JPH0590123U - 火葬炉 - Google Patents

火葬炉

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JPH0590123U
JPH0590123U JP022791U JP2279192U JPH0590123U JP H0590123 U JPH0590123 U JP H0590123U JP 022791 U JP022791 U JP 022791U JP 2279192 U JP2279192 U JP 2279192U JP H0590123 U JPH0590123 U JP H0590123U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】火葬に進行に伴って主燃焼室内の棺を移動させ
て遺体の最も燃えにくい腰や腹の部分をバーナ火炎に接
近させることができる火葬炉を提供することにある。 【構成】火葬炉本体1の後部に燃焼バーナ4、前部の出
入口5に開閉扉6を有した主燃焼室2を設け、この主燃
焼室2の上部に再燃焼室3を設けた火葬炉において、主
燃焼室2の底部に出入口5から出入れ可能な受け皿10
を設け、この受け皿10の上部に位置する主燃焼室2に
下端部を支点として回動自在で燃焼バーナ4方向に倒伏
自在な第1と第2の棺支持部材22,23を設け、この
棺支持部材22,23に棺12を支持したことにある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、主燃焼室に棺支持部材を設けた火葬炉に関する。
【0002】
【従来の技術】
火葬炉において、主燃焼室と再燃焼室とを備え、主燃焼室の後部に燃焼バー ナを備えたものは、従来、図6および図7に示すように構成されている。
【0003】 すなわち、1は耐火レンガ等によって構成された火葬炉本体であり、2は主燃 焼室、3は再燃焼室である。主燃焼室2の後部には燃焼バーナ4が設けられ、前 部の出入口5には開閉扉6が設けられている。この主燃焼室2の出入口5近傍に 位置する上壁には前記再燃焼室3と連通させる排気口7が設けられ、再燃焼室3 には排煙口8が設けられている。
【0004】 前記主燃焼室2の底部には前後方向に亘ってガイドレール9が設けられ、この ガイドレール9には出入口5から出入れ可能な受け皿10がスライド自在に載置 されている。
【0005】 主燃焼室2を構成する左右両側壁には内方へ突出する棺載置台11が設けられ 、この棺載置台11には遺体を納めた棺12の長手方向に沿う両側縁が支持され るようになっている。したがって、棺12の上下、左右および前後は空間が形成 され、燃焼バーナ4からの火炎が棺12の全体に行き亘るようになっている。
【0006】 この棺載置台11の下方で、前記受け皿10の上方には棺支持部材13が設け られている。この棺支持部材13は、耐熱性材料からなるロッドによって形成さ れ、主燃焼室2の前後方向に離間して平行に2本設けられており、この両端部は 棺載置台11を構成する耐火レンガに固定されている。なお、14,15は二次 空気の取入れ口である。、
【0007】 このように構成された火葬炉によれば、遺体を納めた棺12を火葬用台車等に よって出入口5から主燃焼室2に導入し、棺12を棺載置台11に支持する。そ して、開閉扉6を閉じ、燃焼バーナ4に着火すると、燃焼バーナ4から発生する バーナ火炎は主燃焼室2の前方に向かって噴射されるが、上壁には排気口7が設 けられているため、バーナ火炎は排気口7に向かって上昇し、棺載置台11に支 持された棺12の火葬が行われる。
【0008】 火葬が進行すると、棺載置台11に支持された棺12は燃え崩れ落ち、遺体が 棺支持部材13によって支持されるため、燃焼バーナ4を下向きにしてバーナ火 炎が遺体に向かって集中するように操作する。そして、火葬が終了すると、遺骨 は受け皿10に受けられる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のように構成された従来の火葬炉は、火葬が進行すると 、棺載置台11に支持された棺12が燃え崩れ落ち、遺体が2本の棺支持部材1 3によって支持されるが、2本の棺支持部材13は同一高さにあるため、遺体は 水平状態に支持される。つまり、燃焼バーナ4をある程度上下方向に角度調節し ても遺体とバーナ火炎の進行方向とが平行し、遺体の最も燃えにくい腰、腹の部 分にバーナ火炎を集中することができない。したがって、火葬時間が長くなり、 燃料消費量も大である。
【0010】 この考案は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、 火葬に進行に伴って遺体の最も燃えにくい腰や腹の部分をバーナ火炎に接近させ るとともにバーナ火炎に対向させることができ、火葬時間の短縮、燃料消費量の 低減を図ることができる火葬炉を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用】
この考案は、前述した目的を達成するために、主燃焼室の底部に出入口から 出入れ可能な受け皿を設けるとともに、この受け皿の上部に位置する前記主燃焼 室に下端部を支点として回動自在な棺支持部材を設け、この棺支持部材を駆動手 段によって駆動し、棺を支持した状態の棺支持部材を燃焼バーナ方向に倒伏でき るようにしたことにある。
【0012】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明するが、従来と同一構成部 分は同一番号を付して説明を省略する。
【0013】 図1および図2に示すように、耐火レンガ等によって構成された火葬炉本体1 の主燃焼室2の左右方向の幅は、上部が広幅部2aに、下部が狭幅部2bに形成 され、主燃焼室2の左右両側壁には広幅部2aから狭幅部2bに向かって漸次狭 幅になるように傾斜面21が形成されている。
【0014】 この傾斜面21の傾斜途中には主燃焼室2の前後方向に離間して第1と第2の 棺支持部材22,23が設けられている。この第1と第2の棺支持部材22,2 3は図3に示すように耐熱性材料、例えばセラミック等の棒状体からなり、棒状 支持部24の両端部には棒状支持部24に対して直角に下方へ突出する支持脚2 5が設けられている。
【0015】 支持脚25の一方には外側へ延長する枢支部26が設けられ、この枢支部26 は軸受27に対して回転自在に軸支されている。支持脚25の他方には軸受27 に回転自在に軸支された枢支部26からさらに上方へ突出する突出部28が設け られている。
【0016】 さらに、第1と第2の棺支持部材22,23の突出部28は1本の連結ロッド 29に枢支ピン30によって連結され、この連結ロッド29は駆動手段としての エアシリンダ31に連結されている。
【0017】 このように構成された第1と第2の棺支持部材22,23の両端部の軸受27 は前記主燃焼室2の傾斜面21の途中に設けられた固定部21aに固定されてお り、棒状支持部24は主燃焼室2の幅方向に架設されている。
【0018】 また、連結ロッド29は主燃焼室2の後方に延長しており、エアシリンダ31 は火葬炉本体1の後方外部に設けられている。そして、エアシリンダ31によっ て連結ロッド29を進退することによって第1と第2の棺支持部材22,23を 回動できるようになっている。
【0019】 すなわち、第1と第2の棺支持部材22,23の支持脚25が垂直状態に立位 しているときには棺12を主燃焼室2内において所定の高さで、前後方向の所定 位置に保持し、支持脚25が枢支部26を支点として後方(主燃焼室2の奥側) に回動したときには棺12の高さが低くなり、しかも燃焼バーナ4に接近させる ことができる。
【0020】 また、燃焼バーナ4は火葬炉本体1の後壁に設けられたブラケット32に対し て上下方向に回動自在に支持され、エアシリンダ33によって駆動される。そし て、燃焼バーナ4の火炎噴射部4aを主燃焼室2内において上下方向に移動させ 、バーナ火炎を上下方向の任意な方向に向けることができるようになっている。 また、燃焼バーナ4の近傍には主燃焼室2内の様子を監視することができる監視 窓34が設けられている。
【0021】 このように構成された火葬炉の作用について説明する。遺体を納めた棺12を 火葬用台車等によって出入口5から主燃焼室2に導入し、棺12を第1と第2の 棺支持部材22,23の棒状支持部24に支持する。そして、開閉扉6を閉じ、 燃焼バーナ4に着火すると、燃焼バーナ4から発生するバーナ火炎は主燃焼室2 の前方に向かって噴射されて棺12の火葬が行われる。
【0022】 火葬の途中、つまり火葬がある程度進行したところで、監視窓34から棺12 の様子を監視しながらエアシリンダ31によって連結ロッド29を徐々に後退さ せると、第1と第2の棺支持部材22,23は枢支部26を支点として後方(主 燃焼室2の奥側)に回動する。
【0023】 したがって、図4に2点鎖線で示すように、第1と第2の棺支持部材22,2 3の棒状支持部24に支持された棺12の高さが低くなり、しかも燃焼バーナ4 に接近する方向に移動する。これと同時に、燃焼バーナ4をエアシリンダ34に よって回動して燃焼バーナ4の火炎噴射部4aを主燃焼室2内において下方向に 移動させると、バーナ火炎を受け皿10の近傍の棺12に向かって集中させるこ とができ、遺体の最も燃えにくい腰や腹への火力を強めることができる。火葬が 終了すると、灰とともに遺骨は受け皿10に受けられる。
【0024】 このように火葬の進行に伴って主燃焼室2の棺12を移動させて遺体の最も燃 えにくい腰や腹へバーナ火炎を集中させることにより、遺体全体を均一にしかも 短時間で火葬することができる。さらに、棺12を支持した第1と第2の棺支持 部材22,23を火葬炉本体1の外部に設けられたエアシリンダ31によって回 動することにより操作が容易である。
【0025】 なお、前記一実施例においては、第1と第2の棺支持部材22,23を1本の 連結ロッド29によって連結し、エアシリンダ31によって同時に回動させるよ うにしたが、図5に示すように、第1と第2の棺支持部材22,23の突出部2 8にそれぞれ独立して連結ロッド35,36を連結し、これら連結ロッド35, 36を独立して設けたエアシリンダ37,38に連結してもよい。
【0026】 このように構成することによって、第1と第2の棺支持部材22,23を独立 して回動させることができ、第1の棺支持部材22を立位させた状態で、第2の 棺支持部材23を回動することにより、火葬の進行に伴って棺12を燃焼バーナ 4側に傾けることもできる。
【0027】 また、前記実施例においては、第1と第2の棺支持部材22,23を回動させ る手段としてエアシリンダ31または37,38を用いたが、モータによってス クリューロッドを回転させ、このスクリューロッドに噛合するナットを突出部2 8に設けて回動させることもでき、連結ロッド29または35,36にハンドル 等を設け、手動で回動するようにしてもよい。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、火葬に進行に伴って主燃焼室内の 棺を移動させて遺体の最も燃えにくい腰や腹の部分をバーナ火炎に接近させるこ とができる。したがって、遺体全体を均一にしかも短時間に火葬でき、燃料消費 量の低減を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す火葬炉本体の縦断側
面図。
【図2】同実施例の火葬炉本体の主燃焼室を示す縦断正
面図。
【図3】同実施例の第1と第2の棺支持部材を示す斜視
図。
【図4】同実施例の作用説明図。
【図5】この考案の他の実施例の第1と第2の棺支持部
材を示す斜視図。
【図6】従来の火葬炉本体の縦断側面図。
【図7】従来の火葬炉本体の主燃焼室を示す縦断正面
図。
【符号の説明】
1…火葬炉本体、2…主燃焼室、3…再燃焼室、4…燃
焼バーナ、5…出入口、6…開閉扉、10…受け皿、1
2…棺、22…第1の棺支持部材、23…第2の棺支持
部材、31…シリンダ(駆動手段)。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火葬炉本体と、この本体に設けられ後部
    に燃焼バーナ、前部の出入口に開閉扉を有した主燃焼室
    と、この主燃焼室の上部に設けられた再燃焼室と、前記
    主燃焼室の出入口近傍の上壁に設けられ前記再燃焼室と
    連通させる排気口とからなる火葬炉において、前記主燃
    焼室の底部に載置され前記出入口から出入れ可能な受け
    皿と、この受け皿の上部に位置する前記主燃焼室に下端
    部を支点として回動自在に設けられ棺を支持した状態で
    前記燃焼バーナ方向に倒伏自在な棺支持部材と、この棺
    支持部材を回動操作する駆動手段とを具備したことを特
    徴とする火葬炉。
  2. 【請求項2】 棺支持部材は、主燃焼室の前後方向に離
    間して配設され、同時または独立して回動自在であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の火葬炉。
JP1992022791U 1992-04-10 1992-04-10 火葬炉 Expired - Lifetime JPH0722582Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992022791U JPH0722582Y2 (ja) 1992-04-10 1992-04-10 火葬炉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992022791U JPH0722582Y2 (ja) 1992-04-10 1992-04-10 火葬炉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0590123U true JPH0590123U (ja) 1993-12-07
JPH0722582Y2 JPH0722582Y2 (ja) 1995-05-24

Family

ID=12092507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992022791U Expired - Lifetime JPH0722582Y2 (ja) 1992-04-10 1992-04-10 火葬炉

Country Status (1)

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JP (1) JPH0722582Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116293690A (zh) * 2023-02-20 2023-06-23 民政部一零一研究所 立体燃烧装置及火化机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116293690A (zh) * 2023-02-20 2023-06-23 民政部一零一研究所 立体燃烧装置及火化机

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Publication number Publication date
JPH0722582Y2 (ja) 1995-05-24

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