JPH0630281B2 - 面実装形巻線抵抗器およびその製造方法 - Google Patents
面実装形巻線抵抗器およびその製造方法Info
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- JPH0630281B2 JPH0630281B2 JP2185398A JP18539890A JPH0630281B2 JP H0630281 B2 JPH0630281 B2 JP H0630281B2 JP 2185398 A JP2185398 A JP 2185398A JP 18539890 A JP18539890 A JP 18539890A JP H0630281 B2 JPH0630281 B2 JP H0630281B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、面実装形巻線抵抗器に関するものである。
(従来の技術) 従来、巻線抵抗器は精度、安定性、信頼性の高い抵抗器
として用いられてきており、巻線抵抗器に関する技術と
しては、例えば第2図に示すものがあった。
として用いられてきており、巻線抵抗器に関する技術と
しては、例えば第2図に示すものがあった。
この抵抗器は、アルミナ磁器の巻芯11にニッケルクロム
合金や銅ニッケル合金等の抵抗線13を巻いて両端にリー
ド線12を接続し、全体をシリコーン樹脂14やほうろう等
で外装したものである。
合金や銅ニッケル合金等の抵抗線13を巻いて両端にリー
ド線12を接続し、全体をシリコーン樹脂14やほうろう等
で外装したものである。
(発明が解決しようとする課題) 近年、各方面で、各種電子部品を低温から高温までの過
酷な温度条件の下で、高信頼性をもって使用される状況
に到っている。
酷な温度条件の下で、高信頼性をもって使用される状況
に到っている。
しかしながら、前記した従来の巻線抵抗器によれば、−
30℃〜275℃の熱衝撃の加わる過酷な使用条件の下で
は、外装にクラックが生じ、抵抗器として品質が維持で
きないものであった。そして、前記下従来の巻線抵抗器
を配線基板に実装する場合には、リードを折り曲げ、巻
線抵抗器自体を配線基板より浮かせた状態で取り付けな
ければ、抵抗器自体の発熱する熱で基板を焦がしてしま
う欠点があった。
30℃〜275℃の熱衝撃の加わる過酷な使用条件の下で
は、外装にクラックが生じ、抵抗器として品質が維持で
きないものであった。そして、前記下従来の巻線抵抗器
を配線基板に実装する場合には、リードを折り曲げ、巻
線抵抗器自体を配線基板より浮かせた状態で取り付けな
ければ、抵抗器自体の発熱する熱で基板を焦がしてしま
う欠点があった。
一方、近年、殆どの電子部品の分野において、軽量化、
小型化、高密度実装化が進んでおり、巻線抵抗器におい
ても面実装形のものが強く望まれていたが、巻線抵抗器
の発熱の問題を解決したものはなく、面実装形巻線抵抗
器は実現されていなかった。
小型化、高密度実装化が進んでおり、巻線抵抗器におい
ても面実装形のものが強く望まれていたが、巻線抵抗器
の発熱の問題を解決したものはなく、面実装形巻線抵抗
器は実現されていなかった。
なお、従来、高周波コイルにおいて面実装形のものが存
在するが、高周波コイルは本来、発熱という問題はな
く、面実装形巻線抵抗器を開発するにあたって、巻線抵
抗器の発熱の問題を解決するための示唆はなにも得られ
ないものである。
在するが、高周波コイルは本来、発熱という問題はな
く、面実装形巻線抵抗器を開発するにあたって、巻線抵
抗器の発熱の問題を解決するための示唆はなにも得られ
ないものである。
そこで本発明は、以上述べた巻線抵抗器が過酷な使用条
件の下で熱衝撃に弱いという問題点、及び巻線抵抗器の
発熱の問題点を解決した、−30℃〜275℃の熱衝撃の加
わる過酷な使用条件の下でも、性能が安定した面実装形
の巻線抵抗器を提供することを目的とする。
件の下で熱衝撃に弱いという問題点、及び巻線抵抗器の
発熱の問題点を解決した、−30℃〜275℃の熱衝撃の加
わる過酷な使用条件の下でも、性能が安定した面実装形
の巻線抵抗器を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この発明は、上記目的を達成するために、面実装形巻線
抵抗器において、抵抗線3が巻かれた筒状の線芯1の両
端の顎部に前記筒状の巻芯1の周面を覆うように熱伝導
性の良い金属製ケース5が装着されており、前記筒状の
巻芯1の両端部に窪み部6が形成され、該窪み部6に凸
部7が形成され、該凸部7に係合する凹部を有する接続
部2a−1と該接続部2a−1に連結される水平導出部
2a−2を有する第1の端子部材2aと、前記水平導出
部2a−2に固着される上側水平部2b−1と、該上側
水平部2b−1に連結される垂直部2b−2と、該垂直
部2b−2に連結される下側水平部2b−3を有する第
2の端子部材2bとからなる端子2が前記筒状の巻芯1
に固定され、前記端子2の第1の端子部材2aの接続部
2a−1は前記抵抗線3に導通され、前記端子2の第2
の端子部材2bの下側水平部2b−3は実装されるべき
配線基板と水平になるように、かつ前記金属製ケース5
の底面と同一平面上になるように折り曲げられ、前記抵
抗線3と前面金属製ケース5との間の空間には熱伝導性
の良い絶縁性の充填材4が充填されるようにしたもので
ある。
抵抗器において、抵抗線3が巻かれた筒状の線芯1の両
端の顎部に前記筒状の巻芯1の周面を覆うように熱伝導
性の良い金属製ケース5が装着されており、前記筒状の
巻芯1の両端部に窪み部6が形成され、該窪み部6に凸
部7が形成され、該凸部7に係合する凹部を有する接続
部2a−1と該接続部2a−1に連結される水平導出部
2a−2を有する第1の端子部材2aと、前記水平導出
部2a−2に固着される上側水平部2b−1と、該上側
水平部2b−1に連結される垂直部2b−2と、該垂直
部2b−2に連結される下側水平部2b−3を有する第
2の端子部材2bとからなる端子2が前記筒状の巻芯1
に固定され、前記端子2の第1の端子部材2aの接続部
2a−1は前記抵抗線3に導通され、前記端子2の第2
の端子部材2bの下側水平部2b−3は実装されるべき
配線基板と水平になるように、かつ前記金属製ケース5
の底面と同一平面上になるように折り曲げられ、前記抵
抗線3と前面金属製ケース5との間の空間には熱伝導性
の良い絶縁性の充填材4が充填されるようにしたもので
ある。
また、面実装形巻線抵抗器の製造方法において、筒状の
巻芯1の両端部に顎部1aを形成し、該巻芯1の両端部
に窪み部6が形成され、該窪み部6に凸部7が形成さ
れ、該凸部7に係合する凹部を有する接続部2a−1と
該接続部2a−1に連結される水平導出部2a−2を有
する第1の端子部材2aと、該水平導出部2a−2に固
着される上側水平部2b−1と該上側水平部2b−1に
連結される垂直部2b−2と該垂直部2b−2に連結さ
れる下側水平部2b−3を有する第2の端子部材2bと
からなる端子2を取り付け、前記筒状の巻芯1に抵抗線
3を巻き、該抵抗線3の両端を前記端子2の第1の端子
部材2aの接続部2a−1と接続し、熱伝導性の良い金
属製ケース5を前記筒状の巻芯1の周面を覆うように装
着し、前記端子2の第2の端子部材2bの下側水平部2
b−3は実装されるべき配線基板と水平になるように、
かつ前記金属製ケース5の底面と同一平面上になるよう
に折り曲げられ、前記抵抗線3と前記金属製ケース5と
の間の空間に熱伝導性の良い絶縁性の充填材4を充填す
るようにしたものである。
巻芯1の両端部に顎部1aを形成し、該巻芯1の両端部
に窪み部6が形成され、該窪み部6に凸部7が形成さ
れ、該凸部7に係合する凹部を有する接続部2a−1と
該接続部2a−1に連結される水平導出部2a−2を有
する第1の端子部材2aと、該水平導出部2a−2に固
着される上側水平部2b−1と該上側水平部2b−1に
連結される垂直部2b−2と該垂直部2b−2に連結さ
れる下側水平部2b−3を有する第2の端子部材2bと
からなる端子2を取り付け、前記筒状の巻芯1に抵抗線
3を巻き、該抵抗線3の両端を前記端子2の第1の端子
部材2aの接続部2a−1と接続し、熱伝導性の良い金
属製ケース5を前記筒状の巻芯1の周面を覆うように装
着し、前記端子2の第2の端子部材2bの下側水平部2
b−3は実装されるべき配線基板と水平になるように、
かつ前記金属製ケース5の底面と同一平面上になるよう
に折り曲げられ、前記抵抗線3と前記金属製ケース5と
の間の空間に熱伝導性の良い絶縁性の充填材4を充填す
るようにしたものである。
(作用) 以上のように、本発明の面実装形巻線抵抗器によれば、
抵抗線3が巻かれた筒状の巻芯1の両端の顎部に前記筒
状の巻芯1の周面を覆うように熱伝導性の良い金属製ケ
ース5が装着されており、前記筒状の巻芯1の両端部に
窪み部6が形成され、該窪み部6に凸部7が形成され、
該凸部7に係合する凹部を有する接続部2a−1と該接
続部2a−1に連結される水平導出部2a−2を有する
第1の端子部材2aと、前記水平導出部2a−2に固着
される上側水平部2b−1と、該上側水平部2b−1に
連結される垂直部2b−2と、該垂直部2b−2に連結
される下側水平部2b−3を有する第2の端子部材2b
とからなる端子2が前記筒状の巻芯1に固定され、前記
端子2の第1の端子部材2aの接続部2a−1は前記抵
抗線3に導通され、前記端子2の第2の端子部材2bの
下側水平部2b−3は実装されるべき配線基板と水平に
なるように、かつ前記金属製ケース5の底面と同一平面
上になるように折り曲げられ、前記抵抗線3と前記金属
製ケース5との間の空間には熱伝導性の良い絶縁性の充
填材4が充填されるようにしたので、巻線抵抗器に発生
した熱は配線基板に確実に放熱され、繰り返し熱衝撃を
受けても、高信頼性が保たれる。また、外観異常が発生
することがない。
抵抗線3が巻かれた筒状の巻芯1の両端の顎部に前記筒
状の巻芯1の周面を覆うように熱伝導性の良い金属製ケ
ース5が装着されており、前記筒状の巻芯1の両端部に
窪み部6が形成され、該窪み部6に凸部7が形成され、
該凸部7に係合する凹部を有する接続部2a−1と該接
続部2a−1に連結される水平導出部2a−2を有する
第1の端子部材2aと、前記水平導出部2a−2に固着
される上側水平部2b−1と、該上側水平部2b−1に
連結される垂直部2b−2と、該垂直部2b−2に連結
される下側水平部2b−3を有する第2の端子部材2b
とからなる端子2が前記筒状の巻芯1に固定され、前記
端子2の第1の端子部材2aの接続部2a−1は前記抵
抗線3に導通され、前記端子2の第2の端子部材2bの
下側水平部2b−3は実装されるべき配線基板と水平に
なるように、かつ前記金属製ケース5の底面と同一平面
上になるように折り曲げられ、前記抵抗線3と前記金属
製ケース5との間の空間には熱伝導性の良い絶縁性の充
填材4が充填されるようにしたので、巻線抵抗器に発生
した熱は配線基板に確実に放熱され、繰り返し熱衝撃を
受けても、高信頼性が保たれる。また、外観異常が発生
することがない。
更に、本発明の面実装形巻線抵抗器は、前記金属製ケー
ス5と前記端子2とにより、機械的に堅牢に、しかも安
定的に固定することができる。
ス5と前記端子2とにより、機械的に堅牢に、しかも安
定的に固定することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は本発明の実施例を示す面実装形巻線抵抗器の一
部破断正面図である。
部破断正面図である。
第1図において、1はアルミナ製の筒状の巻芯であり、
その両端に顎部1aが形成されている。該筒状の巻芯1
に抵抗線3が巻かれており、該筒状の巻芯1の両端には
端子2が接着剤により固定されている。この端子2は前
記抵抗線3の両端と溶接により接続されている。該筒状
の巻芯1及び該端子2について更に詳述すれば、第3図
(a)〜(f)に示すように、筒状の巻芯1の両端の顎
部1aには巻芯1の軸方向に向かって窪み部6が穿って
あり、窪み部6の奥には4面が露出した直方体の凸部7
が存在する。
その両端に顎部1aが形成されている。該筒状の巻芯1
に抵抗線3が巻かれており、該筒状の巻芯1の両端には
端子2が接着剤により固定されている。この端子2は前
記抵抗線3の両端と溶接により接続されている。該筒状
の巻芯1及び該端子2について更に詳述すれば、第3図
(a)〜(f)に示すように、筒状の巻芯1の両端の顎
部1aには巻芯1の軸方向に向かって窪み部6が穿って
あり、窪み部6の奥には4面が露出した直方体の凸部7
が存在する。
また、第4図(a)〜(e)に示すように、端子2は第
1の端子部材2aと、第2の端子部材2bに別れてい
る。第1の端子部材2aの一部は、前記窪み部6に存在
する凸部7に係合する凹部を有する接続部2a−1とな
っており、第1の端子部材2aの他部は凹部を有する接
続部2a−1の外壁中央からのびた水平導出部2a−2
であり、短冊状となっている。
1の端子部材2aと、第2の端子部材2bに別れてい
る。第1の端子部材2aの一部は、前記窪み部6に存在
する凸部7に係合する凹部を有する接続部2a−1とな
っており、第1の端子部材2aの他部は凹部を有する接
続部2a−1の外壁中央からのびた水平導出部2a−2
であり、短冊状となっている。
第2の端子部材2bは互いに逆方向にのびた上側水平部
2b−1と下側水平部2b−3を垂直部2b−2がつな
いでおり、短冊を折り曲げたように形成されている。こ
れら、第1の端子部材2aと第2の端子部材2bとは水
平部分である水平導出部2a−2と上側水平部2b−1
との溶接によって接合されている。
2b−1と下側水平部2b−3を垂直部2b−2がつな
いでおり、短冊を折り曲げたように形成されている。こ
れら、第1の端子部材2aと第2の端子部材2bとは水
平部分である水平導出部2a−2と上側水平部2b−1
との溶接によって接合されている。
筒状の巻芯1の両端の顎部1aには、筒状の巻芯1の周
面を覆うように熱伝導性の良い金属材料、例えば、アル
ミニウムでできた金属製ケース5が装着されている。該
金属製ケース5と抵抗線3との空間部分に、熱伝導性の
良い絶縁性の充填材4、例えば、シリコーンセメント又
はシリコーンワニスが充填されている。前記金属製ケー
ス5の底面と端子2の第2の端子部材2bの先端の下側
水平部2b−3は同一水平面上にあって、本発明の面実
装形巻線抵抗器を配線基板に実装したときに、前記金属
製ケース5の底面は配線基板と接触するので、熱伝導性
の良い金属製ケース5の底面から熱が配線基板を通って
放熱するようになっている。
面を覆うように熱伝導性の良い金属材料、例えば、アル
ミニウムでできた金属製ケース5が装着されている。該
金属製ケース5と抵抗線3との空間部分に、熱伝導性の
良い絶縁性の充填材4、例えば、シリコーンセメント又
はシリコーンワニスが充填されている。前記金属製ケー
ス5の底面と端子2の第2の端子部材2bの先端の下側
水平部2b−3は同一水平面上にあって、本発明の面実
装形巻線抵抗器を配線基板に実装したときに、前記金属
製ケース5の底面は配線基板と接触するので、熱伝導性
の良い金属製ケース5の底面から熱が配線基板を通って
放熱するようになっている。
次に、本発明の面実装形巻線抵抗器の製造方法を説明す
る。
る。
筒状の巻芯1の両端部の窪み部6に接着剤で、すでに溶
接により前記した第1の端子部材2aと第2の端子部材
2bから製造された端子2を取り付ける。次に、筒状の
巻芯1に抵抗線3を端から端まで巻いていき、該抵抗線
3の両端を溶接により前記端子2の第1の端子部材2a
の接続部2a−1に接続する。すなわち、巻芯1の窪み
部6には、この巻芯1の幅寸法を有する第1の端子部材
2aの接続部2a−1が嵌合され、巻芯1より露出する
前記接続部2a−1の外側面2a−1−1に、巻芯1の
巻き付けられた抵抗線3の端部を、周知の抵抗(スポッ
ト)溶接により接続する。次に、抵抗線3が巻かれた筒
状の巻芯1上に、下塗塗料としてポリイミドワニスを塗
布する。次に、金属製ケース5を筒状の巻芯1の顎部1
aに装着し、該金属製ケース5と抵抗線3との間の空間
にシリコーンセメントまたはシリコーンワニスからなる
絶縁性の充填材4を充填機により充填し、封入を行な
う。
接により前記した第1の端子部材2aと第2の端子部材
2bから製造された端子2を取り付ける。次に、筒状の
巻芯1に抵抗線3を端から端まで巻いていき、該抵抗線
3の両端を溶接により前記端子2の第1の端子部材2a
の接続部2a−1に接続する。すなわち、巻芯1の窪み
部6には、この巻芯1の幅寸法を有する第1の端子部材
2aの接続部2a−1が嵌合され、巻芯1より露出する
前記接続部2a−1の外側面2a−1−1に、巻芯1の
巻き付けられた抵抗線3の端部を、周知の抵抗(スポッ
ト)溶接により接続する。次に、抵抗線3が巻かれた筒
状の巻芯1上に、下塗塗料としてポリイミドワニスを塗
布する。次に、金属製ケース5を筒状の巻芯1の顎部1
aに装着し、該金属製ケース5と抵抗線3との間の空間
にシリコーンセメントまたはシリコーンワニスからなる
絶縁性の充填材4を充填機により充填し、封入を行な
う。
次に、本発明の面実装形巻線抵抗器の熱衝撃試験を行な
った。
った。
試験方法は、熱慣性の小さいジグに取りつけた面実装形
巻線抵抗器を、−65℃で15分間保ち、引続き150℃で15
分間保ち、この低温の開始から高温の終了までの間を1
サイクルとする。150℃に保ったときに定格電力の50%
に相当する直流電圧を抵抗器に印加する。これを1000サ
イクル繰り返した。このサイクル終了後の抵抗地の変化
量は0.2%以内であり、許容範囲内であった。そして、
外観も異常はみられなかった。これに対して、前記の従
来品(第2図に示す)は250サイクル目位からしだいに
外装にクラックが生じて外観異常が発生した。
巻線抵抗器を、−65℃で15分間保ち、引続き150℃で15
分間保ち、この低温の開始から高温の終了までの間を1
サイクルとする。150℃に保ったときに定格電力の50%
に相当する直流電圧を抵抗器に印加する。これを1000サ
イクル繰り返した。このサイクル終了後の抵抗地の変化
量は0.2%以内であり、許容範囲内であった。そして、
外観も異常はみられなかった。これに対して、前記の従
来品(第2図に示す)は250サイクル目位からしだいに
外装にクラックが生じて外観異常が発生した。
なお、本発明の面実装形巻線抵抗は1W未満の精密用か
ら1W以上の電力用のものまでの広範囲の製品に利用で
きるものである。
ら1W以上の電力用のものまでの広範囲の製品に利用で
きるものである。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように、本発明の面実装形巻線抵
抗器は、抵抗線3が巻かれた筒状の巻芯1の両端の顎部
1aに、前記筒状の巻芯1の周面を覆うように熱伝導性
の良い金属製ケース5が装着されており、前記筒状の巻
芯1の両端部に窪み部6が形成され、該窪み部6に凸部
7が形成され、該凸部7に係合する凹部を有する接続部
2a−1と、該接続部2a−1に連結される水平導出部
2a−2を有する第1の端子部材2aと、前記水平導出
部2a−2に固着される上側水平部2b−1と、該上側
水平部2b−1に連結される垂直部2b−2と、該垂直
部2b−2に連結される下側水平部2b−3を有する第
2の端子部材2bとからなる端子2が前記筒状の巻芯1
に固定され、前記端子2の第1の端子部材2aの接続部
2a−1は前記抵抗線3に導出され、前記端子2の第2
の端子部材2bの下側水平部2b−3は実装されるべき
配線基板と水平になるように、かつ前記金属製ケース5
の底面と同一平面上になるように折り曲げられ、前記抵
抗線3と前記金属製ケース5との間の空間には熱伝導性
の良い絶縁性の充填材4が充填されるようにしたので、
巻線抵抗器に発生した熱は配線基板に確実に放熱され、
繰り返し熱衝撃を受けても、高信頼性が保たれる。ま
た、外観異常が発生することがない。
抗器は、抵抗線3が巻かれた筒状の巻芯1の両端の顎部
1aに、前記筒状の巻芯1の周面を覆うように熱伝導性
の良い金属製ケース5が装着されており、前記筒状の巻
芯1の両端部に窪み部6が形成され、該窪み部6に凸部
7が形成され、該凸部7に係合する凹部を有する接続部
2a−1と、該接続部2a−1に連結される水平導出部
2a−2を有する第1の端子部材2aと、前記水平導出
部2a−2に固着される上側水平部2b−1と、該上側
水平部2b−1に連結される垂直部2b−2と、該垂直
部2b−2に連結される下側水平部2b−3を有する第
2の端子部材2bとからなる端子2が前記筒状の巻芯1
に固定され、前記端子2の第1の端子部材2aの接続部
2a−1は前記抵抗線3に導出され、前記端子2の第2
の端子部材2bの下側水平部2b−3は実装されるべき
配線基板と水平になるように、かつ前記金属製ケース5
の底面と同一平面上になるように折り曲げられ、前記抵
抗線3と前記金属製ケース5との間の空間には熱伝導性
の良い絶縁性の充填材4が充填されるようにしたので、
巻線抵抗器に発生した熱は配線基板に確実に放熱され、
繰り返し熱衝撃を受けても、高信頼性が保たれる。ま
た、外観異常が発生することがない。
更に、本発明の面実装形巻線抵抗器は、前記金属製ケー
ス5と前記端子2とにより、機械的に堅牢に、しかも安
定的に固定することができる。
ス5と前記端子2とにより、機械的に堅牢に、しかも安
定的に固定することができる。
更に、具体的に、 (i)筒状の巻芯1の両端に顎部1aを設けることによ
り、金属製ケース5が巻かれた抵抗線3とは所定の間隔
を保って確実に装着することができる。
り、金属製ケース5が巻かれた抵抗線3とは所定の間隔
を保って確実に装着することができる。
(ii)前記筒状の巻芯1の両端部に窪み部6が形成さ
れ、該窪み部6に凸部7が形成されることにより、この
凸部7に第1の端子部材2aの凹部を有する接続部2a
−1が係合されて、筒状の巻芯1と端子2間の機械的に
堅牢な固定と、電気的に確実な接続を図ることができ
る。
れ、該窪み部6に凸部7が形成されることにより、この
凸部7に第1の端子部材2aの凹部を有する接続部2a
−1が係合されて、筒状の巻芯1と端子2間の機械的に
堅牢な固定と、電気的に確実な接続を図ることができ
る。
(iii)凸部7に係合する凹部を有する接続部2a−1
と該接続部2a−1に連結される水平導出部2a−2を
有する第1の端子部材2aと、前記水平導出部2a−2
に固着される上側水平部2b−1と、該上側水平部2b
−1に連結される垂直部2b−2と、該垂直部2b−2
に連結される下側水平部2b−3を有する第2の端子部
材2bとからなる端子2を設けることにより、第1の端
子部材2aと第2の端子部材2bを、予め図4に示すよ
うに成形しておき、前記水平導出部2a−2と前記上側
水平部2b−1との一体化により、所定形状の端子2を
容易に形成することができる。特に、筒状の巻芯1への
接続部と、配線基板への接続とを兼ね備える長尺の短冊
状の1本の端子を金属製ケース5の外面と同一平面上に
なるように折り曲げることは容易ではないが、本願発明
は、上記したように、2つの端子部材に分割することに
より、このような問題を解決することができる。
と該接続部2a−1に連結される水平導出部2a−2を
有する第1の端子部材2aと、前記水平導出部2a−2
に固着される上側水平部2b−1と、該上側水平部2b
−1に連結される垂直部2b−2と、該垂直部2b−2
に連結される下側水平部2b−3を有する第2の端子部
材2bとからなる端子2を設けることにより、第1の端
子部材2aと第2の端子部材2bを、予め図4に示すよ
うに成形しておき、前記水平導出部2a−2と前記上側
水平部2b−1との一体化により、所定形状の端子2を
容易に形成することができる。特に、筒状の巻芯1への
接続部と、配線基板への接続とを兼ね備える長尺の短冊
状の1本の端子を金属製ケース5の外面と同一平面上に
なるように折り曲げることは容易ではないが、本願発明
は、上記したように、2つの端子部材に分割することに
より、このような問題を解決することができる。
第1図は本発明の面実装形巻線抵抗器を示す一部破断正
面図、第2図は従来の巻線抵抗器を示す一部破断正面
図、第3図(a)〜(f)本発明の面実装形巻線抵抗器
の巻芯を示す図であり、第3図(a)その巻芯の平面
図、第3図(b)はその巻芯の正面図、第3図(c)そ
の巻芯の側面図、第3図(d)は第3図(b)のA−
A′線の断面図、第3図(e)は第3図(b)のB−
B′線の断面図、第3図(f)は第3図(c)のC−
C′線の断面図、第4図(a)〜(e)は本発明の面実
装形巻線抵抗器の端子を示す図であり、第4図(a)は
その端子の第1の端子部材2aの側面図、第4図(b)
はその端子の第1の端子部材2aの平面図、第4図
(c)はその端子の第1の端子部材2aの正面図、第4
図(d)はその端子の第2の端子部材2bの正面図、第
4図(e)はその端子の第2の端子部材2bの側面図で
ある。 1……筒状の巻芯、1a……顎部、2……端子、2a…
…第1の端子部材、2a−1……凹部を有する接続部、
2a−1−1……接続部の外側面2a−2……水平導出
部、2b……第2の端子部材、2b−1……上側水平
部、2b−2……垂直部、2b−3……下側水平部、3
……抵抗線、4……充填材、5……金属製ケース、6…
…窪み部、7……凸部。
面図、第2図は従来の巻線抵抗器を示す一部破断正面
図、第3図(a)〜(f)本発明の面実装形巻線抵抗器
の巻芯を示す図であり、第3図(a)その巻芯の平面
図、第3図(b)はその巻芯の正面図、第3図(c)そ
の巻芯の側面図、第3図(d)は第3図(b)のA−
A′線の断面図、第3図(e)は第3図(b)のB−
B′線の断面図、第3図(f)は第3図(c)のC−
C′線の断面図、第4図(a)〜(e)は本発明の面実
装形巻線抵抗器の端子を示す図であり、第4図(a)は
その端子の第1の端子部材2aの側面図、第4図(b)
はその端子の第1の端子部材2aの平面図、第4図
(c)はその端子の第1の端子部材2aの正面図、第4
図(d)はその端子の第2の端子部材2bの正面図、第
4図(e)はその端子の第2の端子部材2bの側面図で
ある。 1……筒状の巻芯、1a……顎部、2……端子、2a…
…第1の端子部材、2a−1……凹部を有する接続部、
2a−1−1……接続部の外側面2a−2……水平導出
部、2b……第2の端子部材、2b−1……上側水平
部、2b−2……垂直部、2b−3……下側水平部、3
……抵抗線、4……充填材、5……金属製ケース、6…
…窪み部、7……凸部。
Claims (2)
- 【請求項1】抵抗線3が巻かれた筒状の巻芯1の両端の
顎部に前記筒状の巻芯1の周面を覆うように熱伝導性の
良い金属製ケース5が装着されており、前記筒状の巻芯
1の両端部に窪み部6が形成され、該窪み部6に凸部7
が形成され、該凸部7に係合する凹部を有する接続部2
a−1と該接続部2a−1に連結される水平導出部2a
−2を有する第1の端子部材2aと、前記水平導出部2
a−2に固着される上側水平部2b−1と、該上側水平
部2b−1に連結される垂直部2b−2と、該垂直部2
b−2に連結される下側水平部2b−3を有する第2の
端子部材2bとからなる端子2が前記筒状の巻芯1に固
定され、前記端子2の第1の端子部材2aの接続部2a
−1は前記抵抗線3に導通され、前記端子2の第2の端
子部材2bの下側水平部2b−3は実装されるべき配線
基板と水平になるように、かつ前記金属製ケース5の底
面と同一平面上になるように折り曲げられ、前記抵抗線
3と前面金属製ケース5との間の空間には熱伝導性の良
い絶縁性の充填材4が充填されている面実装形巻線抵抗
器。 - 【請求項2】筒状の巻芯1の両端部に顎部1aを形成
し、該巻芯1の両端部に窪み部6が形成され、該窪み部
6に凸部7が形成され、該凸部7に係合する凹部を有す
る接続部2a−1と該接続部2a−1に連結される水平
導出部2a−2を有する第1の端子部材2aと、該水平
導出部2a−2に固着される上側水平部2b−1と該上
側水平部2b−1に連結される垂直部2b−2と該垂直
部2b−2に連結される下側水平部2b−3を有する第
2の端子部材2bとからなる端子2を取り付け、前記筒
状の巻芯1に抵抗線3を巻き、該抵抗線3の両端を前記
端子2の第1の端子部材2aの接続部2a−1と接続
し、熱伝導性の良い金属製ケース5を前記筒状の巻芯1
の周面を覆うように装着し、前記端子2の第2の端子部
材2bの下側水平部2b−3は実装されるべき配線基板
と水平になるように、かつ前記金属製ケース5の底面と
同一平面上になるように折り曲げられ、前記抵抗線3と
前記金属製ケース5との間の空間に熱伝導性の良い絶縁
性の充填材4を充填したことを特徴とする面実装形巻線
抵抗器の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2185398A JPH0630281B2 (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | 面実装形巻線抵抗器およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2185398A JPH0630281B2 (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | 面実装形巻線抵抗器およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0473902A JPH0473902A (ja) | 1992-03-09 |
| JPH0630281B2 true JPH0630281B2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=16170104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2185398A Expired - Lifetime JPH0630281B2 (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | 面実装形巻線抵抗器およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0630281B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5349758B2 (ja) * | 2007-01-25 | 2013-11-20 | パナソニック株式会社 | 金属板抵抗器 |
| CN106469595A (zh) * | 2016-10-27 | 2017-03-01 | 成都聚立汇信科技有限公司 | 一种电路板用散热电阻 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62116502U (ja) * | 1986-01-16 | 1987-07-24 | ||
| JPS63162501U (ja) * | 1987-04-13 | 1988-10-24 |
-
1990
- 1990-07-16 JP JP2185398A patent/JPH0630281B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0473902A (ja) | 1992-03-09 |
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