JPH0625621A - 接着シート及びそれを用いて製造した電子部品 - Google Patents

接着シート及びそれを用いて製造した電子部品

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JPH0625621A
JPH0625621A JP4207528A JP20752892A JPH0625621A JP H0625621 A JPH0625621 A JP H0625621A JP 4207528 A JP4207528 A JP 4207528A JP 20752892 A JP20752892 A JP 20752892A JP H0625621 A JPH0625621 A JP H0625621A
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JP
Japan
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adhesive
adhesive sheet
adhesives
different
base film
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Pending
Application number
JP4207528A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Tanaka
康廣 田中
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接着対象物を各接着対象物に適した接着剤に
より接着したり、あるいは、表裏両面の接着剤を、各接
着剤ごとに異なる任意の硬化条件で硬化させたりするこ
とを可能にする。 【構成】 本願発明の接着シートにおいては、接着シー
トA1の表裏の接着面に性状や特性などが互に異なる接
着剤2,3を配設する。本願発明の電子部品において
は、積層型の圧電部品などにおける圧電素子とこれを封
止する封止基板のように、異なる材料からなる素子や部
材を上記本願発明の接着シートで接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、接着シートに関し、
詳しくは、例えば、電子部品の製造工程などにおいて、
電子部品素子と他の部材などを接合したりするのに用い
られる接着シート及びそれを用いて製造した電子部品に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例え
ば、図6に示すような積層型の圧電部品(電子部品)
は、圧電材料からなる圧電基板に振動電極など(図示せ
ず)を配設することにより形成された圧電素子(電子部
品素子)51を、アルミナなどからなる封止基板52に
より上下両面側から封止するとともに、その両端側に外
部電極53を配設することにより形成されており、圧電
素子51と封止基板52は、接着シートA0を用いて接
着されている。
【0003】ところで、このような用途に用いられる従
来の接着シートA0は、通常、図7に示すように、ベー
スフィルム61の表裏両主面に同一種類の接着剤(例え
ば、エポキシ樹脂系接着剤)62を塗布することにより
形成されている。
【0004】しかし、上記従来の接着シートA0は、ベ
ースフィルム61の両面に塗布された接着剤62が同一
種類の接着剤であるため、異なる材料からなる2つの素
子や部材を接合しようとした場合、各素子や部材に対し
て最適の接着性能を有する接着剤を選ぶことができない
(すなわち、一方の材料に対して最適の接着剤が両面に
塗布された接着シートを使用した場合、その接着剤は他
方の材料にとっては必ずしも最適ではない場合が生じ
る)という問題点がある。
【0005】また、上記のような積層型の電子部品(圧
電部品)を製造する場合、例えば、電子部品素子または
封止基板のいずれか一方に接着シートを貼り付けて硬化
させた後、他方の部材を貼り付けることが可能であれば
製造工程を合理化できる場合があるが、このような場
合、接着シートの表裏両面のいずれか一方の接着剤を硬
化させると、同一種類の接着剤である他方の接着剤も硬
化してしまうため、いずれか一方の面の接着のみを選択
的に硬化させることができないというような問題点があ
り、設計や製造工程の自由度が小さいという欠点があ
る。
【0006】本願発明は、上記問題点を解決するもので
あり、接着対象物を各接着対象物に適した接着剤により
接着したり、あるいは、表裏両面の接着剤を、各接着剤
ごとに異なる任意の硬化条件で硬化させたりすることが
可能で、設計や製造工程の自由度の高い接着シート及び
それを用いて製造した電子部品を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明の接着シートは、表裏両面に接着剤を配設
した接着シートにおいて、表裏の各接着面に性状や特性
などが互に異なる接着剤を配設することにより、特性の
異なる接着対象物を各接着対象物に適した接着剤で接合
したり、あるいは、表裏両面の接着剤を、各接着剤ごと
に異なる任意の硬化条件で硬化させたりすることができ
るようにしたことを特徴とする。
【0008】また、本願発明の接着シートは、ベースフ
ィルムの表裏両面に性状や特性の異なる接着剤を塗布し
たことを特徴とする。
【0009】また、本願発明の接着シートは、性状や特
性の異なる接着剤層をベースフィルムを用いずに直接に
接合したことを特徴とする。
【0010】さらに、本願発明の電子部品は、性状や特
性の異なる材料からなる素子や部材を上記の接着シート
を用いて接合したことを特徴とする。
【0011】
【作用】本願発明の接着シートにおいては、その表裏両
面に露出した接着剤の性状や特性を互に異ならせている
(すなわち、性状や特性の異なる接着剤を組み合わせて
いる)ため、接着剤の組合せを適切に選択し、特性の異
なる接着対象物を各接着対象物に適した接着剤で確実に
接着することにより接着信頼性を向上させたり、表裏両
面の接着剤を、各接着剤ごとに異なる任意の硬化条件で
硬化させるようにすることにより、設計や製造工程の自
由度を向上させたりすることが可能になる。
【0012】また、本願発明の電子部品においては、異
なる材料からなる素子や部材がそれぞれに適した接着剤
により確実に接着されるため、接着強度その他の点にお
いて、好ましい接着を行うことができるようになり、接
着信頼性を向上させたり、特性を改善したりすることが
可能になる。
【0013】
【実施例】以下、本願発明の実施例を図に基づいて説明
する。図1〜図4は、本願発明の実施例にかかる接着シ
ートを示す断面図である。
【0014】[実施例1]図1の接着シートA1は、ベ
ースフィルム1の一方の面にエポキシ樹脂系の接着剤2
を塗布し、他方の面にウレタン樹脂系接着剤3を塗布す
ることにより形成されている。
【0015】このエポキシ樹脂系接着剤2とウレタン樹
脂系接着剤3は、表1にその主要な特性の概要を示すよ
うに、互に異なる特性を有している。
【0016】
【表1】
【0017】したがって、例えば、エポキシ樹脂系接着
剤2が塗布された方の接着面で金属材料からなる部材
(基板上に形成された電極膜など)を接着し、ウレタン
樹脂系接着剤3が塗布された方の接着面でセラミック材
料からなる部材を接着することにより、金属とセラミッ
クという互に異なる材料からなる部材を強固に接着する
ことが可能になる。
【0018】また、硬化条件の違いを利用し、各接着剤
ごとに異なる任意の条件で硬化させたりすることによ
り、製造工程の自由度を向上させることができる。
【0019】なお、この実施例1では、上述のようにエ
ポキシ樹脂系接着剤2及びウレタン樹脂系接着剤3を用
いた接着シートについて説明したが、接着剤の種類はこ
れに限定されるものではなく、種々の接着剤を任意に選
択して用いることが可能である。
【0020】[実施例2]図2は、本願発明の他の実施
例にかかる接着シートA2を示す図である。この接着シ
ートA2は、ベースフィルムを用いることなく、エポキ
シ樹脂系接着剤(層)2とウレタン樹脂系接着剤(層)
3とを直接に接合することにより形成されている。この
実施例の接着シートA2も、上記実施例1の接着シート
A1と同様の効果を奏する。
【0021】[実施例3]図3は、本願発明の他の実施
例にかかる接着シートA3を示す図である。この接着シ
ートA3は、ベースフィルム1の一方の面に、種類が異
なる2層の接着剤層2a,2bを配設し、他方の面に
も、種類が異なる2層の接着剤層3a,3bを配設する
ことにより形成されている。このように、ベースフィル
ム1の表裏両面のそれぞれに種類の異なる2層(複数
層)の接着剤層2a,2b,3a,3bを配設すること
により、例えば、表裏両面の露出面側の接着剤層2a,
3aのベースフィルム1に対する接着力が弱いような場
合にも、接着剤層2b,3bを介することにより、接着
剤層2a,3aをベースフィルム1上に確実に保持させ
ることが可能になるなどの効果が得られる。
【0022】[実施例4]図4は、本願発明の他の実施
例にかかる接着シートA4を示す図である。この接着シ
ートA4は、異なる種類の2つのベースフィルム1a及
び1bを接着剤4を介して接合するとともに、各ベース
フィルム1a,1b上に接着剤2c(例えば、エポキシ
樹脂系接着剤)及び3c(例えば、ウレタン樹脂系接着
剤)を塗布することにより形成されている。このように
構成することにより、同一のベースフィルムには塗布
(接着)しにくい2種類の接着剤を組み合わせることが
可能になるなどの効果が得られる。
【0023】なお、この実施例のように、2つのベース
フィルム(性状や特性が同一であるか、異なるかを問わ
ない)の間に他の材料からなる層を介在させることによ
り、接着シートの厚みを増大させることができるという
効果を得ることもできる。
【0024】なお、上記実施例1〜4の接着シートA1
〜A4においては、表裏両面側の接着剤層の厚みを異な
らせることが可能であり、また、接着剤をベースフィル
ムの全面に塗布するのではなく、所定の位置にのみ塗布
することも可能である。
【0025】[実施例5]また、図5は、上記実施例2
の接着シートA1を用いて製造した電子部品(圧電部
品)を示す図である。この実施例の圧電部品は、圧電基
板10の表裏両面の所定の位置に振動電極10a,引出
し電極10bを形成してなる圧電素子11に、アルミナ
などからなる封止基板12を接着シートA1を用いて貼
り付けることにより、圧電素子11を上下両面側から封
止するとともに、その両端側に外部電極13を配設する
ことにより形成されている。
【0026】この圧電部品においては、金属との接着性
に優れたエポキシ樹脂系接着剤2を表面に振動電極10
a,引出し電極10bが形成された圧電素子11に対向
させ、セラミックとの接着性に優れたウレタン樹脂系接
着剤3を封止基板12に対向させて圧電素子11及び封
止基板12を接着することにより、両者を強固に接着さ
せている。
【0027】上記の各実施例において、この発明にかか
る種々の接着シート及びそれを用いて製造した電子部品
の具体例を示したが、本願発明は、上記実施例に限定さ
れるものではなく、発明の要旨の範囲内において種々の
応用を加えることが可能である。
【0028】
【発明の効果】本願発明の接着シートは、表裏の接着面
に性状や特性などが互に異なる接着剤を配設しているの
で、上述のように、表裏両面に同一の接着剤を塗布した
接着シートを用いた場合には実現することができないよ
うな機能を得ることが可能になり、設計や製造工程の自
由度を向上させることが可能になるとともに、製造工程
を合理化してコストダウンを図ることが可能になる。
【0029】また、本願発明の電子部品においては、異
なる材料からなる素子や部材がそれぞれに適した接着剤
により接着されるため、接着強度その他の点において、
好ましい接着を行うことが可能になり、特性を改善し、
接着信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施例にかかる接着シートを示す
断面図である。
【図2】本願発明の一実施例にかかる接着シートを示す
断面図である。
【図3】本願発明の一実施例にかかる接着シートを示す
断面図である。
【図4】本願発明の一実施例にかかる接着シートを示す
断面図である。
【図5】本願発明の一実施例にかかる電子部品(圧電部
品)を示す図である。
【図6】従来の積層型の電子部品(圧電部品)を示す斜
視図である。
【図7】従来の接着シートを示す断面図である。
【符号の説明】
A1,A2,A3,A4 接着シート 1 ベースフィルム 2 一方の面の接着剤(エポキシ樹
脂系接着剤) 3 他方の面の接着剤(ウレタン樹
脂系接着剤) 11 圧電素子 12 封止基板 13 外部電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表裏両面に接着剤を配設した接着シート
    において、表裏の各接着面に性状や特性などが互に異な
    る接着剤を配設することにより、特性の異なる接着対象
    物を各接着対象物に適した接着剤で接合したり、あるい
    は、表裏両面の接着剤を、各接着剤ごとに異なる任意の
    硬化条件で硬化させたりすることができるようにしたこ
    とを特徴とする接着シート。
  2. 【請求項2】 ベースフィルムの表裏両面に性状や特性
    の異なる接着剤を塗布したことを特徴とする請求項1記
    載の接着シート。
  3. 【請求項3】 性状や特性の異なる接着剤層をベースフ
    ィルムを用いずに直接に接合したことを特徴とする請求
    項1記載の接着シート。
  4. 【請求項4】 圧電素子とこれを封止する封止基板とを
    積層してなる積層型の圧電部品などのように、異なる材
    料からなる素子や部材を接合することにより形成される
    電子部品において、前記素子や部材を請求項1,2また
    は3記載の接着シートを用いて接合したことを特徴とす
    る電子部品。
JP4207528A 1992-07-09 1992-07-09 接着シート及びそれを用いて製造した電子部品 Pending JPH0625621A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100558639B1 (ko) * 1997-02-27 2006-06-28 세이코 엡슨 가부시키가이샤 접착제,액정장치,액정장치의제조방법및전자기기
CN109100883A (zh) * 2018-08-01 2018-12-28 惠州铭薪电子有限公司 液晶显示产品的固定结构
JP2019148178A (ja) * 2018-02-26 2019-09-05 日本電産株式会社 遠心ファン

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980929