JPH0659873B2 - 船外機のチルトロック装置 - Google Patents
船外機のチルトロック装置Info
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- JPH0659873B2 JPH0659873B2 JP1150068A JP15006889A JPH0659873B2 JP H0659873 B2 JPH0659873 B2 JP H0659873B2 JP 1150068 A JP1150068 A JP 1150068A JP 15006889 A JP15006889 A JP 15006889A JP H0659873 B2 JPH0659873 B2 JP H0659873B2
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- JP
- Japan
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- chamber
- valve
- cylinder
- outboard motor
- working liquid
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Actuator (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は船外機のチルトロック装置に関する。
(従来技術) 従来技術として例えば、特開昭51−131091号や
特開昭51−131092号がある。
特開昭51−131092号がある。
前記のものでは、傾斜用流体圧作動シリンダ33の第1
の端部37と第2の端部39との連通路である導管19
7に手動操作可能な弁199が配置されてはいるが、手
動でチルトダウン操作あるいはチルトアップ操作する
時、ロッドの進入退出により余剰分として傾斜用流体圧
作動シリンダ33から流出する液体をサンプ71に収容
あるいは、不足分としてサンプ71から傾斜用流体圧作
動シリンダ33へ液体を供給する通路となる導管は、第
1の端部から一方向弁191を介してサンプに至る管路
と、サンプ71から一方向弁179、導管115を介し
て第2の端部39に至る管路の2つの管路からなる。
の端部37と第2の端部39との連通路である導管19
7に手動操作可能な弁199が配置されてはいるが、手
動でチルトダウン操作あるいはチルトアップ操作する
時、ロッドの進入退出により余剰分として傾斜用流体圧
作動シリンダ33から流出する液体をサンプ71に収容
あるいは、不足分としてサンプ71から傾斜用流体圧作
動シリンダ33へ液体を供給する通路となる導管は、第
1の端部から一方向弁191を介してサンプに至る管路
と、サンプ71から一方向弁179、導管115を介し
て第2の端部39に至る管路の2つの管路からなる。
そして、弁190を開とし、手動でチルトダウン操作す
ると、ロッドの進入により余剰分として傾斜用流体圧作
動シリンダ33から流出する液体は、一方向弁191を
通過してサンプに収容される必要がある。すなわち、一
方向弁191は手動によるチルトダウン操作により開く
程度の開弁圧を持つ必要がある。一方、手動でチルトア
ップ操作すると、ロッドの退出により不足する液体が、
サンプ71から一方向弁179、導管115を経由して
傾斜用流体圧作動シリンダ33に供給される。
ると、ロッドの進入により余剰分として傾斜用流体圧作
動シリンダ33から流出する液体は、一方向弁191を
通過してサンプに収容される必要がある。すなわち、一
方向弁191は手動によるチルトダウン操作により開く
程度の開弁圧を持つ必要がある。一方、手動でチルトア
ップ操作すると、ロッドの退出により不足する液体が、
サンプ71から一方向弁179、導管115を経由して
傾斜用流体圧作動シリンダ33に供給される。
しかし、弁を開とした状態で、手動でチルトダウン操作
すると、第1の端部37から過負荷弁191を経由し
て、サンプ71へ液体が移動する一方、サンプ71から
一方向弁179、導管115を経由して第2の端部39
へ液体が供給されてしまい、チルトダウンが実施されて
しまう。
すると、第1の端部37から過負荷弁191を経由し
て、サンプ71へ液体が移動する一方、サンプ71から
一方向弁179、導管115を経由して第2の端部39
へ液体が供給されてしまい、チルトダウンが実施されて
しまう。
すなわち、後進時のプロペラの回転に伴って発生する推
力によっても、ピストンの移動を小さく限定し、船外機
が掛止状態から姿勢の大きく変化しないように保持する
ことができない問題があった。
力によっても、ピストンの移動を小さく限定し、船外機
が掛止状態から姿勢の大きく変化しないように保持する
ことができない問題があった。
一方、特開昭51−131092号では、第1の貯溜部
51及び第2の貯溜部55と液体圧作動シリンダーピス
トン組立体31とが油圧回路を介して連結され、第1の
弁73と第3の弁77の両方の弁が開の傾斜揚止の状態
では、一方向弁95及び119があるためチルトアップ
操作しかできず、第2室から第2の貯溜部55へ作動液
体が移動する一方、第1の貯溜部51から第1室へ作動
液体が移動する。すなわち少なくとも、第1の貯溜部5
1は、ピストンの移動に伴い第1室の全ての容積の作動
液体を供給できるだけの容積を必要とするとともに、第
2の貯溜部55は、ピストンの移動に伴い第2室の全て
の容積の作動液体を受け入れられるだけの容積を必要と
する。
51及び第2の貯溜部55と液体圧作動シリンダーピス
トン組立体31とが油圧回路を介して連結され、第1の
弁73と第3の弁77の両方の弁が開の傾斜揚止の状態
では、一方向弁95及び119があるためチルトアップ
操作しかできず、第2室から第2の貯溜部55へ作動液
体が移動する一方、第1の貯溜部51から第1室へ作動
液体が移動する。すなわち少なくとも、第1の貯溜部5
1は、ピストンの移動に伴い第1室の全ての容積の作動
液体を供給できるだけの容積を必要とするとともに、第
2の貯溜部55は、ピストンの移動に伴い第2室の全て
の容積の作動液体を受け入れられるだけの容積を必要と
する。
さらに第2の弁75の弁が定位置降下の状態では、一方
向弁179があるためチルトダウン操作しかできず、第
1室から第1の貯溜部51へ作動液体が移動する一方、
第2の貯溜部55から第2室へ作動液体が移動する。す
なわち少なくとも、第1の貯溜部51は、ピストンの移
動に伴い第1室の全ての容積の作動液体を受入れられる
だけの容積を必要とするとともに、第2の貯溜部55
は、ピストンの移動に伴い第2室の全ての容積の作動液
体を供給できるだけの容積を必要とする問題があった。
向弁179があるためチルトダウン操作しかできず、第
1室から第1の貯溜部51へ作動液体が移動する一方、
第2の貯溜部55から第2室へ作動液体が移動する。す
なわち少なくとも、第1の貯溜部51は、ピストンの移
動に伴い第1室の全ての容積の作動液体を受入れられる
だけの容積を必要とするとともに、第2の貯溜部55
は、ピストンの移動に伴い第2室の全ての容積の作動液
体を供給できるだけの容積を必要とする問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は叙上事情に鑑みなされたものであり、その課題
は、手動によるチルトアップ荷重を軽減し、前進あるい
は後進時のプロペラの回転に伴って発生する推力によっ
ても、ピストンの移動を小さく限定し、船外機が掛止状
態から姿勢の大きく変化しないように保持することを可
能とし、さらに、気体シリンダをコンパクトに形成する
ことである。
は、手動によるチルトアップ荷重を軽減し、前進あるい
は後進時のプロペラの回転に伴って発生する推力によっ
ても、ピストンの移動を小さく限定し、船外機が掛止状
態から姿勢の大きく変化しないように保持することを可
能とし、さらに、気体シリンダをコンパクトに形成する
ことである。
さらに加えて、走行時船外機が流木等の障害物に衝突し
た際、船外機の損傷を防止することである。
た際、船外機の損傷を防止することである。
なおさらに、チルトロック装置の構造を簡単にするとと
もに、船外機のはね上げを速やかに行なうことができる
ようにすることである。
もに、船外機のはね上げを速やかに行なうことができる
ようにすることである。
(課題を解決するための手段) 上記した課題を解決する為に、本発明の船外機のチルト
ロック装置は、船体に掛止して取付けるクランプブラケ
ットと船外機本体を取付支持して上記クランプブラケッ
トに対して上下回動自在に軸支されるスイベルブラケッ
トとの一方に回動自在に支持され作動液体を収容するシ
リンダと、このシリンダに進入及び退出自在に挿入され
前記両ブラケットとの残る一方に回動自在に支持される
ロッドと、該ロッドの内端に連結されシリンダに摺動自
在に嵌め合って該シリンダ内を上記ロッドに退出方向の
外力が作用した際に膨張する第1室と逆に圧縮される第
2室との二つの室に区画するピストンと、上記第1室と
第2室との間を連通する連通路に配置されるとともに、
第1室と第2室との間の作動液体の両方向の移動を阻止
する状態と両方向の移動を許容する状態とを切換選択す
る弁機構と、上記連通路に配設されて第1室と第2室と
の間の作動液体の移動を阻止すると共に第2室の圧力が
所定以上に上昇した時には開弁する逆止弁とを備え、気
体と上記作動液体をと2層に分けて収容する気体シリン
ダを上記シリンダとは別に設けると共に、一端が上記気
体シリンダの作動液体内に開口する連絡管の他端を、上
記第1室、第2室及び上記連通路よりなる作動液体収容
部の内、上記弁機構を境として区画される第1室側及び
第2室側の内のいずれか一方に開口させた。
ロック装置は、船体に掛止して取付けるクランプブラケ
ットと船外機本体を取付支持して上記クランプブラケッ
トに対して上下回動自在に軸支されるスイベルブラケッ
トとの一方に回動自在に支持され作動液体を収容するシ
リンダと、このシリンダに進入及び退出自在に挿入され
前記両ブラケットとの残る一方に回動自在に支持される
ロッドと、該ロッドの内端に連結されシリンダに摺動自
在に嵌め合って該シリンダ内を上記ロッドに退出方向の
外力が作用した際に膨張する第1室と逆に圧縮される第
2室との二つの室に区画するピストンと、上記第1室と
第2室との間を連通する連通路に配置されるとともに、
第1室と第2室との間の作動液体の両方向の移動を阻止
する状態と両方向の移動を許容する状態とを切換選択す
る弁機構と、上記連通路に配設されて第1室と第2室と
の間の作動液体の移動を阻止すると共に第2室の圧力が
所定以上に上昇した時には開弁する逆止弁とを備え、気
体と上記作動液体をと2層に分けて収容する気体シリン
ダを上記シリンダとは別に設けると共に、一端が上記気
体シリンダの作動液体内に開口する連絡管の他端を、上
記第1室、第2室及び上記連通路よりなる作動液体収容
部の内、上記弁機構を境として区画される第1室側及び
第2室側の内のいずれか一方に開口させた。
また、請求項2の船外機のチルトロック装置は、弁座に
着座して第1室側へ向けて開弁する弁体と、この弁体を
所定の圧力で着座方向に押圧しながら支持し、且つ第2
室の圧力が所定以上に上昇した時にその圧力により弁体
を開弁方向へ向けて他動的に退動させる弁支持体とで逆
止弁を構成すると共に、この逆止弁の弁体を開弁側に移
動させるように切換操作する操作部材を設け、この操作
部材と上記逆止弁とで弁機構を構成したものである。
着座して第1室側へ向けて開弁する弁体と、この弁体を
所定の圧力で着座方向に押圧しながら支持し、且つ第2
室の圧力が所定以上に上昇した時にその圧力により弁体
を開弁方向へ向けて他動的に退動させる弁支持体とで逆
止弁を構成すると共に、この逆止弁の弁体を開弁側に移
動させるように切換操作する操作部材を設け、この操作
部材と上記逆止弁とで弁機構を構成したものである。
また、請求項3の船外機のチルトロック装置は、上記連
通路を複数の連通路で構成すると共に、そのうちの一つ
の連通路を上記ピストンに設け、このピストンに設けた
連通路に逆止弁を配設したものである。
通路を複数の連通路で構成すると共に、そのうちの一つ
の連通路を上記ピストンに設け、このピストンに設けた
連通路に逆止弁を配設したものである。
(実施例) 本発明実施の一例を図面により説明すると、第1図にお
いて(A)は船体、(B)は船外機、(b)は船外機本
体、(1)はプロペラである。
いて(A)は船体、(B)は船外機、(b)は船外機本
体、(1)はプロペラである。
上記船外機本体(b)はアッパーケーシング(b1)と
ロワーケーシング(b2)とにより構成され、そのアッ
パーケーシング(b1)がクランプブラケット(2)及
びスイベルブラケット(3)を介して船体(A)に取付
支持されている。
ロワーケーシング(b2)とにより構成され、そのアッ
パーケーシング(b1)がクランプブラケット(2)及
びスイベルブラケット(3)を介して船体(A)に取付
支持されている。
前記両ブラケット(2)(3)を第2図及び第3図に拡
大して示す。
大して示す。
クランプブラケット(2)は船体(A)の船尾(a)上
端部に嵌め合ってそれを内外から挾持するように固定さ
れている。
端部に嵌め合ってそれを内外から挾持するように固定さ
れている。
(4)はクランプブラケット(2)の下部に前後に間隔
をおいて複数個開穿された挿着孔であり、ピン(5)が
選択的に挿着されるようになっている。
をおいて複数個開穿された挿着孔であり、ピン(5)が
選択的に挿着されるようになっている。
一方、スイベルブラケット(3)はその上端部がクラン
プブラケット(2)上部に回動自在に軸支され、該ブラ
ケット(2)の内側にゆるく嵌め合うと共に後縁に船外
機本体(b)のアッパーケーシング(b1)が取付固定
されている。
プブラケット(2)上部に回動自在に軸支され、該ブラ
ケット(2)の内側にゆるく嵌め合うと共に後縁に船外
機本体(b)のアッパーケーシング(b1)が取付固定
されている。
従って、上記スイベルブラケット(3)の軸支点を中心
にして船外機(B)が上下回動自在とされる。
にして船外機(B)が上下回動自在とされる。
(6)はスイベルブラケット(3)の下部前縁に切欠形
成された係止部であり、この係止部(6)を介してスイ
ベルブラケット(3)が上記ピン(5)に係止され、前
方即ち船体(A)側への回動を規制されるようになって
いる。
成された係止部であり、この係止部(6)を介してスイ
ベルブラケット(3)が上記ピン(5)に係止され、前
方即ち船体(A)側への回動を規制されるようになって
いる。
従って、前進時船外機(B)がその推力により船体
(A)側へ移動しようとしても、上記スイベルブラケッ
ト(3)がピン(5)に係止されることによりその移動
が規制される。
(A)側へ移動しようとしても、上記スイベルブラケッ
ト(3)がピン(5)に係止されることによりその移動
が規制される。
また、ピン(5)を他の挿着孔(4)に差し換えること
によってスイベルブラケット(3)の係止位置が変更さ
れ、それに伴って船外機(B)の取付角度が変更され
る。
によってスイベルブラケット(3)の係止位置が変更さ
れ、それに伴って船外機(B)の取付角度が変更され
る。
(7)はスイベルブラケット(3)の上部に回動自在に
軸支された係止レバーであり、L字形に屈曲している。
軸支された係止レバーであり、L字形に屈曲している。
この係止レバー(7)は船外機(B)の引き上げに伴っ
てスイベルブラケット(3)が上方へ回動した際下端が
クランプブラケット(2)の上縁に係合され、スイベル
ブラケット(3)を係止して船外機(B)の引き上げ状
態を保持するようにする。
てスイベルブラケット(3)が上方へ回動した際下端が
クランプブラケット(2)の上縁に係合され、スイベル
ブラケット(3)を係止して船外機(B)の引き上げ状
態を保持するようにする。
(8)は前記両ブラケット(2)(3)の一方例えばス
イベルブラケット(3)に回動自在に取付支持されたシ
リンダであり、ロッド(11)及びピストン(12)が嵌挿され
るがその構造を第4図に拡大して示す。
イベルブラケット(3)に回動自在に取付支持されたシ
リンダであり、ロッド(11)及びピストン(12)が嵌挿され
るがその構造を第4図に拡大して示す。
シリンダ(8)はその内部に作動液体として油(9)が
収容されている。
収容されている。
ロッド(11)はシリンダ(8)に進入及び退出自在に挿入
され、その外端が上記両ブラケット(2)(3)の残る
一方即ちクランプブラケット(2)に回動自在に取付支
持されている。
され、その外端が上記両ブラケット(2)(3)の残る
一方即ちクランプブラケット(2)に回動自在に取付支
持されている。
ピストン(12)はロッド(11)の内端に連結されてシリンダ
(8)に摺動自在に嵌め合い、シリンダ(8)内を二つ
の室即ち第1室(8a)と第2室(8b)に区画するものであ
り、その第1室(8a)及び第2室(8b)には夫々油(9)が
収容される。
(8)に摺動自在に嵌め合い、シリンダ(8)内を二つ
の室即ち第1室(8a)と第2室(8b)に区画するものであ
り、その第1室(8a)及び第2室(8b)には夫々油(9)が
収容される。
(13)(14)は前記ピストン(12)に形成されて第1室(8a)と
第2室(8b)とを連通する連通路である。
第2室(8b)とを連通する連通路である。
(15)(16)は前記連通路(13)(14)に設けられた逆止弁であ
り、各連通路(13)(14)において油(9)の一方向の流動
のみを許容するようになっている。
り、各連通路(13)(14)において油(9)の一方向の流動
のみを許容するようになっている。
その一方即ち第4図において左側の逆止弁(15)は第2室
(8b)の圧力が所定以上上昇した際に開弁して該室(8b)か
ら第1室(8a)への油(9)の流動を許容するもので、連
通路(13)の途中に形成された弁座(17)とそれに対応する
球状の弁体(29)とからなっている。
(8b)の圧力が所定以上上昇した際に開弁して該室(8b)か
ら第1室(8a)への油(9)の流動を許容するもので、連
通路(13)の途中に形成された弁座(17)とそれに対応する
球状の弁体(29)とからなっている。
(19)は支持部材(20)を介して前記弁体(18)を閉弁方向に
付勢するバネであり、このバネ(19)のバネ力よりも第2
室(8b)の圧力が上昇した際に弁体(18)が開動し、逆止弁
(15)が開弁されるようになっている。
付勢するバネであり、このバネ(19)のバネ力よりも第2
室(8b)の圧力が上昇した際に弁体(18)が開動し、逆止弁
(15)が開弁されるようになっている。
残る一方即ち第4図において右側の逆止弁(16)は第1室
(8a)から第2室(8b)への油(9)の流動を許容するもの
で、前記逆止弁(15)と同様に弁座(21)と弁体(22)とから
なっている。
(8a)から第2室(8b)への油(9)の流動を許容するもの
で、前記逆止弁(15)と同様に弁座(21)と弁体(22)とから
なっている。
(23)は前記弁体(22)の閉弁状態を保持するバネであり、
そのバネ力が上記バネ(19)のそれよりも弱く設定されて
いる。
そのバネ力が上記バネ(19)のそれよりも弱く設定されて
いる。
(24)は前記ピストン(12)をバイパスして第1室(8a)と第
2室(8b)を連絡するパイプ状の連通路であり、その下部
において小通路(25)を介して第2室(8b)と連通し、上部
において同じく小通路(26)を介して第1室(8a)と連通し
ている。
2室(8b)を連絡するパイプ状の連通路であり、その下部
において小通路(25)を介して第2室(8b)と連通し、上部
において同じく小通路(26)を介して第1室(8a)と連通し
ている。
第5図及び第6図にて示す様に、上記連通路(24)の途中
に該連通路(24)を開閉する弁機構を構成する切換弁(37)
が設けられるが、この切換弁(37)は第1,第2の二つの
弁室(39)(40)と、その各弁室(39)(40)に設けられ夫々弁
座(41)(42)に対応する二つの弁体(43)(44)を備えてい
る。
に該連通路(24)を開閉する弁機構を構成する切換弁(37)
が設けられるが、この切換弁(37)は第1,第2の二つの
弁室(39)(40)と、その各弁室(39)(40)に設けられ夫々弁
座(41)(42)に対応する二つの弁体(43)(44)を備えてい
る。
前記第1の弁室(39)はシリンダ(8)内の第2室(8b)と
連通し、第2の弁室(40)はガス室(38)を構成する気体シ
リンダ(45)及びシリンダ(8)内の第1室(8a)と連通し
ている。
連通し、第2の弁室(40)はガス室(38)を構成する気体シ
リンダ(45)及びシリンダ(8)内の第1室(8a)と連通し
ている。
弁体(43)(44)は連繋部材(46)を介して連繋され、第2の
弁室(40)の弁体(44)に背部に弾装させたバネ(47)によっ
て夫々閉弁方向に付勢された状態で支持されている。
弁室(40)の弁体(44)に背部に弾装させたバネ(47)によっ
て夫々閉弁方向に付勢された状態で支持されている。
このバネ(47)のバネ力は逆止弁(15)のバネ(19)のそれと
同等又はそれ以上に設定されている。
同等又はそれ以上に設定されている。
上記した弁体(44)は第1室(8a)から第2室(8b)への油
(9)の移動を阻止すると共に、バネ(47)のバネ力の範
囲内において第2室(8b)から第1室(8a)への油(9)の
移動を阻止する。そして、第2室(8b)内の圧力が所定以
上に上昇した際にはその圧力によって圧縮されて第1室
(8a)側へ退動し、弁体(44)を開弁させて第2室(8b)から
第1室(8a)への油(9)の移動を許容するものである。
(9)の移動を阻止すると共に、バネ(47)のバネ力の範
囲内において第2室(8b)から第1室(8a)への油(9)の
移動を阻止する。そして、第2室(8b)内の圧力が所定以
上に上昇した際にはその圧力によって圧縮されて第1室
(8a)側へ退動し、弁体(44)を開弁させて第2室(8b)から
第1室(8a)への油(9)の移動を許容するものである。
すなわち、弁体(44)は、前記逆止弁(15)と同様、第1室
(8a)と第2室(8b)との間の油(9)の移動を阻止すると
共に、第2室(8b)の圧力が所定以上に上昇した時に開弁
する逆止弁を構成している。
(8a)と第2室(8b)との間の油(9)の移動を阻止すると
共に、第2室(8b)の圧力が所定以上に上昇した時に開弁
する逆止弁を構成している。
(48)は第1の弁室(39)に進退自在に臨む切換操作用の操
作部材たる操作軸であり、逆止弁たる弁体(44)とともに
弁機構を構成すると共に、弁体(43)(44)を押動して開弁
させるようにする。
作部材たる操作軸であり、逆止弁たる弁体(44)とともに
弁機構を構成すると共に、弁体(43)(44)を押動して開弁
させるようにする。
一方、上記ガス室(38)を構成する気体シリンダ(45)は上
記シリンダ(8)とは別に設けられ、該シリンダ(45)内
を摺動自在に内嵌される区画壁(45a)によって区画し、
その一方即ちガス室(38)にチッ素ガス等の不活性ガス(1
0)を封入し、他方に油(9)を収容し、その油(9)を
連絡管(45b)を介して前記した切換弁(37)の弁室(40)に
連通させることにより、気体シリンダ(45)をシリンダ
(8)の第1室(8a)に対して連通せしめてある。尚、上
記した区画壁(45a)は必ずしも設けなくともよく、区画
壁(45a)を設けない場合、油(9)と不活性ガス(10)は
自然と分離する。
記シリンダ(8)とは別に設けられ、該シリンダ(45)内
を摺動自在に内嵌される区画壁(45a)によって区画し、
その一方即ちガス室(38)にチッ素ガス等の不活性ガス(1
0)を封入し、他方に油(9)を収容し、その油(9)を
連絡管(45b)を介して前記した切換弁(37)の弁室(40)に
連通させることにより、気体シリンダ(45)をシリンダ
(8)の第1室(8a)に対して連通せしめてある。尚、上
記した区画壁(45a)は必ずしも設けなくともよく、区画
壁(45a)を設けない場合、油(9)と不活性ガス(10)は
自然と分離する。
上記した様にシリンダ(8)と気体シリンダ(45)とを別
々に設けると、例えばシリンダの一端に気体シリンダを
一体に連設した場合と比較すると、クランプブラケット
(2)とスイベルブラケット(3)との間における狭い
範囲内に設置しなければならない制約を受けるシリンダ
(8)の長さを短くして小型化できる利点がある。
々に設けると、例えばシリンダの一端に気体シリンダを
一体に連設した場合と比較すると、クランプブラケット
(2)とスイベルブラケット(3)との間における狭い
範囲内に設置しなければならない制約を受けるシリンダ
(8)の長さを短くして小型化できる利点がある。
また、シリンダ(8)と分離した気体シリンダ(45)は例
えば両ブラケット(2)(3)と干渉しない様に、シリ
ンダ(8)の一側に沿わせる様に固定するものである。
えば両ブラケット(2)(3)と干渉しない様に、シリ
ンダ(8)の一側に沿わせる様に固定するものである。
以上のように本実施例では、第1室(8a)と第2室(8b)と
の間を連通する2つの連通路(13)(24)を設けると共に、
それぞれに第1室(8a)と第2室(8b)との間の油(9)の
両方向の移動を阻止すると共に第2室(8b)の圧力が所定
以上に上昇した時には開弁して第2室(8b)から第1室(8
a)への油が流れることを許容する逆止弁(15)(44)を設け
ている。
の間を連通する2つの連通路(13)(24)を設けると共に、
それぞれに第1室(8a)と第2室(8b)との間の油(9)の
両方向の移動を阻止すると共に第2室(8b)の圧力が所定
以上に上昇した時には開弁して第2室(8b)から第1室(8
a)への油が流れることを許容する逆止弁(15)(44)を設け
ている。
斯るチルトロック装置の作動を第7図乃至第11図に示
す。
す。
先ず、通常走行時船外機(B)の掛止状態を保持する場
合を第7図に示す。
合を第7図に示す。
この場合、ロッド(11)がシリンダ(8)内に最大限進入
しピストン(12)が上方に位置して第1室(8a)がせばめら
れると共に、切換弁(37)が閉じられている。
しピストン(12)が上方に位置して第1室(8a)がせばめら
れると共に、切換弁(37)が閉じられている。
この状態で第1室(8a)と連絡する気体シリンダ(45)内の
不活性ガスは圧縮され、ロッド(11)の進入に伴う容積の
増大を補償している。
不活性ガスは圧縮され、ロッド(11)の進入に伴う容積の
増大を補償している。
すなわち気体シリンダ(45)は、ピストン(12)の移動に伴
い、第1室(8a)から排出される油の全てを収容する必要
がなく、単にシリンダ(8)内に進入するロッド(11)の
容積分の油のみを吸収するのみで良いので、コンパクト
に形成することができる。
い、第1室(8a)から排出される油の全てを収容する必要
がなく、単にシリンダ(8)内に進入するロッド(11)の
容積分の油のみを吸収するのみで良いので、コンパクト
に形成することができる。
そして、斯る状態で後進時における推力によって船外機
(B)にそれを跳ね上げようとする力が作用すると、ロ
ッド(11)がシリンダ(8)から退出しようとして第2室
(8b)の圧力が上昇するが、この程度の圧力上昇では逆止
弁(15)は開かず又連通路(24)が閉じられているから、第
2室(8b)の油(9)が第1室(8a)へ流動することはな
い。
(B)にそれを跳ね上げようとする力が作用すると、ロ
ッド(11)がシリンダ(8)から退出しようとして第2室
(8b)の圧力が上昇するが、この程度の圧力上昇では逆止
弁(15)は開かず又連通路(24)が閉じられているから、第
2室(8b)の油(9)が第1室(8a)へ流動することはな
い。
従って、ロッド(11)の退出が規制されて船外機(B)の
掛止状態が保持される。
掛止状態が保持される。
これと同様にして通常の走行中に行なわれる減速時或い
は制動時においても船外機(B)が跳ね上げられること
がなく、掛止状態を保持する。
は制動時においても船外機(B)が跳ね上げられること
がなく、掛止状態を保持する。
次に、浅瀬走行又は陸揚げする際に船外機(B)の掛止
状態を解除する場合を第8図及び第9図に示す。
状態を解除する場合を第8図及び第9図に示す。
この場合、切換弁(37)が開弁して連通路(24)が開かれ
る。
る。
従って、船外機(B)を引き上げるチルトアップ操作を
行うと、ロッド(11)がシリンダ(8)から退出してピス
トン(12)が下方へ変位し、それに伴って第2室(8b)が縮
小され該室(8b)の油(9)が連通路(24)を介して第1室
(8a)へ流入する。
行うと、ロッド(11)がシリンダ(8)から退出してピス
トン(12)が下方へ変位し、それに伴って第2室(8b)が縮
小され該室(8b)の油(9)が連通路(24)を介して第1室
(8a)へ流入する。
チルトアップ操作以前において、船外機(B)の自重は
ロッド(11)を介してピストン(12)を第1室側へ押し上
げ、第1室(8a)を連通する気体シリンダ(45)内の不活性
ガス(10)を圧縮する状態にある。そして、上記の如くチ
ルトアップ操作によって船外機(B)が引き上げると、
圧縮状態にある不活性ガス(10)による反発力が第1室(8
a)内の圧力を高めてロッド(11)を退出させる方向へ働
き、それによって船外機(B)自体を引き上げる際の荷
重が低減され、その分チルトアップ操作を楽に行なうこ
とができる。
ロッド(11)を介してピストン(12)を第1室側へ押し上
げ、第1室(8a)を連通する気体シリンダ(45)内の不活性
ガス(10)を圧縮する状態にある。そして、上記の如くチ
ルトアップ操作によって船外機(B)が引き上げると、
圧縮状態にある不活性ガス(10)による反発力が第1室(8
a)内の圧力を高めてロッド(11)を退出させる方向へ働
き、それによって船外機(B)自体を引き上げる際の荷
重が低減され、その分チルトアップ操作を楽に行なうこ
とができる。
また、チルトアップ操作が行なわれてロッド(11)がシリ
ンダ(8)から退出するとその退出容積分だけ不活性ガ
ス(10)が膨張し、容積の減少が補償される。
ンダ(8)から退出するとその退出容積分だけ不活性ガ
ス(10)が膨張し、容積の減少が補償される。
また、第8図に示した状態で切換弁(37)を閉じて船外機
(B)を離すと、連通路(24)は閉じられているからそこ
からは油(9)は流動しないが、船外機(B)の自重に
よってロッド(11)に進入方向の力が作用し第1室(8a)の
圧力が上昇する。
(B)を離すと、連通路(24)は閉じられているからそこ
からは油(9)は流動しないが、船外機(B)の自重に
よってロッド(11)に進入方向の力が作用し第1室(8a)の
圧力が上昇する。
そして、この第1室(8a)の圧力上昇によって逆止弁(16)
が開弁し、第1室(8a)の油(9)が第2室(8b)へと流入
してロッド(11)がシリンダ(8)内へ進入する。
が開弁し、第1室(8a)の油(9)が第2室(8b)へと流入
してロッド(11)がシリンダ(8)内へ進入する。
従って、このままでは船外機(B)が下方へ回動してし
まうので、船外機(B)の引き上げ状態を保持するには
前記の如く係止レバー(7)をクランプブラケット
(2)に係合させるようにする。
まうので、船外機(B)の引き上げ状態を保持するには
前記の如く係止レバー(7)をクランプブラケット
(2)に係合させるようにする。
船外機(B)が障害物に衝突した場合は第6図に示す如
くその衝撃によって逆止弁(15)が開くことは同様である
が、切換弁(37)におけるバネ(47)のバネ力が逆止弁(15)
のバネ(19)と同等である場合は第1室(8a)から第2室(8
b)への油(9)の移動を阻止していた弁体(44)が開く。
くその衝撃によって逆止弁(15)が開くことは同様である
が、切換弁(37)におけるバネ(47)のバネ力が逆止弁(15)
のバネ(19)と同等である場合は第1室(8a)から第2室(8
b)への油(9)の移動を阻止していた弁体(44)が開く。
即ち、第2室(8b)の圧力がそれと連通路(24)を介して連
通する第1の弁室(39)に作用し、該室(39)の圧力上昇に
伴って弁体(44)が開く。
通する第1の弁室(39)に作用し、該室(39)の圧力上昇に
伴って弁体(44)が開く。
従って、第2室(8b)の油(9)がピストン(12)の連通路
(13)及び連通路(24)を介して第1室(8a)へ流入する。
(13)及び連通路(24)を介して第1室(8a)へ流入する。
また、バネ(47)のバネ力が前記バネ(19)よりも大きく設
定されている場合は、船外機(B)が逆止弁(15)を開弁
させる力よりも大きな衝撃を受けた際に、逆止弁(15)の
開弁後更に弁体(44)の開動に伴って切換弁(37)が開き、
連通路(24)からも油(9)を流動させることにより衝撃
を二段階に緩和できる。
定されている場合は、船外機(B)が逆止弁(15)を開弁
させる力よりも大きな衝撃を受けた際に、逆止弁(15)の
開弁後更に弁体(44)の開動に伴って切換弁(37)が開き、
連通路(24)からも油(9)を流動させることにより衝撃
を二段階に緩和できる。
次いで、衝撃が解除された後は第11図に示す如く逆止弁
(15)が閉弁するが、その状態で船外機(B)の自重がロ
ッド(11)に作用して第1室(8a)の圧力が上昇し、それに
伴って逆止弁(16)が開弁して第1室(8a)の油(9)が第
2室(8b)へと流入する。
(15)が閉弁するが、その状態で船外機(B)の自重がロ
ッド(11)に作用して第1室(8a)の圧力が上昇し、それに
伴って逆止弁(16)が開弁して第1室(8a)の油(9)が第
2室(8b)へと流入する。
これにより、ロッド(11)がシリンダ(8)へ進入して船
外機(B)は第1図に示した元の状態に復帰する。
外機(B)は第1図に示した元の状態に復帰する。
また、船外機(B)は必要に応じて船体(A)から脱着
されるが、この時、船外機(B)が横倒しされるなどし
て姿勢が大きく変化する場合がある。そして、切換弁(2
7)が開弁する状態にあると、気体シリンダ(45)内の不活
性ガス(10)が連絡管(45b)を通過して第2室(8b)内に流
れ込もうとする。第5図にて示した実施例においては気
体シリンダ(45)内に区画壁(45a)を設けてあるので不活
性ガス(10)が流出することはない。
されるが、この時、船外機(B)が横倒しされるなどし
て姿勢が大きく変化する場合がある。そして、切換弁(2
7)が開弁する状態にあると、気体シリンダ(45)内の不活
性ガス(10)が連絡管(45b)を通過して第2室(8b)内に流
れ込もうとする。第5図にて示した実施例においては気
体シリンダ(45)内に区画壁(45a)を設けてあるので不活
性ガス(10)が流出することはない。
しかし、気体シリンダ(45)内に区画壁(45a)を設けてい
ない場合は、切換弁(37)が開弁されていると、姿勢の変
化に伴って気体シリンダ(45)内の不活性ガス(10)が連絡
管(45b)を経由して第2室(8b)内に不活性ガス(10)が浸
入することになる。
ない場合は、切換弁(37)が開弁されていると、姿勢の変
化に伴って気体シリンダ(45)内の不活性ガス(10)が連絡
管(45b)を経由して第2室(8b)内に不活性ガス(10)が浸
入することになる。
そして、第2室(8b)内に不活性ガス(10)が浸入すると、
後進の際に生じるスラスト荷重により第2室(8b)内に浸
入した不活性ガス(10)が圧縮され、その分、船外機
(B)が跳ね上がって船の後進が非常に不安定になる。
後進の際に生じるスラスト荷重により第2室(8b)内に浸
入した不活性ガス(10)が圧縮され、その分、船外機
(B)が跳ね上がって船の後進が非常に不安定になる。
しかし、上記した切換弁(37)を閉弁させておくことによ
れば、バネ(47)のばね力の範囲内で気体シリンダ(45)と
第2室(8b)との間の油(9)の移動を抑止することがで
きる。従って、上記したように船外機(B)を船体
(A)から取り外した場合にも、気体シリンダ(45)内の
不活性ガス(10)が連絡管(45b)を経由して第2室(8b)内
に流れ込む不具合を防止することができる。
れば、バネ(47)のばね力の範囲内で気体シリンダ(45)と
第2室(8b)との間の油(9)の移動を抑止することがで
きる。従って、上記したように船外機(B)を船体
(A)から取り外した場合にも、気体シリンダ(45)内の
不活性ガス(10)が連絡管(45b)を経由して第2室(8b)内
に流れ込む不具合を防止することができる。
以上説明したように、船外機(B)が障害物に衝突した
り、急発進する際の衝撃によりピストン(12)が進退若し
くは進入方向へ移動されると、シリンダ(8)の第1室
(8a)と連通する気体シリンダ(45)内の不活性ガス(10)が
弾性的に圧縮若しくは膨張して上記した衝撃力を緩和す
ることができる。
り、急発進する際の衝撃によりピストン(12)が進退若し
くは進入方向へ移動されると、シリンダ(8)の第1室
(8a)と連通する気体シリンダ(45)内の不活性ガス(10)が
弾性的に圧縮若しくは膨張して上記した衝撃力を緩和す
ることができる。
一方、上記した気体シリンダ(45)内に内嵌する区画壁(4
5a)は必ずしも設けなくとも良く、設けない場合でも上
記した衝撃緩和を発揮することができる。しかし、上記
実施例の様に区画壁(45a)を内嵌させた場合において
は、衝撃力による振動やエンジン等からの振動を受けた
としても、油(9)の中に不活性ガス(10)が混入するの
を区画壁(45a)によって完全に防止することができるの
で、前記した衝撃緩和特性を非常に安定させることがで
きる。
5a)は必ずしも設けなくとも良く、設けない場合でも上
記した衝撃緩和を発揮することができる。しかし、上記
実施例の様に区画壁(45a)を内嵌させた場合において
は、衝撃力による振動やエンジン等からの振動を受けた
としても、油(9)の中に不活性ガス(10)が混入するの
を区画壁(45a)によって完全に防止することができるの
で、前記した衝撃緩和特性を非常に安定させることがで
きる。
(発明の効果) 本発明の船外機のチルトロック装置は以上の如く構成し
たものであるから以下に記載する様な効果を奏する。
たものであるから以下に記載する様な効果を奏する。
1.作動気体を収容する気体シリンダを上記シリンダと
は別に設けると共に、上記シリンダ及び上記連通路より
なる作動液体収容部に連通配置したことにより、手動に
よる船外機本体のチルトダウン操作時、作動液体収容部
から気体シリンダへの作動液体の移動を許容し、気体シ
リンダ内の作動気体を圧縮することによりエネルギーを
蓄えさせ、手動による船外機本体のチルトアップ操作
時、気体シリンダから作動液体収容部への作動液体の移
動を許容し、作動気体のエネルギーを作動液体を介して
ピストンに伝え、チルトアップ荷重を軽減できる。
は別に設けると共に、上記シリンダ及び上記連通路より
なる作動液体収容部に連通配置したことにより、手動に
よる船外機本体のチルトダウン操作時、作動液体収容部
から気体シリンダへの作動液体の移動を許容し、気体シ
リンダ内の作動気体を圧縮することによりエネルギーを
蓄えさせ、手動による船外機本体のチルトアップ操作
時、気体シリンダから作動液体収容部への作動液体の移
動を許容し、作動気体のエネルギーを作動液体を介して
ピストンに伝え、チルトアップ荷重を軽減できる。
2.気体と上記作動液体とを2層に分けて収容する気体
シリンダを上記シリンダとは別に設けると共に、一端が
上記気体シリンダの作動液体内に開口する連絡管の他端
を、上記第1室、第2室及び上記連通路よりなる作動液
体収容部の内、上記弁機構を境として区画される第1室
側及び第2室側の内のいずれか一方に開口させたことに
より、気体シリンダがあったとしても、弁機構を閉状態
にした状態で第1室側と第2室側が連通することがな
く、弁機構を閉状態にし第1室と第2室との間の作動液
体の両方向の移動を阻止することにより、前進あるいは
後進時のプロペラの回転に伴って発生する推力によって
も、ピストンの移動を小さく限定し、船外機が掛止状態
から姿勢の大きく変化しないように保持することができ
る。
シリンダを上記シリンダとは別に設けると共に、一端が
上記気体シリンダの作動液体内に開口する連絡管の他端
を、上記第1室、第2室及び上記連通路よりなる作動液
体収容部の内、上記弁機構を境として区画される第1室
側及び第2室側の内のいずれか一方に開口させたことに
より、気体シリンダがあったとしても、弁機構を閉状態
にした状態で第1室側と第2室側が連通することがな
く、弁機構を閉状態にし第1室と第2室との間の作動液
体の両方向の移動を阻止することにより、前進あるいは
後進時のプロペラの回転に伴って発生する推力によって
も、ピストンの移動を小さく限定し、船外機が掛止状態
から姿勢の大きく変化しないように保持することができ
る。
3.弁機構を開状態にし第1室と第2室との間の作動流
体の両方向の移動を許容すると、第1室、第2室及び気
体シリンダは互いに連通するので、チルトダウン操作
時、第1室から第2室に作動液体が移動し、且つこの時
第1室と第2室を合計する作動液体収容容積の内、ロッ
ドがシリンダ内に進入することによる減少分(ロッドの
進入部分の容積)のみの作動液体が、気体シリンダへ移
動する。逆にチルトアップ操作時、ロッドの進入部分の
容積分の作動液体が、作動液体収容部に供給される。す
なわち、気体シリンダに出入りする作動液体の容積を小
さくでき、その分気体シリンダをコンパクトに形成する
ことができる。
体の両方向の移動を許容すると、第1室、第2室及び気
体シリンダは互いに連通するので、チルトダウン操作
時、第1室から第2室に作動液体が移動し、且つこの時
第1室と第2室を合計する作動液体収容容積の内、ロッ
ドがシリンダ内に進入することによる減少分(ロッドの
進入部分の容積)のみの作動液体が、気体シリンダへ移
動する。逆にチルトアップ操作時、ロッドの進入部分の
容積分の作動液体が、作動液体収容部に供給される。す
なわち、気体シリンダに出入りする作動液体の容積を小
さくでき、その分気体シリンダをコンパクトに形成する
ことができる。
4.第1室と第2室との間を連通する連通路に配設され
て第1室と第2室との間の作動液体の移動を阻止すると
共に第2室の圧力が所定以上に上昇した時には開弁する
逆止弁を設けたので船外機が流木等の障害物に衝突して
第2室の圧力が急激に上昇した際において、第2室内の
作動流体を逆止弁から第1室へ向けて逃すことができ、
これにより船外機をはね上げ、その時の衝撃力を緩和す
ることができる。
て第1室と第2室との間の作動液体の移動を阻止すると
共に第2室の圧力が所定以上に上昇した時には開弁する
逆止弁を設けたので船外機が流木等の障害物に衝突して
第2室の圧力が急激に上昇した際において、第2室内の
作動流体を逆止弁から第1室へ向けて逃すことができ、
これにより船外機をはね上げ、その時の衝撃力を緩和す
ることができる。
請求項2のチルトロック装置においては、チルトアップ
操作時に操作部材を操作することにより、第2室内の作
動液体を第1室へ向けて逃すことができ、チルトアップ
荷重を軽減できる。また、操作部材は連通路に設けた逆
止弁を切換操作するので、逆止弁は、船外機が流木等に
衝突したときのみならず運転者の意志によるチルトアッ
プ時においても第1室と第2室との連通状態を切り換え
る弁として作動でき、構造が簡単になる。
操作時に操作部材を操作することにより、第2室内の作
動液体を第1室へ向けて逃すことができ、チルトアップ
荷重を軽減できる。また、操作部材は連通路に設けた逆
止弁を切換操作するので、逆止弁は、船外機が流木等に
衝突したときのみならず運転者の意志によるチルトアッ
プ時においても第1室と第2室との連通状態を切り換え
る弁として作動でき、構造が簡単になる。
請求項3のチルトロック装置においては、連通路を複数
の連通路で構成し、逆止弁を、ピストンに設けた連通路
に配設したので、第2室から第1室への作動液体の流
入、すなわち、船外機のはね上げを速やかに行なうこと
ができる。
の連通路で構成し、逆止弁を、ピストンに設けた連通路
に配設したので、第2室から第1室への作動液体の流
入、すなわち、船外機のはね上げを速やかに行なうこと
ができる。
第1図は本発明装置を示す側面図、第2図及び第3図は
装置の拡大側面図、第4図はシリンダの拡大断面図、第
5図,第6図は同装置の概略図、第7図乃至第11図は装
置の作動説明図である。 尚図中 (B)…船外機、(b)…船外機本体 (A)…船体 (2)…クランプブラケット (3)…スイベルブラケット (8)…シリンダ、(8a)…第1室 (8b)…第2室、(9)…油(作動液体) (10)…不活性ガス(作動気体) (11)…ロッド、(12)…ピストン (13)…通路(連通路) (15)(16)…逆止弁、(24)…連通路 (37)…切換弁(弁機構)、(44)…弁体(逆止弁) (45)…気体シリンダ (45a)…区画壁(区画部材) (47)…バネ(弁支持部材) (48)…操作軸(操作部材)
装置の拡大側面図、第4図はシリンダの拡大断面図、第
5図,第6図は同装置の概略図、第7図乃至第11図は装
置の作動説明図である。 尚図中 (B)…船外機、(b)…船外機本体 (A)…船体 (2)…クランプブラケット (3)…スイベルブラケット (8)…シリンダ、(8a)…第1室 (8b)…第2室、(9)…油(作動液体) (10)…不活性ガス(作動気体) (11)…ロッド、(12)…ピストン (13)…通路(連通路) (15)(16)…逆止弁、(24)…連通路 (37)…切換弁(弁機構)、(44)…弁体(逆止弁) (45)…気体シリンダ (45a)…区画壁(区画部材) (47)…バネ(弁支持部材) (48)…操作軸(操作部材)
Claims (3)
- 【請求項1】船体に掛止して取付けるクランプブラケッ
トと船外機本体を取付支持して上記クランプブラケット
に対して上下回動自在に軸支されるスイベルブラケット
との一方の回動自在に支持され作動液体を収容するシリ
ンダと、このシリンダに進入及び退出自在に挿入され前
記両ブラケットとの残る一方に回動自在に支持されるロ
ッドと、該ロッドの内端に連結されシリンダに摺動自在
に嵌め合って該シリンダ内を上記ロッドに退出方向の外
力が作用した際に膨張する第1室と逆に圧縮される第2
室との二つの室に区画するピストンと、上記第1室と第
2室との間を連通する連通路に配置されるとともに、第
1室と第2室との間の作動液体の両方向の移動を阻止す
る状態と両方向の移動を許容する状態とを切換選択する
弁機構と、上記連通路に配設されて第1室と第2室との
間の作動液体の移動を阻止すると共に第2室との圧力が
所定以上に上昇した時には開弁する逆止弁とを備え、気
体と上記作動液体とを2層に分けて収容する気体シリン
ダを上記シリンダとは別に設けると共に、一端が上記気
体シリンダの作動液体内に開口する連絡管の他端を、上
記第1室、第2室及び上記連通路よりなる作動液体収容
部の内、上記弁機構を境として区画される第1室側及び
第2室側の内のいずれか一方に開口させた船外機のチル
トロック装置。 - 【請求項2】弁座に着座して第1室側へ向けて開弁する
弁体と、この弁体を所定の圧力で着座方向に押圧しなが
ら支持し、且つ第2室の圧力が所定以上に上昇した時に
その圧力により弁体を開弁方向へ向けて他動的に退動さ
せる弁支持体とで逆止弁を構成すると共に、この逆止弁
の弁体を開弁側に移動させるように切換操作する操作部
材を設け、この操作部材と上記逆止弁とで弁機構を構成
したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の船外
機のチルトロック装置。 - 【請求項3】上記連通路を複数の連通路で構成すると共
に、そのうちの一つの連通路を上記ピストンに設け、こ
のピストンに設けた連通路に逆止弁を配設したことを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の船外機のチルトロ
ック装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1150068A JPH0659873B2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 船外機のチルトロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1150068A JPH0659873B2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 船外機のチルトロック装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55171374A Division JPS5795295A (en) | 1980-12-03 | 1980-12-03 | Tilting lock device of outboard engine |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0270595A JPH0270595A (ja) | 1990-03-09 |
| JPH0659873B2 true JPH0659873B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=15488818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1150068A Expired - Lifetime JPH0659873B2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 船外機のチルトロック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0659873B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3983835A (en) * | 1975-04-24 | 1976-10-05 | Outboard Marine Corporation | Gas pressurized hydraulic marine propulsion tilting system with automatic let-down assembly |
-
1989
- 1989-06-12 JP JP1150068A patent/JPH0659873B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0270595A (ja) | 1990-03-09 |
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