JPH0577284A - 射出成形用金型 - Google Patents

射出成形用金型

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JPH0577284A
JPH0577284A JP6448292A JP6448292A JPH0577284A JP H0577284 A JPH0577284 A JP H0577284A JP 6448292 A JP6448292 A JP 6448292A JP 6448292 A JP6448292 A JP 6448292A JP H0577284 A JPH0577284 A JP H0577284A
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gate
cavity
pressure
valve body
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Isamu Sugasawa
勇 菅沢
Hidenori Ito
英徳 伊藤
Wataru Otani
渉 大谷
Toshihiro Kanematsu
俊宏 金松
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/27Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
    • B29C45/28Closure devices therefor

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、高圧に耐え得る全く新規なゲート
封止機構を実現することにより、ゲート封止機能を持つ
小型の射出成形金型を提供すると共に、効率良く高精度
成形できる新規な射出成形方法を提供することを目的と
する。 【構成】 キャビティー8と、キャビティ8に連通する
樹脂供給通路5、6、7、9と、その通路の一部に設け
られた球状弁体4を有する封止機構部15とを備えてい
る。球状弁体4は、キャビティ8への樹脂供給方向にお
けるキャビティ側の樹脂供給通路6内の圧力とキャビテ
ィ8とは反対側の樹脂供給通路5内の圧力との差圧によ
り駆動され、キャビティ8内への樹脂の充填時に第1の
ゲート10と離間して流路12を形成し、一方、その充填完
了時には充填された樹脂の圧力(高圧)により第1のゲ
ート10に圧接着座してこれを封止する。第1のゲート10
は、ランナー内壁より内方に突出した段差状のものでそ
の内周縁10aに球状弁体4を着座させるようにしたもの
が好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャビティに溶融樹脂
を供給するランナー形成用の溝部に、キャビティからの
溶融樹脂の逆流を防止するゲート封止機構を備えた射出
成形用金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】固定金型と可動金型とからなる一対の分
割金型を備えた射出成形用金型においては、固定金型お
よび可動金型の各型締め面に、型締め時にキャビティ
と、型締め時に溶融樹脂をキャビティに供給するランナ
ーを形成する溝部とを夫々形成し、固定金型側にこの溝
部と連通して固定金型の外方から溶融樹脂を供給するス
プルーとが形成されたものがある。
【0003】従来のこの種の射出成形用金型として、本
出願人は先に実願昭61−171251号を出願してお
り、図5〜図8に示される。図5は固定金型21と可動金
型22との型締め直後の状態を示しており、球状弁体23は
型締めの前に弁体収納部24aに収納されている。固定金
型21と可動金型22とを型締めして、キャビティ25、ラン
ナー26、弁体収納室24、弁座27が形成されると、図6に
示すように、スプルー28から弁体収納室24に溶融樹脂P
が供給される。このとき、球状弁体23は溶融樹脂Pの供
給圧力により弁座27から離れてストッパー29に当接され
る。ストッパー29は溶融樹脂Pを通過させるように配置
されているので、弁体収納室24内の溶融樹脂Pはゲート
部30を介してキャビティ25内に供給される。キャビティ
25内に溶融樹脂Pが充填されると、スプルー28からの溶
融樹脂Pの供給が停止され、溶融樹脂Pがスプルー28側
に逆流しようとするが、このとき図7に示すように、球
状弁体23をテーパ形状の弁座27に水密に着座させてラン
ナー26を閉止する。ランナー26が閉止されてキャビティ
25内の溶融樹脂Pが固化した後、図8に示すように、型
開きが行われ、樹脂成形品P1 が取り出し可能となる。
この後、押出しピン31を弁体収納室24aに突出させる
と、樹脂部分P2 が球状弁体23とともに浮き上がる。こ
のとき、樹脂部分P2 とともに樹脂成形品P1 が凹所25
aから取り出されて、成形品が完成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の射出成形用金型にあっては、球状弁体23を着
座させる弁座27がテーパ形状になっていたため、弁座27
の壁面に形成される射出樹脂の半固化層、すなわちスキ
ン層が妨げとなり、球状弁体23を弁座27に水密に着座さ
せられない。すなわち、成形中、樹脂がランナー24から
スプルー28に逆流する可能性があった。例えば、キャビ
ティ25内の樹脂圧が所定値よりも急激に低下すると、キ
ャビティ25内で成形される成形品には変形、すなわちヒ
ケが発生しやすくなる。あるいは成形品の密度分布が不
均一になる。したがって、成形品は良好な転写性を得る
ことが困難となり、成形品の精度が確保されなくなると
いう問題点があった。
【0005】
【発明の目的】そこで本発明は、球状弁体を弁座に形成
された段差状の内周縁に当接させて、球状弁体を弁座に
着座させることにより、溶融樹脂の逆流を完全に除去
し、成形中の樹脂圧力の急激な低下を防止して、高精度
な成形品を得ることを目的している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による射出成形用
金型は上記目的達成のため、型締め時にキャビティと該
キャビティに連通するランナーとが形成される一対の分
割金型を備え、少なくとも一方の分割金型の型締め面に
前記ランナーを形成する溝部を形成し、前記一方の分割
金型に該溝部と連通して溶融樹脂を供給するスプルーを
形成し、前記溝部内に球状弁体を遊挿すると共に、前記
溝部の前記スプルー側の部位に該球状弁体が着座可能な
弁座を形成し、前記溝部の前記キャビティ側の部位に前
記溶融樹脂を通過させつつ前記球状弁体を支承する支承
用突部を設けた射出成形用金型において、前記弁座に段
差状の内周縁を形成し、前記球状弁体を前記段差状の内
周縁に当接させて、前記球状弁体を弁座に着座させるよ
うにしたことを特徴としている。
【0007】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。図1〜図3は本発明に係る射出成形用金型の一
実施例を示す図である。まず、構成を説明する。図1に
おいて、1は射出成形用金型であり、射出成形用金型1
は固定金型2、可動金型3および球状弁体4から構成さ
れている。固定金型2および可動金型3とは一対の分割
金型であり、固定金型2と可動金型3は図中上下方向か
ら当接、分離されるようになっている。
【0008】固定金型2には溝部2a、2b、2c、凹
部2dおよび型締め面2eが形成され、可動金型3には
固定金型2のそれぞれと対向する溝部3a、3b、3
c、凹部3dおよび型締め面3eが形成されている。型
締め面2eと型締め面3eとを当接させると、溝部2a
および3aは第1ランナー5を、溝部2bおよび3bは
第2ランナー6を、溝部2cおよび3cはゲート7を、
凹部2dおよび3dは成形品が成形されるキャビティ8
を、それぞれ構成する。なお、固定金型2には溶融樹脂
の流入口であるスプルー9が形成されており、スプルー
9はキャビティ8に第1ランナー5、第2ランナー6お
よびゲート7を介して連通している。また、第1ランナ
ー5と第2ランナー6との間には弁座10が形成されて、
弁座10は段差状の内周縁10aを有している。段差状の内
周縁10aは鋭利なエッジであり、そのエッジは面取りさ
れていても差支えない。なお、この場合、面取りの幅、
すなわち内周縁10aを形成する二面の面取りによって切
り落されるそれぞれの幅が1mm以下であることが好ま
しい。11はストップピンであり、ストップピン11は溝部
2b内に突出するようにして固定金型2に支持されてい
る。弁座10とストップピン11の間の第2ランナー6内に
は球状弁体4を遊挿させており、球状弁体4は、溶融樹
脂がキャビティ8に流入するとき、ストップピン11に係
止され、また、キャビティ8から流出するとき、段差状
の内周縁10aの当接して弁座10に水密に着座される。
【0009】次に、作用を説明する。図外の射出ノズル
から射出された溶融樹脂はスプルー9、第1ランナー
5、第2ランナー6、ゲート7に順次流入し、キャビテ
ィ8に充填される。このとき、図2に示すように流入し
てくる溶融樹脂の圧力Fによって球状弁体4はストップ
ピン11に押し付けられており、圧力大の第1ランナー5
から圧力小の第2ランナー6に流入する溶融樹脂の妨げ
にはならない。そして、キャビティ8に充填された溶融
樹脂の圧力が設定圧力に達すると射出ノズルの射出を停
止させる。射出の停止によって、図3に示すように第1
ランナー5内の圧力が低下し、圧力大の第2ランナー6
から圧力小の第1ランナー5に溶融樹脂が逆流しようと
するが、この逆流圧F′によって球状弁体4は段差状の
内周縁10aに押し付けられ、弁座10に着座される。この
とき、段差状の内周縁10aの縁表面で樹脂の固化が進ん
で半固化層が形成される。この半固化層は金型壁面に接
触して固化した樹脂の非常に薄い層であり、スキン層と
よばれるものである。通常、平面に形成された半固化層
を押しつぶすには非常に大きな力を必要とするが、本実
施例では、鋭利なエッジである段差状の内周縁10aの縁
表面に半固化層が形成されているので、この半固化層は
小さな力でも容易に押しつぶすことができる。したがっ
て、球状弁体4は弁座10に水密に容易に着座され、半固
化層の隙間から逆流してくる樹脂を短時間で完全に封
止、すなわち、ゲート7をシールすることができる。そ
して、キャビティ8内の溶融樹脂を射出停止後も所定の
圧力に保持させながら冷却固化させ、固定金型2および
可動金型3を型開きして成形品を取り出す。
【0010】ここで、従来の射出成形金型および本発明
の射出成形用金型の成形時間に伴う金型内圧力の変化を
図4に示す。時刻t0 に溶融樹脂の射出を開始し、時刻
1 に射出を停止する。従来の射出成形用金型を使用し
た場合(図中二点鎖線で示す)、球状弁体4が半固化層
を押しつぶすのに時間、すなわちt1 からt3 までの時
間を要して、この間の樹脂の逆流によって金型内の圧力
は急激に低下する。時刻t3 に逆流を封止することがで
きるが、この急激な圧力低下にために型内の成形品は変
形しやすくなる。しかしながら、本実施例の射出成形用
金型を使用した場合(図中実線で示す)、射出停止直後
(時刻t2 )に球状弁体によって半固化層が押しつぶさ
れて、樹脂の逆流は完全に封止され、金型内の圧力は急
激に低下しない。したがって、金型内の圧力は冷却とと
もに徐々に低下するので、金型内の成形品の変形は防止
され高精度な成形品を得ることができる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、球状弁体を形成された
段差状の内周縁に当接させて、弁座に着座させることに
より、溶融樹脂の逆流を完全に除去して、成形中の樹脂
の急激な圧力低下を防止することができ、高精度な成形
品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る射出成形用金型の一実施例を示す
その要部断面図である。
【図2】その作用を示す要部拡大断面図である。
【図3】その作用を示す要部拡大断面図である。
【図4】その金型内圧力と時間との関係を示すグラフで
ある。
【図5】従来例の射出成形用金型の要部断面図である。
【図6】その射出・充填時の要部断面図である。
【図7】そのゲート封止時の要部断面図である。
【図8】その成形品取出し時の要部断面図である。
【符号の説明】
1 射出成形用金型 2 固定金型(分割金型) 3 可動金型(分割金型) 2b 溝部 3b 溝部 2e 型締め面 3e 型締め面 4 球状弁体 6 第2ランナー(ランナー) 8 キャビティ 9 スプルー 10 弁座 10a 段差状の内周縁 11 ストップピン(支承用突部)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 射出成形金型およびその射出成形方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形金型およびそ
の射出成形方法に関し、特にゲート封止を行なってキャ
ビティからの樹脂の逆流を防止する射出成形金型とその
成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形用金型においては、固定
金型と可動金型にキャビティ形成用の凹部を形成すると
ともに、該キャビティへの樹脂供給通路として、ランナ
ー形成用の溝部と、固定金型側に前記溝部と連通して外
方からの溶融樹脂を前記ランナーに供給するスプルーと
を形成したものがある。この射出成形金型では、キャビ
ティ内に射出充填された樹脂がランナー側の圧力変化の
影響を受けて逆流し、歪みを発生するという問題があっ
たことから、近時、射出成形金型にゲート封止機能を付
加して上記問題の解決を図るといった提案がされてい
る。
【0003】この種の射出成形金型および射出成形方法
としては、例えば特開昭48−7949号公報、特開昭
57−34933号公報、特開昭57−70626号公
報、特開昭57−72831号公報、特開昭58−94
436号公報、特開昭58−94440号公報、特開昭
59−24620号公報、特開昭60−132719号
公報、特開昭60−47227号公報、特開昭60−2
08214号公報、特開昭61−252123号公報、
並びに、実開昭63−77721号公報に記載されたも
のが知られており、以下にそれぞれの概要を説明する。
【0004】(1) 特開昭48−7949号公報に記載の
ものは、金型本体内に設けたキャビティブロックをピス
トンにより移動させることにより、溶融樹脂材料の冷却
期間中にゲート部の樹脂を切断しつつゲート封止するよ
うにしたもので、成形後に成形品を取り出して切断する
手数を省くようになっている。 (2) 特開昭57−34933号公報に記載のものは、複
数のキャビティに同時に射出する装置において、各キャ
ビティに連通するランナー内に油圧駆動される流路調整
用ブロックを出没させてランナー流路径を開閉制御する
もので、キャビティ毎に圧力制御を行なうようになって
いる。
【0005】(3) 特開昭57−70626号公報に記載
のものは、ピン駆動シリンダによりピンを駆動し、該ピ
ンによりスプルー部を閉塞して圧縮工程における樹脂の
逆流を防止するものである。 (4) 特開昭57−72831号公報に記載のものは、油
圧シリンダによりシャフトを駆動して該シャフトにより
スプルー部を閉塞するもので、加圧圧縮成形法の加圧冷
却工程で樹脂が逆流するのを防止するようになってい
る。
【0006】(5) 特開昭58−94436号公報に記載
のものは、固定金型と可動金型に、キャビティを取り囲
むとともにそのキャビティに隣接する凹凸部間にゲート
を形成する固定スリーブおよび可動スリーブを設けたも
ので、型閉締状態でその可動スリーブを固定スリーブに
圧接させてゲートを封止することにより、加圧圧縮成形
法の圧縮工程でゲートから樹脂が逆流するのを防止する
ようになっている。
【0007】(6) 特開昭58−94440号公報に記載
のものは、(5)と同様な可動スリーブを押し上げて凸凹
部の密着嵌合によりゲート部の樹脂を切断し、成形品取
り出し後のゲート部分の除去処理を不要とするものであ
る。 (7) 特開昭59−24620号公報に記載のものは、キ
ャビティ内に樹脂を流入させた後、加圧ピストンで駆動
されるゲートを、射出シリンダ側からキャビティに通じ
るランナー内に突出させてゲートを閉じるものである。
【0008】(8) 特開昭60−132719号公報に記
載のものは、固定金型と可動金型のそれぞれにその本体
に対し移動可能な駒状のキャビティ形成型を設けたもの
で、これらキャビティ形成型を本体と相対移動させるこ
とにより、加圧冷却工程での樹脂の逆流を防止するよう
になっている。 (9) 特開昭60−208214号公報に記載のものは、
固定入駒と可動入駒とを同一のスリーブ内で平行移動さ
せることにより、固定入駒と可動入駒で挟まれたキャビ
ティをゲートから離れた位置まで移動させ、ゲート封止
状態におけるキャビティ内樹脂の加圧を可能にしたもの
である。
【0009】(10) 特開昭61−47227号公報に記
載のものは、キャビティ内に注入された樹脂の圧力によ
り可動コアを後退させ、このコアの後退動作を方向変換
手段により逆流防止体に伝達するもので、逆流防止体を
ゲート内部に移動させてゲート封止し、加圧圧縮成形法
の加圧工程における樹脂の逆流を防止するようになって
いる。
【0010】(11) 特開昭61−252123号公報に
記載のものは、加圧シリンダにより移動する入駒を設
け、該入駒の移動(軸方向移動)によりゲートを遮断す
るものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の射出成形金型にあっては、ゲート封止機構を
駆動する油圧装置等の駆動源やその駆動力をゲート封止
機構に伝達するためのリンク機構等が必要になるため、
射出成形金型にゲート封止機能を持たせつつその小型化
を図ることが困難であった。
【0012】また、その射出成形方法にあっては、ゲー
ト封止機構を外部からの力で動作させるため成形工程が
複雑になるとともに、成形品の取り出しや取り扱いが容
易でなかった。さらに、加圧圧縮成形法を採用する場
合、加圧圧縮工程が必須工程であり、その圧縮のために
成形金型および装置全体が大がかりになるとともに、工
程の複雑化が避けられないものになっていた。
【0013】一方、このような加圧を無くしつつ高精度
な成形を行なうには、樹脂をきわめて高圧で射出充填す
れば良いのであるが、そのような高圧を外部から駆動さ
れる上述の各種ゲートで封止することはできなかったた
め、加圧冷却工程無しで優れた転写性を得ることはでき
なかった。そこで、本発明は、高圧に耐え得、かつ、ゲ
ート封止のための駆動源や伝達機構が不要な全く新規な
ゲート封止機構を実現することにより、ゲート封止機能
を持つ小型の射出成形金型を提供するとともに、ゲート
封止のための工程を必要としない効率の良い成形方法で
あって、加圧圧縮工程をも省略でき、しかも高成形精度
の得られる新規な射出成形方法を提供することを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明は、キャビティーと、該キャビティに
連通する樹脂供給通路と、該樹脂供給通路の一部に設け
られた可動部材を有する封止機構部と、を備えた射出成
形金型であって、前記可動部材が、前記キャビティへの
樹脂供給方向におけるキャビティ側の樹脂供給通路内の
圧力とキャビティとは反対側の樹脂供給通路内の圧力と
の差圧により駆動される可動部材であることを特徴とす
るものであり、ゲート封止機構部の小型化を可能にする
ものである
【0015】請求項2記載の発明は、キャビティーと、
該キャビティに連通する樹脂供給通路と、該樹脂供給通
路の一部に設けられた可動部材を有する封止機構部と、
を備えた射出成形金型であって、前記可動部材が、前記
樹脂供給通路を通して前記キャビティ内に樹脂が充填さ
れるときには、該樹脂の圧力により樹脂供給方向に移動
して所定の流路を形成するとともに、該充填が完了する
ときには、前記樹脂供給方向と反対の方向に移動して前
記所定の流路を閉止することを特徴とするものであり、
ゲート封止機構部の小型化をより容易にするものであ
る。
【0016】また、請求項3記載の発明に係る射出成形
金型は、キャビティへの樹脂供給通路の一部に形成され
た弁体収納部と、該弁体収納部に収納された弁体と、該
弁体収納部に対しキャビティと反対側に形成されたゲー
トとからなる封止機構部を備え、前記樹脂供給通路を通
し前記キャビティ内に樹脂が充填されたとき、該充填さ
れた樹脂の圧力により前記弁体が前記ゲートに着座して
ゲート封止することを特徴とするものであり、確実なゲ
ート封止性能を得るものである。
【0017】請求項4記載の発明は、前記ゲートが前記
樹脂供給通路の内壁から内方に突出した段差状の弁座と
して形成され、該ゲートの内周縁に前記弁体を着座させ
るようにしたことを特徴とするもので、ゲートの封止性
能をより向上させるものである。さらに、請求項5記載
の発明に係る射出成形方法は、キャビティへの樹脂供給
通路の一部にゲートおよび該ゲートよりキャビティ側に
位置する弁体収納部を形成した分割金型を準備し、該金
型の型締めに先立ち、前記樹脂供給通路を形成する溝の
うち前記弁体収納部に相当する部位に弁体を収納する工
程と、該金型を型締めして前記キャビティおよび樹脂供
給通路を画成する工程と、該キャビティ内に前記樹脂供
給通路を通して溶融樹脂を射出充填する工程と、該キャ
ビティ内の樹脂の圧力により前記弁体を前記ゲートに着
座させ、ゲート封止する工程と、該ゲート封止状態で樹
脂を固化させる工程と、前記金型を開いて前記キャビテ
ィおよび前記弁体収納部で固化した樹脂を取り出す工程
とを含むことを特徴とするものであり、前記射出成形金
型に適し、ゲート封止のための特別な工程を省略しつつ
高成形精度を得ることができ、かつ、加圧圧縮工程をも
省略できる成形方法である。
【0018】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図3は本発明に係る射出成形金型の第1実施例を示
す図である。まず、その構成を説明する。図1〜図3に
おいて、1は、射出成形金型であり、射出成形金型1は
固定金型2および可動金型3を有している。固定金型2
および可動金型3は一対の分割金型であり、図中上下方
向から当接・分離されるようになっている。固定金型2
には溝部2a、2b、2c、凹部2dおよび型締め面2
eが形成されており、可動金型3には固定金型2のそれ
ぞれと対向する溝部3a、3b、3c、凹部3dおよび
型締め面3eが形成されている。型締め面2eと型締め
面3eとを当接させると、溝部2aおよび3aは第1ラ
ンナー5を、溝部2bおよび3bは第2ランナー6(
脂供給通路の一部に形成された弁体収納部)を、溝部2
cおよび3cは第2のゲート7を、凹部2dおよび3d
は成形品が成形されるキャビティ8を、それぞれ構成す
る。また、固定金型2には溶融樹脂の流入口であるスプ
ルー9が形成されており、スプルー9は第1ランナー
5、第2ランナー6および第2のゲート7を介しキャビ
ティ8に連通しており、これらスプルー9から第2のゲ
ート7までの各通路5、6、7、9によってキャビティ
8への樹脂供給通路が形成されている。
【0019】第1ランナー5と第2ランナー6との間、
すなわち、第2ランナー6に対してキャビティ8と反対
の側には、ランナー5、6の内壁より内方に突出した段
差状の第1のゲート10が形成されており、第1のゲート
10は球状弁体4(可動部材)に対向する弁座としての内
周縁10aを有している。この第1のゲート10の内周縁10
aは鋭利なエッジであるが、そのエッジは面取りされて
いても差支えない。なお、その場合の面取りの幅、すな
わち内周縁10aを形成する二面(固定金型2側および可
動金型3側)の面取りの幅が1mm以下であることが好ま
しい。
【0020】11は、ストップピンであり、ストップピン
11は溝部2b内に突出するようにして固定金型2に支持
されている。このストップピン11と第1のゲート10との
間の前記第2ランナー6には、球状弁体4が収納されて
おり、球状弁体4は溶融樹脂がキャビティ8内に流入す
るとき、ストップピン11に突き当って係止され、キャビ
ティ8から樹脂が流出しようとするとき、第1のゲート
10の段差状の内周縁10aに圧接して液体密に着座する。
【0021】すなわち、本実施例の射出成形金型1は、
キャビティ8と、キャビティ8に連通する前記樹脂供給
通路(5、6、7、9)と、これら一連の通路の一部に
設けられた球状弁体4とを備えたものであり、球状弁体
4が、キャビティ8への樹脂供給方向におけるキャビテ
ィ8側のランナー6内の圧力とキャビティ8とは反対側
のランナー5内の圧力との差圧により駆動されるように
なっているとともに、樹脂供給通路を通してキャビティ
8内に樹脂が充填されるときにはその樹脂の圧力により
樹脂供給方向に移動して所定の流路12を形成し、一方、
その充填が完了するときには樹脂供給方向と反対の方向
に移動して前記所定の流路12を閉止する。 前記移動可
能な球状弁体4と、これを収納する第2ランナー6と、
球状弁体4が着座圧接可能な第1のゲート10と、球状弁
体4のキャビティ8側への移動を規制するストップピン
11とは封止機構部15を構成しており、封止機構部15は、
第1ランナー5および第2ランナー6を通してキャビテ
ィ8内に樹脂が充填されたとき、キャビティ8内に充填
された樹脂の高圧力により球状弁体4を第1のゲート10
に着座させる弁形式のゲート封止機構となっている。
【0022】次に、その作用と共に、上記構成を用いて
実施する本発明に係る射出成形方法の一実施例を説明す
る。まず、固定金型2および可動金型3からなる射出成
形金型1を準備し、これら金型2、3の型締め前に(型
締めに先立って)、ランナー形成用溝部2a、2bのう
ち第2ランナー6(弁体収納部)に相当する部位2bに
球状弁体4を収納する。次いで、金型2、3を型締めし
て、第1ランナー5、第2ランナー6、ゲート7および
キャビティ8を画成する。
【0023】この状態において、図外の射出成形ノズル
から溶融樹脂を射出させて、この樹脂をスプルー9から
第1ランナー5、第1のゲート10、第2ランナー6、第
2のゲート7へと順次流入させ、これらを介しキャビテ
ィ8に溶融樹脂を充填する。このとき、図2に示すよう
に流入してくる溶融樹脂の圧力Fによってストップピン
11に押し付けられている球状弁体4は、圧力大の第1ラ
ンナー5から圧力小の第2ランナー6に流入する溶融樹
脂の妨げにはならない。
【0024】キャビティ8に充填された溶融樹脂の圧力
が設定圧力に達すると、射出ノズルの射出を停止させ
る。この射出の停止により第1ランナー5内の圧力が低
下し始めると、図3に示すように、圧力大の第2ランナ
ー6からこれより圧力小の第1ランナー5に溶融樹脂が
逆流しようする。このとき、逆流圧F’によって球状弁
体4は第1のゲート10に押し付けられて圧接、着座す
る。この状態においては、弁座である内周縁10aの縁表
面には樹脂の固化が進んで半固化層が形成されている。
この半固化層は、金型壁面に接触して固化した樹脂の非
常に薄い膜であり、スキン層と呼ばれるものである。通
常、平面に形成された半固化層を押しつぶすのには非常
に大きな力を必要とするが、本実施例では、鋭利なエッ
ジである段差状の内周縁10aの縁表面に半固化層が形成
されているので、この半固化層は小さな力でも容易に押
しつぶすことができる。したがって、球状弁体4は第1
のゲート10に容易に液体密に着座し、半固化層の隙間か
ら逆流してくる樹脂を短時間で完全に封止する、すなわ
前記流路12を閉止して第1のゲート10を確実に封止す
る。このように、射出停止直後のキャビティ8内の樹脂
圧力と第1ランナー5の樹脂圧力の差圧を利用すること
により、球状弁体4を第1のゲート10に圧接、着座さ
せ、ゲート封止することができる。
【0025】次いで、このゲート封止状態でキャビティ
8内の樹脂を所定の圧力に保持させながら冷却固化させ
た後、固定金型2および可動金型3を型開きして成形品
(図示していない)を取り出す。このとき、球状弁体4
が液体密に着座していることにより、固化した樹脂は第
1のゲート10の前後で切断された状態となっており、キ
ャビティ8内の製品部分と第2ランナー6およびゲート
7内で固化した樹脂とが一体となって溝部2b、2cお
よび凹部2dから取り出される。したがって、この成形
品は、キャビティ8の形状に対応する成形品本体と、第
2ランナー6に対応して成形品本体と一体成形され球状
弁体4の一部が端部に露出した弁体露出部とを有するも
のとなる。
【0026】このように本実施例においては、射出成形
金型1の第2ランナー6内に前後の樹脂圧に応動し前記
流路12を開閉する球状弁体4を設け、外部からの力を必
要としない封止機構部15を構成しているので、油圧装置
等によるゲート切断機構や押しつぶしのための複雑な機
構を設けることなく、小型で簡素な封止機構を実現で
き、ゲート封止機能を持ちかつ小型の射出成形金型1を
提供することができる。また、上述のように、固定金型
2および可動金型3の型締めに先立って球状弁体4を第
2ランナー6に収納し、この球状弁体4に射出樹脂圧を
作用させてキャビティ8への射出充填完了時にゲート封
止を行なわせるので、ゲート封止(及び切断)のための
工数が少なくなるとともに、高射出樹脂圧であっても確
実に第1のゲート10を封止することが可能になる。さら
に、加圧圧縮工程を設けることなく高成形成度の射出成
形を行なうことができる。
【0027】図4〜図7は本発明に係る射出成形金型の
第2実施例を示す図である。まず、図4は、本実施例に
おける固定金型21と可動金型22の型締め直後の状態を示
しており、球状弁体23(可動部材)は型締め前に固定金
型21の弁体収納部24aに収納されている。固定金型21と
可動金型23とが型締めされて、キャビティ25、ランナー
26(樹脂供給通路)、弁体収納室24および第1のゲート
30が画成されると、次いで図5に示すように、スプルー
28(樹脂供給通路)から弁体収納室24に溶融樹脂Pが供
給される。このとき、球状弁体23は、溶融樹脂Pの供給
圧力により弁座である第1のゲート30から離れてストッ
パー29に当接する。ストッパー29は溶融樹脂Pを通過さ
せるように配置されているので、弁体収納室24内の溶融
樹脂Pは第2のゲート27を介してキャビティ25内に供給
される。キャビティ25内に溶融樹脂Pが充填されると、
スプルー28からの溶融樹脂Pの供給が停止され、溶融樹
脂Pがスプルー28側に逆流しようとするが、このとき、
図6に示すように、球状弁体4がテーパ形状の第1のゲ
ート30に水密に着座してランナー26を途中で閉止する。
そして、このランナー26の閉止後、キャビティ25内の樹
脂Pが固化される。次いで、図7に示すように型開きが
なされる。このとき、キャビティ25内で成形された樹脂
成形品P1(成形品本体)が取り出し可能になる。次い
で、押出しピン31を弁体収納部24a内に突出させると、
第2のゲート27内で樹脂成形品P1に一体に繋がったま
ま固化した樹脂部分P2(弁体露出部)が、樹脂成形品
1と共に浮き上がる。このとき、樹脂部分P2と後続の
樹脂供給通路内の樹脂とは球状弁体23により切り離され
ているから、図7に示すように、樹脂部分P2の図中右
端部には球状弁体23の一部が露出している。したがっ
て、樹脂成形品P1と樹脂部分P2が一体となった成形品
ができあがる。
【0028】このように本実施例においても、射出成形
金型のランナー26の一部に弁体収納室24を形成し、この
室24内に第1のゲート30に着座可能な球状弁体23を収納
して小型で簡素な封止機構部が構成される。したがっ
て、従来のような外部の力を要するゲート切断機構や樹
脂の押しつぶしのための複雑な機構を設けることなく、
ゲート封止機能を持ちかつ小型の射出成形金型を実現す
ることができる。
【0029】また、上述のように、型締めに先立って球
状弁体23をランナー26の一部である弁体収納室24に収納
し、この球状弁体23と樹脂圧とによりキャビティ25への
射出充填完了時にゲート封止を行なわせた後、成形品と
共に球状弁体23を取り出すという射出成形方法を実行す
るので、ゲート封止のための工数が少なくなり、その成
形品の取り出しおよび取り扱いが容易にできる。特に、
上述のように押出しピン31を弁体収納部24a内に突出さ
せる際、成形品本体である樹脂成形品P1に一体に繋が
ったまま固化した樹脂部分P2(弁体露出部)を突き出
すことにより、樹脂成形品P1に傷つけることがなく、
成形品の取り出し作業もきわめて容易になる。
【0030】なお、ゲート封止機能を付加しかつ小型に
する点では、上述のように第1、第2実施例共に効果が
得られるが、封止性能の点では、第1実施例が好まし
い。すなわち、両実施例における封止性能を金型内樹脂
圧の変化によって比較すると、図8に示すようになる。
同図において、時刻t0に溶融樹脂の射出を開始し、時
刻t1にその射出を停止する。第2実施例の場合、球状
弁体23が半固化層を押しつぶして第1のゲート30に着座
し、樹脂の流出を封止するまでにt1からt3までの時間
がかかり、この間に金型内の圧力が低下するが、第1実
施例の場合は、射出停止直後t2に球状弁体4が段差状
の第1のゲート10の内周縁10aに着座するから、半硬化
層は瞬間的に押しつぶされ、樹脂の逆流がほぼ完全に阻
止される。すなわち、第1実施例では、段差状の弁座と
して第1のゲート10を形成することによって、ゲート封
止時の金型内圧力の低下をきわめて少なくすることがで
き、冷却時の変形を確実に防止してより高精度の成形品
を得ることができる。
【0031】なお、本発明の技術範囲は実施例に限定さ
れるものでないことは言うまでもない。例えば、上述の
実施例は加圧圧縮工程を不要とする金型および成形法で
あったが、加圧圧縮工程を実施する金型および成形法に
も適用できるものである。このようにしても、外部から
の力をその封止機構に伝達するための機構を不要にで
き、金型の小型化とコスト低減を図ることができるとと
もに、ゲート封止性能を向上させることができるという
効果を奏することに何ら変わるところがないからであ
る。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、可動部材
を、キャビティへの樹脂供給方向におけるキャビティ側
の樹脂供給通路内の圧力とキャビティとは反対側の樹脂
供給通路内の圧力との差圧により駆動するようにしてい
るので、従来のように外部からの力を必要としない小型
で簡素な封止機構部とすることができる。
【0033】請求項2記載の発明は、キャビティへの樹
脂充填字には可動部材を該樹脂の圧力により樹脂供給方
向に移動させて所定の流路を形成し、該充填完了字には
可動部材を樹脂供給方向と反対の方向に移動させて前記
流路を閉止するようにしているので、可動部材の移動の
みでゲート開閉動作ができ、射出成形金型の小型化をよ
り容易にすることができる。
【0034】請求項3記載の発明によれば、樹脂供給通
路の一部に弁体収納部と該弁体収納部に対しキャビティ
とは反対側に位置するゲートとを形成するとともに、弁
体収納部内に弁体を収納して封止機構部を構成している
ので、外部からの力を必要としない小型で簡素な封止機
構部とすることができるとともに、高射出樹脂圧であっ
てもその樹脂圧を利用して確実なゲート封止機能を発揮
する転写性に優れた高成形精度の射出成形金型を提供す
ることができる。
【0035】請求項4記載の発明によれば、ゲートを段
差状に形成してその内周縁部に弁体を着座させるように
しているので、ゲート封止時の金型内圧力の低下をきわ
めて少なくすることができ、冷却時の変形を防止してよ
り高精度の成形品を得ることができる。請求項5記載の
発明によれば、分割金型の型締めに先立って弁体を弁体
収納部内に収納し、この弁体をキャビティへの射出充填
完了時の樹脂圧によりゲートに圧接着座させてゲート封
止を行なうので、高樹脂圧であっても確実にゲートを封
止することができ、ゲート封止のための工数が少なく、
効率のよい成形作業を行なうことができるとともに、成
形品の取り出しもきわめて容易にできる。さらに、加圧
圧縮工程をも無くすることができるので、そうするとよ
り一層効率の良い成形作業を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るの射出成形金型の第1実施例を示
すその要部断面図である。
【図2】そのキャビティに溶融樹脂が射出されていると
きの弁体とその弁座としてのゲートを示す作用説明図で
ある。
【図3】そのゲート封止時の弁体とゲートを示す作用説
明図である。
【図4】本発明に係るの射出成形金型の第2実施例を示
すその要部断面図である。
【図5】そのキャビティに溶融樹脂が射出されていると
きの弁体とその弁座としてのゲートを示す作用説明図で
ある。
【図6】そのゲート封止時の弁体とゲートを示す作用説
明図である。
【図7】その成形品取り出し工程の説明図である。
【図8】第1実施例と第2実施例のゲート封止性能を金
型内樹脂圧変化で比較したグラフである。
【符号の説明】 1 射出成形金型 2、21 固定金型(分割金型) 2b 溝部(樹脂供給通路を形成する溝のうち弁体収
納部に相当する部位) 3、22 可動金型(分割金型) 4、23 球状弁体(可動部材、弁体) 5 第1ランナー(樹脂供給通路) 6 第2ランナー(樹脂供給通路の一部に設けられた
弁体収納部) 7、27 第2のゲート(樹脂供給通路) 8、25 キャビティ10、30 第1のゲート(段差状の弁座) 10a 内周縁 12 所定の流路15 封止機構部 24 弁体収納室(弁体収納部) 24a 弁体収納部(樹脂供給通路を形成する溝のうち弁
体収納部に相当する部位) 26 ランナー(樹脂供給通路) 溶融樹脂 1 樹脂成形品(成形品本体)2 樹脂部分(弁体露出部)
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図7】
【図8】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金松 俊宏 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】型締め時にキャビティと該キャビティに連
    通するランナーとが形成される一対の分割金型を備え、
    少なくとも一方の分割金型の型締め面に前記ランナーを
    形成する溝部を形成し、前記一方の分割金型に該溝部と
    連通して溶融樹脂を供給するスプルーを形成し、前記溝
    部内に球状弁体を遊挿すると共に、前記溝部の前記スプ
    ルー側の部位に該球状弁体が着座可能な弁座を形成し、
    前記溝部の前記キャビティ側の部位に前記溶融樹脂を通
    過させつつ前記球状弁体を支承する支承用突部を設けた
    射出成形用金型において、前記弁座に段差状の内周縁を
    形成し、前記球体弁体を前記段差状の内周縁に当接させ
    て、前記球体弁体を弁座に着座させるようにしたことを
    特徴とする射出成形用金型。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8174130B2 (en) 2006-12-05 2012-05-08 Lintec Corporation Laser dicing sheet and manufacturing method for chip body

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