JPH068167U - 運転台持上装置 - Google Patents
運転台持上装置Info
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- JPH068167U JPH068167U JP5284592U JP5284592U JPH068167U JP H068167 U JPH068167 U JP H068167U JP 5284592 U JP5284592 U JP 5284592U JP 5284592 U JP5284592 U JP 5284592U JP H068167 U JPH068167 U JP H068167U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車の運転台持ち上げ操作する油圧アクチ
ュエ−タに引っ張り方向の力のかかる状態でも、フェ−
ルセ−フを可能にすること。 【構成】 運転台持ち上げ用油圧アクチュエ−タには、
その油圧アクチュエ−タに運転台重量が圧縮方向へ作用
する状態に対処する第1のフェ−ルセ−フ機構と、その
重量が引っ張り方向に作用する状態に対処する第2のフ
ェ−ルセ−フ機構を設け、その両機構には遊びを有した
リンク機構の介設によって、運転台持ち下げ時において
その両機構を単一操作によって解除できる構成としたも
の。
ュエ−タに引っ張り方向の力のかかる状態でも、フェ−
ルセ−フを可能にすること。 【構成】 運転台持ち上げ用油圧アクチュエ−タには、
その油圧アクチュエ−タに運転台重量が圧縮方向へ作用
する状態に対処する第1のフェ−ルセ−フ機構と、その
重量が引っ張り方向に作用する状態に対処する第2のフ
ェ−ルセ−フ機構を設け、その両機構には遊びを有した
リンク機構の介設によって、運転台持ち下げ時において
その両機構を単一操作によって解除できる構成としたも
の。
Description
【0001】
本考案は、キャブオ−バ型自動車に使用の運転台持上装置に関する。
【0002】
運転台の下にエンジンを設けたキャブオ−バ型自動車にあっては、そのエンジ ンの修理あるいは点検において、そのエンジンの上部に乗っている運転台を持ち 上げる必要がある。そのようなことから、このような自動車にあっては、その運 転台とシャ−シの間に運転台持上装置を装着している。 従来、その運転台持上装置は、図2および図3のような構成となっている。 図2において、自動車におけるシャ−シ10と運転台2との間には油圧アクチ ュエ−タ11が介設し、その運転台持上装置全体の油圧回路図は図3のようにな っており、その油圧回路における油圧アクチュエ−タ11は、図2における油圧 アクチュエ−タ11を記号的に示しているものである。
【0003】 図2および図3における作用は下記のようになっている。 図3の切換弁3が中立の切換位置3Bになっている状態においては、パイロッ ト管路6aおよび7aが共にリザ−バ4に開放した状態になっているから、この 状態においてパイロットチェック弁6および7は共に閉じ、油圧アクチュエ−タ 11は油圧的に拘束状態になっている。 したがって、この切換位置3Bの状態においては、油圧アクチュエ−タ11が 運転台2を油圧的に支えている状態になっている。
【0004】 切換弁3の切換位置を3Cに設定すると、油圧源5からの圧油が切換位置3C およびパイロット管路6aを介してパイロットチェック弁6を押し開き、且つそ の圧油はパイロットチェック弁7を通過して押しのけ室11aに圧送する。 その結果、ピストン体11Bが上方に押し上げられて油圧アクチュエ−タ11 が軸方向に伸張してゆき、運転台2を図3の上方へ持ち上げてゆく。 このピストン体11Bの押し上げによって押しのけ室11bにおける作動油は 、その押し開かれたパイロットチェック弁6および切換位置3Cを介してリザ− バ4に排出する。
【0005】 このような油圧アクチュエ−タ11の伸張作用において、運転台2はシャ−シ 10の前方において樞着する構成となっている。したがって、上記運転台2の持 ち上げは、図2のように運転台2が前方に傾斜する状態に持ち上げられる。 その結果、上記油圧アクチュエ−タ11の伸張作用における運転台2の重心が 、上記シャ−シ10と樞着する支点上を通過の垂線eから図2の右方に位置する 状態においては、その運転台2の重量が油圧アクチュエ−タ11を圧縮する状態 に作用し、運転台2の重心が上記垂線eから図2の左方に位置する状態において は、その運転台2の重量が矢印dのように作用して、油圧アクチュエ−タ11に 引っ張り力を与える。
【0006】 上記状態に対して、切換弁3の切換位置を3Aに設定すると、油圧源5からの 圧油が切換位置3Aおよびパイロット管路7aを介してパイロットチェック弁7 を押し開き、且つその圧油はパイロットチェック弁6を通過して押しのけ室11 bに圧送する。 その結果、ピストン体11Bが下方に押し下げられて油圧アクチュエ−タ11 が軸方向に収縮してゆき、運転台2を下方へ持ち下げてゆく。 このピストン体11Bの押し下げによって押しのけ室11aにおける作動油は 、その押し開かれたパイロットチェック弁7および切換位置3Aを介してリザ− バ4に排出する。
【0007】 従来における油圧アクチュエ−タ11は上記のように作用するものであるが、 上記油圧アクチュエ−タ11本体の更に詳細な構成は図4のようになっている。 図4は、油圧アクチュエ−タ11の側面図を示したものであり、支持体11C はその軸方向への動きにおいて図3における油圧アクチュエ−タ11のピストン 体11Bに連接し、支持体11Cにはその軸方向に複数の切欠き11Baを削設 し、シリンダ体11Aに固設した支持台11cに固着のピン11dには爪体11 eがそのピン11dまわりへの揺動を可能に嵌合し、爪体11eには、ピン11 dまわりに矢印b方向へのスプリング附勢力を与えている。すなわち、爪体11 eに固着した爪11jと切欠き11Baはラチェット機構を構成している。
【0008】 上記ラチェット機構の作用は下記のようになっている。 上記のように、油圧アクチュエ−タ11が伸張してゆくときは、支持体11C がシリンダ体11Aに対して上方(図4では支持体11Cがピストン体11Bと 共に図示の下方)に移行し、爪11jに対して切欠き11Baもその移行にとも なって軸方向に移行してゆく。 この場合、切欠き11Baの図示上側部分は上方に開いた斜面11iとなって いるから、爪11jに対する切欠き11Baのその移行において、爪11jが切 欠き11Baに入り込んでも、その移行によって爪11jは斜面11iの部分か ら抜け出てゆく。すなわち、油圧アクチュエ−タ11のその伸張を阻止すること はない。
【0009】 上記油圧アクチュエ−タ11が上記のように伸張した状態において、万一、不 測の事態によって押しのけ室11aからの圧油漏れが生じた場合、ピストン体1 1Bに加わっている運転台2の重量によって油圧アクチュエ−タ11が収縮して しまうことになる。 この場合、その収縮によってピストン体11Bが下降してくると共に、切欠き 11Baも爪11jに対して下降してゆく。しかし、その下降においていずれか の切欠き11Baが爪11jの位置にくると、爪11jはスプリング11hの附 勢力によって切欠き11Baにはまり込み、その下降を機械的に拘束する。 すなわち、その拘束によって、上記不測の事態による運転台12の落下を防止 できるようになっているものである。
【0010】
上記のような従来における油圧アクチュエ−タ11において、運転台2の重量 による圧縮作用が働いているとき、上記ラチェット機構はフェ−ルセ−フ機構と して役立つようになっている。 これに対して、油圧アクチュエ−タ11が引っ張り作用状態にあるときの上記 のようなフェイルセ−フの完全な対策は行っていなかった。 しかし、その油圧アクチュエ−タ11が引っ張り状態にある場合において、万 一、油圧アクチュエ−タ11が破損した場合、運転台2が図2の矢印d方向に倒 れ込む危険性がありうる。 本考案の目的は、上記のような油圧アクチュエ−タ11が引っ張り作用時にお いて完全なフェ−ルセ−フを可能にした運転台持上装置を提供することにある。
【0011】
本考案は、下記の従来における運転台持上装置を改良したものであり、その従 来における運転台持上装置は下記のとおりである。 油圧アクチュエ−タは、一方の押しのけ室へ圧油を圧送し且つ他方の押しのけ 室をリザ−バに開放することによって、ピストン体とシリンダ体との両者の軸方 向の間が伸張して運転台を持ち上げ、逆に前記他方の押しのけ室へ圧油を圧送し 且つ前記一方の押しのけ室を前記リザ−バに開放することによって、前記ピスト ン体と前記シリンダ体との両者の軸方向の間が収縮して前記運転台を持ち下げる 構成となっている。
【0012】 その油圧アクチュエ−タにおいては、下記の第1のフェ−ルセ−フ機構を装着 している。 そのピストン体とそのシリンダ体とのいずれかの側に設けた第1の切欠きと、 そのいずれかの他の側にその切欠きの側に向けて附勢力を与えて設けた第1の爪 とは、前記油圧アクチュエ−タの前記収縮の状態においてその第1の爪がその第 1の切欠きに係合してその収縮を拘束し、その油圧アクチュエ−タの前記伸張の 状態においてその第1の爪がその第1の切欠きから離脱しながらその拘束が外れ る構成となっている。
【0013】 本考案は、上記従来の油圧アクチュエ−タに下記の第2のフェ−ルセ−フ機構 を付設させている。 前記第1の切欠きを設けた側の前記ピストン体あるいは前記シリンダ体に設け た第2の切欠きと、前記第1の爪を設けた側の前記シリンダ体あるいは前記ピス トン体に設けた第2の爪とは、前記油圧アクチュエ−タの前記伸張の状態におい てその第2の爪がその第2の切欠きに係合してその伸張を拘束する関係にあり、 その第1の爪とその第2の爪との間には、その第1の爪がその第1の切欠きか ら離脱する状態で、その第1の爪と連動してその第2の爪がその第2の切欠きか ら離脱し、その第1の爪がその第1の切欠きに入り込んだ範囲でその第1の爪と その第2の爪との連接が遊び状態となる関係となったリンクが連接している。 すなわち、第2のフェ−ルセ−フ機構は、油圧アクチュエ−タに引っ張り力が 作用している状態にある場合においても、万一、油圧アクチュエ−タが破損した とき、第2のフェ−ルセ−フ機構がその引っ張り力を支えるようになっているも のである。
【0014】
図1は、本考案の運転台持上装置における油圧アクチュエ−タ1の側面図を示 したものである。 油圧アクチュエ−タ1は図2における上述の従来における油圧アクチュエ−タ 11に相当し、ピストン体1Bが図2および図3におけるピストン体11Bに相 当し、シリンダ体1Aが図2および図3のシリンダ体11Aに相当している。す なわち、本考案においては、油圧アクチュエ−タ1が図2および図3における従 来の油圧アクチュエ−タ11と置換されて使用されるものである。 したがって、図3における油圧回路も同様に、押しのけ室11aに圧油が圧送 されて図1の油圧アクチュエ−タ1が伸張し、押しのけ室11bに圧油が圧送さ れて図1の油圧アクチュエ−タが収縮する関係になる。
【0015】 図1において、シリンダ体1Aにおけるピン1aが図2におけるシャ−シ10 に連接し、シリンダ体1Aに嵌合したピストン体1Bの頭部には突起体1Rが固 設し且つその頭部におけるピン1qには、レバ−1Cと支持体1Dが揺動可能に 嵌合し、レバ−1Cに嵌合のピン1rは図2における運転台2に軸支している。 シリンダ体1Aには支持材1bを固設し、支持材1bに嵌着のピン1dにはリ ンク1Eと爪部材1Fの両者が、それぞれピン1dまわりにおける揺動を可能に 嵌合し、リンク1Eと爪部材1Fには、それぞれピン1dまわりの矢印a方向へ のスプリング附勢力(図示せず)を与え、爪部材1Fには第1の爪1gを形成さ せている。
【0016】 ガイド1Hはシリンダ体1Aに固着しており、ガイド1Hに固設した支持材1 jに嵌着のピン1kには爪部材1Lが、そのピン1kまわりの揺動を自在に嵌合 し、爪部材1Lには第2の爪1mを形成させ、且つ爪部材1Lにはピン1kまわ りの矢印b方向へのスプリング附勢力(図示せず)を与えている。 これら爪部材1Fに嵌着したピン1hには揺動自在にリンク1Gが嵌合し、爪 部材1Lに嵌着したピン1iには、リンク1Gへ削設した溝1uが遊合している 。この場合において、溝1uへのピン1iの遊合は、リンク1Gが溝1uの溝方 向へ動くことにおいて、遊びを有してリンク1Gがピン1iに連接する関係にな っているものである。
【0017】 支持体1Dには第1の切欠き1pを削設し、この切欠き1pは、図4における 切欠き11Baと同じに、その軸方向に複数の切欠き1pを削設しているが、そ の複数図示を破断面図示によって省略している。 また、支持体1Dには穴状の第2の切欠き1nを設けている。
【0018】 以上の本考案の実施例において、以下その作用を説明する。 運転台2を持ち上げる場合は、図3において説明したと同様に、切換弁3の切 換位置を3Cに設定して油圧アクチュエ−タ1を軸方向に伸張させてゆく。 そのように油圧アクチュエ−タ1を伸張させてゆくと、ピストン1Bが上方に 移行してゆき、その結果、ピストン1Bへ揺動可能に嵌合したレバ−1cが運転 台2を上方に押し上げてゆく。 この押し上げにおいて、運転台2の重心が運転台2の樞着支点上の垂線eより も図2の右方側にある範囲では、運転台2の重量が油圧アクチュエ−タ1を軸方 向へ圧縮する方向に作用する状態になっている。
【0019】 その押し上げが更に持ち上げられて、運転台2の重心が上記垂線eを図2の左 方側に移行してゆく直前から、頂部1Rにおける受け面1tが、運転台2におけ るブラケット(図示せず)に係合してゆく。 すなわち、この運転台2の持ち上げにおいて、運転台2の重心が垂線eから図 2の左方側に移行すると、運転台2の重量は、上記ブラケット、受け面1tを介 して、油圧アクチュエ−タ1に引っ張り力を与えるようになる。
【0020】 このような作用において、図1の図示は油圧アクチュエ−タ1が最大に伸張し た状態を示しており、上記のように油圧アクチュエ−タ1が伸張してゆく過程に おいては、シリンダ体1Aに対して、支持体1Dがピストン1Bと共に上方(図 1の紙面下方)に移行してゆく。すなわち、支持体1Dのその移行につれて切欠 き1pも移行してゆき、その移行によって次々に各切欠き1pが爪1gの位置を 通過してゆく。
【0021】 この場合において、上記のように爪部材1Fにはピン1dまわりの矢印a方向 に向けてスプリング附勢力が作用しているから、その切欠き1pが爪1gの位置 を通過するごとに、爪1gは切欠き1pへ入り込むことになる。 しかし、図4においても説明したように、切欠き1pが運転台2の側に移行し てゆくとき、その入り込んだ爪1gが相対的に運転台2の反対側へ抜け出るよう に、切欠き1pにはシリンダ1A側においてその抜け出る斜面を形成させている 。 したがって、爪1gと切欠き1pの存在は、油圧アクチュエ−タ1の伸張にお いてその伸張を阻害するものとなっていない。
【0022】 また、この伸張の過程において、爪1mは切欠き1nの位置から軸方向の運転 台2側に位置して支持体1Dの背面(支持体1Dの図1における紙面右方側端) 上へ接する状態となっている。したがって、油圧アクチュエ−タ1が最大に伸張 するまでの過程において、爪部材1Lのピン1iは、リンク1Gにおける溝1u の溝軸方向中側に位置している その結果、この油圧アクチュエ−タ1の伸張作用において、上記爪部材1Fの 切欠き1pに入り込む動きはピン1hを介してリンク1Gをも動かすが、リンク 1Gに削設した溝1uとピン1iとの遊びによって、その動きは伝達しない。
【0023】 このようにして、やがて運転台2が最も押し上げられた位置にくると、支持体 1Dにおける切欠き1nの位置が爪1mの位置に来る。 ここで、爪部材1Lには、上記のようにピン1kまわりに矢印b方向へのスプ リング附勢力が与えられているから、その最も押し上げられた位置にきたことに よって、その附勢力によって爪1mが切欠き1nに入り込んで、図1の状態にな る。
【0024】 このように油圧アクチュエ−タ1が運転台2を最大に持ち上げた状態において 、万一、油圧配管の破損によって油圧アクチュエ−タ1が油圧的にその伸張力を 保持できなくなるようなことが生じたとしても、この爪1mが切欠き1nに入り 込んでいることによって、フェ−ルセ−フが可能になっている。 すなわち、万一、そのように油圧的にその伸張力が支えきれなくなっても、シ リンダ体1A側の爪1mが、切欠き1n、支持体1D、ピン1q、突起体1R、 および図示していないブラケットを介して、運転台2が矢印d方向に移行しよう とする力を支えることになる。 また、万一、ピストン体1Bがシリンダ体1Aから抜け出るようなことのあっ た場合は、シリンダ体1A側の爪1mが、切欠き1n、支持体1D、ピン1q、 リンク1Cおよびピン1rを介して、運転台2の図2における矢印d側への落下 を防止する。 このように、第2の爪1mと第2の切欠き1nは第2のフェ−ルセ−フ機構を 構成している。
【0025】 また、上記油圧アクチュエ−タ1の伸張状態であって、運転台2の重量が中心 eの右方側に位置することによって、油圧アクチュエ−タ1に圧縮力が働いてい る状態において、万一、油圧アクチュエ−タ1におけるその重量を支える側の押 しのけ室(11a)が大気に開放すると、油圧アクチュエ−タ1はその重量によ って収縮し始めることになる。 そのように油圧アクチュエ−タ1が収縮し始めると、支持体1Dに固設した切 欠き1pもシリンダ体1Aにおける爪1gの側に移行して、爪1gが切欠き1p に入り込み、そのことによってフェ−ルセ−フを可能にする。 すなわち、運転台2の重量は、頂部1s、ピン1q、支持体1D、切欠き1p 、爪1g、ピン1dおよび支持材1bを介してシリンダ体1Aに支えられる。 このように、第1の爪1gと第1の切欠き1pはラチェット機構の第1のフェ −ルセ−フ機構を構成している。
【0026】 上記のように運転台2を最大の持ち上げ位置に持ち上げた状態(図1の状態) から、運転台2を走行時の通常の位置へ下げてゆくときは、最初に、下記のよう にワイヤ−1cを引いておく。 すなわち、ワイヤ−1cを引くことによって、リンク1Eがピン1dまわりの 時計回り方向に回転してゆくことによって、リンク1Eに固設の突起1eが爪部 材1Fにおける折り曲げ部1fを突き上げてゆき、その結果、爪部材1Fもピン 1dまわりにおける時計回り方向に回転して、爪1gが切欠き1pから抜け出て ゆく。
【0027】 また、その爪1gの抜き出しに連動して、爪部材1Fはピン1h、リンク1G およびリンク1Gの溝1uを介してピン1iを爪部材1F側に引き上げる。その 結果、爪部材1Lはピン1kの反時計回り方向に回転して爪1mが切欠き1nか ら抜け出る。 すなわち、このことによってピストン体1Bとシリンダ体1Aとの機械的係合 が全て解除される。 この状態において、上記図3において説明したように、切換弁3を切換位置3 Aに設定して、油圧アクチュエ−タ1を収縮させれば、運転台2がシャ−シ10 上に戻されてゆく。
【0028】 すなわち、その油圧アクチュエ−タ1の収縮によって、運転台2の重心が垂線 eより図示の左方側にある状態においては、ピストン1Bにおける受け面1tが 運転台2の重量を支えながら、その収縮をしてゆき、続いて、運転台2の重心が 垂線eの右方側に移行すると、ピストン1Bにおけるレバ−1Cおよび1qが運 転台2の重量を支えながら油圧アクチュエ−タ1の収縮が行われてゆく。 また、その運転台の下げによって運転台2がシャ−シ10上の正規の位置に達 したとき、上述の図3における説明と同じに、切換弁3の切換位置を中立の切換 位置3Bに設定すればよい。
【0029】 以上の実施例においては、ピストン体1Bが運転台2に連接し、シリンダ体1 Aがシャ−シ10に連接する構成となっている。しかし、油圧アクチュエ−タ1 は、その伸張によって運転台2を持ち上げ、その収縮によってその運転台2を持 ち下げるのであるから、ピストン体1Bがシャ−シ10に連接し、シリンダ体1 Aが運転台2に連接する構成となっていてもよい。 また、上記フェ−ルセ−フの機構は、シリンダ体1A側に爪1mを設け、ピス トン体1Bの側に切欠き1nを設ける構成になっているが、この機構は相対的に 、ピストン体1Bあるいはシリンダ体1Aのいずれかの側に第1の爪1gと連接 する第2の爪1mを設け、そのいずれかの他の側に第2の切欠き1nを設ける構 成となっていればよいことは容易に理解できるであろう。
【0030】
以上の説明から明らかなように、本考案の効果は下記のとおりである。 遊びとしての溝1uを有したリンク1Gによって第1の爪1gと第2の爪1m を連接することによって、その第1の爪1gと第1の切欠き1pとによるラチェ ット機構が、独立して油圧アクチュエ−タ1に圧縮力の作用している場合のフェ −ルセ−フを可能にし、又、油圧アクチュエ−タ1に引っ張り力の作用している 場合には、第2の爪1mと第2の切欠き1nとのフェ−ルセ−フ機構が独立して そのフェ−ルセ−フの役目を果たすようになっているものである。 しかも、そのように相反する力作用方向の各フェ−ルセ−フが独立して作用す る機構となっているものであっても、第1の爪1g側のフェ−ルセ−フ機構を解 除することによって、連動して第2の爪1m側のフェ−ルセ−フ機構も解除する ことが可能となっている。 その結果、運転台2の持ち下げ操作における両フェ−ルセ−フの解除操作が容 易になるものである。
【図1】本考案における運転台持上装置の油圧アクチュ
エ−タ部分を側面図によって示したものである。
エ−タ部分を側面図によって示したものである。
【図2】従来における運転台持上装置を自動車に装着し
た状態の側面図を示している。
た状態の側面図を示している。
【図3】従来における運転台持上装置の油圧回路を回路
図によって示したものである。
図によって示したものである。
【図4】従来におけるに運転台持上装置の油圧アクチュ
エ−タ部分を側面図によって示したものである。
エ−タ部分を側面図によって示したものである。
1 油圧アクチュエ−タ、 1A ピストン体、 1B
シリンダ体、 1D支持体、 1G リンク、 1g
および1m 爪、 1pおよび1n 切欠き、 1u
溝、 2 運転台、 10 シャ−シ。
シリンダ体、 1D支持体、 1G リンク、 1g
および1m 爪、 1pおよび1n 切欠き、 1u
溝、 2 運転台、 10 シャ−シ。
Claims (1)
- 【請求項1】 一方の押しのけ室へ圧油を圧送し且つ他
方の押しのけ室をリザ−バに開放することによって、ピ
ストン体とシリンダ体との両者の軸方向の間が伸張して
運転台を持ち上げ、逆に前記他方の押しのけ室へ圧油を
圧送し且つ前記一方の押しのけ室を前記リザ−バに開放
することによって、前記ピストン体と前記シリンダ体と
の両者の軸方向の間が収縮して前記運転台を持ち下げる
油圧アクチュエ−タであって、そのピストン体とそのシ
リンダ体とのいずれかの側に設けた第1の切欠きと、そ
のいずれかの他の側にその切欠きの側に向けて附勢力を
与えて設けた第1の爪とは、前記油圧アクチュエ−タの
前記収縮の状態においてその第1の爪がその第1の切欠
きに係合してその収縮を拘束し、その油圧アクチュエ−
タの前記伸張の状態においてその第1の爪がその第1の
切欠きから離脱しながらその拘束が外れるラチェット装
置を構成している、上記構成において、 前記第1の切欠きを設けた側の前記ピストン体あるいは
前記シリンダ体に設けた第2の切欠きと、前記第1の爪
を設けた側の前記シリンダ体あるいは前記ピストン体に
設けた第2の爪とは、前記油圧アクチュエ−タの前記伸
張の状態においてその第2の爪がその第2の切欠きに係
合してその伸張を拘束する関係にあり、その第1の爪と
その第2の爪との間には、その第1の爪がその第1の切
欠きから離脱する状態で、その第1の爪と連動してその
第2の爪がその第2の切欠きから離脱し、その第1の爪
がその第1の切欠きに入り込んだ範囲でその第1の爪と
その第2の爪との連接が遊び状態となる関係となったリ
ンクが連接していることを特徴とする運転台持上装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5284592U JP2549269Y2 (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 運転台持上装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5284592U JP2549269Y2 (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 運転台持上装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH068167U true JPH068167U (ja) | 1994-02-01 |
| JP2549269Y2 JP2549269Y2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=12926184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5284592U Expired - Lifetime JP2549269Y2 (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 運転台持上装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2549269Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49112763U (ja) * | 1973-01-26 | 1974-09-26 | ||
| KR100339232B1 (ko) * | 1999-09-21 | 2002-05-31 | 이계안 | 차량의 캡 고정장치 |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP5284592U patent/JP2549269Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49112763U (ja) * | 1973-01-26 | 1974-09-26 | ||
| KR100339232B1 (ko) * | 1999-09-21 | 2002-05-31 | 이계안 | 차량의 캡 고정장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2549269Y2 (ja) | 1997-09-30 |
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