JPH06120497A - Mosトランジスタおよびその製造方法 - Google Patents
Mosトランジスタおよびその製造方法Info
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- JPH06120497A JPH06120497A JP4292244A JP29224492A JPH06120497A JP H06120497 A JPH06120497 A JP H06120497A JP 4292244 A JP4292244 A JP 4292244A JP 29224492 A JP29224492 A JP 29224492A JP H06120497 A JPH06120497 A JP H06120497A
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- electric field
- field relaxation
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、MOSトランジスタにおいて、電
界緩和領域を低濃度領域と高濃度領域とに分けて形成す
ることにより、高耐圧化を図る。 【構成】 一例として、N型の半導体基板11の上層に
素子分離領域12が形成されていて、その下の一方側に
は第1の電界緩和領域13が形成され、その他方側には
第1の電界緩和領域13よりも低濃度の第2の電界緩和
領域31が第1の電界緩和領域13に接続して形成され
ている。また第2の電界緩和領域31側のN型の半導体
基板11上にはゲート絶縁膜14を介して素子分離領域
12にオーバラップするゲート電極15が形成されてい
る。このゲート電極15に対して素子分離領域12側と
は反対のN型の半導体基板11の上層にはP+ ソース領
域16が形成され、素子分離領域12側のN型の半導体
基板11の上層にはP+ ドレイン領域17が形成されて
いるものである。
界緩和領域を低濃度領域と高濃度領域とに分けて形成す
ることにより、高耐圧化を図る。 【構成】 一例として、N型の半導体基板11の上層に
素子分離領域12が形成されていて、その下の一方側に
は第1の電界緩和領域13が形成され、その他方側には
第1の電界緩和領域13よりも低濃度の第2の電界緩和
領域31が第1の電界緩和領域13に接続して形成され
ている。また第2の電界緩和領域31側のN型の半導体
基板11上にはゲート絶縁膜14を介して素子分離領域
12にオーバラップするゲート電極15が形成されてい
る。このゲート電極15に対して素子分離領域12側と
は反対のN型の半導体基板11の上層にはP+ ソース領
域16が形成され、素子分離領域12側のN型の半導体
基板11の上層にはP+ ドレイン領域17が形成されて
いるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高耐圧のMOSトラン
ジスタとその製造方法に関するものである。
ジスタとその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の高耐圧のMOSトランジスタを図
5の概略構成断面図により説明する。図では、一例とし
てLOD(LOCOS Offset Drain)型
のPチャネルMOSトランジスタ5を示す。
5の概略構成断面図により説明する。図では、一例とし
てLOD(LOCOS Offset Drain)型
のPチャネルMOSトランジスタ5を示す。
【0003】図に示すように、N型の半導体基板11の
上層には素子分離領域12が形成されている。素子分離
領域12の下側のN型の半導体基板11にはP- 電界緩
和領域51が形成されている。また素子分離領域12の
一方側のN型の半導体基板11の上層にはゲート絶縁膜
14が形成されている。上記素子分離領域12側のゲー
ト絶縁膜14上には素子分離領域12にオーバラップす
る状態にゲート電極15が形成されている。
上層には素子分離領域12が形成されている。素子分離
領域12の下側のN型の半導体基板11にはP- 電界緩
和領域51が形成されている。また素子分離領域12の
一方側のN型の半導体基板11の上層にはゲート絶縁膜
14が形成されている。上記素子分離領域12側のゲー
ト絶縁膜14上には素子分離領域12にオーバラップす
る状態にゲート電極15が形成されている。
【0004】上記ゲート電極15に対して素子分離領域
12側とは反対のN型の半導体基板11の上層にはP+
ソース領域16が形成されている。また素子分離領域1
2に対してゲート電極15側とは反対のN型の半導体基
板11の上層には、P- 電界緩和領域51に接続するP
+ ドレイン領域17が形成されている。
12側とは反対のN型の半導体基板11の上層にはP+
ソース領域16が形成されている。また素子分離領域1
2に対してゲート電極15側とは反対のN型の半導体基
板11の上層には、P- 電界緩和領域51に接続するP
+ ドレイン領域17が形成されている。
【0005】さらにゲート電極15を覆う状態に層間絶
縁膜18が形成されていて、P+ ソース領域16上とP
+ ドレイン領域17上との当該層間絶縁膜18にはコン
タクトホール19,20が形成されている。各コンタク
トホール19,20には、P+ ソース領域16とP+ ド
レイン領域17とに接続するソース電極21とドレイン
電極22が形成されている。
縁膜18が形成されていて、P+ ソース領域16上とP
+ ドレイン領域17上との当該層間絶縁膜18にはコン
タクトホール19,20が形成されている。各コンタク
トホール19,20には、P+ ソース領域16とP+ ド
レイン領域17とに接続するソース電極21とドレイン
電極22が形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造のMOSトランジスタでは、高耐圧に対する電界緩和
領域として、素子分離領域下のP- チャネルストップ領
域を利用する。このため、濃度に対する自由度がせま
い。したがって、チャネルストップ性能を優先させると
耐圧が十分にとれない。一方耐圧を十分に確保しようと
するとチャネルストップ性能が不十分になる。
造のMOSトランジスタでは、高耐圧に対する電界緩和
領域として、素子分離領域下のP- チャネルストップ領
域を利用する。このため、濃度に対する自由度がせま
い。したがって、チャネルストップ性能を優先させると
耐圧が十分にとれない。一方耐圧を十分に確保しようと
するとチャネルストップ性能が不十分になる。
【0007】特に素子の高集積化を実現するには、素子
分離領域の厚さを薄くする、またはその幅を短くしなけ
ればならない。そのため、チャネルストップ領域として
作用するP- 電界緩和領域の濃度を高くする必要があ
る。高耐圧トランジスタにおいて、チャネルストップ領
域としてのP- 電界緩和領域が高濃度になると空乏層が
伸び難くなる。したがって、なだれ降伏を起こしやすく
なり、高耐圧を確保することができない。
分離領域の厚さを薄くする、またはその幅を短くしなけ
ればならない。そのため、チャネルストップ領域として
作用するP- 電界緩和領域の濃度を高くする必要があ
る。高耐圧トランジスタにおいて、チャネルストップ領
域としてのP- 電界緩和領域が高濃度になると空乏層が
伸び難くなる。したがって、なだれ降伏を起こしやすく
なり、高耐圧を確保することができない。
【0008】本発明は、高耐圧に優れたMOSトランジ
スタとその製造方法を提供することを目的とする。
スタとその製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたMOSトランジスタおよびその製
造方法である。第1のMOSトランジスタとしては以下
のような構成を成す。すなわち、半導体基板の上層には
素子分離領域が形成されている。この素子分離領域下の
半導体基板の一方側には第1の電界緩和領域が形成され
ていて、その他方側には第1の電界緩和領域と同一導電
型でかつ低濃度の第2の電界緩和領域が当該第1の電界
緩和領域と接続して形成されている。さらに第2の電界
緩和領域側の半導体基板の上層にはゲート絶縁膜が形成
されていて、その上面には第2の電界緩和領域上の素子
分離領域にオーバラップする状態にゲート電極が形成さ
れている。このゲート電極に対して素子分離領域側とは
反対の半導体基板の上層にはソース領域が形成されてい
る。また素子分離領域に対してゲート電極側とは反対の
半導体基板の上層には第1の電界緩和領域に接続するド
レイン領域が形成されているものである。
成するためになされたMOSトランジスタおよびその製
造方法である。第1のMOSトランジスタとしては以下
のような構成を成す。すなわち、半導体基板の上層には
素子分離領域が形成されている。この素子分離領域下の
半導体基板の一方側には第1の電界緩和領域が形成され
ていて、その他方側には第1の電界緩和領域と同一導電
型でかつ低濃度の第2の電界緩和領域が当該第1の電界
緩和領域と接続して形成されている。さらに第2の電界
緩和領域側の半導体基板の上層にはゲート絶縁膜が形成
されていて、その上面には第2の電界緩和領域上の素子
分離領域にオーバラップする状態にゲート電極が形成さ
れている。このゲート電極に対して素子分離領域側とは
反対の半導体基板の上層にはソース領域が形成されてい
る。また素子分離領域に対してゲート電極側とは反対の
半導体基板の上層には第1の電界緩和領域に接続するド
レイン領域が形成されているものである。
【0010】第1のMOSトランジスタの製造方法とし
ては、第1の工程で、半導体基板の上層に素子分離領域
を設けるとともに、この素子分離領域下の半導体基板の
一方側に第1の電界緩和領域を形成し、その他方側に第
1の電界緩和領域と同一導電型でかつ低濃度の第2の電
界緩和領域を当該第1の電界緩和領域に接続させて形成
する。次いで第2の工程で、第2の電界緩和領域側の半
導体基板の上層にゲート絶縁膜を形成した後、第2の電
界緩和領域上の素子分離領域にオーバラップする状態に
ゲート電極をゲート絶縁膜上に形成する。その後第3の
工程で、ゲート電極に対して素子分離領域側とは反対の
半導体基板の上層にソース領域を形成するとともに、素
子分離領域に対してゲート電極側とは反対の半導体基板
の上層に第1の電界緩和領域に接続するドレイン領域を
形成する。
ては、第1の工程で、半導体基板の上層に素子分離領域
を設けるとともに、この素子分離領域下の半導体基板の
一方側に第1の電界緩和領域を形成し、その他方側に第
1の電界緩和領域と同一導電型でかつ低濃度の第2の電
界緩和領域を当該第1の電界緩和領域に接続させて形成
する。次いで第2の工程で、第2の電界緩和領域側の半
導体基板の上層にゲート絶縁膜を形成した後、第2の電
界緩和領域上の素子分離領域にオーバラップする状態に
ゲート電極をゲート絶縁膜上に形成する。その後第3の
工程で、ゲート電極に対して素子分離領域側とは反対の
半導体基板の上層にソース領域を形成するとともに、素
子分離領域に対してゲート電極側とは反対の半導体基板
の上層に第1の電界緩和領域に接続するドレイン領域を
形成する。
【0011】第2のMOSトランジスタとしては、上記
第1のMOSトランジスタにおいて、第1の電界緩和領
域は素子分離領域下の半導体基板に形成されている。ま
たゲート電極は素子分離領域にオーバラップすることな
くゲート絶縁膜上に形成されている。そして第2の電界
緩和領域はゲート電極と第1の電界緩和領域との間の半
導体基板の上層に形成されているものである。
第1のMOSトランジスタにおいて、第1の電界緩和領
域は素子分離領域下の半導体基板に形成されている。ま
たゲート電極は素子分離領域にオーバラップすることな
くゲート絶縁膜上に形成されている。そして第2の電界
緩和領域はゲート電極と第1の電界緩和領域との間の半
導体基板の上層に形成されているものである。
【0012】第2のMOSトランジスタの製造方法とし
ては、第1の工程で、半導体基板の上層に素子分離領域
を形成するとともに、当該素子分離領域下の当該半導体
基板に第1の電界緩和領域を形成する。次いで第2の工
程で、素子分離領域の一方側における半導体基板の上面
にゲート絶縁膜を形成し、その上面にゲート電極を形成
する。続いて第3の工程で、素子分離領域とゲート電極
との間における半導体基板の上層に第1の電界緩和領域
と同一導電型でかつ低濃度の第2の電界緩和領域を第1
の電界緩和領域に接続させて形成した後、第4の工程
で、ゲート電極に対して第2の電界緩和領域側とは反対
の半導体基板の上層にソース領域を形成するとともに、
素子分離領域に対してゲート電極側とは反対の半導体基
板の上層に第1の電界緩和領域の接続するドレイン領域
を形成する。
ては、第1の工程で、半導体基板の上層に素子分離領域
を形成するとともに、当該素子分離領域下の当該半導体
基板に第1の電界緩和領域を形成する。次いで第2の工
程で、素子分離領域の一方側における半導体基板の上面
にゲート絶縁膜を形成し、その上面にゲート電極を形成
する。続いて第3の工程で、素子分離領域とゲート電極
との間における半導体基板の上層に第1の電界緩和領域
と同一導電型でかつ低濃度の第2の電界緩和領域を第1
の電界緩和領域に接続させて形成した後、第4の工程
で、ゲート電極に対して第2の電界緩和領域側とは反対
の半導体基板の上層にソース領域を形成するとともに、
素子分離領域に対してゲート電極側とは反対の半導体基
板の上層に第1の電界緩和領域の接続するドレイン領域
を形成する。
【0013】
【作用】上記第1,第2のMOSトランジスタでは、第
1の電界緩和領域に対してゲート電極側の半導体基板の
上層に、当該第1の電界緩和領域と同一導電型でかつ第
1の電界緩和領域よりも低濃度の第2の電界緩和領域を
形成したことにより、第1の電界緩和領域の濃度はチャ
ネルストップ性能が十分に確保される濃度に設定され
る。それとともに、第2の電界緩和領域の濃度は高耐圧
が十分に確保される濃度に設定される。
1の電界緩和領域に対してゲート電極側の半導体基板の
上層に、当該第1の電界緩和領域と同一導電型でかつ第
1の電界緩和領域よりも低濃度の第2の電界緩和領域を
形成したことにより、第1の電界緩和領域の濃度はチャ
ネルストップ性能が十分に確保される濃度に設定され
る。それとともに、第2の電界緩和領域の濃度は高耐圧
が十分に確保される濃度に設定される。
【0014】また上記第1,第2の製造方法では、第2
の電界緩和領域の濃度がソース領域やドレイン領域より
も一桁ないし二桁のオーダーで低いので、例えばイオン
注入マスクを用いないで、半導体基板の全面に第2の電
界緩和領域を形成する不純物を導入することが可能にな
る。
の電界緩和領域の濃度がソース領域やドレイン領域より
も一桁ないし二桁のオーダーで低いので、例えばイオン
注入マスクを用いないで、半導体基板の全面に第2の電
界緩和領域を形成する不純物を導入することが可能にな
る。
【0015】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1の概略構成断面
図により説明する。図では、一例としてLOD(LOC
OS Offset Drain)型のPチャネルMO
Sトランジスタ1を示す。図に示すように、例えばN型
の半導体基板11の上層には素子分離領域12が形成さ
れている。この素子分離領域12の下側におけるN型の
半導体基板11の一方側には第1の電界緩和領域13が
形成されている。また他方側には第1の電界緩和領域1
3と同一導電型(P型)でかつ低濃度の第2の電界緩和
領域31が当該第1の電界緩和領域13に接続する状態
に形成されている。
図により説明する。図では、一例としてLOD(LOC
OS Offset Drain)型のPチャネルMO
Sトランジスタ1を示す。図に示すように、例えばN型
の半導体基板11の上層には素子分離領域12が形成さ
れている。この素子分離領域12の下側におけるN型の
半導体基板11の一方側には第1の電界緩和領域13が
形成されている。また他方側には第1の電界緩和領域1
3と同一導電型(P型)でかつ低濃度の第2の電界緩和
領域31が当該第1の電界緩和領域13に接続する状態
に形成されている。
【0016】上記素子分離領域12に対して第2の電界
緩和領域31側におけるN型の半導体基板11の上面に
はゲート絶縁膜14が形成されている。また第2の電界
緩和領域31側のゲート絶縁膜14上には、第2の電界
緩和領域31上の素子分離領域12にオーバラップする
状態にゲート電極15が形成されている。なお当該図に
示すように、通常ゲート絶縁膜14はN型の半導体基板
11の他の表面にも形成されている。上記ゲート電極1
5に対して素子分離領域12側とは反対のN型の半導体
基板11の上層にはP+ ソース領域16が形成されてい
る。また素子分離領域12に対してゲート電極15側と
は反対のN型の半導体基板11の上層には、第1の電界
緩和13に接続するP+ ドレイン領域17が形成されて
いる。
緩和領域31側におけるN型の半導体基板11の上面に
はゲート絶縁膜14が形成されている。また第2の電界
緩和領域31側のゲート絶縁膜14上には、第2の電界
緩和領域31上の素子分離領域12にオーバラップする
状態にゲート電極15が形成されている。なお当該図に
示すように、通常ゲート絶縁膜14はN型の半導体基板
11の他の表面にも形成されている。上記ゲート電極1
5に対して素子分離領域12側とは反対のN型の半導体
基板11の上層にはP+ ソース領域16が形成されてい
る。また素子分離領域12に対してゲート電極15側と
は反対のN型の半導体基板11の上層には、第1の電界
緩和13に接続するP+ ドレイン領域17が形成されて
いる。
【0017】さらにゲート電極15側の全面を覆う状態
に層間絶縁膜18が成膜されている。またP+ ソース領
域16上とP+ ドレイン領域17上との当該層間絶縁膜
18とゲート絶縁膜14とにはコンタクトホール19,
20が形成されている。各コンタクトホール19,20
には、P+ ソース領域16とP+ ドレイン領域17とに
接続するソース電極21とドレイン電極22とが形成さ
れている。上記の如くに、PチャネルMOSトランジス
タ1が構成されている。
に層間絶縁膜18が成膜されている。またP+ ソース領
域16上とP+ ドレイン領域17上との当該層間絶縁膜
18とゲート絶縁膜14とにはコンタクトホール19,
20が形成されている。各コンタクトホール19,20
には、P+ ソース領域16とP+ ドレイン領域17とに
接続するソース電極21とドレイン電極22とが形成さ
れている。上記の如くに、PチャネルMOSトランジス
タ1が構成されている。
【0018】上記PチャネルMOSトランジスタ1で
は、第1の電界緩和領域13に対してゲート電極15側
のN型の半導体基板11の上層に第2の電界緩和領域3
1を形成したことにより、第1の電界緩和領域13の濃
度はチャネルストップ性能が十分に確保される濃度に設
定される。また第2の電界緩和領域31の濃度は高耐圧
が十分に確保される濃度に設定される。
は、第1の電界緩和領域13に対してゲート電極15側
のN型の半導体基板11の上層に第2の電界緩和領域3
1を形成したことにより、第1の電界緩和領域13の濃
度はチャネルストップ性能が十分に確保される濃度に設
定される。また第2の電界緩和領域31の濃度は高耐圧
が十分に確保される濃度に設定される。
【0019】次に上記第1の実施例の製造方法を図2の
製造工程図により説明する。図2の(1)に示すよう
に、第1の工程では、通常のLOCOS法によって、素
子分離領域になるLOCOS酸化膜を形成するための酸
化用マスク41を半導体基板11上に形成する。この酸
化用マスク41は、通常、酸化シリコン(SiO2 )膜
と窒化シリコン(SiN)膜との積層構造で形成され
る。
製造工程図により説明する。図2の(1)に示すよう
に、第1の工程では、通常のLOCOS法によって、素
子分離領域になるLOCOS酸化膜を形成するための酸
化用マスク41を半導体基板11上に形成する。この酸
化用マスク41は、通常、酸化シリコン(SiO2 )膜
と窒化シリコン(SiN)膜との積層構造で形成され
る。
【0020】次いで酸化用マスク41をイオン注入マス
クに用いた通常のイオン注入法によって、N型の半導体
基板11の上層に、P型の不純物として、例えば二フッ
化ホウ素(BF2 )をイオン注入する。このときのイオ
ン注入条件としては、ドーズ量を1×1012/cm2 〜
5×1012/cm2 程度に設定する。
クに用いた通常のイオン注入法によって、N型の半導体
基板11の上層に、P型の不純物として、例えば二フッ
化ホウ素(BF2 )をイオン注入する。このときのイオ
ン注入条件としては、ドーズ量を1×1012/cm2 〜
5×1012/cm2 程度に設定する。
【0021】続いて図2の(2)に示すように、ホトリ
ソグラフィー技術によって、素子分離領域12を形成す
る部分のおよそ半分を覆うイオン注入マスク42を形成
する。その後通常のイオン注入法によって、N型の半導
体基板11の上層に、後述する第1の電界緩和領域(1
3)を形成するためのP型の不純物として、例えば二フ
ッ化ホウ素(BF2 )をイオン注入する。このイオン注
入のドーズ量は、上記図の(1)で説明したイオン注入
のドーズ量よりも大きい値に設定する。次いでイオン注
入マスク42を、例えばアッシャー処理によって除去す
る。
ソグラフィー技術によって、素子分離領域12を形成す
る部分のおよそ半分を覆うイオン注入マスク42を形成
する。その後通常のイオン注入法によって、N型の半導
体基板11の上層に、後述する第1の電界緩和領域(1
3)を形成するためのP型の不純物として、例えば二フ
ッ化ホウ素(BF2 )をイオン注入する。このイオン注
入のドーズ量は、上記図の(1)で説明したイオン注入
のドーズ量よりも大きい値に設定する。次いでイオン注
入マスク42を、例えばアッシャー処理によって除去す
る。
【0022】その後図2の(3)に示すように、LOC
OS酸化を行って、N型の半導体基板11の上層に素子
分離領域12を形成するとともに、当該素子分離領域1
2の下側のN型の半導体基板11に第1の電界緩和領域
13とそれに接続する第2の電界緩和領域31とを形成
する。次いで例えばエッチングによって、上記酸化用マ
スク41を除去する。
OS酸化を行って、N型の半導体基板11の上層に素子
分離領域12を形成するとともに、当該素子分離領域1
2の下側のN型の半導体基板11に第1の電界緩和領域
13とそれに接続する第2の電界緩和領域31とを形成
する。次いで例えばエッチングによって、上記酸化用マ
スク41を除去する。
【0023】そして図2の(4)に示す第2の工程を行
う。この工程では、例えば化学的気相成長法によって、
N型の半導体基板11の上層にゲート絶縁膜14を形成
する。その後、化学的気相成長法によって、ゲート電極
形成膜(43)を成膜した後、通常のホトリソグラフィ
ー技術とエッチングとによって、第2の電界緩和領域3
1上の素子分離領域12にオーバラップする状態にし
て、当該ゲート絶縁膜14上の第2の電界緩和領域31
側に、ゲート電極形成膜(43)でゲート電極15を形
成する。
う。この工程では、例えば化学的気相成長法によって、
N型の半導体基板11の上層にゲート絶縁膜14を形成
する。その後、化学的気相成長法によって、ゲート電極
形成膜(43)を成膜した後、通常のホトリソグラフィ
ー技術とエッチングとによって、第2の電界緩和領域3
1上の素子分離領域12にオーバラップする状態にし
て、当該ゲート絶縁膜14上の第2の電界緩和領域31
側に、ゲート電極形成膜(43)でゲート電極15を形
成する。
【0024】続いて図2の(5)に示す第3の工程を行
う。この工程では、通常のイオン注入法によって、P型
の不純物として、例えば二フッ化ホウ素(BF2 )をイ
オン注入する。そしてゲート電極15に対して素子分離
領域12側とは反対のN型の半導体基板11の上層にP
+ ソース領域16を形成する。それとともに、素子分離
領域12に対してゲート電極15側とは反対のN型の半
導体基板11の上層にP+ ドレイン領域17を第1の電
界緩和領域13に接続する状態に形成する。上記イオン
注入条件としては、ドーズ量を例えば1×1015/cm
2 〜5×1015/cm2 程度に設定する。
う。この工程では、通常のイオン注入法によって、P型
の不純物として、例えば二フッ化ホウ素(BF2 )をイ
オン注入する。そしてゲート電極15に対して素子分離
領域12側とは反対のN型の半導体基板11の上層にP
+ ソース領域16を形成する。それとともに、素子分離
領域12に対してゲート電極15側とは反対のN型の半
導体基板11の上層にP+ ドレイン領域17を第1の電
界緩和領域13に接続する状態に形成する。上記イオン
注入条件としては、ドーズ量を例えば1×1015/cm
2 〜5×1015/cm2 程度に設定する。
【0025】その後図2の(6)に示すように、化学的
気相成長法によって、ゲート電極15側の全面を覆う状
態に層間絶縁膜18を成膜する。次いでホトリソグラフ
ィー技術とエッチングとによって、P+ ソース領域16
上とP+ ドレイン領域17上との当該層間絶縁膜18と
ゲート絶縁膜14とにコンタクトホール19,20を形
成する。続いて通常の配線形成技術によって、各コンタ
クトホール19,20に、P+ ソース領域16とP+ ド
レイン領域17とに接続するソース電極21とドレイン
電極22とを形成する。上記のようにして、Pチャネル
MOSトランジスタ1が形成される。
気相成長法によって、ゲート電極15側の全面を覆う状
態に層間絶縁膜18を成膜する。次いでホトリソグラフ
ィー技術とエッチングとによって、P+ ソース領域16
上とP+ ドレイン領域17上との当該層間絶縁膜18と
ゲート絶縁膜14とにコンタクトホール19,20を形
成する。続いて通常の配線形成技術によって、各コンタ
クトホール19,20に、P+ ソース領域16とP+ ド
レイン領域17とに接続するソース電極21とドレイン
電極22とを形成する。上記のようにして、Pチャネル
MOSトランジスタ1が形成される。
【0026】上記第1の実施例の製造方法では、第2の
電界緩和領域31の濃度が、第1の電界緩和領域13よ
りも低いので、イオン注入マスクを用いないで、N型の
半導体基板11の全面に第2の電界緩和領域31を形成
する不純物を導入することが可能になる。したがって、
第2の電界緩和領域31を形成するためのイオン注入マ
スクを形成する工程を行う必要がない。
電界緩和領域31の濃度が、第1の電界緩和領域13よ
りも低いので、イオン注入マスクを用いないで、N型の
半導体基板11の全面に第2の電界緩和領域31を形成
する不純物を導入することが可能になる。したがって、
第2の電界緩和領域31を形成するためのイオン注入マ
スクを形成する工程を行う必要がない。
【0027】なおこの製造方法は、CMOSに適用する
ことも可能である。この場合に、例えばCMOSのチャ
ネルストップ領域を形成するには、第2の電界緩和領域
31を形成するためのイオン注入マスクを形成しないで
イオン注入を行う。P- チャネルストップ領域を形成す
るには、ドーズ量を上記イオン注入におけるドーズ量に
付加する値に設定する。またN- チャネルストップ領域
を形成するには、ドーズ量を上記イオン注入におけるド
ーズ量より差し引く値に設定する。したがって、N型の
不純物(例えばリン)を設定値にあわせたドーズ量で注
入すればよい。
ことも可能である。この場合に、例えばCMOSのチャ
ネルストップ領域を形成するには、第2の電界緩和領域
31を形成するためのイオン注入マスクを形成しないで
イオン注入を行う。P- チャネルストップ領域を形成す
るには、ドーズ量を上記イオン注入におけるドーズ量に
付加する値に設定する。またN- チャネルストップ領域
を形成するには、ドーズ量を上記イオン注入におけるド
ーズ量より差し引く値に設定する。したがって、N型の
不純物(例えばリン)を設定値にあわせたドーズ量で注
入すればよい。
【0028】次に第2の実施例を図3の概略構成断面図
により説明する。図では、一例としてLOD(LOCO
S Offset Drain)型のPチャネルMOS
トランジスタ2を示す。また前記図1で説明したPチャ
ネルMOSトランジスタ1と同様の構成部品には同一符
号を付す。図に示すように、N型の半導体基板11の上
層には素子分離領域12が形成されている。この素子分
離領域12の下側におけるN型の半導体基板11には第
1の電界緩和領域13が形成されている。
により説明する。図では、一例としてLOD(LOCO
S Offset Drain)型のPチャネルMOS
トランジスタ2を示す。また前記図1で説明したPチャ
ネルMOSトランジスタ1と同様の構成部品には同一符
号を付す。図に示すように、N型の半導体基板11の上
層には素子分離領域12が形成されている。この素子分
離領域12の下側におけるN型の半導体基板11には第
1の電界緩和領域13が形成されている。
【0029】上記素子分離領域12の一方側におけるN
型の半導体基板11の上面にはゲート絶縁膜14が形成
されている。このゲート絶縁膜14上にはゲート電極1
5が形成されている。なお当該図に示すように、通常ゲ
ート絶縁膜14はN型のの半導体基板11の他の表面に
も形成されている。また上記素子分離領域12と上記ゲ
ート電極15との間におけるN型の半導体基板11の上
層には、第1の電界緩和領域13と同一導電型(P型)
でかつ低濃度の第2の電界緩和領域32が当該第1の電
界緩和領域13に接続する状態に形成されている。
型の半導体基板11の上面にはゲート絶縁膜14が形成
されている。このゲート絶縁膜14上にはゲート電極1
5が形成されている。なお当該図に示すように、通常ゲ
ート絶縁膜14はN型のの半導体基板11の他の表面に
も形成されている。また上記素子分離領域12と上記ゲ
ート電極15との間におけるN型の半導体基板11の上
層には、第1の電界緩和領域13と同一導電型(P型)
でかつ低濃度の第2の電界緩和領域32が当該第1の電
界緩和領域13に接続する状態に形成されている。
【0030】上記ゲート電極15に対して第2の電界緩
和領域32側とは反対のN型の半導体基板11の上層に
はP+ ソース領域16が形成されている。また素子分離
領域12に対してゲート電極15側とは反対のN型の半
導体基板11の上層にはP+ドレイン領域17が第1の
電界緩和領域13に接続する状態に形成されている。
和領域32側とは反対のN型の半導体基板11の上層に
はP+ ソース領域16が形成されている。また素子分離
領域12に対してゲート電極15側とは反対のN型の半
導体基板11の上層にはP+ドレイン領域17が第1の
電界緩和領域13に接続する状態に形成されている。
【0031】さらにゲート電極15側の全面を覆う状態
に層間絶縁膜18が成膜されている。またP+ ソース領
域16上とP+ ドレイン領域17上との当該層間絶縁膜
18とゲート絶縁膜14とにはコンタクトホール19,
20が形成されている。各コンタクトホール19,20
には、P+ ソース領域16とP+ ドレイン領域17とに
接続するソース電極21とドレイン電極22とが形成さ
れている。上記の如くに、PチャネルMOSトランジス
タ2が構成されている。
に層間絶縁膜18が成膜されている。またP+ ソース領
域16上とP+ ドレイン領域17上との当該層間絶縁膜
18とゲート絶縁膜14とにはコンタクトホール19,
20が形成されている。各コンタクトホール19,20
には、P+ ソース領域16とP+ ドレイン領域17とに
接続するソース電極21とドレイン電極22とが形成さ
れている。上記の如くに、PチャネルMOSトランジス
タ2が構成されている。
【0032】上記PチャネルMOSトランジスタ2で
は、第1の電界緩和領域13と第2の電界緩和領域とを
形成したことにより、第1の電界緩和領域13の濃度は
チャネルストップ性能が十分に確保される濃度に設定さ
れ、第2の電界緩和領域31の濃度は高耐圧が十分に確
保される濃度に設定される。
は、第1の電界緩和領域13と第2の電界緩和領域とを
形成したことにより、第1の電界緩和領域13の濃度は
チャネルストップ性能が十分に確保される濃度に設定さ
れ、第2の電界緩和領域31の濃度は高耐圧が十分に確
保される濃度に設定される。
【0033】なお図示はしないが、いわゆるLDDMO
Sトランジスタと同一基板上に上記PチャネルMOSト
ランジスタ2が形成されているものでは、LDD領域を
形成するときに上記第2の電界緩和領域32の部分にL
DD用イオン注入がなされないようにマスクを形成する
ことによって、当該PチャネルMOSトランジスタ2を
形成することも可能である。
Sトランジスタと同一基板上に上記PチャネルMOSト
ランジスタ2が形成されているものでは、LDD領域を
形成するときに上記第2の電界緩和領域32の部分にL
DD用イオン注入がなされないようにマスクを形成する
ことによって、当該PチャネルMOSトランジスタ2を
形成することも可能である。
【0034】次に上記第2の実施例の製造方法を図4の
製造工程図により説明する。図4の(1)に示すよう
に、第1の工程では、前記図2の(1)で説明したと同
様にして、N型の半導体基板11の上面に酸化用マスク
41を酸化シリコン(SiO2 )膜と窒化シリコン(S
iN)膜との積層構造で形成する。次いで酸化用マスク
41をイオン注入マスクに用いた通常のイオン注入法に
よって、N型の半導体基板11の上層に、P型の不純物
として、例えば二フッ化ホウ素(BF2 )をイオン注入
する。その後、LOCOS酸化を行って、N型の半導体
基板11の上層に素子分離領域12を形成するととも
に、当該素子分離領域12の下側のN型の半導体基板1
1に第1の電界緩和領域13を形成する。第1の電界緩
和領域13は、他のMOSトランジスタのP- チャネル
ストップ領域と同時に形成することが可能である。
製造工程図により説明する。図4の(1)に示すよう
に、第1の工程では、前記図2の(1)で説明したと同
様にして、N型の半導体基板11の上面に酸化用マスク
41を酸化シリコン(SiO2 )膜と窒化シリコン(S
iN)膜との積層構造で形成する。次いで酸化用マスク
41をイオン注入マスクに用いた通常のイオン注入法に
よって、N型の半導体基板11の上層に、P型の不純物
として、例えば二フッ化ホウ素(BF2 )をイオン注入
する。その後、LOCOS酸化を行って、N型の半導体
基板11の上層に素子分離領域12を形成するととも
に、当該素子分離領域12の下側のN型の半導体基板1
1に第1の電界緩和領域13を形成する。第1の電界緩
和領域13は、他のMOSトランジスタのP- チャネル
ストップ領域と同時に形成することが可能である。
【0035】次いで例えばエッチングによって、上記酸
化用マスク41を除去する。そして図4の(2)に示す
第2の工程を行う。この工程では、前記図2の(4)で
説明したと同様にして、N型の半導体基板11の上面に
ゲート絶縁膜14を形成する。さらに素子分離領域12
の一方側におけるゲート絶縁膜14の上面にゲート電極
15を形成する。
化用マスク41を除去する。そして図4の(2)に示す
第2の工程を行う。この工程では、前記図2の(4)で
説明したと同様にして、N型の半導体基板11の上面に
ゲート絶縁膜14を形成する。さらに素子分離領域12
の一方側におけるゲート絶縁膜14の上面にゲート電極
15を形成する。
【0036】続いて図4の(3)に示す第3の工程を行
う。この工程では、上記ゲート電極15と素子分離領域
12とをイオン注入マスクにした通常のイオン注入法に
よって、N型の半導体基板11の上層に、P型の不純物
として、例えば二フッ化ホウ素(BF2 )をイオン注入
する。そして素子分離領域12とゲート電極15との間
におけるN型の半導体基板11の上層に、第1の電界緩
和領域13と同一導電型でかつ低濃度の第2の電界緩和
領域32を第1の電界緩和領域13に接続する状態に形
成する。このイオン注入条件としては、ドーズ量を例え
ば1×1012/cm2 〜5×1012/cm2 程度に設定
する。このイオン注入において、N型の半導体基板11
の上層全域にホウ素をイオン注入したが、後のイオン注
入工程におけるドーズ量が上記ドーズ量よりも一桁以上
大きいので、影響はない。
う。この工程では、上記ゲート電極15と素子分離領域
12とをイオン注入マスクにした通常のイオン注入法に
よって、N型の半導体基板11の上層に、P型の不純物
として、例えば二フッ化ホウ素(BF2 )をイオン注入
する。そして素子分離領域12とゲート電極15との間
におけるN型の半導体基板11の上層に、第1の電界緩
和領域13と同一導電型でかつ低濃度の第2の電界緩和
領域32を第1の電界緩和領域13に接続する状態に形
成する。このイオン注入条件としては、ドーズ量を例え
ば1×1012/cm2 〜5×1012/cm2 程度に設定
する。このイオン注入において、N型の半導体基板11
の上層全域にホウ素をイオン注入したが、後のイオン注
入工程におけるドーズ量が上記ドーズ量よりも一桁以上
大きいので、影響はない。
【0037】次いで図4の(4)に示す第4の工程を行
う。この工程では、通常のホトリソグラフィー技術によ
って、ゲート電極15と素子分離領域12との間に形成
した第2の電界緩和領域32を覆うイオン注入マスク4
4を形成する。その後通常のイオン注入法によって、P
型の不純物として、例えば二フッ化ホウ素(BF2 )を
N型の半導体基板11の上層にイオン注入する。そして
ゲート電極15に対して第2の電界緩和領域32側とは
反対のN型の半導体基板11の上層にP+ ソース領域1
6を形成する。それとともに、素子分離領域12に対し
てゲート電極15側とは反対のN型の半導体基板11の
上層にP+ ドレイン領域17を第1の電界緩和領域13
に接続する状態に形成する。上記イオン注入条件として
は、ドーズ量を例えば1×1015/cm2 〜5×1015
/cm2 程度に設定する。
う。この工程では、通常のホトリソグラフィー技術によ
って、ゲート電極15と素子分離領域12との間に形成
した第2の電界緩和領域32を覆うイオン注入マスク4
4を形成する。その後通常のイオン注入法によって、P
型の不純物として、例えば二フッ化ホウ素(BF2 )を
N型の半導体基板11の上層にイオン注入する。そして
ゲート電極15に対して第2の電界緩和領域32側とは
反対のN型の半導体基板11の上層にP+ ソース領域1
6を形成する。それとともに、素子分離領域12に対し
てゲート電極15側とは反対のN型の半導体基板11の
上層にP+ ドレイン領域17を第1の電界緩和領域13
に接続する状態に形成する。上記イオン注入条件として
は、ドーズ量を例えば1×1015/cm2 〜5×1015
/cm2 程度に設定する。
【0038】続いて上記イオン注入マスク44を、例え
ばアッシャー処理によって除去する。その後図4の
(5)に示すように、前記図2の(6)で説明したと同
様にして、ゲート電極15側の全面を覆う状態に層間絶
縁膜18を成膜し、次いでP+ ソース領域16上とP+
ドレイン領域17上との当該層間絶縁膜18とゲート絶
縁膜14とにコンタクトホール19,20を形成する。
続いて各コンタクトホール19,20に、P+ ソース領
域16とP+ ドレイン領域17とに接続するソース電極
21とドレイン電極22とを形成する。上記のようにし
て、PチャネルMOSトランジスタ2が形成される。
ばアッシャー処理によって除去する。その後図4の
(5)に示すように、前記図2の(6)で説明したと同
様にして、ゲート電極15側の全面を覆う状態に層間絶
縁膜18を成膜し、次いでP+ ソース領域16上とP+
ドレイン領域17上との当該層間絶縁膜18とゲート絶
縁膜14とにコンタクトホール19,20を形成する。
続いて各コンタクトホール19,20に、P+ ソース領
域16とP+ ドレイン領域17とに接続するソース電極
21とドレイン電極22とを形成する。上記のようにし
て、PチャネルMOSトランジスタ2が形成される。
【0039】上記第2の実施例の製造方法では、第2の
電界緩和領域32の濃度が、P+ ソース領域16,P+
ドレイン領域17よりも二桁のオーダーで低いので、イ
オン注入マスクを用いないで、N型の半導体基板11の
全面に第2の電界緩和領域32を形成する不純物を導入
することが可能になる。したがって、第2の電界緩和領
域32を形成するためのイオン注入マスクを形成する工
程を行う必要がない。
電界緩和領域32の濃度が、P+ ソース領域16,P+
ドレイン領域17よりも二桁のオーダーで低いので、イ
オン注入マスクを用いないで、N型の半導体基板11の
全面に第2の電界緩和領域32を形成する不純物を導入
することが可能になる。したがって、第2の電界緩和領
域32を形成するためのイオン注入マスクを形成する工
程を行う必要がない。
【0040】上記第1,第2の実施例ではPチャネルM
OSトランジスタについて説明したが、NチャネルMO
Sトランジスタについても同様である。この場合には、
構成部品の極性が逆になる。また上記第1,第2の実施
例で説明したイオン注入条件は、一例であって、その数
値に限定されることはない。
OSトランジスタについて説明したが、NチャネルMO
Sトランジスタについても同様である。この場合には、
構成部品の極性が逆になる。また上記第1,第2の実施
例で説明したイオン注入条件は、一例であって、その数
値に限定されることはない。
【0041】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のMOSト
ランジスタによれば、第1の電界緩和領域に対してゲー
ト電極側の半導体基板の上層に、当該第1の電界緩和領
域と同一導電型でかつ第1の電界緩和領域よりも低濃度
の第2の電界緩和領域を形成したことにより、第1の電
界緩和領域はチャネルストップ性能が十分に確保される
濃度に形成できる。それとともに、電界緩和領域は高耐
圧が十分に確保される濃度に形成できる。よってMOS
トランジスタは、なだれ降伏による影響を受けることな
く高耐圧を有するものになる。
ランジスタによれば、第1の電界緩和領域に対してゲー
ト電極側の半導体基板の上層に、当該第1の電界緩和領
域と同一導電型でかつ第1の電界緩和領域よりも低濃度
の第2の電界緩和領域を形成したことにより、第1の電
界緩和領域はチャネルストップ性能が十分に確保される
濃度に形成できる。それとともに、電界緩和領域は高耐
圧が十分に確保される濃度に形成できる。よってMOS
トランジスタは、なだれ降伏による影響を受けることな
く高耐圧を有するものになる。
【0042】また上記製造方法によれば、電界緩和領域
の濃度がソース領域またはドレイン領域よりも二桁のオ
ーダーで低いので、例えばイオン注入マスクを用いない
で、半導体基板の全面に電界緩和領域を形成する不純物
を導入することが可能になる。したがって、マスクを用
いる工程を増やすことなく電界緩和領域が形成できるの
で、製造工程の負担が最小限になる。
の濃度がソース領域またはドレイン領域よりも二桁のオ
ーダーで低いので、例えばイオン注入マスクを用いない
で、半導体基板の全面に電界緩和領域を形成する不純物
を導入することが可能になる。したがって、マスクを用
いる工程を増やすことなく電界緩和領域が形成できるの
で、製造工程の負担が最小限になる。
【図1】第1の実施例の概略構成断面図である。
【図2】第1の実施例の製造工程図である。
【図3】第2の実施例の概略構成断面図である。
【図4】第2の実施例の製造工程図である。
【図5】従来例の概略構成断面図である。
1 PチャネルMOSトランジスタ 2 PチャネルMOSトランジスタ 11 N型の半導体基板 12 素子分離領域 13 第1の電界緩和領域 14 ゲート絶縁膜 15 ゲート電極 16 P+ ソース領域 17 P+ ドレイン領域 31 第2の電界緩和領域 32 第2の電界緩和領域
Claims (4)
- 【請求項1】 半導体基板の上層に形成した素子分離領
域と、 前記素子分離領域下における前記半導体基板の一方側に
形成した第1の電界緩和領域と、 前記第1の電界緩和領域と同一導電型でかつ低濃度の領
域であって、前記素子分離領域下における前記半導体基
板の他方側に、当該第1の電界緩和領域に接続する状態
に形成した第2の電界緩和領域と、 前記素子分離領域の少なくとも他方側の前記半導体基板
の上層に形成したゲート絶縁膜と、 前記第2の電界緩和領域側のゲート絶縁膜上と前記第2
の電界緩和領域上の前記素子分離領域上とに形成したゲ
ート電極と、 前記ゲート電極に対して素子分離領域側とは反対の半導
体基板の上層に形成したソース領域と、 前記素子分離領域に対して前記ゲート電極側とは反対の
半導体基板の上層に、前記第1の電界緩和領域に接続す
る状態に形成したドレイン領域とよりなることを特徴と
するMOSトランジスタ。 - 【請求項2】 半導体基板の上層に素子分離領域を形成
するとともに、当該素子分離領域下における当該半導体
基板の一方側に第1の電界緩和領域を形成し、当該半導
体基板の他方側に当該第1の電界緩和領域と同一導電型
でかつ低濃度の第2の電界緩和領域を当該第1の電界緩
和領域に接続する状態に形成する第1の工程と、 前記素子分離領域に対して前記第2の電界緩和領域側の
前記半導体基板の上層にゲート絶縁膜を形成した後、前
記第2の電界緩和領域側のゲート絶縁膜上と前記第2の
電界緩和領域上の当該素子分離領域上とにゲート電極を
形成する第2の工程と、 前記ゲート電極に対して素子分離領域側とは反対の半導
体基板の上層にソース領域を形成するとともに、当該素
子分離領域に対して当該ゲート電極側とは反対の半導体
基板の上層に前記第1の電界緩和領域に接続するドレイ
ン領域を形成する第3の工程とを行うことを特徴とする
MOSトランジスタの製造方法。 - 【請求項3】 半導体基板の上層に形成した素子分離領
域と、 前記素子分離領域下における前記半導体基板に形成した
第1の電界緩和領域と、 前記素子分離領域の一方側における前記半導体基板の上
面にゲート絶縁膜を介して形成したゲート電極と、 前記第1の電界緩和領域と同一導電型でかつ低濃度の領
域であって、前記素子分離領域と前記ゲート電極との間
における前記半導体基板の上層に、当該第1の電界緩和
領域に接続する状態に形成した第2の電界緩和領域と、 前記ゲート電極に対して前記第2の電界緩和領域側とは
反対の半導体基板の上層に形成したソース領域と、 前記素子分離領域に対して前記ゲート電極側とは反対の
半導体基板の上層に、前記第1の電界緩和領域に接続す
る状態に形成したドレイン領域とよりなることを特徴と
するMOSトランジスタ。 - 【請求項4】 半導体基板の上層に素子分離領域を形成
するとともに、当該素子分離領域下における当該半導体
基板に第1の電界緩和領域を形成する第1の工程と、 前記素子分離領域の一方側における前記半導体基板の上
面にゲート絶縁膜を形成し、さらに当該ゲート絶縁膜の
上面にゲート電極を形成する第2の工程と、 前記素子分離領域と前記ゲート電極との間における前記
半導体基板の上層に前記第1の電界緩和領域と同一導電
型でかつ低濃度の第2の電界緩和領域を、当該第1の電
界緩和領域に接続する状態に形成する第3の工程と、 前記ゲート電極に対して前記第2の電界緩和領域側とは
反対の半導体基板の上層にソース領域を形成するととも
に、前記素子分離領域に対して当該ゲート電極側とは反
対の半導体基板の上層に、前記第1の電界緩和領域に接
続するドレイン領域を形成する第4の工程とを行うこと
を特徴とするMOSトランジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4292244A JPH06120497A (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | Mosトランジスタおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4292244A JPH06120497A (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | Mosトランジスタおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06120497A true JPH06120497A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17779325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4292244A Pending JPH06120497A (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | Mosトランジスタおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06120497A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6638827B2 (en) | 2000-04-26 | 2003-10-28 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Semiconductor device and method of manufacturing it |
| JP2012109595A (ja) * | 2004-08-17 | 2012-06-07 | Rohm Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
-
1992
- 1992-10-06 JP JP4292244A patent/JPH06120497A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6638827B2 (en) | 2000-04-26 | 2003-10-28 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Semiconductor device and method of manufacturing it |
| US7087961B2 (en) | 2000-04-26 | 2006-08-08 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Semiconductor device with reduced on-state resistance |
| JP2012109595A (ja) * | 2004-08-17 | 2012-06-07 | Rohm Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
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