JPH0635782B2 - 移動壁の進行方向変換装置 - Google Patents

移動壁の進行方向変換装置

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JPH0635782B2
JPH0635782B2 JP23890687A JP23890687A JPH0635782B2 JP H0635782 B2 JPH0635782 B2 JP H0635782B2 JP 23890687 A JP23890687 A JP 23890687A JP 23890687 A JP23890687 A JP 23890687A JP H0635782 B2 JPH0635782 B2 JP H0635782B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、ハンガーレールの交差点において、前記ハ
ンガーレールに吊下されている移動壁を移動せしめるの
みで進行方向を変えることができるようにした移動壁の
進行方向変換装置に関するものである。
<従来の技術> 一般に、美術品等の展覧会場、会議室、結婚式場等にお
いては、その種類、形態又は雰囲気等によって会場であ
る部屋の間仕切りを変えることができるようにすれば好
ましいのであるが、このような要請から生じたのが移動
壁である。そしてこのような移動壁を天井から吊下し、
かつ移動させるためには、天井にハンガーレールを配設
しているが、このハンガーレールは前記移動壁をどのよ
うな位置又は向きにでも移動しうるようにとの配慮のも
とに、あたかも碁盤の目のように交叉して配設されてい
る。
<発明が解決しようとする問題点> ところで上記のような会場においては、例えばその会場
の内部で前記のように十字状にハンガーレールが交叉し
ていること、したがって移動壁を直角に方向転換しなけ
ればならなかったり、または第7図に示すような柱aが
起立していて、この柱aの部分においてはハンガーレー
ルbを斜めに迂回させなければならないような事態も生
じ、この場合ハンガーレールbは、Y字状の交叉を強制
されてしまうのであるが、従来はこのような部分の処理
は不可能であった。
そこでこの問題点を解決するための手段として本発明者
はさきに、移動壁を吊下するための吊りボルトを連結し
た走行体を支承・走行せしめる断面略H字状のハンガー
レールbをY字状又は十字状に対向させて配設するとと
もに、この対向するハンガーレールbを連結する断面略
H字状の回転自在なターンレールdを前記対向するハン
ガーレールの空間部に配設し、このターンレールd上に
スプロケットfを固着し、また前記ハンガーレールbの
ターンレールd寄り一部の上面にも回転自在なスプロケ
ットgを配設するとともに、このスプロケットgの軸に
ハンガーレールbの軌道面に突出する従動子cを配設
し、さらに前記ターンレールd及びハンガーレールbの
各スプロケットf,gを第8図に示すように歯付ベルト
eで連結したもので同時回転機構を付与して、十字状に
交叉するハンガーレールbの場合は勿論のこと、Y字状
に交叉するハンガーレールにおいても、その交叉部分に
おいて、移動壁を自在に方向変換できるようにしたもの
ものを開発した(特願昭61−181244号)のであ
ったが、このようにベルトeを用いたものにあっては、
それが歯付ベルトであるにもかかわらずスリップしたり
切断する等の問題を有していた。
<問題点を解決するための手段> そこでこの発明に係る移動壁の進行方向変換装置は前記
の問題点を解決するために、移動壁を吊下するための吊
りボルトを連結した走行体を支承・走行せしめる断面略
H字状のハンガーレールをY字状又は十次状に対向させ
て配設するとともに、この対向するハンガーレールを連
結する断面略H字状の回転自在なターンレールを前記対
向するハンガーレールの空間部に配設し、このターンレ
ール上にギヤを固着し、また前記走行体が走行中に当接
する位置に従動子を配設し、この従動子の回転軸にもギ
ヤを固着するとともに、前記ターンレールの回転軸に連
結したギヤと従動子に連結したギヤを他のギヤで連結
し、同時回転機構を付与して、十字状に交叉するハンガ
ーレールの場合は勿論のこと、Y字状に交叉するハンガ
ーレールにおいても、その交叉部分において、移動壁を
自在に方向変換できるようにしたものである。
<実施例> 次にこの発明に係る移動壁の進行方向変換装置の実施例
を図面に基づいて述べると、1はアジャスターを介して
移動壁(図示せず)を吊下するための吊りボルトであ
り、2はこの吊りボルト1に連結した走行体である。こ
の走行体2のうち、3は一側に2箇、両側で4箇配設し
た走行車輪であり、この走行車輪3は垂直状態に配設さ
れているとともに、4は一側に2箇、両側で4箇配設し
たガイドローラーであり、このガイドローラー4は水平
状態に配設されている。5,5′は断面略H字状に形成
した固定式のハンガーレールであり、このハンガーレー
ル5,5′は、第3図に示すように十字状に対向するよ
うに配設されている(Y字状に配設されることもあ
る。)。6は同図に示すように前記ハンガーレール5,
5′の対向している空間部に配設したターンレールであ
り、このターンレール6も断面略H字状に形成してある
とともに、回転自在に配設されている。7はハンガーレ
ール5,5′をその上部で連結し、そのほぼ中央部にタ
ーンレール6を回転自在に取り付けるためのターンレー
ル取付基板であり、8はこのターンレール取付基板7の
一部に配設した従動子である。この従動子8は第4図に
示すようにターンレール取付基板7の上方に伸びる回転
軸9を配設するとともに、この回転軸9に固着したアー
ム10に回転自在に配設してある。また11はこの回転
軸9の上端に固着したギヤであり、12は回転軸9に配
設したコイルスプリングである。そしてこのコイルスプ
リング12によって回転軸9及びこれに固着されている
ギヤ11,従動子8等が、一方向へ回転付勢しているの
である。以上述べた従動子8は、ターンレール取付基板
7に配設したことを例示して述べたが、要は走行体2が
ハンガーレール5′を走行中に当接する位置であればそ
の取付位置を問うものではない。したがってこの従動子
8はハンガーレール5′の垂直壁部の上方一部を切下
し、この部分にハンガーレール5′の上方に伸びる回転
軸9を配設するとともに、この回転軸9に固着したアー
ム10に回転自在に配設することもある(第9図参
照)。13はターンレール6の回転軸である。14は、
この回転軸13に固着したギヤであり、このギヤ14
は、ターンレール取付基板7の上面に位置するように配
設されている。15はこのギヤ14と従動子8に配設し
たギヤ11の双方に噛合するギヤであり、これら各ギヤ
11,14,15を噛合せしめることによって、これら
のギヤ11,14,15は同時回転機構を構成するので
ある。
<作 用> 以下、この発明に係る移動壁の進行方向変換装置の作用
について述べるが、ここにおいては、ハンガーレール
5,5′を十字状に対向せしめたものを例示して述べる
ことにする。
そこでまず従動子8を取付けている回転軸9に取付けた
コイルスプリング12の作用によって、平時はターンレ
ール6が第3図に示すようにハンガーレール5に対して
直線状に対向しているとする。そしてハンガーレール5
上を矢印X方向に走行する走行体2をターンレール6上
に移動せしめる。したがってこの場合、図示していない
移動壁を移動されることによって、走行体2を移動させ
るのである。この場合は走行体2を直進せしめるのみ
で、容易にターンレール6上に走行体2は乗り移ること
になる。そして移動壁をさらに直進せしめる場合には、
移動壁の進行を停止させることなく、向い側に存在する
ハンガーレール5にそのまま進行せしめればよい。
しかし、ここで移動壁の進行方向を左右いずれかに変換
させる場合は、走行体2がターンレール6上に完全に乗
り移った状態で走行体2の移動を停止せしめる。すなわ
ちこの段階で、走行体2を一方のハンガーレール5′に
移動せしめるのであるが、この場合、移動せしめようと
する側のハンガーレール5′方向へターンレール6を回
転せしめる。すなわち、移動壁の先端部を、移動せしめ
るハンガーレール5′方向へ押すと、これがやがて走行
体2に伝達され、走行体2によってターンレール6は回
転する。この場合、走行体2の重心がターンレール6の
回転中心、すなわち回転軸13よりも前方になるように
設計すると、ターンレール6の回転運動は円滑となる。
そしてターンレール6の回転によって、ターンレール6
に連結されているギヤ14も同一角度だけ回転すること
になり、これによってギヤ15を介してギヤ11も回転
する。このようにギヤ11が回転すると、このギヤ11
が固着されている回転軸9が回転し、これによってこの
回転軸9に固着されているアーム10が回転し、もって
従動子8が退避することになるのである(第5図参
照)。このようにすることによって、ハンガーレール
5′上において、進行の障害となっていた従動子8が除
去されるので、そのまま走行体2をハンガーレール5′
に進めればよいのである。ここにおいて各ギヤ11,1
4,15のギヤ比が問題となるのであるが、これについ
てはギヤ14が必要角度回転した時に従動子8のアーム
10がハンガーレール5′の垂直壁部と平行になるよう
な角度だけ回転するように設定すればよいのであって、
計算上容易に求めることができる。このことはハンガー
レール5,5′をY字状に対向させた場合も同一であ
る。以上のようにして走行体2はハンガーレール5′に
移り、そのまま走行し、前進するのであるが、走行体2
が前記ターンレール6を通過し、従動子8を通過する
と、従動子8の回転軸9に配設されているコイルスプリ
ング12の作用によって、従動子8及び回転軸9は逆転
し、従動子8がハンガーレール5′の垂直壁部方向に向
くとともに、ギヤ11,15,14を介してターンレー
ル6は第3図に示すようにハンガーレール5に対して直
線状に向くように逆回転するのである。
次にこのようにハンガーレール5′上に乗り移った走行
体2を逆行させ、ターンレール6及びハンガーレール5
上に移す作用について述べると、先にようにハンガーレ
ール5′上に存在する走行体2をターンレール6方向
(矢印Y方向)へ移動させる。すると、走行体2の走行
車輪3が、ハンガーレール5′の垂直壁部方向に向いて
いる従動子8に当り、コイルスプリング12の付勢に抗
して、さらに押し続けると、従動子8はやがてハンガー
レール5′の垂直壁部に平行になるように回転し、これ
によって従動子8を取りつけている回転軸9及びギヤ1
1が回転し、さらにギヤ15を介してターンレール6の
ギヤ15が回転し、ターンレール6を走行体2が存在す
るハンガーレール5′側に向けることになるのである。
したがって走行体2をそのまま前進せしめれば走行体2
はターンレール6に乗り移ることができる。そして走行
体2は前記従動子8を過ぎ、ターンレール6に完全に乗
り移ると、従動子8の押圧が解除されるため、コイルス
プリング12の作用によって、ギヤ11は回転し、これ
にともなってギヤ15及びギヤ14を介してターンレー
ル6も回転してハンガーレール5と一直線状態に向き合
うのである。その後走行体2を前進させれば、そのまま
ハンガーレール5に乗り移ることになるのである。尚、
一方のハンガーレール5′から向い側のハンガーレール
5′へ直進せしめる場合には、前記した矢印Y方向へ走
行せしめることによって前記のようにターンレール6が
回転してハンガーレール5′に直線状に対向するため、
そのまま一気に直進せしめればよいのである。
以上の説明は、走行体2を1箇として示して説明した
が、移動壁には通常走行体2は前後に2箇存在するので
あり、その作用はいずれも同一である。
<発明の効果> 前記のようにこの発明に係る移動壁の進行方向変換装置
によれば、移動壁を吊下するための吊りボルトを連結し
た走行体を支承・走行せしめる断面略H字状のハンガー
レールをY字状又は十字状に対向させて配設するととも
に、この対向するハンガーレールを連結する断面略H字
状の回転自在なターンレールを前記対向するハンガーレ
ールの空間部に配設し、このターンレール上にギヤを固
着し、また前記走行体が走行中に当接する位置に従動子
を配設し、この従動子の回転軸にもギヤを固着するとと
もに、前記ターンレールの回転軸に連結したギヤと従動
子に連結したギヤを他のギヤで連結し、同時回転機構を
付与してあるので、ハンガーレールの交差点部分におい
て、移動壁の向きを変換する方向に押圧するのみで、ど
のような角度に配設されたハンガーレールにも自在に方
向変換を行なうことが可能となり、特に従来不可能視さ
れていた90゜以外の方向にも変換できるという顕著な
効果を有するのである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明に係る移動壁の進行方向変換装置の実施
例を示すものであり、第1図は走行体を示すもので、そ
のうち(イ)は断面図、(ロ)は(イ)のA−A線断面
図、(ハ)は(イ)のB−B線断面図、第2図は走行体
をハンガーレールに嵌合した状態を示す断面図、第3図
はターンレールが回転する前の状態を示す平面図、第4
図は第3図のC−C線拡大断面図、第5図はターンレー
ルが回転した状態を示す平面図、第6図は第3図のD−
D線断面図、第7図はハンガーレールと柱の位置関係を
示す正面図、第8図は従来例を示す正面図、第9図は第
4図の他例を示す断面図である。 1……吊りボルト 2……走行体 3……走行車輪 4……ガイドローラー 5,5′……ハンガーレール 6……ターンレール 7……ターンレール取付基板 8……従動子 9……回転軸 10……アーム 11,14,15……ギヤ 12……コイルスプリング 13……ターンレールの回転軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動壁を吊下するための吊りボルトを連結
    した走行体を支承・走行せしめる断面略H字状のハンガ
    ーレールをY字状又は十字状に対向させて配設するとと
    もに、この対向するハンガーレールを連結する断面略H
    字状の回転自在なターンレールを前記対向するハンガー
    レールの空間部に配設し、このターンレール上にギヤを
    固着し、また前記走行体が走行中に当接する位置に従動
    子を配設し、この従動子の回転軸にもギヤを固着すると
    ともに、前記ターンレールの回転軸に連結したギヤと従
    動子に連結したギヤを他のギヤで連結し、同時回転機構
    を付与したことを特徴とする移動壁の進行方向変換装
    置。
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CN107314935B (zh) * 2017-07-27 2019-05-21 大连理工大学 一种齿轮结构式的万能试验机变加载比例双拉试验装置

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