生じ、かくしてエ
ラー信号S3は第1図について上述したように点
T2からT3を通つてT4に行くにしたがつて負
方向に減少して行き最小値を通つて増大して行く
ことになる。
このように4周波ATF方式のトラツキング制
御装置においては4トラツクに対してロツク位置
が1つあることを意味し、このことは例えば立上
り時においてサーボ制御装置がロツク状態になる
までの時間(すなわちロツクインタイム)がかな
り大きいことを意味する。因みに従来固定ヘツド
によつてテープの送行方向に沿つて制御パルス信
号(CTL信号)としてテレビジヨン信号の垂直
同期信号ごとに(従つて各トラツクごとに)極性
が反転するパルス信号を記録しておき、この
CTL信号を用いてトラツキング制御を行なうい
わゆるCTLトラツキングサーボ方式のものが用
いられていた。この場合のエラー信号のトラツキ
ングずれ量に対する変化は第1図に対応させて第
5図に示すように位相位置T0,T1,T2,T
3…のようにトラツキングずれが生じた場合ロツ
ク点T0,T2…が発振点T3…と交互に発生す
ることになり、このことが2トラツクについて1
つのロツク点が生じることを意味する。従つて第
5図のCTL方式の場合と第1図のATF方式の場
合等を比較してみれば、サーボの時定数特性を互
いに等しく選定すれば確率的にCTL方式のロツ
クインタイムはCTL方式のロツクインタイムの
2倍の長さを必要とすることになる。
〔発明の効果〕
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、
ATF方式のサーボ制御装置のロツクインタイム
をできるだけ短縮しようとするものである。
〔発明の概要〕
かかる目的を達成するために本発明において
は、再生パイロツト信号及び基準パイロツト信号
の掛算出力に生ずる差周波数成分が所定のロツク
イン範囲にないときロツクインエラー検出回路か
らロツクインエラー検出信号を発生し、その検出
出力によつて基準パイロツト信号の循環順序を所
定の段階数だけスキツプ制御回路によつてスキツ
プさせる。
〔実施例〕
以下第2図との対応部分に同一符号を付して示
す第6図について本発明の一実施例を詳述しよ
う。第6図のトラツキング制御装置は第2図の場
合と同様にエラー信号形成回路3及びこれに対す
るスイツチ回路17を有すると共に、発振点検出
回路31及びこれに対する発振点検出用スイツチ
回路32とを有する。発振点検出回路31はエラ
ー信号形成回路3と同様に、パイロツト信号検出
回路1の再生パイロツト信号S2を掛算回路35
に受けその掛算出力21をバンドパスフイルタ構
成のΔA検出回路36及びΔB検出回路37に与
え、その検出出力をそれぞれ直流化回路38及び
39において直流レベルに変換した後引き算回路
40に与える。引き算回路40の引算出力S22
はスイツチ41の接点a1に直接接続されると共
に、インバータ42を介して接点a2に与え、ス
イツチ出力S23を増幅回路43を通じてレベル
検出回路44に発振点エラー信号S24として与
える。レベル検出回路44にはスレシホールドレ
ベル電圧源45の出力が基準信号として与えら
れ、増幅器43から与えられる発振点エラー信号
S24のレベルがスレシホールドレベル電圧源4
5の出力より高くなつた時発振点検出信号S25
を例えばフリツプフロツプ回路でなるホールド回
路46に与える。かくしてホールド回路46にホ
ールドされた発振点検出信号はエラー信号形成回
路3のスイツチ回路17及び発振点検出用スイツ
チ回路32へスキツプ信号S26として与える。
この実施例の場合スイツチ回路17はパイロツ
ト信号発生回路16のパイロツト信号1〜4を受
けるスイツチ回路本体17Aを有し、切換条件信
号としてヘツド切換信号RF−SWを受けると共
にこのヘツド切換信号RF−SWを1/2分周回路1 7Bにおいて分周した後スイツチ17Cの接点a
1を通じて第2の制御条件信号SEL2としてスイ
ツチ回路本体17Aに与えるようになされてい
る。ここで第1図の制御条件信号SEL1はヘツド
切換信号RF−SWの論理レベルが変化するごと
に同じ変化をし(第7図)、これに対して第2の
制御条件信号SEL2は第1の制御条件信号SEL1
の2倍の周期で論理レベルが変化することになる
のでこれ等2つの論理信号によつてスイツチ回路
本体17A第7図に示すように論理「00」〜
「11」の時周波数出力1〜4を基準パイロツト信
号S11として送出する。
これに対して発振点検出用スイツチ回路32は
スイツチ回路17のスイツチ回路本体17Aと同
様の構成のスイツチ回路本体32Aを有し、第1
の制御条件信号SEL1としてヘツド切換信号RF
−SWをインバータ32Bにおいて反転して受け
る(第7図)。このインバータ32Bの出力S2
9は1/2分周回路32Cに与えられ、第8図Dに 示すようにヘツド切換信号RF−SWを反転して
なる信号S29の立上りに応動して論理「H」レ
ベルに立上りかつ信号S29の次の立上りに応動
して論理「L」レベルに立下る1/2分周出力S3 0をスイツチ32Dの接点a1を通じてスイツチ
回路本体32Aの制御条件信号SEL2として与え
る。かくしてスイツチ回路本体32Aには第7図
に示すようにスイツチ回路本体17Aに対する制
御条件信号SEL1及びSEL2が論理「11」の時制
御条件信号「00」を受けて周波数4のパイロツト
信号を発振点検出用基準パイロツト信号S31と
して送出し、またスイツチ回路本体17Aに対す
る制御条件信号が「01」の時制御条件信号「11」
を受けて周波数1のパイロツト信号を基準パイロ
ツト信号S31として送出し、またスイツチ回路
本体17Aに対する制御条件信号が「10」の時制
御条件信号「01」を受けて周波数2のパイロツト
信号を基準パイロツト信号S31として送出し、
またスイツチ回路本体17Aの制御条件信号が
「00」の時制御条件信号「01」を受けて周波数3
のパイロツト信号を基準パイロツト信号S31と
して送出する。
ところがスイツチ回路本体17Aの再生基準パ
イロツト信号S11はテープに記録されているパ
イロツト信号の周波数のシーケンスを表わしてお
り、その内容は第9図において実線矢印で示すよ
うに周波数1→2→3→4…の順序でパイロツト
信号が記録されて行くことを表わしている。これ
に対して発振点検出用基準パイロツト信号S31
は第7図を見て明らかなように再生用基準パイロ
ツト信号S11の1循環周期に対して1/4循環周 期だけ遅れた順序で周波数を切換えて行くように
なされている。このことは第7図の周波数切換順
序を内容とする再生基準パイロツト信号S11に
よつて、第10図において実線図示のようにして
キヤブスタン位相エラー信号S3を得ることがで
きるのに対して、第7図の発振点検出用基準パイ
ロツト信号S31の周波数の切換順序は第10図
において破線図示のように再生用エラー信号S3
に対して1トラツク分の位相(1/4循環周期に相 当する)分だけ遅れた位相エラー波形K2で表わ
すような関係で発振点検出エラー信号S24を得
ることができることを意味している。
すなわちこのようにすれば発振点検出用位相エ
ラーー信号S24の波形K2(第10図)の最大
値は再生用位相エラー波形K1(第10図)が負
方向に減少しながら0点を横切る位相位置(すな
わち発振点位相位置)T2,T6…において得ら
れるようになるから、これを利用してレベル検出
回路44のスレシホールドレベル電源45の値を
第10図のレベルSHに選定すれば、レベル検出
回路44はエラー信号形成回路3のエラー信号S
3が発振点T2,T6…をはさんで±αの範囲に
入つた時エラー信号S24がスレシホールドレベ
ルSHを越えることになるので、この2αの範囲に
おいて発振点検出信号S25が送出されることに
なる。そしてこのことは第9図において点線矢印
で示すように再生パイロツト信号S2の内容が1
→2→3→4 1の順序で切換つたとき、発振点検
出回路31は1つ置きの周波数すなわち3,4,
1,2,3の再生パイロツト信号S2が到来した
時発振点検出信号S25を送出することになる。
かくしてホールド回路46から送出されるスキ
ツプ信号S26はスキツプ制御回路を構成する再
生用スイツチ回路17のスイツチ17C及び発振
点検出用スイツチ回路32のスイツチ32Dに対
して切換信号として与えられる。スイツチ17C
の切換端子a2には1/2分周回路17Bの分周出 力S27がインバータ17Dによつて反転されて
与えられ、かくしてスキツプ信号S26が到来し
た時スイツチ17Cは端子a1からa2に切換つ
てこの反転信号を制御条件信号SEL2としてスイ
ツチ回路本体17Aに与える。同様に発振点検出
用スイツチ回路32のスイツチ32Dの切換端子
a2には1/2分周回路32Cの分周出力S30が インバータ32Eによっつて反転されて与えら
れ、スキツプ信号S26が到来した時この反転信
号がスイツチ回路本体32Aの制御条件信号SEL
2として与えられる。
このようにスイツチ回路本体17A及び32A
に対する制御条件信号SEL2はスキツプ信号S2
6によつて論理レベルが反転するが、このことは
第7図を見れば明らかなように、基準パイロツト
信号S11及びS31の周波数の切換順序を1/2 分周期だけ進め又は遅らせることを意味する。例
えばスイツチ回路本体17A及び32Aに対して
それぞれ論理「11」及び論理「00」の制御条件信
号が与えられている状態においては、パイロツト
信号S11及びS31のパイロツト信号の周波数
は1及び4である。この状態において制御条件信
号SEL2の論理レベルが反転すれば、スイツチ回
路本体17A及び32Aにはそれぞれ論理「10」
及び「01」の制御条件信号が与えられることにな
るので、基準パイロツト信号S11及びS31の
パイロツト信号の周波数は3及び2に切換ること
になる。
このように基準パイロツト信号S11及びS3
1の周波数が切換るとトラツキング制御装置はト
ラツキング位相を1/2循環周期だけスキツプさせ るような状態(すなわちヘツドを1つ置いた隣り
のトラツクにトラツキングさせるような状態)に
キヤプスタンサーボ系を制御する。
第6図の構成におてトラツキング制御装置がロ
ツクイン状態にある時は各部の信号が第11図に
示すようになる。すなわち再生基準パイロツト信
号S11(第11図B)のパイロツト周波数の循
環順序は再生パイロツトS2(第11図D)のパ
イロツト周波数の循環順序と同期しており、かつ
発振点検出用基準パイロツト信号S31(第11
図C)のパイロツト周波数の循環順序は再生パイ
ロツト信号S2のパイロツト周波数の循環順序に
対して1/4分周期だけ遅れている。従つてエラー 信号形成回路3の掛算出力S12にはパイロツト
信号の差周波数成分が発生せず(第11図E)、
従つてエラー信号形成回路3のエラー信号S3
(第11図G)は0になる。これに対して発振点
検出回路31の掛算出力S21(第11図F)に
は再生パイロツト信号S2のパイロツト周波数が
1,2,3,4の時に基準パイロツト信号S31
のパイロツト周波数4,1,2,3になるので差
周波数成分ΔB,ΔA,ΔB,ΔAが得られること
になり、その結果発振点検出信号S24のレベル
は第11図Hに示すように負のレベルになる。こ
の場合レベル検出回路44の発振点エラー信号S
24がスレシホールドレベルSH以上にはなつて
いないのでホールド回路46はホールド動作をせ
ず、かくしてスキツプ信号S26は送出されな
い。この結果トラツキング制御装置は全体として
トラツキング制御動作を続けることになる。
これに対してトラツキング制御装置の動作開始
時に第12図B及びDに示すように再生用スイツ
チ回路本体17Aから送出される基準パイロツト
信号S11のパイロツト周波数の循環に対して再
生パイロツト信号S2のパイロツト周波数が1/2 循環周期だけずれており、かくしてキヤプスタン
サーボ系がトラツキング制御装置の発振点位置
(第10図の位相位置T2)にある状態でスター
トしたとすれば、エラー信号形成回路3の掛算回
路14の出力S12(第12図E)の差周波数成
分はΔA又はΔBのいずれにもならないのでエラ
ー信号S3(第12図G)は0レベルを維持す
る。これに対して発振点検出回路31の掛算出力
S21(第12図F)には再生パイロツト信号S
2がパイロツト周波数1,2,3,4になつたタ
イミングで差周波数成分ΔA,ΔB,ΔA,ΔBを
発生するので発振点エラー信号S24のレベルは
最大値をとる(第12図H)。従つてレベル検出
回路44は発振点エラー信号S24がスレシホー
ルドレベルSH以上になつたのでホールド回路4
6をホールド動作させてスキツプ信号S26を送
出させる。
この時スイツチ回路17及びスイツチ17C及
び32Dが端子a1からa2側に切換制御される
ので、基準パイロツト信号S11及びS31のパ
イロツト周波数の循環順序は1/2循環周期だけ強 制的に移相させられるので(第13図B及びC)、
再生用基準パイロツト信号S11のパイロツト周
波数の循環順序が再生パイロツト信号S2と同期
することになるので(第13図D)、掛算出力S
12(第13図E)には差周波数成分を生じなく
なり、エラー信号S3(第13図G)は0レベル
を維持する。これに対して掛算出力S21(第1
3図F)は第11図の場合と同様に再生パイロツ
ト信号S2のパイロツト周波数が1,2,3,4
のときこれと同期して差周波数成分がΔB,ΔA,
ΔB,ΔAを生ずるので、発振点エラー信号S2
4(第13図H)のレベルは負のレベルになる。
この状態は第11図について上述したスレシホー
ルドトラツキング状態と同じ状態であり、かくし
てトラツキング制御装置は正しくトラツキング制
御することになる。
なおこの実施例の場合発振点検出回路31にホ
ールド回路46が設けられているのでスキツプ動
作をすることによつて発振点検出信号S25が得
られなくなつてもホールド回路46から引き続き
スキツプ信号S26が送出されることにより正常
なトラツキング状態が維持され、このホールド回
路46のホールド状態は当該再生モードが終了し
て記録モードに切換られることにより記録モード
信号RECが到来した時これによりリセツトされ
るようになされている。
以上の動作はVTRの再生スタート時にテープ
がトラツキング制御装置の発振点になる場合につ
いて述べたが、これに限らず第10図の検出範囲
2αの範囲にあれば第12図及び第13図につい
て上述したと同様の動作によつてトラツキング制
御装置が1/2循環周期だけ基準パイロツト信号S 11及びS31の位相をスキツプさせる動作を行
なう。従つて第6図の構成によれば、VTRが再
生開始した時のロツクインタイムを格段的に小さ
くできる(確率的に見てロツクインタイムを半分
に低減させることができる)。因みに第6図のス
キツプ構成部分が無ければ、再生開始時のテープ
の位置が第10図の発振点T2位置にあればエラ
ー信号形成回路3のエラー信号S3の値は0であ
るが安定せず、先ずキヤプスタンサーボ系を機械
的に加速又は減速させ、これによりエラー信号曲
線が正方向に立上つて0点を横切る点T0又はT
4にトラツキングさせて安定状態になるのに対し
て、第6図の構成によれば再生開始時にパイロツ
ト基準信号S11及びS31を電気的にスキツプ
動作させることによつてトラツキング制御装置を
直ちにキヤプスタンサーボにロツクインさせるこ
とができる。
第14図は本発明の他の実施例を示したもの
で、第6図において発振点検出回路31及び発振
点検出用スイツチ回路32の構成を、できる限り
エラー信号形成回路3及びそのスイツチ回路17
を併用することによつてトラツキング制御装置の
構成を簡易化しようとするものである。この場合
スイツチ回路17のスイツチ回路本体17Aは論
理回路構成のスイツチ制御回路51によつて発生
される制御条件信号SEL1及びSEL2によつて制
御されることを除いて第6図のスイツチ回路本体
17Aと同じ構成を有する。スイツチ制御回路5
1は第15図に示すように1/4循環周期区間Mを
発振点検出区間m1と再生エラー信号発生区間m2
とに時分割し、発振点検出区間m1について第7
図において上述したようにスイツチ回路本体32
Aに対して与えた制御条件信号SEL1及びSEL2
を各パイロツト周波数4,1,2,3に対して割
当られた論理レベル「0」,「11」,「01」,「10」を
各1/4循環周期区間M毎にスイツチ回路17Aに
与える。これに対して再生エラー信号発生区間
m2について第7図においてスイツチ回路本体1
7Aに与えた制御条件信号SEL1及びSEL2をパ
イロツト周波数1,2,3,4に対して割当られ
た論理レベル「11」,「01」,「10」,「00」を順次1/
4循環区間M毎に順次与えるようになされている。
このようにしてに発振点検出動作及び再生エラ
ー信号発生動作のための基準パイロツト信号S4
2が時分割的にスイツチ回路本体17Aにおいて
発生される(第15図B)。かかる時分割制御条
件信号を発生するためにスキツプ制御回路として
のスイツチ制御回路51にはヘツド切換信号RF
−SWが与えられると共に1/2分周回路52にお
いて分周してスイツチ制御回路51に与えられ、
又ヘツド切換信号RF−SWを例えばモノマルチ
バイブレーダでなる時分割信号発生回路53に与
えてヘツド切換信号RF−SWがその論理レベル
を遷移する(すなわち立上り及び立下る)毎に発
生回路53をトリガして発振点検出区間m1に相
当する時間幅の時分割信号S41をスイツチ制御
回路51に与える。これに加えて第6図について
上述したと同様に発振点検出信号形成回路54に
おいて発生されるスキツプ信号S26をスイツチ
制御回路51に受けて第6図の場合と同様にして
再生用兼発振点検出用制御条件信号SEL1及び
SEL2を形成するようになされている。かくして
スイツチ回路本体17Aから第15図Bに示すよ
うな発振点検出・再生パイロツト信号S42がエ
ラー信号形成回路3の掛算回路14に与えられ
る。
この実施例の場合発振点検出信号形成回路54
は第6図との対応部分に同一符号を符して示すよ
うに増幅器43、レベル検出回路44、ホールド
回路46を有するが、その他の構成はエラー信号
形成回路3の構成を共通に用いるようになされて
いる。すなわち掛算回路14の掛算出力S12は
基準パータン信号S42の発振点検出区間m1(第
15図B)において到来する発振点検出用パイプ
基準信号部分を再生パイロツト信号S2(第15
図C)と掛算して得られる差周波数信号部分x1
と、再生エラー信号発生区間m2のパイロツト信
号部分を再生パイロツト信号S2と掛算して得ら
れる差信号部分x2とで構成されることになる。
(第15図D)。かくしてエラー信号形成回路3の
スイツチ25の出力S16は発振点検出区間m1
において発振点検出出力部分が得られこれがサン
プリングホールド回路55にサンプリングホール
ドされる。これに対して出力信号S16の再生エ
ラー信号発生区間m2の信号部分はエラー信号形
成回路3のサンプリングホールド回路56にサン
プリングホールドされる。かくしてサンプリング
ホールド回路55の出力は発振点検出信号形成回
路54の増幅回路43を介して発振点エラー信号
S24として用いられ、又サンプリングホールド
回路56の出力は増幅回路27を通じて再生エラ
ー信号S3として送出される。なおこのように発
振点検出区間m1の信号部分をサンプリングホー
ルド回路55にホールドしかつ再生エラー信号発
生区間m2の信号部分をサンプリングホールド回
路56にホールドするために、時分割信号発生回
路53の時分割信号S41がインバータ57によ
つて反転してサンプリングホールド回路55にサ
ンプリングパルスとして与えられると共に信号S
41が直接サンプリングホールド回路56にサン
プリング信号として与えられる。
第14図の構成によれば発振点の検出動作と再
生エラー信号の発生動作とを時分割的に処理する
ことによつてエラー信号形成回路3を発振点検出
信号を得るための主要部の構成として共用できる
と共に、スイツチ回路本体17Aを同様に共用で
きる。従つて第14図の構成によれば第6図の構
成をさらに一段と簡易な構成によつて実現でき
る。
第16図は本発明のさらに他の実施例を示すも
ので、第6図の発振点検出用スイツチ回路32を
省略できるようにしたものである。この場合第6
図の発振点検出回路31の差周波数検出回路36
及び37に代わつて差周波数ΔC及びΔDを通過
するバンドパスフイルタで構成されたΔC検出回
路61及びΔD検出回路62が用いられている点
が第6図の構成と異なる。
ここでΔC及びΔDは第17図に示すように選
定されている。第17図においてパイロツト周波
数1〜2の差周波数ΔAは所定の基準周波数Hに
選定され、またパイロツト周波数2〜4の差周波
数ΔDは2Hに選定され、さらにパイロツト周波
数4〜3の差周波数ΔAはHに選定されている。
従つてパイロツト周波数1〜4及び2〜3の差周
波数ΔBは3Hになり、またパイロツト周波数1〜
3の差周波数ΔCは4Hになる。かくして掛算出力
S12に周波数1〜2及び4〜3の差周波数成分
があれば、これがΔA検出回路20を通じて検出
され、また周波数1〜4及び2〜3の差周波数成
分があれば、これがΔB検出回路21を通じて検
出され、さらに周波数1〜3の差周波数成分があ
ればこれがΔC検出回路61を通じて検出され、
さらに周波数2〜4の差周波数成分があればこれ
がΔD検出回路62を通じて検出されることにな
る。
第16図の構成において、トラツキング制御装
置が正常なトラツキング動作をしているときは第
18図に示すように再生パイロツト信号S2(第
18図C)のパイロツト周波数の循環順序は基準
パイロツト信号S11(第18図B)の循環順序
と同期しており、従つて掛算回路14の掛算出力
S12(第18図D)には差周波数成分は生じな
い。従つて検出回路20,21,61,62には
検出出力が得られないから、エラー信号形成回路
3のエラー信号S3(第18図E)は0レベルを
維持すると共に発振点検出回路31の発振点エラ
ー信号S24(第18図F)も0レベルを維持す
る。
これに対してVTRが再生動作を開始した時点
において再生ヘツドがトラツキング制御装置の発
振点に位置している状態にあれば、再生パイロツ
ト信号S2(第19図C)のパイロツト周波数の
循環順序は基準パイロツト信号S11(第19図
B)のパイロツト周波数の循環順序に対して1/2
循環周期(すなわち2トラツク分)だけ位相が遅
れるので、掛算出力S12(第19図D)には基
準パイロツト信号S11のパイロツト周波数1,
2,3,4の発生時にそれぞれΔΔC,ΔD,Δ
C,
ΔDの差周波数信号が生じることになり、これが
検出回路61及び62において検出され、その結
果発振点検出回路31の発振点エラー信号S24
(第19図F)がレベル検出回路44のスレシホ
ールドレベルSHを超えて最大値になる。従つてホ
ールド回路46からスキツプ信号S26が送出さ
れスイツチ回路17のスイツチ17Cを接点a2
側に切換えることによりスイツチ回路本体17A
から送出される基準パイロツト信号S11が第1
9図A〜Fに対応させて第20図A〜Fに示すよ
うに、再生パイロツト信号S2のパイロツト周波
数の循環順序に同期する状態にスキツプされ、こ
れにより第18図において上述したと同様の正常
トラツキング状態にロツクインすることになる。
このように第16図の構成によつても、第6図
について上述したと同様の効果が得られると共
に、第6図の構成と比較して発振点検出用スイツ
チ回路32を省略することができ、この分全体と
しての構成を一段と簡易化し得る。
なお上述においては発振点を検出するにつき、
エラー信号が所定レベルを超えたか否かに基づい
て判断するようにしたが、これに代えエラー信号
が負方向の傾斜で0点を横切つたか否かに基づい
て判断するようにしても良い。
また上述においては、スキツプする際のトラツ
ク数を2段(すなわち1つ置いた隣りのトラツ
ク)に選定した場合について述べたが、この段数
は必要に応じて任意の値に選定できる。
さらに第14図の実施例において時分割信号S
11及びスキツプ信号S26をスイツチ制御回路
51に与えてスイツチ回路本体17Aに対する制
御条件信号SEL1及びSEL2を時分割制御するこ
とによりスイツチ回路本体17Aから発振点検
出・再生基準信号S42を形成させるようにした
がこれに代え、信号S11及びS26をスイツチ
回路本体17Aに与えてこのスイツチ回路本体1
7Aに設けられたゲート回路によつて発振点検
出・再生基準信号S42を形成させるようにして
も良い。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、再生ヘツドがト
ラツキング制御装置のロツクイン範囲外の位置
(例えば発振点位置)にある状態では、基準パイ
ロツト信号のパイロツト周波数の循環順序を所定
段数だけスキツプさせるようにしたことによりト
ラツキング制御装置をVTRの位相サーボ系に比
較的短かい時間でロツクインさせることができ
る。従つて例えばVTRの再生開始時にトラツキ
ング制御装置をロツクイン動作させるにつき、そ
のロツクインタイムを統計的に半分に短縮させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はATF方式のトラツキング制御装置の
特性を示す特性曲線図、第2図はATF方式のト
ラツキング制御装置の原理構成を示すブロツク
図、第3図はそのテープパターンを示す略線図、
第4図は第2図の各部の信号を示す略線図、第5
図はCTL方式のトラツキング制御装置の特性を
示す特性曲線図、第6図は本発明によるトラツキ
ング制御装置の一実施例を示すブロツク図、第7
図はそのスイツチ回路の構成を示す図表、第8図
は第6図のスイツチ回路の各部の信号を示す略線
図、第9図はパイロツト周波数の循環順序を示す
略線図、第10図は第6図の発振点検出回路の特
性を示す特性曲線図、第11図〜第13図は第6
図の動作の説明のために各部の信号を示す略線
図、第14図は本発明の他の実施例を示すブロツ
ク図、第15図はその各部の信号を示す略線図、
第16図は本発明のさらに他の実施例を示すブロ
ツク図、第17図はその差周波数検出回路の差周
波数の関係を示す略線図、第18図〜第20図は
第16図の動作の説明のために各部の信号を示す
略線図である。 1……パイロツト信号検出回路、3……エラー
信号形成回路、14,35……掛算回路、16…
…パイロツト信号発生回路、17……スイツチ回
路、17A……スイツチ回路本体、17C……ス
キツプ制御用スイツチ、20,21……ΔA,
ΔB検出回路、31……発振点検出回路、32…
…発振点検出用スイツチ回路、32A……スイツ
チ回路本体、32D……スキツプ制御用スイツ
チ、44……レベル検出回路、46……ホールド
回路、51……スイツチ制御回路、53……時分
割信号発生回路、54……発振点検出信号形成回
路、35,56……サンプリングホールド回路、
61,62……ΔC,ΔD検出回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 周波数がフイールド単位で順次所定の順序で
    循環的に変化する記録パイロツト信号を記録トラ
    ツクに記録し、上記記録トラツクの再生時上記記
    録パイロツト信号を再生して得られる再生パイロ
    ツト信号に対して周波数がフイールド単位で順次
    上記所定の順序で循環的に変化する基準パイロツ
    ト信号を掛算し、当該算出力に生ずる差周波数成
    分を検出することによつて上記再生ヘツドのトラ
    ツキング位置を制御するようになされたトラツキ
    ング制御装置において、 上記フイールド単位の各々を第1及び第2の信
    号区間に分割して、該第1の信号区間においては
    第1の基準パイロツト信号を上記所定の順序で発
    生すると共に、該第2の信号区間においては該第
    1の基準パイロツト信号とは異なる位相を有する
    第2の基準パイロツト信号を上記所定の順序で発
    生するようになされた基準パイロツト信号発生手
    段と、 上記第1の基準のパイロツト信号を上記再生パ
    イロツト信号に掛算した出力に生ずる周波数成分
    を検出することにより上記再生ヘツドのトラツキ
    ング位置を制御するトラツキング制御手段と、 上記第2の基準パイロツト信号を用いて検出さ
    れた周波数差成分が所定のロツクイン範囲にない
    とき検出出力を発生するロツクインエラー検出手
    段と、 このロツクインエラー検出手段の検出出力によ
    つて上記基準パイロツト信号の循環順序を所定の
    階段数だけスキツプさせるスキツプ制御手段と を具えることを特徴とするトラツキング制御装
    置。
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JPS6262463A (ja) * 1985-09-12 1987-03-19 Sharp Corp ヘリカルスキヤン型vtrのトラツキングサ−ボ方式

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JPS6015848A (ja) 1985-01-26

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