JPH0748199Y2 - 電動注出可能な電気貯湯容器 - Google Patents

電動注出可能な電気貯湯容器

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JPH0748199Y2
JPH0748199Y2 JP1991001240U JP124091U JPH0748199Y2 JP H0748199 Y2 JPH0748199 Y2 JP H0748199Y2 JP 1991001240 U JP1991001240 U JP 1991001240U JP 124091 U JP124091 U JP 124091U JP H0748199 Y2 JPH0748199 Y2 JP H0748199Y2
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pouring
lock
electric
hot water
content liquid
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敏明 河合
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Tiger Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電動注出手段と、この
電動注出手段を働かせる注出操作手段とを備えた電動注
出可能な電気貯湯容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の電気貯湯容器は家庭用の電気ポ
ットとして従来から多く提供されている。
【0003】このものは電動注出手段として電動ポンプ
を備え、電動注出操作手段のスイッチ操作があると電動
ポンプが働かされ、内容液を外部に汲み出し、あるいは
押し出して、自動注出できるようになっている。
【0004】したがって内容液は、ポンプ動作スイッチ
の操作だけで注出され、使用に便利である。
【0005】また、電気ポットは湯沸し、保温、カルキ
除去、再沸騰と云った各種の加熱モードを持つようにな
り多機能化している。これらは対応する各種の操作手段
を選択操作することによって適宜設定され実行される。
【0006】そして、内容液をヒータにより各種モード
で加熱する加熱動作と、内容液を電動にて注出する電動
注出手段の動作とは、それぞれに対応した各操作手段か
らの電気的な操作信号に応じて制御回路が制御するよう
になっている。また、これら操作や使用のために、電気
貯湯容器の外面に設けられが操作パネルに前記各操作手
段および、前記動作および操作に関する表示部を設け、
使用しやすくしている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかし操作の簡易化に
伴い、思いがけない危険な事態を招くことが考えられ
る。例えば幼児はいたずらや好奇心から電気ポットの操
作パネルに触れることがある。この場合ポンプ動作スイ
ッチは少しの押動でもオンしてしまうので、このような
スイッチが単に設けられているだけの前記従来の電気ポ
ットでは、内容液が不用意に注出されてしまう可能性が
ある。内容液の不用意な注出はまわりを汚してしまう
し、内容液はほとんどの場合熱湯であるので危険であ
る。
【0008】そこで本考案は、注出操作の簡易性を損な
わずに、前記のような幼児のいたずらや好奇心等による
内容液の不用意な注出を十分に防止することができる電
動注出可能な電気貯湯容器を提供することを課題とする
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を達成
するため、本願第1の考案は、内容液を電動にて注出す
る電動注出手段と、電気貯湯容器の外面に設けられた操
作パネルとを有し、この操作パネルに電動注出手段を働
かせる注出操作手段とともに電動注出できないようにす
る注出ロック操作手段を設け、この注出ロック操作手段
の操作に電気的に応動して電動注出手段を働かせないよ
うにロックする第1の注出ロック制御手段と、注出操作
手段の操作が所定時間の間ないときに電動注出操作手段
を働かせないようにロックする第2の注出ロック制御手
段とを備えたことを特徴とするものである。
【0010】本願第2の考案は、第1の考案においてさ
らに、第1、第2の各注出ロック制御手段は、注出ロッ
ク状態であるときの、注出ロック操作手段の操作によっ
て、前記ロックを解除するものであることを特徴とする
ものである。
【0011】本願第3の考案は、第2の考案においてさ
らに、第1、第2の注出ロック制御手段は注出ロック操
作手段を含む複数の同時操作に応動して働くことを特徴
とするものである。
【0012】
【作用】本願第1の考案の上記構成では、注出操作手段
が操作されると電動注出手段が働いて貯湯している内容
液を注出して使用することができる。しかし、注出ロッ
ク操作手段が操作されると第1の注出ロック制御手段は
これに電気的に応動して、前記制御回路を電動注出手段
が働かされないようにロックするので、これを元に戻し
てから注出操作手段を操作しない限り内容液は注出され
ず、内容液を注出するための必要操作が1つ増えて幼児
等が好奇心やいたずらで内容液を不用意に注出してしま
うようなことを防止することができる。また、このよう
な注出ロックは第1の注出ロック制御手段が注出ロック
操作手段に電気的に応動して行うものであるので、注出
ロックのための操作はスイッチを押動する程度の軽快で
簡易な操作によって達成することができるし、注出ロッ
ク操作手段は注出操作手段等の他の操作手段や各種表示
とともに1つの見やすく操作し易い操作パネルに集約配
置されて、その存在や意味が明瞭となるので、通常の使
用者にとって操作の混乱はなく注出操作の簡易性を特に
損はない使用しやすく安全なものとすることができる。
しかも、注出操作手段の操作が所定時間の間ないとき第
2の注出ロック手段が働き電動注出手段が働かされない
ように自動的にロックするので、通常使用者が使用を終
えた後で注出ロック状態にしておくのを忘れて、幼児等
による好奇心やいたずらでの危険な注出を招いてしまう
ようなことを回避することができ、簡易な電気的制御に
てさらなる安全が図れる。また、注出ロックは注出操作
手段の操作を機械的に強制阻止するのではないので、注
出ロック状態を知らないで、あるいはいたずらで操作さ
れても破損するようなことはない。
【0013】本願第2の考案の上記構成では、第1の考
案においてさらに、注出ロック操作手段が注出ロック状
態で操作されることによって、第1、第2の各注出ロッ
ク制御手段が注出ロック状態を解くので、注出ロック操
作手段そのものをこれに関連した注出ロックの解除操作
に共用して、新たな操作手段の増設なしに電気貯湯容器
のそのときの状態に合わせた注出ロックと注出ロック解
除との相反する操作目的を混乱なく達成することができ
る。
【0014】本願第3の考案の上記構成では、第2の考
案においてさらに、注出ロック操作手段と他の操作手段
とが同時に操作されないと、第1、第2の注出ロック制
御手段がロック状態を解かないので、注出ロックが不用
意に解除されるようなことを回避することができ、さら
なる使用の安全を図れる。
【0015】
【実施例】以下本考案の一実施例を図を参照して詳細に
説明する。
【0016】本実施例は湯沸かし可能でかつ非加圧タイ
プの電動ポンプによって内容液を注出する電気ポットの
場合を示している。図1に示すように、ヒータ61が底
部下面に当てがわれた内容器2を外装ケース3内に収容
して器体1を構成している。
【0017】内容器2は外装ケース3の上端に無理嵌め
した合成樹脂製の肩部材4によって上端フランジを受け
られている。
【0018】そして外装ケース3の下端には合成樹脂製
の底環5が当てがわれ、この底環5と前記内容器2の底
部とを図示しない連結金具によって連結し外装ケース
3、内容器2および底環5の相互を一体化している。底
環5の開口には底蓋10が複数の爪の嵌め合わせと一箇
所でのビス止めにて取付られ、この底蓋10の下面外周
部には、それに設けられた複数の爪8によって回転座体
9が回転可能に嵌め付けられ、器体1を定置したとき回
転座体9上で器体3を回転させられるようになってい
る。
【0019】内容器2の底部には内容液を注出する注出
路11が接続されている。この注出路11は内容器2と
外装ケース3との間の空間で、肩部材4の前部に設けら
れた嘴状突出部12内にまで立ち上がり、この部分でU
字状に屈曲して吐出口19が下向きに開口している。注
出路11の内容器2よりも下になった部分には、注出路
11に流入する内容液を前記吐出口19に送り出す注出
ポンプ13が設けられ、モータ14によって駆動するよ
うにしている。
【0020】前記吐出口19から吐出される内容液は一
旦大気に開放された後、前記嘴状突出部12の下側に当
てがい外装ケース3の前部に取付た下カバー15に設け
られた注液ガイド16に受けられ、注液ガイド16に案
内されて注液される。注液ガイド16は2重パイプ構造
をなし、前記吐出内容液が大気に開放され易く、かつ注
液時に外気を吸入して破泡網20とともに注液を細かな
泡状にして極く静かにしかも跳ね返りがないようにして
注液できるようにしている。
【0021】注液ガイド16は下カバー15へはそれに
設けられている開口への螺合部18によって着脱自在に
取付られている。また注出路11の立ち上がり部は内容
器2と同じ液位となるのを利用して液量を静電容量方式
やフォトセンサ方式で検出する液量検出部21が設けら
れている。注出路11の屈曲部のすぐ上流側には転倒時
止水弁22が設けられている。
【0022】内容器2の底部下には金具23を利用して
遮熱板24がビス止めされ、この遮熱板24と、ヒータ
61の裏側との間に抑えばね28を挟み込み、これによ
ってヒータ61を内容器2の底部下面に押し当ててい
る。遮熱板24の一部に前記モータ14が取付けられて
いる。
【0023】ヒータ61の中央の透孔には内容液の温度
を感知する温度センサ33が設けられ、遮熱板24にビ
ス止めされた保持板35が前記温度センサ33を遮熱壁
を介し保持している。
【0024】底環5には回路収容ボックス41が設けら
れている。回路収容ボックス41は底環4に一体成形し
た蓋部42と、この蓋部42に下方より当てがい取付け
た容器部44とからなる。容器部44と蓋部42との相
互間の合わせ目にはシールパッキング47が挟み込まれ
て回路収容ボックス42を密封容器としている。これに
より回路収容ボックス41に収容される回路基板48の
防水が充分になる。
【0025】器体1の上端には器体蓋62が設けられて
いる。器体蓋62はその後部で肩部材4にヒンジピン6
3によって開閉可能に枢着されている。この枢着は肩部
材4に着脱自在に嵌め合わせた軸受部材64に対して行
い、軸受部材64の着脱によって器体蓋62を着脱でき
るようにしている。これによって器体1内の洗浄や、内
容液の給排が容易となる。
【0026】軸受部材64は肩部材4の凹部65内に上
方より挿入され、凹部65内の係止部66に樹脂ばね片
164が弾性係合することにより不用意な脱落が防止さ
れる。軸受部材64を装着状態に確実に係止し、またこ
れを解除するためには、凹部65内に挿入された軸受部
材64の一部にフック部が弾性係合するロック部材67
が設けられ、この係止を解除するにはロック部材67を
ばね221に抗して係止解除方向にスライドさせるよう
になっている。
【0027】器体蓋62は軸受部材64との間でばね6
8によって開き方向に付勢され、閉じ状態は器体蓋62
の前端部に設けられたロック部材69がばね71の付勢
によって肩部材4の一部に設けた係止部72に係合する
ことによりロックされる。
【0028】ロック部材69は器体蓋62の裏板82上
面に形成された突起83によって進退を案内される。
【0029】ロック部材72の斜面75には、器体蓋6
2内の軸受201に対し軸76によって後部を枢着され
たロック解除レバー77の先端部の突起78が当接して
いる。このロック解除レバー77は前記ロック部材69
がばね71によって前記係合位置に進出されていると
き、前記斜面75によって突起78を介し上方に押上げ
られていて、先端部の操作部79が器体蓋62の上面開
口81から器体蓋62の表面と面一な状態に露出してい
る。
【0030】この状態で操作部79が押し下げられると
ロック解除レバー77は反時計方向に回動され突起78
によってロック部材69の斜面75を押動し、ロック部
材69をばね68に抗して後退させ前記係止部72との
係合を外す。このため器体蓋62の閉じ状態へのロック
が解除される。このロック解除が完了する時点では、ロ
ック解除レバー77と器体蓋62との間にはロックを解
除する方向の遊びがあり、器体蓋62はロック解除レバ
ー77が押圧操作から解放されているかどうかに係わり
なく前記ばね68によって開き方向に少し回動される。
【0031】これによってロック部材69は前記係止部
72の位置から上方に少しずらされるので、前記ロック
解除とともに操作部79から手を離す自然な操作によっ
て、ロック部材69が再度係止部72に係合するような
ことなしに、器体蓋62がばね68によって自動的に全
開状態まで開かれるようにしている。
【0032】ロック解除レバー77には安全部材111
が働かされている。安全部材111は器体蓋62にロッ
ク解除レバー77の長手方向にスライドできるように支
持されている。そして操作部112によりスライド操作
されると、係止部113がロック解除レバー77の先端
部の下に進退され、先端部の下に進入しているときロッ
ク解除レバー77の可動を阻止し、不用意なロック解除
が行われないようにしている。
【0033】器体蓋62の後部には前記軸受部材64の
外周部に圧接するばね片84がビス85によって取付け
られている。このばね片84は器体蓋62の開閉動作の
際に軸受部材64の外周に摺接し、器体蓋62がばね6
8によって開かれるときの開き動作に制動を及ぼす。し
たがって器体蓋62は前記ロック解除の際の自動的な開
き動作がゆっくりとした動作で行われる。
【0034】器体蓋62の裏板82の下面には内容器2
の後部を閉じる金属製の内蓋85が当てがわれ、図示し
ない位置にてビス止めされている。内蓋85の外周と裏
板82との間には内容器2の口縁に対向するシールパッ
キング86が挟持されており、器体蓋62が閉じられる
と内蓋85はこのシールパッキング86部で内容器2の
口縁に接し、内容器2を閉じる。
【0035】内蓋85と裏板82との間には内容器2内
で発生する蒸気を外部に逃がす蒸気通路87が設けられ
ている。蒸気通路87は内蓋85に内容器2側への開口
88を持ち、器体蓋62の後部側の上面に外部への開口
89を持っている。開口88部には裏板82に下方より
嵌め付けた弁室91が設けられ、これに器体1が転倒し
たときに閉じる転倒時止水弁92が設けられている。
【0036】この弁室91の直ぐ下流側には器体蓋62
の上部にまで達する広い空間を持った第1の溜り部93
が設けられ、器体1が左右のどちらかに転倒して内容液
が前記転倒時止水弁92によっても止められずに蒸気通
路87を通じて流出しようとするとき、この流出しよう
とする内容液を第1の溜り部93に溜め込み、内容液が
溢れ出るまで下流側への流出を抑え、また防止するよう
にしている。
【0037】これにより内容液の外部への流出が抑制さ
れ、外部に流出するまでに器体1を正常な状態に戻す時
間的な余裕を充分に与えることができる。このために第
1の溜り部93から下流側への流出口94の通路断面積
を小さくし、かつこの流出口94に対し第1の溜り部9
3の形状を器体1の左右両方向と、器体蓋62の上面側
とに拡がりを持つようにするなど種々の工夫がなされ
る。
【0038】第1の溜り部93の流出口94の下流側に
は開口89よりも後方に拡がった第2の溜り部95が設
けられている。この第2の溜り部95は前記開口89よ
りも後方に拡がっているので、器体1が後方に倒れて内
容液が第1の溜り部94に溜まらずに流出してきても、
これを開口89よりも低い第2の溜り部95に溜め込
み、開口89から外部に流出するのを遅らせ、また防止
する。
【0039】第2の溜り部95の下には横向きの開口9
6によって通じた補助溜り部97も設けられている。こ
の補助溜り部97は流出しようとする内容液が第1、第
2の各溜り部94、95をオーバーフローするような場
合でも、これを受け入れて溜め込むことができ、前記オ
ーバーフローによる内容液の外部への流出をさらに抑え
る。
【0040】第2の溜り部95の後部にはドレン口98
が設けられ、器体蓋62が開かれたとき、第1、第2、
補助の各溜り部94、95、97に溜め込まれた内容液
が器体1の内容器2内に流下されるようにしている。し
かしこのドレン口98は器体1の閉じ状態で開放状態に
あると、器体1の転倒時に内容液が蒸気通路87に流出
してきたとき、ドレン口98を通じて器体1と器体蓋6
2との間に流出してしまう。
【0041】これを解消するのにドレン口98にシール
リップ99を設け、これが器体蓋62の閉じ状態のとき
肩部材4の内面に圧接することによりドレン口98がシ
ールリップ99と肩部材4の内面とによって閉じられる
ようにしている。
【0042】前記回路基板48に装備された制御回路1
00はマイクロコンピュータ101を利用したものであ
る。電気ポットの見やすく操作し易い外面部分である嘴
状突出部12の上面に設けた操作パネル201に設けら
れる注出操作手段である注出操作キー102は圧力セン
サ103を押圧操作するように設けられており、注出操
作時の押圧力の差を圧力センサ103によって電気的信
号に変換してマイクロコンピュータ101に入力するこ
とにより、前記注出ポンプ13の駆動電圧を切換えて注
出流量を増減制御するようにしている。
【0043】操作パネル201は図2に示す通りであ
り、前記注出操作キー102の他、再沸騰操作とカルキ
除去操作とに共用される再沸騰・カルキ除去設定キー1
04、タイマ設定キー105、注出ロック解除手段を共
用する注出ロック操作手段としての注出ロック・解除キ
ー106と、液量の表示部107、沸騰、カルキ除去、
保温の各表示部108〜110、タイマ設定時刻の表示
部111〜113が設けられている。
【0044】再沸騰・カルキ除去キー104と、注出ロ
ック・解除キー106とは操作される毎に、制御回路1
00が前回操作に対応した状態となっていることによっ
て今回操作の目的を順次に切換え、設定モードがロータ
リー式に変化するようになっている。
【0045】ここで、このような制御は制御回路100
の中の特にマイクロコンピュータ101の内部機能によ
って各種動作制御とともに容易に行われるが、特に制御
回路100が注出ロック解除状態にて注出ロック・解除
キー106が操作されたときに制御回路100を注出ロ
ック状態にする基本的な制御機能が、本願考案で言う第
1の注出ロック制御手段に相当する。
【0046】図3は前記操作パネル201に対向してそ
の下に設けられた回路基板115を示し、室温センサ2
10や注出可表示部116も設けられている。なお各表
示部108〜113、115、116はLEDからな
る。
【0047】回路基板115はいわゆるプリント基板か
らなり、前記各電子、電気部品を部品実装機により自動
実装され、プリント回路に接続されている。そして必要
な外部接続のための端子群211が、回路基板115の
一側に一定のピッチで配設されている。したがってこの
端子群216を介し前記各電気、電子部品と他との電気
的接続が簡易に行われる。
【0048】図4に前記操作パネル201と回路基板1
15との組合せ状態が示されている。
【0049】図5は制御回路を示し、マイクロコンピュ
ータ101には図に示すように前記各種入出力に関する
電気、電子部品がA/D変換機301、302やスイッ
チ回路303、駆動回路304、表示回路305を介し
適宜接続されている。
【0050】以下動作制御について説明する。図6は主
な動作制御を示すメインルーチンのフローチャートであ
り、電源オンによってまずステップ#1の初期設定が行
われた後、各種の入出力に応じた処理が行われる(ステ
ップ#2)。次で沸騰処理(ステップ#3)がコールさ
れ、内容液が保温温度よりも低いとき、つまり給水初期
や内容液の注ぎ足しによって温度が低い場合、また再沸
騰・カルキ除去キー104によって再沸騰が設定された
場合に、内容液を沸騰まで加熱するように制御する。
【0051】続いて保温処理(ステップ#4)がコール
され、初期沸騰ないしは再沸騰の後内容液を所定温度に
保温するように制御する。
【0052】さらに続いてタイマ処理(ステップ#5)
がコールされ、タイマ設定キー105によってタイマ設
定がなされている場合、沸騰動作開始時刻をタイマ設定
時刻にて内容液を沸騰させるのに必要な時刻まで遅らせ
てから沸騰動作を開始するように遅延制御する。
【0053】次でカルキ除去処理(ステップ#6)がコ
ールされ、再沸騰・カルキ除去キー104がカルキ除去
モードに操作されている場合、ステップ#3での沸騰動
作を所定時間継続させるように制御する。しかしカルキ
除去のために沸騰動作を間断的に繰返し行うようにして
もよい。
【0054】次にポンプ処理サブルーチン(ステップ#
7)がコールされ、注出操作部102による圧力センサ
103の押圧力に応じた注出流量を設定し、この設定注
出流量を得るように注出ポンプ13のモータ14を駆動
する。
【0055】最後にその他の処理(ステップ#8)を終
えて後ステップ#2に戻り、以後上記制御を繰り返す。
【0056】要するに、制御回路100は電源投入と同
時に、マイクロコンピュータ101に設定されたプログ
ラムと、これに基づく初期設定とに従って動作制御を開
始し、加熱モードに関連した再沸騰・カルキ除去設定キ
ー104、タイマ設定キー105等の各種操作手段が選
択操作されると、この操作に制御回路が電気的に応動し
て対応するモードで内容液が加熱されるように制御する
ので、内容液を使用者のそのときどきの望み通りの加熱
モードを設定して貯湯できる。
【0057】図7は保温処理サブルーチン(ステップ#
4)のフローチャートを示し、保温モードであると(ス
テップ#60)、ステップ#12以下の処理を実行す
る。ステップ#61では室温センサ210からの室温デ
ータを取り込み、ステップ#62で液位検出部21にか
らの液量データを取り込む。
【0058】次でステップ#63で前記室温データと液
量データとから内容液の現時点での降温特性を判定し、
これを補償するに適正なヒータ1の通電W数を図示しな
いテーブル等から設定し、ステップ#15でヒータ1の
通電W数を前記設定にしたがって変更する。これにより
内容液はその残量と室温とにより変化する降温特性に見
合った加熱を常時受けることになり、理想的には温度変
化のない構成度な保温制御を実現する。実験によっても
所定温度をほぼ正確に保つことができ、保温温度を例え
ば98℃程度の高温に設定しても沸騰に至ることはな
く、安全に使用できた。
【0059】このような制御での内容液の温度変化の一
例を示せば図8の通りである。
【0060】なおこの場合の各種取り込み条件の評価と
W数の設定にファジィ理論を適用してさらに制御精度を
向上することもできる。
【0061】図9はタイマ設定処理サブルーチンのフロ
ーチャートを示し、タイマ設定モードであると(ステッ
プ#31)、液量情報、および室温情報を取り込む(ス
テップ#32)。
【0062】次に液量および室温に対応する内容液の昇
温特性から、タイマ設定時刻に沸騰した内容液を得るた
めの、液量および室温に見合った沸騰開始タイマを設定
し(ステップ#33)、沸騰開始タイマの減算とタイマ
設定時刻の表示とを行う(ステップ#34)。
【0063】沸騰開始タイマが終了すると(ステップ#
35)、ヒータ61を沸騰モードでオンし、カルキ除去
表示を点滅して沸騰動作に入ったことを表示する(ステ
ップ#36)。そして沸騰が終了すると(ステップ#3
7)、ヒータ61を保温モードオンに切換え、保温表示
を点滅して沸騰が終了したことを表示する(ステップ#
38)。
【0064】この状態でタイマ設定時刻になるか(ステ
ップ#39)、再沸騰・カルキ除去キー104が再沸騰
モードに操作されると、ブザー音を鳴らせるとともに、
保温表示を連続点灯に切換え、かつタイマ表示をオフし
てタイマ設定モードが解除されたことを表示し、リター
ンする。
【0065】図10はカルキ除去処理サブルーチンのフ
ローチャートを示し、カルキ除去モードであると(ステ
ップ#51)、液量データを読み込んで後(ステップ#
52)、カルキ除去のための液量に見合った沸騰継続時
間を設定し(ステップ#53)、前記沸騰モードでの初
期沸騰動作に設定継続時間を加算する(ステップ#5
4)。
【0066】図11はポンプ動作処置サブルーチンを示
し、注出モードであると(ステップ#61)、前記初期
設定によって前記第1の注出ロック制御手段に相当する
マイクロコンピュータ101の内部機能を働かせて制御
回路100を注出ロック状態としているので、この状態
で注出ロック・解除キー106がオンされると、これが
注出ロック解除操作となって、第1の注出ロック制御手
段が制御回路100の注出ロック状態を解除するまで
は、注出ロック・解除キー106部の注出可表示116
をオフ状態に保ち(ステップ#62、#63)、注出ロ
ック・解除キー106が操作されると注出可表示116
をオンするとともに、注出ロックを解除し(ステップ#
64)、圧力センサ103が注出操作キー104によっ
て押圧されていることによるセンサ出力を読み込む(ス
テップ#65)。
【0067】次にセンサ出力が加圧状態にあるか、減圧
状態にあるかを判定し(ステップ#66)、加圧状態に
あれば加圧データとして前記センサ出力を取扱い、これ
に相当する加圧ランクを設定する(ステップ#67、6
8)。また減圧状態であれば減圧データとして前記セン
サ出力を取扱い、これに相当する減圧ランクを設定する
(ステップ#69、#70)。
【0068】続いて現駆動ランクから前記設定した増減
ランク分を増減した後のランクにてモータ14を駆動
し、注出操作の押圧の程度に応じた流量で内容液の注出
が行われるようにする(ステップ#71)。
【0069】このような注出動作は圧力センサ103が
注出操作から解放され、圧力センサ103がオフになる
まで繰返し行われる(ステップ#72)。注出が終了し
ても制御回路は前記注出ロック状態を解除された注出ロ
ック解除状態のままであるので、注出ロック・解除キー
106がオンされた場合は勿論第1の注出ロック制御手
段の働きによって制御回路100を再度注出ロック状態
にして使用の安全を図るが、本実施例ではさらに、この
ような注出ロック操作がなされなかっても注出が終了し
てモータの駆動が停止した以降に、継続して20秒以上
注出動作が行われなかった場合は、安全のため注出ロッ
ク処理を自動的に行ってリターンするようにしてある。
このような自動制御はマイクロコンピュータ101の内
部機能としての第2の注出ロック解除手段の働きによっ
て行うものである(ステップ#73、#74)。
【0070】なお、第1、第2の各注出ロック制御手段
により制御回路100が注出ロック状態になっている場
合でも、ステップ♯63にて注出ロック・解除キーのオ
ンがあることによって、第1、第2の各注出ロック制御
手段により制御回路100の注出ロック状態を解除とこ
れに関連した表示とを行い、以降の注出操作に備えるよ
うになっているのは当然である。以上のように、注出操
作キー102が操作されると制御回路100はこれに電
気的に応動して電動注出手段としての注出ポンプ13を
働かせるので、所定の加熱モードで貯湯している内容液
を注出して使用することができる。しかし、注出ロック
・解除キー106が操作されるとマイクロコンピュータ
101の内部機能である第1の注出ロック制御手段がこ
れに電気的に応動して注出ポンプ13が働かされないよ
うにロックするので、これを元に戻してから注出操作キ
ー102を操作しない限り内容液は注出されず、内容液
を注出するための必要操作が1つ増えて幼児等が好奇心
やいたずらで内容液を不用意に注出してしまうようなこ
とを防止することができる。また、このような注出ロッ
クは第1の注出ロック制御手段が注出ロック・解除キー
106の操作に電気的に応動して制御するものであるの
で、注出ロックのための操作はスイッチを押動する程度
の軽快で簡易な操作によって達成することができるし、
注出ロック・解除キー106は注出操作キー102等の
他の操作手段や各種表示とともに1つの見やすく操作し
易い操作パネル201に集約配置されて、その存在や意
味が明瞭となるので、通常の使用者にとって操作の混乱
はなく注出操作の簡易性を特に損はない使用しやすく安
全なものとすることができる。
【0071】しかも、注出操作キー102の操作が所定
時間の間ないときマイクロコンピュータ101の内部機
能である第2の注出ロック手段が働き、注出ポンプ13
が働かされないように自動的にロックするので、通常使
用者が使用を終えた後で注出ロック状態にしておくのを
忘れて、幼児等による好奇心やいたずらでの危険な注出
を招いてしまうようなことを回避することができ簡易な
電気的制御にてさらなる安全が図れる。
【0072】さらに、注出ロック・解除キー106が注
出ロック状態で操作されることによって、第1、第2の
各注出ロック制御手段が注出ロック状態を解くので、注
出ロック・解除キー106そのものをこれに関連した注
出ロックの解除操作に共用して、新たな操作手段の増設
なしに電気貯湯容器のそのときの状態に合わせた注出ロ
ックと注出ロック解除との相反する操作目的を混乱なく
達成することができる。また、注出ロックは注出操作キ
ー102の操作を機械的に強制阻止するのではないの
で、注出ロック状態を知らないで、あるいはいたずらで
操作されても破損するようなことはない。
【0073】図12は本考案の第2の実施例を示し、注
出操作キー102と注出ロック・解除キー106とが同
時に操作されないと、注出ロックが解除されないように
している。したがって前記第1の実施例のように注出ロ
ック・解除キー106だけの操作で注出ロックが解除さ
れる場合よりも、不用意な注出を回避する安全性が向上
する。
【0074】図13は本考案の第3の実施例を示し、注
出ロック・解除キー106と、このキー106からいく
つか離れた再沸騰・カルキ除去キー104との双方が同
時に操作されたときだけ注出ロックが解除されるように
し、さらなる安全を図っている。
【0075】図14は本考案の第4の実施例を示し、注
出ロック・解除キー106が例えば5秒継続して解除操
作されているときにのみ注出ロックが解除されるように
して安全を図っている。
【0076】このような制御を複数のキーを操作したと
きに注出ロックを解除する場合に適用してさらなる安全
を図るようにすることもできる。
【0077】
【考案の効果】本願第1の考案によれば、注出ロック操
作手段が操作されると第1の注出ロック制御手段がこれ
に電気的に応動して電動注出手段が働かされないように
ロックするので、これを元に戻してから注出操作手段を
操作しない限り内容液は注出されず、内容液を注出する
ための必要操作が1つ増えて幼児等が好奇心やいたずら
で内容液を不用意に注出してしまうようなことを防止す
ることができる。また、このような注出ロックは第1の
注出ロック制御手段が注出ロック操作手段に電気的に応
動して制御するものであるので、注出ロックのための操
作はスイッチを押動する程度の軽快で簡易な操作によっ
て達成することができるし、注出ロック操作手段は注出
操作手段等の他の操作手段や各種表示とともに1つの見
やすく操作し易い操作パネルに集約配置されて、その存
在や意味が明瞭となるので、通常の使用者にとって操作
の混乱はなく注出操作の簡易性を特に損はない使用しや
すく安全なものとすることができる。しかも、注出操作
手段の操作が所定時間の間ないとき第2の注出ロック手
段が働き電動注出手段が働かされないように自動的にロ
ックするので、通常使用者が使用を終えた後で注出ロッ
ク状態にしておくのを忘れて、幼児等による好奇心やい
たずらでの危険な注出を招いてしまうようなことを回避
することができ、制御回路の簡易な電気的制御にてさら
なる安全が図れる。また、注出ロックは注出操作手段の
操作を機械的に強制阻止するのではないので、注出ロッ
ク状態を知らないで、あるいはいたずらで操作されても
破損するようなことはない。
【0078】本願第2の考案によれば、第1の考案にお
いてさらに、注出ロック操作手段が注出ロック状態で操
作されることによって、第1、第2の各注出ロック制御
手段が注出ロック状態を解くので、注出ロック操作手段
そのものをこれに関連した注出ロックの解除操作に共用
して、新たな操作手段の増設なしに電気貯湯容器のその
ときの状態に合わせた注出ロックと注出ロック解除との
相反する操作目的を混乱なく達成することができる。
【0079】本願第3の考案によれば、第2の考案にお
いてさらに、注出ロック操作手段と他の操作手段とが同
時に操作されないと、第1、第2の注出ロック制御手段
がロック状態を解かないので、注出ロックが不用意に解
除されるようなことを回避することができ、さらなる使
用の安全を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す電気ポットの縦断
面図である。
【図2】図1の電気ポットの操作パネルの平面図であ
る。
【図3】図2の操作パネルの裏面の回路基板を示す平面
図である。
【図4】図2、図3の操作パネル、回路基板の組付け部
の拡大断面図である。
【図5】図1の電気ポットの制御回路のブロック図であ
る。
【図6】図1の電気ポットの主な動作制御のメインルー
チンを示すフローチャートである。
【図7】図6の保温処理サブルーチンのフローチャート
である。
【図8】図1の制御での内容液の温度変化とヒータの通
電状態を示すグラフである。
【図9】図6のタイマ設定サブルーチンのフローチャー
トである。
【図10】図6のカルキ除去サブルーチンのフローチャ
ートである。
【図11】図6のポンプ動作処理サブルーチンのフロー
チャートである。
【図12】本考案の第2の実施例のポンプ動作処理サブ
ルーチンの一部フローチャートである。
【図13】本考案の第3の実施例のポンプ動作処理サブ
ルーチンの一部フローチャートである。
【図14】本考案の第4の実施例のポンプ動作処理サブ
ルーチンの一部フローチャートである。
【符号の説明】 1 器体 13 注出ポンプ 14 モータ 100 制御回路 101 マイクロコンピュータ 102 注出操作キー 104 再沸騰・カルキ除去キー 105 タイマ設定キー 106 注出ロック・解除キー 107〜113 表示部 201 操作パネル

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容液を電動にて注出する電動注出手段
    と、電気貯湯容器の外面に設けられた操作パネルとを有
    し、この操作パネルに電動注出手段を働かせる注出操作
    手段とともに電動注出できないようにする注出ロック操
    作手段を設け、この注出ロック操作手段の操作に電気的
    に応動して電動注出手段が働かされないようにロックす
    る第1の注出ロック制御手段と、注出操作手段の操作が
    所定時間の間ないときに電動注出手段が働かされないよ
    うにロックする第2の注出ロック制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする電動注出可能な電気貯湯容器。
  2. 【請求項2】 第1、第2の各注出ロック制御手段は、
    注出ロック状態であるときの、注出ロック操作手段の操
    作によって、前記ロックを解除するものである請求項1
    に記載の電動注出可能な電気貯湯容器。
  3. 【請求項3】 第1、第2の注出ロック制御手段は注出
    ロック操作手段を含む複数の同時操作に応動して働く
    求項2に記載の電動注出可能な電気貯湯容器。
JP1991001240U 1991-01-21 1991-01-21 電動注出可能な電気貯湯容器 Expired - Lifetime JPH0748199Y2 (ja)

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JP3017730U (ja) * 1995-05-08 1995-11-07 武人 川上 浄水、冷水タンク付冷蔵庫

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