JPH06249103A - 燃料噴射ポンプ - Google Patents
燃料噴射ポンプInfo
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- JPH06249103A JPH06249103A JP5039912A JP3991293A JPH06249103A JP H06249103 A JPH06249103 A JP H06249103A JP 5039912 A JP5039912 A JP 5039912A JP 3991293 A JP3991293 A JP 3991293A JP H06249103 A JPH06249103 A JP H06249103A
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- chamber
- fuel
- suction
- feed hole
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- 238000002347 injection Methods 0.000 title claims abstract description 19
- 239000007924 injection Substances 0.000 title claims abstract description 19
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Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】燃料室壁面又はそれを保護するスピルプロテク
タのエロージョンを低減可能な燃料噴射ポンプを提供す
る。 【構成】プランジャ3が上昇すると、プランジャ3のプ
ランジャリード31がフィ−ドホール22に連通し、プ
ランジャ室21の燃料(スピル流)がプランジャリード
31からフィ−ドホール22を通じて燃料室11に高速
でリターンする。プランジャ3下方の吸入室23の容積
はプランジャ3の上昇により増大し、吸入室23の圧力
は低下し、プランジャリード31からフィ−ドホール2
2に流入した燃料の一部は吸入孔24を通じて吸入室2
3に吸引される。その結果、フィ−ドホール22から燃
料室11の内壁11aに射突されるスピル燃料の量及び
運動エネルギが減少し、そのエロージョンが軽減され
る。
タのエロージョンを低減可能な燃料噴射ポンプを提供す
る。 【構成】プランジャ3が上昇すると、プランジャ3のプ
ランジャリード31がフィ−ドホール22に連通し、プ
ランジャ室21の燃料(スピル流)がプランジャリード
31からフィ−ドホール22を通じて燃料室11に高速
でリターンする。プランジャ3下方の吸入室23の容積
はプランジャ3の上昇により増大し、吸入室23の圧力
は低下し、プランジャリード31からフィ−ドホール2
2に流入した燃料の一部は吸入孔24を通じて吸入室2
3に吸引される。その結果、フィ−ドホール22から燃
料室11の内壁11aに射突されるスピル燃料の量及び
運動エネルギが減少し、そのエロージョンが軽減され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディーゼル機関の燃料噴
射ポンプに関する。
射ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディーゼル機関の燃料噴射ポンプ
は、ハウジングのボアに嵌装されるシリンダと、シリン
ダ及びハウジングにより区画形成される燃料室と、シリ
ンダに貫設され燃料室及びシリンダボアを連通するフィ
ードホールと、シリンダボアに摺動自在に嵌入されると
ともにフィ−ドホールを通じてプランジャ室に吸入した
燃料を圧送するプランジャと、プランジャの外周面の所
定位置にフィ−ドホールと連通可能に開口されるととも
にプランジャ室に連通するプランジャリードと、ポンプ
室と燃料パイプとの間に介設され所定の開弁圧で開弁す
るデリバリバルブとを備えている。
は、ハウジングのボアに嵌装されるシリンダと、シリン
ダ及びハウジングにより区画形成される燃料室と、シリ
ンダに貫設され燃料室及びシリンダボアを連通するフィ
ードホールと、シリンダボアに摺動自在に嵌入されると
ともにフィ−ドホールを通じてプランジャ室に吸入した
燃料を圧送するプランジャと、プランジャの外周面の所
定位置にフィ−ドホールと連通可能に開口されるととも
にプランジャ室に連通するプランジャリードと、ポンプ
室と燃料パイプとの間に介設され所定の開弁圧で開弁す
るデリバリバルブとを備えている。
【0003】ここで、プランジャを圧送すると、プラン
ジャがフィ−ドホールとポンプ室との連通を遮断した
後、ポンプ室を加圧し、圧力がデリバリバルブの開弁圧
を超えるとポンプ室の燃料をデリバリバルブを通じて燃
料配管に送出する。その後、プランジャの更なるプラン
ジャの上昇によりプランジャリードがフィ−ドホールに
連通すると、ポンプ室の燃料はプランジャリード及びフ
ィ−ドホールを通じて燃料室へ高速噴流状態でリターン
(スピル)する。
ジャがフィ−ドホールとポンプ室との連通を遮断した
後、ポンプ室を加圧し、圧力がデリバリバルブの開弁圧
を超えるとポンプ室の燃料をデリバリバルブを通じて燃
料配管に送出する。その後、プランジャの更なるプラン
ジャの上昇によりプランジャリードがフィ−ドホールに
連通すると、ポンプ室の燃料はプランジャリード及びフ
ィ−ドホールを通じて燃料室へ高速噴流状態でリターン
(スピル)する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たスピル時の高速噴流が燃料室壁面に射突すると、燃料
室壁面のエロージョンが深刻となるという問題があり、
特に排気ガス対策としての高噴射圧化に伴い、この問題
は一層深刻となる可能性がある。なお、燃料室壁面をス
ピルプロテクタと呼ばれる半割り円筒板などで囲覆して
燃料室壁面のエロージョンを防止することは可能である
が、その代わりにスピルプロテクタ自体のエロージョン
が問題となってしまう。
たスピル時の高速噴流が燃料室壁面に射突すると、燃料
室壁面のエロージョンが深刻となるという問題があり、
特に排気ガス対策としての高噴射圧化に伴い、この問題
は一層深刻となる可能性がある。なお、燃料室壁面をス
ピルプロテクタと呼ばれる半割り円筒板などで囲覆して
燃料室壁面のエロージョンを防止することは可能である
が、その代わりにスピルプロテクタ自体のエロージョン
が問題となってしまう。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、燃料室壁面又はそれを保護するスピルプロテク
タのエロージョンを低減可能な燃料噴射ポンプを提供す
ることを、その目的としている。
であり、燃料室壁面又はそれを保護するスピルプロテク
タのエロージョンを低減可能な燃料噴射ポンプを提供す
ることを、その目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の燃料噴射ポンプ
は、ハウジングのボアに嵌装されるシリンダと、前記シ
リンダ及び前記ハウジングにより区画形成される燃料室
と、前記燃料室及びシリンダボアを連通するフィ−ドホ
ールと、前記シリンダボアに摺動自在に嵌入されるとと
もに前記フィ−ドホールを通じて前記シリンダボア内の
プランジャ室に吸入した燃料をデリバリバルブを通じて
圧送するプランジャと、前記プランジャの外周面の所定
位置に前記フィ−ドホールと連通可能に開口されるとと
もに前記プランジャ室に連通するプランジャリードとを
備える燃料噴射ポンプにおいて、前記プランジャを挟ん
で前記プランジャ室と反対側に位置して前記シリンダボ
ア内に区画形成され、前記プランジャの圧送とともに容
積が増大する吸入室と、前記吸入室及び前記フィ−ドホ
ールを連通する吸入孔とを備えることを特徴としてい
る。
は、ハウジングのボアに嵌装されるシリンダと、前記シ
リンダ及び前記ハウジングにより区画形成される燃料室
と、前記燃料室及びシリンダボアを連通するフィ−ドホ
ールと、前記シリンダボアに摺動自在に嵌入されるとと
もに前記フィ−ドホールを通じて前記シリンダボア内の
プランジャ室に吸入した燃料をデリバリバルブを通じて
圧送するプランジャと、前記プランジャの外周面の所定
位置に前記フィ−ドホールと連通可能に開口されるとと
もに前記プランジャ室に連通するプランジャリードとを
備える燃料噴射ポンプにおいて、前記プランジャを挟ん
で前記プランジャ室と反対側に位置して前記シリンダボ
ア内に区画形成され、前記プランジャの圧送とともに容
積が増大する吸入室と、前記吸入室及び前記フィ−ドホ
ールを連通する吸入孔とを備えることを特徴としてい
る。
【0007】
【作用及び発明の効果】シリンダボア内をプランジャが
上昇すると、プランジャ室の容積が縮小され、予めプラ
ンジャ室に吸入された燃料は、プランジャがフィ−ドホ
ールを閉鎖した後、加圧され、デリバリバルブを通じて
圧送される。更にプランジャが上昇すると、プランジャ
のプランジャリードがフィ−ドホールに連通し、プラン
ジャ室の燃料(スピル流)がプランジャリードからフィ
−ドホールを通じて燃料室に高速でリターンする。
上昇すると、プランジャ室の容積が縮小され、予めプラ
ンジャ室に吸入された燃料は、プランジャがフィ−ドホ
ールを閉鎖した後、加圧され、デリバリバルブを通じて
圧送される。更にプランジャが上昇すると、プランジャ
のプランジャリードがフィ−ドホールに連通し、プラン
ジャ室の燃料(スピル流)がプランジャリードからフィ
−ドホールを通じて燃料室に高速でリターンする。
【0008】一方、プランジャ下方の吸入室の容積はプ
ランジャ上昇により増大し、吸入室の圧力は低下する。
したがって、プランジャリードからフィ−ドホールに流
入した燃料の一部は吸入孔を通じて吸入室に吸引され
る。その結果、フィ−ドホールから燃料室の内壁に射突
されるスピル燃料の量及び運動エネルギが減少し、スピ
ル燃料によるエロージョンが軽減される。
ランジャ上昇により増大し、吸入室の圧力は低下する。
したがって、プランジャリードからフィ−ドホールに流
入した燃料の一部は吸入孔を通じて吸入室に吸引され
る。その結果、フィ−ドホールから燃料室の内壁に射突
されるスピル燃料の量及び運動エネルギが減少し、スピ
ル燃料によるエロージョンが軽減される。
【0009】
【実施例】本発明の燃料噴射ポンプの一実施例を図面を
参照して説明する。まず、図1によりこの燃料噴射ポン
プの構造を説明する。ハウジング1に形成されたボア1
0にはシリンダ2が嵌入され、シリンダ2のボアにはプ
ランジャ3が直、回動自在に嵌挿されている。プランジ
ャ3は駆動用のカム(図示せず)によりロッド30を通
じて付勢されて上下動する。
参照して説明する。まず、図1によりこの燃料噴射ポン
プの構造を説明する。ハウジング1に形成されたボア1
0にはシリンダ2が嵌入され、シリンダ2のボアにはプ
ランジャ3が直、回動自在に嵌挿されている。プランジ
ャ3は駆動用のカム(図示せず)によりロッド30を通
じて付勢されて上下動する。
【0010】ボア10にシリンダ2、後述のデリバリバ
ルブ4を順次嵌入した後、ハウジング1のボア10の上
端部にバルブホルダ5が螺入されている。バルブホルダ
5の下端面はデリバリバルブ4の弁座筒41を通じてシ
リンダ2下方に付勢し、この付勢によりシリンダ2の外
周面の段差部がボア10の段差部に押し付けられてシリ
ンダ2及びデリバリバルブ4の弁座筒41が固定されて
いる。
ルブ4を順次嵌入した後、ハウジング1のボア10の上
端部にバルブホルダ5が螺入されている。バルブホルダ
5の下端面はデリバリバルブ4の弁座筒41を通じてシ
リンダ2下方に付勢し、この付勢によりシリンダ2の外
周面の段差部がボア10の段差部に押し付けられてシリ
ンダ2及びデリバリバルブ4の弁座筒41が固定されて
いる。
【0011】デリバリバルブ4は、弁孔を有する弁座筒
41、弁座筒41に嵌入された弁体42、弁体42を弁
座筒41の上端開口面に押し付けて閉弁を行うスプリン
グ43からなり、スプリング43の基端はバルブホルダ
5の中央貫通孔内の段差面に係止されている。シリンダ
2のシリンダボア20の上部はプランジャ3の上端面及
びデリバリバルブ4に区画形成されたプランジャ室21
となっており、プランジャ室21はデリバリバルブ4の
弁孔及びバルブホルダ5の中央貫通孔を通じて図示しな
い燃料配管に接続されている。また、プランジャ室21
はプランジャ3の上端面に開口する貫通孔(図示せず)
によりプランジャリード31に連通しており、プランジ
ャリード31はプランジャ3の上端面よりやや下部に位
置して周方向へ斜めに凹設された溝からなる。
41、弁座筒41に嵌入された弁体42、弁体42を弁
座筒41の上端開口面に押し付けて閉弁を行うスプリン
グ43からなり、スプリング43の基端はバルブホルダ
5の中央貫通孔内の段差面に係止されている。シリンダ
2のシリンダボア20の上部はプランジャ3の上端面及
びデリバリバルブ4に区画形成されたプランジャ室21
となっており、プランジャ室21はデリバリバルブ4の
弁孔及びバルブホルダ5の中央貫通孔を通じて図示しな
い燃料配管に接続されている。また、プランジャ室21
はプランジャ3の上端面に開口する貫通孔(図示せず)
によりプランジャリード31に連通しており、プランジ
ャリード31はプランジャ3の上端面よりやや下部に位
置して周方向へ斜めに凹設された溝からなる。
【0012】一方、シリンダ2の所定位置にはフィ−ド
ホール22が径方向に貫設されており、フィ−ドホール
22はプランジャ3の所定のストローク位置にてプラン
ジャリード31と連通可能となっている。一方、シリン
ダ2のシリンダボア20の下部はプランジャ3の下端面
及びシリンダボア20の底面に区画形成された吸入室2
3となっている。吸入室23の底面から所定距離上方に
位置して吸入孔24の一端が開口されており、吸入孔2
4の他端はフィ−ドホール22の径方向中央部に開口さ
れている。また、吸入室23の下端部は吐出孔25を通
じてハウジング1内の逆止弁7の一端に連通しており、
この逆止弁7は燃料が吸入室23から吐出孔25を通じ
て吐出される方向にのみ開弁する。
ホール22が径方向に貫設されており、フィ−ドホール
22はプランジャ3の所定のストローク位置にてプラン
ジャリード31と連通可能となっている。一方、シリン
ダ2のシリンダボア20の下部はプランジャ3の下端面
及びシリンダボア20の底面に区画形成された吸入室2
3となっている。吸入室23の底面から所定距離上方に
位置して吸入孔24の一端が開口されており、吸入孔2
4の他端はフィ−ドホール22の径方向中央部に開口さ
れている。また、吸入室23の下端部は吐出孔25を通
じてハウジング1内の逆止弁7の一端に連通しており、
この逆止弁7は燃料が吸入室23から吐出孔25を通じ
て吐出される方向にのみ開弁する。
【0013】ハウジング1のボアにはフィ−ドホール2
2に面して燃料室11が径大リング状に凹設されてお
り、燃料室11は連通孔13を通じて逆止弁7の他端に
連通している。スピルプロテクター8は燃料室11の内
壁11aのエロージョンを防止するために、フィードホ
ール22に対向配置されている。以下、この燃料噴射ポ
ンプの基本動作を説明する。
2に面して燃料室11が径大リング状に凹設されてお
り、燃料室11は連通孔13を通じて逆止弁7の他端に
連通している。スピルプロテクター8は燃料室11の内
壁11aのエロージョンを防止するために、フィードホ
ール22に対向配置されている。以下、この燃料噴射ポ
ンプの基本動作を説明する。
【0014】図2はプランジャ3がほぼ下死点位置の状
態を示し、プランジャ室21はフィードホール22を通
じて燃料室11から燃料を供給されている。プランジャ
3の上動とともにプランジャ室21とフィードホール2
5とが遮断される(図3参照)と、プランジャ室21で
の燃料加圧が開始され、所定圧力に達するとスプリング
43に抗してデリバリバルブ4の弁体42が上動し、弁
座筒41の弁孔を開く。これにより燃料はバルブホルダ
5から不図示の燃料配管を通じて噴射弁に圧送される。
態を示し、プランジャ室21はフィードホール22を通
じて燃料室11から燃料を供給されている。プランジャ
3の上動とともにプランジャ室21とフィードホール2
5とが遮断される(図3参照)と、プランジャ室21で
の燃料加圧が開始され、所定圧力に達するとスプリング
43に抗してデリバリバルブ4の弁体42が上動し、弁
座筒41の弁孔を開く。これにより燃料はバルブホルダ
5から不図示の燃料配管を通じて噴射弁に圧送される。
【0015】その後、プランジャ3の上動によりプラン
ジャリード31がフィ−ドホール22に連通すると、プ
ランジャ室21の燃料がプランジャリード31、フィ−
ドホール22を通じて燃料室11へスピルされ、これに
より燃料室21の圧力が低下し、デリバリバルブ4が閉
弁し、燃料加圧工程が終了する。なお、デリバリバルブ
4の弁体42は弁孔を閉じた後も所定ストロークだけ下
動して所定量の燃料吸い戻しを行い、その分だけプラン
ジャ室21の燃料は余分にスピルされる。1回当たりの
燃料吐出量を制御するには、不図示のスリーブによりプ
ランジャ3を回動させ、これによりプランジャリード3
1とフィ−ドホール22との連通タイミングを変更すれ
ばよい。
ジャリード31がフィ−ドホール22に連通すると、プ
ランジャ室21の燃料がプランジャリード31、フィ−
ドホール22を通じて燃料室11へスピルされ、これに
より燃料室21の圧力が低下し、デリバリバルブ4が閉
弁し、燃料加圧工程が終了する。なお、デリバリバルブ
4の弁体42は弁孔を閉じた後も所定ストロークだけ下
動して所定量の燃料吸い戻しを行い、その分だけプラン
ジャ室21の燃料は余分にスピルされる。1回当たりの
燃料吐出量を制御するには、不図示のスリーブによりプ
ランジャ3を回動させ、これによりプランジャリード3
1とフィ−ドホール22との連通タイミングを変更すれ
ばよい。
【0016】次に、本実施例の要部である吸入室23を
通じた燃料の挙動について説明する。プランジャ3のリ
フトが開始されてから吸入室23が吸入孔24に連通す
るまでの間は、減圧期間であり、吸入室23内の圧力は
プランジャ3の上動による容積増大に伴って減少する。
通じた燃料の挙動について説明する。プランジャ3のリ
フトが開始されてから吸入室23が吸入孔24に連通す
るまでの間は、減圧期間であり、吸入室23内の圧力は
プランジャ3の上動による容積増大に伴って減少する。
【0017】次に、吸入室23が吸入孔24に連通して
からプランジャ3の上死点までの期間は吸入期間であ
り、吸入室23の容積増大に伴い、フィ−ドホール22
の燃料は吸入孔24を通じて吸入室23に吸入される。
ここで重要なことは、プランジャ3はプランジャリード
31がフィ−ドホール22に連通すると同時に又は連通
する直前に、吸入室23と吸入孔24とを連通するよう
に吸入孔24が形成されている点にある。このようにす
れば、プランジャリード31がフィ−ドホール22に連
通し、プランジャ室21の大圧力燃料がプランジャリー
ド31を通じてフィ−ドホール22にスピルされる場合
に、フィ−ドホール22から吸入孔24へ燃料吸入が行
われるので、上記スピル燃料の一部は吸入孔24から吸
入室23へバイパスし、これによりスピルプロテクター
8の内壁8aに射突する高速噴流の量及びエネルギが減
殺され、内壁8aのエロージョンが低減できる。
からプランジャ3の上死点までの期間は吸入期間であ
り、吸入室23の容積増大に伴い、フィ−ドホール22
の燃料は吸入孔24を通じて吸入室23に吸入される。
ここで重要なことは、プランジャ3はプランジャリード
31がフィ−ドホール22に連通すると同時に又は連通
する直前に、吸入室23と吸入孔24とを連通するよう
に吸入孔24が形成されている点にある。このようにす
れば、プランジャリード31がフィ−ドホール22に連
通し、プランジャ室21の大圧力燃料がプランジャリー
ド31を通じてフィ−ドホール22にスピルされる場合
に、フィ−ドホール22から吸入孔24へ燃料吸入が行
われるので、上記スピル燃料の一部は吸入孔24から吸
入室23へバイパスし、これによりスピルプロテクター
8の内壁8aに射突する高速噴流の量及びエネルギが減
殺され、内壁8aのエロージョンが低減できる。
【0018】その後、プランジャ3が下動し始めると吸
入室23の容積が減少し、吸入室23の燃料は、その初
期において吸入孔24を通じてフィ−ドホール22に逆
流し、吸入室23と吸入孔24とが遮断された後は、逆
止弁7を開弁して燃料室11へリターンする。なおこの
実施例では、図1に示すように、プランジャ3の下端外
周の吸入孔24の開口を開閉する切り欠き部分33とな
っている。この切り欠き部分33の切り欠き形状は、プ
ランジャリード31の上縁形状と略一致する形状の周方
向斜線形状となっており、これにより、プランジャ3が
回動してプランジャリード31とフィ−ドホール22と
の連通タイミングが変化すると、吸入室23と吸入孔2
4との連通タイミングもそれに追従して変化し、プラン
ジャリード31とフィ−ドホール22との連通と同時又
は直前に、吸入室23と吸入孔24とが連通させ、吸入
室23によるスピル燃料吸入効果がプランジャ3の回動
により低下しないようにしている。
入室23の容積が減少し、吸入室23の燃料は、その初
期において吸入孔24を通じてフィ−ドホール22に逆
流し、吸入室23と吸入孔24とが遮断された後は、逆
止弁7を開弁して燃料室11へリターンする。なおこの
実施例では、図1に示すように、プランジャ3の下端外
周の吸入孔24の開口を開閉する切り欠き部分33とな
っている。この切り欠き部分33の切り欠き形状は、プ
ランジャリード31の上縁形状と略一致する形状の周方
向斜線形状となっており、これにより、プランジャ3が
回動してプランジャリード31とフィ−ドホール22と
の連通タイミングが変化すると、吸入室23と吸入孔2
4との連通タイミングもそれに追従して変化し、プラン
ジャリード31とフィ−ドホール22との連通と同時又
は直前に、吸入室23と吸入孔24とが連通させ、吸入
室23によるスピル燃料吸入効果がプランジャ3の回動
により低下しないようにしている。
【0019】なお、逆止弁7の代わりにオリフィスを採
用することも可能である。 (実施例2)他の実施例を、図5を参照して説明する。
ただし、実施例1の構成要素と同じ機能の構成要素には
同一符号を付す。この実施例では、吸入室23とフィ−
ドホール22とは吸入孔24a、24bにより連通さ
れ、吐出孔25、逆止弁7、連通孔24が省略されてい
る。
用することも可能である。 (実施例2)他の実施例を、図5を参照して説明する。
ただし、実施例1の構成要素と同じ機能の構成要素には
同一符号を付す。この実施例では、吸入室23とフィ−
ドホール22とは吸入孔24a、24bにより連通さ
れ、吐出孔25、逆止弁7、連通孔24が省略されてい
る。
【0020】吸入孔24aはシリンダ2の外周下方から
フィ−ドホール22の径方向中央部まで斜め上方へ穿口
され、吸入孔24bは吸入孔24aの外周開口から吸入
室23の内周面下端まで斜め下方へ穿口されている。プ
ランジャ3の上動による吸入室23の容積増大により、
最初、燃料室11からフィ−ドホール22を通じて吸入
室23に燃料が流入する流れが形成される。
フィ−ドホール22の径方向中央部まで斜め上方へ穿口
され、吸入孔24bは吸入孔24aの外周開口から吸入
室23の内周面下端まで斜め下方へ穿口されている。プ
ランジャ3の上動による吸入室23の容積増大により、
最初、燃料室11からフィ−ドホール22を通じて吸入
室23に燃料が流入する流れが形成される。
【0021】次に、プランジャリード31とフィ−ドホ
ール22とが連通すると、プランジャ室21からプラン
ジャリード31を通じてフィ−ドホール22へのスピル
流は上記したフィ−ドホール22内及びフィ−ドホール
22の燃料室11側開口近傍の流れと逆であるので燃料
室11へのスピル流の運動エネルギは減殺される。更
に、フィ−ドホール22から吸入孔24a、24bを通
じての燃料吸入により、スピル流の一部は吸入室23へ
バイパスし、これにより燃料室11へのスピル流の量及
び運動エネルギが減少され、スピルプロテクター8の内
壁8aのエロージョンが低減される。
ール22とが連通すると、プランジャ室21からプラン
ジャリード31を通じてフィ−ドホール22へのスピル
流は上記したフィ−ドホール22内及びフィ−ドホール
22の燃料室11側開口近傍の流れと逆であるので燃料
室11へのスピル流の運動エネルギは減殺される。更
に、フィ−ドホール22から吸入孔24a、24bを通
じての燃料吸入により、スピル流の一部は吸入室23へ
バイパスし、これにより燃料室11へのスピル流の量及
び運動エネルギが減少され、スピルプロテクター8の内
壁8aのエロージョンが低減される。
【0022】特にこの実施例では、吸入孔24aのフィ
−ドホール22側の開口がフィ−ドホール22のプラン
ジャ側開口へ向けて斜めに連通しているので、フィ−ド
ホール22に流入するスピル流が吸入孔24aに流入し
易く、燃料室11へのスピル流を減少するのに一層有効
となっている。一方、プランジャ3の下降時には吸入室
23の燃料は吸入孔24a,24bを通じてフィ−ドホ
ール22にリターンされる。
−ドホール22側の開口がフィ−ドホール22のプラン
ジャ側開口へ向けて斜めに連通しているので、フィ−ド
ホール22に流入するスピル流が吸入孔24aに流入し
易く、燃料室11へのスピル流を減少するのに一層有効
となっている。一方、プランジャ3の下降時には吸入室
23の燃料は吸入孔24a,24bを通じてフィ−ドホ
ール22にリターンされる。
【0023】なお、実施例2の吸入孔24a、24bと
同様に、実施例1の吸入孔24もシリンダ2に斜めに穿
口された2つの斜孔で構成することができ、あるいは、
1個の斜孔とこの斜孔のシリンダ2の外周面側の開口か
ら吸入室23へ径方向に穿口された放射孔とにより構成
することもでき、このようにすると、吸入孔24の製造
行程が容易となる。
同様に、実施例1の吸入孔24もシリンダ2に斜めに穿
口された2つの斜孔で構成することができ、あるいは、
1個の斜孔とこの斜孔のシリンダ2の外周面側の開口か
ら吸入室23へ径方向に穿口された放射孔とにより構成
することもでき、このようにすると、吸入孔24の製造
行程が容易となる。
【図1】本発明の一実施例が適用された燃料噴射ポンプ
の要部断面図であり、特にプランジャのプランジャリー
ドがフィ−ドホールに連通してスピルが開始される時点
の要部断面図である。
の要部断面図であり、特にプランジャのプランジャリー
ドがフィ−ドホールに連通してスピルが開始される時点
の要部断面図である。
【図2】図1のプランジャが下死点近傍位置にある時点
の燃料噴射ポンプの要部断面図である。
の燃料噴射ポンプの要部断面図である。
【図3】図1のプランジャが加圧行程開始時点の燃料噴
射ポンプの要部断面図である。
射ポンプの要部断面図である。
【図4】他の実施例の燃料噴射ポンプの要部断面図であ
る。
る。
1 ハウジング、 2 シリンダ、 3 プランジャ、 4 デリバリバルブ 11 燃料室、 20 シリンダボア、 21 プランジャ室、 22 フィ−ドホール、 23 吸入室、 31 プランジャリード、 24 吸入孔。
Claims (1)
- 【請求項1】 ハウジングのボアに嵌装されるシリンダ
と、前記シリンダ及び前記ハウジングにより区画形成さ
れる燃料室と、前記燃料室及びシリンダボアを連通する
フィ−ドホールと、前記シリンダボアに摺動自在に嵌入
されるとともに前記フィ−ドホールを通じて前記シリン
ダボア内のプランジャ室に吸入した燃料をデリバリバル
ブを通じて圧送するプランジャと、前記プランジャの外
周面の所定位置に前記フィ−ドホールと連通可能に開口
されるとともに前記プランジャ室に連通するプランジャ
リードとを備える燃料噴射ポンプにおいて、 前記プランジャを挟んで前記プランジャ室と反対側に位
置して前記シリンダボア内に区画形成され、前記プラン
ジャの圧送とともに容積が増大する吸入室と、前記吸入
室及び前記フィ−ドホールを連通する吸入孔とを備える
ことを特徴とする燃料噴射ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5039912A JPH06249103A (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 燃料噴射ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5039912A JPH06249103A (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 燃料噴射ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06249103A true JPH06249103A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=12566163
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5039912A Pending JPH06249103A (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 燃料噴射ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06249103A (ja) |
-
1993
- 1993-03-01 JP JP5039912A patent/JPH06249103A/ja active Pending
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