JPH0580727B2 - - Google Patents

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JPH0580727B2
JPH0580727B2 JP60131196A JP13119685A JPH0580727B2 JP H0580727 B2 JPH0580727 B2 JP H0580727B2 JP 60131196 A JP60131196 A JP 60131196A JP 13119685 A JP13119685 A JP 13119685A JP H0580727 B2 JPH0580727 B2 JP H0580727B2
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JP
Japan
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magnetic
ferrite
gap
grooves
forming
Prior art date
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Application number
JP60131196A
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English (en)
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JPS61289509A (ja
Inventor
Motoichiro Matsuzawa
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP60131196A priority Critical patent/JPS61289509A/ja
Publication of JPS61289509A publication Critical patent/JPS61289509A/ja
Publication of JPH0580727B2 publication Critical patent/JPH0580727B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、磁気ヘツド用コアの製造法に係り、
特にフエライトコアと称される、フエライト材料
からなる磁気ヘツド用コアを製造するに際して、
磁気ギヤツプ幅の変動やトラツクの位置ずれ等を
効果的に防止せしめることの出来る方法に関する
ものである。
(従来技術) 従来から、磁気ヘツド用コアとして、コア材料
にフエライトを用いて構成したフエライトコアが
知られている。このフエライトコアは、よく知ら
れているように、一般に、二つのフエライト部材
が突き合わされて、環状の磁路(磁気回路)が形
成された構造を有するものであつて、それらフエ
ライト部材の間に形成される空間がコイル巻線用
の孔とされている一方、それらフエライト部材の
一方の突き合わせ部に、前記環状の磁路を横切る
方向に所定間隙の磁気ギヤツプが設けられてお
り、この磁気ギヤツプによつて、磁気テープや磁
気デイスク等の磁気記録媒体に対して、周知の如
く所定の記録や再生を行なうようになつている。
ところで、このようなフエライトコアにおいて
は、磁気ギヤツプの存在するコア外周面部分、換
言すれば磁気記録媒体に対向するコア対向面若し
くは摺接面に、かかる磁気記録媒体に対して記録
や再生、消去等を行なうための所定幅のトラツク
が、該磁気記録媒体との相対的な移動方向に延び
るように設けられている。そして、このトラツク
は、所定間隙を隔てて対向或いは摺接せしめられ
る磁気記録媒体の種類によつて所定幅となるよう
に決定されることとなるが、このトラツク幅は、
一般に、磁気ギヤツプの両側の磁路部分に跨るよ
うにして形成された凹条溝によつて、規定される
ようになつている。
一方、一つの磁気記録媒体に対して、できるだ
け多くの情報を書き込むためには、上記のトラツ
ク幅を狭くする必要があるが、それに伴つて、か
かるトラツクを形成する凸条形態のフエライト部
材の角部が、磁気記録媒体等との接触によつて欠
け、磁気ヘツドや磁気記録媒体を損傷乃至は破壊
する等の重大事故を惹起する問題がある。
このため、特公昭47−11107号公報や特開昭59
−215022号公報等には、磁気ヘツド用コアに設け
た、磁気ヘツドのトラツクを構成する所定幅の凸
条部の両側に形成された凹条溝内に、ガラス等の
非磁性材を充填せしめて、かかる凸条部を補強せ
しめ、そして所定の加工を施すことによつて、磁
気ヘツド用コアとなし、更にそれに巻線加工を施
すことによつて、目的とする磁気ヘツドを得る方
法が明らかにされている。
(問題点) しかしながら、かかるガラス等の非磁性材にて
凸条部(トラツク)を補強する従来の磁気ヘツド
用コア(フエライトコア)を製造する手法にあつ
ては、二つのフエライト部材を接合して、コアブ
ロツク(基材)を形成するに際しても、接合剤と
してガラス等の非磁性材が用いられているところ
から、溶融温度の異なる二種のガラス等の非磁性
材を用いる必要があつた。
すなわち、上記の公報に開示された手法によれ
ば、まず二つのフエライト部材を溶融ガラス(非
磁性材)にて接合して、磁気ギヤツプを有するコ
アブロツクを形成し、次いで必要な鏡面研磨やギ
ヤツプデプス出し加工、取付け用の溝入れ加工等
を施した後、磁気ヘツドのトラツクとなる所定幅
の凸条部が形成されるように、その両側に凹条溝
を形成せしめ、そしてこの凹条溝に、前記二つの
フエライト部材を接合するために用いた溶融ガラ
スよりも低溶融温度の補強用ガラスを充填せしめ
て、かかる凸条部を補強しているのである。
このため、かかる従来の手法にあつては、それ
ら二種のガラス材料の融点が近接していると、後
の補強用低融点ガラスの充填操作時において、コ
アブロツクを構成する二つのフエライト部材を接
合している高融点ガラスが軟化する虞があり、そ
して、そのような接合用の高融点ガラスの軟化が
惹起されると、それら二つのフエライト部材の接
合部がずれて、磁気ギヤツプの幅が拡がる等のギ
ヤツプ幅の変化や、トラツクの位置ずれれ等の問
題を惹起することとなる。
尤も、フエライト部材の接合用ガラスとしてよ
り高融点のものを用いたり、また凸条部補強用ガ
ラスとしてより低融点のものを用いることが考え
られるが、前者の場合にあつては、ガラスを溶融
するための高温の採用によつて、磁気ギヤツプ付
近のフエライト部分が変質乃至は侵食されて、狭
いギヤツプ幅の実現が困難となる問題があり、ま
た後者の場合にあつては、ガラス自体の強度が低
下して、凸条部を保護する本来の目的が充分達成
できなくなる問題を内在している。
かかる状況下、従来の磁気ヘツド用コアの製造
法にあつては、二種の溶融温度の異なる非磁性材
を用いるために、そのような非磁性材の選択に著
しい制約を受けているのである。
(解決手段) ここにおいて、本発明は、上記したき問題を解
決するために為されたものであつて、その特徴と
するところは、(a)環状の磁路が形成されるように
複数のフエライト部材を突き合わせて、それらフ
エライト部材の磁気ギヤツプ形成部分を除く当接
部を固相反応にて直接接合せしめることにより、
一体的なコアブロツクを形成する工程と、(b)該コ
アブロツクの前記磁気ギヤツプ形成部分の間隙
に、第一の非磁性材を充填せしめる工程と、(c)前
記一体的なコアブロツクに、磁気ヘツドのトラツ
ク幅となる所定幅の凸条部が形成されるように、
該凸条部の両側に凹条溝を形成する工程と、(d)該
凹条溝内に第二の非磁性材を充填せしめる工程と
を含む、磁気ヘツド用コアの製造法にある。
なお、かかる本発明において、好適には、前記
凹溝の形成並びに前記第二の非磁性材の充填は、
前記磁気ギヤツプ形成部分の外側に、固相反応に
て直接接合せしめた接合部を残したままのコアブ
ロツクに対して、行なわれることとなる。
また、本発明は、磁気デイスク等の記録媒体に
情報を記録するウインチエスタ用モノリシツクタ
イプの磁気ヘツド用コアの製造に好適に適用され
るものであるが、そのような場合においては、前
記第二の非磁性材の充填を行なつた後に、前記凸
条部にほぼ平行に、磁気ヘツドの浮上に必要なス
キー溝加工が実施されることとなる。
さらに、本発明の好ましい実施態様に従えば、
磁気ギヤツプを形成するフエライト部材の少なく
とも何れか一方のものの、少なくとも磁気ギヤツ
プ形成部位が、単結晶フエライトにて構成されて
おり、特にコアブロツク全体が単一の単結晶フエ
ライトにて構成されている。そして、そのような
単結晶フエライトから構成される部位の磁気ギヤ
ツプ形成面は、111あるい100からなる結晶
面を有するようにされるのである。
(作用・効果) 従つて、かくのごとき本発明手法によれば、従
来の如き接合用非磁性材(ガラス)を用いること
なく、複数のフエライト部材が固相反応にて直接
接合せしめられて、一体的なコアブロツクとされ
ていることにより、後の凹条溝に対する第二の非
磁性材の充填工程において、かかるコアブロツク
が加熱されても、該コアブロツクに形成された磁
気ギヤツプの幅が拡がつたり、またトラツク(凸
条部)が位置ずれを起こしたりすることは、実質
的にないのである。けだし、そのようなコアブロ
ツクには、非磁性材による接合部が存在しないか
らである。
なお、本発明において用いられる第一の非磁性
材は、一体的なコアブロツクに形成された磁気ギ
ヤツプ形成間隙に充填せしめられて、かかる磁気
ギヤツプ形成間隙を保護するためのものであつ
て、従来の如き複数のフエライト部材を接合する
ためのものではないところから、後の第二の非磁
性材の凹条溝内への充填時における加熱によつ
て、かかる第一の非磁性材が軟化したところで、
磁気ギヤツプ幅の変化やトラツクの位置ずれ等の
問題を惹起することはなく、それ故、本発明にあ
つては、かかる第一の非磁性材と第二の非磁性材
とを同一のガラス等の材料とすることも可能であ
り、これにより非磁性材の選択の幅を著しく広く
為し得たのである。
(実施例) 以下、図面を参照しつつ、本発明を更に具体的
に説明することとする。
先ず、かかる本発明において用いられる、コア
ブロツクを形成するためのフエライト部材として
は、Mn−Znフエライト、Ni−Znフエライト等
の材質のものが用いられ、それらは用途に応じて
使い分けられることとなるが、本発明に用いられ
る複数のフエライト部材は、一般に、同一の材質
のものが使用されることとなる。また、それぞれ
のフエライト部材の微細構造に関して、各フエラ
イト部材は多結晶材であつても、単結晶材であつ
ても、また多結晶部分と単結晶部分とを含む複合
材の何れであつても良く、更にはそれら組織構造
の異なるフエライト部材を組み合わせて用いるこ
とも可能である。
かくの如きフエライト材料を用いて、本発明に
従つて、目的とする磁気ヘツド用コアを製造する
一つの具体的な手法が、第1図に概略的に示され
ている。なお、第1図のa〜jは、ウインチエス
タ用モノリシツクタイプの磁気ヘツド用コアを製
造する工程の一例を示すものである。
そこにおいて、環状の磁路(磁気回路)が形成
されるように組み合わされる二つのフエライト部
材2,4のうちの一方のもの2には、第1図aに
示される如く、その他方のフエライト部材4に対
向させられる面に、コイル巻線用の孔を形成する
ための溝6を加工する溝入れ加工が予め施されて
いる。なお、この溝入れ加工は、通常、ダイヤモ
ンドカツタ等にてブロツク状のフエライト部材を
切削することによつて行なわれるが、これに代え
て、コイル巻線用の溝6等の形状を有するフエラ
イト部材を、プレス成形手法等の方法によつて直
接に成形することも可能であり、ここでは、その
ような成形と同時に溝加工が行なわれるものをも
含めて、溝入れ加工ということとする。
また、フエライト部材2には、その磁気ギヤツ
プ形成部位(他方のフエライト部材4に対する突
き合わせ部位)に対して、所定深さ(厚さ):β
だけ表面を除去せしめるギヤツプ加工も予め施さ
れている。このギヤツプ加工は、フエライト部材
4に当接せしめられるフエライト部材2の上下の
当接部8a,8bよりもβ分のみ凹陥せしめるも
のであつて、この除去された厚さβが、後述する
ようにフエライトコアの磁気ギヤツプ10の幅:
αを形成することとなる。なお、このギヤツプ形
成加工には、例えば酸によるエツチング処理やダ
イヤモンドカツタによる研削加工等の手法が採用
される。また、ここでは、C字型断面形状のフエ
ライト部材2の磁気ギヤツプ形成部位に対して、
ギヤツプ形成加工が施されているが、これに代え
て、他方のブロツク状のフエライト部材4の磁気
ギヤツプ部位に対して、前述の如きギヤツプ形成
加工を施しても、何等差支えない。
なお、かかるフエライト部材2に対するギヤツ
プ加工工程と溝入れ加工工程の順序は不同であ
り、例えばば第1図aに例示の場合にあつては、
溝6を形成する溝入れ加工を行なつた後、β分の
フエライト部材を除去するギヤツプ加工が実施さ
れている。
そして、このようなギヤツプ加工工程および溝
入れ加工工程を経たフエライト部材2に対して、
他方のブロツク状のフエライト部材4が、それら
フエライト部材の間に前記溝6が位置するよう
に、換言すればかかる溝6が該他方のフエライト
部材4によつて覆蓋されるように、重ね合わさ
れ、突き合わされる。そして、この突き合わせに
よつて、一方のフエライト部材2の上、下の当接
部8a,8bが他方のフエライト部材4の側面に
当接せしめられることにより、前記ギヤツプ加工
工程において除去された厚さβ分だけの隙間が、
該ギヤツプ加工部位において二つのフエライト部
材2と4の間に形成され、これが磁気ギヤツプ1
0の隙間αとなるのである。
また、この二つのフエライト部材2,4の突き
合わせに際しては、それらの当接部分にフエライ
トを溶解する酸、例えば塩酸、硝酸、硫酸等を介
在せしめて、突き合わせることが望ましい。この
理由は、フエライト部材2,4の相互の位置を、
そのような酸によつて形成されるフエライト成分
の塩(例えば硝酸鉄、硝酸マンガン、硝酸亜鉛
等)により固定せしめると共に、後の加熱時にお
いて、そのような塩が分解して生成する酸化物
が、目的とする固相反応を促進するのに効果を発
揮するからである。なお、かかる二つのフエライ
ト部材2,4の突き合わせ時における接着は、上
述の如き酸の他、フエライト成分を含んだ無機酸
塩の水溶液も有効に用いることができ、同様の効
果を得ることが出来る。
次いで、このように突き合わされて、組み合わ
されたフエライト部材2および4は、その状態に
おいて加熱せしめられ、以てそれらの当接部分に
おいて固相反応が惹起せしめられて、一体的に焼
結され、第1図bに示されるように、それらの直
接的な接合が実現されるのである。この一体的な
接合体であるコアブロツク12は、フエライト部
材2と4にて構成されるものであるが、図示の如
く、それらの当接部分には異相は認められず、実
質的に一体の連続的な組織となるものであり、そ
してそれを貫通するように前記溝6によつてコイ
ル巻線用の孔14が形成される一方、フエライト
部材2の前記ギヤツプ加工部位と、他方のフエラ
イト部材4部分との間において、所定間隙:α
(β)の磁気ギヤツプ10が形成されるのである。
なお、このようにして形成される一体的なコア
ブロツク12において、その磁気ギヤツプ10に
おけるギヤツプ構造の乱れを少なくするために
は、ギヤツプ加工工程の化学的処理によつてギヤ
ツプ幅αに見合う厚さ分だけ除去せしめられるフ
エライト部材(ここでは2)として、その少なく
ともギヤツプ形成部位が単結晶であるフエライト
ブロツクを使うことが望ましい。特に、本発明に
あつては、フエライト部材2,4の下部当接部8
bにおいて後部ギヤツプが形成されないように、
それらを固相反応にて一体的に接合するために、
高温に加熱して焼結せしめ、以て一体的な接合を
図るものであるところから、磁気ギヤツプ10の
ギヤツプ形成面が多結晶フエライトである場合に
は、サーマルエツチングが惹起されて、粒界が凹
となることがあり、それ故、精度を要する磁気ギ
ヤツプ10の形成のためには、フエライト部材
2,4の両方の少なくともギヤツプ形成面が単結
晶で形成されたフエライトであることが望ましい
のである。
また、かかるフエライト部材2,4の少なくと
もギヤツプ形成部位における単結晶フエライト構
造は、予めそのような単結晶フエライト部分を有
するフエライト部材を用いる他、本願出願人が先
に提案した特願昭58−246262に従う単結晶化手法
によつて、それら二つのフエライト部材2,4を
フエライト部材にて接合せしめると同時に、単結
晶を成長せしめることによつて、実現することが
可能である。そして、本発明にあつては、二つの
フエライト部材2,4を接合して得られる一体的
なコアブロツク12は、全体が一つの単結晶フエ
ライトから構成されている。
そしてまた、本発明においては、フエライト部
材2,4の磁気ギヤツプ10の形成部位が単結晶
フエライト構造とされている場合において、その
磁気ギヤツプ形成面は、単結晶フエライトの11
1面或いは100面の結晶面を選定することが望
ましく、これによつてギヤツプ形成加工における
エツチング時の表面凹凸の問題を避けることが可
能となる。
また、上記した固相反応によるフエライトの焼
結は、約1100℃の温度で進行するものであるとこ
ろから、かかるフエライト部材2と4の当接部
(面)の直接的な一体接合には、酸素分圧をフエ
ライトと平衡させた平衡酸素分圧の雰囲気中にお
いて、所定時間、1100℃以上の温度に加熱せしめ
ることが必要である。しかしながら、フエライト
部材として多結晶フエライトを使用した場合にあ
つては、先に述べたように、サーマルエツチング
が惹起され、磁気ギヤツプ10の形成面に凹凸が
発生するようになるところから、焼結温度は低い
ことが好ましく、それ故、あまりにも高い焼結温
度は避けるべきであつて、一般に1250℃以下が望
ましい。尤も、少なくとも磁気ギヤツプ10の形
成面に単結晶フエライトが存在するフエライト部
材2および4が用いられた場合にあつては、どの
ような焼結温度であつても良く、上記の如き制約
はないが、エツチング乃至は研削加工によるギヤ
ツプ加工によつて生じたギヤツプ形成面の微細な
凹凸を解消するためには、かかる固相反応の温度
を高くすることが望ましく、通常1350℃以上にお
いて、その効果を認めることができる。
そして、このような固相反応によるフエライト
部材2,4の直接的な接合にて得られるコアブロ
ツク12にあつては、それらの接合部分に何等の
異相も認められず、実質的に一体の組織となるも
のであり、これによつて、コアを構成するフエラ
イト部材2,4の当接部がガラスで接合せしめら
れる従来の場合とは異なり、それらフエライト部
材2,4間に必然的に形成される後部ギヤツプが
実質的に解消され得、以てかかる後部ギヤツプに
基づく磁路の磁気抵抗を実質的に解消することが
できることとなり、効果的にヘツド感度の向上、
ひいてはS/N特性の改善が図られ得ることとな
る。
次いで、この固相反応によつて直接に接合せし
められ、一体化されたコアブロツク12には、そ
の磁気ギヤツプ10部分の保護のために、その間
隙が、第1図cに示されるように、ガラス16の
如き非磁性材にて充填せしめられることとなる。
このガラス16の充填は、それを溶融せしめて、
かかる磁気ギヤツプ10の間隙に流し込むことに
より行なわれ、一般に、かかる磁気ギヤツプ10
部分にロツド状の固形のガラスを配置せしめて、
600〜900℃程度の温度に加熱して溶融せしめるこ
とにより、ガラス16の充填が行なわれ、またそ
の際、炉内の雰囲気も、先述の如くフエライトと
の平衡酸素分圧とする必要があるが、上記固相反
応を惹起せしめる工程よりもその加熱温度が低い
ものであるところから、一般には、窒素(N2
ガス中で行なわれることとなる。
そして、このように磁気ギヤツプ10内にガラ
ス16が充填せしめられたコアブロツク12に対
しては、その磁気ギヤツプ10が形成される側の
面に、第1図eに示される如く、所定のトラツク
幅部分が構成されるように、即ちトラツク幅:w
の厚みとなる凸状部18を形成するために、該凸
状部18の両側に適当な幅の凹条溝20,20が
形成される。
なお、かかる凹条溝20の溝長さは、ここで
は、第1図eに示されるように、コアブロツク1
2の上面の全長にわたつて設けられているが、場
合によつては、磁気ギヤツプ10の存在する付近
のみに設けられたものであつても、何等差支えな
い。また、凹条溝20,20によつて形成される
凸条部18の側面は、垂直面として形成されてい
ることが望ましい。更に、凹条溝20の溝深さ:
d若しくはd′は、一般に、第1図fおよびgに示
されるように、磁気ギヤツプ10のギヤツプ底部
22より下方に、換言すればコイル巻線用孔14
側に溝底部が位置するように、定められることと
なる。
ところで、第1図fおよびgには、それぞれ異
なる溝深さ:d若しくはd′において、凹条溝20
が形成された形態となつているが、第1図fは、
磁気ギヤツプ10の外側に(上側に)フエライト
部材2の当接部8aのフエライト部材4に対する
当接に基づく接合操作によつて形成された接合部
24を残したままで、凹条溝20を形成する溝入
れ加工が施された場合の例を示しており、また第
1図gは、そのような接合部24を除去するギヤ
ツプデプス出し加工を施した後のコアブロツク1
2に対して、凹条溝20を形成する溝入れ加工を
施した場合の状態が示されている。
そして、このように凹条溝20を形成する溝入
れ加工が施されたコアブロツク12には、更に、
その凹条溝20内に、第1図hに示されるよう
に、ガラス26の如き非磁性材を充填せしめる操
作が施され、これによつて磁気ヘツドのトラツク
となる凸条部18が補強せしめられることとな
る。このガラス26の充填操作は、前記磁気ギヤ
ツプ10に対するガラス16の充填と同様にして
実施されることとなる。すなわち、ガラス26を
溶融せしめて、それぞれの凹条溝20内に流し込
むことにより行なわれ、一般にそれぞれの凹条溝
20上にロツド上等の固形のガラスを配置せしめ
て、600乃至900℃程度の温度に加熱して溶融せし
めることにより、ガラス26の充填が行なわれ、
またその際の炉内雰囲気も、先述の如くフエライ
トとの平衡酸素分圧のものとする必要があるが、
一般には窒素ガス中で行なわれる。
このようなガラス26の如き非磁性材による補
強乃至は保護によつて、凸条部18の角部の欠け
が効果的に防止され得ることとなるのであるが、
このような効果をもたらすガラス26の充填操作
は、固相反応にて直接接合せしめられた一体のコ
アブロツク12に対して施されるものであるとこ
ろから、そのようなガラス26の加熱溶融時にお
いて、従来の如き接合用ガラスの軟化に伴う幅:
αの変化やトラツク18の位置ずれ等の問題を発
生することは全くないのである。
しかし、コアブロツク12が、従来の如き接合
用ガラスを用いない一体的な接合体であるところ
から、磁気ギヤツプ10に充填したガラス16が
軟化したところで、磁気ギヤツプ10のギヤツプ
幅:αやトラツク18の位置に実質的に影響をも
たらすものでなく、それら故に、かかる磁気ギヤ
ツプ10の充填用のガラス16と凹条溝20充填
用のガラス26を同一のガラスとすることも可能
となつたのであり、これによつて、それらガラス
16および26の選択の幅が著しく拡大され得た
のである。
なお、本発明にあつては、第1図e,fおよび
hに示されるように、磁気ギヤツプ10の上部
(外側)に接合部24を残した状態において、凹
条溝20を形成する溝入れ加工や該凹条溝20内
にガラス26を充填せしめる操作を行なうこと
が、特に推奨されるものであるが、第1図gに示
される如く、磁気ギヤツプ10の形成された上部
の接合部24を研削等の手段によつて除去するギ
ヤツプデプス出し加工を行なつた後、トラツク1
8を規定する溝入れ加工およびガラス26充填操
作を行つても、何等差支えない。尤も、接合部2
4を残した状態のコアブロツク12に対して、そ
のような溝入れ加工やガラス充填操作を行なうよ
うにすることによつて、ギヤツプ幅:αの拡がり
やトラツク部18の位置ずれをより完全に阻止せ
しめることができることとなる。
そして、このようにして得られた凹条溝20内
にガラス26が充填せしめられてなるコアブロツ
ク12には、従来と同様なギヤツプデプス出し加
工、コアジンバル取付用の溝28の形成加工、斜
目カツト、鏡面研磨加工等が施され、更にはコア
ブロツク12を形成するフエライト部材2の部分
に対して、コイル巻線用のヨーク30を形成する
加工等が施される。なお、ここで、ギヤツプデプ
ス出し加工は、それが、凹条溝20の溝入れ加工
や、ガラス26の充填加工に先立つて行われてお
れば、ここでは実施されることはなく、また、コ
アジンバル取付用の溝28は、そのような溝入れ
加工やガラス充填操作に先立つて、一体的なコア
ブロツク12に対して形成することも可能であ
る。
そして、上記の如き加工が施されてなるコアブ
ロツク12を各チツプ毎にスライスした後、その
スライスされたブロツク片に対しては、更に、磁
気記録媒体に対向する部分のスライダ部が浮上す
るに必要な溝32,32を形成するスキー溝加工
が施されると共に、面取り加工が施され、ここ
に、第1図iおよびjに示される如き磁気ヘツド
用コア(フエライトコア)が完成されるのであ
る。
そして、磁気ヘツドは、かかる磁気ヘツド用コ
ア34のヨーク30に対して、コイル巻線用孔1
4を通して所定の巻線を施すことによつて形成さ
れ、またそのような磁気ヘツドは、公知のよう
に、その底部の取付用溝28にてコアジンバルに
取り付けられることとなるのである。
以上、本発明方法について、第1図に例示のウ
インチエスタ用モノリシツクタイプの磁気ヘツド
用コアを製造する具体例に基づいて、その概略を
説明してきたが、本発明は、VTR画像ヘツド用
コア等の他の磁気ヘツド用コアの製造にも有利に
適用され得るものであり、第2図には、VTRヘ
ツド用コアの製造例が示されている。なお、本例
における前記具体例と同様な部分には、同一の符
号を付して詳細な説明では省略することとする。
すなわち、本発明に従つてVTR画像ヘツド用
コアを製造するに際しては、先ず、第2図aに示
される如く、コイル巻線用の孔を形成するための
溝6およびび磁気ギヤツプ10を形成するための
所定深さ:βの段付部を形成するギヤツプ加工が
予め施されてなるフエライト部材2と、長手のブ
ロツク状のフエライト部材4とが用いられ、それ
らが、第2図bに示される如く突き合わされて、
その付き合わせ部に所定の磁気ギヤツプ10を形
成しつつ、それらの当接部が固相反応にて直接接
合せしめられることによつて、一体的なコアブロ
ツク12が形成されることとなる。
次いで、第2図cに示される如く、磁気ギヤツ
プ10およびその付近のコイル巻線用孔14部分
に、所定のガラス16等の非磁性材が充填せしめ
られた後、第2図eに示される如く接合部24を
残したまま、或いは第2図fに示される如く接合
部24を切削除去するギヤツプデプス出し加工を
施した後、第2図dに示されるように、コアブロ
ツク12の上面に対して、複数の凹条溝20が互
いに平行に形成され、以てそれら凹条溝20によ
つて規定されたトラツク幅を有する凸条部18が
形成されるのである。
そして、このような一体のコアブロツク12に
形成された凹条溝20内に、第2図gに示される
如く、所定のガラス26の如き非磁性材が溶融充
填せしめられて、磁気ヘツドのトラツクを構成す
る凸条部18を補強し、或いは保護せしめた後、
各チツプ毎にスライスすることによつて、第2図
hに示される如き、目的とするVTR画像ヘツド
用コア36が取得される。なお、VTR用画像ヘ
ツドは、かかるコア36に常法に従つて巻線する
ことによつて、完成されることとなる。
以上、本発明に従う磁気ヘツド用コア(フエラ
イトコア)の二つの製造例について述べてきた
が、本発明が、それら例示の具体例にのみ限定し
て解釈されるものでは決してなく、本発明の趣旨
を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づ
いて種々なる変更、修正、改良等を加えた形態に
おいて実施されるものであり、本発明は、また、
そのような実施形態のものを含むものであるこ
と、言うまでもないところである。
たとえば、前記例示の具体例は、何れも工業的
に有利な手法を開示するものであつて、そこで
は、長手のブロツクを本発明に従つて加工し、接
合せしめてコアブロツクを形成し、そしてトラツ
ク幅を規定する凹条溝を形成して、そこに所定の
非磁性材を充填せしめ、その後所定の大きさに1
個ずつフエライトコアを切り出して、その複数個
を一挙に作る方法が明らかにされているが、勿
論、そのようなフエライトコアの1個を、単独に
製造する場合にあつても、本発明を適用すること
が可能である。
また、前例にあつては、何れも2個のフエライ
ト部材の組合せによつて環状の磁路(磁気回路)
が形成されたが、更に3個のフエライト部材、或
いはそれ以上のフエライト部材の組合せにて、環
状の磁路を構成し、それらを固相反応にて直接接
合せしめることによつて、一体的なフエライトブ
ロツクを形成するようにしても、何等差支えない
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従うウインチエスタ用モノ
リシツクタイプの磁気ヘツド用コアの製造例を示
すものであつて、第1図aは組み合わされる二つ
のフエライト部材を示す部分斜視図、第1図bは
それら二つのフエライト部材を直接接合して得ら
れるコアブロツクを示す部分斜視図、第1図cは
一体的なコアブロツクの磁気ギヤツプ形成部分の
間隙内にガラスを充填した状態を示す部分斜視
図、第1図dは第1図cにおけるA部分の拡大正
面図、第1図eはコアブロツクに凹条溝を形成し
た状態を示す部分斜視図、第1図fおよびgはそ
れぞれ凹条溝の溝深さを説明するためのコアブロ
ツクのギヤツプ形成部分の拡大正面部分図、第1
図hはコアブロツクに形成された凹条溝に所定の
ガラスを充填した状態を示す部分斜視図、第1図
iはコアブロツク12から切り出され、所定のス
キー溝加工等が施されて完成されたフエライトコ
アの一つを示す斜視図、第1図jはそのようなフ
エライトコアの巻線が施されるヨーク部分を示す
正面図〔第1図iにおける左側面図〕である。第
2図a乃至hは、VTR画像ヘツド用コアを製造
する工程をそれぞれ示す第1図と同様な説明図で
ある。 2,4:フエライト部材、6:溝、8a,8
b:当接部、10:磁気ギヤツプ、12:コアブ
ロツク、14:コイル巻線用孔、16:ガラス、
18:凸条部、20:凹条溝、22:ギヤツプ底
部、24:接合部、26:ガラス、30:ヨー
ク、32:溝、34:磁気ヘツド用コア。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 環状の磁路が形成されるように複数のフエラ
    イト部材を突き合わせて、それらフエライト部材
    の磁気ギヤツプ形成部分を除く当接部と固相反応
    にて直接接合せしめることにより、一体的なコア
    ブロツクを形成する工程と、 該コアブロツクの前記磁気ギヤツプ形成部分の
    間隙に、第一の非磁性材を充填せしめる工程と、 前記一体的なコアブロツクに、磁気ヘツドのト
    ラツク幅となる所定幅の凸条部が形成されるよう
    に、該凸条部の両側に凹条溝を形成する工程と、 該凹条溝内に第二の非磁性材を充填せしめる工
    程とを、 含むことを特徴とする磁気ヘツド用コアの製造
    法。 2 前記磁気ギヤツプ形成部分の外側に、固相反
    応にて直接接合せしめた接合部を残したまま、前
    記凹条溝の形成並びに前記第二の非磁性材の充填
    を行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の製造法。 3 前記第二の非磁性材の充填を行なつた後、前
    記凸条部にほぼ平行に、浮上に必要なスキー溝加
    工を行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項または第2項に記載の製造法。 4 前記磁気ギヤツプを形成するフエライト部材
    の少なくとも何れか一方のものの少なくとも磁気
    ギヤツプ形成部位が、単結晶フエライトにて構成
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項乃至第3項の何れかに記載の製造法。 5 前記一体的なコアブロツクが、単一の単結晶
    フエライトから構成されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項乃至第3項の何れかに記載
    の製造法。 6 前記磁気ギヤツプを形成する単結晶フエライ
    ト面が、(111)或いは(100)からなる結晶面に
    て構成されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第4項または第5項に記載の製造法。
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