JPH0585319U - 電気貯湯容器 - Google Patents

電気貯湯容器

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JPH0585319U
JPH0585319U JP4619891U JP4619891U JPH0585319U JP H0585319 U JPH0585319 U JP H0585319U JP 4619891 U JP4619891 U JP 4619891U JP 4619891 U JP4619891 U JP 4619891U JP H0585319 U JPH0585319 U JP H0585319U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高容量ヒータによる高速加熱を複数のヒータ
によって熱損失なしに達成でき、また種々の加熱態様に
よる動作モードを可能にする。 【構成】 器体1に収容している内容器2の外まわりに
内容液を加熱するヒータ61a〜61cを設けた電気貯
湯容器において、ヒータ61a〜61cは内容器2の底
部の下面と側周面とに当てがわれる底面ヒータ61b、
61cと、側面ヒータ61aとを有し、湯沸かし時は底
面ヒータ61b、61cおよび側面ヒータ61aの双方
を通電するとともに、保温時には底面ヒータ61b、6
1cのみを通電する通電制御手段100、101を設け
たことを主たる特徴とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、器体に収容している内容器の外まわりに内容液を加熱するヒータを 設けた電気貯湯容器に関するものであり、家庭用の電気ポット等に利用される。
【0002】
【従来の技術】
この種の電気貯湯容器で、湯沸かし用のヒータと保温用のヒータとを組合せて 使用するものが知られている。
【0003】 これらは何れも、両ヒータを1つのヒータとして組み上げ、内容器の底部の側 周面の一箇所か、あるいは内容器の底部下面の一箇所かの何れかに当てがって設 置されている。
【0004】 したがってヒータが複数であっても取付けの手間はヒータが1つの場合と同様 に簡略化することができる。
【0005】 また、湯沸かし用のヒータを有しているので、これを単独で、あるいは保温用 のヒータとともに使用することによって、保温時よりも大きな容量のヒータによ って加熱することができ、その分だけ内容液の沸騰に必要な時間を短縮すること ができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで水を常温から沸騰させるには長い時間が必要である。これはタイマ設 定によって使用者が就寝中や外出中に内容液の加熱が行われ、必要時点にて沸騰 した内容液を得られるようにするような場合に問題にならない。しかし内容液補 給して温度が低下した場合や、再沸騰などで、内容液を即時に沸騰させて使用し たいような場合は問題となる。
【0007】 このため近時では、内容液の湯沸かしに必要な時間の短縮が望まれるようにな ってきている。
【0008】 これに対処するのに、ヒータの容量を増大することが考えられる。しかし前記 従来のような構造では対処できない。
【0009】 これにつき説明すると、内容器の底部の下面や側周面にヒータを当てがうにも 、他のものが装備されていてこれを避けたり、器体内に設置の他のものを避けた り、あるいは使用上の熱的安全を図る必要のある部分に熱影響するのを回避した りするために、ヒータの設置場所は比較的狭くなり勝ちである。
【0010】 したがってヒータの容量をさらに増大するにしても、ヒータの設置広さに制限 があると、内容器内の内容液の加熱に消費されないで他に発散する熱量の割合が ヒータ容量の増大に比例して増大するので、熱効率が極端に低下し、不利である 。
【0011】 また電気ポットは近時、内容液を加熱して沸騰させたり保温したりする他に、 臭いや、カルキあるいはこれの化合物等の有害異物を除去するのに、沸騰をある 時間継続したり、繰り返し行うことや、前記のように特別な場合の沸騰を短時間 にて達成すると云ったことが考えられ、動作モードが多様化する傾向にある。
【0012】 これら採用される動作モードによって、ヒータによる加熱状態を種々に変更で きれば好適であるが、前記従来のような一箇所にヒータを集中配置するものでは 充分に対処できないことがある。
【0013】 そこで本考案は、ヒータの取付け構造を改良して、前記従来のような問題を解 消することができる電気貯湯容器を提供することを課題とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】 本考案は上記のような課題を達成するため、器体に収容している内容器の外ま わりに内容液を加熱するヒータを設けた電気貯湯容器において、ヒータは内容器 の底部の下面と側周面とに当てがわれる底面ヒータと、側面ヒータとを有し、湯 沸かし時には底面ヒータおよび側面ヒータの双方を通電するとともに、保温時に は底面ヒータのみを通電する通電制御手段を備えたことを第1の特徴とするもの である。
【0015】 本考案はまた、器体に収容している内容器の外まわりに内容液を加熱するヒー タを設けた電気貯湯容器において、ヒータは内容器の底部の下面と側周面とに当 てがわれる底面ヒータと、側面ヒータとを有し、これら底面ヒータおよび側面ヒ ータを適時に適宜な組合せで通電する通電制御手段を設けたことを第2の特徴と するものである。
【0016】 上記各構成において少なくとも底面ヒータは、湯沸かし用のヒータと保温用の ヒータとの組合せとすることができる。
【0017】 底面ヒータと側面ヒータとは内容器の底部まわりの外面に当てがわれた熱盤に 埋設されたものとすることもできる。
【0018】
【作用】
本考案の第1の特徴の上記構成では、ヒータが内容器の底部の底面と側周面と に当てがわれる底面ヒータと、側面ヒータとに分設されるので、内容器の底部の 底面や側周面の各部分においてヒータの設置面広さに制限があっても、底面ヒー タと側面ヒータとをそれらが設けられる部分で熱効率上可能な最大限の大きさと されることにより、従来の場合に比しヒータの総容量を倍加することができる。
【0019】 そして底面ヒータと側面ヒータとは通電制御手段による通電制御によって、湯 沸かし時に双方が通電されるので、時間の掛かる湯沸かし動作を熱効率のよい高 容量通電状態にて高速に達成することができる。また保温時は底面ヒータのみが 通電されて内容液を下面から加熱するので、低容量通電状態での加熱による保温 をさらに熱効率よく達成することができるし、長時間置かれることの保温状態に おいて内容液が少なくなってもこれよりも通電ヒータが上になることはなく空炊 き状態を招き難い利点がある。
【0020】 本願第2の特徴の上記構成では、底面ヒータと側面ヒータとは、通電制御手段 によって適時に、同時あるいは個別に通電制御されて、動作モードに応じた種々 の通電態様を採ることができる。
【0021】 少なくとも底面ヒータが湯沸かし用のヒータと保温用のヒータとの組合せとさ れると、内容液を直下から効率よく加熱できる底面ヒータの通電態様が増大して 、内容液に対する加熱状態を的確に切換えることができる。
【0022】 さらに底面ヒータと側面ヒータとが内容器の底部まわりの外面に当てがわれた 熱盤に埋設すると、両ヒータを1つの部材として取り扱うことができるし、各種 の通電態様での加熱が熱盤を介して熱効率よく達成される。
【0023】
【実施例】
以下本考案の各実施例につき図を参照して詳細に説明する。
【0024】 図1〜図5は本考案の第1の実施例を示し、湯沸かし可能でかつ非加圧タイプ の電動ポンプによって内容液を注出する電気ポットの場合を示している。
【0025】 図1に示すように、内容器2を外装ケース3内に収容して器体1を構成してい る。内容器2は外装ケース3の上端に無理嵌めした合成樹脂製の肩部材4によっ て上端フランジを受けられている。
【0026】 そして外装ケース3の下端には合成樹脂製の底環5が当てがわれ、この底環5 と前記内容器2の底部とを図示しない連結金具によって連結し外装ケース3、内 容器2および底環5の相互を一体化している。底環5の開口には底蓋10が自身 に設けられている複数の爪の嵌め合わせと一箇所でのビス止めにて取付られ、こ の底蓋10の下面外周部には、それに設けられた複数の爪によって回転座体9が 回転可能に嵌め付けられ、器体1を定置したとき回転座体9上で器体3を回転さ せられるようになっている。
【0027】 内容器2の底部には内容液を注出する注出路11が接続されている。この注出 路11は内容器2と外装ケース3との間の空間で、肩部材4の前部に設けられた 嘴状突出部12内にまで立ち上がり、この部分でU字状に屈曲して吐出口19が 下向きに開口している。注出路11の内容器2よりも下になった部分には、注出 路11に流入する内容液を前記吐出口19に送り出す注出ポンプ13が設けられ 、モータによって駆動するようにしている。
【0028】 前記吐出口19から吐出される内容液は一旦大気に開放された後、前記嘴状突 出部12の下側に当てがい外装ケース3の前部に取付た下カバー15に一体成形 された注液ガイド16に受けられ、注液ガイド16に案内されて注液される。
【0029】 また注出路11の立ち上がり部は内容器2と同じ液位となるのを利用して液量 を静電容量方式やフォトセンサ方式で検出する液量検出部21が設けられている 。注出路11の屈曲部のすぐ上流側には転倒時止水弁22が設けられている。
【0030】 内容器2の底部の側周面に側面ヒータ61aが当てがわれ、底部下面には底面 ヒータ61b、61cが当てがわれている。
【0031】 底面ヒータ61b、61cは湯沸かしヒータと保温ヒータとであり、環状のマ イカ板に線条の底面ヒータ61b、61cのそれぞれを交互に巻付けてマイカ板 間に挟み付け、ケースに収容したものである。
【0032】 側面ヒータ61aも線条であり、ベルト状のマイカ板に巻付けたものを中空バ ンド状のケースに収容したものである。
【0033】 内容器2の底部下には金具23を利用して遮熱板24がビス止めされ、この遮 熱板24と、底面ヒータ61b、61cの裏側との間に押さえね28を挟み込み 、これによって底面ヒータ61b、61cを内容器2の底部下面に押し当ててい る。遮熱板24の一部に前記注出ポンプ13が取付けられている。
【0034】 底面ヒータ61b、61cの中央の透孔には内容液の温度を感知する温度セン サ33が設けられ、遮熱壁34によって底面ヒータ61b、61cから熱的に隔 絶され、底面ヒータ61b、61cの熱影響なしに内容器2の温度を正確に検出 できるようにしている。
【0035】 側面ヒータ61aは内容器2の底部外周に巻付けられ、バンド状のケースの両 端部間をビス連結し、このビスの締め付け加減によって内容器2の側周面に締結 し確固に取付けている。
【0036】 底環5には回路収容ボックス41が下向きに開口して設けられている。これに より回路収容ボックス41に収容される回路基板48が上方からの漏水に対する 防水がなされる。
【0037】 器体1の上端には器体蓋62が設けられている。器体蓋62はその後部で肩部 材4にヒンジピン63によって開閉可能に枢着されている。この枢着は肩部材4 に着脱自在に嵌め合わせた軸受部材64に対して行い、軸受部材64の着脱によ って器体蓋62を着脱できるようにしている。これによって器体1内の洗浄や、 内容液の給排が容易となる。
【0038】 軸受部材64は肩部材4の凹部65内に上方より挿入され、器体蓋62を開き 方向に付勢するようにヒンジピン63の回りに働かせたばね68の一端68aが 凹部65内に設けられている係止部66に弾性的に係合することにより、軸受部 材64を装着状態に確実に係止する。
【0039】 これを解除するには、器体蓋62を前記ばね68の付勢力が働く所定の開放位 置からさらに開き方向に回動すると、この動きにばね68の一端68aが追従し て、前記係止部66から外れるので、この状態にて軸受部材64を器体蓋62と ともに持ち上げればよい。
【0040】 器体蓋62の自由端部には、肩部材14の係止部71にばね72の付勢によっ て弾性係合し、器体蓋62を閉じ状態に係止するロック部材69が設けられてい る。
【0041】 ロック部材69は器体蓋62の裏板82上面に形成された突起83によって進 退を案内される。
【0042】 ロック部材69の斜面75には、器体蓋62内の軸受150に対し軸76によ って後部を枢着されたロック解除レバー77の先端部の突起72が当接している 。このロック解除レバー77は前記ロック部材69がばね71によって前記係合 位置に進出されているとき、前記斜面75によって突起78を介し上方に押上げ られていて、先端部の操作部79が器体蓋62の上面開口81から器体蓋62の 表面と面一な状態に露出している。
【0043】 この状態で操作部79が押し下げられるとロック解除レバー77は反時計方向 に回動され突起78によってロック部材69の斜面75を押動し、ロック部材6 9をばね68に抗して後退させ前記係止部72との係合を外す。このため器体蓋 62の閉じ状態へのロックが解除される。このロック解除が完了する時点では、 ロック解除レバー77と器体蓋62との間にはロックを解除する方向の遊びがあ り、器体蓋62はロック解除レバー77が押圧操作から解放されているかどうか に係わりなく前記ばね68によって開き方向に少し回動される。
【0044】 これによってロック部材69は前記係止部71の位置から上方に少しずらされ るので、前記ロック解除とともに操作部79から手を離す自然な操作によって、 ロック部材69が再度係止部72に係合するようなことなしに、器体蓋62がば ね68によって自動的に全開状態まで開かれるようにしている。
【0045】 ロック解除レバー77には安全部材114が働かされている。安全部材114 は器体蓋62にロック解除レバー77の長手方向にスライドできるように支持さ れている。そして操作部114aによりスライド操作されると、係止部114b がロック解除レバー77の先端部の下に進退され、先端部の下に進入していると きロック解除レバー77の可動を阻止し、不用意なロック解除が行われないよう にしている。
【0046】 器体蓋62の裏板82の下面には内容器2の後部を閉じる金属製の内蓋85が 当てがわれ、ビス80にてビス止めされている。内蓋85の外周と裏板82との 間には内容器2の口縁に対向するシールパッキング86が挟持されており、器体 蓋62が閉じられると内蓋85はこのシールパッキング86部で内容器2の口縁 に接し、内容器2を閉じる。
【0047】 内蓋85と裏板82との間には内容器2内で発生する蒸気を外部に逃がす蒸気 通路87が設けられている。蒸気通路87は内蓋85に内容器2側への開口88 を持ち、器体蓋62の後部側の上面に外部への開口89を持っている。開口88 部には裏板82に下方より嵌め付けた弁室91が設けられ、これに器体1が転倒 したときに閉じる転倒時止水弁92が設けられている。
【0048】 この弁室91の直ぐ下流側には器体蓋62の上部にまで達する広い空間を持っ た溜り部93が設けられ、器体1が前後、左右の何れかに転倒して内容液が前記 転倒時止水弁92によっても止められずに蒸気通路87を通じて流出しようとす るとき、この流出しようとする内容液を溜り部93に溜め込み、内容液が溢れ出 るまで下流側への流出を抑え、また防止するようにしている。
【0049】 これにより内容液の外部への流出が抑制され、外部に流出するまでに器体1を 正常な状態に戻す時間的な余裕を充分に与えることができる。このために溜り部 93から下流側への流出口94の通路断面積を小さくし、かつこの流出口94に 対し第1の溜り部93の形状を器体1の前後、左右の方向と、器体蓋62の上面 側とに拡がりを持つようにするなど種々の工夫がなされる。
【0050】 前記回路基板48に装備された制御回路100はマイクロコンピュータ101 を利用したものである。嘴状突出部12の上面に設けた操作パネル201に設け られる注出操作キー102は圧力センサ103を押圧操作するように設けられて おり、注出操作時の押圧力の差を圧力センサ103によって電気的信号に変換し てマイクロコンピュータ101に入力することにより、前記注出ポンプ13の駆 動電圧を切換えて注出流量を増減制御するようにしている。
【0051】 操作パネル201は図2に示す通りであり、前記注出操作キー102の他、再 沸騰・カルキ除去設定キー104、タイマ設定キー105、注出ロック・解除キ ー106と、液量の表示部107、沸騰、カルキ除去、保温の各表示部108〜 110、タイマ設定時刻の表示部111〜113が設けられている。
【0052】 再沸騰・カルキ除去設定キー104と、注出ロック・解除キー106とは、操 作される毎に設定モードがロータリー式に変化するようにされている。
【0053】 図3は制御回路100を示し、マイクロコンピュータ101には図に示すよう に前記各種入出力に関する電気、電子部品がA/D変換機301、302やスイ ッチ回路303、駆動回路304、表示回路305を介し適宜接続されている。
【0054】 以下動作制御について説明する。図4は主な動作制御を示すメインルーチンの フローチャートであり、電源オンによってまずステップ#1の初期設定が行われ た後、各種の入出力に応じた処理が行われる(ステップ#2)。次で沸騰処理( ステップ#3)がコールされ、内容液が保温温度よりも低いとき、つまり給水初 期や内容液の注ぎ足しによって温度が低い場合、また再沸騰・カルキ除去設定キ ー104によって再沸騰が設定された場合に、内容液を側面ヒータ61aおよび 底面ヒータ61b、61cの全てによる高容量状態にて、しかも広域から熱効率 よく沸騰まで高速に加熱するように制御する。
【0055】 続いて保温処理(ステップ#4)がコールされ、初期沸騰ないしは再沸騰の後 、底面ヒータ61b、61cの内の保温用である小容量の底面ヒータ61cのみ をオンして過剰加熱による熱損失がないように内容液を所定温度に保温するよう に制御する。
【0056】 底面ヒータ61b、61cは内容器2に底部下面に当てがわれており、小容量 通電状態での加熱による保温を熱効率よく達成するとともに、内容液が少なくな っても内容液よりも底面ヒータ61b、61cの方が上になることはなく、長時 間置かれ易い保温状態において空炊き状態を招き難く、使用の安全を図り易い。
【0057】 この意味で、側面ヒータ61aはできるだけ低く設けておくのが空炊き防止上 有利である。
【0058】 さらに続いてタイマ処理(ステップ#5)がコールされ、タイマ設定キー10 5によってタイマ設定がなされている場合、沸騰動作開始時刻をタイマ設定時刻 にて内容液を沸騰させるのに必要な時刻まで遅らせてから沸騰動作を開始するよ うに遅延制御する。
【0059】 次でカルキ除去処理(ステップ#6)がコールされ、再沸騰・カルキ除去設定 キー104がカルキ除去モードに操作されている場合、ステップ#3での沸騰動 作を所定時間継続させるように制御する。しかしカルキ除去のために沸騰動作を 間断的に繰返し行うようにしてもよい。またこのカルキ除去処理の際、側面ヒー タ61aと底面ヒータ61b、61cとは交互に通電するようにする。この場合 、内容液は側面ヒータ61aにて加熱されているときの対流と、底面ヒータ61 b、61cにて加熱されているときの対流とが加熱位置の違いに応じ異なること によって、内容液が撹乱されるので、臭いや、カルキおよびその化合物等の異物 の発散を促進することができる。
【0060】 次にポンプ処理サブルーチン(ステップ#7)がコールされ、注出操作部10 2による圧力センサ103の押圧力に応じた注出流量を設定し、この設定注出流 量を得るように注出ポンプ13のモータ14を駆動する。
【0061】 最後にその他の処理(ステップ#8)を終えて後ステップ#2に戻り、以後 上記制御を繰り返す。
【0062】 以上の処理による各場合の側面ヒータ61aおよび底面ヒータ61b、61c の通電状態と、内容液の温度変化とを示すと図5の通りである。
【0063】 図6、図7は本考案の第2の実施例を示している。前記第1の実施例では沸騰 動作時はどんな場合も、側面ヒータ61aおよび底面ヒータ61b、61cの全 てを通電して加熱するようにしたが、タイマ設定によって初期沸騰を行うような 場合、就寝中や外出中に沸騰動作を行うことになるので、沸騰に時間が掛かって もよいことが多い。
【0064】 したがって本実施例では、図6に示すように、操作パネル201に高速沸騰キ ー211を設け、これが操作されたときのみ、内容液を側面ヒータ61aおよび 底面ヒータ61b、61cの全てを使用して高速沸騰させるがそれ以外の場合は 底面ヒータ61b、61cのみによって通常の速度で沸騰されるようにしてある 。
【0065】 これをタイマ設定によって通常沸騰させた使用している状態において、内容液 の補給によって温度低下した内容液を高速で沸騰させ、また高速で再沸騰させる ような場合につき、側面ヒータ61aおよび底面ヒータ61b、61cの通電状 態と、内容液の温度変化の状態とを示せば図7の通りである。
【0066】 図8は本考案の第3の実施例をしめしている。本実施例は、底面ヒータ61b 、61cに加え側面ヒータ61aが設けられていることにより、底面ヒータ61 b、61cの容量をこれのみが設けられる場合のそれよりも小さく設定して、内 容器2の底部下面の外周寄りに小さく設けることにより、温度センサ33との距 離Sを大きくできるようにしてある。
【0067】 なお遮熱板24にヒータ押さえ用のばね28が一体成形されている。
【0068】 これにより温度センサ33は底面ヒータ61b、61cから直接熱影響を受け るのを防止することができ、第1の実施例のように遮熱壁34を設けなくても内 容液の温度を正確に検出することができる。
【0069】 したがって構造を簡略化して高精度を維持することができる。
【0070】 図9は本考案の第4の実施例を示し、側面ヒータ61aと底面ヒータ61b、 61cとをシーズヒータとし、これらを内容器2の底部の側周面および下面に当 てがった熱盤221に埋設してある。
【0071】 これにより側面ヒータ61aおよび底面ヒータ61b、61cは組立上1つの 部品として取り扱えるし、これらヒータによる加熱が、熱盤221を介して熱効 率よく行われる。
【0072】 なお前記各実施例では、側面ヒータ61aは1つのヒータとしてあるが、これ を複数のヒータで構成することもできるし、底面ヒータ61b、61cは複数の ヒータであるがこれを1つのヒータで構成することもできる。またどのヒータを 湯沸かしに使用し、どのヒータを保温に使用するかも自由に設計することができ る。
【0073】
【考案の効果】
本考案の第1の特徴によれば、ヒータが内容器の底部の底面と側周面とに当て がわれる底面ヒータと、側面ヒータとに分設され、内容器の底部の底面や側周面 の各部分においてヒータの設置面広さに制限があっても、底面ヒータと側面ヒー タとをそれらが設けられる部分で熱効率上可能な最大限の大きさとされることに より、従来の場合に比しヒータの総容量を倍加することができ、底面ヒータと側 面ヒータとは通電制御手段による通電制御によって、湯沸かし時に双方が通電さ れるので、時間の掛かる湯沸かし動作を熱効率のよい高容量通電状態にて高速に 達成することができ、熱湯が即時に欲しいような場合に便利となる。また保温時 は底面ヒータのみが通電されて内容液を下面から加熱するので、低容量通電状態 での加熱による保温をさらに熱効率よく達成することができるし、長時間置かれ ることの保温状態において内容液が少なくなってもこれよりも通電ヒータが上に なることはなく空炊き状態を招き難い利点があり、使用上の安全性を確保するこ とができる。
【0074】 本願第2の特徴によれば、底面ヒータと側面ヒータとは、通電制御手段によっ て適時に、同時あるいは個別に通電制御されて、動作モードに応じた種々の通電 態様を採ることができ、各種の動作モードをそれらに最適の加熱状態で達成する ことができる。
【0075】 少なくとも底面ヒータが湯沸かし用のヒータと保温用のヒータとの組合せとさ れると、内容液を直下から効率よく加熱できる底面ヒータの通電態様が増大して 、内容液に対する加熱状態を的確に切換えることができ、各種加熱態様を実行す るのに有利である。
【0076】 さらに底面ヒータと側面ヒータとが内容器の底部まわりの外面に当てがわれた 熱盤に埋設すると、両ヒータを1つの部材として取り扱うことができるし、各種 の通電態様での加熱が熱盤を介して熱効率よく達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す電気ポットの縦断
面図である。
【図2】図1の電気ポットの操作パネルの平面図であ
る。
【図3】図1の電気ポットの制御回路のブロック図であ
る。
【図4】図1の電気ポットの主な動作制御のメインルー
チンを示すフローチャートである。
【図5】図1の制御での内容液の温度変化とヒータの通
電状態を示すグラフである。
【図6】本考案の第2の実施例を示す操作パネルの平面
図である。
【図7】第2の実施例における通電制御の一例を内容液
の温度変化とともに示すグラフである。
【図8】本考案の第3の実施例を示す電気ポットの一部
の断面図である。
【図9】本考案の第4の実施例を示す電気ポットの一部
の断面図である。
【符号の説明】
1 器体 2 内容器 61a 側面ヒータ 61b、61c 底面ヒータ 100 制御回路 101 マイクロコンピュータ 221 熱盤

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器体に収容している内容器の外まわりに
    内容液を加熱するヒータを設けた電気貯湯容器におい
    て、 ヒータは内容器の底部の下面と側周面とに当てがわれる
    底面ヒータと、側面ヒータとを有し、湯沸かし時には底
    面ヒータおよび側面ヒータの双方を通電するとともに、
    保温時には底面ヒータのみを通電する通電制御手段を備
    えたことを特徴とする電気貯湯容器。
  2. 【請求項2】 器体に収容している内容器の外まわりに
    内容液を加熱するヒータを設けた電気貯湯容器におい
    て、 ヒータは内容器の底部の下面と側周面とに当てがわれる
    底面ヒータと、側面ヒータとを有し、これら底面ヒータ
    および側面ヒータを適時に適宜な組合せで通電する通電
    制御手段を設けたことを特徴とする電気貯湯容器。
  3. 【請求項3】 少なくとも底面ヒータは、湯沸かし用の
    ヒータと保温用のヒータとの組合せで設けられている請
    求項1記載の電気貯湯容器。
  4. 【請求項4】 底面ヒータと側面ヒータとは内容器の底
    部まわりの外面に当てがわれた熱盤に埋設されている請
    求項1または2に記載の電気貯湯容器。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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