JPH0646152Y2 - オーディオラック - Google Patents

オーディオラック

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JPH0646152Y2
JPH0646152Y2 JP1987192130U JP19213087U JPH0646152Y2 JP H0646152 Y2 JPH0646152 Y2 JP H0646152Y2 JP 1987192130 U JP1987192130 U JP 1987192130U JP 19213087 U JP19213087 U JP 19213087U JP H0646152 Y2 JPH0646152 Y2 JP H0646152Y2
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JP
Japan
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resin
plate
rack
present
sound quality
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JP1987192130U
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JPH0195893U (ja
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昌夫 日聖
泰雄 小松
誠一郎 滝波
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、オーディオの低音と高音の音質を改善し得る
オーディオラックに関する。
[従来技術] 従来のオーディオラックは全体として木製、合板、金属
製のものなどが用いられるのが通常であり、強度第1に
設計されており、音響に対する意識や対策はなされてい
ない。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、これらの従来品のラックでは、たとえば合板の
場合は特に低音ではノイズが出易く、これが雑音化する
などの欠点があった。
本考案はかかる従来品に鑑み、極低音、極高音における
音質、音響特性に優れたオーディオラックを提供し得た
ものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上記の目的を達成するため、次の構成を有する
ものである。すなわち、 (1)10〜30℃における振動損失係数が0.02以上で、か
つ、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、および、黒鉛、フ
ェライトおよびマイカから選ばれた少なくとも1種の無
機充填材とからなる樹脂板を、ラックを構成する部材の
少なくとも一部に用いることを特徴とするオーディオラ
ック。
(2)該樹脂板が、ラックを構成する部材の少なくとも
表面に存在する実用新案登録請求の範囲第(1)項記載
のオーディオラックである。
本考案を図面に基づいて説明する。
本考案のオーディオラックは、たとえば、第1図のよう
な構造を有するものであり、この上にオーディオ機器を
載置させて用いるものである。
第1図では天板(1)の表面に樹脂板(R)を貼着した
ものである。
このラックは極低音と極高音が強調され、かつ雑音が清
浄化され、音響効果の高い特徴を有する。
すなわち、第1図の天板(1)、棚板(2)、側板
(3)、裏板(4)、底板(5)から選ばれた部材の少
なくとも一部に、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂および
無機充填材とからなる樹脂板(R)を用いるものであ
る。
ここで一部とは該部材の結合部または各部材の側面、表
面、裏面、中層のいずれかであるが、少なくとも表面
部、特に天板(1)、棚板(2)および底板(5)の表
面、つまりオーディオ機器に接する面(部分)に該樹脂
板(R)を存在させるのが好ましい。もちろん、かかる
部材の全部を本考案でいう上記特定樹脂板(R)で構成
するのが音質の上から好ましい。
本考案はラックを特定な樹脂板(R)、つまりエポキシ
樹脂、ポリアミド樹脂および無機充填材を主成分とする
樹脂組成物からなる樹脂板で構成することによって、オ
ーディオ機器から発する音質を選択し、変更して音質を
改善する性能を発揮することを究明し、本考案に到達し
たものである。
かかる音質改善効果という特定な性質は、上記樹脂組成
物からなる樹脂板の中でも、特に10〜30℃における振動
損失係数が0.02以上であるものによって達成される。
該係数が0.02未満である場合は本考案の効果は極めて小
さくなる。
かかる振動損失係数は次のようにして測定されるもので
ある。
すなわち、10mm厚の合成樹脂を5mm厚の鋼板に2液型エ
ポキシ接着剤により張り付けた後、24時間放置し、接着
剤を硬化させた後、米国軍規格MIL-P-22581Bに準じ、振
動減衰波形を測定し、次式により振動損失係数(η)を
求める。
a.減衰率(DECAY RATE) D0(dB/sec)=(F/N)20log(A1/A2) b.有効減衰率(EFFECTIVE DECAY RATE) De(dB/sec)=D0−DB c.限界減衰率(PERCENT CRITICAL DAMPING) C/CC(%)=(183×De)/F ここでF:試料接着円板の固有振動数 N:計算上取った周期の数 A1:N中の最大振幅 A2:N中の最少振幅 D0:試験接着円板の減衰率 DB:オリジナル円板の減衰率 d.振動損失係数(η) η=(C/CC)/50 かかる性能を発揮する樹脂板(R)を構成するエポキシ
樹脂は、常温〜100℃で流動性を示し、25℃での粘度が
1〜300ポイズであり、エポキシ当量が100〜500、分子
量が200〜1000であるものが音質の良さからそれぞれ好
ましく使用される。
このようなエポキシ樹脂としては、たとえば、エピコー
ト828、827、834、807(油化シェルエポキシKK製)GY25
0、260、255、257(日本チバガイギ−KK製)などがあげ
られる。
本考案でいうポリアミド樹脂は、25℃における粘度が3
〜2000ポイズ、アミン価が100〜800程度のものがそれぞ
れ好ましく使用される。このようなアミド樹脂として
は、たとえば、トーマイド#225−X、#215−X、#22
5(富士化成KK製)、バーサミド100、125、140、150、1
15(ヘンケル白水KK製)、EPON−V15(シェルKK製)な
どがある。
エポキシ樹脂に対するポリアミド樹脂の配合量は、通常
エポキシ樹脂100重量部に対して好ましくは50〜800重量
部、好ましくは100〜600重量部の範囲が柔軟性の上から
使用される。
かかる範囲より少ないと板硬度が大きくなり、逆に多過
ぎると軟質になり過ぎ、力学的特性も低下する。
本考案においては、必要により一般的に使用されるエポ
キシ樹脂硬化剤、たとえば脂肪族アミン、芳香族アミ
ン、カルボン酸などを使用してもよい。
本考案の樹脂板(R)には、黒鉛、フエライト、マイカ
から選ばれた充填材の少なくとも一種を配合することに
より、特に音質改善効果が向上するものである。
黒鉛は鱗片状のものを好ましく使用される。かかる黒鉛
は音質効果に好ましい。フェライトは比重が2.45〜2.70
の範囲のものが好ましく用いられる。マイカは白マイカ
でも金マイカでもよいが、黒鉛と同じく鱗片状のものが
音質効果の上から好ましく使用される。
かかる無機充填材の粒子の大きさは、いずれも60メッシ
ュの(Tyler標準篩による)篩を通過する程度の粒径の
ものが好ましく使用される。
該粒子の大きさが上記範囲外では、粒子が嵩高になり、
多量配合や均一配合ができにくくなり、十分な音質改善
効果が得にくい。
かかる充填材は樹脂組成物100重量部に対して好ましく
は少なくとも30重量部、さらに好ましくは40重量部以上
配合するが、特に黒鉛やマイカの場合は40重量部以上、
フェライトの場合は50重量部以上配合するのが特に好ま
しい。
充填材の配合量は多いほど音質改善性は向上され、最大
限配合すると黒鉛およびマイカは300重量部、フェライ
トの場合は350重量部配合することが可能である。しか
し、成型品の硬度や加工性などの点から前者の場合は20
0重量部、後者の場合は250重量部程度の最大配合量に止
めるのが好ましい。
これらの充填材は単独使用でもよいが、特に黒鉛とフェ
ライトまたは黒鉛とマイカの併用が好ましい。
かかる樹脂組成物中に単官能型エポキシ化合物たとえば
メチルグリシジルエーテル、ブチルグリシジルエーテ
ル、オクチルグリジシルエーテル、ドデシルグリジシル
エーテル、エイコシルグリシジルエーテル、フェニルグ
リジシルエーテルなどを配合することにより、柔軟性が
向上する結果、さらに本考案の効果を精度よく改善する
ことができる。
なお、本考案においては、樹脂板(R)の特性を損なわ
ない範囲で、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウ
ム、三酸化アンチモン、塩化パラフィン、酸化亜鉛、臭
化アルミニウムの如き難燃剤、硅砂、タルク、炭素繊維
の如き添加物を添加してもよい。
本考案における樹脂板(R)は、上記樹脂組成物を室温
から100℃の加温下で、必要な板形状が得られる成型器
に注入し、硬化させることによって容易に製造すること
ができる。
この時に木材、合板、金属板、セラミック板などの板状
素材と積層、複合することもできる。
上記樹脂板(R)は、本質的に厚さに制限はなく、フィ
ルム状、シート状、板状のものを含む。
実施例1 (樹脂板を構成する樹脂組成成分) (A)エポキシ樹脂 :エピコート#828(油化シェル
エポキシ株式会社製) (B)ポリアミド樹脂:トーマイド#215(富士化成株
式会社製) (C)無機充填剤 :硫酸バリウム(F1)、黒鉛(F
2) (D)硬化剤 :トリス(ジメチルアミノ)メチ
ルフェノール (E)単官能型エポキシ化合物:オクタデシルグリシジ
ルエーテル 上記成分からなる表1の樹脂組成物をもちいて、それぞ
れ硬化させて樹脂板をそれぞれ作成し、20℃での振動損
失係数を測定して評価した。
表1から明らかなように、比較例1のエポキシ樹脂を硬
化させただけのものは極めて損失係数(振動損失係数)
が低く、これにポリアミド樹脂と硫酸バリウムを配合し
た比較例2のものは、やや該係数をアップさせるが、実
用的には程遠く、比較例3のように本考案の樹脂組成に
おいて充填材のみ硫酸バリウムに変更したものは、前2
者に比してかなり該損失係数は改善されるが、音質改善
効果は全く発揮されないものであった。
これに対し、本考案の実施例1、2のものは、該損失係
数が0.022、0.05と、いずれも高いレベルにあり、優れ
た音質改善効果を発揮した。
(考案の効果) 本考案のオーディオラックはオーディオ機器の発する音
を清浄し、極低音と極高音の音を強調する作用を有する
特殊機能を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のオーディオラックの構造を示す斜視図
である。 図中 1:天板、2:棚板、3:側板、4:裏板、5:底板、R:樹脂板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−155029(JP,A) 特開 昭58−104949(JP,A) 特開 昭61−246252(JP,A) 特開 昭58−215433(JP,A)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】10〜30℃における振動損失係数が0.02以上
    で、かつ、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、および、黒
    鉛、フェライトおよびマイカから選ばれた少なくとも1
    種の無機充填材とからなる樹脂板を、ラックを構成する
    部材の少なくとも一部に用いることを特徴とするオーデ
    ィオラック。
  2. 【請求項2】該樹脂板が、ラックを構成する部材の少な
    くとも表面に存在する実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のオーディオラック。
JP1987192130U 1987-12-17 1987-12-17 オーディオラック Expired - Lifetime JPH0646152Y2 (ja)

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JPH0195893U JPH0195893U (ja) 1989-06-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54155029A (en) * 1978-05-26 1979-12-06 Pioneer Electronic Corp Material for acoustic device forming member
JPS58103949A (ja) * 1981-12-16 1983-06-21 Ube Ind Ltd 金型鋳造方法及びその装置

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