JPH06345709A - ヨードプロパルギルカルバメートの製造方法 - Google Patents
ヨードプロパルギルカルバメートの製造方法Info
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- JPH06345709A JPH06345709A JP6153073A JP15307394A JPH06345709A JP H06345709 A JPH06345709 A JP H06345709A JP 6153073 A JP6153073 A JP 6153073A JP 15307394 A JP15307394 A JP 15307394A JP H06345709 A JPH06345709 A JP H06345709A
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- alkyl
- carbonate
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- carbamate
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C269/00—Preparation of derivatives of carbamic acid, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atom not being part of nitro or nitroso groups
- C07C269/04—Preparation of derivatives of carbamic acid, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atom not being part of nitro or nitroso groups from amines with formation of carbamate groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C271/00—Derivatives of carbamic acids, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atom not being part of nitro or nitroso groups
- C07C271/06—Esters of carbamic acids
- C07C271/08—Esters of carbamic acids having oxygen atoms of carbamate groups bound to acyclic carbon atoms
- C07C271/10—Esters of carbamic acids having oxygen atoms of carbamate groups bound to acyclic carbon atoms with the nitrogen atoms of the carbamate groups bound to hydrogen atoms or to acyclic carbon atoms
- C07C271/12—Esters of carbamic acids having oxygen atoms of carbamate groups bound to acyclic carbon atoms with the nitrogen atoms of the carbamate groups bound to hydrogen atoms or to acyclic carbon atoms to hydrogen atoms or to carbon atoms of unsubstituted hydrocarbon radicals
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ホスゲン又はブチルイソシアネートを取扱う必
要のないヨードプロパルギルカルバメートの製造方法を
提供することを目的とする。 【構成】本発明のヨードプロパルギルカルバメートの製
造方法は、A.ジアルキル(C1 〜C3 )カーボネート
とプロパルギルアルコールとを、第1の触媒の存在下、
ジプロパルギルカーボネートを製造するための条件で反
応させる工程;B.該ジプロパルギルカーボネートとア
ルキル(C1 〜C6 )アミンとを反応させ、N−アルキ
ル(C1 〜C6 )プロパルギルカルバメートを製造する
工程;C.該N−アルキル(C1 〜C6 )プロパルギル
カルバメートとヨード化剤とを反応させ、N−アルキル
(C1 〜C6 )ヨードプロパルギルカルバメートを製造
する工程;を含むことを特徴とする。
要のないヨードプロパルギルカルバメートの製造方法を
提供することを目的とする。 【構成】本発明のヨードプロパルギルカルバメートの製
造方法は、A.ジアルキル(C1 〜C3 )カーボネート
とプロパルギルアルコールとを、第1の触媒の存在下、
ジプロパルギルカーボネートを製造するための条件で反
応させる工程;B.該ジプロパルギルカーボネートとア
ルキル(C1 〜C6 )アミンとを反応させ、N−アルキ
ル(C1 〜C6 )プロパルギルカルバメートを製造する
工程;C.該N−アルキル(C1 〜C6 )プロパルギル
カルバメートとヨード化剤とを反応させ、N−アルキル
(C1 〜C6 )ヨードプロパルギルカルバメートを製造
する工程;を含むことを特徴とする。
Description
【0001】発明の背景 発明の分野 本発明はヨードプロパルギルカルバメートの化学的製造
方法に関する。
方法に関する。
【0002】従来技術の説明 Polyphase (商品名)殺菌剤は、一般に、市場において
は主要な塗料用の防カビ剤の一つであり、その有効成分
はN−ブチルヨードプロパルギルカルバメートである。
は主要な塗料用の防カビ剤の一つであり、その有効成分
はN−ブチルヨードプロパルギルカルバメートである。
【0003】Troy Chemical Corporation の米国特許第
3,923,870号は、N−ブチルヨードプロパルギ
ルカルバメートの商業ベースの製造方法と考えられるも
のを開示している。1990年6月6日に公開されたIC
I のヨーロッパ特許出願0014032号は、アルキノ
ールをイソシアネートと反応させ、続いてヨード化する
ことを開示している。TroyとICI は、ブチルアミンとホ
スゲンとの反応により生成されると考えられるブチルイ
ソシアネートを使用する方法を開示した。イソシアネー
トは一般的に毒性であり、取扱い上危険な材料である。
Troyのより最近の方法特許である1989年6月23日
に公開されたGB2220000号は、出発原料とし
て、プロパルギルアルコールとホスゲンとの反応により
生成されると考えられるアルキニルクロロホルメートを
使用する方法を開示している。アルキニルクロロホルメ
ートもまた、毒性を有し、不安定で、危険である。ホス
ゲンは安価な原料ではあるが、これもまた非常に危険な
材料である。N−ブチルヨードプロパルギルカルバメー
トの製造コストは、おそらく、ホスゲンの安全な取扱い
に必要とされる手続きによって大きく左右される。
3,923,870号は、N−ブチルヨードプロパルギ
ルカルバメートの商業ベースの製造方法と考えられるも
のを開示している。1990年6月6日に公開されたIC
I のヨーロッパ特許出願0014032号は、アルキノ
ールをイソシアネートと反応させ、続いてヨード化する
ことを開示している。TroyとICI は、ブチルアミンとホ
スゲンとの反応により生成されると考えられるブチルイ
ソシアネートを使用する方法を開示した。イソシアネー
トは一般的に毒性であり、取扱い上危険な材料である。
Troyのより最近の方法特許である1989年6月23日
に公開されたGB2220000号は、出発原料とし
て、プロパルギルアルコールとホスゲンとの反応により
生成されると考えられるアルキニルクロロホルメートを
使用する方法を開示している。アルキニルクロロホルメ
ートもまた、毒性を有し、不安定で、危険である。ホス
ゲンは安価な原料ではあるが、これもまた非常に危険な
材料である。N−ブチルヨードプロパルギルカルバメー
トの製造コストは、おそらく、ホスゲンの安全な取扱い
に必要とされる手続きによって大きく左右される。
【0004】本発明と同じ譲受人ローム アンド ハー
スに譲渡されたヨーロッパ特許公開0539092A
(米国特許出願番号07/782,039)は、ホスゲ
ンとイソシアネートを使用しない、N−ブチルヨードプ
ロパルギルカルバメートの製造方法を開示している。
スに譲渡されたヨーロッパ特許公開0539092A
(米国特許出願番号07/782,039)は、ホスゲ
ンとイソシアネートを使用しない、N−ブチルヨードプ
ロパルギルカルバメートの製造方法を開示している。
【0005】発明の概要 本発明は、改良されたヨードプロパルギルカルバメート
類の製造方法を提供することを目的とする。また、ホス
ゲン又はブチルイソシアネートを取扱う必要のない方法
を提供することを目的とする。N−ブチルヨードプロパ
ルギルカルバメートの製法はまた、本発明の好ましい態
様の一つの目的である。さらに、従来技術の方法で使用
された危険な原料を必要としない方法を提供することを
目的とする。また、更なる溶剤の使用を必要とせず、プ
ロパルギルアルコールの再利用を可能とする方法を提供
することを目的とする。
類の製造方法を提供することを目的とする。また、ホス
ゲン又はブチルイソシアネートを取扱う必要のない方法
を提供することを目的とする。N−ブチルヨードプロパ
ルギルカルバメートの製法はまた、本発明の好ましい態
様の一つの目的である。さらに、従来技術の方法で使用
された危険な原料を必要としない方法を提供することを
目的とする。また、更なる溶剤の使用を必要とせず、プ
ロパルギルアルコールの再利用を可能とする方法を提供
することを目的とする。
【0006】これらの目的及び以下の開示から明らかに
なるであろう他の目的は本発明によって達成される。本
発明は、一態様において、 A.ジアルキル(C1 〜C3 )カーボネートとプロパル
ギルアルコールとを、第1の触媒の存在下、ジプロパル
ギルカーボネートを製造するための条件で反応させる工
程; B.該ジプロパルギルカーボネートとアルキル(C1 〜
C6 )アミンとを、場合によっては第2の触媒の存在下
で、反応させ、N−アルキル(C1 〜C6 )プロパルギ
ルカルバメートを製造する工程; C.該N−アルキル(C1 〜C6 )プロパルギルカルバ
メートとヨード化剤とを反応させ、N−アルキル(C1
〜C6 )ヨードプロパルギルカルバメートを製造する工
程;を含むN−アルキルヨードプロパルギルカルバメー
ト化合物の製造方法を含んでなる。
なるであろう他の目的は本発明によって達成される。本
発明は、一態様において、 A.ジアルキル(C1 〜C3 )カーボネートとプロパル
ギルアルコールとを、第1の触媒の存在下、ジプロパル
ギルカーボネートを製造するための条件で反応させる工
程; B.該ジプロパルギルカーボネートとアルキル(C1 〜
C6 )アミンとを、場合によっては第2の触媒の存在下
で、反応させ、N−アルキル(C1 〜C6 )プロパルギ
ルカルバメートを製造する工程; C.該N−アルキル(C1 〜C6 )プロパルギルカルバ
メートとヨード化剤とを反応させ、N−アルキル(C1
〜C6 )ヨードプロパルギルカルバメートを製造する工
程;を含むN−アルキルヨードプロパルギルカルバメー
ト化合物の製造方法を含んでなる。
【0007】発明及び好ましい態様の詳細な説明 本発明の方法は、N−アルキルヨードプロパルギルカル
バメートを製造するため使用することができるが、その
好ましい生成物はN−ブチルヨードプロパルギルカルバ
メートである。
バメートを製造するため使用することができるが、その
好ましい生成物はN−ブチルヨードプロパルギルカルバ
メートである。
【0008】本発明の方法は、溶剤の非存在下で実施す
ることが好ましい。しかしながら、所望により、溶剤を
使用することができる。適当な溶剤は、反応の第1工程
の間放出されるアルコールよりも沸点の高いものであ
る。ジメチルカーボネートの場合はメタノールが放出さ
れ、ジエチルカーボネートの場合はエタノールが放出さ
れ、さらにジプロピルカーボネートの場合はプロパノー
ルが放出される。適当な溶剤の例としては、プロパルギ
ルアルコール、芳香族炭化水素、グライム、高沸点アル
カンなどがある。芳香族炭化水素とは、トルエン、キシ
レンなどを意味する。グライムとは、ジグライム、トリ
グライムなどを意味する。高沸点アルカンとはデカリン
などを意味する。また、その沸点が上記で溶剤に関して
規定したとおりである適当な溶剤の共沸混合物でもよ
い。
ることが好ましい。しかしながら、所望により、溶剤を
使用することができる。適当な溶剤は、反応の第1工程
の間放出されるアルコールよりも沸点の高いものであ
る。ジメチルカーボネートの場合はメタノールが放出さ
れ、ジエチルカーボネートの場合はエタノールが放出さ
れ、さらにジプロピルカーボネートの場合はプロパノー
ルが放出される。適当な溶剤の例としては、プロパルギ
ルアルコール、芳香族炭化水素、グライム、高沸点アル
カンなどがある。芳香族炭化水素とは、トルエン、キシ
レンなどを意味する。グライムとは、ジグライム、トリ
グライムなどを意味する。高沸点アルカンとはデカリン
などを意味する。また、その沸点が上記で溶剤に関して
規定したとおりである適当な溶剤の共沸混合物でもよ
い。
【0009】カーボネートは、ジメチルカーボネート及
びジエチルカーボネートが好ましい。
びジエチルカーボネートが好ましい。
【0010】適当な第1の触媒は、所望の反応を促進す
るものであればいずれでもよい。かかる触媒のいくつか
は当該技術分野において公知である。適当な第1の触媒
の例としては、三臭化ホウ素、ヨウ化トリメチルシリル
(trimethylsilyliodide)/ヨウ素、シアン化カリウム、
Al2 O3 、アンモニア、N−ブチルリチウム、アルカ
リ金属アルコキシド、t−ブトキシドカリウム/モレキ
ュラーシーブ、ジメチルアミノピリジン、Ti(OCH
2 CH3 )4 、硫酸及びp−トルエンスルホン酸などが
ある。適当なアルカリ金属アルコキシドとしては、ナト
リウム若しくはカリウムメトキシド、ナトリウム若しく
はカリウムエトキシドなどがある。
るものであればいずれでもよい。かかる触媒のいくつか
は当該技術分野において公知である。適当な第1の触媒
の例としては、三臭化ホウ素、ヨウ化トリメチルシリル
(trimethylsilyliodide)/ヨウ素、シアン化カリウム、
Al2 O3 、アンモニア、N−ブチルリチウム、アルカ
リ金属アルコキシド、t−ブトキシドカリウム/モレキ
ュラーシーブ、ジメチルアミノピリジン、Ti(OCH
2 CH3 )4 、硫酸及びp−トルエンスルホン酸などが
ある。適当なアルカリ金属アルコキシドとしては、ナト
リウム若しくはカリウムメトキシド、ナトリウム若しく
はカリウムエトキシドなどがある。
【0011】アルキルアミンはn−ブチルアミンが好ま
しい。
しい。
【0012】任意の適当な第2の触媒は、所望の反応を
促進するものであればいずれでもよく、酸又は塩基のい
ずれでもよい。好ましい第2の触媒はカルボン酸であ
り、酢酸が最も好ましい。
促進するものであればいずれでもよく、酸又は塩基のい
ずれでもよい。好ましい第2の触媒はカルボン酸であ
り、酢酸が最も好ましい。
【0013】ヨード化は、文献上公知の種々の方法及び
試薬により行うことができる。これらの方法はヨウ素か
又はヨウ素放出剤を使用することを含んでいる。適当な
ヨウ素放出剤としては、ヨウ素/アミノ化合物、例え
ば、ヨウ素/モルホリンコンプレックス及びN−ヨード
スクシンイミドがある。ヨウ素及びN−ヨードスクシン
イミドが好ましい試薬である。
試薬により行うことができる。これらの方法はヨウ素か
又はヨウ素放出剤を使用することを含んでいる。適当な
ヨウ素放出剤としては、ヨウ素/アミノ化合物、例え
ば、ヨウ素/モルホリンコンプレックス及びN−ヨード
スクシンイミドがある。ヨウ素及びN−ヨードスクシン
イミドが好ましい試薬である。
【0014】ヨウ素又はヨウ素/アミノコンプレックス
を使用する場合、塩基もまた使用すべきであり、さら
に、メタノール、エタノール及び水性エタノールのよう
な溶剤も使用すべきである。適当な塩基としては、炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム及び水酸
化カリウムが挙げられる。好ましい塩基は、水酸化ナト
リウム又は水酸化カリウムである。N−ヨードスクシン
イミドを使用する場合、硝酸銀などの触媒を、アセト
ン、メチルエチルケトン、テトラヒドロフランなどのよ
うな溶剤の存在下で使用すべきである。ヨード化方法と
しては、ヨウ素とN−アルキル(C1 〜C6 )プロパル
ギルカルバメートとを水酸化ナトリウムの存在下で反応
させることが好ましい。
を使用する場合、塩基もまた使用すべきであり、さら
に、メタノール、エタノール及び水性エタノールのよう
な溶剤も使用すべきである。適当な塩基としては、炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム及び水酸
化カリウムが挙げられる。好ましい塩基は、水酸化ナト
リウム又は水酸化カリウムである。N−ヨードスクシン
イミドを使用する場合、硝酸銀などの触媒を、アセト
ン、メチルエチルケトン、テトラヒドロフランなどのよ
うな溶剤の存在下で使用すべきである。ヨード化方法と
しては、ヨウ素とN−アルキル(C1 〜C6 )プロパル
ギルカルバメートとを水酸化ナトリウムの存在下で反応
させることが好ましい。
【0015】本発明の方法の第1工程では、ジアルキル
(C1 〜C3 )カーボネートを、プロパルギルアルコー
ル及び第1の触媒と還流下で反応させ、ジプロパルギル
カーボネートを得る。プロパルギルアルコールの量の適
当な範囲は、ジアルキルカーボネートを基準として約5
〜約20モル当量であり、10モル当量が好ましい。第
1の触媒の量の適当な範囲は、ジアルキルカーボネート
を基準として約0.005〜約0.05モル当量であ
る。第1の触媒の好ましい量は0.01モル当量であ
る。反応中放出されるアルコール(C1 〜C3 )の留出
が停止したら、反応が完了したものと考えられる。反応
混合物に、第1工程で生成されたカーボネートを基準と
して、約2〜約10モル当量のアルキル(C1 〜C6 )
アミンを添加する。アルキル(C1 〜C6 )アミンの好
ましい量は3モル当量である。場合によっては、第2の
触媒を添加することもできる。この反応の第2工程は、
反応が完了するまで(1〜24時間)、50〜約115
℃で行われる。ヨード化工程は、約0〜約25℃の温度
で、約20分間〜約24時間行われる。以下、本発明の
いくつかの実施例を説明するが、これらの実施例により
本発明が制限されるものと解釈してはならない。
(C1 〜C3 )カーボネートを、プロパルギルアルコー
ル及び第1の触媒と還流下で反応させ、ジプロパルギル
カーボネートを得る。プロパルギルアルコールの量の適
当な範囲は、ジアルキルカーボネートを基準として約5
〜約20モル当量であり、10モル当量が好ましい。第
1の触媒の量の適当な範囲は、ジアルキルカーボネート
を基準として約0.005〜約0.05モル当量であ
る。第1の触媒の好ましい量は0.01モル当量であ
る。反応中放出されるアルコール(C1 〜C3 )の留出
が停止したら、反応が完了したものと考えられる。反応
混合物に、第1工程で生成されたカーボネートを基準と
して、約2〜約10モル当量のアルキル(C1 〜C6 )
アミンを添加する。アルキル(C1 〜C6 )アミンの好
ましい量は3モル当量である。場合によっては、第2の
触媒を添加することもできる。この反応の第2工程は、
反応が完了するまで(1〜24時間)、50〜約115
℃で行われる。ヨード化工程は、約0〜約25℃の温度
で、約20分間〜約24時間行われる。以下、本発明の
いくつかの実施例を説明するが、これらの実施例により
本発明が制限されるものと解釈してはならない。
【0016】実施例N−ブチルヨードプロパルギルカルバメートの合成 A.容器に、ジメチルカーボネート(10g)、10モ
ル当量のプロパルギルアルコール、及び0.01モル当
量のナトリウムメトキシドを充填する。メタノールの留
出が停止するまで、反応混合物を、撹拌しながら窒素雰
囲気下、加熱して還流させる。過剰分のプロパルギルア
ルコールを蒸留して除去する。残留物を周囲温度まで冷
却する。この冷却した材料に、n−ブチルアミン(3モ
ル当量)を添加する。混合物を115℃で8時間加熱す
る。プロパルギルアルコールの残量とn−ブチルアミン
の過剰分を、減圧下、再利用するため蒸留して除去す
る。得られた油を、エチルアセテート中に溶解し、水で
洗浄し、MgSO4 により乾燥し、ろ過し、及びカラム
クロマトグラフィー(シリカゲル、溶離剤はエチルアセ
テート)で分離し、無色の油を得る。
ル当量のプロパルギルアルコール、及び0.01モル当
量のナトリウムメトキシドを充填する。メタノールの留
出が停止するまで、反応混合物を、撹拌しながら窒素雰
囲気下、加熱して還流させる。過剰分のプロパルギルア
ルコールを蒸留して除去する。残留物を周囲温度まで冷
却する。この冷却した材料に、n−ブチルアミン(3モ
ル当量)を添加する。混合物を115℃で8時間加熱す
る。プロパルギルアルコールの残量とn−ブチルアミン
の過剰分を、減圧下、再利用するため蒸留して除去す
る。得られた油を、エチルアセテート中に溶解し、水で
洗浄し、MgSO4 により乾燥し、ろ過し、及びカラム
クロマトグラフィー(シリカゲル、溶離剤はエチルアセ
テート)で分離し、無色の油を得る。
【0017】B.エタノール(25ml)、水(10m
l)及び50%の水酸化ナトリウム(2.1g,0.0
26モル)中、0〜5℃で、上記のように調製されたN
−ブチルプロパルギルカルバメート(4.0g,0.0
26モル)の撹拌溶液に、ヨウ素(3.3g,0.01
3モル)を段階的に添加する。ヨウ素の添加終了後、混
合物をさらに5分間同じ温度で撹拌する。次に、市販の
漂白剤(18.3g,5.25%,0.013モル)を
上記溶液に温度0〜5℃を維持しつつ滴下する。漂白剤
の添加終了後、明黄色の溶液を同じ温度で1時間撹拌す
る。塩化メチレンで抽出し(2×70ml)、ロータリ
ーエバポレータにより溶剤を蒸発させて、結晶質残留物
を得る。ヘキサン/トルエンでの結晶化により、針状結
晶のN−ブチルヨードプロパルギルカルバメートを得
る。
l)及び50%の水酸化ナトリウム(2.1g,0.0
26モル)中、0〜5℃で、上記のように調製されたN
−ブチルプロパルギルカルバメート(4.0g,0.0
26モル)の撹拌溶液に、ヨウ素(3.3g,0.01
3モル)を段階的に添加する。ヨウ素の添加終了後、混
合物をさらに5分間同じ温度で撹拌する。次に、市販の
漂白剤(18.3g,5.25%,0.013モル)を
上記溶液に温度0〜5℃を維持しつつ滴下する。漂白剤
の添加終了後、明黄色の溶液を同じ温度で1時間撹拌す
る。塩化メチレンで抽出し(2×70ml)、ロータリ
ーエバポレータにより溶剤を蒸発させて、結晶質残留物
を得る。ヘキサン/トルエンでの結晶化により、針状結
晶のN−ブチルヨードプロパルギルカルバメートを得
る。
【0018】本発明を製造、使用することのできる当該
分野の当業者にとって十分詳細に説明したが、種々の変
更、修正及び改良は、本発明の精神及び範囲から逸脱し
ない限り前記開示から明らかであろう。
分野の当業者にとって十分詳細に説明したが、種々の変
更、修正及び改良は、本発明の精神及び範囲から逸脱し
ない限り前記開示から明らかであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 31/02 101 102 103 31/04 X 8017−4G 31/12 8017−4G C07C 269/04 // C07B 61/00 300
Claims (10)
- 【請求項1】 A.ジアルキル(C1 〜C3 )カーボネ
ートとプロパルギルアルコールとを、第1の触媒の存在
下、ジプロパルギルカーボネートを製造するための条件
で反応させる工程; B.該ジプロパルギルカーボネートとアルキル(C1 〜
C6 )アミンとを反応させ、N−アルキル(C1 〜C
6 )プロパルギルカルバメートを製造する工程; C.該N−アルキル(C1 〜C6 )プロパルギルカルバ
メートとヨード化剤とを反応させ、N−アルキル(C1
〜C6 )ヨードプロパルギルカルバメートを製造する工
程;を含むN−アルキルヨードプロパルギルカルバメー
トの製造方法。 - 【請求項2】 前記ジアルキルカーボネートが、ジメチ
ルカーボネート及びジエチルカーボネートからなる群か
ら選ばれる請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 前記アルキル(C1 〜C6 )アミンが、
ブチルアミンである請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 前記第1の触媒が、三臭化ホウ素、ヨウ
化トリメチルシリル/ヨウ素、シアン化カリウム、Al
2 O3 、アンモニア、N−ブチルリチウム、アルカリ金
属アルコキシド、t−ブトキシドカリウム/モレキュラ
ーシーブ、ジメチルアミノピリジン、Ti(OCH2 C
H3 )4 及びp−トルエンスルホン酸からなる群から選
ばれる請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 前記第1の触媒が、アルカリ金属アルコ
キシドである請求項1記載の方法。 - 【請求項6】 前記アルカリ金属アルコキシドが、ナト
リウムメトキシド、カリウムメトキシド、ナトリウムエ
トキシド及びカリウムエトキシドからなる群から選ばれ
る請求項5記載の方法。 - 【請求項7】 第2の触媒の存在下、前記ジプロパルギ
ルカーボネートと前記アルキル(C1 〜C6 )アミンと
を反応させて、前記N−アルキル(C1 〜C6 )プロパ
ルギルカルバメートを製造する請求項1記載の方法。 - 【請求項8】 前記第2の触媒が酢酸である請求項7記
載の方法。 - 【請求項9】 前記ジアルキルカーボネートがジメチル
カーボネートであり、前記アルキル(C1 〜C6 )アミ
ンがブチルアミンであり、前記第1の触媒がナトリウム
メトキシドであり、前記第2の触媒が酢酸であり、及び
前記ヨード化剤がヨウ素と水酸化ナトリウムの混合物で
ある請求項1記載の方法。 - 【請求項10】 前記ヨード化剤が、ヨウ素と塩基の混
合物である請求項1記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/076,561 US5326899A (en) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | Process for preparation of iodopropargyl carbamates |
| US076,561 | 1993-06-14 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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