JPH0684318B2 - 内部オレフィンの製造法 - Google Patents
内部オレフィンの製造法Info
- Publication number
- JPH0684318B2 JPH0684318B2 JP62319293A JP31929387A JPH0684318B2 JP H0684318 B2 JPH0684318 B2 JP H0684318B2 JP 62319293 A JP62319293 A JP 62319293A JP 31929387 A JP31929387 A JP 31929387A JP H0684318 B2 JPH0684318 B2 JP H0684318B2
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- JP
- Japan
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- alumina
- alkali metal
- catalyst
- methyl
- pentene
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は内部オレフィンの製造法に関し、詳しくは特定
の触媒の存在下にオレフィンを異性化せしめて、より安
定な内部オレフィンを製造する方法に関するものであ
る。
の触媒の存在下にオレフィンを異性化せしめて、より安
定な内部オレフィンを製造する方法に関するものであ
る。
<従来の技術,発明が解決しようとする問題点> オレフィンを異性化してより安定な内部オレフィンに異
性化する方法は種々知られている。しかしながら一般に
公知方法ではオレフィンの分解を伴ったり、不必要なオ
レフィンの重合物を与えたり、またランダム化する等の
望まざる要素を多分にもったものが多く、経済的に不利
な限定を受けている。
性化する方法は種々知られている。しかしながら一般に
公知方法ではオレフィンの分解を伴ったり、不必要なオ
レフィンの重合物を与えたり、またランダム化する等の
望まざる要素を多分にもったものが多く、経済的に不利
な限定を受けている。
かかる異性化反応の触媒として、液状の塩基、例えばア
ルカリ金属水酸化物と非プロトン性有機溶媒、アルカリ
金属アミドとアミン類あるいは有機アルカリ金属と脂肪
族アミンなどの混合物が知られている。しかしながら、
このような液状の塩基試剤を用いる方法では、触媒活性
が充分でなく、高価な試剤を多量必要とするということ
の他に、該試剤の反応マスからの分離回収が難事であ
り、繁雑な分離回収工程を必要とするのみならず多量の
エネルギーを消費するという問題がある。
ルカリ金属水酸化物と非プロトン性有機溶媒、アルカリ
金属アミドとアミン類あるいは有機アルカリ金属と脂肪
族アミンなどの混合物が知られている。しかしながら、
このような液状の塩基試剤を用いる方法では、触媒活性
が充分でなく、高価な試剤を多量必要とするということ
の他に、該試剤の反応マスからの分離回収が難事であ
り、繁雑な分離回収工程を必要とするのみならず多量の
エネルギーを消費するという問題がある。
また固体状の異性化触媒としては、アルカリ金属を表面
積の大きい担体、例えば活性炭、シリカゲル、アルミナ
等に分散せしめた触媒が知られている(J.Am.Chem.Soc.
82 887(1960))。しかしながらかかる固体触媒はアル
カリ金属それ自体が担体上に微細分散されているもので
あり、空気と接触すると発火して失活するため、操作
性、安全性の面で大きな問題があった。また異性化能力
も不満足なものであった。
積の大きい担体、例えば活性炭、シリカゲル、アルミナ
等に分散せしめた触媒が知られている(J.Am.Chem.Soc.
82 887(1960))。しかしながらかかる固体触媒はアル
カリ金属それ自体が担体上に微細分散されているもので
あり、空気と接触すると発火して失活するため、操作
性、安全性の面で大きな問題があった。また異性化能力
も不満足なものであった。
本発明者らは異性化触媒のかかる諸問題点のない、効率
的な触媒として、既にアルミナ、アルカリ金属水酸化
物、アルカリ金属を原料とした新規な触媒および含水ア
ルミナにアルカリ金属を作用させた触媒を見い出すとと
もに、このものは空気中でも発火などの危険を伴わず、
より安全であり異性化触媒として工業的に優れたもので
あることを見い出している(特公昭50-3274号公報、特
公昭57-21378号公報)。しかし原料としてアルカリ金属
を用いる点、異性化能力の点で必ずしも充分満足し得る
ものではない。
的な触媒として、既にアルミナ、アルカリ金属水酸化
物、アルカリ金属を原料とした新規な触媒および含水ア
ルミナにアルカリ金属を作用させた触媒を見い出すとと
もに、このものは空気中でも発火などの危険を伴わず、
より安全であり異性化触媒として工業的に優れたもので
あることを見い出している(特公昭50-3274号公報、特
公昭57-21378号公報)。しかし原料としてアルカリ金属
を用いる点、異性化能力の点で必ずしも充分満足し得る
ものではない。
またアルカリ金属水素化物を担体に担持した固体触媒と
アンモニアもしくはヒドラジンとを併用する方法も知ら
れている(特開昭53-121753号公報、特開昭59-134736号
公報)。しかしながら、この方法では助剤としてアンモ
ニア、ヒドラジン等を用いるため、該助剤を反応マスか
ら分離回収せねばならず、分離回収のための装置を必要
とするのみならず操作も繁雑であるという問題点を有し
ている。
アンモニアもしくはヒドラジンとを併用する方法も知ら
れている(特開昭53-121753号公報、特開昭59-134736号
公報)。しかしながら、この方法では助剤としてアンモ
ニア、ヒドラジン等を用いるため、該助剤を反応マスか
ら分離回収せねばならず、分離回収のための装置を必要
とするのみならず操作も繁雑であるという問題点を有し
ている。
本発明者らは上記公知方法の諸問題点を解決すべく、鋭
意検討を重ねた結果、特定の温度下で含水アルミナとア
ルカリ金属水素化物とを加熱作用せしめた固体塩基が、
それ単独でも著しく高い異性化能力を示すことを見い出
し、さらに種々検討を加えて本発明を完成した。
意検討を重ねた結果、特定の温度下で含水アルミナとア
ルカリ金属水素化物とを加熱作用せしめた固体塩基が、
それ単独でも著しく高い異性化能力を示すことを見い出
し、さらに種々検討を加えて本発明を完成した。
<問題点を解決するための手段> すなわち本発明はオレフィンの二重結合を異性化せしめ
て、より安定な内部オレフィンを製造するにあたり、含
水アルミナと該アルミナの水分モル量に対して当量を越
えた量のアルカリ金属水素化物とを不活性ガス雰囲気
中、200乃至500℃の温度範囲で加熱作用せしめて得られ
る固体塩基を用いることを特徴とする工業的に極めて優
れた内部オレフィンの製造法を提供するものである。
て、より安定な内部オレフィンを製造するにあたり、含
水アルミナと該アルミナの水分モル量に対して当量を越
えた量のアルカリ金属水素化物とを不活性ガス雰囲気
中、200乃至500℃の温度範囲で加熱作用せしめて得られ
る固体塩基を用いることを特徴とする工業的に極めて優
れた内部オレフィンの製造法を提供するものである。
本発明における固体塩基の原料である含水アルミナとし
てはα−アルミナ以外の種々の形態の含水アルミナが使
用される。
てはα−アルミナ以外の種々の形態の含水アルミナが使
用される。
アルミナは通常、水酸化アルミニウムの焼成により製造
されるが、焼成温度と焼成時間によって種々の準安定構
造をとるとともにそれに含まれる水分の量も異なり種々
の形態のアルミナが存在することが知られている。本発
明ではこのようなアルミナが主として用いられる。特に
γ−、χ−、ρ−型のような高表面積の含水アルミナが
好ましく用いられる。
されるが、焼成温度と焼成時間によって種々の準安定構
造をとるとともにそれに含まれる水分の量も異なり種々
の形態のアルミナが存在することが知られている。本発
明ではこのようなアルミナが主として用いられる。特に
γ−、χ−、ρ−型のような高表面積の含水アルミナが
好ましく用いられる。
またアルミナは焼成温度の上昇に従って最終的にはα−
アルミナに転じ、アルミナの加熱減量がなくなるとされ
ている。アルミナに含まれる水の量を測定することはそ
う容易ではないが、初めの各種形態のアルミナからα−
アルミナに転じるまでの加熱減量で表わすことができ
る。本発明において使用される含水アルミナの水分含量
は通常1.2乃至10重量%好ましくは2乃至7重量%の範
囲である。
アルミナに転じ、アルミナの加熱減量がなくなるとされ
ている。アルミナに含まれる水の量を測定することはそ
う容易ではないが、初めの各種形態のアルミナからα−
アルミナに転じるまでの加熱減量で表わすことができ
る。本発明において使用される含水アルミナの水分含量
は通常1.2乃至10重量%好ましくは2乃至7重量%の範
囲である。
また本発明に使用されるアルカリ金属水素化物としては
周期律表第一族のナトリウム、カリウム、リチウムなど
の水素化物が挙げられる。これ等のアルカリ金属水素化
物を2種以上用いても差支えない。
周期律表第一族のナトリウム、カリウム、リチウムなど
の水素化物が挙げられる。これ等のアルカリ金属水素化
物を2種以上用いても差支えない。
かかるアルカリ金属水素化物の使用量は含水アルミナの
水分モル量に対して当量を越えた量が必要であり、好ま
しくは水分に対して1.01乃至2倍当量である。
水分モル量に対して当量を越えた量が必要であり、好ま
しくは水分に対して1.01乃至2倍当量である。
含水アルミナにアルカリ金属水素化物を作用せしめるに
当っては所定量のアルカリ金属水素化物を一度に加えて
も良いし、含水アルミナの水分と当量程度加え充分反応
せしめた後、更に残りのアルカリ金属水素化物を加えて
も良い。後者の場合先に加えるアルカリ金属水素化物と
後に加えるアルカリ金属水素化物が異なっていても差支
えない。これらのアルカリ金属水素化物は一般に粉体あ
るいは鉱油等の不活性媒体の分散体として容易に入手で
き、不活性媒体の分散体を用いる場合は媒体を分離した
後使用してもよいし、媒体と共に使用した後蒸留等によ
り分離することもできる。
当っては所定量のアルカリ金属水素化物を一度に加えて
も良いし、含水アルミナの水分と当量程度加え充分反応
せしめた後、更に残りのアルカリ金属水素化物を加えて
も良い。後者の場合先に加えるアルカリ金属水素化物と
後に加えるアルカリ金属水素化物が異なっていても差支
えない。これらのアルカリ金属水素化物は一般に粉体あ
るいは鉱油等の不活性媒体の分散体として容易に入手で
き、不活性媒体の分散体を用いる場合は媒体を分離した
後使用してもよいし、媒体と共に使用した後蒸留等によ
り分離することもできる。
またアルカリ金属を含水アルミナに担持しておき、これ
に水素を作用させて水素化する方法もとることができ
る。
に水素を作用させて水素化する方法もとることができ
る。
本発明に使用される触媒は不活性ガス雰囲気中で前記の
ような含水アルミナとアルカリ金属水素化物とを特定の
温度下に加熱作用せしめて調製するものであるが、不活
性ガスとしては窒素、ヘリウム、アルゴン等が例示され
る。
ような含水アルミナとアルカリ金属水素化物とを特定の
温度下に加熱作用せしめて調製するものであるが、不活
性ガスとしては窒素、ヘリウム、アルゴン等が例示され
る。
本発明で使用される触媒はその調製温度、すなわち含水
アルミナとアルカリ金属水素化物とを加熱作用せしめる
温度が極めて重要であり、触媒活性に著しい影響を及ぼ
す。触媒調製温度は200乃至500℃であり、より好ましく
は250乃至450℃である。かかる温度下に触媒を調製すれ
ば、これ迄にない著しく活性の高い触媒が得られ、少な
い触媒量で効率良く目的反応を完結することができる。
アルミナとアルカリ金属水素化物とを加熱作用せしめる
温度が極めて重要であり、触媒活性に著しい影響を及ぼ
す。触媒調製温度は200乃至500℃であり、より好ましく
は250乃至450℃である。かかる温度下に触媒を調製すれ
ば、これ迄にない著しく活性の高い触媒が得られ、少な
い触媒量で効率良く目的反応を完結することができる。
加熱時間は選定する温度条件により異なるが、通常15分
乃至10時間で充分である。
乃至10時間で充分である。
かくして本発明に用いられる固体塩基が製造される。該
固体塩基は含水アルミナとアルカリ金属水素化物とが加
熱下に作用し合って、新しい活性種を生成していると考
えられ、公知の触媒に比し著しく活性が高く、アンモニ
ヤやヒドラジン等の助剤を全く必要とせずしかも少量で
も目的反応を完結できる。
固体塩基は含水アルミナとアルカリ金属水素化物とが加
熱下に作用し合って、新しい活性種を生成していると考
えられ、公知の触媒に比し著しく活性が高く、アンモニ
ヤやヒドラジン等の助剤を全く必要とせずしかも少量で
も目的反応を完結できる。
本発明はかかる固体塩基触媒を用いてオレフィンをより
安定な内部オレフィンに異性化せしめるものであるが、
かかる原料オレフィンとしては、例えば1−ブテン、1
−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−ノネ
ン、1−デセン、2−メチル−1−ブテン、3−メチル
−1−ブテン、4−メチル−1−ベンテン、3−メチル
−1−ペンテン、2−メチル−1−ペンテン、2,3−ジ
メチル−1−ブテン等の鎖状化合物、アリルベンゼン、
アリルトルエン等の芳香族化合物、2−イソプロペニル
ノルボルナン、5−イソプロペニル−2−ノルボルネ
ン、5−ビニル−2−ノルボルネン、6−メチル−5−
ビニルノルボルネン等の架橋環化合物メチレンシクロペ
ンタン、メチレンシクロヘキサン等の環状化合物、1,4
−ペンタジエン、1,5−ヘキサジエン、2,5−ジメチル−
1,4−ヘキサジエン、2,5−ジメチル−1,5−ヘキサジエ
ン等の非共役オレフィンなどの末端オレフィン化合物、
4−メチル−2−ペンテン、5−(2−プロペニル)−
2−ノルボルネン等の末端以外に二重結合を有し、より
安定な位置に異性化し得る化合物が挙げられる。
安定な内部オレフィンに異性化せしめるものであるが、
かかる原料オレフィンとしては、例えば1−ブテン、1
−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−ノネ
ン、1−デセン、2−メチル−1−ブテン、3−メチル
−1−ブテン、4−メチル−1−ベンテン、3−メチル
−1−ペンテン、2−メチル−1−ペンテン、2,3−ジ
メチル−1−ブテン等の鎖状化合物、アリルベンゼン、
アリルトルエン等の芳香族化合物、2−イソプロペニル
ノルボルナン、5−イソプロペニル−2−ノルボルネ
ン、5−ビニル−2−ノルボルネン、6−メチル−5−
ビニルノルボルネン等の架橋環化合物メチレンシクロペ
ンタン、メチレンシクロヘキサン等の環状化合物、1,4
−ペンタジエン、1,5−ヘキサジエン、2,5−ジメチル−
1,4−ヘキサジエン、2,5−ジメチル−1,5−ヘキサジエ
ン等の非共役オレフィンなどの末端オレフィン化合物、
4−メチル−2−ペンテン、5−(2−プロペニル)−
2−ノルボルネン等の末端以外に二重結合を有し、より
安定な位置に異性化し得る化合物が挙げられる。
また内部オレフィンを製造するに当り、使用する固体塩
基触媒の使用量は、原料に対し、通常1/3000乃至1/20重
量であり、1/2000乃至1/100重量でも充分である。また
異性化の温度については常温下でも充分反応が進行する
ので特に加温する必要はないが、目的によっては加温し
ても良い。通常−80乃至120℃好ましくは−10乃至100℃
の温度範囲で実施される。
基触媒の使用量は、原料に対し、通常1/3000乃至1/20重
量であり、1/2000乃至1/100重量でも充分である。また
異性化の温度については常温下でも充分反応が進行する
ので特に加温する必要はないが、目的によっては加温し
ても良い。通常−80乃至120℃好ましくは−10乃至100℃
の温度範囲で実施される。
必要に応じ不活性媒体、例えばペンタン、ヘキサン、ヘ
プタン、ドデカンなどの炭化水素等で希釈して反応を行
うこともできるが、反応後触媒の分離のみでも目的物が
得られるため、無媒体か次工程で使用する上記溶媒等を
選択することが好ましい。
プタン、ドデカンなどの炭化水素等で希釈して反応を行
うこともできるが、反応後触媒の分離のみでも目的物が
得られるため、無媒体か次工程で使用する上記溶媒等を
選択することが好ましい。
本発明方法はバッチ法でも連続法でも実施でき、異性化
にあたっては、あらかじめ原料をアルミナ等の乾燥剤で
前処理することも有効である。より安全に確実に異性化
を行うためには不活性ガス雰囲気下に行えば良い。
にあたっては、あらかじめ原料をアルミナ等の乾燥剤で
前処理することも有効である。より安全に確実に異性化
を行うためには不活性ガス雰囲気下に行えば良い。
異性化反応生成物等はガスクロマトグラフィー等の既知
の方法によって分析され、過、デカンテーションなど
により容易に触媒と分離される。
の方法によって分析され、過、デカンテーションなど
により容易に触媒と分離される。
<発明の効果> かくして本発明の目的物であるより安定な位置に異性化
した内部オレフィンが得られるが、本発明方法によれば
触媒原料として取扱い容易で入手し易いアルカリ金属水
素化物を使用でき、しかも得られる触媒はアンモニアや
ヒドラジン等の助剤なしでも異性化能力が著しく高く、
少ない触媒量でも極めて効率良くオレフィンの異性化反
応を完結せしめることができ、加えて重合物等の副生物
を伴うことなく高収率で内部オレフィンが得られる。そ
のうえ、発火等の危険をともなうことなく安全に反応を
進行せしめることができるので、内部オレフィンの工業
的製造法として極めて有利である。
した内部オレフィンが得られるが、本発明方法によれば
触媒原料として取扱い容易で入手し易いアルカリ金属水
素化物を使用でき、しかも得られる触媒はアンモニアや
ヒドラジン等の助剤なしでも異性化能力が著しく高く、
少ない触媒量でも極めて効率良くオレフィンの異性化反
応を完結せしめることができ、加えて重合物等の副生物
を伴うことなく高収率で内部オレフィンが得られる。そ
のうえ、発火等の危険をともなうことなく安全に反応を
進行せしめることができるので、内部オレフィンの工業
的製造法として極めて有利である。
<実施例> 以下具体的実施例に従って本発明を説明するが、本発明
はこれ等に限定されるものではない。
はこれ等に限定されるものではない。
参考例1 水分を2.2重量%含有するγ−アルミナ25.0gを100mlの
フラスコに入れ、窒素気流中で水素化ナトリウム(市販
品に窒素気流下でヘキサンを加えて過、洗浄し鉱油を
除去した後、乾燥したものを使用)1.28gを加え攪拌し
ながら850℃まで昇温し、同温度で1時間攪拌した。次
で室温まで放冷して固体塩基25.9gを得た。
フラスコに入れ、窒素気流中で水素化ナトリウム(市販
品に窒素気流下でヘキサンを加えて過、洗浄し鉱油を
除去した後、乾燥したものを使用)1.28gを加え攪拌し
ながら850℃まで昇温し、同温度で1時間攪拌した。次
で室温まで放冷して固体塩基25.9gを得た。
参考例2〜9 表−1に示す以外は参考例1と同様にして表−1に示し
た固体塩基を得た。
た固体塩基を得た。
実施例1 窒素雰囲気下で200mlのフラスコに参考例1で調製した
固体塩基0.13gを入れ、これに5−ビニル−2−ノルボ
ルネン(純度99.9%)65.0gを加えて15〜20℃で15時間
攪拌し、反応液をガスクロマトグラフィーで測定したと
ころ5−ビニル−2−ノルボルネン(VNB)0.3%、5−
エチリデン−2−ノルボルネン(ENB)99.6%であっ
た。反応液から触媒を別して64.3gの生成物を得た。
固体塩基0.13gを入れ、これに5−ビニル−2−ノルボ
ルネン(純度99.9%)65.0gを加えて15〜20℃で15時間
攪拌し、反応液をガスクロマトグラフィーで測定したと
ころ5−ビニル−2−ノルボルネン(VNB)0.3%、5−
エチリデン−2−ノルボルネン(ENB)99.6%であっ
た。反応液から触媒を別して64.3gの生成物を得た。
実施例2〜6、比較例1〜3 窒素雰囲気下で100mlのフラスコを用い、表−2に示す
以外は実施例1と同様にして異性化反応を行なった。結
果を表−2に示した。
以外は実施例1と同様にして異性化反応を行なった。結
果を表−2に示した。
実施例7 窒素雰囲気下で100mlフラスコに参考例1で調製した固
体塩基0.24gを入れ、これに5−イソプロペニル−2−
ノルボルネン(エンド型89.9%、エキソ型10.1%)28.9
gを加えて15〜20℃で20時間攪拌した後、反応液をガス
クロマトグラフィーで分析したところエンド−5−イソ
プロペニル−2−ノルボルネン<0.1%、エキソ−5−
イソプロペニル−2−ノルボルネン0.8%、5−イソプ
ロピリデン−2−ノルボルネン99.8%であった。
体塩基0.24gを入れ、これに5−イソプロペニル−2−
ノルボルネン(エンド型89.9%、エキソ型10.1%)28.9
gを加えて15〜20℃で20時間攪拌した後、反応液をガス
クロマトグラフィーで分析したところエンド−5−イソ
プロペニル−2−ノルボルネン<0.1%、エキソ−5−
イソプロペニル−2−ノルボルネン0.8%、5−イソプ
ロピリデン−2−ノルボルネン99.8%であった。
実施例8 内径5mmφ、長さ100mmの外套管付ガラス製の管に、窒素
雰囲気下で参考例1で調製した固体塩基0.95gを充填し
た。
雰囲気下で参考例1で調製した固体塩基0.95gを充填し
た。
外套管に15〜20℃の冷却水を流し、内管上部より3.4g/h
rの流速でVNB(純度99.9%)を流入した。
rの流速でVNB(純度99.9%)を流入した。
反応装置の下部より流出した反応液の組成は以下の通り
であった。
であった。
時間(hr) VNB(%) ENB(%) 15 0.3 99.5 25 0.3 99.5 35 0.3 99.5 45 0.3 99.5 全流出量152.1g、ENB平均純度99.5%であった。
実施例9 100mlのフラスコに窒素雰囲気下、参考例1で調製した
固体塩基0.25gを入れこれに4−メチル−1−ペンテン2
3.0gを加え、15〜20℃で、16時間反応した。
固体塩基0.25gを入れこれに4−メチル−1−ペンテン2
3.0gを加え、15〜20℃で、16時間反応した。
反応後、反応液をガスクロマトグラフィにより分析した
ところ、4−メチル−1−ペンテン0.4%、4−メチル
−2−ペンテン9.2%、2−メチル−2−ペンテン90.2
%であった。
ところ、4−メチル−1−ペンテン0.4%、4−メチル
−2−ペンテン9.2%、2−メチル−2−ペンテン90.2
%であった。
実施例10 200mlのフラスコに窒素雰囲気下、参考例5で調製した
固体塩基0.24gを入れこれに4−メチル−1−ペンテン8
6.2gを加え、15〜20℃で、8時間反応した。
固体塩基0.24gを入れこれに4−メチル−1−ペンテン8
6.2gを加え、15〜20℃で、8時間反応した。
反応後、反応液をガスクロマトグラフィにより分析した
ところ、4−メチル−1−ペンテン0.3%、4−メチル
−2−ペンテン9.8%、2−メチル−2−ペンテン89.9
%であった。
ところ、4−メチル−1−ペンテン0.3%、4−メチル
−2−ペンテン9.8%、2−メチル−2−ペンテン89.9
%であった。
比較例4 100mlのフラスコに窒素雰囲気下、参考例8で調製した
固体塩基0.30gを入れこれに4−メチル−1−ペンテン
6.4gを加え、15〜20℃で、48時間反応した。
固体塩基0.30gを入れこれに4−メチル−1−ペンテン
6.4gを加え、15〜20℃で、48時間反応した。
反応後、反応液をガスクロマトグラフィにより分析した
ところ、4−メチル−1−ペンテン89.3%、4−メチル
−2−ペンテン6.8%、2−メチル−2−ペンテン3.9%
であった。
ところ、4−メチル−1−ペンテン89.3%、4−メチル
−2−ペンテン6.8%、2−メチル−2−ペンテン3.9%
であった。
比較例5 100mlのフラスコに窒素雰囲気下、参考例9で調製した
固体塩基0.30gを入れこれに4−メチル−1−ペンテン1
5.3gを加え、15〜20℃で、48時間反応した。
固体塩基0.30gを入れこれに4−メチル−1−ペンテン1
5.3gを加え、15〜20℃で、48時間反応した。
反応後、反応液をガスクロマトグラフィにより分析した
ところ、4−メチル−1−ペンテン0.6%、4−メチル
−2−ペンテン27.9%、2−メチル−2−ペンテン71.1
%であった。
ところ、4−メチル−1−ペンテン0.6%、4−メチル
−2−ペンテン27.9%、2−メチル−2−ペンテン71.1
%であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C07B 61/00 300
Claims (1)
- 【請求項1】オレフィンを異性化してより安定な内部オ
レフィンを製造するにあたり、触媒として、含水アルミ
ナと該アルミナの水分モル量に対して当量を越えた量の
アルカリ金属水素化物とを不活性ガス雰囲気中、200乃
至500℃の温度範囲で加熱作用せしめて得られる固体塩
基を用いることを特徴とする内部オレフィンの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62319293A JPH0684318B2 (ja) | 1987-02-16 | 1987-12-16 | 内部オレフィンの製造法 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3279187 | 1987-02-16 | ||
| JP3279387 | 1987-02-16 | ||
| JP62-32791 | 1987-02-16 | ||
| JP62-32793 | 1987-02-16 | ||
| JP62319293A JPH0684318B2 (ja) | 1987-02-16 | 1987-12-16 | 内部オレフィンの製造法 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6434A JPS6434A (en) | 1989-01-05 |
| JPH0134A JPH0134A (ja) | 1989-01-05 |
| JPH0684318B2 true JPH0684318B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=27287850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62319293A Expired - Lifetime JPH0684318B2 (ja) | 1987-02-16 | 1987-12-16 | 内部オレフィンの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0684318B2 (ja) |
-
1987
- 1987-12-16 JP JP62319293A patent/JPH0684318B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6434A (en) | 1989-01-05 |
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