JPH0621111B2 - 一以上の有効成分を含有してなる殺虫性組成物 - Google Patents
一以上の有効成分を含有してなる殺虫性組成物Info
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- JPH0621111B2 JPH0621111B2 JP61500734A JP50073486A JPH0621111B2 JP H0621111 B2 JPH0621111 B2 JP H0621111B2 JP 61500734 A JP61500734 A JP 61500734A JP 50073486 A JP50073486 A JP 50073486A JP H0621111 B2 JPH0621111 B2 JP H0621111B2
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- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N53/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing cyclopropane carboxylic acids or derivatives thereof
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は式(I) を有する一以上のピレスロイド有効成分を含有してなる
殺虫性組成物、その使用、有効成分および同製造法に関
する。
殺虫性組成物、その使用、有効成分および同製造法に関
する。
背景技術 本明細書中、「α」で示した不斉炭素原子に関する置換
基の空間配置はそれぞれ「S」と「R」で特徴づけてい
る。「シス」および「トランス」という指示は、それぞ
れ炭素原子「1」の置換基の空間配置に関して、シクロ
プロパン環の炭素原子「3」に付く置換基の位置を示
す。炭素原子「1」に付く置換基の絶対空間配置はそれ
ぞれ接頭辞「1R」および「1S」で示す。
基の空間配置はそれぞれ「S」と「R」で特徴づけてい
る。「シス」および「トランス」という指示は、それぞ
れ炭素原子「1」の置換基の空間配置に関して、シクロ
プロパン環の炭素原子「3」に付く置換基の位置を示
す。炭素原子「1」に付く置換基の絶対空間配置はそれ
ぞれ接頭辞「1R」および「1S」で示す。
本明細書中、種々な鏡像体および鏡像体の対は下記の略
号で示す: Ia 1RシスSと1SシスRとの混合物 Ib 1RトランスSと1SトランスRとの混合物 Ic 1RシスRと1SシスRとの混合物 Id 1RトランスRと1SトランスSとの混合物 If 1RシスR Ig 1RトランスS Ih 1SシスR Ii 1SトランスR 式(I)のピレスロイド(「サイパメトリン」の一般名で
知られる)は合成ピレスロイドの貴重な一群に属し、殺
虫剤として有用である(ハンガリー特許第170,86
6号明細書)。これら化合物は、塩基の存在下、m−フ
エノキシ−ベンズアルデヒドシアノヒドリンを対応する
シクロプロパンカルボン酸クロリドと反応されることに
よりつくることができる(Pestic.Sci.6、537〜
(1975))。このようにして得られた生成物は8立
体異性体、即ち四つの鏡像体対の混合物からなる。も
し、対応するトランスおよびシスシクロプロパンカルボ
ン酸クロリドの60:40混合物を用いるならば、その混
合物は鏡像体対Ia18〜19%、鏡像体対Ic21〜22
%、鏡像体対Ib26〜27%、および鏡像体対Id33〜
34%を含む。
号で示す: Ia 1RシスSと1SシスRとの混合物 Ib 1RトランスSと1SトランスRとの混合物 Ic 1RシスRと1SシスRとの混合物 Id 1RトランスRと1SトランスSとの混合物 If 1RシスR Ig 1RトランスS Ih 1SシスR Ii 1SトランスR 式(I)のピレスロイド(「サイパメトリン」の一般名で
知られる)は合成ピレスロイドの貴重な一群に属し、殺
虫剤として有用である(ハンガリー特許第170,86
6号明細書)。これら化合物は、塩基の存在下、m−フ
エノキシ−ベンズアルデヒドシアノヒドリンを対応する
シクロプロパンカルボン酸クロリドと反応されることに
よりつくることができる(Pestic.Sci.6、537〜
(1975))。このようにして得られた生成物は8立
体異性体、即ち四つの鏡像体対の混合物からなる。も
し、対応するトランスおよびシスシクロプロパンカルボ
ン酸クロリドの60:40混合物を用いるならば、その混
合物は鏡像体対Ia18〜19%、鏡像体対Ic21〜22
%、鏡像体対Ib26〜27%、および鏡像体対Id33〜
34%を含む。
先行技術によると、サイパメトリンの立体異性体は異な
る生物活性を示す。シスシクロプロパンカルボン酸を含
有する分子の活性は対応するトランス誘導体のそれより
も優れていることが一般に受け入れられている(Pest.
Sci.7、23(1976))。
る生物活性を示す。シスシクロプロパンカルボン酸を含
有する分子の活性は対応するトランス誘導体のそれより
も優れていることが一般に受け入れられている(Pest.
Sci.7、23(1976))。
種々なピレスロイドの比較生物試験において(Pest.Sc
i.9、112〜116(1978))、サイパメトリ
ン立体異性体対を含めて、シスおよびトランス立体異性
体が一緒に評価された。
i.9、112〜116(1978))、サイパメトリ
ン立体異性体対を含めて、シスおよびトランス立体異性
体が一緒に評価された。
この比較試験はイエバエ(Musca domestica L.)およ
びPhaedon cochleariae Fab種について実施された。ト
ランス異性体からのクロロ誘導体に関して、1Rトラン
スS(Ig)および1RトランスRの活性データが報告さ
れている。前記データは、1RトランスS異性体は強い
活性を有するが、一方1RトランスR異性体は相当に活
性が少ないことを示す(この試験によると、ビオレスメ
トリン(100)と比較した活性はイエバエ(Musca do
mestica)に対してそれぞれ1400および81、Phaed
on cochleariaeに対してはそれぞれ2200および11
0となつている)。更に、試験された両異性体の混合物
の活性は計算値より低いことも明らかにされている。こ
のように、これら異性体は予期した相乗作用でなくむし
ろ拮抗作用を示し、拮抗作用の比率はイエバエおよびマ
スタードビートルに対し、それぞれ1.42および14
6となつた。
びPhaedon cochleariae Fab種について実施された。ト
ランス異性体からのクロロ誘導体に関して、1Rトラン
スS(Ig)および1RトランスRの活性データが報告さ
れている。前記データは、1RトランスS異性体は強い
活性を有するが、一方1RトランスR異性体は相当に活
性が少ないことを示す(この試験によると、ビオレスメ
トリン(100)と比較した活性はイエバエ(Musca do
mestica)に対してそれぞれ1400および81、Phaed
on cochleariaeに対してはそれぞれ2200および11
0となつている)。更に、試験された両異性体の混合物
の活性は計算値より低いことも明らかにされている。こ
のように、これら異性体は予期した相乗作用でなくむし
ろ拮抗作用を示し、拮抗作用の比率はイエバエおよびマ
スタードビートルに対し、それぞれ1.42および14
6となつた。
前記試験結果および同刊行物から、トランス異性体およ
びその混合物は、生物学上の関心の背後に追いやられ、
活性のあるシス誘導体およびその混合物に研究が集中し
た。これはアルフアメトリン(クロロ誘導体の1Rシス
Sおよび1SシスRの異性体混合物(Ia))およびデカ
メトリン(ブロモ誘導体の1RシスS異性体(If)から
なる)の開発へとつながつた。
びその混合物は、生物学上の関心の背後に追いやられ、
活性のあるシス誘導体およびその混合物に研究が集中し
た。これはアルフアメトリン(クロロ誘導体の1Rシス
Sおよび1SシスRの異性体混合物(Ia))およびデカ
メトリン(ブロモ誘導体の1RシスS異性体(If)から
なる)の開発へとつながつた。
同様なデータはブロモ誘導体に対しても明らかにされ、
マスタードビートルについて拮抗作用の比率は1.48
となつている。
マスタードビートルについて拮抗作用の比率は1.48
となつている。
発明の開示 本発明の一態様によれば、式(I)の合成ピレスロイド、
即ち可能な8異性体のうち実質的に1RトランスSおよ
び1SトランスR鏡像体対(Ib)だけ、を0.001から9
9重量%の量で、任意に1種以上の活性化剤(複数)お
よび助剤(複数)、とりわけ酸化防止剤、安定剤、湿潤
剤、乳化剤、分散剤、消泡剤、希釈剤および(または)
充てん剤100重量%までの量との混合物として含有す
ることにより特徴づけられる、一以上の有効成分を含み
環境に対して無害の相乗効果のある殺虫性組成物が提供
される。
即ち可能な8異性体のうち実質的に1RトランスSおよ
び1SトランスR鏡像体対(Ib)だけ、を0.001から9
9重量%の量で、任意に1種以上の活性化剤(複数)お
よび助剤(複数)、とりわけ酸化防止剤、安定剤、湿潤
剤、乳化剤、分散剤、消泡剤、希釈剤および(または)
充てん剤100重量%までの量との混合物として含有す
ることにより特徴づけられる、一以上の有効成分を含み
環境に対して無害の相乗効果のある殺虫性組成物が提供
される。
本発明のこの側面の特に好ましい実施態様によれば、少
なくとも95%の純度をもつ異性体混合物を含有してな
る殺虫性組成物が提供される。
なくとも95%の純度をもつ異性体混合物を含有してな
る殺虫性組成物が提供される。
前記異性体混合物は、新規結晶性物質であり、その物理
化学的データは実施例中に記載されている。
化学的データは実施例中に記載されている。
本発明は、異性体混合物Ibが有用かつ有利な生物学的特
性を有するという認識に基づく。このことは、たとえば
式(I)のピレスロイドの分野で拡大試験研究がなされ、
多数の刊行物と特許が発行されたことを考慮に入れたと
しても驚くべきことである。
性を有するという認識に基づく。このことは、たとえば
式(I)のピレスロイドの分野で拡大試験研究がなされ、
多数の刊行物と特許が発行されたことを考慮に入れたと
しても驚くべきことである。
このようにして、本発明は、式(I)の化合物のうち最も
活性のあるトランス異性体である1RトランスS異性体
Igと、残りの7異性体のうち活性のより低い異性体の中
に入る1SトランスR異性体Iiとを組み合わせて用いた
とき、以前に発表された異性体対に特有の拮抗作用が観
察されないという認識に基づく。
活性のあるトランス異性体である1RトランスS異性体
Igと、残りの7異性体のうち活性のより低い異性体の中
に入る1SトランスR異性体Iiとを組み合わせて用いた
とき、以前に発表された異性体対に特有の拮抗作用が観
察されないという認識に基づく。
更にまた、それぞれ純粋なIgおよびIi異性体それ自身を
組合せて用いたとき、これらの相加効果以上に相乗効果
が生ずる。
組合せて用いたとき、これらの相加効果以上に相乗効果
が生ずる。
上記認識は、顕著な特性をもつ新しいタイプの有効成分
を開発するため、合成ピレスロイドの異性体からの新し
いタイプを選択できるようにする。前記の新しい有効成
分はこれまでに公知の異性体の選択以上に種種な利点を
示す: −温血動物種およびヒトに対する低毒性、 −一層経済的な製造法、 −有用な寄生生物およびミツバチに対するより低度の損
害。
を開発するため、合成ピレスロイドの異性体からの新し
いタイプを選択できるようにする。前記の新しい有効成
分はこれまでに公知の異性体の選択以上に種種な利点を
示す: −温血動物種およびヒトに対する低毒性、 −一層経済的な製造法、 −有用な寄生生物およびミツバチに対するより低度の損
害。
本発明に係る異性体混合物Ibの重要かつ決定的な利点
は、同様な活性をもつ対応するシスサイパメトリン異性
体の使用時に一般に観察されたアレルギーおよび皮膚疾
患を起こさないことである。
は、同様な活性をもつ対応するシスサイパメトリン異性
体の使用時に一般に観察されたアレルギーおよび皮膚疾
患を起こさないことである。
異性体混合物Ibの成分間の相乗活性は、異性体混合物Ia
の成分間で同様な相乗効果が起こらないので非常に驚く
べきことである。
の成分間で同様な相乗効果が起こらないので非常に驚く
べきことである。
本発明の他の実施態様としては、選ばれた異性体対、同
異性体対を含有してなる殺虫性組成物、およびその製造
法および使用法が提供される。
異性体対を含有してなる殺虫性組成物、およびその製造
法および使用法が提供される。
本発明の更にもう一つの側面によれば、前記新規異性体
対の製造法か提供される。本発明の特に重要な一側面に
よれば、純粋な単一のシス異性体の非常に経費のかかる
単離法によつてのみ従来入手できた有効成分と同程度の
活性をもつ有効成分の高度に経済的な製造を可能にする
サイパメトリン異性体対Ibの製造法が提供される。
対の製造法か提供される。本発明の特に重要な一側面に
よれば、純粋な単一のシス異性体の非常に経費のかかる
単離法によつてのみ従来入手できた有効成分と同程度の
活性をもつ有効成分の高度に経済的な製造を可能にする
サイパメトリン異性体対Ibの製造法が提供される。
本発明の更に一つの側面によれば、一以上の有効成分を
含有し、環境に対して無害であり、式(I)の合成ピレス
ロイド、即ち可能な8異性体のうち実質的に1Rトラン
スSおよび1SトランスR鏡像体対(Ib)だけを、0.
001から99重量%の量で、任意に一以上の活性化剤
(複数)および助剤(複数)、とりわけ酸化防止剤、安
定剤、湿潤剤、乳化剤、分散剤、消泡剤、希釈剤および
(または)充てん剤の100重量%までの量との混合物
として含有してなることを特徴とする相乗効果のある殺
虫性組成物が提供される。
含有し、環境に対して無害であり、式(I)の合成ピレス
ロイド、即ち可能な8異性体のうち実質的に1Rトラン
スSおよび1SトランスR鏡像体対(Ib)だけを、0.
001から99重量%の量で、任意に一以上の活性化剤
(複数)および助剤(複数)、とりわけ酸化防止剤、安
定剤、湿潤剤、乳化剤、分散剤、消泡剤、希釈剤および
(または)充てん剤の100重量%までの量との混合物
として含有してなることを特徴とする相乗効果のある殺
虫性組成物が提供される。
本発明の更に一つの側面によれば、少なくとも95%の純
度をもち、式(I)の1RトランスSおよび1Sトランス
R鏡像体対を含有してなる異性体結晶化合物Ibが提供さ
れる。
度をもち、式(I)の1RトランスSおよび1Sトランス
R鏡像体対を含有してなる異性体結晶化合物Ibが提供さ
れる。
前記鏡像体対の物理定数は次の通りである: IR(KBr)νc=0=1735cm-1 NMR(CDCl3)δ(ppm)=1.22、1.27 CMe2; 1.69d1H Cl;2.32m1H C3;5.6,d. 1H C1′;6.39s1Hアルフアープロトン。
前記純粋な鏡像体対は白色結晶性物質で、本発明者等の
知る限り先行技術文献には開示されていない。異性体の
1:1混合物の融点は81.0〜81.5℃になる。異
性体対の成分IgとIiはそれ自体結晶でないことが注目さ
れる。従つて、生物学的および経済的な利点に加えて、
本発明に係る組み合わせは製造過程、製剤手順、貯蔵な
らびに処理法を容易にする。
知る限り先行技術文献には開示されていない。異性体の
1:1混合物の融点は81.0〜81.5℃になる。異
性体対の成分IgとIiはそれ自体結晶でないことが注目さ
れる。従つて、生物学的および経済的な利点に加えて、
本発明に係る組み合わせは製造過程、製剤手順、貯蔵な
らびに処理法を容易にする。
本発明に係る異性体対Ibは副作用の観点からも公知な組
み合わせに勝つている。本発明に係る新規異性体対はミ
ツバチに対し非常に低毒性であり、有用な食虫生物およ
び寄生生物に損害を与えない(生物効果についての実施
例4および5参照)。これは有効成分の忌避効果、好ま
しい持続性および好ましい固有の活性によるのである。
上記の有利な特性の結果として、本発明殺虫性組成物は
総合植物保護技術(IPM=総合された有害生物管理)に
優用かもしれない。
み合わせに勝つている。本発明に係る新規異性体対はミ
ツバチに対し非常に低毒性であり、有用な食虫生物およ
び寄生生物に損害を与えない(生物効果についての実施
例4および5参照)。これは有効成分の忌避効果、好ま
しい持続性および好ましい固有の活性によるのである。
上記の有利な特性の結果として、本発明殺虫性組成物は
総合植物保護技術(IPM=総合された有害生物管理)に
優用かもしれない。
本発明は、本発明に係る鏡像体対が鏡像体対Iaと実質的
に同じ殺虫活性をもつが、温血動物種に対しては有意に
毒性が小さいというもう一つの認識に基づく。このこと
はラツトに対するおよそのLD50毒性値(5000mg/k
g)とイエバエのそれ(0.64mg/kg)の商である選
択性係数(7800)によりはつきり実証される。鏡像
体対Iaの前記選択性係数は50/0.45=111とな
る。
に同じ殺虫活性をもつが、温血動物種に対しては有意に
毒性が小さいというもう一つの認識に基づく。このこと
はラツトに対するおよそのLD50毒性値(5000mg/k
g)とイエバエのそれ(0.64mg/kg)の商である選
択性係数(7800)によりはつきり実証される。鏡像
体対Iaの前記選択性係数は50/0.45=111とな
る。
異性体対Ibは異性体対Iaより寄生生物に対して毒性が低
く、このことは特に重要である。この理由のため、本発
明に係る殺虫性組成物は、処理地域の端や、また処理後
では(即ち低濃度の有効成分で処理された区域では)寄
生生物およびミツバチを殺さないので、一層安全に使用
できる。異性体対Ibの忌避効果も顕著に良好である。
く、このことは特に重要である。この理由のため、本発
明に係る殺虫性組成物は、処理地域の端や、また処理後
では(即ち低濃度の有効成分で処理された区域では)寄
生生物およびミツバチを殺さないので、一層安全に使用
できる。異性体対Ibの忌避効果も顕著に良好である。
公知の添加物との混合物として異性体対Ibを含有してな
る本発明殺虫性組成物は直接使用に適した形で製剤化で
きる。
る本発明殺虫性組成物は直接使用に適した形で製剤化で
きる。
本発明の組成物はULV用組成物、噴霧剤、分散性粉剤、
粒剤、水和剤その他の粉剤、安定乳剤などの剤型でよ
い。前記組成物は野菜、果樹園、穀類の畑、および他の
大規模栽培の有害生物防除処理に適している。本発明組
成物は、その低毒性のため、家庭、家畜小屋の飛翔性昆
虫および潜棲性の害虫の防除に、また家畜の水浴処理及
び牧草地の処理に特に適している。
粒剤、水和剤その他の粉剤、安定乳剤などの剤型でよ
い。前記組成物は野菜、果樹園、穀類の畑、および他の
大規模栽培の有害生物防除処理に適している。本発明組
成物は、その低毒性のため、家庭、家畜小屋の飛翔性昆
虫および潜棲性の害虫の防除に、また家畜の水浴処理及
び牧草地の処理に特に適している。
本発明の更に一つの側面によれば、前記殺虫性組成物の
使用が提供される。前記組成物は野外条件下で有効成分
2〜25g/ヘクタールの割合で使用するのがよい。
使用が提供される。前記組成物は野外条件下で有効成分
2〜25g/ヘクタールの割合で使用するのがよい。
本発明殺虫性組成物は異性体対Ibに加えて、活性化剤、
更に共力剤、例えばピペロニルブトキシドを含むことが
できる。前記添加物は、温血動物に対する毒性を増すこ
となく、有効成分の効力を強化する。
更に共力剤、例えばピペロニルブトキシドを含むことが
できる。前記添加物は、温血動物に対する毒性を増すこ
となく、有効成分の効力を強化する。
本発明の特に適当な具体例によれば、適当な添加物99
〜1重量%との混合物とした有効成分1〜99重量%を
含有してなる分散可能な粒剤が提供される。補助薬剤と
して、例えば0.1〜1重量%の陰イオンおよび(また
は)非イオン界面活性剤、例えばアルキル−アリールス
ルホン酸のアルカリ塩、アルキルアリールスルホン酸と
ホルムアルデヒドとの縮合生成物のアルカリ塩、アルキ
ル−アリール−ポリグリコールエーテル、硫酸化長鎖ア
ルコール、ポリエチレンオキシド、硫酸化脂肪アルコー
ル、脂肪酸ポリグリコールエステルおよび各種の他の市
販界面活性剤を使用できる。
〜1重量%との混合物とした有効成分1〜99重量%を
含有してなる分散可能な粒剤が提供される。補助薬剤と
して、例えば0.1〜1重量%の陰イオンおよび(また
は)非イオン界面活性剤、例えばアルキル−アリールス
ルホン酸のアルカリ塩、アルキルアリールスルホン酸と
ホルムアルデヒドとの縮合生成物のアルカリ塩、アルキ
ル−アリール−ポリグリコールエーテル、硫酸化長鎖ア
ルコール、ポリエチレンオキシド、硫酸化脂肪アルコー
ル、脂肪酸ポリグリコールエステルおよび各種の他の市
販界面活性剤を使用できる。
本発明の係る殺虫性組成物はまた水中でまたは水の存在
下で乳剤を乳化したとき安定な乳化系を生成しうる添加
物50〜95重量%との混合物として好ましくは5〜5
0重量%の有効成分を含有してなる濃縮物の形で製剤化
することもできる。
下で乳剤を乳化したとき安定な乳化系を生成しうる添加
物50〜95重量%との混合物として好ましくは5〜5
0重量%の有効成分を含有してなる濃縮物の形で製剤化
することもできる。
添加物として1〜20重量%の界面活性剤および(また
は)0.1〜5重量%の安定剤を使用でき、そして混合
物はなるべく有機溶媒で100%まで満たすのがよい。
は)0.1〜5重量%の安定剤を使用でき、そして混合
物はなるべく有機溶媒で100%まで満たすのがよい。
界面活性剤としては、8〜14のHLB値をもつ陰イオン
および非イオン界面活性剤の混合物を使用するのがよ
い。なるべくは、下記の界面活性剤を利用するのがよ
い:アルキルアリールスルホン酸のカルシウム塩、リン
酸のモノおよびジエステル、ノニルおよびトリブチルフ
エノールポリグリコールエーテル、脂肪アルコールおよ
びエチレンオキシドの付加物、脂肪酸ポリグリコールエ
ステル、エチレンオキシド−プロピレンオキシドブロツ
ク重合体など。
および非イオン界面活性剤の混合物を使用するのがよ
い。なるべくは、下記の界面活性剤を利用するのがよ
い:アルキルアリールスルホン酸のカルシウム塩、リン
酸のモノおよびジエステル、ノニルおよびトリブチルフ
エノールポリグリコールエーテル、脂肪アルコールおよ
びエチレンオキシドの付加物、脂肪酸ポリグリコールエ
ステル、エチレンオキシド−プロピレンオキシドブロツ
ク重合体など。
溶媒としては、芳香族炭化水素混合物(例えば、キシレ
ン類)、シクロヘキサノール、ブタノール、メチルエチ
ルケトン、イソプロパノールなどを使用できる。
ン類)、シクロヘキサノール、ブタノール、メチルエチ
ルケトン、イソプロパノールなどを使用できる。
本発明組成物は更に共力剤も含有でき、そしてこのもの
は有効成分の量を減少させることができる。この目的に
対しピペロニルブトキシドを適用するのがよい。
は有効成分の量を減少させることができる。この目的に
対しピペロニルブトキシドを適用するのがよい。
本発明の更に一つの側面によれば、式(I)の化合物の可
能な8異性体のうち実質的に唯一の鏡像体対1Rトラン
スS+1SトランスR(Ib)からなる生成物を、それ以
外の成分の他の異性体を含有する混合物から製造する方
法が提供される。
能な8異性体のうち実質的に唯一の鏡像体対1Rトラン
スS+1SトランスR(Ib)からなる生成物を、それ以
外の成分の他の異性体を含有する混合物から製造する方
法が提供される。
サイパメトリン混合物のより高い活性をもつ異性体を富
化することは幾つかの特許明細書中に記載されている。
ある公開特許出願(C.A.95巻、(1981)、特
開昭56−第57755号明細書)によれば、Ic86.
9%、Ia9.5%、およびIb+Id5.6%からなる結晶
性サイパメトリン異性体混合物が、Ic53.5%、Ia3
8.7%およびIb+Id7.8%からなる混合物に種晶を
添加することによつて製造される。この場合、母液中に
残る化合物の生物活性の方が高いことが予期された。
化することは幾つかの特許明細書中に記載されている。
ある公開特許出願(C.A.95巻、(1981)、特
開昭56−第57755号明細書)によれば、Ic86.
9%、Ia9.5%、およびIb+Id5.6%からなる結晶
性サイパメトリン異性体混合物が、Ic53.5%、Ia3
8.7%およびIb+Id7.8%からなる混合物に種晶を
添加することによつて製造される。この場合、母液中に
残る化合物の生物活性の方が高いことが予期された。
他の公知の手順の目的もシス異性体対またはシス異性体
対に富む物質を製造することにある。公知の方法による
と、鏡像体の対IaおよびIcの混合物をエピマー化に付し
てIc鏡像体対をIa鏡像体対に変換し、それぞれ公知のア
ルフア−メトリンおよびデカメトリンを不斉変換により
製造している、(Chem.ad Ind.、1985年3月19
日、199〜204;英国特許出願第80 13308
号明細書;欧州特許第0 067461号明細書;オラ
ンダ特許第888431号明細書、Derwen79766D
参照)。
対に富む物質を製造することにある。公知の方法による
と、鏡像体の対IaおよびIcの混合物をエピマー化に付し
てIc鏡像体対をIa鏡像体対に変換し、それぞれ公知のア
ルフア−メトリンおよびデカメトリンを不斉変換により
製造している、(Chem.ad Ind.、1985年3月19
日、199〜204;英国特許出願第80 13308
号明細書;欧州特許第0 067461号明細書;オラ
ンダ特許第888431号明細書、Derwen79766D
参照)。
先行技術はトランス異性体の製造に向けられたどの方法
の教示にも沈黙している。
の教示にも沈黙している。
本発明の更に一つの側面によれば、実質的に鏡像体の対
1RトランスSおよび1SトランスRだけからなる、即
ち式(I)の化合物の可能な8異性体のうち実質的に二つ
だけからなる異性体結晶化合物を、式(I)の他の異性体
からなる混合物から製造する方法が提供されるが、本法
はイ ) 望む異性体をそれ以外の可能な異性体との混合物と
して含有する混合物から、プロトン性または非プロトン
性非極性不活性有機溶媒を用いて飽和溶液をつくり、こ
の溶液を鏡像体対1RトランスS+1SトランスRから
なる種結晶で接種し、沈殿した結晶を+30℃から−3
0℃までの温度で単離し、あるいはロ ) 望む異性体をそれ以外の可能な異性体との混合物と
して含有してなる混合物の融解物を、1RトランスS+
1SトランスRからなる種結晶で、10℃から60℃の
温度で接種し、30℃から−10℃の温度で結晶化さ
せ、必要に応じ、このようにして得た混合物をプロトン
性または非プロトン性非極性有機溶媒に−10℃から−
20℃の温度で懸濁させ、そして分離した結晶を単離
し、あるいはハ ) 望む異性体Ibをそれ以外の可能な異性体との混合物
として含有する混合物を、有機溶媒中、なるべくはシリ
カゲルあるいはケイソウ土吸着剤上でクロマトグラフイ
ーにかけ、あるいはニ ) 式(I)の化合物のトランス異性体を含有する混合物
をプロトン性あるいは非プロトン性非極性溶媒に溶解
し、この溶液を鏡像体対1RトランスS+1Sトランス
R(Ib)からなる種結晶で接種し、沈殿した結晶性生成
物Ibを単離し、そして、その後必要に応じ、母液中に存
在するIb+Idからなる混合物を有機または無機塩基でエ
ピマー化し、また必要に応じ、前記工程および(また
は)結晶化工程を繰り返し、あるいはホ ) トランス異性体を含有する混合物を4〜9炭素原子
を含む第二級または第三級有機アミン塩基に、任意に有
機溶媒を添加して溶解し、このようにして得た溶液を1
RトランスS+1SトランスR異性体からなる種結晶で
接種し、その後沈殿した結晶を単離する、 ことからなる。
1RトランスSおよび1SトランスRだけからなる、即
ち式(I)の化合物の可能な8異性体のうち実質的に二つ
だけからなる異性体結晶化合物を、式(I)の他の異性体
からなる混合物から製造する方法が提供されるが、本法
はイ ) 望む異性体をそれ以外の可能な異性体との混合物と
して含有する混合物から、プロトン性または非プロトン
性非極性不活性有機溶媒を用いて飽和溶液をつくり、こ
の溶液を鏡像体対1RトランスS+1SトランスRから
なる種結晶で接種し、沈殿した結晶を+30℃から−3
0℃までの温度で単離し、あるいはロ ) 望む異性体をそれ以外の可能な異性体との混合物と
して含有してなる混合物の融解物を、1RトランスS+
1SトランスRからなる種結晶で、10℃から60℃の
温度で接種し、30℃から−10℃の温度で結晶化さ
せ、必要に応じ、このようにして得た混合物をプロトン
性または非プロトン性非極性有機溶媒に−10℃から−
20℃の温度で懸濁させ、そして分離した結晶を単離
し、あるいはハ ) 望む異性体Ibをそれ以外の可能な異性体との混合物
として含有する混合物を、有機溶媒中、なるべくはシリ
カゲルあるいはケイソウ土吸着剤上でクロマトグラフイ
ーにかけ、あるいはニ ) 式(I)の化合物のトランス異性体を含有する混合物
をプロトン性あるいは非プロトン性非極性溶媒に溶解
し、この溶液を鏡像体対1RトランスS+1Sトランス
R(Ib)からなる種結晶で接種し、沈殿した結晶性生成
物Ibを単離し、そして、その後必要に応じ、母液中に存
在するIb+Idからなる混合物を有機または無機塩基でエ
ピマー化し、また必要に応じ、前記工程および(また
は)結晶化工程を繰り返し、あるいはホ ) トランス異性体を含有する混合物を4〜9炭素原子
を含む第二級または第三級有機アミン塩基に、任意に有
機溶媒を添加して溶解し、このようにして得た溶液を1
RトランスS+1SトランスR異性体からなる種結晶で
接種し、その後沈殿した結晶を単離する、 ことからなる。
本発明方法の変法イ)およびホ)によれば、有機溶媒として
なるべくC1〜12炭化水素、C1〜6塩素化炭化水
素、C1〜5ジアルキルエーテルまたはC1〜10アル
コールを用いて進めるのがよい。前記溶媒は直鎖でも分
枝鎖でも、また環状でも非環状でもよい。
なるべくC1〜12炭化水素、C1〜6塩素化炭化水
素、C1〜5ジアルキルエーテルまたはC1〜10アル
コールを用いて進めるのがよい。前記溶媒は直鎖でも分
枝鎖でも、また環状でも非環状でもよい。
種結晶による接種は、酸化防止剤、とりわけ第三級ブチ
ルヒドロキシトルエンまたは2,2,4−トリメチル−
キノリンの存在下に実施し、また溶媒としてエタノー
ル、イソプロパノール、石油エーテルまたはヘキサンを
使用するのがよい。
ルヒドロキシトルエンまたは2,2,4−トリメチル−
キノリンの存在下に実施し、また溶媒としてエタノー
ル、イソプロパノール、石油エーテルまたはヘキサンを
使用するのがよい。
本発明方法の変法ニ)によれば、溶媒としてC4〜10ア
ルカン、C5〜C10シクロアルカン、C1〜8アルカノ
ールおよび(または)C5〜8シクロアルカノールまた
はその混合物を使用するのがよい。
ルカン、C5〜C10シクロアルカン、C1〜8アルカノ
ールおよび(または)C5〜8シクロアルカノールまた
はその混合物を使用するのがよい。
エピマー化工程においては、アンモニア、第二級または
第三級アルキルアミンまたは環式アミンを塩基性物質と
して使用できる。このようにして、好ましくはトリエチ
ルアミン、ジエチルアミン、モルホリン、ピロリジン、
ピペリジン、ジイソプロピルアミン、エフエドリン、ト
リエチレンジアミン、ベンジルアミン、n−ブチルアミ
ン、第二級ブチルアミン、水酸化テトラブチルアンモニ
ウム、水酸化ナトリウム、カリウム第三級ブチレート、
ナトリウムイソプロピレート、または第四級アンモニウ
ム化合物からなるイオン交換樹脂あるいは触媒量の大き
な分子量のアミンを使用するのがよい。
第三級アルキルアミンまたは環式アミンを塩基性物質と
して使用できる。このようにして、好ましくはトリエチ
ルアミン、ジエチルアミン、モルホリン、ピロリジン、
ピペリジン、ジイソプロピルアミン、エフエドリン、ト
リエチレンジアミン、ベンジルアミン、n−ブチルアミ
ン、第二級ブチルアミン、水酸化テトラブチルアンモニ
ウム、水酸化ナトリウム、カリウム第三級ブチレート、
ナトリウムイソプロピレート、または第四級アンモニウ
ム化合物からなるイオン交換樹脂あるいは触媒量の大き
な分子量のアミンを使用するのがよい。
溶媒として、メタノール、エタノール、イソプロパノー
ル、石油エーテルまたはヘキサンを使用するのがよい。
ル、石油エーテルまたはヘキサンを使用するのがよい。
前記反応変法は、もし全製造ラインがIb以外の式(I)の
異性体の使用と製造からなるならば、特に経済的に用い
ることができる。
異性体の使用と製造からなるならば、特に経済的に用い
ることができる。
もし合成サイパメトリン製造法がエステル化手順の一つ
によりトランスサイパメトリンの混合物だけを製造する
ことを可能にするならば、そしてもしそれが本発明の目
指す目的であるならば、本発明方法の変法ホ)は異性体対
Ibの経済的製造に特に適している。前記変法ホ)によれ
ば、トランス混合物の全量が望む鏡像体対Ibに変換され
る。
によりトランスサイパメトリンの混合物だけを製造する
ことを可能にするならば、そしてもしそれが本発明の目
指す目的であるならば、本発明方法の変法ホ)は異性体対
Ibの経済的製造に特に適している。前記変法ホ)によれ
ば、トランス混合物の全量が望む鏡像体対Ibに変換され
る。
変法ホ)によると、有機アミン塩基としてトリエチルアミ
ン、モルホリン、ピロリジン、ピペリジン、ジイソプロ
ピルアミン、エフエドリン、または第二級ブチルアミン
を使用するのがよい。
ン、モルホリン、ピロリジン、ピペリジン、ジイソプロ
ピルアミン、エフエドリン、または第二級ブチルアミン
を使用するのがよい。
95%以上の純度をもち80℃以上で融解する高度に純
粋な種結晶を非結晶性の純粋な異性体IiとIdから提供し
調製することが変法ホ)の成否の前提条件である。このこ
とは目的として目指す不斉変換を可能にする。
粋な種結晶を非結晶性の純粋な異性体IiとIdから提供し
調製することが変法ホ)の成否の前提条件である。このこ
とは目的として目指す不斉変換を可能にする。
混合物を有機溶媒存在下にアミンに溶解することにより
更に進めるのがよい。この目的のためには変法イ)で挙げ
た溶媒を使用できる。
更に進めるのがよい。この目的のためには変法イ)で挙げ
た溶媒を使用できる。
変法イ)によれば、1RトランスS、1SトランスR、1
RトランスR、および1SトランスS異性体からなるト
ランスサイパメトリンの異性体混合物をトリエチルアミ
ンに溶解することにより進められる。結晶性出発原料を
40℃から70℃の温度で溶解し、得られた溶液を濾過
する。また油状サイパメトリン混合物を室温で溶解して
もよい。
RトランスR、および1SトランスS異性体からなるト
ランスサイパメトリンの異性体混合物をトリエチルアミ
ンに溶解することにより進められる。結晶性出発原料を
40℃から70℃の温度で溶解し、得られた溶液を濾過
する。また油状サイパメトリン混合物を室温で溶解して
もよい。
1RトランスS+1SトランスR異性体対の結晶化は、
溶液を室温で1RトランスSおよび1SトランスR異性
体の1:1混合物(推奨純度99.8%)で接種し、そ
の後このようにして得た混合物を、かきまぜを用いてま
たは用いずに、0℃から20℃の温度で結晶化に付する
ことにより実施できる。沈殿した結晶を濾過または遠心
により分離し、結晶表面に付着した母液をアルカン(な
るべくは、シクロアルカン型の溶媒、とりわけ石油エー
テル)で洗い去る。合わせた母液を完全に濃縮する。前
記結晶化の手順は繰り返すことができる。不斉変換はな
るべく乾燥不活性ガス(なるべくは、窒素)雰囲気で遂
行するのがよい。
溶液を室温で1RトランスSおよび1SトランスR異性
体の1:1混合物(推奨純度99.8%)で接種し、そ
の後このようにして得た混合物を、かきまぜを用いてま
たは用いずに、0℃から20℃の温度で結晶化に付する
ことにより実施できる。沈殿した結晶を濾過または遠心
により分離し、結晶表面に付着した母液をアルカン(な
るべくは、シクロアルカン型の溶媒、とりわけ石油エー
テル)で洗い去る。合わせた母液を完全に濃縮する。前
記結晶化の手順は繰り返すことができる。不斉変換はな
るべく乾燥不活性ガス(なるべくは、窒素)雰囲気で遂
行するのがよい。
上記方法によると、約95%の純度をもつ1Rトランス
S+1SトランスR異性体混合物が一工程当り80%の
収率でつくられる。この純度はアルコール、とりわけイ
ソプロパノールから更に再結晶することにより99〜9
9.5%に高めることができる。
S+1SトランスR異性体混合物が一工程当り80%の
収率でつくられる。この純度はアルコール、とりわけイ
ソプロパノールから更に再結晶することにより99〜9
9.5%に高めることができる。
もし、塩基が溶媒としても役立つならば、0.2〜0.
4%以下の含水量をもつアミン塩基を使用するのがよ
い。出発原料として用いたトランスサイパメトリン混合
物のシス異性体混入は収量を減少させることがある。
4%以下の含水量をもつアミン塩基を使用するのがよ
い。出発原料として用いたトランスサイパメトリン混合
物のシス異性体混入は収量を減少させることがある。
産業上の利用可能性 本発明に係る殺虫性組成物は、環境に対して無害であ
り、特に家庭および家畜小屋で、飛翔性昆虫および潜棲
棲害虫の防除に、また家畜の水浴処理に、また牧草地の
処理に使用できる。
り、特に家庭および家畜小屋で、飛翔性昆虫および潜棲
棲害虫の防除に、また家畜の水浴処理に、また牧草地の
処理に使用できる。
発明の実施態様 本発明の更に詳細を下記の化学実施例および生物効果に
ついての実施例に示すが、発明保護の範囲をこれらの例
に限定されるものではない。
ついての実施例に示すが、発明保護の範囲をこれらの例
に限定されるものではない。
化学実施例 実施例1 Ia18.2%、Ic21.8%、Ib26.8%およびId3
3.2%からなるサイパメトリン10gをn−ヘキサン
とテトラヒドロフランの95:5混合物50mlに溶解す
る。この溶液を500gのシリカゲルGを含有するカラ
ムでクロマトグラフイーにかけ、溶離剤としてn−ヘキ
サンとテトラヒドロフランの95:5混合物を用いるこ
とにより25mlずつのフラクシヨンを集める。Rf値0.
2に相当するフラクシヨンを集める(TLC展開混合物と
してn−ヘキサンとテトラヒドロフランの95:5混合
物を使用)。前記フラクシヨンを真空で蒸発させる。こ
のようにして得た残留物(2.9g)を29mlのエタノ
ールに45℃で溶解し、0℃で結晶化させる。沈殿した
生成物を濾別し、各10mlずつの氷冷エタノールで2回
洗浄し、真空で乾燥させる。このようにして、2.6g
の白色結晶性生成物を得る、融点80.2℃。
3.2%からなるサイパメトリン10gをn−ヘキサン
とテトラヒドロフランの95:5混合物50mlに溶解す
る。この溶液を500gのシリカゲルGを含有するカラ
ムでクロマトグラフイーにかけ、溶離剤としてn−ヘキ
サンとテトラヒドロフランの95:5混合物を用いるこ
とにより25mlずつのフラクシヨンを集める。Rf値0.
2に相当するフラクシヨンを集める(TLC展開混合物と
してn−ヘキサンとテトラヒドロフランの95:5混合
物を使用)。前記フラクシヨンを真空で蒸発させる。こ
のようにして得た残留物(2.9g)を29mlのエタノ
ールに45℃で溶解し、0℃で結晶化させる。沈殿した
生成物を濾別し、各10mlずつの氷冷エタノールで2回
洗浄し、真空で乾燥させる。このようにして、2.6g
の白色結晶性生成物を得る、融点80.2℃。
分析特性データ: Rf=0.2(Kieselguhr Gプレート、n−ヘキサンと
テトラヒドロフランの95:5混合物) IR(KBr)νc=o=1735cm-1 NMR(CD Cl3)δ(ppm)=1.22、1.27、CMe2; 1.69、d、1H、C1;2.32、m、1H、c3; 5.6、d、1H、C1′;6.39、s、1H、Cアルフア
−プロトン。
テトラヒドロフランの95:5混合物) IR(KBr)νc=o=1735cm-1 NMR(CD Cl3)δ(ppm)=1.22、1.27、CMe2; 1.69、d、1H、C1;2.32、m、1H、c3; 5.6、d、1H、C1′;6.39、s、1H、Cアルフア
−プロトン。
実施例2 結晶トランスサイパメトリン混合物(ガスクロマトグラ
フイーにより、1RトランスRおよび1SトランスS異
性体53.9%とIg異性体43.3%を含有)10gへ
無水トリエチルアミン15mlを加える。混合物を窒素雰
囲気下に絶えずかきまぜながら60℃に加熱し、それか
ら溶液を急ぎ濾過し30℃に冷却する。このようにして
得た無色透明溶液をId異性体の1:1混合物の種結晶で
接種し、室温まで冷却し、1日間結晶化させる。混合物
を冷時濾過する。生成物を室温で乾燥する。このように
して、雪様白色の結晶性生成物8.4gが得られる。融
点79.5〜80.5℃。ガスクロマトグラフイー分析
によると、この生成物は望むIb異性体の1:1混合物9
5%を含有する。母液を蒸発させる。上記工程を繰り返
すと、白色結晶性生成物1.05gが第二生成物として
得られる、融点79〜80℃。
フイーにより、1RトランスRおよび1SトランスS異
性体53.9%とIg異性体43.3%を含有)10gへ
無水トリエチルアミン15mlを加える。混合物を窒素雰
囲気下に絶えずかきまぜながら60℃に加熱し、それか
ら溶液を急ぎ濾過し30℃に冷却する。このようにして
得た無色透明溶液をId異性体の1:1混合物の種結晶で
接種し、室温まで冷却し、1日間結晶化させる。混合物
を冷時濾過する。生成物を室温で乾燥する。このように
して、雪様白色の結晶性生成物8.4gが得られる。融
点79.5〜80.5℃。ガスクロマトグラフイー分析
によると、この生成物は望むIb異性体の1:1混合物9
5%を含有する。母液を蒸発させる。上記工程を繰り返
すと、白色結晶性生成物1.05gが第二生成物として
得られる、融点79〜80℃。
合わせた生成物をイソプロパノール50mlから再結晶す
る。雪様白色の結晶性生成物8.5gが第一生成物、融
点80.5℃、有効成分含量98%として得られる。更
に再結晶すると、結晶性生成物7.5gが得られ、融点
81.5℃、有効成分含量99.5%以上である。
る。雪様白色の結晶性生成物8.5gが第一生成物、融
点80.5℃、有効成分含量98%として得られる。更
に再結晶すると、結晶性生成物7.5gが得られ、融点
81.5℃、有効成分含量99.5%以上である。
IR(KBr)νc=o=1735cm-1 NMR(CD Cl3)δ(ppm)=1.22、1.27、CMe2; 1.69、d、1H、C1;2.32、m、1H、C3;5.
6、d、1H、C1′;6.39、s、1H、Cアルフア−プ
ロトン。
6、d、1H、C1′;6.39、s、1H、Cアルフア−プ
ロトン。
実施例3 油状の粗製(純度95%)トランスサイパメトリン混合
物(ガスクロマドグラフイーにより、1RトランスRと
1SトランスS異性体48%およびIb異性体47%を含
有)100gを、かきまぜながら無水トリエチルアミン
150mlおよびtert.ブチルヒドロキシトルエン0.2
gの溶液に溶かす。溶液を急ぎ濾過し、実施例2と同様
に接種し、二回結晶化および再結晶させる。このように
して82gの雪様白色、結晶性異性体対Ib、融点80〜
80.5℃、有効成分含量97.5%を得る。
物(ガスクロマドグラフイーにより、1RトランスRと
1SトランスS異性体48%およびIb異性体47%を含
有)100gを、かきまぜながら無水トリエチルアミン
150mlおよびtert.ブチルヒドロキシトルエン0.2
gの溶液に溶かす。溶液を急ぎ濾過し、実施例2と同様
に接種し、二回結晶化および再結晶させる。このように
して82gの雪様白色、結晶性異性体対Ib、融点80〜
80.5℃、有効成分含量97.5%を得る。
実施例4 油状のトランスサイパメトリン混合物(1RトランスR
および1SトランスS異性体85%とIb異性体14%を
含有)10gを15mlの無水トリエチルアミンに室温で
かきまぜながら溶かし、それから溶液を、実施例2記載
のように、濾過し、結晶化させる。このようにして、8
gの雪様白色、結晶性異性体混合物Ib、融点79〜8
0.5℃を得る。
および1SトランスS異性体85%とIb異性体14%を
含有)10gを15mlの無水トリエチルアミンに室温で
かきまぜながら溶かし、それから溶液を、実施例2記載
のように、濾過し、結晶化させる。このようにして、8
gの雪様白色、結晶性異性体混合物Ib、融点79〜8
0.5℃を得る。
実施例5 結晶性トランスサイパメトリン(1RトランスRおよび
1SトランスS異性体52%とIb異性体対47%を含
有)10gをトリ−n−プロピルアミン15mlに50℃
で溶かす。溶液を濾過し、30℃に冷却し、Ib異性体の
1:1混合物からなる種結晶で接種する。混合物を48
時間結晶化させる。このようにして、8.2gの雪様白
色結晶性生成物、融点78〜80℃、純度95%(ガス
クロマトグラフイー分析による)が得られる。
1SトランスS異性体52%とIb異性体対47%を含
有)10gをトリ−n−プロピルアミン15mlに50℃
で溶かす。溶液を濾過し、30℃に冷却し、Ib異性体の
1:1混合物からなる種結晶で接種する。混合物を48
時間結晶化させる。このようにして、8.2gの雪様白
色結晶性生成物、融点78〜80℃、純度95%(ガス
クロマトグラフイー分析による)が得られる。
実施例6 塩基として15mlのトリブチルアミンを使用して実施例
5と同様に操作を進める。このようにして、7.5gの
雪様白色、結晶性異性体の対Ib、融点77〜79℃、純度
93%、を得る。
5と同様に操作を進める。このようにして、7.5gの
雪様白色、結晶性異性体の対Ib、融点77〜79℃、純度
93%、を得る。
実施例7 塩基として15mlのトリイソプロピルアミンを使用して
実施例5と同様に操作を進める。このようにして、7.
5gの雪様白色、結晶性異性体の対Ib、融点78〜80
℃、純度95.5%、を得る。
実施例5と同様に操作を進める。このようにして、7.
5gの雪様白色、結晶性異性体の対Ib、融点78〜80
℃、純度95.5%、を得る。
実施例8 塩基として15mlのジイソプロピルアミを使用して実施
例5と同様に操作を進める。このようにして、8.0g
の雪様白色、結晶性異性体の対Ib、融点78〜80℃、
純度95.5%、を得る。
例5と同様に操作を進める。このようにして、8.0g
の雪様白色、結晶性異性体の対Ib、融点78〜80℃、
純度95.5%、を得る。
実施例9 トランスサイパメトリン(1RトランスSおよび1Sト
ランスR異性体48%とIb異性体対49%を含有)10
gを、50mlのイソプロパノール中にかきまぜながらか
つ加熱しつつ溶解し、次に2mlの水酸化アンモニウム水
溶液(比重0.880g/ml)を加える。溶液を結晶性
異性体対Ibの種結晶で接種し、20℃で24時間かきま
ぜ、0〜5℃に冷却し、そしてこの温度でかきまぜを続
ける。懸濁系を濾過し、生成物をイソプロパノールおよ
び石油エーテルで洗浄し、乾燥する。このようにして、
6gの白色結晶性異性体対Ib(1:1)、融点78〜7
9℃、純度92%(GC分析)、を得る。母液から1.5
gの白色結晶性生成物が第二生成物、融点78〜79
℃、として得られる。
ランスR異性体48%とIb異性体対49%を含有)10
gを、50mlのイソプロパノール中にかきまぜながらか
つ加熱しつつ溶解し、次に2mlの水酸化アンモニウム水
溶液(比重0.880g/ml)を加える。溶液を結晶性
異性体対Ibの種結晶で接種し、20℃で24時間かきま
ぜ、0〜5℃に冷却し、そしてこの温度でかきまぜを続
ける。懸濁系を濾過し、生成物をイソプロパノールおよ
び石油エーテルで洗浄し、乾燥する。このようにして、
6gの白色結晶性異性体対Ib(1:1)、融点78〜7
9℃、純度92%(GC分析)、を得る。母液から1.5
gの白色結晶性生成物が第二生成物、融点78〜79
℃、として得られる。
第二生成物の組成は最初の生成結晶のそれと同一であ
る。
る。
実施例10 トランスサイパメトリン(1RトランスSおよび1Sト
ランスR異性体54%および異性体Ib45%を含有)1
0gを100mlの石油エーテル(沸点60〜80℃)に
溶かし、次に0.5モル炭酸ナトリウム溶液1ml、およ
び10W/Vの臭化テトラブチルアンモニウムを含有する
水とメタノールの1:1容混合物を加える。実施例2に
従つて、溶液を種結晶で接種し、4日間結晶化させ、濾
過し、石油エーテルで洗浄し、乾燥する。このようにし
て、6.8gの白色結晶性異性体対Ib、融点78〜80
℃、純度95%(GC分析)、を得る。
ランスR異性体54%および異性体Ib45%を含有)1
0gを100mlの石油エーテル(沸点60〜80℃)に
溶かし、次に0.5モル炭酸ナトリウム溶液1ml、およ
び10W/Vの臭化テトラブチルアンモニウムを含有する
水とメタノールの1:1容混合物を加える。実施例2に
従つて、溶液を種結晶で接種し、4日間結晶化させ、濾
過し、石油エーテルで洗浄し、乾燥する。このようにし
て、6.8gの白色結晶性異性体対Ib、融点78〜80
℃、純度95%(GC分析)、を得る。
実施例11 結晶性トランスサイパメトリン(1RトランスSおよび
1SトランスR異性体52%と1RトランスRおよび1
SトランスR異性体47%を含有)10gを100mlの
石油エーテルに50〜60℃で溶かす。この溶液に0.
02gの2,6−ジ−第三級ブチル−4−メチル−フエ
ノールを加える。濾過後、濾液をIb異性体の1:1混合
物からなる種結晶で30℃において接種する。上記のよ
うにして結晶化を達成する。このようにして、3.8g
の雪様白色、結晶性異性体対Ib(1:1)、融点77〜
79℃、純度93%、を得る。石油エーテルから再結晶
すると、この融点は80.5℃に上がる。結晶化の母液
を別個の工程でエピマー化する。
1SトランスR異性体52%と1RトランスRおよび1
SトランスR異性体47%を含有)10gを100mlの
石油エーテルに50〜60℃で溶かす。この溶液に0.
02gの2,6−ジ−第三級ブチル−4−メチル−フエ
ノールを加える。濾過後、濾液をIb異性体の1:1混合
物からなる種結晶で30℃において接種する。上記のよ
うにして結晶化を達成する。このようにして、3.8g
の雪様白色、結晶性異性体対Ib(1:1)、融点77〜
79℃、純度93%、を得る。石油エーテルから再結晶
すると、この融点は80.5℃に上がる。結晶化の母液
を別個の工程でエピマー化する。
実施例12 結晶性トランスサイパメトリン(1RトランスSおよび
1SトランスR異性体45%と1RトランスRおよび1
SトランスS異性体53%を含有)10gをイソプロパ
ノール75mlに50〜60℃で溶かす。溶液を実施例1
1と同様にして処理する。このようにして、3.6gの
雪様白色、結晶性異性体対Ibを得る。ガスクロマトグラ
フイー分析によれば、この1:1混合物の純度は94%
となる。融点80%℃。実施例2記載のように更に再結
晶を行なう。このようにして99%以上の有効成分含量
を有する生成物を得る。結晶化母液は別個の工程でエピ
マー化する。
1SトランスR異性体45%と1RトランスRおよび1
SトランスS異性体53%を含有)10gをイソプロパ
ノール75mlに50〜60℃で溶かす。溶液を実施例1
1と同様にして処理する。このようにして、3.6gの
雪様白色、結晶性異性体対Ibを得る。ガスクロマトグラ
フイー分析によれば、この1:1混合物の純度は94%
となる。融点80%℃。実施例2記載のように更に再結
晶を行なう。このようにして99%以上の有効成分含量
を有する生成物を得る。結晶化母液は別個の工程でエピ
マー化する。
実施例13 かきまぜ機を具えた装置に、実施例11同様にして得た
母液(異性体Idに富む溶液)を導入し、1gのDowex型
2×4メツシユ(シーブ)塩基性イオン交換樹脂を加え
る。不均一懸濁系を40℃で12時間かきまぜ、濾過
し、各回2mlのイソプロパノールで二回洗浄する。ガス
クロマトグラフイーによると、この溶液はIb異性体対4
1%とId異性体46%を含有する。実施例11記載のよ
うに溶液を蒸発させ、結晶化させる。
母液(異性体Idに富む溶液)を導入し、1gのDowex型
2×4メツシユ(シーブ)塩基性イオン交換樹脂を加え
る。不均一懸濁系を40℃で12時間かきまぜ、濾過
し、各回2mlのイソプロパノールで二回洗浄する。ガス
クロマトグラフイーによると、この溶液はIb異性体対4
1%とId異性体46%を含有する。実施例11記載のよ
うに溶液を蒸発させ、結晶化させる。
実施例14 様媒として石油エーテルを用いて実施例13と同様の操
作を進める。ガスクロマトグラフイー分析によると、こ
の溶液はIb異性体39%と1RトランスRおよび1Sト
ランスS異性体56%を含有する。
作を進める。ガスクロマトグラフイー分析によると、こ
の溶液はIb異性体39%と1RトランスRおよび1Sト
ランスS異性体56%を含有する。
実施例15 無色油状サイパメトリン(Ib30%、Id31%、Ia18
%およびIc21%からなる)10gをIb異性体の1:1
混合物の種結晶で接種し、7℃で1週間結晶化させる。
得られた粘稠結晶性油状物を−15℃に冷却し、−15
℃に冷却したイソプロパノールとジイソプロピルエーテ
ルの1:1混合物10ml中に懸濁させ、冷時濾過する。
このようにして得た結晶を5mlの氷冷イソプロパノール
5mlで洗浄し、室温で乾燥する。このようにして、2g
の白色結晶性生成物Ib、融点78〜80℃、純度96%
(GC)を得る。13mlのヘキサンから再結晶すると、
2.25gの雪様白色、結晶性生成物、融点80〜81
℃、有効成分含量99%、が得られる。
%およびIc21%からなる)10gをIb異性体の1:1
混合物の種結晶で接種し、7℃で1週間結晶化させる。
得られた粘稠結晶性油状物を−15℃に冷却し、−15
℃に冷却したイソプロパノールとジイソプロピルエーテ
ルの1:1混合物10ml中に懸濁させ、冷時濾過する。
このようにして得た結晶を5mlの氷冷イソプロパノール
5mlで洗浄し、室温で乾燥する。このようにして、2g
の白色結晶性生成物Ib、融点78〜80℃、純度96%
(GC)を得る。13mlのヘキサンから再結晶すると、
2.25gの雪様白色、結晶性生成物、融点80〜81
℃、有効成分含量99%、が得られる。
実施例16 サイパメトリン(Ib30%、Id31%、Ia18%および
Ic21%からなる)10gを温イソプロパノール100
mlに溶かし、次に0.02gの2,5−ジ−第三級ブチ
ル−4−メチル−フエノールを加える。溶液を0.2g
の炭末で清澄させ、温時濾過し、濾液を30℃において
Ib異性体の1:1混合物からなる種結晶で接種する。混
合物を10℃で24時間、0℃で48時間、そして最後
に−5℃で24時間結晶化させる(結晶化は生成物の油
状分離を避けるように行なう)。結晶を冷時濾別し、イ
ソプロパノールで洗浄し、室温で乾燥する。このように
して、2.6gの雪様白色、結晶性Ib異性体対(1:
1)、融点78〜8℃、純度95%、が得られる。ヘキ
サンから再結晶すると、2.3gの雪様白色結晶性生成
物、融点80〜81℃、有効成分含量99%、が得られ
る。
Ic21%からなる)10gを温イソプロパノール100
mlに溶かし、次に0.02gの2,5−ジ−第三級ブチ
ル−4−メチル−フエノールを加える。溶液を0.2g
の炭末で清澄させ、温時濾過し、濾液を30℃において
Ib異性体の1:1混合物からなる種結晶で接種する。混
合物を10℃で24時間、0℃で48時間、そして最後
に−5℃で24時間結晶化させる(結晶化は生成物の油
状分離を避けるように行なう)。結晶を冷時濾別し、イ
ソプロパノールで洗浄し、室温で乾燥する。このように
して、2.6gの雪様白色、結晶性Ib異性体対(1:
1)、融点78〜8℃、純度95%、が得られる。ヘキ
サンから再結晶すると、2.3gの雪様白色結晶性生成
物、融点80〜81℃、有効成分含量99%、が得られ
る。
製剤の実施例 実施例1 下記成分を混合して乳剤(EC)を調製する: 有効成分20g/ヘクタールの施用量で組成物5ECは、
同一組成の、ただし異性体Iaを含有する製剤(アルフア
−メトリン組成物)とコロラドビートルに対し同じ防除
効果を示す。
同一組成の、ただし異性体Iaを含有する製剤(アルフア
−メトリン組成物)とコロラドビートルに対し同じ防除
効果を示す。
実施例2 異性体対Ib1.5gおよび脂肪アルコールポリグリコー
ルエーテル1.5gの溶液を、パワーホモジナイザー
で、合成ケイ酸(Wessalon S)30g、タルク(pH7.
1)60g、シヨ糖5g、およびドデシルベンゼンスル
ホン酸3.35gと共に均質化する。このようにして流
動性粉剤を得る。
ルエーテル1.5gの溶液を、パワーホモジナイザー
で、合成ケイ酸(Wessalon S)30g、タルク(pH7.
1)60g、シヨ糖5g、およびドデシルベンゼンスル
ホン酸3.35gと共に均質化する。このようにして流
動性粉剤を得る。
実施例3 異性体対Ib20gをエタノール2gで希釈する。溶液を
パワーホモジナイザーでリグノスルホン酸カルシウム5
g、ノニル−フエニルポリグリコールエーテル(EC=2
0)5g、および炭酸カルシウム70gと混合する。こ
のようにして得た生成物をAlpine100型粉砕機で摩砕
する。CIPACによると、浮揚能力は81%に達し、湿潤
時間は18秒である。
パワーホモジナイザーでリグノスルホン酸カルシウム5
g、ノニル−フエニルポリグリコールエーテル(EC=2
0)5g、および炭酸カルシウム70gと混合する。こ
のようにして得た生成物をAlpine100型粉砕機で摩砕
する。CIPACによると、浮揚能力は81%に達し、湿潤
時間は18秒である。
生物効果についての実験例 実験例1 鏡像体対IaとIbのビーンウイービル(Acanthoscelides
obtectus)、フラワービートル(Tribolium confusu
m)、およびシープマゴツトフライ(Lucilia sericat
a)に対する比較活性試験は、鏡像体対Ibの方が鏡像体
対Iaよりも有効であることを示す。この結果を表1に要
約する。
obtectus)、フラワービートル(Tribolium confusu
m)、およびシープマゴツトフライ(Lucilia sericat
a)に対する比較活性試験は、鏡像体対Ibの方が鏡像体
対Iaよりも有効であることを示す。この結果を表1に要
約する。
試験は次のように行なう: 立体異性体を鉱油とアセトン1:2混合物に溶かし、円
形濾紙(Whatman No.1、直径9cm)を有効成分溶液の
相当する薬量で含浸する。アセトンを蒸発させ、ペトリ
皿の中に置いた円形濾紙上で昆虫を調査する。各薬量に
対し三つの並行試験を用い、各ペトリ皿に15匹の虫を
入れる。24時間後に死亡率を決定する。補正死亡率%
データをアボツトの式により計算する。
形濾紙(Whatman No.1、直径9cm)を有効成分溶液の
相当する薬量で含浸する。アセトンを蒸発させ、ペトリ
皿の中に置いた円形濾紙上で昆虫を調査する。各薬量に
対し三つの並行試験を用い、各ペトリ皿に15匹の虫を
入れる。24時間後に死亡率を決定する。補正死亡率%
データをアボツトの式により計算する。
実験例2 表2から鏡像体対Ibの立体異性体間の相乗効果がわか
る。試験はT.confusumについて行ない、種々な有効成
分薬量に対する接触毒法により下記の結果を得た。
る。試験はT.confusumについて行ない、種々な有効成
分薬量に対する接触毒法により下記の結果を得た。
試験は実験例1に記載した方法に従つて行なう。
実験例3 表3にIgとIi異性体のLD50値およびIb異性体対のそれを
開示する。データはトピカルアプリケーシヨン処理によ
り得られたものである。
開示する。データはトピカルアプリケーシヨン処理によ
り得られたものである。
上記データは、両方の昆虫種に対するトランス異性体間
の相乗効果を証明している。
の相乗効果を証明している。
試験は次のようにして行なう: a) Musca domestica 有効成分を2−エトキシエタノール(セロソルブ)に溶
かし、この溶液0.3μlを3〜5日令の雌イエバエの
背のクチクラに滴下する。10匹のハエを用い、各薬量
に対し2連制で行なう。試験は0%と100%の活性限
界間の五つの薬量水準につい行なう。処理後、ハエをガ
ラスびんに入れる。24時間後に死亡率を決定する。デ
ータをlog10薬量およびプロビツト死亡率に変換する。L
D50および信頼区間値をlog−プロビツトデータの一次回
帰解析により計算する。相乗効果の計算に必要な予想値
は調和平均を用いて得られる。相乗効果フアクターは予
想値と実測値の商である。
かし、この溶液0.3μlを3〜5日令の雌イエバエの
背のクチクラに滴下する。10匹のハエを用い、各薬量
に対し2連制で行なう。試験は0%と100%の活性限
界間の五つの薬量水準につい行なう。処理後、ハエをガ
ラスびんに入れる。24時間後に死亡率を決定する。デ
ータをlog10薬量およびプロビツト死亡率に変換する。L
D50および信頼区間値をlog−プロビツトデータの一次回
帰解析により計算する。相乗効果の計算に必要な予想値
は調和平均を用いて得られる。相乗効果フアクターは予
想値と実測値の商である。
b) T.confusum 有効成分を2−エトキシエタノールに溶かし、この溶液
0.3μlを1〜2週令の成虫の背側に施用する。処理
を2連制で、また0%と100%の活性限界間の範囲で
五つの薬量水準用いそして各薬量に対し20匹の昆虫を
用いて行なう。LD50値および相乗効果フアクターの評価
と決定は実験例2に記載のように行なう。
0.3μlを1〜2週令の成虫の背側に施用する。処理
を2連制で、また0%と100%の活性限界間の範囲で
五つの薬量水準用いそして各薬量に対し20匹の昆虫を
用いて行なう。LD50値および相乗効果フアクターの評価
と決定は実験例2に記載のように行なう。
実験例4 Apbidinus matricanaeの成虫に対する残留接触毒作用に
ついての試験 A.matricariaeの成虫を、ケージを形成したガラス板
上に新しく施用した有効成分の残留物にさらし、その後
生存数を数える。
ついての試験 A.matricariaeの成虫を、ケージを形成したガラス板
上に新しく施用した有効成分の残留物にさらし、その後
生存数を数える。
処理:試験生成物(複数)および水で処理した対照。
反復実験:少なくとも3回。プロツトサイズ(正味): 1ケージ。当該寄生虫は24時間令のものを用いる。生
成物はガラス板の各々へ5〜1ppm濃度で施用する。
成物はガラス板の各々へ5〜1ppm濃度で施用する。
A.matricariaeの10匹の雌を各ケージに入れ、食物
としてはち蜜を与える。暴露から生き残つた雌の数を、
独立した実験で1.5および24時間後に測定する。生
存虫の総数を各ケージ毎に計算する。
としてはち蜜を与える。暴露から生き残つた雌の数を、
独立した実験で1.5および24時間後に測定する。生
存虫の総数を各ケージ毎に計算する。
結果を表4に要約する。
実験例5 A.matricariaeの蛹に対する直接接触毒性作用につい
ての試験 ペトリ皿に入れたシシトウガラシの葉の上でA.matric
ariaeの成熟した蛹に有効成分を直接噴霧する。
ての試験 ペトリ皿に入れたシシトウガラシの葉の上でA.matric
ariaeの成熟した蛹に有効成分を直接噴霧する。
羽化の2日か3日前に寄生蛹のついたシシトウガラシの
葉を使用する。葉をプラスチツク製のペトリ皿に入れた
濾紙上に置く。濾紙を湿らせる。
葉を使用する。葉をプラスチツク製のペトリ皿に入れた
濾紙上に置く。濾紙を湿らせる。
処理方法:実験例4参照。
葉片を処理後きれいなペトリ皿の底に移す。温度20
℃、相対湿度70%、そして明−暗サイクル16−8時
間の気候調整室にトレーを保存する。生き残つた蛹は2
〜3日後に羽化する。羽化した蛹と死んだの数を数え
る。結果を表5に示す。
℃、相対湿度70%、そして明−暗サイクル16−8時
間の気候調整室にトレーを保存する。生き残つた蛹は2
〜3日後に羽化する。羽化した蛹と死んだの数を数え
る。結果を表5に示す。
実験例6 有効成分を2−エトキシエタノールに溶かし、その溶液
0.3μlを、ポテトビートル(Leptinotarsa decemli
neata)成虫の腹部胸板に施用する。処理は2連制を用
い各薬量に対し10匹の昆虫を使用して行なう。処理後
昆虫をペトリ皿に入れ、48時間後死亡率を決定する。
結果を表6に示す。
0.3μlを、ポテトビートル(Leptinotarsa decemli
neata)成虫の腹部胸板に施用する。処理は2連制を用
い各薬量に対し10匹の昆虫を使用して行なう。処理後
昆虫をペトリ皿に入れ、48時間後死亡率を決定する。
結果を表6に示す。
実験例7 T.confusum(混同されたフラワービートル)の成虫を
実施例1に従つて処理し、24時間後死亡率パーセント
を決定する。ピペロニルブトキシド(以後は「PBO」と
呼ぶ)の用量は0.5mg/濾紙片とする。結果を表7に
開示する。鏡像体対Ibは異性体の対Iaより高レベルで相
乗効果を示すことがわかる。
実施例1に従つて処理し、24時間後死亡率パーセント
を決定する。ピペロニルブトキシド(以後は「PBO」と
呼ぶ)の用量は0.5mg/濾紙片とする。結果を表7に
開示する。鏡像体対Ibは異性体の対Iaより高レベルで相
乗効果を示すことがわかる。
実験例8 有効成分を2−エトキシエタノールに溶かし、その溶液
0.2μlをL7〜L8幼虫段階のウオールフエブワーム
(Hyphantria cunea)背に施用する。処理した虫をペト
リ皿内のいちごの葉の上に置く。試験は5通りの薬量、
2連制および各薬量に対し10匹の昆虫を用いて行な
う。死んだ虫を24時間後に数え、死亡率パーセントを
計算する。結果を表8に要約する。
0.2μlをL7〜L8幼虫段階のウオールフエブワーム
(Hyphantria cunea)背に施用する。処理した虫をペト
リ皿内のいちごの葉の上に置く。試験は5通りの薬量、
2連制および各薬量に対し10匹の昆虫を用いて行な
う。死んだ虫を24時間後に数え、死亡率パーセントを
計算する。結果を表8に要約する。
実験例9 製剤の実施例1記載の5EC組成物から水で希釈するこ
とによつて50−、100−、200-、400-、80
0−および1600−倍希釈乳剤を調製する。これら乳
剤0.5mlをガラス板上に噴霧し、次に乾燥した後、1
0匹のコロラドビートル(L.decemlineata)の成虫を
各ガラス板上に置き、そして昆虫を覆う。試験は6通り
の薬量を用いて各薬量に対し3連制を実施することによ
り行なう。48時間後に死んだ虫を数え、死亡率パーセ
ントを計算する。結果を表9に示す。
とによつて50−、100−、200-、400-、80
0−および1600−倍希釈乳剤を調製する。これら乳
剤0.5mlをガラス板上に噴霧し、次に乾燥した後、1
0匹のコロラドビートル(L.decemlineata)の成虫を
各ガラス板上に置き、そして昆虫を覆う。試験は6通り
の薬量を用いて各薬量に対し3連制を実施することによ
り行なう。48時間後に死んだ虫を数え、死亡率パーセ
ントを計算する。結果を表9に示す。
実験例10 ビーンウイービル(Acanthoscelides obtectus)の成虫
に対して殺虫効果を試験する。24時間後死んだ昆虫を
数え、死亡率パーセントを計算する。結果を表10に示
す。
に対して殺虫効果を試験する。24時間後死んだ昆虫を
数え、死亡率パーセントを計算する。結果を表10に示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルトツク,ベラ ハンガリア国 エツチ−1143,ブダペス ト,ザスズロス ユー.,56 (72)発明者 ゾルタン,サンドール ハンガリア国 エツチ−1142,ブダペス ト,サルコーズ ユー.,7/エイ (72)発明者 ナギイ,ラヨス ハンガリア国 エツチ−2000,スゼンテン ドレ,バサルヘルイ,カルマン テル,16 (72)発明者 ギヤリ,アンタル ハンガリア国 エツチ−1025,ブダペス ト,ボーローニ ウト,15/ビー (72)発明者 ソムフエイ,エバ ハンガリア国 エツチ−1014,ブダペス ト,タンクシクス エム.ユー.,8 (72)発明者 ヘゲドユース,アグネス ハンガリア国 エツチ−1225,ブダペス ト,クスト ユー.,8/シー (72)発明者 パツプ,ラスズロ ハンガリア国 エツチ−1112,ブダペス ト,バドン ユー.,19 (72)発明者 ソース,ルドルフ ハンガリア国 エツチ−1121,ブダペス ト,ハンヤツド レユト,12 (72)発明者 ラツドバニイ,エルズセベツト ハンガリア国 エツチ−1027,ブダペス ト,クサロガニイ ユー.,35 (72)発明者 ボタール,サンドール ハンガリア国 エツチ−1082,ブダペス ト,バロス ユー.,109 (72)発明者 スザボルクシ,タマス ハンガリア国 エツチ−1142,ブダペス ト,タレル ユー.,32
Claims (18)
- 【請求項1】一以上の有効成分を含み環境に対して無害
な相乗効果のある殺虫性組成物において、0.001か
ら99重量%までの量の式(I): を有する合成ピレスロイド、即ち可能な8異性体のうち
実質的に1RトランスS/1SトランスR(モル比1:
1)鏡像体対だけと、任意に100重量%までの量の1
種以上の活性化剤および、酸化防止剤、安定化剤、湿潤
剤、乳化剤、分散剤、消泡剤、希釈剤および充填剤から
なる群から選択される1種以上の補助剤とを、混合状態
で含有してなることを特徴とする組成物。 - 【請求項2】少なくとも95%の純度を有し、且つ、
1:1(モル比)の鏡像体対1RトランスS/1Sトラ
ンスRから実質的になる式(I): を有する異性体結晶化合物。 - 【請求項3】融点が80.5〜81.5℃である請求の
範囲第2項に記載の異性体結晶化合物。 - 【請求項4】1:1(モル比)の鏡像体対1Rトランス
S/1SトランスRから実質的になる式(I): を有する異性体結晶化合物の製造方法であって、 所望の異性体をそれ以外の可能な異性体との混合物とし
て含有する混合物からプロトン性または非プロトン性非
極性不活性有機溶媒で飽和溶液をつくり、 この溶液に1:1(モル比)鏡像体対1RトランスS/
1SトランスRからなる種結晶を接種し、 沈殿した結晶化合物を+30℃から−30℃の温度で単
離する ことを包含する方法。 - 【請求項5】有機溶媒が、C1〜C12炭化水素、C1〜
C6塩素化炭化水素、C1〜C5ジアルキルエーテル、
またはC1〜C10アルコールである請求の範囲第4項に
記載の方法。 - 【請求項6】有機溶媒がC4〜C10アルカン、C5〜C
10シクロアルカン、C1〜C8アルカノールまたはC5
〜C8シクロアルカノール、あるいはこれらの混合物で
ある請求の範囲第5項に記載の方法。 - 【請求項7】有機溶媒がヘキサン、石油エーテル、シク
ロヘキサン、メタノール、エタノールまたはイソプロパ
ノールである請求の範囲第6項に記載の方法。 - 【請求項8】接種操作を、酸化防止剤の存在下に種結晶
で行なう請求の範囲第4項に記載の方法。 - 【請求項9】酸化防止剤が第三級ブチルヒドロキシトル
エンまたは2,2,4−トリメチルキノリンである請求
の範囲第8項に記載の方法。 - 【請求項10】1:1(モル比)の鏡像体対1Rトラン
スS/1SトランスRから実質的になる式(I): を有する異性体結晶化合物の製造方法であって、 所望の異性体をそれ以外の可能な異性体との混合物とし
て含有する混合物の10℃から60℃の温度の融解物
に、1:1(モル比)鏡像体対1RトランスS/1Sト
ランスRからなる種結晶を接種し、30℃から−10℃
の温度で結晶化させ、 必要に応じて、このようにして得た混合物をプロトン性
または非プロトン性非極性有機溶媒中に−10℃から−
20℃の温度で懸濁させ、 分離した結晶化合物を単離する ことを包含する方法。 - 【請求項11】1:1(モル比)の鏡像体対1Rトラン
スS/1SトランスRから実質的になる式(I): を有する異性体結晶化合物の製造方法であって、 所望の異性体をそれ以外の可能な異性体との混合物とし
て含有する混合物を、有機溶媒中、好ましくはシリカゲ
ルまたはケイソウ土吸着剤上でクロマトグラフィーにか
け、結晶性化合物を単離する ことを包含する方法。 - 【請求項12】1:1(モル比)の鏡像体対1Rトラン
スS/1SトランスRから実質的になる式(I): を有する異性体結晶化合物の製造方法であって、 式(I)の化合物のトランス異性体を含有する混合物を
プロトン性または非プロトン性非極性有機溶媒に溶解
し、 その溶液に、1:1(モル比)の鏡像体対1Rトランス
S/1SトランスRからなる種結晶を接種し、 沈殿した結晶化合物を単離し、そしてその後、 必要に応じて、母液中に存在する式(I)の1Rトラン
スS、1SトランスR、1RトランスRおよび1Sトラ
ンスSを含有する混合物を有機または無機の塩基の存在
下でエピマー化し、 また必要に応じて、前記工程を繰り返す ことを包含する方法。 - 【請求項13】有機溶媒がC4〜C10アルカン、C5〜
C10シクロアルカン、C1〜C8アルカノールまたはC
5〜C8シクロアルカノール、あるいはこれらの混合物
である請求の範囲第12項に記載の方法。 - 【請求項14】有機溶媒がヘキサン、石油エーテル、シ
クロヘキサン、メタノール、エタノールまたはイソプロ
パノールである請求の範囲第13項に記載の方法。 - 【請求項15】有機または無機塩基がアンモニア、第二
級もしくは第三級アルキルアミン、または環状アミンで
ある請求の範囲第12項に記載の方法。 - 【請求項16】1:1(モル比)の鏡像体対1Rトラン
スS/1SトランスRから実質的になる式(I): を有する異性体結晶化合物の製造方法であって、 式(I)のトランス異性体を含有する混合物を炭素原子
数4〜9の第二級または第三級有機アミン塩基に任意に
有機溶媒を添加することにより溶解し、 このようにして得た溶液に1:1(モル比)の鏡像体対
1RトランスS/1SトランスRからなる種結晶を接種
し、 沈殿した結晶化合物を単離する ことを包含する方法。 - 【請求項17】有機溶媒がC1〜C12炭化水素、C1〜
C6塩素化炭化水素、C1〜C5ジアルキルエーテルま
たはC1〜C10アルコールである請求の範囲第16項に
記載の方法。 - 【請求項18】有機アミン塩基がトリエチルアミン、モ
ルホリン、ピロリジン、ピペリジン、ジイソプロピルア
ミン、エフェドリンまたは第二級ブチルアミンである請
求の範囲第16項に記載の方法。
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