JPH0627113B2 - N−(2−クロロ−4−ニトロフエニル)−3−トリフルオロメチルベンゼンスルホンアミド化合物及び農業用殺菌剤 - Google Patents

N−(2−クロロ−4−ニトロフエニル)−3−トリフルオロメチルベンゼンスルホンアミド化合物及び農業用殺菌剤

Info

Publication number
JPH0627113B2
JPH0627113B2 JP3653285A JP3653285A JPH0627113B2 JP H0627113 B2 JPH0627113 B2 JP H0627113B2 JP 3653285 A JP3653285 A JP 3653285A JP 3653285 A JP3653285 A JP 3653285A JP H0627113 B2 JPH0627113 B2 JP H0627113B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
weight
soil
parts
disease
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3653285A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61197553A (ja
Inventor
武雄 吉本
光政 梅本
桂一 五十嵐
豊 久保田
秀雄 山崎
祐司 榎本
弘久 柳田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP3653285A priority Critical patent/JPH0627113B2/ja
Priority to NZ215272A priority patent/NZ215272A/xx
Priority to PL1986258123A priority patent/PL144333B1/pl
Priority to PL1986262205A priority patent/PL145918B1/pl
Priority to CA000502664A priority patent/CA1282076C/en
Priority to AU54048/86A priority patent/AU577181B2/en
Priority to DE8686301366T priority patent/DE3661266D1/de
Priority to EP86301366A priority patent/EP0199433B1/en
Priority to ES552436A priority patent/ES8704888A1/es
Priority to KR1019860001385A priority patent/KR870002071B1/ko
Priority to NO860732A priority patent/NO163450C/no
Priority to CS861347A priority patent/CS256396B2/cs
Priority to DK090886A priority patent/DK171889B1/da
Publication of JPS61197553A publication Critical patent/JPS61197553A/ja
Priority to US07/105,735 priority patent/US4870107A/en
Priority to US07/154,010 priority patent/US4918106A/en
Priority to US07/212,127 priority patent/US4851445A/en
Publication of JPH0627113B2 publication Critical patent/JPH0627113B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般式(I) (式中、XおよびYはそれぞれ水素または塩素原子を表
わす) で表わされるN−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)
−3−トリフルオロメチルベンゼンスルホンアミド化合
物及びそれらを含有することを特徴とする農業用殺菌剤
に関する。
本発明化合物は土壌殺菌剤として農業上有用である。
〔従来技術〕
従来より作物栽培上の大きな障害の一つとして、作物の
病害がある。病害の中でも特に土壌病原菌によってひき
起こされる土壌病害は最も難問題の一つになっている。
最近我国においては野菜の栽培地が団地化し、商品作物
を連作する傾向が強くなり、ますます土壌病害の防除が
重要になっている。しかし、元来、土壌病害の防除は極
めて困難であり、被害はますます増大する傾向にある。
たとえば、アブラナ科野菜の根こぶ病に対しては、PCNB
(ペンタクロロニトロベンゼン)が特効薬として使用さ
れているが、その施用量は肥料なみと云われる程多く使
用されている。更にアブラナ科野菜を連作している畑で
は、すでに標準施用量では効果不足で、より多くの量を
使用することが常識となっている。折しも、農薬の環境
汚染は社会問題化しており、このように多量に使用され
る薬剤が放置される訳はなく、これにとって代わるべき
より低薬量で効果的な薬剤の要望は極めて強い。その他
の土壌病害、たとえば、ジャガイモそうか病、ジャガイ
モ粉状そうか病、テンサイそう根病、ムギしま萎縮病、
ダイコン亀裂褐変症、カブ根くびれ病、エンドウ根腐
病、レタスのビックベイン病等に対しては、ほとんど薬
剤による完全な病害防除は困難とされている。
スルホンアミド系化合物は古くから数多くの化合物が合
成され、その生理活性について多くの研究がなされてい
る。農業分野においては、除草剤・殺菌剤はもちろんの
こと殺虫剤についても研究がなされている。例えば除草
剤としては、日本国特許公告公報昭39-29571号、40-191
99号があり、殺菌剤としては日本国特許公告公報昭44-9
304号、45-6836号、46-6797号、47-15119号、公開公報
昭57-31655号、58-118558号、58-219159号等があげられ
る。また、殺虫剤としては、米国特許3,034,955(196
2)があげられる。
上記日本国特許公開公報昭58-118558号および58-219159
号においては、アブラナ科野菜の根こぶ病に対する防除
作用が開示されているものの、そのスルホンアミド誘導
体は、3−ニトロベンゼンスルホンアミド誘導体に限定
されている。また、その他の前記先行技術にはいずれも
土壌殺菌剤への適用については記載も示唆もない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は従来より知られた土壌病害用殺菌剤より広範な
スペクトルを有し、かつ、高活性で低薬量で効果があり
環境への影響のより少ない土壌病害殺菌性化合物および
土壌病害用殺菌組成物を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段および作用〕
本発明者らは、前記課題を解決するためにスルホンアミ
ド誘導体が種々の生理活性を有することに着目し、スル
ホンアミド誘導体について鋭意検討した結果、各種植物
病害、特に現在まで優れた防除薬剤のない土壌病害に対
して、公知文献からは全く予想できない広範なスペクト
ルを有し、かつ高活性な土壌殺菌性を有する化合物を見
出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明に係る化合物は一般式(I) (式中、XおよびYはそれぞれ水素または塩素原子を表
わす) で表わされるN−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)
−3−トリフルオロメチルベンゼンスルホンアミド化合
物で新規化合物である。本発明化合物は日本特許公開公
報昭58-118558号および昭58-219159号に開示された化合
物とは明らかに構造を異にする。上に述べた先行技術か
らも明らかなように、その構造の差異によりスルホンア
ミド誘導体は種々異なった生理活性を発現するものであ
り、本発明化合物が土壌病害に対し、広範なスペクトル
および高活性な防除作用を有することは前記先行技術か
らは到底予測することができないものである。
本発明化合物(I)は、下式によって示される反応で合成
される。
(式中、XおよびYはそれぞれ水素または塩素原子を表
わす) その反応に際して用いる塩基は、ピリジン、トリエチル
アミン、トリメチルアミン等がよいが、ピリジンが最も
適している。反応溶媒としては、トルエン、キシレン、
クロルベンゼン、ジクロロベンゼン等の不活性有機溶媒
が使用可能であるが、沸点が110゜以上のものが適して
いる。
反応温度および反応時間は使用する溶媒によって異なる
が、反応温度は110〜180℃で、反応時間は5〜15時間
で反応を行うことが望ましい。
本発明化合物は、各種植物病原菌に対して抗菌力または
増殖阻止力を示し、広範囲にわたる植物病害に適用でき
るが、特にこれまで有効な防除薬剤のない各種作物の土
壌病害に対して卓効を示す。例えば、アブラナ科野菜の
根こぶ病、ジャガイモの粉状そうか病、テンサイのそう
根病、ムギのしま萎縮病、テンサイの立枯病、テンサイ
の根腐病、ダイコンの亀裂褐変病、カブの根くびれ病、
エンドウの根腐病、レタスのビッグベイン病、各種菌立
枯病等に対して優れた防除効果を示す。また、細菌類に
対しては、グラム陽性菌に対して抗菌活性を示す。
本発明化合物を土壌処理剤として使用する場合、その施
用量は、対象病害の種類、各種条件たとえば土壌条件
(pH、水分、有機物含量等)や気象条件によって異なる
が、標準的にはヘクタール当り0.2〜40Kgの範囲で有
効であり、好ましくはヘクタール当り0.5〜20Kgであ
る。
本発明化合物は原体をそのまま使用してもよいが、通常
は担体および必要に応じて他の補助剤を添加混合し、製
剤形態たとえば、粉剤、水和剤、粒剤、フロアブル剤等
に調製して使用する。担体としては、クレー類、タル
ク、ベントナイト、炭酸カルシウム、ケイソウ土、ゼオ
ライト、無水ケイ酸等の無機物質、小麦粉、大豆粉、デ
ンプン、結晶セルロース等の植物性有機質、石油樹脂、
ポリ塩化ビル、ポリアルキレングリコール等の高分子化
合物、尿素、ワックス類等があげられる。また、液体担
体としては、各種オイル類、有機溶媒および水等があげ
られる。
更に製剤上必要とされる補助剤、たとえば湿潤剤、分散
剤、固着剤、展着剤等を必要に応じて適宜単独または組
合わせて使用できる。
湿潤、分散、拡展、成分安定化、物性安定化、防錆等の
目的で使用される補助剤としては、各種界面活性剤やゼ
ラチン、アルブミン、アルギン酸ソーダ、メチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコ
ール、キサンタンガム等の高分子化合物やその他の補助
剤があげられる。また、フロアブル剤の場合には、防菌
防カビのために場合によっては工業用殺菌剤を添加す
る。
界面活性剤としては、アルキルフェノール、高級アルコ
ール、アルキルナフトール、高級脂肪酸、脂肪酸エステ
ル、ジアルキルリン酸アミン等にエチレンオキサイドを
重合させたものや、エチレンオキサイドとプロピオンオ
キサイドを重合させたもの等の非イオン性界面活性剤、
ラウリル硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸塩、2−エチ
ルヘキセンスルホン酸ナトリウム等のアルキルスルホン
酸塩、リグニンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム等のアリールスルホン酸塩等の
陰イオン性界面活性剤および種々の陽イオン性、両性イ
オン性界面活性剤があげられる。
また、本発明化合物を殺菌剤として使用する時に、同時
に他の農薬、たとえば殺虫剤、殺菌剤、殺ダニ剤、殺線
虫剤、抗ウイルス剤、除草剤、植物調節剤、誘引剤等、
石灰等の土壌改良剤または肥効性物質と併用することは
もちろん、これらとの混合製剤も可能である。
本発明の化合物を含有する種々の製剤または散布用調製
物は、通常一般に行われる施用方法により、施用するこ
とができる。すなわち、散布(たとえば、散粉、散粒、
液剤散布)、土壌表面施用、土壌混和施用、表面施用
(たとえば、塗布、粉衣、被覆)、種子浸漬、苗の根部
粉衣、根部浸漬等によって施用することができる。
各種製剤形態の有効成分は、通常粉剤では、0.1〜10
重量%、水和剤では20〜90重量%、粒剤では0.1〜
10重量%、フロアブル剤では20〜90重量%が望ま
しい。
〔実施例〕
次に、具体的な合成例をもって、本発明化合物の合成法
を詳細に説明し、表−1に本発明化合物(I)の具体例お
よびそれらの物性値を示す。
合成例 N−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)−3−トリフ
ルオロメチルベンゼンスルホンアミド(化合物−1)の
合成 400mlフラスコ内にオルソジクロロベンゼン200mlピリジ
ン1mlおよび2−クロロ−4−ニトロアニリン1.7g
(0.01モル)を装入し、かきまぜながら3−トリフルオ
ロメチルベンゼンスルホンクロリド2.5g(0.01モル)
を室温で30分を要して滴下した。その後加温し還流下
(175〜180℃)に10時間かきまぜて、反応を終えた。
室温まで冷却後、反応液を希塩酸ついで水で十分洗浄
し、無水硫酸ナトリウムで脱水後、減圧下にオルソジク
ロロベンゼンを留去した。その残分をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(展開液:ベンゼン)により目的の
化合物−1を単離した。m.p.126〜127℃、収量1.9g、
収率50%。
なお他の化合物も上記方法に準じて合成した。
次に、本発明の化合物を有効成分として含有する殺菌剤
の製剤例を示すが、添加助剤の種類や混合比はこれに限
定されるものではない。
製剤例1. 粉剤 化合物(2)3重量部、カープレックス#80(塩野義製薬
(株)製ホワイトカーボン)10重量部、クレー87重
量部を混合粉砕し、有効成分として化合物(2)を3重量
%含む粉剤を得た。
製剤例2. 粉剤 化合物(1)0.5重量部、炭酸カルシウム49.5重量部、クレ
ー50重量部を混合粉砕し、有効成分として化合物(1)
を0.5重量%含む粉剤を得た。
製剤例3. 粉剤 化合物(3)1重量部、アデカエストールEX-1303(旭電化
(株)製)5重量部、炭酸カルシウム44重量部、クレ
ー50重量部を混合粉砕し、有効成分として化合物(3)
を1重量%含む粉剤を得た。
製剤例4. 水和剤 化合物(3)50重量部、ソルポール(東邦化学(株)製
界面活性剤)5重量部、ラジオライト(昭和化学(株)
製焼成ケイソウ土)45重量部を均一に粉砕混合し、有
効成分として化合物(3)を50重量%含む水和剤を得
た。
製剤例5. 水和剤 化合物(1)80重量部、カープレックス#80(塩野義製
薬(株)製ホワイトカーボン)5重量部、エマール10
(花王(株)製界面活性剤)3重量部、クレー12重量
部を均一に混合粉砕し、有効成分として化合物(1)を8
0重量%含む水和剤を得た。
製剤例6. 粒 剤 化合物(2)10重量部、デシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム2重量部、リグニンスルホン酸ナトリウム1重量
部、タルク25重量部、ベントナイト62重量部を均一
に混合し、加水混練した後、押し出し造粒機を用いて造
粒し、乾燥後、有効成分として化合物(2)を10重量%
含む粒剤を得た。
製剤例7. 粒 剤 粒状炭酸カルシウム96重量部とアデカエストールEX-1
303(旭電化(株)製)1重量部を均一混合し、これに
化合物(1)の粉砕品3重量部を添加混合し、有効成分と
して化合物(1)を3重量%含む粒剤を得た。
製剤例8. 肥料との混合粒剤 粒状の化成肥料97重量部とドリレスA(三共(株)
製)1重量部を均一混合し、これに化合物(3)2重量部
を添加混合し、有効成分として化合物(3)を2重量%含
む肥料との混合粒剤を得た。
製剤例9. 肥料との混合粒剤 粒状の化成肥料92重量部とアデカエストールEX-1303
(旭電化(株)製)2重量部を均一混合し、これに化合
物(1)6重量部を添加混合し、有効成分として化合物(1)
を6重量%含む肥料との混合粒剤を得た。
製剤例10. フロアブル剤 化合物(2)40重量部、リグニンスルホン酸ナトリウム
9重量部、アラビアゴム1重量部、水50重量部をサン
ドグラインダーを用いて混合微粉砕し、有効成分として
化合物(2)を40重量%含むフロアブル剤を得た。
試験例1. ハクサイ根こぶ病防除試験 アブラナ科野菜根こぶ病菌(Plasmodiophora brassica
e)に汚染された土壌1Kgに製剤例1に準じて調製した
粉剤の所定量を添加し、よく混合した後、直径15cmの
素焼鉢につめる。これにハクサイ(品種:無双)の種子
20粒を播種した。これを温室内で生育させ、播種後6
週目に根部の発病の有無を調査した。防除効果は以下の
式より防除率を求め表わした。結果は表−2に示すとう
りである。
試験例2. Aphanomyces raphaniによるコマツナ苗立枯
病防除試験 殺菌土1Kgに、製剤例2の方法に準じて調製した粉剤の
所定量を添加し、土壌全量とよく混合した後、直径15
cmの素焼鉢につめ、コマツナ(品種:新晩生コマツナ)
の種子20粒を播種した。播種5日後、あらかじめ調製
したAphanomyces raphaniの遊走子浮遊液(50ケ/1
視野、150倍)を鉢当り50mlづつ土壌潅注し、接種し
た。これを温室内で更に30日間生育させ、発病の有無
を1株づつ観察評価した。防除効果は、試験例1に示し
た防除率で表わした。試験は3反復で行った。
結果を3反復の平均値で表−3に示した。
試験例3. エンドウ根腐病防除試験 エンドウ根腐病菌Aphanomyces euteichesに汚染された
土壌1Kgに、製剤例3に準じて調製した粉剤の所定量を
添加し、土壌全量とよく混合し、これを直径15cmの素
焼鉢につめ、エンドウの種子10粒を播種した。これを
温室内で生育させ播種後30日目に株を抜きとり、発病
の程度を観察評価した。防除効果は発病程度を0〜3の
4段階法で表示し、これを下式により発病度として表わ
した。試験は3反復にて行った。
結果を表−4に平均値で示す。
発病程度指数 0:発病なし 1:地際部の褐変少 2: 〃 多 3:枯死または枯死直前 試験例4. テンサイ立枯病防除試験 殺菌土1Kgに、製剤例2の方法に準して調製した粉剤の
所定量を添加し、十分に混合した後、直径15cmの素焼
鉢につめ、テンサイ(品種:モノヒル)の種子20粒を
播種した。3日後にあらかじめ調製したテンサイ立枯病
菌Aphanomyces cochilioidesの遊走子浮遊液(50ケ/
1視野、150倍)を鉢当り50mlづつ接種した。これを
温室内で生育させ、接種後10日目に幼植物の生育状態
を観察評価し、下式にて防除率を求めた。結果は表−5
に示す。
試験例5. ジャガイモそうか病防除試験 あらかじめオートミール液体培地で培養したジャガイモ
そうか病菌を土壌に混和し汚染土壌を作る。この土壌8
Kgに製剤例2の方法に準じて調製した粉剤の所定量を添
加し、十分混合した後、1/2,000アールの樹脂製ポット
につめ、ジャガイモ(品種:男シャク)を播種した。こ
れを屋外で生育させ、播種後80日目に塊茎を堀りおこ
し、発病状態を調査した。調査は1ケ約20g以上の塊
茎について「0」〜「4」の5段階の観察評価を行い、下式に
より発病度を求め、防除効果を検定した。表−6に結果
を示す。
発病程度指数 0:病斑なし 1:1〜3ケの病斑または病斑部の面積3%以下 2:4〜10ケ 〃 〃 4〜13% 3:11〜20ケ 〃 〃 14〜25% 4:21ケ以上 〃 〃 26%以上 試験例6. ジャガイモそうか病防除試験(種イモ粉衣処
理) そうか病に罹病した種イモを、病斑部位が、少なくとも
1ケ以上含まれるように切断し、製剤例1の方法に準じ
て調製した粉剤100gを種イモ1Kgに粉衣した。畑土壌
をつめた1/2,000アールの樹脂製ポットにこの種イモを
植えつけ、屋外で生育させた。植えつけ後8日目に塊茎
を堀り起し、発病状態を調査した。調査方法は試験例5
に準じて行い、結果を表−7に示した。
〔発明の効果〕 上記試験例の結果より明らかなように、本発明化合物は
アブラナ科野菜の根こぶ病、ジャガイモのそうか病、粉
状そうか病および各種アファノマイセス菌による土壌病
害に対して、優れた防除効果を示す。難防除病害として
問題視されているこれらの土壌病害に対しては、いずれ
に対しても優れた防除薬剤がない。一部市販されている
薬剤もあるが、本発明化合物は明らかにこれらに勝り、
土壌殺菌剤として極めて有用である。
また、本発明化合物はこれらの各種土壌病害の病原菌に
近似した菌によって引き起こされる土壌病害−たとえば
テンサイのそう根病、麦のしま萎縮病等に対しても充分
な防除効果が期待できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 佐藤 修

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I) (式中、XおよびYはそれぞれ水素または塩素原子を表
    わす) で表わされるN−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)
    −3−トリフルオロメチルベンゼンスルホンアミド化合
    物。
  2. 【請求項2】一般式(I)において、XおよびYがともに
    水素原子である前記特許請求の範囲第1項記載の化合
    物。
  3. 【請求項3】一般式(I)において、Xが水素原子であ
    り、Yが塩素原子である前記特許請求の範囲第1項記載
    の化合物。
  4. 【請求項4】一般式(I)において、Xが塩素原子であ
    り、Yが水素原子である前記特許請求の範囲第1項記載
    の化合物。
  5. 【請求項5】一般式(I) (式中、およびYはそれぞれ水素または塩素原子を表わ
    す) で表わされるN−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)
    −3−トリフルオロメチルベンゼンスルホンアミド化合
    物を含有することを特徴とする農業用殺菌剤。
JP3653285A 1985-02-27 1985-02-27 N−(2−クロロ−4−ニトロフエニル)−3−トリフルオロメチルベンゼンスルホンアミド化合物及び農業用殺菌剤 Expired - Lifetime JPH0627113B2 (ja)

Priority Applications (16)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3653285A JPH0627113B2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27 N−(2−クロロ−4−ニトロフエニル)−3−トリフルオロメチルベンゼンスルホンアミド化合物及び農業用殺菌剤
NZ215272A NZ215272A (en) 1985-02-27 1986-02-24 Fungicidal n-(2-chloro-4-nitrophenyl)-benzenesulphonamide derivatives and compositions thereof
PL1986258123A PL144333B1 (en) 1985-02-27 1986-02-25 Fungicide
PL1986262205A PL145918B1 (en) 1985-02-27 1986-02-25 Method of obtaining derivatives of n-/2-chloro-4-nitrophenyl-/-benzenosulfonamides
CA000502664A CA1282076C (en) 1985-02-27 1986-02-25 N-(2-chloro-4-nitrophenyl)-benzenesulfonamide derivative, its preparation process and agricultural fungicide containing same
AU54048/86A AU577181B2 (en) 1985-02-27 1986-02-25 Fungicidal n-(2-chloro-4-nitrophenyl)-benzene sulphonamide derivatives
DE8686301366T DE3661266D1 (en) 1985-02-27 1986-02-26 An n-(2-chloro-4-nitrophenyl)-benzenesulfonamide derivative, process of preparing it and agricultural fungicide containing it
EP86301366A EP0199433B1 (en) 1985-02-27 1986-02-26 An n-(2-chloro-4-nitrophenyl)-benzenesulfonamide derivative, process of preparing it and agricultural fungicide containing it
ES552436A ES8704888A1 (es) 1985-02-27 1986-02-26 Procedimiento para preparar un derivado fungicida de n-(2-cloro-4-nitrofenil)-bencenosulfonamida
KR1019860001385A KR870002071B1 (ko) 1985-02-27 1986-02-27 N-(2-클로로-4-니트로페닐)-벤젠술폰 아미드 유도체의 제조방법
NO860732A NO163450C (no) 1985-02-27 1986-02-27 N-(2-klor-4-nitrofenyl)-benzensulfonamid-derivater og landbruksfungicid inneholdende disse.
CS861347A CS256396B2 (en) 1985-02-27 1986-02-27 Fungicide for utilization in agriculture and method of its active component production
DK090886A DK171889B1 (da) 1985-02-27 1986-02-27 N-(2-chlor-4-nitrophenyl)-benzensulfonamidderivater, fremgangsmåde til fremstilling heraf og jordbrugsfungicider indeholdende samme.
US07/105,735 US4870107A (en) 1985-02-27 1987-10-07 N-(2-chloro-4-nitrophenyl)-(benzenesulfonamide derivative and agricultural fungicide containing same
US07/154,010 US4918106A (en) 1985-02-27 1988-02-09 N-(2-chloro-4-nitrophenyl)-3-trifluoromethyl-benzenesulfonamide derivative and agricultural fungicide containing same
US07/212,127 US4851445A (en) 1985-02-27 1988-06-28 N-(2-Chloro-4-nitrophenyl)-benezene-sulfonamide derivative and agricultural fungicide containing same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3653285A JPH0627113B2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27 N−(2−クロロ−4−ニトロフエニル)−3−トリフルオロメチルベンゼンスルホンアミド化合物及び農業用殺菌剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61197553A JPS61197553A (ja) 1986-09-01
JPH0627113B2 true JPH0627113B2 (ja) 1994-04-13

Family

ID=12472393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3653285A Expired - Lifetime JPH0627113B2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27 N−(2−クロロ−4−ニトロフエニル)−3−トリフルオロメチルベンゼンスルホンアミド化合物及び農業用殺菌剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0627113B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4676626B2 (ja) * 2001-03-01 2011-04-27 三井化学アグロ株式会社 疫病及びべと病防除用殺菌剤
CL2007003329A1 (es) 2006-11-21 2008-03-24 Mitsui Chemicals Inc Composicion para el control del dano producido por insectos y enfermedades en plantas que comprende un compuesto de pentiopirad y al menos un compuesto fungicida distinto de pentiopirad; metodo de control de enfermedad de planta que comprende aplicar
JP4871959B2 (ja) 2006-11-29 2012-02-08 三井化学アグロ株式会社 病害虫防除組成物及び病害虫被害予防方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61197553A (ja) 1986-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR870002071B1 (ko) N-(2-클로로-4-니트로페닐)-벤젠술폰 아미드 유도체의 제조방법
EP0193390B1 (en) An n-(2-chloro-4-trifluoromethylphenyl)-3-trifluoromethyl-benzenesulfonamide derivative, process of preparing it and agricultural fungicide containing it
JPH0655708B2 (ja) スルホンアミド系化合物及び農業用殺菌剤
JPH0627113B2 (ja) N−(2−クロロ−4−ニトロフエニル)−3−トリフルオロメチルベンゼンスルホンアミド化合物及び農業用殺菌剤
JPH0623172B2 (ja) N−(2−クロロ−4−トリフルオロメチルフエニル)−スルホンアミド化合物及び農業用殺菌剤
JPH0627114B2 (ja) ナフタレンスルホンアミド化合物及び農業用殺菌剤
JPH0627116B2 (ja) N−(2−クロロ−4−トリフルオロメチルフエニル)−3−トリフルオロメチルベンゼンスルホンアミド化合物及び農業用殺菌剤
JPH0627115B2 (ja) N−(2−クロロ−4−トリフルオロメチルフエニル)−3−トリフルオロメチルベンゼンスルホンアミドおよび農業用殺菌剤
JPH0623171B2 (ja) N−(2−クロロ−4−トリフルオロメチルフエニル)−ベンゼンスルホンアミド誘導体及び農業用殺菌剤
JPH0655707B2 (ja) N−(2−クロロ−4−ニトロフエニル)−ベンゼンスルホンアミド誘導体及び農業用殺菌剤
JPS6216453A (ja) アシルアミノバレロニトリル誘導体、その製造法およびそれらを含有する除草剤および農園芸用殺菌剤
JPH0655709B2 (ja) N−(2−メチル−4−ニトロフエニル)ベンゼンスルホンアミド化合物及び農業用殺菌剤
JPH01117864A (ja) 置換ニコチン酸誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする農園芸用殺菌剤
JPS5911561B2 (ja) 農園芸用土壌殺菌剤
JP2623629B2 (ja) ピラゾールカルボチオアミド化合物およびそれを有効成分とする殺菌剤
JPS62106093A (ja) N−(α−シアノフルフリル)ニコチン酸アミド誘導体、その製造法およびそれらを含有する除草剤および農園芸用殺菌剤
JPH0559900B2 (ja)
JPH01230569A (ja) 置換カルボン酸誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする農園芸用殺菌剤
JPS62209056A (ja) ベンズアミド誘導体、その製造法およびそれらを含有する除草剤および農園芸用殺菌剤
JPS62103067A (ja) ピラゾ−ル誘導体、それらの製造法およびそれらを含有する除草剤および農園芸用殺菌剤
JPH01254653A (ja) 尿素誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする農園芸用殺菌剤
JPS61129156A (ja) 置換プロパルギルオキシアセトニトリル誘導体、その製造法およびそれらを含有する除草剤および農園芸用殺菌剤
JPS625948A (ja) アシルアミノプロピオニトリル誘導体、その製造法およびそれらを含有する除草剤および農園芸用殺菌剤
JPS61212553A (ja) アシルアミノ誘導体、その製造法およびそれらを含有する除草剤および農園芸用殺菌剤
JPS6227070B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term