JPH0553123B2 - - Google Patents

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JPH0553123B2
JPH0553123B2 JP2007916A JP791690A JPH0553123B2 JP H0553123 B2 JPH0553123 B2 JP H0553123B2 JP 2007916 A JP2007916 A JP 2007916A JP 791690 A JP791690 A JP 791690A JP H0553123 B2 JPH0553123 B2 JP H0553123B2
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movable
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JP2007916A
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Kyoshi Harashima
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Bunshodo KK
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Bunshodo KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、出納作業の通路となるべき一つの空
間を残し、密集して配置された複数の可動棚から
なり、物品出納時には適宜可動棚を移動させて所
望の棚間に出納作業用の通路を形成し、不使用時
には各可動棚を予め決められた散開位置に移行さ
せる、散開型電動式移動棚装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 狭いスペースに多数の可動棚を配列できるよう
にするため、棚と棚との間に形成される出納作業
用の空間を一通路分だけ残し、他の可動棚は間隔
を開けないで密集した状態に配置し、各通路に対
応した通路選択スイツチの操作によりこれら可動
棚を移動させ、所望の棚間に作業用通路を形成し
て出納作業を行ない、すべての作業終了後は、各
棚間の通気をよくする等の目的のため、各棚間に
間隔を設けるよう予め決められた散開位置に可動
棚を移行させる移動棚装置は従来より提供されて
いる。
例えば、本願出願人によつて出願され、特開平
1−198510号公報に開示されている電動式移動棚
装置がある。
この電動式移動棚装置は、各可動棚毎に右走行
および左走行のそれぞれの走行時間を設定してモ
ータを制御する右走行制限タイマーおよび左走行
制限タイマーを有しており、一つの作業用通路が
開かれている状態から散開位置に移行する場合
は、散開指令手段が動作し、各可動棚がそれぞれ
の散開位置に向つて発進する時点からそれぞれの
該当する移動方向の前記各走行制限タイマーが作
動し、それぞれのタイマーの設定時間経過後、各
可動棚は個々に停止しそれぞれの散開位置に達す
るように構成されていた。
[発明が解決しようとする課題] ところで、前記従来の電動式移動棚装置におい
ては、一つの走行モータに対し、右方向移動用お
よび左方向移動用の二つの走行制限タイマーを必
要とし、部品点数が多くなり制御回路が複雑にな
るという問題点があつた。
また、可動棚のある決められた散開位置に対し
一つの棚間間隔だけを変えたいような場合でも、
前記従来の装置においては、全可動棚のタイマー
の設定値を調整しなおす必要があり、取扱い上不
便であるという問題点があつた。
本発明は、前記従来の各問題点を解決し、部品
点数を減らし、制御装置を簡略化すると共に、タ
イマーの設定値の調整が容易であり、然も操作が
簡単な散開型電動式移動棚装置を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、固定棚あるいは側壁で区分される区
画内に、それぞれに走行用の可逆モータを備えた
可動棚を一つの作業用通路に相当する余裕空間を
もつて複数個配列し、物品出納時には通路選択ス
イツチの通路選択操作により、前記可動棚を移動
させ、物品を出納すべき前記棚間に作業用通路を
形成し、出納作業終了時には前記形成通路のリセ
ツト操作で制御回路を解除して次の所要通路を形
成するようにし、前記形成通路の不使用時には、
前記棚間の特定する位置に散開空間を形成するよ
うにした、散開型電動式移動棚装置において、前
記通路選択スイツチの通路選択操作による形成通
路を検出する手段と、前記形成通路のリセツト操
作後準備される散開指令手段と、前記各棚間ごと
に散開空間の形成幅をそれぞれに設定する散開空
間形成タイマーと、前記余裕空間を前記散開空間
を形成すべき前記各棚間に散在させる散開位置
に、前記可動棚を移行停止させる散開制御回路と
を有し、前記作業用通路が形成され、前記形成通
路のリセツト操作後、前記散開指令手段の指令信
号があるとき、前記散開制御回路が動作し、前記
形成通路が閉じる方向へ前記各可動棚が一斉に散
開移行し、該散開移行時に、最後端部の散開空間
側より、順次散開移行方向に形成される当該散開
空間に対応する前記各散開空間形成タイマーが、
該各散開空間形成タイマーに設定される時限の終
時ごとに、順次継続始動し、それぞれの散開空間
形成タイマーの前記設定時限内は、当該棚間に前
記散開空間を形成すべく、該散開空間に面する前
記散開移行方向にある片側の前記可動棚が移行
し、該散開空間形成タイマーの前記時限の終時に
は、当該散開空間に面する前記移行中の前記可動
棚がそれぞれ前記散開位置に停止するように構成
するという手段を採用することにより、上記問題
点を解決した。
[作用] 上記構成よりなる本発明によれば、物品出納時
には所望の棚間に出納作業用の通路を形成するた
め、所定の通路選択スイツチの選択操作により、
自動的に可動棚を移動させて作業用通路を形成し
て出納作業をなす。
そして、前記出納作業終了時には、前記形成通
路のリセツト操作後、前記散開指令手段の指令信
号があるとき、前記散開制御回路が動作し、前記
各可動棚は予め決められた散開位置に向つて一斉
に発進する。
この各可動棚の散開移行時において、右方向お
よび左方向移動のそれぞれの可動棚群につき、前
記一斉発進時に最初に開く最後端部の散開空間に
対応する散開空間形成タイマーが作動し始め、該
タイマーの設定作動時間が経過したとき、前記散
開空間に面しているそれぞれの前記可動棚群のう
ち最後尾の可動棚が先ず停止し、そして該最後尾
の可動棚の停止時点で、停止したそれぞれの前記
最後尾の可動棚と進行を続けるこれに相隣る可動
棚との間の散開空間に対応する散開空間形成タイ
マーが作動し始め、該タイマーの設定作動時間が
経過したとき、前記相隣る可動棚が停止する。
以下同様に、前記各可動棚群において、前記最
後尾棚側より前記各散開空間に対応する各散開空
間形成タイマーが順次に作動、タイムアツプし、
それぞれの前記各タイマーの設定作動時間に相当
する棚間間隔をもつて、前記各可動棚が順次に停
止する。
それぞれの散開空間形成タイマーの設定作動時
限の終時には、前記各可動棚が予め決められた散
開位置に停止する。
[実施例] 本発明の実施の一例を図に就いて詳細に説明す
る。
第1図は、本発明装置において出納作業通路が
形成された状態を示す正面図であり、図中、Gは
床で、この床G上にはガイドレールRが敷設さ
れ、そのレールR両端位置に固定棚A,Fが固定
されている。
その固定棚A,F間において、可動棚B,C,
D,Eが前記ガイドレールR上を走行車輪を介し
て左右方向に移動可能に配置されている。
これらの固定棚A,F並びに可動棚B,C,
D,Eは実施例では棚装置であるが、このうち、
前記固定棚A,Fは必要により配置するが、無く
てもよく、また壁面であつてもよい。本実施例で
は説明の都合上固定棚A,Fとして説明する。
前記各棚A,B,C,D,E,F間には、それ
ぞれ相隣る棚間に空間1,2,3,4,5が形成
でき、第1図では、前記可動棚B,C並びにD,
Eをそれぞれ左右両端側に移動させて密集し、前
記空間1,2,4,5の幅を最小とすることによ
つて、空間3部分を最大限に広く開けて出納作業
用通路Loとし、出納作業が円滑に行なわれるよ
うにしている。
すなわち、前記各可動棚B,C,D,Eは一つ
の作業用通路に相当する余裕空間3をもつて配列
されている。
前記各可動棚B,C,D,Eの下部には、それ
ぞれ自走用の可逆モータM1,M2,M3,M4が取
付けられ、減速機を介して走行車輪を回動させる
と共に、各可動棚B,C,D,Eの正面側には前
記各可逆モータM1〜M4を制御して所望の出納作
業用通路を形成する通路選択スイツチPB1
PB2,PB3,PB4,PB5が設けられている。
前記通路選択スイツチのうち、PB1とPB2とは
可動棚Bの正面両側にそれぞれ取付けられてお
り、一方側の通路選択スイツチPB1は空間1を開
くためのスイツチであり、他方側の通路選択スイ
ツチPB2は空間2を開くためのスイツチである。
また、通路選択スイツチPB3は可動棚Cの他方
側に取付けられており、空間3を開くためのスイ
ツチであり、通路選択スイツチPB4は可動棚Dの
他方側に取付けられており、空間4を開くための
スイツチであり、更に通路選択スイツチPB5は可
動棚Eの他方側に取付けられており、空間5を開
くためのスイツチである。
また、更に前記各可動棚B,C,D,Eの収納
面下部には、隣接する棚との離接を検知するため
の離接検知スイツチLS1,LS2,LS3,LS4,LS5
がそれぞれ設けられている。なお、図中Lcは前
記各離接検知スイツチが作動し、相隣る棚間が密
集したときの空間部分であつて、各可動棚の密集
状態の場合でも、少なくともLcの空間部分の幅
は保持される。
第2図は、本発明装置において不使用時に各棚
が均等散開している状態を示す正面図であり、固
定棚A,Fを両端とする可動棚B,C,D,Eの
各棚間の空間1,2,3,4,5がLaの幅の散
開空間を有してそれぞれ均等に散開している。
これらの各空間1,2,3,4,5は前記出納
作業通路の幅が5等分されて形成されるため、各
棚間の間隔が広くなり通気空間を生成する。従つ
て、空調による空気の循環を向上させ、湿気防
止、収納物の劣化防止等、密集時の弊害を緩和す
ることができる。
また、前記各離接検知スイツチLS1,LS2
LS3,LS4,LS5は、互いに相隣れる棚と離れて
いる状態か、接している状態かを検知する検知ス
イツチであり、そのうちLS1とLS2とは可動棚B
の両側面下部にそれぞれ取付けられており、一方
側の離接検知スイツチLS1は固定棚Aと可動棚B
の離接を検知する検知スイツチ、他方側の離接検
知スイツチLS2は可動棚B,Cの離接を検知する
検知スイツチである。
また、離接検知スイツチLS3は可動棚Cの他方
側側面下部に取付けられており、可動棚C,Dの
離接を検知する。
同様に、離接検知スイツチLS4は可動棚Dの他
方側側面下部に取付けられて可動棚D,Eの離接
を検知し、離接検知スイツチLS5は可動棚Eの他
方側側面下部に取付けられて、可動棚Eと固定棚
Fの離接を検知する。
なお、前記各離接検知スイツチLS1〜LS5は、
相隣れる棚が接して押圧状態にあるときはそのス
イツチの接点が離れ、相隣れる棚が離れて押圧状
態でないときはそのスイツチの接点が閉じて回路
形成をなす、いわゆる常閉接点を有するものであ
る。
第3図は、本発明装置において各棚間が不均等
散開している状態を示す正面図であり、各空間
1,2,3,4,5が、それぞれの幅L1,L2
L3,L4,L5で示すようにすべて異なる場合を示
している。
これは各棚の状況変化に対応して、特に不均等
に空調効果を必要とする場合などに用いられる。
また、第4図は、本発明装置において各棚が不
均等散開している他の実施例を示す正面図であ
り、可動棚B,C,D,E間の空間2,3,4を
狭めて密集せしめ、固定棚A,F側の空間1,5
を幅L6,L7で示すように広げている。
これは、固定棚A,Fが壁等である場合、壁際
の結露防止等に効果的に対応できるものである。
第5図は、本発明装置において他の出納作業用
通路が形成された状態を示す正面図であり、すべ
ての可動棚B,C,D,Eを一方側へ密集して、
他方の端部の空間5を広げて幅Loで示すように
出納作業用通路を形成した状態を示している。
第6図は、本発明装置における散開空間形成タ
イマー回路図であり、5個の散開空間形成タイマ
ーT1,T2,T3,T4,T5とその接点t1,t2,t3
t4,t5、通路選択リレー(図示せず)の接点c1
c2,c3,c4,c5、散開形成リレー(図示せず)の
接点sc、および電流を一方向にのみ流すダイオー
ドSとから構成されている。
前記散開空間形成タイマー回路によれば、前記
従来例が各モータ毎に走行制限タイマーを2個ず
つ必要とするものであつたのに対し、本発明では
各棚間に形成される散開空間毎に1個ずつあれば
よく、従つてタイマーの数が少なくてすむので、
部品の節約、回路の簡素化によるコストの低廉化
ができる。
なお、前記通路選択リレーの各接点c1,c2
c3,c4,c5は平常は閉じて回路を構成しており、
その動作によつてその接点を開く、いわゆるブレ
ーク接点である。
第7図は、本発明装置における各可動棚の移動
選択回路図であり、図中、F1,F2,F3,F4はそ
れぞれ右走行リレー、f1,f2,f3,f4はその右走
行リレーの各接点であり、各可動棚を右方向に移
動させる場合に動作する。
また、図中、R1,R2,R3,R4はそれぞれ左走
行リレー、r1,r2,r3,r4はその左走行リレーの
各接点であり、可動棚を左方向に移動させる場合
に動作する。
また更に、図中、LS1,LS2,LS3,LS4,LS5
は各可動棚B,C,D,Eにそれぞれ取付けられ
た離接検知スイツチで、前記各棚間の離接を検知
する検知スイツチであるが、第2図のところで詳
述したので説明を省略する。
図中、t1,t2,t3,t4,t5は、前記散開空間形成
タイマーT1,T2,T3,T4,T5の各接点である。
更に、図中、c1,c2,c3,c4,c5は、通路選択
リレーの各接点、soは通路形成リレー(図示せ
ず)の接点、scは散開形成リレーの接点である。
なお、前記通路形成リレーの接点soおよび散開
形成リレーの接点scは通常は離れており、その動
作によりその接点を閉じて回路を構成する、いわ
ゆるメーク接点である。
第8図は、本発明装置におけるモータ駆動回路
図であり、図中、M1,M2,M3,M4は前記各可
動棚B,C,D,Eにそれぞれ取付けられた可逆
モータで、左走行リレーの接点r1,r2,r3,r4
閉じると、前記各可逆モータは各可動棚が左に走
行するように回転し、右走行リレーの接点f1
f2,f3,f4が閉じると、前記各可逆モータは各可
動棚が右に走行するように回転する。
第9図は、本発明装置における通路選択形成の
フローチヤートであり、これは特に前記第5図の
状態(空間5を開けた状態)から、前記第1図の
状態(作業用通路の空間3を形成する状態)に棚
を移動させる通路選択形成を示したフローチヤー
トであり、第7図・第8図の回路図を参照して説
明する。
先ず、空間3を出納作業用通路として開けるた
め、通路選択スイツチPB3を選択操作21するこ
とにより、通路選択リレーc3が動作22してその
ブレーク接点が開き、通路選択が完了することに
より通路形成リレーsoが動作23し、そのメーク
接点が閉じる。
すると、右走行リレーF3,F4が動作24して
可逆モータM3,M4が右回転し、可動棚D,Eが
右走行25することとなる。
また、前記可動棚D,Eが右走行25して離接
検知スイツチLS5が固定棚Fに接し、離接検知ス
イツチLS4が可動棚Eに接した状態で離接検知ス
イツチLS5が作動26すると右走行リレーF3,F4
が復帰27し、可逆モータM3,M4が停止して可
動棚D,Eが走行を停止28する。
前記可動棚D,Eの停止28により空間3が開
いて出納作業用通路が形成され、出納作業が可能
となると共に、制御回路が自動ロツク29され、
第1図に示す出納作業用通路等の状態が保持され
るので、その出納作業用通路における出納作業の
安全が確保される。
前記出納作業用通路を利用することによる出納
作業が終り、空間3の出納作業用通路が不要にな
ると、通路選択スイツチPB3のリセツト操作30
により制御回路がリセツト31され、引続き他の
出納作業用通路での出納作業がある場合32は、
新たな通路選択スイツチの選択操作21により前
述と同様な動作順序を経て、関連する可動棚が移
動し、所望の出納作業用通路が選択形成されるこ
ととなる。
また、前記制御回路のリセツト31により、通
路選択が解除され、次の通路選択スイツチの選択
操作がない場合、フローチヤートは第10図に示
す散開指令手段に移行する。
第10図は、本発明装置における散開指令手段
を示すフローチヤートであり、この散開指令手段
は前述の形成通路の通路幅を任意の間隔に分割し
た散開空間を存して散在させる散開位置に、各可
動棚を移行させる指令信号である。
すなわち、この散開指令手段は、形成通路の前
記リセツト操作後、更にいずれかの通路選択スイ
ツチのリセツト操作の信号によるもの33と、前
記リセツト操作後始動するタイマー回路により一
定時間経過後作動する信号によるもの34と、前
記リセツト操作後にデイリーあるいはウイークリ
ー等のタイムスイツチ回路により、設定された時
刻に作動する出力信号によるもの35と、散開を
作動させる専用の散開指令ボタンによるもの36
とで構成される。
次に、散開空間の形成動作について説明する
が、特に第2図に示す均等散開の位置にそれぞれ
の可動棚を移行・停止させる場合について、第6
図の散開空間形成タイマー回路図を参照して説明
する。
第6図の各散開空間形成タイマーT1〜T5の設
定時間は、第2図に示す散開空間形成幅Laを形
成するに必要な、各可動棚B,C,D,Eの各移
行時間で設定される。
すなわち、第1図の状態から第2図の均等散開
位置に各可動棚が移行する散開移行時は、形成さ
れた出納作業用通路となつた空間3が閉じられる
方向へそれぞれの各可動棚B〜Eが一斉に発進
し、各固定棚A,Fに面する各最後端部の散開空
間1,5の形成幅Laを設定する散開空間形成タ
イマーT1,T5の時間経過で可動棚B,Eは停止
し、次に形成される散開空間2,4の形成幅を設
定する散開空間形成タイマーT2,T4が始動し、
同タイマーの設定時間経過で可動棚C,Dが停止
するようになつている。
従つて、散開空間形成タイマーT1〜T5の設定
時間が長ければ、その散開空間を形成すべく可動
棚の移行時間は長くなり、形成時の空間も広くな
り、また、設定時間をゼロにすればその散開空間
は開かず、各棚間は密集したままの状態で停止す
る。
そのため、散開空間の形成幅は、散開空間形成
タイマーT1〜T5の設定時間の調整により、出納
作業時の通路幅を分割散在させる範囲内で、任意
の散開空間形成幅を任意の各棚間に形成すること
ができる。
このように各可動棚に散開空間形成タイマーが
設定され、第1図に示す空間3が開かれて出納作
業用通路となつた状態から、第2図に示す均等散
開位置に移行・停止させる動作を、第11図の散
開移行・停止のフローチヤートにより説明する。
散開指令手段の指令信号により、形成通路検出
手段が作動41し、空間3の形成通路を検出す
る。
この検出方法は形成通路を記憶していてもよ
く、または離接検知スイツチ等で検知してもよ
い。
形成通路が検出されると当該通路の通路選択リ
レーc3が動作42し、散開形成リレーscが動作4
3する。
第6図の散開空間形成タイマー回路において
は、ブレーク接点c3が開き、メーク接点scが閉じ
て、散開空間形成タイマーT1,T5が始動44,
45する。
一方、第7図の可動棚の移動選択回路図におい
ても、前記通路選択リレーのブレーク接点c3が開
き、散開形成リレーのメーク接点scが閉じて、可
動棚B,Cは右走行リレーF1,F2が、また可動
棚D,Eは左走行リレーR3,R4の動作回路が選
択され、離接検知スイツチLS3がオン状態にある
(第1図参照)右走行リレーF2と左走行リレーR3
が動作し、そのメーク接点f2,r3を閉じる。
また、同メーク接点f2,r3を閉じることによ
り、右走行リレーF1、左走行リレーR4も動作4
6する。
前記右走行リレーF1,F2並びに左走行リレー
R3.R4の動作により、第8図のモータ駆動回路
において、そのメーク接点f1,f2,r3,r4が閉じ
ると可逆モータM1、M2は右回転し、可逆モータ
M3,M4は左回転する。
従つて、可動棚B,Cは右走行し、可動棚D,
Eは左走行を開始47する。
第6図において散開空間形成タイマーT1,T5
は始動しているので、その設定時間経過(タイム
アツプ)48,49で散開空間形成タイマーも接
点t1,t5を閉じ、散開空間形成タイマーT2,T4
始動50,51する。
一方、散開空間形成タイマーT1,T5の設定時
間経過(タイムアツプ)で第7図の散開空間形成
タイマーの接点t1,t5は開き、動作中の右走行リ
レーF1、左走行リレーR4を復帰52,53させ、
第8図のメーク接点f1,r4を開き、可逆モータ
M1,M4への通電を断つて、可動棚B,Eは停止
54,55する。
また、走行中の可動棚C,D56は、可動棚
B,Eの停止と同時に始動した前記散開空間形成
タイマーT2,T4の設定時間経過(タイムアツプ)
57,58で、第7図の散開空間形成タイマーの
接点t2,t4を開き、動作中の右走行リレーF2、左
走行リレーR3を復帰59,60させ、第8図の
メーク接点f2,r3を開き、可逆モータM2,M3
の通電を断つて、可動棚C,Dが停止61,62
する。
このようにして、各可動棚が停止した時点では
散開制御回路がリセツト63され、第2図に示す
ような空間1,2,3,4,5が均等に散開され
た状態になる。
以上、実施例について説明したように、本発明
は各可動棚を散開・密集可能に構成して狭い空間
の収納密度を上げつつ、出納作業を迅速、且つ容
易にした散開型電動式移動棚装置であり、散開空
間形成タイマーの個数を節約した構成、散開空間
の形成幅を独立的に任意に設定できる構成、更に
は多様な散開指令手段を備えて、収納物品のより
よい空調効果を図ることができるものである。
更に、本実施例のリレー回路に代えて、半導体
回路、あるいはシーケンサーで構成しても同一効
果が得られる。
[発明の効果] 請求項1の発明によれば、各棚間の各散開空間
に対し散開空間形成タイマーが1つずつでよい構
成を採用したので、部品点数が少なくてすみ、従
つて制御回路が簡素化される。
また、前記各散開空間形成タイマーが、最後尾
を走行している可動棚の走行時間を制御する散開
空間形成タイマーの設定された時限の終時(タイ
ムアツプ)毎に、前記最後尾の可動棚の前方を走
行している可動棚の走行時間を制御する散開空間
形成タイマーを順次継続始動するように構成した
ので、互いに他の散開空間形成タイマー設定の影
響を受けずに独自に設定でき、タイマー設定作業
が単純容易となり、取扱いが便利である。
請求項2の発明によれば、再度のリセツト操作
の信号で構成される散開指令手段を設けたので、
作業用通路不要時には再度のリセツト操作で直ち
に散開空間を形成する位置に各可動棚を散開させ
ることができ、散開指令手段の構成を簡素化でき
る。
請求項3の発明によれば、タイマー回路の設定
時間経過後に指令信号を出す散開指令手段を設け
たので、一定時間後に散開空間を形成する位置
に、各可動棚を自動的に散開させることができ
る。
請求項4の発明によれば、タイムスイツチ回路
で指令信号を出す散開指令手段を設けたので、デ
イリーあるいはウイークリーなどのタイムスイツ
チ回路で設定された時刻に、散開空間を形成する
位置に、各可動棚を、定期的、且つ自動的に散開
させることができる。
請求項5の発明によれば、専用の散開指令ボタ
ンを棚に、あるいはリモコン操作として設けるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置において出納作業用通路が
形成された状態を示す正面図、第2図は同可動棚
が均等散開した状態を示す正面図、第3図は同可
動棚が不均等散開した状態を示す正面図、第4図
は同可動棚が不均等散開した他の実施例を示す正
面図、第5図は同他の出納作業用通路が形成され
た状態を示す正面図、第6図は同散開空間形成タ
イマー回路図、第7図は同可動棚の移動選択回路
図、第8図は同モータ駆動回路図、第9図は同通
路選択形成のフローチヤート、第10図は同散開
指令手段を示すフローチヤート、第11図は同散
開移行・停止のフローチヤートである。 図中、A,Fは固定棚または壁、B〜Eは可動
棚、1〜5は各棚間の通路あるいは空間、PB1
PB5は通路選択スイツチ、LS1〜LS5は離接検知
スイツチ、M1〜M4は可逆モータ、c1〜c5は通路
選択リレーの接点、T1〜T5は散開空間形成タイ
マー、t1〜t5は散開空間形成タイマーの接点、so
は通路形成リレーの接点、scは散開形成リレーの
接点、F1〜F4は右走行リレー、f1〜f4は右走行リ
レーの接点、R1〜R4は左走行リレー、r1〜r4は左
走行リレーの接点である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 固定棚あるいは側壁で区分される区画内に、
    それぞれに走行用の可逆モータを備えた可動棚を
    一つの作業用通路に相当する余裕空間をもつて複
    数個配列し、物品出納時には通路選択スイツチの
    通路選択操作により、前記可動棚を移動させ、物
    品を出納すべき前記棚間に作業用通路を形成し、
    出納作業終了時には前記形成通路のリセツト操作
    で制御回路を解除して次の所要通路を形成するよ
    うにし、前記形成通路の不使用時には、前記棚間
    の特定する位置に散開空間を形成するようにし
    た、散開型電動式移動棚装置において、 前記通路選択スイツチの通路選択操作による形
    成通路を検出する手段と、前記形成通路のリセツ
    ト操作後準備される散開指令手段と、前記各棚間
    ごとに散開空間の形成幅をそれぞれに設定する散
    開空間形成タイマーと、前記余裕空間を前記散開
    空間を形成すべき前記各棚間に散在させる散開位
    置に、前記可動棚を移行停止させる散開制御回路
    とを有し、 前記作業用通路が形成され、前記形成通路のリ
    セツト操作後、前記散開指令手段の指令信号があ
    るとき、前記散開制御回路が動作し、前記形成通
    路が閉じる方向へ前記各可動棚が一斉に散開移行
    し、該散開移行時に、最後端部の散開空間側よ
    り、順次散開移行方向に形成される当該散開空間
    に対応する前記各散開空間形成タイマーが、該各
    散開空間形成タイマーに設定される時限の終時ご
    とに、順次継続始動し、 それぞれの散開空間形成タイマーの前記設定時
    限内は、当該棚間に前記散開空間を形成すべく、
    該散開空間に面する前記散開移行方向にある片側
    の前記可動棚が移行し、 該散開空間形成タイマーの前記時限の終時に
    は、当該散開空間に面する前記移行中の前記可動
    棚がそれぞれに前記散開位置に停止するように構
    成したことを特徴とする散開型電動式移動棚装
    置。 2 散開指令手段が、形成通路が一旦リセツト操
    作された後、更にいずれかの通路選択スイツチの
    リセツト操作信号で構成される請求項1記載の散
    開型電動式移動棚装置。 3 散開指令手段が、形成通路のリセツト操作後
    作動するタイマー回路を有し、前記タイマー回路
    の設定時間経過後作動する信号を備えて構成され
    る請求項1記載の散開型電動式移動棚装置。 4 散開指令手段が、タイムスイツチ回路を有
    し、設定される時刻に作動する出力信号を備えて
    構成される請求項1記載の散開型電動式移動棚装
    置。 5 散開指令手段が、専用の散開指令ボタンの操
    作信号で構成される請求項1記載の散開型電動式
    移動棚装置。
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