JPH06107631A - N−マレオイルフェニルアラニンアルキルエステルの製造方法 - Google Patents
N−マレオイルフェニルアラニンアルキルエステルの製造方法Info
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- JPH06107631A JPH06107631A JP4279237A JP27923792A JPH06107631A JP H06107631 A JPH06107631 A JP H06107631A JP 4279237 A JP4279237 A JP 4279237A JP 27923792 A JP27923792 A JP 27923792A JP H06107631 A JPH06107631 A JP H06107631A
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- ester
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Pyrrole Compounds (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】N−〔(Z)−3−アルコキシカルボニルアク
リロイル〕フェニルアラニンアルキルエステルを酸触媒
の存在下、イミド化することを特徴とする、N−マレオ
イルフェニルアラニンアルキルエステルの製造方法。 【効果】本発明の製造法によれば、アスパルテ−ム製造
の前駆体として有用であるN−マレオイルフェニルアラ
ニンアルキルエステルを効率良く得ることができる。さ
らに本発明では、選択的な保護基の導入が必要なL−ア
スパラギン酸の代わりにより安価な無水マレイン酸を原
料としたアスパルテ−ム製造の前駆体を提供することが
できる。
リロイル〕フェニルアラニンアルキルエステルを酸触媒
の存在下、イミド化することを特徴とする、N−マレオ
イルフェニルアラニンアルキルエステルの製造方法。 【効果】本発明の製造法によれば、アスパルテ−ム製造
の前駆体として有用であるN−マレオイルフェニルアラ
ニンアルキルエステルを効率良く得ることができる。さ
らに本発明では、選択的な保護基の導入が必要なL−ア
スパラギン酸の代わりにより安価な無水マレイン酸を原
料としたアスパルテ−ム製造の前駆体を提供することが
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、N−マレオイルフェニ
ルアラニンアルキルエステルの製造方法に関し、さらに
詳細にはアスパルテ−ム前駆体として有用なN−マレオ
イルフェニルアラニンアルキルエステルの製造方法に関
する。
ルアラニンアルキルエステルの製造方法に関し、さらに
詳細にはアスパルテ−ム前駆体として有用なN−マレオ
イルフェニルアラニンアルキルエステルの製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】アスパルテ−ムの構造はα−L−アスパ
ルチル−L−フェニルアラニンメチルエステルである。
アスパルテ−ムはダイエット用の人工甘味料として知ら
れており、近年その需要は急速に伸びてきている。
ルチル−L−フェニルアラニンメチルエステルである。
アスパルテ−ムはダイエット用の人工甘味料として知ら
れており、近年その需要は急速に伸びてきている。
【0003】しかし、需要が伸び続けているにもかかわ
らず、従来の製造法は生産効率が低い等、未だ充分でな
い。アスパルテ−ムはジペプチドであることから、従来
ではL−アスパラギン酸とL−フェニルアラニンメチル
エステルの縮合を基本として製造されている。しかし、
この場合L−アスパラギン酸への選択的な保護基の導入
と縮合後の保護基の除去を必要とし、製造コストが高く
なる原因となっている。
らず、従来の製造法は生産効率が低い等、未だ充分でな
い。アスパルテ−ムはジペプチドであることから、従来
ではL−アスパラギン酸とL−フェニルアラニンメチル
エステルの縮合を基本として製造されている。しかし、
この場合L−アスパラギン酸への選択的な保護基の導入
と縮合後の保護基の除去を必要とし、製造コストが高く
なる原因となっている。
【0004】そこで、このような保護されたアミノ酸誘
導体の縮合を用いないアスパルテ−ム製造法の開発が望
まれている。
導体の縮合を用いないアスパルテ−ム製造法の開発が望
まれている。
【0005】一方、N−マレオイルフェニルアラニンア
ルキルエステルはアミノ酸誘導体の縮合によらないアス
パルテ−ム製造の重要な前駆体として考えられるが、こ
れまで高収率で合成する方法は知られていない。例え
ば、ジャ−ナルオブマクロモレキュ−ルサイエンス,ケ
ミストリ−,A11巻 491−506頁(1977
年)ではN−カルボエトキシマレイミドとフェニルアラ
ニンメチルエステルから得られるマレジアミドの熱分解
によって生成することが記載されているが、収率は10
%に満たさない。
ルキルエステルはアミノ酸誘導体の縮合によらないアス
パルテ−ム製造の重要な前駆体として考えられるが、こ
れまで高収率で合成する方法は知られていない。例え
ば、ジャ−ナルオブマクロモレキュ−ルサイエンス,ケ
ミストリ−,A11巻 491−506頁(1977
年)ではN−カルボエトキシマレイミドとフェニルアラ
ニンメチルエステルから得られるマレジアミドの熱分解
によって生成することが記載されているが、収率は10
%に満たさない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、アミ
ノ酸誘導体の縮合によらないアスパルテ−ム製造のため
の前駆体として用いられるN−マレオイルフェニルアラ
ニンアルキルエステルを高収率で得る方法を提供するこ
とにある。
ノ酸誘導体の縮合によらないアスパルテ−ム製造のため
の前駆体として用いられるN−マレオイルフェニルアラ
ニンアルキルエステルを高収率で得る方法を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために鋭意検討を行った結果、N−〔(Z)−
3−アルコキシカルボニルアクリロイル〕フェニルアラ
ニンアルキルエステルを原料として用いることにより、
効率よくN−マレオイルフェニルアラニンアルキルエス
テルを製造することができることを見い出し本発明を完
成するに至った。
解決するために鋭意検討を行った結果、N−〔(Z)−
3−アルコキシカルボニルアクリロイル〕フェニルアラ
ニンアルキルエステルを原料として用いることにより、
効率よくN−マレオイルフェニルアラニンアルキルエス
テルを製造することができることを見い出し本発明を完
成するに至った。
【0008】すなわち本発明は下記一般式化3
【0009】
【化3】 (式中、R1は炭素数1〜6のアルキル基を示し、R2
は炭素数1〜6のアルキル基を示す。)で表されるN−
〔(Z)−3−アルコキシカルボニルアクリロイル〕フ
ェニルアラニンアルキルエステルを酸触媒の存在下、イ
ミド化することを特徴とする、下記一般式化4
は炭素数1〜6のアルキル基を示す。)で表されるN−
〔(Z)−3−アルコキシカルボニルアクリロイル〕フ
ェニルアラニンアルキルエステルを酸触媒の存在下、イ
ミド化することを特徴とする、下記一般式化4
【0010】
【化4】 (式中、R1は炭素数1〜6のアルキル基を示す。)で
表されるN−マレオイルフェニルアラニンアルキルエス
テルの製造方法である。
表されるN−マレオイルフェニルアラニンアルキルエス
テルの製造方法である。
【0011】ここで得られるN−マレオイルフェニルア
ラニンアルキルエステルは、アンモニアの付加により高
収率、高選択的にN−(アミノスクシニル)フェニルア
ラニンアルキルエステルへ変換することができ、さらに
このN−(アミノスクシニル)フェニルアラニンアルキ
ルエステルは公知の方法(ヨ−ロッパ特許第29756
0号公報参照)によりアスパルテ−ム誘導体へ変換する
ことができる。
ラニンアルキルエステルは、アンモニアの付加により高
収率、高選択的にN−(アミノスクシニル)フェニルア
ラニンアルキルエステルへ変換することができ、さらに
このN−(アミノスクシニル)フェニルアラニンアルキ
ルエステルは公知の方法(ヨ−ロッパ特許第29756
0号公報参照)によりアスパルテ−ム誘導体へ変換する
ことができる。
【0012】以下に本発明を詳細に説明する。
【0013】一般式化3で表されるN−〔(Z)−3−
アルコキシカルボニルアクリロイル〕フェニルアラニン
アルキルエステル中のR1は炭素数1〜6のアルキル基
を示し、R2は炭素数1〜6のアルキル基を示すが、こ
れらR1及びR2の炭素数1〜6のアルキル基としては
例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプ
ロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、n−ペンチル
基、n−ヘキシル基等を挙げることができ、特にメチル
基であるものがアスパルテ−ム製造において好ましく用
いられる。また、フェニルアラニン部分の立体は、L
体、D体、及びDL体のいずれかを有することができ
る。
アルコキシカルボニルアクリロイル〕フェニルアラニン
アルキルエステル中のR1は炭素数1〜6のアルキル基
を示し、R2は炭素数1〜6のアルキル基を示すが、こ
れらR1及びR2の炭素数1〜6のアルキル基としては
例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプ
ロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、n−ペンチル
基、n−ヘキシル基等を挙げることができ、特にメチル
基であるものがアスパルテ−ム製造において好ましく用
いられる。また、フェニルアラニン部分の立体は、L
体、D体、及びDL体のいずれかを有することができ
る。
【0014】従って、N−〔(Z)−3−アルコキシカ
ルボニルアクリロイル〕フェニルアラニンアルキルエス
テルの具体例としては、N−〔(Z)−3−メトキシカ
ルボニルアクリロイル〕−L−フェニルアラニンメチル
エステル、N−〔(Z)−3−メトキシカルボニルアク
リロイル〕−D−フェニルアラニンメチルエステル、N
−〔(Z)−3−メトキシカルボニルアクリロイル〕−
DL−フェニルアラニンメチルエステル、N−〔(Z)
−3−エトキシカルボニルアクリロイル〕−L−フェニ
ルアラニンメチルエステル、N−〔(Z)−3−n−ブ
トキシカルボニルアクリロイル〕−L−フェニルアラニ
ンメチルエステル、N−〔(Z)−3−イソブトキシカ
ルボニルアクリロイル〕−L−フェニルアラニンメチル
エステル、N−〔(Z)−3−メトキシカルボニルアク
リロイル〕−L−フェニルアラニンエチルエステル、N
−〔(Z)−3−n−ヘキシロキシカルボニルアクリロ
イル〕−L−フェニルアラニンメチルエステル、N−
〔(Z)−3−メトキシカルボニルアクリロイル〕−L
−フェニルアラニンn−ブチルエステル等を好ましい例
として挙げることができる。
ルボニルアクリロイル〕フェニルアラニンアルキルエス
テルの具体例としては、N−〔(Z)−3−メトキシカ
ルボニルアクリロイル〕−L−フェニルアラニンメチル
エステル、N−〔(Z)−3−メトキシカルボニルアク
リロイル〕−D−フェニルアラニンメチルエステル、N
−〔(Z)−3−メトキシカルボニルアクリロイル〕−
DL−フェニルアラニンメチルエステル、N−〔(Z)
−3−エトキシカルボニルアクリロイル〕−L−フェニ
ルアラニンメチルエステル、N−〔(Z)−3−n−ブ
トキシカルボニルアクリロイル〕−L−フェニルアラニ
ンメチルエステル、N−〔(Z)−3−イソブトキシカ
ルボニルアクリロイル〕−L−フェニルアラニンメチル
エステル、N−〔(Z)−3−メトキシカルボニルアク
リロイル〕−L−フェニルアラニンエチルエステル、N
−〔(Z)−3−n−ヘキシロキシカルボニルアクリロ
イル〕−L−フェニルアラニンメチルエステル、N−
〔(Z)−3−メトキシカルボニルアクリロイル〕−L
−フェニルアラニンn−ブチルエステル等を好ましい例
として挙げることができる。
【0015】本発明で用いられる酸触媒としては、例え
ば、硫酸、トルエンスルホン酸、キシレンスルホン酸、
トリフルオロメタンスルホン酸、トリフルオロメタンベ
ンゼンスルホン酸、りん酸、12−モリブドリン酸、あ
るいは12−タングストリン酸等を好適に使用すること
ができる。これら酸触媒の使用量は一般式化3で示され
るN−〔(Z)−3−アルコキシカルボニルアクリロイ
ル〕フェニルアラニンアルキルエステルに対して0.0
3〜0.50当量であり、特に0.05〜0.40当量
が好ましい。
ば、硫酸、トルエンスルホン酸、キシレンスルホン酸、
トリフルオロメタンスルホン酸、トリフルオロメタンベ
ンゼンスルホン酸、りん酸、12−モリブドリン酸、あ
るいは12−タングストリン酸等を好適に使用すること
ができる。これら酸触媒の使用量は一般式化3で示され
るN−〔(Z)−3−アルコキシカルボニルアクリロイ
ル〕フェニルアラニンアルキルエステルに対して0.0
3〜0.50当量であり、特に0.05〜0.40当量
が好ましい。
【0016】本反応は反応に不活性な溶媒を用いること
が好ましい。具体的な溶媒としては、例えば、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、エチル
エ−テル、テトラヒドロフラン等のエーテル類、ペンタ
ン、ヘキサン、ヘプタン等の炭化水素類を挙げることが
できる。該溶媒の使用量はN−〔(Z)−3−アルコキ
シカルボニルアクリロイル〕フェニルアラニンアルキル
エステル1重量部に対して、0.1〜60重量部であ
り、特に0.5〜40重量部が好ましい。
が好ましい。具体的な溶媒としては、例えば、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、エチル
エ−テル、テトラヒドロフラン等のエーテル類、ペンタ
ン、ヘキサン、ヘプタン等の炭化水素類を挙げることが
できる。該溶媒の使用量はN−〔(Z)−3−アルコキ
シカルボニルアクリロイル〕フェニルアラニンアルキル
エステル1重量部に対して、0.1〜60重量部であ
り、特に0.5〜40重量部が好ましい。
【0017】本反応ではイミド化で生成した水あるいは
アルコ−ルを還流によって系外に排出しながら行うこと
が好ましい。その際の還流液は任意の割合で反応系外に
抜き出すことができるが、その際に抜き出し量に対し
て、0〜10倍容量の仕込に用いた同じ種類の溶媒を反
応液側に供給することが望ましい。該供給溶媒は連続的
に供給してもよいし、一括して供給してもかまわない。
アルコ−ルを還流によって系外に排出しながら行うこと
が好ましい。その際の還流液は任意の割合で反応系外に
抜き出すことができるが、その際に抜き出し量に対し
て、0〜10倍容量の仕込に用いた同じ種類の溶媒を反
応液側に供給することが望ましい。該供給溶媒は連続的
に供給してもよいし、一括して供給してもかまわない。
【0018】本反応の反応温度は10〜180℃であ
り、特に30〜160℃の範囲が好ましい。また、一定
温度及び前記温度範囲で昇温しながら実施することがで
きる。反応時間は0.1〜20時間が好ましく、反応圧
力は減圧から加圧、好ましくは20mmHg〜4kg/
cm2の範囲であり、窒素またはアルゴン雰囲気下で行
うことが好ましい。
り、特に30〜160℃の範囲が好ましい。また、一定
温度及び前記温度範囲で昇温しながら実施することがで
きる。反応時間は0.1〜20時間が好ましく、反応圧
力は減圧から加圧、好ましくは20mmHg〜4kg/
cm2の範囲であり、窒素またはアルゴン雰囲気下で行
うことが好ましい。
【0019】反応終了後は、反応系を炭酸水素ナトリウ
ム水溶液で洗浄し、溶媒を留去することにより一般式化
4で表されるN−マレオイルフェニルアラニンアルキル
エステルを単離することができる。さらに、必要に応じ
て再結晶化等により精製をする。
ム水溶液で洗浄し、溶媒を留去することにより一般式化
4で表されるN−マレオイルフェニルアラニンアルキル
エステルを単離することができる。さらに、必要に応じ
て再結晶化等により精製をする。
【0020】なお、該製造法では原料である一般式化3
で示されるN−〔(Z)−3−アルコキシカルボニルア
クリロイル〕フェニルアラニンアルキルエステルは、L
体及びD体の光学活性体あるいはラセミ体のどちらでも
使用することができるが、光学活性体を使用しても何ら
ラセミ化することなく目的とする光学活性なN−マレオ
イルフェニルアラニンアルキルエステルへ導くことがで
きる。
で示されるN−〔(Z)−3−アルコキシカルボニルア
クリロイル〕フェニルアラニンアルキルエステルは、L
体及びD体の光学活性体あるいはラセミ体のどちらでも
使用することができるが、光学活性体を使用しても何ら
ラセミ化することなく目的とする光学活性なN−マレオ
イルフェニルアラニンアルキルエステルへ導くことがで
きる。
【0021】このようにして本発明の方法により製造さ
れるN−マレオイルフェニルアラニンアルキルエステル
としては具体的に、例えばN−マレオイル−L−フェニ
ルアラニンメチルエステル、N−マレオイル−DL−フ
ェニルアラニンメチルエステル、N−マレオイル−D−
フェニルアラニンメチルエステル、N−マレオイル−L
−フェニルアラニンエチルエステル、N−マレオイル−
L−フェニルアラニンn−ブチルエステル、N−マレオ
イル−L−フェニルアラニンイソブチルエステル、N−
マレオイル−L−フェニルアラニンn−ヘキシルエステ
ル等を挙げることができる。
れるN−マレオイルフェニルアラニンアルキルエステル
としては具体的に、例えばN−マレオイル−L−フェニ
ルアラニンメチルエステル、N−マレオイル−DL−フ
ェニルアラニンメチルエステル、N−マレオイル−D−
フェニルアラニンメチルエステル、N−マレオイル−L
−フェニルアラニンエチルエステル、N−マレオイル−
L−フェニルアラニンn−ブチルエステル、N−マレオ
イル−L−フェニルアラニンイソブチルエステル、N−
マレオイル−L−フェニルアラニンn−ヘキシルエステ
ル等を挙げることができる。
【0022】本発明で使用される原料である一般式化3
で表されるN−〔(Z)−3−アルコキシカルボニルア
クリロイル〕フェニルアラニンアルキルエステルは例え
ば以下の方法により製造することができる。
で表されるN−〔(Z)−3−アルコキシカルボニルア
クリロイル〕フェニルアラニンアルキルエステルは例え
ば以下の方法により製造することができる。
【0023】即ち、下記一般式化6で示されるフェニル
アラニンアルキルエステル
アラニンアルキルエステル
【0024】
【化5】 と無水マレイン酸を反応させることによって、一般式化
6で示されるN−〔(Z)−3−カルボキシアクリロイ
ル〕フェニルアラニンアルキルエステルを容易に得るこ
とができる。
6で示されるN−〔(Z)−3−カルボキシアクリロイ
ル〕フェニルアラニンアルキルエステルを容易に得るこ
とができる。
【0025】
【化6】 なお、一般式化5中のR1は炭素数1〜6のアルキル基
を示す。一般式化5で表されるフェニルアラニンアルキ
ルエステルの具体例として、例えば、L−フェニルアラ
ニンメチルエステル、D−フェニルアラニンメチルエス
テル、DL−フェニルアラニンメチルエステル、L−フ
ェニルアラニンエチルエステル、D−フェニルアラニン
エチルエステル、L−フェニルアラニンn−ブチルエス
テル、L−フェニルアラニンイソブチルエステル、L−
フェニルアラニンn−ヘキシルエステル、DL−フェニ
ルアラニンn−ヘキシルエステル等を挙げることができ
る。
を示す。一般式化5で表されるフェニルアラニンアルキ
ルエステルの具体例として、例えば、L−フェニルアラ
ニンメチルエステル、D−フェニルアラニンメチルエス
テル、DL−フェニルアラニンメチルエステル、L−フ
ェニルアラニンエチルエステル、D−フェニルアラニン
エチルエステル、L−フェニルアラニンn−ブチルエス
テル、L−フェニルアラニンイソブチルエステル、L−
フェニルアラニンn−ヘキシルエステル、DL−フェニ
ルアラニンn−ヘキシルエステル等を挙げることができ
る。
【0026】この反応において無水マレイン酸の使用量
は一般式化5で示されるフェニルアラニンアルキルエス
テルに対して、0.90〜1.10当量、より好ましく
は0.95〜1.05当量である。本発明の製造方法に
おいては溶媒を用いることが好ましい。該溶媒は反応に
対し不活性なものであり、具体的にはベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ペンタン、ヘキサ
ン、ヘプタン等の炭化水素類、ジクロロメタン、クロロ
ホルム等のハロゲン化物、あるいはエチルエ−テル、テ
トラヒドロフラン等のエ−テル類が挙げられる。これら
の溶媒は一般式化5で表されるフェニルアラニンアルキ
ルエステルの化合物1重量部に対し、0.1〜60重量
部であり、特に0.5〜40重量部が好ましい。
は一般式化5で示されるフェニルアラニンアルキルエス
テルに対して、0.90〜1.10当量、より好ましく
は0.95〜1.05当量である。本発明の製造方法に
おいては溶媒を用いることが好ましい。該溶媒は反応に
対し不活性なものであり、具体的にはベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ペンタン、ヘキサ
ン、ヘプタン等の炭化水素類、ジクロロメタン、クロロ
ホルム等のハロゲン化物、あるいはエチルエ−テル、テ
トラヒドロフラン等のエ−テル類が挙げられる。これら
の溶媒は一般式化5で表されるフェニルアラニンアルキ
ルエステルの化合物1重量部に対し、0.1〜60重量
部であり、特に0.5〜40重量部が好ましい。
【0027】本反応は以下の条件下で行うことが適当で
ある。
ある。
【0028】反応温度:−10〜160℃、好ましくは
0〜140℃ 反応時間:0.1〜48時間 反応圧力:常圧から加圧、好ましくは1〜4気圧下 雰囲気 :窒素またはアルゴン下 さらに、本願発明の出発原料、一般式化3で表されるN
−〔(Z)−3−アルコキシカルボニルアクリロイル〕
フェニルアラニンアルキルエステルは、上記方法で得た
一般式化6で表されるN−〔(Z)−3−カルボキシア
クリロイル〕フェニルアラニンアルキルエステルを含む
反応混合物に、酸触媒及び炭素数1〜6のアルコ−ルを
添加することにより合成することができる。この時用い
られる炭素数1〜6のアルコ−ルとしては例えば、メタ
ノール、エタノール、n−プロパノール、n−ブタノー
ル、イソブタノール、あるいはn−ヘキサノール等を挙
げることができ、酸触媒としては例えば、硫酸、トルエ
ンスルホン酸、キシレンスルホン酸、トリフルオロメタ
ンスルホン酸、トリフルオロメタンベンゼンスルホン
酸、りん酸、12−モリブドリン酸、あるいは12−タ
ングストリン酸等を挙げることができる。一方、炭素数
1〜6のアルコールの使用量は一般式化6で表されるN
−〔(Z)−3−カルボキシアクリロイル〕フェニルア
ラニンアルキルエステルに対して0.8〜50当量、好
ましくは1.0〜40当量とすることが適当であり、用
いられる酸触媒の使用量は一般式化6で表されるN−
〔(Z)−3−カルボキシアクリロイル〕フェニルアラ
ニンアルキルエステルに対して0.03〜0.50当
量、好ましくは0.05〜0.40当量とすることが適
当である。
0〜140℃ 反応時間:0.1〜48時間 反応圧力:常圧から加圧、好ましくは1〜4気圧下 雰囲気 :窒素またはアルゴン下 さらに、本願発明の出発原料、一般式化3で表されるN
−〔(Z)−3−アルコキシカルボニルアクリロイル〕
フェニルアラニンアルキルエステルは、上記方法で得た
一般式化6で表されるN−〔(Z)−3−カルボキシア
クリロイル〕フェニルアラニンアルキルエステルを含む
反応混合物に、酸触媒及び炭素数1〜6のアルコ−ルを
添加することにより合成することができる。この時用い
られる炭素数1〜6のアルコ−ルとしては例えば、メタ
ノール、エタノール、n−プロパノール、n−ブタノー
ル、イソブタノール、あるいはn−ヘキサノール等を挙
げることができ、酸触媒としては例えば、硫酸、トルエ
ンスルホン酸、キシレンスルホン酸、トリフルオロメタ
ンスルホン酸、トリフルオロメタンベンゼンスルホン
酸、りん酸、12−モリブドリン酸、あるいは12−タ
ングストリン酸等を挙げることができる。一方、炭素数
1〜6のアルコールの使用量は一般式化6で表されるN
−〔(Z)−3−カルボキシアクリロイル〕フェニルア
ラニンアルキルエステルに対して0.8〜50当量、好
ましくは1.0〜40当量とすることが適当であり、用
いられる酸触媒の使用量は一般式化6で表されるN−
〔(Z)−3−カルボキシアクリロイル〕フェニルアラ
ニンアルキルエステルに対して0.03〜0.50当
量、好ましくは0.05〜0.40当量とすることが適
当である。
【0029】本反応は生成した水を系外に排出しながら
以下の条件下で好ましく行うことができる。
以下の条件下で好ましく行うことができる。
【0030】反応温度:10〜100℃、好ましくは2
0〜90℃ 反応時間:0.1〜3時間 反応圧力:減圧から加圧、好ましくは20mmHg〜4
kg/cm2 雰囲気 :窒素またはアルゴン下 反応終了後は、反応混合物を炭酸水素ナトリウム水溶液
で洗浄し、溶媒を留去することにより一般式化3で表さ
れるN−〔(Z)−3−アルコキシカルボニルアクリロ
イル〕フェニルアラニンアルキルエステルを単離するこ
とができる。
0〜90℃ 反応時間:0.1〜3時間 反応圧力:減圧から加圧、好ましくは20mmHg〜4
kg/cm2 雰囲気 :窒素またはアルゴン下 反応終了後は、反応混合物を炭酸水素ナトリウム水溶液
で洗浄し、溶媒を留去することにより一般式化3で表さ
れるN−〔(Z)−3−アルコキシカルボニルアクリロ
イル〕フェニルアラニンアルキルエステルを単離するこ
とができる。
【0031】このようにして本発明の製造法の原料であ
る一般式化3で表されるN−〔(Z)−3−アルコキシ
カルボニルアクリロイル〕フェニルアラニンアルキルエ
ステルを製造することができる。
る一般式化3で表されるN−〔(Z)−3−アルコキシ
カルボニルアクリロイル〕フェニルアラニンアルキルエ
ステルを製造することができる。
【0032】
【実施例】次に実施例により本発明を具体的に説明する
が、本発明はこれらに限定されない。
が、本発明はこれらに限定されない。
【0033】参考例 窒素雰囲気下、撹拌機を有するガラス製常圧反応装置に
L−フェニルアラニンメチルエステル塩酸塩5.00g
(23.2mmol)を加え、水15ミリリットルに溶
解させた。この溶液に水酸化ナトリウム0.93gを水
5ミリリットルに溶解させたものを撹拌下、0℃で加え
た。混合物をエーテルで抽出し、エーテル溶液は無水硫
酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。残渣にLーフェ
ニルアラニンメチルエステル4.10g(22.9mm
ol)を得た。
L−フェニルアラニンメチルエステル塩酸塩5.00g
(23.2mmol)を加え、水15ミリリットルに溶
解させた。この溶液に水酸化ナトリウム0.93gを水
5ミリリットルに溶解させたものを撹拌下、0℃で加え
た。混合物をエーテルで抽出し、エーテル溶液は無水硫
酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。残渣にLーフェ
ニルアラニンメチルエステル4.10g(22.9mm
ol)を得た。
【0034】窒素雰囲気下、撹拌機を有するガラス製常
圧反応装置に無水マレイン酸2.26g(23.0mm
ol)を加え、トルエン50ミリリットルに溶解させ
た。この溶液に、上記で得たL−フェニルアラニンメチ
ルエステル4.10g(22.9mmol)とトルエン
20ミリリットルからなる溶液を加えた。室温で30分
撹拌した。この溶液を10ミリリットル採取して溶媒を
除去し、得られた生成物がN−〔(Z)−3−カルボキ
シアクリロイル〕−L−フェニルアラニンメチルエステ
ルであることを確認した。
圧反応装置に無水マレイン酸2.26g(23.0mm
ol)を加え、トルエン50ミリリットルに溶解させ
た。この溶液に、上記で得たL−フェニルアラニンメチ
ルエステル4.10g(22.9mmol)とトルエン
20ミリリットルからなる溶液を加えた。室温で30分
撹拌した。この溶液を10ミリリットル採取して溶媒を
除去し、得られた生成物がN−〔(Z)−3−カルボキ
シアクリロイル〕−L−フェニルアラニンメチルエステ
ルであることを確認した。
【0035】その後、当該溶液にメタノール12ミリリ
ットルと硫酸0.29ミリリットルを加えた。加熱し、
還流液が反応液に戻らない条件で30分間還流を続け
た。この間30ミリリットルの還流液を抜き出した。冷
却後、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄し、得られたト
ルエン溶液を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧濃縮
して、N−〔(Z)−3−メトキシカルボニルアクリロ
イル〕−L−フェニルアラニンメチルエステル6.34
g(21.7mmol、製造収率95%)を得た。
ットルと硫酸0.29ミリリットルを加えた。加熱し、
還流液が反応液に戻らない条件で30分間還流を続け
た。この間30ミリリットルの還流液を抜き出した。冷
却後、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄し、得られたト
ルエン溶液を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧濃縮
して、N−〔(Z)−3−メトキシカルボニルアクリロ
イル〕−L−フェニルアラニンメチルエステル6.34
g(21.7mmol、製造収率95%)を得た。
【0036】融点 67−69℃比旋光度 〔α〕D 24=+43.0゜(c 1.5
1,CHCl3) 実施例1 窒素雰囲気下、撹拌機を有するガラス製常圧反応装置に
N−〔(Z)−3−メトキシカルボニルアクリロイル〕
−L−フェニルアラニンメチルエステル4.73g(1
6.2mmol)を加え、トルエン50ミリリットルに
溶解させた。この溶液に硫酸0.20ミリリットルを加
え、加熱した。トルエン還流下で、2時間反応を行っ
た。なおこの間、70ミリリットルのトルエンを供給
し、100ミリリットルの還流液を抜き出した。冷却
後、反応混合物を飽和重曹水さらに飽和食塩水で洗浄し
た。得られたトルエン溶液を無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、溶媒を減圧濃縮し、これを真空乾燥してN−マレオ
イル−L−フェニルアラニンメチルエステルの結晶3.
57g(13.8mmol,製造収率85%)を得た。
また、この結晶をベンゼン:ヘキサン=1:1から再結
晶化により精製した。
1,CHCl3) 実施例1 窒素雰囲気下、撹拌機を有するガラス製常圧反応装置に
N−〔(Z)−3−メトキシカルボニルアクリロイル〕
−L−フェニルアラニンメチルエステル4.73g(1
6.2mmol)を加え、トルエン50ミリリットルに
溶解させた。この溶液に硫酸0.20ミリリットルを加
え、加熱した。トルエン還流下で、2時間反応を行っ
た。なおこの間、70ミリリットルのトルエンを供給
し、100ミリリットルの還流液を抜き出した。冷却
後、反応混合物を飽和重曹水さらに飽和食塩水で洗浄し
た。得られたトルエン溶液を無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、溶媒を減圧濃縮し、これを真空乾燥してN−マレオ
イル−L−フェニルアラニンメチルエステルの結晶3.
57g(13.8mmol,製造収率85%)を得た。
また、この結晶をベンゼン:ヘキサン=1:1から再結
晶化により精製した。
【0037】精製したN−マレオイル−L−フェニルア
ラニンメチルエステルは融点 93℃比旋光度 〔α〕D 24=−128.7゜(c 1.0
4,ベンゼン) であった。
ラニンメチルエステルは融点 93℃比旋光度 〔α〕D 24=−128.7゜(c 1.0
4,ベンゼン) であった。
【0038】実施例2 原料としてN−〔(Z)−3−イソブトキシカルボニル
アクリロイル〕−L−フェニルアラニンメチルエステル
5.27g(15.8mmol)を用いた以外は実施例
1と同様の操作を繰り返して、N−マレオイル−L−フ
ェニルアラニンメチルエステル 3.09g(11.9
mmol,製造収率75%)を得た。
アクリロイル〕−L−フェニルアラニンメチルエステル
5.27g(15.8mmol)を用いた以外は実施例
1と同様の操作を繰り返して、N−マレオイル−L−フ
ェニルアラニンメチルエステル 3.09g(11.9
mmol,製造収率75%)を得た。
【0039】
【発明の効果】本発明の製造法によれば、アスパルテ−
ム製造の前駆体として有用であるN−マレオイルフェニ
ルアラニンアルキルエステルを効率良く得ることができ
る。さらに本発明では、選択的な保護基の導入が必要な
L−アスパラギン酸の代わりにより安価な無水マレイン
酸を原料としたアスパルテ−ム製造の前駆体を提供する
ことができる。
ム製造の前駆体として有用であるN−マレオイルフェニ
ルアラニンアルキルエステルを効率良く得ることができ
る。さらに本発明では、選択的な保護基の導入が必要な
L−アスパラギン酸の代わりにより安価な無水マレイン
酸を原料としたアスパルテ−ム製造の前駆体を提供する
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C07B 61/00 300
Claims (1)
- 【請求項1】下記一般式化1 【化1】 (式中、R1は炭素数1〜6のアルキル基を示し、R2
は炭素数1〜6のアルキル基を示す。)で表されるN−
〔(Z)−3−アルコキシカルボニルアクリロイル〕フ
ェニルアラニンアルキルエステルを酸触媒の存在下、イ
ミド化することを特徴とする、下記一般式化2 【化2】 (式中、R1は炭素数1〜6のアルキル基を示す。)で
表されるN−マレオイルフェニルアラニンアルキルエス
テルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4279237A JPH06107631A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | N−マレオイルフェニルアラニンアルキルエステルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4279237A JPH06107631A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | N−マレオイルフェニルアラニンアルキルエステルの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06107631A true JPH06107631A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17608354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4279237A Pending JPH06107631A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | N−マレオイルフェニルアラニンアルキルエステルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06107631A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108707090A (zh) * | 2018-03-30 | 2018-10-26 | 宁波大学 | 一种含氯芳香化合物及其制备方法和用途 |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP4279237A patent/JPH06107631A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108707090A (zh) * | 2018-03-30 | 2018-10-26 | 宁波大学 | 一种含氯芳香化合物及其制备方法和用途 |
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