JPH0613809Y2 - クランクシャフトのロ−ディング装置 - Google Patents
クランクシャフトのロ−ディング装置Info
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- JPH0613809Y2 JPH0613809Y2 JP12375087U JP12375087U JPH0613809Y2 JP H0613809 Y2 JPH0613809 Y2 JP H0613809Y2 JP 12375087 U JP12375087 U JP 12375087U JP 12375087 U JP12375087 U JP 12375087U JP H0613809 Y2 JPH0613809 Y2 JP H0613809Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、クランクシャフトを搬送装置の受け台と油
孔明専用機等の工作機械のジグ部間を搬入出させるロー
ディング装置に関する。
孔明専用機等の工作機械のジグ部間を搬入出させるロー
ディング装置に関する。
(従来の技術及びその問題点) 内燃エンジンのクランクシャフトの機械加工時、例え
ば、直6型エンジンのクランクシャフトの軸部に油孔明
けを行う場合、クランクシャフトを、搬送装置により油
孔明専用機の受渡し位置に順次移動させ、ローディング
装置によりクランクシャフトを搬送装置の受け台と各油
孔明専用機のワーク取付ジグ間を搬入出させ、クランク
シャフトの各気筒間軸部の所定位置に油孔を穿設してい
る。
ば、直6型エンジンのクランクシャフトの軸部に油孔明
けを行う場合、クランクシャフトを、搬送装置により油
孔明専用機の受渡し位置に順次移動させ、ローディング
装置によりクランクシャフトを搬送装置の受け台と各油
孔明専用機のワーク取付ジグ間を搬入出させ、クランク
シャフトの各気筒間軸部の所定位置に油孔を穿設してい
る。
クランクシャフトの油孔の加工は、軸部を貫通する小径
の長孔加工をドリルによる一回の孔明け工程により行な
うことが困難であるために、油孔を軸部の一方の壁から
略中央位置まで加工した後、クランクシャフトを180
°回転させ、反対側の軸部壁から孔明け加工して油孔を
貫通させるようにしている。
の長孔加工をドリルによる一回の孔明け工程により行な
うことが困難であるために、油孔を軸部の一方の壁から
略中央位置まで加工した後、クランクシャフトを180
°回転させ、反対側の軸部壁から孔明け加工して油孔を
貫通させるようにしている。
ところで、クランクシャフトのような形状を有するワー
クをローディング装置により搬入出する場合、クランク
シャフトの軸部又はピン部の何れかを支持して搬入出す
ることが考えられる。
クをローディング装置により搬入出する場合、クランク
シャフトの軸部又はピン部の何れかを支持して搬入出す
ることが考えられる。
クランクシャフトの軸部を支持して搬入出する方法を採
用すると以下のような問題がある。
用すると以下のような問題がある。
クランクシャフトの重心は、シャフト軸の中心線上にあ
り、この重心に近い軸部を把持してクランクシャフトを
搬入出する場合には、ワーク受け渡し時のワークの姿勢
を一定に保つ装置を必要とする。
り、この重心に近い軸部を把持してクランクシャフトを
搬入出する場合には、ワーク受け渡し時のワークの姿勢
を一定に保つ装置を必要とする。
又、クランクシャフトを油孔明専用機のワーク台(テー
ブル)に固定するジグはブッシュプレート、クランパ、
ケラシ、受金、回転位置決め基準等で構成され、クラン
クシャフトの軸部を把持してワーク台に固定している。
軸部を支持して搬入出する方法を採用した場合、上述し
たジグ部品との干渉をさけることと、軸部の油孔加工に
支障がないこと等を配慮してローディング装置のローデ
ィング腕を設計する必要があるが、軸部をローディング
腕で支持した状態で油孔加工を行なうようにするとロー
ディング腕配設位置にスペース的な制限が生じ、機構的
に複雑化する虞がある。
ブル)に固定するジグはブッシュプレート、クランパ、
ケラシ、受金、回転位置決め基準等で構成され、クラン
クシャフトの軸部を把持してワーク台に固定している。
軸部を支持して搬入出する方法を採用した場合、上述し
たジグ部品との干渉をさけることと、軸部の油孔加工に
支障がないこと等を配慮してローディング装置のローデ
ィング腕を設計する必要があるが、軸部をローディング
腕で支持した状態で油孔加工を行なうようにするとロー
ディング腕配設位置にスペース的な制限が生じ、機構的
に複雑化する虞がある。
そこで、軸部の油孔加工を一度に行わずに、各軸部(位
相)毎に工程を分割し、複数の専用機により加工する
と、ワーク固定ジグとの干渉をさけるために支持部位の
配置が各油孔明専用機毎に異なるローディング装置が必
要になる。
相)毎に工程を分割し、複数の専用機により加工する
と、ワーク固定ジグとの干渉をさけるために支持部位の
配置が各油孔明専用機毎に異なるローディング装置が必
要になる。
一方、クランクシャフトのピン部を支持して搬入出する
方法を採用する場合には、固定ジグとの干渉は避けられ
るが、油孔加工時にクランクシャフトをローディング装
置のローディング腕で支持したままでは、クランクシャ
フトを反転させることが出来ない。即ち、軸部を貫通す
る小径の長孔加工は、上述した通り、ドリルによる一回
の孔明け工程により孔明けすることは困難であり、油孔
を軸部の一方の壁から略軸中央位置まで加工した後、ク
ランクシャフトを180°回転させ、反対側の軸部壁か
ら孔明け加工して油孔を貫通させるようにしており、ク
ランクシャフトの回転が必要である。ピン部の支持では
クランクシャフトを回転させることが出来ない。
方法を採用する場合には、固定ジグとの干渉は避けられ
るが、油孔加工時にクランクシャフトをローディング装
置のローディング腕で支持したままでは、クランクシャ
フトを反転させることが出来ない。即ち、軸部を貫通す
る小径の長孔加工は、上述した通り、ドリルによる一回
の孔明け工程により孔明けすることは困難であり、油孔
を軸部の一方の壁から略軸中央位置まで加工した後、ク
ランクシャフトを180°回転させ、反対側の軸部壁か
ら孔明け加工して油孔を貫通させるようにしており、ク
ランクシャフトの回転が必要である。ピン部の支持では
クランクシャフトを回転させることが出来ない。
本考案は斯かる問題点を解決するためになされたもの
で、固定ジグとの干渉がなく、搬送装置の受け台と工作
機械のジグ部間のワークの搬入出が容易で、しかも、一
本のクランクシャフトの各軸部の加工を各軸部毎に工程
を分割し、複数の工作機械による加工を行なうような場
合であっても、同一の設計によるローディング装置を各
工作機械に夫々設けることが出来、更に各工作機械のワ
ーク台上でワークを回転させることが出来るように図っ
たクランクシャフトのローディング装置を提供すること
を目的とする。
で、固定ジグとの干渉がなく、搬送装置の受け台と工作
機械のジグ部間のワークの搬入出が容易で、しかも、一
本のクランクシャフトの各軸部の加工を各軸部毎に工程
を分割し、複数の工作機械による加工を行なうような場
合であっても、同一の設計によるローディング装置を各
工作機械に夫々設けることが出来、更に各工作機械のワ
ーク台上でワークを回転させることが出来るように図っ
たクランクシャフトのローディング装置を提供すること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成するために本考案に依れば、直6型エ
ンジン用のクランクシャフトを搬送装置の受け台と工作
機械のジグ部間を搬入出させるローディング装置におい
て、先端部が、前記受け台位置に対応する位置と前記ジ
グ部位置に対応する位置間を所定の軌跡を描いて移動す
るローディング腕と、該ローディング腕の先端部に常時
水平姿勢を保持可能に取り付けられ、前記クランクシャ
フトの同位相ピン部を2箇所支持する支持台とを備え、
前記ローディング腕は、ローディング時には、前記受け
台とジグ部間の中間位置に設定された待機位置から前記
所定の軌跡を辿り、前記受け台位置で前記ピン部を前記
支持台で支持して前記クランクシャフトを持ち上げ、前
記ジグ部でクランクシャフトを積み卸した後、前記待機
位置に戻って待機し、アンローディング時には、前記待
機位置から前記所定の軌跡の逆を辿り、前記ジグ部で前
記ピン部を前記支持台で支持して前記クランクシャフト
を持ち上げ、前記受け台位置でクランクシャフトを積み
卸した後、前記待機位置に戻ることを特徴とするクラン
クシャフトのローディング装置が提供される。
ンジン用のクランクシャフトを搬送装置の受け台と工作
機械のジグ部間を搬入出させるローディング装置におい
て、先端部が、前記受け台位置に対応する位置と前記ジ
グ部位置に対応する位置間を所定の軌跡を描いて移動す
るローディング腕と、該ローディング腕の先端部に常時
水平姿勢を保持可能に取り付けられ、前記クランクシャ
フトの同位相ピン部を2箇所支持する支持台とを備え、
前記ローディング腕は、ローディング時には、前記受け
台とジグ部間の中間位置に設定された待機位置から前記
所定の軌跡を辿り、前記受け台位置で前記ピン部を前記
支持台で支持して前記クランクシャフトを持ち上げ、前
記ジグ部でクランクシャフトを積み卸した後、前記待機
位置に戻って待機し、アンローディング時には、前記待
機位置から前記所定の軌跡の逆を辿り、前記ジグ部で前
記ピン部を前記支持台で支持して前記クランクシャフト
を持ち上げ、前記受け台位置でクランクシャフトを積み
卸した後、前記待機位置に戻ることを特徴とするクラン
クシャフトのローディング装置が提供される。
(作用) 直6型エンジン用クランクシャフトは120°の位相ず
れでピン部が周方向に配列されており、クランクシャフ
トの2つの同位相のピン部を支持するとクランクシャフ
トの重心が支持部位より下方に位置し、しかも左右の同
位相のピン部の中心を通るのでバランスよくクランクシ
ャフトを持ち上げることが出来、2つの同位相のピン部
の支持は、工作機械のジグ部や搬送装置の受け台に受け
渡したときのクランクシャフトの姿勢を一定に安定させ
る。
れでピン部が周方向に配列されており、クランクシャフ
トの2つの同位相のピン部を支持するとクランクシャフ
トの重心が支持部位より下方に位置し、しかも左右の同
位相のピン部の中心を通るのでバランスよくクランクシ
ャフトを持ち上げることが出来、2つの同位相のピン部
の支持は、工作機械のジグ部や搬送装置の受け台に受け
渡したときのクランクシャフトの姿勢を一定に安定させ
る。
又、ピン部を支持するとクランクシャフトの何れの位置
の軸部をジグでワーク台(テーブル)に固定したとして
もローディング腕がこれらのジグと干渉せず、従って、
ピン部の支持は、複数の工作機械により一本のクランク
シャフトの一連の加工を行なうような場合であっても、
各工作機械に対して同一の設計によるローディング装置
を適用することを可能にする。
の軸部をジグでワーク台(テーブル)に固定したとして
もローディング腕がこれらのジグと干渉せず、従って、
ピン部の支持は、複数の工作機械により一本のクランク
シャフトの一連の加工を行なうような場合であっても、
各工作機械に対して同一の設計によるローディング装置
を適用することを可能にする。
更に、クランクシャフトの加工時及び搬送装置によるク
ランクシャフトの搬送時にローディング腕を前記受け台
とジグ部間の中間位置で待機させると加工部及び搬送部
との干渉が回避され、ワーク台上においてクランクシャ
フトを軸回りに回転させる必要が生じたときにも支障な
くこれを回転させることができる。
ランクシャフトの搬送時にローディング腕を前記受け台
とジグ部間の中間位置で待機させると加工部及び搬送部
との干渉が回避され、ワーク台上においてクランクシャ
フトを軸回りに回転させる必要が生じたときにも支障な
くこれを回転させることができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
る。
先ず、本考案に係るクランクシャフトのローディング装
置を図面(第1図乃至第4図)を参照して説明すると、
このローディング装置1は直6型内燃エンジンのクラン
クシャフト3を搬送装置7の受台70と、油孔を穿設する
専用ボール盤5のテーブル53,54上に設置されたジグ6
間を、クランクシャフト3の中央同位相ピン部(#3及
び#4ピン部)3aを支持して搬入出するもので、ローデ
ィング装置1は基台10、移動台30、ローディング腕
30、油圧シリンダ40等で構成され、基台10は、専用
ボール盤5のベッド51に載置固定されている。そして、
基台10は正面視略U字状をなし、前記ベッド51に固
定される矩形の床板10aの両側縁に沿って側板10
b,10bが対向立設されている。側板10b,10b
は対称形状をなし、これらの前部(後述する搬送装置7
側を前部と称する。以下同様)には夫々段部を有し、こ
の各段部の上面間に横板10cが架け渡されている。横
板10cの中央部にはブラケット10dが垂下してお
り、このブラケット10dに係止ピン41により油圧シ
リンダ40の基端部40aが回動自在に軸支されてい
る。
置を図面(第1図乃至第4図)を参照して説明すると、
このローディング装置1は直6型内燃エンジンのクラン
クシャフト3を搬送装置7の受台70と、油孔を穿設する
専用ボール盤5のテーブル53,54上に設置されたジグ6
間を、クランクシャフト3の中央同位相ピン部(#3及
び#4ピン部)3aを支持して搬入出するもので、ローデ
ィング装置1は基台10、移動台30、ローディング腕
30、油圧シリンダ40等で構成され、基台10は、専用
ボール盤5のベッド51に載置固定されている。そして、
基台10は正面視略U字状をなし、前記ベッド51に固
定される矩形の床板10aの両側縁に沿って側板10
b,10bが対向立設されている。側板10b,10b
は対称形状をなし、これらの前部(後述する搬送装置7
側を前部と称する。以下同様)には夫々段部を有し、こ
の各段部の上面間に横板10cが架け渡されている。横
板10cの中央部にはブラケット10dが垂下してお
り、このブラケット10dに係止ピン41により油圧シ
リンダ40の基端部40aが回動自在に軸支されてい
る。
移動台20はシリンダブロック20aを備えており、シ
リンダブロック20aの側壁下部4隅には、第1図及び
第2図から明らかなように、搬送装置7側の前端に2つ
の係止片20g,20gが、専用ボール盤5側の後端に
2つの係止片20h,20hがそれぞれ垂下固設されて
いる。尚、第1図には、第2図の正面図を見て左側の係
止片20g,20hが、第2図には、移動台20の前端
の2つの係止片20g,20gがそれぞれ表わされてい
る。これらの係止片の内、移動台20の前端の各係止片
20gはアーム12を介して基台10の各側板10bに
回動自在にそれぞれ係止されている。即ち、係止片20
gはピン13によりアーム12の一端部に、アーム12
の他端部はピン14により側板10bに夫々回動自在に
係止されている。そして、移動台後端の各係止片20h
はアーム板16を介して基台10の各側板10bに回動
自在にそれぞれ係止されている。即ち、アーム板16は略
三角形状をなし、その三隅に後述するピン17〜19が
回動自在に嵌合され、ピン17は係止片20hとアーム
板16を、ピン18はアーム板16と側板10bを夫々回
動自在に係止している。ピン17とピン18間の距離
は、アーム12のピン13とピン14のピン間距離と同
じに設定されている。ピン19はアーム板16と油圧シ
リンダ40のピストンロッド40bの先端部に固着されて
いるプレート40cとを回動自在に接続している。
リンダブロック20aの側壁下部4隅には、第1図及び
第2図から明らかなように、搬送装置7側の前端に2つ
の係止片20g,20gが、専用ボール盤5側の後端に
2つの係止片20h,20hがそれぞれ垂下固設されて
いる。尚、第1図には、第2図の正面図を見て左側の係
止片20g,20hが、第2図には、移動台20の前端
の2つの係止片20g,20gがそれぞれ表わされてい
る。これらの係止片の内、移動台20の前端の各係止片
20gはアーム12を介して基台10の各側板10bに
回動自在にそれぞれ係止されている。即ち、係止片20
gはピン13によりアーム12の一端部に、アーム12
の他端部はピン14により側板10bに夫々回動自在に
係止されている。そして、移動台後端の各係止片20h
はアーム板16を介して基台10の各側板10bに回動
自在にそれぞれ係止されている。即ち、アーム板16は略
三角形状をなし、その三隅に後述するピン17〜19が
回動自在に嵌合され、ピン17は係止片20hとアーム
板16を、ピン18はアーム板16と側板10bを夫々回
動自在に係止している。ピン17とピン18間の距離
は、アーム12のピン13とピン14のピン間距離と同
じに設定されている。ピン19はアーム板16と油圧シ
リンダ40のピストンロッド40bの先端部に固着されて
いるプレート40cとを回動自在に接続している。
前記シリンダブロック20aの基部に、前後方向(搬送
装置7の搬送方向に直角に交わる方向)にシリンダボア
20bが穿設されており、シリンダボア20bにはピス
トン20cが摺動自在に嵌装されている。ピストン20
cの両端面は、シリンダボア20bとピストン20cで
区画される油圧室20d及び20eに夫々臨んでいる。
ピストン20cの上部外壁には、長手方向に沿ってラッ
ク20jが刻設されており、このラック20jにはピニ
オンギア21が噛合している。
装置7の搬送方向に直角に交わる方向)にシリンダボア
20bが穿設されており、シリンダボア20bにはピス
トン20cが摺動自在に嵌装されている。ピストン20
cの両端面は、シリンダボア20bとピストン20cで
区画される油圧室20d及び20eに夫々臨んでいる。
ピストン20cの上部外壁には、長手方向に沿ってラッ
ク20jが刻設されており、このラック20jにはピニ
オンギア21が噛合している。
ピニオンギア21はシリンダブロック20a上部の内部
に形成されたギア室20fに収容され、ピニオンギア2
1と一体回動する回動軸21aにより回動自在にシリン
ダブロック20aに軸支されている。回動軸21aはシ
リンダブロック20aの左右側壁から外方に突出してい
る。そして、前記ローディング腕30は夫々左右一対の
第1の腕31,31と第2の腕32,32とで構成さ
れ、第1の腕31,31の基端は前記回動軸21の各突
出端に一体回動可能に固着されている。
に形成されたギア室20fに収容され、ピニオンギア2
1と一体回動する回動軸21aにより回動自在にシリン
ダブロック20aに軸支されている。回動軸21aはシ
リンダブロック20aの左右側壁から外方に突出してい
る。そして、前記ローディング腕30は夫々左右一対の
第1の腕31,31と第2の腕32,32とで構成さ
れ、第1の腕31,31の基端は前記回動軸21の各突
出端に一体回動可能に固着されている。
前述の第2の腕32,32は、第1の腕31,31に平
行し、これより前方、即ち、後述する搬送装置7側に配
設されており、その基端はシリンダブロック20aの側壁
前部、且つ、ピストン20cの直ぐ上方にピンにより回動
自在に係止されている。第1及び第2の腕31,32の
各先端部は、常に水平に姿勢を保つ支持台35に回動自
在に軸支されている。支持台35の上面壁にはクランク
シャフト3のピン部3aを支持する略U字状の溝35a
が形成されている。
行し、これより前方、即ち、後述する搬送装置7側に配
設されており、その基端はシリンダブロック20aの側壁
前部、且つ、ピストン20cの直ぐ上方にピンにより回動
自在に係止されている。第1及び第2の腕31,32の
各先端部は、常に水平に姿勢を保つ支持台35に回動自
在に軸支されている。支持台35の上面壁にはクランク
シャフト3のピン部3aを支持する略U字状の溝35a
が形成されている。
搬送装置7は、クランクシャフト3の気筒間の各軸部3
bの油孔を夫々穿孔する、第3図ないし第4図に示すよ
うな複数の専用ボール盤5間をクランクシャフト3を順
次搬送するもので、これらの専用機の列に並行して設置
されている。搬送装置7は、クランクシャフト3の軸部
3bを長手方向に適宜な2箇所支持する受け台70と、
この受け台70を各専用機間を案内する案内ロール71,
72、受け台70を駆動する駆動装置73等から構成さ
れ、案内ロール71,72及び駆動装置73は前述した
専用機の列に並行して立設される取付壁75に取付けら
れる。そして、受け台70の基体70aはクランクシャ
フト3と略同じ長さの板状をなし、上下に配列された多
数の前記案内ロール71,72に挟持されて専用機間を案内
される。
bの油孔を夫々穿孔する、第3図ないし第4図に示すよ
うな複数の専用ボール盤5間をクランクシャフト3を順
次搬送するもので、これらの専用機の列に並行して設置
されている。搬送装置7は、クランクシャフト3の軸部
3bを長手方向に適宜な2箇所支持する受け台70と、
この受け台70を各専用機間を案内する案内ロール71,
72、受け台70を駆動する駆動装置73等から構成さ
れ、案内ロール71,72及び駆動装置73は前述した
専用機の列に並行して立設される取付壁75に取付けら
れる。そして、受け台70の基体70aはクランクシャ
フト3と略同じ長さの板状をなし、上下に配列された多
数の前記案内ロール71,72に挟持されて専用機間を案内
される。
基体70aの専用機側の側壁に腕70bが横方向水平に
所定の間隔を存して2個突設され、該腕70bの先端側
上壁面に前記支持台35のU字状溝35aと類似の溝7
0cが形成され、該溝70cにクランクシャフト3の軸部
3bが支持される。基体70aの専用機と反対側の側壁に
はラック70dが取り付けられている。駆動装置73のモー
タ73aは取付壁75の、専用機と反対側の壁面に取り付
けられ、その駆動軸73bは取付壁75を貫通して専用
機側に突出している。そして、この駆動軸73bの突出
端にピニヨンギア73cがスプライン結合され、前述の
ラック70dはこのピニヨンギア73cに噛合してい
る。ラック70dとピニヨンギア73cの噛み合いによ
り、モータ73aの駆動軸73bの回転運動が並進運動に
変換され、これにより、受け台70は専用機間を搬送さ
れていく。
所定の間隔を存して2個突設され、該腕70bの先端側
上壁面に前記支持台35のU字状溝35aと類似の溝7
0cが形成され、該溝70cにクランクシャフト3の軸部
3bが支持される。基体70aの専用機と反対側の側壁に
はラック70dが取り付けられている。駆動装置73のモー
タ73aは取付壁75の、専用機と反対側の壁面に取り付
けられ、その駆動軸73bは取付壁75を貫通して専用
機側に突出している。そして、この駆動軸73bの突出
端にピニヨンギア73cがスプライン結合され、前述の
ラック70dはこのピニヨンギア73cに噛合してい
る。ラック70dとピニヨンギア73cの噛み合いによ
り、モータ73aの駆動軸73bの回転運動が並進運動に
変換され、これにより、受け台70は専用機間を搬送さ
れていく。
次に、ローディング装置1が取り付けられるボール盤5
を、主として第3図及び第4図を参照して説明する。
を、主として第3図及び第4図を参照して説明する。
先ず、専用ボール盤5は、例えば、クランクシャフト3
の#2及び#5軸部3b(第4図参照)の油孔明け加工
と、#2及び#5ピン部3a(第4図参照)の面取り加
工を同時に行うものである。尚、クランクシャフト3
は、第4図において右から順に#〜#7の軸部3bと、
#1〜#6のピン部2aを備えている。
の#2及び#5軸部3b(第4図参照)の油孔明け加工
と、#2及び#5ピン部3a(第4図参照)の面取り加
工を同時に行うものである。尚、クランクシャフト3
は、第4図において右から順に#〜#7の軸部3bと、
#1〜#6のピン部2aを備えている。
専用ボール盤5のベッド51上には、左右のテーブル5
3,54が所定の間隔を存して載置固定され、テーブル
53,54間の中央位置に前記ローディング装置1が載
置固定されている。テーブル53,54上には、これら
のテーブル53,54を跨いでクランクシャフト3を載
置固定するジグ6が固定されてる。
3,54が所定の間隔を存して載置固定され、テーブル
53,54間の中央位置に前記ローディング装置1が載
置固定されている。テーブル53,54上には、これら
のテーブル53,54を跨いでクランクシャフト3を載
置固定するジグ6が固定されてる。
ジグ6は、各テーブル53,54に載置固定され、#3
及び#6の軸部3bを把持するクランパ61a,62
a、#7の軸部3bを下方から支持するワーク受け台6
5、各テーブル53,54に載置固定され、#2及び#
5軸部の油孔明け加工部を前方からドリル側に向かって
クランクシャフト3を押圧するケラシ63,64(第3
図にはケラシ63,クランパ61aが表されている)、
第4図において、クランクシャフト3の左端面を押圧す
るプッシャ67、及びクランクシャフト回動装置66等
から構成され、クランパ61aは、第3図に示されるよ
うに、鉤型に屈曲する把持指を有し、油圧シリンダ61
cにより上下方向に移動してクランクシャフト3の#3
軸部3bを基準台61dと基準壁61bに押圧固定す
る。基準台61dは、前後方向水平に移動することによ
り上下二段に切り換えられる水平基準面を有し、基準壁
61bは、上下方向に垂直に立設固定され、後方基準位
置(クランクシャフト3のドリル側基準位置)を割り出
す。クランパ62aもクランパ61aと同じ構成により
クランクシャフト3の#6軸部3bを押圧固定する。
及び#6の軸部3bを把持するクランパ61a,62
a、#7の軸部3bを下方から支持するワーク受け台6
5、各テーブル53,54に載置固定され、#2及び#
5軸部の油孔明け加工部を前方からドリル側に向かって
クランクシャフト3を押圧するケラシ63,64(第3
図にはケラシ63,クランパ61aが表されている)、
第4図において、クランクシャフト3の左端面を押圧す
るプッシャ67、及びクランクシャフト回動装置66等
から構成され、クランパ61aは、第3図に示されるよ
うに、鉤型に屈曲する把持指を有し、油圧シリンダ61
cにより上下方向に移動してクランクシャフト3の#3
軸部3bを基準台61dと基準壁61bに押圧固定す
る。基準台61dは、前後方向水平に移動することによ
り上下二段に切り換えられる水平基準面を有し、基準壁
61bは、上下方向に垂直に立設固定され、後方基準位
置(クランクシャフト3のドリル側基準位置)を割り出
す。クランパ62aもクランパ61aと同じ構成により
クランクシャフト3の#6軸部3bを押圧固定する。
ワーク受け台65はクランクシャフト3の軸方向の基準
位置を割り出すもので、プッシャ67はクランクシャフ
ト3をワーク受け台65側に押圧するものである。即
ち、プッシャ67のエアシリンダ67aを伸長させてク
ランクシャフト3を受け台65側に押圧し、クランクシ
ャフト3の軸部に設けた鍔部を受け台65の側壁に当接
させて、軸方向の基準位置を割り出す。
位置を割り出すもので、プッシャ67はクランクシャフ
ト3をワーク受け台65側に押圧するものである。即
ち、プッシャ67のエアシリンダ67aを伸長させてク
ランクシャフト3を受け台65側に押圧し、クランクシ
ャフト3の軸部に設けた鍔部を受け台65の側壁に当接
させて、軸方向の基準位置を割り出す。
クランクシャフト回動装置66はシフトフォーク66a
を軸方向に伸長させてクランクアームに係合させた後、
回転してクランクシャフト3をジグ6上で所定角度だけ
回転させるもので、クランクシャフト3の回転に際して
は、前記クランパ61a,62a、及びプッシャ67の押圧力
は一時的に弱められる。
を軸方向に伸長させてクランクアームに係合させた後、
回転してクランクシャフト3をジグ6上で所定角度だけ
回転させるもので、クランクシャフト3の回転に際して
は、前記クランパ61a,62a、及びプッシャ67の押圧力
は一時的に弱められる。
テーブル53,54の各後方のベース51上にテーブル
55が載置固定され、このテーブル55上に2軸スライ
ドヘッド56が前後方向にスライド自在に取り付けられ
ている。スライドヘッド56はドライブユニット56aに
より駆動されてテーブル55を移動すると共に、油孔穿
孔用のドリル57及び面取り用のエンドミル58が取り
付けられる。
55が載置固定され、このテーブル55上に2軸スライ
ドヘッド56が前後方向にスライド自在に取り付けられ
ている。スライドヘッド56はドライブユニット56aに
より駆動されてテーブル55を移動すると共に、油孔穿
孔用のドリル57及び面取り用のエンドミル58が取り
付けられる。
次に、作用を説明する。
ローディング装置1は、図示しない作動油供給装置から
油圧室20d及び20eの何れか一方に選択的に作動油
を供給することにより、ピストン20cが前後方向に移
動し、これに伴い、ピストン20cのラック20jに噛
合するピニオンギア21が時計回り方向ないしは反時計
回り方向に回動して第1及び第2のアーム31,32を
揺動させる。
油圧室20d及び20eの何れか一方に選択的に作動油
を供給することにより、ピストン20cが前後方向に移
動し、これに伴い、ピストン20cのラック20jに噛
合するピニオンギア21が時計回り方向ないしは反時計
回り方向に回動して第1及び第2のアーム31,32を
揺動させる。
一方、油圧シリンダ40のロッド40bが伸縮するとア
ーム12及びアーム板16は夫々ピン14及び18を回動
中心にして回動し、移動台20が水平姿勢を保ったまま
第1図において左斜め上方向ないしは右斜め下方向に移
動し、これらのピストン20c及び油圧シリンダ40の
動きに応じて支持台35が第1図に太破線で示す軌跡
(A→B→C→D→E→A)を辿って、又は逆の軌跡を
辿って移動する。即ち、軌跡C−D間、軌跡E−B間は
ピストン20cの移動により、軌跡B−C間、軌跡D−
E間は油圧シリンダ40のアーム12の伸縮により移動
台20を移動させることができる。尚、第1図に示す太
破線は第1の腕31の先端部の回動軸中心の軌跡を示
す。
ーム12及びアーム板16は夫々ピン14及び18を回動
中心にして回動し、移動台20が水平姿勢を保ったまま
第1図において左斜め上方向ないしは右斜め下方向に移
動し、これらのピストン20c及び油圧シリンダ40の
動きに応じて支持台35が第1図に太破線で示す軌跡
(A→B→C→D→E→A)を辿って、又は逆の軌跡を
辿って移動する。即ち、軌跡C−D間、軌跡E−B間は
ピストン20cの移動により、軌跡B−C間、軌跡D−
E間は油圧シリンダ40のアーム12の伸縮により移動
台20を移動させることができる。尚、第1図に示す太
破線は第1の腕31の先端部の回動軸中心の軌跡を示
す。
先ず、油圧シリンダ40のロッド40bを伸長させると
共にピストン20cを中間所定位置に移動させ、支持台
35を所定待機位置(第1図のA位置)に待機させてお
く。待機位置Aは搬送装置7の受け台70と専用ボール
盤5側のジグ6間の中間位置にあり、この位置は搬送装
置7が作動して、受け台70が移動してもローディング
装置1の支持台35やローディング腕30と干渉しない
位置である。又、固定ジグ6のクランパ61a,61
a、ケラシ63,64、プッシャ67等は開放状態にあ
り、ローディング装置1によるクランクシャフト3のジ
グ6への搭載を待機している。
共にピストン20cを中間所定位置に移動させ、支持台
35を所定待機位置(第1図のA位置)に待機させてお
く。待機位置Aは搬送装置7の受け台70と専用ボール
盤5側のジグ6間の中間位置にあり、この位置は搬送装
置7が作動して、受け台70が移動してもローディング
装置1の支持台35やローディング腕30と干渉しない
位置である。又、固定ジグ6のクランパ61a,61
a、ケラシ63,64、プッシャ67等は開放状態にあ
り、ローディング装置1によるクランクシャフト3のジ
グ6への搭載を待機している。
この状態で、搬送装置7の駆動装置73を作動させ、そ
の受け台70上にクランクシャフト3を支持しながら搬
送させて専用ボール盤5の前方所定位置に停止させる。
次いで、前記作動油供給装置から油圧室20eに作動油
を供給してピストン20cを極限位置まで右動させ、支
持台35を第1図に示すB位置まで移動させる。そし
て、油圧シリンダ40のロッド40bを第1図に実線で
示される位置まで縮退させるとアーム12及びアーム板
16がピン14及び18を回動中心にして時計回りに回
動し、移動台20は左斜め上方のC位置に移動する。こ
のとき、支持台35はクランクシャフト3の中央同位相
の2つのピン部3aの下方に潜り込んでこれを僅かに持
ち上げた状態にある。直6型エンジンのクランクシャフ
ト3のピン部3aは周方向に120°毎に配設され、中
央部の#3及び#4のピン部3aは同位相に形成されて
いるので、この中央同位相の#3及び#4のピン部3a
を支持すると、重心は常に軸部3bの中心を通り、支持
するピン部3aより下方に位置することからワークロー
ディング時のバランスが極めて良い。
の受け台70上にクランクシャフト3を支持しながら搬
送させて専用ボール盤5の前方所定位置に停止させる。
次いで、前記作動油供給装置から油圧室20eに作動油
を供給してピストン20cを極限位置まで右動させ、支
持台35を第1図に示すB位置まで移動させる。そし
て、油圧シリンダ40のロッド40bを第1図に実線で
示される位置まで縮退させるとアーム12及びアーム板
16がピン14及び18を回動中心にして時計回りに回
動し、移動台20は左斜め上方のC位置に移動する。こ
のとき、支持台35はクランクシャフト3の中央同位相
の2つのピン部3aの下方に潜り込んでこれを僅かに持
ち上げた状態にある。直6型エンジンのクランクシャフ
ト3のピン部3aは周方向に120°毎に配設され、中
央部の#3及び#4のピン部3aは同位相に形成されて
いるので、この中央同位相の#3及び#4のピン部3a
を支持すると、重心は常に軸部3bの中心を通り、支持
するピン部3aより下方に位置することからワークロー
ディング時のバランスが極めて良い。
次に、作動油供給装置により油圧室20dに作動油を供
給してピストン20cを左極限位置まで移動させるとロ
ーディング腕30が揺動して、支持台35に支持された
クランクシャフト3はジグ6の上方、僅かに浮き上がっ
た所定位置Dに搬入され、この状態から油圧シリンダ4
0のロッド40bを伸長させると(第1図に仮想線でロ
ッド40bが伸長した状態を示す)、アーム12及びア
ーム板16がそれぞれピン14及び18を回動中心にし
て反時計回り方向に回動し、支持台35が位置Dから位
置Eに移動し始めた直後にクランクシャフト3がジグ6
に受け止められて支持台35からジグ6上の所定位置に
積み替えられる。そして、再び、油圧室20eに作動油
を供給してピストン20cを右極限位置と左極限位置と
の中間所定位置に戻し、クランクシャフト3を積み卸し
た支持台35を所定位置Eから前述の所定待機位置Aに
移動させて待機させる。
給してピストン20cを左極限位置まで移動させるとロ
ーディング腕30が揺動して、支持台35に支持された
クランクシャフト3はジグ6の上方、僅かに浮き上がっ
た所定位置Dに搬入され、この状態から油圧シリンダ4
0のロッド40bを伸長させると(第1図に仮想線でロ
ッド40bが伸長した状態を示す)、アーム12及びア
ーム板16がそれぞれピン14及び18を回動中心にし
て反時計回り方向に回動し、支持台35が位置Dから位
置Eに移動し始めた直後にクランクシャフト3がジグ6
に受け止められて支持台35からジグ6上の所定位置に
積み替えられる。そして、再び、油圧室20eに作動油
を供給してピストン20cを右極限位置と左極限位置と
の中間所定位置に戻し、クランクシャフト3を積み卸し
た支持台35を所定位置Eから前述の所定待機位置Aに
移動させて待機させる。
支持台35が待機位置Aに移動すると、ジグ6のエアシ
リンダ67aが伸長してプッシャ67がクランクシャフ
ト3を軸方向に押圧して前記鍔部をワーク受け台65の
側壁に押しつけて軸方向の基準位置を割り出すと共に、
クランクシャフト回動装置66のシフトフォーク66aが
伸長して#1クランクアームに係合し、クランクシャフ
ト3を回転させて軸回りの基準位置を割り出す。次に、
油圧シリンダ61cが作動してクランパ61a,62a
が下方に移動し、基準台61dと基準壁61bにクランクシャ
フト3の#3及び#6の軸部3bを押圧固定した後、ケ
ラシ63,64が伸長して#2及び#5軸部3bの側壁
を押圧し、ドリル57による油孔明け加工に備える。
リンダ67aが伸長してプッシャ67がクランクシャフ
ト3を軸方向に押圧して前記鍔部をワーク受け台65の
側壁に押しつけて軸方向の基準位置を割り出すと共に、
クランクシャフト回動装置66のシフトフォーク66aが
伸長して#1クランクアームに係合し、クランクシャフ
ト3を回転させて軸回りの基準位置を割り出す。次に、
油圧シリンダ61cが作動してクランパ61a,62a
が下方に移動し、基準台61dと基準壁61bにクランクシャ
フト3の#3及び#6の軸部3bを押圧固定した後、ケ
ラシ63,64が伸長して#2及び#5軸部3bの側壁
を押圧し、ドリル57による油孔明け加工に備える。
固定ジグ6によるクランクシャフト3の固定が完了する
とドライブユニット56aが作動してスライドヘッド5
6が前進すると共に、ドリル57及びエンドミル58に
よる孔明け加工、及び面取り加工が開始される。ドリル
57による油孔明け加工は、軸部3bの中心から所定距
離lだけ下方に僅かに偏心する位置を貫通するように行
われ、これには、先ず、軸部3bの一方の側壁から水平
にドリル57が送られ、軸部3bの略中心位置深さまで
孔明けが行われる。この略中心位置深さまでの孔明けが
終わると、スライドヘッド56を一旦後退させ、ドリル
57を穿設した油孔から引き抜いた後、ケラシ63,6
4、クランパ61a,62a、及びプッシャ67のエアシ
リンダ67aを一旦僅かに弛緩させ、シフトフォーク66aに
よりクランクシャフト3を軸回りに所定角度(180°)
だけ回転させる。このとき、基準台61dを前進させて
前記下段の基準面に軸部3bを載置させ、クランクシャ
フト3を上下方向に所定距離2lだけ下げ、ドリル57
の進行方向が軸部3bの中心から所定距離lだけ上方位
置を貫通する位置を割り出した後、前述と同様にプッシ
ャ67、クランパ61a,62a、およびケラシ63,
64によりクランクシャフト3を固定する。なお、上述
のクランクシャフト3をクランクシャフト回動装置66
により回動させるとき、ローディング装置1の支持台3
5が待機位置Aで待機している。クランクシャフトのピ
ン部をローディング装置のローディング腕が支持したま
までは、クランクシャフトを回動させることができない
が、本装置では、支持台35が待機位置Aで待機してい
るので、ローディング装置1はこの回動に干渉すること
がない。
とドライブユニット56aが作動してスライドヘッド5
6が前進すると共に、ドリル57及びエンドミル58に
よる孔明け加工、及び面取り加工が開始される。ドリル
57による油孔明け加工は、軸部3bの中心から所定距
離lだけ下方に僅かに偏心する位置を貫通するように行
われ、これには、先ず、軸部3bの一方の側壁から水平
にドリル57が送られ、軸部3bの略中心位置深さまで
孔明けが行われる。この略中心位置深さまでの孔明けが
終わると、スライドヘッド56を一旦後退させ、ドリル
57を穿設した油孔から引き抜いた後、ケラシ63,6
4、クランパ61a,62a、及びプッシャ67のエアシ
リンダ67aを一旦僅かに弛緩させ、シフトフォーク66aに
よりクランクシャフト3を軸回りに所定角度(180°)
だけ回転させる。このとき、基準台61dを前進させて
前記下段の基準面に軸部3bを載置させ、クランクシャ
フト3を上下方向に所定距離2lだけ下げ、ドリル57
の進行方向が軸部3bの中心から所定距離lだけ上方位
置を貫通する位置を割り出した後、前述と同様にプッシ
ャ67、クランパ61a,62a、およびケラシ63,
64によりクランクシャフト3を固定する。なお、上述
のクランクシャフト3をクランクシャフト回動装置66
により回動させるとき、ローディング装置1の支持台3
5が待機位置Aで待機している。クランクシャフトのピ
ン部をローディング装置のローディング腕が支持したま
までは、クランクシャフトを回動させることができない
が、本装置では、支持台35が待機位置Aで待機してい
るので、ローディング装置1はこの回動に干渉すること
がない。
固定ジグ6によりクランクシャフト3を再度固定した
後、ドライブユニット56aを作動させスライドヘッド
56を前進させてドリル57及びエンドミル58による
孔明け加工、及び面取り加工を再開させる。ドリル57
は反対側の軸部壁から油孔を掘り進み、この油孔を軸部
3bの略中心位置で先に穿設した油孔と貫通させる。斯
くして、中心から所定距離lだけ偏心した位置を貫通す
る油孔が穿設される。
後、ドライブユニット56aを作動させスライドヘッド
56を前進させてドリル57及びエンドミル58による
孔明け加工、及び面取り加工を再開させる。ドリル57
は反対側の軸部壁から油孔を掘り進み、この油孔を軸部
3bの略中心位置で先に穿設した油孔と貫通させる。斯
くして、中心から所定距離lだけ偏心した位置を貫通す
る油孔が穿設される。
専用ボール盤5による油孔明け加工及び面取り加工が終
了すると、スライドヘッド56が所定待機位置に後退す
ると同時にローディング装置1の支持台35が、クラン
クシャフト3をジグ6に搬入するときとは逆の軌跡を描
いて、即ち、前述した所定待機位置Aから所定位置Eを
介して所定位置Dに移動する。尚、このワークアンロー
ディング時の油圧シリンダ40及びピストン20cの作動
は前述の説明から容易に推考することが出来るので詳細
な説明は省略する。支持台35が所定位置Dに到達する
までにはジグ6のケラシ63,64、クランパ61a,62
a、及びプッシャ67のエアシリンダ67aが開放され
ており、クランクシャフト3は再び支持台35に支持さ
れてジグ6から持ち上げられ、第1図の太破線に示す軌
跡を辿って所定位置Cに移動してボール盤5から搬送装
置7の受け台70に搬出される。クランクシャフト3が
搬送装置7の受け台70に受け渡されると、ローディン
グ装置1の支持台35は更に所定位置Bを介して初めの
待機位置Aに戻る。
了すると、スライドヘッド56が所定待機位置に後退す
ると同時にローディング装置1の支持台35が、クラン
クシャフト3をジグ6に搬入するときとは逆の軌跡を描
いて、即ち、前述した所定待機位置Aから所定位置Eを
介して所定位置Dに移動する。尚、このワークアンロー
ディング時の油圧シリンダ40及びピストン20cの作動
は前述の説明から容易に推考することが出来るので詳細
な説明は省略する。支持台35が所定位置Dに到達する
までにはジグ6のケラシ63,64、クランパ61a,62
a、及びプッシャ67のエアシリンダ67aが開放され
ており、クランクシャフト3は再び支持台35に支持さ
れてジグ6から持ち上げられ、第1図の太破線に示す軌
跡を辿って所定位置Cに移動してボール盤5から搬送装
置7の受け台70に搬出される。クランクシャフト3が
搬送装置7の受け台70に受け渡されると、ローディン
グ装置1の支持台35は更に所定位置Bを介して初めの
待機位置Aに戻る。
次いで、搬送装置7は、#2及び#5の軸部3bの油孔明
け加工等を終えたクランクシャフト3を載置した受け台
70を次の工程の専用機に向けて移動させると共に、新
たなクランクシャフトを搭載した受け台を専用ボール盤
5の前方所定位置に移動させ、上述したと同様の作動が
繰り返し行われる。
け加工等を終えたクランクシャフト3を載置した受け台
70を次の工程の専用機に向けて移動させると共に、新
たなクランクシャフトを搭載した受け台を専用ボール盤
5の前方所定位置に移動させ、上述したと同様の作動が
繰り返し行われる。
尚、上述の実施例では工作機械としてクランクシャフト
3の軸部3bの油孔明け加工、及びピン部3aの面取り
加工を専用に行うボール盤5を例に説明したが、本考案
のクランクシャフトのローディング装置が好適に適用さ
れる工作機械はこれに限定されないことは勿論のことで
ある。
3の軸部3bの油孔明け加工、及びピン部3aの面取り
加工を専用に行うボール盤5を例に説明したが、本考案
のクランクシャフトのローディング装置が好適に適用さ
れる工作機械はこれに限定されないことは勿論のことで
ある。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案のクランクシャフトのローデ
ィング装置に依れば、先端部が、搬送装置の受け台位置
に対応する位置と工作機械のジグ部位置に対応する位置
間を所定の軌跡を描いて移動するローディング腕と、該
ローディング腕の先端部に常時水平姿勢を保持可能に取
り付けられ、クランクシャフトの同位相ピン部を2箇所
支持する支持台とを備え、ローディング腕は、ローディ
ング時には、前記受け台とジグ部間の中間位置に設定さ
れた待機位置から前記所定の軌跡を辿り、前記受け台位
置でピン部を前記支持台で支持してクランクシャフトを
持ち上げ、前記ジグ部でクランクシャフトを積み卸した
後、前記待機位置に戻って待機し、アンローディング時
には、前記待機位置から前記所定の軌跡の逆を辿り、ジ
グ部でピン部を支持台で支持して前記クランクシャフト
を持ち上げ、前記受け台位置でクランクシャフトを積み
卸した後、前記待機位置に戻るように構成したので、ワ
ークのローディング中のバランスが良く、ワークの搬入
出が容易になる。又、ピン部を支持するのでクランクシ
ャフト固定用のジグと干渉せず、更に、クランクシャフ
トの加工時及び搬送時に加工部及び搬送部との干渉を確
実に回避することができ、工作機械間をワークを搬送し
て多数の加工工程を順次実行させる、所謂トランスファ
マシン化が支障なく行うことが出来、しかも、斯かるト
ランスファマシン化に際してクランクシャフトの各軸部
を加工する各専用機へクランクシャフトを搬入出させる
ローディング装置としてジグと干渉しないピン部を支持
する方法を採用するのでクランクシャフトの同一箇所
(ピン部)を支持するローディング装置の適用が可能に
なり、同一の設計によるローディング装置を製作してこ
れを各専用機に適用できるという種々の効果を奏する。
ィング装置に依れば、先端部が、搬送装置の受け台位置
に対応する位置と工作機械のジグ部位置に対応する位置
間を所定の軌跡を描いて移動するローディング腕と、該
ローディング腕の先端部に常時水平姿勢を保持可能に取
り付けられ、クランクシャフトの同位相ピン部を2箇所
支持する支持台とを備え、ローディング腕は、ローディ
ング時には、前記受け台とジグ部間の中間位置に設定さ
れた待機位置から前記所定の軌跡を辿り、前記受け台位
置でピン部を前記支持台で支持してクランクシャフトを
持ち上げ、前記ジグ部でクランクシャフトを積み卸した
後、前記待機位置に戻って待機し、アンローディング時
には、前記待機位置から前記所定の軌跡の逆を辿り、ジ
グ部でピン部を支持台で支持して前記クランクシャフト
を持ち上げ、前記受け台位置でクランクシャフトを積み
卸した後、前記待機位置に戻るように構成したので、ワ
ークのローディング中のバランスが良く、ワークの搬入
出が容易になる。又、ピン部を支持するのでクランクシ
ャフト固定用のジグと干渉せず、更に、クランクシャフ
トの加工時及び搬送時に加工部及び搬送部との干渉を確
実に回避することができ、工作機械間をワークを搬送し
て多数の加工工程を順次実行させる、所謂トランスファ
マシン化が支障なく行うことが出来、しかも、斯かるト
ランスファマシン化に際してクランクシャフトの各軸部
を加工する各専用機へクランクシャフトを搬入出させる
ローディング装置としてジグと干渉しないピン部を支持
する方法を採用するのでクランクシャフトの同一箇所
(ピン部)を支持するローディング装置の適用が可能に
なり、同一の設計によるローディング装置を製作してこ
れを各専用機に適用できるという種々の効果を奏する。
第1図は、本考案に係るクランクシャフトのローディン
グ装置の一実施例を示し、同装置の一部断面側面図、第
2図は同装置の正面図、第3図は同装置を適用した専用
ボール盤の側面図、第4図は、同ボール盤の正面図であ
る。 1…ローディング装置、3…クランクシャフト、3a…
ピン部、3b…軸部、5…専用ボール盤、6…ジグ、7
…搬送装置、10…基台、20…移動台、30…ローデ
ィング腕、35…支持台、70…受け台。
グ装置の一実施例を示し、同装置の一部断面側面図、第
2図は同装置の正面図、第3図は同装置を適用した専用
ボール盤の側面図、第4図は、同ボール盤の正面図であ
る。 1…ローディング装置、3…クランクシャフト、3a…
ピン部、3b…軸部、5…専用ボール盤、6…ジグ、7
…搬送装置、10…基台、20…移動台、30…ローデ
ィング腕、35…支持台、70…受け台。
Claims (1)
- 【請求項1】直6型エンジン用のクランクシャフトを搬
送装置の受け台と工作機械のジグ部間を搬入出させるロ
ーディング装置において、先端部が、前記受け台位置に
対応する位置と前記ジグ部位置に対応する位置間を所定
の軌跡を描いて移動するローディング腕と、該ローディ
ング腕の先端部に常時水平姿勢を保持可能に取り付けら
れ、前記クランクシャフトの同位相ピン部を2箇所支持
する支持台とを備え、前記ローディング腕は、ローディ
ング時には、前記受け台とジグ部間の中間位置に設定さ
れた待機位置から前記所定の軌跡を辿り、前記受け台位
置で前記ピン部を前記支持台で支持して前記クランクシ
ャフトを持ち上げ、前記ジグ部でクランクシャフトを積
み卸した後、前記待機位置に戻って待機し、アンローデ
ィング時には、前記待機位置から前記所定の軌跡の逆を
辿り、前記ジグ部で前記ピン部を前記支持台で支持して
前記クランクシャフトを持ち上げ、前記受け台位置でク
ランクシャフトを積み卸した後、前記待機位置に戻るこ
とを特徴とするクランクシャフトのローディング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12375087U JPH0613809Y2 (ja) | 1987-08-14 | 1987-08-14 | クランクシャフトのロ−ディング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12375087U JPH0613809Y2 (ja) | 1987-08-14 | 1987-08-14 | クランクシャフトのロ−ディング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6430140U JPS6430140U (ja) | 1989-02-23 |
| JPH0613809Y2 true JPH0613809Y2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=31372890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12375087U Expired - Lifetime JPH0613809Y2 (ja) | 1987-08-14 | 1987-08-14 | クランクシャフトのロ−ディング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0613809Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-08-14 JP JP12375087U patent/JPH0613809Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6430140U (ja) | 1989-02-23 |
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