JPH0635357B2 - 施釉無機質材の製造方法 - Google Patents
施釉無機質材の製造方法Info
- Publication number
- JPH0635357B2 JPH0635357B2 JP26071987A JP26071987A JPH0635357B2 JP H0635357 B2 JPH0635357 B2 JP H0635357B2 JP 26071987 A JP26071987 A JP 26071987A JP 26071987 A JP26071987 A JP 26071987A JP H0635357 B2 JPH0635357 B2 JP H0635357B2
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- JP
- Japan
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- glazed
- base material
- concrete
- glaze
- firing
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- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、外装用等に使用する意匠性の高い施釉無機
質材の製造方法に関するものである。
質材の製造方法に関するものである。
従来より、コンクリートパネルの表面仕上げは塗装によ
るのが通常であった。しかしながら、塗料は耐候性、耐
薬品性、耐汚染性において劣るため、期間を経るにつれ
て塗装面が変退色し美観がわるくなるという問題があ
る。
るのが通常であった。しかしながら、塗料は耐候性、耐
薬品性、耐汚染性において劣るため、期間を経るにつれ
て塗装面が変退色し美観がわるくなるという問題があ
る。
そこで、このような問題を解決するために、コンクリー
トパネルの表面を施釉仕上げする方法が提案されてい
る。すなわち、コンクリートを所定の型枠に流し込んで
成形し、得られたコンクリートパネルの表面に釉薬を施
し高温で焼成してセラミックス層である釉面を形成する
のである。
トパネルの表面を施釉仕上げする方法が提案されてい
る。すなわち、コンクリートを所定の型枠に流し込んで
成形し、得られたコンクリートパネルの表面に釉薬を施
し高温で焼成してセラミックス層である釉面を形成する
のである。
しかしながら、第7図に示すような補強用の鉄筋104
を埋設した配筋コンクリートパネルCを、施釉後、高温
で焼成するとコンクリート基材101と鉄筋104との
熱膨張の差によりコンクリート基材101にクラックが
発生するため、施釉コンクリートパネルには鉄筋による
補強ができないという問題があった。
を埋設した配筋コンクリートパネルCを、施釉後、高温
で焼成するとコンクリート基材101と鉄筋104との
熱膨張の差によりコンクリート基材101にクラックが
発生するため、施釉コンクリートパネルには鉄筋による
補強ができないという問題があった。
この発明の目的は鉄筋による補強が可能な施釉無機質材
の製造方法を提供することである。
の製造方法を提供することである。
この発明の施釉無機質材の製造方法は、裏面に鉄筋埋設
用の溝を形成した無機質基材の表面に釉薬を施し焼成し
て釉面を形成させたのち、前記溝内に充填材で鉄筋を埋
設するものである。
用の溝を形成した無機質基材の表面に釉薬を施し焼成し
て釉面を形成させたのち、前記溝内に充填材で鉄筋を埋
設するものである。
すなわち、この発明によれば、焼成時に無機質基材内に
は鉄筋が埋設されていないため、従来のように焼成時の
高温によりコンクリート等の無機質材と鉄筋との熱膨張
の差によってクラックが発生することがない。しかも、
焼成後には溝内に鉄筋が埋設されるため、施釉無機質材
の補強が可能となる。
は鉄筋が埋設されていないため、従来のように焼成時の
高温によりコンクリート等の無機質材と鉄筋との熱膨張
の差によってクラックが発生することがない。しかも、
焼成後には溝内に鉄筋が埋設されるため、施釉無機質材
の補強が可能となる。
前記無機質基材としては、コンクリートのほか、スレー
ト、多泡体セラミックス等が使用可能である。
ト、多泡体セラミックス等が使用可能である。
実施例 この発明の一実施例を第1図ないし第5図に基づいて説
明する。第1図は無機質基材として使用するコンクリー
ト基材の断面図、第2図は施釉コンクリートパネルの断
面図である。
明する。第1図は無機質基材として使用するコンクリー
ト基材の断面図、第2図は施釉コンクリートパネルの断
面図である。
第1図に示すように、コンクリート基材1は幅450mm
×長さ120mm×厚み60mmの外形寸法を有する直方体
であり裏面に溝2が形成される。この溝2はコンクリー
ト基材1のキャステング時に設けられる。コンクリート
基材1は、第1表上欄に記載した各材料を同表下欄に記
載した重量比で混練し型枠(図示せず)で打設した後、
1週間自然養成したものである。
×長さ120mm×厚み60mmの外形寸法を有する直方体
であり裏面に溝2が形成される。この溝2はコンクリー
ト基材1のキャステング時に設けられる。コンクリート
基材1は、第1表上欄に記載した各材料を同表下欄に記
載した重量比で混練し型枠(図示せず)で打設した後、
1週間自然養成したものである。
成形したコンクリート基材1は表面に釉薬が施され、焼
成して第2図に示すようにセラミックス層である釉面3
が形成される。釉薬としては、タイルや陶器瓦等の製造
に使用されるフリット釉等がいずれも使用可能である。
また、焼成時間および温度は釉薬の種類に応じて決定さ
れるが、通常600〜900℃で5分〜2時間である。
成して第2図に示すようにセラミックス層である釉面3
が形成される。釉薬としては、タイルや陶器瓦等の製造
に使用されるフリット釉等がいずれも使用可能である。
また、焼成時間および温度は釉薬の種類に応じて決定さ
れるが、通常600〜900℃で5分〜2時間である。
焼成後、必要に応じて水中に浸漬し、養生するが、養生
に先立って、または養生後に、コンクリート基材1の裏
面の溝2内に鉄筋4をモルタルである充填材5で埋設す
ることによって、第3図に示すような施釉コンクリート
パネルAが得られる。
に先立って、または養生後に、コンクリート基材1の裏
面の溝2内に鉄筋4をモルタルである充填材5で埋設す
ることによって、第3図に示すような施釉コンクリート
パネルAが得られる。
充填材5は、第2表上欄に記載した各材料を同表下欄に
記載した重量比で混練したものである。
記載した重量比で混練したものである。
施釉コンクリートパネルAについて第4図に示すような
強度試験を行った。すなわち、一対の支持台6,7で施
釉コンクリートパネルAの両端内方150mmの位置を支
持するとともに、両端内方375mmの位置に互いに大き
さの等しい下向き荷重W1,W2を加える。同様にし
て、第6図に示した無配筋コンクリートパネルBについ
ても強度試験を行った。施釉コンクリートパネルAのコ
ンクリート基体1および無配筋コンクリートパネルB
は、互いに材質および外形寸法が等しく、それぞれ30
0℃で5時間予備乾燥し表面に1kg/m2の釉薬を塗布し
た後、850℃で1時間焼成し、さらに30分間水中浸
漬した後、60℃,相対湿度89%の雰囲気の中で再水
和養成したものである。
強度試験を行った。すなわち、一対の支持台6,7で施
釉コンクリートパネルAの両端内方150mmの位置を支
持するとともに、両端内方375mmの位置に互いに大き
さの等しい下向き荷重W1,W2を加える。同様にし
て、第6図に示した無配筋コンクリートパネルBについ
ても強度試験を行った。施釉コンクリートパネルAのコ
ンクリート基体1および無配筋コンクリートパネルB
は、互いに材質および外形寸法が等しく、それぞれ30
0℃で5時間予備乾燥し表面に1kg/m2の釉薬を塗布し
た後、850℃で1時間焼成し、さらに30分間水中浸
漬した後、60℃,相対湿度89%の雰囲気の中で再水
和養成したものである。
以上の強度試験から第5図に示した結果が得られた。さ
らに、ひび割れ発生時の応力および最大せん断応力を算
出して第3表が得られる。
らに、ひび割れ発生時の応力および最大せん断応力を算
出して第3表が得られる。
このように、施釉コンクリートパネルAは、焼成後に溝
2内に埋設した鉄筋4により強度が高くなる。また、焼
成時にはコンクリート基材1内に鉄筋4を埋設していな
いので、コンクリート基材1と鉄筋4との熱膨張の差に
よりコンクリート基材1にクラックが発生することがな
い。
2内に埋設した鉄筋4により強度が高くなる。また、焼
成時にはコンクリート基材1内に鉄筋4を埋設していな
いので、コンクリート基材1と鉄筋4との熱膨張の差に
よりコンクリート基材1にクラックが発生することがな
い。
なお、この実施例では無機質基材としてコンクリートを
用いたが、スレートや多泡体セラミックス等の他の無機
質基材に対しても同様にして適用可能である。
用いたが、スレートや多泡体セラミックス等の他の無機
質基材に対しても同様にして適用可能である。
この発明によれば、焼成時は無機質基材だけであるた
め、焼成時の高温によってクラックが発生するのが防止
されるとともに、焼成後には溝内に鉄筋が埋設されるた
め、施釉無機質材の補強が可能となる。
め、焼成時の高温によってクラックが発生するのが防止
されるとともに、焼成後には溝内に鉄筋が埋設されるた
め、施釉無機質材の補強が可能となる。
第1図はこの発明の一実施例におけるコンクリート基材
の断面図、第2図は施釉コンクリートパネルの断面図、
第3図は施釉コンクリートパネルの斜視図、第4図は施
釉コンクリートパネルの強度試験を示す側面図、第5図
は荷重−たわみ線図、第6図は無配筋コンクリートパネ
ルの斜視図、第7図は従来例の配筋コンクリートパネル
の斜視図である。 1……コンクリート基材(無機質基材)、2……溝、3
……釉面、4……鉄筋、5……充填材、A……施釉コン
クリートパネル
の断面図、第2図は施釉コンクリートパネルの断面図、
第3図は施釉コンクリートパネルの斜視図、第4図は施
釉コンクリートパネルの強度試験を示す側面図、第5図
は荷重−たわみ線図、第6図は無配筋コンクリートパネ
ルの斜視図、第7図は従来例の配筋コンクリートパネル
の斜視図である。 1……コンクリート基材(無機質基材)、2……溝、3
……釉面、4……鉄筋、5……充填材、A……施釉コン
クリートパネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鳥居 昌良 大阪府豊中市新千里西町1丁目1番12号 ナショナル住宅産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】無機質基材の表面に釉薬を施し焼成して釉
面を形成させる施釉無機質材の製造方法において、 前記無機質基材は裏面に鉄筋埋設用の溝が形成された状
態で施釉され、焼成後、前記溝内に充填材で鉄筋を埋設
することを特徴とする施釉無機質材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26071987A JPH0635357B2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 | 施釉無機質材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26071987A JPH0635357B2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 | 施釉無機質材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01103974A JPH01103974A (ja) | 1989-04-21 |
| JPH0635357B2 true JPH0635357B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=17351808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26071987A Expired - Lifetime JPH0635357B2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 | 施釉無機質材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0635357B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0610118B2 (ja) * | 1989-06-02 | 1994-02-09 | 東海コンクリート工業株式会社 | 施釉セメント製品の製造法 |
| EP0692464B1 (en) * | 1993-03-25 | 2002-06-19 | Mitomo Shoji Kabushiki Kaisha | Cement type kneaded molded article having high bending strength and compressive strength, and method of production thereof |
-
1987
- 1987-10-14 JP JP26071987A patent/JPH0635357B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01103974A (ja) | 1989-04-21 |
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