JPH0568006B2 - - Google Patents

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JPH0568006B2
JPH0568006B2 JP59221696A JP22169684A JPH0568006B2 JP H0568006 B2 JPH0568006 B2 JP H0568006B2 JP 59221696 A JP59221696 A JP 59221696A JP 22169684 A JP22169684 A JP 22169684A JP H0568006 B2 JPH0568006 B2 JP H0568006B2
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JP
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resin
magnetic
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magnetic layer
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JP59221696A
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Kazumasa Matsumoto
Hiroshi Suzuki
Seiji Nagahisa
Kumiko Myake
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc, Konica Minolta Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication of JPS61104325A publication Critical patent/JPS61104325A/ja
Publication of JPH0568006B2 publication Critical patent/JPH0568006B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
イ 産業上の利用分野 本発明は磁気テープ、磁気シート、磁気デイス
ク等の磁気記録媒体に関するものである。 ロ 従来技術 一般に、磁気記録媒体は、磁性粉とバインダー
樹脂等を含む磁性塗料を支持体上に塗布、乾燥す
ることによつて製造される。 こうして磁気記録媒体の例えば磁性層のバイン
ダー樹脂として、ウレタン樹脂を使用することが
よく知られている。従来から公知のウレタン樹脂
は、高分子量ポリオールとジイソシアネートと鎖
延長剤と(必要に応じて使用する)架橋剤とから
合成される。使用可能な公知の高分子量ポリオー
ルとしては、次の(1)〜(5)のものが挙げられる。 (1) アジピン酸のエステルを主成分とする高分子
量ポリオール。 (2) ポリカプロラクトンジオール。 (3) テレフタル酸、イソフタル酸の如き芳香族カ
ルボン酸のエステルを主成分とする高分子量ポ
リオール。 (4) ポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコール、ポリブチレングリコールの如きポリ
エーテルを主成分とする高分子量ポリオール。 (5) ポリカーボネート型高分子量ポリオール。 しかしながら、上記した各高分子量ポリオール
から誘導されるポリウレタンはいずれも、次の如
き欠点があり、満足すべきものではなかつた。 即ち、上記(1)の脂肪族ポリエステルポリオール
から誘導されるウレタン樹脂と、上記(2)のポリカ
プロラクトンジオールから誘導されるウレタン樹
脂とは、耐熱性、耐湿性が不充分である上に、疎
水性支持体(特にポリエチレンテレフタレート基
板)との接着性が充分ではない。また、上記(5)の
ポリカーボネート型高分子量ポリオールから誘導
されるウレタン樹脂は、耐加水分解性は比較的良
好であるが、セグメントの自由度が大きいために
熱的な耐久性が不充分である。また、上記(4)のポ
リエーテル系高分子量ポリオールから誘導される
ウレタン樹脂は、耐加水分解性は良好であるが、
力学的物性が満足できるものではなく、耐熱性が
不充分であつて熱的物性が劣化し易い。更に、上
記(3)の芳香族カルボン酸のエステルから誘導され
るウレタン樹脂は、支持体との接着性及び耐熱
性、耐湿性は上記した他のウレタン樹脂よりも優
れているが、融点が高くてカレンダー性が比較的
悪く、溶媒溶解性が不充分であつて析出が生じた
り、他のウレタン樹脂との相溶性が悪く、作業性
が悪くなる。 ハ 発明の目的 本発明の目的は、上記した磁性層の如き所定の
層について、その下地との接着性に優れ、樹脂の
物性が良好であり、耐熱性、耐湿性、耐加水分解
性、耐久性等の向上した磁気記録媒体を提供する
ことにある。 ニ 発明の構成及びその作用効果 即ち、本発明は、基体上に磁性層及び/又はバ
ツクコート層が設けられた磁気記録媒体におい
て、前記磁性層及び/又はバツクコート層を構成
する塗膜の樹脂として、 ポリテトラメチレングリコール、フエノール系
水酸基にアルキレンオキサイドが付加されてなる
ジオール及び芳香族多塩基酸から誘導されてなる
ポリエーテルポリエステルポリオールと、 下記の一般式
【化】 (但し、R1,R2はアルキレン基、R3はアルキ
ル基又はアリール基) で表される第3級アミン系の多価アルコールと、
イソシアネート系化合物と を用いて構成されたウレタン系樹脂が用いられて
なることを特徴とする磁気記録媒体に係るもので
ある。 本発明によれば、基体(特にポリエチレンテレ
フタレート等の疎水性支持体)上の所定の層(特
に磁性層)のバインダー樹脂として使用されるウ
レタン樹脂が、ポリエーテル成分とポリエステル
成分との双方を有しかつ分子内に芳香族残基も有
するポリオールから誘導されたものであるから、
それら各成分のもつ特長を夫々効果的に発揮さ
せ、かつそれら各成分の欠点を相互に補償するこ
とができ、これによつて上記した本発明の目的は
充二分に達成されるのである。また、本発明のウ
レタン樹脂において、芳香族ポリエステル成分は
融点を高くする傾向があるが、これは、ポリエス
テル中の酸成分にアジピン酸エステル等の脂肪族
エステルを一部共重合させたり、ポリエステルの
アルコール成分に長鎖のポリエーテルを使用して
結晶性を低下させれば充分解消することができ、
これによつてウレタン樹脂の熱的特性、溶解性が
良好となる。 本発明によるウレタン樹脂を製造する方法を以
下に説明する。 使用可能なポリエーテルポリエステルポリオー
ルは基本的には次の(a)〜(c)の三成分から合成する
ことができる。 (a) ポリテトラメチレングリコール(PTMEG)。 構造式:HO〔−(CH24−−O〕o−−H (但し、n=1〜50、好ましくは4〜40
の実数である。) (b) フエノール系水酸基にエチレンオキサイド、
プロピレンオキサイド等のアルキレンオキサイ
ドを付加してなる分子量1000以下のジオール。 例えば、次の構造式のビスフエノールAのエ
チレンオキサイド付加体(BPA・EO)
【化】 (但、m及びnは夫々1以上の実数であつて、
(m+n)≦20である。) (c) 芳香族多塩基酸。 例えば、
【式】で表わさ れるテレフタル酸、オルトフタル酸、イソフタル
酸が挙げられる。 上記以外にも、次のポリオール、ジオール、多
塩基酸も使用可能である。 H−OCH2CH2o−−OH
【化】
【化】 (ネオペンチルグリコール)
【化】 (1,3−ブタンジオール) HOCH2CH2CH2CH2OH
(1,4−ブタンジオール) その他通常のジオール類
【化】
【化】
【化】 ウレタン樹脂を合成する際、従来のグリコール
類を使用した場合には層の表面平滑性が充分であ
るとは言えず、特にビデオテープの性能、即ち画
質、耐摩耗性(耐久性)が満足できるものとはな
らない。しかも、従来のグリコール類から誘導さ
れたウレタン樹脂は、ポリエチレンテレフタレー
ト等の基体との接着性が悪く、場合によつては基
体と磁性層との間に接着性を高めるために中間層
又は下引き層が必要となる。しかしながら、本発
明において、ウレタン樹脂を得る際、下記一般式
で表わされる第3級アミン系の多価アルコールを
低分子量ジオールとして使用すれば、分散性が向
上して表面平滑性が良好となり、また基体との接
着性を向上させ、耐久性に優れた磁気記録媒体が
得られる。 一般式:
【化】 (但し、R1及びR2はアルキレン基、R3はアル
キル基又はアリール基である。特に接着力を向上
させるには、R3がアリール基であるのが望まし
い。) こうした低分子量ジオールの具体例は次の如き
ものである。
【化】
【化】 CH3CH2N(−−CH2CH2OH)2
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】 次に上記した各成分、例えば上記(a)、(b)、及び
(c)の各化合物を使用し、通常の合成法に従つて芳
香族残基含有ポリエーテルポリエステルポリオー
ルを得る。このポリエーテルポリエステルポリオ
ールの重量平均分子量は500〜5000とするのがよ
く、600〜3000とするのがより好ましい。得られ
た芳香族基含有ポリエーテルポリエステルポリオ
ールの6種(A、B、C、D、E、F)は下記表
−1に示した。
【表】 * 重量平均分子量
こうして、重量平均分子量約2000のポリエーテ
ルポリエステルポリオールが得られる。 これらのポリオールから次に示す合成例1に従
つてポリエーテルポリエステルポリウレタンを合
成した。 合成例 1 撹拌器及び還流冷却器を付けた反応器内のガス
を窒素ガスで置換し、同反応器内にメチルエチル
ケトン300重量部(以下、単に「部」と表わす。)
を入れ、更に、 ポリエーテルポリエステルポリオール(A)
165.0部 ジフエニルメタンジイソシアネート 86.0部 ジブチルスズジラウレート 0.03部 を加え、80℃で2時間反応させた。この溶液にフ
エニルジエタノールアミン43.2部、メチルエチル
ケトン400部を加え、80℃で更に1時間反応させ
た。得られた溶液に3−メチルペンタン−1,
3,5−トリオール5.8部を加え、80℃で1時間
反応させた。 こうして得られた熱可塑性ポリウレタン溶液
は、不揮発分30.2wt%、粘度13100cps/25℃であ
り、またGPC(テトラヒドロフラン中)による分
子量w=7.9万、o=1.5万、wwo
5.4、軟化温度は66℃であつた。 この合成例1と同様にして、下記表−2に示す
如く合成例2〜12による種々のポリウレタンを合
成した(但、合成例8〜12は比較例)。 尚、前記の芳香族基含有ポリエーテルポリエス
テルポリオールA〜Eを用いて作製したポリウレ
タン溶液は均一なものであつたが、Fのものにつ
いては反応中に樹脂が析出し、均一なポリウレタ
ン溶液が得られなかつたことから、このものは磁
気記録媒体の塗膜のバインダ樹脂として到底に優
れた特長を奏することは出来ないものであつた。
【表】
【表】 ここで、PEP−A〜D(芳香族ポリエステルポ
リポリエーテ)が本発明のもの、(合成例1、3、
4、5、6に対応)であり、PC系(合成例8に
対応)及びPCL系(合成例7に対応)、1,4BA
系(合成例9、10に対応)及びPEP−E,F(合
成例11,12に対応)は比較用のものである。合成
例9、10は低分子量ジオールに従来のジオールを
使用したものと、本発明中の特に接着性良好なジ
オールを使用したものを比較例とした。 なお、上記において、使用可能なポリイソシア
ネートは、ジフエニルメタンジイソシアネート以
外にも、トリレンジイソシアネート(TDI)(2,
4−TDI、2,6−TDI)、2,4−トリレンジ
イソシアネートの二量体、キシリレンジイソシア
ネート(XDI)、メタキシリレンジイソシアネー
ト(MXDI)、ナフチレン−1,5−ジイソシア
ネート(NDI)、o−トリレンジイソシアネート
(TODI)およびこれらイソシアネートと、活性
水素化合物との付加体などがあり、その平均分子
量としては100〜3000の範囲のものが好適である。
使用可能な脂肪族ポリイソシアネートとしては、
ヘキサメチレンジイソシアネート(HMDI)、リ
ジンイソシアネート、トリメチルヘキサメチレン
ジイソシアネート(THDI)、イソホロンジイソ
シアネート(IPDI)、水素化ジフエニルメタンジ
イソシアネート(H12MDI)、およびこれらイソ
シアネートと活性水素化合物の付加体などを挙げ
ることができる。これらの脂肪族イソシアネート
及びこれらイソシアネートと活性水素化合物の付
加体などの中でも、好ましいのは重量平均分子量
が100〜3000の範囲のものである。 なお、バインダー樹脂として上記のウレタン樹
脂と共に、他の公知のウレタン樹脂を併用してよ
い。また、フエノキシ樹脂及び/又は塩化ビニル
系共重合体も含有せしめれば、磁性粉の分散性が
向上し、その機械的強度が増大する。但、フエノ
キシ樹脂及び/又は塩化ビニル系共重合体のみで
は層が硬くなりすぎるが、これはポリウレタンの
含有によつて防止でき、支持体又は下地層との接
着性が良好となる。 使用可能なフエノキシ樹脂には、ビスフエノー
ルAとエピクロルヒドリンの重合により得られる
重合体であり、下記一般式であらわされる。
【化】 (但し、n82〜13) 例えば、ユニオンカーバイド社製のPKHC、
PKHH、PKHT等がある。 また、使用可能な上記の塩化ビニル系共重合体
としては、 一般式:
【化】 で表わされるものがある。この場合、
【式】ユニツト及び〔−X〕n−−ユニツ ト におけるl及びmから導き出されるモル比は、前
者のユニツトについては95〜50モル%であり、後
者のユニツトについては5〜50モル%である。 また、Xは塩化ビニルと共重合しうる単量体残
基を表わし、酢酸ビニル、ビニルアルコール、無
水マレイン酸等からなる群より選ばれた少なくと
も1種を表わす。(l+m)として表わされる重
合度は好ましくは100〜600であり、重合度が100
未満になると磁性層等が粘着性を帯びやすく600
を越えると分散性が悪くなる。上記の塩化ビニル
系共重合体は、部分的に加水分解されていてもよ
い。塩化ビニル系共重合体として、好ましくは塩
化ビニル−酢酸ビニルを含んだ共重合体(以下、
「塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体」という。)
が挙げらる。塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体
の例としては、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニル
アルコール、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレ
イン酸の各共重合体等が挙げられ、塩化ビニル−
酢酸ビニル系共重合体の中でも、部分加水分解さ
れた共重合体が好ましい。上記の塩化ビニル−酢
酸ビニル系共重合体の具体例としては、ユニオ
ン、カーバイド社製の「VAGH」、「VYHH」、
「VMCH」、積水化学(株)製の「エスレツクA」、
「エスレツクA−5」、「エスレツクC」、「エスレ
ツクM」、電気化学工業(株)製の「デンカビニル
1000G」、「デンカビニル1000W」等が使用でき
る。 また、上記以外にも、バインダー樹脂として繊
維素系樹脂が使用可能であるが、これには、セル
ロースエーテル、セルロース無機酸エステル、セ
ルロース有機酸エステル等が使用できる。セルロ
ースエーテルとしては、メチルセルロース、エチ
ルセルロース等が使用できる。セルロース無機酸
エステルとしては、ニトロセルロース、硫酸セル
ロース、燐酸セルロース等が使用できる。 また、セルロース有機酸エステルとしては、ア
セチルセルロース、プロピオニルセルロース、ブ
チリルセルロース等が使用できる。これら繊維素
系樹脂の中でニトロセルロースが好ましい。 本発明の磁気記録媒体を構成する層のバインダ
ー樹脂としては、前記したものの他、熱可塑性樹
脂、熱硬化性樹脂、反応型樹脂、電子線照射硬化
型樹脂が使用されてもよい。 熱可塑性樹脂としては、軟化温度が150℃以下、
重量平均分子量が10000〜200000、重合度が約200
〜2000程度のもので、例えばアクリル酸エステル
−アクリロニトリル共重合体、アクリル酸エステ
ル−塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸エステ
ル−スチレン共重合体等が使用される。 熱硬化性樹脂または反応型樹脂としては、塗布
液の状態では200000以下の分子量であり、塗布乾
燥後には縮合、付加等の反応により分子量は無限
大のものとなる。また、これらの樹脂のなかで樹
脂が熱分解するまでの間に軟化または溶融しない
ものが好ましい。具体的には、例えばフエノール
樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、
アルキツド樹脂等である。 電子線照射硬化型樹脂としては、不飽和プレポ
リマー、例えば無水マレイン酸タイプ、ウレタン
アクリルタイプ、ポリエステルアクリルタイプ等
がある。 上述の本発明によるウレタン樹脂をバインダー
樹脂として含む層は、例えば第1図に示すよう
に、支持体1上の磁性層2である。磁性層2と反
対側の面にBC層3が設けられている(BC層は設
けてもよいし、また設けなくてもよい。)。 磁性層2に使用される磁性粉末、特に強磁性粉
末としては、γ−Fe2O3、Co含有γ−Fe2O3
Fe3O4、Co含有Fe3O4等の酸化鉄磁性粉;Fe、
Ni、Co、Fe−Ni−Co合金、Fe−Mn−Zn合金、
Fe−Ni−Zn合金、Fe−Co−Ni−Cr合金、Fe−
Co−Ni−p合金、Co−Ni合金等Fe、Ni、Co等
を主成分とするメタル磁性粉等が挙げられる。 ここで磁性層2の磁性粉の比表面積を30m2/gr
以上にすれば、(好ましくはその粒径を小さくし
て)媒体の再生出力、S/N比を著しく向上させ
ることができる。この磁性粉の比表面積は必要以
上に大きくすると却つて分散不良を生じるので、
上限を100m2/grとするのが望ましい。 また、磁性層2には、公知の分散剤(例えば粉
レシチン)、研摩材(例えば溶融アルミナ)等を
添加してよい。添加可能な研摩材としては、α−
Al2O3(コランダム)、人造コランダム、溶融アル
ミナ、炭化ケイ素、酸化クロム、ダイヤモンド、
人造ダイヤモンド、ザクロ石、エメリー(主成
分:コランダムと磁鉄鉱)等が使用される。これ
らの研摩材は平均粒子径0.05〜5μの大きさのもの
が使用され、特に好ましくは、0.1〜2μである。
また、導電カーボンブラツクや遮光用カーボンブ
ラツクも添加してもよい。導電性カーボンブラツ
クとしては、例えばコロンビアカーボン社製のコ
ンダクテツクス(Conductex)975(比表面積250
m2/g、粒径24mμ)、コンダクテツクス900(比表
面積125m2/g、粒径27mμ)、カボツト社製のバ
ルカン(Cabot Vulcan)XC−72(比表面積254
m2/g、粒径30mμ)、ラーベン1040、420、三菱
化成(株)製#44等がある。 遮光用カーボンブラツクも併用してよく、こう
した遮光用カーボンブラツクとしては、例えばコ
ロンビアカーボン社製のラーベン2000(比表面積
190m2/g、粒径18mμ)、2100、1170、1000、三
菱化成(株)製の#100、#75、#40、#35、#30等
が使用可能である。カーボンブラツクは20〜
30mμ、好ましくは21〜29mμの粒径を有している
のがよいが、その吸油量が90ml(DBP)/100g
以上であるとストラクチヤー構造をとり易く、よ
り高い導電性を示す点で望ましい。 なお、BC層3に含有せしめられる非磁性粉と
しては、カーボンブラツク、酸化珪素、酸化チタ
ン、酸化アルミニウム、酸化クロム、炭化珪素、
炭化カルシウム、酸化亜鉛、α−Fe2O3、タル
ク、カオリン、硫酸カルシウム、窒化ホウ素、フ
ツ化亜鉛、二酸化モリブデン、炭酸カルシウム等
からなるもの、好ましくはカーボンブラツク(特
に導電性カーボンブラツク)および/又は酸化チ
タンからなるものが挙げられる。これらの非磁性
粉をBC層に含有せしめれば、BC層の表面を適度
に荒らして(マツト化して)表面性を改良でき、
またカーボンブラツクの場合にはBC層に導電性
を付与して帯電防止効果が得られる。カーボンブ
ラツクと他の非磁性粉とを併用すると表面性改良
(走行性の安定化)と導電性向上の双方の効果が
得られ、有利である。また、BC層3のバインダ
ー樹脂として本発明のウレタン樹脂を使用しても
よい。 また、第1図の磁気記録媒体は、磁性層2と支
持体1との間に下引き層(図示せず)を設けたも
のであつてもよく、或いは下引き層を設けなくて
もよい(以下同様)。 また、支持体1の素材としては、ポリエチレン
テレフタレート、ポリプロピレン等のプラスチツ
ク、Al、Zn等の金属、ガラス、BN、Siカーバイ
ド、磁器、陶器等のセラミツクなどが使用され
る。 なお、上記の磁性層、BC層の塗布形成時には、
各塗料中に架橋剤としての多官能イソシアネート
を所定量添加しておくのが望ましい。こうした架
橋剤としては、多官能ポリイソシアネートの他、
トリフエニルメタントリイソシアネート、トリス
−(p−イソシアネートフエニル)ネオホスフア
イト、ポリメチレンポリフエニルイソシアネート
等が挙げられる。 第2図は、他の磁気記録媒体を示すものである
が、第1図の媒体の磁性層2上にOC層4が設け
られている。 このOC層4は、磁性層2を損傷等から保護す
るために設けられるが、そのために滑性が充分で
ある必要がある。このOC層4にも、本発明のウ
レタン樹脂を含有せしめてよい。OC層4の表面
粗さは特にカラーS/Nとの関連でRa≦
0.01mμ、Rmax≦0.13mμとするのがよい。この
場合、支持体1の表面粗さをRa≦0.01mμ、
Rmax≦0.13mμとし、平滑な支持体1を用いる
のが望ましい。 第3図は、磁気デイスクとして構成された磁気
記録媒体を示し、支持体1の両面に上述と同様の
磁性層2、OC層4が夫々設けられている。 ホ 実施例 以下、本発明を具体的な実施例につき説明す
る。 表−4に示す成分を分散させた後、この磁性塗
料を1mμフイルターで濾過後、多官能イソシアネ
ート5部を添加し、リバースロールコータにて支
持体上に5mμ厚みに塗布してスーパーカレンダー
をかけ、1/2インチ幅にスリツトしてビデオテー
プ(各実施例、比較例の番号に対応する)とし
た。ただし表−3の第2欄以後の数字は重量部を
表わし、また第2欄以後の「実」は実施例を、
「比」は比較例を表わす。
【表】 上記の各例によるビデオテープについての次の
測定を行なつた。 クロマS/N: カラービデオノイズメーター
「Shibasoku925D/1」により測定した。 ルミS/N: 同 上 RF出力: RF出力測定用VTRデツキを用いて4MHz
でのRF出力を測定し、100回再生後の、当初
の出力に対して低下している値を示した。
(単位:dB)。 光沢度:分散終了後の磁性塗液をガラス板上に
ギヤツプ厚30mμのアプリケーターで塗布、
乾燥後、60゜の反射光沢度を光沢度計で測定
した。 接着性:市販の接着テープを磁性層に接着し、
さらにそのテープをはがし、磁性層の剥離状
態を比較した。また、磁気テープの磁性層と
反対側の基板を強くこすり、磁性層が基板か
らはがれる状態を比較した。 それぞれの例のビデオテープの性能を表−4に
示した。
【表】
【表】 * 出力を得られなかつた。
上記結果から、本発明に基いて磁性層を形成し
た実施例では、テープ性能が著しく向上すること
が分る。 次に、使用するウレタン樹脂中のポリエーテル
ポリエステルポリオール成分の含有比率について
検討したところ、第4図の如き結果が得られた。
また、Br/Bm(角型比)について、第5図の結
果が得られた。 これらの結果から、光沢度からみると、上記ポ
リオール成分が40重量%以上では光沢度が向上す
ること(即ち分散性が良好)が分る。また、
Br/Bmは上記ポリオール成分が55重量%以上の
ときに大きくなることが分る。従つて、上記ポリ
オール成分はウレタン樹脂中で40重量%以上とす
るのがよく、55重量%以上とするのが更に好まし
いと言える。 また、ポリオール成分自体については、第6図
の如き結果が得られた。これから、低分子量ジオ
ールとして第3級アミン系多価アルコールを使用
して得られたポリオールの場合、スチル耐久性が
向上することが分る。 また、芳香族ジオールの含有量が高い方がスチ
ル耐久時の出力の低下が低いことを示している。 さらに、本発明の樹脂が耐熱・耐湿性にすぐれ
たものであることを下記の試験により求めた。引
張り強度の低下が本発明の樹脂では低いことがわ
かる。 耐熱・耐湿性 ポリウレタン樹脂固形分100部に対して三官能
イソシアネート5部を加えて樹脂単体のフイルム
を作製し、60℃、90%の恒温恒湿下での引張り強
度の保持率を経時で測定した(測定湿度25℃)。
【表】 の樹脂 〓
【表】 0 後 後
合成例1 100 95 92 (PEPA) 本発

の樹脂
(フイルム作製条件) 80℃、1時間乾燥器にて硬化後、20℃、60%の
条件にて3日間養生し、フイルムの厚み30μのサ
ンプルを得、測定はJISK−6301に準拠して測定
した。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を説明するためのものであつて、
第1図,第2図,第3図は各例による磁気テープ
の一部分の各拡大断面図、第4図,第5図は
夫々、ポリエーテルポリエステルポリオール成分
の含有比率による光沢度及び角型比の変化を示す
グラフ、第6図はポリオール成分の種類による静
止画像の寿命(耐久性)及び出力低下を比較して
示すグラフである。 なお、図面に用いられている符号において、2
……磁性層、3……バツクコート層(BC層)、4
……オーバーコート層(OC層)、である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基体上に磁性層及び/又はバツクコート層が
    設けられた磁気記録媒体において、前記磁性層及
    び/又はバツクコート層を構成する塗膜の樹脂と
    して、 ポリテトラメチレングリコール、フエノール系
    水酸基にアルキレンオキサイドが付加されてなる
    ジオール及び芳香族多塩基酸から誘導されてなる
    ポリエーテルポリエステルポリオールと、 下記の一般式 【化】 (但し、R1,R2はアルキレン基、R3はアルキ
    ル基又はアリール基) で表される第3級アミン系の多価アルコールと、
    イソシアネート系化合物と を用いて構成されたウレタン系樹脂が用いられて
    なることを特徴とする磁気記録媒体。
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