JPH0580501A - 感光性塗布液組成物 - Google Patents

感光性塗布液組成物

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JPH0580501A
JPH0580501A JP3268487A JP26848791A JPH0580501A JP H0580501 A JPH0580501 A JP H0580501A JP 3268487 A JP3268487 A JP 3268487A JP 26848791 A JP26848791 A JP 26848791A JP H0580501 A JPH0580501 A JP H0580501A
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JP
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coating
resin
photosensitive
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monopropylether
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JP3268487A
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Hideyuki Nakai
英之 中井
Sei Goto
聖 後藤
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造時又は製造後における臭気及び毒性が極
めて少なく、かつ塗布性に優れた感光性塗布液を提供す
ること。 【構成】 少なくともエチレングリコールモノプロピル
エーテルを含有する感光性塗布液組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光性塗布液組成物に関
し、詳しくは臭気及び毒性の少ない塗布液溶剤を用いる
感光性塗布液組成物に関する。
【0002】
【発明の背景】感光性平版印刷版の感光層は、通常感光
性物質やバインダー樹脂を含有する組成物をエチレング
リコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノ
エチルエーテル等の塗布溶剤に溶解した塗布液から得ら
れる。
【0003】しかしながら、このような塗布溶剤は臭
気、毒性が強いため、製造時及び製造後における作業環
境上の大きな問題点となっている。更にこのような塗布
溶剤を用いることにより、縦スジ等の塗布故障の発生が
著しくなり塗布性が大巾に劣化することも大きな問題と
なっていた。
【0004】従って、本発明の目的は、製造時又は製造
後における臭気及び毒性が極めて少なく、かつ塗布性に
優れた感光性塗布液組成物を提供することにある。
【0005】
【発明の構成】本発明者等は前記課題に鑑みて鋭意研究
の結果、本発明の上記目的は、少なくともエチレングリ
コールモノプロピルエーテルを含有する感光性塗布液組
成物を提供することにより達成されることを見出した。
【0006】以下に本発明を更に具体的に説明する。
【0007】本発明において塗布溶剤として用いられる
エチレングリコールモノプロピルエーテルは、塗布液組
成物中、好ましくは30〜100重量%、更に好ましくは50
〜100重量%含有される。
【0008】また、上記エチレングリコールモノプロピ
ルエーテルは他の従来公知の塗布溶剤と組合わせて用い
ることも可能である。
【0009】本発明においてエチレングリコールモノプ
ロピルエーテルを含む溶剤に溶解することにより得られ
る塗布液は、ポジ型感光性組成物またはネガ型感光性組
成物のいづれをも含有することができるが、このポジ型
感光性組成物としては、オルトキノンジアジド基を含む
高分子化合物が主として用いられるが、ここでオルトキ
ノンジアジド基を含む高分子化合物とは、オルトキノン
ジアジド基を含む化合物とアルカリ可溶性樹脂との反応
生成物の場合又はオルトキノンジアジド基を含む化合物
とアルカリ可溶性樹脂との混合物である場合のいづれか
又は両方からなる意味に用いられる。
【0010】以下にその代表的なものについて説明す
る。
【0011】オルトキノンジアジド基を含む高分子化合
物としては、例えばo−ナフトキノンジアジドスルホン
酸と、フェノール類及びアルデヒド又はケトンの重縮合
樹脂とのエステル化合物が挙げられる。
【0012】前記のフェノール類としては、例えば、フ
ェノール、o−クレゾール、m−クレゾール、p−クレ
ゾール、3,5−キシレノール、カルバクロール、チモ
ール等の一価フェノール、カテコール、レゾルシン、ヒ
ドロキノン等の二価フェノール、ピロガロール、フロロ
グルシン等の三価フェノール等が挙げられる。
【0013】前記のアルデヒドとしては、ホルムアルデ
ヒド、ベンズアルデヒド、アセトアルデヒド、クロトン
アルデヒド、フルフラール等が挙げられる。
【0014】これらのアルデヒドのうち好ましいもの
は、ホルムアルデヒド及びベンズアルデヒドである。
【0015】更に前記のケトンとしては、アセトン、メ
チルエチルケトン等が挙げられる。
【0016】前記重縮合樹脂の具体的な例としては、フ
ェノール・ホルムアルデヒド樹脂、m−クレゾール・ホ
ルムアルデヒド樹脂、m−,p−混合クレゾール・ホル
ムアルデヒド樹脂、レゾルシン・ベンズアルデヒド樹
脂、ピロガロール・アセトン樹脂等が挙げられる。
【0017】前記o−ナフトキノンジアジド化合物のフ
ェノール類のOH基に対するo−ナフトキノンジアジド
スルホン酸の縮合率(OH基1個に対する反応率)は、
15〜80%が好ましく、より好ましくは20〜45%である。
【0018】更に本発明に用いられるo−キノンジアジ
ド化合物としては、特開昭58-43451号公報に記載された
化合物も使用することができる。
【0019】上記o−キノンジアジド化合物のうち、
1,2−ベンゾキノンジアジドスルホニルクロリド又は
1,2−ナフトキノンジアジドスルホニルクロリドとピ
ロガロール・アセトン縮合樹脂又は2,3,4−トリヒ
ドロキシベンゾフェノンを反応させて得られるo−キノ
ンジアジドエステル化合物が最も好ましい。
【0020】本発明に用いられるo−キノンジアジド化
合物としては、上記化合物を各々単独で用いてもよい
し、2種以上の化合物を組合せて用いてもよい。
【0021】本発明に用いられるo−キノンジアジドを
含む高分子化合物は、塗布性を考慮すると、分子量が15
00以上有するものが好ましく、更に好ましくは、2000以
上の分子量を有するものがよい。
【0022】前記のo−キノンジアジド化合物は、アル
カリ可溶性樹脂と混合して用いた方がよい。アルカリ可
溶性樹脂としては、ノボラック樹脂、フェノール性水酸
基を有するビニル系重合体、特開昭55-57841号公報に記
載されている多価フェノールとアルデヒド又はケトンと
の縮合樹脂等が挙げられる。ノボラック樹脂としては、
例えばフェノール・ホルムアルデヒド樹脂、クレゾール
・ホルムアルデヒド樹脂、特開昭55-57841号公報に記載
されているようなフェノール・クレゾール・ホルムアル
デヒド共重縮合樹脂、特開昭55-127553号公報に記載さ
れているようなp−置換フェノールとフェノールもしく
は、クレゾールとホルムアルデヒドとの共重縮合樹脂等
が挙げられる。
【0023】また、フェノール性水酸基を有するビニル
系重合体としては、該フェノール性水酸基を有する単位
を分子構造中に有する重合体であり、下記の一般式
[I]〜一般式[V]の少なくとも1つの構造単位を含
む重合体が好ましい。
【0024】
【化1】 [式中R1およびR2はそれぞれ水素原子、アルキル基又
はカルボキシル基、好ましくは水素原子を表わす。R3
は水素原子、ハロゲン原子又はアルキル基を表わし、好
ましくは水素原子又はアルキル基を表わし、好ましくは
水素原子又はメチル基、エチル基等のアルキル基を表わ
す。R4は水素原子、アルキル基、アリール基又はアラ
ルキル基を表わし、好ましくは水素原子を表わす。Aは
窒素原子又は酸素原子と芳香族炭素原子とを連結する、
置換基を有していてもよいアルキレン基を表わし、mは
0〜10の整数を表わし、Bは置換基を有していてもよい
フェニレン基又は置換基を有してもよいナフチレン基を
表わす。]
【0025】本発明の感光性組成物に用いられる重合体
としては共重合体型の構造を有するものが好ましく、前
記一般式[I]〜一般式[V]でそれぞれ示される構造
単位と組合せて用いることができる単量体単位として
は、例えばエチレン、プロピレン、イソブチレン、ブタ
ジエン、イソプレン等のエチレン系不飽和オレフィン
類、例えばスチレン、α−メチルスチレン、p−メチル
スチレン、p−クロロスチレン等のスチレン類、例えば
アクリル酸、メタクリル酸等のアクリル酸類、例えばイ
タコン酸、マレイン酸、無水マレイン酸等の不飽和脂肪
族ジカルボン酸類、例えばアクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、アクリル酸−n−ブチル、アクリル酸イソブ
チル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸−2−クロロエ
チル、アクリル酸フェニル、α−クロロアクリル酸メチ
ル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、エタク
リル酸エチル等のα−メチレン脂肪族モノカルボン酸の
エステル類、例えばアクリロニトリル、メタアクリロニ
トリル等のニトリル類、例えばアクリルアミド等のアミ
ド類、例えばアクリルアニリド、p−クロロアクリルア
ニリド、m−ニトロアクリルアニリド、m−メトキシア
クリルアニリド等のアニリド類、例えば酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル、ベンゾエ酸ビニル、酪酸ビニル等の
ビニルエステル類、例えばメチルビニルエーテル、エチ
ルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、β−ク
ロロエチルビニルエーテル等のビニルエーテル類、塩化
ビニル、ビニリデンクロライド、ビニリデンシアナイ
ド、例えば1−メチル−1−メトキシエチレン、1,1
−ジメトキシエチレン、1,2−ジメトキシエチレン、
1,1−ジメトキシカルボニルエチレン、1−メチル−
1−ニトロエチレン等のエチレン誘導体類、例えばN−
ビニルピロール、N−ビニルカルバゾール、N−ビニル
インドール、N−ビニルピロリデン、N−ビニルピロリ
ドン等のN−ビニル系単量体がある。これらのビニル系
単量体は、不飽和二重結合が開裂した構造で高分子化合
物中に存在する。
【0026】上記の単量体のうち脂肪族モノカルボン酸
のエステル類、ニトリル類が本発明の目的に対して優れ
た性能を示し、好ましい。
【0027】これらのアルカリ可溶性樹脂は、塗布性を
考慮すると、分子量が1500以上有するものが好ましく、
更に好ましくは、2000以上の分子量を有するものがよ
い。
【0028】本発明に用いられるネガ型感光性物質は、
種々のものがあるが、以下に記載されるように、その代
表的なものについて説明する。 (1)ジアゾ樹脂を含む感光性組成物 p−ジアゾジフェニルアミンとホルムアルデヒドとの縮
合物で代表されるジアゾ樹脂は、水溶性のものでも水不
溶性のものでもよいが、好ましくは特公昭47-1167号及
び同57-43890号公報等に記載されているような水不溶性
かつ通常の有機溶媒可溶性のものが使用される。特に好
ましくは下記の一般式[VI]で示されるジアゾ樹脂であ
る。
【0029】
【化2】 [式中、R1,R2およびR3は、水素原子、アルキル基
又はアルコキシ基を示し、R4は水素原子、アルキル基
又はフェニル基を示す。XはPF6又はBF4を示し、Y
は−NH−,−S−又は−O−を示す。]
【0030】ジアゾ樹脂は皮膜形成性樹脂、特に水酸基
を有する親油性高分子化合物と混合して使用するのが好
ましい。このような親油性高分子化合物としては、前記
に掲げたものの他、側鎖に脂肪族水酸基を有するモノマ
ー、例えば2−ヒドロキシエチルアクリレート又は2−
ヒドロキシエチルメタクリレートと他の共重合し得るモ
ノマーとの共重合体が挙げられる。これら以外にも、必
要に応じてポリビニルブチラール樹脂、ポリウレタン樹
脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ノボラック樹脂、
天然樹脂等を添加してもよい。
【0031】ジアゾニウム塩と併用される結合剤として
は種々の高分子化合物が使用され得るが、好ましくは特
開昭54-98613号公報に記載されているような芳香族性水
酸基を有する単量体、例えばN−(4−ヒドロキシフェ
ニル)アクリルアミド、N−(4−ヒドロキシフェニ
ル)メタクリルアミド、o−,m−,またはp−ヒドロ
キシスチレン、o−,m−,またはp−ヒドロキシフェ
ニルメタクリレート等と他の単量体との共重合体、米国
特許第4,123,276号明細書に記載されているようなヒド
ロキシエチルアクリレート単位またはヒドロキシエチル
メタクリレート単位を主なる繰り返し単位として含むポ
リマー、シェラック、ロジン等の天然樹脂、ポリビニル
アルコール、米国特許第3,751,257号明細書に記載され
ているポリアミド樹脂、米国特許第3,660,097号明細書
に記載されている線状ポリウレタン樹脂、ポリビニルア
ルコールのフタレート化樹脂、ビスフェノールAとエピ
クロルヒドリンから縮合されたエポキシ樹脂、酢酸セル
ロース、セルロースアセテートフタレート等のセルロー
ス類が含有される。
【0032】アルカリ可溶性樹脂としては、ノボラック
樹脂、フェノール性水酸基を有するビニル系重合体、特
開昭55-57841号公報に記載されている多価フェノールと
アルデヒド又はケトンとの縮合樹脂等が挙げられる。ノ
ボラック樹脂としては、例えばフェノール・ホルムアル
デヒド樹脂、クレゾール・ホルムアルデヒド樹脂、特開
昭55-57841号公報に記載されているようなフェノール・
クレゾール・ホルムアルデヒド共重縮合樹脂、特開昭55
-127553号公報に記載されているようなp−置換フェノ
ールとフェノールもしくは、クレゾールとホルムアルデ
ヒドとの共重縮合樹脂等が挙げられる。
【0033】またこれらの感光性組成物には、上記の素
材の他、必要に応じて染料、顔料等の色素、感脂化剤、
可塑剤、界面活性剤、有機酸、酸無水物、露光により酸
を発生し得る化合物等を添加することができる。
【0034】これらの結合剤は感光性組成物の固形分中
に40〜99重量%、好ましくは50〜95重量%含有される。
またジアゾ樹脂は1〜60重量%、好ましくは3〜30重量
%含有される。
【0035】これらの感光性組成物には、その他の染
料、顔料等の色素、感脂化剤、可塑剤、界面活性剤など
を添加することができる。
【0036】 感光性組成物 このような高分子化合物としては、重合体の主鎖又は側
鎖に感光性基として ような感光性重合体を主成分とするもの(例えば米国特
許第3,030,208号、同第3,707,373号及び同第3,453,237
号に記載されているような化合物);シンナミリデンマ
ロン酸等の(2−プロペリデン)マロン酸化合物及び二
官能性グリコール類から誘導される感光性ポリエステル
類を主成分としたもの(例えば米国特許第2,956,878号
及び同第3,173,787号に記載されているような感光性重
合体);ポリビニールアルコール、澱粉、セルロース及
びその類似物のような水酸基含有重合体のケイ皮酸エス
テル類(例えば米国特許第2,690,966号、同第2,752,372
号、同第2,732,301号等に記載されているような感光性
重合体)等が挙げられる。
【0037】これらの感光性組成物には、他の増感剤、
安定化剤、可塑剤、顔料や染料等を含有させることがで
きる。
【0038】(3)付加重合性不飽和化合物からなる光
重合性組成物 この組成物は、好ましくは、(a)少なくとも2個の末
端ビニル基を有するビニル単量体、(b)光重合開始剤
及び(c)バインダーとしての高分子化合物からなる。
【0039】この成分(a)のビニル単量体としては、
特公昭35-5093号、同35-14719号、同44-28727号の各公
報に記載されている。ポリオールのアクリル酸又はメタ
クリル酸エステル、即ちジエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アク
リレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリ
レート等、あるいはメチレンビス(メタ)アクリルアミ
ド、エチレンビス(メタ)アクリルアミドのようなビス
(メタ)アクリルアミド類、あるいはウレタン基を含有
する不飽和単量体、例えばジ−(2′−メタクリロキシ
エチル)−2,4−トリレンジウレタン、ジ−(2−ア
クリロキシエチル)トリメチレンジウレタン等のような
ジオールモノ(メタ)アクリレートとジイソシアネート
との反応生成物等が挙げられる。
【0040】前記成分(b)の光重合開始剤としては、
前記の一般式[VI]で示される化合物が使用し得るが、
他の種類のものも使用できる。例えば、前記のJ.Kosa
r著「ライト・センシシティブ・システムズ」第5章に
記載されているようなカルボニル化合物、有機硫黄化合
物、過硫化物、レドックス系化合物、アゾ並びにジアゾ
化合物、ハロゲン化合物、光還元性色素などがある。更
に具体的には英国特許第1,459,563号に開示されてい
る。
【0041】更に、成分(c)のバインダーとしては、
公知の種々のポリマーを使用することができる。具体的
なバインダーの詳細は、米国特許第4,072,527号に記載
されている。
【0042】これらの光重合性組成物には、熱重合禁止
剤、可塑剤、染料や顔料等を含有させることができる。
【0043】(4)アジド基を含む感光性組成物 感光性アジド化合物としては、アジド基が直接又はカル
ボニル基又はスルホニル基を介して芳香環に結合してい
る芳香族アジド化合物が好ましく使用される。
【0044】例えば、米国特許第3,096,311号明細書に
記載されているようなポリアジドスチレン、ポリビニル
−p−アジドベンゾアート、ポリビニル−p−アジドベ
ンザール、特公昭45-9613号公報に記載のアジドアリー
ルスルフォニルクロリドと不飽和炭化水素系ポリマーと
の反応生成物、又特公昭43-21017号、同44-229号、同44
-22954号、同45-24915号の各公報に記載されているよう
な、スルホニルアジドやカルボニルアジドを持つポリマ
ー等が挙げられる。
【0045】前記感光性組成物に添加される感脂化剤、
界面活性剤、増感剤、安定化剤、熱重合禁止剤、可塑剤
類は、その種類によって添加量は異るが、概して感光性
塗布液に含まれる感光性組成物に対して、0.01〜20重量
%、好ましくは0.05〜10重量%が適当である。
【0046】本発明においては、感脂化剤として種々の
化合物が用いられるが、次の一般式[VII]により表さ
れる置換フェノール類とアルデヒド類とを縮合させた樹
脂及び該樹脂のオルトナフトキノンジアジドスルホン酸
エステル化合物が好ましく用いられる。
【0047】
【化3】 [式中、R1,R2は水素原子、アルキル基、ハロゲン原
子を表し、R3は炭素数2以上のアルキル基、シクロア
ルキル基を表す。]
【0048】一般式[VII]で表されるR1,R2のアル
キル基は、炭素数1〜3のアルキル基であるが、特に1
または2のアルキル基が好ましい。またR3としては、
炭素数15以下のアルキル基又はシクロアルキル基が好ま
しいが、特に炭素数3〜8のアルキル基又はシクロアル
キル基が好ましい。
【0049】一般式[VII]で表される置換フェノール
類としては、例えばイソプロピルフェノール、t−ブチ
ルフェノール、t−アミルフェノール、ヘキシルフェノ
ール、オクチルフェノール、シクロヘキシルフェノー
ル、3−メチル−4−クロロ−5−t−ブチルフェノー
ル、イソプロピルクレゾール、t−ブチルクレゾール、
t−アミルクレゾール、ヘキシルクレゾール、オクチル
クレゾール、シクロオクチルクレゾール等であり、その
うち特に好ましくはオクチルフェノール及びt−ブチル
フェノールである。
【0050】また前記アルデヒド類としては、例えばホ
ルムアルデヒド、ベンズアルデヒド、アセトアルデヒ
ド、アクロレイン、クロトンアルデヒド、フルフラール
等の脂肪族及び芳香族アルデヒドであり、炭素数1〜7
のアルデヒドが好ましい。特に好ましくはホルムアルデ
ヒド及びベンズアルデヒドである。
【0051】本発明に用いられる前記の置換フェノール
類とアルデヒド類とを縮合させた樹脂は、これらを酸性
触媒下で重縮合して得られる。更に該樹脂のオルトナフ
トキノンジアジドスルホン酸エステルは前記縮合樹脂を
適当な溶媒に溶解し、これにオルトナフトキノンジアジ
ドスルホン酸クロライドを投入して加熱攪拌しながらア
ルカリを当量点まで滴下することによりエステル化して
得られる。
【0052】本発明において好ましく用いられる染料
は、塩基性染料及び油溶性染料がある。具体的には、ビ
クトリア・ピュア・ブルー・BOH、ビクトリア・ブル
ー・BH、メチル・バイオレット、アイゼン・マラカイ
トグリーン(以上、保土谷化学工業製)、パテント・ピ
ュア・ブルー・VX、ローダミン・B、メチレン・ブル
ー(以上、住友化学工業製)、エチルバイオレット、キ
ナリジンレッド等の塩基性染料、並びにスーダン・ブル
ー・II、ビクトリア・ブルー・F4R(以上、B.A.
S.F製)、オイル・ブルー・#603、オイル・ブルー
・BOS、オイル・ブルー・IIN(以上、オリエント化
学工業製)等の油溶性染料が挙げられる。
【0053】本発明の感光性塗布液を塗布して感光性印
刷版を製造するのに適した支持体は、種々のものが用い
られるが、例えば、アルミニウム、亜鉛、銅、鋼等の金
属板、及びクロム、亜鉛、銅、ニッケル及びアルミニウ
ム等がメッキまたは蒸着された金属板、親水化処理され
た紙及びプラスチック、また金属が蒸着された紙及びプ
ラスチックフィルム、ガラス板、樹脂コート紙、アルミ
ニウム等の金属箔が張られた紙等が挙げられる。
【0054】これらのうち好ましいものはアルミニウム
板である。
【0055】特にアルミニウム板の支持体の場合には、
砂目立て処理、陽極酸化処理及び必要に応じて封孔処理
等の表面処理が施されていることが好ましい。
【0056】上記砂目立て処理する方法としては、アル
ミニウム板等の表面を脱脂した後、ブラシ研磨法、ボー
ル研磨法、化学研磨法、電解エッチング法等を適用する
技術が採用される。
【0057】上記陽極酸化処理は、例えば燐酸、クロム
酸、ホウ酸、硫酸等の無機塩、又はシュウ酸、スルファ
ミン酸等の有機酸の単独又はこれらの2種以上の酸を混
合した水溶液又は非水溶液中において、アルミニウム板
等を陽極として電流を通じることによって行われる。
【0058】更に封孔処理は、珪酸ナトリウム水溶液、
熱水及び若干の無機塩又は有機塩の熱水溶液に浸漬する
か、又は水蒸気浴によって行われる。
【0059】本発明において、感光性塗布液の支持体へ
の塗布量は、用途によって異るが、一般的に固形分とし
て0.5〜3.5g/m2が適当である。
【0060】本発明の塗布液の塗布方法としては、ディ
ップコーティング、ロールコーティング、リバースロー
ルコーティング、エアドクターコーティング、ブレード
コーティング、ロッドコーティング、ナイフコーティン
グ、スクイズコーティング、グラビアコーティング、キ
ャストコーティング、カーテンコーティング、押出しコ
ーティング、等の方法が用いられ、塗布膜厚は、0.1〜
5g/m2が好ましい。また乾燥温度は20〜150℃、好まし
くは30〜100℃の範囲である。
【0061】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明するが、本
発明は、これらに限定されるものではない。
【0062】実施例1 下記の組成を有する感光液を調整し、これを砂目立てし
たアルミニウム板にロールコータを用いて固形分2.2g/
m2の塗布量となるように塗布した後、乾燥して感光性平
版印刷版の試料1を得た。
【0063】 [感光液] m−クレゾールノボラック樹脂とナフトキノン−(1,2) −ジアジド−5−スルホン酸クロリドとのエステル化合物 (Mw=2000) 2.3重量部 フェノール及びm−,p−混合クレゾール(各モル比48:32 :20)とホルムアルデヒドとの共重縮合樹脂(Mw=7000) 6.7重量部 パラオクチルフェノールとホルマリンとから合成された ノボラック樹脂(Mw=1800) 0.9重量部 2−トリクロルメチル−5−(β−ベンゾフリルビニル) −1,3,4−オキサジアゾール 0.05重量部 ビクトリアピュアブルーBOH 0.07重量部 エチレングリコールモノプロピルエーテル 45重量部 上記感光液中の有機溶剤組成を表1に示す化合物に代え
る以外は、試料1と同様にして感光性平版印刷版の試料
2〜9をそれぞれ作製した。
【0064】このようにして得られた試料1〜9の各々
について、感光液の塗布性をマランゴニーおよび縦スジ
について観察した。
【0065】ここにマランゴニーとは、塗布乾燥後の塗
布面に生じるもやもやとした渦状の塗布むらを指す。
【0066】この種の塗布むらは溶剤の揮発に伴なう温
度低下で、湿潤した状態の感光層の表面張力が局所的に
異なることに起因するマランゴニー効果がその要因であ
る。
【0067】また縦スジは塗布液の平滑化が進まないた
めに、支持体の走行方向に現れる感光層膜厚の不均一状
態である。
【0068】その結果を表1に示す。
【0069】表1から明らかなように、本発明外である
試料8及び9はマランゴニーおよび縦スジの観察結果
は、劣るものであった。
【0070】これに対して、本発明に用いられる有機溶
剤を塗布溶剤として用いた試料1〜7はいずれも、Aの
評価が得られ、好ましいものであった。
【0071】実施例2 下記の組成を有する感光液を調整し、これを砂目立てし
たアルミニウム板にロールコータを用いて固形分1.6g/
m2の塗布量となるように塗布した後、乾燥して感光性平
版印刷版の試料10を得た。
【0072】 [感光液] 仕込みモノマーモル比;N−(4−ヒドロキシフェニル) メタクリルアミド:アクリロニトリル:エチルアクリレート :メタクリル酸:n−ブチルアクリレート=8:32:40:10 :10なる原料より特開昭62-7045号公報合成例1に示した方法 によって得られた共重合体(Mw=55000) 6.0重量部 p−ジアゾフェニルアミンとパラホルムアルデヒド(モル比 1:0.9)との縮合樹脂のヘキサフルオロリン酸塩(Mw=2400) 0.48重量部 ジュリマーAC−10L[日本純薬(株)製] 0.36重量部 ビクトリアピュアブルーBOH 0.09重量部 エチレングリコールモノプロピルエーテル 45重量部 上記感光液組成において、有機溶剤を表2に示す化合物
に代える以外は、試料10と同様にして感光性平版印刷版
の試料11〜14をそれぞれ作製した。
【0073】このようにして得られた試料10〜14の各々
について、感光液の塗布性をマランゴニーおよび縦スジ
について観察した。
【0074】その結果を表2に示す。
【0075】表2から明らかなように、本発明外である
試料13及び14はマランゴニーおよび縦スジの観察結果
は、劣るものであった。
【0076】これに対して、本発明に用いられる有機溶
剤を塗布溶剤として用いた試料10〜12は、Aの評価が得
られ、好ましいものであった。
【0077】
【表1】
【0078】
【表2】
【0079】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
感光性塗布液組成物により、感光性平版印刷版等の製造
時又は製造後において臭気及び毒性が極めて少なく、か
つ塗布性が改良される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともエチレングリコールモノプロ
    ピルエーテルを含有する感光性塗布液組成物。
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