JPH0643748B2 - エンボス床材 - Google Patents
エンボス床材Info
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- JPH0643748B2 JPH0643748B2 JP31139388A JP31139388A JPH0643748B2 JP H0643748 B2 JPH0643748 B2 JP H0643748B2 JP 31139388 A JP31139388 A JP 31139388A JP 31139388 A JP31139388 A JP 31139388A JP H0643748 B2 JPH0643748 B2 JP H0643748B2
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- Japan
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- layer
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- synthetic resin
- resin
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- Floor Finish (AREA)
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はあたかもセラミックであるかの如き外観及び質
感を有し、しかも耐熱性を有するエンボス床材に関す
る。
感を有し、しかも耐熱性を有するエンボス床材に関す
る。
従来から合成樹脂製基材層と印刷層とより構成された合
成樹脂製の床材は、タイルや長尺物として広く使用され
ている。しかしながら、印刷のみではどうしてもセラミ
ックの有する外観や質感を出現するのに限度があり、素
材感、意匠性ともにセラミック調床材として満足できる
ものはいまだに提供されていない。またPVCに代表さ
れるこれら合成樹脂製床材はどうしても耐熱性が悪く、
タバコ等を床上に落すと、すぐにその個所が修復不能の
焼あとや傷をのこすのが常であった。
成樹脂製の床材は、タイルや長尺物として広く使用され
ている。しかしながら、印刷のみではどうしてもセラミ
ックの有する外観や質感を出現するのに限度があり、素
材感、意匠性ともにセラミック調床材として満足できる
ものはいまだに提供されていない。またPVCに代表さ
れるこれら合成樹脂製床材はどうしても耐熱性が悪く、
タバコ等を床上に落すと、すぐにその個所が修復不能の
焼あとや傷をのこすのが常であった。
このため、このような欠点を改良するためにいろいろな
表面層の形成が検討されてきたが、床材としての意匠効
果を失うことなく、耐シガレット性を改善することは極
めて困難であり、業界における長年の課題であった。
表面層の形成が検討されてきたが、床材としての意匠効
果を失うことなく、耐シガレット性を改善することは極
めて困難であり、業界における長年の課題であった。
本発明の目的は、合成樹脂製床材のエンボスされた凹み
部およびその周辺部の凸部とは色調を異にし、あたかも
谷染めエンボスを施こしたような、あるいはレンガ等の
目地部に相当するような質感を有し、また陶器に釉薬を
かけたような独特の意匠効果をもち、かつ表面層全体が
すぐれた耐シガレット性を発揮する合成樹脂床材を提供
する点にある。
部およびその周辺部の凸部とは色調を異にし、あたかも
谷染めエンボスを施こしたような、あるいはレンガ等の
目地部に相当するような質感を有し、また陶器に釉薬を
かけたような独特の意匠効果をもち、かつ表面層全体が
すぐれた耐シガレット性を発揮する合成樹脂床材を提供
する点にある。
本発明は、合成樹脂製機材層、印刷層および表面層とか
らなる合成樹脂製床材において、前記表面層は合成樹脂
と耐熱性透明粒子とから形成されており、また、該床材
は部分的にエンボスされた凹部を有しており、かつ前記
凹部は透明粒子が印刷層を貫通して基材層内に埋没して
いることを特徴とするエンボス床材に関する。
らなる合成樹脂製床材において、前記表面層は合成樹脂
と耐熱性透明粒子とから形成されており、また、該床材
は部分的にエンボスされた凹部を有しており、かつ前記
凹部は透明粒子が印刷層を貫通して基材層内に埋没して
いることを特徴とするエンボス床材に関する。
前記凹凸の程度は、凸部がいわゆるタイルに凹部は目地
部に、相当するような程度が好ましい。凹部は通常1〜
8mm程度あるいはそれ以上の巾をもち、深さは0.2〜1
mm程度である。
部に、相当するような程度が好ましい。凹部は通常1〜
8mm程度あるいはそれ以上の巾をもち、深さは0.2〜1
mm程度である。
本発明に用いる耐熱性透明粒子は、50〜1000μ、好まし
くは100〜500μ、とくに好ましは200〜400μのものが好
ましい。粒子の大きさが大きすぎると、粒子がガラス粒
子の場合は、床材を施工の都合でカッターにより切断す
るとき、平滑に切断することができず施工上不都合が生
ずる。又、粒子の大きさが小さすぎると耐熱性を保つこ
とがむづかしくなる。粒子の形状は球状、楕円状、サイ
コロ状、不規則状など任意の形状を選択できる。
くは100〜500μ、とくに好ましは200〜400μのものが好
ましい。粒子の大きさが大きすぎると、粒子がガラス粒
子の場合は、床材を施工の都合でカッターにより切断す
るとき、平滑に切断することができず施工上不都合が生
ずる。又、粒子の大きさが小さすぎると耐熱性を保つこ
とがむづかしくなる。粒子の形状は球状、楕円状、サイ
コロ状、不規則状など任意の形状を選択できる。
耐熱性透明粒子は、透明であるから下層の印刷層の意匠
効果を失うことがない。又、耐熱性透明粒子を透明に着
色すると印刷層の模様との組合せで新しい意匠効果を挙
げることもできる。
効果を失うことがない。又、耐熱性透明粒子を透明に着
色すると印刷層の模様との組合せで新しい意匠効果を挙
げることもできる。
耐熱性透明粒子としては、ガラス粒子が最も好ましが、
使用する基材樹脂より耐熱性であれば、透明な合成樹脂
なら何れも使用可能である。例えばポリメチルメタクリ
レートやポリエチルメタクリレートなどのアクリル系粒
子、架橋処理されたポリスチレン粒子などが使用でき
る。
使用する基材樹脂より耐熱性であれば、透明な合成樹脂
なら何れも使用可能である。例えばポリメチルメタクリ
レートやポリエチルメタクリレートなどのアクリル系粒
子、架橋処理されたポリスチレン粒子などが使用でき
る。
ガラス粒子を使用する場合には、ガラスと樹脂との接着
性を向上するため、従来から行われている表面処理を行
っておくことが好ましい。表面処理剤としてはシラン、
アルキルチタネートなど、公知の表面処理剤を適宜使用
できる。
性を向上するため、従来から行われている表面処理を行
っておくことが好ましい。表面処理剤としてはシラン、
アルキルチタネートなど、公知の表面処理剤を適宜使用
できる。
耐熱性透明粒子は、通常できるだけ小量の樹脂を用いて
表面層を構成するのが好ましいが、その代表的な表面層
の形成方法としては、 (1)印刷層上に、耐熱性透明粒子と樹脂との混合物を塗
布する方法 (2)印刷層上に樹脂層を薄く塗布し、乾燥しない間に耐
熱性透明粒子をふりかけ、振動を与えるなどして余分の
該粒子を除去する方法 (3)前記(2)の表面にさらに薄く樹脂層を形成する方法 などがあげられる。
表面層を構成するのが好ましいが、その代表的な表面層
の形成方法としては、 (1)印刷層上に、耐熱性透明粒子と樹脂との混合物を塗
布する方法 (2)印刷層上に樹脂層を薄く塗布し、乾燥しない間に耐
熱性透明粒子をふりかけ、振動を与えるなどして余分の
該粒子を除去する方法 (3)前記(2)の表面にさらに薄く樹脂層を形成する方法 などがあげられる。
耐熱性透明粒子を固着するために使用する合成樹脂とし
ては透明な合成樹脂層を形成するものならなんでも使用
できる。例えば、PVCペースト、エポキシ樹脂、ポリ
エステル樹脂、ポリウレタン樹脂のように液状のもの
で、熱や光で一次固化するものが好ましい。とりわけ光
硬化型樹脂、とくに紫外線硬化型樹脂、熱硬化型ウレタ
ン樹脂が好ましい。とくに、ガラス粒子と樹脂のうちで
とくに耐熱性の高いものを組合わせて使用すれば、一層
耐熱性を向上することができる。
ては透明な合成樹脂層を形成するものならなんでも使用
できる。例えば、PVCペースト、エポキシ樹脂、ポリ
エステル樹脂、ポリウレタン樹脂のように液状のもの
で、熱や光で一次固化するものが好ましい。とりわけ光
硬化型樹脂、とくに紫外線硬化型樹脂、熱硬化型ウレタ
ン樹脂が好ましい。とくに、ガラス粒子と樹脂のうちで
とくに耐熱性の高いものを組合わせて使用すれば、一層
耐熱性を向上することができる。
光硬化型樹脂としては、例えば昭和58年12月10日(株)
総合技術出版発行「プラスチック塗装・印刷便覧」第71
頁〜第80頁に記載されているような各種の樹脂を使用す
ることができる。又、特開昭51-10628号公報、特開昭54
-139223号などに使用されている紫外線硬化型樹脂を使
用することができる。
総合技術出版発行「プラスチック塗装・印刷便覧」第71
頁〜第80頁に記載されているような各種の樹脂を使用す
ることができる。又、特開昭51-10628号公報、特開昭54
-139223号などに使用されている紫外線硬化型樹脂を使
用することができる。
つぎに、光硬化型樹脂の具体的な列記すると、ジエチレ
ングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパ
ントリメタクリレート、1,4-ブタンジアクリレート、ネ
オプンチルグリコールジアクリレート、アクリル−ウレ
タン系組成物などがあるが長尺物の場合はアクリル−ウ
レタン系組成物が好ましい。
ングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパ
ントリメタクリレート、1,4-ブタンジアクリレート、ネ
オプンチルグリコールジアクリレート、アクリル−ウレ
タン系組成物などがあるが長尺物の場合はアクリル−ウ
レタン系組成物が好ましい。
本発明の合成樹脂基材層は、合成樹脂および必要に応じ
てこれに添加剤を配合した合成樹脂組成物よりなり、強
度、寸法安定性を高めたい場合にはさらに繊維製補強材
を合成樹脂組成物と一体化して使用する。繊維製補強材
が存在しない場合は合成樹脂基材層上に直接印刷するこ
とができるが、繊維製補強材が存在するときは、該補強
材の上層に少くとも透明粒子が埋入することができる合
成樹脂層を設ける必要がある。この透明粒子が埋入する
合成樹脂層は着色した一層でもよいが異った色に着色し
た複数層とすることにより、粒子の埋入により、より一
層複雑な色合を出すこともできる。
てこれに添加剤を配合した合成樹脂組成物よりなり、強
度、寸法安定性を高めたい場合にはさらに繊維製補強材
を合成樹脂組成物と一体化して使用する。繊維製補強材
が存在しない場合は合成樹脂基材層上に直接印刷するこ
とができるが、繊維製補強材が存在するときは、該補強
材の上層に少くとも透明粒子が埋入することができる合
成樹脂層を設ける必要がある。この透明粒子が埋入する
合成樹脂層は着色した一層でもよいが異った色に着色し
た複数層とすることにより、粒子の埋入により、より一
層複雑な色合を出すこともできる。
本発明床材の代表的構造の1例を図面を参照して説明す
る。
る。
PVCよりなるバッキング層1の上面にPVCペースト
ゾルを含浸硬化させたガラス不織布層2、その上に印刷
模様5をもつ合成樹脂層3よりなる印刷層8を設け、そ
の上面にガラス粒子6を含む紫外線硬化型塗料7を塗布
した表面層4を形成してタイルとする。ガラス粒子6は
1つの層として図示してあるが、ガラス粒子6が複数重
なり合った層であってもよいことは当然である。
ゾルを含浸硬化させたガラス不織布層2、その上に印刷
模様5をもつ合成樹脂層3よりなる印刷層8を設け、そ
の上面にガラス粒子6を含む紫外線硬化型塗料7を塗布
した表面層4を形成してタイルとする。ガラス粒子6は
1つの層として図示してあるが、ガラス粒子6が複数重
なり合った層であってもよいことは当然である。
このような床材を製造する方法の1例を示すと、30〜50
g/m2のガラス繊維不織布にPVCペーストゾルを厚く
塗布してバッキング層1とガラス繊維不織布層2を形成
する。塗布厚を薄くする場合は別途PVCシートよりな
るバッキング層1を積層してもよい。
g/m2のガラス繊維不織布にPVCペーストゾルを厚く
塗布してバッキング層1とガラス繊維不織布層2を形成
する。塗布厚を薄くする場合は別途PVCシートよりな
るバッキング層1を積層してもよい。
ついで、ガラス繊維不織布上にPVCペーストゾルを再
度塗布し、合成樹脂層3を形成してガラス繊維不織布の
羽毛立ちを防止した後、転写印刷、スクリーン印刷など
の手段により模様5を印刷する。なお、これに代えてあ
らかじめ印刷したPVCフイルムを積層することもでき
る。また、印刷層は、その下の合成樹脂層の色調との関
係において、印刷層の模様が不鮮明になる場合がある。
このような場合には、印刷層と合成樹脂層との間にべた
刷を施こし合成樹脂層の色味を遮蔽してしまうことによ
り、印刷層の存在が強調でき、かつエンボス凹部とのコ
ントラストも鮮明にすることができる。さらに印刷層の
上又は下あるいはこの両方に透明合成樹脂層を配置する
ことにより、深みや立体感に富んだ床材とすることもで
きる。合成樹脂層3は着色しておくことができる。又、
この合成樹脂層は例えば第2図のように2層の異った着
色層3,3′にしておくと、エンボス部がより複雑な色
合を呈することになる。
度塗布し、合成樹脂層3を形成してガラス繊維不織布の
羽毛立ちを防止した後、転写印刷、スクリーン印刷など
の手段により模様5を印刷する。なお、これに代えてあ
らかじめ印刷したPVCフイルムを積層することもでき
る。また、印刷層は、その下の合成樹脂層の色調との関
係において、印刷層の模様が不鮮明になる場合がある。
このような場合には、印刷層と合成樹脂層との間にべた
刷を施こし合成樹脂層の色味を遮蔽してしまうことによ
り、印刷層の存在が強調でき、かつエンボス凹部とのコ
ントラストも鮮明にすることができる。さらに印刷層の
上又は下あるいはこの両方に透明合成樹脂層を配置する
ことにより、深みや立体感に富んだ床材とすることもで
きる。合成樹脂層3は着色しておくことができる。又、
この合成樹脂層は例えば第2図のように2層の異った着
色層3,3′にしておくと、エンボス部がより複雑な色
合を呈することになる。
印刷層8上に合成樹脂塗料7を100〜300μ厚に塗布し、
この上にガラス粒子を全面散布し、平面に充填し、軽く
圧着して粒子を固着させ、必要に応じてこの上に紫外線
硬化型塗料9を薄く上がけし、耐熱層4を形成して後、
紫外線硬化を行う。
この上にガラス粒子を全面散布し、平面に充填し、軽く
圧着して粒子を固着させ、必要に応じてこの上に紫外線
硬化型塗料9を薄く上がけし、耐熱層4を形成して後、
紫外線硬化を行う。
このようにして形成した積層体を前記固着層が所望の流
動状を呈する温度に加熱し、型押してエンボス凹部を形
成する。型押はエンボスロール、平板プレス、ローリン
グプレス等公知の装置が使用できる。このとき凹部の粒
子は樹脂層3内に埋入し埋入個所の印刷が破壊されベー
スの樹脂層3内に混入されて消失し、合成樹脂3の一部
が表面ににじみ出し、通常の谷染エンボスを施こすこと
なく、エンボス凹部及び場合によってはその近接部が、
その他の部分と異なる模様および色調となり、あたかも
谷染エンボスが施されたと同様又はそれ以上の効果を有
し、しかもセラミックタイルの如き質感ならびに意匠効
果が得られる。かかる状態の拡大図を第1図に示す。同
図において10はエンボス凹部、11は凸部、9は上掛け塗
料である。
動状を呈する温度に加熱し、型押してエンボス凹部を形
成する。型押はエンボスロール、平板プレス、ローリン
グプレス等公知の装置が使用できる。このとき凹部の粒
子は樹脂層3内に埋入し埋入個所の印刷が破壊されベー
スの樹脂層3内に混入されて消失し、合成樹脂3の一部
が表面ににじみ出し、通常の谷染エンボスを施こすこと
なく、エンボス凹部及び場合によってはその近接部が、
その他の部分と異なる模様および色調となり、あたかも
谷染エンボスが施されたと同様又はそれ以上の効果を有
し、しかもセラミックタイルの如き質感ならびに意匠効
果が得られる。かかる状態の拡大図を第1図に示す。同
図において10はエンボス凹部、11は凸部、9は上掛け塗
料である。
上掛け塗料は必須ではないが、塗布したほうがセラミッ
ク調の質感が強くなり好ましい。この塗料はエンボス凹
部の形成前でも後でもさしつかえない。上掛け塗料とし
ては光硬化型のような硬化型のものが耐熱性の面からみ
て好ましいが、耐熱性をさほど必要としない場合は通常
の透明合成樹脂を使用することができる。
ク調の質感が強くなり好ましい。この塗料はエンボス凹
部の形成前でも後でもさしつかえない。上掛け塗料とし
ては光硬化型のような硬化型のものが耐熱性の面からみ
て好ましいが、耐熱性をさほど必要としない場合は通常
の透明合成樹脂を使用することができる。
また、前述の積層体にエンボス凹部を形成する方法とし
ては前述のような方法に限られず、例えば基材上に樹脂
としてペーストゾルを使用した場合は、ペーストゾル上
に粒子を散布し直に型押してエンボス凹部を形成した
後、該ペーストゾルを加熱固化せしめる方法によっても
よい。
ては前述のような方法に限られず、例えば基材上に樹脂
としてペーストゾルを使用した場合は、ペーストゾル上
に粒子を散布し直に型押してエンボス凹部を形成した
後、該ペーストゾルを加熱固化せしめる方法によっても
よい。
本発明の基材層の製造に用いられる樹脂としては、ポリ
塩化ビニル及びその共重合体、ポリオレフイン系樹脂等
が、又それに配合する可塑剤としてはDOP,BBP等
が、さらに充填剤としては炭酸カルシウム、シリカ、マ
イカ等がそれぞれ例示できる。又繊維製補強材としては
ガラス繊維をはじめとする各種無機繊維からなる織布、
不織布、有機繊維からなる織布ないし不織布などがあげ
られる。しかしながら、これらはいずれも単なる例示で
あり、これに限定されるものではない。
塩化ビニル及びその共重合体、ポリオレフイン系樹脂等
が、又それに配合する可塑剤としてはDOP,BBP等
が、さらに充填剤としては炭酸カルシウム、シリカ、マ
イカ等がそれぞれ例示できる。又繊維製補強材としては
ガラス繊維をはじめとする各種無機繊維からなる織布、
不織布、有機繊維からなる織布ないし不織布などがあげ
られる。しかしながら、これらはいずれも単なる例示で
あり、これに限定されるものではない。
実施例1 ガラス繊維不織布(目付量50g/m2)の裏面にバッキン
グ用のPVCペーストゾルを乾燥後の厚さが1.0m/mとな
るように塗布し加熱固化し、さらにこの上にPVCペー
ストゾルを乾燥後の厚さが0.2m/mとなるように塗布、乾
燥して表面が平滑な基材とし、この上に転写印刷法によ
り印刷を施こし、この印刷層上に固着用のPVCペース
トゾルを厚さ0.5m/m塗布し、その上にアクリル樹脂粒子
(平均粒径0.3m/m)を全面に散布(散布量800g/m2)
し、軽く押しならした後160℃に加熱して固着用ペース
トをゲル化せしめるとともにアクリル樹脂粒子を固着し
た。次いで表面層を160℃に加熱押圧してエンボス凹部
を形成し、同時にペーストを完全ゲル化せしめ、さらに
表面全面に紫外線硬化型塗料をうすく塗布(0.2Kg/m2)し
て紫外線を照射して該塗料を硬化せしめて本発明の床材
を得た。
グ用のPVCペーストゾルを乾燥後の厚さが1.0m/mとな
るように塗布し加熱固化し、さらにこの上にPVCペー
ストゾルを乾燥後の厚さが0.2m/mとなるように塗布、乾
燥して表面が平滑な基材とし、この上に転写印刷法によ
り印刷を施こし、この印刷層上に固着用のPVCペース
トゾルを厚さ0.5m/m塗布し、その上にアクリル樹脂粒子
(平均粒径0.3m/m)を全面に散布(散布量800g/m2)
し、軽く押しならした後160℃に加熱して固着用ペース
トをゲル化せしめるとともにアクリル樹脂粒子を固着し
た。次いで表面層を160℃に加熱押圧してエンボス凹部
を形成し、同時にペーストを完全ゲル化せしめ、さらに
表面全面に紫外線硬化型塗料をうすく塗布(0.2Kg/m2)し
て紫外線を照射して該塗料を硬化せしめて本発明の床材
を得た。
実施例2 ガラス繊維不織布(目付量50g/m2)の裏面にバッキング
用のPVCペーストゾルを乾燥後の厚さが1.2m/mとなる
ように塗布し加熱してゲル化せしめる。一方該ガラス繊
維不織布の表面側にも着色したPVCペーストを厚さが
0.4〜0.5mmになるように塗布し加熱ゲル化と同時に表面
を平滑に仕上げて基材とした。この表面に転写印刷法に
より印刷模様を施こし、この印刷層にアクリル−ウレタ
ン系光硬化型樹脂、光開始剤(ベンゾフェノン)からな
る紫外線架橋型塗料を厚さ0.1m/mで塗布し、その上にガ
ラス粒子(粒径0.3m/m)を全面に散布(散布量600g/
m2)し、軽く押しならした後、紫外線を照射し、粒子を
固着させた。このシートを160〜170℃にヒーターで加熱
し、エンボスロールを通してエンボス加工を行った。
用のPVCペーストゾルを乾燥後の厚さが1.2m/mとなる
ように塗布し加熱してゲル化せしめる。一方該ガラス繊
維不織布の表面側にも着色したPVCペーストを厚さが
0.4〜0.5mmになるように塗布し加熱ゲル化と同時に表面
を平滑に仕上げて基材とした。この表面に転写印刷法に
より印刷模様を施こし、この印刷層にアクリル−ウレタ
ン系光硬化型樹脂、光開始剤(ベンゾフェノン)からな
る紫外線架橋型塗料を厚さ0.1m/mで塗布し、その上にガ
ラス粒子(粒径0.3m/m)を全面に散布(散布量600g/
m2)し、軽く押しならした後、紫外線を照射し、粒子を
固着させた。このシートを160〜170℃にヒーターで加熱
し、エンボスロールを通してエンボス加工を行った。
積層体の凹部には、印刷層の下に使われたPVCゾルが
粒子の間を通して表面ににじみでて、所望の谷染めがで
きた。この状態のまま、表面に前記紫外線架橋型樹脂塗
料を再度塗布し硬化せしめて製品とした。
粒子の間を通して表面ににじみでて、所望の谷染めがで
きた。この状態のまま、表面に前記紫外線架橋型樹脂塗
料を再度塗布し硬化せしめて製品とした。
実施例3 実施例2と同様にして印刷層までを作り、紫外線硬化型
樹脂塗料を0.1mm塗布してから、ガラス粒子の代りに架
橋ポリスチレンの粒子を表面全体に散布充填し、紫外線
照射により固着せしめた。
樹脂塗料を0.1mm塗布してから、ガラス粒子の代りに架
橋ポリスチレンの粒子を表面全体に散布充填し、紫外線
照射により固着せしめた。
ガラス粒子と同様にして、ヒーター加熱、エンボスを施
すことによってもカラス粒子とほとんど見分けつかない
程度の谷染めと表面のテクスチャーが得られた。しか
し、ガラス粒子の方が耐シガレット性、耐熱性の点で
は、ややまさっている。
すことによってもカラス粒子とほとんど見分けつかない
程度の谷染めと表面のテクスチャーが得られた。しか
し、ガラス粒子の方が耐シガレット性、耐熱性の点で
は、ややまさっている。
本発明は、前述のような構造をもつことにより、谷染め
エンボスを施すことなく、谷染めエンボスに似た様相を
呈し、その上、凹部および場合により、その近接部が耐
熱性透明粒子の埋没により樹脂層の色調が強く出るた
め、凸部とは異なる色調となり、丁度焼物に釉薬をかけ
たような独特の意匠効果をあげることができる。
エンボスを施すことなく、谷染めエンボスに似た様相を
呈し、その上、凹部および場合により、その近接部が耐
熱性透明粒子の埋没により樹脂層の色調が強く出るた
め、凸部とは異なる色調となり、丁度焼物に釉薬をかけ
たような独特の意匠効果をあげることができる。
又、樹脂層が色調のちがう複数の樹脂層たとえば第2図
の3,3′の二層よりなる樹脂層を使用した場合には、
エンボス加工時に耐熱性透明粒子が樹脂層にくいこむた
め、凹部とその近辺の3,3′の樹脂が混合し、一部は
耐熱性透明粒子の上部にしみ出すため、この個所のみは
3,3′の色が混合した色調が強く表面に浮出して見
え、凸部は透明粒子を通して印刷模様が見えるという複
雑で独自の意匠効果を発揮する。
の3,3′の二層よりなる樹脂層を使用した場合には、
エンボス加工時に耐熱性透明粒子が樹脂層にくいこむた
め、凹部とその近辺の3,3′の樹脂が混合し、一部は
耐熱性透明粒子の上部にしみ出すため、この個所のみは
3,3′の色が混合した色調が強く表面に浮出して見
え、凸部は透明粒子を通して印刷模様が見えるという複
雑で独自の意匠効果を発揮する。
又、本発明は、表面部に耐熱性透明粒子の密な層が存在
するため、表面の耐熱性がいちじるしく向上し、表面に
タバコを落しても軟化や穴あき現象がおきにくく、タバ
コのもみ消し程度では全く影響をうけることがない。
するため、表面の耐熱性がいちじるしく向上し、表面に
タバコを落しても軟化や穴あき現象がおきにくく、タバ
コのもみ消し程度では全く影響をうけることがない。
さらに、耐熱性透明粒子の上掛け塗料として、耐熱性樹
脂を使用する場合には、耐熱性のみでなく、従来のPV
C系床材に較べて、耐汚れ性、耐薬品性を示し、さらに
凹部および/又はその近辺の光沢が増大する。
脂を使用する場合には、耐熱性のみでなく、従来のPV
C系床材に較べて、耐汚れ性、耐薬品性を示し、さらに
凹部および/又はその近辺の光沢が増大する。
その上、本発明の床材は表面にエンボス加工による凹凸
のほか、耐熱性透明粒子に基因する微細な凹凸をもつた
め、すべり防止の効果を併せて発揮する。
のほか、耐熱性透明粒子に基因する微細な凹凸をもつた
め、すべり防止の効果を併せて発揮する。
第1図、第2図は、本発明床材の1例を示す断面図であ
る。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】合成樹脂製基材層、印刷層および表面層と
からなる合成樹脂製床材において、前記表面層は合成樹
脂と耐熱性透明粒子とから形成されており、また、該床
材は部分的にエンボスされた凹部を有しており、かつ前
記凹部は透明粒子が印刷層を貫通して基材層内に埋没し
ていることを特徴とするエンボス床材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31139388A JPH0643748B2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | エンボス床材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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