JPH06130559A - 写真フイルムパトローネ - Google Patents
写真フイルムパトローネInfo
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- JPH06130559A JPH06130559A JP9160793A JP9160793A JPH06130559A JP H06130559 A JPH06130559 A JP H06130559A JP 9160793 A JP9160793 A JP 9160793A JP 9160793 A JP9160793 A JP 9160793A JP H06130559 A JPH06130559 A JP H06130559A
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- Japan
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- photographic film
- spool
- film
- cartridge
- lid
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Links
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Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ユーザーの誤操作や輸送中の振動等によって
発生する遮光不良を防止し、さらにユーザーから見て写
真フイルムが未使用であるか否かが明確に識別できるよ
うな写真フイルムパトローネを提供する。 【構成】 写真フイルムパトローネ本体10内には、ス
プール6にロール状に巻き付けられた写真フイルム11
が収納される写真フイルム室18と、スプール6の回転
ロック及び蓋部材7の回動等を行うロックレバー8が収
納されるロックレバー室24と、カメラ等の外部機器に
写真フイルム11の使用状況を知らせるディスク板9が
収納されるディスク板室56とが隔壁によって設けられ
ている。また、スプール6の軸端には指標29が設けら
れており、パトローネ本体10の側壁に設けられている
表示部28を適宜指し示すことにより、ユーザーに写真
フイルム11の使用状況を知らせることができる。
発生する遮光不良を防止し、さらにユーザーから見て写
真フイルムが未使用であるか否かが明確に識別できるよ
うな写真フイルムパトローネを提供する。 【構成】 写真フイルムパトローネ本体10内には、ス
プール6にロール状に巻き付けられた写真フイルム11
が収納される写真フイルム室18と、スプール6の回転
ロック及び蓋部材7の回動等を行うロックレバー8が収
納されるロックレバー室24と、カメラ等の外部機器に
写真フイルム11の使用状況を知らせるディスク板9が
収納されるディスク板室56とが隔壁によって設けられ
ている。また、スプール6の軸端には指標29が設けら
れており、パトローネ本体10の側壁に設けられている
表示部28を適宜指し示すことにより、ユーザーに写真
フイルム11の使用状況を知らせることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真フイルムをその先
端まで全てパトローネ本体内に収納し、スプールを回転
させることによって写真フイルムをパトローネ本体外に
送り出すようにした写真フイルムパトローネに関するも
のである。
端まで全てパトローネ本体内に収納し、スプールを回転
させることによって写真フイルムをパトローネ本体外に
送り出すようにした写真フイルムパトローネに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】135タイプの写真フイルムを収納した
これまでの写真フイルムパトローネでは、未使用の状態
で予め写真フイルムの先端が引き出されている。したが
って、この写真フイルムパトローネをカメラに装填する
ときには、パトローネ本体だけでなく写真フイルムの先
端部にも留意しながら操作しなくてはならず、不慣れな
ユーザーにとっては取扱が面倒であった。こうした背景
から、未使用状態で写真フイルムの全てをパトローネ本
体内に収納しておき、スプールの回転によって写真フイ
ルムの先端を写真フイルム排出口から送り出すようにし
た写真フイルムパトローネが、米国特許第483227
5号明細書,同4834306号明細書や、本出願人に
よる特開平3−267932号公報などで提案されてい
る。このような機能を持つ写真フイルムパトローネにつ
いて、特開平3−37645号公報に記載されたよう
に、写真フイルム排出口を確実に遮光するために開閉自
在な蓋部材を用いるようにしたものが公知である。
これまでの写真フイルムパトローネでは、未使用の状態
で予め写真フイルムの先端が引き出されている。したが
って、この写真フイルムパトローネをカメラに装填する
ときには、パトローネ本体だけでなく写真フイルムの先
端部にも留意しながら操作しなくてはならず、不慣れな
ユーザーにとっては取扱が面倒であった。こうした背景
から、未使用状態で写真フイルムの全てをパトローネ本
体内に収納しておき、スプールの回転によって写真フイ
ルムの先端を写真フイルム排出口から送り出すようにし
た写真フイルムパトローネが、米国特許第483227
5号明細書,同4834306号明細書や、本出願人に
よる特開平3−267932号公報などで提案されてい
る。このような機能を持つ写真フイルムパトローネにつ
いて、特開平3−37645号公報に記載されたよう
に、写真フイルム排出口を確実に遮光するために開閉自
在な蓋部材を用いるようにしたものが公知である。
【0003】また近年、写真フイルム現像装置,写真プ
リンター,フイルムビデオプレーヤー等の写真フイルム
を使用する機器が、写真フイルムをパトローネに収納し
たまま使用するようになっているため、誤って未使用の
写真フイルムパトローネをフイルムビデオプレーヤーに
装填してしまうことや、現像済みの写真フイルムパトロ
ーネを再度写真フイルム現像装置に装填してしまうこと
がある。このような背景から、米国特許第496560
0号明細書で知られるように、写真フイルムが未露光・
部分的露光済・完全露光済のいずれの使用状態であるか
を表示する写真フイルムパトローネ及びそれを用いるカ
メラが提案されている。
リンター,フイルムビデオプレーヤー等の写真フイルム
を使用する機器が、写真フイルムをパトローネに収納し
たまま使用するようになっているため、誤って未使用の
写真フイルムパトローネをフイルムビデオプレーヤーに
装填してしまうことや、現像済みの写真フイルムパトロ
ーネを再度写真フイルム現像装置に装填してしまうこと
がある。このような背景から、米国特許第496560
0号明細書で知られるように、写真フイルムが未露光・
部分的露光済・完全露光済のいずれの使用状態であるか
を表示する写真フイルムパトローネ及びそれを用いるカ
メラが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
特開平3−37645号公報記載の写真フイルムパトロ
ーネでは、蓋部材がパトローネ本体にヒンジ式に軸着さ
れた板状のものであるため、振動や多少の衝撃が加わっ
た時に開き易く、遮光不良を起こすといという欠点があ
る。
特開平3−37645号公報記載の写真フイルムパトロ
ーネでは、蓋部材がパトローネ本体にヒンジ式に軸着さ
れた板状のものであるため、振動や多少の衝撃が加わっ
た時に開き易く、遮光不良を起こすといという欠点があ
る。
【0005】また、上述の米国特許第4965600号
明細書記載の写真フイルムパトローネでは、蓋部材開閉
手段の他、使用状況表示を駆動する表示駆動手段、スプ
ールを回転させるスプール駆動手段、露光済みの写真フ
イルムパトローネの装填を阻止する二重露光防止手段な
ど、多数の機構をカメラに備えなければならず、これら
の機構をコンパクトカメラに内蔵するにはスペース上の
制約やコスト面で問題がある。
明細書記載の写真フイルムパトローネでは、蓋部材開閉
手段の他、使用状況表示を駆動する表示駆動手段、スプ
ールを回転させるスプール駆動手段、露光済みの写真フ
イルムパトローネの装填を阻止する二重露光防止手段な
ど、多数の機構をカメラに備えなければならず、これら
の機構をコンパクトカメラに内蔵するにはスペース上の
制約やコスト面で問題がある。
【0006】また、パトローネ本体を樹脂性の2部品で
結合してなる写真フイルムパトローネでは、結合部が屈
曲していると厳密な寸法精度で加工しなければ必要な遮
光性能が得られないという問題点があった。また、写真
フイルムの使用状況を表す複数の表示エリアの各々の大
きさが等しいものや、表示が小さく視認し難いもので
は、ユーザーから見てフイルムが未使用であるのか否か
が曖昧であるという問題があった。
結合してなる写真フイルムパトローネでは、結合部が屈
曲していると厳密な寸法精度で加工しなければ必要な遮
光性能が得られないという問題点があった。また、写真
フイルムの使用状況を表す複数の表示エリアの各々の大
きさが等しいものや、表示が小さく視認し難いもので
は、ユーザーから見てフイルムが未使用であるのか否か
が曖昧であるという問題があった。
【0007】本発明は、このような背景を考慮してなさ
れたもので、スプールの回転により写真フイルムをパト
ローネ本体の写真フイルム排出口から送り出す写真フイ
ルムパトローネにおいて、ユーザーの誤操作や輸送中の
振動等によって発生する遮光不良を防止し、これを使用
するカメラの機構を簡略化できるようにする。また、パ
トローネ本体を構成する2部品の結合に必要な精度を減
少させ、さらにユーザーから見て写真フイルムが未使用
であるか否かが明確に識別できるようにすることを目的
とする。
れたもので、スプールの回転により写真フイルムをパト
ローネ本体の写真フイルム排出口から送り出す写真フイ
ルムパトローネにおいて、ユーザーの誤操作や輸送中の
振動等によって発生する遮光不良を防止し、これを使用
するカメラの機構を簡略化できるようにする。また、パ
トローネ本体を構成する2部品の結合に必要な精度を減
少させ、さらにユーザーから見て写真フイルムが未使用
であるか否かが明確に識別できるようにすることを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、パトローネ本体内に回動
自在に設けられ、写真フイルムを巻き付けたスプールを
写真フイルム送り出し方向へ回転させることにより、前
記写真フイルムの先端をパトローネ本体に設けた写真フ
イルム排出口から送り出す写真フイルムパトローネにお
いて、写真フイルム排出口を覆ってパトローネ本体内に
向かう光を遮断する閉位置と写真フイルム排出口から退
避して写真フイルムを送り出し可能とする開位置との間
で移動自在な蓋と、この蓋の移動を規制して蓋を閉位置
にロックする蓋ロック位置と蓋の移動を許容する蓋解放
位置との間で弾性的に移動自在な蓋ロック手段とを備え
たものである。これにより、振動等による蓋部材の開放
が防止され遮光不良を防止できる。
に、請求項1記載の発明では、パトローネ本体内に回動
自在に設けられ、写真フイルムを巻き付けたスプールを
写真フイルム送り出し方向へ回転させることにより、前
記写真フイルムの先端をパトローネ本体に設けた写真フ
イルム排出口から送り出す写真フイルムパトローネにお
いて、写真フイルム排出口を覆ってパトローネ本体内に
向かう光を遮断する閉位置と写真フイルム排出口から退
避して写真フイルムを送り出し可能とする開位置との間
で移動自在な蓋と、この蓋の移動を規制して蓋を閉位置
にロックする蓋ロック位置と蓋の移動を許容する蓋解放
位置との間で弾性的に移動自在な蓋ロック手段とを備え
たものである。これにより、振動等による蓋部材の開放
が防止され遮光不良を防止できる。
【0009】また、請求項2記載の発明では、パトロー
ネ本体内に回動自在に設けられ、写真フイルムを巻き付
けたスプールを写真フイルム送り出し方向へ回転させる
ことにより、前記写真フイルムの先端をパトローネ本体
に設けた写真フイルム排出口から送り出す写真フイルム
パトローネにおいて、写真フイルム排出口を覆ってパト
ローネ本体内に向かう光を遮断する閉位置と写真フイル
ム排出口から退避して写真フイルムを送り出し可能とす
る開位置との間で移動自在な蓋と、前記スプールの回転
により前記蓋を開位置に移動させる蓋開け手段とを備え
たものである。これにより、この写真フイルムパトロー
ネを使用するカメラの機構を簡略化できるようにしたも
のである。
ネ本体内に回動自在に設けられ、写真フイルムを巻き付
けたスプールを写真フイルム送り出し方向へ回転させる
ことにより、前記写真フイルムの先端をパトローネ本体
に設けた写真フイルム排出口から送り出す写真フイルム
パトローネにおいて、写真フイルム排出口を覆ってパト
ローネ本体内に向かう光を遮断する閉位置と写真フイル
ム排出口から退避して写真フイルムを送り出し可能とす
る開位置との間で移動自在な蓋と、前記スプールの回転
により前記蓋を開位置に移動させる蓋開け手段とを備え
たものである。これにより、この写真フイルムパトロー
ネを使用するカメラの機構を簡略化できるようにしたも
のである。
【0010】また、請求項3記載の発明では、パトロー
ネ本体を樹脂成形による2部品を結合して構成する写真
フイルムパトローネにおいて、2部品の結合部が単一平
面内に位置することにより部品に必要な寸法精度を減少
させ、遮光性能の向上が図れる。
ネ本体を樹脂成形による2部品を結合して構成する写真
フイルムパトローネにおいて、2部品の結合部が単一平
面内に位置することにより部品に必要な寸法精度を減少
させ、遮光性能の向上が図れる。
【0011】さらに、請求項4記載の発明では、スプー
ルとパトローネ本体とのいずれか一方に指示手段、他方
に前記指示手段によって選択され、写真フイルムの使用
状況を表す複数の表示エリアを設けるとともに、複数の
表示エリアのうち写真フイルムの未使用を表す表示エリ
アに対し、一部使用もしくは全部使用を表す表示エリア
を大きくしたものである。これにより、カメラ等の外部
機器によるスプールの停止範囲が広くなるので、安定し
た写真フイルムの使用状況表が可能となる。
ルとパトローネ本体とのいずれか一方に指示手段、他方
に前記指示手段によって選択され、写真フイルムの使用
状況を表す複数の表示エリアを設けるとともに、複数の
表示エリアのうち写真フイルムの未使用を表す表示エリ
アに対し、一部使用もしくは全部使用を表す表示エリア
を大きくしたものである。これにより、カメラ等の外部
機器によるスプールの停止範囲が広くなるので、安定し
た写真フイルムの使用状況表が可能となる。
【0012】また、請求項5記載の発明では、スプール
の一端にフランジ状の指示板を固着してその表面に設け
た指標をパトローネ本体の側面から視認可能とし、スプ
ールの回転停止位置に応じて前記指標によりパトローネ
本体の側面に設けた複数の表示エリアのうちのいずれか
を指示させて写真フイルムの使用状態の表示を行うよう
にしたものである。これにより、指標を大きくすること
ができるので、視認性の向上と使用状況表示の見誤りを
防止することができる。
の一端にフランジ状の指示板を固着してその表面に設け
た指標をパトローネ本体の側面から視認可能とし、スプ
ールの回転停止位置に応じて前記指標によりパトローネ
本体の側面に設けた複数の表示エリアのうちのいずれか
を指示させて写真フイルムの使用状態の表示を行うよう
にしたものである。これにより、指標を大きくすること
ができるので、視認性の向上と使用状況表示の見誤りを
防止することができる。
【0013】
【実施例】本発明を適用した写真フイルムパトローネの
第1実施例について説明する。図1に示したように写真
フイルムパトローネ2は、接合面に写真フイルム排出口
3が形成された上ケース4と下ケース5と、その中に回
転自在に収納されたスプール6と、写真フイルム排出口
3の奥で写真フイルム通路を開閉する蓋部材7と、スプ
ール6の回転ロック及び蓋部材7の回動を行なうロック
レバー8と、写真フイルムの使用状況を他の機器に知ら
せるディスク板9とからなるユニット本体10と、スプ
ール6にロール状に巻き付けられた写真フイルム11と
で構成されている。
第1実施例について説明する。図1に示したように写真
フイルムパトローネ2は、接合面に写真フイルム排出口
3が形成された上ケース4と下ケース5と、その中に回
転自在に収納されたスプール6と、写真フイルム排出口
3の奥で写真フイルム通路を開閉する蓋部材7と、スプ
ール6の回転ロック及び蓋部材7の回動を行なうロック
レバー8と、写真フイルムの使用状況を他の機器に知ら
せるディスク板9とからなるユニット本体10と、スプ
ール6にロール状に巻き付けられた写真フイルム11と
で構成されている。
【0014】パトローネ本体10を構成する上下ケース
4,5は、それぞれ樹脂成形で一体に作られており、図
2に示すように上ケース4の内部には隔壁4a,4b
が、下ケース5の内部には隔壁5a,5bが一体に設け
られている。このような上ケース4と下ケース5とによ
り、パトローネ本体10内は3個の部屋に分割されてい
る。
4,5は、それぞれ樹脂成形で一体に作られており、図
2に示すように上ケース4の内部には隔壁4a,4b
が、下ケース5の内部には隔壁5a,5bが一体に設け
られている。このような上ケース4と下ケース5とによ
り、パトローネ本体10内は3個の部屋に分割されてい
る。
【0015】上ケース4と下ケース5との接合は、上ケ
ース4に設けられたフック13a,13bと下ケース5
に設けられたフック14a,14bとを係合させ、上ケ
ース4の突条15を下ケース5の溝16に嵌め込むこと
によって行われる。上ケース4と下ケース5との接合面
は、フック部,突条,溝部を除き同一平面内にあるため
成形精度が出しやすく接合が確実に行なわれるので接合
面からパトローネ本体10内に外光が入ることはない。
また各フックの係合後、各壁同士を超音波溶着や接着剤
等によって張り合わせてもよい。
ース4に設けられたフック13a,13bと下ケース5
に設けられたフック14a,14bとを係合させ、上ケ
ース4の突条15を下ケース5の溝16に嵌め込むこと
によって行われる。上ケース4と下ケース5との接合面
は、フック部,突条,溝部を除き同一平面内にあるため
成形精度が出しやすく接合が確実に行なわれるので接合
面からパトローネ本体10内に外光が入ることはない。
また各フックの係合後、各壁同士を超音波溶着や接着剤
等によって張り合わせてもよい。
【0016】上ケース4の隔壁4a,4bと、下ケース
5の隔壁5a,5bとからなる部屋は写真フイルム室1
8であり、スプール6に巻き付けられてロール状にされ
た写真フイルム11が収納される。各々の隔壁にはスプ
ール6の軸受けとなる開口19,20が形成されてい
る。また、スプール6にはフランジ21,22が一体に
設けられ、フランジ21,22にはリップ21a,22
aが形成されている。このリップ21a,22aは、ロ
ール状に巻かれた写真フイルム11の最外周に接して、
写真フイルム11が巻き緩まないように規制している。
これにより、スプール6の回転は、フランジ21,22
及びリップ21a,22aを介して写真フイルム11に
伝達される。フランジ21,22及びリップ21a,2
2aは、ポリプロピレンやポリスチレン等の充分柔らか
い材料で薄く成形されているので、写真フイルム11を
パトローネ本体10外に送り出すときには、写真フイル
ム11がフランジ及びリップを押し広げて弾性変形させ
ながら写真フイルム排出口3へ向かう。
5の隔壁5a,5bとからなる部屋は写真フイルム室1
8であり、スプール6に巻き付けられてロール状にされ
た写真フイルム11が収納される。各々の隔壁にはスプ
ール6の軸受けとなる開口19,20が形成されてい
る。また、スプール6にはフランジ21,22が一体に
設けられ、フランジ21,22にはリップ21a,22
aが形成されている。このリップ21a,22aは、ロ
ール状に巻かれた写真フイルム11の最外周に接して、
写真フイルム11が巻き緩まないように規制している。
これにより、スプール6の回転は、フランジ21,22
及びリップ21a,22aを介して写真フイルム11に
伝達される。フランジ21,22及びリップ21a,2
2aは、ポリプロピレンやポリスチレン等の充分柔らか
い材料で薄く成形されているので、写真フイルム11を
パトローネ本体10外に送り出すときには、写真フイル
ム11がフランジ及びリップを押し広げて弾性変形させ
ながら写真フイルム排出口3へ向かう。
【0017】上ケース4の隔壁4a,側壁4cと、下ケ
ース5の隔壁5a,側壁5cとからなる部屋はロックレ
バー室24であり、ロックレバー8が軸25を回転中心
として設けられている。図3に示すように、上下ケース
4,5の側壁4c,5cには、切欠26,開口27,表
示部28が設けられ、また、スプール6の軸端には指標
29が設けられている。切欠26は、パトローネ本体1
0に収納された写真フイルム11がISO400以上の
高感度フイルムであるときに形成され、写真フイルム上
の磁気記録層からフイルム感度を読み取る機能を持たな
いようなローコストカメラでも、簡便に露光制御用のI
SO感度データが得られるようにしてある。
ース5の隔壁5a,側壁5cとからなる部屋はロックレ
バー室24であり、ロックレバー8が軸25を回転中心
として設けられている。図3に示すように、上下ケース
4,5の側壁4c,5cには、切欠26,開口27,表
示部28が設けられ、また、スプール6の軸端には指標
29が設けられている。切欠26は、パトローネ本体1
0に収納された写真フイルム11がISO400以上の
高感度フイルムであるときに形成され、写真フイルム上
の磁気記録層からフイルム感度を読み取る機能を持たな
いようなローコストカメラでも、簡便に露光制御用のI
SO感度データが得られるようにしてある。
【0018】開口27は、カメラの装填蓋に植設された
ピンがパトローネ本体10内に進入するための開口であ
り、詳しくは後述するが、これによりロックレバー8は
スプールロック状態から解除される。
ピンがパトローネ本体10内に進入するための開口であ
り、詳しくは後述するが、これによりロックレバー8は
スプールロック状態から解除される。
【0019】図4に示すように、表示部28は簡略的に
「1」,「2」,「3」,「4」としたように、4つの
表示エリアに区画されている。「1」は収納されている
写真フイルムが未使用、「2」は、一部撮影済み、
「3」は全コマ撮影済み、「4」は現像済みの表示を表
している。したがって、カメラやフイルム現像装置から
この写真フイルムパトローネ2取り出すときに、スプー
ル6の指標29を適宜の位置に停止することによって、
写真フイルム11がどのような状態にあるかを外部表示
することが可能となる。
「1」,「2」,「3」,「4」としたように、4つの
表示エリアに区画されている。「1」は収納されている
写真フイルムが未使用、「2」は、一部撮影済み、
「3」は全コマ撮影済み、「4」は現像済みの表示を表
している。したがって、カメラやフイルム現像装置から
この写真フイルムパトローネ2取り出すときに、スプー
ル6の指標29を適宜の位置に停止することによって、
写真フイルム11がどのような状態にあるかを外部表示
することが可能となる。
【0020】写真フイルムパトローネ2が単体で外部に
あるときには、ロックレバー8は図5に示す位置にあ
り、ロックレバー8には自身の移動を規制するための弾
性変形可能なフック8aと、スプール6の回転をロック
する爪8bと、蓋部材7を回動するための切欠8cと、
スプールロック解除位置からスプールロック位置へロッ
クレバー8を移動させるための押圧部8dとが形成され
ている。フック8aは、下ケース5のロックレバー室2
4内に設けられた突起31に係合してロックレバー8を
固定しており、この状態ではロックレバー8の爪8bは
スプール6の軸端に固着したギヤ32に噛み合ってスプ
ール6の回転をロックしている。切欠8cは、蓋部材7
の端部に植設された断面が紡錘形のピン33に係合して
おり、ピン33は蓋部材7の中心軸に対して偏芯してい
るのでロックレバー8がスプールロック解除位置へ移動
すると蓋部材7は図中時計方向へ回動される。なお、ロ
ックレバー8に連動する以外は蓋部材7が単独で回動す
ることはない。
あるときには、ロックレバー8は図5に示す位置にあ
り、ロックレバー8には自身の移動を規制するための弾
性変形可能なフック8aと、スプール6の回転をロック
する爪8bと、蓋部材7を回動するための切欠8cと、
スプールロック解除位置からスプールロック位置へロッ
クレバー8を移動させるための押圧部8dとが形成され
ている。フック8aは、下ケース5のロックレバー室2
4内に設けられた突起31に係合してロックレバー8を
固定しており、この状態ではロックレバー8の爪8bは
スプール6の軸端に固着したギヤ32に噛み合ってスプ
ール6の回転をロックしている。切欠8cは、蓋部材7
の端部に植設された断面が紡錘形のピン33に係合して
おり、ピン33は蓋部材7の中心軸に対して偏芯してい
るのでロックレバー8がスプールロック解除位置へ移動
すると蓋部材7は図中時計方向へ回動される。なお、ロ
ックレバー8に連動する以外は蓋部材7が単独で回動す
ることはない。
【0021】前述のようにロックレバー8がスプール6
の回転をロックしているときには、図6に示すように写
真フイルム排出口3は、蓋部材7の遮光面34によって
塞がれている。蓋部材7には、回動範囲を規制するため
の爪状のストッパ35が形成されており、下ケース5に
形成された溝36に入り込んで蓋部材7の回動を規制す
るとともに、遮光能の向上にも効果がある。また、蓋部
材7には先端分離爪37が一体に形成されている。この
先端分離爪37は、蓋部材7が閉じ位置にあるときに
は、上ケース4に形成された溝38に退避しており、蓋
部材7が開放位置に移動するとロール状に巻かれた写真
フイルム11の外周面に接して、スプール6とともに回
転する写真フイルム11の先端を掬い上げる。こうして
掬い上げられた写真フイルム11は、スプール6のフラ
ンジ21,22とリップ21a,22aを押し広げなが
ら写真フイルム排出口3を通ってパトローネ本体10外
に送り出される。
の回転をロックしているときには、図6に示すように写
真フイルム排出口3は、蓋部材7の遮光面34によって
塞がれている。蓋部材7には、回動範囲を規制するため
の爪状のストッパ35が形成されており、下ケース5に
形成された溝36に入り込んで蓋部材7の回動を規制す
るとともに、遮光能の向上にも効果がある。また、蓋部
材7には先端分離爪37が一体に形成されている。この
先端分離爪37は、蓋部材7が閉じ位置にあるときに
は、上ケース4に形成された溝38に退避しており、蓋
部材7が開放位置に移動するとロール状に巻かれた写真
フイルム11の外周面に接して、スプール6とともに回
転する写真フイルム11の先端を掬い上げる。こうして
掬い上げられた写真フイルム11は、スプール6のフラ
ンジ21,22とリップ21a,22aを押し広げなが
ら写真フイルム排出口3を通ってパトローネ本体10外
に送り出される。
【0022】スプール6の軸6aにはスリット6bが形
成されており、スリット6bの内壁には2個の爪6cが
設けられている。写真フイルム11は、スリット6bに
挿入され爪6cにより係止されてスプール6の軸6aに
巻き付けられている。
成されており、スリット6bの内壁には2個の爪6cが
設けられている。写真フイルム11は、スリット6bに
挿入され爪6cにより係止されてスプール6の軸6aに
巻き付けられている。
【0023】図5のX断面である図7に示すように、写
真フイルムパトローネ2をカメラに装填し、カメラの装
填蓋40を閉じると装填蓋40に植設されたピン40a
が開口27からパトローネ本体10内に進入し、下ケー
ス5の突起31に係合しているロックレバー8のフック
8aを押圧して弾性変形させる。図に示すように、突起
31の厚みはフック8aの変形量よりも薄いので、フッ
ク8aは突起31との係合を解除される。
真フイルムパトローネ2をカメラに装填し、カメラの装
填蓋40を閉じると装填蓋40に植設されたピン40a
が開口27からパトローネ本体10内に進入し、下ケー
ス5の突起31に係合しているロックレバー8のフック
8aを押圧して弾性変形させる。図に示すように、突起
31の厚みはフック8aの変形量よりも薄いので、フッ
ク8aは突起31との係合を解除される。
【0024】その後カメラの駆動軸が回転し、スプール
6が図5において時計方向又は反時計方向に回転される
と、ロックレバー8はギヤ32によって押し退けられ、
図8の位置に移動する。さらに、ロックレバー8は蓋部
材7に植設したピン33とも係合しているので、蓋部材
7は図6において反時計方向に回動され図9に示した開
き位置に移動する。これにより蓋部材7のスリット42
が写真フイルム排出口3と協同してフイルム通路を形成
するとともに、先端分離爪37が写真フイルム11のロ
ールの最外周に接する。なお、図10はロックレバー8
のフック8a付近の拡大図であり、ロックレバー8がロ
ック解除位置へ移動している際にフック8aが弾性変形
されている状態を示している。
6が図5において時計方向又は反時計方向に回転される
と、ロックレバー8はギヤ32によって押し退けられ、
図8の位置に移動する。さらに、ロックレバー8は蓋部
材7に植設したピン33とも係合しているので、蓋部材
7は図6において反時計方向に回動され図9に示した開
き位置に移動する。これにより蓋部材7のスリット42
が写真フイルム排出口3と協同してフイルム通路を形成
するとともに、先端分離爪37が写真フイルム11のロ
ールの最外周に接する。なお、図10はロックレバー8
のフック8a付近の拡大図であり、ロックレバー8がロ
ック解除位置へ移動している際にフック8aが弾性変形
されている状態を示している。
【0025】図11は、写真フイルムパトローネ2を写
真フイルム排出口3側から見た正面図で、破線は蓋部材
7が開放位置にあるときのスリット42の形状を示すも
のである。このスリット42は両端部が狭くなってお
り、この幅狭部は写真フイルム11の有効画面外にあた
る部分に形成されているので、写真フイルム11の送り
出し時の摩擦抵抗を減らすとともに、写真フイルム11
の有効画面内と蓋部材7とが接触しないようにして擦り
傷が入ることを防止している。また、図6ないし図9に
示すように、スリット42の上部内壁には抉り部43が
設けられており、これにより蓋部材7を樹脂成形で作っ
たときに蓋部材7が全体的に糸巻型に変形することを防
ぐことができ、蓋部材7と上下ケース4,5との擦り面
に隙間ができず、遮光上も有利である。
真フイルム排出口3側から見た正面図で、破線は蓋部材
7が開放位置にあるときのスリット42の形状を示すも
のである。このスリット42は両端部が狭くなってお
り、この幅狭部は写真フイルム11の有効画面外にあた
る部分に形成されているので、写真フイルム11の送り
出し時の摩擦抵抗を減らすとともに、写真フイルム11
の有効画面内と蓋部材7とが接触しないようにして擦り
傷が入ることを防止している。また、図6ないし図9に
示すように、スリット42の上部内壁には抉り部43が
設けられており、これにより蓋部材7を樹脂成形で作っ
たときに蓋部材7が全体的に糸巻型に変形することを防
ぐことができ、蓋部材7と上下ケース4,5との擦り面
に隙間ができず、遮光上も有利である。
【0026】スプール6の回転によってロックレバー8
が図8のスプールロック解除位置に移動されると、フッ
ク8aは下ケース5の顎部44に当接し、その位置で係
止される。また下ケース5の開口45からはロックレバ
ー8の押圧部8dが突出した状態になる。引続きスプー
ル6が駆動されることによって、図1に示したように蓋
部材7のスリット42を通って写真フイルム11が送り
出される。スプール6の回転により写真フイルム11を
送り出す手法は種々公知であるが、本実施例では前述し
たように、スプールと一体にしたフランジ21,22に
リップ21a,22aを設け、リップ21a,22aに
よって写真フイルム11がスプール6から巻き緩まない
ようにしてある。したがって、スプール6の回転は、フ
ランジ21,22及びリップ21a,22aを介して写
真フイルム11に伝達される。
が図8のスプールロック解除位置に移動されると、フッ
ク8aは下ケース5の顎部44に当接し、その位置で係
止される。また下ケース5の開口45からはロックレバ
ー8の押圧部8dが突出した状態になる。引続きスプー
ル6が駆動されることによって、図1に示したように蓋
部材7のスリット42を通って写真フイルム11が送り
出される。スプール6の回転により写真フイルム11を
送り出す手法は種々公知であるが、本実施例では前述し
たように、スプールと一体にしたフランジ21,22に
リップ21a,22aを設け、リップ21a,22aに
よって写真フイルム11がスプール6から巻き緩まない
ようにしてある。したがって、スプール6の回転は、フ
ランジ21,22及びリップ21a,22aを介して写
真フイルム11に伝達される。
【0027】スプール6とともに写真フイルム11が回
転する過程で、蓋部材7に一体化した先端分離爪37が
写真フイルム11の先端を掬い上げる。こうして掬い上
げられた写真フイルム11の先端は蓋部材7のスリット
42,フイルム排出口3を通ってパトローネ本体10外
に送出される。この時点でカメラのフイルム巻取りスプ
ールが回転しているから、写真フイルム11の先端がフ
イルム巻取りスプールに達すると、摩擦係合あるいはフ
イルム先端部に形成したパーフォレーションがフイルム
巻取りスプールに係合し、以後はフイルム巻取りスプー
ルの回転によって写真フイルム11が巻き取られるよう
になる。
転する過程で、蓋部材7に一体化した先端分離爪37が
写真フイルム11の先端を掬い上げる。こうして掬い上
げられた写真フイルム11の先端は蓋部材7のスリット
42,フイルム排出口3を通ってパトローネ本体10外
に送出される。この時点でカメラのフイルム巻取りスプ
ールが回転しているから、写真フイルム11の先端がフ
イルム巻取りスプールに達すると、摩擦係合あるいはフ
イルム先端部に形成したパーフォレーションがフイルム
巻取りスプールに係合し、以後はフイルム巻取りスプー
ルの回転によって写真フイルム11が巻き取られるよう
になる。
【0028】図12(A)〜(E)は、本発明の写真フ
イルムパトローネに用いられる写真フイルム11の先端
部形状について例示したものである。同図(A)の例に
おいて、切欠47はスプール6のフランジリップ21a
とフイルム側縁とが干渉しないようにするためで、この
切欠47により写真フイルムの先端はフランジリップの
外側に位置することになるので写真フイルムロールから
浮き上がり易くなり、蓋部材7に形成された先端分離爪
37で掬い上げ易くなる。なお、この例は摩擦係合によ
って写真フイルムの係合を行う機構を持ったカメラに使
用されるものなので、写真フイルムの先端にパーフォレ
ーションは必要ない。同図(B)は、(A)の例と同様
の形状に対し先端にパーフォレーション48を設けたも
のであり、カメラの巻取り軸への係合はこのパーフォレ
ーションを用いて行う。同図(C)は、切欠49の位置
を若干写真フイルムの後端側に寄せ、その先端部分にパ
ーフォレーション50を2個設けたものである。同図
(D)は、切欠51をさらに写真フイルム後端側に寄せ
てパーフォレーション52の数を増やしたものである。
同図(E)は、切欠53が形成されていない側にもパー
フォレーション54を設けたものである。なお、切欠と
フランジリップを用いる際には、切欠の位置を写真フイ
ルムの先端側に寄せるほどスプール6に巻き付けられた
状態でフイルム先端部をフイルムロールから浮かせやす
くなる。
イルムパトローネに用いられる写真フイルム11の先端
部形状について例示したものである。同図(A)の例に
おいて、切欠47はスプール6のフランジリップ21a
とフイルム側縁とが干渉しないようにするためで、この
切欠47により写真フイルムの先端はフランジリップの
外側に位置することになるので写真フイルムロールから
浮き上がり易くなり、蓋部材7に形成された先端分離爪
37で掬い上げ易くなる。なお、この例は摩擦係合によ
って写真フイルムの係合を行う機構を持ったカメラに使
用されるものなので、写真フイルムの先端にパーフォレ
ーションは必要ない。同図(B)は、(A)の例と同様
の形状に対し先端にパーフォレーション48を設けたも
のであり、カメラの巻取り軸への係合はこのパーフォレ
ーションを用いて行う。同図(C)は、切欠49の位置
を若干写真フイルムの後端側に寄せ、その先端部分にパ
ーフォレーション50を2個設けたものである。同図
(D)は、切欠51をさらに写真フイルム後端側に寄せ
てパーフォレーション52の数を増やしたものである。
同図(E)は、切欠53が形成されていない側にもパー
フォレーション54を設けたものである。なお、切欠と
フランジリップを用いる際には、切欠の位置を写真フイ
ルムの先端側に寄せるほどスプール6に巻き付けられた
状態でフイルム先端部をフイルムロールから浮かせやす
くなる。
【0029】また、図2に示すように、上ケース4の隔
壁4b,側壁4dと下ケース5の隔壁5b,側壁5dと
からなる部屋はディスク板室56であり、スプール6と
一体に成形されたディスク板9が収納される。図13に
示すように、上下ケース4,5の側壁には開口58a,
58b,58cが形成されている。これらの開口58
a,58b,58cから、ディスク板9の一部が露呈さ
れる。ディスク板9の奥では隔壁4b,5bが接合され
るので、開口58a〜58cから入った外光がパトロー
ネ本体10内に入り込むことはない。また、上下ケース
4,5の側壁から露呈されているスプール6の端部に
は、フイルムの送り出し時及び巻き戻し時にカメラ側の
駆動軸が嵌合する嵌合溝57が形成されている。この嵌
合溝57は、三叉状のキー溝からなるが、各キー溝の交
叉角度が100°,120°,140°となっており、
またカメラの駆動軸は嵌合溝57に合わせた形状となっ
ているため、カメラの駆動軸は一定の角度位置でのみス
プール6に嵌合する。
壁4b,側壁4dと下ケース5の隔壁5b,側壁5dと
からなる部屋はディスク板室56であり、スプール6と
一体に成形されたディスク板9が収納される。図13に
示すように、上下ケース4,5の側壁には開口58a,
58b,58cが形成されている。これらの開口58
a,58b,58cから、ディスク板9の一部が露呈さ
れる。ディスク板9の奥では隔壁4b,5bが接合され
るので、開口58a〜58cから入った外光がパトロー
ネ本体10内に入り込むことはない。また、上下ケース
4,5の側壁から露呈されているスプール6の端部に
は、フイルムの送り出し時及び巻き戻し時にカメラ側の
駆動軸が嵌合する嵌合溝57が形成されている。この嵌
合溝57は、三叉状のキー溝からなるが、各キー溝の交
叉角度が100°,120°,140°となっており、
またカメラの駆動軸は嵌合溝57に合わせた形状となっ
ているため、カメラの駆動軸は一定の角度位置でのみス
プール6に嵌合する。
【0030】図14に示すように、ディスク板9の表面
には、フイルム感度や撮影可能枚数等のフイルムデータ
を表すバーコード9aが形成される他、その一部に切欠
9bが設けられている。そして、開口58cにはカメラ
やフイルム現像装置等、この写真フイルムパトローネ2
を取り扱う機器に設けられた光学式バーコード読取り機
が対面し、スプール6を回転させながらディスク板9か
らフイルムデータを読み取る。開口58a,58bに
は、同様にカメラその他の機器に設けられている触知セ
ンサー60a,60b,60cが対峙する。これらの触
知センサー60a,60b,60cは、ディスク板9の
切欠9bによってオン/オフする。
には、フイルム感度や撮影可能枚数等のフイルムデータ
を表すバーコード9aが形成される他、その一部に切欠
9bが設けられている。そして、開口58cにはカメラ
やフイルム現像装置等、この写真フイルムパトローネ2
を取り扱う機器に設けられた光学式バーコード読取り機
が対面し、スプール6を回転させながらディスク板9か
らフイルムデータを読み取る。開口58a,58bに
は、同様にカメラその他の機器に設けられている触知セ
ンサー60a,60b,60cが対峙する。これらの触
知センサー60a,60b,60cは、ディスク板9の
切欠9bによってオン/オフする。
【0031】既に述べたように、ディスク板9は指標2
9を設けたスプール6と一体に回転するが、例えばこの
写真フイルムパトローネ2をカメラに装填して用いる場
合には、スプール6の回転位置はカメラ側の駆動軸を介
して常にカメラによって監視されている。したがって、
カメラはスプール6を所定の回転位置で停止させること
ができるようになっている。もちろん、ディスク板9に
原点位置検出用の信号部を設け、これをカメラ側のセン
サーで検知してフィードバック制御でスプール6を適宜
の停止位置で止めることも可能である。こうしてスプー
ル6を停止させた後、ロックレバー8の一部である押圧
部8dがカメラ側の機構によって押し上げられ、ロック
レバー8は図5の位置に戻される。これにより蓋部材7
が閉じ位置に戻り、スプール6はロックされる。
9を設けたスプール6と一体に回転するが、例えばこの
写真フイルムパトローネ2をカメラに装填して用いる場
合には、スプール6の回転位置はカメラ側の駆動軸を介
して常にカメラによって監視されている。したがって、
カメラはスプール6を所定の回転位置で停止させること
ができるようになっている。もちろん、ディスク板9に
原点位置検出用の信号部を設け、これをカメラ側のセン
サーで検知してフィードバック制御でスプール6を適宜
の停止位置で止めることも可能である。こうしてスプー
ル6を停止させた後、ロックレバー8の一部である押圧
部8dがカメラ側の機構によって押し上げられ、ロック
レバー8は図5の位置に戻される。これにより蓋部材7
が閉じ位置に戻り、スプール6はロックされる。
【0032】上記によれば、未使用の写真フイルムパト
ローネ2をカメラに装填し、最終コマまで撮影を行った
後に写真フイルム11をパトローネ本体10に巻戻した
後には、スプール6の指標29が表示エリア「3」を指
し示す位置にくるようにスプール6の停止位置を制御す
る。したがって、写真フイルムパトローネ2をカメラか
ら取り出した後には、指標29によりその写真フイルム
パトローネ2が使用済みのものであることが外観で識別
できる。
ローネ2をカメラに装填し、最終コマまで撮影を行った
後に写真フイルム11をパトローネ本体10に巻戻した
後には、スプール6の指標29が表示エリア「3」を指
し示す位置にくるようにスプール6の停止位置を制御す
る。したがって、写真フイルムパトローネ2をカメラか
ら取り出した後には、指標29によりその写真フイルム
パトローネ2が使用済みのものであることが外観で識別
できる。
【0033】また、カメラに写真フイルムパトローネ2
を装填し、その途中まで撮影してから写真フイルムパト
ローネ2を取り出すときには、国際公開WO90/42
01号、同90/4202号で公知のように、写真フイ
ルム11の有効画面外に形成された磁気記録層に、カメ
ラの磁気ヘッドを用いて何コマ目まで撮影したのかを磁
気記録し、この写真フイルム11をいったんパトローネ
本体10内に巻き戻す。そして、この場合にはスプール
6の指標29が表示エリア「2」を指し示す位置にくる
ようにスプール6の停止位置を制御する。したがって、
写真フイルムパトローネ2をカメラから取り出した後に
は、指標29により途中まで撮影されたものであること
が分る。そして、この途中まで撮影された写真フイルム
パトローネ2を再度撮影に用いるときには、カメラの磁
気ヘッドにて写真フイルムの磁気記録層の磁気記録を読
み取り、撮影済みのコマ数を確認して未露光のコマまで
写真フイルムを給送し、カメラの撮影枚数カウントをコ
マ数に合わせることによって撮影を行うことができる。
を装填し、その途中まで撮影してから写真フイルムパト
ローネ2を取り出すときには、国際公開WO90/42
01号、同90/4202号で公知のように、写真フイ
ルム11の有効画面外に形成された磁気記録層に、カメ
ラの磁気ヘッドを用いて何コマ目まで撮影したのかを磁
気記録し、この写真フイルム11をいったんパトローネ
本体10内に巻き戻す。そして、この場合にはスプール
6の指標29が表示エリア「2」を指し示す位置にくる
ようにスプール6の停止位置を制御する。したがって、
写真フイルムパトローネ2をカメラから取り出した後に
は、指標29により途中まで撮影されたものであること
が分る。そして、この途中まで撮影された写真フイルム
パトローネ2を再度撮影に用いるときには、カメラの磁
気ヘッドにて写真フイルムの磁気記録層の磁気記録を読
み取り、撮影済みのコマ数を確認して未露光のコマまで
写真フイルムを給送し、カメラの撮影枚数カウントをコ
マ数に合わせることによって撮影を行うことができる。
【0034】なお、この写真フイルムパトローネ2はフ
イルム現像後にもネガフイルムの収納容器に兼用するこ
とを前提としている。このために前記表示エリア「4」
が利用される。すなわち、この写真フイルムパトローネ
2をフイルム自動現像装置にセットし、フイルム現像処
理を行った後には再びネガフイルムがパトローネ本体1
0内に巻戻される。しかる後には、同様にして指標29
が表示エリア「4」を指し示す位置でスプール6を止め
るようにすればよい。なお、この写真フイルムパトロー
ネ2をプリンタにセットしてプリント処理を行うことも
可能である。この場合にも、プリント処理の後にネガフ
イルムを巻き戻してからスプール6の指標29を表示エ
リア「4」を指し示す位置で停止させればよい。
イルム現像後にもネガフイルムの収納容器に兼用するこ
とを前提としている。このために前記表示エリア「4」
が利用される。すなわち、この写真フイルムパトローネ
2をフイルム自動現像装置にセットし、フイルム現像処
理を行った後には再びネガフイルムがパトローネ本体1
0内に巻戻される。しかる後には、同様にして指標29
が表示エリア「4」を指し示す位置でスプール6を止め
るようにすればよい。なお、この写真フイルムパトロー
ネ2をプリンタにセットしてプリント処理を行うことも
可能である。この場合にも、プリント処理の後にネガフ
イルムを巻き戻してからスプール6の指標29を表示エ
リア「4」を指し示す位置で停止させればよい。
【0035】上記説明から分るように、指標29を表示
エリア「2」,「3」,「4」で停止させるのは、カメ
ラやフイルム現像装置等の外部機器であるのに対し、表
示エリア「1」を指し示すようにスプール6の位置を決
めるのはフイルム製造時である。そして、フイルム製造
時にはスプール6の回転停止位置を正確に決めることが
できるので、表示エリア「1」の広さは狭くても充分で
あるのに対し、外部機器でスプール6の回転停止位置を
決めるのには誤差が伴いがちである。これを考慮した例
が図15に示したもので、表示部62の「1」の表示ス
ペースに対し、表示エリア「2」,「3」,「4」の表
示スペースを広めにしたものである。これにより、カメ
ラやフイルム現像装置等の外部機器によるスプール6の
停止位置範囲が広がるので、多少の誤差があっても写真
フイルム使用状況表示が明確に識別できるようになる。
エリア「2」,「3」,「4」で停止させるのは、カメ
ラやフイルム現像装置等の外部機器であるのに対し、表
示エリア「1」を指し示すようにスプール6の位置を決
めるのはフイルム製造時である。そして、フイルム製造
時にはスプール6の回転停止位置を正確に決めることが
できるので、表示エリア「1」の広さは狭くても充分で
あるのに対し、外部機器でスプール6の回転停止位置を
決めるのには誤差が伴いがちである。これを考慮した例
が図15に示したもので、表示部62の「1」の表示ス
ペースに対し、表示エリア「2」,「3」,「4」の表
示スペースを広めにしたものである。これにより、カメ
ラやフイルム現像装置等の外部機器によるスプール6の
停止位置範囲が広がるので、多少の誤差があっても写真
フイルム使用状況表示が明確に識別できるようになる。
【0036】また、表示部に対し指標が小さいと何を指
し示しているのかが判別し難くなり、写真フイルムの状
況表示を見誤って撮影済みの写真フイルムパトローネを
再度カメラに装填したり、現像済みの写真フイルムパト
ローネをカメラに装填する等の装填間違いが発生する可
能性もある。これを考慮したものが図16に示した例
で、スプール64の端部に円板状の指示板65を一体に
設けたものである。なお、指示板をあまり大きくすると
表示部が見にくくなるので、パトローネ本体の直径と指
示板の直径との比は、好ましくは5:1〜10:7、よ
り好ましくは3:1〜5:3程度がよい。これにより、
図17に示すように指標66を大きくすることができる
ので視認性を向上させることができる。
し示しているのかが判別し難くなり、写真フイルムの状
況表示を見誤って撮影済みの写真フイルムパトローネを
再度カメラに装填したり、現像済みの写真フイルムパト
ローネをカメラに装填する等の装填間違いが発生する可
能性もある。これを考慮したものが図16に示した例
で、スプール64の端部に円板状の指示板65を一体に
設けたものである。なお、指示板をあまり大きくすると
表示部が見にくくなるので、パトローネ本体の直径と指
示板の直径との比は、好ましくは5:1〜10:7、よ
り好ましくは3:1〜5:3程度がよい。これにより、
図17に示すように指標66を大きくすることができる
ので視認性を向上させることができる。
【0037】また、図18ないし図19に示したよう
に、指示板68をスプール69と別部品として成形し、
両者の係合をキーとキー溝を用いたものでも同様の効果
が得られる。なお、前述した指示板に設ける指標は、樹
脂成形にて指示板と一体に凹又は凸形状にて成形しても
良いし、印刷でも良い。また、印刷の場合には指示板の
色に対し、別の色で印刷すると視認性がさらに向上す
る。また、指標の形状としては、図20(A)の矢印
型、同図(B)の三角形型、同図(C)の台形型、同図
(D)の矩形型のどれを用いても良い。
に、指示板68をスプール69と別部品として成形し、
両者の係合をキーとキー溝を用いたものでも同様の効果
が得られる。なお、前述した指示板に設ける指標は、樹
脂成形にて指示板と一体に凹又は凸形状にて成形しても
良いし、印刷でも良い。また、印刷の場合には指示板の
色に対し、別の色で印刷すると視認性がさらに向上す
る。また、指標の形状としては、図20(A)の矢印
型、同図(B)の三角形型、同図(C)の台形型、同図
(D)の矩形型のどれを用いても良い。
【0038】また、指示板68が万が一誤った回転位置
に停止してしまい、指標が正しい表示部を指示しなくな
った場合には、パトローネの取扱いを誤る可能性があ
る。それを示したのが表1である。
に停止してしまい、指標が正しい表示部を指示しなくな
った場合には、パトローネの取扱いを誤る可能性があ
る。それを示したのが表1である。
【0039】
【表1】
【0040】パトローネの取扱いの誤りによって生じる
問題の中で最も損失が大きいのは、フイルム上に撮影さ
れているが未現像の状態にある画像、即ち潜像が、二重
露光によって不鮮明になったり、感光によって失われて
しまったりする場合である。その場合を表1の中に*マ
ークによって示した。この表からわかるように、正しく
は「3」(前コマ撮影済)の状態にあるパトローネは、
指示板68が誤って他のどの表示部(「1」または
「2」または「3」)を指示した場合でも、損失が大き
くなる。
問題の中で最も損失が大きいのは、フイルム上に撮影さ
れているが未現像の状態にある画像、即ち潜像が、二重
露光によって不鮮明になったり、感光によって失われて
しまったりする場合である。その場合を表1の中に*マ
ークによって示した。この表からわかるように、正しく
は「3」(前コマ撮影済)の状態にあるパトローネは、
指示板68が誤って他のどの表示部(「1」または
「2」または「3」)を指示した場合でも、損失が大き
くなる。
【0041】以上述べたような問題が発生しにくくする
ためには、表示部の「3」は他の表示部「1」,
「2」,「4」と離れた位置に設けるのが好ましい。図
19に示した実施例では、「3」を他の「1」,
「2」,「4」と離れた位置に設けることによって、指
示板68の回転角度が大きくずれてしまわない限り、上
記の問題が発生することがないようにしたものである。
ためには、表示部の「3」は他の表示部「1」,
「2」,「4」と離れた位置に設けるのが好ましい。図
19に示した実施例では、「3」を他の「1」,
「2」,「4」と離れた位置に設けることによって、指
示板68の回転角度が大きくずれてしまわない限り、上
記の問題が発生することがないようにしたものである。
【0042】次に、ディスク板9の機能について説明す
る。上述したように、ディスク板9はスプール6と一体
に回転するから、一定の位置でスプール6の回転を停止
させてロックレバー8でスプール6の回転をロックし、
この状態の写真フイルムパトローネ2をカメラ等の機器
に装填すると、切欠9bの位置を触知センサー60a,
60b,60cで電気的あるいは光電的に検知すること
によって、写真フイルムパトローネ2の使用状況を自動
的に識別することができる。さらに、切欠9bの位置に
よって、写真フイルムパトローネ2をカメラやフイルム
現像装置等に装填することの可否を判別することも可能
となる。
る。上述したように、ディスク板9はスプール6と一体
に回転するから、一定の位置でスプール6の回転を停止
させてロックレバー8でスプール6の回転をロックし、
この状態の写真フイルムパトローネ2をカメラ等の機器
に装填すると、切欠9bの位置を触知センサー60a,
60b,60cで電気的あるいは光電的に検知すること
によって、写真フイルムパトローネ2の使用状況を自動
的に識別することができる。さらに、切欠9bの位置に
よって、写真フイルムパトローネ2をカメラやフイルム
現像装置等に装填することの可否を判別することも可能
となる。
【0043】次に挙げた表2は、この写真フイルムパト
ローネ2が装填されるいくつかの機器に対し、その装填
の可否を対応させたものである。
ローネ2が装填されるいくつかの機器に対し、その装填
の可否を対応させたものである。
【0044】
【表2】
【0045】上表において、「一部撮影済パトローネ装
填不可能なカメラ」とは、いわゆるローコストタイプの
カメラを示し、一旦カメラから取り出した写真フイルム
パトローネ2については、撮影可能なコマが残っていて
もその装填を禁止するカメラである。また、「一部撮影
済パトローネ装填可能なカメラ」とは、撮影可能なコマ
が残存している場合に再装填を可能としたカメラであ
り、写真フイルムに設けられている磁気記録層を利用し
て撮影済みコマの次のコマ位置に写真フイルムを送るこ
とができるようになっているカメラを意味する。また、
「フイルムビデオプレーヤー」は、現像済みのネガフイ
ルムの画像を撮像し、これをCRTにポジ画像として表
示する機能を備えた装置で、「写真プリンター」と同
様、フイルム現像処理済みとなった写真フイルムパトロ
ーネを装填して使用するものである。この表2から分か
るように、写真フイルムの使用状況に応じて本発明の写
真フイルムパトローネ2を装填できる機器が限定され、
2重露光等の不具合が発生しない。
填不可能なカメラ」とは、いわゆるローコストタイプの
カメラを示し、一旦カメラから取り出した写真フイルム
パトローネ2については、撮影可能なコマが残っていて
もその装填を禁止するカメラである。また、「一部撮影
済パトローネ装填可能なカメラ」とは、撮影可能なコマ
が残存している場合に再装填を可能としたカメラであ
り、写真フイルムに設けられている磁気記録層を利用し
て撮影済みコマの次のコマ位置に写真フイルムを送るこ
とができるようになっているカメラを意味する。また、
「フイルムビデオプレーヤー」は、現像済みのネガフイ
ルムの画像を撮像し、これをCRTにポジ画像として表
示する機能を備えた装置で、「写真プリンター」と同
様、フイルム現像処理済みとなった写真フイルムパトロ
ーネを装填して使用するものである。この表2から分か
るように、写真フイルムの使用状況に応じて本発明の写
真フイルムパトローネ2を装填できる機器が限定され、
2重露光等の不具合が発生しない。
【0046】次に挙げた表3は、本実施例のようにディ
スク板9の切欠9bを、触知センサー60a,60b,
60cで検知する3ビット方式と、触知センサー60c
を省略して切欠9bを検知する2ビット方式とで、各触
知センサーから得られる信号がどのような組み合わせに
なるかを表している。表中、○は切欠9bが触知されな
かった場合の信号、×は切欠9bが触知された場合の信
号を表す。なお、触知センサー60a,60b,60c
については、各々の設置位置に対応し図2の「A」,
「B」,「C」で示してある。
スク板9の切欠9bを、触知センサー60a,60b,
60cで検知する3ビット方式と、触知センサー60c
を省略して切欠9bを検知する2ビット方式とで、各触
知センサーから得られる信号がどのような組み合わせに
なるかを表している。表中、○は切欠9bが触知されな
かった場合の信号、×は切欠9bが触知された場合の信
号を表す。なお、触知センサー60a,60b,60c
については、各々の設置位置に対応し図2の「A」,
「B」,「C」で示してある。
【0047】
【表3】
【0048】また、次に挙げる表4は、表3に対応して
各種の機器に必要とされる触知センサーの位置及び個数
及び種類を表している。
各種の機器に必要とされる触知センサーの位置及び個数
及び種類を表している。
【0049】
【表4】
【0050】表3及び表4から分るように、写真フイル
ムパトローネ2が「未撮影」,「一部撮影」,「全部撮
影」,「現像済み」のいずれであるかは、2ビット方
式,3ビット方式のいずれでも確認可能である。ところ
が、2ビット方式を採った場合、撮影済みのコマに二重
露光されることを確実に防ぐためには、「一部撮影済パ
トローネ装填不可能なカメラ」に「A」,「B」の2つ
の触知センサー60a,60bが必須となる。このた
め、ローコストタイプのカメラに2つの触知センサー6
0a,60bを組み込まなくてはならず、コスト負担が
大きくなる。一方、3ビット方式にした場合には、上記
要請に対しては触知センサー60aだけを設ければ済
む。また、2ビット方式を採る場合には、カメラだけで
なく、写真プリンターやフイルムビデオプレーヤーにも
「A」,「B」の二位置で切欠9bの位置を検知する機
能が要求されるのに対し、3ビット方式では、フイルム
現像装置に「A」,「C」の二位置での検知機能が要求
されるだけである。ところがフイルム現像装置はDPE
業者が利用するもので、他の機器ほどはコスト面での不
利が少ないので、3ビット方式により写真フイルムパト
ローネの4態様の識別を行うのが有利である。なお、表
4中の「フック」は、二重露光禁止のために写真フイル
ムパトローネの装填を途中で阻止するために用いられる
機構で、米国特許第4994828号明細書に示された
構造をとることができ、上述した触知センサーに代用す
ることができる。
ムパトローネ2が「未撮影」,「一部撮影」,「全部撮
影」,「現像済み」のいずれであるかは、2ビット方
式,3ビット方式のいずれでも確認可能である。ところ
が、2ビット方式を採った場合、撮影済みのコマに二重
露光されることを確実に防ぐためには、「一部撮影済パ
トローネ装填不可能なカメラ」に「A」,「B」の2つ
の触知センサー60a,60bが必須となる。このた
め、ローコストタイプのカメラに2つの触知センサー6
0a,60bを組み込まなくてはならず、コスト負担が
大きくなる。一方、3ビット方式にした場合には、上記
要請に対しては触知センサー60aだけを設ければ済
む。また、2ビット方式を採る場合には、カメラだけで
なく、写真プリンターやフイルムビデオプレーヤーにも
「A」,「B」の二位置で切欠9bの位置を検知する機
能が要求されるのに対し、3ビット方式では、フイルム
現像装置に「A」,「C」の二位置での検知機能が要求
されるだけである。ところがフイルム現像装置はDPE
業者が利用するもので、他の機器ほどはコスト面での不
利が少ないので、3ビット方式により写真フイルムパト
ローネの4態様の識別を行うのが有利である。なお、表
4中の「フック」は、二重露光禁止のために写真フイル
ムパトローネの装填を途中で阻止するために用いられる
機構で、米国特許第4994828号明細書に示された
構造をとることができ、上述した触知センサーに代用す
ることができる。
【0051】なお、本発明の第1実施例では、ディスク
板9をスプール6と一体に成形しているが、別々に成形
して組み合わせることも可能である。また、本実施例で
は、写真フイルムの巻緩みを防止するためにリップ付き
のフランジを形成したスプールを用いているが、公知で
ある、上下ケース内壁にリブを設けたものでも同様の効
果が得られる。
板9をスプール6と一体に成形しているが、別々に成形
して組み合わせることも可能である。また、本実施例で
は、写真フイルムの巻緩みを防止するためにリップ付き
のフランジを形成したスプールを用いているが、公知で
ある、上下ケース内壁にリブを設けたものでも同様の効
果が得られる。
【0052】図21は、本発明の第2実施例である写真
フイルムパトローネ70のロックレバー室71を示すも
のである。この実施例は、カメラ側の機構により弾性変
形してロックレバー72の移動規制を解除するフックを
前記実施例のフック8aとは別に押圧片73として設け
たものである。この押圧片73にはピン73aが一体に
設けられており、ピン73aはロックレバー72がスプ
ールロック位置にあるとき、上ケース74の側壁に形成
された開口75に嵌合されている。
フイルムパトローネ70のロックレバー室71を示すも
のである。この実施例は、カメラ側の機構により弾性変
形してロックレバー72の移動規制を解除するフックを
前記実施例のフック8aとは別に押圧片73として設け
たものである。この押圧片73にはピン73aが一体に
設けられており、ピン73aはロックレバー72がスプ
ールロック位置にあるとき、上ケース74の側壁に形成
された開口75に嵌合されている。
【0053】この写真フイルムパトローネ70をカメラ
に装填すると、カメラの装填蓋に植設されたピンが開口
75を通してピン73aを押圧する。ピン73aを押圧
された押圧片73は弾性変形するので、ピン73aと開
口75との係合が解除され、その後スプール76がカメ
ラの駆動軸により回転されるとスプール76のギヤ76
aにより、ロックレバー72は押し退けられて図22に
示すロック解除位置に移動される。以上に説明した以外
の作用は第1実施例と同様である。
に装填すると、カメラの装填蓋に植設されたピンが開口
75を通してピン73aを押圧する。ピン73aを押圧
された押圧片73は弾性変形するので、ピン73aと開
口75との係合が解除され、その後スプール76がカメ
ラの駆動軸により回転されるとスプール76のギヤ76
aにより、ロックレバー72は押し退けられて図22に
示すロック解除位置に移動される。以上に説明した以外
の作用は第1実施例と同様である。
【0054】図23は、本発明の第3実施例である写真
フイルムパトローネ80のロックレバー室81を示すも
のである。この実施例は、カメラ側の機構により弾性変
形してロックレバー82の移動規制を解除するフックと
して、ロックレバー82の平面部に、スリット83aに
よって形成されピン83bが一体に設けられた押圧片8
3を用いている。スリット83aには切欠84が連なっ
て設けられており、この切欠84には蓋部材85のピン
85aが係合される。ピン83bは、下ケース86に形
成された開口86aに嵌合されてロックレバー82の移
動を規制している。また、本実施例の蓋部材85は図2
4に示すように板状のものを用いている。
フイルムパトローネ80のロックレバー室81を示すも
のである。この実施例は、カメラ側の機構により弾性変
形してロックレバー82の移動規制を解除するフックと
して、ロックレバー82の平面部に、スリット83aに
よって形成されピン83bが一体に設けられた押圧片8
3を用いている。スリット83aには切欠84が連なっ
て設けられており、この切欠84には蓋部材85のピン
85aが係合される。ピン83bは、下ケース86に形
成された開口86aに嵌合されてロックレバー82の移
動を規制している。また、本実施例の蓋部材85は図2
4に示すように板状のものを用いている。
【0055】この写真フイルムパトローネ80をカメラ
に装填すると、カメラの装填蓋に植設されたピンが開口
86aを通してピン83bを押圧し、それにより押圧片
83は弾性変形して開口86aとの嵌合を解除され、ス
プール87の回転により押し退けられて図25に示すロ
ック解除位置に移動する。このとき、蓋部材85は第
1,2実施例とは逆の反時計方向に回動されて図26に
示す写真フイルム排出口88を開放する。以上に説明し
た以外の作用は第1実施例と同様である。
に装填すると、カメラの装填蓋に植設されたピンが開口
86aを通してピン83bを押圧し、それにより押圧片
83は弾性変形して開口86aとの嵌合を解除され、ス
プール87の回転により押し退けられて図25に示すロ
ック解除位置に移動する。このとき、蓋部材85は第
1,2実施例とは逆の反時計方向に回動されて図26に
示す写真フイルム排出口88を開放する。以上に説明し
た以外の作用は第1実施例と同様である。
【0056】図27は、本発明の第4実施例である写真
フイルムパトローネ90のロックレバー室91を示すも
のである。この実施例は、カメラ側の機構により弾性変
形してロックレバー92の移動規制を解除するフックと
して、ロックレバー92の先端に図27のX断面矢視で
ある図28に示すように断面がコ字形をしたフック93
を設けたものである。フック93の先端にはテーパ面9
4aが形成された隆起部94が設けられており、上ケー
ス95に形成された開口95aと係合することによって
ロックレバー92の移動を規制している。蓋部材96の
端部には庇状の突出片96aが設けられており、ロック
レバー92がロック位置にあるときにはフック93の上
面と突出片96aとが当接して蓋部材96が回動しない
ように規制している。
フイルムパトローネ90のロックレバー室91を示すも
のである。この実施例は、カメラ側の機構により弾性変
形してロックレバー92の移動規制を解除するフックと
して、ロックレバー92の先端に図27のX断面矢視で
ある図28に示すように断面がコ字形をしたフック93
を設けたものである。フック93の先端にはテーパ面9
4aが形成された隆起部94が設けられており、上ケー
ス95に形成された開口95aと係合することによって
ロックレバー92の移動を規制している。蓋部材96の
端部には庇状の突出片96aが設けられており、ロック
レバー92がロック位置にあるときにはフック93の上
面と突出片96aとが当接して蓋部材96が回動しない
ように規制している。
【0057】この写真フイルムパトローネ90をカメラ
に装填すると、カメラの装填蓋に植設され端面がテーパ
面94aと逆向きで同傾斜のテーパ面を持つピンが開口
95aを通してテーパ面94aを押圧し、これによりフ
ック93は弾性変形され、開口95aとの係合を解除さ
れる。そして、フック93の付勢はテーパ面により左方
への付勢に変わるのでテーパ面同士が摺動してロックレ
バー92は反時計方向に回動され、図29に示すロック
解除位置に移動される。フック93は、図29のX断面
矢視である図30に示すように、下ケース97に形成さ
れた開口97aに係合されてロックレバー92の移動を
規制する。以上に説明した以外の作用は第1実施例と同
様である。
に装填すると、カメラの装填蓋に植設され端面がテーパ
面94aと逆向きで同傾斜のテーパ面を持つピンが開口
95aを通してテーパ面94aを押圧し、これによりフ
ック93は弾性変形され、開口95aとの係合を解除さ
れる。そして、フック93の付勢はテーパ面により左方
への付勢に変わるのでテーパ面同士が摺動してロックレ
バー92は反時計方向に回動され、図29に示すロック
解除位置に移動される。フック93は、図29のX断面
矢視である図30に示すように、下ケース97に形成さ
れた開口97aに係合されてロックレバー92の移動を
規制する。以上に説明した以外の作用は第1実施例と同
様である。
【0058】図31は、本発明の第5実施例である写真
フイルムパトローネ100のロックレバー室101を示
すものである。この実施例は、カメラ側の機構により弾
性変形してロックレバー102の移動規制を解除するフ
ックとして、爪103を用いたものである。爪103
は、図31のX断面矢視である図32に示すように、ス
プールロック位置にあるときは下ケース104に形成さ
れた開口104aに係合されている。また、ロックレバ
ー102には穴105が形成されており、この穴105
は上ケース106に形成された長穴状の開口106aに
より外部に露呈されている。そして、蓋部材107に
は、その端部に2か所の当接部107a,107bが形
成されており、ロックレバー102の先端に形成された
凸片102aが、当接部107aと当接することにより
蓋部材107を閉じ位置に規制している。
フイルムパトローネ100のロックレバー室101を示
すものである。この実施例は、カメラ側の機構により弾
性変形してロックレバー102の移動規制を解除するフ
ックとして、爪103を用いたものである。爪103
は、図31のX断面矢視である図32に示すように、ス
プールロック位置にあるときは下ケース104に形成さ
れた開口104aに係合されている。また、ロックレバ
ー102には穴105が形成されており、この穴105
は上ケース106に形成された長穴状の開口106aに
より外部に露呈されている。そして、蓋部材107に
は、その端部に2か所の当接部107a,107bが形
成されており、ロックレバー102の先端に形成された
凸片102aが、当接部107aと当接することにより
蓋部材107を閉じ位置に規制している。
【0059】この写真フイルムパトローネ100をカメ
ラに装填すると、カメラの装填蓋に植設されているピン
が開口104aを通して爪103を押圧する。爪103
が押圧されるとロックレバー102は弾性変形されるの
で、爪103と開口104aとの係合が解除される。カ
メラ側に設けられているもう一本のピンは、開口106
aを通してロックレバー102の穴105に嵌合し、開
口106aに沿って移動する。これにより、ロックレバ
ー102は図31において時計方向に回転され、図33
に示すスプールロック解除位置に移動する。同時にロッ
クレバー102の凸片102aは、蓋部材107の当接
部107bに当接して蓋部材107を開き位置に回動す
る。爪103は、図33のX断面矢視である図34に示
すように、上ケース106に形成された開口106bに
係合してロックレバー102の移動を規制する。以上に
説明した以外の作用は第1実施例と同様である。
ラに装填すると、カメラの装填蓋に植設されているピン
が開口104aを通して爪103を押圧する。爪103
が押圧されるとロックレバー102は弾性変形されるの
で、爪103と開口104aとの係合が解除される。カ
メラ側に設けられているもう一本のピンは、開口106
aを通してロックレバー102の穴105に嵌合し、開
口106aに沿って移動する。これにより、ロックレバ
ー102は図31において時計方向に回転され、図33
に示すスプールロック解除位置に移動する。同時にロッ
クレバー102の凸片102aは、蓋部材107の当接
部107bに当接して蓋部材107を開き位置に回動す
る。爪103は、図33のX断面矢視である図34に示
すように、上ケース106に形成された開口106bに
係合してロックレバー102の移動を規制する。以上に
説明した以外の作用は第1実施例と同様である。
【0060】図35は、本発明の第6実施例である写真
フイルムパトローネ110のロックレバー室111を示
すものである。この実施例は、前述した各実施例がスプ
ールの回転によりロックレバーを回動させてスプールロ
ックと解除とを行うのに対し、蓋部材により同様の作用
を行うものである。蓋部材112には突出片113が設
けられており、突出片113には操作レバー114が形
成されている。操作レバー114の先端には隆起部11
4aが形成されており、この隆起部114aは図35の
X断面矢視である図36に示すように、スプールロック
位置では下ケース115に形成された切欠部115aに
係合している。突出片113は、ロックレバー116に
形成された突片116aに当接してロックレバー116
の移動を規制している。
フイルムパトローネ110のロックレバー室111を示
すものである。この実施例は、前述した各実施例がスプ
ールの回転によりロックレバーを回動させてスプールロ
ックと解除とを行うのに対し、蓋部材により同様の作用
を行うものである。蓋部材112には突出片113が設
けられており、突出片113には操作レバー114が形
成されている。操作レバー114の先端には隆起部11
4aが形成されており、この隆起部114aは図35の
X断面矢視である図36に示すように、スプールロック
位置では下ケース115に形成された切欠部115aに
係合している。突出片113は、ロックレバー116に
形成された突片116aに当接してロックレバー116
の移動を規制している。
【0061】この写真フイルムパトローネ110をカメ
ラに装填すると、カメラの装填蓋に植設されたピンが、
操作レバー114の隆起部114aを押圧して弾性変形
させ、下ケース115の切欠部115aとの係合を解除
する。その後、カメラ側の機構により蓋部材112は反
時計方向に回動され、突出片113をロックレバー11
6の突片116bに当接させる。そして、ロックレバー
116は時計方向に回動され、図37に示すようなスプ
ールロック解除状態となる。なお、蓋部材112がスプ
ールロック解除位置にあるときには、操作レバー114
の隆起部114aは図37のX断面矢視である図38に
示すように係止されてはいないが、蓋部材112あはカ
メラ側の機構により係止されているので、蓋部材112
がカメラ内において振動等により回動することはない。
以上に説明した以外の作用は第1実施例と同様である。
ラに装填すると、カメラの装填蓋に植設されたピンが、
操作レバー114の隆起部114aを押圧して弾性変形
させ、下ケース115の切欠部115aとの係合を解除
する。その後、カメラ側の機構により蓋部材112は反
時計方向に回動され、突出片113をロックレバー11
6の突片116bに当接させる。そして、ロックレバー
116は時計方向に回動され、図37に示すようなスプ
ールロック解除状態となる。なお、蓋部材112がスプ
ールロック解除位置にあるときには、操作レバー114
の隆起部114aは図37のX断面矢視である図38に
示すように係止されてはいないが、蓋部材112あはカ
メラ側の機構により係止されているので、蓋部材112
がカメラ内において振動等により回動することはない。
以上に説明した以外の作用は第1実施例と同様である。
【0062】図39は、本発明の第7実施例である写真
フイルムパトローネ120のロックレバー室121を示
すものである。この実施例は、前述した第6実施例と同
様に蓋部材122によりスプールのロックと解除とを行
うものである。蓋部材122には突出片123が設けら
れており、突出片123には操作レバー124が形成さ
れている。操作レバー124の先端には隆起部124a
が形成されており、この隆起部124aは図39のX断
面矢視である図40に示すように、スプールロック位置
では下ケース125に形成された切欠部125aに係合
している。突出片123は、ロックレバー126に形成
された突片126aに当接してロックレバー116の移
動を規制している。
フイルムパトローネ120のロックレバー室121を示
すものである。この実施例は、前述した第6実施例と同
様に蓋部材122によりスプールのロックと解除とを行
うものである。蓋部材122には突出片123が設けら
れており、突出片123には操作レバー124が形成さ
れている。操作レバー124の先端には隆起部124a
が形成されており、この隆起部124aは図39のX断
面矢視である図40に示すように、スプールロック位置
では下ケース125に形成された切欠部125aに係合
している。突出片123は、ロックレバー126に形成
された突片126aに当接してロックレバー116の移
動を規制している。
【0063】この写真フイルムパトローネ120をカメ
ラに装填すると、カメラの装填蓋に植設されたピンが、
操作レバー124の隆起部124aを押圧して弾性変形
させ、下ケース125の切欠部125aとの係合を解除
する。その後、カメラ側の機構により蓋部材122は反
時計方向に回動され、突出片123をロックレバー12
6の突片126bに当接させる。そして、ロックレバー
126は時計方向に回動されて図41に示すようなスプ
ールロック解除状態となる。なお、蓋部材122がスプ
ールロック解除位置にあるときには、操作レバー124
の隆起部124aは図41のX断面矢視である図42に
示すように係止されてはいないが、蓋部材122はカメ
ラ側の機構により係止されているので、蓋部材122が
カメラ内において振動等により回動することはない。以
上に説明した以外の作用は第1実施例と同様である。
ラに装填すると、カメラの装填蓋に植設されたピンが、
操作レバー124の隆起部124aを押圧して弾性変形
させ、下ケース125の切欠部125aとの係合を解除
する。その後、カメラ側の機構により蓋部材122は反
時計方向に回動され、突出片123をロックレバー12
6の突片126bに当接させる。そして、ロックレバー
126は時計方向に回動されて図41に示すようなスプ
ールロック解除状態となる。なお、蓋部材122がスプ
ールロック解除位置にあるときには、操作レバー124
の隆起部124aは図41のX断面矢視である図42に
示すように係止されてはいないが、蓋部材122はカメ
ラ側の機構により係止されているので、蓋部材122が
カメラ内において振動等により回動することはない。以
上に説明した以外の作用は第1実施例と同様である。
【0064】図43は、本発明の第8実施例である写真
フイルムパトローネ130のロックレバー室131を示
すものである。この実施例は、遮光のための可動蓋部材
を持たない写真フイルムパトローネのスプールロック機
構を示し、遮光はテレンプやスポンジによって行うもの
である。カメラ側の機構により弾性変形してロックレバ
ー132の移動規制を解除するフック132aは、下ケ
ース133の当接部133aに係合してロックレバー1
32の移動を規制し、スプール134のロックをしてい
る。
フイルムパトローネ130のロックレバー室131を示
すものである。この実施例は、遮光のための可動蓋部材
を持たない写真フイルムパトローネのスプールロック機
構を示し、遮光はテレンプやスポンジによって行うもの
である。カメラ側の機構により弾性変形してロックレバ
ー132の移動規制を解除するフック132aは、下ケ
ース133の当接部133aに係合してロックレバー1
32の移動を規制し、スプール134のロックをしてい
る。
【0065】この写真フイルムパトローネ130をカメ
ラに装填すると、スプール134はカメラの駆動軸に係
合され、写真フイルム送り出し方向に回転される。この
ときスプール134を通常の写真フイルムの送り出し時
より若干強いトルクで回転させると、ロックレバー13
2は押し退けられ、フック132aは弾性変形して当接
部133aとの係合が解除され、さらにスプール134
が回転されることによりフック132aが下ケース13
3の当接部133bに当接して図44に示すスプールロ
ック解除位置となる。この状態から再びスプールロック
位置へロックレバー132を移動させるには、カメラ側
の機構によりフック132aの下部に形成されている押
圧部132bを上に押し上げる。
ラに装填すると、スプール134はカメラの駆動軸に係
合され、写真フイルム送り出し方向に回転される。この
ときスプール134を通常の写真フイルムの送り出し時
より若干強いトルクで回転させると、ロックレバー13
2は押し退けられ、フック132aは弾性変形して当接
部133aとの係合が解除され、さらにスプール134
が回転されることによりフック132aが下ケース13
3の当接部133bに当接して図44に示すスプールロ
ック解除位置となる。この状態から再びスプールロック
位置へロックレバー132を移動させるには、カメラ側
の機構によりフック132aの下部に形成されている押
圧部132bを上に押し上げる。
【0066】図45は、写真フイルムパトローネ130
の表示部135が設けられている側面を示すものであ
る。表示部135は、前述した第1実施例と同様で「未
撮影」,「一部撮影」,「全部撮影」,「現像済み」を
「1」,「2」,「3」,「4」で示している。スプー
ル134の端部に形成された指標136は、丸印を用い
ている。
の表示部135が設けられている側面を示すものであ
る。表示部135は、前述した第1実施例と同様で「未
撮影」,「一部撮影」,「全部撮影」,「現像済み」を
「1」,「2」,「3」,「4」で示している。スプー
ル134の端部に形成された指標136は、丸印を用い
ている。
【0067】図46は、写真フイルムパトローネ130
の写真フイルム排出口137側正面を示している。この
写真フイルムパトローネ130の写真フイルム排出口1
37が形成されているポート部138は、図において右
方から左方に向かって緩やかなテーパ形状となってお
り、左方が細くなっている。これにより、写真フイルム
パトローネを底面側から装填するタイプのカメラに、こ
の写真フイルムパトローネ130を装填する際にはスム
ーズに装填することが可能となる。以上に説明した以外
の作用は第1実施例と同様である。
の写真フイルム排出口137側正面を示している。この
写真フイルムパトローネ130の写真フイルム排出口1
37が形成されているポート部138は、図において右
方から左方に向かって緩やかなテーパ形状となってお
り、左方が細くなっている。これにより、写真フイルム
パトローネを底面側から装填するタイプのカメラに、こ
の写真フイルムパトローネ130を装填する際にはスム
ーズに装填することが可能となる。以上に説明した以外
の作用は第1実施例と同様である。
【0068】図47は、本発明の第9実施例である写真
フイルムパトローネ140のロックレバー室141を示
すものである。この実施例は、前述した第8実施例と同
様に遮光のための可動蓋部材を持たない写真フイルムパ
トローネであり、さらに、カメラ等の外部機器に写真フ
イルムの使用状況を知らせるディスク板をも省略したも
のである。
フイルムパトローネ140のロックレバー室141を示
すものである。この実施例は、前述した第8実施例と同
様に遮光のための可動蓋部材を持たない写真フイルムパ
トローネであり、さらに、カメラ等の外部機器に写真フ
イルムの使用状況を知らせるディスク板をも省略したも
のである。
【0069】ロックレバー142は、スプール143の
回転をロックする爪142aとロックレバー142自身
の移動を規制するフック142bと突出片142cとか
らなる。スプールロック位置にあるときのフック142
bは、上ケース144に形成された凸部144aの当接
面144bに当接してロックレバー142の移動を規制
し、ロックレバー142の爪142aはスプール143
に固着されたギヤ143aと噛合してスプール143を
ロックしている。
回転をロックする爪142aとロックレバー142自身
の移動を規制するフック142bと突出片142cとか
らなる。スプールロック位置にあるときのフック142
bは、上ケース144に形成された凸部144aの当接
面144bに当接してロックレバー142の移動を規制
し、ロックレバー142の爪142aはスプール143
に固着されたギヤ143aと噛合してスプール143を
ロックしている。
【0070】写真フイルムパトローネ140の側面図で
ある図48に示すように、下ケース145には開口14
5aが形成されており、この開口145aからはロック
レバー142の突出片142cが露呈されている。この
開口145aは、前述の第1実施例の図14に示した開
口58aと同様の機能を持ち、カメラに装填されたとき
には開口145aにカメラ側の触知センサー146が対
面する。この触知センサー146により突出片142c
が感知されたときには、その写真フイルムパトローネが
未使用であること示すものである。
ある図48に示すように、下ケース145には開口14
5aが形成されており、この開口145aからはロック
レバー142の突出片142cが露呈されている。この
開口145aは、前述の第1実施例の図14に示した開
口58aと同様の機能を持ち、カメラに装填されたとき
には開口145aにカメラ側の触知センサー146が対
面する。この触知センサー146により突出片142c
が感知されたときには、その写真フイルムパトローネが
未使用であること示すものである。
【0071】この写真フイルムパトローネ140をカメ
ラに装填すると、スプール143はカメラの駆動軸に係
合され写真フイルム送り出し方向に回転される。このと
きスプール143を通常の写真フイルムの送り出しより
若干強いトルクで回転させると、ロックレバー142は
押し退けられ、フック142bは弾性変形して凸部14
4aを乗り越えて当接面144cと当接して図49に示
すスプールロック解除位置となり、ロックレバー142
はこの位置に固定される。ロックレバー142の移動に
より、突出片142cは開口145aから退避する。撮
影が終了し写真フイルムをパトローネ本体内に全て巻き
込むと写真フイルムパトローネ140は取り出し可能と
なる。この使用済みの写真フイルムパトローネ140を
再度カメラに装填すると、触知センサー146には突出
片142cが感知されないので、カメラは使用済みの写
真フイルムパトローネであると判断して撮影は不可能と
なり2重露光等の不具合は発生しない。
ラに装填すると、スプール143はカメラの駆動軸に係
合され写真フイルム送り出し方向に回転される。このと
きスプール143を通常の写真フイルムの送り出しより
若干強いトルクで回転させると、ロックレバー142は
押し退けられ、フック142bは弾性変形して凸部14
4aを乗り越えて当接面144cと当接して図49に示
すスプールロック解除位置となり、ロックレバー142
はこの位置に固定される。ロックレバー142の移動に
より、突出片142cは開口145aから退避する。撮
影が終了し写真フイルムをパトローネ本体内に全て巻き
込むと写真フイルムパトローネ140は取り出し可能と
なる。この使用済みの写真フイルムパトローネ140を
再度カメラに装填すると、触知センサー146には突出
片142cが感知されないので、カメラは使用済みの写
真フイルムパトローネであると判断して撮影は不可能と
なり2重露光等の不具合は発生しない。
【0072】図50は、写真フイルムパトローネ140
の写真フイルム排出口147側正面を示している。この
写真フイルムパトローネ140の写真フイルム排出口1
47が形成されているポート部148は、前述の第8実
施例と同様に図において右方から左方に向かって緩やか
なテーパ形状となっており、左方が細くなっている。こ
れにより、写真フイルムパトローネを底面側から装填す
るタイプのカメラに、この写真フイルムパトローネ14
0を装填する際にはスムーズに装填することが可能とな
る。以上に説明した以外の作用は第1実施例と同様であ
る。
の写真フイルム排出口147側正面を示している。この
写真フイルムパトローネ140の写真フイルム排出口1
47が形成されているポート部148は、前述の第8実
施例と同様に図において右方から左方に向かって緩やか
なテーパ形状となっており、左方が細くなっている。こ
れにより、写真フイルムパトローネを底面側から装填す
るタイプのカメラに、この写真フイルムパトローネ14
0を装填する際にはスムーズに装填することが可能とな
る。以上に説明した以外の作用は第1実施例と同様であ
る。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
写真フイルム排出口に設けられた遮光蓋を閉位置にロッ
クする蓋ロック手段をスプールの回転をロックするロッ
クレバーと一体に設けたことにより、機構が簡略化され
るとともにユーザーの誤操作や輸送中の振動で蓋が開く
ことがなく、完全な遮光を得ることができる。
写真フイルム排出口に設けられた遮光蓋を閉位置にロッ
クする蓋ロック手段をスプールの回転をロックするロッ
クレバーと一体に設けたことにより、機構が簡略化され
るとともにユーザーの誤操作や輸送中の振動で蓋が開く
ことがなく、完全な遮光を得ることができる。
【0074】また、遮光蓋を開位置に移動させる蓋移動
手段をスプール回転によって移動するロックレバーで行
うことにより、カメラに独立の蓋移動手段が必要なくな
り、カメラ機構の簡略化が可能になる。
手段をスプール回転によって移動するロックレバーで行
うことにより、カメラに独立の蓋移動手段が必要なくな
り、カメラ機構の簡略化が可能になる。
【0075】さらに、パトローネを構成する2個の部品
の結合部を単一平面にすることにより、部品に要求され
る寸法精度を減少させることができるので、低コストの
部品加工により優れた遮光性能を持つパトローネ本体を
提供することが可能となる。
の結合部を単一平面にすることにより、部品に要求され
る寸法精度を減少させることができるので、低コストの
部品加工により優れた遮光性能を持つパトローネ本体を
提供することが可能となる。
【0076】さらに、写真フイルムの使用状況を示す指
示部では、未使用の表示エリアを撮影済,一部撮影済,
現像済の各表示エリアに比べて狭くしたことにより、カ
メラ等の外部機器によるスプールの停止範囲が広がり安
定した使用状況表示が可能となる。
示部では、未使用の表示エリアを撮影済,一部撮影済,
現像済の各表示エリアに比べて狭くしたことにより、カ
メラ等の外部機器によるスプールの停止範囲が広がり安
定した使用状況表示が可能となる。
【0077】また、表示部を指示する指標をスプールの
回転に連動する指示板に設けるようにしたことにより、
指標が大きく視認し易くなり、ユーザーの誤認による誤
装填を防止することができる。
回転に連動する指示板に設けるようにしたことにより、
指標が大きく視認し易くなり、ユーザーの誤認による誤
装填を防止することができる。
【図1】本発明の第1実施例の写真フイルムパトローネ
の要部破断分解斜視図である。
の要部破断分解斜視図である。
【図2】第1実施例の内部構造を示す要部断面図であ
る。
る。
【図3】第1実施例の外観を示す斜視図である。
【図4】第1実施例の右側面図である。
【図5】第1実施例のスプールロック状態を示す要部断
面図である。
面図である。
【図6】第1実施例の蓋部材閉状態を示す要部断面図で
ある。
ある。
【図7】第1実施例のスプールロック動作に伴うロック
レバーの変形を示す要部断面図である。
レバーの変形を示す要部断面図である。
【図8】第1実施例のスプールロック解除状態を示す要
部断面図である。
部断面図である。
【図9】第1実施例の蓋部材開状態を示す要部断面図で
ある。
ある。
【図10】第1実施例の蓋部材とロックレバーの係合部
分を拡大して示した説明図である。
分を拡大して示した説明図である。
【図11】第1実施例の正面図である。
【図12】本発明の写真フイルムパトローネに用いられ
る写真フイルムの先端部形状を示す説明図である。
る写真フイルムの先端部形状を示す説明図である。
【図13】第1実施例の別角度から見た外観を示す斜視
図である。
図である。
【図14】第1実施例の左側面図である
【図15】表示エリアの別の例を示す右側面図である。
【図16】スプール端部に指示板を設けた写真フイルム
パトローネの要部断面図である。
パトローネの要部断面図である。
【図17】スプール端部に指示板を設けた写真フイルム
パトローネの右側面図である。
パトローネの右側面図である。
【図18】スプール端部に指示板を設けた別の例を示す
写真フイルムパトローネの要部断面図である。
写真フイルムパトローネの要部断面図である。
【図19】スプール端部に指示板を設けた別の例を示す
写真フイルムパトローネの右側面図である。
写真フイルムパトローネの右側面図である。
【図20】指示板に設けられる指標の例を示す説明図で
ある。
ある。
【図21】第2実施例のスプールロック状態を示す要部
断面図である。
断面図である。
【図22】第2実施例のスプールロック解除状態を示す
要部断面図である。
要部断面図である。
【図23】第3実施例のスプールロック状態を示す要部
断面図である。
断面図である。
【図24】第3実施例の蓋部材閉状態を示す要部断面図
である。
である。
【図25】第3実施例のスプールロック解除状態を示す
要部断面図である。
要部断面図である。
【図26】第3実施例の蓋部材開状態を示す要部断面図
である。
である。
【図27】第4実施例のスプールロック状態を示す要部
断面図である。
断面図である。
【図28】図27のX方向から見た要部断面図であり、
スプールロック状態の蓋部材とロックレバーとの係合部
分を表す。
スプールロック状態の蓋部材とロックレバーとの係合部
分を表す。
【図29】第4実施例のスプールロック解除状態を示す
要部断面図である。
要部断面図である。
【図30】図29のX方向から見た要部断面図であり、
スプールロック解除状態の蓋部材とロックレバーとの係
合部分を表す。
スプールロック解除状態の蓋部材とロックレバーとの係
合部分を表す。
【図31】第5実施例のスプールロック状態を示す要部
断面図である。
断面図である。
【図32】図31のX方向から見た要部断面図であり、
スプールロック状態の蓋部材とロックレバーとの係合部
分を表す。
スプールロック状態の蓋部材とロックレバーとの係合部
分を表す。
【図33】第5実施例のスプールロック解除状態を示す
要部断面図である。
要部断面図である。
【図34】図33のX方向から見た要部断面図であり、
スプールロック解除状態の蓋部材とロックレバーとの係
合部分を表す。
スプールロック解除状態の蓋部材とロックレバーとの係
合部分を表す。
【図35】第6実施例のスプールロック状態を示す要部
断面図である。
断面図である。
【図36】図35のX方向から見た要部断面図であり、
スプールロック状態の蓋部材とロックレバーとの係合部
分を表す。
スプールロック状態の蓋部材とロックレバーとの係合部
分を表す。
【図37】第6実施例のスプールロック解除状態を示す
要部断面図である。
要部断面図である。
【図38】図37のX方向から見た要部断面図であり、
スプールロック解除状態の蓋部材とロックレバーとの係
合部分を表す。
スプールロック解除状態の蓋部材とロックレバーとの係
合部分を表す。
【図39】第7実施例のスプールロック状態を示す要部
断面図である。
断面図である。
【図40】図39のX方向から見た要部断面図であり、
スプールロック状態の蓋部材とロックレバーとの係合部
分を表す。
スプールロック状態の蓋部材とロックレバーとの係合部
分を表す。
【図41】第7実施例のスプールロック解除状態を示す
要部断面図である。
要部断面図である。
【図42】図41のX方向から見た要部断面図であり、
スプールロック解除状態の蓋部材とロックレバーとの係
合部分を表す。
スプールロック解除状態の蓋部材とロックレバーとの係
合部分を表す。
【図43】第8実施例のスプールロック状態示す要部断
面図である
面図である
【図44】第8実施例のスプールロック解除状態示す要
部断面図である。
部断面図である。
【図45】第8実施例の右側面図である。
【図46】第8実施例の正面図である。
【図47】第9実施例のスプールロック状態を示す要部
断面図である。
断面図である。
【図48】第9実施例の右側面図である
【図49】第9実施例のスプールロック解除状態を示す
要部断面図である。
要部断面図である。
【図50】第9実施例の正面図である。
2 写真フイルムパトローネ 3,88,137,147 写真フイルム排出口 6,64,69,76,87,134,143 スプー
ル 7,85,96,107,112,122 蓋部材 8,72,82,92,102,116,126,13
2,142 ロックレバー 9 ディスク板 10 パトローネ本体 11 写真フイルム 28,62,135 表示部 29,66,136 指標 65,68 指示板
ル 7,85,96,107,112,122 蓋部材 8,72,82,92,102,116,126,13
2,142 ロックレバー 9 ディスク板 10 パトローネ本体 11 写真フイルム 28,62,135 表示部 29,66,136 指標 65,68 指示板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】
【表1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】パトローネの取扱いの誤りによって生じる
問題の中で最も損失が大きいのは、フイルム上に撮影さ
れているが未現像の状態にある画像、即ち潜像が、二重
露光によって不鮮明になったり、感光によって失われて
しまったりする場合である。その場合を表1の中に*マ
ークによって示した。この表からわかるように、正しく
は「3」(全コマ撮影済)の状態にあるパトローネは、
指示板68が誤って他のどの表示部(「1」または
「2」または「3」)を指示した場合でも、損失が大き
くなる。
問題の中で最も損失が大きいのは、フイルム上に撮影さ
れているが未現像の状態にある画像、即ち潜像が、二重
露光によって不鮮明になったり、感光によって失われて
しまったりする場合である。その場合を表1の中に*マ
ークによって示した。この表からわかるように、正しく
は「3」(全コマ撮影済)の状態にあるパトローネは、
指示板68が誤って他のどの表示部(「1」または
「2」または「3」)を指示した場合でも、損失が大き
くなる。
Claims (5)
- 【請求項1】 パトローネ本体内に回動自在に設けら
れ、写真フイルムを巻き付けたスプールを写真フイルム
送り出し方向へ回転させることにより、前記写真フイル
ムの先端をパトローネ本体に設けた写真フイルム排出口
から送り出す写真フイルムパトローネにおいて、 前記写真フイルム排出口を覆ってパトローネ本体内に向
かう光を遮断する閉位置と写真フイルム排出口から退避
して写真フイルムを送り出し可能とする開位置との間で
移動自在な蓋と、この蓋の移動を規制して蓋を閉位置に
ロックする蓋ロック位置と蓋の移動を許容する蓋解放位
置との間で弾性的に移動自在な蓋ロック手段とを備えた
ことを特徴とする写真フイルムパトローネ。 - 【請求項2】 パトローネ本体内に回動自在に設けら
れ、写真フイルムを巻き付けたスプールを写真フイルム
送り出し方向へ回転させることにより、前記写真フイル
ムの先端をパトローネ本体に設けた写真フイルム排出口
から送り出す写真フイルムパトローネにおいて、 前記写真フイルム排出口を覆ってパトローネ本体内に向
かう光を遮断する閉位置と写真フイルム排出口から退避
して写真フイルムを送り出し可能とする開位置との間で
移動自在な蓋と、前記スプールの回転により前記蓋を開
位置に移動させる蓋開け手段とを備えたことを特徴とす
る写真フイルムパトローネ。 - 【請求項3】 写真フイルムをロール状に巻き付けたス
プールを回転自在に収納するパトローネ本体を樹脂成形
による2部品で構成するとともに、これらの部品の結合
部のほとんどが単一平面内に位置することを特徴とする
写真フイルムパトローネ。 - 【請求項4】 パトローネ本体内に回動自在に設けら
れ、写真フイルムを巻き付けたスプールを写真フイルム
送り出し方向へ回転させることにより、前記写真フイル
ムの先端をパトローネ本体に設けた写真フイルム排出口
から送り出す写真フイルムパトローネにおいて、 前記スプールとパトローネ本体とのいずれか一方に指示
手段、他方に前記指示手段によって選択され、写真フイ
ルムの使用状況を表す複数の表示エリアを設けるととも
に、複数の表示エリアのうち写真フイルムの未使用を表
す表示エリアに対し、一部使用もしくは全部使用を表す
表示エリアを大きくしたことを特徴とする写真フイルム
パトローネ。 - 【請求項5】 パトローネ本体内に回転自在に設けら
れ、写真フイルムをロール状に巻回したスプールをフイ
ルム送り出し方向に回転させることによって、前記写真
フイルムをその先端部からフイルム排出口を通してパト
ローネ本体外に送り出す写真フイルムパトローネにおい
て、 前記スプールの一端にフランジ状の指示板を固着してそ
の表面に設けた指標をパトローネ本体の側面から視認可
能とし、スプールの回転停止位置に応じて前記指標によ
りパトローネ本体の側面に設けた複数の表示エリアのう
ちのいずれかを指示させて写真フイルムの使用状態の表
示を行うようにしたことを特徴とする写真フイルムパト
ローネ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9160793A JPH06130559A (ja) | 1992-09-01 | 1993-04-19 | 写真フイルムパトローネ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27649592 | 1992-09-01 | ||
| JP4-276495 | 1992-09-01 | ||
| JP9160793A JPH06130559A (ja) | 1992-09-01 | 1993-04-19 | 写真フイルムパトローネ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06130559A true JPH06130559A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=26433054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9160793A Pending JPH06130559A (ja) | 1992-09-01 | 1993-04-19 | 写真フイルムパトローネ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06130559A (ja) |
-
1993
- 1993-04-19 JP JP9160793A patent/JPH06130559A/ja active Pending
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