JPH063770A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH063770A
JPH063770A JP4182885A JP18288592A JPH063770A JP H063770 A JPH063770 A JP H063770A JP 4182885 A JP4182885 A JP 4182885A JP 18288592 A JP18288592 A JP 18288592A JP H063770 A JPH063770 A JP H063770A
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dye
silver halide
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dyes
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JP4182885A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Kawashima
保彦 川島
Kazuhiro Murai
一裕 村井
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理後に汚染の極めて少ない水溶性染料を含
有するハロゲン化銀写真感光材料を提供すること。 【構成】 下記一般式[I]で表される化合物を含有す
ることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 [式中、R1、R2は複素環、スルホ基を2つ以上有する
フェニル基を表し、L1〜L5はメチン基を表す。]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は染料を含有するハロゲン
化銀写真感光材料に関し、特に光吸収染料として有用な
染料によって着色された親水性コロイド層を有するハロ
ゲン化銀写真感光材料に関する。
【0002】
【発明の背景】ハロゲン化銀写真感光材料において、フ
ィルター、ハレーション防止、イラジエーション防止あ
るいは感度調節のため特定の波長の光を吸収させる目的
で、ハロゲン化銀写真感光材料中に染料を含有させるこ
とはよく知られており、これらの染料によって親水性コ
ロイド層を着色させている。
【0003】フィルター層は、通常、感光性乳剤層の上
層あるいは乳剤層と乳剤層の間に位置し、乳剤層に到達
する入射光を好ましい分光組成の光とする役割を果た
す。また、写真画像の鮮鋭性を向上させる目的で、乳剤
層と支持体との間あるいは支持体裏面にハレーション防
止層を設けて、乳剤層と支持体との界面や、支持体背面
等での有害な反射光を吸収させて、ハレーション防止を
したり、乳剤層を着色してハロゲン化銀粒子等による有
害な反射光や散乱光等を吸収させて、イラジエーション
防止をすることがよく行われている。
【0004】このような目的で用いられる染料は、使用
目的に応じて良好な吸収スペクトル特性を有しているこ
と、写真現像処理中に完全に脱色され、あるいは、ハロ
ゲン化銀写真感光材料中から容易に溶出して現像処理後
に染料による残色汚染が無いこと、写真乳剤に対してカ
ブリ、減感等の悪影響を及ぼさないこと、さらに溶液中
あるいはハロゲン化銀写真感光材料中での経時安定性に
すぐれ、変退色しないこと等の諸条件を満足しなければ
ならない。
【0005】今日までに、前記の条件を満足させる染料
を見いだすことを目的として、多くの努力がなされ、多
数の染料が提案されてきた。例えば、米国特許第3,247,
127号明細書、特公昭39−22069号公報、同55−10059号
公報等に記載されたオキソノール染料が知られている。
【0006】中でも、オキソノール染料として、3位が
エステルタイプのものが、良好な染料として知られてお
り、特開昭48−85130号公報、特開昭48−62826号公報、
特開昭62−275246号公報、特開昭64−26850号公報、特
開平2−131233号公報、特開平3−209466号公報等に記載
されている。
【0007】これらの染料は確かに上記性能をある程度
満足していたが、近年、カラーペーパー等にみられる迅
速処理化にともない残色汚染等の問題が再び出てきた。
前述したように、染料にはいくつか必要な性質がある
が、その中でも写真処理中に消色されること、及び/ま
たは写真感光材料中から容易に処理液中に溶出し、残色
汚染が無いこと、は迅速処理上特に重要な性質となって
いる。本来、処理時間内にすべての染料が消色してしま
うのが理想的であるが、ピラゾロンオキソノール染料は
求核攻撃により消色するタイプなのであまり消色反応ス
ピードを速くすると、保存中に水分子の求核攻撃を受け
一部の染料が消色してしまうといった不都合が生じる。
【0008】従って、消色性だけを良くしても十分満足
な感光材料は得られず、処理液中への染料の溶出性が残
色汚染に対して重要な因子となる。今回、我々は以上の
観点から3位がエステルタイプの染料を見直したとこ
ろ、3位がメチルエステルで1位が複素環またはスルホ
基を2個以上持つ染料を用いた時に特異的に残色汚染が
少ないことがわかった。これは予想されなかつたことで
ある。前述した公報等の中には本発明の化合物例は記載
がなく、また、実施例中にデータの記載が全く無かつた
ことからも結果の意外性がわかろう。
【0009】
【発明の目的】したがって、本発明の目的は、処理後に
汚染の極めて少ない水溶性染料を含有するハロゲン化銀
写真感光材料を提供することにある。
【0010】
【発明の構成】本発明の上記目的は、下記一般式[I]
で表される化合物を少なくとも一種含有することを特徴
とするハロゲン化銀写真感光材料によって達成された。
【0011】
【化2】 [式中、R1、R2は複素環、スルホ基を2つ以上有する
フェニル基を表し、L1〜L5はメチン基を表す。]以
下、本発明を更に詳細に説明する。
【0012】一般式[I]において、R1、R2で表され
るスルホ基を2個以上有するフエニル基は、更にアルキ
ル基(例えば、メチル基、エチル基、イソプロピル基、
t−ブチル基、ペンチル基等)、ハロゲン原子(例え
ば、塩素原子、臭素原子、フッ素原子等)、アルコキシ
基(例えば、メトキシ基、エトキシ基、1,1−ジメチ
ルエトキシ基、n−ヘキシルオキシ基、n−ドデシルオ
キシ基等)、アリールオキシ基(例えば、フェノキシ
基、ナフチルオキシ基等)、アリール基(例えば、フェ
ニル基、ナフチル基等)、アルコキシカルボニル基(例
えば、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、
n−ブトキシカルボニル基、2−エチルヘキシルカルボ
ニル基等)、アリールオキシカルボニル基(例えば、フ
ェノキシカルボニル基、ナフチルオキシカルボニル基
等)、アルケニル基(例えば、ビニル基、アリル基
等)、複素環基(例えば、2−ピリジル基、3−ピリジ
ル基、4−ピリジル基、モルホリル基、ピペリジル基、
ピペラジル基、ピリミジル基、ピラゾリル基、フリル基
等)、アルキニル基(例えば、プロパギル基等)、アミ
ノ基(例えば、アミノ基、N,N−ジメチルアミノ基、
アニリノ基等)、ヒドロキシ基、シアノ基、スルホ基、
カルボキシル基、スルホンアミド基(例えば、メチルス
ルホニルアミノ基、エチルスルホニルアミノ基、n−ブ
チルスルホニルアミノ基、n−オクチルスルホニルアミ
ノ基、フェニルスルホニルアミノ基等)等によつて置換
されていてもよい。
【0013】R1、R2で表される複素環基としては、例
えば、ピリジル基(例えば、2−ピリジル基、3−ピリ
ジル基、4−ピリジル基等)、チアゾリル基、オキサゾ
リル基、イミダゾリル基、フリル基、ピロリル基、ピラ
ジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、セレナゾ
リル基、スルホラニル基、ピペリジニル基、ピラゾリル
基、テトラゾリル基等が挙げられる。これらの基は、R
1、R2で表されるフェニル基、及びフェニル基の置換基
として示した基と同様な基によって置換することができ
る。
【0014】L1、L2、L3、L4、L5で表わされるメ
チン基は、置換基を有することができ、該置換基として
はR1、R2で表されるフェニル基、及びフェニル基の置
換基として示した基と同様な基が挙げられる。
【0015】以下に、本発明に用いられる一般式[I]
で表される化合物の具体例(実施例では例示化合物と指
称している。)を挙げるが、本発明の一般式[I]で表
される化合物はこれら染料に限定されるものではない。
【0016】
【化3】
【0017】
【化4】 本発明に係るオキソノール染料は、特開昭48−85130号
公報、特開昭48−62826号公報に記載されている方法と
同様にして容易に合成することができる。
【0018】以下、本発明の具体的合成例を示すが、他
の染料も同様の方法で容易に合成することができる。
【0019】
【化5】 100mlコニカルビーカーに(1)10g、(2)3.4g、ト
リエチルアミン7.2g、ジメチルホルムアミド50mlを加
え、室温で6時間撹拌し反応させた。エタノール100ml、
メタノール200ml、酢酸カリウム5gよりなる均一な溶液
の中に、上記反応液を少しずつ添加した。室温で1時間
撹拌した後濾過し、エタノールで洗浄し目的物を得た
(収量 10g、収率 87%)。構造はNMR、マススペク
トルにより確認した。
【0020】本発明の写真感光材料において、前記一般
式[I]で表されるオキソノール染料は、ハロゲン化銀
写真感光乳剤中に含有させて、イラジエーション防止染
料として用いることもできるし、また非感光性の親水性
コロイド層中に含有させて、フィルター染料或はハレー
ション防止染料として用いることもできる。また、使用
目的により2種以上の染料を組合わせて用いてもよい
し、他の染料と組合わせて用いてもよい。本発明に係る
染料をハロゲン化銀写真感光乳剤層中、或は、その他の
親水性コロイド層中に含有させるためには、通常の方法
が採用でき、容易に行なうことができる。一般には、染
料または、染料の有機・無機アルカリ塩を水に溶解し、
適当な濃度の染料水溶液とし、塗布液に添加して、公知
の方法で塗布を行ない写真感光材料中に染料を含有させ
ることができる。これらの染料は、使用目的によって異
なるが、一般には感光材料上の面積1m2あたり1〜800m
gになるように塗布して用いる。
【0021】本発明の写真感光材料における支持体とし
ては、酢酸セルロース、硝酸セルロース、例えばポリエ
チレンテレフタレート等のポリエステルフィルム、例え
ばポリエチレン等のポリオレフィンフィルム、ポリスチ
レンフィルム、ポリアミドフィルム、ポリカーボネート
フィルム、バライタ紙、ポリオレフィン被覆紙、ポリプ
ロピレン合成紙、ガラス板、金属等があり、これらの支
持体は、それぞれ写真感光材料の使用目的に応じて、適
宜選択される。
【0022】本発明の写真感光材料における親水性コロ
イドとしては、ゼラチン、フタル化ゼラチンやベンゼン
スルホニル化ゼラチン等の誘導体ゼラチン、寒天やカゼ
イン或はアルギン酸等の水溶性天然高分子、ポリビニル
アルコールやポリビニルピロリドン等の合成樹脂、カル
ボキシメチルセルロース等のセルロース誘導体等が挙げ
られ、これらは単独もしくは組合わせて用いることがで
きる。
【0023】本発明の写真感光材料におけるハロゲン化
銀乳剤としては、塩化銀、臭化銀、沃化銀、塩臭化銀、
沃臭化銀、塩沃臭化銀乳剤などの通常ハロゲン化銀写真
乳剤に用いられる任意のものが包含される。
【0024】本発明の写真感光材料に用いられるハロゲ
ン化銀乳剤は、通常行なわれる製法をはじめ種々の製
法、例えば特公昭46−7772号公報に記載されている如き
方法、或は米国特許第2,592,250号明細書に記載されて
いる如き方法、すなわち、少なくとも溶解度が臭化銀よ
りも大きい銀塩からなる銀塩粒子の乳剤を形成し、次い
でこの粒子の少なくとも一部を臭化銀塩または沃臭化銀
塩に変換する等の所謂コンバージョン乳剤の製法、或
は、0.1μm以下の平均粒径を有する微粒子状ハロゲン化
銀からなるリップマン乳剤の製法等によっても作製する
ことができる。このハロゲン化銀乳剤は、化学増感剤、
例えば、チオ硫酸塩、アリルチオカルバミド、チオ尿
素、アリルイソチオシアネート、シスチン等の硫黄増感
剤、活性或は不活性のセレン増感剤、カリウムクロロオ
ーレート、オーリックトリクロライド、カリウムオーリ
ックチオシアネート、2−オーロチアベンズチアゾール
メチルクロライドなどのような金化合物、アンモニウム
クロロパラテート、ナトリウムクロロパラテートなどの
ようなパラジウム化合物、カリウムクロロプラチネート
のようなプラチニウム化合物、ルテニウム化合物、ロジ
ウム化合物、イリジウム化合物などのような貴金属増感
剤またはこのような増感剤の組合せを用いて増感するこ
とができる。また、この乳剤は、上記化学増感以外にも
還元剤で還元増感することができ、トリアゾール類、イ
ミダゾール類、アザインデン類、ベンズチアゾリウム化
合物、亜鉛化合物、カドミウム化合物、メルカプタン類
またはこれらの混合物を使用することができ、また、チ
オエーテル類、第4級アンモニウム塩類または、ポリア
ルキレンオキサイド類の増感化合物を含有させることが
できる。
【0025】本発明の写真感光材料に用いられる写真乳
剤は、必要に応じて増感色素によって分光増感されてよ
い。増感色素としては、シアニン色素、メロシアニン色
素、コンプレックスシアニン色素、オキソノール色素、
ヘミオキソノール色素、スチリル色素、メロスチリル色
素、ストレプトシアニン色素等の種々のものを用いるこ
とができ、またそれぞれ、増感色素を1種或は2種以上
組合わせて用いることができる。
【0026】本発明の写真感光材料において、写真乳剤
層およびその他の親水性コロイド層中に、グリセリン、
1,5−ペンタンジオール等のジヒドロキシアルカン、
エチレンビスグリコール類のエステル、ビス−エトキシ
ジエチレングリコールサクシネート、乳化重合によって
得られる水分散性の微粒子状高分子化合物等の湿潤剤、
可塑剤、膜物性改良剤等を含有させることができ、ま
た、アルデヒド化合物、N,N′−ジメチロール尿素等
のN−メチロール化合物、ムコハロゲン酸、ジビニルス
ルホン類、2,4−ジクロル−6−ヒドロキシ−5−ト
リアジン等の活性ハロゲン化合物、ジオキサン誘導体、
ジビニルケトン類、イソシアネート類、カルボジイミド
類等の硬膜剤やサポニン、ポリアルキレングリコール、
ポリアルキレングリコールエーテル、アルキルスルホン
酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタ
レンスルホン酸塩等の界面活性剤、さらに、蛍光増白
剤、帯電防止剤、アンチステイン剤、紫外線吸収剤、安
定剤等の写真用添加剤を含有させることができる。
【0027】本発明の写真感光材料において、写真乳剤
層中に、カラーカプラーを含有してもよく、カプラーと
しては4当量もしくは2当量性のいずれでもよく、マス
キング用のカラードカプラーや現像抑制剤を放出するカ
プラーであってもよい。黄色形成カプラーとしてはアシ
ルアセトアミド系などの開鎖ケトメチレン系化合物、マ
ゼンタ形成カプラーとしてはピラゾロン系化合物、シア
ン形成カプラーとしてはフェノール系またはナフトール
系化合物が、通常有利に用いられている。
【0028】
【実施例】次に、本発明を実施例及び参考例により説明
するが、本発明がこれらによって限定されるものではな
い。
【0029】以下の参考例及び実施例で用いた化合物を
以下に示す。
【0030】
【化6】
【0031】
【化7】
【0032】
【化8】
【0033】
【化9】
【0034】
【化10】
【0035】
【化11】
【0036】
【化12】 参考例 蒸留水35mlにゼラチン3.5gを加えて溶解し、これに表
1に示した本発明に係る染料または比較染料を2.0×10
-4モル含む5mlの水溶液を加え、更に10%サポニン水溶
液1.25mlと1%ホルマリン水溶液0.75mlを添加した後、
これに水を加えて全量を50mlとした。この染料水溶液を
アセチルセルロース支持体上に塗布し、乾燥して、それ
ぞれ試料1−1〜1−14を作製し、次に示す染料が蓄
積されたモデル疲労液で処理を行った。
【0037】各試料を、各試料を作製したときに用いた
と同一の染料化合物を(10/モル吸光係数)モル濃度含
有させた水酸化ナトリウム水溶液(pH10.4)に、35℃で
撹拌下、20秒間浸漬し、(1/モル吸光係数)濃度の染
料を含有させた水槽中で15秒間水洗し、乾燥した。
【0038】前記の各試料について、浸漬前、浸漬後の
可視スペクトルを測定し、極大吸収波長における吸光度
から次式により溶出率を求め表1に示した。
【0039】
【数1】 1は、水酸化ナトリウム水溶液浸漬前の吸光度を、E 2
は、浸漬後の吸光度を表す。
【0040】また、各試料を下記組成の現像液に35℃で
30秒間浸漬し,(1/モル吸光係数)モル濃度の染料を
含有させた水槽中で15秒間水洗した後、乾燥した。
【0041】現像液浸漬前、浸漬後の各試料の可視スペ
クトルを測定し、吸収極大波長における吸光度から脱色
率を求めた。その結果を表1に示す。
【0042】
【数2】 3は現像液浸漬前の吸光度を、E 4は現像液浸漬後の吸
光度を表す。 [現像液の組成] メトール 3.0g 亜硫酸ナトリウム(無水) 45.0g 炭酸ナトリウム(1水塩) 80.0g 臭化カリウム 2.0g 染料 (分子量)×(10/モル吸光係数)g 水を加えて1リットルとする。
【0043】
【表1】 実施例1 紙支持体の片面にポリエチレンを、もう一方の面に酸化
チタンを含有するポリエチレンをラミネートした支持体
上に、表2、表3に示す構成の各層を酸化チタンを含有
するポリエチレン層の側に塗設し、多層ハロゲン化銀カ
ラー写真感光材料試料2−1〜2−12を作製した。各
塗布液は下記の如く調製した。 第1層塗布液 イエローカプラー(YC−8)26.7g、色素画像安定化
剤(ST−1)10.0g、色素画像安定化剤(ST−2)
6.67g、ステイン防止剤(HQ−1)0.67gおよび高沸
点有機溶媒(DNP)6.67gに酢酸エチル60mlを加え溶
解し、この溶液を20%界面活性剤(SU−1)水溶液7m
lを含有する10%ゼラチン水溶液220mlに超音波ホモジナ
イザーを用いて乳化分散させてイエローカプラー分散液
を作製した。この分散液を下記条件にて作製した青感性
ハロゲン化銀乳剤(Em−B)(銀8.67g含有)と混合
し第1層塗布液を調製した。
【0044】第2層〜第7層塗布液も上記第1層塗布液
と同様に調製した。また、硬膜剤として第2層及び第4
層に(H−1)を、第7層に(H−2)を添加した。塗
布助剤としては、界面活性剤(SU−1)、(SU−
2)を添加し、表面張力を調整した。 (青感性ハロゲン化銀乳剤の調製方法)40℃に保温した
2%ゼラチン水溶液1000ml中に、下記(A液)及び(B
液)をpAg=6.5、pH=3.0に制御しつつ30分かけて同時
添加し、更に下記(C液)及び(D液)をpAg=7.3、pH
=5.5に制御しつつ180分かけて同時添加した。この時、
pAgの制御は特開昭59−45437号公報記載の方法により行
い、pHの制御は硫酸又は水酸化ナトリウムの水溶液を用
いて行った。 (A液) 塩化ナトリウム 3.42g 臭化カリウム 0.03g 水を加えて 200ml (B液) 硝酸銀 10g 水を加えて 200ml (C液) 塩化ナトリウム 102.7g 臭化カリウム 1.0g 水を加えて 600ml (D液) 硝酸銀 300g 水を加えて 600ml 添加終了後、花王アトラス社製デモールNの5%水溶液
と硫酸マグネシウムの20%水溶液を用いて脱塩を行った
後、ゼラチン水溶液と混合して平均粒径0.85μm、粒径
分布の変動係数0.07、塩化銀含有率99.5モル%の単分散
立方体乳剤EMP−1を得た。
【0045】上記EMP−1に対し、下記化合物を用い
50℃にて最適に化学増感を行い、青感性ハロゲン化銀乳
剤(Em−B)を得た。
【0046】 チオ硫酸ナトリウム 0.8mg/モル AgX 塩化金酸 0.5mg/モル AgX 安定剤 STAB−1 6×10-4モル/モル AgX 増感色素 BS−1 4×10-4モル/モル AgX 増感色素 BS−2 1×10-4モル/モル AgX (緑感性ハロゲン化銀乳剤の調製方法)(A液)と(B
液)の添加時間及び(C液)と(D液)の添加時間を変
更する以外はEMP−1と同様にして平均粒径0.43μ
m、変動係数0.08、塩化銀含有率99.5%の単分散立方体
乳剤EMP−2を得た。
【0047】上記EMP−2に対し、下記化合物を用い
55℃にて最適に化学増感を行い、緑感性ハロゲン化銀乳
剤(Em−G)を得た。
【0048】 チオ硫酸ナトリウム 1.5mg/モル AgX 塩化金酸 1.0mg/モル AgX 安定剤 STAB−1 6×10-4モル/モル AgX 増感色素 GS−1 4×10-4モル/モル AgX (赤感性ハロゲン化銀乳剤の調製方法)(A液)と(B
液)の添加時間及び(C液)と(D液)の添加時間を変
更する以外はEMP−1と同様にして平均粒径0.50μ
m、変動係数0.08、塩化銀含有率99.5%の単分散立方体
乳剤EMP−3を得た。
【0049】又、前記(C液)中には、次の金属化合物
を添加した。
【0050】 K2IrCl6 3.8×10-8モル/モル AgX K4Fe(CN)6 1.2×10-5モル/モル AgX 上記EMP−3に対し、下記化合物を用い60℃にて最適
に化学増感を行い、赤感性ハロゲン化銀乳剤(Em−
R)を得た。
【0051】 チオ硫酸ナトリウム l.8mg/モル AgX 塩化金酸 2.0mg/モル AgX 安定剤 STAB−l 6×10-4モル/モル AgX 増感色素 RS−l2 1×10-4モル/モル AgX
【0052】
【表2】
【0053】
【表3】 このようにして作製した試料を常法に従って露光後、下
記の処理工程に従って処理を行なった。
【0054】 処理工程 処理温度 時間 発色現像 39.0±0.3℃ 25秒 漂白定着 35.0±0.5℃ 25秒 安定化 30〜34℃ 60秒 乾燥 60〜80℃ 60秒 発色現像液 純水 800ml トリエタノールアミン 10g N,N−ジエチルヒドロキシルアミン 5g 臭化カリウム 0.02g 塩化カリウム 2g 亜硫酸カリウム 0.3g 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 1.0g エチレンジアミン四酢酸 1.0g カテコール−3,5−ジスルホン酸二ナトリウム 1.0g N−エチル−N−β−メタンスルホンアミド エチル−3−メチル−4−アミノアニリン硫酸塩 6.0g 蛍光増白剤(4,4′−ジアミノスチルベン ジスルホン酸誘導体) 1.0g 炭酸カリウム 27g 水を加えて全量を1リットルとし、pH=10.10に調整する。 漂白定着液 エチレンジアミン四酢酸第二鉄アンモニウム2水塩 60g エチレンジアミン四酢酸 3g チオ硫酸アンモニウム(70%水溶液) 100ml 亜硫酸アンモニウム(40%水溶液) 27.5ml 水を加えて全量を1リットルとし、炭酸カリウム又は氷
酢酸でpH=5.7に調整する。 安定化液 5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン −3−オン 1.0g エチレングリコール 1.0g 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 2.0g エチレンジアミン四酢酸 1.0g 水酸化アンモニウム(20%水溶液) 3.0g 蛍光増白剤(4,4′−ジアミノスチルベン ジスルホン酸誘導体) 1.5g 水を加えて全量を1リットルとし、硫酸又は水酸化カリ
ウムでpH=7.0に調整する。
【0055】次に、それぞれ得られた試料について、以
下に示す評価を行った。 〈白地性〉各試料について、コニカカラープリンタ・プ
ロセッサCL−PP170QA(コニカ株式会社製)を用い、処
理液としては、前記処理液を用い、補充量の累積値がス
タート時の液量を越えるまで連続補充処理を行い、未露
光部の赤色光反射濃度(DR)をXライト社310TFにより
測定した。
【0056】DRが小さい程、白地性は優れている。DR
の値は、0.02以下であれば許容されるレベルであるが、
0.020を越えると視覚的にも白さの劣化が目立ち、更に
0.025を越えると深刻な写真品質の劣化を引き起こす。
【0057】
【表4】 表4の結果より、本発明の染料を用いた試料では、迅速
処理においても、白地性が良好であることが判る。
【0058】
【発明の効果】本発明は、光吸収染料として水溶性の一
般式[I]で表されるオキソノール染料を含有している
ので、得られたハロゲン化銀写真感光材料は、良好な分
光吸収特性を持つと共に写真感光材料中で悪影響を及ぼ
すことなく(乳剤に対して不活性)、写真現像処理にお
いて、容易に脱色および/または流出し、処理後の汚染
が極めて少ないという優れた効果を有するものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式[I]で表される化合物を少
    なくとも一種含有することを特徴とするハロゲン化銀写
    真感光材料。 【化1】 [式中、R1、R2は複素環、スルホ基を2つ以上有する
    フェニル基を表し、L1〜L5はメチン基を表す。]
JP4182885A 1992-06-18 1992-06-18 ハロゲン化銀写真感光材料 Pending JPH063770A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0768570A1 (en) 1995-10-09 1997-04-16 Konica Corporation Image forming method
EP0779545A1 (en) 1995-12-15 1997-06-18 Konica Corporation Image forming method of silver halide color photographic light-sensitive material
WO2007083483A1 (ja) 2006-01-19 2007-07-26 Konica Minolta Holdings, Inc. 表示素子

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0768570A1 (en) 1995-10-09 1997-04-16 Konica Corporation Image forming method
EP0779545A1 (en) 1995-12-15 1997-06-18 Konica Corporation Image forming method of silver halide color photographic light-sensitive material
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