JPH0636895Y2 - スラッシュ成形用金型 - Google Patents
スラッシュ成形用金型Info
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- JPH0636895Y2 JPH0636895Y2 JP5724791U JP5724791U JPH0636895Y2 JP H0636895 Y2 JPH0636895 Y2 JP H0636895Y2 JP 5724791 U JP5724791 U JP 5724791U JP 5724791 U JP5724791 U JP 5724791U JP H0636895 Y2 JPH0636895 Y2 JP H0636895Y2
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Links
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はスラッシュ成形用金型
に関し、特に加熱した成形金型のキャビティ内に投入し
た粉体樹脂による溶着成形表皮の所望個所に小窓,小孔
群の比較的小形の透孔群を成形の過程にて点在的に開口
せしめ得るスラッシュ成形用金型に関する。
に関し、特に加熱した成形金型のキャビティ内に投入し
た粉体樹脂による溶着成形表皮の所望個所に小窓,小孔
群の比較的小形の透孔群を成形の過程にて点在的に開口
せしめ得るスラッシュ成形用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スラッシュ成形用金型のキャビテ
ィ面に粉体樹脂材料を投入、溶融せしめて表皮を成形す
る折に、該表皮の所定個所に小窓,小孔等の透孔群を開
口せしめる場合、材料の節約、開口部穿設作業の手数、
繁雑さを回避するため、表皮の各透孔群の相当部にて成
形金型の外側に加熱伝導を妨げるための断熱材を貼着し
たもの、表皮に比較的広範囲、例えば50ミリ×50ミ
リ以上の開口窓等を開口する折には、実開昭60−18
4613号、実開昭61−914号公報に開示するよう
に金型のキャビティ内壁面部分に凹陥部を形成し、さら
に該凹陥部に断熱用覆板を被着せしめたものなどが提案
され、それぞれに実効あるものとしている。
ィ面に粉体樹脂材料を投入、溶融せしめて表皮を成形す
る折に、該表皮の所定個所に小窓,小孔等の透孔群を開
口せしめる場合、材料の節約、開口部穿設作業の手数、
繁雑さを回避するため、表皮の各透孔群の相当部にて成
形金型の外側に加熱伝導を妨げるための断熱材を貼着し
たもの、表皮に比較的広範囲、例えば50ミリ×50ミ
リ以上の開口窓等を開口する折には、実開昭60−18
4613号、実開昭61−914号公報に開示するよう
に金型のキャビティ内壁面部分に凹陥部を形成し、さら
に該凹陥部に断熱用覆板を被着せしめたものなどが提案
され、それぞれに実効あるものとしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記金型の外側に断熱
材を貼着する手段、および金型のキャビティ内壁部に凹
陥部を設け、その表面を断熱用覆板にて被う手段は、成
形される表皮に設ける開口窓,孔部などが比較的大形の
場合は十分これにて対応することができるが、インスト
ルメントパネルパッドにおけるノブ取付用開口窓などそ
の径が20ミリ×20ミリ以下と小形、小規模でかつこ
れら透孔群が点在する場合、金型及び断熱材において、
耐久性が不足して強度的な面で、また断熱ゾーン作成の
作業面でも問題があり、また断熱効果が不足し希望する
に十分な正確な形状を顕出しうる開口窓,小孔群を開設
することができず、表皮脱型後、ハサミ,カッターなど
を用いてのカット、修正のための余分な工数を要してい
た。また成形後、この表皮を次工程たる発泡材注入用金
型にセットする折、表皮の正確な位置決めのために、予
め表皮の外周フランジ部に、発泡材注入用金型に設けた
セットピンあるいは帯状ビードに嵌合せしめるための中
空突出片の存在は成形完了後、金型よりの表皮の脱型が
困難なものとなり、さらにこの中空突出片の存在は脱型
作業時表皮に変形の事態を発生せしめたり、これらの弊
害を回避するためにさらに余分な作業が必要となり、結
果的に脱型工数の増加の一因ともなっている。
材を貼着する手段、および金型のキャビティ内壁部に凹
陥部を設け、その表面を断熱用覆板にて被う手段は、成
形される表皮に設ける開口窓,孔部などが比較的大形の
場合は十分これにて対応することができるが、インスト
ルメントパネルパッドにおけるノブ取付用開口窓などそ
の径が20ミリ×20ミリ以下と小形、小規模でかつこ
れら透孔群が点在する場合、金型及び断熱材において、
耐久性が不足して強度的な面で、また断熱ゾーン作成の
作業面でも問題があり、また断熱効果が不足し希望する
に十分な正確な形状を顕出しうる開口窓,小孔群を開設
することができず、表皮脱型後、ハサミ,カッターなど
を用いてのカット、修正のための余分な工数を要してい
た。また成形後、この表皮を次工程たる発泡材注入用金
型にセットする折、表皮の正確な位置決めのために、予
め表皮の外周フランジ部に、発泡材注入用金型に設けた
セットピンあるいは帯状ビードに嵌合せしめるための中
空突出片の存在は成形完了後、金型よりの表皮の脱型が
困難なものとなり、さらにこの中空突出片の存在は脱型
作業時表皮に変形の事態を発生せしめたり、これらの弊
害を回避するためにさらに余分な作業が必要となり、結
果的に脱型工数の増加の一因ともなっている。
【0004】この考案は、上記幾多の問題点を多方面に
亘って解決し、表皮において穿設困難な隅部,フランジ
部などの場所的制約のある領域において径20mm以下
の比較的小型の丸孔または角窓などその形状的にも変化
に富む透孔群を表皮各所に点在的に穿設可能なスラッシ
ュ成形用金型を提供することを目的とする。
亘って解決し、表皮において穿設困難な隅部,フランジ
部などの場所的制約のある領域において径20mm以下
の比較的小型の丸孔または角窓などその形状的にも変化
に富む透孔群を表皮各所に点在的に穿設可能なスラッシ
ュ成形用金型を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案に係るスラッシュ成形用金型はつぎのよう
な構成を採用している。即ち、金型には成形せんとする
表皮に開設する小形透孔群に対応する相対位置に、開口
を目的とする透孔より小形に穿孔されたボルト孔群に、
表皮に開設する透孔と同形の頭部を有する耐熱性で、か
つ金型以上には昇温しない樹脂製ボルト群をして、その
頭部を金型の内壁面側に配し、金型の外側に突出したボ
ルト軸部にナットを締着固着したことを特徴とする。
に、この考案に係るスラッシュ成形用金型はつぎのよう
な構成を採用している。即ち、金型には成形せんとする
表皮に開設する小形透孔群に対応する相対位置に、開口
を目的とする透孔より小形に穿孔されたボルト孔群に、
表皮に開設する透孔と同形の頭部を有する耐熱性で、か
つ金型以上には昇温しない樹脂製ボルト群をして、その
頭部を金型の内壁面側に配し、金型の外側に突出したボ
ルト軸部にナットを締着固着したことを特徴とする。
【0006】
【作用】金型の所定個所に点在する各ボルト孔には目的
とする表皮に開口される小窓または小孔などの透孔の形
状、大きさに相当する頭部を有するボルト群が、ボルト
頭部を金型内壁面側に位置せしめて装着され、かく準備
された金型はPVCパウダースラッシュの場合約220
℃まで加熱され、または予熱される。この折耐熱性ボル
トは樹脂材料を選択されて約140℃以上には昇温しな
い。金型内には粉末状の樹脂材料が投入され、投入され
た樹脂材のうち金型に接する樹脂材は溶融して、金型内
壁面に溶着する。この折所定温度以上には昇温しないボ
ルト頭部には粉末樹脂材は付着しない。この粉体樹脂投
入直後、ボルト頭部に粉体供給ボックス(図示せず)側
より、エアースラッシュすることにより完成表皮の各透
孔周縁はカット状の美しい仕上りとなる。金型を二軸回
転方式など適宜な手段をもって揺動回転せしめる過程に
て、樹脂材は金型内壁面にボルト頭部部分をさけて平均
的厚みをもって薄肉状に溶着し、所定の厚みの表皮層が
形成された時点で、金型内より余分の、即ち未溶融樹脂
材は金型外に排出され、金型内壁面に溶融付着した樹脂
材にはさらに一段の加熱が進行し、架橋が完了する。し
かる後に、金型内壁面より表皮層は剥ぎ起されて、所定
の個所に小形透孔群を点在的に開口した表皮が成形され
る。
とする表皮に開口される小窓または小孔などの透孔の形
状、大きさに相当する頭部を有するボルト群が、ボルト
頭部を金型内壁面側に位置せしめて装着され、かく準備
された金型はPVCパウダースラッシュの場合約220
℃まで加熱され、または予熱される。この折耐熱性ボル
トは樹脂材料を選択されて約140℃以上には昇温しな
い。金型内には粉末状の樹脂材料が投入され、投入され
た樹脂材のうち金型に接する樹脂材は溶融して、金型内
壁面に溶着する。この折所定温度以上には昇温しないボ
ルト頭部には粉末樹脂材は付着しない。この粉体樹脂投
入直後、ボルト頭部に粉体供給ボックス(図示せず)側
より、エアースラッシュすることにより完成表皮の各透
孔周縁はカット状の美しい仕上りとなる。金型を二軸回
転方式など適宜な手段をもって揺動回転せしめる過程に
て、樹脂材は金型内壁面にボルト頭部部分をさけて平均
的厚みをもって薄肉状に溶着し、所定の厚みの表皮層が
形成された時点で、金型内より余分の、即ち未溶融樹脂
材は金型外に排出され、金型内壁面に溶融付着した樹脂
材にはさらに一段の加熱が進行し、架橋が完了する。し
かる後に、金型内壁面より表皮層は剥ぎ起されて、所定
の個所に小形透孔群を点在的に開口した表皮が成形され
る。
【0007】
【実施例】つぎにこの考案に係るスラッシュ成形用金型
の具体的実施例を図面を用いて説明する。図1はこの考
案を実施した耐熱性樹脂製ボルト群を装着したスラッシ
ュ成形用金型の斜視図で、目的とする表皮の外形に一致
するキャビティ、即ち内壁面を有する金型(1)には、
図7に示す成形表皮(イ)に開口する小窓(ロ)または
小孔(ハ)と位置的に対応する個所に、これら小窓,小
孔より一周り小形、例えば全周に亘って1〜3mm程度
小形の小窓用ボルト孔(2)、小孔用ボルト孔(3)が
点在して穿設されている。
の具体的実施例を図面を用いて説明する。図1はこの考
案を実施した耐熱性樹脂製ボルト群を装着したスラッシ
ュ成形用金型の斜視図で、目的とする表皮の外形に一致
するキャビティ、即ち内壁面を有する金型(1)には、
図7に示す成形表皮(イ)に開口する小窓(ロ)または
小孔(ハ)と位置的に対応する個所に、これら小窓,小
孔より一周り小形、例えば全周に亘って1〜3mm程度
小形の小窓用ボルト孔(2)、小孔用ボルト孔(3)が
点在して穿設されている。
【0008】(5)は耐熱性の合成樹脂製ボルトで、例
えば前記成形用金型(1)に表皮成形用材料としてPV
Cパウダースラッシュを投入した折は、金型は約220
℃程に加熱されるので、この高温に十分耐え得る耐熱性
が要求され、例えばポリイミド樹脂、PEEK、エポキ
シ樹脂などからなる丸棒成形品を用いて、切削、ねじ切
り加工により製造される。この耐熱性樹脂製ボルト
(5)の頭部(6)形状は表皮(イ)に開口する小窓
(ロ)、小孔(ハ)の形状に一致した形状、例えば角形
丸形を呈し、頭部の厚み(t)は成形を目的とする表皮
(イ)の肉厚より厚い2〜5mm程度となし、さらに頭
部には表皮の脱型およびパウダー樹脂の滑落を助長する
ため滑やかな角面取り(4)が施されている。さらにボ
ルト(5)の軸(7)部には蓄熱防止を目的とした軸方
向にのびるぬすみ穴(8)が形成されている。
えば前記成形用金型(1)に表皮成形用材料としてPV
Cパウダースラッシュを投入した折は、金型は約220
℃程に加熱されるので、この高温に十分耐え得る耐熱性
が要求され、例えばポリイミド樹脂、PEEK、エポキ
シ樹脂などからなる丸棒成形品を用いて、切削、ねじ切
り加工により製造される。この耐熱性樹脂製ボルト
(5)の頭部(6)形状は表皮(イ)に開口する小窓
(ロ)、小孔(ハ)の形状に一致した形状、例えば角形
丸形を呈し、頭部の厚み(t)は成形を目的とする表皮
(イ)の肉厚より厚い2〜5mm程度となし、さらに頭
部には表皮の脱型およびパウダー樹脂の滑落を助長する
ため滑やかな角面取り(4)が施されている。さらにボ
ルト(5)の軸(7)部には蓄熱防止を目的とした軸方
向にのびるぬすみ穴(8)が形成されている。
【0009】なお、この樹脂製ボルト(5)の他の実施
例として、図4に示すように樹脂製ボルト(15)の頭
部(16)と軸部(17)を分離構造となし、筒状軸部
(17)の内外両面にそれぞれ雌ねじ(18)および雄
ねじ(19)を削設し、一方頭部(16)の下面には雄
ねじ小軸(20)を一体に突設する。頭部(16)の雄
ねじ小軸(20)をボルト(15)の筒状軸部(17)
に螺入し、これによりボルト(15)の頭部(16)と
ボルトの軸(17)間に僅かな隙間を派生せしめ、該間
隙部の存在により断熱効果が助長される。またボルト
(5)(15)の頭部(6)(16)は摩耗しやすく、
ために頻繁に取り替える必要がありその折にはこの実施
例に示すボルトの頭部(16)のみを取換えることによ
り、材料の効率的な使用が可能となる。そしてこの筒状
軸部(17)を採用することで、該筒状の軸部をもって
既述したぬすみ穴(8)と同じ効果を期待することがで
きる。なお、この分離形式を採用したボルト頭部(1
6)にあっては、頭部部分はつかみにくいので、頭部表
面にマイナスあるいはプラススクリュー用溝(21)を
設けることにより頭部(16)の着脱が容易なものとな
る。
例として、図4に示すように樹脂製ボルト(15)の頭
部(16)と軸部(17)を分離構造となし、筒状軸部
(17)の内外両面にそれぞれ雌ねじ(18)および雄
ねじ(19)を削設し、一方頭部(16)の下面には雄
ねじ小軸(20)を一体に突設する。頭部(16)の雄
ねじ小軸(20)をボルト(15)の筒状軸部(17)
に螺入し、これによりボルト(15)の頭部(16)と
ボルトの軸(17)間に僅かな隙間を派生せしめ、該間
隙部の存在により断熱効果が助長される。またボルト
(5)(15)の頭部(6)(16)は摩耗しやすく、
ために頻繁に取り替える必要がありその折にはこの実施
例に示すボルトの頭部(16)のみを取換えることによ
り、材料の効率的な使用が可能となる。そしてこの筒状
軸部(17)を採用することで、該筒状の軸部をもって
既述したぬすみ穴(8)と同じ効果を期待することがで
きる。なお、この分離形式を採用したボルト頭部(1
6)にあっては、頭部部分はつかみにくいので、頭部表
面にマイナスあるいはプラススクリュー用溝(21)を
設けることにより頭部(16)の着脱が容易なものとな
る。
【0010】金型(1)の所定のボルト孔(2)(3)
毎に所定の耐熱性樹脂製ボルト(5)が、ボルト頭部
(6)を金型(1)の内壁面側に位置せしめて挿入さ
れ、金型(1)の外壁面上に突出したボルト軸(7)に
は、ボルト(5)同様、耐熱性に優れた樹脂製ナット
(9)が、軸(7)径に比べボルト孔(2)(3)が大
径化しているのでボルトの定位置安定のために望ましく
はダブルナット方式を用いて螺締され、金型(1)には
耐熱性樹脂製ボルト(5)群が点在的に装着される。 なおこの耐熱性樹脂製ナット(9)に代えて、金属製ナ
ット、例えばステンレス製ナットを用いることもでき
る。この折金属製ナットは金型(1)の外側面に熔接す
ることにより、金型部より熱をその分受け易くはなる
が、定着ナットの使用によりボルト群の金型への装着作
業能率の向上をみる。なお、金型(1)の外壁面には、
ボルト(5)装着部および該装着部より外周約10mm
程度の間隔を置いて、金型加熱流体供給用パイプ(1
0)が金型全面に亘って配管されている。
毎に所定の耐熱性樹脂製ボルト(5)が、ボルト頭部
(6)を金型(1)の内壁面側に位置せしめて挿入さ
れ、金型(1)の外壁面上に突出したボルト軸(7)に
は、ボルト(5)同様、耐熱性に優れた樹脂製ナット
(9)が、軸(7)径に比べボルト孔(2)(3)が大
径化しているのでボルトの定位置安定のために望ましく
はダブルナット方式を用いて螺締され、金型(1)には
耐熱性樹脂製ボルト(5)群が点在的に装着される。 なおこの耐熱性樹脂製ナット(9)に代えて、金属製ナ
ット、例えばステンレス製ナットを用いることもでき
る。この折金属製ナットは金型(1)の外側面に熔接す
ることにより、金型部より熱をその分受け易くはなる
が、定着ナットの使用によりボルト群の金型への装着作
業能率の向上をみる。なお、金型(1)の外壁面には、
ボルト(5)装着部および該装着部より外周約10mm
程度の間隔を置いて、金型加熱流体供給用パイプ(1
0)が金型全面に亘って配管されている。
【0011】
【考案の効果】この考案によると成形用金型に、耐熱性
に優れた樹脂製ボルトを所定の個所に装着することによ
り、目的とする成形表皮の所望の個所に、特に隅角部、
フランジ部などその開口場所に大きい制約を受けること
なくこれら透孔群を手軽に開口せしめることができ、表
皮の各所にて散在する透孔群の場合も極めて容易にこれ
に対応することができる。また小窓、小孔群の各種形状
も、ボルトの頭部形状をこれに対応して適宜変更せしめ
ることによって、即座に対応でき、また金型の製作およ
び成形作業の能率を大幅に向上せしめることができ、不
必要部分の発生を未然に抑止し、これによって従来必須
的なものとまで考えられていた不必要表皮部分のカット
作業、さらにこのカット作業に伴う材料損を未然に解消
することができる。
に優れた樹脂製ボルトを所定の個所に装着することによ
り、目的とする成形表皮の所望の個所に、特に隅角部、
フランジ部などその開口場所に大きい制約を受けること
なくこれら透孔群を手軽に開口せしめることができ、表
皮の各所にて散在する透孔群の場合も極めて容易にこれ
に対応することができる。また小窓、小孔群の各種形状
も、ボルトの頭部形状をこれに対応して適宜変更せしめ
ることによって、即座に対応でき、また金型の製作およ
び成形作業の能率を大幅に向上せしめることができ、不
必要部分の発生を未然に抑止し、これによって従来必須
的なものとまで考えられていた不必要表皮部分のカット
作業、さらにこのカット作業に伴う材料損を未然に解消
することができる。
【0012】また、この考案の採用により、表皮の周縁
部に設けたフランジ部又は隅角部などにも小孔群を自在
に開口せしめ得るので、後続する発泡工程時の発泡金型
へのこの表皮のセット時、必須の構成部であった表皮フ
ランジ部に形成していたセットピン形状に一致する突起
片を、小孔をもってこれに変えることができ、表皮自体
の金型よりの脱型が容易なものとなり、例えばインスト
ルメントパネルパッド表皮の場合、1枚当りの脱型時間
が従来1分程度要していたが、小孔に変更することによ
り20秒程度に減少でき、これにより成形サイクルは短
縮し、出来高面では約20%の向上をみ、また加工費用
面では20%の低減を実現できた。
部に設けたフランジ部又は隅角部などにも小孔群を自在
に開口せしめ得るので、後続する発泡工程時の発泡金型
へのこの表皮のセット時、必須の構成部であった表皮フ
ランジ部に形成していたセットピン形状に一致する突起
片を、小孔をもってこれに変えることができ、表皮自体
の金型よりの脱型が容易なものとなり、例えばインスト
ルメントパネルパッド表皮の場合、1枚当りの脱型時間
が従来1分程度要していたが、小孔に変更することによ
り20秒程度に減少でき、これにより成形サイクルは短
縮し、出来高面では約20%の向上をみ、また加工費用
面では20%の低減を実現できた。
【図1】この考案を実施した一部に耐熱性樹脂製ボルト
群を装着したスラッシュ成形用金型の斜視図である。
群を装着したスラッシュ成形用金型の斜視図である。
【図2】耐熱性樹脂製ボルトを装着した金型の一部拡大
斜視図である。
斜視図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】他の実施例を示す図3に相当する図である。
【図5】ボルトを装備した金型一部の裏面図である。
【図6】頭部形状を異にするボルト(a)(b)(c)
(d)群の斜視図である。
(d)群の斜視図である。
【図7】完成したインストルメントパネルパッド用表皮
の斜視図である。
の斜視図である。
1 金型 2,3 ボルト孔 4 角面取り 5,15 耐熱性樹脂製ボルト 6,16 ボルトの頭部 7,17 ボルトの軸 8 ぬすみ穴 9 耐熱性樹脂製ナット 20 雄ねじ小軸 21 スクリュー用溝 イ 表皮 ロ 小窓 ハ 小孔
Claims (8)
- 【請求項1】 成形を目的とする表皮に開口する透孔群
に対応する位置にボルト孔をそれぞれ設けた金型の、該
ボルト孔には目的とする表皮に設ける透孔にそれぞれ対
応する形状の頭部を有する耐熱性樹脂製ボルトの頭部を
金型内壁面に配し、金型外壁面に突出したボルト軸部に
ナットを螺着していることを特徴とするスラッシュ成形
用金型。 - 【請求項2】 金型に設けたボルト孔はボルト頭部の外
周縁より1〜3mm程度小形に形成されている請求項1
のスラッシュ成形用金型。 - 【請求項3】 ボルト頭部の厚みは成形を目的とする表
皮の肉厚より大きく、かつ頭部には滑やかな角面取りが
施されている請求項1又は2のスラッシュ成形用金型。 - 【請求項4】 ボルトの軸には軸方向にのびるぬすみ穴
が設けられている請求項3のスラッシュ成形用金型。 - 【請求項5】 耐熱性樹脂製ボルトの頭部と軸部は分離
可能で、頭部と筒状軸部は螺着方式をもって着脱自在に
構成されている請求項1,2,3のうちの1項のスラッ
シュ成形用金型。 - 【請求項6】 耐熱性樹脂製ボルトの頭部頂面にスクリ
ュー用溝が刻設されている請求項1,2,3および5の
うちのいずれか1項のスラッシュ成形用金型。 - 【請求項7】 ナットは耐熱性樹脂製でダブルナット方
式を採用している請求項1のスラッシュ成形用金型。 - 【請求項8】 ナットは金属製でダブルナット方式を採
用し、かつ金型外壁面に熔接されている請求項1のスラ
ッシュ成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5724791U JPH0636895Y2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | スラッシュ成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5724791U JPH0636895Y2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | スラッシュ成形用金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05414U JPH05414U (ja) | 1993-01-08 |
| JPH0636895Y2 true JPH0636895Y2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=13050205
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5724791U Expired - Lifetime JPH0636895Y2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | スラッシュ成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636895Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP5724791U patent/JPH0636895Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05414U (ja) | 1993-01-08 |
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