JPH0619096A - 銀塩拡散転写による画像形成方法 - Google Patents

銀塩拡散転写による画像形成方法

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Abstract

(57)【要約】 電子出願以前の出願であるので 要約・選択図及び出願人の識別番号は存在しない。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、銀塩拡散転写による画像形成方法並 びにそこで利用するフィルムユニットに関するも のである。
(従来の技術) ハロゲン化銀等の銀塩を使用する拡散転写によ る画像形成方法は周知である。諸方法は具体的に 説明すると、例えば画像露光された感光性ハロゲ ン化銀乳剤層を現像剤、ハロゲン化銀溶剤および フィルム形成剤(増粘剤)を含むアルカリ水溶液 で処理して、露光されたハロゲン化銀粒子を現像 剤により銀に還元し、一方未露光のハロゲン化銀 粒子をハロゲン化銀溶剤により転写性の銀錯塩と し、この銀錯塩を前記乳剤層と重ね合わされた銀 沈殿剤含有層(受像層)へインビビションにより 拡散・転写させ、そこで銀錯塩を銀沈殿剤の助け を借りて現像剤で還元して銀像を得ることからな る。
この方法を実施するに際しては、例えば通常支 持体上に感光性ハロゲン化銀乳剤層を設けた感光 要素、支持体上に銀沈殿剤を含有する受像層を設 けた受像要素および現像剤、ハロゲン化銀溶剤お よびフィルム形成剤を含む活性アルカリ水溶液を 収納する破壊可能な容器よりなる処理要素を組み 合せてなるフィルムユニットが使用される。先ず 感光要素の乳剤層を画像露光したのち、当該乳剤 層と受像要素の受像層とが対向するように感光要 素と受像要素を重ね合わせつつ、その間に処理要 素を破壊して粘性アルカリ水溶液が展開されるよ うに一対のローラーの間を通し、所定の時間放置 したのちに受像要素を感光要素から剥離すること により受像層に所望の画像が形成されたプリント を得ることができる。
(発明が解決しょうとする問題点) 銀塩拡散転写法で、転写画像形成速度が速く、 かつ形成された画像が金属光沢状銀鏡になる事を 抑えるための感光要素による解決方法は見出され ていない。
(発明の目的) 本発明の目的は銀塩拡散転写による新規な画像 形成方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、転写画像形成速度が速く、 かつ銀鏡の発生が抑えられた画像を形成する銀塩 拡散転写方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 前記の目的は画像露光された感光性ハロゲン化 銀乳剤層を含む感光要素をハロゲン化銀溶剤の存 在下で、カルカリ処理組成物を用いて現像して、 該乳剤層の未露光ハロゲン化銀の少なくとも一部 を転写性銀錯塩とし、該錯塩の少なくとも一部を 銀沈殿剤含有受像層へ転写して該受像層に画像を 形成させることを含む銀塩拡散転写による画像形 成方法において、該感光要素に非感光性銀沈澱核 を含有させることを特徴とする銀塩拡散転写によ る画像形成方法によって達成された。
好ましくは前記感光性ハロゲン化銀乳剤が沃化 銀1.0以上7.0モル%以下の沃臭化銀又は塩沃臭 化銀から成る感光要素による画像形成方法である。
銀塩拡散転写法では、使用される広範囲の温度 下で、出来るだけ広い転写処理時間に亘って、安 定した画像が形成される事が望ましい。
低温短時間処理転写では、画像濃度が低く、一 方、高温長時間処理転写では高い画像濃度が得ら れるものの、画像が金属状光沢を帯び易く、写真 画像としての画質が著しく損われる。
従来の技術では、低温短時間時の画像形成速度 を速めるために、現像、溶解速度の大きい処理液 を選択したり現像速度及び溶解速度の大きいハロ ゲン化銀を選択し、かつ塗布銀量を増し、膜厚を 薄くする等の手段を組み合せて用いられてきたが、 これらの手段は、いずれも高温長時間処理時では、 受像層表面近傍に過剰の銀が沈澱形成され、いわ ゆる銀鏡を帯びた像になり好ましくなく、従って、 広い温度、時間域に亘って安定した望ましい画像 を得る事が困難であった。
そこで、種々の非感光性添加剤を検討する中で、 少量の非感光性銀沈殿核も感光要素に含有させる と、驚くべき事に、低温短時間時の画像形成速度 を遅らせることなく、高温長時間時の銀鏡形成が、 効果的に抑制された。
本発明の非感光性銀沈澱核の具体的としては重 金属、例えば鉄、鉛、亜鉛、ニッケル、カドミウ ム、スズ、クロム、銅、コバルト、特に貴金属、 例えば金、銀(微小コロイド銀をも含む)、白金 およびパラジウムがある。他の有用な銀沈殿剤は 貴金属の硫化物およびセレン化物、特に水銀、銅、 アルミニウム、亜鉛、カドミウム、コバルト、ニ ッケル、銀、鉛、アンチモン、ビスマス、セリウ ム、マグネシウム、金、白金、及びパラジウムの 硫化物、および鉛、亜鉛、アンチモンおよびニッ ケルのセレン化物をあげることができる。又、あ らかじめかぶらせたハロゲン化銀粒子も、現像に より還元され、金属銀としての銀沈澱核としてあ げることができる。
非感光性銀沈澱核は、感光要素のどの層に含有 させても良いが、好ましくは感光性ハロゲン化銀 乳剤層以外の層が好ましく、支持体に近い層に含 有させる程より好ましい。例えば、支持体上に、 非感光性銀沈澱核含有層、次いで感光性ハロゲン 化銀乳剤層(複数層でもよい)を設けた感光要素 がより好ましい。
非感光性銀沈澱核の好ましい平均粒子サイズは 300nm以下であり、特に好ましくは5〜60nmであ り、好ましい塗布量は0.005〜0.20g/m2、特に 好ましくは0.015〜0.10でありまた非感光性銀沈 澱核含有層のバインターを沈澱核の好ましい重量 比の範囲は3〜200であり、特に好ましくは10〜 100である。
非感光性銀沈澱核含有層に、写真性能を安定化 させる目的で種々のかぶり防止剤または安定剤を 加えることができる。
本発明の画像形成方法並びにフィルムユニット において、現像剤は感光要素もしくは処理組成物 要素に存在しうる。好ましくは現像剤は処理組成 物に含まれる。現像剤はたとえばヒドロキノン、 第三ブチルヒドロキノン、パラまたはオルト位に ヒドロキシ基を有するベンゼンまたはナフタレン 系の有機化合物が用いられる。
さらに米国特許3,615,440号に記載さ れているようなレダクチン酸や米国特許3,73 0,716号に記載されているようなα,β−エ ンジオールが好ましく用いされる。さらに、米国 特許3,287,125号及び同3,293,0 34号に記載されているようなヒドロキシルアミ ン現像剤が特に好ましく用いられる。
現像剤の使用量は処理組成物100g当り0.1g 〜40g含有させることが好ましく、1〜20gが最 も好ましい。
また現像剤として特公昭49−13580号に 記載されている1−アリール−3−ピラゾリジノ ン化合物やアルキル置換p−アミノフェノールを 上記現像薬と併用しても良い。
ハロゲン化銀溶剤は処理組成物要素、感光要素 および/又は受像層含有受像要素に存在しうる。
その中でも処理組成物要素が最も好ましい。米国 特許2,857,274号、同2,857,27 5号および同2,857,276号に記載されて いる環状化合物が適しており、中でもウラシル、 ウラゾール、6−メチルウラシルなどが好ましい 例である。
更にアルカリ金属チオ硫酸塩、特にナトリウム またはカリウム塩が好ましく、また米国特許3, 958,992号、同3,976,647号、同 4,009,167号、同4,032,538号、 同4,046,568号、同4,047,954 号、同4,047,955号、同4,107,1 76号および特開昭47−330のジスルホニル メタン化合物や米国特許4,126,459号、 同4,150,228号、同4,211,559 号および同4,211,562号のチオエーテル 基をもつジヒドロキシピリミジン化合物などや米 国特許4,251,617号、同4,267,2 54号および同4,267,256号のアミノチ オエーテルから選ぶことができる。これらは単独 または複数で使用することもでき、二種以上の環 状イミド化合物やチオエーテル基をもつジヒドロ キシピリミジン化合物を併用する場合には長期間 プリントを保存してもその表面に白い結晶が析出 することがなくなる利点がある。
ハロゲン化銀溶剤の添加量はアルカリ性処理組 成物100g当り0.1〜30g含有させることが好ま しく、0.5g〜10gが最も好ましい。
本発明に用いる処理液を重ね合わされた感光要 素と受像要素との間に薄い層として分布させるこ とによりこれを適用する場合、処理液は重合体フ ィルム形成剤、濃厚化剤あるいは増粘剤を含んで いることが好ましい。ヒドロキシエチルセルロー スおよびナトリウムカルボキシメチルセルロース は、この目的のために特に有用であり、拡散転写 写真法の公知の原理により適当な粘度を与えるの に効果的な濃度で処理液中に含有させる。処理液 はさらに、銀塩拡散転写法において公知の別の助 剤、例えばかぶり防止剤、色調剤(toning agents)、 安定化剤等を含有させてもよい。特に、オキシエ チルアミノ化合物、例えばトリエタノールアミン を含有させることは、米国特許第3,619,1 85号に記載のように、処理液の貯蔵寿命を増加 させるのに有用である。
上述のような処理液は、好ましくは破壊可能な 容器に収納されて処理要素とされる。破壊可能な 容器およびその材質については、公知のいかなる ものを使用することもでき、これらについては例 えば米国特許3,056,491号、同3,05 6,492号、同3,173,580号、同3, 750,907号、同3,833,381号、同 4,303,750号、同4,303,751号 等に詳しく記載されている。
本発明における受像要素は、銀沈殿剤を含有す る受像層を担持する支持体、例えばバライタ紙、 三酢酸セルロースあるいはポリエステル類上に塗 布される。このような受像要素は、好ましくは、 銀沈殿剤を分散させた適当なセルロースエステル、 例えば二酢酸セルロースの被覆用溶液で、必要に より、下塗した支持体を被覆することによりつく ることができる。えられたセルロースエステルの 層をアルカリ加水分解させて、セルロースエステ ルの深度方向の少くとも一部分をセルロースに変 える。特に有用な具体例において、銀沈殿層およ び(あるいは)下にある加水分解を受けなかった 下層のセルロースエステル、例えば二酢酸セルロ ースを含有するセルロースエステル層の加水分解 を受けなかった部分は、銀転写像の色調、安定性 あるいは他の写真的性質を改良するのに適してい る1種あるいはそれ以上のメルカプト化合物を含 んでいる。このようなメルカプト化合物はインビ ビション中に、これが最初に置かれた位置から拡 散して利用される。この型の受像要素は米国特許 3,607,269号に記載されている。
また該未ケン化層(タイミング層)と支持体と の間に中和用酸性ポリマー層(中和層)を設けた 受像要素が好ましい。
本発明に用いるアルカリ中和層にはたとえば特 公昭48−33697に記載の重合体酸などが用 いられる。好ましい重合体酸としては無水マレイ ン酸共重合体例えばスチレン−無水マレイン酸共 重合体、メチルビニルエーテル−無水マレイン酸 共重合体、エチレン−無水マレイン酸共重合体な ど、(メタ)アクリル酸(共)重合体例えば、ア クリル酸−アルキルアクリレート共重合体、アク リル酸−アルキルメタアクリレート共重合体、メ タアクリル酸−アルキルアクリレート共重合体、 メタアクリル酸−アルキルメタクリレート共重合 体などが挙げられる。この他にポリスチレンスル ホン酸、ベンズアルデヒドスルホン酸とポリビニ ルアルコールとのアセタール化物のようなスルホ ン酸基を含むポリマーも有用である。また、この 中和層にタイミング層で用いるメルカプト化合物 を含んでも良い。また膜物理性改良の目的でこれ らの重合体酸と加水分解可能なアルカリ非浸透性 ポリマー(とくに前記のセルロースエステルが好 ましい)またはアルカリ浸透性ポリマーを混合し て用いてもよい。
また該メルカプト化合物として特公昭56−4 4418、特開昭49−120634、英国特許 1276961、特公昭56−21140、特開 昭59−231537、特開昭60−12293 9が好ましい。
また受像要素には、画像保存性を良化するため の画像安定化層を有することが好ましく、この安 定化剤としてカチオン高分子電解質が好ましく、 特に特開昭59−166940、米国特許395 899、特開昭55−142339、同54−1 26027、同54−155835、同53−3 0328、同54−92274に記載されている 水分散ラテックスや米国特許2548564、同 3148061、同3756814に記載のポリ ビニルピリジニウム塩や米国特許3709690 に記載の水溶性四級アンモニウム塩ポリマーや米 国特許3898088に記載の水不溶性四級アン モニウム塩ポリマーが好ましい。
また、画像安定化層のバインダーとして、酢酸 セルロースが好ましく、とくに酢化度が40〜49% の酢酸セルロースが好ましい。
この画像安定化層は前述の中和層とタイミング 層の間に設けるのが好ましい。
受像要素中で用いられる銀沈殿剤の具体例とし ては重金属、例えば鉄、鉛、亜鉛、ニッケル、カ ドミウム、スズ、クロム、銅、コバルト、特に貴 金属、例えば金、銀、白金およびパラジウムがあ る。他の有用な銀沈殿剤は貴金属の硫化物および セレン化物、特に水銀、銅、アルミニウム、亜鉛、 カドミウム、コバルト、ニッケル、銀、鉛、アン チモン、ビスマス、セリウム、マグネシウム、金、 白金及びパラジウムの硫化物、および鉛、亜鉛、 アンチモンおよびニッケルのセレン化物をあげる ことができる。
特に、金、白金、パラジウムそれらの硫化物が 好ましい。
受像層中における銀沈殿剤、バインダーの量は 夫々の種類によって異なるが、例えば硫化パラジ ウム(約30Å)、酢酸セルロースを用いる場合に は銀沈殿核を1×10-4〜5×10-3g/m2、バイン ダー1.0〜5.0g/m2銀沈殿核/バインダー=1 ×10-4〜1×10-2程度とすることが好ましい。銀 沈殿核の平均粒子サイズは300nm以下好ましくは 5nm以下がより好ましい。
銀沈殿層とタイミング層との間に親水性ポリマ ー層を設けることができる。本発明で記載する親 水性ポリマー層とは、水に溶解するポリマー層の ことで、具体的にはポリアクリルアミド、アラビ アゴム、ポリビニルアルコール、ゼラチンなどを 挙げることができる。
また受像層の表面には、処理液展開後の剥離時 に処理液が受像層の表面に付着するのを防止する 為に、剥離層を設けることが好ましい。このよう な剥離層として好ましいものは、アラビアゴム、 ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、 ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ア ルギン酸ソーダの他に、米国特許3,772,0 24号、同3,820,999号および英国特許 1,360,653号に記載されているものを挙 げることができる。
更に、本発明では感光性ハロゲン化銀乳剤を支 持体上に塗布して得られる感光要素が好ましく用 いられる。
本発明に用いる感光性ハロゲン化銀乳剤にはハ ロゲン化銀として臭化銀、沃臭化銀、沃塩臭化銀、 塩臭化銀および塩化銀のいずれを用いてもよい。
好ましいハロゲン化銀は10モル%以下の沃化銀を 含む沃臭化銀または沃塩臭化銀である。特に好ま しいのは1モル%から、7.0モル%までの沃化銀を 含む沃臭化銀又は塩沃臭化銀である。
感光性乳剤中のハロゲン化銀粒子の平均粒子サ イズ(球状または球に近似の粒子の場合は粒子直 径、立方体粒子の場合は稜長を粒子サイズとし、 投影面積にもとづく平均で表わす)は特に問わな いが3μ以下が好ましく、さらに1.7μ以下が好 ましいが、特に好ましいのは0.2〜1.4μである。
粒子サイズ分布はせまくても広くてもいずれで もよい。
感光性乳剤中のハロゲン化銀粒子は、立方体、 八面体のような等軸晶系結晶形を有するものでも よく、また球状、板状などのような異形結晶形を もつもの、あるいはこれらの結晶形の複合形をも つものでもよい。種々の結晶形の粒子の混合物か ら成っていてもよい。
ハロゲン化銀粒子は内部と表層とが異なる相で 構成されていても、均一な相から成っていてもよ い。また潜像が主として表面に形成されるような 粒子でもよく、粒子内部に主として形成されるよ うな粒子であってもよい。潜像が主として表面に 形成される粒子の方が好ましい。
感光性乳剤層の厚さは0.5〜8.0μ、特に0.6 〜6.0μであり、ハロゲン化銀粒子の塗布量は 0.1〜3g/m2、好ましくは0.2〜1.5g/m2で ある。
感光性乳剤はハロゲン化銀写真乳剤として通常 用いられる方法で調製され、化学増感、分光増感 が必要に応じてなされ、乳剤へはカブリ防止剤、 安定剤、硬膜剤、塗布助剤、帯電防止剤などを含 有せしめうる。又乳剤にはゼラチンなどのベヒク ルを使用する。
写真像を得るための露光は通常の方法を用いて 行なえばよい。すなわち、自然光(日光)、タン グステン電灯、蛍光灯、水銀灯、キセノンアーク 灯、炭素アーク灯、キセノンフラッシュ灯、陰極 線管フライングスポットなど公知の多種の光源を いずれでも用いることができる。露光時間は通常 カメラで用いられる1/1000秒から1秒の露光時間 はもちろん、1/1000秒より短い露光、たとえばキ セノン閃光灯や陰極線管を用いた1/104〜1/106 秒の露光を用いることもできるし、1秒より長い 露光を用いることもできる。必要に応じて色フィ ルターで露光に用いられる光の分光組成を調節す ることができる。露光にレーザー光を用いること もできる。また電子線、X線、γ線、α線などに よって励起された蛍光体から放出される光によっ て露光してもよい。
以上説明したような感光要素、受像要素および 処理要素を組み合わせてフィルムユニットとする ための各要素の配置ならびに結合方法については、 例えばネブレ(Neblettes)、ハンドブック オ ブ フォトグラフィ アンド リプログラフィ (HAND BOOK OF PHOTOGRAPHY AND REPROGRAPHY)、 第7版、第282〜285頁に記載されており、 特に好ましい態様は米国特許3,350,991 号に詳しく説明されているので、これらを参考に することができる。
また、本発明は自動現像機を用いて画像を形成 する拡散転写法にも用いることができる。
さらに、本発明は処理組成物展開後、受像要素 と感光要素を剥離するタイプでけでなく、フィル ムユニットが一体成型タイプにも適用できる。
(発明の効果) 本発明によれば、銀塩拡散転写法で、転写条件 の広い温度、時間域に亘って、必要充分な画像濃 度を有しかつ金属光沢状の銀鏡を発生しない安定 した画像が得られる。
(実施例) 以下に、実施例および比較例をあげて、本発明 をさらに詳細に説明する。
実施例1 1. 受像シートの作成 支持体ポリエチレンラミネート紙の上に順に次 の層を受け受像シート(1)を作成した。( )内の数 値は塗布量をg/m2で示すものである。
1)中和層: 酢酸セルロース(酢化度55%)(6)、メチルビニ ルエーテル−無水マレイン酸共重合体(4)、ユビテ ックス(uvitex)OB(チバガイギー社の 商品名)(0.04)、1−(4−ヘキシルカルボモ イルフェニル)−2,3−ジヒドロイミダゾール −2−チオン(0.25) 2)画像安定化層 酢酸セルロース(酢化度46%)(4) 下記化合物(2) 3)タイミング層 酢酸セルロース(酢化度55%) 4)受像層 酢酸セルロース(酢化度55%)(2.0)、硫化パ ラジウム(7.5×10-4)、2−メルカプトベンツイ ミダゾール(4×10-3)、1−(4−ヘキシルカ ルバモイルフェニル)−2,3−ジヒドロイミダ ゾール−2−チオン(1.0×10-2) 5)ケン化 NaOH10.7gとグリセリン24gとメタノール 280mlを混合した液で表面からケン化した。
6)剥離層 ブチルメタアクリレートアクリル酸共重合体 (モル比15:85)(0.04) 2. 感光シートの作成 支持体(黒色ポリエステルフィルム)の上に順 に次の層を設けた。数字は塗布量(g/m2)を表 す。コロイド銀およびハロゲン化銀乳剤は、銀換 算塗布量を表わす。また、用いたハロゲン化銀粒 子の平均粒子サイズをμ単位で表した。
第一層(非感光性銀沈殿核) ロイド層(0.01μ) 0.04 ゼラチン 1.90 第二層(感光層) 沃臭化銀乳剤 0.15 (沃化銀含量5.5モル%、1.1μ) ゼラチン 0.50 第三層 沃臭化銀乳剤 0.20 (沃化銀含量4.0モル%、0.7μ) 沃臭化銀乳剤 0.30 (沃化銀含量2.5モル%、0.3μ) ゼラチン 2.40 第四層(保護層) ポリメチルメタクリレート粒子 0.10 (3.0μ) カーボンブラック 0.02 ゼラチン 1.0 第二層、第三層に於ける沃臭化銀乳剤の上記組 合せ例を乳剤種Aとする。
同様にして、第二層、第三層の沃臭化銀乳剤の 下記の組み合せ例を、乳剤種Bとする。
第二層 沃臭化銀乳剤 0.15 (沃化銀含量7.5モル%、1.1μ) 第三層 沃臭化銀乳剤 0.20 (沃化銀含量8.0モル%、0.7μ) 沃臭化銀乳剤 0.30 (沃化銀含量9.0モル%、0.3μ) ゼラチン量は乳剤種Aに同じ。
3.処理液の調製 二酸化チタン 5g 水酸化カリウム 280g ウラシル 90g テトラヒドロピリミジンチオン 0.2g 1−フェニル−2−メルカプト イミダゾール 2,4−ジメチルカプトピリミジ ン 0.2g 酸化亜鉛 10g トリエタノールアミン 60g ヒドロキシエチルセルロース 45g N−N−ビス−メトキシエチル ヒドロキシルアミン (17%水溶液) 260g 水 1250ml 4.展開処理 各試料について、3枚づつ露光し、直ちに25℃ で、20秒、30秒、5分処理後に剥離した。
表1に従って感材シート第一層に、非感光性銀 沈澱核を含有させた実施例1〜8及び、該銀沈澱 核を含有しない比較例9〜10を感光層の第二層、 第三層の感光性沃臭化銀乳剤と組み合せて、作成 し試料No.1〜10とした。
表1の結果から、非感光性銀沈澱核を第一層に 含む試料は比較例に対して同等の最高濃度をもち かつ銀鏡が全く発生していない優れた画質を有し ている事がわかる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】昭63.7.23 明細書の「発明の詳細な説明」の記載を下記の通り補
正する。 1)第5頁11行目の「非感光性銀沈殿剤も」を「非感
光性銀沈殿剤核を」と補正する。 2)第15頁8行目の「1.0〜5.0g/m」を
「1.0〜5.0g/m,」と補正する。 3)第22頁10行目の「ロイド層」を「コロイド銀」
と補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像露光された感光性ハロゲン化銀乳剤
    層を含 む感光要素をハロゲン化銀溶剤の存在下で、アル カリ処理組成物を用いて現像して、該乳剤層の未 露光ハロゲン化銀の少なくとも一部を転写性銀錯 塩とし、該錯塩の少なくとも一部を銀沈殿剤含有 受像層へ転写して該受像層に画像を形成させるこ とを含む銀塩拡散転写による画像形成方法におい て、該感光要素に非感光性銀沈澱核を含有させる ことを特徴とする銀塩拡散転写による画像形成方 法
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