JPH0618066B2 - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPH0618066B2 JPH0618066B2 JP60259526A JP25952685A JPH0618066B2 JP H0618066 B2 JPH0618066 B2 JP H0618066B2 JP 60259526 A JP60259526 A JP 60259526A JP 25952685 A JP25952685 A JP 25952685A JP H0618066 B2 JPH0618066 B2 JP H0618066B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- oleate
- group
- fatty acid
- stearate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Lubricants (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 イ.産業上の利用分野 本発明は磁気テープ、磁気シート等の磁気記録媒体に関
するものである。
するものである。
ロ.従来技術 近年、磁気記録媒体、特に短波長記録を要求されるビデ
オ用磁気記録媒体においては、今まで以上に微粒子化、
高磁力化された磁性粉が使用される傾向が強くなってい
る。ところが磁性粉は、微粒子化や高磁力化するほど、
個々の粒子の凝集力が強まり、その結果、短波長記録の
高い再生出力や良好なS/N比を得るために必要な分散
性や表面平滑性が十分に満足されなくなる。また、かか
る記録媒体は、記録再生時に激しく磁気ヘッドに摺接す
るため、繰返し使用によって磁性塗膜が摩耗し、塗膜中
に含有される磁性粉が脱落しやすく磁気ヘッドの目詰り
といった好ましくない結果を生ぜしめる。
オ用磁気記録媒体においては、今まで以上に微粒子化、
高磁力化された磁性粉が使用される傾向が強くなってい
る。ところが磁性粉は、微粒子化や高磁力化するほど、
個々の粒子の凝集力が強まり、その結果、短波長記録の
高い再生出力や良好なS/N比を得るために必要な分散
性や表面平滑性が十分に満足されなくなる。また、かか
る記録媒体は、記録再生時に激しく磁気ヘッドに摺接す
るため、繰返し使用によって磁性塗膜が摩耗し、塗膜中
に含有される磁性粉が脱落しやすく磁気ヘッドの目詰り
といった好ましくない結果を生ぜしめる。
このため、磁性粉の粒度分布を調整して磁性粉の結合剤
中での分散性を向上させたり、界面活性剤を分散剤とし
て使用したり、または結合剤中の親水性基、例えば水酸
基、ホスホ基、スルホ基、或いはカルボキシ基等の導入
によって変性し、特性の改善を行う方法が提案されてい
る。
中での分散性を向上させたり、界面活性剤を分散剤とし
て使用したり、または結合剤中の親水性基、例えば水酸
基、ホスホ基、スルホ基、或いはカルボキシ基等の導入
によって変性し、特性の改善を行う方法が提案されてい
る。
例えばポリエステル樹脂にスルホン酸金属塩残基を導入
することによって、特開昭56-74824号、同56-74827号等
には表面平滑性(グロス)及び支持体に対する接着性の
向上、特開昭56-13519号、同56-74826号、同56-74828
号、同56-74829号等には分散性、界面張力に係わる充填
性の改善についての開示があり、該スルホン酸金属塩基
導入ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ニトロセル
ロース、塩化ビニル−酢酸ビニル樹脂等の組合せによる
バインダー組成の提案が数多くなされている。
することによって、特開昭56-74824号、同56-74827号等
には表面平滑性(グロス)及び支持体に対する接着性の
向上、特開昭56-13519号、同56-74826号、同56-74828
号、同56-74829号等には分散性、界面張力に係わる充填
性の改善についての開示があり、該スルホン酸金属塩基
導入ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ニトロセル
ロース、塩化ビニル−酢酸ビニル樹脂等の組合せによる
バインダー組成の提案が数多くなされている。
更に、塩化ビニル系樹脂は機械的強度が大きいことか
ら、塩化ビニル−醋酸ビニル共重合体、塩化ビニル−塩
化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−アリクロニトリル
共重合体或いは塩化ビニル−醋酸ビニル−ビニルアルコ
ール−無水マレイン酸共重合体等が賞用される。
ら、塩化ビニル−醋酸ビニル共重合体、塩化ビニル−塩
化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−アリクロニトリル
共重合体或いは塩化ビニル−醋酸ビニル−ビニルアルコ
ール−無水マレイン酸共重合体等が賞用される。
前記塩化ビニル系樹脂のスルホン酸金属塩残基による変
性については特開昭57-44227号に開示されており、まず
OH基を含有する塩化ビニル系樹脂と、例えば1分子中
に塩素原子とスルホン酸金属塩残基を含有する化合物と
の間で脱塩酸反応を行わしめ、スルホン酸金属塩残基の
導入された変性塩化ビニル系樹脂を得るものである。
性については特開昭57-44227号に開示されており、まず
OH基を含有する塩化ビニル系樹脂と、例えば1分子中
に塩素原子とスルホン酸金属塩残基を含有する化合物と
の間で脱塩酸反応を行わしめ、スルホン酸金属塩残基の
導入された変性塩化ビニル系樹脂を得るものである。
また、フリーのスルホ基(−SO3H)を含有する塩化
ビニル系共重合体については特開昭58-108032号に開示
する所がある。
ビニル系共重合体については特開昭58-108032号に開示
する所がある。
しかし、このようなフリーのスルホ基を有する重合性モ
ノマーから得られた塩化ビニル系共重合体は、磁性塗料
に混合した場合に塗料粘度を上昇させるため、工程上の
支障をきたし、かつ媒体の走行性にも悪影響を及ぼす。
ノマーから得られた塩化ビニル系共重合体は、磁性塗料
に混合した場合に塗料粘度を上昇させるため、工程上の
支障をきたし、かつ媒体の走行性にも悪影響を及ぼす。
ハ.発明の目的 本発明の目的は、磁性粉の分散性に優れると共に、耐久
性も良好であり、磁性層の潤滑性が良好であって静止画
像耐久性に優れ、走行安定性、S/Nに優れた磁気記録
媒体を提供することにある。
性も良好であり、磁性層の潤滑性が良好であって静止画
像耐久性に優れ、走行安定性、S/Nに優れた磁気記録
媒体を提供することにある。
ニ.発明の構成及びその作用効果 即ち、本発明は、磁性粉と結合剤とを含有する磁性層を
有する磁気記録媒体において、前記結合剤にはスルホ基
及び/又はリン酸基をアルカリ金属塩の形で含有する塩
化ビニル系共重合体とウレタン樹脂とが少なくとも用い
られ、前記磁性層には下記A群より選ばれる少なくとも
一種の脂肪酸及び下記B群より選ばれる少なくとも一種
の脂肪酸エステルが含有され、前記脂肪酸の含有量(重
量)が前記脂肪酸エステルの含有量(重量)より多いこ
とを特徴とする磁気記録媒体に係るものである。
有する磁気記録媒体において、前記結合剤にはスルホ基
及び/又はリン酸基をアルカリ金属塩の形で含有する塩
化ビニル系共重合体とウレタン樹脂とが少なくとも用い
られ、前記磁性層には下記A群より選ばれる少なくとも
一種の脂肪酸及び下記B群より選ばれる少なくとも一種
の脂肪酸エステルが含有され、前記脂肪酸の含有量(重
量)が前記脂肪酸エステルの含有量(重量)より多いこ
とを特徴とする磁気記録媒体に係るものである。
A群 カプロン酸 カプリル酸 カプリン酸 ラウリン酸 ミリスチン酸 パルミチン酸 ステアリン酸 イソステアリン酸 リノレン酸 リノール酸 オレイン酸 エライジン酸 ベヘン酸 マロン酸 コハク酸 マレイン酸 グルタル酸 アジピン酸 ピメリン酸 アゼライン酸 セバシン酸 オクタンジカルボン酸 1,12−ドデカンジカルボン酸 B群 オレイルオレート イソセチルステアレート ジオレイルマレエート ブチルステアレート ブチルパルミテート ブチルミリステート オクチルミリステート オクチルパルミテート アミルステアレート アミルパルミテート イソブチルオレエート ステアリルステアレート ラウリルオレート オクチルオレート イソブチルオレート メチルオレート イソトリデシルオレート 2−エチルヘキシルステアレート メチルステアレート 2−エチルヘキシルパルミテート イソプロピルパルミテート イソプロピルミリステート メチルラウレート セチル−2−エチルヘキサレート ジオレイルアジペート ジエチルアジペート ジイソブチルアジペート ジイソデシルアジペート 本発明によれば、上記結合剤は、スルホ基及び/又はホ
スホ基をアルカリ金属塩の形で含有しているので、磁性
粉の分散性が向上し、磁性層の表面平滑性が良好とな
る。しかも、磁性層中には脂肪酸と脂肪酸エステルとを
併用し、かつ前者の含有量を後者よりも多くしているの
で、これら両者の各特長を発揮させながら、単独使用の
場合に生じる欠陥を相殺して潤滑効果を向上させ、静止
画像耐久性、走行安定性、S/N比等を高めることがで
きる。この場合、脂肪酸の添加量は、磁性粉100重量部
に対して0.2〜3重量部がよく、0.5〜2.5重量部が更に
よい。この範囲を外れて脂肪酸が少なくなると磁性粉の
分散性が低下し、媒体の走行性も低下し易く、また多く
なると脂肪酸がしみ出したり、出力低下が生じ易くな
る。また、脂肪酸エステルの添加量は、磁性粉100重量
部に対して0.1〜2重量部がよく、0.2〜1.5重量部が更
によい。この範囲を外れてエステルが少なくなると走行
性改善の効果が乏しく、また多くなるとエステルがしみ
出したり、出力低下が生じ易くなる。
スホ基をアルカリ金属塩の形で含有しているので、磁性
粉の分散性が向上し、磁性層の表面平滑性が良好とな
る。しかも、磁性層中には脂肪酸と脂肪酸エステルとを
併用し、かつ前者の含有量を後者よりも多くしているの
で、これら両者の各特長を発揮させながら、単独使用の
場合に生じる欠陥を相殺して潤滑効果を向上させ、静止
画像耐久性、走行安定性、S/N比等を高めることがで
きる。この場合、脂肪酸の添加量は、磁性粉100重量部
に対して0.2〜3重量部がよく、0.5〜2.5重量部が更に
よい。この範囲を外れて脂肪酸が少なくなると磁性粉の
分散性が低下し、媒体の走行性も低下し易く、また多く
なると脂肪酸がしみ出したり、出力低下が生じ易くな
る。また、脂肪酸エステルの添加量は、磁性粉100重量
部に対して0.1〜2重量部がよく、0.2〜1.5重量部が更
によい。この範囲を外れてエステルが少なくなると走行
性改善の効果が乏しく、また多くなるとエステルがしみ
出したり、出力低下が生じ易くなる。
本発明に係る結合剤、特に塩化ビニル系共重合体は、塩
化ビニルモノマー、スルホン酸もしくはリン酸のアルカ
リ塩を含有した共重合性モノマー及び必要に応じ他の共
重合性モノマーを共重合することによって得ることがで
きる。この共重合体はビニル合成によるものであるので
合成が容易であり且つ共重合成分を種々選ぶことがで
き、共重合体の特性を最適に調整することができる。
化ビニルモノマー、スルホン酸もしくはリン酸のアルカ
リ塩を含有した共重合性モノマー及び必要に応じ他の共
重合性モノマーを共重合することによって得ることがで
きる。この共重合体はビニル合成によるものであるので
合成が容易であり且つ共重合成分を種々選ぶことがで
き、共重合体の特性を最適に調整することができる。
スルホン酸もしくはリン酸の塩の金属はアルカリ金属
(特にナトリウム、カリウム、リチウム)であり、特に
カリウムが溶解性、反応性、収率等の点で好ましい。
(特にナトリウム、カリウム、リチウム)であり、特に
カリウムが溶解性、反応性、収率等の点で好ましい。
スルホン酸塩を含有する上記の共重合性モノマーとして
は、 CH2=CHSO3M、 CH2=CHCH2SO3M、 CH2=C(CH3)CH2SO3M、 CH2=CHCH2OCOCH(CH2COOR)SO
3M、 CH2=CHCH2OCH2CH(OH)CH2SO3M、 CH2=C(CH3)COOC2H4SO3M、 CH2=CHCOOC4H8SO3M CH2=CHCONHC(CH3)2CH2SO3M が挙げられる。
は、 CH2=CHSO3M、 CH2=CHCH2SO3M、 CH2=C(CH3)CH2SO3M、 CH2=CHCH2OCOCH(CH2COOR)SO
3M、 CH2=CHCH2OCH2CH(OH)CH2SO3M、 CH2=C(CH3)COOC2H4SO3M、 CH2=CHCOOC4H8SO3M CH2=CHCONHC(CH3)2CH2SO3M が挙げられる。
またリン酸塩としては、 CH2=CHCH2OCH2CH(OH)CH2−O−PO
3MY1、 CH2=CHCONHC(CH3)2CH2−O−PO3M
Y2、 CH2=CHCH2O(CH2CH2O)mPO2MX2 上記に於てMはアルカリ金属、Rは炭素原子数1〜20個
のアルキル基、Y1はH、M又はCH2=CHCH2OC
H2CH(OH)CH2−、Y2 はH、M又はCH2=CHCONHC(CH3)2CH
2−、X1は OHまたはOM、X2はCH2=CHCH2O(CH2CH
2O)、OHまたはOMである。またnは1〜100、m
は1〜100の整数である。
3MY1、 CH2=CHCONHC(CH3)2CH2−O−PO3M
Y2、 CH2=CHCH2O(CH2CH2O)mPO2MX2 上記に於てMはアルカリ金属、Rは炭素原子数1〜20個
のアルキル基、Y1はH、M又はCH2=CHCH2OC
H2CH(OH)CH2−、Y2 はH、M又はCH2=CHCONHC(CH3)2CH
2−、X1は OHまたはOM、X2はCH2=CHCH2O(CH2CH
2O)、OHまたはOMである。またnは1〜100、m
は1〜100の整数である。
また必要に応じ共重合させる共重合性モノマーとして
は、公知の重合性モノマーがあり、例えば種々のビニル
エステル、塩化ビニリデン、アクリロニトリル、メタク
リロニトリル、スチレン、アクリル酸、メタクリル酸、
種々のアクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、エ
チレン、プロピレン、イソブテン、ブタジエン、イソプ
レン、ビニルエーテル、アリールエーテル、アリールエ
ステル、アクリルアミド、メタアクリルアミド、マレイ
ン酸、マレイン酸エステル等が例示される。
は、公知の重合性モノマーがあり、例えば種々のビニル
エステル、塩化ビニリデン、アクリロニトリル、メタク
リロニトリル、スチレン、アクリル酸、メタクリル酸、
種々のアクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、エ
チレン、プロピレン、イソブテン、ブタジエン、イソプ
レン、ビニルエーテル、アリールエーテル、アリールエ
ステル、アクリルアミド、メタアクリルアミド、マレイ
ン酸、マレイン酸エステル等が例示される。
本発明による上記結合剤は乳化重合、溶液重合、懸濁重
合、塊状重合等の重合法により重合される。いずれの方
法に於ても必要に応じて分子量調節剤、重合開始剤、モ
ノマーの分割添加あるいは連続添加など公知の技術が応
用できる。
合、塊状重合等の重合法により重合される。いずれの方
法に於ても必要に応じて分子量調節剤、重合開始剤、モ
ノマーの分割添加あるいは連続添加など公知の技術が応
用できる。
本発明において用いられる上記結合剤中の前記酸性基の
塩含有モノマー量は0.01〜30モル%であるのが好まし
い。該塩含有モノマー量が多すぎると、溶剤への溶解性
が悪くまたゲル化が起こりやすい。また塩含有モノマー
量が少なすぎると所望の特性が得られなくなる。
塩含有モノマー量は0.01〜30モル%であるのが好まし
い。該塩含有モノマー量が多すぎると、溶剤への溶解性
が悪くまたゲル化が起こりやすい。また塩含有モノマー
量が少なすぎると所望の特性が得られなくなる。
前記結合剤としての特に塩化ビニル系共重合体は、磁気
媒体の耐久性を向上するウレタン樹脂と併用されるのが
よい。
媒体の耐久性を向上するウレタン樹脂と併用されるのが
よい。
ウレタン樹脂はポリオールとポリイソシアネートとの反
応によって合成できる。使用可能なポリオールとして
は、フタル酸、アジピン酸、二量化リノレイン酸、マレ
イン酸などの有機二塩基酸と、エチレングリコール、ジ
エチレングリコールなどのグリコール類もしくはトリメ
チロールプロパン、ヘキサントリオール、グリセリン、
トリメチロールエタン、ペンタエリスリトールなどの多
価アルコール類の中から選ばれた任意の二種以上のポリ
オールとの反応によって合成されたポリエステルポリオ
ール、又はs−カプロラクタム、a−メチル−1−カプ
ロラクタム、s−メチル−s−カプロラクタム、γ−ブ
チロラクタムなどのラクタム類から合成されるラクトン
系ポリエステルポリオール、又はエチレンオキサイド、
プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイドなどから合
成されるポリエーテルポリオールなどが挙げられる。
応によって合成できる。使用可能なポリオールとして
は、フタル酸、アジピン酸、二量化リノレイン酸、マレ
イン酸などの有機二塩基酸と、エチレングリコール、ジ
エチレングリコールなどのグリコール類もしくはトリメ
チロールプロパン、ヘキサントリオール、グリセリン、
トリメチロールエタン、ペンタエリスリトールなどの多
価アルコール類の中から選ばれた任意の二種以上のポリ
オールとの反応によって合成されたポリエステルポリオ
ール、又はs−カプロラクタム、a−メチル−1−カプ
ロラクタム、s−メチル−s−カプロラクタム、γ−ブ
チロラクタムなどのラクタム類から合成されるラクトン
系ポリエステルポリオール、又はエチレンオキサイド、
プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイドなどから合
成されるポリエーテルポリオールなどが挙げられる。
これらのポリオールは、トリレンジイソシアネート、ヘ
キサメチレンジイソシアネート、メチレンジイソシアネ
ート、メタキシリレンジイソシアネートなどのイソシア
ネート化合物と反応せしめ、これによってウレタン化し
たポリエステルポリウレタン、ポリエーテルポリウレタ
ンや、ホスゲンやジフェニルカーボネートでカーボネー
ト化したポリカーボネートポリウレタンが合成される。
キサメチレンジイソシアネート、メチレンジイソシアネ
ート、メタキシリレンジイソシアネートなどのイソシア
ネート化合物と反応せしめ、これによってウレタン化し
たポリエステルポリウレタン、ポリエーテルポリウレタ
ンや、ホスゲンやジフェニルカーボネートでカーボネー
ト化したポリカーボネートポリウレタンが合成される。
これらのウレタン樹脂は、遊離イソシアネート基及び/
又はヒドロキシル基を含有するウレタン樹脂またはウレ
タンプレポリマーの形でも、あるいはこれらの反応性末
端基を含有しないもの(例えばウレタンエラストマーの
形)であっても良い。
又はヒドロキシル基を含有するウレタン樹脂またはウレ
タンプレポリマーの形でも、あるいはこれらの反応性末
端基を含有しないもの(例えばウレタンエラストマーの
形)であっても良い。
ポリウレタン、ウレタンプレポリマー、ウレタンエラス
トマーの製造方法、硬化架橋方法などについては、周知
であるから、その詳細な説明は省略する。
トマーの製造方法、硬化架橋方法などについては、周知
であるから、その詳細な説明は省略する。
更に従来知られている各種樹脂を併用してもよい。併用
される熱可塑性樹脂としては、軟化温度が150℃以下、
平均分子量が約10000〜200000、重合度が200〜2000程度
のもので、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩
化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−アク
リロニトリル共重合体、アクリル酸エステル−アクリロ
ニトリル共重合体、アクリル酸エステル−塩化ビニリデ
ン共重合体、アクリル酸エステル−スチレン共重合体、
メタクリル酸エステル−アクリロニトリル共重合体、メ
タクリル酸エステル塩化ビニリデン共重合体、メタクリ
ル酸エステル−スチレン共重合体、ポリフッ化ビニル、
塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体、ブタジエ
ン−アクリロニトリル共重合体、ポリアミド樹脂、ポリ
ビニルブチラール、セルロース誘導体(セルロースアセ
テートブチレート、セルロースダイアセテート、セルロ
ーストリアセテート、セルロースプロピオネート、ニト
ロセルロース等)、スチレンブタジエン共重合体、ポリ
エステル樹脂、クロロビニルエーテルアクリル酸エステ
ル共重合体、アミノ樹脂、各種の合成ゴム系の熱可塑性
樹脂及びこれらの混合物等が使用される。
される熱可塑性樹脂としては、軟化温度が150℃以下、
平均分子量が約10000〜200000、重合度が200〜2000程度
のもので、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩
化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−アク
リロニトリル共重合体、アクリル酸エステル−アクリロ
ニトリル共重合体、アクリル酸エステル−塩化ビニリデ
ン共重合体、アクリル酸エステル−スチレン共重合体、
メタクリル酸エステル−アクリロニトリル共重合体、メ
タクリル酸エステル塩化ビニリデン共重合体、メタクリ
ル酸エステル−スチレン共重合体、ポリフッ化ビニル、
塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体、ブタジエ
ン−アクリロニトリル共重合体、ポリアミド樹脂、ポリ
ビニルブチラール、セルロース誘導体(セルロースアセ
テートブチレート、セルロースダイアセテート、セルロ
ーストリアセテート、セルロースプロピオネート、ニト
ロセルロース等)、スチレンブタジエン共重合体、ポリ
エステル樹脂、クロロビニルエーテルアクリル酸エステ
ル共重合体、アミノ樹脂、各種の合成ゴム系の熱可塑性
樹脂及びこれらの混合物等が使用される。
また、熱硬化性樹脂又は反応型樹脂としては塗布液の状
態では約200,000以下の分子量であり、縮合、付加等の
反応により分子量は無限大のものとなる。更に、これら
の樹脂のなかで、樹脂が熱分解するまでの間に軟化又は
溶融しないものが好ましい。具体的には例えばフェノー
ル樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、アル
キッド樹脂、シリコン樹脂、アクリル系反応樹脂、高分
子量ポリエステル樹脂とイソシアネートプレポリマーの
混合物、メタクリル酸塩共重合体とジイソシアネートプ
レポリマーの混合物、ポリエステルポリオールとポリイ
ソシアネートの混合物、尿素ホルムアルデヒド樹脂、低
分子量グリコール/高分子量ジオール/トリフェニルメ
タントリイソシアネートの混合物、ポリアミン樹脂及び
これらの混合物等が例示される。
態では約200,000以下の分子量であり、縮合、付加等の
反応により分子量は無限大のものとなる。更に、これら
の樹脂のなかで、樹脂が熱分解するまでの間に軟化又は
溶融しないものが好ましい。具体的には例えばフェノー
ル樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、アル
キッド樹脂、シリコン樹脂、アクリル系反応樹脂、高分
子量ポリエステル樹脂とイソシアネートプレポリマーの
混合物、メタクリル酸塩共重合体とジイソシアネートプ
レポリマーの混合物、ポリエステルポリオールとポリイ
ソシアネートの混合物、尿素ホルムアルデヒド樹脂、低
分子量グリコール/高分子量ジオール/トリフェニルメ
タントリイソシアネートの混合物、ポリアミン樹脂及び
これらの混合物等が例示される。
前記した樹脂は−SO3M−、−OSO3M、−COO
M、−PO(OM′)2(但しMは水素又はアルカリ金
属、M′は水素、アルカリ金属又は炭化水素残基)等の
親水性極性基を含有した樹脂であってもよい。
M、−PO(OM′)2(但しMは水素又はアルカリ金
属、M′は水素、アルカリ金属又は炭化水素残基)等の
親水性極性基を含有した樹脂であってもよい。
本発明に使用可能な塩化ビニル系共重合体とウレタン樹
脂との配合比としては、本発明に係る塩化ビニル系共重
合体が90〜10重量部、より好ましくは80〜20重量部であ
るのが望ましい。上記配合比が90重量部を越えると塗膜
がもろくなりすぎ塗膜の耐久性が著しく劣化し、また支
持体との接着性も悪くなる。また上記配合比が10重量部
未満であると、磁性粉の粉落ちがおこり易くなる。
脂との配合比としては、本発明に係る塩化ビニル系共重
合体が90〜10重量部、より好ましくは80〜20重量部であ
るのが望ましい。上記配合比が90重量部を越えると塗膜
がもろくなりすぎ塗膜の耐久性が著しく劣化し、また支
持体との接着性も悪くなる。また上記配合比が10重量部
未満であると、磁性粉の粉落ちがおこり易くなる。
更に本発明に係る結合剤を含有する磁性塗料には更にポ
リイソシアネート系硬化剤を添加することにより、耐久
性を向上することができる。このようなポリイソシアネ
ート系硬化剤としては、例えば、トリレンジイソシアネ
ート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサンジ
イソシアネート等の2官能イソシアネート、コロネート
L(日本ポリウレタン工業(株)製)、デスモジュール
L(バイエル社製)等の3官能イソシアネート、または
両末端にイソシアネート基を含有するウレタンプレポリ
マーなどの従来から硬化剤として使用されているもの
や、また硬化剤として使用可能であるポリイソシアネー
トであればいずれも使用できる。また、そのポリイソシ
アネート系硬化剤の量は全結合剤量の5〜80重量部用い
る。
リイソシアネート系硬化剤を添加することにより、耐久
性を向上することができる。このようなポリイソシアネ
ート系硬化剤としては、例えば、トリレンジイソシアネ
ート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサンジ
イソシアネート等の2官能イソシアネート、コロネート
L(日本ポリウレタン工業(株)製)、デスモジュール
L(バイエル社製)等の3官能イソシアネート、または
両末端にイソシアネート基を含有するウレタンプレポリ
マーなどの従来から硬化剤として使用されているもの
や、また硬化剤として使用可能であるポリイソシアネー
トであればいずれも使用できる。また、そのポリイソシ
アネート系硬化剤の量は全結合剤量の5〜80重量部用い
る。
次に、本発明に使用する上記の脂肪酸は一塩基性であっ
ても二塩基性であってもよい。炭素原子数6〜30、更に
は10〜22の脂肪酸が好ましい。脂肪酸を例示すると以下
の通りである。
ても二塩基性であってもよい。炭素原子数6〜30、更に
は10〜22の脂肪酸が好ましい。脂肪酸を例示すると以下
の通りである。
(1)カプロン酸 (2)カプリル酸 (3)カプリン酸 (4)ラウリン酸 (5)ミリスチン酸 (6)パルミチン酸 (7)ステアリン酸 (8)イソステアリン酸 (9)リノレン酸 (10)リノール酸 (11)オレイン酸 (12)エライジン酸 (13)ベヘン酸 (14)マロン酸 (15)コハク酸 (16)マレイン酸 (17)グルタル酸 (18)アジピン酸 (19)ピメリン酸 (20)アゼライン酸 (21)セバシン酸 (22)1,12−ドデカンジカルボン酸 (23)オクタンジカルボン酸 本発明において使用する上記の脂肪酸エステルの例は次
の通りである。
の通りである。
(1)オレイルオレート (2)イソセチルステアレート (3)ジオレイルマレエート (4)ブチルステアレート (5)ブチルパルミテート (6)ブチルミリステート (7)オクチルミリステート (8)オクチルパルミテート (9)アミルステアレート (10)アミルパルミテート (11)イソブチルオレエート (12)ステアリルステアレート (13)ラウリルオレート (14)オクチルオレート (15)イソブチルオレート (16)メチルオレート (17)イソトリデシルオレート (18)2−エチルヘキシルステアレート (19)メチルステアレート (20)2−エチルヘキシルパルミテート (21)イソプロピルパルミテート (22)イソプロピルミリステート (23)メチルラウレート (24)セチル−2−エチルヘキサレート (25)ジオレイルアジペート (26)ジエチルアジペート (27)ジイソブチルアジペート (28)ジイソデシルアジペート 第1図は、本発明による磁気記録媒体、例えば磁気テー
プを示すものであり、支持体1上に下びき層2(この層
は必要に応じて設けられない場合もある。)、磁性層3
が積層せしめられている。そして、本発明に基いて、磁
性層3中には、上述した結合剤、脂肪酸、脂肪酸エステ
ル及び磁性粉が含有せしめられている。
プを示すものであり、支持体1上に下びき層2(この層
は必要に応じて設けられない場合もある。)、磁性層3
が積層せしめられている。そして、本発明に基いて、磁
性層3中には、上述した結合剤、脂肪酸、脂肪酸エステ
ル及び磁性粉が含有せしめられている。
上記支持体1は、帯電防止、転写防止等の目的で磁性層
を設けた側の反対の面が、第2図の如くいわゆるバック
コート(Backcoat)4が施されるのがよい。
を設けた側の反対の面が、第2図の如くいわゆるバック
コート(Backcoat)4が施されるのがよい。
磁性層に用いられる磁性粉、特に強磁性粉としては、γ
−Fe2O3、Co含有γ−Fe2O3、Fe3O4、Co含有Fe3O4等の酸
化鉄磁性粉:Fe、Ni、Co、Fe−Ni−Co合金、Fe−Mn−Zn
合金、Fe−Mi−Zn合金、Fe−Co−Ni−Cr合金、Fe−Co−
Ni−P合金、Co−Ni合金等、Fe、Ni、Co等を主成分とす
るメタル磁性粉:CrO2等各種の強磁性粉が挙げられる。
−Fe2O3、Co含有γ−Fe2O3、Fe3O4、Co含有Fe3O4等の酸
化鉄磁性粉:Fe、Ni、Co、Fe−Ni−Co合金、Fe−Mn−Zn
合金、Fe−Mi−Zn合金、Fe−Co−Ni−Cr合金、Fe−Co−
Ni−P合金、Co−Ni合金等、Fe、Ni、Co等を主成分とす
るメタル磁性粉:CrO2等各種の強磁性粉が挙げられる。
磁性層には、前記の他に、添加剤として他の分散剤、他
の潤滑剤、研磨剤、帯電防止剤等が加えられてもよい。
の潤滑剤、研磨剤、帯電防止剤等が加えられてもよい。
併用できる他の分散剤としては、前記の脂肪酸のアルカ
リ金属(Li、Na、K等)またはアルカリ土類金属(Mg、
Ca、Ba)から成る金属石鹸;前記の脂肪酸エステルの弗
素を含有した化合物;前記の脂肪酸のアミド;レシチ
ン;トリアルキルポリオレフィンオキシ第四アンモニウ
ム塩(アルキルは炭素数1〜5個、オレフィンはエチレ
ン、プロピレンなど)等が使用される。この他に炭素数
12以上の高級アルコール、及びこれらの他に硫酸エステ
ル等も使用可能である。
リ金属(Li、Na、K等)またはアルカリ土類金属(Mg、
Ca、Ba)から成る金属石鹸;前記の脂肪酸エステルの弗
素を含有した化合物;前記の脂肪酸のアミド;レシチ
ン;トリアルキルポリオレフィンオキシ第四アンモニウ
ム塩(アルキルは炭素数1〜5個、オレフィンはエチレ
ン、プロピレンなど)等が使用される。この他に炭素数
12以上の高級アルコール、及びこれらの他に硫酸エステ
ル等も使用可能である。
使用可能な他の潤滑剤としては、ジアルキルポリシロキ
サン(アルキルは炭素数1〜5個)、COOR(R=H
又はC1〜C20のアルキル基)で変性されたジアルキル
ポリシロキサン、ジアルコキシポリシロキサン(アルコ
キシは炭素数1〜4個)、モノアルキルモノアルコキシ
ポリシロキサン(アルキルは炭素数1〜5個、アルコキ
シは炭素数1〜4個)、フェニルポリシロキサン、フロ
ロアルキルポリシロキサン(アルキルは炭素数1〜5
個)などのシリコンオイル;グラファイトなどの導電性
微粉末;二硫化モリブデン、二硫化タングステンなどの
無機微粉末;ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチ
レン塩化ビニル共重合体、ポリテトラフルオロエチレン
などのプラスチック微粉末;α−オレフィン重合物;常
温で液状の不飽和脂肪族炭化水素(n−オレフィン二重
結合が末端の炭素に結合した化合物、炭素数約20);フ
フルオロカーボン類などが使用できる。
サン(アルキルは炭素数1〜5個)、COOR(R=H
又はC1〜C20のアルキル基)で変性されたジアルキル
ポリシロキサン、ジアルコキシポリシロキサン(アルコ
キシは炭素数1〜4個)、モノアルキルモノアルコキシ
ポリシロキサン(アルキルは炭素数1〜5個、アルコキ
シは炭素数1〜4個)、フェニルポリシロキサン、フロ
ロアルキルポリシロキサン(アルキルは炭素数1〜5
個)などのシリコンオイル;グラファイトなどの導電性
微粉末;二硫化モリブデン、二硫化タングステンなどの
無機微粉末;ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチ
レン塩化ビニル共重合体、ポリテトラフルオロエチレン
などのプラスチック微粉末;α−オレフィン重合物;常
温で液状の不飽和脂肪族炭化水素(n−オレフィン二重
結合が末端の炭素に結合した化合物、炭素数約20);フ
フルオロカーボン類などが使用できる。
研磨剤としては、一般に使用される材料でアルミナ、炭
化ケイ素、酸化クロム(Cr2O3)、コランダム、人造コ
ランダム、ダイアモンド、人造ダイアモンド、ザクロ
石、エメリー(主成分:コランダムと磁鉄鉱)等が使用
される。これらの研磨剤はモース硬度が5以上であり、
平均粒子径が0.05〜5μmの大きさのものが使用され、
特に好ましくは0.1〜2μmである。これらの研磨剤は
磁性粉100重量部に対して0.5〜20重量部の範囲で添加さ
れる。
化ケイ素、酸化クロム(Cr2O3)、コランダム、人造コ
ランダム、ダイアモンド、人造ダイアモンド、ザクロ
石、エメリー(主成分:コランダムと磁鉄鉱)等が使用
される。これらの研磨剤はモース硬度が5以上であり、
平均粒子径が0.05〜5μmの大きさのものが使用され、
特に好ましくは0.1〜2μmである。これらの研磨剤は
磁性粉100重量部に対して0.5〜20重量部の範囲で添加さ
れる。
帯電防止剤としては、カーボンブラック、カーボンブラ
ックグラフトポリマーなどの導電性微粉末;サポニンな
どの天然界面活性剤;アルキレンオキサイド系、グリセ
リン系、グリシドール系などのノニオン界面活性剤;高
級アルキルアミン類、第四級アンモニウム塩類、ピリジ
ンその他の複素環類、ホスホニウム類などのカチオン界
面活性剤;カルボン酸、スルホン酸、リン酸、硫酸エス
テル基、リン酸エステル基等の酸性基を含むアニオン界
面活性剤;アミノ酸類、アミノスルホン酸類、アミノア
ルコールの硫酸またはリン酸エステル類等の両性活性剤
などが使用される。上記の導電性微粉末は磁性粉100重
量部に対して0.2〜20重量部が、界面活性剤は0.1〜10重
量部の範囲で添加される。これらの界面活性剤は単独ま
たは混合して添加してもよい。これらは帯電防止剤とし
て用いられるものであるが、時としてその目的、例えば
分散、磁気特性の改良、潤滑性の改良、塗布助剤として
適用される場合もある。
ックグラフトポリマーなどの導電性微粉末;サポニンな
どの天然界面活性剤;アルキレンオキサイド系、グリセ
リン系、グリシドール系などのノニオン界面活性剤;高
級アルキルアミン類、第四級アンモニウム塩類、ピリジ
ンその他の複素環類、ホスホニウム類などのカチオン界
面活性剤;カルボン酸、スルホン酸、リン酸、硫酸エス
テル基、リン酸エステル基等の酸性基を含むアニオン界
面活性剤;アミノ酸類、アミノスルホン酸類、アミノア
ルコールの硫酸またはリン酸エステル類等の両性活性剤
などが使用される。上記の導電性微粉末は磁性粉100重
量部に対して0.2〜20重量部が、界面活性剤は0.1〜10重
量部の範囲で添加される。これらの界面活性剤は単独ま
たは混合して添加してもよい。これらは帯電防止剤とし
て用いられるものであるが、時としてその目的、例えば
分散、磁気特性の改良、潤滑性の改良、塗布助剤として
適用される場合もある。
又、磁性層の構成材料は有機溶剤と混合して磁性塗料を
調製し、これを支持体上に塗布するが、その磁性塗料の
溶剤としてはケトン(例えばアセトン、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン)、
アルコール(例えばメタノール、エタノール、プロパノ
ール、ブタノール)、エステル(例えばメチルアセテー
ト、エチルアセテート、ブチルアセテート、エチルラク
テート、グリコールアセテートモノエチルエーテル)、
グリコールエーテル(例えばエチレングリコールモノエ
チルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、
ジオキサン)、芳香族炭化水素(例えばベンゼン、トル
エン、キシレン)、脂肪族炭化水素(例えばヘキサン、
ヘプタン)、ニトロプロパン等が挙げられる。この磁性
塗料を塗布する支持体はポリエステル(例えばポリエチ
レンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレ
ート)、ポリオレフィン(例えばポリエチレン、ポリプ
ロピレン)、セルロース誘導体(例えばセルローストリ
アセテート、セルロースダイアセテート、セルロースア
セテートブチレート、セルロースアセテートプロピオネ
ート)、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリイミ
ド、ポリアミド、ポリヒドラジド類、金属(例えばアル
ミニウム、銅)、紙等から成っていて良い。
調製し、これを支持体上に塗布するが、その磁性塗料の
溶剤としてはケトン(例えばアセトン、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン)、
アルコール(例えばメタノール、エタノール、プロパノ
ール、ブタノール)、エステル(例えばメチルアセテー
ト、エチルアセテート、ブチルアセテート、エチルラク
テート、グリコールアセテートモノエチルエーテル)、
グリコールエーテル(例えばエチレングリコールモノエ
チルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、
ジオキサン)、芳香族炭化水素(例えばベンゼン、トル
エン、キシレン)、脂肪族炭化水素(例えばヘキサン、
ヘプタン)、ニトロプロパン等が挙げられる。この磁性
塗料を塗布する支持体はポリエステル(例えばポリエチ
レンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレ
ート)、ポリオレフィン(例えばポリエチレン、ポリプ
ロピレン)、セルロース誘導体(例えばセルローストリ
アセテート、セルロースダイアセテート、セルロースア
セテートブチレート、セルロースアセテートプロピオネ
ート)、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリイミ
ド、ポリアミド、ポリヒドラジド類、金属(例えばアル
ミニウム、銅)、紙等から成っていて良い。
ホ.実施例 以下、本発明を具体的な実施例につき説明する。以下に
示す成分、割合、操作順序等は、本発明の精神から逸脱
しない範囲において種々変更しうる。なお、下記の実施
例において「部」はすべて「重量部」を表わす。
示す成分、割合、操作順序等は、本発明の精神から逸脱
しない範囲において種々変更しうる。なお、下記の実施
例において「部」はすべて「重量部」を表わす。
実施例−1 本実施例においては、前記塩を含有する塩化ビニル系共
重合体を次のようにして合成した。
重合体を次のようにして合成した。
下記の組成物を反応容器に仕込みN2置換し反応させ
た。
た。
メチルイソブチルケトン 86重量部 酢酸メチル 280 〃 塩化ビニル 150 〃 酢酸ビニル 50 〃 CH2=CHCH2OCOCH(SO3K)CH2COOC
8H17 6 〃 ジイソプロピルパーオキシジカー ボネート(重合開始剤) 2 〃 上記処方組成を攪拌しながら53℃に上げ、処方中の重合
開始剤1に対し9のメチルイソブチルケトンを加えた。
15時間後30℃に冷却し残存塩化ビニルを回収し更に減圧
下に回収を行った。このようにして固形分32%、粘度70
cps(25℃)の共重合体溶液480重量部をえた。
8H17 6 〃 ジイソプロピルパーオキシジカー ボネート(重合開始剤) 2 〃 上記処方組成を攪拌しながら53℃に上げ、処方中の重合
開始剤1に対し9のメチルイソブチルケトンを加えた。
15時間後30℃に冷却し残存塩化ビニルを回収し更に減圧
下に回収を行った。このようにして固形分32%、粘度70
cps(25℃)の共重合体溶液480重量部をえた。
こうして得られた、スルホ基のアルカリ金属塩を有する
不飽和化合物を共重合成分とする塩化ビニル系樹脂をバ
インダーAとする。そして、次の組成物を調製した。
不飽和化合物を共重合成分とする塩化ビニル系樹脂をバ
インダーAとする。そして、次の組成物を調製した。
バインダーA 15部 ポリウレタン(1,4−ブタンジオール/アジピン酸/
ジフェニルメタンジイソシアネート、グッドリッチ社製
のエスタン5701) 7部 Co−γ−Fe2O3 100部 レシチン 1部 カーボンブラック 2部 酸化クロム 2部 脂肪酸(オレイン酸) 1部 脂肪酸エステル(ブチルパルミテート) 0.5部 シクロヘキサノン 150部 メチルエチルケトン 70部 トルエン 30部 上記成分をボールミルに仕込み、分散させた後、この塗
料に3官能イソシアネート5部を添加し、リバースロー
ルコーターにて支持体上に5μm厚みに塗布してスーパ
ーカレンダーをかけ、1/2インチ幅にスリットしてビデ
オテープとした。
ジフェニルメタンジイソシアネート、グッドリッチ社製
のエスタン5701) 7部 Co−γ−Fe2O3 100部 レシチン 1部 カーボンブラック 2部 酸化クロム 2部 脂肪酸(オレイン酸) 1部 脂肪酸エステル(ブチルパルミテート) 0.5部 シクロヘキサノン 150部 メチルエチルケトン 70部 トルエン 30部 上記成分をボールミルに仕込み、分散させた後、この塗
料に3官能イソシアネート5部を添加し、リバースロー
ルコーターにて支持体上に5μm厚みに塗布してスーパ
ーカレンダーをかけ、1/2インチ幅にスリットしてビデ
オテープとした。
実施例−2 実施例−1において、バインダーAに代えて、ホスホ基
のアルカリ金属塩を有する不飽和化合物を共重合成分と
する塩化ビニル系樹脂(実施例−1のバインダーAにお
いて、CH2=CHCH2OCOCH(SO3K)CH2C
OOC8H17 6重量部のうち0.5重量部をCH2=CH
CONHC(CH3)2CH2OPO3K2に代えて得られ
たもの:バインダーBとする)を用いた以外は、実施例
1と同様の操作を行った。
のアルカリ金属塩を有する不飽和化合物を共重合成分と
する塩化ビニル系樹脂(実施例−1のバインダーAにお
いて、CH2=CHCH2OCOCH(SO3K)CH2C
OOC8H17 6重量部のうち0.5重量部をCH2=CH
CONHC(CH3)2CH2OPO3K2に代えて得られ
たもの:バインダーBとする)を用いた以外は、実施例
1と同様の操作を行った。
実施例3 実施例1において、脂肪酸をラウリン酸、脂肪酸エステ
ルをオレイルオレートとして用いた他は実施例1と同様
に行った。
ルをオレイルオレートとして用いた他は実施例1と同様
に行った。
実施例4 実施例1において、脂肪酸をミリスチン酸、脂肪酸エス
テルをイソセチルステアレートとして用いた他は実施例
1と同様に行った。
テルをイソセチルステアレートとして用いた他は実施例
1と同様に行った。
実施例5 実施例1において、脂肪酸をパルミチン酸、脂肪酸エス
テルをブチルステアレートとして用いた他は実施例1と
同様に行った。
テルをブチルステアレートとして用いた他は実施例1と
同様に行った。
実施例6 実施例1において、脂肪酸をステアリン酸、脂肪酸エス
テルをブチルミリステートとして用いた他は実施例1と
同様に行った。
テルをブチルミリステートとして用いた他は実施例1と
同様に行った。
実施例7 実施例1において、脂肪酸をオレイン酸、脂肪酸エステ
ルをオクチルミリステートとして用いた他は実施例1と
同様に行った。
ルをオクチルミリステートとして用いた他は実施例1と
同様に行った。
実施例8 実施例1において、脂肪酸をベヘン酸、脂肪酸エステル
をアミルステアレートとして用いた他は実施例1と同様
に行った。
をアミルステアレートとして用いた他は実施例1と同様
に行った。
比較例−1 実施例−1において、バインダーAに代えて、スルホ基
を有する不飽和化合物 を共重合成分とする塩化ビニル系樹脂(バインダーCと
する)を用いた以外は、実施例−1と同様の操作を行な
った。
を有する不飽和化合物 を共重合成分とする塩化ビニル系樹脂(バインダーCと
する)を用いた以外は、実施例−1と同様の操作を行な
った。
比較例−2 実施例−1において、脂肪酸1部と脂肪酸エステル0.5
部の仕込み量に代えて、脂肪酸0.5部と脂肪酸エステル
1部の仕込み量にした以外は、実施例−1と同様の操作
を行なった。
部の仕込み量に代えて、脂肪酸0.5部と脂肪酸エステル
1部の仕込み量にした以外は、実施例−1と同様の操作
を行なった。
比較例−3 実施例−2において、脂肪酸1部と脂肪酸エステル0.5
部の仕込み量に代えて、脂肪酸0.5部と脂肪酸エステル
1部の仕込み量にした以外は、実施例−2と同様の操作
を行なった。
部の仕込み量に代えて、脂肪酸0.5部と脂肪酸エステル
1部の仕込み量にした以外は、実施例−2と同様の操作
を行なった。
比較例−4 実施例−1において、脂肪酸(オレイン酸)1部と脂肪
酸エステル(ブチルパルミテート)0.5部とに代えて、
ジメチルシリコンオイル((C7H15COO)2Si(C
H3)2)1.5部を用いた外は実施例−1と同様に行なっ
た。
酸エステル(ブチルパルミテート)0.5部とに代えて、
ジメチルシリコンオイル((C7H15COO)2Si(C
H3)2)1.5部を用いた外は実施例−1と同様に行なっ
た。
比較例−5 実施例−1において、脂肪酸(オレイン酸)と脂肪酸エ
ステル(ブチルパルミテート)の量を各々0.75部ず
つにした外は実施例−1と同様に行なった。
ステル(ブチルパルミテート)の量を各々0.75部ず
つにした外は実施例−1と同様に行なった。
比較例−6 実施例−2において、脂肪酸(オレイン酸)と脂肪酸エ
ステル(ブチルパルミテート)の量を各々0.75部ず
つにした外は実施例−2と同様に行なった。
ステル(ブチルパルミテート)の量を各々0.75部ず
つにした外は実施例−2と同様に行なった。
比較例−7 実施例−1において、バインダーA15部とポリウレタ
ン7部とに代えて、VAGH(ユニオンカーバイト社製
の塩化ビニル/酢酸ビニル/ビニルアルコール共重合
体)を15部とエスタン5701を7部用いた外は実施
例−1と同様に行なった。
ン7部とに代えて、VAGH(ユニオンカーバイト社製
の塩化ビニル/酢酸ビニル/ビニルアルコール共重合
体)を15部とエスタン5701を7部用いた外は実施
例−1と同様に行なった。
以上のサンプルの諸特性を下記表に示す。
この結果から、本発明に基いて磁性層を形成すれば、磁
性粉は分散性にすぐれ、媒体の走行性も良くなり、従っ
て磁気特性、電気特性にすぐれることが分る。
性粉は分散性にすぐれ、媒体の走行性も良くなり、従っ
て磁気特性、電気特性にすぐれることが分る。
図面は本発明の実施例を示すものであって、 第1図及び第2図は磁気テープ二例の一部分の各拡大断
面図 である。 なお、図面に示した符号において、 1……非磁性支持体 2……下びき層 3……磁性層 4……バックコート層 である。
面図 である。 なお、図面に示した符号において、 1……非磁性支持体 2……下びき層 3……磁性層 4……バックコート層 である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 75/04 NGG 8620−4J C09D 5/23 PQV 7211−4J G11B 5/708 7215−5D (72)発明者 松本 和正 東京都日野市さくら町1番地 小西六写真 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−41436(JP,A) 特開 昭60−121514(JP,A) 特開 昭60−5420(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】磁性粉と結合剤とを含有する磁性層を有す
る磁気記録媒体において、前記結合剤にはスルホ基及び
/又はリン酸基をアルカリ金属塩の形で含有する塩化ビ
ニル系共重合体とウレタン樹脂とが少なくとも用いら
れ、前記磁性層には下記A群より選ばれる少なくとも一
種の脂肪酸及び下記B群より選ばれる少なくとも一種の
脂肪酸エステルが含有され、前記脂肪酸の含有量(重
量)が前記脂肪酸エステルの含有量(重量)より多いこ
とを特徴とする磁気記録媒体。 A群 カプロン酸 カプリル酸 カプリン酸 ラウリン酸 ミリスチン酸 パルミチン酸 ステアリン酸 イソステアリン酸 リノレン酸 リノール酸 オレイン酸 エライジン酸 ベヘン酸 マロン酸 コハク酸 マレイン酸 グルタル酸 アジピン酸 ピメリン酸 アゼライン酸 セバシン酸 オクタンジカルボン酸 1,12−ドデカンジカルボン酸 B群 オレイルオレート イソセチルステアレート ジオレイルマレエート ブチルステアレート ブチルパルミテート ブチルミリステート オクチルミリステート オクチルパルミテート アミルステアレート アミルパルミテート イソブチルオレエート ステアリルステアレート ラウリルオレート オクチルオレート イソブチルオレート メチルオレート イソトリデシルオレート 2−エチルヘキシルステアレート メチルステアレート 2−エチルヘキシルパルミテート イソプロピルパルミテート イソプロピルミリステート メチルラウレート セチル−2−エチルヘキサレート ジオレイルアジペート ジエチルアジペート ジイソブチルアジペート ジイソデシルアジペート
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60259526A JPH0618066B2 (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | 磁気記録媒体 |
| US06/930,777 US4731292A (en) | 1985-11-18 | 1986-11-14 | Magnetic recording medium |
| DE19863639250 DE3639250A1 (de) | 1985-11-18 | 1986-11-17 | Magnetaufzeichnungsmedium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60259526A JPH0618066B2 (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | 磁気記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62119728A JPS62119728A (ja) | 1987-06-01 |
| JPH0618066B2 true JPH0618066B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=17335327
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60259526A Expired - Lifetime JPH0618066B2 (ja) | 1985-11-18 | 1985-11-19 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0618066B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57133521A (en) * | 1981-02-10 | 1982-08-18 | Fuji Photo Film Co Ltd | Magnetic recording medium |
| JPS5841436A (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-10 | Tdk Corp | 磁気記録媒体 |
| JPS605420A (ja) * | 1983-06-21 | 1985-01-12 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 磁気記録媒体 |
| JPS60101161A (ja) * | 1983-11-08 | 1985-06-05 | Nippon Zeon Co Ltd | 磁気塗料用樹脂 |
| JP2575096B2 (ja) * | 1983-12-06 | 1997-01-22 | ソニー株式会社 | 磁気記録媒体 |
| JPS61123017A (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録媒体 |
-
1985
- 1985-11-19 JP JP60259526A patent/JPH0618066B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62119728A (ja) | 1987-06-01 |
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