JPH0676199U - タンクローリ車の誤注入防止装置 - Google Patents

タンクローリ車の誤注入防止装置

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JPH0676199U
JPH0676199U JP6108692U JP6108692U JPH0676199U JP H0676199 U JPH0676199 U JP H0676199U JP 6108692 U JP6108692 U JP 6108692U JP 6108692 U JP6108692 U JP 6108692U JP H0676199 U JPH0676199 U JP H0676199U
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valve
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洋一 白幡
雅洋 秋山
好一 前嶋
昌典 原田
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Tokyu Car Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タンクが複数の室に分割され、各室は下部に
底弁を備え、各底弁より下流側は相互に連通しているタ
ンクローリ車において、底弁が開いているときの作業者
による油の誤注入を確実に防止する。 【構成】 弁棒14は、下端側において底弁に結合し、上
端側のハンドル16の回転操作により上下動するようにな
っている。ハッチ26は、マンホール25側に配設され、支
点の周りを上下方向へ揺動し、室への油の注入の際には
開かれる。係止部材24は、揺動自在であり、ハッチ26を
閉位置で係止する。油圧シリンダ18は弁棒14の上下動に
伴って伸縮し、油圧シリンダ32は、油圧シリンダ18と油
圧を相互にやりとりし、底弁の開時では、ピストンロッ
ド34を係止部材24の下側へ進入させて、係止部材24を係
止位置に拘束する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、タンク内が複数個の室に分割されているとともに各室の下部に底 弁を備えるタンクローリ車の誤注入防止装置に係り、詳しくは底弁が開いている ときに室への油の注入を防止する注入口蓋の誤注入防止装置に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
複数の種類の油を運搬するタンクローリ車では、タンク内が複数個の室に分割 され、各室へ油を注入する際に開かれる注入口蓋が各室の上部に開閉自在に設け られ、各室の底部には底弁が設けられ、底弁へ連結されている弁棒が、ハンドル の回転操作によりハンドルと一体的に回転しつつ軸方向変位して、底弁を開閉す るようになっており、各室は、各底弁より下流側において相互に連通している。
【0003】 従来のこのようなタンクローリ車では、底弁の開閉状態に基づいて注入口蓋の 開閉を制御する機構は装備されていない。 一方、実願昭58−25822号(実開昭59−132965号)の明細書及 び図面のマイクロフィルムは、タンクローリ車において、底弁の開閉状態を表示 する装置を開示する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
底弁が閉められていない室へマンホールから油が注入されると、油は、開状態 の底弁を介して共通の配管内へ流れ、他の種類の油と混合してしまい、荷卸しの 際に不都合が生じる。
【0005】 実願昭58−25822号の明細書及び図面のマイクロフィルムの表示装置は 底弁の開閉状態を表示するのみであるので、表示装置が底弁の開状態を表示して いても、作業者が、その表示をうっかり見落として、底弁が開状態の室へ油を注 入してしまう不具合がある。
【0006】 この考案の目的は、作業者が底弁の閉状態を確認しなくても、注入口蓋を介し ての油の注入を確実に防止することができるタンクローリ車の誤注入防止装置を 提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案を、実施例に対応する図面の符号を使用して説明する。 この考案の前提となるタンクローリ車では、タンク内が複数個の室に分割され 、各室へ油を注入する際に開かれる注入口蓋(26)が支点の周りの上下方向の揺動 により開閉自在に各室の上部に設けられ、各室の底部には底弁が設けられ、底弁 へ連結されている弁棒(14)が、ハンドル(16)の回転操作によりハンドル(16)と一 体的に回転しつつ軸方向変位して、底弁を開閉するようになっており、各室は、 各底弁より下流側において相互に連通している。
【0008】 そして、この考案のタンクローリ車の誤注入防止装置は次の(a)〜(c)の 構成要素を有している。 (a)注入口蓋(26)をその閉位置で係止する係止位置と非係止にする非係止位置 との間で揺動自在である係止部材(24) (b)弁棒(14)の下降に伴って押圧されて弁棒(14)の軸方向位置に対応する圧力 を発生する圧力発生器(18,40) (c)この圧力発生器(18,40)から伝達された圧力を受けて弁棒(14)が底弁の開 閉位置に対応する各軸方向位置において係止部材(24)を係止位置に拘束及び拘束 解除とする拘束部材(32,44,50)
【0009】
【作用】
圧力発生器(18,40)は、弁棒(14)の下降に伴って押圧されて、弁棒(14)の軸方 向位置、すなわち底弁の開閉に応じた圧力を発生する。拘束部材(32,44,50)は、 圧力発生器(18,40)からの圧力を伝達されて、底弁の開閉に対応する各圧力を伝 達されているときは、係止部材(24)を係止位置に拘束、及び拘束解除とする。こ うして、注入口蓋(26)は、底弁が開いているときは、係止部材(24)により閉位置 に係止されて、支点の周りの上方への揺動、すなわちの開きを阻止され、これに より、注入口から室への油の注入は困難になる。一方、注入口蓋(26)は、底弁が 閉じているときは、係止部材(24)を非係止側へ揺動させることにより係止部材(2 4)による閉位置の係止を解除され、これにより、注入口蓋(26)は、支点の周りの 上方への揺動、すなわち開きを許容され、注入口を介して室への油を注入するこ とができる。
【0010】
【実施例】
以下、この考案を図面の実施例について説明する。 図1は2個の油圧シリンダ18,32により係止部材24の制御を行う装置の構成図 である。ソケット10はタンク壁12に溶接固定され、底弁を開閉するための弁棒14 は、上端部においてハンドル16を固定され、ソケット10を貫通して、下端側にお いて底弁(図示せず)に結合している。タンクローリ車のタンクは、複数の種類 の油を貯留するために、複数の室に分割されており、各室の上部及び底部にはそ れぞれマンホール25及び底弁が配設され、各底弁は下流側において共通の配管へ 接続されている。油圧シリンダ18は、ソケット10の近傍においてタンク壁12に固 定され、弁棒14に対して平行に延び、ピストンロッド20を有している。押圧部材 22は、弁棒14に固定され、ピストンロッド20の上端に当接可能である。
【0011】 ハッチ26は、マンホール25を介してタンクの室内へ油を注入する際に開かれ、 板28は、ハッチ26の上側に配設され、中央部においてハッチ26の中央部に連結さ れ、一端側の支点の周りに上下方向へ揺動自在となっている。双腕レバー形式の 係止部材24は、ハッチ26の他端側に揺動自在に配設され、ハッチ26の他端を係止 する係止部30を有している。別の油圧シリンダ32は係止部材24の下方へ進退自在 のピストンロッド34を有し、油圧シリンダ18,32は、一方の伸縮に応じて他方も 伸縮するように、内部の油室を、油路36,38を介して相互に連通されている。
【0012】 図1の装置の作用について説明する。 底弁が開いているときは、弁棒14が上昇した位置にあって、押圧部材22は高い 位置にある。したがって、ピストンロッド20は押圧部材22により押圧されず、油 圧シリンダ18は伸長状態にあり、この結果、油圧シリンダ32も、伸長状態にあっ て、ピストンロッド34を係止部材24の下側へ進入させている。これにより、係止 部材24は、揺動を拘束されて、係止部30における板28の係止を保持され、ハッチ 26を開けることは困難である。したがって、底弁の締め忘れの状態で、その底弁 に対応するタンク室に油を誤って注入する事態は回避され、混油が防止される。
【0013】 底弁が閉じているときは、弁棒14が下降した位置にあって、押圧部材22は低い 位置にある。したがって、ピストンロッド20は押圧部材22により押圧されて、油 圧シリンダ18は縮小状態となり、この結果、油圧シリンダ32も、縮小状態にあっ て、ピストンロッド34を係止部材24の下側から退避させる。これにより、係止部 材24は揺動自在となり、係止部材24を揺動させて、係止部30が板28から離反し、 係止部30における板28の係止を解除する。こうして、ハッチ26を支点の周りに上 方へ揺動させて、ハッチ26を開き、マンホール25の注入口を介して室内へ油を注 入することができる。
【0014】 図2はダイヤフラム54を使用して係止部材24の制御を行う装置の構成図である 。液体室40は、圧縮コイルばね42に抗する押圧部材22の押圧により容積を減少さ せられるようになっている。液体室44は、係止部材24側に配設され、油路46を介 して液体室40へ連通して、液体室40との間で油圧媒体を送受する。ダイヤフラム 54は、液体室44を画定し、圧縮コイルばね48により液体室44側へ付勢される。レ バー50は、揺動自在に配設されて、係止部材24の下側へ進退自在であり、ロッド 52を介してダイヤフラム54へ結合している。
【0015】 図2の装置の作用について説明する。 底弁が開いているときは、弁棒14が上昇した位置にあって、押圧部材22は高い 位置にある。したがって、液体室40は、押圧部材22により押圧されず、圧縮コイ ルばね42により大きな容積を保持している。この結果、液体室44は圧縮コイルば ね48により容積を減少されて、ダイヤフラム54は液体室44側へたわみ、ロッド52 は液体室44の方へ引かれて、レバー50は係止部材24の下側へ進入した揺動位置と なる。これにより、係止部材24は、揺動を拘束されて、係止部30における板28の 係止を保持され、ハッチ26を開けることは困難である。したがって、底弁の締め 忘れの状態で、その底弁に対応するタンク室に油を誤って注入する事態は回避さ れ、混油が防止される。
【0016】 底弁が閉じているときは、弁棒14が下降した位置にあって、押圧部材22は低い 位置にある。したがって、液体室40は、押圧部材22により押圧されて、容積を減 少させている。この結果、液体室44は容積を増大し、ダイヤフラム54は圧縮コイ ルばね48側へたわみ、ロッド52は押し出され、レバー50は係止部材24の下側から 退避した揺動位置となる。これにより、係止部材24は揺動自在となり、係止部材 24を揺動させて、係止部30が板28から離反し、係止部30における板28の係止を解 除する。こうして、ハッチ26を支点の周りに上方へ揺動させて、ハッチ26を開き 、マンホール25の注入口を介して室内へ油を注入することができる。
【0017】
【考案の効果】
この考案によれば、圧力発生器が弁棒の下降に伴って押圧されて、弁棒の軸方 向位置に応じた圧力を発生し、拘束部材は、圧力発生器からの圧力を受けて、係 止部材を係止位置に拘束及び拘束解除とする。これにより、底弁が閉じていると きのみ、係止部材による閉位置の注入口蓋の係止が解除可能となり、注入口蓋を 開いて、注入口より室内へ油の注入が可能になる。したがって、底弁が開いてい る際に注入口から室内へ油が注入されるのを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2個の油圧シリンダにより係止部材の制御を行
う装置の構成図である。
【図2】ダイヤフラムを使用して係止部材の制御を行う
装置の構成図である。
【符号の説明】
14 弁棒 16 ハンドル 18 油圧シリンダ(圧力発生器) 24 係止部材 26 ハッチ(注入口蓋) 32 油圧シリンダ(拘束部材) 40 液体室(圧力発生器) 44 液体室(拘束部材) 50 レバー(拘束部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 前嶋 好一 埼玉県大宮市櫛引町2丁目610番地の1 東急車輛製造株式会社大宮工場内 (72)考案者 原田 昌典 神奈川県横浜市中区山下町2番地 上野輸 送株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンク内が複数個の室に分割され、各室
    へ油を注入する際に開かれる注入口蓋(26)が支点の周り
    の上下方向の揺動により開閉自在に前記各室の上部に設
    けられ、前記各室の底部には底弁が設けられ、前記底弁
    へ連結されている弁棒(14)が、ハンドル(16)の回転操作
    により前記ハンドル(16)と一体的に回転しつつ軸方向変
    位して、前記底弁を開閉するようになっており、前記各
    室は、前記各底弁より下流側において相互に連通してい
    るタンクローリ車において、前記注入口蓋(26)をその閉
    位置で係止する係止位置と非係止にする非係止位置との
    間で揺動自在である係止部材(24)と、前記弁棒(14)の下
    降に伴って押圧されて前記弁棒(14)の軸方向位置に対応
    する圧力を発生する圧力発生器(18,40)と、この圧力発
    生器(18,40)から伝達された圧力を受けて前記弁棒(14)
    が前記底弁の開閉位置に対応する各軸方向位置において
    前記係止部材(24)を係止位置に拘束及び拘束解除とする
    拘束部材(32,44,50)とを有していることを特徴とするタ
    ンクローリ車の誤注入防止装置。
JP6108692U 1992-08-07 1992-08-07 タンクローリ車の誤注入防止装置 Expired - Lifetime JPH0720079Y2 (ja)

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