JPH0579977B2 - - Google Patents
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- JPH0579977B2 JPH0579977B2 JP61132473A JP13247386A JPH0579977B2 JP H0579977 B2 JPH0579977 B2 JP H0579977B2 JP 61132473 A JP61132473 A JP 61132473A JP 13247386 A JP13247386 A JP 13247386A JP H0579977 B2 JPH0579977 B2 JP H0579977B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- acid
- silver
- layer
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C8/00—Diffusion transfer processes or agents therefor; Photosensitive materials for such processes
- G03C8/40—Development by heat ; Photo-thermographic processes
- G03C8/4013—Development by heat ; Photo-thermographic processes using photothermographic silver salt systems, e.g. dry silver
- G03C8/408—Additives or processing agents not provided for in groups G03C8/402 - G03C8/4046
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は熱現像により画像を形成する写真感光
材料に関し、さらに詳しくは、酸または酸プレカ
ーサーを含有する熱現像感光材料の生保存性改良
に関するものである。 [発明の背景] 近年、現像工程を熱処理で行ない得る熱現像感
光材料が感光材料として注目を集めている。 この様な熱現像感光材料については、例えば特
公昭43−4921号および同43−4924号公報にその記
載があり、有機銀塩、ハロゲン化銀、還元剤およ
びバインダーから成る感光材料が開示されてお
り、ドライシルバーとして3M社より商品化され
ている。 かかる熱現像感光材料に改良を加え、種々の方
法によつて色画像を得る試みがなされている。 例えば、米国特許第3531286号、同第3761270号
および同第3764328号等の各明細書中に芳香族第
1級アミン現像主薬の酸化体とカプラーとの反応
により色素画像を形成させる方法、リサーチ・デ
イスクロージヤー(Research Disclosure)
15108および同15127、米国特許第4021240号等に
記載のスルホンアミドフエノールあるいはスルホ
ンアミドアニリン誘導体である還元剤(以下、現
像剤、現像主薬ともいう)の酸化体とカプラーと
の反応により色素画像を形成させる方法、英国特
許第1590956号に開示されたように色素部を有す
る有機イミノ銀塩を用い、熱現像部で色素を遊離
させ別に設けられた受像層上に色素画像を遊離さ
せる方法、また、特開昭52−105821号、同52−
105822号、同56−50328号、米国特許第4235957号
等に開示された銀色素漂白法によつてポジの色素
画像を得る方法、さらに米国特許第3180731号、
同第3985565号、同第4022617号、同第4452883号、
特開昭59−206831号等に開示されたロイコ色素を
利用して色素画像を得る方法等、様々の方法が提
案されてきた。 しかしながら、上記熱現像カラー感光材料に関
するこれらの提案は、同時に形成される黒白銀画
像を漂白定着することが困難であつたり、また、
鮮明なカラー画像を得ることが困難であつたり、
さらに繁雑な後処理を必要とするものであつたり
して実用に供し得るには未だ満足のいくものでは
なかつた。 近年、新しいタイプの熱現像によるカラー画像
形成方法として、特開昭57−179840号、同57−
186744号、同57−198458号、同57−207250号等
に、熱現像により放出された拡散性色素を転写し
てカラー画像を得る方法が開示された。 そして、これらの方法をさらに改良して、例え
ば、特開昭58−58453号、同59−168439号等に開
示された非拡散性の還元性色素供与物質が酸化さ
れることにより拡散性の色素を放出させる方式、
特開昭58−79247号、同59−174834号、同59−
12431号、同59−159159号、同60−2950号等に開
示されているような非拡散性の還元性色素供与物
質と現像主薬の酸化体とがカツプリングすること
により拡散性色素を放出する方式、特開昭58−
149046号、同58−149047号、同59−124339号、同
59−181345号、同60−2950号、特願昭59−181604
号、同59−182506号、同59−182507号、同59−
272335号等に開示されているような現像主薬の酸
化体と反応して拡散性の色素を形成する非拡散性
化合物を用いる方式、さらに、特開昭59−152440
号、同59−124327号、同59−154445号、同59−
166954号等に開示された、酸化により拡散性色素
放出能力を失う非拡散性の還元性色素供与物質、
また逆に還元されることにより拡散性の色素を放
出する非拡散性の色素供与物質を含有する方式、
等が提案されている。 上記熱現像感光材料は放出乃至形成された拡散
性色素を、同一支持体上あるいは他の独立した別
の支持体上に設けられた受像要素の受像層上に転
写し色画像を得るものであり、画像鮮鋭性、安定
性等からみてそれまでの熱現像カラー感光材料に
比べて多くの点で改良されたものとなつている。 これらの放出または形成された拡散性色素によ
る色画像を得るカラータイプの熱現像感光材料の
基本的構成は、感光要素と受像要素から成り、感
光要素は基本的には感光性ハロゲン化銀、有機銀
塩、還元剤、色素供与物質、バインダーから成る
ものである。なお、本発明においては、感光要素
のみを狭義に解釈して熱現像感光材料といい、受
像要素を受像部材という。 このような熱現像感光材料に酸または酸プレカ
ーサーを添加して、高コントラスト画像(最大濃
度を高め、最小濃度を低める)を得る提案がなさ
れている。 例えば特開昭60−108837号、同60−192939号、
同60−230133号、同60−230134号等には酸又は酸
プレカーサーを用いた熱現像感光材料が開示され
ている。しかしながら、これらの酸プレカーサー
は、熱現像において熱分解によつて酸を放出する
ものであるため、該酸プレカーサーを含有した熱
現像感光材料を未使用で長期間保存(以下、生保
存と言う)した場合、酸プレカーサーが徐々に酸
を放出し、コントラストの低い不鮮明な画像にな
つてしまうという欠点があつた。 また、酸を用いた熱現像感光材料においては、
生保存中に該酸が感光層中で拡散し、コントラス
トの低い不鮮明な画像になつてしまうという欠点
があつた。 [発明の目的] したがつて本発明の目的は、生保存性の優れ
た、かつ高コントラストの画像を与えうる熱現像
感光材料を提供することである。 [発明の構成] 本発明の目的は、支持体上に少なくとも感光性
ハロゲン化銀、色素供与物質、還元剤、バインダ
ーおよびマイクロカプセルを有する熱現像感光材
料において、該マイクロカプセルの芯材中に酸お
よび酸プレカーサーの少なくともどちらか一方を
含有せしめることによつて達成された。 [発明の具体的構成] 本発明のマイクロカプセルの芯材中に含有させ
て用いる酸または酸プレカーサーについて説明す
る。 本発明において酸としては無機又は有機酸のい
ずれも好ましく用いることができる。 無機酸としては、硫酸、塩酸、硝酸、リン酸、
ホウ酸、メタホウ酸等を用いることができる。 有機酸としては、脂肪族カルボン酸類、芳香族
カルボン酸類、脂肪族スルホン酸類、芳香族スル
ホン酸類、脂肪族モノ硫酸エステル、芳香族モノ
硫酸エステルを用いることができる。また、有機
酸は、高分子化合物すなわちポリマー酸であつて
もよい。 酸としてはポリマー酸も好ましく用いられ、こ
のようなポリマー酸としては、例えば不飽和の有
機酸モノマーのホモポリマー、不飽和の有機酸モ
ノマーと他のビニル系モノマーとの共重合体が挙
げられる。 不飽和の有機酸のモノマーとしては、アクリル
酸、メタアクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イ
タコン酸、クロトン酸等が挙げられる。また、ビ
ニル基を有するホスホン酸、スルホン酸等、さら
に無水マレイン酸等の酸無水物を用いることもで
きる。 上記不飽和の有機酸モノマーと共重合し得るビ
ニル系モノマーには特に制限はないが、例えばア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
ブチル等のアクリル酸エステル類、スチレン類、
アクリロニトリル類、塩化ビニル類、塩化ビニリ
デン類、ジビニルベンゼン類等が挙げられる。 また、ポリマー酸を合成するにあたつては必ず
しもビニル基を持つた有機酸モノマーを原料に用
いる必要はなく、たとえばポリマー中の水酸基に
硫酸を作用させ、モノ硫酸エステルとする方法な
ども可能である。 本発明に用いられるポリマー酸の具体的な例を
以下に記すが、本発明はこれによつて制限される
ものではない。
材料に関し、さらに詳しくは、酸または酸プレカ
ーサーを含有する熱現像感光材料の生保存性改良
に関するものである。 [発明の背景] 近年、現像工程を熱処理で行ない得る熱現像感
光材料が感光材料として注目を集めている。 この様な熱現像感光材料については、例えば特
公昭43−4921号および同43−4924号公報にその記
載があり、有機銀塩、ハロゲン化銀、還元剤およ
びバインダーから成る感光材料が開示されてお
り、ドライシルバーとして3M社より商品化され
ている。 かかる熱現像感光材料に改良を加え、種々の方
法によつて色画像を得る試みがなされている。 例えば、米国特許第3531286号、同第3761270号
および同第3764328号等の各明細書中に芳香族第
1級アミン現像主薬の酸化体とカプラーとの反応
により色素画像を形成させる方法、リサーチ・デ
イスクロージヤー(Research Disclosure)
15108および同15127、米国特許第4021240号等に
記載のスルホンアミドフエノールあるいはスルホ
ンアミドアニリン誘導体である還元剤(以下、現
像剤、現像主薬ともいう)の酸化体とカプラーと
の反応により色素画像を形成させる方法、英国特
許第1590956号に開示されたように色素部を有す
る有機イミノ銀塩を用い、熱現像部で色素を遊離
させ別に設けられた受像層上に色素画像を遊離さ
せる方法、また、特開昭52−105821号、同52−
105822号、同56−50328号、米国特許第4235957号
等に開示された銀色素漂白法によつてポジの色素
画像を得る方法、さらに米国特許第3180731号、
同第3985565号、同第4022617号、同第4452883号、
特開昭59−206831号等に開示されたロイコ色素を
利用して色素画像を得る方法等、様々の方法が提
案されてきた。 しかしながら、上記熱現像カラー感光材料に関
するこれらの提案は、同時に形成される黒白銀画
像を漂白定着することが困難であつたり、また、
鮮明なカラー画像を得ることが困難であつたり、
さらに繁雑な後処理を必要とするものであつたり
して実用に供し得るには未だ満足のいくものでは
なかつた。 近年、新しいタイプの熱現像によるカラー画像
形成方法として、特開昭57−179840号、同57−
186744号、同57−198458号、同57−207250号等
に、熱現像により放出された拡散性色素を転写し
てカラー画像を得る方法が開示された。 そして、これらの方法をさらに改良して、例え
ば、特開昭58−58453号、同59−168439号等に開
示された非拡散性の還元性色素供与物質が酸化さ
れることにより拡散性の色素を放出させる方式、
特開昭58−79247号、同59−174834号、同59−
12431号、同59−159159号、同60−2950号等に開
示されているような非拡散性の還元性色素供与物
質と現像主薬の酸化体とがカツプリングすること
により拡散性色素を放出する方式、特開昭58−
149046号、同58−149047号、同59−124339号、同
59−181345号、同60−2950号、特願昭59−181604
号、同59−182506号、同59−182507号、同59−
272335号等に開示されているような現像主薬の酸
化体と反応して拡散性の色素を形成する非拡散性
化合物を用いる方式、さらに、特開昭59−152440
号、同59−124327号、同59−154445号、同59−
166954号等に開示された、酸化により拡散性色素
放出能力を失う非拡散性の還元性色素供与物質、
また逆に還元されることにより拡散性の色素を放
出する非拡散性の色素供与物質を含有する方式、
等が提案されている。 上記熱現像感光材料は放出乃至形成された拡散
性色素を、同一支持体上あるいは他の独立した別
の支持体上に設けられた受像要素の受像層上に転
写し色画像を得るものであり、画像鮮鋭性、安定
性等からみてそれまでの熱現像カラー感光材料に
比べて多くの点で改良されたものとなつている。 これらの放出または形成された拡散性色素によ
る色画像を得るカラータイプの熱現像感光材料の
基本的構成は、感光要素と受像要素から成り、感
光要素は基本的には感光性ハロゲン化銀、有機銀
塩、還元剤、色素供与物質、バインダーから成る
ものである。なお、本発明においては、感光要素
のみを狭義に解釈して熱現像感光材料といい、受
像要素を受像部材という。 このような熱現像感光材料に酸または酸プレカ
ーサーを添加して、高コントラスト画像(最大濃
度を高め、最小濃度を低める)を得る提案がなさ
れている。 例えば特開昭60−108837号、同60−192939号、
同60−230133号、同60−230134号等には酸又は酸
プレカーサーを用いた熱現像感光材料が開示され
ている。しかしながら、これらの酸プレカーサー
は、熱現像において熱分解によつて酸を放出する
ものであるため、該酸プレカーサーを含有した熱
現像感光材料を未使用で長期間保存(以下、生保
存と言う)した場合、酸プレカーサーが徐々に酸
を放出し、コントラストの低い不鮮明な画像にな
つてしまうという欠点があつた。 また、酸を用いた熱現像感光材料においては、
生保存中に該酸が感光層中で拡散し、コントラス
トの低い不鮮明な画像になつてしまうという欠点
があつた。 [発明の目的] したがつて本発明の目的は、生保存性の優れ
た、かつ高コントラストの画像を与えうる熱現像
感光材料を提供することである。 [発明の構成] 本発明の目的は、支持体上に少なくとも感光性
ハロゲン化銀、色素供与物質、還元剤、バインダ
ーおよびマイクロカプセルを有する熱現像感光材
料において、該マイクロカプセルの芯材中に酸お
よび酸プレカーサーの少なくともどちらか一方を
含有せしめることによつて達成された。 [発明の具体的構成] 本発明のマイクロカプセルの芯材中に含有させ
て用いる酸または酸プレカーサーについて説明す
る。 本発明において酸としては無機又は有機酸のい
ずれも好ましく用いることができる。 無機酸としては、硫酸、塩酸、硝酸、リン酸、
ホウ酸、メタホウ酸等を用いることができる。 有機酸としては、脂肪族カルボン酸類、芳香族
カルボン酸類、脂肪族スルホン酸類、芳香族スル
ホン酸類、脂肪族モノ硫酸エステル、芳香族モノ
硫酸エステルを用いることができる。また、有機
酸は、高分子化合物すなわちポリマー酸であつて
もよい。 酸としてはポリマー酸も好ましく用いられ、こ
のようなポリマー酸としては、例えば不飽和の有
機酸モノマーのホモポリマー、不飽和の有機酸モ
ノマーと他のビニル系モノマーとの共重合体が挙
げられる。 不飽和の有機酸のモノマーとしては、アクリル
酸、メタアクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イ
タコン酸、クロトン酸等が挙げられる。また、ビ
ニル基を有するホスホン酸、スルホン酸等、さら
に無水マレイン酸等の酸無水物を用いることもで
きる。 上記不飽和の有機酸モノマーと共重合し得るビ
ニル系モノマーには特に制限はないが、例えばア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
ブチル等のアクリル酸エステル類、スチレン類、
アクリロニトリル類、塩化ビニル類、塩化ビニリ
デン類、ジビニルベンゼン類等が挙げられる。 また、ポリマー酸を合成するにあたつては必ず
しもビニル基を持つた有機酸モノマーを原料に用
いる必要はなく、たとえばポリマー中の水酸基に
硫酸を作用させ、モノ硫酸エステルとする方法な
ども可能である。 本発明に用いられるポリマー酸の具体的な例を
以下に記すが、本発明はこれによつて制限される
ものではない。
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【式】
また、他の好ましい酸には以下の如き低分子量
の有機酸が挙げられるが、これらに限定されるも
のではない。 (A−1)HOOC(CH2)〓COOH 但しn=0 (A−2)HOOC(CH2)〓COOH 但しn=1 (A−3)HOOC(CH2)〓COOH 但しn=2 (A−4)HOOC(CH2)〓COOH 但しn=4 (A−5)HOOC(CH2)〓COOH 但しn=6 (A−6)HOOC(CH2)〓COOH 但しn=8 (A−7)HOOC(CH2)〓COOH 但しn=10
の有機酸が挙げられるが、これらに限定されるも
のではない。 (A−1)HOOC(CH2)〓COOH 但しn=0 (A−2)HOOC(CH2)〓COOH 但しn=1 (A−3)HOOC(CH2)〓COOH 但しn=2 (A−4)HOOC(CH2)〓COOH 但しn=4 (A−5)HOOC(CH2)〓COOH 但しn=6 (A−6)HOOC(CH2)〓COOH 但しn=8 (A−7)HOOC(CH2)〓COOH 但しn=10
【化】
【化】
【化】
【化】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【化】
【式】
【化】
【式】
【化】
【式】
【式】
【式】
(A−26)CH3(CH2)〓COOH 但しn=8
(A−27)CH3(CH2)〓COOH 但しn=10
(A−28)CH3(CH2)〓COOH 但しn=12
(A−29)CH3(CH2)〓COOH 但しn=14
(A−30)CH3(CH2)〓COOH 但しn=16
(A−31)CH3(CH2)〓COOH 但しn=18
(A−32)CH3(CH2)〓COOH 但しn=22
【式】
【式】
本発明においては、酸または酸プレカーサーの
うち酸プレカーサーが好ましく用いられる。酸プ
レカーサーとは加熱によつて酸性物質を放出する
化合物である。 好ましい酸プレカーサーとしては、特開昭60−
108837号、特開昭60−192939号のロツセン転位で
酸を放出するヒドロキサムカルボキシレート類、
特開昭60−230133号のニトリルを生成すると同時
に酸を放出するアルドキシムカルボキシレート類
などを用いることができる。 酸プレカーサーとして有効なものの一つは、下
記一般式[]で表わされる部分構造を有する化
合物である。ただし[]の部分構造の両端の結
合手は炭素原子に結合している。
うち酸プレカーサーが好ましく用いられる。酸プ
レカーサーとは加熱によつて酸性物質を放出する
化合物である。 好ましい酸プレカーサーとしては、特開昭60−
108837号、特開昭60−192939号のロツセン転位で
酸を放出するヒドロキサムカルボキシレート類、
特開昭60−230133号のニトリルを生成すると同時
に酸を放出するアルドキシムカルボキシレート類
などを用いることができる。 酸プレカーサーとして有効なものの一つは、下
記一般式[]で表わされる部分構造を有する化
合物である。ただし[]の部分構造の両端の結
合手は炭素原子に結合している。
【式】
上記の一般式[]で表わされる部分構造を有
する酸プレカーサーの中でも本発明に特に有利に
利用できるものは、下記一般式[]で表わされ
る化合物である。
する酸プレカーサーの中でも本発明に特に有利に
利用できるものは、下記一般式[]で表わされ
る化合物である。
【化】
式中、R1はアルキル基、シクロアルキル基、
アルケニル基、アリール基または複素環基を表わ
す。n1は1〜3の整数を表わす。R1は、n1が1
の時、アルキル基、シクロアルキル基、アリール
基または複素環基を表わし、n1が2〜3の時、そ
れぞれアルキル基、シクロアルキル基、アリール
基および複素環基から誘導されるそれぞれ2〜3
の結合手を有する基を表わす。 R1およびR2で表わされるアルキル基としては、
直鎖でも分岐でもよく、好ましくは炭素数1〜18
個のアルキル基であり、このアルキル基は、置換
基を有するものも含む。 アルキル基の置換基の例としては、例えばハロ
ゲン原子、アリール基、アルコキシ基、シアノ
基、置換されていてもよいカルバモイル基、水酸
基、カルボキシ基等があげられる。R1およびR2
で表わされるアルキル基の具体例としては、例え
ばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、
ヘキシル基、デシル基、ドデシル基、ベンジル基
等が挙げられる。 R1およびR2で表わされるシクロアルキル基と
しては、炭素数5〜10の5員または6員のシクロ
アルキル基が好ましく、このシクロアルキル基
は、置換基を有するものも含み、置換基として
は、上記アルキル基で述べたものと同様の基が挙
げられる。R1およびR2で表わされるシクロアル
キル基としては、例えばシクロペンチル基、シク
ロヘキシル基等が挙げられる。 R1で表わされるアルケニル基としては、置換
基を有するものも含み、置換基としては上記アル
キル基で述べたものと同様の基が挙げられる。
R1で表わされるアルケニル基としては、例えば
ビニル基、アリル基、スチリル基等が挙げられ
る。 R1およびR2で表わされるアリール基としては、
炭素数6〜18のアリール基が好ましく、例えばフ
エニル基、ナフチル基、アンスリル基等が挙げら
れ、置換基を有するものも含む。 アリール基の置換基としては、例えばアルキル
基、アリール基、ハロゲン原子、アルコキシ基、
アリールオキシ基、水酸基、メルカプト基、アミ
ノ基、アシルアミノ基、スルホニルアミノ基、シ
アノ基、ニトロ基、アルキルチオ基、アリールチ
オ基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニ
ル基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオ
キシカルボニル基、アシルオキシ基、スルフアモ
イル基、カルバモイル基、さらにこれらの基が組
み合わされた基が挙げられ、置換基が2つ以上で
ある場合、これらは同じでも異なつてもよい。 R1およびR2で表わされる複素環残基の例とし
ては、ピリジル基、フリル基、チエニル基、ピロ
ール基、イソドリル基などがあげられる。また、
この複素環残基は上記アリール基で述べたと同様
の置換基を有していてもよい。 R1の好ましくは、アリール基、置換アリール
基、複素環残基であり、その中でもフエニル基、
置換フエニル基、ナフチル基、置換ナフチル基が
さらに好ましい。 R2の好ましくは、アリール基、置換アリール
基、複素環残基であり、その中でもフエニル基、
置換フエニル基、ナフチル基、置換ナフチル基が
さらに好ましい。 これらの化合物は熱現像に必要な程度の温度で
酸を放出または形成するが、その反応速度はR1
およびR2を変更することにより広範囲に変える
ことが可能である。 酸プレカーサーの有効なものの別の一つの例
は、下記一般式[]で表わされる部分構造を持
つ化合物である。ただし一般式[]の部分構造
の両端の結合手は炭素原子に結合している。
アルケニル基、アリール基または複素環基を表わ
す。n1は1〜3の整数を表わす。R1は、n1が1
の時、アルキル基、シクロアルキル基、アリール
基または複素環基を表わし、n1が2〜3の時、そ
れぞれアルキル基、シクロアルキル基、アリール
基および複素環基から誘導されるそれぞれ2〜3
の結合手を有する基を表わす。 R1およびR2で表わされるアルキル基としては、
直鎖でも分岐でもよく、好ましくは炭素数1〜18
個のアルキル基であり、このアルキル基は、置換
基を有するものも含む。 アルキル基の置換基の例としては、例えばハロ
ゲン原子、アリール基、アルコキシ基、シアノ
基、置換されていてもよいカルバモイル基、水酸
基、カルボキシ基等があげられる。R1およびR2
で表わされるアルキル基の具体例としては、例え
ばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、
ヘキシル基、デシル基、ドデシル基、ベンジル基
等が挙げられる。 R1およびR2で表わされるシクロアルキル基と
しては、炭素数5〜10の5員または6員のシクロ
アルキル基が好ましく、このシクロアルキル基
は、置換基を有するものも含み、置換基として
は、上記アルキル基で述べたものと同様の基が挙
げられる。R1およびR2で表わされるシクロアル
キル基としては、例えばシクロペンチル基、シク
ロヘキシル基等が挙げられる。 R1で表わされるアルケニル基としては、置換
基を有するものも含み、置換基としては上記アル
キル基で述べたものと同様の基が挙げられる。
R1で表わされるアルケニル基としては、例えば
ビニル基、アリル基、スチリル基等が挙げられ
る。 R1およびR2で表わされるアリール基としては、
炭素数6〜18のアリール基が好ましく、例えばフ
エニル基、ナフチル基、アンスリル基等が挙げら
れ、置換基を有するものも含む。 アリール基の置換基としては、例えばアルキル
基、アリール基、ハロゲン原子、アルコキシ基、
アリールオキシ基、水酸基、メルカプト基、アミ
ノ基、アシルアミノ基、スルホニルアミノ基、シ
アノ基、ニトロ基、アルキルチオ基、アリールチ
オ基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニ
ル基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオ
キシカルボニル基、アシルオキシ基、スルフアモ
イル基、カルバモイル基、さらにこれらの基が組
み合わされた基が挙げられ、置換基が2つ以上で
ある場合、これらは同じでも異なつてもよい。 R1およびR2で表わされる複素環残基の例とし
ては、ピリジル基、フリル基、チエニル基、ピロ
ール基、イソドリル基などがあげられる。また、
この複素環残基は上記アリール基で述べたと同様
の置換基を有していてもよい。 R1の好ましくは、アリール基、置換アリール
基、複素環残基であり、その中でもフエニル基、
置換フエニル基、ナフチル基、置換ナフチル基が
さらに好ましい。 R2の好ましくは、アリール基、置換アリール
基、複素環残基であり、その中でもフエニル基、
置換フエニル基、ナフチル基、置換ナフチル基が
さらに好ましい。 これらの化合物は熱現像に必要な程度の温度で
酸を放出または形成するが、その反応速度はR1
およびR2を変更することにより広範囲に変える
ことが可能である。 酸プレカーサーの有効なものの別の一つの例
は、下記一般式[]で表わされる部分構造を持
つ化合物である。ただし一般式[]の部分構造
の両端の結合手は炭素原子に結合している。
【化】
上記の一般式[]で表わされる部分構造を有
する酸プレカーサーの中でも本発明に特に有利に
利用できるものは下記一般式[]で表わされる
化合物である。
する酸プレカーサーの中でも本発明に特に有利に
利用できるものは下記一般式[]で表わされる
化合物である。
【化】
式中、R3、R4およびn2は、それぞれ前記一般
式[]で示したR1、R2およびn1と同じ意味を
表わす。 これらの化合物もまた、熱現像に必要な程度の
温度で酸を放出または形成するが、その反応速度
はR3およびR4を変更することにより広範囲に変
えることが可能である。 以下に本発明に有利に用いられる酸プレカーサ
ーの具体例を示す。しかし、これらに限定される
ものではない。
式[]で示したR1、R2およびn1と同じ意味を
表わす。 これらの化合物もまた、熱現像に必要な程度の
温度で酸を放出または形成するが、その反応速度
はR3およびR4を変更することにより広範囲に変
えることが可能である。 以下に本発明に有利に用いられる酸プレカーサ
ーの具体例を示す。しかし、これらに限定される
ものではない。
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【式】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【式】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【式】
【化】
【化】
【式】
【化】
【化】
【化】
【式】
【化】
【化】
【化】
【式】
【化】
【式】
【式】
【化】
【化】
【式】
【式】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【式】
【化】
【化】
また酸として、前述の酸の他に特開昭49−
58642号、特開昭50−57452号等に記載されている
60℃以上で溶解するか揮発性酸を放出する酸性成
分を用いることができる。 上記本発明に用いる酸又は酸プレカーサーを含
有するマイクロカプセルは熱現像感光材料および
受像部材のいずれの層に添加してもよく、例え
ば、感光層、下塗り層、中間層、保護層、受像層
等に添加する事ができるが、そのうち感光層に添
加するのが好ましい。このとき感光層と受像層と
は別々の支持体上でも同一の支持体上にあつても
よい。 本発明に用いられる酸又は酸プレカーサーを含
有するマイクロカプセルの添加量は、用いる酸ま
たは酸プレカーサーによつて異なるが、酸または
酸プレカーサー量に換算して通常熱現像感光材料
1m2あたり0.01〜20g、好ましくは0.05〜10gで
ある。本発明に係わる酸又は酸プレカーサーは、
単独でも2種以上併用してもよい。 本発明に用いる芯材中に酸または酸プレカーサ
ーを含有するマイクロカプセルについて説明す
る。 本発明において酸または酸プレカーサを芯材中
に含有するマイクロカプセルは、所定の熱を加え
られたときにおいて芯物質を放出する機能を有し
ておればよい。すなわち、これらの機能は次のよ
うな方法により与えられる。 (イ) 特開昭56−119136号に記載されているような
芯材中に熱膨張性物質を添加する方法、 (ロ) 広く知られている方法で、壁材として、熱可
塑性物質又は熱熔融性物質を用いる方法、 (ハ) 岡畑、フアインケミカル、13巻、27頁
(1984)に記載されているような多孔性外壁を
液晶物質で被覆し、熱により転移放出させる方
法、 などがある。 (イ)、(ロ)、(ハ)のそれぞれについて具体的には、次
のような化合物が挙げられる。 (イ)の場合壁材としては、セルロース、ゼラチ
ン、アラビアゴム、アクリル樹脂、スチレン樹
脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、ポリアミ
ド樹脂、エポキシ樹脂、ビニルアルコール樹脂等
が用いられる。 また芯材中に添加される熱膨張性物質として
は、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスイソ
バレロニトリル等の熱により分解し窒素を放出す
る化合物、トリニトロトルエン、ピクリン酸等の
含ニトロ化合物、イソブチレン、ブタン等の気化
性物質などが用いられる。 (ロ)の場合壁材としては、熱現像温度以下で熔融
する高分子材料が用いられる。例えばポリスチレ
ン、ポリクロロスチレン等のスチレン樹脂、ポリ
メチルメタクリレート、ポリメチルアクリレー
ト、ポリエチルアクリレート、ポリブチルメタク
リレート等のアクリル樹脂、ポリエステル樹脂等
の熱可塑性樹脂、ポリエチレン、ポリオキシエチ
レン、高級脂肪酸アミド、高級脂肪酸エステル、
カルナバワツクス、ミツロウ等のワツクス類など
が用いられる。 (ハ)の場合多孔性外壁としては、界面重合法によ
り得られるナイロン等があり、液晶物質として
は、次のような二分子膜があげられる。 ()[CH3(−CH2)−11]2PO4 Na
58642号、特開昭50−57452号等に記載されている
60℃以上で溶解するか揮発性酸を放出する酸性成
分を用いることができる。 上記本発明に用いる酸又は酸プレカーサーを含
有するマイクロカプセルは熱現像感光材料および
受像部材のいずれの層に添加してもよく、例え
ば、感光層、下塗り層、中間層、保護層、受像層
等に添加する事ができるが、そのうち感光層に添
加するのが好ましい。このとき感光層と受像層と
は別々の支持体上でも同一の支持体上にあつても
よい。 本発明に用いられる酸又は酸プレカーサーを含
有するマイクロカプセルの添加量は、用いる酸ま
たは酸プレカーサーによつて異なるが、酸または
酸プレカーサー量に換算して通常熱現像感光材料
1m2あたり0.01〜20g、好ましくは0.05〜10gで
ある。本発明に係わる酸又は酸プレカーサーは、
単独でも2種以上併用してもよい。 本発明に用いる芯材中に酸または酸プレカーサ
ーを含有するマイクロカプセルについて説明す
る。 本発明において酸または酸プレカーサを芯材中
に含有するマイクロカプセルは、所定の熱を加え
られたときにおいて芯物質を放出する機能を有し
ておればよい。すなわち、これらの機能は次のよ
うな方法により与えられる。 (イ) 特開昭56−119136号に記載されているような
芯材中に熱膨張性物質を添加する方法、 (ロ) 広く知られている方法で、壁材として、熱可
塑性物質又は熱熔融性物質を用いる方法、 (ハ) 岡畑、フアインケミカル、13巻、27頁
(1984)に記載されているような多孔性外壁を
液晶物質で被覆し、熱により転移放出させる方
法、 などがある。 (イ)、(ロ)、(ハ)のそれぞれについて具体的には、次
のような化合物が挙げられる。 (イ)の場合壁材としては、セルロース、ゼラチ
ン、アラビアゴム、アクリル樹脂、スチレン樹
脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、ポリアミ
ド樹脂、エポキシ樹脂、ビニルアルコール樹脂等
が用いられる。 また芯材中に添加される熱膨張性物質として
は、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスイソ
バレロニトリル等の熱により分解し窒素を放出す
る化合物、トリニトロトルエン、ピクリン酸等の
含ニトロ化合物、イソブチレン、ブタン等の気化
性物質などが用いられる。 (ロ)の場合壁材としては、熱現像温度以下で熔融
する高分子材料が用いられる。例えばポリスチレ
ン、ポリクロロスチレン等のスチレン樹脂、ポリ
メチルメタクリレート、ポリメチルアクリレー
ト、ポリエチルアクリレート、ポリブチルメタク
リレート等のアクリル樹脂、ポリエステル樹脂等
の熱可塑性樹脂、ポリエチレン、ポリオキシエチ
レン、高級脂肪酸アミド、高級脂肪酸エステル、
カルナバワツクス、ミツロウ等のワツクス類など
が用いられる。 (ハ)の場合多孔性外壁としては、界面重合法によ
り得られるナイロン等があり、液晶物質として
は、次のような二分子膜があげられる。 ()[CH3(−CH2)−11]2PO4 Na
【化】
()[CH3(−CH2)13−−]2−−N(CH3)3 Br
【化】
【化】
またかかるマイクロカプセルにおいて、粒径は
5μm以下、好ましくは1μm以下である。 本発明に用いられる酸または酸プレカーサーを
芯材中に含有するマイクロカプセルの製造方法と
しては、種々のカプセル化法が適用できる。 例えば、米国特許第2800457号、同2800458号、
同3287154号、同3418250号、同3660304号、同
3726804号、同3796669号、英国特許第990443号及
び特開昭59−113434号に示される方法の一つを用
いることができる。 本発明において、特に1μm以下の平均粒径を有
するマイクロカプセルの製造法が望ましいが、こ
のような製造方法は次の二つに大別される。 一つは電気乳化等による乳化を用いた界面重合
であり、他はミセル化した後、重合を行なういわ
ゆるミセル重合である。酸または酸プレカーサー
を含有する芯材を内包させる際すべての芯材につ
いて両方法を用いることが可能というわけではな
い。すなわち界面重合法では、例えば酸塩化物と
反応しやすい芯物質は不可能であり、ミセル重合
法では、ラジカル反応を防止する芯物質は用いる
ことができない。 マイクロカプセルの製造方法は、ジー・ビーレ
ンバツク、ピー・ピー・スピーサー(G.
Birrenback,P.P.Speiser)、ジヤーナル・オ
ブ・フアーマスーチカル・サイエンス(Journal
of Pharmaceutical Sciences),65(12)p.1763
〜1766(1976年)、ピー・ツルケンズ、エム・ロー
ランド、エー・トロエツト、ピー・スピーサー
(P.Tulkens,M.Roland,A.Trouet,P.
Speiser)、エフ・イー・ビー・エス・レターズ
(F.E.B.S.Lettars),84(2)p.323(1977年)に記
載のP.Speiser等によるミセル重合法、渡辺、東
辻、西沢(A.Watanabe,K.Higashitsuji,K.
Nishizawa)、ジヤーナル・オブ・コロイド・ア
ンド・インターフエイス・サイエンス(Journal
of Colloid and Interface Science),64(2)
p.278(1978年)、荒川、近藤(M.Arakawa,T.
Kondo)、カナデイアン・ジヤーナル・オブ・フ
イジロジイ・アンド・フアーマカロジー
(Canadian Journal of Physiology and
Pharmacology,58(2)p.183(1980年)に記載
の電気乳化による界面重合法等が有利に用いられ
る。 本発明の熱現像感光材料がカラータイプである
場合、色素供与物質が用いられる。 以下、本発明に用いることのできる色素供与物
質について説明する。色素供与物質としては、感
光性ハロゲン化銀及び/又は必要に応じて用いら
れる有機銀塩の還元反応に関与し、その反応の関
数として拡散性の色素を形成または放出できるも
のであれば良く、その反応形態に応じて、正の関
数に作用するネガ型の色素供与物質(すなわち、
ネガ型のハロゲン化銀を用いた場合にネガの色素
画像を形成する)と負の関数に作用するポジ型の
色素供与物質(すなわち、ネガ型のハロゲン化銀
を用いた場合にポジの色素画像を形成する)に分
類できる。ネガ型の色素供与物質はさらに以下の
ように分類される。
5μm以下、好ましくは1μm以下である。 本発明に用いられる酸または酸プレカーサーを
芯材中に含有するマイクロカプセルの製造方法と
しては、種々のカプセル化法が適用できる。 例えば、米国特許第2800457号、同2800458号、
同3287154号、同3418250号、同3660304号、同
3726804号、同3796669号、英国特許第990443号及
び特開昭59−113434号に示される方法の一つを用
いることができる。 本発明において、特に1μm以下の平均粒径を有
するマイクロカプセルの製造法が望ましいが、こ
のような製造方法は次の二つに大別される。 一つは電気乳化等による乳化を用いた界面重合
であり、他はミセル化した後、重合を行なういわ
ゆるミセル重合である。酸または酸プレカーサー
を含有する芯材を内包させる際すべての芯材につ
いて両方法を用いることが可能というわけではな
い。すなわち界面重合法では、例えば酸塩化物と
反応しやすい芯物質は不可能であり、ミセル重合
法では、ラジカル反応を防止する芯物質は用いる
ことができない。 マイクロカプセルの製造方法は、ジー・ビーレ
ンバツク、ピー・ピー・スピーサー(G.
Birrenback,P.P.Speiser)、ジヤーナル・オ
ブ・フアーマスーチカル・サイエンス(Journal
of Pharmaceutical Sciences),65(12)p.1763
〜1766(1976年)、ピー・ツルケンズ、エム・ロー
ランド、エー・トロエツト、ピー・スピーサー
(P.Tulkens,M.Roland,A.Trouet,P.
Speiser)、エフ・イー・ビー・エス・レターズ
(F.E.B.S.Lettars),84(2)p.323(1977年)に記
載のP.Speiser等によるミセル重合法、渡辺、東
辻、西沢(A.Watanabe,K.Higashitsuji,K.
Nishizawa)、ジヤーナル・オブ・コロイド・ア
ンド・インターフエイス・サイエンス(Journal
of Colloid and Interface Science),64(2)
p.278(1978年)、荒川、近藤(M.Arakawa,T.
Kondo)、カナデイアン・ジヤーナル・オブ・フ
イジロジイ・アンド・フアーマカロジー
(Canadian Journal of Physiology and
Pharmacology,58(2)p.183(1980年)に記載
の電気乳化による界面重合法等が有利に用いられ
る。 本発明の熱現像感光材料がカラータイプである
場合、色素供与物質が用いられる。 以下、本発明に用いることのできる色素供与物
質について説明する。色素供与物質としては、感
光性ハロゲン化銀及び/又は必要に応じて用いら
れる有機銀塩の還元反応に関与し、その反応の関
数として拡散性の色素を形成または放出できるも
のであれば良く、その反応形態に応じて、正の関
数に作用するネガ型の色素供与物質(すなわち、
ネガ型のハロゲン化銀を用いた場合にネガの色素
画像を形成する)と負の関数に作用するポジ型の
色素供与物質(すなわち、ネガ型のハロゲン化銀
を用いた場合にポジの色素画像を形成する)に分
類できる。ネガ型の色素供与物質はさらに以下の
ように分類される。
【表】
カツプリング色 カツプリング色
素放出型化合物 素形成型化合物
各々の色素供与物質についてさらに説明する。 還元性色素放出化合物としては、例えば一般式
(2)で示される化合物が挙げられる。 一般式(2) Car−NHSO2−Dye 式中Carは、感光性ハロゲン化銀及び/又は必
要に応じて用いられる有機銀塩の還元に際し、酸
化され色素を放出する還元性の基質(所謂キヤリ
アー)であり、Dyeは拡散性の色素残基である。 上記の還元性色素放出化合物の具体例として
は、特開昭57−179840号、同58−116537号、同59
−60434号、同59−65839号、同59−71046号、同
59−87450号、同59−88730号、同59−123837号、
同59−165054号、同59−165055号各明細書等に記
載されており、例えば以下の化合物が挙げられ
る。 例示色素供与物質
素放出型化合物 素形成型化合物
各々の色素供与物質についてさらに説明する。 還元性色素放出化合物としては、例えば一般式
(2)で示される化合物が挙げられる。 一般式(2) Car−NHSO2−Dye 式中Carは、感光性ハロゲン化銀及び/又は必
要に応じて用いられる有機銀塩の還元に際し、酸
化され色素を放出する還元性の基質(所謂キヤリ
アー)であり、Dyeは拡散性の色素残基である。 上記の還元性色素放出化合物の具体例として
は、特開昭57−179840号、同58−116537号、同59
−60434号、同59−65839号、同59−71046号、同
59−87450号、同59−88730号、同59−123837号、
同59−165054号、同59−165055号各明細書等に記
載されており、例えば以下の化合物が挙げられ
る。 例示色素供与物質
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
別の還元性色素放出化合物としては例えば一般
式(3)で示される化合物が挙げられる。
式(3)で示される化合物が挙げられる。
【化】
式中、A1、A2は各々水素原子、ヒドロキシ基
又はアミノ基を示し、Dyeは一般式(2)で示された
Dyeと同義である。上の化合物の具体例は特開昭
59−124329号公報に示されている。 カツプリング色素放出型化合物としては、一般
式(4)で示される化合物が挙げられる。 一般式(4) Cp1(−J)o1Dye 式中、Cp1は還元剤の酸化体と反応して拡散性
の色素を放出することができる有機基(いわゆる
カプラー残基)であり、Jは2価の結合基であ
り、還元剤の酸化体との反応によりCp1とJとの
結合が開裂する。n1は0又は1を表わし、Dyeは
一般式(2)で定義されたものと同義である。また
Cp1はカツプリング色素放出型化合物を非拡散性
にする為に各種のバラスト基で置換されているこ
とが好ましく、バラスト基としては用いられる感
光材料の形態に応じて炭素原子数8個以上(より
好ましくは12個以上)の有機基、又はスルホ基、
カルボキシ基等の親水性基、或いは8個以上(よ
り好ましくは12個以上)の炭素原子とスルホ基、
カルボキシ基等の親水性基を共に有する基であ
る。別の特に好ましいバラスト基としてはポリマ
ー鎖を挙げることができる。 上記の一般式(4)で示される化合物の具体例とし
ては、特開昭57−186744号、同57−122596号、同
57−160698号、同59−174834号、同57−224883
号、同59−159159号、同59−231540号各明細書に
記載されており、例えば以下の化合物が挙げられ
る。 例示色素供与物質
又はアミノ基を示し、Dyeは一般式(2)で示された
Dyeと同義である。上の化合物の具体例は特開昭
59−124329号公報に示されている。 カツプリング色素放出型化合物としては、一般
式(4)で示される化合物が挙げられる。 一般式(4) Cp1(−J)o1Dye 式中、Cp1は還元剤の酸化体と反応して拡散性
の色素を放出することができる有機基(いわゆる
カプラー残基)であり、Jは2価の結合基であ
り、還元剤の酸化体との反応によりCp1とJとの
結合が開裂する。n1は0又は1を表わし、Dyeは
一般式(2)で定義されたものと同義である。また
Cp1はカツプリング色素放出型化合物を非拡散性
にする為に各種のバラスト基で置換されているこ
とが好ましく、バラスト基としては用いられる感
光材料の形態に応じて炭素原子数8個以上(より
好ましくは12個以上)の有機基、又はスルホ基、
カルボキシ基等の親水性基、或いは8個以上(よ
り好ましくは12個以上)の炭素原子とスルホ基、
カルボキシ基等の親水性基を共に有する基であ
る。別の特に好ましいバラスト基としてはポリマ
ー鎖を挙げることができる。 上記の一般式(4)で示される化合物の具体例とし
ては、特開昭57−186744号、同57−122596号、同
57−160698号、同59−174834号、同57−224883
号、同59−159159号、同59−231540号各明細書に
記載されており、例えば以下の化合物が挙げられ
る。 例示色素供与物質
【化】
【化】
【化】
カツプリング色素形成型化合物としては、一般
式(5)で示される化合物が挙げられる。 一般式(5) Cp2(−F)−(−B) 式中、Cp2は還元剤の酸化体と反応(カツプリ
ング反応)して拡散性の色素を形成することがで
きる有機基(いわゆるカプラー残基)であり、F
は二価の結合基を表わし、Bはバラスト基を表わ
す。 Cp2で表わされるカプラー残基としては形成さ
れる色素の拡散性の為にその分子量が700以下が
好ましく、より好ましくは500以下である。 また、バラスト基は一般式(4)で定義されたバラ
スト基と同じバラスト基が好ましく、特に8個以
上(より好ましくは12個以上)の炭素原子とスル
ホ基、カルボキシ基等の親水性基を共に有する基
が好ましく、さらにポリマー鎖がより好ましい。 このポリマー鎖を有するカツプリング色素形成
型化合物としては、一般式(6)で表わされる単量体
から誘導される繰り返し単位を有するポリマーが
好ましい。 一般式(6) Cp2(−F)−(−Y)l−−(−Z)−(−L) 式中、Cp2、Fは一般式(5)で定義されたものと
同義であり、Yはアルキレン基、アリーレン基又
はアラルキレン基を表わし、lは0または1を表
わし、Zは2価の有機基を表わし、Lはエチレン
性不飽和基又はエチレン性不飽和基を有する基を
表わす。 一般式(5)及び(6)で表わされるカツプリング色素
形成型化合物の具体例としては、特開昭59−
124339号、同59−181345号、同60−2950号、特願
昭59−179657号、同59−181604号、同59−182506
号、同59−182507号の各明細書等に記載されてお
り、例えば以下の化合物が挙げられる。 例示色素供与物質
式(5)で示される化合物が挙げられる。 一般式(5) Cp2(−F)−(−B) 式中、Cp2は還元剤の酸化体と反応(カツプリ
ング反応)して拡散性の色素を形成することがで
きる有機基(いわゆるカプラー残基)であり、F
は二価の結合基を表わし、Bはバラスト基を表わ
す。 Cp2で表わされるカプラー残基としては形成さ
れる色素の拡散性の為にその分子量が700以下が
好ましく、より好ましくは500以下である。 また、バラスト基は一般式(4)で定義されたバラ
スト基と同じバラスト基が好ましく、特に8個以
上(より好ましくは12個以上)の炭素原子とスル
ホ基、カルボキシ基等の親水性基を共に有する基
が好ましく、さらにポリマー鎖がより好ましい。 このポリマー鎖を有するカツプリング色素形成
型化合物としては、一般式(6)で表わされる単量体
から誘導される繰り返し単位を有するポリマーが
好ましい。 一般式(6) Cp2(−F)−(−Y)l−−(−Z)−(−L) 式中、Cp2、Fは一般式(5)で定義されたものと
同義であり、Yはアルキレン基、アリーレン基又
はアラルキレン基を表わし、lは0または1を表
わし、Zは2価の有機基を表わし、Lはエチレン
性不飽和基又はエチレン性不飽和基を有する基を
表わす。 一般式(5)及び(6)で表わされるカツプリング色素
形成型化合物の具体例としては、特開昭59−
124339号、同59−181345号、同60−2950号、特願
昭59−179657号、同59−181604号、同59−182506
号、同59−182507号の各明細書等に記載されてお
り、例えば以下の化合物が挙げられる。 例示色素供与物質
【化】
【化】
【化】
ポリマー
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
上述の一般式(4)、(5)及び(6)において、Cp1又は
Cp2で定義されるカプラー残基について更に詳述
すると、下記一般式で表わされる基が好ましい。
Cp2で定義されるカプラー残基について更に詳述
すると、下記一般式で表わされる基が好ましい。
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
式中、R7、R8、R9及びR10はそれぞれ水素原
子、ハロゲン原子、アルキル基、シクロアルキル
基、アリール基、アシル基、アルキルオキシカル
ボニル基、アリールオキシカルボニル基、アルキ
ルスルホニル基、アリールスルホニル基、カルバ
モイル基、スルフアモイル基、アシルオキシ基、
アミノ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、シ
アノ基、アルキルスルホニル基、アリールスルホ
ニル基、ウレイド基、アルキルチオ基、アリール
チオ基、カルボキシ基、スルホ基又は複素環残基
を表わし、これらはさらに水酸基、カルボキシ
基、スルホ基、アルコキシ基、シアノ基、ニトロ
基、アルキル基、アリール基、アリールオキシ
基、アシルオキシ基、アシル基、スルフアモイル
基、カルバモイル基、イミド基、ハロゲン原子等
で置換されていてもよい。 これらの置換基はCp1及びCp2の目的に応じて
選択され、前述の如くCp1においては置換基の一
つはバラスト基であることが好ましく、Cp2にお
いては形成される色素の拡散性を高めるために分
子量が700以下、より好ましくは500以下になるよ
う置換基が選択されることが好ましい。 ポジ型の色素供与物質としては、例えば下記一
般式(17)で表わされる酸化性色素放出化合物が
ある。
子、ハロゲン原子、アルキル基、シクロアルキル
基、アリール基、アシル基、アルキルオキシカル
ボニル基、アリールオキシカルボニル基、アルキ
ルスルホニル基、アリールスルホニル基、カルバ
モイル基、スルフアモイル基、アシルオキシ基、
アミノ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、シ
アノ基、アルキルスルホニル基、アリールスルホ
ニル基、ウレイド基、アルキルチオ基、アリール
チオ基、カルボキシ基、スルホ基又は複素環残基
を表わし、これらはさらに水酸基、カルボキシ
基、スルホ基、アルコキシ基、シアノ基、ニトロ
基、アルキル基、アリール基、アリールオキシ
基、アシルオキシ基、アシル基、スルフアモイル
基、カルバモイル基、イミド基、ハロゲン原子等
で置換されていてもよい。 これらの置換基はCp1及びCp2の目的に応じて
選択され、前述の如くCp1においては置換基の一
つはバラスト基であることが好ましく、Cp2にお
いては形成される色素の拡散性を高めるために分
子量が700以下、より好ましくは500以下になるよ
う置換基が選択されることが好ましい。 ポジ型の色素供与物質としては、例えば下記一
般式(17)で表わされる酸化性色素放出化合物が
ある。
【化】
式中、W1はキノン環(この環上に置換基を有
していても良い)を形成するのに必要な原子の集
まりを表わし、R11はアルキル基又は水素原子を
表わし、Eは
していても良い)を形成するのに必要な原子の集
まりを表わし、R11はアルキル基又は水素原子を
表わし、Eは
【式】(式中R12はア
ルキル基又は水素原子を表わし、R13は酸素原子
又は
又は
【式】を表わす。)又は−SO2−を表わし、
rは0又は1を表わし、Dyeは一般式(2)で定義さ
れたものと同義である。この化合物の具体例は特
開昭59−166954号、同59−154445号等の明細書に
記載されており、例えば以下の化合物がある。 例示色素供与物質
れたものと同義である。この化合物の具体例は特
開昭59−166954号、同59−154445号等の明細書に
記載されており、例えば以下の化合物がある。 例示色素供与物質
【化】
【化】
【化】
別のポジ型色素供与物質としては、下記一般式
(18)で表わされる化合物で代表される酸化され
ると色素放出能力を失う化合物がある。
(18)で表わされる化合物で代表される酸化され
ると色素放出能力を失う化合物がある。
【式】
式中W2はベンゼン環(環上に置換基を有して
いても良い)を形成するのに必要な原子の集まり
を表わし、R11、r、E、Dyeは一般式(17)で
定義されたものと同義である。この化合物の具体
例は特開昭59−124327号、同59−152440号等の明
細書に記載されており、例えば以下の化合物があ
る。 例示色素供与物質
いても良い)を形成するのに必要な原子の集まり
を表わし、R11、r、E、Dyeは一般式(17)で
定義されたものと同義である。この化合物の具体
例は特開昭59−124327号、同59−152440号等の明
細書に記載されており、例えば以下の化合物があ
る。 例示色素供与物質
【化】
【化】
さらに別のポジ型色素供与物質としては、下記
一般式(19)で表わされる化合物が挙げられる。
一般式(19)で表わされる化合物が挙げられる。
【式】
上式において、W2、R11、Dyeは一般式(18)
において定義されたものと同義である。この化合
物の具体例は特開昭59−154445号等に記載されて
おり、例えば以下の化合物がある。 例示色素供与物質
において定義されたものと同義である。この化合
物の具体例は特開昭59−154445号等に記載されて
おり、例えば以下の化合物がある。 例示色素供与物質
【化】
【化】
上述の一般式(2)、(3)、(4)、(17)(18)及び
(19)においてDyeで表わされる拡散性色素の残
基についてさらに詳述する。拡散性色素の残基と
しては、色素の拡散性の為に分子量が800以下、
より好ましくは600以下であることが好ましく、
アゾ色素、アゾメチン色素、アントラキノン色
素、ナフトキノン色素、スチリル色素、ニトロ色
素、キノリン色素、カルボニル色素、フタロシア
ニン色素等の残基が挙げられる。これらの色素残
基は、熱現像時或いは転写時に複色可能な一時短
波化された形でもよい。また、これらの色素残基
は画像の耐光性を上げる目的で、例えば特開昭59
−48765号、同59−124337号に記載されているキ
レート可能な色素残基も好ましい一形態である。 これらの色素供与物質は単独で用いてもよい
し、2つ以上用いてもよい。その使用量は限定的
でなく、色素供与物質の種類、単用かまたは2種
以上の併用使用か、或いは本発明の感光材料の写
真構成層が単層かまたは2種以上の重層か等に応
じて決定すればよいが、例えばその使用量は1m2
当たり0.005g〜50g、好ましくは0.1g〜10g用
いることができる。 本発明に用いる色素供与物質を熱現像感光材料
の写真構成層に含有せしめる方法は任意であり、
例えば低沸点溶媒(メタノール、エタノール、酢
酸エチル等)または高沸点溶媒(ジブチルフタレ
ート、ジオクチルフタレート、トリクレジルホス
フエート等)に溶解した後、超音波分散するか、
あるいはアルカリ水溶液(例えば、水酸化ナトリ
ウム10%水溶液等)に溶解した後、鉱酸(例え
ば、塩酸または硝酸等)にて中和して用いるか、
あるいは適当なポリマーの水溶液(例えば、ゼラ
チン、ポリビニルブチラール、ポリビニルピロリ
ドン等)と共にボールミルを用いて分散させた
後、使用することができる。 本発明に用いられる感光性ハロゲン化銀として
は、塩化銀、臭化銀、沃化銀、塩臭化銀、塩沃化
銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀等があげられる。該感
光性ハロゲン化銀は、写真技術分野のシングルジ
エツト法やダブルジエツト法等の任意の方法で調
製することができる。例えば、特開昭54−48521
号公報に記載されている方法を適用して、pAgを
一定に保ちながらダブルジエツト法により単分散
性ハロゲン化銀粒子を得ることができる。その
際、添加速度の時間関数、PH、pAg、温度等を適
宜に選択することにより、高度の単分散性ハロゲ
ン化銀乳剤を得ることができる。さらに好ましい
実施態様によれば、シエルを持つハロゲン化銀粒
子を有するハロゲン化銀乳剤を用いることができ
る。シエルを持つハロゲン化銀粒子は前記に記載
された方法を用いて単分散性の良いハロゲン化銀
粒子をコアとして、これにシエルを順次成長させ
てゆくことにより得ることができる。 本発明でいう単分散性ハロゲン化銀乳剤とは、
該乳剤中に含まれるハロゲン化銀粒子サイズのバ
ラツキが平均粒子サイズに対して下記に示すよう
なある割合以下の粒度分布を有するものをいう。
感光性ハロゲン化銀粒子の粒子形態が揃いかつ粒
子サイズのバラツキが小さい粒子群からなる乳剤
(以下、単分散乳剤という)の粒度分布は殆ど正
規分布をなす為、標準偏差が容易に求められ、関
係式 標準偏差/平均粒度×100=分布の広さ(%) によつて分布の広さを定義した時、本発明に用い
られるハロゲン化銀粒子の分布の広さは15%以下
であことが好ましく、より好ましくは10%以下の
単分散性をもつたものである。 また、例えば特開昭58−111933号、同58−
111934号、同58−108526号、リサーチ・デイスク
ロージヤー22534号等に記載されているような、
2つの平行する結晶面を有し、かつ、これらの結
晶面は各々この粒子の他の単結晶よりも面積が大
きい粒子であつて、そのアスペクト比すなわち、
粒子の直径対厚みの比が5:1以上の平板状ハロ
ゲン化銀粒子から成るハロゲン化銀乳剤を用いる
こともできる。 さらに、本発明には表面が予めカブラされてい
ない内部潜像型ハロゲン化銀粒子を含有するハロ
ゲン化銀乳剤を用いることができる。表面が予め
カブラされていない内部潜像型ハロゲン化銀につ
いては、例えば米国特許第2592250号、同3206313
号、同3317322号、同3511662号、同3447927号、
同3761266号、同3703584号、同3736140号等に記
載されている如く、ハロゲン化銀粒子の表面の感
度よりも粒子内部の感度の方が高いハロゲン化銀
である。これらの内部潜像型ハロゲン化銀を含有
するハロゲン化銀乳剤の製法は、上記特許に記載
されている如く、例えば最初AgCl粒子を作成し
次いで臭化物又はこれに少量の沃化物を加えたも
のを添加してハライド交換を行なわせる方法、又
は化学増感されたハロゲン化銀の中心核を化学増
感されていないハロゲン化銀で被覆する方法、又
は化学増感した粗粒子乳剤と化学増感したあるい
は化学増感しない微粒子乳剤を混合し、粗粒子乳
剤上に微粒子乳剤を沈着させる方法等多くの方法
が知られている。また、米国特許第3271157号、
同第3447927号および同第3531291号に記載されて
いる多価金属イオンを内蔵しているハロゲン化銀
粒子を有するハロゲン化銀乳剤、または米国特許
第3761276号に記載されているドープ剤を含有す
るハロゲン化銀粒子の粒子表面を弱く化学増感し
たハロゲン化銀乳剤、または特開昭50−8524号お
よび同50−38525号等に記載されている積層構造
を有する粒子からなるハロゲン化銀乳剤、その他
特開昭52−156614号および特開昭55−127549号に
記載されているハロゲン化銀乳剤などである。 該感光性ハロゲン化銀乳剤は、写真技術分野の
任意の方法で化学的に増感しても良い。かかる増
感法としては、金増感、イオウ増感、金−イオウ
増感、還元増感等各種の方法があげられる。 上記感光性乳剤中のハロゲン化銀は、粗粒子で
あつても微粒子であつても良いが、好ましい粒子
サイズは、その径が約0.001μm〜約1.5μmであり、
さらに好ましくは約0.01μm〜約0.5μmである。 上記のように調製された感光性ハロゲン化銀乳
剤を本発明の感光材料の構成層である熱現像性感
光層に最も好ましく適用することができる。 本発明において、他の感光性ハロゲン化銀の調
製法として、感光性銀塩形成成分を後述する有機
銀塩と共存させ、有機銀塩の一部に感光性ハロゲ
ン化銀を形成させることもできる。この調製法に
用いられる感光性銀塩形成成分としては、無機ハ
ロゲン化物、例えば、MXnで表わされるハロゲ
ン化物(ここで、MはH原子、NH4基または金
属原子を表わし、XはCl、BrまたはIを表わし、
nはMがH原子、NH4基の時は1、Mが金属原
子の時はその原子価を示す。金属原子としては、
リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、
セシウム、銅、金、ベリリウム、マグネシウム、
カルシウム、ストロンチウム、バリウム、亜鉛、
カドミウム、水銀、アルミニウム、インジウム、
ランタン、ルテニウム、タリウム、ゲルマニウ
ム、錫、鉛、アンチモン、ビスマス、クロム、モ
リブデン、タングステン、マンガン、レニウム、
鉄、コバルト、ニツケル、ロジウム、パラジウ
ム、スミウム、イリジウム、白金、セリウム等が
あげられる。)、含ハロゲン金属錯体(例えば、
K2PtCl6,K2PtBr6,HAuCl4,(NH4)2IrCl6,
(NH4)3IrCl6,(NH4)2RuCl6,(NH4)3RuCl6,
(NH4)2RhCl6,(NH4)3RhBr6等)、オニウムハ
ライド(例えば、テトラメチルアンモニウムブロ
マイド、トリメチルフエニルアンモニウムブロマ
イド、セチルエチルジメチルアンモニウムブロマ
イド、3−メチルチアゾリウムブロマイド、トリ
メチルベンジルアンモニウムブロマイドのような
4級アンモニウムハライド、テトラエチルフオス
フオニウムブロマイドのような4級フオスフオニ
ウムハライド、ベンジルエチルメチルスルホニウ
ムブロマイド、1−エチルチアゾリウムブロマイ
ドのような3級スルホニウムハライド等)、ハロ
ゲン化炭化水素(例えば、ヨードホルム、ブロモ
ホルム、四臭化炭素、2−ブロモ−2−メチルプ
ロパン等)、N−ハロゲン化合物(N−クロロコ
ハク酸イミド、N−ブロモコハク酸イミド、N−
ブロモフタル酸イミド、N−ブロモアセトアミ
ド、N−ヨードコハク酸イミド、N−ブロモフタ
ラジノン、N−クロロフタラジノン、N−ブロモ
アセトアニリド、N,N−ジブロモベンゼンスル
ホンアミド、N−ブロモ−N−メチルベンゼンス
ルホンアミド、1,3−ジブロモ−4,4−ジメ
チルヒダントイン等)、その他の含ハロゲン化合
物(例えば塩化トリフエニルメチル、臭化トリフ
エニルメチル、2−ブロモ酪酸、2−ブロモエタ
ノール等)などをあげることができる。 これら感光性ハロゲン化銀および感光性銀塩形
成成分は、種々の方法において組合せて使用で
き、使用量は、一層当り支持体1m2に対して、
0.001g〜50gであることが好ましく、より好ま
しくは、0.1g〜10gである。 本発明の熱現像感光材料は、青色光、緑色光、
赤色光に感光性を有する各層、即ち熱現像青感光
性層、熱現像緑感光性層、熱現像赤感光性層とし
て多層構成とすることもできる。また、同色感光
性層を2層以上(例えば、高感度層と低感度層)
に分割して設けることもできる。 上記の場合、各々用いられる青感光性ハロゲン
化銀乳剤、緑感光性ハロゲン化銀乳剤、赤感光性
ハロゲン化銀乳剤は、前記ハロゲン化銀乳剤に各
種の分光増感色素を加えることによつて得ること
ができる。 本発明に用いられる代表的な分光増感色素とし
ては、例えばシアニン、メロシアニン、コンプレ
ツクス(3核又は4核の)シアニン、ホロポーラ
ーシアニン、スチリル、ヘミシアニン、オキソノ
ール等があげられる。シアニン類の色素のうちで
チアゾリン、オキサゾリン、ピロリン、ピリジ
ン、オキサゾール、チアゾール、セレナゾール、
イミダゾールの様な塩基性核を有するものが、よ
り好ましい。この様な核にはアルキル基、アルキ
レン基、ヒドロキシアルキル基、スルホアルキル
基、カルボキシアルキル基、アミノアルキル基ま
たは縮合炭素環式または複素環色環を作る事の出
来るエナミン基を有していてもよい。また対称形
でも非対称形でもよく、またメチン鎖、ポリメチ
ン鎖にアルキル基、フエニル基、エナミン基、ヘ
テロ環置換基を有していてもよい。 メロシアニン色素は上記塩基性核の他に、例え
ばチオヒダントイン核、ローダニン核、オキサゾ
リジオン核、チアゾリジンジオン核、バルビツー
ル酸核、チアゾリンチオン核、マロノニトリル
核、ピラゾロン核の様な酸性核を有していてもよ
い。これらの酸性核は更にアルキル基、アルキレ
ン基、フエニル基、カルボキシアルキル基、スル
ホアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキ
シアルキル基、アルキルアミン基又はヘテロ環式
核で置換されていてもよい。又必要ならばこれら
の色素を組合わせて使用してもよい。更にアスコ
ルビン酸誘導体、アザインデンカドミウム塩、有
機スルホン酸等、例えば米国特許第2933390号、
同第2937089号の明細書等に記載されている様な
可視光を吸収しない超増感性添加剤を併用するこ
とができる。 これら増感色素の添加量は感光性ハロゲン化銀
またはハロゲン化銀形成成分1モル当り1×10-4
モル〜1モルである。更に好ましくは、1×10-4
モル〜1×10-1モルである。 本発明の熱現像感光材料においては、必要に応
じて感度の上昇や現像性の向上を目的として各種
の有機銀塩を用いることができる。 本発明の熱現像感光材料に用いられる有機銀塩
としては、特公昭43−4921号、特開昭49−52626
号、同52−141222号、同53−36224号および同53
−37610号等の各公報ならびに米国特許第3330633
号、同第3794496号、同第4105451号等の各明細書
中に記載されているような長鎖の脂肪族カルボン
酸の銀塩やヘテロ環を有するカルボン酸の銀塩、
例えばラウリン酸銀、ミリスチン酸銀、パルミチ
ン酸銀、ステアリン酸銀、アラキドン酸銀、ベヘ
ン酸銀、α−(1−フエニルテトラゾールチオ)
酢酸銀など、芳香族カルボン酸銀、例えば安息香
酸銀、フタル酸銀など、特公昭44−26582号、同
45−12700号、同45−18416号、同45−22185号、
特開昭52−137321号、特開昭58−118638号、同58
−118639号、米国特許第4123274号等の各公報に
記載されているイミノ基の銀塩がある。 イミノ基の銀塩としては、例えばベンツトリア
ゾール銀が挙げられる。このベンツトリアゾール
銀は置換されていても非置換であつてもよい。置
換ベンツトリアゾール銀の代表的な例としては、
例えば、アルキル置換ベンツトリアゾール銀(好
ましくはC22以下のアルキル基、さらに好ましく
はC4以下のアルキル基で置換されたもの、例え
ばメチルベンツトリアゾール銀、エチルベンツト
リアゾール銀、n−オクチルベンツトリアゾール
銀等)、アルキルアミドベンツトリアゾール銀
(好ましくはC22以下のアルキルアミド基で置換さ
れたもの、例えば、アセトアミドベンツトリアゾ
ール銀、プロピオンアミドベンツトリアゾール
銀、iso−ブチルアミドベンツトリアゾール銀、
ラウリルアミドベンツトリアゾール銀等)、アル
キルスルフアモイルベンツトリアゾール銀(好ま
しくはC22以下のアルキルスルフアモイル基で置
換されたもの、例えば、4−(N,N−ジエチル
スルフアモイル)ベンツトリアゾール銀、4−
(N−プロピルスルフアモイル)ベンツトリアゾ
ール銀、4−(N−オクチルスルフアモイル)ベ
ンツトリアゾール銀、4−(N−デシルスルフア
モイル)ベンツトリアゾール銀、5−(N−オク
チルスルフアモイル)ベンツトリアゾール銀等)、
ハロゲン置換ベンツトリアゾール類の銀塩(例え
ば5−クロルベンツトリアゾール銀、5−ブロム
ベンツトリアゾール銀等)、アルコキシベンツト
リアゾール銀(好ましくはC22以下のアルコキシ
基、さらに好ましくはC4以下のアルコキシ基で
置換されたもの、例えば5−メトキシベンツトリ
アゾール銀、5−エトキシベンツトリアゾール銀
等)、5−ニトロベンツトリアゾール銀、5−ア
ミノベンツトリアゾール銀、4−ヒドロキシベン
ツトリアゾール銀、5−カルボキシベンツトリア
ゾール銀、4−スルホベンツトリアゾール銀、5
−スルホベンツトリアゾール銀等が挙げられる。 その他のイミノ基を有する銀塩としては、例え
ば、イミダゾール銀、ベンズイミダゾール銀、6
−ニトロベンズイミダゾール銀、ピラゾール銀、
ウラゾール銀、1,2,4−トリアゾール銀、
1H−テトラゾール銀、3−アミノ−5−ベンジ
ルチオ−1,2,4−トリアゾール銀、サツカリ
ン銀、フタラジノン銀、フタルイミド銀など、そ
の他メルカプト化合物の銀塩、例えば2−メルカ
プトベンゾオキサゾール銀、メルカプトオキサジ
アゾール銀、2−メルカプトベンゾチアゾール
銀、2−メルカプトベンズイミダゾール銀、3−
メルカプト−4−フエニル−1,2,4−トリア
ゾール銀、4−ヒドロキシ−6−メチル−1,
3,3a,7−テトラザインデン銀および5−メ
チル−7−ヒドロキシ−1,2,3,4,6−ペ
ンタザインデン銀などが挙げられる。 その他特開昭52−31728号に記載されている様
な安定度定数4.5−10.0の銀錯化合物、米国特許
第4168980号明細書に記載されている様なイミダ
ゾリンチオンの銀塩等が用いられる。 以上の有機銀塩のうちでもイミノ基の銀塩が好
ましく、特にベンゾトリアゾール誘導体の銀塩、
より好ましくは5−メチルベンゾトリアゾールお
よびその誘導体、スルホベンゾトリアゾールおよ
びその誘導体、N−アルキルスルフアモイルベン
ゾトリアゾールおよびその誘導体が好ましい。 本発明に用いられる有機銀塩は、単独でも或い
は2種以上併用して用いてもよい。また、適当な
バインダー中で銀塩を調製し、単離せずにそのま
ま使用に供してもよいし、単離したものを適当な
手段によりバインダー中に分散して使用に供して
もよい。分散の方法としては、ボールミル、サン
ドミル、コロイドミル、振動ミル等を挙げること
ができるが、これに制限されることはない。 また、有機銀塩の調製法は、一般的には水また
は有機溶媒に硝酸銀および原料有機化合物を溶解
して混合する方法であるが、必要に応じてバイン
ダーを添加したり、水酸化ナトリウムなどのアル
カリを添加して有機化合物の溶解を促進したり、
またアンモニア性硝酸銀溶液を用いたりすること
も有効である。 該有機銀塩の使用量は、通常感光性ハロゲン化
銀1モル当り0.01モル〜500モルが好ましく、よ
り好ましくは0.1〜100モルである。さらに好まし
くは0.3〜30モルである。 本発明の熱現像感光材料に用いられる還元剤
は、熱現像感光材料の分野で通常用いられるもの
を用いることができる。 本発明の熱現像感光材料において用いられてい
る色素供与物質が例えば、特開昭57−186744号、
同58−79247号、同58−149046号、同58−149047
号、同59−124339号、同59−181345号、同60−
2950号等に開示されている様な還元剤の酸化体と
カツプリングする事によつて、拡散性の色素を放
出あるいは、形成する色素供与物質である場合
は、本発明に用いらる還元剤としては、例えば米
国特許第3531286号、同第3761270号、同第
3764328号各明細書、またRD No.12146号、同No.
15108、同No.15127および特開昭56−27132号公報
に記載のp−フエニレンジアミン系およびp−ア
ミノフエノール系現像主薬、フオスフオロアミド
フエノール系、スルホンアミドフエノール系現像
主薬、スルホンアミドアニリン系現像主薬、また
ヒドラゾン系発色現像主薬等を用いる事ができ
る。また、米国特許第3342599号、同第3719492
号、特開昭53−135628号、同57−79035号等に記
載されている発色現像主薬プレカーサー等も有利
に用いることができる。 特に好ましい還元剤として、特開昭56−146133
号に記載されている下記一般式(1)で表わされる還
元剤が挙げられる。
(19)においてDyeで表わされる拡散性色素の残
基についてさらに詳述する。拡散性色素の残基と
しては、色素の拡散性の為に分子量が800以下、
より好ましくは600以下であることが好ましく、
アゾ色素、アゾメチン色素、アントラキノン色
素、ナフトキノン色素、スチリル色素、ニトロ色
素、キノリン色素、カルボニル色素、フタロシア
ニン色素等の残基が挙げられる。これらの色素残
基は、熱現像時或いは転写時に複色可能な一時短
波化された形でもよい。また、これらの色素残基
は画像の耐光性を上げる目的で、例えば特開昭59
−48765号、同59−124337号に記載されているキ
レート可能な色素残基も好ましい一形態である。 これらの色素供与物質は単独で用いてもよい
し、2つ以上用いてもよい。その使用量は限定的
でなく、色素供与物質の種類、単用かまたは2種
以上の併用使用か、或いは本発明の感光材料の写
真構成層が単層かまたは2種以上の重層か等に応
じて決定すればよいが、例えばその使用量は1m2
当たり0.005g〜50g、好ましくは0.1g〜10g用
いることができる。 本発明に用いる色素供与物質を熱現像感光材料
の写真構成層に含有せしめる方法は任意であり、
例えば低沸点溶媒(メタノール、エタノール、酢
酸エチル等)または高沸点溶媒(ジブチルフタレ
ート、ジオクチルフタレート、トリクレジルホス
フエート等)に溶解した後、超音波分散するか、
あるいはアルカリ水溶液(例えば、水酸化ナトリ
ウム10%水溶液等)に溶解した後、鉱酸(例え
ば、塩酸または硝酸等)にて中和して用いるか、
あるいは適当なポリマーの水溶液(例えば、ゼラ
チン、ポリビニルブチラール、ポリビニルピロリ
ドン等)と共にボールミルを用いて分散させた
後、使用することができる。 本発明に用いられる感光性ハロゲン化銀として
は、塩化銀、臭化銀、沃化銀、塩臭化銀、塩沃化
銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀等があげられる。該感
光性ハロゲン化銀は、写真技術分野のシングルジ
エツト法やダブルジエツト法等の任意の方法で調
製することができる。例えば、特開昭54−48521
号公報に記載されている方法を適用して、pAgを
一定に保ちながらダブルジエツト法により単分散
性ハロゲン化銀粒子を得ることができる。その
際、添加速度の時間関数、PH、pAg、温度等を適
宜に選択することにより、高度の単分散性ハロゲ
ン化銀乳剤を得ることができる。さらに好ましい
実施態様によれば、シエルを持つハロゲン化銀粒
子を有するハロゲン化銀乳剤を用いることができ
る。シエルを持つハロゲン化銀粒子は前記に記載
された方法を用いて単分散性の良いハロゲン化銀
粒子をコアとして、これにシエルを順次成長させ
てゆくことにより得ることができる。 本発明でいう単分散性ハロゲン化銀乳剤とは、
該乳剤中に含まれるハロゲン化銀粒子サイズのバ
ラツキが平均粒子サイズに対して下記に示すよう
なある割合以下の粒度分布を有するものをいう。
感光性ハロゲン化銀粒子の粒子形態が揃いかつ粒
子サイズのバラツキが小さい粒子群からなる乳剤
(以下、単分散乳剤という)の粒度分布は殆ど正
規分布をなす為、標準偏差が容易に求められ、関
係式 標準偏差/平均粒度×100=分布の広さ(%) によつて分布の広さを定義した時、本発明に用い
られるハロゲン化銀粒子の分布の広さは15%以下
であことが好ましく、より好ましくは10%以下の
単分散性をもつたものである。 また、例えば特開昭58−111933号、同58−
111934号、同58−108526号、リサーチ・デイスク
ロージヤー22534号等に記載されているような、
2つの平行する結晶面を有し、かつ、これらの結
晶面は各々この粒子の他の単結晶よりも面積が大
きい粒子であつて、そのアスペクト比すなわち、
粒子の直径対厚みの比が5:1以上の平板状ハロ
ゲン化銀粒子から成るハロゲン化銀乳剤を用いる
こともできる。 さらに、本発明には表面が予めカブラされてい
ない内部潜像型ハロゲン化銀粒子を含有するハロ
ゲン化銀乳剤を用いることができる。表面が予め
カブラされていない内部潜像型ハロゲン化銀につ
いては、例えば米国特許第2592250号、同3206313
号、同3317322号、同3511662号、同3447927号、
同3761266号、同3703584号、同3736140号等に記
載されている如く、ハロゲン化銀粒子の表面の感
度よりも粒子内部の感度の方が高いハロゲン化銀
である。これらの内部潜像型ハロゲン化銀を含有
するハロゲン化銀乳剤の製法は、上記特許に記載
されている如く、例えば最初AgCl粒子を作成し
次いで臭化物又はこれに少量の沃化物を加えたも
のを添加してハライド交換を行なわせる方法、又
は化学増感されたハロゲン化銀の中心核を化学増
感されていないハロゲン化銀で被覆する方法、又
は化学増感した粗粒子乳剤と化学増感したあるい
は化学増感しない微粒子乳剤を混合し、粗粒子乳
剤上に微粒子乳剤を沈着させる方法等多くの方法
が知られている。また、米国特許第3271157号、
同第3447927号および同第3531291号に記載されて
いる多価金属イオンを内蔵しているハロゲン化銀
粒子を有するハロゲン化銀乳剤、または米国特許
第3761276号に記載されているドープ剤を含有す
るハロゲン化銀粒子の粒子表面を弱く化学増感し
たハロゲン化銀乳剤、または特開昭50−8524号お
よび同50−38525号等に記載されている積層構造
を有する粒子からなるハロゲン化銀乳剤、その他
特開昭52−156614号および特開昭55−127549号に
記載されているハロゲン化銀乳剤などである。 該感光性ハロゲン化銀乳剤は、写真技術分野の
任意の方法で化学的に増感しても良い。かかる増
感法としては、金増感、イオウ増感、金−イオウ
増感、還元増感等各種の方法があげられる。 上記感光性乳剤中のハロゲン化銀は、粗粒子で
あつても微粒子であつても良いが、好ましい粒子
サイズは、その径が約0.001μm〜約1.5μmであり、
さらに好ましくは約0.01μm〜約0.5μmである。 上記のように調製された感光性ハロゲン化銀乳
剤を本発明の感光材料の構成層である熱現像性感
光層に最も好ましく適用することができる。 本発明において、他の感光性ハロゲン化銀の調
製法として、感光性銀塩形成成分を後述する有機
銀塩と共存させ、有機銀塩の一部に感光性ハロゲ
ン化銀を形成させることもできる。この調製法に
用いられる感光性銀塩形成成分としては、無機ハ
ロゲン化物、例えば、MXnで表わされるハロゲ
ン化物(ここで、MはH原子、NH4基または金
属原子を表わし、XはCl、BrまたはIを表わし、
nはMがH原子、NH4基の時は1、Mが金属原
子の時はその原子価を示す。金属原子としては、
リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、
セシウム、銅、金、ベリリウム、マグネシウム、
カルシウム、ストロンチウム、バリウム、亜鉛、
カドミウム、水銀、アルミニウム、インジウム、
ランタン、ルテニウム、タリウム、ゲルマニウ
ム、錫、鉛、アンチモン、ビスマス、クロム、モ
リブデン、タングステン、マンガン、レニウム、
鉄、コバルト、ニツケル、ロジウム、パラジウ
ム、スミウム、イリジウム、白金、セリウム等が
あげられる。)、含ハロゲン金属錯体(例えば、
K2PtCl6,K2PtBr6,HAuCl4,(NH4)2IrCl6,
(NH4)3IrCl6,(NH4)2RuCl6,(NH4)3RuCl6,
(NH4)2RhCl6,(NH4)3RhBr6等)、オニウムハ
ライド(例えば、テトラメチルアンモニウムブロ
マイド、トリメチルフエニルアンモニウムブロマ
イド、セチルエチルジメチルアンモニウムブロマ
イド、3−メチルチアゾリウムブロマイド、トリ
メチルベンジルアンモニウムブロマイドのような
4級アンモニウムハライド、テトラエチルフオス
フオニウムブロマイドのような4級フオスフオニ
ウムハライド、ベンジルエチルメチルスルホニウ
ムブロマイド、1−エチルチアゾリウムブロマイ
ドのような3級スルホニウムハライド等)、ハロ
ゲン化炭化水素(例えば、ヨードホルム、ブロモ
ホルム、四臭化炭素、2−ブロモ−2−メチルプ
ロパン等)、N−ハロゲン化合物(N−クロロコ
ハク酸イミド、N−ブロモコハク酸イミド、N−
ブロモフタル酸イミド、N−ブロモアセトアミ
ド、N−ヨードコハク酸イミド、N−ブロモフタ
ラジノン、N−クロロフタラジノン、N−ブロモ
アセトアニリド、N,N−ジブロモベンゼンスル
ホンアミド、N−ブロモ−N−メチルベンゼンス
ルホンアミド、1,3−ジブロモ−4,4−ジメ
チルヒダントイン等)、その他の含ハロゲン化合
物(例えば塩化トリフエニルメチル、臭化トリフ
エニルメチル、2−ブロモ酪酸、2−ブロモエタ
ノール等)などをあげることができる。 これら感光性ハロゲン化銀および感光性銀塩形
成成分は、種々の方法において組合せて使用で
き、使用量は、一層当り支持体1m2に対して、
0.001g〜50gであることが好ましく、より好ま
しくは、0.1g〜10gである。 本発明の熱現像感光材料は、青色光、緑色光、
赤色光に感光性を有する各層、即ち熱現像青感光
性層、熱現像緑感光性層、熱現像赤感光性層とし
て多層構成とすることもできる。また、同色感光
性層を2層以上(例えば、高感度層と低感度層)
に分割して設けることもできる。 上記の場合、各々用いられる青感光性ハロゲン
化銀乳剤、緑感光性ハロゲン化銀乳剤、赤感光性
ハロゲン化銀乳剤は、前記ハロゲン化銀乳剤に各
種の分光増感色素を加えることによつて得ること
ができる。 本発明に用いられる代表的な分光増感色素とし
ては、例えばシアニン、メロシアニン、コンプレ
ツクス(3核又は4核の)シアニン、ホロポーラ
ーシアニン、スチリル、ヘミシアニン、オキソノ
ール等があげられる。シアニン類の色素のうちで
チアゾリン、オキサゾリン、ピロリン、ピリジ
ン、オキサゾール、チアゾール、セレナゾール、
イミダゾールの様な塩基性核を有するものが、よ
り好ましい。この様な核にはアルキル基、アルキ
レン基、ヒドロキシアルキル基、スルホアルキル
基、カルボキシアルキル基、アミノアルキル基ま
たは縮合炭素環式または複素環色環を作る事の出
来るエナミン基を有していてもよい。また対称形
でも非対称形でもよく、またメチン鎖、ポリメチ
ン鎖にアルキル基、フエニル基、エナミン基、ヘ
テロ環置換基を有していてもよい。 メロシアニン色素は上記塩基性核の他に、例え
ばチオヒダントイン核、ローダニン核、オキサゾ
リジオン核、チアゾリジンジオン核、バルビツー
ル酸核、チアゾリンチオン核、マロノニトリル
核、ピラゾロン核の様な酸性核を有していてもよ
い。これらの酸性核は更にアルキル基、アルキレ
ン基、フエニル基、カルボキシアルキル基、スル
ホアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキ
シアルキル基、アルキルアミン基又はヘテロ環式
核で置換されていてもよい。又必要ならばこれら
の色素を組合わせて使用してもよい。更にアスコ
ルビン酸誘導体、アザインデンカドミウム塩、有
機スルホン酸等、例えば米国特許第2933390号、
同第2937089号の明細書等に記載されている様な
可視光を吸収しない超増感性添加剤を併用するこ
とができる。 これら増感色素の添加量は感光性ハロゲン化銀
またはハロゲン化銀形成成分1モル当り1×10-4
モル〜1モルである。更に好ましくは、1×10-4
モル〜1×10-1モルである。 本発明の熱現像感光材料においては、必要に応
じて感度の上昇や現像性の向上を目的として各種
の有機銀塩を用いることができる。 本発明の熱現像感光材料に用いられる有機銀塩
としては、特公昭43−4921号、特開昭49−52626
号、同52−141222号、同53−36224号および同53
−37610号等の各公報ならびに米国特許第3330633
号、同第3794496号、同第4105451号等の各明細書
中に記載されているような長鎖の脂肪族カルボン
酸の銀塩やヘテロ環を有するカルボン酸の銀塩、
例えばラウリン酸銀、ミリスチン酸銀、パルミチ
ン酸銀、ステアリン酸銀、アラキドン酸銀、ベヘ
ン酸銀、α−(1−フエニルテトラゾールチオ)
酢酸銀など、芳香族カルボン酸銀、例えば安息香
酸銀、フタル酸銀など、特公昭44−26582号、同
45−12700号、同45−18416号、同45−22185号、
特開昭52−137321号、特開昭58−118638号、同58
−118639号、米国特許第4123274号等の各公報に
記載されているイミノ基の銀塩がある。 イミノ基の銀塩としては、例えばベンツトリア
ゾール銀が挙げられる。このベンツトリアゾール
銀は置換されていても非置換であつてもよい。置
換ベンツトリアゾール銀の代表的な例としては、
例えば、アルキル置換ベンツトリアゾール銀(好
ましくはC22以下のアルキル基、さらに好ましく
はC4以下のアルキル基で置換されたもの、例え
ばメチルベンツトリアゾール銀、エチルベンツト
リアゾール銀、n−オクチルベンツトリアゾール
銀等)、アルキルアミドベンツトリアゾール銀
(好ましくはC22以下のアルキルアミド基で置換さ
れたもの、例えば、アセトアミドベンツトリアゾ
ール銀、プロピオンアミドベンツトリアゾール
銀、iso−ブチルアミドベンツトリアゾール銀、
ラウリルアミドベンツトリアゾール銀等)、アル
キルスルフアモイルベンツトリアゾール銀(好ま
しくはC22以下のアルキルスルフアモイル基で置
換されたもの、例えば、4−(N,N−ジエチル
スルフアモイル)ベンツトリアゾール銀、4−
(N−プロピルスルフアモイル)ベンツトリアゾ
ール銀、4−(N−オクチルスルフアモイル)ベ
ンツトリアゾール銀、4−(N−デシルスルフア
モイル)ベンツトリアゾール銀、5−(N−オク
チルスルフアモイル)ベンツトリアゾール銀等)、
ハロゲン置換ベンツトリアゾール類の銀塩(例え
ば5−クロルベンツトリアゾール銀、5−ブロム
ベンツトリアゾール銀等)、アルコキシベンツト
リアゾール銀(好ましくはC22以下のアルコキシ
基、さらに好ましくはC4以下のアルコキシ基で
置換されたもの、例えば5−メトキシベンツトリ
アゾール銀、5−エトキシベンツトリアゾール銀
等)、5−ニトロベンツトリアゾール銀、5−ア
ミノベンツトリアゾール銀、4−ヒドロキシベン
ツトリアゾール銀、5−カルボキシベンツトリア
ゾール銀、4−スルホベンツトリアゾール銀、5
−スルホベンツトリアゾール銀等が挙げられる。 その他のイミノ基を有する銀塩としては、例え
ば、イミダゾール銀、ベンズイミダゾール銀、6
−ニトロベンズイミダゾール銀、ピラゾール銀、
ウラゾール銀、1,2,4−トリアゾール銀、
1H−テトラゾール銀、3−アミノ−5−ベンジ
ルチオ−1,2,4−トリアゾール銀、サツカリ
ン銀、フタラジノン銀、フタルイミド銀など、そ
の他メルカプト化合物の銀塩、例えば2−メルカ
プトベンゾオキサゾール銀、メルカプトオキサジ
アゾール銀、2−メルカプトベンゾチアゾール
銀、2−メルカプトベンズイミダゾール銀、3−
メルカプト−4−フエニル−1,2,4−トリア
ゾール銀、4−ヒドロキシ−6−メチル−1,
3,3a,7−テトラザインデン銀および5−メ
チル−7−ヒドロキシ−1,2,3,4,6−ペ
ンタザインデン銀などが挙げられる。 その他特開昭52−31728号に記載されている様
な安定度定数4.5−10.0の銀錯化合物、米国特許
第4168980号明細書に記載されている様なイミダ
ゾリンチオンの銀塩等が用いられる。 以上の有機銀塩のうちでもイミノ基の銀塩が好
ましく、特にベンゾトリアゾール誘導体の銀塩、
より好ましくは5−メチルベンゾトリアゾールお
よびその誘導体、スルホベンゾトリアゾールおよ
びその誘導体、N−アルキルスルフアモイルベン
ゾトリアゾールおよびその誘導体が好ましい。 本発明に用いられる有機銀塩は、単独でも或い
は2種以上併用して用いてもよい。また、適当な
バインダー中で銀塩を調製し、単離せずにそのま
ま使用に供してもよいし、単離したものを適当な
手段によりバインダー中に分散して使用に供して
もよい。分散の方法としては、ボールミル、サン
ドミル、コロイドミル、振動ミル等を挙げること
ができるが、これに制限されることはない。 また、有機銀塩の調製法は、一般的には水また
は有機溶媒に硝酸銀および原料有機化合物を溶解
して混合する方法であるが、必要に応じてバイン
ダーを添加したり、水酸化ナトリウムなどのアル
カリを添加して有機化合物の溶解を促進したり、
またアンモニア性硝酸銀溶液を用いたりすること
も有効である。 該有機銀塩の使用量は、通常感光性ハロゲン化
銀1モル当り0.01モル〜500モルが好ましく、よ
り好ましくは0.1〜100モルである。さらに好まし
くは0.3〜30モルである。 本発明の熱現像感光材料に用いられる還元剤
は、熱現像感光材料の分野で通常用いられるもの
を用いることができる。 本発明の熱現像感光材料において用いられてい
る色素供与物質が例えば、特開昭57−186744号、
同58−79247号、同58−149046号、同58−149047
号、同59−124339号、同59−181345号、同60−
2950号等に開示されている様な還元剤の酸化体と
カツプリングする事によつて、拡散性の色素を放
出あるいは、形成する色素供与物質である場合
は、本発明に用いらる還元剤としては、例えば米
国特許第3531286号、同第3761270号、同第
3764328号各明細書、またRD No.12146号、同No.
15108、同No.15127および特開昭56−27132号公報
に記載のp−フエニレンジアミン系およびp−ア
ミノフエノール系現像主薬、フオスフオロアミド
フエノール系、スルホンアミドフエノール系現像
主薬、スルホンアミドアニリン系現像主薬、また
ヒドラゾン系発色現像主薬等を用いる事ができ
る。また、米国特許第3342599号、同第3719492
号、特開昭53−135628号、同57−79035号等に記
載されている発色現像主薬プレカーサー等も有利
に用いることができる。 特に好ましい還元剤として、特開昭56−146133
号に記載されている下記一般式(1)で表わされる還
元剤が挙げられる。
【化】
式中、R1およびR2は水素原子、または置換基
を有してもよい炭素原子数1〜30(好ましくは1
〜4)のアルキル基を表わし、R1とR2とは閉環
して複素環を形成してもよい。R3,R4,R5およ
びR6は水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、
アミノ基、アルコキシ基、アシルアミド基、スル
ホンアミド基、アルキルスルホンアミド基または
置換基を有してもよい炭素原子数1〜30(好まし
くは1〜4)のアルキル基を表わし、R3とR1お
よびR5とR2はそれぞれ閉環して複素環を形成し
てもよい。Mはアルカリ金属原子、アンモニウム
基、含窒素有機塩基または第4級窒素原子を含む
化合物を表わす。 上記一般式(1)における含窒素有機塩基とは無機
塩と塩を生成し得る塩基性を示す窒素原子を含む
有機化合物であり、特に重要な有機塩基としては
アミン化合物が挙げられる。そして鎖状のアミン
化合物としては第1級アミン、第2級アミン、第
3級アミンなどが、また環状のアミン化合物とし
ては典型的なヘテロ環式有機塩基の例として著名
なピリジン、キノリン、ピペリジン、イミダゾー
ル等が挙げられる。この他ヒドロキシルアミン、
ヒドラジン、アミジンなどの化合物も鎖状のアミ
ンとして有用である。また含窒素有機塩基の塩と
しては上記のような有機塩基の無機酸塩(例えば
塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩等)が好ましく用いられ
る。 一方、上記一般式における第4級窒素を含む化
合物としては、4価の共有結合を有する窒素化合
物の塩または水酸化合物が挙げられる。 次に、前記一般式(1)で示される還元剤の好まし
い具体例を以下に示す。
を有してもよい炭素原子数1〜30(好ましくは1
〜4)のアルキル基を表わし、R1とR2とは閉環
して複素環を形成してもよい。R3,R4,R5およ
びR6は水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、
アミノ基、アルコキシ基、アシルアミド基、スル
ホンアミド基、アルキルスルホンアミド基または
置換基を有してもよい炭素原子数1〜30(好まし
くは1〜4)のアルキル基を表わし、R3とR1お
よびR5とR2はそれぞれ閉環して複素環を形成し
てもよい。Mはアルカリ金属原子、アンモニウム
基、含窒素有機塩基または第4級窒素原子を含む
化合物を表わす。 上記一般式(1)における含窒素有機塩基とは無機
塩と塩を生成し得る塩基性を示す窒素原子を含む
有機化合物であり、特に重要な有機塩基としては
アミン化合物が挙げられる。そして鎖状のアミン
化合物としては第1級アミン、第2級アミン、第
3級アミンなどが、また環状のアミン化合物とし
ては典型的なヘテロ環式有機塩基の例として著名
なピリジン、キノリン、ピペリジン、イミダゾー
ル等が挙げられる。この他ヒドロキシルアミン、
ヒドラジン、アミジンなどの化合物も鎖状のアミ
ンとして有用である。また含窒素有機塩基の塩と
しては上記のような有機塩基の無機酸塩(例えば
塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩等)が好ましく用いられ
る。 一方、上記一般式における第4級窒素を含む化
合物としては、4価の共有結合を有する窒素化合
物の塩または水酸化合物が挙げられる。 次に、前記一般式(1)で示される還元剤の好まし
い具体例を以下に示す。
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
【化】
上記一般式(1)で表わされる還元剤は、公知の方
法、例えばホイベン・ベイル,メソツデン・デ
ル・オーガニツシエン・ヘミー,バンドXI/2
(Houben−Weyl,Methoden der Organischen
Chemie,Band XI/2)645−703頁に記載され
ている方法に従つて合成できる。 さらに前記還元剤を2種以上同時に用いてもま
た、以下に述べる黒白現像主薬を現像性をあげる
等の目的で併用する事も可能である。 また、本発明において用いられる色素供与物質
が、特開昭57−179840号、同58−58543号、同59
−152440号、同59−154445号等に示されるような
酸化により色素を放出する化合物、酸化されるこ
とにより色素放出能力を失う化合物、還元される
ことにより色素を放出する化合物等の場合(ある
いは単純に銀画像のみを得る場合)には、以下に
述べるような現像主薬を用いることもできる。 例えば、フエノール類(例えばp−フエニルフ
エノール、p−メトキシフエノール、2,6−ジ
−tert−ブチル−p−クレゾール、N−メチル−
p−アミノフエノール等)、スルホンアミドフエ
ノール類[例えば4−ベンゼンスルホンアミドフ
エノール、2−ベンゼンスルホンアミドフエノー
ル、2,6−ジクロロ−4−ベンゼンスルホンア
ミドフエノール、2,6−ジブロモ−4−(p−
トルエンスルホンアミド)フエノール等]、また
はポリヒドロキシベンゼン類(例えばハイドロキ
ノン、tert−ブチルハイドロキノン、2,6−ジ
メチルハイドロキノン、クロロハイドロキノン、
カルボキシハイドロキノン、カテコール、3−カ
ルボキシカテコール等)、ナフトール類(例えば
α−ナフトール、β−ナフトール、4−アミノナ
フトール、4−メトキシナフトール等)、ヒドロ
キシビナフチル類およびメチレンビスナフトール
類[例えば1,1′−ジヒドロキシ−2,2′−ビナ
フチル、6,6′−ジブロモ−2,2′−ジヒドロキ
シ−1,1′−ビナフチル、6,6−ジニトロ−
2,2′−ジヒドロキシ−1,1′−ビナフチル、
4,4′−ジメトキシ−1,1′−ジヒドロキシ−
2,2′−ビナフチル、ビス(2−ヒドロキシ−1
−ナフチル)メタン等]、メチレンビスフエノー
ル類[例えば1,1−ビス(2−ヒドロキシ−
3,5−ジメチルフエニル)−3,5,5−トリ
メチルヘキサン、1,1−ビス(2−ヒドロキシ
−3−tert−ブチル−5−メチルフエニル)メタ
ン、1,1−ビス(2−ヒドロキシ−3,5−ジ
−tert−ブチルフエニル)メタン、2,6−メチ
レンビス(2−ヒドロキシ−3−tert−ブチル−
5−メチルフエニル)−4−メチルフエノール、
α−フエニル−α,α−ビス(2−ヒドロキシ−
3−tert−ブチル−5−メチルフエニル)メタ
ン、1,1−ビス(2−ヒドロキシ−3,5−ジ
メチルフエニル)−2−メチルプロパン、1,1,
5,5−テトラキス(2−ヒドロキシ−3,5−
ジメチルフエニル)−2,4−エチルペンタン、
2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチ
ルフエニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒド
ロキシ−3−メチル−5−tert−ブチルフエニ
ル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−
3,5−ジ−tert−ブチルフエニル)プロパン
等]、アスコルビン酸類、3−ピラゾリドン類、
ピラゾロン類、ヒドラゾン類およびパラフエニレ
ンジアミン類が挙げられる。 これら前記の現像主薬も又単独、或いは2種以
上組合せて用いることができる。 本発明の熱現像感光材料に用いられる前記の還
元剤の使用量は、使用される感光性ハロゲン化銀
の種類、有機酸銀塩の種類およびその他の添加剤
の種類などに依存するが、通常は感光性ハロゲン
化銀1モルに対して0.01〜1500モルの範囲であ
り、好ましくは0.1〜200モルである。 本発明の熱現像感光材料に用いられるバインダ
ーとしては、ポリビニルブチラール、ポリ酢酸ビ
ニル、エチルセルロース、ポリメチルメタクリレ
ート、セルロースアセテートブチレート、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ゼラチ
ンおよびフタル化ゼラチン等の合成或いは天然の
高分子物質を1又は2以上組合せて用いることが
できる。特に、ゼラチンまたはその誘導体とポリ
ビニルピロリドン、ポリビニルアルコール等の親
水性ポリマーとを併用することは好ましく、より
好ましくは特開昭59−229556号に記載の以下の如
きバインダーである。 このバインダーは、ゼラチン及びビニルピロリ
ドン重合体を含むものである。ビニルピロリドン
重合体はビニルピロリドンの単一重合体であるポ
リビニルピロリドンであつてもよいし、ビニルピ
ロリドンと共重合可能な他のモノマーの1又は2
以上との共重合体(グラフト共重合体を含む。)
であつてもよい。これらのポリマーはその重合度
に関係なく用いることができる。ポリビニルピロ
リドンは置換ポリビニルピロリドンであつてもよ
く、好ましいポリビニルピロリドンは分子量1000
〜400000のものである。ビニルピロリドンと共重
合可能な他のモノマーとしては、アクリル酸、メ
タクリル酸及びそのアルキルエステルの如き(メ
タ)アクリル酸エステル類、ビニルアルコール
類、ビニルアセテート類、ビニルイミダゾール
類、(メタ)アクリルアミド類、ビニルカルビノ
ール類、ビニルアルキルエーテル類等のビニル系
モノマー等が挙げられるが、組成比の少なくとも
20%(重量%、以下同じ)はポリビニルピロリド
ンであることが好ましい。かかる共重合体の好ま
しい例はその分子量が5000〜400000のものであ
る。 ゼラチンは石灰処理によるものでも酸処理によ
るものでもよく、オセインゼラチン、ピツグスキ
ンゼラチン、ハイドゼラチン又はこれらをエステ
ル化、フエニルカルバモイル化等とした変性ゼラ
チンであつてもよい。 上記バインダーにおいて、全バインダー量に対
しゼラチンが10〜90%であることが好ましく、よ
り好ましくは20〜60%であり、ビニルピロリドン
が5〜90%であることが好ましく、より好ましく
は10〜80%である。 上記バインダーは、他の高分子物質を含有して
もよく、ゼラチン及び分子量1000〜400000のポリ
ビニルピロリドンと他の1又は2以上の高分子物
質との混合物、ゼラチン及び分子量5000〜400000
のビニルピロリドン共重合体と他の1又は2以上
の高分子物質との混合物が好ましい。用いられる
他の高分子物質としては、ポリビニルアルコー
ル、ポリアクリルアミド、ポリメタクリルアミ
ド、ポリビニルブチラール、ポリエチレングリコ
ール、ポリエチレングリコールエステルや、或い
はセルロース誘導体等のタンパク質や、デンプ
ン、アラビアゴム等の多糖類のような天然物質が
挙げられる。これらは0〜85%、好ましくは0〜
70%含有されてもよい。 なお、上記ビニルピロリドン重合体は架橋ポリ
マーであつてもよいが、この場合、支持体上に塗
布した後に架橋させること(自然放置による架橋
反応の進行の場合を含む)が好ましい。 バインダーの使用量は、通常支持体1m2当たり
1層について0.05g〜50gであり、好ましくは
0.1g〜10gである。 また、バインダーは、色素供与物質1gに対し
て0.1〜10g用いることが好ましく、より好まし
くは0.25〜4gである。 本発明の熱現像感光材料に用いられる支持体と
しては、例えばポリエチレンフイルム、セルロー
スアセテートフイルムおよびポリエチレンテレフ
タレートフイルム、ポリ塩化ビニル等の合成プラ
スチツクフイルム、写真用原紙、印刷用紙、バラ
イタ紙およびレジンコート紙等の紙支持体、さら
に、これらの支持体の上に電子線硬化性樹脂組成
物を塗布、硬化させた支持体等が挙げられる。 本発明の熱現像感光材料、さらに該感光材料が
転写型で受像部材を用いる場合、熱現像感光材料
および受像部材の少なくともどちらか一方には、
各種の熱溶剤が添加されることが好ましい。本発
明に用いられる熱溶剤とは、熱現像および熱転写
の少なくともどちらか一方を促進する化合物であ
る。これらの化合物については、例えば米国特許
第3347675号、同第3667959号、リサーチ・デイス
クロージヤーNo.17643()、特開昭59−229556、
特願昭59−47787等に記載されているような極性
を有する有機化合物が挙げられ、本発明に特に有
用なものとしては、例えば尿素誘導体(例えば、
ジメチルウレア、ジエチルウレア、フエニルウレ
ア等)、アミド誘導体(例えば、アセトアミド、
ベンズアミド等)、多価アルコール類(例えば、
1,5−ペンタンジオール、1,6−ペンタンジ
オール、1,2−シクロヘキサンジオール、ペン
タエリスリトール、トリメチロールエタン等)、
又はポリエチレングリコール類が挙げられる。 上記熱溶剤において、以下に述べる水不溶性固
体熱溶剤がさらに好ましく用いられる。 水不溶性固体熱溶剤とは、常温では固体である
が、高温(60℃以上、好ましくは100℃以上、特
に好ましくは130℃以上250℃以下)では液状にな
る化合物であり、無機性/有機性の比(“有機概
念図”甲田善生、三共出版(株)、1984)が0.5〜
3.0、好ましくは0.7〜2.5、特に好ましくは1.0〜
2.0の範囲にある化合物であり、常温における水
への溶解度が1より小さい化合物を言う。 以下に水不溶性固体熱溶剤の具体例を示すが、
これらに限定されない。
法、例えばホイベン・ベイル,メソツデン・デ
ル・オーガニツシエン・ヘミー,バンドXI/2
(Houben−Weyl,Methoden der Organischen
Chemie,Band XI/2)645−703頁に記載され
ている方法に従つて合成できる。 さらに前記還元剤を2種以上同時に用いてもま
た、以下に述べる黒白現像主薬を現像性をあげる
等の目的で併用する事も可能である。 また、本発明において用いられる色素供与物質
が、特開昭57−179840号、同58−58543号、同59
−152440号、同59−154445号等に示されるような
酸化により色素を放出する化合物、酸化されるこ
とにより色素放出能力を失う化合物、還元される
ことにより色素を放出する化合物等の場合(ある
いは単純に銀画像のみを得る場合)には、以下に
述べるような現像主薬を用いることもできる。 例えば、フエノール類(例えばp−フエニルフ
エノール、p−メトキシフエノール、2,6−ジ
−tert−ブチル−p−クレゾール、N−メチル−
p−アミノフエノール等)、スルホンアミドフエ
ノール類[例えば4−ベンゼンスルホンアミドフ
エノール、2−ベンゼンスルホンアミドフエノー
ル、2,6−ジクロロ−4−ベンゼンスルホンア
ミドフエノール、2,6−ジブロモ−4−(p−
トルエンスルホンアミド)フエノール等]、また
はポリヒドロキシベンゼン類(例えばハイドロキ
ノン、tert−ブチルハイドロキノン、2,6−ジ
メチルハイドロキノン、クロロハイドロキノン、
カルボキシハイドロキノン、カテコール、3−カ
ルボキシカテコール等)、ナフトール類(例えば
α−ナフトール、β−ナフトール、4−アミノナ
フトール、4−メトキシナフトール等)、ヒドロ
キシビナフチル類およびメチレンビスナフトール
類[例えば1,1′−ジヒドロキシ−2,2′−ビナ
フチル、6,6′−ジブロモ−2,2′−ジヒドロキ
シ−1,1′−ビナフチル、6,6−ジニトロ−
2,2′−ジヒドロキシ−1,1′−ビナフチル、
4,4′−ジメトキシ−1,1′−ジヒドロキシ−
2,2′−ビナフチル、ビス(2−ヒドロキシ−1
−ナフチル)メタン等]、メチレンビスフエノー
ル類[例えば1,1−ビス(2−ヒドロキシ−
3,5−ジメチルフエニル)−3,5,5−トリ
メチルヘキサン、1,1−ビス(2−ヒドロキシ
−3−tert−ブチル−5−メチルフエニル)メタ
ン、1,1−ビス(2−ヒドロキシ−3,5−ジ
−tert−ブチルフエニル)メタン、2,6−メチ
レンビス(2−ヒドロキシ−3−tert−ブチル−
5−メチルフエニル)−4−メチルフエノール、
α−フエニル−α,α−ビス(2−ヒドロキシ−
3−tert−ブチル−5−メチルフエニル)メタ
ン、1,1−ビス(2−ヒドロキシ−3,5−ジ
メチルフエニル)−2−メチルプロパン、1,1,
5,5−テトラキス(2−ヒドロキシ−3,5−
ジメチルフエニル)−2,4−エチルペンタン、
2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチ
ルフエニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒド
ロキシ−3−メチル−5−tert−ブチルフエニ
ル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−
3,5−ジ−tert−ブチルフエニル)プロパン
等]、アスコルビン酸類、3−ピラゾリドン類、
ピラゾロン類、ヒドラゾン類およびパラフエニレ
ンジアミン類が挙げられる。 これら前記の現像主薬も又単独、或いは2種以
上組合せて用いることができる。 本発明の熱現像感光材料に用いられる前記の還
元剤の使用量は、使用される感光性ハロゲン化銀
の種類、有機酸銀塩の種類およびその他の添加剤
の種類などに依存するが、通常は感光性ハロゲン
化銀1モルに対して0.01〜1500モルの範囲であ
り、好ましくは0.1〜200モルである。 本発明の熱現像感光材料に用いられるバインダ
ーとしては、ポリビニルブチラール、ポリ酢酸ビ
ニル、エチルセルロース、ポリメチルメタクリレ
ート、セルロースアセテートブチレート、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ゼラチ
ンおよびフタル化ゼラチン等の合成或いは天然の
高分子物質を1又は2以上組合せて用いることが
できる。特に、ゼラチンまたはその誘導体とポリ
ビニルピロリドン、ポリビニルアルコール等の親
水性ポリマーとを併用することは好ましく、より
好ましくは特開昭59−229556号に記載の以下の如
きバインダーである。 このバインダーは、ゼラチン及びビニルピロリ
ドン重合体を含むものである。ビニルピロリドン
重合体はビニルピロリドンの単一重合体であるポ
リビニルピロリドンであつてもよいし、ビニルピ
ロリドンと共重合可能な他のモノマーの1又は2
以上との共重合体(グラフト共重合体を含む。)
であつてもよい。これらのポリマーはその重合度
に関係なく用いることができる。ポリビニルピロ
リドンは置換ポリビニルピロリドンであつてもよ
く、好ましいポリビニルピロリドンは分子量1000
〜400000のものである。ビニルピロリドンと共重
合可能な他のモノマーとしては、アクリル酸、メ
タクリル酸及びそのアルキルエステルの如き(メ
タ)アクリル酸エステル類、ビニルアルコール
類、ビニルアセテート類、ビニルイミダゾール
類、(メタ)アクリルアミド類、ビニルカルビノ
ール類、ビニルアルキルエーテル類等のビニル系
モノマー等が挙げられるが、組成比の少なくとも
20%(重量%、以下同じ)はポリビニルピロリド
ンであることが好ましい。かかる共重合体の好ま
しい例はその分子量が5000〜400000のものであ
る。 ゼラチンは石灰処理によるものでも酸処理によ
るものでもよく、オセインゼラチン、ピツグスキ
ンゼラチン、ハイドゼラチン又はこれらをエステ
ル化、フエニルカルバモイル化等とした変性ゼラ
チンであつてもよい。 上記バインダーにおいて、全バインダー量に対
しゼラチンが10〜90%であることが好ましく、よ
り好ましくは20〜60%であり、ビニルピロリドン
が5〜90%であることが好ましく、より好ましく
は10〜80%である。 上記バインダーは、他の高分子物質を含有して
もよく、ゼラチン及び分子量1000〜400000のポリ
ビニルピロリドンと他の1又は2以上の高分子物
質との混合物、ゼラチン及び分子量5000〜400000
のビニルピロリドン共重合体と他の1又は2以上
の高分子物質との混合物が好ましい。用いられる
他の高分子物質としては、ポリビニルアルコー
ル、ポリアクリルアミド、ポリメタクリルアミ
ド、ポリビニルブチラール、ポリエチレングリコ
ール、ポリエチレングリコールエステルや、或い
はセルロース誘導体等のタンパク質や、デンプ
ン、アラビアゴム等の多糖類のような天然物質が
挙げられる。これらは0〜85%、好ましくは0〜
70%含有されてもよい。 なお、上記ビニルピロリドン重合体は架橋ポリ
マーであつてもよいが、この場合、支持体上に塗
布した後に架橋させること(自然放置による架橋
反応の進行の場合を含む)が好ましい。 バインダーの使用量は、通常支持体1m2当たり
1層について0.05g〜50gであり、好ましくは
0.1g〜10gである。 また、バインダーは、色素供与物質1gに対し
て0.1〜10g用いることが好ましく、より好まし
くは0.25〜4gである。 本発明の熱現像感光材料に用いられる支持体と
しては、例えばポリエチレンフイルム、セルロー
スアセテートフイルムおよびポリエチレンテレフ
タレートフイルム、ポリ塩化ビニル等の合成プラ
スチツクフイルム、写真用原紙、印刷用紙、バラ
イタ紙およびレジンコート紙等の紙支持体、さら
に、これらの支持体の上に電子線硬化性樹脂組成
物を塗布、硬化させた支持体等が挙げられる。 本発明の熱現像感光材料、さらに該感光材料が
転写型で受像部材を用いる場合、熱現像感光材料
および受像部材の少なくともどちらか一方には、
各種の熱溶剤が添加されることが好ましい。本発
明に用いられる熱溶剤とは、熱現像および熱転写
の少なくともどちらか一方を促進する化合物であ
る。これらの化合物については、例えば米国特許
第3347675号、同第3667959号、リサーチ・デイス
クロージヤーNo.17643()、特開昭59−229556、
特願昭59−47787等に記載されているような極性
を有する有機化合物が挙げられ、本発明に特に有
用なものとしては、例えば尿素誘導体(例えば、
ジメチルウレア、ジエチルウレア、フエニルウレ
ア等)、アミド誘導体(例えば、アセトアミド、
ベンズアミド等)、多価アルコール類(例えば、
1,5−ペンタンジオール、1,6−ペンタンジ
オール、1,2−シクロヘキサンジオール、ペン
タエリスリトール、トリメチロールエタン等)、
又はポリエチレングリコール類が挙げられる。 上記熱溶剤において、以下に述べる水不溶性固
体熱溶剤がさらに好ましく用いられる。 水不溶性固体熱溶剤とは、常温では固体である
が、高温(60℃以上、好ましくは100℃以上、特
に好ましくは130℃以上250℃以下)では液状にな
る化合物であり、無機性/有機性の比(“有機概
念図”甲田善生、三共出版(株)、1984)が0.5〜
3.0、好ましくは0.7〜2.5、特に好ましくは1.0〜
2.0の範囲にある化合物であり、常温における水
への溶解度が1より小さい化合物を言う。 以下に水不溶性固体熱溶剤の具体例を示すが、
これらに限定されない。
【表】
【表】
【表】
【表】
水不溶性固体熱溶剤として用いられる化合物は
市販されているものが多く、また当該業者におい
て、容易に合成しうるものである。 水不溶性熱溶剤の添加方法は特に問わないが、
ボールミル、サンドミル等によつて粉砕分散して
添加する方法、適当な溶媒に溶解して添加する方
法、高沸点溶媒に溶解して水中油滴型分散物とし
て添加する方法等があるが、ボールミル、サンド
ミル等によつて粉砕分散し、固体粒子の形状を維
持したままで添加されるのが好ましい。 上記水不溶性固体熱溶剤を添加する層として
は、感光性ハロゲン化銀乳剤層、中間層、保護
層、受像部材の受像層等それぞれの効果が得られ
るよう添加されて用いられる。 水不溶性熱溶剤の添加量は、通常バインダー量
の10重量%〜500重量%、好ましくは50重量%〜
300重量%である。 なお、本発明の水不溶性固体熱溶剤の融点が熱
現像温度より高い場合でも、バインダー中に添加
されていることにより、融点降下が生じるので、
熱溶剤として有効に用いることができる。 本発明の熱現像感光材料には上記各成分以外に
必要に応じ各種添加剤を含有する事が出来る。 例えば米国特許第3438776号記載のアセトアミ
ド、コハク酸イミド等のメルトフオーマー、米国
特許第3666477号、特開昭51−19525号に記載のポ
リアルキレングリコール類等の化合物、米国特許
第3667959号記載の−CO−、−SO2−、−SO−基
を有するラクトン等の融点が20℃以上の非水性極
性有機化合物等がある。 さらに特開昭49−115540号に記載されたベンゾ
フエノン誘導体、特開昭53−24829号、同53−
60223号に記載されたフエノール誘導体、特開昭
58−118640号に記載されたカルボン酸類、特開昭
58−198038号に記載された多価アルコール類、特
開昭59−84236号に記載されたスルフアモイルア
ミド化合物等もあげられる。 又、熱現像感光材料において色調剤として知ら
れているものが現像促進剤として本発明の熱現像
感光材料に添加されてもよい。色調剤としては、
例えば特開昭46−4928号、同46−6077号、同49−
5019号、同49−5020号、同49−91215号、同49−
107727号、同50−2524号、同50−67132号、同50
−67641号、同50−114217号、同52−33722号、同
52−99813号、同53−1020号、同53−55115号、同
53−76020号、同53−125014号、同54−156523号、
同54−156524号、同54−156525号、同54−156526
号、同55−4060号、同55−4061号、同55−32015
号等の公報ならびに西独特許第2140406号、同第
2141063号、同2220618号、米国特許第3847612号、
同第3782941号、同第4201582号並びに特開昭57−
207244号、同57−207245号、同58−189628号、同
58−193541号等の各明細書に記載されている化合
物であるフタラジノン、フタルイミド、ピラゾロ
ン、キナゾリノン、N−ヒドロキシナフタルイミ
ド、ベンツオキサジン、ナフトオキサジンジオ
ン、2,3−ジヒドロ−フタラジンジオン、2,
3−ジヒドロ−1,3−オキサジン−2,4−ジ
オン、オキシピリジン、アミノピリジン、ヒドロ
キシキノリン、アミノキノリン、イソカルボスチ
リル、スルホンアミド、2H−1,3−ベンゾチ
アジン−2,4−(3H)ジオン、ベンゾトリアジ
ン、メルカプトトリアゾール、ジメルカプトテト
ラザペンタレン、アミノメルカプトトリアゾー
ル、アシルアミノメルカプトトリアゾール類、フ
タル酸、ナフタル酸、フタルアミン酸等があり、
これらの1つまたは、それ以上とイミダゾール化
合物との混合物、またフタル酸、ナフタル酸等の
酸または酸無水物の少なくとも1つおよびフタラ
ジン化合物の混合物、さらには、フタラジンとマ
レイン酸、イタコン酸、キノリン酸、ゲンチジン
酸等の組合せ等を挙げることができる。 カブリ防止剤としては、例えば米国特許第
3645739号に記載されている高級脂肪族(例えば
ベヘン酸、ステアリン酸等)、特公昭47−11113号
に記載の第2水銀塩、特開昭51−47419号に記載
のN−ハロゲン化合物(例えばN−ハロゲノアセ
トアミド、N−ハロゲノコハク酸イミド等)、米
国特許第3700457号、特開昭51−50725号に記載の
メルカプト化合物放出性化合物、同49−125016号
に記載のアリールスルホン酸(例えばベンゼンス
ルホン酸等)、同51−47419号に記載のカルボン酸
リチウム塩(例えばラウリン酸リチウム)、英国
特許第1455271号、特開昭50−101019号に記載の
酸化剤(例えば過塩素酸塩、無機過酸化物、過硫
酸塩等)、同53−19825号に記載のスルフイン酸類
あるいはチオスルホン酸類、同51−3223号に記載
の2−チオウラシル類、同51−26019号に記載の
イオウ単体、同51−42529号、同51−81124号、同
55−93149号に記載のジスルフイドおよびポリス
ルフイド化合物、同51−57435号に記載のロジン
あるいはジテルペン類(例えばアビエチン酸、ピ
マル酸等)、同51−104338号に記載のフリーのカ
ルボキシ基又はスルホン酸基を有したポリマー
酸、米国特許第4138265号に記載のチアゾリンチ
オン、特開昭54−51821号、米国特許第4137079号
に記載の1,2,4−トリアゾールあるいは5−
メルカプト−1′,2,4−トリアゾール、同55−
140833号に記載のチオスルフイン酸エステル類、
同55−142331号に記載の1,2,3,4−チアト
リアゾール類、同59−46641号、同59−57233号、
同59−57234号に記載のジハロゲン化合物あるい
はトリハロゲン化合物、さらに同59−111636号に
記載のチオール化合物等があげられる。 また、他のカブリ防止剤としては、特願昭59−
56506号に記載のハイドロキノン誘導体(例えば、
ジ−t−オクチルハイドロキノン、ドデカニルハ
イドロキノン等)や特願昭59−66380号に記載の
ハイドロキノン誘導体とベンゾトリアゾール誘導
体(例えば、4−スルホベンゾトリアゾール、5
−カルボキシベンゾトリアゾール等)との併用が
好ましく用いることができる。 銀画像安定化剤としては、米国特許第3707377
号明細書に記載のポリハロゲン化有機酸化剤(例
えば、テトラブロモブタン、トリブロモキナリジ
ン等)、ベルギー特許第768071号明細書に記載の
5−メトキシカルボニルチオ−1−フエニルテト
ラゾール、特開昭50−119624号に記載のモノハロ
化合物(例えば、2−ブロモ−2−トリルスルホ
ニルアセトアミド等)、特開昭50−120328号に記
載の臭素化合物(例えば、2−ブロモメチルスル
ホニルベンゾチアゾール、2,4−ビス(トリブ
ロモメチル)−6−メチルトリアジン等)、及び特
開昭53−46020号に記載のトリブロモエタノール
等があげられる。また特開昭50−119624号に記載
してあるハロゲン化銀乳剤用の各種モノハロゲン
化有機カブリ防止剤を使用することができる。 その他の画像安定化剤として、米国特許第
3220846号、同4082555号、同4088496号、特開昭
50−22625号、リサーチデイスクロージヤー
(RD)12021号、同15168号、同15567号、同
15732号、同15733号、同15734号、同15776号等に
記載されたアクテイベータープレカーサーと呼ば
れる熱によつて塩基性物質を放出する化合物、例
えば熱で脱炭酸して塩基を放出するグアニジニウ
ムトリクロロアセテート等の化合物、ガラクトナ
ミド等のアルドナミド系化合物、アミンイミド
類、2−カルボキシカルボキサミド等の化合物、
並びに、特開昭56−130745号、同56−132332号に
記載されたリン酸ソーダ系塩基発生剤、英国特許
第2079480号に記載された分子内求核反応により
アミンを発生する化合物、特開昭59−157637号に
記載のアルドオキシムカルバメート類、同59−
166943号に記載のヒドロキサム酸カルバメート類
等、および同59−180537号、同59−174830号、同
59−195237号等に記載された塩基放出剤等を挙げ
ることが出来る。 さらに米国特許第3301678号、同3506444号、同
3824103号、同第3844788号、RD12035号、同
18016号等に記載されたイリチウロニウム系化合
物、含メルカプト化合物のs−カルバモイル誘導
体や含窒素複素環化合物を画像を安定化する目的
に用いてもよいし、さらには米国特許第3669670
号、同4012260号、同4060420号、同4207392号、
RD15109号、同RD17711号等に記載されたアク
テイベータースタビライザー及びアクテイベータ
ースタビライザープレカーサーと呼ばれる含窒素
有機塩基、例えば2−アミノチアゾリンのα−ス
ルホニル酢酸基あるいはトリクロロ酢酸塩、とア
シルヒドラジン化合物等をそれぞれ現像を促進す
る目的で用いたり、画像を安定化する目的で用い
たりする事が出来る。 又、例えば、特開昭56−130745号、同59−
218443号に記載された様に少量の水の存在下で現
像してもよく、又、加熱前に少量の水を吹きつけ
たり、一定量を塗布したりして水を供給したり、
米国特許第3312550号等に記載された様に熱水蒸
気や湿気を含んだ熱風等により現像してもよい。
又、熱現像感光材料中に水を放出する化合物例え
ば、特公昭44−26582号に記載された様な結晶水
を含む化合物例えば燐酸ナトリウム12水塩、アン
モニウム明ばん24水塩等を熱現像感光材料中に含
有させてもよい。 その他にもハレーシヨン防止染料、蛍光増白
剤、硬膜剤、帯電防止剤、可塑剤、延展剤等各種
の添加剤、塗布助剤等が用いられてもよい。 本発明の熱現像感光材料には、膜物性改良を目
的として、熱現像感光性層および非感光性層(例
えば、下塗層、中間層、保護層等)の少なくとも
どちらか一方にコロイダルシリカを用いることが
できる。 本発明に用いられるコロイダルシリカとして
は、主に水を分散媒とした平均粒径3〜120mμの
無水珪酸のコロイド溶液であり、主成分は、
SiO2(二酸化珪素)である。コロイダルシリカに
ついては、例えば、特開昭56−109336号、同53−
123916号、同53−112732号、同53−100226号等に
記載されている。コロイダルシリカの使用量は、
混合し塗設される層のバインダーに対して乾燥重
量比で0.05〜2.0の範囲が好ましい。 本発明の熱現像感光材料には、膜物性改良を目
的として、熱現像感光性層および非感光性層(例
えば、下塗層、中間層、保護層等)の少なくとも
どちらか一方に有機フルオロ化合物を用いること
ができる。 本発明に用いられる有機フルオロ化合物につい
ては、米国特許第3589906号、同3666478号、同
3754924号、同3775126号、同3850640号、西独特
許公開第1942665号、同1961638号、同2124262号、
英国特許第1330356号、ベルギー特許第742680号
並びに特開昭46−7781号、同48−9715号、同49−
46733号、同49−133023号、同50−99529号、同50
−11322号、同50−160034号、同51−43131号、同
51−129229号、同51−106419号、同53−84712号、
同54−111330号、同56−109336号、同59−30536
号、同59−45441号および特公昭47−9303号、同
48−43130号、同59−5887号等に記載の化合物が
挙げられ、これらのものが好ましく利用できる。 本発明の熱現像感光材料には、熱現像感光性層
および非感光性層(例えば、下塗層、中間層、保
護層等)の少なくともどちらか一方に帯電防止剤
を用いることができる。 本発明に用いられる帯電防止剤としては、英国
特許第1466600号、リサーチ・デイスクロージヤ
ー(Research Disclosure)15840号、同16258
号、同16630号、米国特許第2327828号、同
2861056号、同3206312号、同3245833号、同
3428451号、同3775126号、同3963498号、同
4025342号、同4025463号、同4025691号、同
4025704号等に記載の化合物が挙げられ、これら
を好ましく用いることができる。 本発明の熱現像感光材料には、熱現像感光性層
および非感光性層(例えば、下塗層、中間層、保
護層等)の少なくともどちらか一方に紫外線吸収
剤を用いることができる。 本発明に用いられる紫外線吸収剤としては、ベ
ンゾフエノン化合物(例えば特開昭46−2784号、
米国特許第3215530号、同3698907号に記載のも
の)、ブタジエン化合物(例えば、米国特許第
4045229号に記載のもの)、4−チアゾリドン化合
物(例えば、米国特許第3314794号、同3352681号
に記載のもの)、アリール基で置換されたベンゾ
トリアゾール化合物(例えば特公昭36−10466号、
同41−1687号、同42−26187号、同44−29620号、
同48−41572号、特開昭54−95233号、同57−
142975号、米国特許第3253921号、同3533794号、
同3754919号、同3794493号、同4009038号、同
4220711号、同4323633号、リサーチ・デイスクロ
ージヤー(Research Disclosure)22519号に記
載のもの)、ベンゾオキシドール化合物(例えば、
米国特許第3700455号に記載のもの)、ケイヒ酸エ
ステル化合物(例えば、米国特許第3705805号、
同3707375号、特開昭52−49029号に記載のもの)
を挙げることができる。さらに、米国特許第
3499762号、特開昭54−48535号に記載のものも用
いることができる。紫外線吸収性のカプラー(例
えば、α−ナフトール系のシアン色素形成カプラ
ー)や、紫外線吸収性のポリマー(例えば、特開
昭58−111942号、同178351号、同181041号、同59
−19945号、同23344号、公報に記載のもの)など
を挙げることができる。 本発明の熱現像感光材料には、熱現像感光性層
および非感光性層(例えば、下塗層、中間層、保
護層等)の少なくともどちらか一方に硬膜剤を用
いることができる。 本発明に用いられる硬膜剤としては、アルデヒ
ド系、アジリジン系(例えば、PBレポート
19921、米国特許第2950197号、同第2964404号、
同第2983611号、同第3271175号の各明細書、特公
昭46−40898号、特開昭50−91315号の各公報に記
載のもの)、イソオキサゾール系(例えば、米国
特許第331609号明細書に記載のもの)、エポキシ
系(例えば米国特許第3047394号、西独特許第
1085663号、英国特許第1033518号の各明細書、特
公昭48−35495号公報に記載のもの)、ビニールス
ルホン系(例えば、PBレポート19920、西独特許
第1100942号、同2337412号、同2545722号、同
2635518号、同2742308号、同2749260号、英国特
許第1251091号、特願昭45−54236号、同48−
110996号、米国特許第3539644号、同第3490911号
の各明細書に記載のもの)、アクリロイル系(例
えば、特願昭48−27949号、米国特許第3640720号
の各明細書に記載のもの)、カルボジイミド系
(例えば、米国特許第2938892号、同4043818号、
同4061499号の各明細書、特公昭46−38715号公
報、特願昭49−15095号明細書に記載のもの)、ト
リアジン系(例えば、西独特許第2410973号、同
2553915号、米国特許第3325287号の各明細書、特
開昭52−12722号公報に記載のもの)、その他マレ
イミド系、アセチレン系、メタンスルホン酸エス
テル系、N−メチロール系の硬膜剤が単独又は組
み合わせて使用できる。有用な組み合わせ技術と
して、例えば西独特許第2447587号、同2505746
号、同2514245号、米国特許第4047957号、同
3832181号、同3840370号の各明細書、特開昭48−
43319号、同50−63062号、同52−127329号、特公
昭48−32364号の各公報に記載の組み合わせが挙
げられる。 本発明の熱現像感光材料には、熱現像感光性層
および非感光性層(例えば、下塗層、中間層、保
護層等)の少なくともどちらか一方に高分子硬膜
剤を用いることができる。 本発明に用いられる高分子硬膜剤としては、例
えば、米国特許第3396029号に記載のアルデヒド
基を有するポリマー(例えばアクロレインの共重
合体など)、同第3362827号、リサーチ・デイスク
ロージヤー17333号(1978)などに記載のジクロ
ロトリアジン基を有するポリマー、米国特許第
3623878号に記載のエポキシ基を有するポリマー、
リサーチ・デイスクロージヤー16725号(1978)、
米国特許第4161407号、特開昭54−65033号、同56
−142524号公報などに記載の活性ビニル基あるい
はその前駆体となり得る基を有するポリマー、お
よび特開昭56−66841号公報に記載の活性エステ
ル基を有するポリマーなどが挙げられる。 本発明の熱現像感光材料には、膜物性等の改良
を目的として、熱現像感光性層および非感光性層
(例えば、下塗層、中間層、保護層等)の少なく
ともどちらか一方にポリマーラテツクスを用いる
ことができる。 本発明に用いられるポリマーラテツクスとして
好ましい具体例は、ポリメチルアクリレート、ポ
リエチルアクリレート、ポリ−n−ブチルアクリ
レート、エチルアクリレートとアクリル酸のコポ
リマー、塩化ビニリデンとブチルアクリレートの
コポリマー、ブチルアクリレートとアクリル酸の
コポリマー、酢酸ビニルとブチルアクリレートの
コポリマー、酢酸ビニルとエチルアクリレートの
コポリマー、エチルアクリレートと2−アクリル
アミドのコポリマー等が挙げられる。 ポリマーラテツクスの好ましい平均粒径は
0.02μm〜0.2μmである。ポリマーラテツクスの使
用量は添加される層のバインダーに対して、乾燥
重量比で0.03〜0.5が好ましい。 本発明の熱現像感光材料には、塗布性の改良等
を目的として、熱現像感光性層および非感光性層
(例えば、下塗層、中間層、保護層等)の少なく
ともどちらか一方に種々の界面活性剤を用いるこ
とができる。 本発明に用いられる界面活性剤は、アニオン
性、カチオン性、両性およびノニオン性のいずれ
の界面活性剤であつてもよい。 アニオン性界面活性剤としては、例えばアルキ
ルカルボン酸塩、アルキルスルフオン酸塩、アル
キルベンゼンスルフオン酸塩、アルキルナフタレ
ンスルフオン酸塩、アルキル硫酸エステル類、ア
ルキルリン酸エステル類、N−アシル−N−アル
キルタウリン類、スルホコハク酸エステル類、ス
ルホアルキルポリオキシエチレンアルキルフエニ
ルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルリン
酸エステル類などのような、カルボキシ基、スル
ホ基、ホスホ基、硫酸エステル基、燐酸エステル
基等の酸性基を含むものが好ましい。 カチオン性界面活性剤としては、例えばアルキ
ルアミン塩類、脂肪族あるいは芳香族第4級アン
モニウム塩類、ピリジニウム、イミダゾリウムな
どの複素環第4級アンモニウム塩類、および脂肪
族または複素環を含むホスホニウムまたはスルホ
ニウム塩類等が好ましい。 両性界面活性剤としては、例えばアミノ酸類、
アミノアルキルスルホン酸類、アミノアルキル硫
酸または燐酸エステル類、アルキルベタイン類、
アミンオキシド類等が好ましい。 ノニオン性界面活性剤としては、例えばサポニ
ン(ステロイド系)、アルキレンオキサイド誘導
体(例えばポリエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール/ポリプロピレングリコール縮合
物、ポリエチレングリコールアルキルエーテル類
またはポリエチレングリコールアルキルアリール
エーテル類、ポリエチレングリコールエステル
類、ポリエチレングリコールソルビタンエステル
類、ポリアルキレングリコールアルキルアミンま
たはアミド類、シリコーンのポリエチレンオキサ
イド付加物類)、グリシドール誘導体(例えばア
ルケニルコハク酸ポリグリセリド、アルキルフエ
ノールポリグリセリド)、多価アルコールの脂肪
酸エステル類、糖のアルキルエステル類等が好ま
しい。 本発明の熱現像感光材料には、現像性改良、画
像色素の転写性改良、光学物性改良等の目的で、
熱現像感光性層および非感光性層(例えば、下塗
層、中間層、保護層等)の少なくともどちらか一
方に非感光性ハロゲン化銀粒子を含有させること
ができる。 本発明に用いられる非感光性ハロゲン化銀粒子
としては塩化銀、臭化銀、沃化銀、沃臭化銀、塩
臭化銀、塩沃臭化銀等任意のハロゲン化銀組成の
ものを用いることができる。非感光性ハロゲン化
銀粒子の好ましい粒径は約0.3μm以下である。ま
た、添加量は、添加される層に対し、銀量換算で
0.02〜3g/m2の範囲が好ましい。 本発明の熱現像感光材料には、膜物性改良を目
的として、熱現像感光性層および非感光性層(例
えば、下塗層、中間層、保護層等)の少なくとも
どちらか一方に、例えば特開昭51−104338号に述
べられているカルボキシル基又はスルホ基を有す
るビニルポリマーを含有させることができる。 該ビニルポリマーの使用量は、添加する層のバ
インダーに対して乾燥重量比で0.05〜2.0の範囲
が好ましい。 本発明の熱現像感光材料には、基本的には一つ
の熱現像感光性層中に(1)感光性ハロゲン化銀、(2)
還元剤、(3)色素供与物質、(4)バインダーを含有
し、さらに必要に応じて(5)有機銀塩を含有するこ
とが好ましい。しかし、これらは必ずしも単一の
写真構成層中に含有させる必要はなく、例えば、
熱現像感光性層を2層に分け、前記(1)、(2)、(4)、
(5)の成分を一方側の熱現像感光性層に含有させ、
この感光性層に隣接する他方側の層に色素供与物
質(3)を含有せしめる等、相互に反応可能な状態で
あれば2以上の構成層に分けて含有せしめてもよ
い。 また、熱現像感光性層を高感度層と低感度層、
高濃度層と低濃度層等の2層またはそれ以上に分
割して設けてもよい。 本発明の熱現像感光材料は、支持体上に1また
は2以上の熱現像感光性層を有する。カラーの場
合には、一般に感色性の異なる3つの熱現像感光
性層を有し、各感光層では、熱現像によつてそれ
ぞれ色相の異なる色素が形成または放出される。
通常、青感光性層ではイエロー色素、緑感光性層
ではマゼンタ色素、赤感光性層ではシアン色素が
組み合わされるが、これに限らない。また、近赤
外感光性層を組み合わせることも可能である。 各層の構成は目的に応じて任意に選択でき、例
えば、支持体上に順次、赤感光性層、緑感光性
層、赤感光性層とする構成、逆に支持体上に順
次、青感光性層、緑感光性層、赤感光性層とする
構成、あるいは支持体上に順次、緑感光性層、赤
感光性層、青感光性層とする構成等がある。 本発明の熱現像感光材料は、前記熱現像感光性
層の他に、下塗り層、中間層、保護層、フイルタ
ー層、バツキング層、剥離層等の非感光性層を設
けることができる。前記熱現像感光性層およびこ
れらの非感光性層を支持体上に塗布するには、一
般のハロゲン化銀感光材料を塗布調製するのに用
いられるものと同様の方法が適用できる。 すなわち、デイツプ法、ローラー法、リバース
ロール法、エアーナイフ法、ドクターブレード
法、スプレー法、ビーズ法、押し出し法、ストレ
ツチフロー法、カーテン法等における方法や装置
等がある。 本発明の熱現像感光材料には保護層を設けるこ
とが好ましい。以下、本発明の保護層という。 本発明の保護層には、写真分野で使用される各
種の添加剤を用いることができる。該添加剤とし
ては、各種マツト剤、コロイダルシリカ、スベリ
剤、有機フルオロ化合物(特に、フツ素系界面活
性剤)、帯電防止剤、紫外線吸収剤、高沸点有機
溶媒、酸化防止剤、ハイドロキノン誘導体、ポリ
マーラテツクス、界面活性剤(高分子界面活性剤
を含む)、硬膜剤(高分子硬膜剤を含む)、有機銀
塩粒子、非感光性ハロゲン化銀粒子等が挙げられ
る。 本発明の保護層に用いられるマツト剤として
は、無機物質や有機物質の微粒子であつて、これ
を熱現像感光材料に含有させて感光材料表面の粗
さを増加させていわゆるマツト化させるものであ
る。マツト剤を用いて、感光材料の製造時、保存
時、使用時等におこる接着を防止したり、同種ま
たは異種物質との間の接触、摩擦、剥離によつて
生じる帯電を防止する方法は、当業界ではよく知
られている。マツト剤の具体例としては、特開昭
50−46316号記載の二酸化ケイ素、特開昭53−
7231号、同58−66937号、同60−8894号記載のメ
タアクリル酸アルキル/メタアクリル酸共重合体
等のアルカリ可溶マツト剤、特開昭58−166341号
記載のアニオン性基を有するアルカリ可溶性ポリ
マー、特開昭58−145935号記載の、モース硬度の
異なる2種以上の微粒子粉末の併用、特開昭58−
147734号記載の油滴と微粒子粉末の併用、特開昭
59−149356号記載の平均粒径の異なる2種以上の
球形マツト剤の併用、特開昭56−44411号記載の
フツ素化界面活性剤とマツト剤の併用、また、英
国特許第1055713号、米国特許第1939213号、同
2221873号、同2268662号、同2322037号、同
2376005号、同2391181号、同2701245号、同
2992101号、同3079257号、同3262782号、同
3443946号、同3516832号、同3539344号、同
3591379号、同3754924号、同3767448号、特開昭
49−106821号、同57−14835号等に記載されてい
る有機マツト剤、西独特許2529321号、英国特許
第760775号、同1260772号、米国特許第1201905
号、同2192241号、同3053662号、同3062649号、
同3257206号、同3322555号、同3353958号、同
3370951号、同3411907号、同3437484号、同
3523022号、同3615554号、同3635714号、同
3769020号、同4021245号、同4029504号等に記載
されている無機マツト剤、あるいは特開昭46−
7781号、同49−106821号、同51−6017号、同53−
116143号、同53−100226号、同57−14835号、同
57−82832号、同53−70426号、同59−149357号、
特公昭57−9053号公報並びにEP−107378号明細
書等に記載されているような物性をもつマツト剤
等が好ましく用いられる。 本発明の保護層において、マツト剤の添加量は
1m2あたり10mg/2.0gが好ましく、より好まし
くは20mg〜1.0gである。マツト剤の粒径は0.5〜
10μmが好ましく、より好ましくは1.0〜6μmであ
る。 前記マツト剤は、2種以上を組み合わせて用い
てもよい。 本発明の保護層に用いられるスベリ剤として
は、固体パラフイン、油脂、界面活性剤、天然ワ
ツクス、合成ワツクス等が挙げられ、具体的に
は、フランス特許第2180465号、英国特許第
955061号、同1143118号、同1270578号、同
1320564号、同1320757号、特開昭49−5017号、同
51−141623号、同54−159221号、同56−81841号、
リサーチ・デイスクロージヤー(Research
Disclosure)13969号、米国特許第1263722号、同
2588765号、同2739891号、同3018178号、同
3042522号、同3080317号、同3082087号、同
3121060号、同3222178号、同3295979号、同
3489567号、同3516832号、同3658573号、同
3679411号、同3870521号等に記載のものを好まし
く用いることができる。 本発明の保護層には、膜付きや脆弱性を改良す
るために、或いはスベリ性を改善する等の目的
で、高沸点有機溶剤(例えば、米国特許第
2322027号、同2533514号、同2882157号、特公昭
46−23233号、英国特許第958441号、同1222753
号、米国特許第2353262号、同3676142号、同
3700454号、特開昭50−82078号、同51−27921号、
同51−141623号等に記載のエステル類(例えばフ
タル酸エステル類、リン酸エステル類、脂肪酸エ
ステル類など)、アミド類(例えば脂肪酸アミド、
スルホン酸アミドなど)、エーテル類、アルコー
ル類、パラフイン類などが挙げられる。)の如き
水に不溶の油状の化合物を乳化分散した油滴を含
んでもよい。さらに、これらの油滴に種々の目的
に応じて写真用添加剤を含有させてもよい。 本発明の保護層に用いられるバインダーとして
は、ポリビニルブチラール、ポリ酢酸ビニル、エ
チルセルロース、ポリメチルメタアクリレート、
セルロースアセテートブチレート、ポリビニルア
ルコール、ポリビニルピロリドン、ポリエチルオ
キサゾリン、ポリアクリルアミド、ゼラチンおよ
びフタル化ゼラチン等の合成或いは天然の高分子
物質を1又は2以上組み合わせて用いることがで
きる。 特に、ゼラチン(ゼラチン誘導体を含む)、ポ
リビニルピロリドン(分子量1000〜400000が好ま
しい)、ポリビニルアルコール(分子量1000〜
100000が好ましい)及びポリオキサゾリン(分子
量1000〜800000が好ましい)の単独及びこれらの
2種以上の併用バインダーが好ましく、ゼラチン
単独またはゼラチンと上記のポリビニルピロリド
ン、ポリビニルアルコールおよびポリオキサゾリ
ン等のゼラチンと相溶性の良い親水性ポリマーを
併用したバインダーが特に好ましい。ゼラチンは
石灰処理によるもの、酸処理によるもの、イオン
交換処理によるものでもよく、オセインゼラチ
ン、ピツグスキンゼラチン、ハイドゼラチン又は
これらをエステル化、フエニルカルバモイル化等
とした変性ゼラチンであつても良い。 本発明の保護層の膜厚としては0.05〜5μmが好
ましく、より好ましくは0.1〜1.0μmである。保護
層は単一の層であつても2以上の複数の層から構
成されていても良い。 また、膜強度を増し、膜破壊を防止する目的
で、保護層の硬膜度を感光層のそれより大きくし
ておくことも好ましい。保護層の硬膜度を感光層
のそれより大きくする方法、すなわち層別に硬膜
度をコントロールする方法としては、耐拡散性の
硬膜剤を用いる方法があり、耐拡散性の硬膜剤を
保護層に用いることにより保護層の硬膜度のみを
感光層の硬膜度より大きくすることができる。耐
拡散性の硬膜剤としては、高分子硬膜剤が知られ
ており、例えば米国特許3057723号、同3396029
号、同4161407号、特開昭58−50528号等に記載さ
れている硬膜剤が使用できる。 各層別に硬膜度をコントロールする別の方法と
しては、拡散性の硬膜剤(例えばビニルスルホン
系硬膜剤)を保護層のみに含有させるか又は保護
層の含有量を感光層より多くしておき、多層同時
塗布後急速乾燥することにより、保護層の硬膜度
を感光層の硬膜度より大きくできる。 本発明の熱現像感光材料は像様露光後通常80℃
〜200℃、好ましくは100℃〜170℃の温度範囲で、
1秒間〜180℃間、好ましくは1.5秒間〜120秒間
加熱するだけで現像される。拡散性色素の受像層
への転写は熱現像時に受像部材を感光材料の感光
面と受像層を密着させる事により熱現像と同時に
行つてもよく、又、熱現像後に受像部材と密着し
加熱したり、又、水を供給した後に密着しさらに
必要ならび加熱したりする事によつて転写しても
よい。また、露光前に70℃〜180℃の温度範囲で
予備加熱を施してもよい。又、特開昭60−143338
号、特願昭60−3644号に記載されているように相
互の密着性を高めるため感光材料及び受像部材を
熱現像転写の直前に80℃〜250℃の温度でそれぞ
れ予備加熱してもよい。 本発明による熱現像感光材料には、種々の露光
手段を用いることができる。潜像は可視光を含む
輻射線の画像状露光によつて得られる。一般には
通常のカラープリントに使用される光源、例えば
タングステンランプ、水銀灯、キセノンランプ、
レーザー光線、CRT光線等を光源として用うる
ことができる。 加熱手段は、通常の熱現像感光材料に適用し得
る方法がすべて利用でき、例えば加熱されたブロ
ツクないしプレートに接触させたり、熱ローラー
や熱ドラムに接触させたり、高温の雰囲気中を通
過させたり、あるいは高周波加熱を用いたり、さ
らには、本発明の感光材料の裏面もしくは熱転写
用受像部材の裏面にカーボンブラツク等の導電性
物質を含有する導電性層を設け、通電によつて生
ずるジユール熱を利用することもできる。加熱パ
ターンは特に制限されることはなく、あらかじめ
予熱(プレヒート)した後、再度加熱する方法を
はじめ、高温で短時間、あるいは低温で長時間、
連続的に上昇、下降あるいは繰りかえし、さらに
は不連続加熱も可能ではあるが、簡便なパターン
が好ましい。また露光と加熱が同時に進行する方
式であつてもよい。 本発明に有効に用いられる受像部材の受像層と
しては、熱現像により放出乃至形成された熱現像
感光性層中の色素を受容する機能を有すればよ
く、例えば3級アミン又は四級アンモニウム塩に
含むポリマーで、米国特許第3709690号に記載さ
れているものが好ましく用いられる。例えばアン
モニウム塩を含むポリマーとしては、ポリスチレ
ン−コ−N,N,N−トリ−n−ヘキシル−N−
ビニル−ベンジルアンモニウムクロライドの比率
が1:4〜4:1、好ましくは1:1のものであ
る。三級アミンを含むポリマーとしては、ポリビ
ニルピリジン等がある。典型的な拡散転写用の受
像層としては、アンモニウム塩、3級アミン等を
含むポリマーをゼラチンやポリビニルアルコール
等と混合して支持体上に塗布することにより得ら
れる。別の有用な色素受容物質としては特開昭57
−207250号等に記載されたガラス転移温度が40℃
以上、250℃以下の耐熱性有機高分子物質で形成
されるものが挙げられる。 これらポリマーは受像層として支持体上に担持
されていてもよく、又これ自身を支持体として用
いてもよい。 前記耐熱性有機高分子物質の例としては、ポリ
スチレン、炭素原子数4以下の置換基をもつポリ
スチレン誘導体、ポリビニルシクロヘキサン、ポ
リジビニルベンゼン、ポリビニルピロリドン、ポ
リビニルカルバゾール、ポリアリルベンゼン、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルホルマールおよ
びポリビニルブチラールなどのポリアセタール
類、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリエチレン、ポリ
三塩化フツ化エチレン、ポリアクリロニトリル、
ポリ−N,N−ジメチルアリルアミド、p−シア
ノフエニル基、ペンタクロロフエニル基および
2,4−ジクロロフエニル基をもつポリアクリレ
ート、ポリアクリルクロロアクリレート、ポリメ
チルメタクリレート、ポリエチルメタクリレー
ト、ポリプロピルメタクリレート、ポリイソプロ
ピルメタクリレート、ポリイソブチルメタクリレ
ート、ポリ−tert−ブチルメタクリレート、ポリ
シクロヘキシルメタクリレート、ポリエチレング
リコールジメタクリレート、ポリ−2−シアノ−
エチルメタクリレート、ポリエチレンテレフタレ
ートなどのポリエステル類、ポリスルホン、ビス
フエノールAポリカーボネート等のポリカーボネ
ート類、ポリアンヒドライド、ポリアミド類並び
にセルロースアセテート類があげられる。また、
ポリマー ハンドブツク セカンドエデイシヨン
(ジエイ・ブランドラツプ,イー・エイチ・イン
マーガツト編)ジヨン ウイリイアンド サンズ
{Polymer Handbook 2nd ed.(J,Brandrup,
E.H.Immergut編)John Wiley&Sons}出版に
記載されているガラス転移温度40℃以下の合成ポ
リマーも有用である。一般的には前記高分子物質
の分子量としては2000〜200000が有用である。こ
れらの高分子物質は、単独でも2種以上をブレン
ドして用いてもよく、また2種以上を組み合せて
共重合体として用いてもよい。 有用なポリマーとしては、トリアセテート、ジ
アセテートなどのセルロースアセテート、ヘプタ
メチレンジアミンとテレフタル酸、フルオレンジ
プロピルアミンとアジピン酸、ヘキサメチレンジ
アミンとジフエン酸、ヘキサメチレンジアミンと
イソフタル酸などの組み合せによるポリアミド、
ジエチレングリコールとジフエニルカルボン酸、
ビス−p−カルボキシフエノキシブタンとエチレ
ングリコールなどの組み合せによるポリエステ
ル、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネ
ートがあげられる。これらのポリマーは改質され
たものであつてもよい。たとえば、シクロヘキサ
ンジメタノール、イソフタル酸、メトキシポリエ
チレン−グリコール、1,2−ジカルボメトキシ
−4−ベンゼンスルホン酸などを改質剤として用
いたポリエチレンテレフタレートも有効である。 特に好ましい受像層としては、特開昭59−
223425号に記載のポリ塩化ビニルより成る層及び
特開昭60−19138号に記載のポリカーボネートと
可塑剤より成る層が挙げられる。 これらのポリマーを使用して支持体兼用受像層
(受像部材)として用いることもでき、その時に
は支持体は単一の層から形成されていてもよい
し、また多数の層により形成されていてもよい。 受像部材用支持体としては、透明支持体、不透
明支持体等何を使用してもよいが、例えば、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポ
リスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポ
リプロピレン等のフイルム及びこれらの支持体中
に酸化チタン、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、
タルク等の顔料を含有させた支持体、バライタ
紙、紙の上に顔料を含んだ熱可塑性樹脂をラミネ
ートしたRC紙、布類、ガラス類、アルミニウム
等の金属等、又、これら支持体の上に顔料を含ん
だ電子線硬化性樹脂組成物を塗布、硬化させた支
持体、及びこれらの支持体の上に顔料を含んだ塗
布層を設けた支持体等が挙げられる。 特に、紙の上に顔料を含んだ電子線硬化性樹脂
組成物を塗布、硬化させた支持体、又は紙の上に
直接あるいは顔料塗布層を有し、顔料塗布層上に
電子線硬化性樹脂組成物を塗布し、硬化させた支
持体はそれ自身で樹脂層が受像層として使用でき
るので受像部材としてそのまま使用できる。 本発明を熱現像カラー感光材料に適用する場
合、色素画像のための媒染剤として、前述の各種
のポリマーが受像層として使用できるが、この受
像層は適当な支持体上に受像層を含む別個の受像
要素であつてもよく又受像層が熱現像カラー写真
材料の一部である1層の層であつてもよい。もし
必要ならば該感光材料中に不透明化層(反射層)
を含ませることもでき、そういつた層は受像層中
の色素画像を観察するために使用され得る所望の
程度の放射線例えば可視光線を反射させるために
使用されている。不透明化層(反射層)は必要な
反射を与える種々の試薬、例えば二酸化チタンを
含むことができる。 受像部材の受像層は、熱現像感光層から引き剥
がす型に形成することもできる。例えば熱現像カ
ラー感光材料の像様露光の後、熱現像感光層に受
像層を重ねて均一加熱現像することもできる。ま
た熱現像カラー感光材料の像様露光、均一加熱現
像した後、受像層を重ねて、現像温度より低温で
加熱し色素供与物質から放出乃至形成された色素
像を転写させることもできる。 本発明においては、酸または酸プレカーサーを
マイクロカプセルの芯材に含有させて用いること
が特徴であるが、さらに酸又は酸プレカーサー
を、用いる酸または酸プレカーサーの総重量の10
重量%以下ならマイクロカプセルの中に含有させ
ずに添加して併用してもさしつかえない。また熱
現像をコントロールするために、塩基または塩基
プレカーサーをマイクロカプセル中に含有させな
いで併用してもよい。 [発明の効果] 酸または酸プレカーサーをマイクロカプセルの
芯材に含有させて用いることにより、画像のコン
トラストの高い熱現像感光材料を得た。また本発
明の熱現像感光材料は、未使用のまま長期間保存
してもこれから得られる画像のコントラストが低
下することはなく、すなわち、生保存性のすぐれ
たものを得ることができる。 [実施例] 以下に本発明の具体的実施例について詳述する
が、本発明の態様はこれらに限定されない。 実施例 1 〈マイクロカプセル1の作成〉 12.0gのスルホコハク酸ビス−2−エチルヘキ
シルエステルナトリウム塩及び6.0gのポリオキ
シエチレン−4−ラウリルエーテルを80mlのn−
ヘキサンに溶解する。ついで80mlの蒸留水にホウ
酸5gを溶解した溶液をゆつくり添加し、充分に
撹拌する。 混合終了した溶液を円筒形二重壁反応容器に移
す。ついでよく撹拌しながらエチレングリコール
ジメタクリレート0.05g及びメタクリル酸メチル
5gを加え、更にリボフラビン−5′−リン酸ナト
リウム及び過硫酸カリウム1mgを添加し、溶解さ
せる。その後、おだやかに撹拌しながら窒素雰囲
気下で35±5℃の温度で、7〜10時間単量体が消
失するまで光照射する。出来上がつたマイクロカ
プセル懸濁液を減圧下でn−ヘキサンを留去し、
次に水を加え界面活性剤を限外濾過で除去し、さ
らに遠心分離によりマイクロカプセルを単離す
る。得られたマイクロカプセル粒子の大きさは
100〜300nmであつた。このマイクロカプセルを
マイクロカプセル1とする。 〈マイクロカプセル2の作成〉 マイクロカプセル1の作成で、ホウ酸の代わり
にクエン酸を用いた他は同様にしてマイクロカプ
セルを得た。これをマイクロカプセル2とする。 〈マイクロカプセル3の作成〉 蒸留水80mlに対し、例示化合物AP−2を5g
加え、さらにガラスビーズを80g加えた後、サン
ドグラインダーにて約4時間200rpmで分散し、
ついで得られた分散液を超音波にて、約10分間分
散した。マイクロカプセル1の作成においてホウ
酸の水溶液の代わりにこの分散液を用いた他は同
様にしてマイクロカプセルを得た。得られたマイ
クロカプセルの粒径は300〜600nmであつた。こ
れをマイクロカプセル3とする。 〈マイクロカプセル4の作成〉 マイクロカプセル3の作成において、例示化合
物AP−2の代わりにAP−51を用いた他は同様に
してマイクロカプセルを得た。これをマイクロカ
プセル4とする。 〈マイクロカプセル5の作成〉 マイクロカプセル3の作成において、例示化合
物AP−2の代わりにAP−6を用いた他は同様に
してマイクロカプセルを得た。これをマイクロカ
プセル5とする。 実施例 2 [有機銀塩分散液の調製] 5−メチルベンゾトリアゾールと硝酸銀を、水
−アルコール混合溶媒中で反応させて得られた5
−メチルベンゾトリアゾール銀を銀144g、5−
メチルベンゾトリアゾール0.4g、ポリビニルピ
ロリドン(K−30)の20wt%水溶液200ml、およ
び水540mlをアルミナボールミルで分散し、さら
に上記ポリビニルピロリドン水溶液200mlを加え
て1000mlとした。 [感光性ハロゲン化銀乳剤の調製] 沃臭化銀乳剤の調製 50℃において、特開昭57−92523号、同57−
92524号明細書に示される混合撹拌を用いて、オ
セインゼラチン20g、蒸留水1000ml及びアンモニ
アを溶解させたA液に沃化カリウム11.6gと臭化
カリウム130gを含有している水溶液500mlのB液
と硝酸銀1モルとアンモニアを含有している水溶
液500mlのC液とを同時にpAg及びPHを一定に保
ちつつ添加した。さらにB液及びC液の添加速度
を制御することで、沃化銀含有量7モル%、正6
面体、平均粒径0.25μmのコア乳剤を調製した。
次に上記の方法と同様にして、沃化銀含有量1モ
ル%のハロゲン化銀のシエルを被覆することで、
正6面体、平均粒径0.3μm(シエルの厚さ0.05μm)
のコア/シエル型ハロゲン化銀乳剤を調製した。
(単分散性は8%であつた。)上記乳剤をそれぞれ
水洗、脱塩して収量700mlを得た。 さらに、前記で調製したハロゲン化銀を下記の
様にして、感光性ハロゲン化銀乳剤を調製した。 赤感光沃臭化銀乳剤の調製 前記沃臭化銀乳剤 700ml 4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a−7
テトラザインデン 0.4g ゼラチン 32g チオ硫酸ナトリウム 10mg 下記増感色素メタノール1%液 80ml 蒸留水 1200ml
市販されているものが多く、また当該業者におい
て、容易に合成しうるものである。 水不溶性熱溶剤の添加方法は特に問わないが、
ボールミル、サンドミル等によつて粉砕分散して
添加する方法、適当な溶媒に溶解して添加する方
法、高沸点溶媒に溶解して水中油滴型分散物とし
て添加する方法等があるが、ボールミル、サンド
ミル等によつて粉砕分散し、固体粒子の形状を維
持したままで添加されるのが好ましい。 上記水不溶性固体熱溶剤を添加する層として
は、感光性ハロゲン化銀乳剤層、中間層、保護
層、受像部材の受像層等それぞれの効果が得られ
るよう添加されて用いられる。 水不溶性熱溶剤の添加量は、通常バインダー量
の10重量%〜500重量%、好ましくは50重量%〜
300重量%である。 なお、本発明の水不溶性固体熱溶剤の融点が熱
現像温度より高い場合でも、バインダー中に添加
されていることにより、融点降下が生じるので、
熱溶剤として有効に用いることができる。 本発明の熱現像感光材料には上記各成分以外に
必要に応じ各種添加剤を含有する事が出来る。 例えば米国特許第3438776号記載のアセトアミ
ド、コハク酸イミド等のメルトフオーマー、米国
特許第3666477号、特開昭51−19525号に記載のポ
リアルキレングリコール類等の化合物、米国特許
第3667959号記載の−CO−、−SO2−、−SO−基
を有するラクトン等の融点が20℃以上の非水性極
性有機化合物等がある。 さらに特開昭49−115540号に記載されたベンゾ
フエノン誘導体、特開昭53−24829号、同53−
60223号に記載されたフエノール誘導体、特開昭
58−118640号に記載されたカルボン酸類、特開昭
58−198038号に記載された多価アルコール類、特
開昭59−84236号に記載されたスルフアモイルア
ミド化合物等もあげられる。 又、熱現像感光材料において色調剤として知ら
れているものが現像促進剤として本発明の熱現像
感光材料に添加されてもよい。色調剤としては、
例えば特開昭46−4928号、同46−6077号、同49−
5019号、同49−5020号、同49−91215号、同49−
107727号、同50−2524号、同50−67132号、同50
−67641号、同50−114217号、同52−33722号、同
52−99813号、同53−1020号、同53−55115号、同
53−76020号、同53−125014号、同54−156523号、
同54−156524号、同54−156525号、同54−156526
号、同55−4060号、同55−4061号、同55−32015
号等の公報ならびに西独特許第2140406号、同第
2141063号、同2220618号、米国特許第3847612号、
同第3782941号、同第4201582号並びに特開昭57−
207244号、同57−207245号、同58−189628号、同
58−193541号等の各明細書に記載されている化合
物であるフタラジノン、フタルイミド、ピラゾロ
ン、キナゾリノン、N−ヒドロキシナフタルイミ
ド、ベンツオキサジン、ナフトオキサジンジオ
ン、2,3−ジヒドロ−フタラジンジオン、2,
3−ジヒドロ−1,3−オキサジン−2,4−ジ
オン、オキシピリジン、アミノピリジン、ヒドロ
キシキノリン、アミノキノリン、イソカルボスチ
リル、スルホンアミド、2H−1,3−ベンゾチ
アジン−2,4−(3H)ジオン、ベンゾトリアジ
ン、メルカプトトリアゾール、ジメルカプトテト
ラザペンタレン、アミノメルカプトトリアゾー
ル、アシルアミノメルカプトトリアゾール類、フ
タル酸、ナフタル酸、フタルアミン酸等があり、
これらの1つまたは、それ以上とイミダゾール化
合物との混合物、またフタル酸、ナフタル酸等の
酸または酸無水物の少なくとも1つおよびフタラ
ジン化合物の混合物、さらには、フタラジンとマ
レイン酸、イタコン酸、キノリン酸、ゲンチジン
酸等の組合せ等を挙げることができる。 カブリ防止剤としては、例えば米国特許第
3645739号に記載されている高級脂肪族(例えば
ベヘン酸、ステアリン酸等)、特公昭47−11113号
に記載の第2水銀塩、特開昭51−47419号に記載
のN−ハロゲン化合物(例えばN−ハロゲノアセ
トアミド、N−ハロゲノコハク酸イミド等)、米
国特許第3700457号、特開昭51−50725号に記載の
メルカプト化合物放出性化合物、同49−125016号
に記載のアリールスルホン酸(例えばベンゼンス
ルホン酸等)、同51−47419号に記載のカルボン酸
リチウム塩(例えばラウリン酸リチウム)、英国
特許第1455271号、特開昭50−101019号に記載の
酸化剤(例えば過塩素酸塩、無機過酸化物、過硫
酸塩等)、同53−19825号に記載のスルフイン酸類
あるいはチオスルホン酸類、同51−3223号に記載
の2−チオウラシル類、同51−26019号に記載の
イオウ単体、同51−42529号、同51−81124号、同
55−93149号に記載のジスルフイドおよびポリス
ルフイド化合物、同51−57435号に記載のロジン
あるいはジテルペン類(例えばアビエチン酸、ピ
マル酸等)、同51−104338号に記載のフリーのカ
ルボキシ基又はスルホン酸基を有したポリマー
酸、米国特許第4138265号に記載のチアゾリンチ
オン、特開昭54−51821号、米国特許第4137079号
に記載の1,2,4−トリアゾールあるいは5−
メルカプト−1′,2,4−トリアゾール、同55−
140833号に記載のチオスルフイン酸エステル類、
同55−142331号に記載の1,2,3,4−チアト
リアゾール類、同59−46641号、同59−57233号、
同59−57234号に記載のジハロゲン化合物あるい
はトリハロゲン化合物、さらに同59−111636号に
記載のチオール化合物等があげられる。 また、他のカブリ防止剤としては、特願昭59−
56506号に記載のハイドロキノン誘導体(例えば、
ジ−t−オクチルハイドロキノン、ドデカニルハ
イドロキノン等)や特願昭59−66380号に記載の
ハイドロキノン誘導体とベンゾトリアゾール誘導
体(例えば、4−スルホベンゾトリアゾール、5
−カルボキシベンゾトリアゾール等)との併用が
好ましく用いることができる。 銀画像安定化剤としては、米国特許第3707377
号明細書に記載のポリハロゲン化有機酸化剤(例
えば、テトラブロモブタン、トリブロモキナリジ
ン等)、ベルギー特許第768071号明細書に記載の
5−メトキシカルボニルチオ−1−フエニルテト
ラゾール、特開昭50−119624号に記載のモノハロ
化合物(例えば、2−ブロモ−2−トリルスルホ
ニルアセトアミド等)、特開昭50−120328号に記
載の臭素化合物(例えば、2−ブロモメチルスル
ホニルベンゾチアゾール、2,4−ビス(トリブ
ロモメチル)−6−メチルトリアジン等)、及び特
開昭53−46020号に記載のトリブロモエタノール
等があげられる。また特開昭50−119624号に記載
してあるハロゲン化銀乳剤用の各種モノハロゲン
化有機カブリ防止剤を使用することができる。 その他の画像安定化剤として、米国特許第
3220846号、同4082555号、同4088496号、特開昭
50−22625号、リサーチデイスクロージヤー
(RD)12021号、同15168号、同15567号、同
15732号、同15733号、同15734号、同15776号等に
記載されたアクテイベータープレカーサーと呼ば
れる熱によつて塩基性物質を放出する化合物、例
えば熱で脱炭酸して塩基を放出するグアニジニウ
ムトリクロロアセテート等の化合物、ガラクトナ
ミド等のアルドナミド系化合物、アミンイミド
類、2−カルボキシカルボキサミド等の化合物、
並びに、特開昭56−130745号、同56−132332号に
記載されたリン酸ソーダ系塩基発生剤、英国特許
第2079480号に記載された分子内求核反応により
アミンを発生する化合物、特開昭59−157637号に
記載のアルドオキシムカルバメート類、同59−
166943号に記載のヒドロキサム酸カルバメート類
等、および同59−180537号、同59−174830号、同
59−195237号等に記載された塩基放出剤等を挙げ
ることが出来る。 さらに米国特許第3301678号、同3506444号、同
3824103号、同第3844788号、RD12035号、同
18016号等に記載されたイリチウロニウム系化合
物、含メルカプト化合物のs−カルバモイル誘導
体や含窒素複素環化合物を画像を安定化する目的
に用いてもよいし、さらには米国特許第3669670
号、同4012260号、同4060420号、同4207392号、
RD15109号、同RD17711号等に記載されたアク
テイベータースタビライザー及びアクテイベータ
ースタビライザープレカーサーと呼ばれる含窒素
有機塩基、例えば2−アミノチアゾリンのα−ス
ルホニル酢酸基あるいはトリクロロ酢酸塩、とア
シルヒドラジン化合物等をそれぞれ現像を促進す
る目的で用いたり、画像を安定化する目的で用い
たりする事が出来る。 又、例えば、特開昭56−130745号、同59−
218443号に記載された様に少量の水の存在下で現
像してもよく、又、加熱前に少量の水を吹きつけ
たり、一定量を塗布したりして水を供給したり、
米国特許第3312550号等に記載された様に熱水蒸
気や湿気を含んだ熱風等により現像してもよい。
又、熱現像感光材料中に水を放出する化合物例え
ば、特公昭44−26582号に記載された様な結晶水
を含む化合物例えば燐酸ナトリウム12水塩、アン
モニウム明ばん24水塩等を熱現像感光材料中に含
有させてもよい。 その他にもハレーシヨン防止染料、蛍光増白
剤、硬膜剤、帯電防止剤、可塑剤、延展剤等各種
の添加剤、塗布助剤等が用いられてもよい。 本発明の熱現像感光材料には、膜物性改良を目
的として、熱現像感光性層および非感光性層(例
えば、下塗層、中間層、保護層等)の少なくとも
どちらか一方にコロイダルシリカを用いることが
できる。 本発明に用いられるコロイダルシリカとして
は、主に水を分散媒とした平均粒径3〜120mμの
無水珪酸のコロイド溶液であり、主成分は、
SiO2(二酸化珪素)である。コロイダルシリカに
ついては、例えば、特開昭56−109336号、同53−
123916号、同53−112732号、同53−100226号等に
記載されている。コロイダルシリカの使用量は、
混合し塗設される層のバインダーに対して乾燥重
量比で0.05〜2.0の範囲が好ましい。 本発明の熱現像感光材料には、膜物性改良を目
的として、熱現像感光性層および非感光性層(例
えば、下塗層、中間層、保護層等)の少なくとも
どちらか一方に有機フルオロ化合物を用いること
ができる。 本発明に用いられる有機フルオロ化合物につい
ては、米国特許第3589906号、同3666478号、同
3754924号、同3775126号、同3850640号、西独特
許公開第1942665号、同1961638号、同2124262号、
英国特許第1330356号、ベルギー特許第742680号
並びに特開昭46−7781号、同48−9715号、同49−
46733号、同49−133023号、同50−99529号、同50
−11322号、同50−160034号、同51−43131号、同
51−129229号、同51−106419号、同53−84712号、
同54−111330号、同56−109336号、同59−30536
号、同59−45441号および特公昭47−9303号、同
48−43130号、同59−5887号等に記載の化合物が
挙げられ、これらのものが好ましく利用できる。 本発明の熱現像感光材料には、熱現像感光性層
および非感光性層(例えば、下塗層、中間層、保
護層等)の少なくともどちらか一方に帯電防止剤
を用いることができる。 本発明に用いられる帯電防止剤としては、英国
特許第1466600号、リサーチ・デイスクロージヤ
ー(Research Disclosure)15840号、同16258
号、同16630号、米国特許第2327828号、同
2861056号、同3206312号、同3245833号、同
3428451号、同3775126号、同3963498号、同
4025342号、同4025463号、同4025691号、同
4025704号等に記載の化合物が挙げられ、これら
を好ましく用いることができる。 本発明の熱現像感光材料には、熱現像感光性層
および非感光性層(例えば、下塗層、中間層、保
護層等)の少なくともどちらか一方に紫外線吸収
剤を用いることができる。 本発明に用いられる紫外線吸収剤としては、ベ
ンゾフエノン化合物(例えば特開昭46−2784号、
米国特許第3215530号、同3698907号に記載のも
の)、ブタジエン化合物(例えば、米国特許第
4045229号に記載のもの)、4−チアゾリドン化合
物(例えば、米国特許第3314794号、同3352681号
に記載のもの)、アリール基で置換されたベンゾ
トリアゾール化合物(例えば特公昭36−10466号、
同41−1687号、同42−26187号、同44−29620号、
同48−41572号、特開昭54−95233号、同57−
142975号、米国特許第3253921号、同3533794号、
同3754919号、同3794493号、同4009038号、同
4220711号、同4323633号、リサーチ・デイスクロ
ージヤー(Research Disclosure)22519号に記
載のもの)、ベンゾオキシドール化合物(例えば、
米国特許第3700455号に記載のもの)、ケイヒ酸エ
ステル化合物(例えば、米国特許第3705805号、
同3707375号、特開昭52−49029号に記載のもの)
を挙げることができる。さらに、米国特許第
3499762号、特開昭54−48535号に記載のものも用
いることができる。紫外線吸収性のカプラー(例
えば、α−ナフトール系のシアン色素形成カプラ
ー)や、紫外線吸収性のポリマー(例えば、特開
昭58−111942号、同178351号、同181041号、同59
−19945号、同23344号、公報に記載のもの)など
を挙げることができる。 本発明の熱現像感光材料には、熱現像感光性層
および非感光性層(例えば、下塗層、中間層、保
護層等)の少なくともどちらか一方に硬膜剤を用
いることができる。 本発明に用いられる硬膜剤としては、アルデヒ
ド系、アジリジン系(例えば、PBレポート
19921、米国特許第2950197号、同第2964404号、
同第2983611号、同第3271175号の各明細書、特公
昭46−40898号、特開昭50−91315号の各公報に記
載のもの)、イソオキサゾール系(例えば、米国
特許第331609号明細書に記載のもの)、エポキシ
系(例えば米国特許第3047394号、西独特許第
1085663号、英国特許第1033518号の各明細書、特
公昭48−35495号公報に記載のもの)、ビニールス
ルホン系(例えば、PBレポート19920、西独特許
第1100942号、同2337412号、同2545722号、同
2635518号、同2742308号、同2749260号、英国特
許第1251091号、特願昭45−54236号、同48−
110996号、米国特許第3539644号、同第3490911号
の各明細書に記載のもの)、アクリロイル系(例
えば、特願昭48−27949号、米国特許第3640720号
の各明細書に記載のもの)、カルボジイミド系
(例えば、米国特許第2938892号、同4043818号、
同4061499号の各明細書、特公昭46−38715号公
報、特願昭49−15095号明細書に記載のもの)、ト
リアジン系(例えば、西独特許第2410973号、同
2553915号、米国特許第3325287号の各明細書、特
開昭52−12722号公報に記載のもの)、その他マレ
イミド系、アセチレン系、メタンスルホン酸エス
テル系、N−メチロール系の硬膜剤が単独又は組
み合わせて使用できる。有用な組み合わせ技術と
して、例えば西独特許第2447587号、同2505746
号、同2514245号、米国特許第4047957号、同
3832181号、同3840370号の各明細書、特開昭48−
43319号、同50−63062号、同52−127329号、特公
昭48−32364号の各公報に記載の組み合わせが挙
げられる。 本発明の熱現像感光材料には、熱現像感光性層
および非感光性層(例えば、下塗層、中間層、保
護層等)の少なくともどちらか一方に高分子硬膜
剤を用いることができる。 本発明に用いられる高分子硬膜剤としては、例
えば、米国特許第3396029号に記載のアルデヒド
基を有するポリマー(例えばアクロレインの共重
合体など)、同第3362827号、リサーチ・デイスク
ロージヤー17333号(1978)などに記載のジクロ
ロトリアジン基を有するポリマー、米国特許第
3623878号に記載のエポキシ基を有するポリマー、
リサーチ・デイスクロージヤー16725号(1978)、
米国特許第4161407号、特開昭54−65033号、同56
−142524号公報などに記載の活性ビニル基あるい
はその前駆体となり得る基を有するポリマー、お
よび特開昭56−66841号公報に記載の活性エステ
ル基を有するポリマーなどが挙げられる。 本発明の熱現像感光材料には、膜物性等の改良
を目的として、熱現像感光性層および非感光性層
(例えば、下塗層、中間層、保護層等)の少なく
ともどちらか一方にポリマーラテツクスを用いる
ことができる。 本発明に用いられるポリマーラテツクスとして
好ましい具体例は、ポリメチルアクリレート、ポ
リエチルアクリレート、ポリ−n−ブチルアクリ
レート、エチルアクリレートとアクリル酸のコポ
リマー、塩化ビニリデンとブチルアクリレートの
コポリマー、ブチルアクリレートとアクリル酸の
コポリマー、酢酸ビニルとブチルアクリレートの
コポリマー、酢酸ビニルとエチルアクリレートの
コポリマー、エチルアクリレートと2−アクリル
アミドのコポリマー等が挙げられる。 ポリマーラテツクスの好ましい平均粒径は
0.02μm〜0.2μmである。ポリマーラテツクスの使
用量は添加される層のバインダーに対して、乾燥
重量比で0.03〜0.5が好ましい。 本発明の熱現像感光材料には、塗布性の改良等
を目的として、熱現像感光性層および非感光性層
(例えば、下塗層、中間層、保護層等)の少なく
ともどちらか一方に種々の界面活性剤を用いるこ
とができる。 本発明に用いられる界面活性剤は、アニオン
性、カチオン性、両性およびノニオン性のいずれ
の界面活性剤であつてもよい。 アニオン性界面活性剤としては、例えばアルキ
ルカルボン酸塩、アルキルスルフオン酸塩、アル
キルベンゼンスルフオン酸塩、アルキルナフタレ
ンスルフオン酸塩、アルキル硫酸エステル類、ア
ルキルリン酸エステル類、N−アシル−N−アル
キルタウリン類、スルホコハク酸エステル類、ス
ルホアルキルポリオキシエチレンアルキルフエニ
ルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルリン
酸エステル類などのような、カルボキシ基、スル
ホ基、ホスホ基、硫酸エステル基、燐酸エステル
基等の酸性基を含むものが好ましい。 カチオン性界面活性剤としては、例えばアルキ
ルアミン塩類、脂肪族あるいは芳香族第4級アン
モニウム塩類、ピリジニウム、イミダゾリウムな
どの複素環第4級アンモニウム塩類、および脂肪
族または複素環を含むホスホニウムまたはスルホ
ニウム塩類等が好ましい。 両性界面活性剤としては、例えばアミノ酸類、
アミノアルキルスルホン酸類、アミノアルキル硫
酸または燐酸エステル類、アルキルベタイン類、
アミンオキシド類等が好ましい。 ノニオン性界面活性剤としては、例えばサポニ
ン(ステロイド系)、アルキレンオキサイド誘導
体(例えばポリエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール/ポリプロピレングリコール縮合
物、ポリエチレングリコールアルキルエーテル類
またはポリエチレングリコールアルキルアリール
エーテル類、ポリエチレングリコールエステル
類、ポリエチレングリコールソルビタンエステル
類、ポリアルキレングリコールアルキルアミンま
たはアミド類、シリコーンのポリエチレンオキサ
イド付加物類)、グリシドール誘導体(例えばア
ルケニルコハク酸ポリグリセリド、アルキルフエ
ノールポリグリセリド)、多価アルコールの脂肪
酸エステル類、糖のアルキルエステル類等が好ま
しい。 本発明の熱現像感光材料には、現像性改良、画
像色素の転写性改良、光学物性改良等の目的で、
熱現像感光性層および非感光性層(例えば、下塗
層、中間層、保護層等)の少なくともどちらか一
方に非感光性ハロゲン化銀粒子を含有させること
ができる。 本発明に用いられる非感光性ハロゲン化銀粒子
としては塩化銀、臭化銀、沃化銀、沃臭化銀、塩
臭化銀、塩沃臭化銀等任意のハロゲン化銀組成の
ものを用いることができる。非感光性ハロゲン化
銀粒子の好ましい粒径は約0.3μm以下である。ま
た、添加量は、添加される層に対し、銀量換算で
0.02〜3g/m2の範囲が好ましい。 本発明の熱現像感光材料には、膜物性改良を目
的として、熱現像感光性層および非感光性層(例
えば、下塗層、中間層、保護層等)の少なくとも
どちらか一方に、例えば特開昭51−104338号に述
べられているカルボキシル基又はスルホ基を有す
るビニルポリマーを含有させることができる。 該ビニルポリマーの使用量は、添加する層のバ
インダーに対して乾燥重量比で0.05〜2.0の範囲
が好ましい。 本発明の熱現像感光材料には、基本的には一つ
の熱現像感光性層中に(1)感光性ハロゲン化銀、(2)
還元剤、(3)色素供与物質、(4)バインダーを含有
し、さらに必要に応じて(5)有機銀塩を含有するこ
とが好ましい。しかし、これらは必ずしも単一の
写真構成層中に含有させる必要はなく、例えば、
熱現像感光性層を2層に分け、前記(1)、(2)、(4)、
(5)の成分を一方側の熱現像感光性層に含有させ、
この感光性層に隣接する他方側の層に色素供与物
質(3)を含有せしめる等、相互に反応可能な状態で
あれば2以上の構成層に分けて含有せしめてもよ
い。 また、熱現像感光性層を高感度層と低感度層、
高濃度層と低濃度層等の2層またはそれ以上に分
割して設けてもよい。 本発明の熱現像感光材料は、支持体上に1また
は2以上の熱現像感光性層を有する。カラーの場
合には、一般に感色性の異なる3つの熱現像感光
性層を有し、各感光層では、熱現像によつてそれ
ぞれ色相の異なる色素が形成または放出される。
通常、青感光性層ではイエロー色素、緑感光性層
ではマゼンタ色素、赤感光性層ではシアン色素が
組み合わされるが、これに限らない。また、近赤
外感光性層を組み合わせることも可能である。 各層の構成は目的に応じて任意に選択でき、例
えば、支持体上に順次、赤感光性層、緑感光性
層、赤感光性層とする構成、逆に支持体上に順
次、青感光性層、緑感光性層、赤感光性層とする
構成、あるいは支持体上に順次、緑感光性層、赤
感光性層、青感光性層とする構成等がある。 本発明の熱現像感光材料は、前記熱現像感光性
層の他に、下塗り層、中間層、保護層、フイルタ
ー層、バツキング層、剥離層等の非感光性層を設
けることができる。前記熱現像感光性層およびこ
れらの非感光性層を支持体上に塗布するには、一
般のハロゲン化銀感光材料を塗布調製するのに用
いられるものと同様の方法が適用できる。 すなわち、デイツプ法、ローラー法、リバース
ロール法、エアーナイフ法、ドクターブレード
法、スプレー法、ビーズ法、押し出し法、ストレ
ツチフロー法、カーテン法等における方法や装置
等がある。 本発明の熱現像感光材料には保護層を設けるこ
とが好ましい。以下、本発明の保護層という。 本発明の保護層には、写真分野で使用される各
種の添加剤を用いることができる。該添加剤とし
ては、各種マツト剤、コロイダルシリカ、スベリ
剤、有機フルオロ化合物(特に、フツ素系界面活
性剤)、帯電防止剤、紫外線吸収剤、高沸点有機
溶媒、酸化防止剤、ハイドロキノン誘導体、ポリ
マーラテツクス、界面活性剤(高分子界面活性剤
を含む)、硬膜剤(高分子硬膜剤を含む)、有機銀
塩粒子、非感光性ハロゲン化銀粒子等が挙げられ
る。 本発明の保護層に用いられるマツト剤として
は、無機物質や有機物質の微粒子であつて、これ
を熱現像感光材料に含有させて感光材料表面の粗
さを増加させていわゆるマツト化させるものであ
る。マツト剤を用いて、感光材料の製造時、保存
時、使用時等におこる接着を防止したり、同種ま
たは異種物質との間の接触、摩擦、剥離によつて
生じる帯電を防止する方法は、当業界ではよく知
られている。マツト剤の具体例としては、特開昭
50−46316号記載の二酸化ケイ素、特開昭53−
7231号、同58−66937号、同60−8894号記載のメ
タアクリル酸アルキル/メタアクリル酸共重合体
等のアルカリ可溶マツト剤、特開昭58−166341号
記載のアニオン性基を有するアルカリ可溶性ポリ
マー、特開昭58−145935号記載の、モース硬度の
異なる2種以上の微粒子粉末の併用、特開昭58−
147734号記載の油滴と微粒子粉末の併用、特開昭
59−149356号記載の平均粒径の異なる2種以上の
球形マツト剤の併用、特開昭56−44411号記載の
フツ素化界面活性剤とマツト剤の併用、また、英
国特許第1055713号、米国特許第1939213号、同
2221873号、同2268662号、同2322037号、同
2376005号、同2391181号、同2701245号、同
2992101号、同3079257号、同3262782号、同
3443946号、同3516832号、同3539344号、同
3591379号、同3754924号、同3767448号、特開昭
49−106821号、同57−14835号等に記載されてい
る有機マツト剤、西独特許2529321号、英国特許
第760775号、同1260772号、米国特許第1201905
号、同2192241号、同3053662号、同3062649号、
同3257206号、同3322555号、同3353958号、同
3370951号、同3411907号、同3437484号、同
3523022号、同3615554号、同3635714号、同
3769020号、同4021245号、同4029504号等に記載
されている無機マツト剤、あるいは特開昭46−
7781号、同49−106821号、同51−6017号、同53−
116143号、同53−100226号、同57−14835号、同
57−82832号、同53−70426号、同59−149357号、
特公昭57−9053号公報並びにEP−107378号明細
書等に記載されているような物性をもつマツト剤
等が好ましく用いられる。 本発明の保護層において、マツト剤の添加量は
1m2あたり10mg/2.0gが好ましく、より好まし
くは20mg〜1.0gである。マツト剤の粒径は0.5〜
10μmが好ましく、より好ましくは1.0〜6μmであ
る。 前記マツト剤は、2種以上を組み合わせて用い
てもよい。 本発明の保護層に用いられるスベリ剤として
は、固体パラフイン、油脂、界面活性剤、天然ワ
ツクス、合成ワツクス等が挙げられ、具体的に
は、フランス特許第2180465号、英国特許第
955061号、同1143118号、同1270578号、同
1320564号、同1320757号、特開昭49−5017号、同
51−141623号、同54−159221号、同56−81841号、
リサーチ・デイスクロージヤー(Research
Disclosure)13969号、米国特許第1263722号、同
2588765号、同2739891号、同3018178号、同
3042522号、同3080317号、同3082087号、同
3121060号、同3222178号、同3295979号、同
3489567号、同3516832号、同3658573号、同
3679411号、同3870521号等に記載のものを好まし
く用いることができる。 本発明の保護層には、膜付きや脆弱性を改良す
るために、或いはスベリ性を改善する等の目的
で、高沸点有機溶剤(例えば、米国特許第
2322027号、同2533514号、同2882157号、特公昭
46−23233号、英国特許第958441号、同1222753
号、米国特許第2353262号、同3676142号、同
3700454号、特開昭50−82078号、同51−27921号、
同51−141623号等に記載のエステル類(例えばフ
タル酸エステル類、リン酸エステル類、脂肪酸エ
ステル類など)、アミド類(例えば脂肪酸アミド、
スルホン酸アミドなど)、エーテル類、アルコー
ル類、パラフイン類などが挙げられる。)の如き
水に不溶の油状の化合物を乳化分散した油滴を含
んでもよい。さらに、これらの油滴に種々の目的
に応じて写真用添加剤を含有させてもよい。 本発明の保護層に用いられるバインダーとして
は、ポリビニルブチラール、ポリ酢酸ビニル、エ
チルセルロース、ポリメチルメタアクリレート、
セルロースアセテートブチレート、ポリビニルア
ルコール、ポリビニルピロリドン、ポリエチルオ
キサゾリン、ポリアクリルアミド、ゼラチンおよ
びフタル化ゼラチン等の合成或いは天然の高分子
物質を1又は2以上組み合わせて用いることがで
きる。 特に、ゼラチン(ゼラチン誘導体を含む)、ポ
リビニルピロリドン(分子量1000〜400000が好ま
しい)、ポリビニルアルコール(分子量1000〜
100000が好ましい)及びポリオキサゾリン(分子
量1000〜800000が好ましい)の単独及びこれらの
2種以上の併用バインダーが好ましく、ゼラチン
単独またはゼラチンと上記のポリビニルピロリド
ン、ポリビニルアルコールおよびポリオキサゾリ
ン等のゼラチンと相溶性の良い親水性ポリマーを
併用したバインダーが特に好ましい。ゼラチンは
石灰処理によるもの、酸処理によるもの、イオン
交換処理によるものでもよく、オセインゼラチ
ン、ピツグスキンゼラチン、ハイドゼラチン又は
これらをエステル化、フエニルカルバモイル化等
とした変性ゼラチンであつても良い。 本発明の保護層の膜厚としては0.05〜5μmが好
ましく、より好ましくは0.1〜1.0μmである。保護
層は単一の層であつても2以上の複数の層から構
成されていても良い。 また、膜強度を増し、膜破壊を防止する目的
で、保護層の硬膜度を感光層のそれより大きくし
ておくことも好ましい。保護層の硬膜度を感光層
のそれより大きくする方法、すなわち層別に硬膜
度をコントロールする方法としては、耐拡散性の
硬膜剤を用いる方法があり、耐拡散性の硬膜剤を
保護層に用いることにより保護層の硬膜度のみを
感光層の硬膜度より大きくすることができる。耐
拡散性の硬膜剤としては、高分子硬膜剤が知られ
ており、例えば米国特許3057723号、同3396029
号、同4161407号、特開昭58−50528号等に記載さ
れている硬膜剤が使用できる。 各層別に硬膜度をコントロールする別の方法と
しては、拡散性の硬膜剤(例えばビニルスルホン
系硬膜剤)を保護層のみに含有させるか又は保護
層の含有量を感光層より多くしておき、多層同時
塗布後急速乾燥することにより、保護層の硬膜度
を感光層の硬膜度より大きくできる。 本発明の熱現像感光材料は像様露光後通常80℃
〜200℃、好ましくは100℃〜170℃の温度範囲で、
1秒間〜180℃間、好ましくは1.5秒間〜120秒間
加熱するだけで現像される。拡散性色素の受像層
への転写は熱現像時に受像部材を感光材料の感光
面と受像層を密着させる事により熱現像と同時に
行つてもよく、又、熱現像後に受像部材と密着し
加熱したり、又、水を供給した後に密着しさらに
必要ならび加熱したりする事によつて転写しても
よい。また、露光前に70℃〜180℃の温度範囲で
予備加熱を施してもよい。又、特開昭60−143338
号、特願昭60−3644号に記載されているように相
互の密着性を高めるため感光材料及び受像部材を
熱現像転写の直前に80℃〜250℃の温度でそれぞ
れ予備加熱してもよい。 本発明による熱現像感光材料には、種々の露光
手段を用いることができる。潜像は可視光を含む
輻射線の画像状露光によつて得られる。一般には
通常のカラープリントに使用される光源、例えば
タングステンランプ、水銀灯、キセノンランプ、
レーザー光線、CRT光線等を光源として用うる
ことができる。 加熱手段は、通常の熱現像感光材料に適用し得
る方法がすべて利用でき、例えば加熱されたブロ
ツクないしプレートに接触させたり、熱ローラー
や熱ドラムに接触させたり、高温の雰囲気中を通
過させたり、あるいは高周波加熱を用いたり、さ
らには、本発明の感光材料の裏面もしくは熱転写
用受像部材の裏面にカーボンブラツク等の導電性
物質を含有する導電性層を設け、通電によつて生
ずるジユール熱を利用することもできる。加熱パ
ターンは特に制限されることはなく、あらかじめ
予熱(プレヒート)した後、再度加熱する方法を
はじめ、高温で短時間、あるいは低温で長時間、
連続的に上昇、下降あるいは繰りかえし、さらに
は不連続加熱も可能ではあるが、簡便なパターン
が好ましい。また露光と加熱が同時に進行する方
式であつてもよい。 本発明に有効に用いられる受像部材の受像層と
しては、熱現像により放出乃至形成された熱現像
感光性層中の色素を受容する機能を有すればよ
く、例えば3級アミン又は四級アンモニウム塩に
含むポリマーで、米国特許第3709690号に記載さ
れているものが好ましく用いられる。例えばアン
モニウム塩を含むポリマーとしては、ポリスチレ
ン−コ−N,N,N−トリ−n−ヘキシル−N−
ビニル−ベンジルアンモニウムクロライドの比率
が1:4〜4:1、好ましくは1:1のものであ
る。三級アミンを含むポリマーとしては、ポリビ
ニルピリジン等がある。典型的な拡散転写用の受
像層としては、アンモニウム塩、3級アミン等を
含むポリマーをゼラチンやポリビニルアルコール
等と混合して支持体上に塗布することにより得ら
れる。別の有用な色素受容物質としては特開昭57
−207250号等に記載されたガラス転移温度が40℃
以上、250℃以下の耐熱性有機高分子物質で形成
されるものが挙げられる。 これらポリマーは受像層として支持体上に担持
されていてもよく、又これ自身を支持体として用
いてもよい。 前記耐熱性有機高分子物質の例としては、ポリ
スチレン、炭素原子数4以下の置換基をもつポリ
スチレン誘導体、ポリビニルシクロヘキサン、ポ
リジビニルベンゼン、ポリビニルピロリドン、ポ
リビニルカルバゾール、ポリアリルベンゼン、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルホルマールおよ
びポリビニルブチラールなどのポリアセタール
類、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリエチレン、ポリ
三塩化フツ化エチレン、ポリアクリロニトリル、
ポリ−N,N−ジメチルアリルアミド、p−シア
ノフエニル基、ペンタクロロフエニル基および
2,4−ジクロロフエニル基をもつポリアクリレ
ート、ポリアクリルクロロアクリレート、ポリメ
チルメタクリレート、ポリエチルメタクリレー
ト、ポリプロピルメタクリレート、ポリイソプロ
ピルメタクリレート、ポリイソブチルメタクリレ
ート、ポリ−tert−ブチルメタクリレート、ポリ
シクロヘキシルメタクリレート、ポリエチレング
リコールジメタクリレート、ポリ−2−シアノ−
エチルメタクリレート、ポリエチレンテレフタレ
ートなどのポリエステル類、ポリスルホン、ビス
フエノールAポリカーボネート等のポリカーボネ
ート類、ポリアンヒドライド、ポリアミド類並び
にセルロースアセテート類があげられる。また、
ポリマー ハンドブツク セカンドエデイシヨン
(ジエイ・ブランドラツプ,イー・エイチ・イン
マーガツト編)ジヨン ウイリイアンド サンズ
{Polymer Handbook 2nd ed.(J,Brandrup,
E.H.Immergut編)John Wiley&Sons}出版に
記載されているガラス転移温度40℃以下の合成ポ
リマーも有用である。一般的には前記高分子物質
の分子量としては2000〜200000が有用である。こ
れらの高分子物質は、単独でも2種以上をブレン
ドして用いてもよく、また2種以上を組み合せて
共重合体として用いてもよい。 有用なポリマーとしては、トリアセテート、ジ
アセテートなどのセルロースアセテート、ヘプタ
メチレンジアミンとテレフタル酸、フルオレンジ
プロピルアミンとアジピン酸、ヘキサメチレンジ
アミンとジフエン酸、ヘキサメチレンジアミンと
イソフタル酸などの組み合せによるポリアミド、
ジエチレングリコールとジフエニルカルボン酸、
ビス−p−カルボキシフエノキシブタンとエチレ
ングリコールなどの組み合せによるポリエステ
ル、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネ
ートがあげられる。これらのポリマーは改質され
たものであつてもよい。たとえば、シクロヘキサ
ンジメタノール、イソフタル酸、メトキシポリエ
チレン−グリコール、1,2−ジカルボメトキシ
−4−ベンゼンスルホン酸などを改質剤として用
いたポリエチレンテレフタレートも有効である。 特に好ましい受像層としては、特開昭59−
223425号に記載のポリ塩化ビニルより成る層及び
特開昭60−19138号に記載のポリカーボネートと
可塑剤より成る層が挙げられる。 これらのポリマーを使用して支持体兼用受像層
(受像部材)として用いることもでき、その時に
は支持体は単一の層から形成されていてもよい
し、また多数の層により形成されていてもよい。 受像部材用支持体としては、透明支持体、不透
明支持体等何を使用してもよいが、例えば、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポ
リスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポ
リプロピレン等のフイルム及びこれらの支持体中
に酸化チタン、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、
タルク等の顔料を含有させた支持体、バライタ
紙、紙の上に顔料を含んだ熱可塑性樹脂をラミネ
ートしたRC紙、布類、ガラス類、アルミニウム
等の金属等、又、これら支持体の上に顔料を含ん
だ電子線硬化性樹脂組成物を塗布、硬化させた支
持体、及びこれらの支持体の上に顔料を含んだ塗
布層を設けた支持体等が挙げられる。 特に、紙の上に顔料を含んだ電子線硬化性樹脂
組成物を塗布、硬化させた支持体、又は紙の上に
直接あるいは顔料塗布層を有し、顔料塗布層上に
電子線硬化性樹脂組成物を塗布し、硬化させた支
持体はそれ自身で樹脂層が受像層として使用でき
るので受像部材としてそのまま使用できる。 本発明を熱現像カラー感光材料に適用する場
合、色素画像のための媒染剤として、前述の各種
のポリマーが受像層として使用できるが、この受
像層は適当な支持体上に受像層を含む別個の受像
要素であつてもよく又受像層が熱現像カラー写真
材料の一部である1層の層であつてもよい。もし
必要ならば該感光材料中に不透明化層(反射層)
を含ませることもでき、そういつた層は受像層中
の色素画像を観察するために使用され得る所望の
程度の放射線例えば可視光線を反射させるために
使用されている。不透明化層(反射層)は必要な
反射を与える種々の試薬、例えば二酸化チタンを
含むことができる。 受像部材の受像層は、熱現像感光層から引き剥
がす型に形成することもできる。例えば熱現像カ
ラー感光材料の像様露光の後、熱現像感光層に受
像層を重ねて均一加熱現像することもできる。ま
た熱現像カラー感光材料の像様露光、均一加熱現
像した後、受像層を重ねて、現像温度より低温で
加熱し色素供与物質から放出乃至形成された色素
像を転写させることもできる。 本発明においては、酸または酸プレカーサーを
マイクロカプセルの芯材に含有させて用いること
が特徴であるが、さらに酸又は酸プレカーサー
を、用いる酸または酸プレカーサーの総重量の10
重量%以下ならマイクロカプセルの中に含有させ
ずに添加して併用してもさしつかえない。また熱
現像をコントロールするために、塩基または塩基
プレカーサーをマイクロカプセル中に含有させな
いで併用してもよい。 [発明の効果] 酸または酸プレカーサーをマイクロカプセルの
芯材に含有させて用いることにより、画像のコン
トラストの高い熱現像感光材料を得た。また本発
明の熱現像感光材料は、未使用のまま長期間保存
してもこれから得られる画像のコントラストが低
下することはなく、すなわち、生保存性のすぐれ
たものを得ることができる。 [実施例] 以下に本発明の具体的実施例について詳述する
が、本発明の態様はこれらに限定されない。 実施例 1 〈マイクロカプセル1の作成〉 12.0gのスルホコハク酸ビス−2−エチルヘキ
シルエステルナトリウム塩及び6.0gのポリオキ
シエチレン−4−ラウリルエーテルを80mlのn−
ヘキサンに溶解する。ついで80mlの蒸留水にホウ
酸5gを溶解した溶液をゆつくり添加し、充分に
撹拌する。 混合終了した溶液を円筒形二重壁反応容器に移
す。ついでよく撹拌しながらエチレングリコール
ジメタクリレート0.05g及びメタクリル酸メチル
5gを加え、更にリボフラビン−5′−リン酸ナト
リウム及び過硫酸カリウム1mgを添加し、溶解さ
せる。その後、おだやかに撹拌しながら窒素雰囲
気下で35±5℃の温度で、7〜10時間単量体が消
失するまで光照射する。出来上がつたマイクロカ
プセル懸濁液を減圧下でn−ヘキサンを留去し、
次に水を加え界面活性剤を限外濾過で除去し、さ
らに遠心分離によりマイクロカプセルを単離す
る。得られたマイクロカプセル粒子の大きさは
100〜300nmであつた。このマイクロカプセルを
マイクロカプセル1とする。 〈マイクロカプセル2の作成〉 マイクロカプセル1の作成で、ホウ酸の代わり
にクエン酸を用いた他は同様にしてマイクロカプ
セルを得た。これをマイクロカプセル2とする。 〈マイクロカプセル3の作成〉 蒸留水80mlに対し、例示化合物AP−2を5g
加え、さらにガラスビーズを80g加えた後、サン
ドグラインダーにて約4時間200rpmで分散し、
ついで得られた分散液を超音波にて、約10分間分
散した。マイクロカプセル1の作成においてホウ
酸の水溶液の代わりにこの分散液を用いた他は同
様にしてマイクロカプセルを得た。得られたマイ
クロカプセルの粒径は300〜600nmであつた。こ
れをマイクロカプセル3とする。 〈マイクロカプセル4の作成〉 マイクロカプセル3の作成において、例示化合
物AP−2の代わりにAP−51を用いた他は同様に
してマイクロカプセルを得た。これをマイクロカ
プセル4とする。 〈マイクロカプセル5の作成〉 マイクロカプセル3の作成において、例示化合
物AP−2の代わりにAP−6を用いた他は同様に
してマイクロカプセルを得た。これをマイクロカ
プセル5とする。 実施例 2 [有機銀塩分散液の調製] 5−メチルベンゾトリアゾールと硝酸銀を、水
−アルコール混合溶媒中で反応させて得られた5
−メチルベンゾトリアゾール銀を銀144g、5−
メチルベンゾトリアゾール0.4g、ポリビニルピ
ロリドン(K−30)の20wt%水溶液200ml、およ
び水540mlをアルミナボールミルで分散し、さら
に上記ポリビニルピロリドン水溶液200mlを加え
て1000mlとした。 [感光性ハロゲン化銀乳剤の調製] 沃臭化銀乳剤の調製 50℃において、特開昭57−92523号、同57−
92524号明細書に示される混合撹拌を用いて、オ
セインゼラチン20g、蒸留水1000ml及びアンモニ
アを溶解させたA液に沃化カリウム11.6gと臭化
カリウム130gを含有している水溶液500mlのB液
と硝酸銀1モルとアンモニアを含有している水溶
液500mlのC液とを同時にpAg及びPHを一定に保
ちつつ添加した。さらにB液及びC液の添加速度
を制御することで、沃化銀含有量7モル%、正6
面体、平均粒径0.25μmのコア乳剤を調製した。
次に上記の方法と同様にして、沃化銀含有量1モ
ル%のハロゲン化銀のシエルを被覆することで、
正6面体、平均粒径0.3μm(シエルの厚さ0.05μm)
のコア/シエル型ハロゲン化銀乳剤を調製した。
(単分散性は8%であつた。)上記乳剤をそれぞれ
水洗、脱塩して収量700mlを得た。 さらに、前記で調製したハロゲン化銀を下記の
様にして、感光性ハロゲン化銀乳剤を調製した。 赤感光沃臭化銀乳剤の調製 前記沃臭化銀乳剤 700ml 4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a−7
テトラザインデン 0.4g ゼラチン 32g チオ硫酸ナトリウム 10mg 下記増感色素メタノール1%液 80ml 蒸留水 1200ml
【化】
[還元剤溶液の調製]
還元剤R−11を93.2g、ポリビニルピロリドン
(K−30)の20wt%水溶液207ml、下記界面活性
剤の5wt%水溶液40mlおよび水、クエン酸水溶液
にてPH7.0、600mlとした。 (界面活性剤)
(K−30)の20wt%水溶液207ml、下記界面活性
剤の5wt%水溶液40mlおよび水、クエン酸水溶液
にてPH7.0、600mlとした。 (界面活性剤)
【化】
[熱溶剤分散液の調製]
p−トルアミド430gおよびポリビニルピロリ
ドン(K−90)の1.0wt%水溶液1410mlをボール
ミルで分散して熱溶剤分散液を得た。 [色素供与物質重合体分散液の調製] 色素供与物質重合体PM−5を105g、下記ハ
イドロキノン化合物4.0g、酢酸エチル300mlを混
合して加熱溶解し、アルカノールXC(デユポン社
製)5wt%水溶液248ml、写真用ゼラチン26.4g、
フエニルカルバモイル化ゼラチン(タイプ
17819PC、ルスロー社製)34.6gを含有するゼラ
チン水溶液1440mlと混合して超音波ホモジナイザ
ーで分散し、酢酸エチルを留去したのち、水を加
えて1590mlとし、分散液を得た。
ドン(K−90)の1.0wt%水溶液1410mlをボール
ミルで分散して熱溶剤分散液を得た。 [色素供与物質重合体分散液の調製] 色素供与物質重合体PM−5を105g、下記ハ
イドロキノン化合物4.0g、酢酸エチル300mlを混
合して加熱溶解し、アルカノールXC(デユポン社
製)5wt%水溶液248ml、写真用ゼラチン26.4g、
フエニルカルバモイル化ゼラチン(タイプ
17819PC、ルスロー社製)34.6gを含有するゼラ
チン水溶液1440mlと混合して超音波ホモジナイザ
ーで分散し、酢酸エチルを留去したのち、水を加
えて1590mlとし、分散液を得た。
【式】
[マイクロカプセル分散液の調製]
実施例1で作成した(マイクロカプセル1〜
5)15gをそれぞれ3.9wt%ゼラチン水溶液200ml
に添加し、超音波ホモジナイザーで分散すること
により、マイクロカプセル分散液を調製した。 [熱現像感光材料の作成] 下引層を有する厚さ180μmの写真用透明ポリエ
チレンテレフタレートフイルム上に以下の塗布液
を湿潤膜厚114.3μmで塗布、乾燥し、感光材料
(試料No.1)を作成した。 (塗布液組成) 有機銀塩分散液 80.0ml 赤感性ハロゲン化銀乳剤 38.4ml 還元剤溶液 48.0ml 熱溶剤分散液 94.8g 色素供与物質重合体分散液 127ml マイクロカプセル1分散液 45ml 写真用ゼラチン10wt%水溶液 30.9ml フエニルカルバモイル化ゼラチン10wt%水溶液
27.7ml 補正水 22.0ml 硬膜剤液(2,4−ジクロロ−−6−ヒドロキシ
−S−トリアジンナトリウムの2.5wt%水溶液)
13.3ml 計 512ml (ただし塗布液のPHは6.3とした。) またマイクロカプセル1をマイクロカプセル2
〜5に替えた以外は試料No.1と同様にして試料No.
2〜5を作成した。 比較試料としてマイクロカプセル分散液を含ま
ないもの(試料No.7)、マイクロカプセル分散液
のかわりに同量の酸プレカーサーをメタノール溶
液として添加したもの(試料No.6)を作つた。た
だし、試料6、7の単位面積あたりのゼラチン付
量は試料No.1と同じになるようにした。 [受像部材の作成] 一方、写真用バライタ紙上に、ポリカーボネー
ト(平均分子量25000、L−1250、帝人化成)の
塩化エチレン溶液を塗布、乾燥し、ポリカーボネ
ートが15.0g/m2となるようにして受像部材を作
つた。 [写真特性の評価] 前記熱現像感光材料に対して、ステツプウエツ
ジを通して露光を与え、前記受像部材と合わせて
150℃90秒の熱現像を行ない、すみやかにひきは
がして受像部材上にシアン色の転写画像を得た。 生保存性を評価するために、前記熱現像感光材
料と同じものを50℃相対湿度80%の雰囲気下に48
時間放置したのち、同様の露光と熱現像を行なつ
た。(強制劣化試験) 得られた転写画像の最大濃度と最小濃度および
強制劣化試験試料の最小濃度をサクラ濃度計
(PDA−65、小西六製)にて反射濃度として測定
した。結果を表−1に示す。
5)15gをそれぞれ3.9wt%ゼラチン水溶液200ml
に添加し、超音波ホモジナイザーで分散すること
により、マイクロカプセル分散液を調製した。 [熱現像感光材料の作成] 下引層を有する厚さ180μmの写真用透明ポリエ
チレンテレフタレートフイルム上に以下の塗布液
を湿潤膜厚114.3μmで塗布、乾燥し、感光材料
(試料No.1)を作成した。 (塗布液組成) 有機銀塩分散液 80.0ml 赤感性ハロゲン化銀乳剤 38.4ml 還元剤溶液 48.0ml 熱溶剤分散液 94.8g 色素供与物質重合体分散液 127ml マイクロカプセル1分散液 45ml 写真用ゼラチン10wt%水溶液 30.9ml フエニルカルバモイル化ゼラチン10wt%水溶液
27.7ml 補正水 22.0ml 硬膜剤液(2,4−ジクロロ−−6−ヒドロキシ
−S−トリアジンナトリウムの2.5wt%水溶液)
13.3ml 計 512ml (ただし塗布液のPHは6.3とした。) またマイクロカプセル1をマイクロカプセル2
〜5に替えた以外は試料No.1と同様にして試料No.
2〜5を作成した。 比較試料としてマイクロカプセル分散液を含ま
ないもの(試料No.7)、マイクロカプセル分散液
のかわりに同量の酸プレカーサーをメタノール溶
液として添加したもの(試料No.6)を作つた。た
だし、試料6、7の単位面積あたりのゼラチン付
量は試料No.1と同じになるようにした。 [受像部材の作成] 一方、写真用バライタ紙上に、ポリカーボネー
ト(平均分子量25000、L−1250、帝人化成)の
塩化エチレン溶液を塗布、乾燥し、ポリカーボネ
ートが15.0g/m2となるようにして受像部材を作
つた。 [写真特性の評価] 前記熱現像感光材料に対して、ステツプウエツ
ジを通して露光を与え、前記受像部材と合わせて
150℃90秒の熱現像を行ない、すみやかにひきは
がして受像部材上にシアン色の転写画像を得た。 生保存性を評価するために、前記熱現像感光材
料と同じものを50℃相対湿度80%の雰囲気下に48
時間放置したのち、同様の露光と熱現像を行なつ
た。(強制劣化試験) 得られた転写画像の最大濃度と最小濃度および
強制劣化試験試料の最小濃度をサクラ濃度計
(PDA−65、小西六製)にて反射濃度として測定
した。結果を表−1に示す。
【表】
表−1から明らかな如く、酸または酸プレカー
サーを添加していない試料No.7は充分な最大濃度
が得られない。また酸プレカーサーをマイクロカ
プセル中に含有させないで添加した試料No.6は充
分な最大濃度を得られるが、生保存時に酸プレカ
ーサーが徐々に分解するため最小濃度まで高くな
つてしまう。これに対し酸または酸プレカーサー
をマイクロカプセル中に含有させて添加した本発
明の試料No.1〜5では、生保存時の安定性が高
く、かつ熱現像時に有効かつ迅速に酸または酸プ
レカーサーが放出され、最大濃度のみを高めるこ
とができる。 実施例 3 実施例−2における色素供与物質PM−5を
PM−4に変更し、試料No.1におけるマイクロカ
プセル、酸プレカーサーを表−2に示すように変
更した以外は実施例−2と同様の操作を行なつ
た。得られた結果を表−2に示す。
サーを添加していない試料No.7は充分な最大濃度
が得られない。また酸プレカーサーをマイクロカ
プセル中に含有させないで添加した試料No.6は充
分な最大濃度を得られるが、生保存時に酸プレカ
ーサーが徐々に分解するため最小濃度まで高くな
つてしまう。これに対し酸または酸プレカーサー
をマイクロカプセル中に含有させて添加した本発
明の試料No.1〜5では、生保存時の安定性が高
く、かつ熱現像時に有効かつ迅速に酸または酸プ
レカーサーが放出され、最大濃度のみを高めるこ
とができる。 実施例 3 実施例−2における色素供与物質PM−5を
PM−4に変更し、試料No.1におけるマイクロカ
プセル、酸プレカーサーを表−2に示すように変
更した以外は実施例−2と同様の操作を行なつ
た。得られた結果を表−2に示す。
【表】
表−2から明らかな如く、実施例−2と同様
に、本発明の試料のみが、生保存後も充分高い最
大濃度でかつカブリも低いという優れた特性を有
する。 実施例 4 [色素供与物質分散液の調製] 色素供与物質を14g、トリクレジルホスフエ
ート22gおよびコハク酸−2−エチルヘキシルエ
ステルスルホン酸ナトリウム0.6gを酢酸エチル
40mlに溶解し、7.5wt%ゼラチン水溶液と混合し、
超高速ホモジナイザー(バイオトロン、BT−
10S)にて15000R.P.Mで15分間分散した後、酢
酸エチルを留去して色素供与化合物分散液240ml
を得た。 [熱溶剤分散液の調製] 実施例−2におけるp−トルアミドをα−トル
エンスルホンアミドに変える以外は実施例−2と
同様にして熱溶剤分散液を調製した。 [緑感性沃臭化銀乳剤の調製] 実施例−2で用いた沃臭化銀乳剤 700ml 4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a−7
テトラザインデン 0.4g ゼラチン 32g チオ硫酸ナトリウム 10mg 下記増感色素メタノール1%液 80ml 蒸溜水 1200ml
に、本発明の試料のみが、生保存後も充分高い最
大濃度でかつカブリも低いという優れた特性を有
する。 実施例 4 [色素供与物質分散液の調製] 色素供与物質を14g、トリクレジルホスフエ
ート22gおよびコハク酸−2−エチルヘキシルエ
ステルスルホン酸ナトリウム0.6gを酢酸エチル
40mlに溶解し、7.5wt%ゼラチン水溶液と混合し、
超高速ホモジナイザー(バイオトロン、BT−
10S)にて15000R.P.Mで15分間分散した後、酢
酸エチルを留去して色素供与化合物分散液240ml
を得た。 [熱溶剤分散液の調製] 実施例−2におけるp−トルアミドをα−トル
エンスルホンアミドに変える以外は実施例−2と
同様にして熱溶剤分散液を調製した。 [緑感性沃臭化銀乳剤の調製] 実施例−2で用いた沃臭化銀乳剤 700ml 4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a−7
テトラザインデン 0.4g ゼラチン 32g チオ硫酸ナトリウム 10mg 下記増感色素メタノール1%液 80ml 蒸溜水 1200ml
【化】
[熱現像感光材料の作成]
(塗布液組成)
緑感性ハロゲン化銀乳剤 120ml
熱溶剤分散液 36g
色素供与物質分散液 115ml
実施例−2で調製したマイクロカプセル5分散液
32ml 写真用ゼラチン10wt%水溶液 40ml グアニジントリクロロ酢酸10wt%エタノール液
65ml デカグリセリルモノラウレート5wt%水溶液 20ml 4,4−ジメチル−1−p−トリル−3−ピラゾ
リジノン1wt%メタノール溶液 18ml 補正水 23ml 硬膜剤液(テトラビニルスルホニルメチルメタン
2wt%メタノール液) 17ml 計 480ml (ただし塗布液のPHは6.5とした。) 以上の塗布液組成物を実施例−2と同じ支持体
上に湿潤膜厚45.7μmで塗布、乾燥し、熱現像感
光材料を作つた。(試料No.12) 比較試料としてマイクロカプセル分散液を含ま
ないもの(試料No.13)、マイクロカプセル分散液
のかわりに同量の酸プレカーサーをメタノール溶
液として添加したもの(試料No.14)を作つた。た
だし、試料13、14の単位面積あたりのゼラチン付
量は同じになるようにした。 [受像部材の作成] 厚さ100μmの透明ポリエチレンテレフタレート
フイルム上に下記の層を順次塗布した。 (1) ポリアクリル酸からなる層。 (7.00g/m2) (2) 酢酸セルロースからなる層。 (4.00g/m2) (3) スチレンとN−ベンジル−N,N−ジメチル
−N−(3−マレイミドプロピル)アンモニウ
ムクロライドの1:1の共重合体およびゼラチ
ンからなる層。 (共重合体3.00g/m2) (ゼラチン3.00g/m2) (4) 尿素およびポリビニルアルコール(ケン化度
98%)からなる層。 尿素4.0g/m2 ポリビニルアルコール3.0g/m2 [写真特性の評価] 前記熱現像感光材料に対して、ステツプウエツ
ジを通して露光を与え、前記受像部材と合わせて
150℃1分間の熱現像を行ないつつ、すみやかに
ひきはがして受像部材上にマゼンタの転写画像を
得た。 また実施例−2と同様に強制劣化試験を行なつ
た。なお最大濃度、最小濃度は透過濃度で測定し
た。得られた結果を表−3に示す。
32ml 写真用ゼラチン10wt%水溶液 40ml グアニジントリクロロ酢酸10wt%エタノール液
65ml デカグリセリルモノラウレート5wt%水溶液 20ml 4,4−ジメチル−1−p−トリル−3−ピラゾ
リジノン1wt%メタノール溶液 18ml 補正水 23ml 硬膜剤液(テトラビニルスルホニルメチルメタン
2wt%メタノール液) 17ml 計 480ml (ただし塗布液のPHは6.5とした。) 以上の塗布液組成物を実施例−2と同じ支持体
上に湿潤膜厚45.7μmで塗布、乾燥し、熱現像感
光材料を作つた。(試料No.12) 比較試料としてマイクロカプセル分散液を含ま
ないもの(試料No.13)、マイクロカプセル分散液
のかわりに同量の酸プレカーサーをメタノール溶
液として添加したもの(試料No.14)を作つた。た
だし、試料13、14の単位面積あたりのゼラチン付
量は同じになるようにした。 [受像部材の作成] 厚さ100μmの透明ポリエチレンテレフタレート
フイルム上に下記の層を順次塗布した。 (1) ポリアクリル酸からなる層。 (7.00g/m2) (2) 酢酸セルロースからなる層。 (4.00g/m2) (3) スチレンとN−ベンジル−N,N−ジメチル
−N−(3−マレイミドプロピル)アンモニウ
ムクロライドの1:1の共重合体およびゼラチ
ンからなる層。 (共重合体3.00g/m2) (ゼラチン3.00g/m2) (4) 尿素およびポリビニルアルコール(ケン化度
98%)からなる層。 尿素4.0g/m2 ポリビニルアルコール3.0g/m2 [写真特性の評価] 前記熱現像感光材料に対して、ステツプウエツ
ジを通して露光を与え、前記受像部材と合わせて
150℃1分間の熱現像を行ないつつ、すみやかに
ひきはがして受像部材上にマゼンタの転写画像を
得た。 また実施例−2と同様に強制劣化試験を行なつ
た。なお最大濃度、最小濃度は透過濃度で測定し
た。得られた結果を表−3に示す。
【表】
表−3から明らかな如く、酸プレカーサーを添
加していない試料No.13はカブリの発生が大きい。
還元性色素供与物質の場合、酸は現像を抑制する
作用があるので酸プレカーサーをマイクロカプセ
ル中に含有させないで添加した試料No.14は、現像
の後半に酸が放出され、現像の後半に発生してく
るカブリを防止することができるが、生保存時に
徐々に酸が放出され、したがつて現像が抑制され
て最大濃度が低下してしまう。酸プレカーサーを
マイクロカプセル中に含有させて添加した本発明
の試料No.12は、長期間保存しても高い最大濃度が
得られ、なおかつカブリの発生を防止できる優れ
たものである。 実施例 5 厚さ100μmの透明ポリエチレンテレフタレート
フイルム支持体上に下記の層を順次塗布した。 (1) スチレンとN−ベンジル−N,N−ジメチル
−N−(3−マレイミドプロピル)アンモニウ
ムクロライドの1:1の共重合体、ゼラチンお
よび酸プレカーサーからなる層。(受像層) 共重合体3.00g/m2 ゼラチン3.00g/m2 酸プレカーサー(AP−6)0.3g/m2 (メタノール溶液として添加) (2) 酸化チタンとゼラチンから成る層。 酸化チタン13.0g/m2 ゼラチン3.0g/m2 (3) 尿素およびポリビニルアルコール(ケン化度
98%)からなる層。 尿素4.0g/m2 ポリビニルアルコール3.0g/m2 (4) 実施例−4の試料No.13と同じ熱現像感光層 上記熱現像感光材料を試料No.15とし、該試料No.
15の第(1)層中の酸プレカーサーのかわりに実施例
−4のマイクロカプセル分散液を添加して酸プレ
カーサーが0.3g/m2、ゼラチンが3.0g/m2とな
るようにする以外は、試料No.15と同様にして試料
No.16を作つた。試料No.15、16に対して、熱現像感
光層側から露光し、該熱現像感光層表面に支持体
と同じフイルムを重ね合わせ、150℃1分間の熱
現像を行なつた。また、実施例−2と同様に強制
劣化試験を行ない、得られた結果を表−4に示
す。
加していない試料No.13はカブリの発生が大きい。
還元性色素供与物質の場合、酸は現像を抑制する
作用があるので酸プレカーサーをマイクロカプセ
ル中に含有させないで添加した試料No.14は、現像
の後半に酸が放出され、現像の後半に発生してく
るカブリを防止することができるが、生保存時に
徐々に酸が放出され、したがつて現像が抑制され
て最大濃度が低下してしまう。酸プレカーサーを
マイクロカプセル中に含有させて添加した本発明
の試料No.12は、長期間保存しても高い最大濃度が
得られ、なおかつカブリの発生を防止できる優れ
たものである。 実施例 5 厚さ100μmの透明ポリエチレンテレフタレート
フイルム支持体上に下記の層を順次塗布した。 (1) スチレンとN−ベンジル−N,N−ジメチル
−N−(3−マレイミドプロピル)アンモニウ
ムクロライドの1:1の共重合体、ゼラチンお
よび酸プレカーサーからなる層。(受像層) 共重合体3.00g/m2 ゼラチン3.00g/m2 酸プレカーサー(AP−6)0.3g/m2 (メタノール溶液として添加) (2) 酸化チタンとゼラチンから成る層。 酸化チタン13.0g/m2 ゼラチン3.0g/m2 (3) 尿素およびポリビニルアルコール(ケン化度
98%)からなる層。 尿素4.0g/m2 ポリビニルアルコール3.0g/m2 (4) 実施例−4の試料No.13と同じ熱現像感光層 上記熱現像感光材料を試料No.15とし、該試料No.
15の第(1)層中の酸プレカーサーのかわりに実施例
−4のマイクロカプセル分散液を添加して酸プレ
カーサーが0.3g/m2、ゼラチンが3.0g/m2とな
るようにする以外は、試料No.15と同様にして試料
No.16を作つた。試料No.15、16に対して、熱現像感
光層側から露光し、該熱現像感光層表面に支持体
と同じフイルムを重ね合わせ、150℃1分間の熱
現像を行なつた。また、実施例−2と同様に強制
劣化試験を行ない、得られた結果を表−4に示
す。
【表】
表−4から明らかな如く、酸プレカーサーをマ
イクロカプセル中に含有させないで受像層に添加
した試料No.15では最大濃度が低下する。 これに対し酸プレカーサーをマイクロカプセル
中に含有させて受像層へ添加した試料No.16は、最
大濃度の低下、さらに生保存における最大濃度の
低下を防止するという実施例−4と同様な効果が
ある。
イクロカプセル中に含有させないで受像層に添加
した試料No.15では最大濃度が低下する。 これに対し酸プレカーサーをマイクロカプセル
中に含有させて受像層へ添加した試料No.16は、最
大濃度の低下、さらに生保存における最大濃度の
低下を防止するという実施例−4と同様な効果が
ある。
Claims (1)
- 1 支持体上に少なくとも感光性ハロゲン化銀、
色素供与物質、還元剤、バインダーおよびマイク
ロカプセルを有する熱現像感光材料において、該
マイクロカプセルの芯材が酸および酸プレカーサ
ーの少なくともどちらか一方を含有することを特
徴とする熱現像感光材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13247386A JPS62288837A (ja) | 1986-06-07 | 1986-06-07 | 生保存後の画像のコントラストの優れた熱現像感光材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13247386A JPS62288837A (ja) | 1986-06-07 | 1986-06-07 | 生保存後の画像のコントラストの優れた熱現像感光材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62288837A JPS62288837A (ja) | 1987-12-15 |
| JPH0579977B2 true JPH0579977B2 (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=15082197
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13247386A Granted JPS62288837A (ja) | 1986-06-07 | 1986-06-07 | 生保存後の画像のコントラストの優れた熱現像感光材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62288837A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE69525889T2 (de) * | 1994-08-31 | 2003-01-23 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Bildherstellungsverfahren vom Trockentyp |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58174949A (ja) * | 1982-04-07 | 1983-10-14 | Fuji Photo Film Co Ltd | 熱現像拡散転写カラ−感光材料 |
-
1986
- 1986-06-07 JP JP13247386A patent/JPS62288837A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62288837A (ja) | 1987-12-15 |
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