JPH0559239U - 信号処理装置 - Google Patents
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- JPH0559239U JPH0559239U JP204792U JP204792U JPH0559239U JP H0559239 U JPH0559239 U JP H0559239U JP 204792 U JP204792 U JP 204792U JP 204792 U JP204792 U JP 204792U JP H0559239 U JPH0559239 U JP H0559239U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 A相及びB相エンコーダパルス信号の位相差
が小さくなったときにおいても、両パルス信号の立上り
及び立下り時点に同期し且つ回転方向を特定する2種類
のパルス信号に、パルスの重なりが発生することを防止
する。 【構成】 A相エンコーダパルス信号の立上り時点又は
立下り時点から設定時間が経過するまでパルス信号発生
手段6へのB相エンコーダパルス信号の入力を禁止する
B相入力遅延手段19を備えると共に、B相エンコーダ
パルス信号の立上り時点及び立下り時点から設定時間が
経過するまでパルス信号発生手段6へのA相エンコーダ
パルス信号の入力を禁止するA相入力遅延手段23を備
える構成としたものである。
が小さくなったときにおいても、両パルス信号の立上り
及び立下り時点に同期し且つ回転方向を特定する2種類
のパルス信号に、パルスの重なりが発生することを防止
する。 【構成】 A相エンコーダパルス信号の立上り時点又は
立下り時点から設定時間が経過するまでパルス信号発生
手段6へのB相エンコーダパルス信号の入力を禁止する
B相入力遅延手段19を備えると共に、B相エンコーダ
パルス信号の立上り時点及び立下り時点から設定時間が
経過するまでパルス信号発生手段6へのA相エンコーダ
パルス信号の入力を禁止するA相入力遅延手段23を備
える構成としたものである。
Description
【0001】
本考案は、電動機に取付けられたエンコーダ等から出力されるA相エンコー ダパルス信号及びB相エンコーダパルス信号を入力して、これらパルス信号に基 づいて電動機の回転速度や回転位置を検出するためのパルス信号を発生するパル ス信号発生手段を備えて成る信号処理装置に関する。
【0002】
電動機として例えばサーボモータの回転速度や回転位置を制御するための構成 の一例を図4に示す。この図4において、位置指令レジスタ1からの位置指令値 に基づいて、速度制御アンプ2及び電流制御アンプ3を介してサーボモータ4が 通電駆動されるようになっている。この場合、サーボモータ4には、エンコーダ 5が取付けられており、このエンコーダ5は、サーボモータ4の回転速度及び回 転方向に応じてA相エンコーダパルス信号Sa及びB相エンコーダパルス信号S bを出力するようになっている。
【0003】 これらA相エンコーダパルス信号Sa及びB相エンコーダパルス信号Sbは、 位相差が90°異なる信号である。そして、両パルス信号Sa及びSbは、サー ボモータ4が正転するとき、図5(a)及び(b)に示すような位相で出力され ると共に、サーボモータ4が逆転するとき、図6(a)及び(b)に示すような 反転した位相で出力されるようになっている。
【0004】 上記A相エンコーダパルス信号Sa及びB相エンコーダパルス信号Sbを入力 して、パルス信号発生手段である例えば4逓倍回路6は、両パルス信号Sa及び Sbのの立上り時点及び立下り時点に同期し且つ回転方向を特定する2種類のパ ルス信号Sc及びSdを発生する。具体的には、サーボモータ4が正転するとき 、図5(c)に示すように、UPパルス信号Scが出力され、サーボモータ4が 逆転するとき、図6(c)に示すように、DPパルス信号Sdが出力されるよう になっている。
【0005】 これらUPパルス信号Sc及びDPパルス信号Sdを入力して、周波数電圧変 換器7は、回転速度に比例するアナログ信号を速度フィードバック信号Seとし て出力する。また、位置カウンタ8は、上記UPパルス信号Sc及びDPパルス 信号Sdを入力して、内蔵するアップダウンカウンタによりパルス数をカウント し、このカウント値を位置フィードバックに用いている。
【0006】 具体的には、位置指令レジスタ1の位置指令値と、位置カウンタ8のカウント 値とが一致するように、位置フィードバック制御が行われる。そして、位置指令 レジスタ1の位置指令値が変化しているときには、その変化から指令速度を求め 、この指令速度と周波数電圧変換器からの速度フィードバック信号Seとに基づ いて、実際の回転速度が指令速度に一致するように速度フィードバック制御が行 われる。
【0007】 ここで、上記した4逓倍回路6の一例を図7に示す。この図7において、D形 のフリップフロップ9は、A相エンコーダパルス信号Saをクロック信号Sck に同期してラッチした信号S9を出力する。D形のフリップフロップ10は、A 相エンコーダパルス信号Saを1クロック分遅らせ且つクロック信号Sckに同 期してラッチした信号S10を出力する。アンド回路11は、A相エンコーダパ ルス信号Saの立上り時点に同期し且つパルス幅が1クロック分のパルス信号S 11を出力する。アンド回路12は、A相エンコーダパルス信号Saの立下り時 点に同期し且つパルス幅が1クロック分のパルス信号S12を出力する。
【0008】 また、D形のフリップフロップ13は、B相エンコーダパルス信号Sbをクロ ック信号Sckに同期してラッチした信号S13を出力する。D形のフリップフ ロップ14は、B相エンコーダパルス信号Sbを1クロック分遅らせ且つクロッ ク信号Sckに同期してラッチした信号S14を出力する。アンド回路15は、 B相エンコーダパルス信号Sbの立上り時点に同期し且つパルス幅が1クロック 分のパルス信号S15を出力する。アンド回路16は、B相エンコーダパルス信 号Sbの立下り時点に同期し且つパルス幅が1クロック分のパルス信号S16を 出力する。
【0009】 そして、4個のアンド回路17a〜17d及びオア回路17eからなるアンド オア回路17は、サーボモータ4が正転するとき、図5(c)に示すように、U Pパルス信号Scを出力する。また、4個のアンド回路18a〜18d及びオア 回路18eからなるアンドオア回路18は、サーボモータ4が逆転するとき、図 6(c)に示すように、DPパルス信号Sdを出力するようになっている。
【0010】
上記従来構成において、何らかの事情でA相エンコーダパルス信号Sa及びB 相エンコーダパルス信号Sbの位相差が小さくなることがある。具体的には、両 パルス信号Sa及びSbの位相差は、例えばエンコーダ内部のアナログ回路の調 整により変化したり、温度変化に伴う回路構成部品の特性変化により変化したり して小さくなる。また、モータが高速回転したときには、両パルス信号Sa及び Sbの位相差は90°であっても、該位相差に対応する時間がクロック信号CK の1クロック分の時間よりも短くなってしまうことがある。
【0011】 このように両パルス信号Sa及びSbの位相差が小さくなった場合には、図8 に示すように、4逓倍回路6から出力されるUPパルス信号Scのパルス列が重 なることがある(サーボモータ4が逆転するときには、DPパルス信号Sdのパ ルス列が重なることがある)。これは、図8(h)に示すように、UPパルス信 号Scの1番目のパルスが立下る前に、2番目のパルスが立上ってしまうため、 両パルスが重なって1個のパルスになってしまうのである。
【0012】 上述したように、UPパルス信号ScまたはDPパルス信号Sdのパルス列の 重なりが発生すると、周波数電圧変換器7が回転速度に正確に対応しない速度フ ィードバック信号Seを出力したり、位置カウンタ8が誤カウントしたりするの で、速度フィードバック制御及び位置フィードバック制御が不正確になるという 問題点があった。
【0013】 そこで、本考案の目的は、A相エンコーダパルス信号とB相エンコーダパルス 信号との位相差が小さくなったときにおいても、両パルス信号の立上り時点及び 立下り時点に同期し且つ回転方向を特定する2種類のパルス信号にパルスの重な りが発生することを防止できる信号処理装置を提供するにある。
【0014】
本考案の信号処理装置は、エンコーダから出力されるA相エンコーダパルス信 号及びB相エンコーダパルス信号を入力して、これら各パルス信号の立上り時点 及び立下り時点に同期し且つ回転方向を特定する2種類のパルス信号を発生する パルス信号発生手段を備えて成るエンコーダ信号の処理装置において、前記A相 エンコーダパルス信号の立上り時点又は立下り時点から設定時間が経過するまで 前記パルス信号発生手段への前記B相エンコーダパルス信号の入力を禁止するB 相入力遅延手段を備えると共に、前記B相エンコーダパルス信号の立上り時点及 び立下り時点から設定時間が経過するまで前記パルス信号発生手段への前記A相 エンコーダパルス信号の入力を禁止するA相入力遅延手段を備えたところに特徴 を有する。
【0015】
上記手段によれば、B相入力遅延手段によってA相エンコーダパルス信号の立 上り時点又は立下り時点から設定時間が経過するまでパルス信号発生手段へのB 相エンコーダパルス信号の入力を禁止すると共に、A相入力遅延手段によってB 相エンコーダパルス信号の立上り時点及び立下り時点から設定時間が経過するま でパルス信号発生手段へのA相エンコーダパルス信号の入力を禁止する構成とし たので、実際のA相エンコーダパルス信号及びB相エンコーダパルス信号の位相 差が小さくなった場合においても、パルス信号発生手段が入力するA相エンコー ダパルス信号及びB相エンコーダパルス信号の位相差は、設定時間よりも短くな ることはない。
【0016】 従って、両パルス信号の位相差を十分長い時間に設定することができるので、 両パルス信号の立上り時点及び立下り時点に同期し且つ回転方向を特定する2種 類のパルス信号に、パルスの重なりが発生することを防止できる。
【0017】
以下、本考案の一実施例について図1ないし図3を参照しながら説明する。ま ず、図1において、パルス信号発生手段である例えば4逓倍回路6は、従来構成 (図7参照)の4逓倍回路6とほぼ同一の構成であり、同一部分には同一符号を 付して説明する。即ち、4逓倍回路6は、フリップフロップ9,10,13及び 14、アンド回路11,12,15及び16、アンド回路17a〜17d及びオ ア回路17eからなるアンドオア回路17、並びに、アンド回路18a〜18d 及びオア回路18eからなるアンドオア回路18から構成されている。
【0018】 この場合、フリップフロップ9の入力端子Dには、図示しない電動機に取付け られたエンコーダから出力されるA相エンコーダパルス信号Saが与えられるよ うになっており、フリップフロップ9の出力端子Qがフリップフロップ10の入 力端子Dへ接続されている。フリップフロップ10の入力端子CKには、クロッ ク信号Sckが与えられる。
【0019】 また、フリップフロップ9の出力端子Qがアンド回路11の一方の入力端子へ 接続されていると共に、フリップフロップ10の出力端子Qバーがアンド回路1 1の他方の入力端子へ接続されている。そして、上記フリップフロップ10の出 力端子Qがアンド回路12の一方の入力端子へ接続されていると共に、フリップ フロップ9の出力端子Qバーがアンド回路12の他方の入力端子へ接続されてい る。
【0020】 一方、フリップフロップ13の入力端子Dには、上記エンコーダから出力され るB相エンコーダパルス信号Sbが与えられるようになっており、フリップフロ ップ13の出力端子Qがフリップフロップ14の入力端子Dへ接続されている。 フリップフロップ14の入力端子CKには、クロック信号Sckが与えられる。 また、フリップフロップ13の出力端子Qがアンド回路15の一方の入力端子へ 接続されていると共に、フリップフロップ14の出力端子Qバーがアンド回路1 5の他方の入力端子へ接続されている。
【0021】 そして、フリップフロップ14の出力端子Qがアンド回路16の一方の入力端 子へ接続されていると共に、フリップフロップ13の出力端子Qバーがアンド回 路16の他方の入力端子へ接続されている。
【0022】 更に、アンドオア回路17の第1のアンド回路17aは、その一方の入力端子 が上記アンド回路11の出力端子へ接続され、他方の入力端子が上記フリップフ ロップ13の出力端子Qバーへ接続されている。アンドオア回路17の第2のア ンド回路17bは、その一方の入力端子が上記アンド回路12の出力端子へ接続 され、他方の入力端子が上記フリップフロップ13の出力端子Qへ接続されてい る。
【0023】 アンドオア回路17の第3のアンド回路17cは、その一方の入力端子が上記 アンド回路15の出力端子へ接続され、他方の入力端子が上記フリップフロップ 9の出力端子Qへ接続されている。アンドオア回路17の第4のアンド回路17 dは、その一方の入力端子が上記アンド回路16の出力端子へ接続され、他方の 入力端子が上記フリップフロップ9の出力端子Qバーへ接続されている。
【0024】 そして、アンドオア回路17のオア回路17eは、4個のアンド回路17a〜 17dの出力信号のオアをとって、このオア信号をUPパルス信号Scとして出 力するようになっている。
【0025】 一方、アンドオア回路18の第1のアンド回路18aは、一方の入力端子が上 記アンド回路11の出力端子へ接続され、他方の入力端子が上記フリップフロッ プ13の出力端子Qへ接続されている。アンドオア回路18の第2のアンド回路 18bは、一方の入力端子が上記アンド回路12の出力端子へ接続され、他方の 入力端子が上記フリップフロップ13の出力端子Qバーへ接続されている。
【0026】 アンドオア回路18の第3のアンド回路18cは、一方の入力端子が上記アン ド回路15の出力端子へ接続され、他方の入力端子が上記フリップフロップ9の 出力端子Qバーへ接続されている。アンドオア回路18の第4のアンド回路18 dは、一方の入力端子が上記アンド回路16の出力端子へ接続され、他方の入力 端子が上記フリップフロップ9の出力端子Qへ接続されている。
【0027】 そして、アンドオア回路18のオア回路18eは、4個のアンド回路18a〜 18dの出力信号のオアをとって、このオア信号をDPパルス信号Sdとして出 力するようになっている。
【0028】 さて、B相入力遅延手段19は、シフトレジスタ20、イクスクルーシブノア 回路21及びアンド回路22から構成されている。この場合、シフトレジスタ2 0は、入力端子SIへフリップフロップ9の出力端子Qからの出力信号を受ける と共に、入力端子CKへクロック信号Sckを受ける。シフトレジスタ20の出 力端子SOは、イクスクルーシブノア回路21の一方の入力端子へ接続されてい る。イクスクルーシブノア回路21の他方の入力端子には、フリップフロップ9 の出力端子Qが接続されている。
【0029】 そして、アンド回路22は、一方の入力端子へイクスクルーシブノア回路21 の出力端子からの出力信号を受けると共に、他方の入力端子へクロック信号Sc kを受け、両信号のアンドをとった出力信号をフリップフロップ13の入力端子 CKへ与えるようになっている。
【0030】 また、A相入力遅延手段23は、シフトレジスタ24、イクスクルーシブノア 回路25及びアンド回路26から構成されている。この場合、シフトレジスタ2 4は、入力端子SIへフリップフロップ13の出力端子Qからの出力信号を受け ると共に、入力端子CKへクロック信号Sckを受ける。シフトレジスタ24の 出力端子SOは、イクスクルーシブノア回路25の一方の入力端子へ接続されて いる。イクスクルーシブノア回路25の他方の入力端子には、フリップフロップ 13の出力端子Qが接続されている。
【0031】 そして、アンド回路26は、一方の入力端子へイクスクルーシブノア回路25 の出力端子からの出力信号を受けると共に、他方の入力端子へクロック信号Sc kを受け、両信号のアンドをとった出力信号をフリップフロップ9の入力端子C Kへ与えるようになっている。
【0032】 次に、上記構成の作用を図2及び図3も参照して説明する。まず、図2(b) 及び(c)に示すように、A相エンコーダパルス信号Sa及びB相エンコーダパ ルス信号Sbの位相差が大きい場合について述べる。今、クロック信号Sckと して、図2(a)に示すような信号が与えられている。
【0033】 また、B相エンコーダパルス信号Sbは時刻t5まではロウレベルであるから 、A相入力遅延手段23のアンド回路26は、時刻t6まではクロック信号Sc kと同一の出力信号S26をフリップフロップ9の入力端子CKへ与える。この 出力信号S26は、シフトレジスタ24及びイクスクルーシブノア回路25によ り時刻t6から4クロック分だけロウレベルとなり、その後、時刻t8から時刻 14まで、即ち、B相エンコーダパルス信号Sbが時刻t13で立下るまで、ク ロック信号Sckと同一となり、時刻t14から4クロック分だけロウレベルと なり、それ以後、B相エンコーダパルス信号Sbの立上り時点及び立下り時点に 同期して同じ変化を繰り返す(図2(d)参照)。
【0034】 この場合、シフトレジスタ24は、入力端子SIへハイレベル信号を受けた後 、入力端子CKへ4クロック分のクロック信号Sckを受ける間、出力端子SO がロウレベルに保持され、入力端子CKへ5クロック目のクロック信号Sckを 受けたとき出力端子SOがハイレベルになるようになっている。イクスクルーシ ブノア回路25は、シフトレジスタ24の出力端子SOからの出力信号と、フリ ップフロップ13の出力端子Qからの出力信号とのイクスクルーシブノアをとる 。そして、アンド回路26は、イクスクルーシブノア回路25からの出力信号と 、クロック信号Sckとのアンドをとる。この結果、アンド回路26からの出力 信号S26は、上述したように変化する(図2(d)参照)。
【0035】 そして、フリップフロップ9は、A相エンコーダパルス信号Saとアンド回路 26からの出力信号S26とを受けて、出力端子QからA相エンコーダパルス信 号Saを出力信号S26に同期してラッチした出力信号S9(図2(e)参照) を出力する。この出力信号S9とクロック信号Sckとを受けて、フリップフロ ップ10は、A相エンコーダパルス信号Saを1クロック分遅らせ、且つクロッ ク信号Sckに同期してラッチした出力信号S10(図2(f)参照)を出力す る。
【0036】 上記フリップフロップ9の出力端子Qからの出力信号S9と、フリップフロッ プ10の出力端子Qバーからの出力信号S10の論理否定信号を受けることによ り、アンド回路11は、A相エンコーダパルス信号Saの立上り時点に同期し且 つパルス幅が1クロック分のパルス信号S11(図2(l)参照)を出力する。 同様にして、アンド回路12は、フリップフロップ10の出力端子Qからの出力 信号S10と、フリップフロップ9の出力端子Qバーからの出力信号S9の論理 否定信号を受けて、A相エンコーダパルス信号Saの立下り時点に同期し且つパ ルス幅が1クロック分のパルス信号S12(図2(m)参照)を出力する。
【0037】 一方、A相エンコーダパルス信号Saは時刻t1まではロウレベルであるから 、B相入力遅延手段19のアンド回路22は、時刻t2まではクロック信号Sc kと同一の出力信号S22をフリップフロップ13の入力端子CKへ与える。こ の出力信号S22は、シフトレジスタ20及びイクスクルーシブノア回路21に より時刻t2から4クロック分だけロウレベルとなり、その後、時刻t4から時 刻10まで、即ち、A相エンコーダパルス信号Saが時刻t9で立下るまで、ク ロック信号Sckと同一となり、時刻t10から4クロック分だけロウレベルと なり、それ以後、A相エンコーダパルス信号Saの立上り時点及び立下り時点に 同期して同じ変化を繰り返す(図2(h)参照)。
【0038】 この場合、シフトレジスタ20、イクスクルーシブノア回路21及びアンド回 路22は、上記したシフトレジスタ24、イクスクルーシブノア回路25及びア ンド回路26とほぼ同様に動作する。
【0039】 そして、フリップフロップ13は、B相エンコーダパルス信号Sbとアンド回 路22からの出力信号S22とを受けて、出力端子QからB相エンコーダパルス 信号Sbを出力信号S22に同期してラッチした出力信号S13(図2(i)参 照)を出力する。この出力信号S13とクロック信号Sckとを受けて、フリッ プフロップ14は、B相エンコーダパルス信号Sbを1クロック分遅らせ、且つ クロック信号Sckに同期してラッチした出力信号S14(図2(j)参照)を 出力する。
【0040】 上記フリップフロップ13の出力端子Qからの出力信号S13と、フリップフ ロップ14の出力端子Qバーからの出力信号S14の論理否定信号を受けること によって、アンド回路15は、B相エンコーダパルス信号Sbの立上り時点に同 期し且つパルス幅が1クロック分のパルス信号S15(図2(n)参照)を出力 する。同様にして、アンド回路16は、フリップフロップ14の出力端子Qから の出力信号S14と、フリップフロップ13の出力端子Qバーからの出力信号S 13の論理否定信号とを受けて、B相エンコーダパルス信号Sbの立下り時点に 同期し且つパルス幅が1クロック分のパルス信号S16(図2(o)参照)を出 力する。
【0041】 そして、アンドオア回路17は、4個のアンド回路17a〜17dにアンド回 路11,12,15,16の各出力信号と、フリップフロップ9の出力端子Q及 び出力端子Qバーからの各出力信号と、フリップフロップ13の出力端子Q及び 出力端子Qバーからの各出力信号とを受ける。これにより、アンドオア回路17 のオア回路17eは、4個のアンド回路17a〜17dの出力信号のオアをとっ て、UPパルス信号Sc(図2(p)参照)を出力する。
【0042】 このUPパルス信号Scが、A相エンコーダパルス信号Sa及びB相エンコー ダパルス信号Sbの立上り時点及び立下り時点に同期し且つ回転方向が正転方向 であることを特定するパルス信号である。今、電動機は正転しているから、図2 (p)に示すように、UPパルス信号Scが出力される。
【0043】 同様にして、アンドオア回路18は、4個のアンド回路18a〜18dにアン ド回路11,12,15,16の各出力信号と、フリップフロップ9の出力端子 Q及び出力端子Qバーからの各出力信号と、フリップフロップ13の出力端子Q 及び出力端子Qバーからの各出力信号とを受ける。これにより、アンドオア回路 18のオア回路18eは、4個のアンド回路18a〜18dの出力信号のオアを とって、DPパルス信号Sd(図2(q)参照)を出力する。
【0044】 このDPパルス信号Sdが、A相エンコーダパルス信号Sa及びB相エンコー ダパルス信号Sbの立上り時点及び立下り時点に同期し且つ回転方向が逆転方向 であることを特定するパルス信号である。今、電動機は正転しているから、図2 (q)に示すように、ロウレベル状態のDPパルス信号Sdが出力される。 次に、図3(b)及び(c)に示すように、A相エンコーダパルス信号Sa及 びB相エンコーダパルス信号Sbの位相差が小さい場合について述べる。
【0045】 この場合、B相エンコーダパルス信号Sbは時刻t33まではロウレベルであ るから、A相入力遅延手段23のアンド回路26は、時刻t34まではクロック 信号Sckと同一の出力信号S26をフリップフロップ9の入力端子CKへ与え る。この出力信号S26は、シフトレジスタ24及びイクスクルーシブノア回路 25により時刻t34から4クロック分だけロウレベルとなり、その後、時刻t 36から時刻41まで、即ち、B相エンコーダパルス信号Sbが時刻t40で立 下るまで、クロック信号Sckと同一となり、時刻t41から4クロック分だけ ロウレベルとなり、それ以後、B相エンコーダパルス信号Sbの立上り時点及び 立下り時点に同期して同じ変化を繰り返す(図3(d)参照)。
【0046】 そして、フリップフロップ9は、A相エンコーダパルス信号Saとアンド回路 26からの出力信号S26とを受けて、出力端子QからA相エンコーダパルス信 号Saを出力信号S26に同期してラッチした出力信号S9(図3(e)参照) を出力する。この出力信号S9とクロック信号Sckとを受けて、フリップフロ ップ10は、A相エンコーダパルス信号Saを1クロック分遅らせ,且つクロッ ク信号Sckに同期してラッチした出力信号S10(図3(f)参照)を出力す る。
【0047】 上記フリップフロップ9の出力端子Qからの出力信号S9と、フリップフロッ プ10の出力端子Qバーからの出力信号S10の論理否定信号を受けることによ り、アンド回路11は、A相エンコーダパルス信号Saの立上り時点に同期し且 つパルス幅が1クロック分のパルス信号S11(図3(j)参照)を出力する。 同様にして、アンド回路12は、フリップフロップ10の出力端子Qからの出力 信号S10と、フリップフロップ9の出力端子Qバーからの出力信号S9の論理 否定信号を受けて、A相エンコーダパルス信号Saの立下り時点に同期し且つパ ルス幅が1クロック分のパルス信号S12(図3(k)参照)を出力する。
【0048】 一方、A相エンコーダパルス信号Saは時刻t31まではロウレベルであるか ら、B相入力遅延手段19のアンド回路22は、時刻t32まではクロック信号 Sckと同一の出力信号S22をフリップフロップ13の入力端子CKへ与える 。この出力信号S22は、シフトレジスタ20及びイクスクルーシブノア回路2 1により時刻t32から4クロック分だけロウレベルとなり、その後、時刻t3 5から時刻38まで、即ち、A相エンコーダパルス信号Saが時刻t37で立下 るまで、クロック信号Sckと同一となり、時刻t38から4クロック分だけロ ウレベルとなり、それ以後、A相エンコーダパルス信号Saの立上り時点及び立 下り時点に同期して同じ変化を繰り返す(図3(g)参照)。
【0049】 そして、フリップフロップ13は、B相エンコーダパルス信号Sbとアンド回 路22からの出力信号S22とを受けて、出力端子QからB相エンコーダパルス 信号Sbを出力信号S22に同期してラッチした出力信号S13(図3(h)参 照)を出力する。この場合、上記出力信号S13は、B相エンコーダパルス信号 Sbの立上り時点t33からほぼ4クロック分だけ遅れた時点t35で立上るよ うになる。ここで、上記出力信号S13の立上りの4クロック分の遅れは、フリ ップフロップ9がB相エンコーダパルス信号Sbの立上り時点t33からほぼ4 クロック分だけ遅れた時点t35まで動作しないことを示している。
【0050】 上記出力信号S13とクロック信号Sckとを受けて、フリップフロップ14 は、B相エンコーダパルス信号Sbを1クロック分遅らせ、且つクロック信号S ckに同期してラッチした出力信号S14(図3(i)参照)を出力する。この 場合、上記出力信号S14は、B相エンコーダパルス信号Sbの立上り時点t3 3からほぼ5クロック分だけ遅れた時点t36で立上るようになる。
【0051】 そして、アンド回路15は、フリップフロップ13からの出力信号S13とフ リップフロップ14からの出力信号S14の論理否定信号を受けることによって 、B相エンコーダパルス信号Sbの立上り時点に同期し且つパルス幅が1クロッ ク分のパルス信号S15(図3(l)参照)を出力する。同様にして、アンド回 路16は、フリップフロップ14からの出力信号S14と、フリップフロップ1 3からの出力信号S13の論理否定信号とを受けて、B相エンコーダパルス信号 Sbの立下り時点に同期し且つパルス幅が1クロック分のパルス信号S16(図 3(m)参照)を出力する。
【0052】 そして、アンドオア回路17は、アンド回路11,12,15,16の各出力 信号と、フリップフロップ9,13からの各出力信号とを受けることにより、U Pパルス信号Sc(図3(n)参照)を出力する。
【0053】 このUPパルス信号Scには、A相エンコーダパルス信号SaとB相エンコー ダパルス信号Sbの位相差が小さい場合であっても、従来構成(図7及び図8参 照)とは異なり、パルスの重なりが発生していない。
【0054】 尚、アンドオア回路18は、同様にしてアンド回路11,12,15,16の 各出力信号と、フリップフロップ9,13の各出力信号とを受けることにより、 DPパルス信号Sdを出力する。
【0055】 このような構成の本実施例によれば、B相入力遅延手段19によって、A相エ ンコーダパルス信号Saの立上り時点又は立下り時点から設定時間が経過するま で4逓倍回路6へのB相エンコーダパルス信号Sbの入力を禁止する、即ち、フ リップフロップ13及び14を動作させないようにすると共に、A相入力遅延手 段23によって、B相エンコーダパルス信号Saの立上り時点及び立下り時点か ら設定時間が経過するまで4逓倍回路6へのA相エンコーダパルス信号Saの入 力を禁止する、即ち、フリップフロップ9及び10を動作させないようにする構 成とした。
【0056】 これによって、実際のA相エンコーダパルス信号Sa及びB相エンコーダパル ス信号Sbの位相差が小さくなった場合においても、4逓倍回路6が入力するA 相エンコーダパルス信号及びB相エンコーダパルス信号の位相差として、即ち、 フリップフロップ9及び10が動作する時点とフリップフロップ13及び14が 動作する時点との間に、設定時間即ちほぼ4クロック分の時間を確保できるよう になる。
【0057】 従って、4逓倍回路6内において、両パルス信号Sa及びSbの位相差を十分 長い時間に設定することができるので、両パルス信号Sa及びSbの立上り時点 及び立下り時点に同期し且つ回転方向を特定するUPパルス信号Sc及びDPパ ルス信号Sdに、パルスの重なりが発生することを防止できる。この結果、UP パルス信号Sc及びDPパルス信号Sdにパルスの重なりが発生しないので、電 動機の速度フィードバック制御及び位置フィードバック制御を正確に行うことが できる。
【0058】 尚、上記実施例では、B相入力遅延手段19及びA相入力遅延手段23の各シ フトレジスタ20及び24により4クロック分の時間を計時する構成としたが、 これに限られるものではなく、2クロック分以上の時間を計時する構成としても 良い。
【0059】 また、上記実施例では、A相入力遅延手段19,B相入力遅延手段23を、シ フトレジスタ20,24、イクスクルーシブノア回路21,25、アンド回路2 2,26から構成したが、他の論理回路を組合わせて構成しても良いことは勿論 である。
【0060】
本考案は以上の説明から明らかなように、A相エンコーダパルス信号の立上り 時点又は立下り時点から設定時間が経過するまでパルス信号発生手段へのB相エ ンコーダパルス信号の入力を禁止するB相入力遅延手段を備えると共に、B相エ ンコーダパルス信号の立上り時点及び立下り時点から設定時間が経過するまでパ ルス信号発生手段へのA相エンコーダパルス信号の入力を禁止するA相入力遅延 手段を備える構成としたので、A相エンコーダパルス信号及びB相エンコーダパ ルス信号の位相差が小さくなったときにおいても、両パルス信号の立上り時点及 び立下り時点に同期し且つ回転方向を特定する2種類のパルス信号に、パルスの 重なりが発生することを防止できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す論理回路図
【図2】A相エンコーダパルス信号とB相エンコーダパ
ルス信号との位相差が大きい場合を示すタイムチャート
ルス信号との位相差が大きい場合を示すタイムチャート
【図3】A相エンコーダパルス信号とB相エンコーダパ
ルス信号との位相差が小さい場合を示すタイムチャート
ルス信号との位相差が小さい場合を示すタイムチャート
【図4】従来構成を示すブロック図
【図5】電動機の回転方向が正転の場合を示すタイムチ
ャート
ャート
【図6】電動機の回転方向が逆転の場合を示すタイムチ
ャート
ャート
【図7】図1相当図
【図8】図3相当図
6は4逓倍回路(パルス信号発生手段)、9,10,1
3,14はフリップフロップ、11,12,15,16
はアンド回路、17,18はアンドオア回路、19はB
相入力遅延手段、23はA相入力遅延手段を示す。
3,14はフリップフロップ、11,12,15,16
はアンド回路、17,18はアンドオア回路、19はB
相入力遅延手段、23はA相入力遅延手段を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】 エンコーダ等の検出器から出力されるA
相エンコーダパルス信号及びB相エンコーダパルス信号
を入力して、これら各パルス信号の立上り時点及び立下
り時点に同期し且つ回転方向を特定する2種類のパルス
信号を発生するパルス信号発生手段を備えて成る信号処
理装置において、 前記A相エンコーダパルス信号の立上り時点又は立下り
時点から設定時間が経過するまで前記パルス信号発生手
段への前記B相エンコーダパルス信号の入力を禁止する
B相入力遅延手段と、 前記B相エンコーダパルス信号の立上り時点及び立下り
時点から設定時間が経過するまで前記パルス信号発生手
段への前記A相エンコーダパルス信号の入力を禁止する
A相入力遅延手段とを備えたことを特徴とする信号処理
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP204792U JPH0559239U (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP204792U JPH0559239U (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 信号処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0559239U true JPH0559239U (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=11518420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP204792U Pending JPH0559239U (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 信号処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0559239U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115490105A (zh) * | 2022-10-25 | 2022-12-20 | 菱王电梯有限公司 | 电梯编码器信号的处理模块、采集模块和电梯控制系统 |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP204792U patent/JPH0559239U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115490105A (zh) * | 2022-10-25 | 2022-12-20 | 菱王电梯有限公司 | 电梯编码器信号的处理模块、采集模块和电梯控制系统 |
| CN115490105B (zh) * | 2022-10-25 | 2023-12-01 | 菱王电梯有限公司 | 电梯编码器信号的处理模块、采集模块和电梯控制系统 |
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