JPH0659782B2 - 幌式サンルーフ装置のシール構造 - Google Patents

幌式サンルーフ装置のシール構造

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JPH0659782B2
JPH0659782B2 JP63250615A JP25061585A JPH0659782B2 JP H0659782 B2 JPH0659782 B2 JP H0659782B2 JP 63250615 A JP63250615 A JP 63250615A JP 25061585 A JP25061585 A JP 25061585A JP H0659782 B2 JPH0659782 B2 JP H0659782B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、サンルーフ装置、特に折畳み式の幌の開閉ル
ーフとした幌式サンルーフ装置のシール構造に関する。
(従来の技術) 例えば幌式サンルーフ装置においては、天井屋根に形成
した開口部を開閉する開閉ルーフとしての幌は、前後方
向移動自在な前カバーと開口部の後部固定部材とに装着
し、その前後中途に配置した横骨部材で左右方向の張り
を与えると共に、開口部開放時に幌の折畳みを案内する
ように構成されている。
天井屋根の開口部周縁には、雨樋部、ガイドレール等を
一体成形した又はそれらを形成した部材を取付けてなる
周囲枠が設けられており、この周囲枠外周縁と天井屋根
との間にはシール部材が設けられている。そして前記シ
ール部材は閉鎖時の開閉ルーフの外周縁部と密接する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来構造にあっては、開閉ルーフの
閉鎖時にその外周縁部がシール部材と密接されるが、そ
の密接状態が不十分な場合、開閉ルーフの下面側を伝っ
て雨水が車内に浸入するおそれが大であった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、シール性の向上を
図ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、そのための手段として、天井屋根1に開口部
2を形成し、この開口部2の周縁に周囲枠4を取付け、
この周囲枠4上に折畳むことにより開口部2を開放可能
な幌22製の開閉ルーフ21を設けた幌式サンルーフ装置3
において、前記周囲枠4は開口部2の周縁1aに上側より
載置状として取付けられる外枠部Eと、該外枠部Eの内
周側で下向き凹状とされた雨樋部Fとを備え、外枠部E
外周縁に嵌合状に装着されて屋根1上面に当接されると
共に閉鎖時の開閉ルーフ21外周縁部下面側が当接される
外側シール部材17が全周に亘って設けられ、外枠部Eの
内周側の少なくとも前及び左右両側の上面に内側シール
部材18が周方向に沿って設けられ、該内側シール部材18
に、閉鎖時の開閉ルーフ21下面側に当接される上シール
片12が周方向に沿って外側方突出状に備えられてなる点
にある。
また本発明は、外側シール部材17の上面側に閉鎖時の開
閉ルーフ21外周縁部下面側が当接される突条シール部17
aが周方向に沿って突設されてなる点にある。
さらに本発明は、内側シール部材18に、外枠部E上面に
当接される下シール片13が周方向に沿って外側方突出状
に備えられてなる点にある。
(作用) 本発明によれば、周囲枠4の外枠部E下面と天井屋根1
上面間は外側シール部材17でシールされており、開閉ル
ーフ21を閉鎖したときにその外周縁部下面側が、外側シ
ール部材17及び内側シール部材18と密接してシールされ
る。
また内側シール部材18には上シール片12が外側方突出状
に備えられており、この上シール片12が開閉ルーフ21下
面側に当接される。
さらに外側シール部材17には突条シール部17aが上面に
突設されており、この突条シール部17aが開閉ルーフ21
下面側に当接される。
また内側シール部材18には下シール片13が外側方突出状
に備えられており、この下シール片13が外枠部E上面に
当接して、外枠部E上面と内側シール部材18間からの雨
水の浸入を防止する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、第
1図乃至第5図において、1は乗用自動車等の乗物の天
井屋根で、矩形状の開口部2を開閉すべく幌式サンルー
フ装置3が取付けられている。
4は天井屋根1の開口部周縁1aに取付けられた周囲枠
で、左右1対の側枠5と、前後枠6,7と、四隅に配置さ
れているコーナ枠9とを有し、取付材8と共に周縁1aを
挟むようにボルト締結されている。
前記周囲枠4は取付材8に固定するための開口部2の周
縁1aに上側より載置状とされる外枠部Eと該外枠部Eの
内周側で下向き凹状とされた雨樋部Fと該雨樋部Fのさ
らに内周側に設けられた内周縁Gとを一体的に有してお
り、左右側枠5にはさらにガイドレール15とケーブルガ
イド16とが一体成形されている。
前記ガイドレール15は雨樋部F側に開口されており、そ
の前端に落込み部15aが形成され、ケーブルガイド16は
ガイドレール15より内側に形成された駆動ケーブル用溝
16aとアイドルケーブル用溝16bとを有する。
17は外側シール部材で、外枠部Eの外周縁に嵌合状に装
着されると共に、周囲枠4の取付けによって外枠部Eの
外周と天井屋根1との間に挟持状とされ、ここに外側シ
ール部材17は屋根1上面に当接して外枠部E外周縁下面
と天井屋根1上面間をシールしている。18は内側シール
部材で、外枠部Eの内周側上面に周方向に沿って設けら
れている。これら両シール部材17,18は周囲枠4の全周
に亘って設けられている。
前記内側シール部材18は第5図に示す如く、中空形状
で、その下面には突起19が一体成形されており、この突
起19内には金属又はプラスチック等で帯板状に形成され
た芯材20が埋設されている。前記突起19は周囲枠4の外
枠部E内端縁側に上方開放状に形成された凹部11に挿入
されて内外方向に係止されている。
19aは突起19に形成された凹状の抜止め係合部、11aは凹
部11に形成された凸状の抜止め部を夫々示し、突起19が
凹部11に挿入された状態で抜止め係合部19aと抜止め部1
1aとが係合して、突起19の安易な離脱を阻止する。前記
抜止め係合部19aと抜止め部11aとはどちらが凸状であっ
ても良くまた両部を凸状に形成して上下方向に咬合うよ
うにしても良い。
また内側シール部材18は外側にヒレ状の上下のシール片
12,13が周方向に沿って夫々突設されており、上シール
片12は閉鎖時に開閉ルーフ21の下面側に密接されるよう
構成され、下シール片13は外枠部Eの上面に当接されて
いる。さらに上シール片12を含めて内側シール部材18の
上面には毛14が植毛されており、開閉ルーフ21との間の
シール性を向上すると共に、幌22との摺接をより円滑に
している。
前記外側シール部材17の上面側に突条シール部17aが周
方向に沿って突設されており、該突条シール部17aに閉
鎖時の開閉ルーフ21外周縁部下面側が当接するよう構成
されている。
前記開閉ルーフ21は可撓性幌22の前端に前カバー23を取
付け、その後端を天井屋根1に固定の後カバー38に取付
けて構成され、前カバー23を前後移動することにより、
幌22を折畳み且つ伸張させて、開口部2を開閉する。
前記前カバー23は左右下面に取付けられた支持体24に支
持されており、この支持体24は前後に1対のガイドシュ
ー(ローラ)25,26が設けられている。
前部シュー25はガイドレール15の上面に当接し、後部シ
ュー26はガイドレール15の軌道溝15b内に挿入され、夫
々前後摺動自在に案内され、支持体24が最前端位置にあ
るとき、前部シュー25はガイドレール15の落込み部15a
に対向し、その落込み部15aに嵌脱自在であり、この嵌
脱動作は後部シュー26を中心とする上下回動によって行
なわれる。
27は支持体24に止めネジ28を介して固定されたカム板
で、その中途には前上り傾斜したカム溝29が形成されて
いる。
30は移動ブラケットで、前後1対のガイドシュー31,32
を介してガイドレール15に前後移動自在に案内されてお
り、ガイドレール15に跨っていて、駆動用ケーブル33と
連結されている。この移動ブラケット30は後部シュー26
にも跨っていて、支持体24とは連結杆34とカム溝29を介
して連結されている。
移動ブラケット30から外側方へ突出された連結杆34はカ
ム溝29に挿入されている。従って、移動ブラケット30は
カム溝29の長さの範囲内で支持体24に対して相対移動が
可能である。
前記カム板27、連結杆34及び支持体24の回動自在な構造
等によって、支持体24の前部を昇降させ、前カバー23を
前下り姿勢ロと前上り姿勢イとに姿勢変更するための回
動機構35が構成されている。
前記前カバー23と後カバー38との間には可撓性の裏布
(図示せず)が張られていて、幌22と相俟って袋状ルー
フを形成しており、この袋状ルーフ内には横方向の張り
と折畳みとを補助する骨材が1組以上設けられている。
この骨材は第3図に示すように、ガイドレール15内を摺
動するガイドシュー39を有する横骨材40と、この横骨材
40から複数本のバネ板又は枢支された帯板等の連結部材
41を介して連結された浮上骨材42とを有し、この浮上骨
材42は幌22の折畳みを案内するものである。前カバー23
にも連結部材41を介して浮上骨材42が設けられている。
第3図中の43は電動式のケーブル駆動機構であって、屋
根1後下部に設けられており、モータの駆動によりギヤ
ボックス内のギヤを回転させて、2本のケーブル33を押
引き可能となっており、各ケーブル33の前端は駆動ケー
ブル用溝16aに挿通されて移動ブラケット30に連結さ
れ、各後端はアイドルケーブル用溝16bに挿通案内され
ている。
(発明の効果) 以上詳述した本発明によれば、周囲枠4の外枠部E下面
と天井屋根1上面間は外側シール部材17でシールされ、
雨水の浸入が防止できる。また開閉ルーフ21と外枠部E
上面間は、閉鎖時の開閉ルーフ21外周縁部下面側が外側
シール部材17に当接することによって1次シールがなさ
れると共に、その内周側で開閉ルーフ21下面側が内側シ
ール部材18に備えられた上シール片12に当接することに
よって2次シールがなされた2重シール構造となり、シ
ール性が向上する。さらに上シール片12が外側方突出状
に備えられているため、良好な密閉性が得られる。
また開閉ルーフ21外周縁部下面側に当接される突条シー
ル部17aが外側シール部材17の上面側に突設されている
ため、1次シールにおいても良好な密閉性が得られる。
さらに内側シール部材18に、外枠部E上面に当接される
下シール片13が外側方突出状に備えられているため、内
側シール部材18と外枠部E上面間からの雨水の浸入も有
効に防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示しており、第1図は断面側面
図、第2図は一部断面平面図、第3図はサンルーフ装置
全体の概略図、第4図は第1図のIV−IV線断面図、第5
図は要部の拡大断面図である。 1…天井屋根、1a…周縁、2…開口部、3…幌式サンル
ーフ装置、4…周囲枠、12…上シール片、13…下シール
片、17…外側シール部材、17a…突条シール部、18…内
側シール部材、22…開閉ルーフ、22…幌、E…外枠部、
F…雨樋部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井屋根(1)に開口部(2)を形成し、この開
    口部(2)の周縁に周囲枠(4)を取付け、この周囲枠(4)上
    に折畳むことにより開口部(2)を開放可能な幌(22)製の
    開閉ルーフ(21)を設けた幌式サンルーフ装置(3)におい
    て、前記周囲枠(4)は開口部(2)の周縁(1a)に上側より載
    置状として取付けられる外枠部(E)と、該外枠部(E)の内
    周側で下向き凹状とされた雨樋部(F)とを備え、外枠部
    (E)外周縁に嵌合状に装着されて屋根(1)上面に当接され
    ると共に閉鎖時の開閉ルーフ(21)外周縁部下面側が当接
    される外側シール部材(17)が全周に亘って設けられ、外
    枠部(E)の内周側の少なくとも前及び左右両側の上面に
    内側シール部材(18)が周方向に沿って設けられ、該内側
    シール部材(18)に、閉鎖時の開閉ルーフ(21)下面側に当
    接される上シール片(12)が周方向に沿って外側方突出状
    に備えられてなることを特徴とする幌式サンルーフ装置
    のシール構造。
  2. 【請求項2】天井屋根(1)に開口部(2)を形成し、この開
    口部(2)の周縁に周囲枠(4)を取付け、この周囲枠(4)上
    に折畳むことにより開口部(2)を開放可能な幌(22)製の
    開閉ルーフ(21)を設けた幌式サンルーフ装置(3)におい
    て、前記周囲枠(4)は開口部(2)の周縁(1a)に上側より載
    置状として取付けられる外枠部(E)と、該外枠部(E)の内
    周側で下向き凹状とされた雨樋部(F)とを備え、外枠部
    (E)外周縁に嵌合状に装着されて屋根(1)上面に当接され
    る外側シール部材(17)が全周に亘って設けられると共に
    該外側シール部材(17)の上面側に閉鎖時の開閉ルーフ(2
    1)外周縁部下面側が当接される突条シール部(17a)が周
    方向に沿って突設され、外枠部(E)の内周側の少なくと
    も前及び左右両側の上面に内側シール部材(18)が周方向
    に沿って設けられ、該内側シール部材(18)に、閉鎖時の
    開閉ルーフ(21)下面側に当接される上シール片(12)が周
    方向に沿って外側方突出状に備えられてなることを特徴
    とする幌式サンルーフ装置のシール構造。
  3. 【請求項3】天井屋根(1)に開口部(2)を形成し、この開
    口部(2)の周縁に周囲枠(4)を取付け、この周囲枠(4)上
    に折畳むことにより開口部(2)を開放可能な幌(22)製の
    開閉ルーフ(21)を設けた幌式サンルーフ装置(3)におい
    て、前記周囲枠(4)は開口部(2)の周縁(1a)に上側より載
    置状として取付けられる外枠部(E)と、該外枠部(E)の内
    周側で下向き凹状とされた雨樋部(F)とを備え、外枠部
    (E)外周縁に嵌合状に装着されて屋根(1)上面に当接され
    る外側シール部材(17)が全周に亘って設けられると共に
    該外側シール部材(17)の上面側に閉鎖時の開閉ルーフ(2
    1)外周縁部下面側が当接される突条シール部(17a)が周
    方向に沿って突設され、外枠部(E)の内周側の少なくと
    も前及び左右両側の上面に内側シール部材(18)が周方向
    に沿って設けられ、該内側シール部材(18)に、外枠部
    (E)上面に当接される下シール片(13)が周方向に沿って
    外側方突出状に備えられると共に閉鎖時の開閉ルーフ(2
    1)下面側に当接される上シール片(12)が周方向に沿って
    外側方突出状に備えられてなることを特徴とする幌式サ
    ンルーフ装置のシール構造。
JP63250615A 1984-11-29 1985-11-08 幌式サンルーフ装置のシール構造 Expired - Lifetime JPH0659782B2 (ja)

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