JPH0632930B2 - サ−マルヘツドの製造方法 - Google Patents
サ−マルヘツドの製造方法Info
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- JPH0632930B2 JPH0632930B2 JP60153309A JP15330985A JPH0632930B2 JP H0632930 B2 JPH0632930 B2 JP H0632930B2 JP 60153309 A JP60153309 A JP 60153309A JP 15330985 A JP15330985 A JP 15330985A JP H0632930 B2 JPH0632930 B2 JP H0632930B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N—ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N97/00—Electric solid-state thin-film or thick-film devices, not otherwise provided for
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、各種OA機器等において印刷出力装置として
多用されているサーマルプリンタ用のサーマルヘッドの
製造方法、特に厚膜型のサーマルヘッドの製造方法に関
する。
多用されているサーマルプリンタ用のサーマルヘッドの
製造方法、特に厚膜型のサーマルヘッドの製造方法に関
する。
厚膜技術で形成されるサーマルヘッドは、製造容易で安
価であるが、抵抗ペーストを印刷・焼成することによっ
て形成される発熱抵抗体には、スクリーン印刷の印刷精
度限界から、その外形線に沿って微細なうねり(凹凸)
が生じることは否めない。
価であるが、抵抗ペーストを印刷・焼成することによっ
て形成される発熱抵抗体には、スクリーン印刷の印刷精
度限界から、その外形線に沿って微細なうねり(凹凸)
が生じることは否めない。
第3図は斯る従来の厚膜型サーマルヘッドを示す要部拡
大平面図である。図において、1はセラミック等からな
る基板で、その表面の少くとも後記発熱抵抗体形成予定
領域には、蓄熱層として機能するガラス層が形成されて
いる。2…、3…は、交互に等間隔で形成された共通電
極および個別リード電極で、上記各共通電極2…は広幅
の接続パターン電極2Aに接続されている。この各電極
2、2A、3は、例えば厚膜Auペーストを印刷・焼成
後、ホトリソグラフ技術によってエッチングして所望形
状に作製され、その厚みは数μmに設定される。4は、
上記共通電極2…、個別リード電極3…と直交してこれ
を横切るように形成された発熱抵抗体で、例えばRuO
2系の抵抗ペーストを印刷することによって形成され、
その厚みは5〜30μm程度とされている。
大平面図である。図において、1はセラミック等からな
る基板で、その表面の少くとも後記発熱抵抗体形成予定
領域には、蓄熱層として機能するガラス層が形成されて
いる。2…、3…は、交互に等間隔で形成された共通電
極および個別リード電極で、上記各共通電極2…は広幅
の接続パターン電極2Aに接続されている。この各電極
2、2A、3は、例えば厚膜Auペーストを印刷・焼成
後、ホトリソグラフ技術によってエッチングして所望形
状に作製され、その厚みは数μmに設定される。4は、
上記共通電極2…、個別リード電極3…と直交してこれ
を横切るように形成された発熱抵抗体で、例えばRuO
2系の抵抗ペーストを印刷することによって形成され、
その厚みは5〜30μm程度とされている。
そして、上記発熱抵抗体4は、隣接する共通電極2、2
で区切られた領域を1ドット相当分の発熱領域Sとされ
(第3図では、1ドット相当分の発熱領域Sの1つだけ
に、ハッチングを施こしてある)、前記各共通電極2…
と個別リード電極3…との間を選択的に通電することに
よって、所望する発熱領域が発熱して、公知の熱印刷が
行なわれるようになっている。
で区切られた領域を1ドット相当分の発熱領域Sとされ
(第3図では、1ドット相当分の発熱領域Sの1つだけ
に、ハッチングを施こしてある)、前記各共通電極2…
と個別リード電極3…との間を選択的に通電することに
よって、所望する発熱領域が発熱して、公知の熱印刷が
行なわれるようになっている。
しかしながら上記構成においては、スクリーン印刷でそ
の外形が決定される発熱抵抗体4をそのまま用いている
ため、細帯状の発熱抵抗体4の長辺両側に、第3図示の
ように微細なうねりが生じ、このため前記した各発熱領
域Sが所期の設定した外形を維持できなかった。従っ
て、熱印刷された各ドット(印刷出力)は、不揃いとな
り且つ各ドットの辺端に乱れを生じ易く、印刷品質の向
上にある一定限界を与えるものであった。上記したうね
りの生因は、スクリーン印刷用のメッシュのパターン端
辺からの抵抗ペーストのにじみ、抵抗ペーストの粘度、
或いは発熱抵抗体4下部の前記両電極2、3の厚みの存
在等によるもので、製造上このうねりは避け難いもので
あった。
の外形が決定される発熱抵抗体4をそのまま用いている
ため、細帯状の発熱抵抗体4の長辺両側に、第3図示の
ように微細なうねりが生じ、このため前記した各発熱領
域Sが所期の設定した外形を維持できなかった。従っ
て、熱印刷された各ドット(印刷出力)は、不揃いとな
り且つ各ドットの辺端に乱れを生じ易く、印刷品質の向
上にある一定限界を与えるものであった。上記したうね
りの生因は、スクリーン印刷用のメッシュのパターン端
辺からの抵抗ペーストのにじみ、抵抗ペーストの粘度、
或いは発熱抵抗体4下部の前記両電極2、3の厚みの存
在等によるもので、製造上このうねりは避け難いもので
あった。
そこで、発熱抵抗体4のうねり部分をレーザートリミン
グで除去して、発熱抵抗体4の長辺両側を直線状に整形
することも考えられるが、レーザートリミングで相当厚
の発熱低抗体を相当長さで除去するのは、実質上量産に
適用困難で大幅なコストアップにつながるものである
し、発熱抵抗体4は現状では化学エッチング不能なもの
である。
グで除去して、発熱抵抗体4の長辺両側を直線状に整形
することも考えられるが、レーザートリミングで相当厚
の発熱低抗体を相当長さで除去するのは、実質上量産に
適用困難で大幅なコストアップにつながるものである
し、発熱抵抗体4は現状では化学エッチング不能なもの
である。
本発明は上記事情に鑑み成されたもので、その目的とす
るところは、前記従来欠点を解消し、発熱抵抗体の外形
が実質上直線となって印刷品質の向上に大きく寄与し、
且つその製造が容易なサーマルヘッドの製造方法を提供
するにある。
るところは、前記従来欠点を解消し、発熱抵抗体の外形
が実質上直線となって印刷品質の向上に大きく寄与し、
且つその製造が容易なサーマルヘッドの製造方法を提供
するにある。
本発明の上記目的は、ガラス層を被着した基板上に、感
光性樹脂薄膜を被着する工程と、前記感光性樹脂薄膜を
露光・エッチングすることによって、細帯状の発熱抵抗
体の設定形状に見合った細溝窓を形成する工程と、前記
細溝窓およびこれと連らなって細溝窓の長辺両外側に抵
抗ペーストを印刷し乾燥する工程と、前記感光性樹脂薄
膜を燃焼すると共に、前記抵抗ペーストを焼成する工程
と、焼成された発熱抵抗体における、前記細溝窓外の発
熱抵抗体部分を除去する工程とを、備えたサーマルヘッ
ドの製造方法によって概略達成される。
光性樹脂薄膜を被着する工程と、前記感光性樹脂薄膜を
露光・エッチングすることによって、細帯状の発熱抵抗
体の設定形状に見合った細溝窓を形成する工程と、前記
細溝窓およびこれと連らなって細溝窓の長辺両外側に抵
抗ペーストを印刷し乾燥する工程と、前記感光性樹脂薄
膜を燃焼すると共に、前記抵抗ペーストを焼成する工程
と、焼成された発熱抵抗体における、前記細溝窓外の発
熱抵抗体部分を除去する工程とを、備えたサーマルヘッ
ドの製造方法によって概略達成される。
また、本発明の好ましい一実施態様によれば、前記感光
生樹脂薄膜の膜厚は0.5μm〜2μmとされ、前記発
熱抵抗体の膜圧は5〜20μmとされる。
生樹脂薄膜の膜厚は0.5μm〜2μmとされ、前記発
熱抵抗体の膜圧は5〜20μmとされる。
また、本発明の好ましい一実施態様によれば、前記除去
される発熱抵抗体部分の幅は、0.05mm以上とされ
る。
される発熱抵抗体部分の幅は、0.05mm以上とされ
る。
また、本発明の好ましい一実施態様によれば、前記除去
される発熱抵抗体部分は、粘着テープに接着して剥離す
る如く除去される。
される発熱抵抗体部分は、粘着テープに接着して剥離す
る如く除去される。
また、本発明の好ましい一実施態様によれば、前記基板
上のガラス層は、少くとも発熱抵抗体と接触する部分に
おいて結晶化ガラス層とされる。
上のガラス層は、少くとも発熱抵抗体と接触する部分に
おいて結晶化ガラス層とされる。
以下、本発明を第1図および第2図に示した実施例によ
って説明する。第1図(a)、(b)、(c)は製造工
程を説明するための要部拡大断面図、第2図は前記第3
図と対応する要部平面図であり、第1図においては図示
の都合上各層の寸法関係は実際の寸法関係と対応してい
ない。また、各図において前記従来例と対応するものに
は同一符号を付している。
って説明する。第1図(a)、(b)、(c)は製造工
程を説明するための要部拡大断面図、第2図は前記第3
図と対応する要部平面図であり、第1図においては図示
の都合上各層の寸法関係は実際の寸法関係と対応してい
ない。また、各図において前記従来例と対応するものに
は同一符号を付している。
1は、セラミック等よりなる基板で、その表面の少くと
も発熱抵抗体4の形成予定領域と対応する部分には、ガ
ラス層5が形成されており、ガラス層5の表面は研摩さ
れている。このガラス層5は、各実施例においては基板
1の表面全体に形成されており、且つ非晶質ガラス層5
aと結晶化ガラス層5bとの2層構造とされている。即
ち、基板1上には、まず、SiO2,Al2O3,CaO
3等を主成分としたガラスペーストを印刷し、950〜
1000℃で焼成することによって、非晶質ガラス層5
aが形成される。この非晶質ガラス5aは結晶化ガラス
層5bに比して熱伝導率が小さく、蓄熱層の主体として
機能するもので、20〜50μm厚程度に設定される。
この非晶質ガラス層5a上には、Ba,TiO2等の焼
成時に結晶化のための核となる材料を添加してるガラス
ペースト〔例えば、Electro−Science Laboratorie
s,Inc製のH5993、或いは、田中マツセイ(株)
製のLS301等〕を印刷後、950℃前後で焼成して
形成され、この焼成冷却行程でその組成が結晶化され
る。この結晶化ガラス層5bは、発熱抵抗体4の850
℃以上での高温焼成を信頼性高く保証するためのもの
で、非晶質ガラス層5aのように発熱抵抗体4の焼成工
程時に拡散して発熱抵抗体4に入り込んだりする虞れが
ないものであり、且つ、後述する発熱抵抗体4の不要部
分を除去するに際し、この不要部分がたれ下って結晶化
ガラス層5bと強固に接着する虞れもない。そして、こ
の結晶化ガラス層5bは、蓄熱層の主体としては機能付
けていないため、3〜25μm厚に設定されている。
も発熱抵抗体4の形成予定領域と対応する部分には、ガ
ラス層5が形成されており、ガラス層5の表面は研摩さ
れている。このガラス層5は、各実施例においては基板
1の表面全体に形成されており、且つ非晶質ガラス層5
aと結晶化ガラス層5bとの2層構造とされている。即
ち、基板1上には、まず、SiO2,Al2O3,CaO
3等を主成分としたガラスペーストを印刷し、950〜
1000℃で焼成することによって、非晶質ガラス層5
aが形成される。この非晶質ガラス5aは結晶化ガラス
層5bに比して熱伝導率が小さく、蓄熱層の主体として
機能するもので、20〜50μm厚程度に設定される。
この非晶質ガラス層5a上には、Ba,TiO2等の焼
成時に結晶化のための核となる材料を添加してるガラス
ペースト〔例えば、Electro−Science Laboratorie
s,Inc製のH5993、或いは、田中マツセイ(株)
製のLS301等〕を印刷後、950℃前後で焼成して
形成され、この焼成冷却行程でその組成が結晶化され
る。この結晶化ガラス層5bは、発熱抵抗体4の850
℃以上での高温焼成を信頼性高く保証するためのもの
で、非晶質ガラス層5aのように発熱抵抗体4の焼成工
程時に拡散して発熱抵抗体4に入り込んだりする虞れが
ないものであり、且つ、後述する発熱抵抗体4の不要部
分を除去するに際し、この不要部分がたれ下って結晶化
ガラス層5bと強固に接着する虞れもない。そして、こ
の結晶化ガラス層5bは、蓄熱層の主体としては機能付
けていないため、3〜25μm厚に設定されている。
このように、ガラス層5を非晶質ガラス層5aと結晶化
ガラス層5bとの2層構造とすると、ガラス層5全体の
厚みが少くなって、スクリーン印刷・焼成工程の回数が
低減でき、発熱抵抗体4の高温焼成を信頼性高く保証で
きるものであり、ここでは、これ以上の詳細は割愛する
が、必要とあれば本願出願人の昭和60年6月18日付
の実用新案登録願、名称「サーマルヘッド」を参照され
たい。
ガラス層5bとの2層構造とすると、ガラス層5全体の
厚みが少くなって、スクリーン印刷・焼成工程の回数が
低減でき、発熱抵抗体4の高温焼成を信頼性高く保証で
きるものであり、ここでは、これ以上の詳細は割愛する
が、必要とあれば本願出願人の昭和60年6月18日付
の実用新案登録願、名称「サーマルヘッド」を参照され
たい。
上述の如く形成されたガラス層5には、前述の従来例と
同様に、厚膜Auペーストを必要領域にスクリーン印刷
後、焼成し、ホトリソグラフ技術によってエッチングし
て前記各電極2…、2A、3…が形成される。この各電
極2、2A、3の膜厚は1〜5μmに設定され、該実施
例においては3μm厚で、共通電極2…、個別リード電
極3…の幅は約35〜45μmに、また共通電極2、2
間のピッチは約0.2mmに設定されている。
同様に、厚膜Auペーストを必要領域にスクリーン印刷
後、焼成し、ホトリソグラフ技術によってエッチングし
て前記各電極2…、2A、3…が形成される。この各電
極2、2A、3の膜厚は1〜5μmに設定され、該実施
例においては3μm厚で、共通電極2…、個別リード電
極3…の幅は約35〜45μmに、また共通電極2、2
間のピッチは約0.2mmに設定されている。
上記各電極2、2A、3を形成したガラス層5上の全面
上、もしくは発熱抵抗体4の形成予定領域およびその周
辺には、感光性樹脂薄膜6がスピンナーコートによって
一定膜厚に被着された後乾燥される。また、この感光性
樹脂薄膜6の膜厚は後述する理由によって好ましくは、
0.5〜2μmに設定される。この感光性樹脂は適宜の
ものが選択可能であるが、例えば該実施例においては、
東京応化工業(株)製のOMR83を用いている。
上、もしくは発熱抵抗体4の形成予定領域およびその周
辺には、感光性樹脂薄膜6がスピンナーコートによって
一定膜厚に被着された後乾燥される。また、この感光性
樹脂薄膜6の膜厚は後述する理由によって好ましくは、
0.5〜2μmに設定される。この感光性樹脂は適宜の
ものが選択可能であるが、例えば該実施例においては、
東京応化工業(株)製のOMR83を用いている。
然る後、この感光性樹脂薄膜6は、公知のホトプロセス
によって選択的に露光・エッチングされて、形成すべき
細幅状の発熱抵抗体4の設定形状に見合った細溝窓6a
が設けられる。
によって選択的に露光・エッチングされて、形成すべき
細幅状の発熱抵抗体4の設定形状に見合った細溝窓6a
が設けられる。
続いて、上記細溝窓6aで露呈したガラス層5上、並び
にこれと連なった細溝窓6aの長辺両外に、例えばRu
O2系の抵抗ペーストがスクリーン印刷によって所定厚
みに被着された後、150℃程度で乾燥される。この抵
抗ペーストは、発熱抵抗体4の設定幅W1(換言するな
ら前記細溝窓6aの幅)からはみ出る部分の平均幅W2
が、好ましくは、0.05mm以上となるように被着され
る。こうする所以は、スクリーン印刷で生じる前述した
「うねり」がこの範囲内に略完全に収まるためであり、
且つ後述する細溝窓6aからはみ出た発熱抵抗体部分4
a(以下、除去部分4aと称す)を除去するに際し、除
去部分4aが連らなって粘着テープによる除去が容易と
なるためである。なお、抵抗ペーストはその焼成後、発
熱抵抗体4の膜厚が好ましくは5〜20μm厚となるよ
うに設定される。即ち、発熱抵抗体4の膜厚が5μm以
上であると、発熱素子として機能するに足る抵抗値をも
つからであり、発熱抵抗体4の膜圧が20μm以下であ
ると、後述する発熱抵抗体4の除去部分4aを除去する
工程が信頼性高く行い得るからである。(ガラス層5上
に残る発熱抵抗体4と除去部分4aとの接合力がさほど
まで大きくならないからである。) 第1図(a)には、上述した工程によって、抵抗ペース
トが印刷・乾燥された状態を示している。この状態から
次に、発熱抵抗体4は850〜900℃で焼成され、こ
れによって前記感光性樹脂薄膜6は、燃焼・気化され
(とばされ)て、第1図(b)の状態に至る。この状態
では、前記除去部分4aの下面は、ガラス層5とは略非
接合状態にあり、発熱抵抗体4全体(除去部分4aを含
んだ全体)の上面に、図示せぬ粘着テープを押付けてこ
れを引剥すことによって、除去部分4aのみが粘着テー
プに剥離される如く除去されて、第1図(c)に示すよ
うに前述した設定幅W1に発熱抵抗体4がガラス層5上
に残されることになる。
にこれと連なった細溝窓6aの長辺両外に、例えばRu
O2系の抵抗ペーストがスクリーン印刷によって所定厚
みに被着された後、150℃程度で乾燥される。この抵
抗ペーストは、発熱抵抗体4の設定幅W1(換言するな
ら前記細溝窓6aの幅)からはみ出る部分の平均幅W2
が、好ましくは、0.05mm以上となるように被着され
る。こうする所以は、スクリーン印刷で生じる前述した
「うねり」がこの範囲内に略完全に収まるためであり、
且つ後述する細溝窓6aからはみ出た発熱抵抗体部分4
a(以下、除去部分4aと称す)を除去するに際し、除
去部分4aが連らなって粘着テープによる除去が容易と
なるためである。なお、抵抗ペーストはその焼成後、発
熱抵抗体4の膜厚が好ましくは5〜20μm厚となるよ
うに設定される。即ち、発熱抵抗体4の膜厚が5μm以
上であると、発熱素子として機能するに足る抵抗値をも
つからであり、発熱抵抗体4の膜圧が20μm以下であ
ると、後述する発熱抵抗体4の除去部分4aを除去する
工程が信頼性高く行い得るからである。(ガラス層5上
に残る発熱抵抗体4と除去部分4aとの接合力がさほど
まで大きくならないからである。) 第1図(a)には、上述した工程によって、抵抗ペース
トが印刷・乾燥された状態を示している。この状態から
次に、発熱抵抗体4は850〜900℃で焼成され、こ
れによって前記感光性樹脂薄膜6は、燃焼・気化され
(とばされ)て、第1図(b)の状態に至る。この状態
では、前記除去部分4aの下面は、ガラス層5とは略非
接合状態にあり、発熱抵抗体4全体(除去部分4aを含
んだ全体)の上面に、図示せぬ粘着テープを押付けてこ
れを引剥すことによって、除去部分4aのみが粘着テー
プに剥離される如く除去されて、第1図(c)に示すよ
うに前述した設定幅W1に発熱抵抗体4がガラス層5上
に残されることになる。
上述の如く除去部分4aが粘着テープによって容易に引
剥される理由は、前記した発熱抵抗体4の焼成工程にお
いて、350〜450℃程度で燃焼する感光性樹脂薄膜
6が、燃焼前にまず収縮してその上部の前記除去部分4
aに、残されるべき発熱低抗体4の本体部分からこれを
引離すような応力を与えること(これによって、除去予
定線部分にクラック7の発生が考えられること)、感光
性樹脂薄膜6の燃焼過程において(この時点では発熱抵
抗体4は完全焼成前である)、感光性樹脂薄膜6の成分
の燃焼による所謂「リフトオフ効果」が発生してその上
部の除去部分4aを脆弱化させること等が考えられる。
また、ガラス層5上に残される発熱抵抗体4の本体部分
とガラス層5との接合力が、発熱抵抗体4の本体部分と
除去部分4aとの接合力よりも大きいことが必要で、こ
の点で発熱抵抗体4の膜厚も引剥し・除去のために重要
なフアクターとなり、前述した如く、その膜厚は実験に
よれば、20μm以下であることが適当であると判明し
た。
剥される理由は、前記した発熱抵抗体4の焼成工程にお
いて、350〜450℃程度で燃焼する感光性樹脂薄膜
6が、燃焼前にまず収縮してその上部の前記除去部分4
aに、残されるべき発熱低抗体4の本体部分からこれを
引離すような応力を与えること(これによって、除去予
定線部分にクラック7の発生が考えられること)、感光
性樹脂薄膜6の燃焼過程において(この時点では発熱抵
抗体4は完全焼成前である)、感光性樹脂薄膜6の成分
の燃焼による所謂「リフトオフ効果」が発生してその上
部の除去部分4aを脆弱化させること等が考えられる。
また、ガラス層5上に残される発熱抵抗体4の本体部分
とガラス層5との接合力が、発熱抵抗体4の本体部分と
除去部分4aとの接合力よりも大きいことが必要で、こ
の点で発熱抵抗体4の膜厚も引剥し・除去のために重要
なフアクターとなり、前述した如く、その膜厚は実験に
よれば、20μm以下であることが適当であると判明し
た。
また、感光性樹脂薄膜6の膜厚も前記除去部分4aの引
剥し・除去のための重要なフアクターで、実験によれ
ば、その膜厚が0.5μm以下では効果が薄いことが判
明した。また、発熱抵抗体4の膜厚を薄くした場合に
は、感光性樹脂薄膜6の膜圧の上限値も問題となり、発
熱抵抗体4の膜厚が例えば、5〜6μmである場合に
は、感光性樹脂薄膜6の膜厚を2μm以下にしないと、
前記した「リフトオフ」作用によって、残すべき発熱抵
抗体4の本体部分の端部が、この感光性樹脂薄膜6と共
にとばされる虞れがある。
剥し・除去のための重要なフアクターで、実験によれ
ば、その膜厚が0.5μm以下では効果が薄いことが判
明した。また、発熱抵抗体4の膜厚を薄くした場合に
は、感光性樹脂薄膜6の膜圧の上限値も問題となり、発
熱抵抗体4の膜厚が例えば、5〜6μmである場合に
は、感光性樹脂薄膜6の膜厚を2μm以下にしないと、
前記した「リフトオフ」作用によって、残すべき発熱抵
抗体4の本体部分の端部が、この感光性樹脂薄膜6と共
にとばされる虞れがある。
また、実施例の如くガラス層5の上層、即ち、発熱抵抗
体4側を結晶化ガラス層5bとすれば、感光性樹脂薄膜
6がとばされた後、前記除去部分4aがガラス層5bと
接しても、非晶質ガラスのようにこれが拡散して除去部
分4aと強力に接合する虞れがなく好都合である。勿
論、発熱抵抗体4と接するガラス層が非晶質ガラスであ
っても本発明は適用可能で、実験によれば、この場合除
去部分4aの自由端の一部が、ごく微量、まれにガラス
層上に残るが、粘着テープのリトライ工程等で完全に除
去可能であるし、また、そもそも除去部分4aの自由端
の一部がごく微量点々と残って、前述した隣接共通電極
2、2間にまたがる程度ではないので、実用上何等差し
つかえない。
体4側を結晶化ガラス層5bとすれば、感光性樹脂薄膜
6がとばされた後、前記除去部分4aがガラス層5bと
接しても、非晶質ガラスのようにこれが拡散して除去部
分4aと強力に接合する虞れがなく好都合である。勿
論、発熱抵抗体4と接するガラス層が非晶質ガラスであ
っても本発明は適用可能で、実験によれば、この場合除
去部分4aの自由端の一部が、ごく微量、まれにガラス
層上に残るが、粘着テープのリトライ工程等で完全に除
去可能であるし、また、そもそも除去部分4aの自由端
の一部がごく微量点々と残って、前述した隣接共通電極
2、2間にまたがる程度ではないので、実用上何等差し
つかえない。
(実験例1) 前述した実施例の如く、基板1上に、上層を結晶化ガラ
ス層5b、下層に非晶質ガラス層5aを被着したもと
に、前記実施例の材料・手法・寸法で電極を被着した
後、感光性樹脂、〔東京応化工業(株)製のOMR8
3〕が用いて感光性樹脂薄膜6を1μm厚で形成した。
この感光性樹脂薄膜6に、0.3mm幅の細溝窓6aを形
成し、RuO2系の抵抗ペーストをスクリーン印刷で被
着し、870℃で焼成した。発熱抵抗体4の膜厚は10
μmで、前記除去部分4aの幅はそれぞれ0.1mmに設
定した。この後、粘着テープで除去部分4aを引剥し・
除去すると、第2図示の如く、略直線状の両長辺をもつ
帯状の発熱抵抗体4が形成された。この発熱低抗体4の
直線部分は所期基準線から±5μm以下に収まり、極め
て良好な直線性を示し、このサーマルヘッドを用いて熱
印刷を行なったところ、各ドットの整った極めて良好な
印刷データが得られることが確認された。
ス層5b、下層に非晶質ガラス層5aを被着したもと
に、前記実施例の材料・手法・寸法で電極を被着した
後、感光性樹脂、〔東京応化工業(株)製のOMR8
3〕が用いて感光性樹脂薄膜6を1μm厚で形成した。
この感光性樹脂薄膜6に、0.3mm幅の細溝窓6aを形
成し、RuO2系の抵抗ペーストをスクリーン印刷で被
着し、870℃で焼成した。発熱抵抗体4の膜厚は10
μmで、前記除去部分4aの幅はそれぞれ0.1mmに設
定した。この後、粘着テープで除去部分4aを引剥し・
除去すると、第2図示の如く、略直線状の両長辺をもつ
帯状の発熱抵抗体4が形成された。この発熱低抗体4の
直線部分は所期基準線から±5μm以下に収まり、極め
て良好な直線性を示し、このサーマルヘッドを用いて熱
印刷を行なったところ、各ドットの整った極めて良好な
印刷データが得られることが確認された。
(実験例2) 感光性樹脂薄膜6の膜厚を1.5μmとし発熱抵抗体4
の膜厚を15μmとして、他は実験例1と同様にした試
作を行なった結果、これも残された発熱抵抗体4の直線
部は、所期基準線から±5μm以内に収まり、良好な熱
印刷データが得られた。
の膜厚を15μmとして、他は実験例1と同様にした試
作を行なった結果、これも残された発熱抵抗体4の直線
部は、所期基準線から±5μm以内に収まり、良好な熱
印刷データが得られた。
以上のように本発明によれば、量産に適した製造方法
で、細帯状の発熱抵抗体の長辺両側を実質状直線とする
ことができ、1ドット分の各発熱領域が等しく整った形
状となって、印刷品質の向上に大きく寄与するという効
果を奏する。
で、細帯状の発熱抵抗体の長辺両側を実質状直線とする
ことができ、1ドット分の各発熱領域が等しく整った形
状となって、印刷品質の向上に大きく寄与するという効
果を奏する。
第1図および第2図は本発明の実施例に係り、第1図
(a)、(b)、(c)は製造工程を説明するための要
部模式化断面図、第2図は要部平面図、第3図は従来例
を示す要部平面図である。 1……基板 2……共通電極 3……個別リード電極 4……発熱抵抗体 4a……除去部分 5……ガラス層 5a……非晶質ガラス層 5b……結晶化ガラス層 6……感光性樹脂薄膜 6a……細溝窓
(a)、(b)、(c)は製造工程を説明するための要
部模式化断面図、第2図は要部平面図、第3図は従来例
を示す要部平面図である。 1……基板 2……共通電極 3……個別リード電極 4……発熱抵抗体 4a……除去部分 5……ガラス層 5a……非晶質ガラス層 5b……結晶化ガラス層 6……感光性樹脂薄膜 6a……細溝窓
Claims (5)
- 【請求項1】ガラス層を被着した基板上に、感光性樹脂
薄膜を被着する工程と、 前記感光性樹脂薄膜を露光・エッチングすることによっ
て、細帯状の発熱抵抗体の設定形状に見合った細溝窓を
形成する工程と、 前記細溝窓およびこれと連らなって細溝窓の長辺両外側
に抵抗ペーストを印刷し乾燥する工程と、 前記感光性樹脂薄膜を燃焼すると共に、前記抵抗ペース
トを焼成する工程と、 焼成された発熱抵抗体における、前記細溝窓外の発熱抵
抗体部分を除去する工程とを、 備えてなるサーマルヘッドの製造方法。 - 【請求項2】前記感光性樹脂薄膜の膜厚は0.5〜2μ
mであり、前記発熱抵抗体の膜厚は5〜20μmである
ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のサーマ
ルヘッドの製造方法。 - 【請求項3】前記除去される発熱抵抗体部分の平均幅
は、0.05mm以上であることを特徴とする特許請求の
範囲第(1)項記載のサーマルヘッドの製造方法。 - 【請求項4】前記除去される発熱抵抗体部分は、粘着テ
ープによって除去されることを特徴とする特許請求の範
囲第(1)項記載のサーマルヘッドの製造方法。 - 【請求項5】前記基板上のガラス層は、少くとも発熱抵
抗体と接触する部分において結晶化ガラス層とされてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のサー
マルヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60153309A JPH0632930B2 (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | サ−マルヘツドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60153309A JPH0632930B2 (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | サ−マルヘツドの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6213366A JPS6213366A (ja) | 1987-01-22 |
| JPH0632930B2 true JPH0632930B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=15559665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60153309A Expired - Lifetime JPH0632930B2 (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | サ−マルヘツドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0632930B2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-11 JP JP60153309A patent/JPH0632930B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6213366A (ja) | 1987-01-22 |
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