JPH0680635B2 - オートドーピング防止用裏面シール膜の形成方法 - Google Patents
オートドーピング防止用裏面シール膜の形成方法Info
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Description
で、さらに詳しくは、気相単結晶成長時に半導体基板か
らのオートドーピングを防止するための裏面シール膜の
形成方法に関するものである。
合、例えば、P型またはN型の半導体基板を用い、その
半導体基板に高濃度の埋込層を形成し、その上にP-型ま
たはN-型のエピタキシャル層を形成し、このエピタキシ
ャル層に各種回路素子を形成することが行われている。
5図に基づいてその製造工程を詳細に説明する。
ーハ)1を酸素あるいは水蒸気を含む酸化性雰囲気中で
高温処理し、第5図(B)に示すように、該半導体基板
1の全面に熱酸化膜2を形成する。次いで、第5図
(C)に示すように、半導体基板1の表面側の熱酸化膜
2の上にレジスト3を塗布する。ここでは、レジスト3
としてネガレジストを用いている。したがって、第5図
(D)に示すように、N+埋込層形成用のマスク4を用い
てレジスト3を部分的に感光させ、その後、現像を行え
ば、感光領域のレジスト3のみが残り、その他の領域の
レジスト3が除去される。つまり、N+埋込層形成予定部
の上のレジスト3のみが除去されて第5図(E)に示さ
れる状態となる。次いで、残ったレジスト3をハードベ
ークし、これをマスクとしてその下側の熱酸化膜2を選
択エッチングする。これによって、第5図(F)に示す
ように、N+埋込層形成予定部の上の熱酸化膜2が除去さ
れ、基板表面が露出する。このとき、同時に、半導体基
板1の側面および裏面の熱酸化膜2も除去される。次い
で、第5図(G)に示すように、マスクとして用いたレ
ジスト3を除去する。その後、半導体基板1の表面に残
った熱酸化膜2をマスクに第5図(H)に示すようにア
ンチモン(Sb)拡散を行ってN+埋込層5を形成する。次
いで、第5図(I)に示すように、マスクとされた上記
熱酸化膜2を除去する。次いで、第5図(J)に示すよ
うに、半導体基板1の上全面にP-型エピタキシャル層6
を形成する。
合、アンチモン拡散の際に半導体基板1の側面部および
裏面部にもアンチモンが高濃度にドープされる。そし
て、その後に、半導体基板1の上にエピタキシャル層6
を形成する場合、オートドーピングの問題を生じる。こ
のオートドーピング現象は、半導体基板1からエピタキ
シャル層6への熱による固相拡散にもよるが、半導体基
板1における側面部および裏面部の不純物(アンチモ
ン)が気相中に一旦放出され、当該不純物がエピタキシ
ャル層6表面に移行されることによって生じる。
層6の不純物濃度が変化し、エピタキシャル層6内にお
いて不純物濃度が不均一化してしまう。特に、半導体基
板1とエピタキシャル層6界面近傍のエピタキシャル層
6中の不純物濃度が変動してしまい、所望のエピタキシ
ャル層6の不純物濃度までに到達するのに相当のエピタ
キシャル層6が無駄になる。
ンチモン拡散を行う前に半導体基板1の裏面に熱酸化膜
2からなる裏面シール膜を形成し、当該シール膜によっ
て半導体基板1の裏面部への不純物ドープを防止するよ
うにしていた。
1の裏面にレジストを塗付し(第6図(A))、N+埋込
層形成のための熱酸化膜2の選択エッチングの後に第6
図(B)に示すように半導体基板1の裏面に熱酸化膜2
からなる裏面シール膜を残し、このシール膜をつけた状
態で第6図(C)に示すようにアンチモン拡散を行って
いた。このようにすれば、アンチモン拡散の際に半導体
基板1の裏面部にアンチモンが拡散されるのが防止され
る。これによって、エピタキシャル層6の形成の際に該
エピタキシャル層6へアンチモンが移行されるのが可及
的に防止される。
は、従来、手作業によって行われていた。なぜなら、例
えば、半導体基板1の裏面にスピンナを用いてレジスト
7を塗布する場合には、スピンナのチャックとレジスト
3との間にパーティクル(塵埃)がはさみ込まれ、レジ
スト3が損傷して該レジストにピンホール等が形成され
るからである。
造ラインの自動化が図れなくなるばかりか、製造ライン
におけるフループットが悪くなってしまうという問題が
あった。
インの自動化が図れ、かつ製造ラインにおけるスループ
ット向上に資する裏面シール膜の形成方法を提供するこ
とを目的としている。
ついては、本明細書の記述および添附図面から明らかに
なるであろう。
を説明すれば、下記のとおりである。
を形成するにあたり、半導体基板の表裏全面に酸化膜を
形成し、上記半導体基板の表面側の上記酸化膜の上に写
真蝕刻のためのレジストを塗布し、次いで、写真蝕刻技
術によって現像した後ベークし、さらに該レジスト膜の
上に水溶性樹脂からなる保護膜を形成し、次いで、上記
半導体基板の裏面の酸化膜の上にレジスト膜を塗布し、
その後、上記保護膜を除去し、残存する上記レジストを
利用して上記半導体基板表面の酸化膜を該レジスト開孔
パターンに従ってエッチングし、上記半導体基板の裏面
に酸化膜からな裏面シール膜を形成するようにしたもの
である。
を形成した後、該レジスト上に水溶性樹脂からなる保護
膜を形成し、半導体基板の裏面側にレジストを塗布する
ようにしているので、チャッキングの際に半導体基板の
表面側レジストは保護膜によって保護されることにな
る。したがって、手作業によってレジストを塗布する必
要がなくなるという作用によって、半導体装置の製造ラ
インの自動化およびスループットの向上が図れることに
なる。
膜の形成方法の実施例を図面に基づいて説明する。
2図に基づいてその製造工程を詳細に説明する。
ーハ)11を酸素あるいは水蒸気を含む酸化性雰囲気中で
高温処理し、第2図(B)に示すように、該半導体基板
11の表裏全面に熱酸化膜12を形成する。次いで、第2図
(C)に示すように、半導体基板11の表面側の熱酸化膜
12の上にスピンナによってレジスト13を塗布する。ここ
では、レジスト13としてネガレジストを用いている。し
たがって、第2図(D)に示すように、N+埋込層形成用
のマスク14aを用いてレジスト13を部分的に感光させ、
その後、現像を行えば、感光領域のレジスト13のみが残
り、その他の領域のレジスト13が除去される。つまり、
N+埋込層形成予定部の上のレジスト13のみが除去されて
第2図(E)に示される状態となる。その後、残りのレ
ジスト13のベークを行った。
表面全体にスピンナによってポリビニルアルコール樹脂
等の水溶性樹脂からなる保護膜18を塗布した後、第2図
(G)に示すように同じくスピンナによって半導体基板
11の裏面側の熱酸化膜12の上にレジスト17を塗布する。
具体的には、第1図(A)に示すように半導体基板11の
裏面側をチャック19に吸着させ、その状態で、固形分15
%のポリビニルアルコール溶液を5cc程度半導体基板11
の表面に滴下し、半導体基板11を800rpmで1.0秒高速回
転させ、余分なポリビニルアルコール溶液を振り切る。
次いで、半導体基板11を3000rpmで9.0秒回転させて膜形
成、乾燥を行う。その後、110℃、25秒のベーキングを
2回行う。これによって10000Å以上の膜厚を持つ保護
膜18を形成する。その後、第1図(B)に示すように半
導体基板11を裏返してチャック19に半導体基板11の表面
側を吸着させレジスト17を塗布する。
塗布されたなら、第2図(H)に示すように、半導体基
板11の純水リンスを行って上記保護膜18を除去する。そ
の後、半導体基板11の残存レジスト13,17をマスクにそ
の下側の熱酸化膜12を選択エッチングする。これによっ
て、第2図(I)に示すように、半導体基板表面のN+埋
込層形成予定部の上の熱酸化膜12が除去される。次い
で、第2図(J)に示す如くレジスト13,17の両方を除
去した後、残った熱酸化膜12をマスクにアンチモン(S
b)拡散を行って第2図(K)に示すようにN+埋込層15
を形成する。このようにすれば、アンチモンが半導体基
板11の裏面部にドープされるのが防止できる。次いで、
第2図(L)に示すように、マスクとされた上記熱酸化
膜12を除去する。その後、第2図(M)に示すように、
半導体基板11を酸素あるいは水蒸気を含む酸化性雰囲気
中で高温処理し、半導体基板11の表裏全面に熱酸化膜12
を形成する。次いで、第2図(N)に示すように、半導
体基板11の表面側の熱酸化膜12の上にレジスト13を塗布
する。ここでは、レジスト13としてネガレジストを用い
ている。したがって、第2図(O)に示すように、P+埋
込層形成用のマスク14bを用いてレジスト13を部分的に
感光させ、その後、現像を行えば、感光領域のレジスト
13のみが残り、その他の領域レジスト13が除去される。
つまり、P+埋込層形成予定部の上のレジスト13のみが除
去されて第2図(P)に示される状態となる。その後、
残りのレジスト13をベークする。
の表面側に水溶性樹脂からなる保護膜18を形成し、さら
に、第2図(R)に示すように、半導体基板11の裏面側
の熱酸化膜12の上にレジスト17を塗布する。このレジス
ト17の塗布は第1図(A),(B)に示すと同様な方法
によって行われる。
リンスを行って上記保護膜18を除去する。その後、残っ
たレジスト13をマスクに熱酸化膜12を選択エッチングす
る。これによって、第2図(T)に示すように、P+埋込
層形成予定部の熱酸化膜12が除去される。その後、第2
図(U)に示すように、マスクとなったレジスト13,17
を除去する。次いで、第2図(V)に示すように、残っ
た熱酸化膜12をマスクにボロン(B)拡散を行ってP+埋
込層20を形成する。このようにすれば、ボロンが半導体
基板11の裏面部にドープされるのが防止できる。次い
で、第2図(W)に示すように、マスクとされた上記熱
酸化膜12を除去する。次いで、第2図(X)に示すよう
に半導体基板11の上全面にP-型エピタキシャル層16を形
成する。
なるシール膜を形成するようにすれば下記のような効果
が得られることになる。
保護膜18を通じて半導体基板11をチャッキングしてレジ
スト17を半導体基板11の裏面側に塗布するようにしてい
るので、チャッキングの際に半導体基板11の表面側レジ
スト13に損傷を与えなくなる。したがって、手作業によ
ってレジスト17を塗布する必要がなくなるという作用に
よって、半導体装置の製造ラインの自動化およびスルー
プットの向上が図れることになる。
半導体基板(サンプル1)と、表面レジスト塗布をし裏
面コートを行っていない半導体基板(サンプル2)と、
保護膜18を形成しないでスピンナによってレジストコー
トを行った半導体基板(サンプル3)と、本実施例の半
導体基板(サンプル4)についてのパーティクル(ピン
ホールを含む)の発生状況をサーフスキャンによって調
べた。下表において×は当該工程を経ていないことを示
し、○は当該工程を経たことを示している。かかるホト
リソグラフィ工程は、雰囲気の清浄度がクラス100で、
それぞれの工程は次の条件で行なわれた。
mで高速回転させながら塗布し、半導体基板19の表面側
に7000Åの厚さにレジスト13を形成した。その後、110
℃、25秒のベーキングを2回行った。
光した。
った。さらに、リンス液として酢酸ブチルで洗浄した
後、150℃、25秒のベーキングを2回行った。
体基板11の表面に滴下し、半導体基板11を3000rpmで10
秒回転させて膜形成、乾燥を行った。その後、110℃、2
5秒のベーキングを2回行った。これによって10000Åの
膜厚を持つ保護膜18を形成した。
pmで高速回転させながら半導体基板19の裏面側に塗布
し、10000Åの厚さにレジスト17を形成した。なお、こ
の工程ではベーキングを行わなかった。
分間のエッチングを行った。この工程ではピンホールを
太らせるため、かなりのオーバエッチングを行った。
OH・H2O2(80℃)での洗浄、超音波洗浄、イソプロピル
アルコールによる蒸気洗浄を各々10分間行った。
ンプル3およびサンプル4に対応するパーティクルの発
生状況が示されている。なお、第3図(A)〜(D)の
縦軸にはパーティクル数が、横軸にはパーティクルサイ
ズが示されている。
基板11をホトリソグラフィ工程の雰囲気に放置したとき
の表面のパーティクル数がカウントされている。また、
第3図(B)〜(D)のサンプル2〜4では、パーティ
クルとは熱酸化膜12に形成されたピンホールを意味して
いる。即ち、サンプル1〜4では、パーティクルによっ
て傷付けられたフォトレジスト13を用いてホトリソグラ
フィ工程を行った後に熱酸化膜12に生じたピンホールを
計測した。この場合のピンホールはオーバエッチング
(通常は15分のエッチングであるが60分のエッチング)
を行って実際よりもピンホールを太らせている。
よってレジストコートを行ったサンプル3では2.31μm2
以上のパーティクルの数が桁違いに多く、本実施例の半
導体基板即ちサンプル4では2.31μm2以上のパーティク
ルの数が著しく低減し、表面側レジスト13を設け裏面コ
ートを行わないサンプル2と略同様のパーティクル数と
なっていることが分かる。
を示したもので、保護膜18の厚さが厚いほどパーティク
ルの数が低減していることが確認される。この第4図は
4枚の半導体基板の平均値と変動幅を示している。
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。
形成にあたって、半導体基板11の表面側にポリビニルア
ルコールから構成される水溶性保護膜を形成するように
しているが、水溶性の樹脂としてセルロース誘導体を用
いるようにしても良い。
説明すれば下記のとおりである。
防止するために半導体基板の裏面に酸化膜からなるシー
ル膜を形成するにあたり、半導体基板の全面に酸化膜を
形成し、該半導体基板の表面側の上記酸化膜の上に写真
蝕刻用のレジスト膜を塗布し、さらに通常の該写真蝕刻
技術によって現像ベークし、さらに該レジスト膜の上に
水溶性樹脂を塗布し、次いで、半導体基板の裏面の酸化
膜の上にレジスト膜を塗布し、その後、水溶性樹脂を除
去し、上記レジストをマスクに上記酸化膜をエッチング
し、半導体基板の裏面に残った酸化膜を裏面シール膜と
して利用するようにしたので、チャッキングの際に半導
体基板1の表面側レジストに損傷を与えなくなる。した
がって、手作業によってレジスト塗布の必要がなくな
り、半導体装置の製造ラインの自動化およびスループッ
トの向上が図れることになる。
ニングした熱酸化半導体基板の裏面にホトレジストコー
ティングを行う場合にも、直接基板表面のレジスト膜に
器具その他が接触することがないので、該レジスト膜の
保護及び表面への裏面コート用レジストの回り込み、汚
れの防止に効果的である。
びレジスト塗布工程を示す半導体基板およびチャックの
一部縦断面図、 第2図(A)〜(X)は実施例の各工程を示す縦断面
図、 第3図(A)〜(D)は各種サンプルのパーティクルの
発生状況を示すグラフ、 第4図は保護膜の厚さとパーティクル数との関係を示す
グラフ、 第5図(A)〜(J)は従来の半導体製造工程を示す半
導体基板の各工程での縦断面図、 第6図(A)〜(C)は裏面シール膜の形成工程を示す
半導体基板の各工程での縦断面図である。 11…半導体基板、12…酸化膜、13,17…レジスト、18…
保護膜。
Claims (2)
- 【請求項1】集積回路素子構造の気相単結晶成長時に、
半導体基板からのオートドーピングを防止するために上
記半導体基板の裏面に酸化膜からなるシール膜を形成す
るにあたり、半導体基板の表裏全面に酸化膜を形成し、
上記半導体基板の表面側の上記酸化膜の上に写真蝕刻の
ためのレジストを塗布し、次いで、写真蝕刻技術によっ
て現像した後ベークし、さらに該レジストの上に水溶性
樹脂からなる保護膜を形成し、次いで、上記半導体基板
の裏面側の酸化膜の上にレジストを塗布し、その後、上
記保護膜を除去し、残存する上記レジストを利用して上
記半導体基板表面の酸化膜を該レジスト開孔パターンに
従ってエッチングし、上記半導体基板の裏面に酸化膜か
らなる裏面シール膜を形成するようにしたことを特徴と
するオートドーピング防止用裏面シール膜の形成方法。 - 【請求項2】上記水溶性樹脂としてポリビニルアルコー
ル樹脂を用いたことを特徴とする請求項1記載のオート
ドーピング防止用裏面シール膜の形成方法。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2217189A JPH0680635B2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | オートドーピング防止用裏面シール膜の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02201927A JPH02201927A (ja) | 1990-08-10 |
| JPH0680635B2 true JPH0680635B2 (ja) | 1994-10-12 |
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Families Citing this family (1)
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