JPH06321937A - 3−アロイルベンゾ[b]チオフェン類のスルホン酸誘導体およびカルバミン酸誘導体 - Google Patents
3−アロイルベンゾ[b]チオフェン類のスルホン酸誘導体およびカルバミン酸誘導体Info
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- JPH06321937A JPH06321937A JP6047091A JP4709194A JPH06321937A JP H06321937 A JPH06321937 A JP H06321937A JP 6047091 A JP6047091 A JP 6047091A JP 4709194 A JP4709194 A JP 4709194A JP H06321937 A JPH06321937 A JP H06321937A
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- C07D333/50—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom condensed with carbocyclic rings or ring systems
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 式(I)で示される化合物ならびにその医薬的
に許容される塩および溶媒和物、ならびに当該化合物ま
たはその医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物を活性
成分とする医薬組成物。 [Xは単結合または−CH2−を;R2はピロリジノ、
ピペリジノまたはヘキサメチレンイミノから選択される
複素環を;R,R1はOH,−OSO2−(CH2)n
−CH3または−OC(=O)NH−R3等を;R3は
C1〜C6アルキル、C3〜C6シクロアルキル、(置
換)フェニル(ここに置換基はフルオロ、クロロ、C1
〜C3アルキルまたはC1〜C3アルコキシである)
を;それぞれ表す。nは3,4または5であり、RとR
1のうち少なくとも1つは−OSO2−(CH2)n−
CH3または−OC(=O)NH−R3を表すものとす
る。] 【効果】 骨損失の防止、血清コレステロールの低下な
らびにホルモン依存性の乳癌および子宮癌の治療に有用
である。
に許容される塩および溶媒和物、ならびに当該化合物ま
たはその医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物を活性
成分とする医薬組成物。 [Xは単結合または−CH2−を;R2はピロリジノ、
ピペリジノまたはヘキサメチレンイミノから選択される
複素環を;R,R1はOH,−OSO2−(CH2)n
−CH3または−OC(=O)NH−R3等を;R3は
C1〜C6アルキル、C3〜C6シクロアルキル、(置
換)フェニル(ここに置換基はフルオロ、クロロ、C1
〜C3アルキルまたはC1〜C3アルコキシである)
を;それぞれ表す。nは3,4または5であり、RとR
1のうち少なくとも1つは−OSO2−(CH2)n−
CH3または−OC(=O)NH−R3を表すものとす
る。] 【効果】 骨損失の防止、血清コレステロールの低下な
らびにホルモン依存性の乳癌および子宮癌の治療に有用
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は3-アロイルベンゾチオ
フェン類、それを含有する組成物ならびに骨損失の防
止、高コレステロール血症の治療、ホルモン依存性の哺
乳類の乳癌腫および子宮癌腫の治療におけるその使用に
関する。
フェン類、それを含有する組成物ならびに骨損失の防
止、高コレステロール血症の治療、ホルモン依存性の哺
乳類の乳癌腫および子宮癌腫の治療におけるその使用に
関する。
【0002】
【従来の技術】骨損失の機序はよくわかっていないが、
実質的にこの障害は、骨組織が最終的に損失するように
傾いた、新しい健康な骨の形成と古い骨の再吸収の間の
不均衡から生じる。この骨損失には骨の鉱物含量とタン
パク質基盤成分の両方の減少が含まれ、主として大腿骨
と前腕および脊柱内の骨の骨折率の増大をもたらす。こ
れらの骨折は続いて一般的罹患率の増大や身長と可動性
の著しい損失をもたらし、また多くの場合、合併症によ
る死亡率の増大をもたらす。
実質的にこの障害は、骨組織が最終的に損失するように
傾いた、新しい健康な骨の形成と古い骨の再吸収の間の
不均衡から生じる。この骨損失には骨の鉱物含量とタン
パク質基盤成分の両方の減少が含まれ、主として大腿骨
と前腕および脊柱内の骨の骨折率の増大をもたらす。こ
れらの骨折は続いて一般的罹患率の増大や身長と可動性
の著しい損失をもたらし、また多くの場合、合併症によ
る死亡率の増大をもたらす。
【0003】骨の損失は広範囲の対象に認められ、これ
らの対象には閉経後の婦人、子宮摘出を経験した患者、
長期間にわたるコルチコステロイドの投与を経験したこ
とがあるか、もしくは現在経験している患者、クッシン
グ症候群に冒されている患者および生殖腺発育不全の患
者が含まれる。
らの対象には閉経後の婦人、子宮摘出を経験した患者、
長期間にわたるコルチコステロイドの投与を経験したこ
とがあるか、もしくは現在経験している患者、クッシン
グ症候群に冒されている患者および生殖腺発育不全の患
者が含まれる。
【0004】抑制されない骨の損失は骨粗鬆症をもたら
し得る。これは骨の体積が減少することなく骨の重量が
減少して(密度の減少と骨空間の拡張)、小孔と脆性を作
り出すことを顕著な特徴とする主要な衰弱性疾患であ
る。
し得る。これは骨の体積が減少することなく骨の重量が
減少して(密度の減少と骨空間の拡張)、小孔と脆性を作
り出すことを顕著な特徴とする主要な衰弱性疾患であ
る。
【0005】骨粗鬆症の最も一般的な種類のひとつは閉
経後の婦人に認められるもので、米国だけで2千万人な
いし2千5百万人の婦人を冒していると見積もられてい
る。閉経後骨粗鬆症の重要な特徴は、卵巣によるエスト
ロゲン生産の停止に起因する骨重量の大きくて迅速な損
失である。実際に、骨粗鬆症性骨損失の進行を制限する
というエストロゲンの能力をデータが支持しており、エ
ストロゲン置換は米国と他の多くの国において閉経後骨
粗鬆症の治療であると認識されている。
経後の婦人に認められるもので、米国だけで2千万人な
いし2千5百万人の婦人を冒していると見積もられてい
る。閉経後骨粗鬆症の重要な特徴は、卵巣によるエスト
ロゲン生産の停止に起因する骨重量の大きくて迅速な損
失である。実際に、骨粗鬆症性骨損失の進行を制限する
というエストロゲンの能力をデータが支持しており、エ
ストロゲン置換は米国と他の多くの国において閉経後骨
粗鬆症の治療であると認識されている。
【0006】すべての哺乳類細胞はその細胞膜の構造成
分として、また非ステロール最終産物のためにコレステ
ロールを必要とする。またステロイドホルモン合成にも
コレステロールが必要である。しかし細胞膜中でコレス
テロールを有用にしている特性、すなわち水への不溶性
こそが、コレステロールを潜在的に致命的にもしている
のである。コレステロールが間違った場所、例えば動脈
の壁内などに蓄積すると、それを容易に可動化すること
は不可能であり、その存在がアテローム性動脈硬化斑の
発生をもたらす。低密度リポタンパク質に関連する血清
コレステロール濃度の上昇はアテローム性動脈硬化の発
生と進行に重要な寄与をなす因子であることが立証され
ている。
分として、また非ステロール最終産物のためにコレステ
ロールを必要とする。またステロイドホルモン合成にも
コレステロールが必要である。しかし細胞膜中でコレス
テロールを有用にしている特性、すなわち水への不溶性
こそが、コレステロールを潜在的に致命的にもしている
のである。コレステロールが間違った場所、例えば動脈
の壁内などに蓄積すると、それを容易に可動化すること
は不可能であり、その存在がアテローム性動脈硬化斑の
発生をもたらす。低密度リポタンパク質に関連する血清
コレステロール濃度の上昇はアテローム性動脈硬化の発
生と進行に重要な寄与をなす因子であることが立証され
ている。
【0007】哺乳動物の場合、血清リポタンパク質はト
リグリセリド、リン脂質、アポタンパク質およびコレス
テリルエステルを伴うコレステロールから構成されてい
る。血清または血漿のリポタンパク質は数種の画分から
構成されている。血漿リポタンパク質の主要な画分また
は種類は極低密度リポタンパク質(VLDL)、低密度リ
ポタンパク質(LDL)、中密度リポタンパク質(IDL)
および高密度リポタンパク質(HDL)である。これらの
種類は、核内のコレステリルエステルとトリグリセリド
の相対的比率、密度と大きさ、表面のアポタンパク質の
性質が互いに異なっている。
リグリセリド、リン脂質、アポタンパク質およびコレス
テリルエステルを伴うコレステロールから構成されてい
る。血清または血漿のリポタンパク質は数種の画分から
構成されている。血漿リポタンパク質の主要な画分また
は種類は極低密度リポタンパク質(VLDL)、低密度リ
ポタンパク質(LDL)、中密度リポタンパク質(IDL)
および高密度リポタンパク質(HDL)である。これらの
種類は、核内のコレステリルエステルとトリグリセリド
の相対的比率、密度と大きさ、表面のアポタンパク質の
性質が互いに異なっている。
【0008】哺乳動物の場合、血清コレステロールは外
因的な栄養源に由来すると共に、内因性の合成にも由来
する。コレステロールの内因性合成には、一般にメバロ
ン酸経路と呼ばれる複雑な一組の酵素触媒反応と調節機
構が関与する。メバロン酸代謝の大量最終産物であるコ
レステロールは、受容体が媒介するエンドサイトーシス
によって細胞に侵入する血漿低密度リポタンパク質に由
来すると共に細胞内での合成にも由来するので、細胞は
メバロン酸合成を調節する上で複雑な問題に直面する。
各細胞はステロールの過剰蓄積を避ける一方でメバロン
酸合成を維持するように、これらの外因性供給源と内因
性供給源を平衡させなければならない。この平衡はメバ
ロン酸合成内の少なくとも2つの連続する酵素、3-ヒ
ドロキシ-3-メチルグルタリル補酵素A(HMG-Co
A)シンターゼとHMG-CoAリダクターゼのフィード
バック調節およびLDL受容体のフィードバック調節に
よって達成される。LDLが存在しない場合、哺乳動物
細胞は上記2つの酵素の高活性を維持し、それによって
コレステロールおよび非ステロール産物生産用のメバロ
ン酸を合成する。外因性供給源に由来するLDLが存在
する場合には、HMG-CoAシンターゼおよびレダク
ターゼの活性が抑制され、細胞は非ステロール最終産物
のためにより少ない量のメバロン酸を生産する。
因的な栄養源に由来すると共に、内因性の合成にも由来
する。コレステロールの内因性合成には、一般にメバロ
ン酸経路と呼ばれる複雑な一組の酵素触媒反応と調節機
構が関与する。メバロン酸代謝の大量最終産物であるコ
レステロールは、受容体が媒介するエンドサイトーシス
によって細胞に侵入する血漿低密度リポタンパク質に由
来すると共に細胞内での合成にも由来するので、細胞は
メバロン酸合成を調節する上で複雑な問題に直面する。
各細胞はステロールの過剰蓄積を避ける一方でメバロン
酸合成を維持するように、これらの外因性供給源と内因
性供給源を平衡させなければならない。この平衡はメバ
ロン酸合成内の少なくとも2つの連続する酵素、3-ヒ
ドロキシ-3-メチルグルタリル補酵素A(HMG-Co
A)シンターゼとHMG-CoAリダクターゼのフィード
バック調節およびLDL受容体のフィードバック調節に
よって達成される。LDLが存在しない場合、哺乳動物
細胞は上記2つの酵素の高活性を維持し、それによって
コレステロールおよび非ステロール産物生産用のメバロ
ン酸を合成する。外因性供給源に由来するLDLが存在
する場合には、HMG-CoAシンターゼおよびレダク
ターゼの活性が抑制され、細胞は非ステロール最終産物
のためにより少ない量のメバロン酸を生産する。
【0009】高リポタンパク質血症の治療がアテローム
性動脈硬化合併症を軽減または防止するであろうことを
数多くの証拠が示している。正常な体重を維持し、血漿
中の脂質濃度を最少化する食餌に加えて、治療法には高
リポタンパク質血症を悪化させる因子の除去と、リポタ
ンパク質の生産を減少させるか、もしくはそれらの血漿
からの除去効率を増大させることによってリポタンパク
質の血漿濃度を低下させる治療剤の投与が含まれる。
性動脈硬化合併症を軽減または防止するであろうことを
数多くの証拠が示している。正常な体重を維持し、血漿
中の脂質濃度を最少化する食餌に加えて、治療法には高
リポタンパク質血症を悪化させる因子の除去と、リポタ
ンパク質の生産を減少させるか、もしくはそれらの血漿
からの除去効率を増大させることによってリポタンパク
質の血漿濃度を低下させる治療剤の投与が含まれる。
【0010】高コレステロール血症の治療に現在利用で
きる薬物の有望な種類は、内因性コレステロール合成の
律速酵素であるHMG-CoAリダクターゼを阻害する
ことによって作用する。この種類の薬物は上記酵素の活
性を競争的に阻害する。結局、これがコレステロールの
内因性合成を低下させ、正常な恒常的機序によって血漿
コレステロールがLDL受容体に取り込まれて細胞内の
コレステロール平衡を修復する。
きる薬物の有望な種類は、内因性コレステロール合成の
律速酵素であるHMG-CoAリダクターゼを阻害する
ことによって作用する。この種類の薬物は上記酵素の活
性を競争的に阻害する。結局、これがコレステロールの
内因性合成を低下させ、正常な恒常的機序によって血漿
コレステロールがLDL受容体に取り込まれて細胞内の
コレステロール平衡を修復する。
【0011】体内の他の細胞と比較して、肝細胞はLD
Lの前駆体を放出すること並びに受容体が媒介する血清
からのLDL取り込みによって、血清コレステロールの
恒常性を維持するうえで重要な役割を果たしている。ヒ
トモデルと動物モデルの両方で、肝LDL受容体とLD
L関連血清コレステロールレベルの間には逆相関が存在
するようである。一般に、肝細胞受容体数が高いほどL
DL関連血清コレステロールレベルが低くなる。肝細胞
中に放出されたコレステロールはコレステロールエステ
ルとして貯蔵され、胆汁酸に変換され、胆管中に放出さ
れるか、もしくはオキシコレステロールプールに入るこ
とができる。コレステロール合成経路に関与する酵素お
よびLDL受容体の遺伝子の最終産物抑制に関与してい
ると考えられているのはこのオキシコレステロールプー
ルである。
Lの前駆体を放出すること並びに受容体が媒介する血清
からのLDL取り込みによって、血清コレステロールの
恒常性を維持するうえで重要な役割を果たしている。ヒ
トモデルと動物モデルの両方で、肝LDL受容体とLD
L関連血清コレステロールレベルの間には逆相関が存在
するようである。一般に、肝細胞受容体数が高いほどL
DL関連血清コレステロールレベルが低くなる。肝細胞
中に放出されたコレステロールはコレステロールエステ
ルとして貯蔵され、胆汁酸に変換され、胆管中に放出さ
れるか、もしくはオキシコレステロールプールに入るこ
とができる。コレステロール合成経路に関与する酵素お
よびLDL受容体の遺伝子の最終産物抑制に関与してい
ると考えられているのはこのオキシコレステロールプー
ルである。
【0012】冠状心臓疾患が主な健康上の問題である集
団において、その疾患の発病率は男性より女性の方が著
しく低い。このことは35歳から44歳までの男女のよ
うな比較的若い年齢群ではとりわけ顕著である。
団において、その疾患の発病率は男性より女性の方が著
しく低い。このことは35歳から44歳までの男女のよ
うな比較的若い年齢群ではとりわけ顕著である。
【0013】一般に、血漿リポタンパク質代謝は生殖腺
ステロイドの循環濃度による影響を受ける。生殖腺状態
の変化や外因性生殖腺ステロイドの投与がもたらす血清
エストロゲンおよびアンドロゲン濃度の変化は血清リポ
タンパク質レベルの変化を伴う。エストロゲンとアンド
ロゲンによって達成される変化は、一般にリポタンパク
質の性差が男女間のホルモンの相違によるのだという主
張を支持する。
ステロイドの循環濃度による影響を受ける。生殖腺状態
の変化や外因性生殖腺ステロイドの投与がもたらす血清
エストロゲンおよびアンドロゲン濃度の変化は血清リポ
タンパク質レベルの変化を伴う。エストロゲンとアンド
ロゲンによって達成される変化は、一般にリポタンパク
質の性差が男女間のホルモンの相違によるのだという主
張を支持する。
【0014】生殖腺ステロイドと血漿リポタンパク質の
間に一般に認められている関係は、アンドロゲンがHD
L濃度を低下させると共にLDLを増大させ、それゆえ
に女性と比較して男性に認められるHDLレベルが低く
LDLレベルが高いことに寄与しているということであ
る。エストロゲンはリポタンパク質に対して反対の効果
を持っている。すなわち、HDLが上昇し、LDLが低
下するのである。性ステロイドによって誘発されるリポ
タンパク質濃度に関するこれらの相違は、男性と比較し
て女性の心血管疾患の発病率が低いということに寄与し
ていると考えられる。閉経後は女性におけるエストロゲ
ンの保護効果が失われ、心血管疾患の発病率が男性のレ
ベルにまで増大する。エストロゲンを摂取している閉経
後の女性は一般に、エストロゲンを摂取していない類似
する年齢の女性よりも心血管疾患の比率が低い。エスト
ロゲンはとりわけ経口的に摂取すると、LDLの血漿レ
ベルを低下させ、HDLの血漿レベルを上昇させる。
間に一般に認められている関係は、アンドロゲンがHD
L濃度を低下させると共にLDLを増大させ、それゆえ
に女性と比較して男性に認められるHDLレベルが低く
LDLレベルが高いことに寄与しているということであ
る。エストロゲンはリポタンパク質に対して反対の効果
を持っている。すなわち、HDLが上昇し、LDLが低
下するのである。性ステロイドによって誘発されるリポ
タンパク質濃度に関するこれらの相違は、男性と比較し
て女性の心血管疾患の発病率が低いということに寄与し
ていると考えられる。閉経後は女性におけるエストロゲ
ンの保護効果が失われ、心血管疾患の発病率が男性のレ
ベルにまで増大する。エストロゲンを摂取している閉経
後の女性は一般に、エストロゲンを摂取していない類似
する年齢の女性よりも心血管疾患の比率が低い。エスト
ロゲンはとりわけ経口的に摂取すると、LDLの血漿レ
ベルを低下させ、HDLの血漿レベルを上昇させる。
【0015】エストロゲンがLDLのレベルを低下さ
せ、HDLのレベルを上昇させる機序はわかっていな
い。一般にリポタンパク質の血漿濃度の変化はその合成
速度または異化速度の変化によってもたらされる。例え
ば、エストロゲンは動物中の肝LDL受容体の数を増大
させるので、エストロゲンはLDLの血漿からのクリア
ランスを増大させることによってLDLレベルを低下さ
せるのかもしれない。
せ、HDLのレベルを上昇させる機序はわかっていな
い。一般にリポタンパク質の血漿濃度の変化はその合成
速度または異化速度の変化によってもたらされる。例え
ば、エストロゲンは動物中の肝LDL受容体の数を増大
させるので、エストロゲンはLDLの血漿からのクリア
ランスを増大させることによってLDLレベルを低下さ
せるのかもしれない。
【0016】タモキシフェン(1-p-β-ジメチルアミノ
エトキシフェニル-トランス-1,2-ジフェニルブタ-1-
エン)はよく知られた抗エストロゲン化合物であり、哺
乳動物の乳癌腫に対する活性を持っている。メルク・イ
ンデックス第11版の1430(1989)を参照のこ
と。さらにタモキシフェン類縁体も哺乳類の乳癌腫に対
する活性を含む抗エストロゲン活性を有す(米国特許第
4623660号)。他にも数多くの化合物が同様に抗
エストロゲン活性を持ち、哺乳類乳腫瘍の成長の抑制を
もたらす。例えば2-フェニル-3-アロイルベンゾチオ
フェン類と2-フェニル-3-アロイルベンゾチオフェン-
1-オキシド類は米国特許第4133814号に開示さ
れており、3-フェニル-4-アロイル-1,2-ジヒドロナ
フタレン類と1-アロイル-2-フェニルナフタレン類は
米国特許第4230862号に記述されている。また6
-ヒドロキシ-2-(4-ヒドロキシフェニル)-3-[4-(2
-ピペリジノエトキシ)ベンゾイル]ベンゾ[b]チオフ
ェンは米国特許第4418068号に教示されている。
エトキシフェニル-トランス-1,2-ジフェニルブタ-1-
エン)はよく知られた抗エストロゲン化合物であり、哺
乳動物の乳癌腫に対する活性を持っている。メルク・イ
ンデックス第11版の1430(1989)を参照のこ
と。さらにタモキシフェン類縁体も哺乳類の乳癌腫に対
する活性を含む抗エストロゲン活性を有す(米国特許第
4623660号)。他にも数多くの化合物が同様に抗
エストロゲン活性を持ち、哺乳類乳腫瘍の成長の抑制を
もたらす。例えば2-フェニル-3-アロイルベンゾチオ
フェン類と2-フェニル-3-アロイルベンゾチオフェン-
1-オキシド類は米国特許第4133814号に開示さ
れており、3-フェニル-4-アロイル-1,2-ジヒドロナ
フタレン類と1-アロイル-2-フェニルナフタレン類は
米国特許第4230862号に記述されている。また6
-ヒドロキシ-2-(4-ヒドロキシフェニル)-3-[4-(2
-ピペリジノエトキシ)ベンゾイル]ベンゾ[b]チオフ
ェンは米国特許第4418068号に教示されている。
【0017】エストロゲンは骨と血清脂質に対して有益
な効果を持っているが、極めて低レベルであったとして
も、長期間にわたるエストロゲン療法は子宮癌と乳癌の
危険が増大することを含む様々な障害に関係しており、
それが多くの婦人がこの治療を避ける原因となってい
る。プロゲストゲンとエストロゲンを組み合わせて投与
することなど、癌の危険性を減少させるべく最近提案さ
れた治療法は、ほとんどの老婦人にとって許容し得ない
定期的な離脱出血をもたらす。エストロゲン療法に伴う
かなりの望ましくない効果に関する懸念と、既存の骨損
失を反転させるというエストロゲンの能力に制約がある
点は、所望の効果を生じさせると共に望ましくない効果
を引き起こさない、骨損失、高コレステロール血症なら
びにホルモン依存性の哺乳類乳癌腫および子宮癌腫のた
めの代替療法を開発する必要性を支持している。
な効果を持っているが、極めて低レベルであったとして
も、長期間にわたるエストロゲン療法は子宮癌と乳癌の
危険が増大することを含む様々な障害に関係しており、
それが多くの婦人がこの治療を避ける原因となってい
る。プロゲストゲンとエストロゲンを組み合わせて投与
することなど、癌の危険性を減少させるべく最近提案さ
れた治療法は、ほとんどの老婦人にとって許容し得ない
定期的な離脱出血をもたらす。エストロゲン療法に伴う
かなりの望ましくない効果に関する懸念と、既存の骨損
失を反転させるというエストロゲンの能力に制約がある
点は、所望の効果を生じさせると共に望ましくない効果
を引き起こさない、骨損失、高コレステロール血症なら
びにホルモン依存性の哺乳類乳癌腫および子宮癌腫のた
めの代替療法を開発する必要性を支持している。
【0018】エストロゲン受容体と相互作用する抗エス
トロゲンとして一般に知られている化合物を利用するこ
とによってこの必要性を満たそうとする試みは、おそら
くはこれらの化合物が一般に混じりあった作用薬/拮抗
薬効果を示すという事実ゆえに、成功に制約があった。
すなわち、これらの化合物はエストロゲンの受容体との
相互作用を拮抗することができるが、その化合物自身が
エストロゲン受容体を有する組織においてエストロゲン
性応答を引き起こし得るのである。したがっていくつか
の抗エストロゲンはエストロゲン療法に伴う何らかの有
害な効果をこうむりやすい。
トロゲンとして一般に知られている化合物を利用するこ
とによってこの必要性を満たそうとする試みは、おそら
くはこれらの化合物が一般に混じりあった作用薬/拮抗
薬効果を示すという事実ゆえに、成功に制約があった。
すなわち、これらの化合物はエストロゲンの受容体との
相互作用を拮抗することができるが、その化合物自身が
エストロゲン受容体を有する組織においてエストロゲン
性応答を引き起こし得るのである。したがっていくつか
の抗エストロゲンはエストロゲン療法に伴う何らかの有
害な効果をこうむりやすい。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明は新規化合物、
それら化合物を含有する医薬製剤および骨損失の防止、
高コレステロール血症の治療ならびにホルモン依存性の
哺乳類乳癌腫および子宮癌腫の治療をする方法であっ
て、エストロゲン療法に関連する有害な効果を実質上伴
わず、それゆえに上記の疾患および状態にとって効果的
で許容し得る治療となり得る方法を提供する。
それら化合物を含有する医薬製剤および骨損失の防止、
高コレステロール血症の治療ならびにホルモン依存性の
哺乳類乳癌腫および子宮癌腫の治療をする方法であっ
て、エストロゲン療法に関連する有害な効果を実質上伴
わず、それゆえに上記の疾患および状態にとって効果的
で許容し得る治療となり得る方法を提供する。
【0020】
【課題を解決する手段】本発明は式:
【化3】 [Xは単結合または−CH2−を表す。R2はピロリジ
ノ、ピペリジノまたはヘキサメチレンイミノから選択さ
れる複素環を表す。RはOH,−OSO2−(CH2)n−
CH3または−OC(=O)NH−R3を表す。R1は水
素、OH、フルオロ、クロロ、−OSO2−(CH2)n−
CH3または−OC(=O)NH−R3を表す。R3はそれ
ぞれ独立にC1〜C6アルキル、C3〜C6シクロアルキ
ル、非置換または置換フェニル(ここに置換基はフルオ
ロ、クロロ、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3アルコキ
シである)を表す。nはそれぞれ独立に3、4または5
を表す。]で示される新規な3-アロイルベンゾ[b]
チオフェン類ならびにその医薬的に許容される塩および
溶媒和物を提供する。ただし、RとR1のうち少なくと
も1つは−OSO2−(CH2)n−CH3または−OC(=
O)NH−R3を表すものとする。
ノ、ピペリジノまたはヘキサメチレンイミノから選択さ
れる複素環を表す。RはOH,−OSO2−(CH2)n−
CH3または−OC(=O)NH−R3を表す。R1は水
素、OH、フルオロ、クロロ、−OSO2−(CH2)n−
CH3または−OC(=O)NH−R3を表す。R3はそれ
ぞれ独立にC1〜C6アルキル、C3〜C6シクロアルキ
ル、非置換または置換フェニル(ここに置換基はフルオ
ロ、クロロ、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3アルコキ
シである)を表す。nはそれぞれ独立に3、4または5
を表す。]で示される新規な3-アロイルベンゾ[b]
チオフェン類ならびにその医薬的に許容される塩および
溶媒和物を提供する。ただし、RとR1のうち少なくと
も1つは−OSO2−(CH2)n−CH3または−OC(=
O)NH−R3を表すものとする。
【0021】また本発明は式(I)で示される化合物と医
薬的に許容される担体、希釈剤または賦形剤からなる医
薬製剤をも提供する。
薬的に許容される担体、希釈剤または賦形剤からなる医
薬製剤をも提供する。
【0022】さらに本発明は骨損失の防止、高コレステ
ロール血症の治療ならびにホルモン依存性の哺乳類乳癌
腫および子宮癌腫の治療をする方法であって、そのよう
な治療を必要とする哺乳動物に式(I)で示される化合物
の有効量を投与することからなる方法をも提供する。
ロール血症の治療ならびにホルモン依存性の哺乳類乳癌
腫および子宮癌腫の治療をする方法であって、そのよう
な治療を必要とする哺乳動物に式(I)で示される化合物
の有効量を投与することからなる方法をも提供する。
【0023】式(I)で示される化合物は少なくとも分子
骨格としてメタノンを用いるか、もしくは分子骨格とし
てベンゾ[b]チオフェンを用いることによって、明白
に命名することができる。例示のために1または両分子
骨格を用いて式(I)で示される化合物を以下に命名す
る。
骨格としてメタノンを用いるか、もしくは分子骨格とし
てベンゾ[b]チオフェンを用いることによって、明白
に命名することができる。例示のために1または両分子
骨格を用いて式(I)で示される化合物を以下に命名す
る。
【0024】式(I)で示される化合物を記述する場合に
用いる一般的な化学用語は通常の意味を有する。例えば
「アルキル」という用語はそれ自体または別の置換基の
一部として、表示された炭素原子数を有する直鎖または
分枝鎖のアルキルラジカルを意味し、例えばメチル、エ
チル、プロピルおよびイソプロピルなどや、表示されて
いる場合にはより高級な相同体および異性体である。
用いる一般的な化学用語は通常の意味を有する。例えば
「アルキル」という用語はそれ自体または別の置換基の
一部として、表示された炭素原子数を有する直鎖または
分枝鎖のアルキルラジカルを意味し、例えばメチル、エ
チル、プロピルおよびイソプロピルなどや、表示されて
いる場合にはより高級な相同体および異性体である。
【0025】「アルコキシ」という用語はメトキシ、エ
トキシ、プロポキシなど、酸素原子によって連結された
表示の炭素原子数を有するアルキル基を意味し、例えば
イソプロポキシなどの分枝鎖構造をも含む。
トキシ、プロポキシなど、酸素原子によって連結された
表示の炭素原子数を有するアルキル基を意味し、例えば
イソプロポキシなどの分枝鎖構造をも含む。
【0026】式(I)で示されるベンゾ[b]チオフェン
類は、自然の過程、外科的過程または他の過程によって
月経が停止した後の婦人に起こるような内因性エストロ
ゲンの欠失によってもたらされる骨の損失を防止する。
男性で起こる骨の密度と質量の減少もホルモン性調節の
欠失に結びつけられるので、これもまた本発明の方法に
よる治療の標的である。
類は、自然の過程、外科的過程または他の過程によって
月経が停止した後の婦人に起こるような内因性エストロ
ゲンの欠失によってもたらされる骨の損失を防止する。
男性で起こる骨の密度と質量の減少もホルモン性調節の
欠失に結びつけられるので、これもまた本発明の方法に
よる治療の標的である。
【0027】また、式(I)で示されるベンゾ[b]チオ
フェン類はヒトの血清コレステロールレベルを低下させ
るはずである。過剰の血清コレステロールは、自然の過
程、外科的過程または他の過程ゆえに月経が停止した後
の婦人および生殖腺発育不全の患者に起こるような内因
性エストロゲンの欠失を含む様々な状態と障害によって
もたらされ得る。
フェン類はヒトの血清コレステロールレベルを低下させ
るはずである。過剰の血清コレステロールは、自然の過
程、外科的過程または他の過程ゆえに月経が停止した後
の婦人および生殖腺発育不全の患者に起こるような内因
性エストロゲンの欠失を含む様々な状態と障害によって
もたらされ得る。
【0028】さらに式(I)で示される化合物は、有効量
で投与すれば、ホルモンに依存する哺乳類の乳癌腫およ
び子宮癌腫を治療的に処置する際にも有用である。本明
細書において「ホルモンに依存する乳癌腫および子宮癌
腫を治療的に処置する」という用語はその存在または成
長に有害な影響を与えることを意味し、哺乳類の乳癌腫
および子宮癌腫の予防手段を含む。「有効量」という用
語は、哺乳類の乳癌腫および子宮癌腫の予防的または治
療的処置を与えるに足る活性物質の投与量を意味する。
で投与すれば、ホルモンに依存する哺乳類の乳癌腫およ
び子宮癌腫を治療的に処置する際にも有用である。本明
細書において「ホルモンに依存する乳癌腫および子宮癌
腫を治療的に処置する」という用語はその存在または成
長に有害な影響を与えることを意味し、哺乳類の乳癌腫
および子宮癌腫の予防手段を含む。「有効量」という用
語は、哺乳類の乳癌腫および子宮癌腫の予防的または治
療的処置を与えるに足る活性物質の投与量を意味する。
【0029】「ホルモン依存性の癌腫」という用語は、
当該技術分野では一般に、哺乳類ホルモンの存在、不
在、豊富または不十分によってその成長が何らかの形で
影響を受ける癌腫を意味するものと理解されている。こ
のようなホルモンにはエストロゲンとプロラクチンが含
まれるが、これらに限定されるものではない。
当該技術分野では一般に、哺乳類ホルモンの存在、不
在、豊富または不十分によってその成長が何らかの形で
影響を受ける癌腫を意味するものと理解されている。こ
のようなホルモンにはエストロゲンとプロラクチンが含
まれるが、これらに限定されるものではない。
【0030】式(I)で示されるベンゾチオフェン類は、
一次性標的組織(primary sex target tissue)内の従来
のエストロゲン受容体に対して高い親和性を示す一連の
非ステロイド化合物である。しかしこれらは上記の組織
内で最小限度のエストロゲン性応答を引き出し、事実
上、エストラジオールなどの天然のエストロゲンの強力
な拮抗薬として作用する。他の構造的に異なる抗エスト
ロゲン化合物とは対照的に、式(I)で示されるベンゾチ
オフェン類は、骨密度と血清コレステロールレベルに対
するエストロゲン性応答を引き出しつつ、一次性標的組
織内で古典的なエストロゲン性応答を拮抗することがで
きる。この二分法は骨の損失を防止する際や高コレステ
ロール血症を治療する際に高度に望ましい特定の標的細
胞に対する選択的な作用薬/拮抗薬作用を示す。したが
って本発見の一次的な利益は、式(I)で示されるベンゾ
チオフェン類が骨の損失を防止し、血清コレステロール
レベルを低下させるが、一次性標的組織内で有意なエス
トロゲン性応答を引き起こさないということである。こ
のように本発明は骨の損失を防止する方法と血清コレス
テロールレベルを低下させる方法であって、治療を必要
とするヒトに骨の損失を防止する量および/または血清
コレステロールレベルを低下させる量であるが、一次性
標的組織に有意な影響を与えない量の式(I)で示される
化合物を投与することからなる方法を提供する。
一次性標的組織(primary sex target tissue)内の従来
のエストロゲン受容体に対して高い親和性を示す一連の
非ステロイド化合物である。しかしこれらは上記の組織
内で最小限度のエストロゲン性応答を引き出し、事実
上、エストラジオールなどの天然のエストロゲンの強力
な拮抗薬として作用する。他の構造的に異なる抗エスト
ロゲン化合物とは対照的に、式(I)で示されるベンゾチ
オフェン類は、骨密度と血清コレステロールレベルに対
するエストロゲン性応答を引き出しつつ、一次性標的組
織内で古典的なエストロゲン性応答を拮抗することがで
きる。この二分法は骨の損失を防止する際や高コレステ
ロール血症を治療する際に高度に望ましい特定の標的細
胞に対する選択的な作用薬/拮抗薬作用を示す。したが
って本発見の一次的な利益は、式(I)で示されるベンゾ
チオフェン類が骨の損失を防止し、血清コレステロール
レベルを低下させるが、一次性標的組織内で有意なエス
トロゲン性応答を引き起こさないということである。こ
のように本発明は骨の損失を防止する方法と血清コレス
テロールレベルを低下させる方法であって、治療を必要
とするヒトに骨の損失を防止する量および/または血清
コレステロールレベルを低下させる量であるが、一次性
標的組織に有意な影響を与えない量の式(I)で示される
化合物を投与することからなる方法を提供する。
【0031】本発明の好ましい化合物は、式(I)におい
てR2がピロリジノまたはピペリジノを表し、Rが−O
SO2−(CH2)n−CH3を表し、R1がフルオロ、クロ
ロまたは−OSO2−(CH2)n−CH3から選択され、n
がそれぞれ独立に3、4または5を表す化合物ならびに
医薬的に許容される酸付加塩および溶媒和物である。
てR2がピロリジノまたはピペリジノを表し、Rが−O
SO2−(CH2)n−CH3を表し、R1がフルオロ、クロ
ロまたは−OSO2−(CH2)n−CH3から選択され、n
がそれぞれ独立に3、4または5を表す化合物ならびに
医薬的に許容される酸付加塩および溶媒和物である。
【0032】とりわけ好ましい化合物は、式(I)におい
てR2がピペリジノ環を表し、Rが−OSO2−(CH2)n
−CH3を表し、R1が−SO2−(CH2)n−CH3を表
し、nがそれぞれ独立に3または4を表す化合物ならび
にその医薬的に許容される酸付加塩および溶媒和物であ
る。
てR2がピペリジノ環を表し、Rが−OSO2−(CH2)n
−CH3を表し、R1が−SO2−(CH2)n−CH3を表
し、nがそれぞれ独立に3または4を表す化合物ならび
にその医薬的に許容される酸付加塩および溶媒和物であ
る。
【0033】上述のように、本発明は上記式(I)で定義
される化合物の医薬的に許容される塩を包含する。式
(I)で示される化合物は、いくつかの非毒性無機塩基お
よび非毒性無機および有機酸のいずれかと反応して医薬
的に許容される塩を形成することができる。医薬的に許
容される酸付加塩を形成させるために一般的に使用され
る酸は、塩化水素酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫
酸、リン酸などの無機酸と、p-トルエンスルホン酸、
メタンスルホン酸、p-ブロモフェニルスルホン酸、炭
酸、コハク酸、クエン酸、安息香酸、酢酸などの有機酸
である。したがって医薬的に許容される塩の例は、硫酸
塩、ピロ硫酸塩、重硫酸塩、亜硫酸塩、重亜硫酸塩、リ
ン酸塩、リン酸一水素塩、リン酸二水素塩、メタリン酸
塩、ピロリン酸塩、塩化物、臭化物、ヨウ化物、酢酸
塩、プロピオン酸塩、デカン酸塩、カプリル酸塩、アク
リル酸塩、ギ酸塩、イソラク酸塩、カプロン酸塩、ヘプ
タン酸塩、プロピオール酸塩、マロン酸塩、コハク酸
塩、スベリン酸塩、セバシン酸塩、フマル酸塩、マレイ
ン酸塩、ブチン-1,4-二酸塩、ヘキシン-1,6-二酸
塩、安息香酸塩、クロロ安息香酸塩、メチル安息香酸
塩、ジニトロ安息香酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩、メト
キシ安息香酸塩、フタル酸塩、スルホン酸塩、キシレン
スルホン酸塩、フェニル酢酸塩、フェニルプロピオン酸
塩、フェニルラク酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、γ-ヒド
ロキシラク酸塩、グルコール酸塩、酒石酸塩、メタンス
ルホン酸塩、プロパンスルホン酸塩、ナフタレン-1-ス
ルホン酸塩、ナフタレン-2-スルホン酸塩、マンデル酸
塩などである。好ましい医薬的に許容される酸付加塩
は、塩化水素酸や臭化水素酸などの無機酸で形成するも
のと、クエン酸などの有機酸で形成するものである。
される化合物の医薬的に許容される塩を包含する。式
(I)で示される化合物は、いくつかの非毒性無機塩基お
よび非毒性無機および有機酸のいずれかと反応して医薬
的に許容される塩を形成することができる。医薬的に許
容される酸付加塩を形成させるために一般的に使用され
る酸は、塩化水素酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫
酸、リン酸などの無機酸と、p-トルエンスルホン酸、
メタンスルホン酸、p-ブロモフェニルスルホン酸、炭
酸、コハク酸、クエン酸、安息香酸、酢酸などの有機酸
である。したがって医薬的に許容される塩の例は、硫酸
塩、ピロ硫酸塩、重硫酸塩、亜硫酸塩、重亜硫酸塩、リ
ン酸塩、リン酸一水素塩、リン酸二水素塩、メタリン酸
塩、ピロリン酸塩、塩化物、臭化物、ヨウ化物、酢酸
塩、プロピオン酸塩、デカン酸塩、カプリル酸塩、アク
リル酸塩、ギ酸塩、イソラク酸塩、カプロン酸塩、ヘプ
タン酸塩、プロピオール酸塩、マロン酸塩、コハク酸
塩、スベリン酸塩、セバシン酸塩、フマル酸塩、マレイ
ン酸塩、ブチン-1,4-二酸塩、ヘキシン-1,6-二酸
塩、安息香酸塩、クロロ安息香酸塩、メチル安息香酸
塩、ジニトロ安息香酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩、メト
キシ安息香酸塩、フタル酸塩、スルホン酸塩、キシレン
スルホン酸塩、フェニル酢酸塩、フェニルプロピオン酸
塩、フェニルラク酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、γ-ヒド
ロキシラク酸塩、グルコール酸塩、酒石酸塩、メタンス
ルホン酸塩、プロパンスルホン酸塩、ナフタレン-1-ス
ルホン酸塩、ナフタレン-2-スルホン酸塩、マンデル酸
塩などである。好ましい医薬的に許容される酸付加塩
は、塩化水素酸や臭化水素酸などの無機酸で形成するも
のと、クエン酸などの有機酸で形成するものである。
【0034】塩基付加塩には、アンモニウム、水酸化ア
ルカリ金属、水酸化アルカリ土類金属、炭酸塩、重炭酸
塩などの非毒性無機塩基で誘導されるものが含まれる。
したがって本発明の塩を調製する際に有用な塩基には、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウ
ム、炭酸カリウムが含まれる。カリウム塩型とナトリウ
ム塩型はとりわけ好ましい。
ルカリ金属、水酸化アルカリ土類金属、炭酸塩、重炭酸
塩などの非毒性無機塩基で誘導されるものが含まれる。
したがって本発明の塩を調製する際に有用な塩基には、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウ
ム、炭酸カリウムが含まれる。カリウム塩型とナトリウ
ム塩型はとりわけ好ましい。
【0035】本発明の化合物は、米国特許第41338
14号や米国特許第4418068号(これらは参考文
献として本明細書の一部を構成する)に詳述されている
ような確立した手法によって製造することができる。類
似する化合物の製法例は上述の米国特許に記述されてい
る。この製造は一般に6-ヒドロキシル基と2-(4-ヒド
ロキシフェニル)基を有するベンゾ[b]チオフェンか
ら出発する。この出発化合物を保護し、アルキル化し、
随意に脱保護して式(I)で示される化合物を形成させ
る。次いで、式(I)で示されるさらなる化合物を所望に
応じて形成させることができる。本発明化合物の特定の
製造法は後述の通りである。特定の置換基の反応性官能
基を適応させるには上記の方法の変法が必要な場合もあ
ろう。このような変法は当業者には明白であろうし、ま
た容易に確かめることもできる。
14号や米国特許第4418068号(これらは参考文
献として本明細書の一部を構成する)に詳述されている
ような確立した手法によって製造することができる。類
似する化合物の製法例は上述の米国特許に記述されてい
る。この製造は一般に6-ヒドロキシル基と2-(4-ヒド
ロキシフェニル)基を有するベンゾ[b]チオフェンか
ら出発する。この出発化合物を保護し、アルキル化し、
随意に脱保護して式(I)で示される化合物を形成させ
る。次いで、式(I)で示されるさらなる化合物を所望に
応じて形成させることができる。本発明化合物の特定の
製造法は後述の通りである。特定の置換基の反応性官能
基を適応させるには上記の方法の変法が必要な場合もあ
ろう。このような変法は当業者には明白であろうし、ま
た容易に確かめることもできる。
【0036】医薬的に許容される酸付加塩は、典型的に
は式(I)で示される化合物を等モル量または過剰量の塩
基または酸と反応させることによって形成される。一般
にジエチルエーテルやベンゼンなどの相溶性溶媒中で反
応物を混合する。通常は塩が約1時間ないし10日以内
に溶液から沈殿し、濾過によって単離することができる
か、もしくは溶媒を従来の手段で除去することができ
る。
は式(I)で示される化合物を等モル量または過剰量の塩
基または酸と反応させることによって形成される。一般
にジエチルエーテルやベンゼンなどの相溶性溶媒中で反
応物を混合する。通常は塩が約1時間ないし10日以内
に溶液から沈殿し、濾過によって単離することができる
か、もしくは溶媒を従来の手段で除去することができ
る。
【0037】さらに、式(I)で示される化合物のいくつ
かは水またはエタノールなどの有機溶媒で溶媒和物を形
成することができる。これらの溶媒和物も本発明方法で
の使用が予期される。
かは水またはエタノールなどの有機溶媒で溶媒和物を形
成することができる。これらの溶媒和物も本発明方法で
の使用が予期される。
【0038】以下の実施例に本発明化合物の製造を例示
するが、いかなる限定をも意図するものではない。
するが、いかなる限定をも意図するものではない。
【0039】実施例1:[6-(n-ブチルスルホノイル)
-2-[4-(n-ブチルスルホノイル)フェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノンの製造 [6-ヒドロキシ-2-(4-ヒドロキシフェニル)ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシフェニル]メタノン塩酸塩5.1g(10mmo
l)を乾燥THF250mLに懸濁し、トリエチルアミ
ン7.1g(70mmol)を加えた。その反応混合物を
氷浴中で0℃に冷却し、ジメチルアミノピリジン(DM
AP)10mgを加えた。塩化n-ブチルスルホノイル
4.7g(30mmol)をゆっくり加えた。その反応混
合物を窒素雰囲気下に置き、ゆっくりと室温に温め、そ
れを72時間続けた。その反応混合物を濾過し、エバポ
レートして油状物を得た。この油状残渣をCHCl3に
溶解し、シリカゲルカラムでのクロマトグラフィーに付
し、CHCl3からCHCl3-MeOH(19:1,v:
v)への直線的勾配で溶出させた。所望の分画を合わ
せ、蒸発乾固して標記の化合物5.60gを褐色の無定
形粉末として得た。C36H43NO8S3。MS(FD)m/
e=714(M+1)。NMRは標記の構造と合致した。
-2-[4-(n-ブチルスルホノイル)フェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノンの製造 [6-ヒドロキシ-2-(4-ヒドロキシフェニル)ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシフェニル]メタノン塩酸塩5.1g(10mmo
l)を乾燥THF250mLに懸濁し、トリエチルアミ
ン7.1g(70mmol)を加えた。その反応混合物を
氷浴中で0℃に冷却し、ジメチルアミノピリジン(DM
AP)10mgを加えた。塩化n-ブチルスルホノイル
4.7g(30mmol)をゆっくり加えた。その反応混
合物を窒素雰囲気下に置き、ゆっくりと室温に温め、そ
れを72時間続けた。その反応混合物を濾過し、エバポ
レートして油状物を得た。この油状残渣をCHCl3に
溶解し、シリカゲルカラムでのクロマトグラフィーに付
し、CHCl3からCHCl3-MeOH(19:1,v:
v)への直線的勾配で溶出させた。所望の分画を合わ
せ、蒸発乾固して標記の化合物5.60gを褐色の無定
形粉末として得た。C36H43NO8S3。MS(FD)m/
e=714(M+1)。NMRは標記の構造と合致した。
【0040】実施例2:[6-(n-ブチルスルホノイル)
-2-[4-(n-ブチルスルホノイル)フェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩の製造 [6-(n-ブチルスルホノイル)-2-[4-(n-ブチルス
ルホノイル)フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イル]
[4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニル]メ
タノン5.4gを酢酸エチル(EtOAc)に溶解し、H
Clで飽和したエーテルの溶液を沈殿がもはや形成しな
くなるまで加えた。液体をデカンテーションし、固体を
エーテルでトリチュレートした。標記の化合物を熱いE
tOAcから結晶化して白色粉末3.74gを得た。C
36H43NO8S3-HCl。元素分析(計算値)C:57.
7,H:5.88,N:1.87;(実測値)C:57.7
5,H:5.93,N:1.93。NMRは標記の構造と
合致した。
-2-[4-(n-ブチルスルホノイル)フェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩の製造 [6-(n-ブチルスルホノイル)-2-[4-(n-ブチルス
ルホノイル)フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イル]
[4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニル]メ
タノン5.4gを酢酸エチル(EtOAc)に溶解し、H
Clで飽和したエーテルの溶液を沈殿がもはや形成しな
くなるまで加えた。液体をデカンテーションし、固体を
エーテルでトリチュレートした。標記の化合物を熱いE
tOAcから結晶化して白色粉末3.74gを得た。C
36H43NO8S3-HCl。元素分析(計算値)C:57.
7,H:5.88,N:1.87;(実測値)C:57.7
5,H:5.93,N:1.93。NMRは標記の構造と
合致した。
【0041】実施例3:[6-(n-ペンチルスルホノイ
ル)-2-[4-(n-ペンチルスルホノイル)フェニル]ベ
ンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニ
ル)エトキシ]フェニル]メタノンの製造 [6-ヒドロキシ-2-(4-ヒドロキシフェニル)ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩3g(5.9mmo
l)をTHF100mlに懸濁し、DMAP10mgを
加えた後、トリエチルアミン3g(30mmol)を加え
た。その反応混合物を窒素雰囲気下で約20分間室温で
撹拌した。塩化n-ペンチルスルホノイル2.5g(14.
7mmol)をTHF25mlに溶解し、撹拌している
反応混合物にゆっくりと加えた。窒素雰囲気下室温で1
8時間反応を進行させた。反応混合物を濾過し、揮発性
物質を減圧下で留去した。得られた物質を少量のCHC
l3に溶解し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(H
PLC)に付し、CHCl3に始まってCHCl3-MeO
H(19:1,v/v)で終わる直線的勾配で溶出させ
た。所望の分画を薄層クロマトグラフィー(TLC)で決
定し、合わせ、エバポレートして標記の化合物3.92
gを濃厚な油状物として得た。C38H47NO8S3。NM
Rは標記の構造と合致した。MS(FD)m/e=743
(M+2)。元素分析(計算値)C:61.51,H:6.3
9,N:1.89;(実測値)C:57.63,H:6.4
4,N:1.50。
ル)-2-[4-(n-ペンチルスルホノイル)フェニル]ベ
ンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニ
ル)エトキシ]フェニル]メタノンの製造 [6-ヒドロキシ-2-(4-ヒドロキシフェニル)ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩3g(5.9mmo
l)をTHF100mlに懸濁し、DMAP10mgを
加えた後、トリエチルアミン3g(30mmol)を加え
た。その反応混合物を窒素雰囲気下で約20分間室温で
撹拌した。塩化n-ペンチルスルホノイル2.5g(14.
7mmol)をTHF25mlに溶解し、撹拌している
反応混合物にゆっくりと加えた。窒素雰囲気下室温で1
8時間反応を進行させた。反応混合物を濾過し、揮発性
物質を減圧下で留去した。得られた物質を少量のCHC
l3に溶解し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(H
PLC)に付し、CHCl3に始まってCHCl3-MeO
H(19:1,v/v)で終わる直線的勾配で溶出させ
た。所望の分画を薄層クロマトグラフィー(TLC)で決
定し、合わせ、エバポレートして標記の化合物3.92
gを濃厚な油状物として得た。C38H47NO8S3。NM
Rは標記の構造と合致した。MS(FD)m/e=743
(M+2)。元素分析(計算値)C:61.51,H:6.3
9,N:1.89;(実測値)C:57.63,H:6.4
4,N:1.50。
【0042】実施例4:[6-(n-ペンチルスルホノイ
ル)-2-[4-(n-ペンチルスルホノイル)フェニル]ベ
ンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニ
ル)エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩の製造 [6-(n-ペンチルスルホノイル)-2-[4-(n-ペンチ
ルスルホノイル)フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イ
ル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニ
ル]メタノン3.7gをEtOAc25mlに溶解し、
HCl-Et2Oジエチルエーテルの溶液を加えた。沈殿
が形成し、液体をデカンテーションした。ゴム状の固体
をEt2Oでトリチュレートし、室温で真空乾燥して標
記の化合物2.12gを白色無定形の吸湿性固体として
得た。C38H47NO8・HCl。NMRは標記の構造と
合致した。元素分析(計算値)C:58.63,H:6.2
2,N:1.80;(実測値)C:57.35,H:6.4
5,N:1.38。
ル)-2-[4-(n-ペンチルスルホノイル)フェニル]ベ
ンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニ
ル)エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩の製造 [6-(n-ペンチルスルホノイル)-2-[4-(n-ペンチ
ルスルホノイル)フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イ
ル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニ
ル]メタノン3.7gをEtOAc25mlに溶解し、
HCl-Et2Oジエチルエーテルの溶液を加えた。沈殿
が形成し、液体をデカンテーションした。ゴム状の固体
をEt2Oでトリチュレートし、室温で真空乾燥して標
記の化合物2.12gを白色無定形の吸湿性固体として
得た。C38H47NO8・HCl。NMRは標記の構造と
合致した。元素分析(計算値)C:58.63,H:6.2
2,N:1.80;(実測値)C:57.35,H:6.4
5,N:1.38。
【0043】実施例5:[6-(n-ヘキシルスルホノイ
ル)-2-[4-(n-ヘキシルスルホノイル)フェニル]ベ
ンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニ
ル)エトキシ]フェニル]メタノンの製造 [6-ヒドロキシ-2-(4-ヒドロキシフェニル)ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩3g(5.9mmo
l)をTHF250mlに懸濁し、DMAP10mgを
加えた。トリエチルアミン4g(40mmol)を加え、
その反応混合物を窒素雰囲気下室温で20分間撹拌し
た。THF25ml中の塩化n-ヘキシルスルホノイル
3.6g(19.6mmol)を上記反応混合物にゆっくり
と加えた。窒素下室温で3日間反応を進行させた。反応
混合物を減圧下でエバポレートし、EtOAcに再懸濁
し、水で洗浄した。無水Na2SO4を通して濾過するこ
とによって有機層を乾燥し、エバポレートして黄色の油
状物を得た。この油状物をCHCl3に溶解し、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(HPLC)に付し、CH
Cl3に始まってCHCl3-MeOH(19:1,v/
v)で終わる直線的勾配で溶出させた。所望の分画をT
LCで決定し、合わせ、エバポレートして標記の化合物
3.14gを濃厚な油状物として得た。C40H51NO8S
3。NMRは標記の構造と合致した。MS(FD)m/e
=771(M+1)。元素分析(計算値)C:62.39,
H:6.68,N:1.82;(実測値)C:62.33,
H:6.62,N:2.03。
ル)-2-[4-(n-ヘキシルスルホノイル)フェニル]ベ
ンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニ
ル)エトキシ]フェニル]メタノンの製造 [6-ヒドロキシ-2-(4-ヒドロキシフェニル)ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩3g(5.9mmo
l)をTHF250mlに懸濁し、DMAP10mgを
加えた。トリエチルアミン4g(40mmol)を加え、
その反応混合物を窒素雰囲気下室温で20分間撹拌し
た。THF25ml中の塩化n-ヘキシルスルホノイル
3.6g(19.6mmol)を上記反応混合物にゆっくり
と加えた。窒素下室温で3日間反応を進行させた。反応
混合物を減圧下でエバポレートし、EtOAcに再懸濁
し、水で洗浄した。無水Na2SO4を通して濾過するこ
とによって有機層を乾燥し、エバポレートして黄色の油
状物を得た。この油状物をCHCl3に溶解し、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(HPLC)に付し、CH
Cl3に始まってCHCl3-MeOH(19:1,v/
v)で終わる直線的勾配で溶出させた。所望の分画をT
LCで決定し、合わせ、エバポレートして標記の化合物
3.14gを濃厚な油状物として得た。C40H51NO8S
3。NMRは標記の構造と合致した。MS(FD)m/e
=771(M+1)。元素分析(計算値)C:62.39,
H:6.68,N:1.82;(実測値)C:62.33,
H:6.62,N:2.03。
【0044】実施例6:[6-(n-ヘキシルスルホノイ
ル)-2-[4-(n-ヘキシルスルホノイル)フェニル]ベ
ンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニ
ル)エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩の製造 [6-(n-ヘキシルスルホノイル)-2-[4-(n-ヘキシ
ルスルホノイル)フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イ
ル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニ
ル]メタノン3gをEtOAc20mlに溶解し、HC
l-Et2Oを加えた。沈殿は起こらなかった。反応混合
物をエバポレートして濃厚な油状物を得、それをEt2
Oで数回トリチュレートし、室温で真空乾燥して標記の
化合物1.64gを白色無定形の吸湿性粉末として得
た。NMRは標記の構造と合致した。元素分析(計算値)
C:59.67,H:6.50,N:1.74;(実測値)
C:59.47,H:6.59,N:1.77。C40H51
S3-HCl。
ル)-2-[4-(n-ヘキシルスルホノイル)フェニル]ベ
ンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニ
ル)エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩の製造 [6-(n-ヘキシルスルホノイル)-2-[4-(n-ヘキシ
ルスルホノイル)フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イ
ル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニ
ル]メタノン3gをEtOAc20mlに溶解し、HC
l-Et2Oを加えた。沈殿は起こらなかった。反応混合
物をエバポレートして濃厚な油状物を得、それをEt2
Oで数回トリチュレートし、室温で真空乾燥して標記の
化合物1.64gを白色無定形の吸湿性粉末として得
た。NMRは標記の構造と合致した。元素分析(計算値)
C:59.67,H:6.50,N:1.74;(実測値)
C:59.47,H:6.59,N:1.77。C40H51
S3-HCl。
【0045】実施例7:[6-(n-ブチルスルホノイル)
-2-[4-(n-ブチルスルホノイル)フェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン・クエン酸塩の製造 [6-(n-ブチルスルホノイル)-2-[4-(n-ブチルス
ルホノイル)フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イル]
[4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニル]メ
タノン2g(2.8mmol)をアセトン200mlに溶
解し、クエン酸0.63g(3mmol)を加えた。その
反応混合物を窒素雰囲気下で室温に18時間維持した。
反応混合物を減圧下50℃でエバポレートした。反応混
合物をエーテルで数回トリチュレートし、室温で真空乾
燥して標記の化合物2.35gを白色無定形の吸湿性粉
末として得た。元素分析(計算値)C:55.68,H:
5.67,N:1.55;(実測値)C:55.39,H:
5.60,N:1.60。NMRは標記の構造と合致し
た。
-2-[4-(n-ブチルスルホノイル)フェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン・クエン酸塩の製造 [6-(n-ブチルスルホノイル)-2-[4-(n-ブチルス
ルホノイル)フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イル]
[4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニル]メ
タノン2g(2.8mmol)をアセトン200mlに溶
解し、クエン酸0.63g(3mmol)を加えた。その
反応混合物を窒素雰囲気下で室温に18時間維持した。
反応混合物を減圧下50℃でエバポレートした。反応混
合物をエーテルで数回トリチュレートし、室温で真空乾
燥して標記の化合物2.35gを白色無定形の吸湿性粉
末として得た。元素分析(計算値)C:55.68,H:
5.67,N:1.55;(実測値)C:55.39,H:
5.60,N:1.60。NMRは標記の構造と合致し
た。
【0046】実施例8:[6-(n-ブチルスルホノイル)
-2-[4-(n-ブチルスルホノイル)フェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[3-(1-ピペリジニル)
プロピルオキシ]フェニル]メタノンの製造 [6-ヒドロキシ-2[4-ヒドロキシフェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[3-(1-ピペリジニル)
プロピルオキシ]フェニル]メタノン塩酸塩2.5g
(4.77mmol)をTHF100mlに溶解し、トリ
エチルアミン3.9g(39mmol)とDMAP10m
gを加えた。この反応混合物を窒素雰囲気下室温で15
分間撹拌した。THF15ml中の塩化n-ブチルスル
ホノイル4g(25.5mmol)をゆっくりと加えた。
窒素雰囲気下室温で反応を18時間進行させた。MeO
H25mlの添加によって反応をクエンチし、減圧下で
濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーに付し、CHCl3-MeOH(19:1,v/v)で
溶出させた。所望の分画をTLCで決定し、合わせ、エ
バポレートして褐色の油状物を得た。
-2-[4-(n-ブチルスルホノイル)フェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[3-(1-ピペリジニル)
プロピルオキシ]フェニル]メタノンの製造 [6-ヒドロキシ-2[4-ヒドロキシフェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[3-(1-ピペリジニル)
プロピルオキシ]フェニル]メタノン塩酸塩2.5g
(4.77mmol)をTHF100mlに溶解し、トリ
エチルアミン3.9g(39mmol)とDMAP10m
gを加えた。この反応混合物を窒素雰囲気下室温で15
分間撹拌した。THF15ml中の塩化n-ブチルスル
ホノイル4g(25.5mmol)をゆっくりと加えた。
窒素雰囲気下室温で反応を18時間進行させた。MeO
H25mlの添加によって反応をクエンチし、減圧下で
濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーに付し、CHCl3-MeOH(19:1,v/v)で
溶出させた。所望の分画をTLCで決定し、合わせ、エ
バポレートして褐色の油状物を得た。
【0047】実施例9:[6-(n-ブチルスルホノイル)
-2-[4-(n-ブチルスルホノイル)フェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[3-(1-ピペリジニル)
プロピルオキシ]フェニル]メタノン塩酸塩の製造 [6-(n-ブチルスルホノイル)-2-[4-(n-ブチルス
ルホノイル)フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イル]
[4-[3-(1-ピペリジニル)プロピルオキシ]フェニ
ル]メタノンをEtOAc-ヘキサンに溶解し、HCl
ガスを吹き込んだ。その反応混合物をエバポレートし、
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(HPLC)に付
し、まずCHCl3で、次いでCHCl3-MeOH(1
9:1,v/v)で溶出させた。所望の分画をTLCで
決定し、合わせ、エバポレートによって褐色の無定形粉
末にして、標記の化合物2.5gを得た。NMRは標記
の構造と合致した。MS(FD)m/e=728(M-HC
l)。元素分析(計算値)C:58.14,H:6.07,
N:1.83;(実測値)C:57.90,H:6.05,
N:1.82。C37H46NO8S3-HCl。
-2-[4-(n-ブチルスルホノイル)フェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[3-(1-ピペリジニル)
プロピルオキシ]フェニル]メタノン塩酸塩の製造 [6-(n-ブチルスルホノイル)-2-[4-(n-ブチルス
ルホノイル)フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イル]
[4-[3-(1-ピペリジニル)プロピルオキシ]フェニ
ル]メタノンをEtOAc-ヘキサンに溶解し、HCl
ガスを吹き込んだ。その反応混合物をエバポレートし、
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(HPLC)に付
し、まずCHCl3で、次いでCHCl3-MeOH(1
9:1,v/v)で溶出させた。所望の分画をTLCで
決定し、合わせ、エバポレートによって褐色の無定形粉
末にして、標記の化合物2.5gを得た。NMRは標記
の構造と合致した。MS(FD)m/e=728(M-HC
l)。元素分析(計算値)C:58.14,H:6.07,
N:1.83;(実測値)C:57.90,H:6.05,
N:1.82。C37H46NO8S3-HCl。
【0048】実施例10:[6-(n-ブチルスルホノイ
ル)-2-[4-ブチルスルホノイル)フェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピロリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノンの製造 [6-ヒドロキシ-2-[4-ヒドロキシフェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピロリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩1.5g(3mmo
l)をTHF200mlに懸濁した。トリエチルアミン
1.5g(15mmol)と4-N,N-ジメチルアミノピリ
ジン10mgを加えた。その反応混合物を窒素雰囲気下
で数分間撹拌した。塩化n-ブチルスルホノイル1.56
g(10mmol)をTHF50mlに溶解し、20分間
かけて反応混合物にゆっくりと加えた。その反応混合物
を窒素雰囲気下室温で18時間撹拌した。反応混合物を
減圧下でエバポレートしてゴム状物を得た。この粗生成
物をEtOAc100mlに懸濁し、NaHCO3溶液
で洗浄した後、水で洗浄した。無水Na2SO4を通して
濾過することによって有機層を乾燥し、エバポレートし
て黄色の油状物を得た。最終産物を熱いEtOAc-ヘ
キサンから結晶化して標記の化合物410mgを得た。
NMRは標記の構造と合致した。MS(FD)m/e=7
00(M+1)。元素分析(計算値)C:60.2,H:5.
86,N:2.01;(実測値)C:59.94,H:5.
94,N:2.00。MW=699。C35H41NO8S。
ル)-2-[4-ブチルスルホノイル)フェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピロリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノンの製造 [6-ヒドロキシ-2-[4-ヒドロキシフェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピロリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩1.5g(3mmo
l)をTHF200mlに懸濁した。トリエチルアミン
1.5g(15mmol)と4-N,N-ジメチルアミノピリ
ジン10mgを加えた。その反応混合物を窒素雰囲気下
で数分間撹拌した。塩化n-ブチルスルホノイル1.56
g(10mmol)をTHF50mlに溶解し、20分間
かけて反応混合物にゆっくりと加えた。その反応混合物
を窒素雰囲気下室温で18時間撹拌した。反応混合物を
減圧下でエバポレートしてゴム状物を得た。この粗生成
物をEtOAc100mlに懸濁し、NaHCO3溶液
で洗浄した後、水で洗浄した。無水Na2SO4を通して
濾過することによって有機層を乾燥し、エバポレートし
て黄色の油状物を得た。最終産物を熱いEtOAc-ヘ
キサンから結晶化して標記の化合物410mgを得た。
NMRは標記の構造と合致した。MS(FD)m/e=7
00(M+1)。元素分析(計算値)C:60.2,H:5.
86,N:2.01;(実測値)C:59.94,H:5.
94,N:2.00。MW=699。C35H41NO8S。
【0049】実施例11:[6-(n-ブチルスルホノイ
ル)-2-[4-(n-ブチルスルホノイル)フェニル]ベン
ゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピロリジニ
ル)エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩の製造 [6-(n-ブチルスルホノイル)-2-[4-ブチルスルホ
ノイル)フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-
[2-(1-ピロリジニル)エトキシ]フェニル]メタノン
350mg(0.5mmol)をEtOAc10mlに溶
解し、エーテル中のHCl飽和溶液を加えた。沈殿は起
こらなかった。反応混合物をエバポレートしてゴム状の
白色固体を得た。この生成物をEt2Oで2回トリチュ
レートし、濾過し、室温で真空乾燥して標記の化合物2
20mgを得た。NMRは標記の構造と合致した。元素
分析(計算値)C:57.09,H:5.75,N:1.9
0;(実測値)C:57.27,H:5.91,N:1.8
6。MW=736.37。C35H41NO8S3-HCl。
ル)-2-[4-(n-ブチルスルホノイル)フェニル]ベン
ゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピロリジニ
ル)エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩の製造 [6-(n-ブチルスルホノイル)-2-[4-ブチルスルホ
ノイル)フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-
[2-(1-ピロリジニル)エトキシ]フェニル]メタノン
350mg(0.5mmol)をEtOAc10mlに溶
解し、エーテル中のHCl飽和溶液を加えた。沈殿は起
こらなかった。反応混合物をエバポレートしてゴム状の
白色固体を得た。この生成物をEt2Oで2回トリチュ
レートし、濾過し、室温で真空乾燥して標記の化合物2
20mgを得た。NMRは標記の構造と合致した。元素
分析(計算値)C:57.09,H:5.75,N:1.9
0;(実測値)C:57.27,H:5.91,N:1.8
6。MW=736.37。C35H41NO8S3-HCl。
【0050】実施例12:[6-ヒドロキシ-2-[4-
(n-ブチルスルホノイル)フェニル]ベンゾ[b]チエ
ン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]
フェニル]メタノンの製造 [6-ヒドロキシ-2-[4-ヒドロキシフェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン(ラロキシフェン)塩酸塩
20g(0.04mol)をTHF250mlに懸濁し
た。トリエチルアミン10g(0.1mol)と4-N,N-
ジメチルアミノピリジン10mgを加えた。その反応混
合物を窒素下で数分間撹拌した。塩化n-ブチルスルホ
ノイル6.25g(0.04mol)をTHF25mlに溶
解し、20分間かけて反応混合物にゆっくりと加えた。
窒素下室温で反応を5日間続けた。反応混合物をエバポ
レートしてゴム状にし、それをEtOAcに懸濁した。
このEtOAc混合物を水、希NaHCO3および水で
順次洗浄した。無水Na2SO4を通して濾過することに
よって上記のEtOAc溶液を乾燥し、エバポレートし
て無定形固体を得た。得られた固体をCH2Cl250m
lに溶解し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(H
PLC)に付し、CHCl3からCHCl3-MeOH(1
9:1,v/v)への直線的勾配で溶出させた。TLC
によって4つの分画を決定し、減圧下でエバポレートし
て無定形固体を得た。分画A:[6-(n-ブチルスルホ
ノイル)-2-[4-(n-ブチルスルホノイル)フェニル]
ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジ
ニル)エトキシ]フェニル]メタノン5.43g。分画
B:[6-ヒドロキシ-2-[4-(n-ブチルスルホノイ
ル)フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2
-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニル]メタノン2.
19g。Rf=0.50(シリカゲル,CHCl3-MeO
H(19:1,v/v))。分画C:[6-n-ブチルスル
ホノイル-2-(4-ヒドロキシフェニル)ベンゾ[b]チ
エン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキ
シ]フェニル]メタノン3.60g。Rf=0.41(シ
リカゲル,CHCl3-MeOH(19:1,v/v))。
分画D:ラロキシフェン3.94g。分画Bのすべてを
熱いEtOAcに溶解し、ヘキサンを加えると、標記の
化合物が結晶化して標記の化合物1.89gを得た。N
MRは標記の構造と合致した。MS(FD)m/e=59
4(M+1)。元素分析(計算値)C:64.8,H:5.9
0,N:2.36;(実測値)C:64.85,H:6.0
7,N:2.49。C32H35NO6S2。
(n-ブチルスルホノイル)フェニル]ベンゾ[b]チエ
ン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]
フェニル]メタノンの製造 [6-ヒドロキシ-2-[4-ヒドロキシフェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン(ラロキシフェン)塩酸塩
20g(0.04mol)をTHF250mlに懸濁し
た。トリエチルアミン10g(0.1mol)と4-N,N-
ジメチルアミノピリジン10mgを加えた。その反応混
合物を窒素下で数分間撹拌した。塩化n-ブチルスルホ
ノイル6.25g(0.04mol)をTHF25mlに溶
解し、20分間かけて反応混合物にゆっくりと加えた。
窒素下室温で反応を5日間続けた。反応混合物をエバポ
レートしてゴム状にし、それをEtOAcに懸濁した。
このEtOAc混合物を水、希NaHCO3および水で
順次洗浄した。無水Na2SO4を通して濾過することに
よって上記のEtOAc溶液を乾燥し、エバポレートし
て無定形固体を得た。得られた固体をCH2Cl250m
lに溶解し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(H
PLC)に付し、CHCl3からCHCl3-MeOH(1
9:1,v/v)への直線的勾配で溶出させた。TLC
によって4つの分画を決定し、減圧下でエバポレートし
て無定形固体を得た。分画A:[6-(n-ブチルスルホ
ノイル)-2-[4-(n-ブチルスルホノイル)フェニル]
ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジ
ニル)エトキシ]フェニル]メタノン5.43g。分画
B:[6-ヒドロキシ-2-[4-(n-ブチルスルホノイ
ル)フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2
-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニル]メタノン2.
19g。Rf=0.50(シリカゲル,CHCl3-MeO
H(19:1,v/v))。分画C:[6-n-ブチルスル
ホノイル-2-(4-ヒドロキシフェニル)ベンゾ[b]チ
エン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキ
シ]フェニル]メタノン3.60g。Rf=0.41(シ
リカゲル,CHCl3-MeOH(19:1,v/v))。
分画D:ラロキシフェン3.94g。分画Bのすべてを
熱いEtOAcに溶解し、ヘキサンを加えると、標記の
化合物が結晶化して標記の化合物1.89gを得た。N
MRは標記の構造と合致した。MS(FD)m/e=59
4(M+1)。元素分析(計算値)C:64.8,H:5.9
0,N:2.36;(実測値)C:64.85,H:6.0
7,N:2.49。C32H35NO6S2。
【0051】実施例13:[6-ヒドロキシ-2-[4-
(n-ブチルスルホノイル)フェニル]ベンゾ[b]チエ
ン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]
フェニル]メタノン塩酸塩の製造 [6-ヒドロキシ-2-[4-(n-ブチルスルホノイル)フ
ェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-
ピペリジニル)エトキシ]フェニル]メタノン1.7g
(2.86mmol)をEtOAcに溶解し、HCl-Et
2Oの飽和溶液を加えた。濃い白色の沈殿が形成した。
液体をデカンテーションした。残った固体をEt2Oで
2回トリチュレートし、乾燥して標記の化合物1.57
gを白色の無定形粉末として得た。NMRは標記の構造
と合致した。元素分析(計算値)C:60.99,H:5.
76,N:2.22;(実測値)C:61.17,H:5.
88,N:2.27。MW=630.23。C32H35NO
6S2-HCl。MS(FD)m/e=594(M-HCl)。
(n-ブチルスルホノイル)フェニル]ベンゾ[b]チエ
ン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]
フェニル]メタノン塩酸塩の製造 [6-ヒドロキシ-2-[4-(n-ブチルスルホノイル)フ
ェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-
ピペリジニル)エトキシ]フェニル]メタノン1.7g
(2.86mmol)をEtOAcに溶解し、HCl-Et
2Oの飽和溶液を加えた。濃い白色の沈殿が形成した。
液体をデカンテーションした。残った固体をEt2Oで
2回トリチュレートし、乾燥して標記の化合物1.57
gを白色の無定形粉末として得た。NMRは標記の構造
と合致した。元素分析(計算値)C:60.99,H:5.
76,N:2.22;(実測値)C:61.17,H:5.
88,N:2.27。MW=630.23。C32H35NO
6S2-HCl。MS(FD)m/e=594(M-HCl)。
【0052】実施例14:[6-n-ブチルスルホノイル
-2-[4-ヒドロキシフェニル]ベンゾ[b]チエン-3
-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニ
ル]メタノンの製造 実施例12で得た分画Cのすべてを熱いEtOAcとヘ
キサン50mlに溶解した。結晶化は起こらなかった。
溶媒を減圧下でエバポレートして標記の化合物3.17
gを油状の白色固体として得た。NMRは標記の構造と
合致した。MS(FD)m/e=594(M+1)。元素分
析(計算値)C:64.8,H:5.90,N:2.36;
(実測値)C:64.37,H:5.87,N:2.28。
MW=593。C32H35NO6S。
-2-[4-ヒドロキシフェニル]ベンゾ[b]チエン-3
-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニ
ル]メタノンの製造 実施例12で得た分画Cのすべてを熱いEtOAcとヘ
キサン50mlに溶解した。結晶化は起こらなかった。
溶媒を減圧下でエバポレートして標記の化合物3.17
gを油状の白色固体として得た。NMRは標記の構造と
合致した。MS(FD)m/e=594(M+1)。元素分
析(計算値)C:64.8,H:5.90,N:2.36;
(実測値)C:64.37,H:5.87,N:2.28。
MW=593。C32H35NO6S。
【0053】実施例15:[6-n-ブチルスルホノイル
-2-[4-ヒドロキシフェニル]ベンゾ[b]チエン-3
-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニ
ル]メタノン塩酸塩の製造 [6-n-ブチルスルホノイル-2-[4-ヒドロキシフェ
ニル]ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピ
ペリジニル)エトキシ]フェニル]メタノン3gをEt
OAc50mlに溶解し、HClで飽和したEt2Oの
溶液を加えた。濃い白色の沈殿が形成し、液体をデカン
テーションした。固体をEt2Oで2回トリチュレート
し、乾燥した。これにより標記の化合物2.51gが白
色の無定形粉末として得られた。NMRは標記の構造と
合致した。元素分析(計算値)C:60.99,H:5.7
6,N:2.22;(実測値)C:60.71,H:5.8
4,N:2.21。MW=630.23。C32H35NO6
S2-HCl。MS(FD)m/e=594(M-HCl)。
-2-[4-ヒドロキシフェニル]ベンゾ[b]チエン-3
-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニ
ル]メタノン塩酸塩の製造 [6-n-ブチルスルホノイル-2-[4-ヒドロキシフェ
ニル]ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピ
ペリジニル)エトキシ]フェニル]メタノン3gをEt
OAc50mlに溶解し、HClで飽和したEt2Oの
溶液を加えた。濃い白色の沈殿が形成し、液体をデカン
テーションした。固体をEt2Oで2回トリチュレート
し、乾燥した。これにより標記の化合物2.51gが白
色の無定形粉末として得られた。NMRは標記の構造と
合致した。元素分析(計算値)C:60.99,H:5.7
6,N:2.22;(実測値)C:60.71,H:5.8
4,N:2.21。MW=630.23。C32H35NO6
S2-HCl。MS(FD)m/e=594(M-HCl)。
【0054】実施例16:[6-[N-(4-クロロフェニ
ル)カルバモイル]-2-[4-[N-(4-クロロフェニル)
カルバモイル]フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イ
ル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニ
ル]メタノンの製造 [6-ヒドロキシ-2-(4-ヒドロキシフェニル)ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン5.56g(10.7mm
ol)を乾燥THF200mlに溶解し、4-クロロフェ
ニルイソシアネート5.45g(32.2mmol)を加え
た。その反応混合物を窒素雰囲気下室温で撹拌した。1
8時間後、減圧下で溶媒を留去し、CHCl3に再溶解
した。そのCHCl3溶液を−20℃に24時間冷却
し、生成した沈殿を濾過した。残った溶液をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(Waters Prep 500,HPL
C)に付し、CHCl3からCHCl3-MeOH(19:
1,v/v)までの直線的勾配で溶出させた。所望の分
画をTLCで決定し、合わせ、蒸発乾固して標記の化合
物4.01gを褐色の無定形粉末として得た。C42H35
Cl2N3O6S。元素分析(計算値)C:64.6,H:
4.48,N:5.38;(実測値)C:65.69,H:
4.81,N:4.83。MS(FD)m/e=779,7
81。
ル)カルバモイル]-2-[4-[N-(4-クロロフェニル)
カルバモイル]フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イ
ル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニ
ル]メタノンの製造 [6-ヒドロキシ-2-(4-ヒドロキシフェニル)ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン5.56g(10.7mm
ol)を乾燥THF200mlに溶解し、4-クロロフェ
ニルイソシアネート5.45g(32.2mmol)を加え
た。その反応混合物を窒素雰囲気下室温で撹拌した。1
8時間後、減圧下で溶媒を留去し、CHCl3に再溶解
した。そのCHCl3溶液を−20℃に24時間冷却
し、生成した沈殿を濾過した。残った溶液をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(Waters Prep 500,HPL
C)に付し、CHCl3からCHCl3-MeOH(19:
1,v/v)までの直線的勾配で溶出させた。所望の分
画をTLCで決定し、合わせ、蒸発乾固して標記の化合
物4.01gを褐色の無定形粉末として得た。C42H35
Cl2N3O6S。元素分析(計算値)C:64.6,H:
4.48,N:5.38;(実測値)C:65.69,H:
4.81,N:4.83。MS(FD)m/e=779,7
81。
【0055】実施例17:[6-[N-(4-クロロフェニ
ル)カルバモイル]-2-[4-[N-(4-クロロフェニル)
カルバモイル]フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イ
ル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニ
ル]メタノン塩酸塩の製造 [6-[N-(4-クロロフェニル)カルバモイル]-2-
[4-[N-(4-クロロフェニル)カルバモイル]フェニ
ル]ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペ
リジニル)エトキシ]フェニル]メタノン4.01gをエ
ーテル200mlに溶解し、少量のTHFを加えて溶液
にした。予めHClで飽和させておいたエーテルの溶液
を沈殿がもはや生じなくなるまで加えた。その反応混合
物を蒸発乾固し、エーテルで数回トリチュレートした。
熱いEtOAcと無水EtOHから塩を結晶化する試み
を行い、成功した。溶媒を留去して標記の化合物2.5
8gを褐色の無定形粉末として得た。C42H35Cl2N3
O6S-HCl。元素分析(計算値):C:61.73,
H:4.44,N:5.14;(実測値)C:57.43,
H:4.29,N:4.19。NMRは標記の構造と合致
し、不定量の溶媒を含有していた。
ル)カルバモイル]-2-[4-[N-(4-クロロフェニル)
カルバモイル]フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イ
ル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニ
ル]メタノン塩酸塩の製造 [6-[N-(4-クロロフェニル)カルバモイル]-2-
[4-[N-(4-クロロフェニル)カルバモイル]フェニ
ル]ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペ
リジニル)エトキシ]フェニル]メタノン4.01gをエ
ーテル200mlに溶解し、少量のTHFを加えて溶液
にした。予めHClで飽和させておいたエーテルの溶液
を沈殿がもはや生じなくなるまで加えた。その反応混合
物を蒸発乾固し、エーテルで数回トリチュレートした。
熱いEtOAcと無水EtOHから塩を結晶化する試み
を行い、成功した。溶媒を留去して標記の化合物2.5
8gを褐色の無定形粉末として得た。C42H35Cl2N3
O6S-HCl。元素分析(計算値):C:61.73,
H:4.44,N:5.14;(実測値)C:57.43,
H:4.29,N:4.19。NMRは標記の構造と合致
し、不定量の溶媒を含有していた。
【0056】実施例18:[6-(N-n-ブチルカルバモ
イル]-2-[4-(N-n-ブチルカルバモイル)フェニ
ル]ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペ
リジニル)エトキシ]フェニル]メタノンの製造 [6-ヒドロキシ-2-(4-ヒドロキシフェニル)ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン4.47g(9mmol)
をTHF250mlに溶解し、n-ブチルイソシアネー
ト4g(40mmol)を加えた。その反応混合物を窒素
下室温で72時間反応させた。この時間の終わりまでに
反応混合物は蒸発していて、その残渣を最少量のCHC
l3に溶解した。この溶液をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(HPLC)に付し、CHCl3からCHCl3
-MeOH(19:1)への直線的勾配で溶出させること
により、標記の化合物4.87gを褐色の無定形粉末と
して得た。元素分析(計算値)C:67.73,H:6.7
5,N:6.52;(実測値)C:66.43,H:6.6
7,N:6.24。MS(FD)m/e=672(M+
1)。NMRは標記の構造と合致した。
イル]-2-[4-(N-n-ブチルカルバモイル)フェニ
ル]ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペ
リジニル)エトキシ]フェニル]メタノンの製造 [6-ヒドロキシ-2-(4-ヒドロキシフェニル)ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン4.47g(9mmol)
をTHF250mlに溶解し、n-ブチルイソシアネー
ト4g(40mmol)を加えた。その反応混合物を窒素
下室温で72時間反応させた。この時間の終わりまでに
反応混合物は蒸発していて、その残渣を最少量のCHC
l3に溶解した。この溶液をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(HPLC)に付し、CHCl3からCHCl3
-MeOH(19:1)への直線的勾配で溶出させること
により、標記の化合物4.87gを褐色の無定形粉末と
して得た。元素分析(計算値)C:67.73,H:6.7
5,N:6.52;(実測値)C:66.43,H:6.6
7,N:6.24。MS(FD)m/e=672(M+
1)。NMRは標記の構造と合致した。
【0057】実施例19:[6-(N-メチルカルバモイ
ル)-2-[4-(N-メチルカルバモイル)フェニル]ベン
ゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニ
ル)エトキシ]フェニル]メタノンの製造 無水THF250mlに[6-ヒドロキシ-2-(4-ヒド
ロキシフェニル)]ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-
[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニル]メタノン
塩酸塩3g(5.9mmol)を懸濁させた。この懸濁液
にトリエチルアミン2g(10mmol)を加え、その反
応混合物を窒素雰囲気下室温で約15分間撹拌した。撹
拌している混合物にメチルイソシアネート5.8g(20
mmol)を加えた。反応を36時間続けた。その反応
混合物を濾過し、減圧下で蒸発乾固した。残渣をクロロ
ホルム30mlに溶解し、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(HPLC)に付し、クロロホルムからクロロホ
ルム-メタノール(19:1)への溶媒の直線的勾配で溶
出させた。TLCで分画を分析し、所望の分画を合わ
せ、減圧下で蒸発乾固して標記の化合物2.2gを無定
形粉末として得た。NMRは標記の構造と合致した。I
R:3465,2942,1741cm-1(CHC
l3)。MS(FD)m/e=588(M+1)。C32H33N
3O6S。
ル)-2-[4-(N-メチルカルバモイル)フェニル]ベン
ゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニ
ル)エトキシ]フェニル]メタノンの製造 無水THF250mlに[6-ヒドロキシ-2-(4-ヒド
ロキシフェニル)]ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-
[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニル]メタノン
塩酸塩3g(5.9mmol)を懸濁させた。この懸濁液
にトリエチルアミン2g(10mmol)を加え、その反
応混合物を窒素雰囲気下室温で約15分間撹拌した。撹
拌している混合物にメチルイソシアネート5.8g(20
mmol)を加えた。反応を36時間続けた。その反応
混合物を濾過し、減圧下で蒸発乾固した。残渣をクロロ
ホルム30mlに溶解し、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(HPLC)に付し、クロロホルムからクロロホ
ルム-メタノール(19:1)への溶媒の直線的勾配で溶
出させた。TLCで分画を分析し、所望の分画を合わ
せ、減圧下で蒸発乾固して標記の化合物2.2gを無定
形粉末として得た。NMRは標記の構造と合致した。I
R:3465,2942,1741cm-1(CHC
l3)。MS(FD)m/e=588(M+1)。C32H33N
3O6S。
【0058】実施例20:[6-(N-メチルカルバモイ
ル)-2-[4-(N-メチルカルバモイル)フェニル]ベンゾ[b]チエン-
3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェ
ニル]メタノン塩酸塩の製造 [6-(N-メチルカルバモイル)-2-[4-(N-メチルカ
ルバモイル)フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イル]
[4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニル]メ
タノン2gをEtOAc20mlに溶解し、HCl-エ
ーテル溶液を加えたところ、白色の沈殿が生じた。その
反応混合物を減圧下で蒸発乾固した。固体をアセトン-
EtOAcから結晶化し、濾過し、EtOAcで洗浄
し、乾燥して標記の化合物1.98gを得た。NMRは
標記の構造と合致した。元素分析(計算値)C:61.5
8,H:5.49,N:6.73;(実測値)C:61.2
5,H:5.96,N:5.97。C32H43ClN3O
6S。
ル)-2-[4-(N-メチルカルバモイル)フェニル]ベンゾ[b]チエン-
3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェ
ニル]メタノン塩酸塩の製造 [6-(N-メチルカルバモイル)-2-[4-(N-メチルカ
ルバモイル)フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イル]
[4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニル]メ
タノン2gをEtOAc20mlに溶解し、HCl-エ
ーテル溶液を加えたところ、白色の沈殿が生じた。その
反応混合物を減圧下で蒸発乾固した。固体をアセトン-
EtOAcから結晶化し、濾過し、EtOAcで洗浄
し、乾燥して標記の化合物1.98gを得た。NMRは
標記の構造と合致した。元素分析(計算値)C:61.5
8,H:5.49,N:6.73;(実測値)C:61.2
5,H:5.96,N:5.97。C32H43ClN3O
6S。
【0059】実施例21:[6-(N-エチルカルバモイ
ル)-2-[4-(N-エチルカルバモイル)フェニル]ベン
ゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニ
ル)エトキシ]フェニル]メタノンの製造 [6-ヒドロキシ-2-(4-ヒドロキシフェニル)ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩4g(7.85mm
ol)を無水THF250mlに懸濁し、トリエチルア
ミン3g(30mmol)を加えた。反応混合物を窒素下
室温で15分間撹拌した。エチルイソシアネート1.6
7g(23.5mmol)を加えた。24時間後、反応を
TLCで検査したところ、完了していなかった。上記イ
ソシアネート4.5gを追加した。96時間後、反応混
合物を濾過し、実施例19と同様にクロマトグラフィー
にかけて標記の化合物4.23gを白色の無定形粉末と
して得た。NMRは標記の構造と合致した。MS(FD)
m/e=616(M+1)。C34H37N3O6S。
ル)-2-[4-(N-エチルカルバモイル)フェニル]ベン
ゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニ
ル)エトキシ]フェニル]メタノンの製造 [6-ヒドロキシ-2-(4-ヒドロキシフェニル)ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩4g(7.85mm
ol)を無水THF250mlに懸濁し、トリエチルア
ミン3g(30mmol)を加えた。反応混合物を窒素下
室温で15分間撹拌した。エチルイソシアネート1.6
7g(23.5mmol)を加えた。24時間後、反応を
TLCで検査したところ、完了していなかった。上記イ
ソシアネート4.5gを追加した。96時間後、反応混
合物を濾過し、実施例19と同様にクロマトグラフィー
にかけて標記の化合物4.23gを白色の無定形粉末と
して得た。NMRは標記の構造と合致した。MS(FD)
m/e=616(M+1)。C34H37N3O6S。
【0060】実施例22:[6-(N-エチルカルバモイ
ル)-2-[4-(N-エチルカルバモイル)フェニル]ベン
ゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニ
ル)エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩の製造 実施例20と実質上同じ方法でこの化合物を製造し、標
記の化合物3.58gを得た。NMRは標記の構造と合
致した。元素分析(計算値)C:62.61,H:5.8
7,N:6.44;(実測値)C:62.33,H:6.1
6,N:6.41。C34H38ClN3O6S。
ル)-2-[4-(N-エチルカルバモイル)フェニル]ベン
ゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニ
ル)エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩の製造 実施例20と実質上同じ方法でこの化合物を製造し、標
記の化合物3.58gを得た。NMRは標記の構造と合
致した。元素分析(計算値)C:62.61,H:5.8
7,N:6.44;(実測値)C:62.33,H:6.1
6,N:6.41。C34H38ClN3O6S。
【0061】実施例23:[6-(N-イソプロピルカル
バモイル)-2-[4-(N-イソプロピルカルバモイル)フ
ェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-
ピペリジニル)エトキシ]フェニル]メタノンの製造 [6-ヒドロキシ-2-(4-ヒドロキシフェニル)ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩4g(7.85mm
ol)を無水THF250mlに懸濁し、トリエチルア
ミン3g(30mmol)を加えた。その反応混合物を窒
素下室温で15分間撹拌した。イソプロピルイソシアネ
ート2.77g(32.6mmol)を加えた。24時間
後、反応が完了したかどうかTLCで調べたところ、完
了していなかった。上記イソシアネート10.8g(13
0.4mol)を追加し、反応をさらに96時間続けた。
実施例19に記述した方法に実質上従って所望の化合物
を単離することにより、標記の化合物4.01gを褐色
の無定形粉末として得た。NMRは標記の構造と合致し
た。MS(FD)m/e=644(M+1)。C36H41N3
O6S。
バモイル)-2-[4-(N-イソプロピルカルバモイル)フ
ェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-
ピペリジニル)エトキシ]フェニル]メタノンの製造 [6-ヒドロキシ-2-(4-ヒドロキシフェニル)ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩4g(7.85mm
ol)を無水THF250mlに懸濁し、トリエチルア
ミン3g(30mmol)を加えた。その反応混合物を窒
素下室温で15分間撹拌した。イソプロピルイソシアネ
ート2.77g(32.6mmol)を加えた。24時間
後、反応が完了したかどうかTLCで調べたところ、完
了していなかった。上記イソシアネート10.8g(13
0.4mol)を追加し、反応をさらに96時間続けた。
実施例19に記述した方法に実質上従って所望の化合物
を単離することにより、標記の化合物4.01gを褐色
の無定形粉末として得た。NMRは標記の構造と合致し
た。MS(FD)m/e=644(M+1)。C36H41N3
O6S。
【0062】実施例24:[6-(N-イソプロピルカル
バモイル)-2-[4-(N-イソプロピルカルバモイル)フ
ェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-
ピペリジニル)エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩の
製造 実質上実施例20の方法に従ってこの化合物を製造し、
標記の化合物3.58gを白色の結晶性粉末として得
た。NMRは標記の構造と合致した。元素分析(計算値)
C:63.56,H:6.22,N:6.18;(実測値)
C:63.63,H:6.52,N:5.95。C36H42
ClN3O6S。
バモイル)-2-[4-(N-イソプロピルカルバモイル)フ
ェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-
ピペリジニル)エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩の
製造 実質上実施例20の方法に従ってこの化合物を製造し、
標記の化合物3.58gを白色の結晶性粉末として得
た。NMRは標記の構造と合致した。元素分析(計算値)
C:63.56,H:6.22,N:6.18;(実測値)
C:63.63,H:6.52,N:5.95。C36H42
ClN3O6S。
【0063】実施例25:[6-(N-シクロヘキシルカ
ルバモイル)-2-[4-(N-シクロヘキシルカルバモイ
ル)フェニル]ベンゾ[b]チエニル-3-イル][4-
[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニル]メタノン
の製造 [6-ヒドロキシ-2-(4-ヒドロキシフェニル)ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩3g(5.9mmo
l)を無水THF250mlに懸濁し、トリエチルアミ
ン2g(20mmol)を加えた。その反応混合物を窒素
下室温で15分間撹拌した。シクロヘキシルイソシアネ
ート14.5g(105mmol)を加えた。反応を48
時間続けた後、上記イソシアネート20mmolを追加
した。さらに24時間の後、実施例19の方法に実質上
従って所望の生成物を単離し、標記の化合物4.07g
を褐色の無定形粉末として得た。NMRは標記の構造と
合致した。MS(FD)m/e=724(M+1)。C42H
49N3O6S。
ルバモイル)-2-[4-(N-シクロヘキシルカルバモイ
ル)フェニル]ベンゾ[b]チエニル-3-イル][4-
[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニル]メタノン
の製造 [6-ヒドロキシ-2-(4-ヒドロキシフェニル)ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩3g(5.9mmo
l)を無水THF250mlに懸濁し、トリエチルアミ
ン2g(20mmol)を加えた。その反応混合物を窒素
下室温で15分間撹拌した。シクロヘキシルイソシアネ
ート14.5g(105mmol)を加えた。反応を48
時間続けた後、上記イソシアネート20mmolを追加
した。さらに24時間の後、実施例19の方法に実質上
従って所望の生成物を単離し、標記の化合物4.07g
を褐色の無定形粉末として得た。NMRは標記の構造と
合致した。MS(FD)m/e=724(M+1)。C42H
49N3O6S。
【0064】実施例26:[6-(N-シクロヘキシルカ
ルバモイル)-2-[4-(N-シクロヘキシルカルバモイ
ル)フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2
-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニル]メタノン塩酸
塩の製造 実施例20と実質上同じ方法で[6-(N-シクロヘキシ
ルカルバモイル)-2-[4-(N-シクロヘキシルカルバモ
イル)フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-
[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニル]メタノン
3.9gをその塩化水素塩に変換し、熱いEtOAcか
ら結晶化した。これにより標記の化合物3gが白色粉末
として得られた。NMRは標記の構造と合致した。元素
分析(計算値)C:66.34,H:6.63,N:5.5
3;(実測値)C:66.32,H:6.92,N:5.6
2。C42H50ClN3O6S。
ルバモイル)-2-[4-(N-シクロヘキシルカルバモイ
ル)フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2
-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニル]メタノン塩酸
塩の製造 実施例20と実質上同じ方法で[6-(N-シクロヘキシ
ルカルバモイル)-2-[4-(N-シクロヘキシルカルバモ
イル)フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-
[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニル]メタノン
3.9gをその塩化水素塩に変換し、熱いEtOAcか
ら結晶化した。これにより標記の化合物3gが白色粉末
として得られた。NMRは標記の構造と合致した。元素
分析(計算値)C:66.34,H:6.63,N:5.5
3;(実測値)C:66.32,H:6.92,N:5.6
2。C42H50ClN3O6S。
【0065】実施例27:[6-(N-フェニルカルバモ
イル)-2-[4-(N-フェニルカルバモイル)フェニル]
ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジ
ニル)エトキシ]フェニル]メタノンの製造 [6-ヒドロキシ-2-[4-ヒドロキシフェニル)ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩3g(5.9mmo
l)を無水THF250mlに懸濁し、トリエチルアミ
ン2g(20mmol)を加えた。その反応混合物を窒素
下室温で15分間撹拌した。フェニルイソシアネート1
5mlを加え、反応を96時間続けた。イソシアネート
5mlを追加した。さらに48時間後、反応混合物を濾
過し、エバポレートして油状物を得た。この油状物をヘ
プタンでトリチュレートし、液体をデカンテーションし
た。その油状物をクロロホルムに溶解し、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(HPLC)に付し、クロロホル
ムからクロロホルム-MeOH(19:1)への直線的勾
配で溶出させた。所望の分画を合わせ、エバポレートし
て油状物を得ることにより、標記の化合物3.31gを
得た。NMRは標記の構造と合致した。MS:m/e=
711といくらかの212(ジフェニル尿素)。C42H37
N3O6S。
イル)-2-[4-(N-フェニルカルバモイル)フェニル]
ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジ
ニル)エトキシ]フェニル]メタノンの製造 [6-ヒドロキシ-2-[4-ヒドロキシフェニル)ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩3g(5.9mmo
l)を無水THF250mlに懸濁し、トリエチルアミ
ン2g(20mmol)を加えた。その反応混合物を窒素
下室温で15分間撹拌した。フェニルイソシアネート1
5mlを加え、反応を96時間続けた。イソシアネート
5mlを追加した。さらに48時間後、反応混合物を濾
過し、エバポレートして油状物を得た。この油状物をヘ
プタンでトリチュレートし、液体をデカンテーションし
た。その油状物をクロロホルムに溶解し、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(HPLC)に付し、クロロホル
ムからクロロホルム-MeOH(19:1)への直線的勾
配で溶出させた。所望の分画を合わせ、エバポレートし
て油状物を得ることにより、標記の化合物3.31gを
得た。NMRは標記の構造と合致した。MS:m/e=
711といくらかの212(ジフェニル尿素)。C42H37
N3O6S。
【0066】実施例28:[6-(N-フェニルカルバモ
イル)-2-[4-(N-フェニルカルバモイル)フェニル]
ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジ
ニル)エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩の製造 [6-(N-フェニルカルバモイル)-2-[4-(N-フェニ
ルカルバモイル)フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イ
ル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニ
ル]メタノン3.2gをEtOAcに溶解し、濾過し
た。その溶液にHCl-エーテルを加えたところ、白色
の沈殿が生じた。液体をデカンテーションした。固体を
少量のアセトンに溶解し、濾過した後、蒸発乾固して標
記の化合物270mgを褐色の無定形粉末として得た。
元素分析(計算値)C:67.42,H:5.12,N:
5.62;(実測値)C:67.51,H:5.37,N:
5.50。C42H38ClN3O6S。
イル)-2-[4-(N-フェニルカルバモイル)フェニル]
ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジ
ニル)エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩の製造 [6-(N-フェニルカルバモイル)-2-[4-(N-フェニ
ルカルバモイル)フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イ
ル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニ
ル]メタノン3.2gをEtOAcに溶解し、濾過し
た。その溶液にHCl-エーテルを加えたところ、白色
の沈殿が生じた。液体をデカンテーションした。固体を
少量のアセトンに溶解し、濾過した後、蒸発乾固して標
記の化合物270mgを褐色の無定形粉末として得た。
元素分析(計算値)C:67.42,H:5.12,N:
5.62;(実測値)C:67.51,H:5.37,N:
5.50。C42H38ClN3O6S。
【0067】基本的に上述の方法に従うことによって、
当業者は式(I)で示される化合物を製造することができ
る。
当業者は式(I)で示される化合物を製造することができ
る。
【0068】上述のように、本発明の化合物は骨損失の
防止、血清コレステロールレベルの低下ならびにホルモ
ン依存性の哺乳類乳癌腫および子宮癌腫の治療に有用で
ある。したがって本発明のさらなる態様は、骨の損失を
防止し、血清コレステロールを低下させ、ホルモン依存
性の乳癌腫および子宮癌腫を治療する方法であって、治
療を必要とする哺乳動物に、式(I)で示される化合物も
しくはその医薬的に許容される塩または溶媒和物の骨損
失防止投与量、血清コレステロール低下投与量、もしく
はホルモン依存性の乳癌腫または子宮癌腫防止投与量
(有効量)を投与することによる方法である。
防止、血清コレステロールレベルの低下ならびにホルモ
ン依存性の哺乳類乳癌腫および子宮癌腫の治療に有用で
ある。したがって本発明のさらなる態様は、骨の損失を
防止し、血清コレステロールを低下させ、ホルモン依存
性の乳癌腫および子宮癌腫を治療する方法であって、治
療を必要とする哺乳動物に、式(I)で示される化合物も
しくはその医薬的に許容される塩または溶媒和物の骨損
失防止投与量、血清コレステロール低下投与量、もしく
はホルモン依存性の乳癌腫または子宮癌腫防止投与量
(有効量)を投与することによる方法である。
【0069】本明細書で用いられる「有効量」という用
語は、骨の損失を防止するか、血清コレステロールレベ
ルを低下させるか、もしくはホルモン依存性の乳癌腫お
よび子宮癌腫を防止することができる本発明化合物の量
を意味する。本法は適宜、医学的治療および/または予
防的処置を包含する。治療的および/または予防的効果
を得るために本発明に従って投与される化合物の特定の
投与量は、当然のことながら症例を取り巻く特定の環境
(例えば投与する化合物、投与の経路および処置される
状態などを含む)によって決定されるであろう。典型的
な日用量は、約0.1mg/kg(体重)から約1000
mg/kg(体重)までの非毒性投与レベルの単独で投与
される本発明の活性化合物か、エストロゲンと共に、あ
るいはエストロゲンと組み合わせて投与される本発明の
活性化合物を含有するであろう。好ましい日用量は一般
に約0.5〜約600mg/kgであり、理想的には約
1.0〜約300mg/kgであろう。一般にエストロ
ゲンの許容される有効日用量は約0.01〜約4.0mg
であり、より典型的には約0.1〜約2.0mgである。
語は、骨の損失を防止するか、血清コレステロールレベ
ルを低下させるか、もしくはホルモン依存性の乳癌腫お
よび子宮癌腫を防止することができる本発明化合物の量
を意味する。本法は適宜、医学的治療および/または予
防的処置を包含する。治療的および/または予防的効果
を得るために本発明に従って投与される化合物の特定の
投与量は、当然のことながら症例を取り巻く特定の環境
(例えば投与する化合物、投与の経路および処置される
状態などを含む)によって決定されるであろう。典型的
な日用量は、約0.1mg/kg(体重)から約1000
mg/kg(体重)までの非毒性投与レベルの単独で投与
される本発明の活性化合物か、エストロゲンと共に、あ
るいはエストロゲンと組み合わせて投与される本発明の
活性化合物を含有するであろう。好ましい日用量は一般
に約0.5〜約600mg/kgであり、理想的には約
1.0〜約300mg/kgであろう。一般にエストロ
ゲンの許容される有効日用量は約0.01〜約4.0mg
であり、より典型的には約0.1〜約2.0mgである。
【0070】本発明の方法は女性と同様に男性にも有用
である。エストロゲン性応答が実質的に存在しないこと
は、エストロゲンやエストロゲン作用薬の女性化応答
(女性化乳房など)を明示することなく本発明の方法を男
性が使用することを可能にするはずである。しかし好ま
しくは本発明の方法は女性において有用であり、エスト
ロゲン欠乏女性にはとりわけ有用である。予期される骨
の損失は、骨粗鬆症やクッシング病など、骨体積が一定
である場合の骨質量の減少である。エストロゲン欠乏症
は自然に起こり得るし(閉経後など)、外科的にも起こり
得る。長期間にわたるコルチコステロイドの投与を受け
ているか、もしくは受けたことがある患者ならびに生殖
腺発育不全の患者も本発明の化合物、製剤および方法を
使用することができる。
である。エストロゲン性応答が実質的に存在しないこと
は、エストロゲンやエストロゲン作用薬の女性化応答
(女性化乳房など)を明示することなく本発明の方法を男
性が使用することを可能にするはずである。しかし好ま
しくは本発明の方法は女性において有用であり、エスト
ロゲン欠乏女性にはとりわけ有用である。予期される骨
の損失は、骨粗鬆症やクッシング病など、骨体積が一定
である場合の骨質量の減少である。エストロゲン欠乏症
は自然に起こり得るし(閉経後など)、外科的にも起こり
得る。長期間にわたるコルチコステロイドの投与を受け
ているか、もしくは受けたことがある患者ならびに生殖
腺発育不全の患者も本発明の化合物、製剤および方法を
使用することができる。
【0071】本発明の化合物は、経口、直腸、経皮、皮
下、静脈内、筋肉内および鼻孔内経路を含む様々な経路
で投与することができる。投与に先立って本発明の化合
物を製剤化することが好ましい。したがって本発明のも
う1つの態様は、式(I)で示される化合物もしくはその
医薬的に許容される塩または溶媒和物の有効量(単品も
しくはエストロゲンと組み合わせる)と、医薬的に許容
される担体、希釈剤または賦形剤とからなる医薬製剤で
ある。
下、静脈内、筋肉内および鼻孔内経路を含む様々な経路
で投与することができる。投与に先立って本発明の化合
物を製剤化することが好ましい。したがって本発明のも
う1つの態様は、式(I)で示される化合物もしくはその
医薬的に許容される塩または溶媒和物の有効量(単品も
しくはエストロゲンと組み合わせる)と、医薬的に許容
される担体、希釈剤または賦形剤とからなる医薬製剤で
ある。
【0072】そのような製剤中の活性成分はその製剤の
0.1重量%から99.9重量%までを占める。「医薬的
に許容される」とは、その担体、希釈剤または賦形剤が
製剤中の他の成分と適合し、その受容者にとって有害で
あってはならないことを意味する。
0.1重量%から99.9重量%までを占める。「医薬的
に許容される」とは、その担体、希釈剤または賦形剤が
製剤中の他の成分と適合し、その受容者にとって有害で
あってはならないことを意味する。
【0073】本発明の医薬製剤は容易に入手できる周知
の成分を用いて既知の方法で調製される。本発明の組成
物を製造する場合、普通は活性成分を担体と混合する
か、担体で希釈するか、もしくはカプセル、サシェー、
紙または他の容器の形態を取り得る担体内に封入する。
担体が希釈剤として機能する場合、それは活性成分のた
めの賦形剤、添加剤または媒質として作用する固体、半
固体または液体物質であり得る。したがって本発明の組
成物は、錠剤、丸剤、粉末剤、口中剤、サシェー剤、カ
シェー剤、エリキシル剤、懸濁剤、乳剤、溶液剤、シロ
ップ、エアゾル剤(固体として、あるいは液体媒質中)、
軟および硬ゼラチンカプセル剤、坐剤、滅菌注射可能溶
液、滅菌封入粉末剤などの形態を取り得る。局所的投与
を意図する典型的な製剤は、例えば10重量%までの活
性化合物を含有する軟膏、クリーム、ゲルおよびローシ
ョンである。
の成分を用いて既知の方法で調製される。本発明の組成
物を製造する場合、普通は活性成分を担体と混合する
か、担体で希釈するか、もしくはカプセル、サシェー、
紙または他の容器の形態を取り得る担体内に封入する。
担体が希釈剤として機能する場合、それは活性成分のた
めの賦形剤、添加剤または媒質として作用する固体、半
固体または液体物質であり得る。したがって本発明の組
成物は、錠剤、丸剤、粉末剤、口中剤、サシェー剤、カ
シェー剤、エリキシル剤、懸濁剤、乳剤、溶液剤、シロ
ップ、エアゾル剤(固体として、あるいは液体媒質中)、
軟および硬ゼラチンカプセル剤、坐剤、滅菌注射可能溶
液、滅菌封入粉末剤などの形態を取り得る。局所的投与
を意図する典型的な製剤は、例えば10重量%までの活
性化合物を含有する軟膏、クリーム、ゲルおよびローシ
ョンである。
【0074】以下の製剤例は例示を目的とするものであ
って、決して本発明の限定を意図するものではない。
「活性成分」とは当然のことながら式(I)で示される化
合物もしくはその医薬的に許容される塩または溶媒和物
を意味する。
って、決して本発明の限定を意図するものではない。
「活性成分」とは当然のことながら式(I)で示される化
合物もしくはその医薬的に許容される塩または溶媒和物
を意味する。
【0075】製剤例1 次の成分を用いて硬ゼラチンカプセルを製造する。
【表1】
【0076】製剤例2 次の成分を用いて錠剤を製造する。
【表2】 各成分を配合し、圧縮してそれぞれ665mgの錠剤に
する。
する。
【0077】製剤例3 次の成分を含有するエアゾル溶液を製造する。
【表3】 活性化合物をエタノールと混合し、その混合物をプロペ
ラント22の一部に加え、−30℃に冷却し、充填装置
に移す。次に必要量をステンレス鋼容器に入れ、プロペ
ラントの残りで希釈する。次にバルブユニットを容器に
装着する。
ラント22の一部に加え、−30℃に冷却し、充填装置
に移す。次に必要量をステンレス鋼容器に入れ、プロペ
ラントの残りで希釈する。次にバルブユニットを容器に
装着する。
【0078】製剤例4 それぞれ60mgの活性成分を含有する錠剤を次のよう
に製造する。
に製造する。
【表4】 活性成分 60mg 澱粉 45mg 微結晶性セルロース 35mg ポリビニルピロリドン (10%の水溶液として) 4mg カルボキシメチルデンプンナトリウム 4.5mg ステアリン酸マグネシウム 0.5mg タルク 1mg 合計 150mg 活性成分、澱粉およびセルロースを45番メッシュ(U.
S.)のふるいに通し、充分に混合する。ポリビニルピロ
リドンを含有する水溶液を得られた粉末と混合した後、
その混合物を14番メッシュ(U.S.)のふるいに通す。
このようにして得られた顆粒を50℃で乾燥し、18番
メッシュ(U.S.)のふるいに通す。次に、予め60番メ
ッシュ(U.S.)のふるいに通しておいたカルボキシメチ
ルデンプンナトリウム、ステアリン酸マグネシウムおよ
びタルクを上記の顆粒に加え、混合の後、打錠機で圧縮
してそれぞれ150mgの錠剤を得る。
S.)のふるいに通し、充分に混合する。ポリビニルピロ
リドンを含有する水溶液を得られた粉末と混合した後、
その混合物を14番メッシュ(U.S.)のふるいに通す。
このようにして得られた顆粒を50℃で乾燥し、18番
メッシュ(U.S.)のふるいに通す。次に、予め60番メ
ッシュ(U.S.)のふるいに通しておいたカルボキシメチ
ルデンプンナトリウム、ステアリン酸マグネシウムおよ
びタルクを上記の顆粒に加え、混合の後、打錠機で圧縮
してそれぞれ150mgの錠剤を得る。
【0079】製剤例5 それぞれ80mgの活性成分を含有するカプセル剤を次
のように製造する。
のように製造する。
【表5】 活性成分 80mg 澱粉 59mg 微結晶性セルロース 59mg ステアリン酸マグネシウム 2mg 合計 200mg 活性成分、セルロース、澱粉およびステアリン酸マグネ
シウムを配合し、45番メッシュ(U.S.)のふるいに通
し、200mgづつ硬ゼラチンカプセルに封入する。
シウムを配合し、45番メッシュ(U.S.)のふるいに通
し、200mgづつ硬ゼラチンカプセルに封入する。
【0080】製剤例6 それぞれ225mgの活性成分を含有する坐剤を次のよ
うに製造する。
うに製造する。
【表6】 活性成分 225mg 飽和脂肪酸グリセリド 2000mg 合計 2225mg 活性成分を60番メッシュ(U.S.)のふるいに通し、必
要最小限の熱で予め融解しておいた飽和脂肪酸グリセリ
ド中に懸濁する。次にその混合物を名目2g容量の坐剤
型に注ぎ、冷却する。
要最小限の熱で予め融解しておいた飽和脂肪酸グリセリ
ド中に懸濁する。次にその混合物を名目2g容量の坐剤
型に注ぎ、冷却する。
【0081】製剤例7 5mlにつきそれぞれ50mgの活性成分を含有する懸
濁剤を次のように製造する。
濁剤を次のように製造する。
【表7】 活性成分 50mg カルボキシメチルセルロースナトリウム 50mg シロップ 1.25ml 安息香酸溶液 0.10ml 香料 適量 着色料 適量 精製水 合計5mlになる量 活性成分を45番メッシュ(U.S.)のふるいに通し、カ
ルボキシメチルセルロースナトリウムおよびシロップと
混合して滑らかなペースト状にする。安息香酸溶液、香
料および着色料を水の一部で希釈し、撹拌しながら加え
る。次に充分量の水を加えて必要な体積にする。
ルボキシメチルセルロースナトリウムおよびシロップと
混合して滑らかなペースト状にする。安息香酸溶液、香
料および着色料を水の一部で希釈し、撹拌しながら加え
る。次に充分量の水を加えて必要な体積にする。
【0082】製剤例8 静脈内製剤を次のように製造することができる。
【表8】 活性成分 100mg 等張食塩水 1000ml 一般に上記成分の溶液を毎分1mlの速度で対象に静脈
内投与する。
内投与する。
【0083】閉経後の骨粗鬆症のモデルで下記の評価を
行い、末端大腿骨密度と血清コレステロールに対する異
なる処置の効果を決定した。
行い、末端大腿骨密度と血清コレステロールに対する異
なる処置の効果を決定した。
【0084】骨密度 75日齢の年とったメスのスプレーグ・ドーリーラット
(体重範囲225〜275g)をCharles River Laborato
ries(ミシガン州ポルテージ)から入手した。それらを3
匹の群に分けて、食物(カルシウム含量約1%)と水を自
由に摂取させた。室温を最少相対湿度40%の22.2
±1.7℃に維持した。室内の光周期は明12時間、暗
12時間とした。到着の1週間後に、麻酔下(44mg
/kgケタミンと5mg/kgキシラジン(Butler,イ
ンディアナ州インディアナポリス)を筋肉内投与)でラッ
トを両側卵巣切除術に付した。麻酔からの回復後、外科
手術の日に賦形剤、エストロゲンまたは式(I)で示され
る化合物による処置を始めた。経口投与は1%カルボキ
シメチルセルロース(CMC)0.5ml中の胃管栄養法
で行った。外科手術時とその後の毎週に体重を決定し、
体重の変化と共に投与量を調節した。陰性対照および陽
性対照にするべく、賦形剤またはエストロゲンで処置し
た卵巣切除(OVX)ラットと非卵巣切除(無傷)ラットを
各実験群と平行して評価した。ラットを35日間毎日処
置し(1処置群6匹)、36日目に二酸化炭素窒息で犠牲
にした。いくつかの場合、二酸化炭素窒息に先立って心
血液試料(コレステロール分析用)を麻酔(ケタミン/キ
シラジン)したラットから集めた。35日という期間は
本明細書に記述するように測定される骨密度の最大減少
を可能にするに充分であった。完全な卵巣切除に伴うエ
ストロゲン欠乏症を確認するために、犠牲時に子宮を取
り出し、付着した組織を切り裂き、湿重量を測定する前
に液体内容物を排出させた。子宮重量は卵巣切除に応答
して常に約75%減少した。次に子宮を10%中性緩衝
化ホルマリンに入れることによって、以降の組織学的分
析を可能にした。右の大腿骨を摘出し、単光子吸収測定
法でしつ蓋溝から末端骨幹端1mmで走査した。密度計
測定の結果は骨の鉱物含量と骨幅の関数として骨密度の
計算値を表す。
(体重範囲225〜275g)をCharles River Laborato
ries(ミシガン州ポルテージ)から入手した。それらを3
匹の群に分けて、食物(カルシウム含量約1%)と水を自
由に摂取させた。室温を最少相対湿度40%の22.2
±1.7℃に維持した。室内の光周期は明12時間、暗
12時間とした。到着の1週間後に、麻酔下(44mg
/kgケタミンと5mg/kgキシラジン(Butler,イ
ンディアナ州インディアナポリス)を筋肉内投与)でラッ
トを両側卵巣切除術に付した。麻酔からの回復後、外科
手術の日に賦形剤、エストロゲンまたは式(I)で示され
る化合物による処置を始めた。経口投与は1%カルボキ
シメチルセルロース(CMC)0.5ml中の胃管栄養法
で行った。外科手術時とその後の毎週に体重を決定し、
体重の変化と共に投与量を調節した。陰性対照および陽
性対照にするべく、賦形剤またはエストロゲンで処置し
た卵巣切除(OVX)ラットと非卵巣切除(無傷)ラットを
各実験群と平行して評価した。ラットを35日間毎日処
置し(1処置群6匹)、36日目に二酸化炭素窒息で犠牲
にした。いくつかの場合、二酸化炭素窒息に先立って心
血液試料(コレステロール分析用)を麻酔(ケタミン/キ
シラジン)したラットから集めた。35日という期間は
本明細書に記述するように測定される骨密度の最大減少
を可能にするに充分であった。完全な卵巣切除に伴うエ
ストロゲン欠乏症を確認するために、犠牲時に子宮を取
り出し、付着した組織を切り裂き、湿重量を測定する前
に液体内容物を排出させた。子宮重量は卵巣切除に応答
して常に約75%減少した。次に子宮を10%中性緩衝
化ホルマリンに入れることによって、以降の組織学的分
析を可能にした。右の大腿骨を摘出し、単光子吸収測定
法でしつ蓋溝から末端骨幹端1mmで走査した。密度計
測定の結果は骨の鉱物含量と骨幅の関数として骨密度の
計算値を表す。
【0085】血清コレステロール(4日検定法) 75日齢の年とったメスのスプラーグ・ドーリーラット
(体重範囲200〜225g)をCharles River Laborato
ries(ミシガン州ポルテージ)から入手した。動物をChar
les River Laboratoriesでシャム(Sham)外科術にさらす
か、もしくは両側卵巣切除(OVX)した後、1週間後に
輸送した。到着時に1カゴにつき3ないし4匹の群とし
て金属性懸垂カゴに入れ、食物(カルシウム含量約0.5
%)と水を1週間自由に摂取させた。室温は最小相対湿
度40%で22.2±1.7℃に維持した。室内の光周期
は明12時間、暗12時間とした。
(体重範囲200〜225g)をCharles River Laborato
ries(ミシガン州ポルテージ)から入手した。動物をChar
les River Laboratoriesでシャム(Sham)外科術にさらす
か、もしくは両側卵巣切除(OVX)した後、1週間後に
輸送した。到着時に1カゴにつき3ないし4匹の群とし
て金属性懸垂カゴに入れ、食物(カルシウム含量約0.5
%)と水を1週間自由に摂取させた。室温は最小相対湿
度40%で22.2±1.7℃に維持した。室内の光周期
は明12時間、暗12時間とした。
【0086】投与摂生/組織収集 1週間の順化後(したがってOVXの2週間後)に試験化
合物の毎日の投与を開始した。特に言及しない限り、す
べての化合物を1ml/kg体重の量で経口的に投与し
た。20%ポリエチレングリコール賦形剤中の17β-
エストラジオールを皮下投与し、17α-エチニルエス
トラジオールと試験化合物は特に言及しない限り1%カ
ルボキシメチルセルロースまたは20%シクロデキシト
リン中の懸濁液として経口投与した。毎日4日間動物に
投与した。4日の投与摂生の後、動物の重量を測定し、
ケタミン:キシラジン(2:1,v/v)混合物で麻酔
し、心臓穿刺によって血液試料を集めた。次にCO2で
の窒息によって動物を犠牲にし、中線切開によって子宮
を取り出し、湿重量を決定した。
合物の毎日の投与を開始した。特に言及しない限り、す
べての化合物を1ml/kg体重の量で経口的に投与し
た。20%ポリエチレングリコール賦形剤中の17β-
エストラジオールを皮下投与し、17α-エチニルエス
トラジオールと試験化合物は特に言及しない限り1%カ
ルボキシメチルセルロースまたは20%シクロデキシト
リン中の懸濁液として経口投与した。毎日4日間動物に
投与した。4日の投与摂生の後、動物の重量を測定し、
ケタミン:キシラジン(2:1,v/v)混合物で麻酔
し、心臓穿刺によって血液試料を集めた。次にCO2で
の窒息によって動物を犠牲にし、中線切開によって子宮
を取り出し、湿重量を決定した。
【0087】コレステロール分析 血液試料を室温で2時間凝固させ、3000rpmで1
0分間の遠心分離の後、血清を得た。Boeringer Mannhe
im Diagnostics高性能コレステロール検定法を用いて血
清コレステロールを決定した。簡単に述べると、コレス
テロールをコレスト-4-エン-3-オンと過酸化水素に酸
化した。次に、その過酸化水素をペルオキシダーゼの存
在下でフェノールおよび4-アミノフェナゾンと反応さ
せてp-キノンイミン色素を形成させ、それを500n
mにおける分光光度測定で読み取った。次に標準曲線に
対してコレステロール濃度を計算した。Biomek Automat
ed Workstationを用いてこの全検定法を自動化した。
0分間の遠心分離の後、血清を得た。Boeringer Mannhe
im Diagnostics高性能コレステロール検定法を用いて血
清コレステロールを決定した。簡単に述べると、コレス
テロールをコレスト-4-エン-3-オンと過酸化水素に酸
化した。次に、その過酸化水素をペルオキシダーゼの存
在下でフェノールおよび4-アミノフェナゾンと反応さ
せてp-キノンイミン色素を形成させ、それを500n
mにおける分光光度測定で読み取った。次に標準曲線に
対してコレステロール濃度を計算した。Biomek Automat
ed Workstationを用いてこの全検定法を自動化した。
【0088】子宮エオシン好性白血球ペルオキシダーゼ検定法 骨密度と血清コレステロール評価からの子宮を共に酵素
的分析の時まで4℃で保存した。次に、0.005%ト
リトンX-100を含有する50nMトリス緩衝液(pH
8.0)50体積の中で子宮をホモジナイズした。トリス
緩衝液中の0.01%過酸化水素および10mM o-フ
ェニレンジアミン(最終濃度)の添加時に、吸光度の増大
を450nmで1分間監視した。子宮内にエオシン好性
白血球が存在することは化合物のエストロゲン性活性の
指標である。反応曲線の最初の直線部分の間に15秒間
隔の最大速度を決定した。
的分析の時まで4℃で保存した。次に、0.005%ト
リトンX-100を含有する50nMトリス緩衝液(pH
8.0)50体積の中で子宮をホモジナイズした。トリス
緩衝液中の0.01%過酸化水素および10mM o-フ
ェニレンジアミン(最終濃度)の添加時に、吸光度の増大
を450nmで1分間監視した。子宮内にエオシン好性
白血球が存在することは化合物のエストロゲン性活性の
指標である。反応曲線の最初の直線部分の間に15秒間
隔の最大速度を決定した。
【0089】化合物の供給源 17β-エストラジオールと17α-エチニルエストラジ
オールはSigma Chemical Co.(ミズーリ州セントルイス)
から入手した。
オールはSigma Chemical Co.(ミズーリ州セントルイス)
から入手した。
【0090】統計 実験群はすべて5または6匹の動物から構成された。分
散の一方向分析(one way analysis)を用いて統計学的な
比較を行い、統計学的な有意性(p≦0.05)が示され
た場合には、ポストホック・レンジ分析(post-hoc rang
e analysis)によって平均を分離した。賦形剤で処置し
たOVX対照と比較して計算した変化の百分率(%)とし
て結果を報告する。
散の一方向分析(one way analysis)を用いて統計学的な
比較を行い、統計学的な有意性(p≦0.05)が示され
た場合には、ポストホック・レンジ分析(post-hoc rang
e analysis)によって平均を分離した。賦形剤で処置し
たOVX対照と比較して計算した変化の百分率(%)とし
て結果を報告する。
【0091】米国特許第4418068号には、[6-
(メチルスルホノイルオキシ)-2-[4-(メチルスルホノ
イルオキシ)フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イル]
[4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニル]メ
タノン塩酸塩と[6-(フェニルスルホノイルオキシ)-2
-[4-(フェニルスルホノイルオキシ)フェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩が、該特許に開示
されている所望の化合物を合成する際に有用なヒドロキ
シ保護中間体として開示されている。これらの中間体を
も製造し、上述の試験系で評価した。
(メチルスルホノイルオキシ)-2-[4-(メチルスルホノ
イルオキシ)フェニル]ベンゾ[b]チエン-3-イル]
[4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]フェニル]メ
タノン塩酸塩と[6-(フェニルスルホノイルオキシ)-2
-[4-(フェニルスルホノイルオキシ)フェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩が、該特許に開示
されている所望の化合物を合成する際に有用なヒドロキ
シ保護中間体として開示されている。これらの中間体を
も製造し、上述の試験系で評価した。
【0092】4日評価の結果を表9に記載し、35日評
価の結果を表10に記載する。表11と表12は同じ評
価法を用いて米国特許第4418068号の保護された
中間体について得られた結果と、本発明の範囲外のスル
ホン酸エステル類縁体(式(I)においてRとR1が−OS
O2−(CH2)n-CH3を表し、nが2または6を表し、
Xが単結合を表し、R2がピペリジノを表す化合物に相
当する)について得られた結果(4日評価のみ)を表して
いる。
価の結果を表10に記載する。表11と表12は同じ評
価法を用いて米国特許第4418068号の保護された
中間体について得られた結果と、本発明の範囲外のスル
ホン酸エステル類縁体(式(I)においてRとR1が−OS
O2−(CH2)n-CH3を表し、nが2または6を表し、
Xが単結合を表し、R2がピペリジノを表す化合物に相
当する)について得られた結果(4日評価のみ)を表して
いる。
【0093】
【表9】 4日OVX 実施例 投与量 子宮重量 エオシン好性白血球 血清 番号 (mg/kg) (増大率(%)) ペルオキシダーゼ コレステロール (Vmax) (減少率(%)) 1 0.1 −7.2 5.2 32.0 1 −8.9 5.6 44.8 10 −6.4 5.0 65.2 2 0.01 0 4.2 0 0.1 22.4 4.2 32.9 1 32.6 5.2 58.0 10 27.6 7.0 69.9 4 0.1 −8.4 5.2 −10.9 1 −1.3 3.2 14.7 10 24.2 5.6 37.7 6 0.1 −11.8 3.8 29.7 1 −11.8 4.1 15.1 10 10.1 4.4 26.6 9 0.1 19.5 4.7 31.7 1 43.9 7.3 52.0 10 56.1 22.9 73.0 11 0.1 2.8 14.9 33.4 1 17.7 14.4 61.7 10 22.3 10.1 62.3 13 0.1 33.3 7.7 44.4 1 12.5 7.6 72.0 10 25.0 5.5 75.2 15 0.1 6.3 5.3 72.7 1 16.7 4.8 69.9 10 −2.0 5.3 72.1 20 0.01 16.7 5.3 24.3 0.1 19.0 4.9 23.0 1 45.2 10.7 52.0 22 0.1 48.8 3.1 43.8 1 35.1 3.7 65.5 10 41.8 1.2 63.0 24 0.1 34.9 4.8 28.2 1 42.3 7.1 56.1 10 50.5 5.3 55.7 26 0.1 13.0 3.5 12.2 1 23.7 4.6 51.3 10 14.4 5.2 52.8
【0094】
【表10】 35日OVX 実施例 投与量 骨鉱物含量 子宮重量 血清 番号 (mg/kg) (保護率(%)) (OVXに対する コレステロール 増大率(%)) (OVXに対する 減少率(%)) 2 0.01 −40 14.4 0.9 0.1 −17.5 49.0 16.4 1.0 −7.5 71.2 30.7 10.0 50 73.5 48.2 4 0.01 10.7 −1.0 2.3 0.1 14.7 −4.8 −37 1.0 41.3 74.8 −24 10.0 54.2 83.3 51.3 6 0.01 6.7 13.4 −1.5 0.1 10.0 16.2 −15.8 1.0 0 27.6 −11.6 10.0 40.0 77.6 −2.0 20 0.01 −2.1 38.6 45.0 0.1 20.8 89.2 42.6 1.0 12.5 78.4 57.7 10.0 25 90.6 53.6 22 0.01 −24.4 −2.3 9.2 0.1 6.7 55.0 31.9 1.0 44.4 48.4 53.5 10.0 42.2 48.8 59.5 24 0.01 −24.4 4.2 19.9 0.1 33.3 40.0 30.6 1.0 31.1 81.6 49.6 10.0 64.4 42.0 50.5 26 0.01 0 1.3 0.5 0.1 −29.2 41.1 39.4 1.0 54.2 96.9 51.8 10.0 50.0 62.5 45.0 28 0.01 −0.6 13.4 −6.1 0.1 42.7 61.8 10.4 1.0 22.1 80.8 4.4
【0095】
【表11】 4日OVX 化合物 投与量 子宮 エオシン好性 血清 mg/kg 重量 白血球ペルオ コレステロール (増大率) キシダーゼ (減少率) % (Vmax) % A 0.1 −19.6 6.2 1.7 1.0 −20.8 8.3 6.2 10.0 −17.8 6.2 3.7 B 0.1 20.9 4.8 −6.8 1.0 −7 3.6 −0.2 10.0 27.9 4.9 6.1 C 0.1 −22.2 16.1 −8 1.0 −12.6 6.6 7.3 10.0 4.8 11.6 10.7 D 0.1 2.9 3.6 11.6 1.0 −2.6 4.0 9.9 10.0 3.5 3.5 13.5 注)化合物A:[6-(メチルスルホノイルオキシ)-2-
[4-(メチルスルホイルオキシ)フェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩。 化合物B:[6-(フェニルスルホノイルオキシ)-2-
[4-(フェニルスルホイルオキシ)フェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩。 化合物C:[6-(n-プロピルスルホノイル)-2-[4-
(n-プロピルスルホイル)フェニル]ベンゾ[b]チエ
ン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]
フェニル]メタノン塩酸塩。 化合物D:[6-(n-ヘプチルスルホノイル)-2-[4-
(n-ヘプチルスルホイル)フェニル]ベンゾ[b]チエ
ン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]
フェニル]メタノン塩酸塩。
[4-(メチルスルホイルオキシ)フェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩。 化合物B:[6-(フェニルスルホノイルオキシ)-2-
[4-(フェニルスルホイルオキシ)フェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩。 化合物C:[6-(n-プロピルスルホノイル)-2-[4-
(n-プロピルスルホイル)フェニル]ベンゾ[b]チエ
ン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]
フェニル]メタノン塩酸塩。 化合物D:[6-(n-ヘプチルスルホノイル)-2-[4-
(n-ヘプチルスルホイル)フェニル]ベンゾ[b]チエ
ン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]
フェニル]メタノン塩酸塩。
【0096】
【表12】 35日OVX 化合物 投与量 骨鉱物含量 子宮重量 血清 (mg/kg) (保護率(%)) (OVXに対する コレステロール 増大率(%)) (OVXに対する 減少率(%)) A 0.01 2.8 −17.7 4 0.1 5.6 −10.5 3.6 1.0 2.8 −13.4 2.6 10.0 5.6 −7.9 3.5 B 0.01 −35.3 −6.4 −10.8 0.1 5.9 −7.7 −14.4 1.0 −17.6 −9.9 −19.0 10.0 −50.0 −29.4 −15.5 注)化合物A:[6-(メチルスルホノイルオキシ)-2-
[4-(メチルスルホイルオキシ)フェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩。 化合物B:[6-(フェニルスルホノイルオキシ)-2-
[4-(フェニルスルホイルオキシ)フェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩。
[4-(メチルスルホイルオキシ)フェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩。 化合物B:[6-(フェニルスルホノイルオキシ)-2-
[4-(フェニルスルホイルオキシ)フェニル]ベンゾ
[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)
エトキシ]フェニル]メタノン塩酸塩。
【0097】DMBAが誘発する乳腫瘍阻害 Harlan Industries(インディアナ州インディアナポリ
ス)から購入したメスのスプラーグ・ドーリーラットに
乳腫瘍を作った。約55日齢時に、7,12-ジメチルベ
ンズ[a]アントラセン(DMBA)20mgを一回ラッ
トに経口投与した。DMBA投与の約6週間後、一週間
間隔で腫瘍の出現について乳腺を触診した。1またはそ
れ以上の腫瘍が現れるたびに、各腫瘍の最長径と最短径
を測定カリパスで測定し、その測定値を記録し、その動
物を実験のために選択した。試験群間に平均した大きさ
の腫瘍が等しく分配されるように、処置群と対照群に様
々な大きさの腫瘍を均等に分配するよう試みた。各実験
の対照群と試験群は5ないし9匹の動物から構成され
た。本明細書に記載のデータ表の各実験について試験動
物の平均数を表示する。2%アカシア中の腹腔内注射
か、もしくは経口的に試験化合物を投与した。経口投与
する化合物は0.2mlコーン油に溶解もしくは懸濁し
た。アカシアおよびコーン油対照処置を含む各処置を各
試験動物に毎日1回投与した。最初の腫瘍測定と試験動
物の選択の後、上述の方法で腫瘍を毎週測定した。最初
の腫瘍測定と試験動物の選択後、上述の方法で各週に腫
瘍を測定した。動物の処置と測定を3〜5週間続け、そ
の時点で腫瘍の最終面積を決定した。各化合物処置と対
照処置について、平均腫瘍面積の変化を決定した。ステ
ューデントのt-検定を用いて平均変化の有意性につい
て分析した。これらの試験の結果を次の表13に示す。
ス)から購入したメスのスプラーグ・ドーリーラットに
乳腫瘍を作った。約55日齢時に、7,12-ジメチルベ
ンズ[a]アントラセン(DMBA)20mgを一回ラッ
トに経口投与した。DMBA投与の約6週間後、一週間
間隔で腫瘍の出現について乳腺を触診した。1またはそ
れ以上の腫瘍が現れるたびに、各腫瘍の最長径と最短径
を測定カリパスで測定し、その測定値を記録し、その動
物を実験のために選択した。試験群間に平均した大きさ
の腫瘍が等しく分配されるように、処置群と対照群に様
々な大きさの腫瘍を均等に分配するよう試みた。各実験
の対照群と試験群は5ないし9匹の動物から構成され
た。本明細書に記載のデータ表の各実験について試験動
物の平均数を表示する。2%アカシア中の腹腔内注射
か、もしくは経口的に試験化合物を投与した。経口投与
する化合物は0.2mlコーン油に溶解もしくは懸濁し
た。アカシアおよびコーン油対照処置を含む各処置を各
試験動物に毎日1回投与した。最初の腫瘍測定と試験動
物の選択の後、上述の方法で腫瘍を毎週測定した。最初
の腫瘍測定と試験動物の選択後、上述の方法で各週に腫
瘍を測定した。動物の処置と測定を3〜5週間続け、そ
の時点で腫瘍の最終面積を決定した。各化合物処置と対
照処置について、平均腫瘍面積の変化を決定した。ステ
ューデントのt-検定を用いて平均変化の有意性につい
て分析した。これらの試験の結果を次の表13に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/55 ADT 9454−4C ADU 9454−4C (72)発明者 ヘンリー・ウールマン・ブライアント アメリカ合衆国46250インディアナ州イン ディアナポリス、ソーンウッド・コート 6025番 (72)発明者 ジョージ・ジョゼフ・カリナン アメリカ合衆国46181インディアナ州トラ ファルガー、アール・アール1番 ボック ス468
Claims (3)
- 【請求項1】 式: 【化1】 [Xは単結合または−CH2−を表す。R2はピロリジ
ノ、ピペリジノまたはヘキサメチレンイミノから選択さ
れる複素環を表す。RはOH,−OSO2−(CH2)n−
CH3または−OC(=O)NH−R3を表す。R1は水
素、OH、フルオロ、クロロ、−OSO2−(CH2)n−
CH3または−OC(=O)NH−R3を表す。R3はそれ
ぞれ独立にC1〜C6アルキル、C3〜C6シクロアルキ
ル、非置換または置換フェニル(ここに置換基はフルオ
ロ、クロロ、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3アルコキ
シである)を表す。nはそれぞれ独立に3、4または5
を表す。ただし、RとR1のうち少なくとも1つは−O
SO2−(CH2)n−CH3または−OC(=O)NH−R3
を表すものとする。]で示される化合物ならびにその医
薬的に許容される塩および溶媒和物。 - 【請求項2】 [6-(n-ブチルスルホノイル)-2-[4
-(n-ブチルスルホノイル)フェニル]ベンゾ[b]チエ
ン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジニル)エトキシ]
フェニル]メタノンまたは[6-(n-ペンチルスルホノ
イル)-2-[4-(n-ペンチルスルホノイル)フェニル]
ベンゾ[b]チエン-3-イル][4-[2-(1-ピペリジ
ニル)エトキシ]フェニル]メタノンもしくはその医薬
的に許容される塩または溶媒和物である請求項1に記載
の化合物。 - 【請求項3】 式: 【化2】 [Xは単結合または−CH2−を表す。R2はピロリジ
ノ、ピペリジノまたはヘキサメチレンイミノから選択さ
れる複素環を表す。RはOH,−OSO2−(CH2)n−
CH3または−OC(=O)NH−R3を表す。R1は水
素、OH、フルオロ、クロロ、−OSO2−(CH2)n−
CH3または−OC(=O)NH−R3を表す。R3はそれ
ぞれ独立にC1〜C6アルキル、C3〜C6シクロアルキ
ル、非置換または置換フェニル(ここに置換基はフルオ
ロ、クロロ、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3アルコキ
シである)を表す。nはそれぞれ独立に3、4または5
を表す。ただし、RとR1のうち少なくとも1つは−O
SO2−(CH2)n−CH3または−OC(=O)NH−R3
を表すものとする。]で示される化合物もしくはその医
薬的に許容される塩または溶媒和物を活性成分とする医
薬組成物。
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