JPH0623015B2 - 4輪駆動用駆動連結装置 - Google Patents
4輪駆動用駆動連結装置Info
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- JPH0623015B2 JPH0623015B2 JP9267985A JP9267985A JPH0623015B2 JP H0623015 B2 JPH0623015 B2 JP H0623015B2 JP 9267985 A JP9267985 A JP 9267985A JP 9267985 A JP9267985 A JP 9267985A JP H0623015 B2 JPH0623015 B2 JP H0623015B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow rate
- oil
- oil passage
- wheel
- setting means
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、前輪および後輪を同一のエンジンで駆動する
ための4輪駆動車に関し、特に、前輪の駆動軸と後輪の
駆動軸との間に油圧ポンプ型連結機構をそなえた4輪駆
動車の4輪駆動用駆動連結装置に関する。
ための4輪駆動車に関し、特に、前輪の駆動軸と後輪の
駆動軸との間に油圧ポンプ型連結機構をそなえた4輪駆
動車の4輪駆動用駆動連結装置に関する。
前輪および後輪を同一のエンジンで駆動する4輪駆動
(4WD)車においては、前輪および後輪のタイヤの有
効半径に多少の相違があったり、旋回走行時において前
輪は後輪に比較して旋回半径が大きいことなどにより、
速く回転しようとして前後の駆動軸の間に捩りトルクを
生じ、ブレーキ作用したのと同じ状態になって、いわゆ
るタイトコーナブレーキング現象を生じ、走行性の悪
化,タイヤの摩耗などを生じるため、これを防止する手
段が必要である。
(4WD)車においては、前輪および後輪のタイヤの有
効半径に多少の相違があったり、旋回走行時において前
輪は後輪に比較して旋回半径が大きいことなどにより、
速く回転しようとして前後の駆動軸の間に捩りトルクを
生じ、ブレーキ作用したのと同じ状態になって、いわゆ
るタイトコーナブレーキング現象を生じ、走行性の悪
化,タイヤの摩耗などを生じるため、これを防止する手
段が必要である。
このため従来の4輪駆動車は、駆動連結部分において、
前輪側と後輪側がドグクラッチなどで連結されており、
コーナリング時において、前・後輪の回転速度が異なる
にもかかわらず、前・後輪が等速で回転するため、後輪
から前輪へブレーキトルクがかかる。この現象を低減さ
せるために、連結部分に湿式多板クラッチを用いて、コ
ーナリング時にクラッチをスライドさせて前・後輪の回
転速度差を吸収する手段が提案されているが、伝達トル
ク容量やスリップによる焼損の恐れなどがあった。
前輪側と後輪側がドグクラッチなどで連結されており、
コーナリング時において、前・後輪の回転速度が異なる
にもかかわらず、前・後輪が等速で回転するため、後輪
から前輪へブレーキトルクがかかる。この現象を低減さ
せるために、連結部分に湿式多板クラッチを用いて、コ
ーナリング時にクラッチをスライドさせて前・後輪の回
転速度差を吸収する手段が提案されているが、伝達トル
ク容量やスリップによる焼損の恐れなどがあった。
このような従来の4輪駆動車に前輪・後輪の回転速度差
を吸収する手段を用いたものにおいて、前・後輪回転速
度差を許容するルーズな特性と、前・後輪回転速度差を
すこししか許容しないタイトな特性とを切換えることが
望ましい。
を吸収する手段を用いたものにおいて、前・後輪回転速
度差を許容するルーズな特性と、前・後輪回転速度差を
すこししか許容しないタイトな特性とを切換えることが
望ましい。
すなわち、急発進時,低μ路走行時,路面条件が急激に
変化したとき(舗装路からダートないし雪道へ変化した
とき等)および縁石へ乗り上げたときには、タイトな特
性にして、前輪および後輪からそれぞれトルクを発生さ
せ4輪駆動状態とすることが望ましい。
変化したとき(舗装路からダートないし雪道へ変化した
とき等)および縁石へ乗り上げたときには、タイトな特
性にして、前輪および後輪からそれぞれトルクを発生さ
せ4輪駆動状態とすることが望ましい。
また、高μ路におけるタイトコーナ旋回時,タイヤ半径
差を吸収したい場合および高μ路の一般走行時において
は、ルーズな特性として、前輪ないし後輪の一方からト
ルクを発生させ2輪駆動状態とすることが望ましい。
差を吸収したい場合および高μ路の一般走行時において
は、ルーズな特性として、前輪ないし後輪の一方からト
ルクを発生させ2輪駆動状態とすることが望ましい。
しかしながら、従来、このようなタイトな特性とルーズ
な特性とを切換えるものは、提案されていない。
な特性とを切換えるものは、提案されていない。
本発明は、このような問題点を解決しようとするもの
で、車両の走行状態に応じて、前輪および後輪間の回転
速度差の許容状態を調整することができるようにした、
4輪駆動用駆動連結装置を提供することを目的とする。
で、車両の走行状態に応じて、前輪および後輪間の回転
速度差の許容状態を調整することができるようにした、
4輪駆動用駆動連結装置を提供することを目的とする。
このため、本発明の4輪駆動用駆動連結装置は、車両の
前輪に駆動力を伝達する第1の回転軸と、後輪の駆動力
を伝達する第2の回転軸と、上記の第1の回転軸と第2
の回転軸との間に介装されて相互に駆動力を伝達しうる
油圧式連結機構とをそなえ、同油圧式連結機構が油圧ポ
ンプ型連結機構として構成されて、同連結機構の吐出口
に接続する油路と同連結機構の吸込口(油溜りを含む)
に後続する油路とを連通する連通油路と、同連通油路を
通過する作動油の流量(流量ゼロから非制限流量まで)
を制御しうる流量制御機構とが設けられるとともに、同
流量制御機構へその制限流量を設定するための制御信号
を出力する手動式制限流量設定手段と、上記車両におけ
る運転状態を検出する運転状態センサと、同運転状態セ
ンサからの検出信号を受けて上記流量制御機構へその制
限流量を設定するための制御信号を出力する自動式制限
流量設定手段と、上記の手動式制限流量設定手段および
自動式制限流量設定手段のうちの一方からの制御信号の
みを選択的に上記流量制御機構へ送る切換機構とが設け
られたことを特徴としている。
前輪に駆動力を伝達する第1の回転軸と、後輪の駆動力
を伝達する第2の回転軸と、上記の第1の回転軸と第2
の回転軸との間に介装されて相互に駆動力を伝達しうる
油圧式連結機構とをそなえ、同油圧式連結機構が油圧ポ
ンプ型連結機構として構成されて、同連結機構の吐出口
に接続する油路と同連結機構の吸込口(油溜りを含む)
に後続する油路とを連通する連通油路と、同連通油路を
通過する作動油の流量(流量ゼロから非制限流量まで)
を制御しうる流量制御機構とが設けられるとともに、同
流量制御機構へその制限流量を設定するための制御信号
を出力する手動式制限流量設定手段と、上記車両におけ
る運転状態を検出する運転状態センサと、同運転状態セ
ンサからの検出信号を受けて上記流量制御機構へその制
限流量を設定するための制御信号を出力する自動式制限
流量設定手段と、上記の手動式制限流量設定手段および
自動式制限流量設定手段のうちの一方からの制御信号の
みを選択的に上記流量制御機構へ送る切換機構とが設け
られたことを特徴としている。
上述の本発明の4輪駆動用駆動連結装置では、切換機構
により、手動式制限流量設定手段による制御か自動式制
限流量設定手段による制御かの選択が行なわれ、選択さ
れた制限流量設定手段から流量制御機構へ出力される制
御信号により、連通油路を通過する作動油の流量が制御
される。
により、手動式制限流量設定手段による制御か自動式制
限流量設定手段による制御かの選択が行なわれ、選択さ
れた制限流量設定手段から流量制御機構へ出力される制
御信号により、連通油路を通過する作動油の流量が制御
される。
これに伴い、油圧ポンプ型連結機構の吐出口と吸込口と
の差圧ないし吐出口の圧力が制御されて、第1の回転軸
と第2の回転軸との間で伝達されるトルクが制御され
る。
の差圧ないし吐出口の圧力が制御されて、第1の回転軸
と第2の回転軸との間で伝達されるトルクが制御され
る。
以下、図面により本発明の実施例について説明すると、
第1〜9図は本発明の一実施例としての4輪駆動用駆動
連結装置を示すもので、第1図はその油圧ポンプ型連結
機構および油圧回路を示す油圧系統図、第2図は本装置
を装備した車両の動力系を示す概略構成図、第3図はそ
の要部断面図、第4図はそのブロック図、第5図(a)〜
(d)はいずれもその作用を説明するためのフローチャー
ト、第6〜9図はいずれもその作用を説明するためのグ
ラフである。
第1〜9図は本発明の一実施例としての4輪駆動用駆動
連結装置を示すもので、第1図はその油圧ポンプ型連結
機構および油圧回路を示す油圧系統図、第2図は本装置
を装備した車両の動力系を示す概略構成図、第3図はそ
の要部断面図、第4図はそのブロック図、第5図(a)〜
(d)はいずれもその作用を説明するためのフローチャー
ト、第6〜9図はいずれもその作用を説明するためのグ
ラフである。
第1〜3図に示すごとく、横置きのエンジン1にトルク
コンバータ1aおよび入力軸(内軸)142を介して自動変
速機2が連結され、自動変速機2の出力軸のギヤ3に
は、中間軸のギヤ3′が噛合し、さらに、このギヤ3′
に出力軸38aの一端側のギヤ38′が噛合している。
コンバータ1aおよび入力軸(内軸)142を介して自動変
速機2が連結され、自動変速機2の出力軸のギヤ3に
は、中間軸のギヤ3′が噛合し、さらに、このギヤ3′
に出力軸38aの一端側のギヤ38′が噛合している。
この出力軸38aの他端側には、第2図に示すごとく、ギ
ヤ38が取り付けられており、このギヤ38は前輪用差
動機構40(以下、「前輪用デフ40」という)のリング
ギヤ39に噛合している。これにより出力軸38aからの
トルクは、前輪用デフ40で分割され左右の前輪軸4
1,42へ伝達されて、前輪43,44を回転駆動す
る。
ヤ38が取り付けられており、このギヤ38は前輪用差
動機構40(以下、「前輪用デフ40」という)のリング
ギヤ39に噛合している。これにより出力軸38aからの
トルクは、前輪用デフ40で分割され左右の前輪軸4
1,42へ伝達されて、前輪43,44を回転駆動す
る。
そして、このリングギヤ39と一体のデフケース8付き
のピニオン9,10には、サイドギヤ11,12が噛合
しており、サイドギヤ11には前輪軸41が連結され、
サイドギヤ12には前輪軸42が連結されている。
のピニオン9,10には、サイドギヤ11,12が噛合
しており、サイドギヤ11には前輪軸41が連結され、
サイドギヤ12には前輪軸42が連結されている。
また、このリングギヤ39に噛合するギヤ39′が設け
られており、このギヤ39′は第1の回転軸としての前
輪出力軸5に固定されている。
られており、このギヤ39′は第1の回転軸としての前
輪出力軸5に固定されている。
また、油圧ポンプ型連結機構としての4輪駆動用駆動連
結装置13が前輪出力軸5と第2の回転軸としての後輪
出力軸4との間に介装されている。
結装置13が前輪出力軸5と第2の回転軸としての後輪
出力軸4との間に介装されている。
また、後輪出力軸4はベベルギヤ機構45のギヤ45a,4
6aを介してトランスファ付きプロペラ軸47に連結され
ており、このプロペラ軸47のベベルギヤ47aが後輪用
差動機構49(以下、「後輪用デフ49」という)のリ
ングギヤ48に噛合している。これにより後輪出力軸4
からのトルクは、後輪用デフ49で分割され左右の後輪
軸50,51へ伝達されて、後輪52,53を回転駆動
する。
6aを介してトランスファ付きプロペラ軸47に連結され
ており、このプロペラ軸47のベベルギヤ47aが後輪用
差動機構49(以下、「後輪用デフ49」という)のリ
ングギヤ48に噛合している。これにより後輪出力軸4
からのトルクは、後輪用デフ49で分割され左右の後輪
軸50,51へ伝達されて、後輪52,53を回転駆動
する。
また、第2,4図に示すように、第1の回転軸としての
前輪出力軸5のギヤ39′の歯部に対向して、第1の回
転数検出器としての回転数センサ(ピックアップ)12
7が設けられており、このセンサ127からの検出信号
がコントロールユニット128のカウンタ128bに入力す
るようになっている。
前輪出力軸5のギヤ39′の歯部に対向して、第1の回
転数検出器としての回転数センサ(ピックアップ)12
7が設けられており、このセンサ127からの検出信号
がコントロールユニット128のカウンタ128bに入力す
るようになっている。
そして、第2の回転軸としての後輪出力軸4のギヤ45a
の歯部に対向して、第2の回転数検出器としての回転数
センサ(ピックアップ)126が設けられており、この
センサ126からの検出信号がコントロールユニット1
28のカウンタ128aに入力するようになっている。
の歯部に対向して、第2の回転数検出器としての回転数
センサ(ピックアップ)126が設けられており、この
センサ126からの検出信号がコントロールユニット1
28のカウンタ128aに入力するようになっている。
これらのカウンタ128a,128bは、タイマ128c等からの所
定時間幅毎のカウント数(検出信号)を演算器(CP
U)128dへ送るようになっていて、この演算器128dは、
前輪出力軸5のカウント数を、ギヤ39とギヤ39′と
の比iを用いて前輪43,44の回転数Rfに換算する。
定時間幅毎のカウント数(検出信号)を演算器(CP
U)128dへ送るようになっていて、この演算器128dは、
前輪出力軸5のカウント数を、ギヤ39とギヤ39′と
の比iを用いて前輪43,44の回転数Rfに換算する。
そして、演算器128dは、後輪出力軸4のカウント数を、
ギヤ45aとギヤ46aとの比iBおよびギヤ47aとギヤ48と
の比iDを用いて後輪52,53の回転数Rrに換算する。
ギヤ45aとギヤ46aとの比iBおよびギヤ47aとギヤ48と
の比iDを用いて後輪52,53の回転数Rrに換算する。
演算器128dは、これらの前輪回転数Rfおよび後輪回転数
Rrの差を演算して、表示信号として表示装置129に出
力する。
Rrの差を演算して、表示信号として表示装置129に出
力する。
そして、表示装置129は、表示信号を受けて、回転速
度差が0〜20(rpm)であれば、LED129aを点灯
し、20〜30(rpm)であれば、LED129bを点灯し
て、30〜40(rpm)であれば、LED129cを点灯
し、40(rpm)以上であれば、LED129dを点灯す
る。
度差が0〜20(rpm)であれば、LED129aを点灯
し、20〜30(rpm)であれば、LED129bを点灯し
て、30〜40(rpm)であれば、LED129cを点灯
し、40(rpm)以上であれば、LED129dを点灯す
る。
また、コントロールユニット128には、ステアリング
角検出器(舵角センサ)130からの操舵角信号が入力
するように構成されており、コントロールユニット12
8および表示装置129は警告灯131に結線されてい
て、警告灯131により警報を発することができるよう
になっている。
角検出器(舵角センサ)130からの操舵角信号が入力
するように構成されており、コントロールユニット12
8および表示装置129は警告灯131に結線されてい
て、警告灯131により警報を発することができるよう
になっている。
この駆動連結装置13は、前軸出力軸5と後輪出力軸4
との回転速度差によって駆動されこの回転速度差に応じ
た圧力でオイルを吐出するオイルポンプ(ベーンポン
プ)14と、このオイルポンプ14からの吐出油の圧力
を制御することにより出力軸4,5間の回転速度差を抑
制しうる吐出圧制御機構(油圧回路)71とをそなえて
構成されている。
との回転速度差によって駆動されこの回転速度差に応じ
た圧力でオイルを吐出するオイルポンプ(ベーンポン
プ)14と、このオイルポンプ14からの吐出油の圧力
を制御することにより出力軸4,5間の回転速度差を抑
制しうる吐出圧制御機構(油圧回路)71とをそなえて
構成されている。
次にこれらのオイルポンプ14や吐出圧制御機構71の
配設状態等について説明する。
配設状態等について説明する。
第1,3図に示すごとく、ハウジング70内にオイルポ
ンプ14と吐出圧制御機構71とが設けられる。
ンプ14と吐出圧制御機構71とが設けられる。
このオイルポンプ(ベーンポンプ)14には、第1図に
示すように、そのロータ69の外周面69aに周方向に等
間隔に多数(ここでは、10個)の孔部69bが形成され
ていて、この多数の孔部69bのそれぞれには、カムリン
グ部70aの内周面に摺接しうるベーン68が嵌挿されて
いる。
示すように、そのロータ69の外周面69aに周方向に等
間隔に多数(ここでは、10個)の孔部69bが形成され
ていて、この多数の孔部69bのそれぞれには、カムリン
グ部70aの内周面に摺接しうるベーン68が嵌挿されて
いる。
さらに、ハウジング70の間挿部材70dとベーン68お
よびロータ69との軸方向の隙間が所定値以下となるよ
うに、各部が形成されており、油膜が切れないようにな
っていて、ハウジング70の間挿部材70eとベーン68
およびロータ69との軸方向の隙間も、同様に、所定値
以下となるように、各部が形成されている。
よびロータ69との軸方向の隙間が所定値以下となるよ
うに、各部が形成されており、油膜が切れないようにな
っていて、ハウジング70の間挿部材70eとベーン68
およびロータ69との軸方向の隙間も、同様に、所定値
以下となるように、各部が形成されている。
そして、これら隙間の和が、所定値以下となるように設
定されている。
定されている。
また、ベーンポンプ14は、その回転数に比例した油量
を吐出するものであり、ロータ69とカムリング部70a
との間に相対回転、すなわち、後輪出力軸4と前輪出力
軸5との間に相対回転が生ずると油圧ポンプとして機能
して、油圧を発生する。
を吐出するものであり、ロータ69とカムリング部70a
との間に相対回転、すなわち、後輪出力軸4と前輪出力
軸5との間に相対回転が生ずると油圧ポンプとして機能
して、油圧を発生する。
ベーンポンプ14の吐出口(ハウジング70に対するベ
ーン68の相対的回転方向先端の吸込吐出口72〜77
がこれに相当)を塞ぐことにより、油を介してその静圧
でロータ69とカムリング部70aとが剛体のようになっ
て一体に回転される。
ーン68の相対的回転方向先端の吸込吐出口72〜77
がこれに相当)を塞ぐことにより、油を介してその静圧
でロータ69とカムリング部70aとが剛体のようになっ
て一体に回転される。
このため、カムリング部70aとロータ69との間には、
回転中心線から120°間隔に3つのポンプ室86〜8
8が形成され、また、回転方向基端側に位置したとき吸
込口となり先端側に位置したとき吐出口となる6個の吸
込吐出口72〜77がほぼ120°間隔に形成してあ
り、同一機能をなす120°間隔の吸込吐出口72,7
4,76がハウジング70のカバー70b,フランジ70c,
間挿材70d,70eを介して第1油路OL1により連通され
ている。
回転中心線から120°間隔に3つのポンプ室86〜8
8が形成され、また、回転方向基端側に位置したとき吸
込口となり先端側に位置したとき吐出口となる6個の吸
込吐出口72〜77がほぼ120°間隔に形成してあ
り、同一機能をなす120°間隔の吸込吐出口72,7
4,76がハウジング70のカバー70b,フランジ70c,
間挿材70d,70eを介して第1油路OL1により連通され
ている。
そして、吸込吐出口73,75,77が、ハウジング7
0のカバー70b,フランジ70c,間挿材70d,70eを介して
第2油路OL2により連通されている。
0のカバー70b,フランジ70c,間挿材70d,70eを介して
第2油路OL2により連通されている。
また、第1油路OL1と第2油路OL2とは、それぞれ
チェック弁78,79を介してトランスミッションケー
ス94の底部のオイル溜(オイルタンク)80に連通さ
れ、オイル溜80から各油路OL1,OL2への流れの
みが許容されるとともに、第1油路OL1と第2油路O
L2との間に吐出圧が所定圧以上となると両油路O
L1,OL2を相互に連通させる2つの吐出圧制御用リ
リーフ弁83,84が設けられている。
チェック弁78,79を介してトランスミッションケー
ス94の底部のオイル溜(オイルタンク)80に連通さ
れ、オイル溜80から各油路OL1,OL2への流れの
みが許容されるとともに、第1油路OL1と第2油路O
L2との間に吐出圧が所定圧以上となると両油路O
L1,OL2を相互に連通させる2つの吐出圧制御用リ
リーフ弁83,84が設けられている。
これらのリリーフ弁83,84は、それぞれスプリング
83a,84aによって閉方向に付勢されている。
83a,84aによって閉方向に付勢されている。
チェック弁79と吸込吐出口73,75,77との間の
第2の油路OL2には、オイル溜80へ吐出圧をリリー
フするための連通路89が接続しており、この連通路8
9にはオリフィス81a付きの空気侵入防止用チェック弁
81が介挿されている。
第2の油路OL2には、オイル溜80へ吐出圧をリリー
フするための連通路89が接続しており、この連通路8
9にはオリフィス81a付きの空気侵入防止用チェック弁
81が介挿されている。
また、チェック弁78と吸込吐出口72,74,76と
の間の第1の油路OL1には、オイル溜80へ吐出圧を
リリーフするための連通路90が接続しており、この連
通路90にはオリフィス82a付きの空気侵入防止用チェ
ック弁82が介挿されている。
の間の第1の油路OL1には、オイル溜80へ吐出圧を
リリーフするための連通路90が接続しており、この連
通路90にはオリフィス82a付きの空気侵入防止用チェ
ック弁82が介挿されている。
このような油圧回路71とすることで、ロータ69とカ
ムリング部70aとの相対回転方向によらず、常に吐出圧
がリリーフ弁83またはリリーフ弁84の弁体に作用
し、オイル溜80が吸込口と連通することになる。
ムリング部70aとの相対回転方向によらず、常に吐出圧
がリリーフ弁83またはリリーフ弁84の弁体に作用
し、オイル溜80が吸込口と連通することになる。
また、ベーンポンプ14のハウジング70を構成するフ
ランジ70cは、ベアリング93を介してトランスミッシ
ョンケース94に軸支されていて、カバー70bと一体の
後輪出力軸4は、第3図中の左方において軸受部(図示
せず)を介してトランスミッションケース94に軸支さ
れている。
ランジ70cは、ベアリング93を介してトランスミッシ
ョンケース94に軸支されていて、カバー70bと一体の
後輪出力軸4は、第3図中の左方において軸受部(図示
せず)を介してトランスミッションケース94に軸支さ
れている。
ベーンポンプ14のロータ69にスプライン係合部64a
を介して連結された前輪出力軸5は、スプライン係合部
64aの両側において、ブッシング(軸受)95,96を
介してそれぞれカバー70bおよび間挿材70eに軸支されて
いる。
を介して連結された前輪出力軸5は、スプライン係合部
64aの両側において、ブッシング(軸受)95,96を
介してそれぞれカバー70bおよび間挿材70eに軸支されて
いる。
そして、ベーン68の底部68bは、油路OL1,OL2
のうち吐出側の油路(ここでは、第1油路OL1)から
の吐出圧をチェック弁123(122)付き流路121
(120)を通じて減圧された作動圧を受けて、ベーン
68の先端部68aはハウジング70の内周面へ付勢され
る。
のうち吐出側の油路(ここでは、第1油路OL1)から
の吐出圧をチェック弁123(122)付き流路121
(120)を通じて減圧された作動圧を受けて、ベーン
68の先端部68aはハウジング70の内周面へ付勢され
る。
さらに、ロータ69の両端面には、スプリングまたはリ
ング等を軸部を介して5つずつ取り付けて、ベーン68
の各底部68bを押圧するようにしてもよい。
ング等を軸部を介して5つずつ取り付けて、ベーン68
の各底部68bを押圧するようにしてもよい。
さらに、ロータ69と間挿材70dとが摺接する軸方向摺
動部106およびロータ69と間挿材70eとが摺接する
軸方向摺動部106には、第1,3図に示すように、円
環状の油圧室109,109が形成されて、この油圧室
109,109は、ロータ69の孔部69bに連通すると
ともに、油路89,90に連通するようになっている。
動部106およびロータ69と間挿材70eとが摺接する
軸方向摺動部106には、第1,3図に示すように、円
環状の油圧室109,109が形成されて、この油圧室
109,109は、ロータ69の孔部69bに連通すると
ともに、油路89,90に連通するようになっている。
すなわち、油圧室109,109は、各吸込吐出口7
2,74,76に接続する第1油路OL1にチェック弁
123付き流路121を介して連通して高油圧を受ける
とともに、各吸込吐出口73,75,77に接続する第
2油路OL2にチェック弁122付き流路120を介し
て連通して高油圧を受けるようになっている。
2,74,76に接続する第1油路OL1にチェック弁
123付き流路121を介して連通して高油圧を受ける
とともに、各吸込吐出口73,75,77に接続する第
2油路OL2にチェック弁122付き流路120を介し
て連通して高油圧を受けるようになっている。
また、チェック弁122付き流路120およびチェック
弁123付き流路121を設けなくてもよい。
弁123付き流路121を設けなくてもよい。
なお、図中の符号69cはロータ69の内径側底部、9
1,92は前輪出力軸5を軸支するベアリングを示して
おり、101はボルトをそれぞれ示している。
1,92は前輪出力軸5を軸支するベアリングを示して
おり、101はボルトをそれぞれ示している。
油圧回路71により、もしデフケース8側と後輪出力軸
4側との間に回転速度差が生じて、ロータ69が矢印a
方向に相対的に回転すると、オイルが、オイルタンク8
0からチェック弁79を経て第2油路OL2を通じ吸込
吐出口73,75,77へ吸入されたあと、ポンプ室8
6〜88の吸込吐出口72,74,76から第1油路O
L1を経てオリフィス82a付きチェック弁82からオイ
ルタンク80へ吐出される。このときの吐出圧特性は第
8図に符号Aで示すようになる。
4側との間に回転速度差が生じて、ロータ69が矢印a
方向に相対的に回転すると、オイルが、オイルタンク8
0からチェック弁79を経て第2油路OL2を通じ吸込
吐出口73,75,77へ吸入されたあと、ポンプ室8
6〜88の吸込吐出口72,74,76から第1油路O
L1を経てオリフィス82a付きチェック弁82からオイ
ルタンク80へ吐出される。このときの吐出圧特性は第
8図に符号Aで示すようになる。
逆に、ロータ69が矢印b方向に回転すると、オイル
は、オイルタンク80からチェック弁78を経て、第1
油路OL1を通じ吸込吐出口72,74,76へ吸入さ
れたあと、ポンプ室86〜88の吸込吐出口73,7
5,77から第2油路OL2を経てオリフィス81a付き
チェック弁81からオイルタンク80へ吐出される。こ
のときの吐出圧特性は第8図に符号Aで示すようにな
る。
は、オイルタンク80からチェック弁78を経て、第1
油路OL1を通じ吸込吐出口72,74,76へ吸入さ
れたあと、ポンプ室86〜88の吸込吐出口73,7
5,77から第2油路OL2を経てオリフィス81a付き
チェック弁81からオイルタンク80へ吐出される。こ
のときの吐出圧特性は第8図に符号Aで示すようにな
る。
なお、特性Aにおいて、回転速度差がある値以上になる
と、吐出圧の上昇がほとんどなくなるのは、吐出圧が各
所定値以上で、リリーフバルブ83,84が開くからで
ある。
と、吐出圧の上昇がほとんどなくなるのは、吐出圧が各
所定値以上で、リリーフバルブ83,84が開くからで
ある。
また、各特性Aにおけるリリーフバルブ83,84が開
く前の特性部分は、オリフィス81a,82aの作用により、
回転速度差の2乗に比例している。
く前の特性部分は、オリフィス81a,82aの作用により、
回転速度差の2乗に比例している。
ここで、リリーフバルブ83,84の開特性やオリフィ
ス81a,82aの絞り度合を適宜異ならせてもよい。
ス81a,82aの絞り度合を適宜異ならせてもよい。
なお、油路104は、その一部が後輪出力軸4内に穿設
されており、油路104のオイル吸入口寄りの部分に
は、オイルフィルタが設けられていて、オイル供給通路
を通じて供給されるオイル中の鉄粉等はマグネット取付
部の磁石とオイルフィルタとによりオイルポンプ14中
への侵入が防止される。
されており、油路104のオイル吸入口寄りの部分に
は、オイルフィルタが設けられていて、オイル供給通路
を通じて供給されるオイル中の鉄粉等はマグネット取付
部の磁石とオイルフィルタとによりオイルポンプ14中
への侵入が防止される。
オイルポンプ14の吸込吐出口72,74,76に接続
する第1油路OL1と、オイルポンプ14の吸込吐出口
73,75,77に接続する第2油路OL2との間に
は、連通油路207,208が設けられており、この連
通油路207,208には流量制御機構M1としてオリ
フィスバルブ214が介装されている。
する第1油路OL1と、オイルポンプ14の吸込吐出口
73,75,77に接続する第2油路OL2との間に
は、連通油路207,208が設けられており、この連
通油路207,208には流量制御機構M1としてオリ
フィスバルブ214が介装されている。
オリフィスバルブ214は、その右方のランド214aを制
御油圧を受けて、この制御油圧と左方のスプリング214b
の押圧力とにより、スプール214cの位置が決まり、オリ
フィスバルブ214のオリフィスの大きさが決まるの
で、これにより、連通油路207,208を通過する作
動油の流量が決まる。
御油圧を受けて、この制御油圧と左方のスプリング214b
の押圧力とにより、スプール214cの位置が決まり、オリ
フィスバルブ214のオリフィスの大きさが決まるの
で、これにより、連通油路207,208を通過する作
動油の流量が決まる。
オリフィスバルブ214のランド214aに供給される制御
油圧は、油路206の油圧を戻し油路209を通じてオ
イル溜80へ開放することができるデューティソレノイ
ドバルブ213によって制御することができ、このデュ
ーティソレノイドバルブ213は、自動式制限流量設定
手段M3,切換機構M4および運転状態演算手段M5を
兼ねるコントロールユニット128からの制御信号を受
けて制御されるようになっていて、このコントロールユ
ニット128は、手動式制限流量設定手段M2としての
マニュアルコントロール装置(切換スイッチ)215か
ら制御信号が供給されるようになっている。
油圧は、油路206の油圧を戻し油路209を通じてオ
イル溜80へ開放することができるデューティソレノイ
ドバルブ213によって制御することができ、このデュ
ーティソレノイドバルブ213は、自動式制限流量設定
手段M3,切換機構M4および運転状態演算手段M5を
兼ねるコントロールユニット128からの制御信号を受
けて制御されるようになっていて、このコントロールユ
ニット128は、手動式制限流量設定手段M2としての
マニュアルコントロール装置(切換スイッチ)215か
ら制御信号が供給されるようになっている。
このマニュアルコントロール装置215は運転席近傍に
配設されていて、4輪駆動用連結装置13の4WD率を
遠隔操作することができる。
配設されていて、4輪駆動用連結装置13の4WD率を
遠隔操作することができる。
この油路206へ供給される制御油圧は、第1油路OL
1および第2油路OL2からのポンプ回転数に応じた0
〜120気圧の吐出圧を油路201,202および切換
弁210を介して受けて、切換弁210から油路203
を通じて減圧バルブ211で0〜10気圧に減圧され
て、油路204のオリフィス204aを通じてレギュレ
ータバルブ212へ送られ、レギュレータバルブ212
で0〜8気圧に減圧されて、オリフィス205a付きの
油路205を通じ油路206へ送られる。
1および第2油路OL2からのポンプ回転数に応じた0
〜120気圧の吐出圧を油路201,202および切換
弁210を介して受けて、切換弁210から油路203
を通じて減圧バルブ211で0〜10気圧に減圧され
て、油路204のオリフィス204aを通じてレギュレ
ータバルブ212へ送られ、レギュレータバルブ212
で0〜8気圧に減圧されて、オリフィス205a付きの
油路205を通じ油路206へ送られる。
コントロールユニット128には、各センサが接続して
いて、上述の運転状態センサとしての回転数センサ12
6,127および運転状態センサとしてのステアリング
角検出器130のほか、変速段位置を検出する運転状態
センサとしての変速段センサ(インヒビタスイッチ)1
32,アクセルペダルの踏込量(またはスロットル弁の
開度)を検出する運転状態センサとしてのアクセル開度
センサ(スロットル開度センサ)133,ブレーキペダ
ルの踏込状態ないしエンジンブレーキ状態を検出する運
転状態センサとしてのブレーキ状態センサ134,潤滑
油等を検出する運転状態センサとしての油温センサ13
5が設けられており、回転数センサ126,127の他
に運転状態センサとしてのエンジン回転数センサ136
および車速センサ137を設けてもよい。
いて、上述の運転状態センサとしての回転数センサ12
6,127および運転状態センサとしてのステアリング
角検出器130のほか、変速段位置を検出する運転状態
センサとしての変速段センサ(インヒビタスイッチ)1
32,アクセルペダルの踏込量(またはスロットル弁の
開度)を検出する運転状態センサとしてのアクセル開度
センサ(スロットル開度センサ)133,ブレーキペダ
ルの踏込状態ないしエンジンブレーキ状態を検出する運
転状態センサとしてのブレーキ状態センサ134,潤滑
油等を検出する運転状態センサとしての油温センサ13
5が設けられており、回転数センサ126,127の他
に運転状態センサとしてのエンジン回転数センサ136
および車速センサ137を設けてもよい。
なお、第3図において、81′は空気侵入防止用チェッ
ク弁の変形例を示しており、81′aはオリフィス、89
a,90aはそれぞれ遠心分離用通路、89b,90bはそれぞれ
放出用通路を示しており、さらに、図中の符号128eはコ
ントロールユニット128のメモリ、138は切換機構
M4を構成する切換スイッチ、140はオイルポンプ、
140aはトルクコンバータの側外軸143に連結される外
歯インナーギヤ、140bは内歯アウタギヤを示している。
ク弁の変形例を示しており、81′aはオリフィス、89
a,90aはそれぞれ遠心分離用通路、89b,90bはそれぞれ
放出用通路を示しており、さらに、図中の符号128eはコ
ントロールユニット128のメモリ、138は切換機構
M4を構成する切換スイッチ、140はオイルポンプ、
140aはトルクコンバータの側外軸143に連結される外
歯インナーギヤ、140bは内歯アウタギヤを示している。
本発明の実施例としての4輪駆動用駆動連結装置は上述
のごとく構成されているので、4輪駆動での走行中に、
後輪52,53がスリップを起こして、後輪出力軸4側
の回転速度が前輪出力軸5側の回転速度よりも速くなっ
た場合に、ロータ69が矢印a方向へ相対的に回転す
る。
のごとく構成されているので、4輪駆動での走行中に、
後輪52,53がスリップを起こして、後輪出力軸4側
の回転速度が前輪出力軸5側の回転速度よりも速くなっ
た場合に、ロータ69が矢印a方向へ相対的に回転す
る。
これにより、オイルが、オイルタンク80からチェック
弁79を経て第2油路OL2を通じ吸込吐出口73,7
5,77へ吸入され、ポンプ室86〜88の吸込吐出口
72,74,76から第1油路OL1を経てオリフィス
82a付きチェック弁82からオイルタンク80へ吐出さ
れる。
弁79を経て第2油路OL2を通じ吸込吐出口73,7
5,77へ吸入され、ポンプ室86〜88の吸込吐出口
72,74,76から第1油路OL1を経てオリフィス
82a付きチェック弁82からオイルタンク80へ吐出さ
れる。
この吐出圧は後輪出力軸4側と前輪出力軸5側との回転
速度差に応じた値であるので、流量制御機構M1のオリ
フィスバルブ214が全閉状態であれば、このオイルポ
ンプ14によって伝えられるトルクの大きさも上記回転
速度差に応じて変わる[第8図中のタイトな特性(オリ
フィス径小)参照]。
速度差に応じた値であるので、流量制御機構M1のオリ
フィスバルブ214が全閉状態であれば、このオイルポ
ンプ14によって伝えられるトルクの大きさも上記回転
速度差に応じて変わる[第8図中のタイトな特性(オリ
フィス径小)参照]。
このように回転速度差が生じると、この差に応じた結合
度で、4輪駆動用駆動連結装置13が接状態となるた
め、該回転速度差が抑制されるようになって、その結果
前輪出力軸5側へもトルクが伝達される。これにより後
輪52,53が空転した場合でも、前輪43,44を回
転駆動できる。
度で、4輪駆動用駆動連結装置13が接状態となるた
め、該回転速度差が抑制されるようになって、その結果
前輪出力軸5側へもトルクが伝達される。これにより後
輪52,53が空転した場合でも、前輪43,44を回
転駆動できる。
このとき、上記回転速度差に応じて4輪駆動用駆動連結
装置13による伝達トルク量を自動制御しているので、
運転フィーリングや操縦安定性の悪化を招くことがな
い。
装置13による伝達トルク量を自動制御しているので、
運転フィーリングや操縦安定性の悪化を招くことがな
い。
なお、該回転速度差がある値を超えると、安全のため、
リリーフ弁84の作用により、吐出圧の上昇が抑えられ
て、一定値となり、両軸4,5間の伝達トルクが一定値
以上にならない。
リリーフ弁84の作用により、吐出圧の上昇が抑えられ
て、一定値となり、両軸4,5間の伝達トルクが一定値
以上にならない。
逆に前輪43,44がスリップを起こした場合は、自動
的にロータ69が矢印b方向へ相対的に回転する。
的にロータ69が矢印b方向へ相対的に回転する。
これによりオイルの供給路が自動的に切り替わって、オ
イルは、オイルタンク80からチェック弁78を経て、
第1油路OL1を通じ吸込吐出口72,74,76へ吸
入され、ポンプ室86〜88の吸込吐出口73,75,
77から第2油路OL2を経てオリフィス81a付きチェ
ック弁81からオイルタンク80へ吐出される。この吐
出圧も後輪出力軸4側と前輪出力軸5側との回転速度差
に応じた値であるので、オイルポンプ14によって伝え
られるトルクの大きさも上記回転速度差に応じて変わ
る。
イルは、オイルタンク80からチェック弁78を経て、
第1油路OL1を通じ吸込吐出口72,74,76へ吸
入され、ポンプ室86〜88の吸込吐出口73,75,
77から第2油路OL2を経てオリフィス81a付きチェ
ック弁81からオイルタンク80へ吐出される。この吐
出圧も後輪出力軸4側と前輪出力軸5側との回転速度差
に応じた値であるので、オイルポンプ14によって伝え
られるトルクの大きさも上記回転速度差に応じて変わ
る。
この場合も回転速度差に応じた結合度で、4輪駆動用駆
動連結装置13が接状態となるため、該回転速度差が抑
制されるようになって、その結果後輪出力軸4側へもト
ルクが伝達される。これにより前輪43,44が空転し
た場合でも、後輪52,53を回転駆動できる。
動連結装置13が接状態となるため、該回転速度差が抑
制されるようになって、その結果後輪出力軸4側へもト
ルクが伝達される。これにより前輪43,44が空転し
た場合でも、後輪52,53を回転駆動できる。
そして、この場合も、上記回転速度差に応じて4輪駆動
用駆動連結装置13による伝達トルク量が自動制御され
ているので、運転フィーリングや操縦安定性の悪化を招
くことがない。
用駆動連結装置13による伝達トルク量が自動制御され
ているので、運転フィーリングや操縦安定性の悪化を招
くことがない。
なお、この場合も上記回転速度差がある値を超えると、
安全のため、リリーフ弁83の作用により、吐出圧の上
昇が抑えられて、一定値となり、両軸4,5間の伝達ト
ルクが一定値以上にならない。
安全のため、リリーフ弁83の作用により、吐出圧の上
昇が抑えられて、一定値となり、両軸4,5間の伝達ト
ルクが一定値以上にならない。
また、本装置においては、伝達トルクと回転速度差の積
がエネルギーロスとなって発熱するが、オイルの一部が
連通路89,90を通じてオイルタンク80へ排出され
るようになっているので、オイルポンプ14の作動油の
冷却や潤滑を十分に行なうことができる利点もある。
がエネルギーロスとなって発熱するが、オイルの一部が
連通路89,90を通じてオイルタンク80へ排出され
るようになっているので、オイルポンプ14の作動油の
冷却や潤滑を十分に行なうことができる利点もある。
さらに、流量制御機構M1のオリフィスバルブ214の
開閉状態について説明すると、手動式制限流量設定手段
M2としてマニュアルコントロール装置215からの制
御信号[タイトな特性からルーズな特性まで4段階(2
WD,4WD−Lo,4WD,4WD−Hi)に亘って
切換える切換信号]と、自動式制限流量設定手段M3と
してのコントロールユニット128からの制御信号[各
運転状態検出センサ126,127,130,132〜
137から検出された車両の運転状態に応じてコントロ
ールユニット128において作り出される制御信号]と
を切換機構M4の切換スイッチ138に受けて、手動式
制限流量設定手段M2としてのマニュアルコントロール
装置215からのオンオフ信号により、オン時には、手
動式制限流量設定手段M2からの制御信号が流量制御機
構M1を構成するデューティソレノイドバルブ213へ
送られて、オフ時には、自動式制限流量設定手段M3か
らの制御信号がデューティソレノイドバルブ213へ送
られる。
開閉状態について説明すると、手動式制限流量設定手段
M2としてマニュアルコントロール装置215からの制
御信号[タイトな特性からルーズな特性まで4段階(2
WD,4WD−Lo,4WD,4WD−Hi)に亘って
切換える切換信号]と、自動式制限流量設定手段M3と
してのコントロールユニット128からの制御信号[各
運転状態検出センサ126,127,130,132〜
137から検出された車両の運転状態に応じてコントロ
ールユニット128において作り出される制御信号]と
を切換機構M4の切換スイッチ138に受けて、手動式
制限流量設定手段M2としてのマニュアルコントロール
装置215からのオンオフ信号により、オン時には、手
動式制限流量設定手段M2からの制御信号が流量制御機
構M1を構成するデューティソレノイドバルブ213へ
送られて、オフ時には、自動式制限流量設定手段M3か
らの制御信号がデューティソレノイドバルブ213へ送
られる。
これにより、流量制御機構M1を構成するオリフィスバ
ルブ214により、連通油路207,208を通過する
作動油の流量が制御される。
ルブ214により、連通油路207,208を通過する
作動油の流量が制御される。
以下、第5図(a)〜(d)に示すように、フローチャートに
則して詳述する。
則して詳述する。
まず、コントロールユニット128においては、メモリ
128eから基準スリップ率C0等の呼び出しを行ない(ス
テップa1)、ついで、回転数センサ127(エンジン回
転数センサ136でもよい)からのエンジン回転数信号
Ne,ステアリング角検出器130からの舵角信号f,
変速段センサ132からの変速段位置信号Sp,アクセ
ル開度センサ133からのアクセル開度信号θa,ブレ
ーキ状態センサ134からのブレーキ状態信号Bc,油
温センサ135からの油温信号Tをそれぞれ受けるよう
になっている(ステップa2)。
128eから基準スリップ率C0等の呼び出しを行ない(ス
テップa1)、ついで、回転数センサ127(エンジン回
転数センサ136でもよい)からのエンジン回転数信号
Ne,ステアリング角検出器130からの舵角信号f,
変速段センサ132からの変速段位置信号Sp,アクセ
ル開度センサ133からのアクセル開度信号θa,ブレ
ーキ状態センサ134からのブレーキ状態信号Bc,油
温センサ135からの油温信号Tをそれぞれ受けるよう
になっている(ステップa2)。
そして、ブレーキ状態(ブレーキオン)であれば、減速
状態であるので、オリフィスバルブ214のオンオフ径
を小さくする(絞る)ように、コントロールユニット1
28から流量制御機構M1へ制御信号が送られる(ステ
ップa11)。
状態であるので、オリフィスバルブ214のオンオフ径
を小さくする(絞る)ように、コントロールユニット1
28から流量制御機構M1へ制御信号が送られる(ステ
ップa11)。
すなわち、ブレーキ時の後輪52,53がロック気味と
なる場合には、4輪駆動用連結装置本体13に接続する
第1の回転軸5と第2の回転軸4との間の回転速度差が
非常に大きくなる。
なる場合には、4輪駆動用連結装置本体13に接続する
第1の回転軸5と第2の回転軸4との間の回転速度差が
非常に大きくなる。
これにより、ベーンポンプ14では、第2図に実線で示
す状態の油の流れが生じて大きな油圧が発生するが、所
定値を超えると、リリーフ弁83がスプリング83aに抗
して開き吐出圧がほぼ一定に制御され、後輪52,53
に一定の吐出圧に対応した一定の駆動力が伝達された4
輪駆動状態となる。
す状態の油の流れが生じて大きな油圧が発生するが、所
定値を超えると、リリーフ弁83がスプリング83aに抗
して開き吐出圧がほぼ一定に制御され、後輪52,53
に一定の吐出圧に対応した一定の駆動力が伝達された4
輪駆動状態となる。
そして、前輪43,44の回転速度が減少するととも
に、後輪52,53の回転速度が増大することとなり回
転速度差を縮少(ノンスリップデフと同一機能)するよ
うになる。
に、後輪52,53の回転速度が増大することとなり回
転速度差を縮少(ノンスリップデフと同一機能)するよ
うになる。
このように、前輪43,44のスリップ状態では後輪5
2,53への駆動トルクが増大されて走行不能となるこ
とを回避できるとともに、後輪52,53がロック気味
の場合には、後輪43,44のブレーキトルクを増大し
て後輪52,53のロックを防止する。
2,53への駆動トルクが増大されて走行不能となるこ
とを回避できるとともに、後輪52,53がロック気味
の場合には、後輪43,44のブレーキトルクを増大し
て後輪52,53のロックを防止する。
ブレーキ非作動時には、油温Tが設定値Toより大きけれ
ば(ステップa4)、過熱状態であるとして、オリフィス
バルブ214のオリフィス径を大きくする(開状態にす
る)ように、コントロールユニット128から流量制御
機構M1へ制御信号が送られる(ステップa12)。
ば(ステップa4)、過熱状態であるとして、オリフィス
バルブ214のオリフィス径を大きくする(開状態にす
る)ように、コントロールユニット128から流量制御
機構M1へ制御信号が送られる(ステップa12)。
これにより、作動油の高温時には、吐出圧がリリーフさ
れて、4輪駆動状態とはならず、後輪駆動系に伝達され
るトルクが低下して、ほぼFF駆動状態となって、油温
の上昇が押えられるのである。
れて、4輪駆動状態とはならず、後輪駆動系に伝達され
るトルクが低下して、ほぼFF駆動状態となって、油温
の上昇が押えられるのである。
すなわち、このようなベーンポンプ14等の差動ポンプ
の場合、吐出圧制御用リリーフ弁(第1図中の符号8
3,84参照)の開放前には、吐出された油が、摺動部
クリアランスから洩れ、リリーフ弁の開放後には、摺動
部クリアランスとリリーフ穴とから全て洩れるようにな
っている。この際、熱が発生し、その発生量は吐出圧P
と吐出量Qとの積に比例する。
の場合、吐出圧制御用リリーフ弁(第1図中の符号8
3,84参照)の開放前には、吐出された油が、摺動部
クリアランスから洩れ、リリーフ弁の開放後には、摺動
部クリアランスとリリーフ穴とから全て洩れるようにな
っている。この際、熱が発生し、その発生量は吐出圧P
と吐出量Qとの積に比例する。
この積(P×Q)は、ポンプ発生トルクTPと回転速度差
ΔNとの積に比例して、ポンプ発生トルクTPと回転速度
差ΔNとの間に、第8図に示すような関係があれば、回
転速度差ΔNの増大に伴い発熱量は増大する。
ΔNとの積に比例して、ポンプ発生トルクTPと回転速度
差ΔNとの間に、第8図に示すような関係があれば、回
転速度差ΔNの増大に伴い発熱量は増大する。
従って、本実施例では、前後輪の回転速度差ΔNが大き
い状態が連続するような場合には、油温が200℃以上
に上昇せず、作動油の粘度が低下することにより、ベー
ンポンプ14の摺動部が焼き付いたり、ベーンポンプ1
4内のシール材等のゴム部品が変形破損して、ポンプと
しての機能が損なわれるという問題点を解消できる。
い状態が連続するような場合には、油温が200℃以上
に上昇せず、作動油の粘度が低下することにより、ベー
ンポンプ14の摺動部が焼き付いたり、ベーンポンプ1
4内のシール材等のゴム部品が変形破損して、ポンプと
しての機能が損なわれるという問題点を解消できる。
また、吐出圧の低下により、駆動状態と被駆動状態との
切りかわる車輪への伝達トルクが低下する等、4輪駆動
車としての機能を失う恐れがあるといった問題点も解消
できる。
切りかわる車輪への伝達トルクが低下する等、4輪駆動
車としての機能を失う恐れがあるといった問題点も解消
できる。
なお、ステップa11,a12の操作終了後はリターンされ
る。
る。
また、回転数センサ126からの回転数信号から換算さ
れた後輪回転数Rrと、回転数センサ127からの回転数
信号から換算された前輪回転数Rfとから、次式に基づき
実際のスリップ率C1を演算する(ステップa5)。
れた後輪回転数Rrと、回転数センサ127からの回転数
信号から換算された前輪回転数Rfとから、次式に基づき
実際のスリップ率C1を演算する(ステップa5)。
C1=(Rf−Rr)/Rf・・・(1) このスリップ率C1に応じて、上述の表示装置129の
LED129a〜129dに表示を行なうようにしてもよい。
LED129a〜129dに表示を行なうようにしてもよい。
また、前後輪回転数Rf,Rrの変動の小さな定常走行(4
0〜60Km/時)において、前輪43,44および後輪
52,53に大きな回転速度差があるときは、警告灯1
31を点灯ないし点滅させて、停止の警報を与える。
0〜60Km/時)において、前輪43,44および後輪
52,53に大きな回転速度差があるときは、警告灯1
31を点灯ないし点滅させて、停止の警報を与える。
さらに、ステアリング角(操舵角)fとと、前輪回転数
Rfと、後輪回転数Rrとに応じて、異常運転状態となれ
ば、警告灯131を点灯ないし点滅させる。
Rfと、後輪回転数Rrとに応じて、異常運転状態となれ
ば、警告灯131を点灯ないし点滅させる。
ついで、マニュアルコントロール装置215からのマニ
ュアルコントロール信号がオンとなっていれば(ステッ
プa6)、マニュアル4WD(4輪駆動)ルーチンの処理
が行なわれ、その他の場合には、エンジントルクTEの
演算が行なわれるとともに(ステップa7)、次式によ
り、タイヤ駆動トルクTtを演算する(ステップa8)。
ュアルコントロール信号がオンとなっていれば(ステッ
プa6)、マニュアル4WD(4輪駆動)ルーチンの処理
が行なわれ、その他の場合には、エンジントルクTEの
演算が行なわれるとともに(ステップa7)、次式によ
り、タイヤ駆動トルクTtを演算する(ステップa8)。
Tt=TE×(総減速比)・・・(2) ついで、このタイヤ駆動トルクTtが、所定値(極力小さ
な値)Tto以下で(ステップa9)、かつ、舵角fがほぼ
ゼロ(または、|f|<ε1)であれば(ステップa10)、
基準スリップ率更新ルーチンの処理へ移行する。
な値)Tto以下で(ステップa9)、かつ、舵角fがほぼ
ゼロ(または、|f|<ε1)であれば(ステップa10)、
基準スリップ率更新ルーチンの処理へ移行する。
タイヤ駆動トルクTtが所定値Ttoより大きい場合、さら
に、舵角fがほぼゼロでない(|f|≧ε1)場合には、
自動4WD(4輪駆動)ルーチンの処理へ移行する。
に、舵角fがほぼゼロでない(|f|≧ε1)場合には、
自動4WD(4輪駆動)ルーチンの処理へ移行する。
基準スリップ率更新ルーチンでは、第5図(b)に示すよ
うに、基準スリップ率C0と実際のスリップ率C1との
差C3を次式に基づき演算する(ステップb1)。
うに、基準スリップ率C0と実際のスリップ率C1との
差C3を次式に基づき演算する(ステップb1)。
C3=C1−C0・・・(3) そして、この差のスリップ率C3がほぼゼロでなければ
(または、|C3|≧ε2、ステップb2)、実際のスリップ
率C1を基準スリップ率C0として新たに設定する(ス
テップb4)。
(または、|C3|≧ε2、ステップb2)、実際のスリップ
率C1を基準スリップ率C0として新たに設定する(ス
テップb4)。
スリップ率C3がほぼゼロであれば(または、|C3|<ε
2)、基準スリップ率C0の値を保持する(ステップb
3)。
2)、基準スリップ率C0の値を保持する(ステップb
3)。
このように、前輪43,44および後輪52,53のタ
イヤ半径が全く同一であれば、直進状態では、差回転は
生じないが、タイヤの摩耗(一般に、前輪43,44の
摩耗が早い。)やタイヤローテーション等により、直進
状態でも、前輪43,44および後輪52,53に差回
転が生じる。
イヤ半径が全く同一であれば、直進状態では、差回転は
生じないが、タイヤの摩耗(一般に、前輪43,44の
摩耗が早い。)やタイヤローテーション等により、直進
状態でも、前輪43,44および後輪52,53に差回
転が生じる。
従って、直進状態における前・後輪のスリップ率を、常
に検出し、これを基準スリップ率Cαとして記憶してお
くことにより、タイヤローテーション等により、前・後
輪のタイヤ半径の差が変化した場合にも、その後の直進
状態でのスリップ率を検出することにより、基準スリッ
プ率C0を記憶し直すことができるのである。
に検出し、これを基準スリップ率Cαとして記憶してお
くことにより、タイヤローテーション等により、前・後
輪のタイヤ半径の差が変化した場合にも、その後の直進
状態でのスリップ率を検出することにより、基準スリッ
プ率C0を記憶し直すことができるのである。
自動4WDルーチンでは、第5図(c)に示すように、舵
角fに応じた理論スリップ率Cαを次式に基づき演算す
る(ステップc1、第9図参照)。
角fに応じた理論スリップ率Cαを次式に基づき演算す
る(ステップc1、第9図参照)。
Cα=C0+α・f・・・(4) ここで、αは、第9図に示すように、舵角fに対するス
リップ率Cαの比を示す。
リップ率Cαの比を示す。
そして、この理論スリップ率Cαと実際のスリップ率C
1との差C2を次式に基づき演算する(ステップe2)。
1との差C2を次式に基づき演算する(ステップe2)。
C2=C1−Cα・・・(5) この舵角fに応じた理論スリップ率Cαと、実際のスリ
ップ率C1とを比較して、前輪43,44の方が後輪5
2,53よりも速く回転して(C1≧0)、且つ、駆動
時に前輪43,44が空転しているときに生じる、実際
のスリップ率C1が理論スリップ率Cα以上である(C
2≧0)の場合(ステップc3)、また、前輪43,44
の方が後輪52,53よりも遅く回転して(C1<
0)、且つ、エンジンブレーキないしフットブレーキに
より前輪43,44がロック気味になる、実際のスリッ
プ率C1が理論スリップ率Cαよりも小さい場合(C2
<0、ステップc4)に、オリフィスバルブ214のオリ
フィス径を小さくする(絞る)ように、コントロールユ
ニット128から流量制御機構M1へ制御信号が送られ
る(ステップc5)。
ップ率C1とを比較して、前輪43,44の方が後輪5
2,53よりも速く回転して(C1≧0)、且つ、駆動
時に前輪43,44が空転しているときに生じる、実際
のスリップ率C1が理論スリップ率Cα以上である(C
2≧0)の場合(ステップc3)、また、前輪43,44
の方が後輪52,53よりも遅く回転して(C1<
0)、且つ、エンジンブレーキないしフットブレーキに
より前輪43,44がロック気味になる、実際のスリッ
プ率C1が理論スリップ率Cαよりも小さい場合(C2
<0、ステップc4)に、オリフィスバルブ214のオリ
フィス径を小さくする(絞る)ように、コントロールユ
ニット128から流量制御機構M1へ制御信号が送られ
る(ステップc5)。
これにより、前・後輪回転速度差ΔNに対する伝達トル
クTPの比(TP/ΔN)に応じた4輪駆動率(4WD
率)を上げることができる。
クTPの比(TP/ΔN)に応じた4輪駆動率(4WD
率)を上げることができる。
スリップ率C1,C2,Cαが他の状態である場合に
は、オリフィスバルブ214のオリフィス径を大きくす
る(開状態にする)ように、コントロールユニット12
8から流量制御機構M1へ制御信号が送られる(ステッ
プc6)。
は、オリフィスバルブ214のオリフィス径を大きくす
る(開状態にする)ように、コントロールユニット12
8から流量制御機構M1へ制御信号が送られる(ステッ
プc6)。
このように、実際のスリップ率C1が、理論スリップ率
Cαとなるように制御されるのである。
Cαとなるように制御されるのである。
手動4WDルーチンでは、第5図(d)に示すように、舵
角fに応じた理論スリップ率Cαを次式に基づき演算す
る(ステップd1)。
角fに応じた理論スリップ率Cαを次式に基づき演算す
る(ステップd1)。
Cα=C0+α・f・・・(6) そして、この理論スリップ率Cαと実際のスリップ率C
1との差C2を次式に基づき演算する(ステップ
d2)。
1との差C2を次式に基づき演算する(ステップ
d2)。
C2=C1−Cα・・・(7) また、マニュアルコントロール装置215によって選択
されたオリフィス径で走行中である場合でも、前輪4
3,44が後輪52,53よりも速く回転して(C1≧
0)、且つ、実際のスリップ率C1が理論スリップ率C
αよりも極端に大きい(C2≧C2′、ここでC2′は
スリップ率の設定値)場合(ステップd3)、また、前輪
43,44の方が後輪52,53よりも遅く回転して
(C1<0)、且つ、実際のスリップ率C1の方が理論
スリップ率Cαよりも極端に小さい(C2≦−C2′、
ステップd4)場合に、オリフィスバルブ214のオリフ
ィス径を小さくする(絞る)ように、コントロールユニ
ット128から流量制御機構M1へ制御信号が送られる
(ステップd5)。
されたオリフィス径で走行中である場合でも、前輪4
3,44が後輪52,53よりも速く回転して(C1≧
0)、且つ、実際のスリップ率C1が理論スリップ率C
αよりも極端に大きい(C2≧C2′、ここでC2′は
スリップ率の設定値)場合(ステップd3)、また、前輪
43,44の方が後輪52,53よりも遅く回転して
(C1<0)、且つ、実際のスリップ率C1の方が理論
スリップ率Cαよりも極端に小さい(C2≦−C2′、
ステップd4)場合に、オリフィスバルブ214のオリフ
ィス径を小さくする(絞る)ように、コントロールユニ
ット128から流量制御機構M1へ制御信号が送られる
(ステップd5)。
これにより、4輪駆動率(4WD率)を上げることがで
きる。
きる。
スリップ率C1,C2,C3が他の状態である場合に
は、マニュアルコントロール装置215によって選択さ
れた4段階(2WD,4WD−Lo,4WD,4WD−
Hi)のオリフィス径となるように、コントロールユニ
ット128から流量制御機構M1へ制御信号が送られる
(ステップd6)。
は、マニュアルコントロール装置215によって選択さ
れた4段階(2WD,4WD−Lo,4WD,4WD−
Hi)のオリフィス径となるように、コントロールユニ
ット128から流量制御機構M1へ制御信号が送られる
(ステップd6)。
このようにして、手動4WDルーチンでは、自動4WD
ルーチンの場合よりも、理論スリップ率Cαに対する実
際のスリップ率C1の許容差を大きくして、マニアルの
特味を十分に発揮することができる。
ルーチンの場合よりも、理論スリップ率Cαに対する実
際のスリップ率C1の許容差を大きくして、マニアルの
特味を十分に発揮することができる。
また、車両の通常の直進状態において、前輪43,44
と後輪52,53とのタイヤの有効半径が同一で、タイ
ヤのスリップ回転速度が少ないことから、4輪駆動用連
結装置13に接続する第1の回転軸5と第2の回転軸4
との間に回転速度差が生じない。
と後輪52,53とのタイヤの有効半径が同一で、タイ
ヤのスリップ回転速度が少ないことから、4輪駆動用連
結装置13に接続する第1の回転軸5と第2の回転軸4
との間に回転速度差が生じない。
したがって、ベーンポンプ14では油圧の発生はなく、
後輪52,53に駆動力が伝達されず、前輪43,44
のみによる前輪駆動となる。
後輪52,53に駆動力が伝達されず、前輪43,44
のみによる前輪駆動となる。
この状態においては、前輪43,44と後輪52,53
との回転速度差が小さく、0〜20(rpm)になるの
で、LED129aが点灯して、「2WD」の表示が行なわ
れる。
との回転速度差が小さく、0〜20(rpm)になるの
で、LED129aが点灯して、「2WD」の表示が行なわ
れる。
しかし、車両の直進加速時のように、大きなスリップが
なくても通常、前輪43,44が約2%以内でスリップ
する状態では、これによる回転速度差が第1の回転軸5
と第2の回転軸4との間に生じると、ベーンポンプ14
が機能してこの回転速度差に応じた油圧が発生し、ロー
タ69とカムリング部70aとが一体になって回転し、こ
の油圧とベーン68の受圧面積とに対応した駆動力が後
輪52,53に伝達されて4輪駆動状態になる。
なくても通常、前輪43,44が約2%以内でスリップ
する状態では、これによる回転速度差が第1の回転軸5
と第2の回転軸4との間に生じると、ベーンポンプ14
が機能してこの回転速度差に応じた油圧が発生し、ロー
タ69とカムリング部70aとが一体になって回転し、こ
の油圧とベーン68の受圧面積とに対応した駆動力が後
輪52,53に伝達されて4輪駆動状態になる。
この状態においては、前輪43,44と後輪52,53
との回転速度差に応じて、適宜LED129a〜129dのいず
れかが点灯して、運転者に2WDから4WDまでの中間
状態ないし4WD状態を表示する。
との回転速度差に応じて、適宜LED129a〜129dのいず
れかが点灯して、運転者に2WDから4WDまでの中間
状態ないし4WD状態を表示する。
また、コントロールユニット128からの制御信号は、
デューティソレノイドバルブ213のデューティ率を走
行条件に応じて自動的に決定するようになっており、オ
リフィスバルブ214のオリフィスを絞る場合として、
上述のもののほか、自動4WDにおいて、アクセルを踏
み込んだ場合がある。
デューティソレノイドバルブ213のデューティ率を走
行条件に応じて自動的に決定するようになっており、オ
リフィスバルブ214のオリフィスを絞る場合として、
上述のもののほか、自動4WDにおいて、アクセルを踏
み込んだ場合がある。
すなわち、アクセル開度θa,エンジン回転数Ne(rp
m)、変速段位置Spを検出して、タイヤに入力される
トルクが大きくなるほど、オリフィスバルブ214のオ
リフィスを絞って、4WD率を高め、4輪で加速する。
m)、変速段位置Spを検出して、タイヤに入力される
トルクが大きくなるほど、オリフィスバルブ214のオ
リフィスを絞って、4WD率を高め、4輪で加速する。
さらに、オリフィスバルブ214のオリフィスを開状態
とする場合として、上述のもののほか、次の場合があ
る。
とする場合として、上述のもののほか、次の場合があ
る。
(1)自動4WDおよび手動4WDにおいて、油温Tがあ
る一定値T0′(<T0)以下である場合、オイルによ
る粘性が大きいので、オリフィスを開放して、オイルポ
ンプ14によるブレーキング現象を回避する。
る一定値T0′(<T0)以下である場合、オイルによ
る粘性が大きいので、オリフィスを開放して、オイルポ
ンプ14によるブレーキング現象を回避する。
(2)手動4WDにおいて、4WD走行中であっても、コ
ーナリング時(特に舵角fが大きい時)には、4WD率
を小さくして、ブレーキング現象を防止する。
ーナリング時(特に舵角fが大きい時)には、4WD率
を小さくして、ブレーキング現象を防止する。
また、デューティソレノイドバルブ213におけるデュ
ーティ率は、以下のように制御することができ、連通油
路207,208に介装されたオリフィスバルブ214
のオリフィス径が大きくなると、連通油路207,20
8を通じて流通する油量が多くなるので、急旋回した場
合には、第7図に示すように、吐出圧を低くすることが
でき、4WD率を低下させることができる。
ーティ率は、以下のように制御することができ、連通油
路207,208に介装されたオリフィスバルブ214
のオリフィス径が大きくなると、連通油路207,20
8を通じて流通する油量が多くなるので、急旋回した場
合には、第7図に示すように、吐出圧を低くすることが
でき、4WD率を低下させることができる。
さらに、第6図に示すように、前輪43,44と後輪5
2,53との回転速度差ΔNと車速Vとに応じて、オリ
フィスバルブ214のオリフィス径を変化させることも
でき、この場合、高速走行時ほど、そのオリフィス径を
小さくすることができるので、4輪駆動による直進安定
性が向上する。
2,53との回転速度差ΔNと車速Vとに応じて、オリ
フィスバルブ214のオリフィス径を変化させることも
でき、この場合、高速走行時ほど、そのオリフィス径を
小さくすることができるので、4輪駆動による直進安定
性が向上する。
このように、高速旋回時には、旋回半径も大きいので、
ブレーキング現象はごくわずかであり、4輪駆動による
操縦安定性が確保されるのである。
ブレーキング現象はごくわずかであり、4輪駆動による
操縦安定性が確保されるのである。
本発明の実施例によれば、次のような効果ないし利点を
得ることができる。
得ることができる。
(1)前輪と後輪との回転速度差を運転席等に配設された
表示装置において表示できるので、時々刻々の運転状態
を運転者に認識させることができる。
表示装置において表示できるので、時々刻々の運転状態
を運転者に認識させることができる。
(2)上記第1項により、搭載された非直結式(油圧ポン
プ式)連結機構の駆動状態に応じて予め求められた表示
と、自動車の現在の運転状態における表示とを比較する
ことによって、4輪駆動状態となっていることを運転者
は知ることができる。
プ式)連結機構の駆動状態に応じて予め求められた表示
と、自動車の現在の運転状態における表示とを比較する
ことによって、4輪駆動状態となっていることを運転者
は知ることができる。
(3)上記第2項により、加減速時や高速走行,低摩擦
路,悪路などで4輪駆動となっていることを確認するこ
とができ、これにより、安心して4輪駆動特性(旋回安
定性,操縦安定性,悪路走破性等)を活用することがで
きる。
路,悪路などで4輪駆動となっていることを確認するこ
とができ、これにより、安心して4輪駆動特性(旋回安
定性,操縦安定性,悪路走破性等)を活用することがで
きる。
(4)乾燥路の定常走行において、前後輪に大きな回転速
度差があることを検出でき、例えば、前後輪のタイヤ半
径に不同がある場合を検出できるので、タイヤ空気圧の
異常または摩耗,タイヤの装着不良を判別することがで
きる。
度差があることを検出でき、例えば、前後輪のタイヤ半
径に不同がある場合を検出できるので、タイヤ空気圧の
異常または摩耗,タイヤの装着不良を判別することがで
きる。
(5)上記第4項により、駆動系における動力循環の発生
を防止でき、燃費悪化や駆動系破損を防止することがで
きる。
を防止でき、燃費悪化や駆動系破損を防止することがで
きる。
なお、手動式制限流量設定手段M2と自動式制限流量設
定手段M3との優先順位を決定する手段として、どちら
か一方を常に優先とするマニュアル式優先順位設定手段
ないし緊急時に手動式制限流量設定手段M2の制御より
自動式制限流量設定手段M3の制御を優先して行なう緊
急時自動4WD優先順位設定手段を用いることができ
る。
定手段M3との優先順位を決定する手段として、どちら
か一方を常に優先とするマニュアル式優先順位設定手段
ないし緊急時に手動式制限流量設定手段M2の制御より
自動式制限流量設定手段M3の制御を優先して行なう緊
急時自動4WD優先順位設定手段を用いることができ
る。
また、吸込吐出口72〜77の吐出側と吸込側とを連通
する連通油路として、吐出側からトランスミッションケ
ース94内の大気側である油溜りとしてのオイル溜80
を経由して、油路104から吸込側へ作動油を供給する
ように連通油路を形成してもよく、すなわち、第1図中
に2点鎖線で示すように、第1油路OL1(または第2
油路OL2)ないし油路203とオイル溜80とを連通
する連通油路207′を設けて、この連通油路207′
に流量制御機構M1としてのオリフィスバルブ214を
介挿してもよい。
する連通油路として、吐出側からトランスミッションケ
ース94内の大気側である油溜りとしてのオイル溜80
を経由して、油路104から吸込側へ作動油を供給する
ように連通油路を形成してもよく、すなわち、第1図中
に2点鎖線で示すように、第1油路OL1(または第2
油路OL2)ないし油路203とオイル溜80とを連通
する連通油路207′を設けて、この連通油路207′
に流量制御機構M1としてのオリフィスバルブ214を
介挿してもよい。
そして、上述の実施例における作用効果を得ることがで
きる。
きる。
さらに、オイルポンプ14としてベーンポンプに限定さ
れる必要はなく、その他のオイルポンプを上記実施例と
同様に組込んで使用することができる。
れる必要はなく、その他のオイルポンプを上記実施例と
同様に組込んで使用することができる。
なお、自動変速機2の出力軸に4輪駆動用駆動連結装置
13の前輪出力軸5を連結するように構成してもよい。
13の前輪出力軸5を連結するように構成してもよい。
また、本実施例をマニュアルトランスミッションを装備
した自動車に適用できることは言うまでもない。
した自動車に適用できることは言うまでもない。
以上詳述したように、本発明の4輪駆動用駆動連結装置
によれば、車両の前輪に駆動力を伝達する第1の回転軸
と、後輪の駆動力を伝達する第2の回転軸と、上記の第
1の回転軸と第2の回転軸との間に介装されて相互に駆
動力を伝達しうる油圧式連結機構とをそなえ、同油圧式
連結機構が油圧ポンプ型連結機構として構成されて、同
連結機構の吐出口に接続する油路と同連結機構の吸込口
(油溜りを含む)に接続する油路とを連通する連通油路
と、同連通油路を通過する作動油の流量(流量ゼロから
非制限流量まで)を制御しうる流量制御機構とが設けら
れるとともに、同流量制御機構へその制限流量を設定す
るための制御信号を出力する手動式制限流量設定手段
と、上記車両における運転状態を検出する運転状態セン
サと、同運転状態センサからの検出信号を受けて上記流
量制御機構へその制限流量を設定するための制御信号を
出力する自動式制限流量設定手段と、上記の手動式制限
流量設定手段および自動式制限流量設定手段のうちの一
方からの制御信号のみを選択的に上記流量制御機構へ送
る切換機構とが設けられるという簡素な構造で、次のよ
うな効果ないし利点を得ることができる。
によれば、車両の前輪に駆動力を伝達する第1の回転軸
と、後輪の駆動力を伝達する第2の回転軸と、上記の第
1の回転軸と第2の回転軸との間に介装されて相互に駆
動力を伝達しうる油圧式連結機構とをそなえ、同油圧式
連結機構が油圧ポンプ型連結機構として構成されて、同
連結機構の吐出口に接続する油路と同連結機構の吸込口
(油溜りを含む)に接続する油路とを連通する連通油路
と、同連通油路を通過する作動油の流量(流量ゼロから
非制限流量まで)を制御しうる流量制御機構とが設けら
れるとともに、同流量制御機構へその制限流量を設定す
るための制御信号を出力する手動式制限流量設定手段
と、上記車両における運転状態を検出する運転状態セン
サと、同運転状態センサからの検出信号を受けて上記流
量制御機構へその制限流量を設定するための制御信号を
出力する自動式制限流量設定手段と、上記の手動式制限
流量設定手段および自動式制限流量設定手段のうちの一
方からの制御信号のみを選択的に上記流量制御機構へ送
る切換機構とが設けられるという簡素な構造で、次のよ
うな効果ないし利点を得ることができる。
(1)前輪と後輪との差回転が許容されるので、パートタ
イム4輪駆動車のタイトコーナブレーキング現象などの
不具合や運転操作の煩雑さを解消できる。
イム4輪駆動車のタイトコーナブレーキング現象などの
不具合や運転操作の煩雑さを解消できる。
(2)第1の回転軸と第2の回転軸との間で、速く回って
いる方から遅く回っている方へ力が伝達されるので、前
輪ないし後輪の一方が過回転することはなくなり、ホイ
ルスピンを確実に防止でき、車両の安定性に寄与しう
る。
いる方から遅く回っている方へ力が伝達されるので、前
輪ないし後輪の一方が過回転することはなくなり、ホイ
ルスピンを確実に防止でき、車両の安定性に寄与しう
る。
(3)フルタイム4輪駆動車に、従来装備されていたセン
タデフに比べ、小型・軽量とすることができ、低コスト
化にも寄与しうる。
タデフに比べ、小型・軽量とすることができ、低コスト
化にも寄与しうる。
(4)低速急旋回時において、前輪側の回転軸と後輪側の
回転軸との回転速度差を許容でき、ブレーキング現象を
確実に防止できる。
回転軸との回転速度差を許容でき、ブレーキング現象を
確実に防止できる。
(5)高速走行時において、車両の直進安定性が確保され
る。
る。
(6)第1の回転軸と第2の回転軸との回転速度差に応じ
て上記オイルポンプによる伝達トルク量の制御を手動制
御および自動制御のうちの一方に選択的に切換えること
ができるので、運転フィーリングや操縦安定性の悪化な
どを招くことがなく、十分にその機能を発揮することが
できる。
て上記オイルポンプによる伝達トルク量の制御を手動制
御および自動制御のうちの一方に選択的に切換えること
ができるので、運転フィーリングや操縦安定性の悪化な
どを招くことがなく、十分にその機能を発揮することが
できる。
第1〜9図は本発明の一実施例としての4輪駆動用駆動
連結装置を示すもので、第1図はその油圧ポンプ型連結
機構および油圧回路を示す油圧系統図、第2図は本装置
を装備した車両の動力系を示す概略構成図、第3図はそ
の要部断面図、第4図はそのブロック図、第5図(a)〜
(d)はいずれもその作用を説明するためのフローチャー
ト、第6〜9図はいずれもその作用を説明するためのグ
ラフである。 1……エンジン、1a……トルクコンバータ、2……自動
変速機、3,3′……ギヤ、4……第2の回転軸として
の後輪出力軸、5……第1の回転軸としての前輪出力
軸、8……デフケース、9,10……ピニオン、11,
12……キイドギヤ、13……4輪駆動用駆動連結装
置、14……オイルポンプ(ベーンポンプ)、38,3
8′……ギヤ、38a……出力軸、39……リングギヤ、
39′……ギヤ、40……前輪用デフ、41,42……
前輪軸、43,44……前輪、45……ベベルギヤ機
構、45a,46a……ギヤ、47……プロペラ軸、47a……
ベベルギヤ、48……リングギヤ、49……後輪用デ
フ、50,51……後輪軸、52,53……後輪、64a
……スプライン係合部、68……ベーン、68a……先端
部、68b……底部、69……ロータ、69a……外周面、69
b……孔部、69c……内径側底部、70……ハウジング、
70a……カムリング部、70b……カバー、70c……フラン
ジ、70d,70e……間挿材、71……吐出圧制御機構とし
ての油圧回路、72〜77……吸込吐出口、78,79
……チェック弁、80……オイル溜(オイルタンク)、
81,81′,82……空気侵入防止用チェック弁、81
a,81′a,82a……オリフィス、83,84……吐出
圧制御用リリーフ弁、83a,84a……スプリング、86〜
88……ポンプ室、89,90……連通路、89a,90a…
…遠心分離用通路、89b,90b……放出用通路、91〜9
3……ベアリング、94……トランスミッションケー
ス、95,96……ブッシング(軸受)、101……ボ
ルト、104……油路、106……軸方向摺動部、10
9……油室、120,121……流路、122,123
……チェック弁、126……第2の回転数検出器(運転
状態センサ)としての回転数センサ(ピックアップ)、
127……第1の回転数検出器(運転状態センサ)とし
ての回転数センサ(ピックアップ)、128……コント
ロールユニット、128a,128b……カウンタ、128c……タ
イマ、128d……演算器(CPU)、128e……メモリ、1
29……表示装置、129a〜129d……LED、130……
運転状態センサとしてのステアリング角検出器(舵角セ
ンサ)、131……警告灯、132……運転状態センサ
としての変速段センサ(インヒビタスイッチ)、133
……運転状態センサとしてのアクセル開度センサ(スロ
ットル開度センサ)、134……運転状態センサとして
のブレーキ状態センサ、135……運転状態センサとし
ての油温センサ、136……運転状態センサとしてのエ
ンジン回転数センサ、137……運転状態センサとして
の車速センサ、138……切換スイッチ、140……オ
イルポンプ、140a……外歯インナーギヤ、140b……内歯
アウタギヤ(ケーシング)、142……入力軸(内
軸)、143……トルクコンバータのポンプ側外軸、2
01〜206……油路、204a,205a……オリフィス、2
07,207′,208……連通油路、209……戻し
油路、210……切換弁、211……減圧バルブ、21
2……レギュレータバルブ、213……デューティソレ
ノイドバルブ、214……オリフィスバルブ、214a……
ランド、214b……スプリング、214c……スプール、21
5……マニュアルコントロール装置、M1……流量制御
機構、M2……手動式制限流量設定手段、M3……自動
式制限流量設定手段、M4……切換機構、M5……運転
状態演算手段、OL1……第1油路、OL2……第2油
路。
連結装置を示すもので、第1図はその油圧ポンプ型連結
機構および油圧回路を示す油圧系統図、第2図は本装置
を装備した車両の動力系を示す概略構成図、第3図はそ
の要部断面図、第4図はそのブロック図、第5図(a)〜
(d)はいずれもその作用を説明するためのフローチャー
ト、第6〜9図はいずれもその作用を説明するためのグ
ラフである。 1……エンジン、1a……トルクコンバータ、2……自動
変速機、3,3′……ギヤ、4……第2の回転軸として
の後輪出力軸、5……第1の回転軸としての前輪出力
軸、8……デフケース、9,10……ピニオン、11,
12……キイドギヤ、13……4輪駆動用駆動連結装
置、14……オイルポンプ(ベーンポンプ)、38,3
8′……ギヤ、38a……出力軸、39……リングギヤ、
39′……ギヤ、40……前輪用デフ、41,42……
前輪軸、43,44……前輪、45……ベベルギヤ機
構、45a,46a……ギヤ、47……プロペラ軸、47a……
ベベルギヤ、48……リングギヤ、49……後輪用デ
フ、50,51……後輪軸、52,53……後輪、64a
……スプライン係合部、68……ベーン、68a……先端
部、68b……底部、69……ロータ、69a……外周面、69
b……孔部、69c……内径側底部、70……ハウジング、
70a……カムリング部、70b……カバー、70c……フラン
ジ、70d,70e……間挿材、71……吐出圧制御機構とし
ての油圧回路、72〜77……吸込吐出口、78,79
……チェック弁、80……オイル溜(オイルタンク)、
81,81′,82……空気侵入防止用チェック弁、81
a,81′a,82a……オリフィス、83,84……吐出
圧制御用リリーフ弁、83a,84a……スプリング、86〜
88……ポンプ室、89,90……連通路、89a,90a…
…遠心分離用通路、89b,90b……放出用通路、91〜9
3……ベアリング、94……トランスミッションケー
ス、95,96……ブッシング(軸受)、101……ボ
ルト、104……油路、106……軸方向摺動部、10
9……油室、120,121……流路、122,123
……チェック弁、126……第2の回転数検出器(運転
状態センサ)としての回転数センサ(ピックアップ)、
127……第1の回転数検出器(運転状態センサ)とし
ての回転数センサ(ピックアップ)、128……コント
ロールユニット、128a,128b……カウンタ、128c……タ
イマ、128d……演算器(CPU)、128e……メモリ、1
29……表示装置、129a〜129d……LED、130……
運転状態センサとしてのステアリング角検出器(舵角セ
ンサ)、131……警告灯、132……運転状態センサ
としての変速段センサ(インヒビタスイッチ)、133
……運転状態センサとしてのアクセル開度センサ(スロ
ットル開度センサ)、134……運転状態センサとして
のブレーキ状態センサ、135……運転状態センサとし
ての油温センサ、136……運転状態センサとしてのエ
ンジン回転数センサ、137……運転状態センサとして
の車速センサ、138……切換スイッチ、140……オ
イルポンプ、140a……外歯インナーギヤ、140b……内歯
アウタギヤ(ケーシング)、142……入力軸(内
軸)、143……トルクコンバータのポンプ側外軸、2
01〜206……油路、204a,205a……オリフィス、2
07,207′,208……連通油路、209……戻し
油路、210……切換弁、211……減圧バルブ、21
2……レギュレータバルブ、213……デューティソレ
ノイドバルブ、214……オリフィスバルブ、214a……
ランド、214b……スプリング、214c……スプール、21
5……マニュアルコントロール装置、M1……流量制御
機構、M2……手動式制限流量設定手段、M3……自動
式制限流量設定手段、M4……切換機構、M5……運転
状態演算手段、OL1……第1油路、OL2……第2油
路。
Claims (1)
- 【請求項1】車両の前輪に駆動力を伝達する第1の回転
軸と、後輪の駆動力を伝達する第2の回転軸と、上記の
第1の回転軸と第2の回転軸との間に介装されて相互に
駆動力を伝達しうる油圧式連結機構とをそなえ、同油圧
式連結機構が油圧ポンプ型連結機構として構成されて、
同連結機構の吐出口に接続する油路と同連結機構の吸込
口に接続する油路とを連通する連通油路と、同連通油路
を通過する作動油の流量を制御しうる流量制御機構とが
設けられるとともに、同流量制御機構へその制限流量を
設定するための制御信号を出力する手動式制限流量設定
手段と、上記車両における運転状態を検出する運転状態
センサと、同運転状態センサからの検出信号を受けて上
記流量制御機構へその制限流量を設定するための制御信
号を出力する自動式制限流量設定手段と、上記の手動式
制限流量設定手段および自動式制限流量設定手段のうち
の一方からの制御信号のみを選択的に上記流量制御機構
へ送る切換機構とが設けられたことを特徴とする、4輪
駆動用駆動連結装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9267985A JPH0623015B2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 4輪駆動用駆動連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9267985A JPH0623015B2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 4輪駆動用駆動連結装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61249828A JPS61249828A (ja) | 1986-11-07 |
| JPH0623015B2 true JPH0623015B2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=14061165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9267985A Expired - Lifetime JPH0623015B2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 4輪駆動用駆動連結装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0623015B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5154252A (en) * | 1990-06-05 | 1992-10-13 | Koyo Seiko Co., Ltd. | Power transmission apparatus for vehicle |
-
1985
- 1985-04-30 JP JP9267985A patent/JPH0623015B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61249828A (ja) | 1986-11-07 |
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