JPH0685869U - 駐輪装置 - Google Patents

駐輪装置

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JPH0685869U
JPH0685869U JP2761693U JP2761693U JPH0685869U JP H0685869 U JPH0685869 U JP H0685869U JP 2761693 U JP2761693 U JP 2761693U JP 2761693 U JP2761693 U JP 2761693U JP H0685869 U JPH0685869 U JP H0685869U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上下2段の駐輪スペースのうち、上段側駐輪
スペースに自転車を収容するためなどに用いる駐輪装置
において、支持枠体から引き出したスライド部材を上下
に回動させるときのスライド部材後端部の回動経路を、
できるだけ前方に位置させる。スライド部材を下方へは
緩やかに回動させることができ、上方へは小さな力で回
動させ得るようにする。 【構成】 支持枠体10に、後端部が後方上がりに傾斜
したガイドレール13を設け、ガイドレール13にスラ
イド部材20の前端部の転動ローラ24を倣わせる。支
持枠体10の後端部に回動自在に設けた支持部材30の
ガイドローラ37,38にスライド部材20のガイドレ
ール28を倣わせる。支持部材30をガススプリング4
0で上動方向に常時付勢する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、駐輪装置、特に地面上方の所定高さの所に自転車が上げ降ろし可能 にして設置され、上下二段に亘って駐輪スペースを確保することのできる駐輪装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、駐輪場においては、限られたスペースを駐輪に有効利用することなどの 目的で、上下二段に亘って駐輪スペースを確保するということが多々行われてい る。このように上下二段に亘って駐輪スペースを確保する場合、下段側駐輪スペ ースに自転車を収納したまま、上段側駐輪スペースに対して自転車を出し入れで きるようにしておくことが要求される。
【0003】 この要求に応え得る従来の駐輪装置が実公平1−35879号公報に記載され ている。この駐輪装置は、所定の高さ位置に略水平に配備された横長の支持枠体 に自転車が搭載される横長のスライド部材を前後にスライド自在であって支持枠 体の後端部側で回動自在に連結すると共に、支持枠体の後端部にスライド部材を 支持する支持部材を回動可能に取り付け、この支持部材と支持枠体との間に、支 持部材を上動方向に常時付勢するガススプリングを介在させたものである。
【0004】 この駐輪装置によると、支持枠体に押し込まれて収容されているスライド部材 を、支持枠体の後方に水平に引き出してから押し下げると、スライド部材が後方 下がりに傾斜し、そのスライド部材に自転車を搭載したり搭載されている自転車 を出したりすることができるようになる。また、後方下がりに傾斜したスライド 部材は、上方に引き上げて水平にした後、支持枠体に押し込んで収容させること ができる。したがって、支持枠体の下方に確保されたスペースに自転車を入れた ままにして自転車の出し入れを行うことが可能である。
【0005】 また、スライド部材には、支持部材を介してガススプリングの付勢力が常時上 動方向に加わっているので、後方下がりに傾斜したスライド部材に自転車を搭載 してそのスライド部材を上方に引き上げるときに、ガススプリングの付勢力が助 けになって自転車と共にスライド部材を小さい力で楽に上方に引き上げることが でき、また、支持枠体の後方に引き出したスライド部材を押し下げるときにはガ ススプリングの付勢力が抵抗となって緩やかな動作でスライド部材を押し下げる ことができる。
【0006】 この駐輪装置においては、支持枠体の後方に水平に引き出したスライド部材を 押し下げて後方下がりに傾斜させたり傾斜したスライド部材を引き上げて水平に したりするときの回動中心が支持枠体に回動可能に取り付けた支持部材の回動中 心に一致するので、スライド部材を上下に回動(引上げもしくは押下げ)させる ときのスライド部材後端部の回動経路の形は、支持枠体と同じ高さ位置において 最も後方に張り出し、その高さ位置から下方にいくほど前方に移行する円弧形状 になる。そのため、上記したような隣接する駐輪スペースの列間や駐輪スペース と室壁との間に確保すべき通路幅としては、支持枠体の後方に水平にスライド部 材を引き出すことができるだけの通路幅を確保しておけば、自転車の出し入れを 行うことが可能である。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、駐輪場においては、上下二段の駐輪スペースを多列に亘って確保し たり、幅狭の室内スペースに上下二段の駐輪スペースを確保したりする場合には 、スライド部材を押し下げて後方下がりに傾斜させる途中や傾斜させ終わったと き、あるいは傾斜したスライド部材を上方に引き上げて水平にする途中などにお いて、隣接する駐輪スペースの列間や駐輪スペースと室壁との間に自転車の出し 入れに不自由をもたらさないだけのゆとりのある通路幅を確保することが望まれ る。
【0008】 このような観点から判断すると、駐輪場において、上記したように支持枠体の 後方に水平にスライド部材を引き出すことができるだけの通路幅を確保しておく だけでは不十分である。
【0009】 ところが、通路幅にゆとりを持たせた駐輪場では、ゆとりのある通路幅を確保 したがために駐輪スペースに使える場所が少なくなり、駐輪場の床面積の割りに 納車可能台数が少なくなるといった問題があった。
【0010】 本考案は以上の事情に鑑みてなされたものであり、駐輪場などの限られたスペ ースを二段に亘って有効利用することが可能な駐輪装置を提供することを目的と する。
【0011】 また、本考案は、支持枠体からその後方に引き出されたスライド部材を上下に 回動させるときのスライド部材後端部の回動経路が上記した従来例の場合よりも 前方に位置するような工夫を講じることによって、通路幅にゆとりをもたせても 駐輪場の床面積の割りに納車可能台数が少なくなるといった問題を生じにくく、 しかもガススプリングの付勢力を利用することによって、後方下がりに傾斜した スライド部材を小さな力で楽に引き上げたり、支持枠体の後方に引き出したスラ イド部材を緩やかな動作で押し下げることのできる駐輪装置を提供することを目 的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案の駐輪装置は、支柱等によって所定の高さ位置に配備される横長の支持 枠体の後端部を除く箇所に横方向に延びるガイドレールが設けられていると共に 、このガイドレールが支持枠体の後端部近傍箇所において後方上がりに傾斜され 、自転車が搭載される横長のスライド部材が、前端部に転動ローラを有し、この スライド部材は上記転動ローラが上記ガイドレールに倣わされた状態で上記支持 枠体にスライド自在に連結され、上記支持枠体の後端部に上下回動自在に支持部 材が取り付けられ、この支持部材に設けられたガイドローラが上記スライド部材 に設けられた長手方向に延びるガイドレールに倣わされ、上記支持枠体と支持部 材との間に、支持部材を上動方向に常時付勢するガススプリングが介在されてい るものである。
【0013】
【作用】
本考案の駐輪装置において、スライド部材の転動ローラを支持枠体側のガイド レールにおける横行部(横方向に延びる部分)に倣わせた状態でスライド部材を 支持枠体の長手方向に沿って前後に押し引きすると、スライド部材が支持枠体に 押し込まれたり支持枠体の後方に引き出されたりする。
【0014】 スライド部材が支持枠体の後方に引き出されて転動ローラがガイドレールの横 行部から傾斜部(後方上がりに傾斜した部分)に導入されると、転動ローラがそ の傾斜部を後方に移動しながら上昇するので、転動ローラの設けられているスラ イド部材の前端部の高さ位置がガイドレールの上記傾斜部に沿って次第に上昇す る。その一方でスライド部材側のガイドレールには、支持枠体の後端部に上下回 動自在に取り付けられた支持部材のガイドローラが倣っているので、上記のよう にスライド部材の前端部が次第に上昇すると、スライド部材が支持部材を伴って 次第に後方下がりになるように押し下げられる。このとき、支持部材にはガスス プリングの付勢力が上動方向に加わっているため、スライド部材は支持枠体の後 方に引き出されつつガススプリングの付勢力に抗して緩やかな動作で押し下げら れる。
【0015】 スライド部材が後方下がりに押し下げられている状態から引き上げられるとき には、転動ローラが支持枠体側のガイドレールの傾斜部を前方に移動しながら下 降するので、スライド部材の前端部の高さ位置がガイドレールの上記傾斜部に沿 って次第に下降する一方で、スライド部材の後端部が支持部材を伴って次第に引 き上げられる。このとき、支持部材に加わっているガススプリングの付勢力がそ の引上げを助けるので、スライド部材に自転車が搭載されていても引上げに要す る力が小さくて済む。
【0016】 また、スライド部材が支持部材を伴って押し下げられるときには転動ローラが 支持枠体側のガイドレールの傾斜部を後方に移動しながら上昇するので、スライ ド部材の回動中心(転動ローラの回転軸心)はガイドレールの傾斜部に沿って次 第に後方に移行する。また、スライド部材が支持部材を伴って引き上げられると きには上記ガイドレールの傾斜部を前方に移動しながら下降するので、スライド 部材の回動中心はガイドレールの傾斜部に沿って次第に前方に移行する。したが って、スライド部材が押し下げられたり引き上げられたりするときのスライド部 材後端部の回動経路は、後方に大きく張り出した円弧状にはならず、むしろ仮想 垂直線に沿った湾曲線状になる。
【0017】 本考案においては、自転車を搭載するためのスライド部材が、所定の高さ位置 に略水平に配備される支持枠体に前後に押し引き自在であって支持枠体の後端部 側で回動自在となるように連結されているから、支持枠体の下方のスペースを駐 輪スペースとして利用しても、その駐輪スペースに自転車を収容したままで自転 車の出し入れを行うことができる。
【0018】
【実施例】
図1は本考案の実施例による駐輪装置Aを適用した二段式駐輪設備の概略側面 図、図2および図3は駐輪装置Aの要部を部分断面で示した拡大側面図、図4は 左半分が図2の IV(L)−IV(L) 線に沿う拡大断面図、右半分が図2の IV(R)−IV (R) 線に沿う拡大断面図、図5は駐輪装置Aの一部を部分断面で示した拡大側面 図、図6は駐輪装置Aの一部を部分断面で示した拡大正面図である。
【0019】 図1の二段式駐輪設備においては、駐輪装置Aの上方に上段側駐輪スペースS 1が確保され、駐輪装置Aの下方に下段側駐輪スペースS2が確保されており、 駐輪装置Aは駐輪場の床面1から立設した支柱3の上部に載置された梁3Aによ って支持されている。また、下段側駐輪スペースS2に収容される自転車(不図 示)は上記床面1に設置された固定式の車止め機構2に保持される。この車止め 機構2自体は公知であるので詳細な説明を省略する。
【0020】 駐輪装置Aにおいては、上記支柱3の上部に載置された梁3A上に水平または 略水平に横長の支持枠体10が固定されている。図4および図6に示したように 、支持枠体10には、底壁11と左右一対の側壁12,12とを有する溝形部材 が用いられており、その左右の側壁12,12のそれぞれの内面側に横方向(左 右方向)に延びるガイドレール13が設けられている。このガイドレール13は 上記底壁11とその底壁11に沿って配設された横行部材14とにより形成され ている。また、ガイドレール13は、支持枠体10の後端部10aを除く箇所に 設けられていて、しかも支持枠体10の後端部10aの近傍箇所においては、後 方上がりに傾斜している。ここで、ガイドレール13の横方向に延びる部分を横 行部13a、後方上がりに傾斜した部分を傾斜部13bとする。さらに、ガイド レール13の前端部には図5のように前ストッパ15が設けられ、ガイドレール 13の後端部には図2および図3のように後ストッパ16が設けられている。な お、傾斜部13bは上下にガイド板13c,13cが取り付けられている。
【0021】 スライド部材20は上記支持枠体10に嵌合可能でしかも支持枠体10よりや ゝ長い横長の溝形部材でなり、その前端部側の適所と後端部側の適所とにそれぞ れ車輪止め21,22が設けられていて、スライド部材20の溝空間に嵌め込ま れた自転車の車輪が車輪止め21,22によって前後左右から保持されるように なっている。また、スライド部材20の後端に把手25と着地用台座26が設け られている。図6に示すように、スライド部材20の前端部20bには下向きに 突出するブラケット23を介して左右一対の転動ローラ24,24が設けられて おり、これらの転動ローラ24,24を支持枠体10側の一対の上記ガイドレー ル13,13に各別に嵌合して倣わせることによりこのスライド部材20が支持 枠体10に嵌合状態で連結されている。図6のように、上記ブラケット23には 取付板51を介してゴム製の2つの緩衝用突起52,52が取り付けられている 。これらの突起52,52は、スライド部材20の前端部20bよりも前方に突 き出ていて、上記した前ストッパ15に対応している。スライド部材20の左右 の側壁27,27のそれぞれの外面側にスライド部材20の長手方向に延びるガ イドレール28が設けられている。このガイドレール28は上記側壁27の上端 部に外向きに形成された突片部27aとその突片部27aに沿って配設された横 行部材29とにより形成されている。なお、取付板51の中央部には支持枠体1 0の底壁11と支持部材30とに連結されているガススプリング40を避けるた めに逆U字状の切欠き53が設けてある。
【0022】 支持枠体10の後端部10aに支持部材30が取り付けられている。この支持 部材30は短い溝形部材を用いて作られており、図2、図3および図4の右半分 に示すように、その前端部が支持枠体10の後端部10bに嵌合され、前端部を 除く部分が支持枠体10の後端部10bから後方に突き出る状態で、その左右の 各側壁32の前端上部が支持枠体10の左右の各側壁12の上部に水平ピン部材 33を用いて上下回動自在に結合されている。図4の右半分に示したように、水 平ピン部材33は鍔部33aと軸部33bとねじ部33cとを一体に有しており 、支持部材30の側壁32に開設した孔部32aに軸部33bが貫挿され、支持 枠体10の側壁12に開設した孔部12aにねじ部33cが貫挿されていて、ね じ部33cにワッシャ34を介してナット35をねじ込んである。36は側壁1 2を補強する補強材であり、側壁12に溶接してある。また、支持部材30の左 右の側壁32,32のそれぞれの外面側に前後一対ずつのガイドローラ37,3 8が設けられている。そして、これらのガイドローラ37,38が、支持部材3 0に嵌合された上記スライド部材20側のガイドレール28,28に嵌合して倣 わされている。
【0023】 図1、図2および図3において、40はガススプリングである。ガススプリン グ40においては、そのシリンダチューブ41に高圧ガスが封入されており、そ の高圧ガスの圧力でロッド42が常時突出方向に付勢されている。このガススプ リング40はシリンダチューブ41の前端部が上記支持枠体10の底壁11の所 定箇所にピン43を介して回動自在に連結され、ロッド42の先端部が連結金具 44とピン45とを介して上記支持部材30の底壁31の前端部に回動自在に連 結されている。したがって、水平ピン部材33を中心として上下回動自在な支持 部材30は、ガススプリング40の付勢力によって上動方向に常時付勢されてい る。
【0024】 以上の駐輪装置Aにおいて、支持枠体10にスライド部材20が完全に押し込 まれているときには、図5のように緩衝用突起52が前ストッパ15に当たって おり、スライド部材20が支持枠体10の前方に突き出さないようになっている 。また、スライド部材20に自転車が搭載されているときは、図1のようにスラ イド部材20の溝空間に嵌め込まれた自転車100の前輪と後輪とが車輪止め2 1,22によって前後から保持されてその自転車100が起立状態に保持されて いる。さらに、スライド部材20が前ストッパ15に当たった状態、いわゆる自 転車が載置された状態で、スライド部材20が後方へ移動しないように転動ロー ラ24の後方の底壁11に、頭部61が円弧状に形成されたボルト60等を取り 付けている。
【0025】 自転車を降ろすときには、把手25を手で持ってスライド部材20を支持枠体 10の後方(図1の矢印R)へ引き出す。図1には引き出されたスライド部材2 0を仮想線イで示してある。このとき、転動ローラ24は支持枠体10側のガイ ドレール13の横行部13aを後方に向けて転動し、図2に示した位置を経て傾 斜部13bに導入される。こうして転動ローラ24がガイドレール13の傾斜部 13bに導入された後にさらにスライド部材20が後方に引かれるか、あるいは スライド部材20の把手25が下方に押されると、転動ローラ24がガイドレー ル13の傾斜部13bを後方に移動しながら上昇するので、スライド部材20の 前端部20bの高さ位置がガイドレール13の傾斜部13bに沿って次第に上昇 する。その一方でスライド部材20側のガイドレール28に支持部材30のガイ ドローラ37,38が倣っていることにより、上記のようにスライド部材20の 前端部20bが次第に上昇すると、スライド部材20が支持部材30を伴って次 第に後方下がりになるように押し下げられる。このときのスライド部材20の押 下動作は、支持部材30にガススプリング40の付勢力が上動方向に加わってい ることにより、その付勢力に抗して緩やかに行われる。このため、スライド部材 20に自転車が搭載されていても、スライド部材20が急激に下降することはな い。
【0026】 このようにして自転車の搭載されているスライド部材20を後方下がりに傾斜 させて(図1の仮想線ロ)、着地用台座26を駐輪場の床面(通路面)1に着座 させる。自転車はこの状態でスライド部材20から通路に降ろされる。
【0027】 着地用台座26を床面1に着座させた状態では、転動ローラ24がガイドレー ル13の傾斜部13bの後端部(ガイドレール13の後端部)かあるいは後端部 付近に達しているけれども、ガイドレール13の後端部には後ストッパ16が設 けられているので、スライド部材20がさらに後方に引き出されようとしたとき には図3のように転動ローラ24が後ストッパ16に当たる。そのため、転動ロ ーラ24がガイドレール13からその後方に脱落することはない。
【0028】 自転車100をスライド部材20に搭載し図1のように駐輪装置Aに上げて収 容するときや、自転車を降ろしたスライド部材20を支持枠体10に収容すると きには、把手25を手で持って図1に仮想線ロで示した傾斜状態のスライド部材 20を引き上げる。こうすると、転動ローラ24がガイドレール13の傾斜部1 3bを前方に移動しながら下降するので、スライド部材20の前端部20bの高 さ位置が上記傾斜部13bに沿って次第に下降する。その一方で、スライド部材 20が支持部材30を伴って次第に引き上げられる。このときには、支持部材3 0に加わっているガススプリング40の付勢力がその引上げを助けるので、スラ イド部材20に自転車が搭載されていても引上げに要する力が小さくて済み、引 上げ動作を楽に行うことができる。
【0029】 転動ローラ24がガイドレール13の傾斜部13bから横行部13aに導入さ れてスライド部材20が前方(図1の矢印F)に押し込まれると、転動ローラ2 4がガイドレール13の横行部13aを前方に向けて転動し、スライド部材20 が完全に押し込まれた時点で緩衝用突起52が前ストッパ15に当たる。これに よりスライド部材20が図1に実線で示したように支持枠体10に収容される。
【0030】 ところで、転動ローラ24がガイドレール13の傾斜部13bを前後に移動す るときに引き上げられたり押し下げられたりするスライド部材20の後端部の回 動経路、言い換えると着地用台座26の回動経路を図1に符号L1で示してある 。この回動経路L1は、同図で判るように仮想鉛直線Lに沿う形の湾曲線になっ ている。これは、スライド部材20が支持部材30を伴って押し下げられるとき には転動ローラ24がガイドレール13の傾斜部13bを後方に移動しながら上 昇するので、スライド部材20の回動中心(転動ローラ24の回転軸心)が上記 傾斜部13bに沿って次第に後方に移行し、また、スライド部材20が支持部材 30を伴って引き上げられるときには転動ローラ24が上記傾斜部13bを前方 に移動しながら下降するので、スライド部材20の回動中心は上記傾斜部13b に沿って次第に前方に移行するためである。したがって、スライド部材20が押 し下げられたり引き上げられたりするときのスライド部材後端部の回動経路は、 後方に大きく張り出した円弧状にはならない。図1には、比較のために、スライ ド部材がガイドレールの後端部を回動中心として押し下げられたり引き上げられ たりするときのスライド部材後端部の回動経路を符号L2で示してあり、この回 動経路L2は冒頭で説明した従来例でのスライド部材後端部の回動経路に相当す する。この回動経路L2は円弧状になる。
【0031】 図1において、2つの回動経路L1,L2の比較により判るように、実施例に ついての回動経路L1は、従来例についての回動経路L2に比べて全体が前方F に位置している。符号Hは支持枠体10から引き出されたスライド部材30の後 端部の支持枠体10の後方への突出幅の差を表している。上記より、駐輪装置A の後方に確保すべき通路幅を従来より狭くできることが判る。
【0032】 スライド部材後端部の回動経路L1の形は、支持枠体10側のガイドレール1 3における傾斜部13bの傾斜角度や長さを変更することによって変えることが できる。
【0033】
【考案の効果】
本考案の駐輪装置は、支持枠体の下方のスペースを駐輪スペースとして利用す ることが可能であるので、駐輪場などの限られたスペースを二段に亘って有効利 用することができる。
【0034】 また、本考案の駐輪装置は、支持枠体からその後方に引き出されたスライド部 材を押し下げたり引き上げたりするときのスライド部材後端部の回動経路を、仮 想垂直線に沿った湾曲線状に設定することができるので、従来例のようにその回 動経路が円弧状になるものに比べると、その回動経路の後方への張出幅が少なく なってそれだけ通路幅にゆとりをもたせることが可能になり、駐輪場の床面積の 割りに納車可能台数が少なくなるといった従来の問題を解消することが可能であ る。
【0035】 さらに、自転車の出し入れをする際のスライド部材の押下げ動作や引上げ動作 にガススプリングの付勢力を利用しているので、自転車を搭載したスライド部材 を小さな力で楽に引き上げることが可能であり、また、スライド部材を押し下げ るときにはそのスライド部材が急激に下がって危険を伴うといった事態を生じな い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による駐輪装置を適用した二段
式駐輪設備の概略側面図である。
【図2】スライド部材が支持枠体の後方に水平に引き出
されている状態での駐輪装置の要部を部分断面で示した
拡大側面図である。
【図3】支持枠体から引き出されたスライド部材が傾斜
している状態での駐輪装置の要部を部分断面で示した拡
大側面図である。
【図4】左半分が図2の IV(L)−IV(L) 線に沿う拡大断
面図、右半分が図2の IV(R)−IV(R) 線に沿う拡大断面
図である。
【図5】スライド部材が支持枠体に押し込まれている状
態での駐輪装置の一部を部分断面で示した拡大側面図で
ある。
【図6】駐輪装置の一部を部分断面で示した拡大正面図
である。
【符号の説明】
A 駐輪装置 10 支持枠体 10a 支持枠体の後端部 13 ガイドレール 13b ガイドレールの傾斜部(後方上がりに傾斜した
部分) 20 スライド部材 20b スライド部材の前端部 24 転動ローラ 28 ガイドレール 30 支持部材 37,38 ガイドローラ 40 ガススプリング 100 自転車

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱等によって所定の高さ位置に配備さ
    れる横長の支持枠体の後端部を除く箇所に横方向に延び
    るガイドレールが設けられていると共に、このガイドレ
    ールが支持枠体の後端部近傍箇所において後方上がりに
    傾斜され、自転車が搭載される横長のスライド部材が、
    前端部に転動ローラを有し、このスライド部材は上記転
    動ローラが上記ガイドレールに倣わされた状態で上記支
    持枠体にスライド自在に連結され、上記支持枠体の後端
    部に上下回動自在に支持部材が取り付けられ、この支持
    部材に設けられたガイドローラが上記スライド部材に設
    けられた長手方向に延びるガイドレールに倣わされ、上
    記支持枠体と支持部材との間に、支持部材を上動方向に
    常時付勢するガススプリングが介在されていることを特
    徴とする駐輪装置。
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