JPH0625315Y2 - 射出成形機の射出圧縮装置 - Google Patents

射出成形機の射出圧縮装置

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JPH0625315Y2
JPH0625315Y2 JP7397889U JP7397889U JPH0625315Y2 JP H0625315 Y2 JPH0625315 Y2 JP H0625315Y2 JP 7397889 U JP7397889 U JP 7397889U JP 7397889 U JP7397889 U JP 7397889U JP H0625315 Y2 JPH0625315 Y2 JP H0625315Y2
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Inventor
雅樹 柿本
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株式会社新潟鐵工所
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、射出成形機の射出圧縮装置に係わり、特
に、型締め状態における移動盤の微少の移動量(圧縮
量)を検出する検出部の破損を防止することができるも
のに関する。
「従来の技術」 近年、射出成形において、コンパクトディスクなどの精
密な成形を必要とするもの、あるいは、厚肉製品でかつ
精密な成形を必要とするものなどの需要に応えるため、
射出後に金型容積を収縮してさらに型締し、より強固な
圧縮を行うようにする方法(射出圧縮成形法)がある。
この射出圧縮成形法においては、金型内に樹脂を充填し
た後に、移動盤に固定された移動型を、移動盤を移動さ
せることにより、固定盤に固定された固定型に対して移
動させるようにしているが、移動型の移動量(圧縮量)
を制御することは射出圧縮成形における重要な要因の一
つである。
上記移動量を正確に検出および制御するには、金型にス
トロークセンサ(検出部)を取り付けることが最適であ
るが、この場合、交換する金型毎にセンサ取り付け用の
加工が必要となり、手間や加工費がかかるため、実際に
は、固定盤に、移動盤側に向けて突出し、かつ突出量が
調整可能な調整棒体を取り付ける一方、移動盤に、型締
状態において上記調整棒体が当接して移動盤の微少の移
動量を検出するストロークセンサを取り付けている。
そして、金型の交換時すなわち型厚変更時には、金型の
厚さに合わせて上記調整棒体の突出量を調整することに
より、ストロークセンサを機能させるようにしている。
「考案が解決しようとする課題」 ところが、上記従来の技術においては、金型の厚さを大
から小に変更する際に、移動盤を固定盤に向けて移動さ
せたときに、調整棒体の先端部がストロークセンサに衝
突して、このストロークセンサが破損する恐れがある。
これは、型厚変更の際に、調整棒体の突出量を充分に小
さくすれば、避けることができるが、作業者の操作ミス
等により上記突出量が十分に小さくされていない場合が
あり、このためストロークセンサの破損を完全に避ける
ことができなかった。
「考案の目的」 この考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、移
動盤の微少の移動量を検出する検出部の型厚変更時にお
ける破損を防止することができる射出成形機の射出圧縮
装置を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するために、この考案の射出成形機の射
出圧縮装置は、固定盤に、型厚調整を行う際に、移動盤
に突出量が調整可能に設けられた調整棒体の突出量が、
最小型厚幅より短い場合に、移動盤を固定盤側へ移動可
能にし、かつ最小型厚幅より長い場合に、移動盤を固定
盤側へ移動不能にするセンサ部を設けたものである。
「作用」 この考案の射出成形機の射出圧縮装置にあっては、金型
の厚さを大から小に変更する際に、調整棒体の突出量が
最小型厚幅より短い場合、センサ部が調整棒体を感知
し、移動盤が固定盤側に移動可能となり、移動盤を移動
させて型厚調整を行っても調整棒体が検出部に衝突する
ことがない。また、調整棒体の突出量が最小型厚幅より
長い場合、センサ部が調整棒体を感知せず、突出量を最
小型厚幅より短くしない限り、移動盤が固定盤側に移動
不能になるので、調整棒体が検出部に衝突することがな
い。したがって、調整棒体の衝突に起因する検出部の破
損を防止することができる。
「実施例」 以下、第1図ないし第4図を参照して、この考案の一実
施例を説明する。
これらの図において、符号1は移動盤を示す。この移動
盤1は図示しないタイロッドに沿って第1図において左
右方向に移動自在に設けられており、この移動盤1の前
面には金型取付盤2が固定されている。この金型取付盤
2の前面と直交する側面には、その上部にブラケット3
がスプリングピン4により位置決めされ、ボルト5…に
より固定されている。このブラケット3のスリット3b
が軸方向に設けられた取付孔3aには、圧縮ストローク
用エンコーダ(検出部)6が挿通され、ボルト7を締め
付けることにより固定されている。
一方、上記移動盤1の右方には固定盤10が設けられて
おり、この固定盤10の前面と直交する側面には、その
上部にブラケット11がスプリングピン12により位置
決めされたボルト13…により固定されている。このブ
ラケット11の軸方向のスリット11bを有する取付孔
11aには、上記圧縮ストローク用エンコーダ6に向け
て延びる長尺な調整棒体15が挿通されボルト16を締
め付けることにより固定されている。この調整棒体15
は型厚変更の際に、ボルト16を緩めて、固定盤10か
ら移動盤2の方向への突出量を大まかに調整して固定
し、さらに先端部に取り付けられた微調整ボルト17を
軸回りに回転させることににより上記突出量を厳密に調
整して、型締状態において上記圧縮ストローク用エンコ
ーダ16に当接させるものであり、第1図においては最
大型厚時の調整状態を示す。
また、上記調整棒体15には環状のドグ18が取り付け
られており、ブラケット11の上面には、ドグ18に感
知する近接スイッチ(センサ部)20が設けられてい
る。ドグ18の取付位置は、上記調整棒体15の突出量
が最小型厚幅より短い場合に、近接スイッチ20がドグ
18を感知し、かつ最小型厚幅より長い場合に、近接ス
イッチ20がドグ18を感知しないような位置に設定さ
れている。そして、近接スイッチ20がドグ18を感知
しない状態では、第4図に示すように、リレー22が動
作せず、回路がOFF状態となって型厚調整を禁止し、
すなわち、移動盤1を固定盤10の側に移動不能にし、
かつ近接スイッチ20がドグ18を感知した状態では、
近接スイッチ20の接点20aが入り、リレー22が動
作して型厚調整用駆動源の回路がON状態になって、型
厚前進用押釦を押せば、型厚調整用油圧モータの油圧回
路の切換バルブのソレノイド24により型厚調整用油圧
モータ(駆動源)が動作して型厚調整可能にする、すな
わち、移動盤1を固定盤10側に移動可能にするような
制御回路25が設けられている。
上記構成の射出成形機の射出圧縮装置にあっては、金型
の厚さを大から小に変更する際に、まず、ボルト16を
緩めて調整棒体15を固定盤10側にドグ18がブラケ
ット11に当接するまで引き込み、調整棒体15の突出
量を最小型厚幅より短くする。すると、近接スイッチ2
0がドグ18を感知して、その接点20aが入ってリレ
ー22が動作し、上記制御回路25の型厚調整用駆動源
の回路26がON状態になり、移動盤1が固定盤10側
に移動可能になる。そして、金型を交換した後、押釦2
3を押して移動盤1を固定盤10側に移動させて型厚調
整を行い、調整棒体15を引き出して固定盤10からの
突出量を大まかに調整してボルト16を締め付けて固定
し、さらに微調整ボルト17を軸回りに回転させること
により上記突出量を厳密に調整して、上記圧縮ストロー
ク用エンコーダ6に当接させ、金型内への樹脂充填後
の、移動盤1の移動量(圧縮量)を検出可能にする。上
記調整を行う場合、調整棒体15が固定盤10の側に引
き込められ、この固定盤10からの突出量が最小型厚幅
より短いので、金型の厚さを大から小に変更して型厚調
整をしても調整棒体15の先端部が圧縮ストローク用エ
ンコーダ6に衝突してこの圧縮ストローク用エンコーダ
6が破損することがない。また、作業者の操作ミス等に
より調整棒体15の引き込みが十分に行なわれず、調整
棒体15の突出量が最小型厚幅より長い場合、さらに引
き込んで調整棒体15の突出量を最小型厚幅より短くし
ない限り、上記制御回路がOFF状態になり、移動盤1
が固定盤10側に移動不能になるので、調整棒体15の
先端部が圧縮ストローク用エンコーダ6に衝突してこの
圧縮ストローク用エンコーダ6が破損することがない。
しかして、上記射出成形機の射出圧縮装置によれば、調
整棒体15にドグ18を設けるとともに、固定盤10に
ドグ18を感知する近接スイッチ20を設け、型厚調整
を行う際に、調整棒体15の突出量が、最小型厚幅より
短い場合に、近接スイッチ20がドグ18を感知して移
動盤1を固定盤10側へ移動可能にし、かつ最小型厚幅
より長い場合に、近接スイッチ20がドグ18を感知せ
ずに移動盤1を固定盤10側へ移動不能にしたので、調
整棒体15の引き込みが十分に行なわれて、調整棒体1
5の突出量が最小型厚幅より短くならない限り、移動盤
1が固定盤10側に移動可能とならないので、金型の厚
さを大から小に変更する際に、調整棒体15の先端部が
圧縮ストローク用エンコーダ6に衝突することがなく、
よってこの圧縮ストローク用エンコーダ6の破損を防止
することができる。
なお、上記実施例では、移動盤1の固定盤10側への移
動を可能あるいは不能にするセンサ部として近接スイッ
チ20を用いたが、これに限ることなくリミットスイッ
チを用いてもよい。
また、調整棒体15に設けるドグ18を円環状にして、
調整棒体15の回転によるドグ18の近接スイッチ20
に対する周方向の位置ずれを防止したが、ドグ18を突
起状に形成し、調整棒体15とブラケット11との間に
凹凸嵌合等の調整棒体15の回り止めを形成してもよ
い。
「考案の効果」 以上説明したように、この考案の射出成形機の射出圧縮
装置によれば、固定盤に、移動盤に設けられた検出部に
向けて延びる調整棒体の突出量が、最小型厚幅より短い
場合に、移動盤を固定盤側へ移動可能にし、かつ最小型
厚幅より長い場合に、移動盤を固定盤側へ移動不能にす
るセンサ部を設けたので、型厚調整を行う際に、調整棒
体の突出量が最小型厚幅より短くならない限り、移動盤
が固定盤側に移動可能とならないので、金型の厚さを大
から小に変更する際に、調整棒体の先端部が圧縮ストロ
ーク検出部に衝突することがなく、よって検出部の破損
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの考案の射出成形機の圧縮装置
の一実施例を示すものであり、第1図は圧縮装置の該略
構成を示す側面図、第2図は第1図におけるII-II線視
図、第3図は第1図におけるIII-III線視図、第4図は
型厚調整の制御回路図である。 1……移動盤、2……金型取付盤、 6……圧縮ストローク用エンコーダ(検出部)、 10……固定盤、15……調整棒体、 18……ドグ、 20……近接スイッチ(センサ部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定盤と、この固定盤に対し接離自在に設
    けられた移動盤と、上記固定盤に、上記移動盤側に向け
    て突出し、かつ突出量が調整可能に設けられた調整棒体
    と、上記移動盤に設けられ、型締状態において上記調整
    棒体が当接して上記移動盤の微少の移動量を検出する検
    出部とを備えた射出成形機の射出圧縮装置において、 上記固定盤に、型厚調整を行う際に、上記調整棒体の突
    出量が、最小型厚幅より短い場合に、上記移動盤を固定
    盤側へ移動可能にし、かつ最小型厚幅より長い場合に、
    上記移動盤を固定盤側へ移動不能にするセンサ部を設け
    たことを特徴とする射出成形機の射出圧縮装置。
JP7397889U 1989-06-23 1989-06-23 射出成形機の射出圧縮装置 Expired - Fee Related JPH0625315Y2 (ja)

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