JPH0581597B2 - - Google Patents
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- JPH0581597B2 JPH0581597B2 JP14159286A JP14159286A JPH0581597B2 JP H0581597 B2 JPH0581597 B2 JP H0581597B2 JP 14159286 A JP14159286 A JP 14159286A JP 14159286 A JP14159286 A JP 14159286A JP H0581597 B2 JPH0581597 B2 JP H0581597B2
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
(技術分野)
本発明は医薬化合物として有用な新規1,5−
ベンゾチアゼピン誘導体の製法に関する。 (従来技術) 各種5−〔2−(N,N−ジアルキルアミノ)エ
チル〕−1,5−ベンゾチアゼピン誘導体が優れ
た降圧作用及び脳・冠血管拡張作用を有すること
は既に知られている(特開昭59−225174号)。一
方、本発明者らは最近各種5−〔2−(N−モノア
ルキルアミノ)エチル〕−1,5−ベンゾチアゼ
ピン誘導体に優れた血小板凝集抑制作用のあるこ
とを見出し、これらについても特許出願を行なつ
た(特願昭60−73356号、同60−73357号及び同60
−92133号)。 (発明の目的) 本発明の目的は5−〔2−(N−モノアルキルア
ミノ)エチル〕−1,5−ベンゾチアゼピン誘導
体の新規製法を提供することにある。 (発明の構成及び効果) 本発明は次の一般式で示される1,5−ベンゾ
チアゼピン誘導体又はその塩の製法に関する。
ベンゾチアゼピン誘導体の製法に関する。 (従来技術) 各種5−〔2−(N,N−ジアルキルアミノ)エ
チル〕−1,5−ベンゾチアゼピン誘導体が優れ
た降圧作用及び脳・冠血管拡張作用を有すること
は既に知られている(特開昭59−225174号)。一
方、本発明者らは最近各種5−〔2−(N−モノア
ルキルアミノ)エチル〕−1,5−ベンゾチアゼ
ピン誘導体に優れた血小板凝集抑制作用のあるこ
とを見出し、これらについても特許出願を行なつ
た(特願昭60−73356号、同60−73357号及び同60
−92133号)。 (発明の目的) 本発明の目的は5−〔2−(N−モノアルキルア
ミノ)エチル〕−1,5−ベンゾチアゼピン誘導
体の新規製法を提供することにある。 (発明の構成及び効果) 本発明は次の一般式で示される1,5−ベンゾ
チアゼピン誘導体又はその塩の製法に関する。
【化】
(但し、環Aは置換又は非置換ベンゼン環、R
は水素原子又は低級アルカノイル基、R1は低級
アルキル基又は低級アルコキシ基、R3は低級ア
ルキル基を表わす。) 目的化合物()は分子内に2個の不斉炭素原
子を有するため、2種の立体異性体(即ち、シス
及びトランス異性体)もしくは4種の光学異性体
(即ち、(+)−シス、(−)−シス、(+)−トラン
ス及び(−)−トランス異性体)が存在するが、
本発明の目的化合物はこれら異性体及びこれらの
混合物をすべて含むものである。しかしながら、
医薬用途に供する場合は、シス−異性体が好まし
い。 また本発明の目的化合物のうち、好ましい化合
物としては、一般式()において環Aが
は水素原子又は低級アルカノイル基、R1は低級
アルキル基又は低級アルコキシ基、R3は低級ア
ルキル基を表わす。) 目的化合物()は分子内に2個の不斉炭素原
子を有するため、2種の立体異性体(即ち、シス
及びトランス異性体)もしくは4種の光学異性体
(即ち、(+)−シス、(−)−シス、(+)−トラン
ス及び(−)−トランス異性体)が存在するが、
本発明の目的化合物はこれら異性体及びこれらの
混合物をすべて含むものである。しかしながら、
医薬用途に供する場合は、シス−異性体が好まし
い。 また本発明の目的化合物のうち、好ましい化合
物としては、一般式()において環Aが
【式】又は
【式】
で示される置換又は非置換ベンゼン環であり、R
は水素原子又は低級アルカノイル基であり、環A
が非置換ベンゼン環であるときR1は低級アルキ
ル基であり、環Aが置換ベンゼン環であるとき
R1は低級アルキル基又は低級アルコキシ基であ
り、R3は低級アルキル基であり、R7及びR8はい
ずれか一方が水素原子であり、他方が塩素原子で
あり、R9及びR10はいずれか一方が低級アルキル
基、低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、フ
ツ素原子、ベンジルオキシ基又は水酸基であり、
他方が水素原子であるか、或いはR9及びR10が共
に低級アルコキシ基である化合物を挙げることが
できる。 本発明によれば、上記目的化合物()は一般
式
は水素原子又は低級アルカノイル基であり、環A
が非置換ベンゼン環であるときR1は低級アルキ
ル基であり、環Aが置換ベンゼン環であるとき
R1は低級アルキル基又は低級アルコキシ基であ
り、R3は低級アルキル基であり、R7及びR8はい
ずれか一方が水素原子であり、他方が塩素原子で
あり、R9及びR10はいずれか一方が低級アルキル
基、低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、フ
ツ素原子、ベンジルオキシ基又は水酸基であり、
他方が水素原子であるか、或いはR9及びR10が共
に低級アルコキシ基である化合物を挙げることが
できる。 本発明によれば、上記目的化合物()は一般
式
【化】
(但し、R2は水素原子又は低級アルカノイル
基、R4はアルキル基、アルケニル基、アルキニ
ル基又はアラルキル基を表わし、R1,R3及び環
Aは前記と同一意味を有する。) で示されるN,N−ジ置換−1,5−ベンゾチア
ゼピン化合物又はその塩とハロゲノぎ酸の酸ハラ
イド又はエステルとを反応させて一般式
基、R4はアルキル基、アルケニル基、アルキニ
ル基又はアラルキル基を表わし、R1,R3及び環
Aは前記と同一意味を有する。) で示されるN,N−ジ置換−1,5−ベンゾチア
ゼピン化合物又はその塩とハロゲノぎ酸の酸ハラ
イド又はエステルとを反応させて一般式
【化】
(但し、R5はハロゲン原子又は式:−OR6で
示される基、R6はエステル残基を表わし、R1,
R2,R3及び環Aは前記と同一意味を有する。) で示されるN−アルキル−N−アシル−1,5−
ベンゾチアゼピン化合物を製し、次いで該化合物
よりN−置換アシル基(式:−COR5で示される
基)を除去するか、或いはR2が低級アルカノイ
ル基である場合には所望により該低級アルカノイ
ル基及びN−置換アシル基を除去することにより
製することができる。 N,N−ジ−置換−1,5−ベンゾチアゼピン
化合物()又はその塩とハロゲノぎ酸の酸ハラ
イド又はエステルとの反応は適当な溶媒中、塩基
の存在下又は非存在下に実施することができる。
化合物()の塩としては、反応の障害にならな
いものであればいかなる塩でも用いることがで
き、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩の如き無機酸の
付加塩:シユウ酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩
の如き有機酸の付加塩等をいずれも好適に用いる
ことができる。ハロゲノぎ酸の酸ハライドとして
は、フツ化ぎ酸の酸ハライド、塩化ぎ酸の酸ハラ
イド、臭化ぎ酸の酸ハライド、ヨウ化ぎ酸の酸ハ
ライドをいずれも用いることができるが、フツ化
カルボニル、ホスゲン、臭化カルボニル、ヨウ化
カルボニルを用いるのが好ましく、とりわけホス
ゲンを用いるのが好適である。一方、ハロゲノぎ
酸のエステルとしてはフツ化ぎ酸のエステル、塩
化ぎ酸のエステル、臭化ぎ酸のエステル、ヨウ化
ぎ酸のエステルをいずれも用いることができる
が、塩化ぎ酸のエステルを用いるのがとりわけ好
ましい。エステル残基としては反応の障害となら
ないものであればいずれを用いてもよいが、塩素
原子で置換された低級アルキル基が好ましく、と
りわけ塩素原子1〜3個で置換された低級アルキ
ル基が好ましい。 ハロゲノぎ酸の酸ハライドを用いる場合、当該
反応は0〜60℃、とりわけ室温にて実施するのが
好ましい。溶媒としては、例えば、トルエン、ベ
ンゼン、キシレン、n−ヘキサン、シクロヘキサ
ン、エーテル、ジエチルエーテル、ジオキサン、
テトラヒドロフラン、塩化メチレン、クロロホル
ム、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、
四塩化炭素、アセトン、メチルエチルケトン、ア
セトニトリル、酢酸エチル、酢酸メチル等を用い
るのが好適である。 一方、ハロゲノぎ酸のエステルを用いる場合、
当該反応は20〜140℃で実施するのが好ましく、
溶媒としては、上記溶媒を同様に用いることがで
きる。ハロゲノぎ酸のエステルとしてハロゲノぎ
酸のトリハロゲノメチルエステル(例えば、トリ
クロロメチルクロロホルメート)を用いる場合、
塩基の存在下で実施すれば、反応液中にはまずハ
ロゲノぎ酸の酸ハライドが発生し、これが化合物
()と反応することとなる。塩基としては、例
えばトリエチルアミン、ピリジン、2−メチルピ
リジン、2,6−ジメチルピリジン、テトラメチ
ル尿素、ヘキサメチルリン酸トリアミド、キノリ
ン等を用いるのが好ましい。反応は室温にて行な
うのがとりわけ好ましい。 次工程であるN−アルキル−N−アシル−1,
5−ベンゾチアゼピン化合物()からN−置換
アシル基(基:−COR5)の除去反応は、化合物
()を適当な溶媒中で加熱することにより実施
することができる。溶媒としては、低級アルカノ
ール、アセトニトリル、酢酸、ジオキサン、テト
ラヒドロフラン、アセトン、メチルエチルケト
ン、水又はこれらの混液を用いることができ、反
応は20〜120℃、とりわけ還流下に実施するのが
好適である。しかしながら、N−置換アシル基
(基:−COR5)がβ,β,β−トリハロエトキ
シカルボニル基(例えば、β,β,β−トリクロ
ロエトキシカルボニル基)である場合、該アシル
基の除去は、化合物()を亜鉛−酢酸で処理す
ることによつても行うことができ、該反応は10〜
50℃、とりわけ室温下にて実施するのが好適であ
る。 また、R2が低級アルカノイル基である場合、
N−アルキル−N−アシル−1,5−ベンゾチア
ゼピン化合物()は上記反応に従つてN−置換
アシル基のみを選択的に除去することができる
が、所望により該低級アルカノイル基(基:R2)
とN−置換アシル基(基:−COR5)とをともに
段階的に又は同時に除去することもできる。例え
ば、これら置換基の段階的除去反応は、上記N−
置換アシル基の除去反応後、その生成物を適当な
溶媒中、酸又はアルカリ試薬で処理することによ
り実施することができる。酸としては、例えば塩
酸、臭化水素酸、硫酸、トリフルオロ酢酸等を用
いることができ、アルカリ試薬としては、例えば
水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、水酸化カリ
ウムの如き水酸化アルカリ金属、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、炭酸リチウムの如き炭酸アル
カリ金属、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウ
ムの如き炭酸水素アルカリ金属等を用いることが
できる。溶媒としては低級アルカノール、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、アセトニトリル、水
又はこれらの混液を用いることができ、反応は酸
を用いる場合には、0〜100℃、とりわけ20〜60
℃にて実施するのが好ましく、アルカリ試薬を用
いる場合には0〜100℃、とりわけ10〜50℃にて
実施するのが好適である。しかしながら、N−置
換アシル基(基:−COR5)がβ,β,β−トリ
ハロエトキシカルボニル基である場合、低級アル
カノイル基(基:R2)の除去後、亜鉛−酢酸処
理によりN−置換アシル基の除去を行なうことも
できる。 さらに、R2が低級アルカノイル基である場合
におけるN−アルキル−N−アシル−1,5−ベ
ンゾチアゼピン化合物()からの該低級アルカ
ノイル基及びN−置換アシル基(基:−COR5)
の同時除去反応は、化合物()を適当な溶媒
中、酸処理することにより実施することができ
る。酸としては、例えば塩酸、臭化水素酸、硫
酸、トリフルオロ酢酸、トリクロロ酢酸、ぎ酸等
を用いることができ、溶媒としては、例えばアセ
トニトリル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、
低級アルカノール、酢酸等を用いるのが好まし
い。反応は0〜100℃、とりわけ還流下に実施す
るのが好適である。 本発明の目的化合物()は上記反応後、要す
ればさらに常法に従つて酸処理することにより酸
付加塩として得ることができる。好ましい酸付加
塩としては、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素
酸塩、過塩素酸塩、硫酸塩、リン酸塩の如き無機
酸付加塩;シユウ酸塩、マレイン酸塩、フマル酸
塩、コハク酸塩、メタンスルホン酸塩、2−(4
−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸塩等を挙げる
ことができる。 上記のようにして製される目的化合物()又
はその塩は優れた血小板凝集抑制作用を示し、例
えば、脳梗塞、脳血栓症、一過性脳虚血、心筋梗
塞、冠状動脈血栓症、肺動脈梗塞、末梢血管塞栓
症、血栓脈管炎などの各種血栓症、塞栓症等の疾
患に対する治療、緩和及び予防に用いることがで
きる。 なお、本発明の原料化合物()は、例えば、
特公昭46−1971号、同47−813号、特開昭59−
225174号、特願昭60−24039号、同60−29119号、
同60−44239号、同60−73356号並びに同60−
92133号記載の方法に準じて製することができる。 実施例 1 (1) (−)−シス−2−(4−メトキシフエニル)
−3−アセトキシ−5−〔2−(N,N−ジメチ
ルアミノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジ
ヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)
−オン20.21gをトルエン100mlに溶解する。該
溶液に室温下、ホスゲンのトルエン溶液(27.9
%)31.91gを加え、30℃にて16時間撹拌する。
反応液をベンゼンで希釈し、10%塩酸及び水で
洗浄する。次いで乾燥後溶媒を留去することに
より、(−)−シス−2−(4−メトキシフエニ
ル)−3−アセトキシ−5−〔2−(N−クロロ
ホルミル−N−メチルアミノ)エチル〕−8−
クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチ
アゼピン−4(5H)−オン21.33gを油状物とし
て得る。 収率:95.3% 〔α〕20 D−86.0°(C=0.50、クロロホルム) (2) 本品21.27gに10%塩酸210ml及びアセトニト
リル70mlを加え3時間還流する。反応液に氷を
加え、さらに炭酸カリウムを加えてアルカリ性
とし、クロロホルムで抽出する。抽出液を水
洗、乾燥後溶媒を留去する。残査をクロロホル
ム及びエタノールの混液に溶解する。該溶液に
フマル酸5.96gを加え、溶媒を減圧留去した
後、残査をエタノールから再結晶することによ
り、(−)−シス−2−(4−メトキシフエニル)
−3−ヒドロキシ−5−〔2−(N−メチルアミ
ノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジヒドロ
−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オ
ン・フマル酸塩18.46gを得る。収率:84.8% プリズム晶(メタノールから再結晶) M.P.170−172℃(分解) 〔α〕20 D−75.6°(C=1.00、メタノール) 針状晶(メタノールから再結晶) M.P.159−161℃(分解) 〔α〕27 D−74.1°(C=0.524、メタノール) 小板状晶(水から再結晶) M.P.145−150℃(分解) シユウ酸塩:M.P.175−177℃(分解)(ジメチル
ホルムアミド及びエタノールの混液から再結
晶) コハク酸塩・1水和物:M.P.125−128℃(分解)
(エタノールから再結晶) 臭化水素酸塩・1水和物:M.P.137−138℃(分
解)(エタノールから再結晶) 塩酸塩・1水和物:M.P.137−140℃(エタノー
ルから再結晶) 〔α〕20 D−83.9°(C=0.68,メタノール) 遊離塩基:M.P.142−145℃ 〔α〕20 D−147.7°(C=0.814、クロロホルム) 実施例 2 対応原料化合物を実施例1と同様に処理するこ
とにより、(±)−シス−2−(4−メチルフエニ
ル)−3−ヒドロキシ−5−〔2−(N−メチルア
ミノ)エチル〕−2,3−ジヒドロ−1,5−ベ
ンゾチアゼピン−4(5H)−オン・臭化水素酸塩
をプリズム晶として得る。 M.P.212〜213℃(エタノールより再結晶) 実施例 3 対応原料化合物を実施例1と同様に処理するこ
とにより、(±)−シス−2−(4−メトキシフエ
ニル)−3−ヒドロキシ−5−〔2−(N−メチル
アミノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジヒド
ロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オ
ン・シユウ酸塩を得る。 M.P.190〜194℃(分解)(ジメチルホルムアミ
ド、エタノール及びエーテルの混液より再結晶) 実施例 4〜15 対応原料化合物を実施例1と同様に処理するこ
とにより下記第1〜3表記載の化合物を得る。
示される基、R6はエステル残基を表わし、R1,
R2,R3及び環Aは前記と同一意味を有する。) で示されるN−アルキル−N−アシル−1,5−
ベンゾチアゼピン化合物を製し、次いで該化合物
よりN−置換アシル基(式:−COR5で示される
基)を除去するか、或いはR2が低級アルカノイ
ル基である場合には所望により該低級アルカノイ
ル基及びN−置換アシル基を除去することにより
製することができる。 N,N−ジ−置換−1,5−ベンゾチアゼピン
化合物()又はその塩とハロゲノぎ酸の酸ハラ
イド又はエステルとの反応は適当な溶媒中、塩基
の存在下又は非存在下に実施することができる。
化合物()の塩としては、反応の障害にならな
いものであればいかなる塩でも用いることがで
き、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩の如き無機酸の
付加塩:シユウ酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩
の如き有機酸の付加塩等をいずれも好適に用いる
ことができる。ハロゲノぎ酸の酸ハライドとして
は、フツ化ぎ酸の酸ハライド、塩化ぎ酸の酸ハラ
イド、臭化ぎ酸の酸ハライド、ヨウ化ぎ酸の酸ハ
ライドをいずれも用いることができるが、フツ化
カルボニル、ホスゲン、臭化カルボニル、ヨウ化
カルボニルを用いるのが好ましく、とりわけホス
ゲンを用いるのが好適である。一方、ハロゲノぎ
酸のエステルとしてはフツ化ぎ酸のエステル、塩
化ぎ酸のエステル、臭化ぎ酸のエステル、ヨウ化
ぎ酸のエステルをいずれも用いることができる
が、塩化ぎ酸のエステルを用いるのがとりわけ好
ましい。エステル残基としては反応の障害となら
ないものであればいずれを用いてもよいが、塩素
原子で置換された低級アルキル基が好ましく、と
りわけ塩素原子1〜3個で置換された低級アルキ
ル基が好ましい。 ハロゲノぎ酸の酸ハライドを用いる場合、当該
反応は0〜60℃、とりわけ室温にて実施するのが
好ましい。溶媒としては、例えば、トルエン、ベ
ンゼン、キシレン、n−ヘキサン、シクロヘキサ
ン、エーテル、ジエチルエーテル、ジオキサン、
テトラヒドロフラン、塩化メチレン、クロロホル
ム、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、
四塩化炭素、アセトン、メチルエチルケトン、ア
セトニトリル、酢酸エチル、酢酸メチル等を用い
るのが好適である。 一方、ハロゲノぎ酸のエステルを用いる場合、
当該反応は20〜140℃で実施するのが好ましく、
溶媒としては、上記溶媒を同様に用いることがで
きる。ハロゲノぎ酸のエステルとしてハロゲノぎ
酸のトリハロゲノメチルエステル(例えば、トリ
クロロメチルクロロホルメート)を用いる場合、
塩基の存在下で実施すれば、反応液中にはまずハ
ロゲノぎ酸の酸ハライドが発生し、これが化合物
()と反応することとなる。塩基としては、例
えばトリエチルアミン、ピリジン、2−メチルピ
リジン、2,6−ジメチルピリジン、テトラメチ
ル尿素、ヘキサメチルリン酸トリアミド、キノリ
ン等を用いるのが好ましい。反応は室温にて行な
うのがとりわけ好ましい。 次工程であるN−アルキル−N−アシル−1,
5−ベンゾチアゼピン化合物()からN−置換
アシル基(基:−COR5)の除去反応は、化合物
()を適当な溶媒中で加熱することにより実施
することができる。溶媒としては、低級アルカノ
ール、アセトニトリル、酢酸、ジオキサン、テト
ラヒドロフラン、アセトン、メチルエチルケト
ン、水又はこれらの混液を用いることができ、反
応は20〜120℃、とりわけ還流下に実施するのが
好適である。しかしながら、N−置換アシル基
(基:−COR5)がβ,β,β−トリハロエトキ
シカルボニル基(例えば、β,β,β−トリクロ
ロエトキシカルボニル基)である場合、該アシル
基の除去は、化合物()を亜鉛−酢酸で処理す
ることによつても行うことができ、該反応は10〜
50℃、とりわけ室温下にて実施するのが好適であ
る。 また、R2が低級アルカノイル基である場合、
N−アルキル−N−アシル−1,5−ベンゾチア
ゼピン化合物()は上記反応に従つてN−置換
アシル基のみを選択的に除去することができる
が、所望により該低級アルカノイル基(基:R2)
とN−置換アシル基(基:−COR5)とをともに
段階的に又は同時に除去することもできる。例え
ば、これら置換基の段階的除去反応は、上記N−
置換アシル基の除去反応後、その生成物を適当な
溶媒中、酸又はアルカリ試薬で処理することによ
り実施することができる。酸としては、例えば塩
酸、臭化水素酸、硫酸、トリフルオロ酢酸等を用
いることができ、アルカリ試薬としては、例えば
水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、水酸化カリ
ウムの如き水酸化アルカリ金属、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、炭酸リチウムの如き炭酸アル
カリ金属、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウ
ムの如き炭酸水素アルカリ金属等を用いることが
できる。溶媒としては低級アルカノール、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、アセトニトリル、水
又はこれらの混液を用いることができ、反応は酸
を用いる場合には、0〜100℃、とりわけ20〜60
℃にて実施するのが好ましく、アルカリ試薬を用
いる場合には0〜100℃、とりわけ10〜50℃にて
実施するのが好適である。しかしながら、N−置
換アシル基(基:−COR5)がβ,β,β−トリ
ハロエトキシカルボニル基である場合、低級アル
カノイル基(基:R2)の除去後、亜鉛−酢酸処
理によりN−置換アシル基の除去を行なうことも
できる。 さらに、R2が低級アルカノイル基である場合
におけるN−アルキル−N−アシル−1,5−ベ
ンゾチアゼピン化合物()からの該低級アルカ
ノイル基及びN−置換アシル基(基:−COR5)
の同時除去反応は、化合物()を適当な溶媒
中、酸処理することにより実施することができ
る。酸としては、例えば塩酸、臭化水素酸、硫
酸、トリフルオロ酢酸、トリクロロ酢酸、ぎ酸等
を用いることができ、溶媒としては、例えばアセ
トニトリル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、
低級アルカノール、酢酸等を用いるのが好まし
い。反応は0〜100℃、とりわけ還流下に実施す
るのが好適である。 本発明の目的化合物()は上記反応後、要す
ればさらに常法に従つて酸処理することにより酸
付加塩として得ることができる。好ましい酸付加
塩としては、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素
酸塩、過塩素酸塩、硫酸塩、リン酸塩の如き無機
酸付加塩;シユウ酸塩、マレイン酸塩、フマル酸
塩、コハク酸塩、メタンスルホン酸塩、2−(4
−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸塩等を挙げる
ことができる。 上記のようにして製される目的化合物()又
はその塩は優れた血小板凝集抑制作用を示し、例
えば、脳梗塞、脳血栓症、一過性脳虚血、心筋梗
塞、冠状動脈血栓症、肺動脈梗塞、末梢血管塞栓
症、血栓脈管炎などの各種血栓症、塞栓症等の疾
患に対する治療、緩和及び予防に用いることがで
きる。 なお、本発明の原料化合物()は、例えば、
特公昭46−1971号、同47−813号、特開昭59−
225174号、特願昭60−24039号、同60−29119号、
同60−44239号、同60−73356号並びに同60−
92133号記載の方法に準じて製することができる。 実施例 1 (1) (−)−シス−2−(4−メトキシフエニル)
−3−アセトキシ−5−〔2−(N,N−ジメチ
ルアミノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジ
ヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)
−オン20.21gをトルエン100mlに溶解する。該
溶液に室温下、ホスゲンのトルエン溶液(27.9
%)31.91gを加え、30℃にて16時間撹拌する。
反応液をベンゼンで希釈し、10%塩酸及び水で
洗浄する。次いで乾燥後溶媒を留去することに
より、(−)−シス−2−(4−メトキシフエニ
ル)−3−アセトキシ−5−〔2−(N−クロロ
ホルミル−N−メチルアミノ)エチル〕−8−
クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチ
アゼピン−4(5H)−オン21.33gを油状物とし
て得る。 収率:95.3% 〔α〕20 D−86.0°(C=0.50、クロロホルム) (2) 本品21.27gに10%塩酸210ml及びアセトニト
リル70mlを加え3時間還流する。反応液に氷を
加え、さらに炭酸カリウムを加えてアルカリ性
とし、クロロホルムで抽出する。抽出液を水
洗、乾燥後溶媒を留去する。残査をクロロホル
ム及びエタノールの混液に溶解する。該溶液に
フマル酸5.96gを加え、溶媒を減圧留去した
後、残査をエタノールから再結晶することによ
り、(−)−シス−2−(4−メトキシフエニル)
−3−ヒドロキシ−5−〔2−(N−メチルアミ
ノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジヒドロ
−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オ
ン・フマル酸塩18.46gを得る。収率:84.8% プリズム晶(メタノールから再結晶) M.P.170−172℃(分解) 〔α〕20 D−75.6°(C=1.00、メタノール) 針状晶(メタノールから再結晶) M.P.159−161℃(分解) 〔α〕27 D−74.1°(C=0.524、メタノール) 小板状晶(水から再結晶) M.P.145−150℃(分解) シユウ酸塩:M.P.175−177℃(分解)(ジメチル
ホルムアミド及びエタノールの混液から再結
晶) コハク酸塩・1水和物:M.P.125−128℃(分解)
(エタノールから再結晶) 臭化水素酸塩・1水和物:M.P.137−138℃(分
解)(エタノールから再結晶) 塩酸塩・1水和物:M.P.137−140℃(エタノー
ルから再結晶) 〔α〕20 D−83.9°(C=0.68,メタノール) 遊離塩基:M.P.142−145℃ 〔α〕20 D−147.7°(C=0.814、クロロホルム) 実施例 2 対応原料化合物を実施例1と同様に処理するこ
とにより、(±)−シス−2−(4−メチルフエニ
ル)−3−ヒドロキシ−5−〔2−(N−メチルア
ミノ)エチル〕−2,3−ジヒドロ−1,5−ベ
ンゾチアゼピン−4(5H)−オン・臭化水素酸塩
をプリズム晶として得る。 M.P.212〜213℃(エタノールより再結晶) 実施例 3 対応原料化合物を実施例1と同様に処理するこ
とにより、(±)−シス−2−(4−メトキシフエ
ニル)−3−ヒドロキシ−5−〔2−(N−メチル
アミノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジヒド
ロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オ
ン・シユウ酸塩を得る。 M.P.190〜194℃(分解)(ジメチルホルムアミ
ド、エタノール及びエーテルの混液より再結晶) 実施例 4〜15 対応原料化合物を実施例1と同様に処理するこ
とにより下記第1〜3表記載の化合物を得る。
【表】
【表】
【表】
である。
注2:ジメチルホルムアミドより再結晶。
注3:エタノールより再結晶。
注2:ジメチルホルムアミドより再結晶。
注3:エタノールより再結晶。
【表】
注:イソプロパノールより再結晶。
実施例 16 (1) 実施例1−(1)で製した(−)−シス−2−(4
−メトキシフエニル)−3−アセトキシ−5−
〔2−(N−クロロホルミル−N−メチルアミ
ノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジヒドロ
−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン
2.57gに水25ml及びエタノール5mlを加えて3
時間還流する。冷後、反応液に10%塩酸を加え
て酸性とし、ベンゼンで洗浄する。水層を濃ア
ンモニア水でアルカリ性とし、クロロホルムで
抽出する。抽出液を水洗、乾燥後溶媒を留去
し、残査をシユウ酸塩とした後、エタノール及
びエーテルの混液から再結晶することにより、
(−)−シス−2−(4−メトキシフエニル)−3
−アセトキシ−5−〔2−(N−メチルアミノ)
エチル〕−8−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,
5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン・シユ
ウ酸塩1.91gをプリズム晶として得る。収率:
70.5% M.P.169〜171℃(分解) 〔α〕20 D−76.0°(C=1.00、メタノール) (2) 本品の遊離塩基55.7gに26%塩酸−メタノー
ル475mlを加え、室温にて3時間撹拌する。反
応後、炭酸カリウムを加えてアルカリ性とし、
クロロホルムで抽出する。抽出液を水洗、乾燥
後溶媒を留去する。残査をフマル酸塩とした
後、メタノールから再結晶することにより、
(−)−シス−2−(4−メトキシフエニル)−3
−ヒドロキシ−5−〔2−(N−メチルアミノ)
エチル〕−8−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,
5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン・フマ
ル酸塩53.55gをプリズム晶として得る。収
率:82.2% 本品の物性値は実施例1−(2)で得られる化合
物の物性値と一致した。 実施例 17 (1) (−)−シス−2−(4−メトキシフエニル)
−3−アセトキシ−5−〔2−(N−ベンジル−
N−メチルアミノ)エチル〕−8−クロロ−2,
3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4
(5H)−オン2.33gをトルエン16ml及びトリエ
チルアミン0.44mlの混液に溶解する。該溶液に
氷冷下トリクロロメチルクロロホルメート0.56
mlを加え、室温で一夜撹拌する。反応液を減圧
濃縮し、残査(油状物)をクロロホルム及びエ
ーテル(1:1)の混液に溶解する。該溶液を
水洗、乾燥後溶媒を留去することにより、(−)
−シス−2−(4−メトキシフエニル)−3−ア
セトキシ−5−〔2−(N−クロロホルミル−N
−メチルアミノ)エチル〕−8−クロロ−2,
3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4
(5H)−オン2.26gを得る。 本品の物性値は実施例1−(1)で得られる化合
物の物性値と一致した。 (2) 本品を実施例16−(1)と同様に処理することに
より、(−)−シス−2−(4−メトキシフエニ
ル)−3−アセトキシ−5−〔2−(N−メチル
アミノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジヒ
ドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−
オン・シユウ酸塩を得る。 本品の物性値は実施例16−(1)で得られる化合
物の物性値と一致した。 実施例18及び19 (1) 対応原料化合物を実施例1−(1)又は実施例17
−(1)及び実施例16−(1)と同様に処理することに
より、下記化合物を得る。
実施例 16 (1) 実施例1−(1)で製した(−)−シス−2−(4
−メトキシフエニル)−3−アセトキシ−5−
〔2−(N−クロロホルミル−N−メチルアミ
ノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジヒドロ
−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン
2.57gに水25ml及びエタノール5mlを加えて3
時間還流する。冷後、反応液に10%塩酸を加え
て酸性とし、ベンゼンで洗浄する。水層を濃ア
ンモニア水でアルカリ性とし、クロロホルムで
抽出する。抽出液を水洗、乾燥後溶媒を留去
し、残査をシユウ酸塩とした後、エタノール及
びエーテルの混液から再結晶することにより、
(−)−シス−2−(4−メトキシフエニル)−3
−アセトキシ−5−〔2−(N−メチルアミノ)
エチル〕−8−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,
5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン・シユ
ウ酸塩1.91gをプリズム晶として得る。収率:
70.5% M.P.169〜171℃(分解) 〔α〕20 D−76.0°(C=1.00、メタノール) (2) 本品の遊離塩基55.7gに26%塩酸−メタノー
ル475mlを加え、室温にて3時間撹拌する。反
応後、炭酸カリウムを加えてアルカリ性とし、
クロロホルムで抽出する。抽出液を水洗、乾燥
後溶媒を留去する。残査をフマル酸塩とした
後、メタノールから再結晶することにより、
(−)−シス−2−(4−メトキシフエニル)−3
−ヒドロキシ−5−〔2−(N−メチルアミノ)
エチル〕−8−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,
5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン・フマ
ル酸塩53.55gをプリズム晶として得る。収
率:82.2% 本品の物性値は実施例1−(2)で得られる化合
物の物性値と一致した。 実施例 17 (1) (−)−シス−2−(4−メトキシフエニル)
−3−アセトキシ−5−〔2−(N−ベンジル−
N−メチルアミノ)エチル〕−8−クロロ−2,
3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4
(5H)−オン2.33gをトルエン16ml及びトリエ
チルアミン0.44mlの混液に溶解する。該溶液に
氷冷下トリクロロメチルクロロホルメート0.56
mlを加え、室温で一夜撹拌する。反応液を減圧
濃縮し、残査(油状物)をクロロホルム及びエ
ーテル(1:1)の混液に溶解する。該溶液を
水洗、乾燥後溶媒を留去することにより、(−)
−シス−2−(4−メトキシフエニル)−3−ア
セトキシ−5−〔2−(N−クロロホルミル−N
−メチルアミノ)エチル〕−8−クロロ−2,
3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4
(5H)−オン2.26gを得る。 本品の物性値は実施例1−(1)で得られる化合
物の物性値と一致した。 (2) 本品を実施例16−(1)と同様に処理することに
より、(−)−シス−2−(4−メトキシフエニ
ル)−3−アセトキシ−5−〔2−(N−メチル
アミノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジヒ
ドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−
オン・シユウ酸塩を得る。 本品の物性値は実施例16−(1)で得られる化合
物の物性値と一致した。 実施例18及び19 (1) 対応原料化合物を実施例1−(1)又は実施例17
−(1)及び実施例16−(1)と同様に処理することに
より、下記化合物を得る。
【表】
異性体である。
注2:エタノール及びエーテルの混液より再結
晶。
(2) 上記(1)で製した化合物を実施例16−(2)と同様
に処理することにより実施例3及び2と同一生
成物を得る。 実施例 20〜34 (1) 対応原料化合物を実施例1−(1)又は実施例17
−(1)及び実施例16−(1)と同様に処理することに
より、下記第5〜7表記載の化合物を得る。
注2:エタノール及びエーテルの混液より再結
晶。
(2) 上記(1)で製した化合物を実施例16−(2)と同様
に処理することにより実施例3及び2と同一生
成物を得る。 実施例 20〜34 (1) 対応原料化合物を実施例1−(1)又は実施例17
−(1)及び実施例16−(1)と同様に処理することに
より、下記第5〜7表記載の化合物を得る。
【表】
【表】
【表】
【表】
注〓アセトン及び酢酸エチルの混液より再結晶
(2) 上記実施例23〜34の生成物を実施例16−(2)と
同様に処理することにより、実施例4〜15と同
一の生成物を得る。 実施例 35 (1) (+)−シス−2−(4−メトキシフエニル)
−3−アセトキシ−5−〔2−(N,N−ジメチ
ルアミノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジ
ヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)
−オン19.9gをトルエン150mlに溶解する。該
溶液にトリエチルアミン4.10mlを加え、トリク
ロロメチルクロロホルメート8.75gを5〜10℃
で10分間かけて加えた後、室温にて20時間撹拌
する。反応後、溶媒を減圧留去する。残査をベ
ンゼン100ml及びエーテル100mlの混液に溶解
し、10%塩酸及び水で洗浄し、乾燥後溶媒を減
圧留去することにより、(+)−シス−2−(4
−メトキシフエニル)−3−アセトキシ−5−
〔2−(N−クロロホルミル−N−メチルアミ
ノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジヒドロ
−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン
22.0gを油状物として得る。収率:100% (2) 本品を実施例16−(1)と同様に処理することに
より、(+)−シス−2−(4−メトキシフエニ
ル)−3−アセトキシ−5−〔2−(N−メチル
アミノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジヒ
ドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−
オン・シユウ酸塩・1水和物を得る。 M.P.172〜173℃(分解)(メタノールから再結
晶) 〔α〕20 D+63.3°(C=0.422、メタノール) (3) 本品を実施例16−(2)と同様に処理することに
より、(+)−シス−2−(4−メトキシフエニ
ル)−3−ヒドロキシ−5−〔2−(N−メチル
アミノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジヒ
ドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−
オン・塩酸塩・1/2水和物を得る。 M.P.137〜140℃ 〔α〕20 D+83.4°(C=0.415、メタノール) 実施例 36 (1) (−)−シス−2−(4−メトキシフエニル)
−3−アセトキシ−5−〔2−(N,N−ジメチ
ルアミノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジ
ヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)
−オン1.35gを1,2−ジクロロエタン10mlに
溶解し、該溶液にa−クロロエトキシカルボニ
ルクロリド640mgを加えて22時間還流する。反
応後、溶媒を減圧留去することにより、(−)−
シス−2−(4−メトキシフエニル)−3−アセ
トキシ−5−〔2−{N−(α−クロロエトキシ
カルボニル)−N−メチルアミノ}エチル〕−8
−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾ
チアゼピン−4(5H)−オン1.62gを油状物と
して得る。収率:100% 〔α〕20 D−83.8°(C=1.00、クロロホルム) (2) 本品1.62gにメタノール17mlを加え、1.5時
間還流する。反応後、溶媒を減圧留去すること
により、(−)−シス−2−(4−メトキシフエ
ニル)−3−アセトキシ−5−〔2−(N−メチ
ルアミノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジ
ヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)
−オン1.53gを得る。 本品のシユウ酸塩の物性値は実施例16−(1)で
得られる化合物の物性値に一致した。 実施例 37 (1) (−)−シス−2−(4−メトキシフエニル)
−3−アセトキシ−5−〔2−(N,N−ジメチ
ルアミノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジ
ヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)
−オン2.69gをベンゼン16mlに溶解する。該溶
液に炭酸カリウム410mgを加え、さらにβ,β,
β−トリクロロエトキシカルボニルクロリド
1.99gを3分間かけて滴下し、5時間還流す
る。反応液より不溶物をろ去し、ろ液より溶媒
を減圧留去することにより、(−)−シス−2−
(4−メトキシフエニル)−3−アセトキシ−5
−〔2−{N−(β,β,β−トリクロロエトキ
シカルボニル)−N−メチルアミノ}エチル〕−
8−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベン
ゾチアゼピン−4(5H)−オン3.63gを油状物
として得る。 〔α〕20 D−76.2°(C=1.00、クロロホルム) 本品を更に酢酸エチル及びイソプロピルエー
テルの混液から再結晶することにより、M.
P.147.5〜149℃の結晶が得られる。 〔α〕20 D−79.4°(C=1.00、クロロホルム) (2) 本品(油状物)1.90gを酢酸8mlに溶解し、
該溶液に室温撹拌下、亜鉛粉末3.55gを3時間
かけて加え、同温にて3時間撹拌する。反応液
より不溶物をろ去し、クロロホルムで洗浄す
る。ろ液及び洗液を合せ、飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液及び水で洗浄し、乾燥後溶媒を留去
する。残査をベンゼンに溶解し、10%塩酸で抽
出し、抽出液を炭酸カリウムでアルカリ性と
し、さらにクロロホルムで抽出する。抽出液を
水洗、乾燥後溶媒を留去することにより、(−)
−シス−2−(4−メトキシフエニル)−3−ア
セトキシ−5−〔2−(N−メチルアミノ)エチ
ル〕−8−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5
−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン1.22gを
得る。 本品のシユウ酸塩の物性値は実施例16−(1)で
得られる化合物の物性値と一致した。 実施例 38 (1) (−)−シス−2−(4−メトキシフエニル)
−3−アセトキシ−5−〔2−(N,N−ジメチ
ルアミノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジ
ヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)
−オン90.25g及びトリエチルアミン17.9mlの
トルエン660ml溶液にトリクロロメチルクロロ
ホルメート38.15gを氷冷下にて加え、室温で
20時間撹拌する。反応液より溶媒を減圧留去
し、残査にクロロホルム及び水の混液を加えて
溶解し、10%塩酸及び水で順次洗浄し、乾燥後
溶媒を留去することにより、(−)−シス−2−
(4−メトキシフエニル)−3−アセトキシ−5
−〔2−(N−クロロホルミル−N−メチルアミ
ノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジヒドロ
−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン
96gを油状物として得る。 本品の物性値は実施例1−(1)で得られる化合
物の物性値と一致した。 (2) 本品を実施例1−(2)と同様に処理することに
より、実施例1−(2)の生成物を得る。 実施例 39 (1) 対応原料化合物を実施例38−(1)と同様に処理
することにより、(−)−シス−2−(4−メト
キシフエニル)−3−アセトキシ−5−〔2−
(N−クロロホルミル−N−メチルアミノ)エ
チル〕−9−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,
5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オンを油状
物として得る。 (2) 本品554mg、10%塩酸5.6ml及びアセトニトリ
ル2mlの混合物を1時間還流する。冷後、アン
モニア水を加えてアルカリ性とし、クロロホル
ムで抽出する。抽出液を水洗、乾燥後溶媒を留
去し、残査を塩酸塩とした後メタノールから再
結晶することにより、(+)−シス−2−(4−
メトキシフエニル)−3−ヒドロキシ−5−〔2
−(N−メチルアミノ)エチル〕−9−クロロ−
2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン
−4(5H)−オン・塩酸塩415mgを得る。 M.P.218〜220℃(分解) 〔α〕20 D+1.96°(C=0.457、メタノール) 実施例 40 (1) 実施例39−(1)で製した化合物510mg及び水−
アセトニトリル(1:1)7mlの混合物を2時
間還流する。反応液を実施例39−(2)と同様に後
処理し、エタノール及びエーテルの混液から再
結晶することにより、(−)−シス−2−(4−
メトキシフエニル)−3−アセトキシ−5−〔2
−(N−メチルアミノ)エチル〕−9−クロロ−
2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン
−4(5H)−オン・塩酸塩347mgを得る。 M.P.152〜154℃ (2) 本品735mgに25%塩酸−エタノール15mlを加
え、室温にて3時間撹拌する。反応液より溶媒
を減圧留去し、残査をエーテルで洗浄後メタノ
ールから再結晶することにより、(+)−シス−
2−(4−メトキシフエニル)−3−ヒドロキシ
−5−〔2−(N−メチルアミノ)エチル〕−9
−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾ
チアゼピン−4(5H)−オン・塩酸塩622mgを得
る。 本品の物性値は実施例39−(2)で得られる化合
物の物性値と一致した。 実施例 41〜44 対応原料化合物を実施例1−(1)又は実施例17−
(1)及び実施例16−(1)と同様に処理することによ
り、下記化合物を得る。
(2) 上記実施例23〜34の生成物を実施例16−(2)と
同様に処理することにより、実施例4〜15と同
一の生成物を得る。 実施例 35 (1) (+)−シス−2−(4−メトキシフエニル)
−3−アセトキシ−5−〔2−(N,N−ジメチ
ルアミノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジ
ヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)
−オン19.9gをトルエン150mlに溶解する。該
溶液にトリエチルアミン4.10mlを加え、トリク
ロロメチルクロロホルメート8.75gを5〜10℃
で10分間かけて加えた後、室温にて20時間撹拌
する。反応後、溶媒を減圧留去する。残査をベ
ンゼン100ml及びエーテル100mlの混液に溶解
し、10%塩酸及び水で洗浄し、乾燥後溶媒を減
圧留去することにより、(+)−シス−2−(4
−メトキシフエニル)−3−アセトキシ−5−
〔2−(N−クロロホルミル−N−メチルアミ
ノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジヒドロ
−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン
22.0gを油状物として得る。収率:100% (2) 本品を実施例16−(1)と同様に処理することに
より、(+)−シス−2−(4−メトキシフエニ
ル)−3−アセトキシ−5−〔2−(N−メチル
アミノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジヒ
ドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−
オン・シユウ酸塩・1水和物を得る。 M.P.172〜173℃(分解)(メタノールから再結
晶) 〔α〕20 D+63.3°(C=0.422、メタノール) (3) 本品を実施例16−(2)と同様に処理することに
より、(+)−シス−2−(4−メトキシフエニ
ル)−3−ヒドロキシ−5−〔2−(N−メチル
アミノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジヒ
ドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−
オン・塩酸塩・1/2水和物を得る。 M.P.137〜140℃ 〔α〕20 D+83.4°(C=0.415、メタノール) 実施例 36 (1) (−)−シス−2−(4−メトキシフエニル)
−3−アセトキシ−5−〔2−(N,N−ジメチ
ルアミノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジ
ヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)
−オン1.35gを1,2−ジクロロエタン10mlに
溶解し、該溶液にa−クロロエトキシカルボニ
ルクロリド640mgを加えて22時間還流する。反
応後、溶媒を減圧留去することにより、(−)−
シス−2−(4−メトキシフエニル)−3−アセ
トキシ−5−〔2−{N−(α−クロロエトキシ
カルボニル)−N−メチルアミノ}エチル〕−8
−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾ
チアゼピン−4(5H)−オン1.62gを油状物と
して得る。収率:100% 〔α〕20 D−83.8°(C=1.00、クロロホルム) (2) 本品1.62gにメタノール17mlを加え、1.5時
間還流する。反応後、溶媒を減圧留去すること
により、(−)−シス−2−(4−メトキシフエ
ニル)−3−アセトキシ−5−〔2−(N−メチ
ルアミノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジ
ヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)
−オン1.53gを得る。 本品のシユウ酸塩の物性値は実施例16−(1)で
得られる化合物の物性値に一致した。 実施例 37 (1) (−)−シス−2−(4−メトキシフエニル)
−3−アセトキシ−5−〔2−(N,N−ジメチ
ルアミノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジ
ヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)
−オン2.69gをベンゼン16mlに溶解する。該溶
液に炭酸カリウム410mgを加え、さらにβ,β,
β−トリクロロエトキシカルボニルクロリド
1.99gを3分間かけて滴下し、5時間還流す
る。反応液より不溶物をろ去し、ろ液より溶媒
を減圧留去することにより、(−)−シス−2−
(4−メトキシフエニル)−3−アセトキシ−5
−〔2−{N−(β,β,β−トリクロロエトキ
シカルボニル)−N−メチルアミノ}エチル〕−
8−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベン
ゾチアゼピン−4(5H)−オン3.63gを油状物
として得る。 〔α〕20 D−76.2°(C=1.00、クロロホルム) 本品を更に酢酸エチル及びイソプロピルエー
テルの混液から再結晶することにより、M.
P.147.5〜149℃の結晶が得られる。 〔α〕20 D−79.4°(C=1.00、クロロホルム) (2) 本品(油状物)1.90gを酢酸8mlに溶解し、
該溶液に室温撹拌下、亜鉛粉末3.55gを3時間
かけて加え、同温にて3時間撹拌する。反応液
より不溶物をろ去し、クロロホルムで洗浄す
る。ろ液及び洗液を合せ、飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液及び水で洗浄し、乾燥後溶媒を留去
する。残査をベンゼンに溶解し、10%塩酸で抽
出し、抽出液を炭酸カリウムでアルカリ性と
し、さらにクロロホルムで抽出する。抽出液を
水洗、乾燥後溶媒を留去することにより、(−)
−シス−2−(4−メトキシフエニル)−3−ア
セトキシ−5−〔2−(N−メチルアミノ)エチ
ル〕−8−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5
−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン1.22gを
得る。 本品のシユウ酸塩の物性値は実施例16−(1)で
得られる化合物の物性値と一致した。 実施例 38 (1) (−)−シス−2−(4−メトキシフエニル)
−3−アセトキシ−5−〔2−(N,N−ジメチ
ルアミノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジ
ヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)
−オン90.25g及びトリエチルアミン17.9mlの
トルエン660ml溶液にトリクロロメチルクロロ
ホルメート38.15gを氷冷下にて加え、室温で
20時間撹拌する。反応液より溶媒を減圧留去
し、残査にクロロホルム及び水の混液を加えて
溶解し、10%塩酸及び水で順次洗浄し、乾燥後
溶媒を留去することにより、(−)−シス−2−
(4−メトキシフエニル)−3−アセトキシ−5
−〔2−(N−クロロホルミル−N−メチルアミ
ノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジヒドロ
−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン
96gを油状物として得る。 本品の物性値は実施例1−(1)で得られる化合
物の物性値と一致した。 (2) 本品を実施例1−(2)と同様に処理することに
より、実施例1−(2)の生成物を得る。 実施例 39 (1) 対応原料化合物を実施例38−(1)と同様に処理
することにより、(−)−シス−2−(4−メト
キシフエニル)−3−アセトキシ−5−〔2−
(N−クロロホルミル−N−メチルアミノ)エ
チル〕−9−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,
5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オンを油状
物として得る。 (2) 本品554mg、10%塩酸5.6ml及びアセトニトリ
ル2mlの混合物を1時間還流する。冷後、アン
モニア水を加えてアルカリ性とし、クロロホル
ムで抽出する。抽出液を水洗、乾燥後溶媒を留
去し、残査を塩酸塩とした後メタノールから再
結晶することにより、(+)−シス−2−(4−
メトキシフエニル)−3−ヒドロキシ−5−〔2
−(N−メチルアミノ)エチル〕−9−クロロ−
2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン
−4(5H)−オン・塩酸塩415mgを得る。 M.P.218〜220℃(分解) 〔α〕20 D+1.96°(C=0.457、メタノール) 実施例 40 (1) 実施例39−(1)で製した化合物510mg及び水−
アセトニトリル(1:1)7mlの混合物を2時
間還流する。反応液を実施例39−(2)と同様に後
処理し、エタノール及びエーテルの混液から再
結晶することにより、(−)−シス−2−(4−
メトキシフエニル)−3−アセトキシ−5−〔2
−(N−メチルアミノ)エチル〕−9−クロロ−
2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン
−4(5H)−オン・塩酸塩347mgを得る。 M.P.152〜154℃ (2) 本品735mgに25%塩酸−エタノール15mlを加
え、室温にて3時間撹拌する。反応液より溶媒
を減圧留去し、残査をエーテルで洗浄後メタノ
ールから再結晶することにより、(+)−シス−
2−(4−メトキシフエニル)−3−ヒドロキシ
−5−〔2−(N−メチルアミノ)エチル〕−9
−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾ
チアゼピン−4(5H)−オン・塩酸塩622mgを得
る。 本品の物性値は実施例39−(2)で得られる化合
物の物性値と一致した。 実施例 41〜44 対応原料化合物を実施例1−(1)又は実施例17−
(1)及び実施例16−(1)と同様に処理することによ
り、下記化合物を得る。
【表】
【表】
実施例45及び46
(1) 対応原料化合物を実施例1−(1)又は17−(1)及
び16−(1)と同様に処理することにより、下記化
合物を得る。
び16−(1)と同様に処理することにより、下記化
合物を得る。
【表】
注1:メタノールより再結晶。
注2:エタノール及びエーテルの混液より再結晶。
(2) 本品を実施例16−(2)と同様に処理することに
より、下記化合物を得る。
注2:エタノール及びエーテルの混液より再結晶。
(2) 本品を実施例16−(2)と同様に処理することに
より、下記化合物を得る。
【表】
注:エタノールより再結晶。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 【化】 (但し、環Aは置換又は非置換ベンゼン環、
R1は低級アルキル基又は低級アルコキシ基、R2
は水素原子又は低級アルカノイル基、R3は低級
アルキル基、R4はアルキル基、アルケニル基、
アルキニル基又はアラルキル基を表わす。) で示されるN,N−ジ置換−1,5−ベンゾチア
ゼピン化合物又はその塩とハロゲノぎ酸の酸ハラ
イド又はエステルとを反応させて一般式 【化】 (但し、R5はハロゲン原子又は式:−OR6で
示される基、R6はエステル残基を表わし、R1,
R2,R3及び環Aは前記と同一意味を有する。) で示されるN−アルキル−N−アシル−1,5−
ベンゾチアゼピン化合物を製し、次いで該化合物
よりN−置換アシル基(式:−COR5で示される
基)を除去するか、或いはR2が低級アルカノイ
ル基である場合には所望により該低級アルカノイ
ル基及びN−置換アシル基を除去し、要すれば生
成物をその塩とすることを特徴とする一般式 【化】 (但し、Rは水素原子又は低級アルカノイル基
を表わし、R1,R3及び環Aは前記と同一意味を
有する。) で示される1,5−ベンゾチアゼピン誘導体又は
その塩の製法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13656985 | 1985-06-21 | ||
| JP60-136569 | 1985-06-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6296482A JPS6296482A (ja) | 1987-05-02 |
| JPH0581597B2 true JPH0581597B2 (ja) | 1993-11-15 |
Family
ID=15178318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14159286A Granted JPS6296482A (ja) | 1985-06-21 | 1986-06-17 | 1,5−ベンゾチアゼピン誘導体の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6296482A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01186875A (ja) * | 1988-01-19 | 1989-07-26 | Tanabe Seiyaku Co Ltd | ベンゾチアゼピン誘導体の製法 |
| JPH0637480B2 (ja) * | 1988-10-29 | 1994-05-18 | 田辺製薬株式会社 | ナフトチアゼピン誘導体 |
-
1986
- 1986-06-17 JP JP14159286A patent/JPS6296482A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6296482A (ja) | 1987-05-02 |
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