JPH0690462B2 - カラー写真要素 - Google Patents

カラー写真要素

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JPH0690462B2
JPH0690462B2 JP60264707A JP26470785A JPH0690462B2 JP H0690462 B2 JPH0690462 B2 JP H0690462B2 JP 60264707 A JP60264707 A JP 60264707A JP 26470785 A JP26470785 A JP 26470785A JP H0690462 B2 JPH0690462 B2 JP H0690462B2
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ミネソタ マイニング アンド マニユフアクチユアリング コンパニー
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Description

【発明の詳細な説明】 関連出願についての説明 これは1984年11月26日付で提出された米国特許出願第67
4583号の一部継続出願である。
発明の分野 本発明はカラー写真要素、特に、少なくとも2層のハロ
ゲン化銀乳剤層については電磁スペクトルの可視領域以
外の光線に対して露光することによって完全カラー画像
を提供することができるカラー写真要素に関する。特に
本発明は各乳剤層が電磁スペクトルの異なる領域に対し
て増感されており且つ少なくとも2層については電磁ス
ペクトルの赤外領域内の光線に対して増感されている少
なくとも3層の乳剤層をカラー画像提供材料と組合わせ
て有するカラー写真要素に関する。
背景技術 ハロゲン化銀剤を電磁スペクトルの赤外領域に対して増
感することができる色素はかなり以前から知られてい
る。メロシアニン色素およびシアニン色素、特に環状部
分の間に長い橋基を有するものはハロゲン化銀を赤外線
に対して増感するために長年使用されてきた。米国特許 第3,619,154号;第3,682,630号;第2,895,955号; 第3,482,978号;第3,758,461号;第2,734,900号;およ
び英国特許第1,192,234号;第1,188,784号には、ハロゲ
ン化銀を電磁スペクトルの赤外領域部に増感する周知ク
ラスの色素が開示されている。米国特許第4,362,800号
には無機光導電体を赤外線に対して増感するために使用
される色素が開示されており、これ等色素はハロゲン化
銀に対しても有効な増感剤である。
レーザー、特に電磁スペクトルの赤外領域(例えば780
〜1500nm)で発光する固体レーザーダイオードの出現に
より、赤外増感に対する関心が非常に増大した。レーザ
ーダイオードを用いた有用な多数の様々な方法および製
品が提案されている。例えば米国特許第4,416,522号は
フィルム赤外露光用の昼光フオトプロツテイング装置を
提案している。この特許はまた一般的に、赤外部を含む
非可視部の電磁スペクトルの異なる部分に対して増感さ
れた3層の乳剤層からなるフイルムを提案している。し
かし、このフイルムについての記述は全く概括的なもの
であり、しかも各層上の像様露光の濃度は装置からの光
線がフイルム表面に当たる前のその光線のフイルタリン
グに左右されるようである。
発明の概要 対応可視光による露光によらずに完全カラー画像を提供
することができる写真要素について記載する。この要素
は基体上の少なくとも3層のハロゲン化銀乳剤層からな
る。この少なくとも3層の乳剤層の各々は様々な写真カ
ラー画像形成材料、例えば、酸化されたカラー写真現像
剤との反応時に異なるカラー色素を形成することができ
るカラーカプラー、拡散性色素、漂白性色素、または酸
化性ロイコ色素と組合わされている。この3層の乳剤層
は電磁スペクトルの3つの異なる部分に対して増感され
ており、その少なくとも2層は電磁スペクトルの赤外領
域の異なる領域に対して増感されている。これ等層は他
の層のみを露光することを意図された光線による露光を
防止または低減する構成になつていなければならない。
これは赤外部の異なる波長に対して感光する乳剤に感度
差をもたせることによつて行われる。
図面の詳細 第1A図は780nmの光線で露光したときの実施例1の写真
要素についてのD−logE曲線を表わしている。曲線
(a)は780nmに対して増感されたイエロー形成層の濃
度を示す。曲線(b)は830nmに対して増感されたマゼ
ンタ形成層の濃度を示す。曲線(c)は880nmに対して
増感されたシアン形成層の濃度を示す。
2次吸収がシアンおよびマゼンタカラーD−logE曲線の
低濃度領域(0.1〜0.5)に観察される。これ等不用の低
濃度隆起はイエロー色素の残留緑色吸収特性またはマゼ
ンタ色素の残留赤色吸収特性のせいであり、濃度計の緑
色または赤色フイルターによつて読み取れる。第1B図の
シアン曲線にも同じ2次吸収が観察される。実際の露光
曲線からこれ等不用の関連カラー吸収を差し引くことに
よつて適切な分離がなされるはずである。
第1B図は830nmの光線で露光したときの実施例1の写真
要素についてのD−logE曲線を示す。曲線(b)はマゼ
ンタ形成層を示し、そして曲線(c)はシアン形成層を
示す。
第1C図は890nmの光線で露光したときの実施例1の写真
要素についてのD−logE曲線を表わす。曲線(c)はシ
アン形成層を示す。
第2図は780nmの光線で露光したときの実施例2の写真
要素についてのD−logE曲線を表わす。曲線Aはイエロ
ー形成層を示す。曲線Bはフイルター層なしの要素にお
けるマゼンタ形成層を示す。曲線B′は層3と層5の間
にフイルター色素が存在する場合のマゼンタ形成層を示
す。曲線Cはシアン形成層を示す。曲線Bと曲線B′と
の間のD−logE曲線のシフトは0.38logE単位である。
発明の詳細 本願には少なくとも2層のハロゲン化銀乳剤層について
は電磁スペクトルの可視領域以外の光線に対して露光す
ることをもって完全カラー画像または3色画像を提供す
ることができる写真要素が記載されており、それは a)基体、および b)該基体の一方の面上の少なくとも3層のハロゲン化
銀乳剤層、該ハロゲン化銀乳剤層の各各は異なるカラー
色素の単色画像を形成する手段と組み合わされている、 からなり、 第3層のハロゲン化銀乳剤層はいずれかの順序の、電磁
スペクトルの赤外領域の第一部分に対して増感された第
一乳剤、電磁スペクトルの赤外領域の第二部分に対して
増感された第二ハロゲン化銀乳剤、この第二乳剤の極大
分光感度の波長は該第一乳剤層が増感された極大分光感
度の波長とは少なくとも15nm異なる、および電磁スペク
トルの第三部分に対して増感された第三ハロゲン化銀乳
剤、該第三部分の極大分光感度の波長は該第一および第
二乳剤が増感された極大感度の波長の各々とは少なくと
も15nm異なる、からなり、該3層の乳剤層の各々の感度
は電磁スペクトルの赤外領域の部分に対して増感された
いずれか2層の乳剤層の間では該2層の赤外線感光層の
うちの極大分光感度の波長が短い方の乳剤がその極大分
光感度の波長に於いて該2層の赤外線感光層のうちのも
う一方の層よりも少なくとも0.2logE単位速い感度を有
するようなものである。少なくとも15nmの波長差がある
と、各層の極大分光感度の波長に於ける感度差のみを使
用して最終画像の色分解が可能になることが判明した。
これは赤外増感色素(Jバンデイング可能なそれ等色素
でさえも)が長い範囲にわたって吸光度従つて感光性を
有する傾向があることからすると特に驚くべきことであ
る。例えば、乳剤を850nmで増感する色素が選択される
場合、その色素は少なくとも800〜850nmの範囲全体にわ
たつて本質的に等しい有効性をもつて増感する傾向もあ
る。従つて、もし同じ写真要素中の2つの同一乳剤を極
大分光感度の波長がそれぞれ800nmと850nmである色素で
増感した場合には、800nmの光線での露光によつて両方
の乳剤が等しく露光される傾向があるので、本質的に色
分解はなされない。
赤外増感色素が有効に増感する電磁スペクトルの領域内
での短波長方向へのしばしば大きな(例えば50nm)変動
によつて生じる感光性の低下は小さいので、極大分光感
度の波長差は少なくとも15nm必要とされる。いずれか2
層の赤外感光層間の差異は少なくとも20nmであることが
好ましく、より好ましくは差は少なくとも35nmであり、
そして最も好ましくは極大分光感度の波長の差異はいず
れか2層の赤外増感層間で少なくとも50nmである。層間
の極大分光感度の波長が近づくほど、感度差を大きくす
べきであり、且つコンラストを高めるべきである。乳剤
層間のフイルター層の使用は層間の感度差の必要レベル
を低減することを助けることができる。(露光する方向
から見て)一番上の乳剤層の極大分光感度の波長で強く
吸収するフイルター色素を層間に使用することによつ
て、下方の層の必要な感度差をいくらか低減できる。
層の好ましい配列はそれぞれの層の極大分光感度の波長
が露光方向(または表面)から遠い程長くなるようなも
のである。即ち、例えば参考としてカラーペーパーまた
はプリントを使用する場合、ペーパーベースから一番遠
い赤外感光層はベースにより近い全ての他の乳剤層の極
大分光感度の波長よりも短い極大分光感度波長を有す
る。この配列を選択した理由は色素の増感ピークは波長
が長い程急速に衰える傾向があるので感度分離が容易に
なり且つフイルター色素の選択が容易になるからであ
る。
先に述べた通り、3層の乳剤層全てが電磁スペクトルの
赤外領域内にある場合には、どの2層も少なくとも15nm
異なる極大分光感度波長および少なくとも0.2logE単位
の感度差を有していなければならない。2層が赤外範囲
内の波長に対して感光性であり、そして第3層が可視範
囲の波長に対して増感されている場合には、かかる感度
差配慮は極大増感波長の妥当な選択によつては必要とさ
れなくなるはずである。分光増感色素は可視スペクトル
全体にわたつて、また紫外部でさえ利用可能である。従
つて当業者は第三乳剤層を、様々な増感色素によつてな
された分光増感と実際に重ならない赤外線以外の波長に
対して容易に増感できよう。例えば、第三乳剤層は赤外
(約750〜780nmからほぼ始まる)より100nm以上短い所
から電磁スペクトルの青、緑、または黄領域まで増感で
きる。どのような理由にしろ第三乳剤層を乳剤が増感さ
れた赤外範囲内の一番短い波長よりも100nm未満短いス
ペクトル領域に対して増感することが要求される場合に
は、可視光線に対して増感された乳剤の感度を赤外部内
の短い方の波長に対してなされたやり方と似たやり方で
調節することを配慮することが望ましかろう。電磁スペ
クトルの可視部に対して増感された乳剤層が赤外線に近
い(例えば、要素の乳剤が分光増感された赤外範囲内の
一番短い波長から50nmの範囲にある)場合には、可視部
に対して増感された乳剤の感度もまたスペクトルの可視
部に一番近い赤外範囲内の波長に対して増感された乳剤
の感度よりも少なくとも0.2または少なくとも0.5logE単
位速くあるべきである。電磁スペクトルの可視領域内の
Jバンド形成性分光増感色素の使用はこの配慮の影響を
実際上減少させるであろう。赤外の範囲内であろうと範
囲外であろうと、各層の極大分光感度の波長には少なく
とも15nmの差がやはり存在すべきである。
乳剤層の感度はいつでも乳剤層の極大分光感度の波長に
於いて測定されることになつている。用語極大感度の波
長は本発明の実施においては極大分光感度の波長、即
ち、分光増感色素の添加によつてもたらされた極大感度
の波長として解釈されるべきである。
本発明の範囲内の乳剤の構造に使用されるコントラスト
の最も広い範囲は約0.5〜12である。下限は本質的に、
画像形成装置のレーザーから入手可能なパワーの関数で
ある。上限はフイルムまたはペーパーが使用されること
になつている用途のタイプの関数である傾向がある。コ
ントラストについては1〜10の範囲が好ましく;2〜8の
コントラストがより好ましい。
さらに本願には、 a)基体、および b)該基体の一方の面上の少なくとも3層のハロゲン化
銀乳剤層、該ハロゲン化銀乳剤層の各各は異なるカラー
色素の単色カラー画像を形成するための手段と組み合わ
されている、 からなり、少なくとも2層のハロゲン化銀乳剤層につい
ては電磁スペクトルの可視領域以外の光線に対して露光
して完全カラー画像を提供することができる写真要素で
あつて、該3層のハロゲン化銀乳剤層は電磁スペクトル
の赤外領域の一部に対して増感された第一乳剤、該第一
乳剤が増感された部分よりも短い波長を有する電磁スペ
クトルの赤外領域の部分に対して増感された第二乳剤、
および該第二乳剤が増感された部分よりも短い波長を有
する電磁スペクトルの部分に対して増感された第三乳剤
からなり、且つ 該3層のハロゲン化銀乳剤層は、 i)3層の各々が0.5〜12、好ましくは1〜11、最も好
ましくは2〜8のコントラストを有し、且つ、写真感度
については光学濃度1.3に於いて第三乳剤(赤外部に対
して増感されているとき)の感度が第二乳剤層よりも少
なくとも0.2logE単位速くそして第二乳剤が第一乳剤層
よりも少なくとも0.2logE単位速いように互いに異なつ
ている、 ii)該第一乳剤層と該第二乳剤層の間に、該第一乳剤層
が増感されているところの赤外線を40%より多く吸収す
ることなく該第二乳剤層の極大感度領域に重なる範囲の
赤外線を吸収するフイルター層が存在し、そして該第三
層もスペクトルの赤外領域に対して増感されているとき
には該第二乳剤層と該第三乳剤層の間に、該第二層が増
感されているところの赤外線を40%より多く吸収するこ
となく該第三乳剤層の極大感度領域に重なる範囲の光線
を吸収するフイルター層が存在する、 および iii)該第一と第二の乳剤層または該第二と第三の乳剤
層(該第三層もスペクトルの赤外領域に対して増感され
ているとき)のどちらかからなる2層の間にはその2層
のうちの基体から遠い方の層の極大感度領域に重なる範
囲の光線を吸収するが該2層のうちの他方が増感されて
いるところの赤外線を40%より多く吸収しないフイルタ
ー層が直かに存在し、そしてそれぞれ該第二と第三の乳
剤層または該第一と第二の乳剤層からなるもう一方の対
の乳剤層が0.5〜12、好ましくは1〜11、最も好ましく
は2〜8のコントラストを有し且つ写真感度については
光学濃度1.3に於いて該もう一方の対の乳剤層のうち基
体から一番遠い乳剤層の感度が該もう一方の対の乳剤層
のうち基体に一番近い乳剤層の感度よりも少なくとも0.
2logE単位速いように互いに異なつている、 からなる群から選択された構成を有する、ことを特徴と
する写真要素が記載されている。
本発明の実施において乳剤層のコントラストが高い程、
感度差の要求は小さくなる。例えば、乳剤層がコントラ
スト8を有すると、その極大感度の波長に於いて0.2log
E単位の感度差で十分であろう。コントラストが約4.5以
下では、感度差は通常少なくとも0.4logE単位なければ
ならず、約2〜4のコントラストでは感度差は通常少な
くとも0.5logE単位なければならない。
本発明の乳剤層同志の関係における相対的順序はこの技
術から効果を挙げるにあたつて重要である。上記のよう
に第一層は画像形成用照射から一番遠い乳剤層でなけれ
ばならない。従つて、露光が透明ベースを通して行われ
る場合には、第一層はベースから一番遠い乳剤層、即
ち、通常の斜視図ではトツプ乳剤層になる。通常、写真
要素はベースを通して露光されないので、通常、第一層
はベースに一番近い赤外増感乳剤層である。
先に述べたように、ハロゲン化銀乳剤層の全てが電磁ス
ペクトルの異なる赤外部分に増感されることが好まし
い。少なくとも2層が電磁スペクトルの異なる赤外領域
に増感されることは必須である。これ等少なくとも2層
の順序はやはり、長い方の波長に対して増感された乳剤
層が写真要素の露光光線によつて最初に当てられる側に
一番近いものでなければならない。電磁スペクトルの可
視部に対して増感された他のハロゲン化銀乳剤層の配置
に関してはもつと融通性がある。例えば、800nmと880nm
と580nm(黄)に対して増感された3層の乳剤層からな
る系がつくられる場合、黄感光層とどちらかの赤外感光
層との間ではフイルター層並びに乳剤層の感度低減は必
須ではない。それでも感度差および/またまフイルター
層は2層の赤外感光層間には存在しなければならいな
い。要素が(ベース方向に数えたときに)1)580nm、
2)800nm、および3)880nmに対して増感された乳剤層
で構成される場合、フイルター層(存在するならば)が
層2)と3)の間に配置されていなければならないか又
は乳剤感度が本発明の実施に要求されるように層2)と
3)の間では異なつていなければならない。層1)は単
に通常のイエロー形成用ハロゲン化銀乳剤層(またはネ
ガ色素形成層)として構成される。1)800nm、2)580
nm、および3)880nmのようにイエロー層が2層の赤外
増感層の間に配置される場合には、フイルター層が層
1)と3)の間に存在しなければならず、層1)と2)
の間または層2)と3)の間に配置される。乳剤感度の
差は、もし用いられるのならば、本発明の実施に従つて
層1)と3)の間に存在する。層2)の感度は有効イエ
ローカラーを生ずるのに必要な活性度に基づいてのみ選
択される。層1)または3)を露光するのに使用される
光線によつて層2)が露光されることを防止することに
ついての有意な配慮は払われない。層2)中の色素がそ
の吸収曲線上に長い尾を曳く場合にはフイルターを使用
することがあるが、それはイエロー増感色素の熟練した
選択でない場合にのみ起こるであろう。
可視光感光性乳剤層がベースから一番遠い乳剤層として
使用される場合にも、同様の配慮を払わなければならな
い。フイルター層を使用する場合にはそのフイルター層
はやはり2層の赤外感光層の間に存在しなければならな
い。乳剤感度の差はその方法が本発明の教示に従つて使
用される場合にはやはり2層の赤外増感層の間に存在し
なければならない。
電磁スペクトルの赤外部は多様な範囲を与えられるが、
一般に電磁スペクトルの可視領域(例えば約750〜780n
m)にわずかな部分重なる750〜1500nmであると考えられ
る。ハロゲン化銀乳剤をスペクトルの赤外領域の様々な
部分に対して増感するための多数の色素が知られてい
る。特に、シアニンおよびメロシアニンはハロゲン化銀
乳剤を含む画像形成系の様々なタイプに対する赤外増感
剤として広く文書に示されている。例えば、米国特許第
2,104,064号;第2,734,900号;第2,895,955号;第3,12
8,179号; 第3,619,154号;第3,682,630号;および第4,362,800号
には赤外増感剤である多数の色素が開示されている。フ
オトグラフイツク・ケミストリー第2巻(P.グラフカイ
ズ著、1960年、フアウンテインプレス)第XL章第882〜9
01頁にはハロゲン化銀乳剤の赤外分光増感が記載されて
おり、より一般的にはザ・セオリー・オブ・ザ・フオト
グラフイツク・プロセス第3版(ミーズとジエームズ
著、1966年)第II章特に199頁および第205頁に記載され
ている。
下記式は既知の赤外増感色素の例を表わしている。これ
等色素はミーズとジエームズの上記著書;グラフカイズ
の上記著書;および米国特許第2,895,955号に記載され
ている。
各乳剤を赤外スペクトルの特定領域に対応するように増
感するには、選択される増感色素がカラー多層材料の構
成にとつて極めて重要である。下記式に示されるよう
に、これ等色素の構造は通常対称または非対称置換ジカ
ルボシアニンおよびトリカルボシアニンであり、そ
の色素の助色固部分はレピジン、キノリン、ナフト
チアゾール、ベンゾチアゾール6等である。色素分子
の剛性および安定性を増大させるためにメチン鎖中にヘ
テロ環を導入してもよい。
いくつかの代表的なIR増感色素が下記式に示され
ている。これ等色素の各々は塩臭化銀乳剤に添加され、
被覆された後にウエツジ分光写真器でタングステン光源
からの発光によつて様々な時間で露光される。これ等曲
線の特徴的な形は極大増感ピークからスペクトルの短波
長側へ150〜300nm延びた長い尾を引くが長波長側へは約
50〜70nm巾の短い尾を引く増感ある。様々な助色末端基
を有するその他のシアン型色素1020もまた乳剤上で似
たような増感曲線を示した。極大増感ピークの波長(ピ
ーク)およびそれより長波長側に於ける最小増感が起こ
る点の波長(ミニマム)も示されている。既知の有用な
ジャニオンはどれでもこれ等化合物と組合わされてもよ
いが、I-、Br-、トシレート、およびパラトルエンスル
ホン酸塩が好ましい。
これ等赤外増感色素は他の大部分の増感色素同様、単色
吸収曲線を有さないが、或る範囲の波長の光線を吸収す
るのでそれに対して増感する。各色素について狭い範囲
の吸収を有する傾向のあるJバンデイング色素でさえ或
る範囲の電磁スペクトルにわたつて吸収する。この範囲
は数nmから数百nmにまで及ぶことがある。レーザーから
の露光用光源は本質的に単色光であり得るとしても、単
一層乳剤の分光感度は露光用光線の波長で極大感度有す
るがそれでも尚その波長を含む或る感光範囲を有する。
アート赤外レーザーダイオードの状態は波長750〜950nm
の間の光線を発する傾向がある。これは多様な範囲の感
光性を有する多層写真乳剤を可能にするには範囲が狭す
ぎると云うことになりがちである。一方、例えば約78
0、830、および880で増感するために選択される増感色
素は互いの波長に重なることがある増感効果を有してい
る。特に完全カラー画像を提供することを意図された写
真要素にとつては、増感範囲の重なりは同一波長の光線
による多層の擬似画像形成に帰因して劣つた演色忠実性
を生じさせる。本発明の構成はいくつかの乳剤層が互い
から500nmの範囲内のピークで極大感度を有するように
増感されている場合でさえ高品質のカラー写真画像を形
成することを可能にする。
本発明の実施には多様なタイプの写真ハロゲン化銀乳剤
のどれでも使用できる。例えば、塩化銀、臭化銀、ヨウ
臭化銀、塩臭化銀、塩臭ヨウ化銀、およびそれ等の混合
物が使用できる。どの形態の粒子、立方晶、斜方晶、六
方晶、エピタキシヤルまたは板状晶(高い縦横比)の粒
子も使用できる。カプラーは親水コロイドによつて直接
結着されるか又は高沸点有機溶剤中に担持されているか
ら親水コロイドに分散されるかして存在してもよい。コ
ロイドは多様な既知写真硬膜剤のいずれかによつて部分
硬化または完全硬化されてもよい。かかる硬膜剤は遊離
アルデヒド(米国特許第3,232,764号)、アルデヒド放
出性化合物(米国特許第2,870,013号および第3,819,608
号)、s−トリアジンおよびジアジン(米国特許第3,32
5,287号および第3,992,366号)、アジリジン(米国特許
第3,271,175号)、ビニルスルホン(米国特許第3,490,9
11号)、カルボジイミド等々である。
本願においてハロゲン化銀乳剤は色素の選択的形成を介
して色素画像を形成するために使用できる。銀画像を形
成するための上記写真要素は英国特許第478,984号、イ
エイガー他の米国特許第3,113,864号、ヴイータム他の
米国特許第3,002,836号、 第2,271,238号、および 第2,362,598号、シユワン他の米国特許第2,950,970号、
キヤロルの米国特許第2,592,243号、ポーター他の米国
特許第2,343,703号、第2,376,380号および第2,369,489
号、スパス英国特許第886,723号および米国特許 第2,899,306号、テユート米国特許第3,152,896号、およ
びマニス他の米国特許第2,115,394号、 第2,252,718号および 第2,108,602号、およびピラト米国特許第3,547,650号に
説明されているようにカラーカプラーのような色素画像
形成剤を含有する現像剤を用いることによつて色素画像
を形成するのに使用できる。この形態では現像剤は発色
現像主薬[例えば画像色素を形成するために酸化形態で
カプラーと反応する2(カツプリングする)ことができ
る第一芳香族アミン]を含有している。被還元性銀源に
触媒近接したハロゲン化銀とロイコ色素を用いた熱現像
型写真カラーフイルムまたはペーパー、並びにインスタ
ント自己現像性拡散転写フイルムも使用できる。
色素形成カプラーはシユナイダー他執筆のデイ・ヘミー
(Die Chemie)第57巻(1944年)第113頁、マニス他の
米国特許 第2,304,940号、マーチニズ米国特許 第2,269,158号、ジエレイ他の米国特許 第2,322,027号、フロリツチ他の米国特許 第2,376,679号、フイールケ他の米国特許 第2,801,171号、スミス米国特許 第3,748,141号、トング米国特許 第2,772,163号、サートル他の米国特許 第2,835,579号、ソーデイ他の米国特許 第2,533,514号、ピーターソン米国特許 第2,353,754号、セイデル米国特許 第3,409,435号、およびケン・リサーチ・デイスクロー
ジヤー第159巻(1977年7月)第15930項に説明されてい
るように写真要素中に導入できる。色素形成カプラーは
異なる写真効果を達成するように異なる量で導入でき
る。例えば、英国特許第923,045号およびクマイ他の米
国特許第3,843,369号は速い感度および中位の感度の乳
剤層では、銀被覆量に対するカプラー濃度を通常使用さ
れる量未満に制限することを教示している。
色素形成カプラーは通常、減色法原色(即ち、イエロ
ー、マゼンタ、およびシアン)の画像色素を形成するよ
うに選択され、そして高沸点有機(カプラー)溶剤中へ
混入するために疎水性バラスト基を付与された開鎖ケト
メチレン、ピラゾロン、ピラゾロトリアゾール、ピラゾ
ロベンズイミダゾール、フエノール、およびナフトール
タイプの2当量および4当量カプラーのような非拡散性
の無色のカプラーである。かかるカプラーはサールミネ
ン他の米国特許第2,423,730号、第2,772,162号、第2,89
5,826号、第2,710,803号、 第2,407,207号、第3,737,316号、および第2,367,531
号、ローリア他の米国特許第2,772,161号、 第2,600,788号、第3,006,759号、第3,214,437号および 第3,253,924号、マクロツセン他の米国特許第2,875,057
号、ブツシユ他の米国特許第2,908,573号、グレドヒル
他の米国特許第3,034,892号、バイスベルガー他の米国
特許第2,474,293号、 第2,407,210号、第3,062,653号、第3,265,506号および 第3,384,657号、ポーター他の米国特許第2,343,703号、
グリーンハルシユ他の米国特許第3,127,269号、フエニ
アク他の米国特許第2,865,748号、 第2,933,391号および 第2,865,751号、ベイリー他の米国特許第3,725,067号、
ビーバー他の米国特許第3,758,308号、ラウ米国特許 第3,779,763号、フエルナンズデズ米国特許第3,785,829
号、英国特許 第969,921号、英国特許 第1,241,069号、英国特許 第1,011,940号、ヴアンデン・エインデ他の米国特許第
3,762,921号、ヴイーバ米国特許第2,983,608号、ロリア
米国特許第3,311,476号、 第3,408,194号、第3,458,315号、第3,447,928号、 第3,476,563号、クレスマン他の米国特許第3,419,390
号、ヤング米国特許 第3,419,391号、レスチナ米国特許 第3,519,429号、英国特許 第975,928号、英国特許 第1,111,554号、ジエイケン米国特許 第3,222,176号、およびカナダ特許 第726,651号、シユルテ他の英国特許 第1,248,924号、およびホウイツトモア他の米国特許第
3,227,550号に説明されている。特殊な写真分野に要求
される効果を達成するために単一層または分離層中に異
なる反応速度の色素形成カプラーを使用することができ
る。
色素形成カプラーはカプリング時に現像抑制剤もしくは
促進剤、漂白促進剤、現像剤、ハロゲン化銀溶剤、調職
剤、硬膜剤、カブらせ剤、かぶり防止剤、競争カプラ
ー、化学もしくは分光増感剤、および減感剤のような写
真的に有効な断片を放出することができる。現像抑制剤
放出(DIR)カプラーがホウイツトモア他の米国特許 第3,148,062号、バー他の米国特許 第3,227,554号、バー米国特許 第3,733,201号、ソーデイ米国特許 第3,617,291号、グルート他の米国特許 第3,703,375号、アボツト他の米国特許 第3,615,506号、ヴアイスバーガー他の米国特許第3,26
5,506号、シーモア米国第726,651号、シユルテ他の英国
特許第1,248,924号、およびホウイツトモア他の米国特
許第3,227,550号に説明されている。特殊な写真分野に
要求される効果を達成するために単一層または分離層中
に異なる反応速度の色素形成カプラーを使用することが
できる。
色素形成カプラーはカプリング時に現像抑制剤もしくは
促進剤、漂白促進剤、現像剤、ハロゲン化溶剤、調色
剤、硬膜剤、カブらせ剤、かぶり防止剤、競争カプラ
ー、化学もしくは分光増感剤、および減感剤のような写
真的に有効な断片を放出することができる。現像抑制剤
放出(DIR)のカプラーがホウイツトモア他の米国特許 第3,148,062号、バー他の米国特許 第3,227,554号、バー米国特許 第3,733,201号、ソーデイ米国特許 第3,617,291号、グルート他の米国特許 第3,703,375号、アボツト他の米国特許 第3,615,506号、ヴアイスバーガー他の米国特許第3,26
5,506号、シーモア米国特許第3,620,745号、マークス他
の米国特許第3,632,345号、マダー他の米国特許3,869,2
91号、英国特許 第1,201,110号、オーイシ他の米国特許第3,642,485号、
ヴアブルツガ英国特許第1,236,767号、フジワラ他の米
国特許第3,770,436号、およびマツオ他の米国特許第3,8
08,945号に説明されている。カプリング時に様々な写真
有効基を放出する色素形成カプラーおよび色素非形成性
化合物がラウ米国特許第4,248,962号に記載されてい
る。酸化された発色現像主薬との反応時に色素を形成し
ないDIR化合物がフジワラ等の西独OLS第2,529,350号お
よび米国特許 第3,928,041号、第3,958,993号および第3,961,959号、
オウデインヴアルダー他の西独OLS第2,448,063号、タナ
カ他の西独OLS第2,610,546号、キクチ他の米国特許第4,
049,455号、およびクレイドナー他の米国特許 第4,052,213号に説明されているように使用できる。酸
化開裂するDIR化合物がポーター他の米国特許第3,379,5
29号、グリーン他の米国特許第3,043,690号、バー米国
特許第3,364,022号、デユーエンビーア他の米国特許第
3,297,445号およびリース他の米国特許第3,287,129号に
よつて説明されているように使用できる。リツプマン乳
剤のような比較的不感光性であるハロゲン化銀乳剤はシ
バ他の米国特許第3,892,572号に記載されているように
現像抑制剤断片の移行を防止または制御するための中間
層およびオーバーコート層として利用されてきた。
写真要素はハンソン米国特許 第2,449,966号、グラス他の米国特許 第2,521,908号、グレドヒル他の米国特許特許第3,034,8
92号、ローリア米国特許第3,476,563号、レスチナ米国
特許 第3,519,429号、フリードマン米国特許 第2,543,691号、ピユツシエル他の米国特許第3,028,238
号、メンツエル他の米国特許第3,061,432号およびグリ
ーンハルシユ英国特許1,035,959号に説明されているよ
うにネガカラー画像用の一体マスクを形成するために使
用されているもののような色素形成カラードカプラー、
および/またはムリン他の米国特許第3,876,428号、サ
カモト他の米国特許第3,580,722号、ピユツシエル米国
特許第2,998,314号、ホウイツトモア米国特許第2,808,3
29号、サルミネン米国特許第2,742,832号およびウエラ
ー他の米国特許第2,689,793号に説明されているように
競争カプラーを伴うことができる。
特に有効なカラーカプラーとしてはNo.21〜24として化
合物のリスト中に示されているものを挙げることができ
る。
先に述べたように、異なつて増感されたハロゲン化銀乳
剤層の各々の露光によつて形成される画像に与えられる
色は酸化された発色現像主薬とカラーカプラーとの反応
によつてもたらされなくてもよい。周知の多数の他のカ
ラー画像形成メカニズムも使用できる。商業的に利用可
能なカラー画像形成メカニズムの中には色素の拡散転
写、色素漂白、およびロイコ色素酸化がある。これ等手
順の各々は商品に使用されており、写真分野の通常の技
術者には十分理解されており、そしてハロゲン化銀乳剤
と共に使用される。これ等様々な技術を使用する多層要
素も商業的に入手できる。現在ある商業的に入手できる
系を本発明の実例に変換することは本発明に従つて系の
センシトメトリーパラメーターを機械的に再設計するこ
とおよび/または中間フイルター層を付加することによ
つて行うことができる。例えば、通常のインスタントカ
ラー色素転写拡散要素においては、層間の感度差および
/またはハロゲン化銀乳剤層間のフイルター層の配置を
本発明の教示によつて導入し、それ以外は同じままにし
ておく。これはネガ作用またはポジ作用どちらかのハロ
ゲン化乳剤の要素を用いてもその通りできる。かかる構
成に対して払わればならない唯一の主要な自明の配慮は
フイルター層の配置が要素内の受容層への拡散色素の転
写を阻害しないことを確保することである。受容体層と
色素含有層との間にバリヤ層でないフイルターを使用す
ることはその配慮を解決するための最も簡単な方法であ
る。
これ等タイプの画像形成系は周知である。様々な色素転
写拡散処理の詳細な論議は例えば「ア・フアンダメンタ
リ・ニユー・イメージング・テクノロジー・フオア・イ
ンスタント・フオトグラフイー」(W.T.ハリソン執筆)
ジヤーナル・オブ・フオトグラフイツク・サイエンス・
アンド・エンジニアリング第20巻第4号7月/8月1976
年、およびネブレツテのハンドフツク・オブ・フオトグ
ラフイー・アンド・リプログラフイー・マテリアルズ・
アンド・システムズ第7版(ジヨンM・スタング著・フ
オン・ノストランド・レインホールド社、NY、1977年)
第324〜330頁および第126頁に見い出せる色素漂白カラ
ー画像形成系の詳細な議論は例えばザ・リプロダクシヨ
ン・オブ・カラー第3版(R.W.G.ハント著、フアウンテ
インプレス、ロンドン、英国、1975年)第325〜330頁;
ザ・セオリー・オブ・ザ・フオトグラフイツク・プロセ
ス第4版(ミーズとジエームズ著、マクミランパブリツ
シング社、N.Y.、1977年)第363〜366頁に見い出され
る。ミーズとジエームズの上記著書の第366〜372頁には
色素転写方法も非常に詳しく議論されている。ハロゲン
化銀系中でのロイコ色素の酸化は米国特許第4,460,681
号、第4,374,821号および第4,021,240号に開示されてい
る。
先に述べたように、これ等現在あるカラー形成系は本発
明の教示に従つて当業者によつて改造できる。例えば、
米国特許第4,460,681号の実施例1の熱現像型多層カラ
ー写真物品においては、その要素を本発明の実例に変換
するために次のような工程が採用される。第一のハロゲ
ン化銀熱現像型写真乳剤を分光増感するために使用され
ている増感色素を、本願の実施例1の第一乳剤層を増感
するために使用される増感色素で置き換える。本願の実
施例2に記載されているフイルター層を米国特許第4,46
0,681号の実施例1の一連の第一の付着層におけるカラ
ー形成に必須の全ての被膜の上に配置する。そのフイル
ター層はまた、その発明の実施に要求されるバリヤ層と
しても機能することができる。それから、米国特許第4,
460,681号に従つて次のカラーの形成に必須の一連の第
二層を付着させ、その実施例の分光増感色素を本願の実
施例1の分光増感色素によつて置き換える。熱現像型写
真要素中の残りの層は要素の光感度(第三カラー形成層
の光感度による)が寛容できるならばその特許に記載さ
れているものと同じにすることができる。光感度が望ま
しくないならば、本願の実施例2の第二フイルター層を
熱現像型写真要素の第二カラー形成層上に配置する。そ
から、そのフイルター層上に米国特許第4,460,681号の
実施例1のカラー形成層の第三の組を適用し、そのハロ
ゲン化銀乳剤層中の増感色素を本願の実施例1のトツプ
乳剤層の分光増感色素で置き換える。他の既知のカラー
画像形成方法のいずれかにおける増感色素の似たような
置き換え、フイルター層の付加、および/またはハロゲ
ン化銀層の相対感度の変更もまた本発明の教示に従つて
容易に行うことができる。英国特許第3,100,458A号に開
示されているもののよう拡散フオトサーモグラフイツク
カラー画像形成システムも本発明の実施に有効である。
写真要素は画像色素安定剤を含有することができる。か
かる画像色素安定剤は英国特許 第1,326,889号、レスチナ他の米国特許 第3,432,300号および 第3,698,909号、スターン他の米国特許 第3,574,627号、ブランノツク他の米国特許第3,573,050
号、アライ他の米国特許第3,764,337号およびスミス他
の米国特許第4,042,394号に説明されている。
フイルター色素は写真化学者には周知の材料である。使
用される場合その色素はそれが適切な波長をフイルタリ
ングすることを確実にするためにその光フイルター特性
に基づいて選択されねばならない。フイルター色素およ
びそれを写真要素に導入する方法は米国特許第4,440,85
2号;第3,671,648号;第3,423,207号;および第2,895,9
55号;英国特許第485,624号、およびリサーチ・デイス
クロージヤー第176巻(1978年12月)第17643項のような
文献中に十分に考証されている。本発明においてフイル
ター色素は要素に室光下取扱適性を付与するように使用
することができる。乳剤層のうちの1層が増感されてい
るところの一番短い波長よりも短い波長を有する光線の
透過を許さない色素を乳剤層の1層以上(好ましくは全
部)の上の層中に作用できる。カツトオフフイルター色
素は好ましいことに、乳剤層のどれかが増感されている
ところの一番短い波長よりも短いこと約50nm以上の光を
透過しない。フイルター色素はまた非逃亡性(即ち、非
移行性)を付与されているべきであり、しかも脱色可能
である(例えば現像剤中で又は熱で漂白することによつ
て)か又は抽出可能である(例えば、何かの浴の溶剤の
作用によつて除去される)べきである。
他の通常の写真用付加物例えば塗布助剤、帯電防止剤、
アキユータンス色素、簿レーシヨン防止色素および層、
かぶり防止剤、潜像安定剤、よじれ防止剤、等々が存在
してもよい。
本発明の実施において必須ではないが、本発明の実施に
特に有利であることがわかつた一つの特に重要なクラス
の添加剤は高照度不軌(HIRF)減少剤である。この目的
のための多数のタイプの安定剤の中にはクロロパラダイ
トおよびクロロ白金酸塩(米国特許第2,566,263号)、
イリジウムおよび/またはロジウム塩(米国特許第2,56
6,263号;第3,901,713号)、およびシアノルホデート
(ベツク他、ジヤーナル・フユル・シグナルアウフツア
イヒヌングスマテリアレン1976,4,131)がある。
実施例1 樹脂コーテツド紙ベース上に下記層を順に被覆すること
によつて多層IR感光性写真カラー材料を作製した: 第1層:かぶり防止剤、スピード向上剤、およびシアン
発色カプラー2324(米国特許第4,363,873号に記載さ
れている標準方法によつて製造された)を含有するゼラ
チン化学増感(イオウ)塩臭化銀乳剤(88モル%Br、4.
2%Ag、および約0.6μ粒子サイズ)を銀1モル当り4.0
×10-4モル量の色素9で880nmの領域のスペクトルに対
して増感し、そして銀とシアンカプラーの被覆量がそれ
ぞれ346mg/m2と517mg/m2になるように塗布した。
第2層:ゲル硬膜剤、U.V.吸収剤、および酸化防止剤を
含有するゼラチン中間層をゼラチン被覆量が823mg/m2
なるように塗布した。
第3層:マゼンタ発色カプラー22を含有する第1層と同
じ塩臭化銀乳剤を銀1モル当り1.6×10-4モル量の色素8
で830nmの領域のスペクトルに対して増感し、そして銀
とマゼンタカプラーの被覆量がそれぞれ40mg/m2と915mg
/m2になるように塗布した。
第4層:硬膜剤、U.V.吸収剤、および酸化防止剤を含有
するゼラチン中間層をゼラチン被覆量が1.19g/m2になる
ように塗布した。
第5層:イエロー発色カプラー21を含有する第1層と同
じゼラチン塩臭化銀乳剤を銀1モル当り5.9×10-4モル
量の7で780nmの域のスペクトルに対して色素増感し、そ
して銀とイエローカプラーの被覆量がそれぞれ346mg/m2
と474mg/m2になるように塗布した。
第6層:硬膜剤、U.V.吸収剤、および酸化防止剤を含有
するゼラチン中間層をゼラチン被覆量が873g/m2になる
ように塗布した。
第7層:硬膜剤および界面活性剤を含有する保護用ゼラ
チントツプコートをゼラチン被覆量が1.03g/m2になるよ
うに塗布した。
上記構成体をまずフイルター面で2400m燭(mc)照度を
与える2950Kタングステンランプで、20cm連続型Mカー
ボンウエツジ(勾配:0.20濃度/cm)、ラツテン赤選択干
渉フイルター、および780nm近赤外ガラスバンドパフフ
イルターを介して、0.1秒間露光した。それから別個の
サンプルを同じように830nmまたは890nmの赤外フイルタ
ーを用いて露光した。露光後、これ等サンプルを標準コ
ダツクEP−2プロセツシング・カラーケミストリーで米
国特許第4,363,873号に記述されているような条件で処
理した。
処理後、ステータスD濃度測定を行い、その結果を第1
表に示した。2次露光の影響を除いた対応DlogE曲線が
第1図に示されている。780nm露光では、色分解が優れ
ており、層間の感度差が0.7logE以上であつた。830nm露
光では、イエローカラーは観察されず、830nm層(マゼ
ンタカラー)と890nm層(シアンカラー)間の分離は感
度差で0.65logEであつた。890nm露光ではシアン発色層
だけが観察された。
このカラー多層構成体についての一組の露光の結果は中
間層内のフイルター色素の導入が不必要であることを示
唆している。
実施例2 樹脂コーテツド紙基体上に塗布することによつて下記の
ように3色赤外感光材料を作製した: 1)かぶり防止剤、スピード向上剤、およびシアン発色
カプラー23を含有し銀1モル当りほぼ3.0〜6.0×10-4
ルの濃度の色素9で88−nm域のスペクトルに対して増感
された塩臭化銀乳剤(4.2%Ag)からなる、それぞれほ
ぼ450〜550mg/m2と250〜450mg/m2のカプラーと銀の被覆
量の、第1層。
2)ほぼ0.8〜1.2g/m2で塗布されたゼラチン、U.V.吸収
剤、酸化防止剤、ゲル硬膜剤、およびタイプ252627
または28のフイルター色素(これは塗布色素の吸光度が
830nmで0.1〜0.6であり、880nmで最小吸光度であるよう
な濃度で米国特許 第4,363,873号記載の分散法のように油中に分散されて
いる)を含有する再2層。
3)銀モル1当りほぼ0.8〜2.4×10-4モルの濃度の色素
8で830nm域のスペクトルに対して増感され300〜500mg/m
2の銀被覆量で塗布された第1層に似た塩臭化銀乳剤、
様々な感度向上剤、かぶり防止剤、および850〜950mg/m
2の量で塗布されたマゼンタ発色カプラー22を含有する
第3層。
4)油中に分散されそして780nmに於ける吸光度が0.1〜
0.6であり830と880nmで最小吸光度が観察されるように
ゼラチン中で塗布されたタイプ252627または28の色
素を含有する第2層のゼラチン中間層に似た第4層。
5)イエロー発色カプラー21を含有しそして銀1モル当
たり3.0〜7.0×10-4モルの量の7で780nm域のスペクト
ルに対して色素増感されたそして銀とイエローカプラー
の被覆量がそれぞれ250〜450mg/m2と425〜525mg/m2で変
動するように塗布された第層に似た塩臭化銀乳剤の第5
層。
6)ゼラチン被覆量が0.8〜1.2g/m2で変動するような中
間層としてのゼラチン、 U.V.吸収剤、および酸化防止剤を含有する第6層。
7)ゲル硬膜剤および界面活性剤を含有しゼラチン被覆
量が0.9〜1.1g/m2になるように塗布された保護用ゼラチ
ントツプコートとしての第7層。
上記構成体はフイルター面で2400mc照度を与えるタンス
グテンランプ感光計で、20cm連続ウエツジ(勾配:0.20
濃度/cm)、ラツテン赤選択フイルター、および780nm近
赤外ガラスバンドパフフイルターを介して0.1秒間露光
されたときに第2図に示されているようなD−logE曲線
を有する。層4にフイルター色素が存在しない場合には
層5と層3につてのD−logE曲線(実線で示されてい
る)は一部重なるので、露光後の純粋な色分解は認めら
れない。しかしながら、層4中にフイルター色素を780n
mに於いて0.4の吸光度で導入した後では、層3のD−lo
gE曲線に対する効果が点線で示されていることから解る
ように層3の露光前に層5におけるカラーの完全濃度が
達成された。
同じ効果は上記のようなしかし830nmのナローバンドパ
フフイルターを用いたタングステン感光計による材料の
露光についても観察される。フイルター色素が層2中に
存在しないと、D−logE曲線の重なりが認められる。し
かしながら、層2中にフイルター色素を830nmに於いて
0.4吸光度で導入した後の層1に対する効果は点線のD
−logE曲線によつて示されており、従つて、層1の露光
前に層3におけるカラーの完全濃度が達成される。
実施例3 上記カラー多層構成体の代りとして、乳剤層1と3の感
度を下記のように適切に操作したならば層2中の830nm
吸収フイルター色素は不必要になる: 1)銀1モル当り4.0×10-4モルの量の色素9で880nmに
対して増感された塩臭化銀乳剤およびシアン発色カプラ
23を含有し、銀とカプラーの被覆量がそれぞれ346mg/
m2と517mg/m2になるように塗布された実施例1に記載さ
れているような第1層。
2)第2層:ゲル硬膜剤、U.V.吸収剤、および酸化防止
剤を含有し、ゼラチン被覆量が823mg/m2になるように塗
布されたゼラチン中間層。
3)第3層〜第7層:全て実施例2に記載されているも
のと同じ構成である。
この多層カラー材料は実施例2に記載されているような
タングステン感光計の780と830nmのフイルターを用いて
露光されたときに、第2図に似たD−logE曲線を有す
る。780nm露光に於いては層5と層3についてのD−log
E曲線の重なりは層4中にフイルター色素が存在しない
ときに起り(実線)、そして層4中に色素を導入すれば
780nm露光による純粋な色分解は、層3についてのD−l
ogE曲線(点線)によつて示されるように、達成され
る。しかしながら、830nmフイルター露光の場合には、
層4の露光前に層3におけるカラーの完全濃度が達成さ
れ、これは層2中のフイルター色素の必要性を否定する
ものである。この場合にはこれ等両層の正確な感度操作
によつて良好な色分解が達成されたわけである。
実施例4 本発明の有用性を示すために2つの異なる色の2種類の
拡散転写型構成体を次のように作製した。
被覆体1 下引きされたポリエステルフイルム支持体上に下記3層
を連続被覆することによつて写真要素を作製した。
a)ゼラチン中に分散された構造Aのイエロー色素現像
剤からなる第1層。色素被覆量は5mg/dm2であり、ゼラ
チンのそれは7.2mg/dm2であつた。
b)構造Bの色素の添加(3×10-4モル色素/モル銀)
によつて780nm光線に対して増感された0.3μ平均粒子サ
イズの塩臭化銀乳剤(36/64:Be/Cl)からなる第2層。
銀被覆量は5mg/m2であつた。
c)ゼラチン(145mg/dm2)中に分散された1−フエニ
ルー−5−ピラゾリジノン (2.2mg/dm2)からなる第3層。
被覆体2 被覆体2は第1層中のイエロー色素現像剤の代りに構造
Cのマゼンタ色素現像剤を用いたこと及びハロゲン化銀
乳剤が780nmに対してではなく構造Dの増感色素の添加
(5×10-5モル色素/モル銀)によつて830nmの光線に
対して増感されたこと以外は被覆体1と同じであつた。
評価 被覆体1から採取した5つのサンプルを別々に感光計
で、0〜4連続中性濃度ウエツジで減じられそして730n
m、760nm、790nm、820nm、850nmまたは880nmナローバン
ドパス干渉フイルターでフイルタリングされた500ワツ
トタンスグテンフイラメントランプからの光線に対して
露光した。
サンプルは処理液として2%水酸化カリウム水溶液を有
するアグフア・ゲヴエルト「CP380」カラー拡散転写プ
ロセツシングマシンを用いてアグフア・ゲヴエルト「コ
ピーカラーCCF」色素受容シートにラミネートされた。
1分後に受容シートを分離した。
被覆体1は760nmに於いて極大感度を示し、受容シート
上にポジ黄色像を生じた。被覆体1は820nmまたはそれ
より長い波長に於いては測定できる感度を示さなかつ
た。
この試験手順を被覆体2で繰り返した。この場合には82
0nmで極大感度が認められポジマゼンタ像を生じた。被
覆体2は820nmに於けるよりも760nmに於いては0.57逆lo
gE単位だけ低い感度を示した。そして820nmに於けるよ
りも880nmに於いては1.70逆logE単位だけ低い感度を示
した。
これ等層は現在市販されている拡散転写要素中に使用さ
れても本発明の教示に従つて適切に機能するはずであ
る。
実施例5 樹脂コーテツド紙ベース上に下記層を順に被覆すること
によつて単色赤外感光性写真材料を作製した: 1)かぶり防止剤、スピード向上剤、およびマゼンタ発
色カプラー22を含有する化学増感塩臭化銀乳剤(6.8%A
g)からなる第1層。この乳剤はそれぞれ1.12g/m2と503
mg/m2のカプラーと銀の被覆量に於いては、銀に対して
1.1×10-4モル%の色素濃度の色素8で830nm域のスペク
トルに対して増感されていた。
2)1.20g/m2で塗布されたゼラチン、U.V.吸収剤、酸化
防止剤、ゲル硬膜剤、およびフイルター色素29(これは
メタノール中に溶解され、ゼラチン混合物に添加され、
そしてフイルター色素被覆量が15.1mg/m2になるように
塗布された)を含有する第2層。
3)ゲル硬膜剤および界面活性剤を含有しゼラチン被覆
量が1.04g/m2になるように塗布された第3層(保護用ゼ
ラチントツプコートとして)。
実施例6 単色赤外感光性材料を実施例5に記載されているように
作製した:但し色素8をフイルター色素として添加し、
そして第2層においてフイルター色素被覆量が15.1mg/m
2になるように塗布した。
実施例7 単色赤外感光性材料を実施例5に記載されているように
作製した:但し、第2層中にフイルター色素を導入しな
かつた(対照)。全てのサンプルにおいて、材料はフイ
ルター面で2400mc照度を与えるタングステンランプ感光
計を用いて、20cm連続ウエツジ(勾配:0.20濃度/cm)、
ラツテン赤選択干渉フイルター、および830nm近赤外ガ
ラスバンドパスフイルターを介して、0.1秒間露光し
た。露光後、これ等サンプルを標準コダツクE−2プロ
セツシング・カラーケミストリーで米国特許第4,363,87
3号に記述されているような条件で処理した。
処理後、ステータスD濃度測定を行い、その結果を第1
表に示した。実施例5および6のフイルター色素を含有
するゲル中間層をポリエチレンテレフタレート上に手動
で塗布し、乾燥し、そして吸収特性をパーキン−エルマ
ー吸収分光光度計で測定した。これ等結果は実施例5の
色素29が810nmで極大増感のピークを、そして705nmで2
次ピークを有し、580nm〜900nmの残留吸収を有すること
を示していた。実施例6に使用されているフイルター色
素は780nmで極大増感のピークを、そして700nmで2次吸
収を有し、520nm〜800nmの広い残留吸収を有していた。
これ等結果は赤外増感乳剤上のゲル層中に赤外吸収色素
を導入することによつて乳剤層の写真感度を操作できる
ことを示唆している。これ等フイルター色素は実施例5
および6の高いDminによつて表わされるように完全に処
理可能であるわけではないが対照(実施例7)に比らべ
て乳剤の写真感度を約0.5logEだけ減少させた。
実施例8 樹脂コーテツド紙ベース上に順に下記層を被覆すること
によつて完全カラー赤外感光性材料を作製した: 樹脂コーテツド紙ベース上に下記層を順に被覆すること
によつて多層IR感光性写真カラー材料を作製した: 第1層:かぶり防止剤、スピード向上剤、およびシアン
発色カプラー23を含有するゼラチン化学増感塩臭化銀乳
剤(6.7%Ag)を銀1モル当り1.6×10-4モルの量の色素
9で880nmの領域のスペクトルに対して増感し、そして銀
とシアンカプラーの被覆量がそれぞれ412mg/m2と634mg/
m2になるように塗布した。
第2層;ゲル硬膜剤、U.V.吸収剤、および酸化防止剤を
含有するゼラチン中間層をゼラチン被覆量が828mg/m2
なるように塗布した。
第3層:かぶり防止剤、スピード向上剤、およびマゼン
タ発色カプラー22を含有するゼラチン化学増感塩臭化銀
乳剤(6.6%Ag)を銀1モル当り8.9×10-5モルの量の色
8で830nmの領域のスペクトルに対して増感し、そして
銀とシアンカプラーの被覆量がそれぞれ492mg/m2と1.12
mg/m2になるように塗布した。
第4層:硬膜剤、U.V.吸収剤、酸化防止剤およびフイル
ター色素29(これはメタノール中に溶解されてゼラチン
混合物に添加された)を含有するゼラチン中間層をフイ
ルター色素とゼラチンの被覆量がそれぞれ8,.3mg/m2
0.65g/m2になるように塗布した。
第5層:かぶり防止剤、スピード向上剤、およびイエロ
ー発色カプラー21を含有するゼラチン化学増感塩臭化銀
乳剤(6.7%Ag)を銀1モル当り3.4×10-4モルの量の色
7で780nmの領域のスペクトルに対して色素増感し、そ
して銀とイエローカプラーの被覆量がそれぞれ497mg/m2
と679mg/m2になるように塗布した。
第6層:硬膜剤、U.V.吸収剤、および酸化防止剤を含有
するゼラチン中間層をゼラチン被覆量が876mg/m2になる
ように塗布した。
第7層:硬膜剤および界面活性剤を含有する保護用ゼラ
チントツプコートをゼラチン被覆量が1.04g/m2になるよ
うに塗布した。
実施例9 多色赤外感光性材料を実施例8に記載されているように
作製した:しかしながら、フイルター色素として色素8
を添加し、そして第4層におけるフイルター色素被覆量
が8.3mg/m2になるように塗布した。
実施例10 多色赤外感光性材料を実施例8に記載されているように
作製した:しかしながら、第4層中にフイルター色素が
導入されず(対照)、そしてゲル被覆量は1.20g/m2であ
つた。
実施例8〜10においては、全ての材料が実施例5〜7の
記載通りにタングステン感度計に対して露光された:但
し、別のサンプルが780nmまたは890nm赤外フイルターを
用いて同様に露光された。
そのセンシトメトリー結果は第1表に示されている。実
施例8および9からのフイルター色素ゲル中間層(層
4)を上記のようにポリエチレンテレフタレート上に手
動塗布した。吸収曲線は実施例8の色素中間層について
は780nm光と830nm光の吸収が似ていること及び実施例9
の色素中間層については780nm光よりも830nm光の低い吸
収が観察されることを示唆している。これ等実施例の多
層材料についてのセンシトメトリー結果もこの観察を示
唆している。780nm露光に於いては実施例10(対照)の
非フイルタード層3に比べられたときの層3(マゼンタ
カラー)の感度損失は実施例9および8ではそれぞれ
約.25logEおよび.36logEである。830nm露光に於いては
対照(実施例10)に比らべての層3の感度損失は実施例
8に比らべて実施例9(色素中間層の低いフイルター効
果)の方が小さかつた(.27logEに対して0.9logE)。
また、写真感度の損失は780nm露光では実施例10(対
照)のフイルター色素なし中間層の場合に比られて層5
(実施例8および9の780nm増感されたイエローカラ
ー)でも観察される。層5の最初の非フイルタード780n
m露光がなされた後に層4中での780nm光の吸収が起るの
ではあるけれども層5に感度損失が認められるのであ
る。かかる結果は実施例10のフイルターなし材料につい
てか780nm光が全ての層を通過し、ベースに到達し、そ
れから反射して全ての層中をもどるので写真材料の各層
が2回露光されることを示唆している。フイルター色素
を層4に導入すると、実施例8および9の多層材料を通
る780nm光の一次通過は層5(780nm増感)に対しては非
フイルタードであるので最初の露光が起こり、それから
残存780nm光が層4を通過するとその光の一部が吸収さ
れる。この濾光後、残在780nm光は層を通過し続け、ベ
ースに到達し、そして反射して層中をもどり、ついには
層4(フイルター層)を通過する際にこの光の多くが再
度吸収または濾光(効果的な2重濾光)されて780nm層
(層5)を再露光するに到る。従つて、有効780nm露光
の全体量はフイルター色素中間層を有する多層材料では
フイルター色素なし中間層構成体に比べて低いので、78
0nm増感層5の観測感度はこの低いトータル露光量故に
低い。
実施例8〜10のカラー多層構成体に対する一連の露光か
ら得られた結果はフイルター色素の導入によつて乳剤層
の写真感度を有効に操作できると云うことを示唆してい
る。
実施例11 樹脂コーテツド紙ベース上に下記層を順に被覆すること
によつて多層IR感光性写真カラー材料を作製した: 第1層:かぶり防止剤、スピード向上剤、およシアン発
色カプラー23を含有するゼラチン/化学増感塩臭化銀乳
剤(88モル%Br、6.7%Ar、および約1.0μ粒子サイズ)
を銀1モル当り1.6×10-4モルの量の色素9で880nmの領
域のスペクトルに対して増感し、そして銀とカプラーの
被覆量がそれぞれ417mg/m2と636mg/m2になるように塗布
した。
第2層;ゲル硬膜剤、U.V.吸収剤、および酸化防止剤を
含有するゼラチン中間層をゼラチン被覆量が828mg/m2
なるように塗布した。
第3層:かぶり防止剤、スピード向上剤、およびマゼン
タ発色カプラー22を含有するゼラチン化学増感塩臭化銀
乳剤(88モル%Br、6.7%Ag、および約0.5μ粒子サイ
ズ)を銀1モル当り8.8×10-5モルの量の色素8で830nm
の領域のスペクトルに対して増感し、これを銀とカプラ
ーの被覆量がそれぞれ492mg/m2と1.12g/m2になるように
塗布した。
第4層:硬膜剤、U.V.吸収剤、および酸化防止剤を含有
するゼラチン中間層をゼラチン被覆量が1.20g/m2になる
ように塗布した。
第5層:イエロー発色カプラー21を含有する第1層と同
じゼラチン塩臭化銀乳剤を銀1モル当り3.4×10-4モル
の量の色素7で780nm域のスペクトルに対して色素増感し
た。これを銀とカプラーの被覆量がそれぞれ542mg/m2
748mg/m2になるように塗布した。
第6層:硬膜剤、U.V.吸収剤、および酸化防止剤を含有
するゼラチン中間層をゼラチン被覆量が876mg/m2になる
ように塗布した。
第7層:硬膜剤および界面活性剤を含有する保護用ゼラ
チントツプコートをゼラチン被覆量が1.04g/m2になるよ
うに塗布した。
実施例12 多層IR感光性写真材料を実施例11に記載されているよう
に作製した:但し、780nm増感層(第5層)は第3層と
して塗布され、そして830nm増感層(第3層)は第5層
として塗布された。
実施例13 多層IR感光性写真材料を実施例11に記載されているよう
に作製した:但し、780nm増感量(第5層)は第1層と
して塗布され、そして880nm増感層(第1層)は第5層
として塗布された。
上記構成体はまず、780nm2mWレーザーダイオード感光計
からの発光で露光した。感光計は円形ウエツジ、中性濃
度フイルター(金属真空付着、0〜4中性濃度)を介し
てフイルム片上にレーザーラスター露光を書き込むこと
ができる。それから、別のサンプルを感光計の820nmま
たは880nmレーザーダイオード光源によつて同じように
露光した。露光後、これ等サンプルを標準コダツクEP−
2プロセツシングカラーケミストリーで処理した。
処理後、ステータスD濃度測定を行い、そして対応D−
logE曲線を作成した。その結果はより遅い(感度の)83
0nm増感乳剤層に必要露光によつて画像形成する前に完
全イエローカラー濃度が実施例11〜13の780nm増感量に
対して達成できると云うことを示している。また、結果
は多層構成体内の配置(実施例13の層1、実施例12の層
3、実施例11の層5)とは無関係であることを示してい
る。類のない色分解が780nmと830nmの増感層間で達成さ
れた。実施例11および12では820nmレーザー露光によつ
て2.0のマゼンタカラー濃度が、より遅い(感度の)880
nm増感乳剤層に必要露光によつて画像形成する前に、達
成される。この独特の色分解は実施例13の880nm増感層
(層5)の感度をさらに遅くした場合にも達成される。
驚くべきことには、構成体内の830nmと880nmの増感層の
配置とは無関係に、色分解が達成された。880nm露光に
よつて、実施例11〜13の880nm増感層だけが構成体内の
配置に関係なく露光される。これ等実施例からの結果は
もし十分な感度分離が乳剤層間に維持される(780nm層
は830nm層よりも感度が速く、830nm層は880nm層よりも
感度が速い)ならば独特の色分解が達成できることを示
している。
【図面の簡単な説明】
第1A図、第1B図、および第1C図は実施例1の写真要素を
それぞれ780nm、830nm、および890nmの波長の光線で露
光したときのD−logE曲線を表わしている。 第2図は実施例2の写真要素を780nmの波長の光線で露
光したときのD−logE曲線を表わしている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03C 8/08 9312−2H (56)参考文献 特開 昭58−130340(JP,A) 特開 昭51−9436(JP,A) 特開 昭59−22049(JP,A) 特開 昭51−54433(JP,A) 特公 昭62−29786(JP,B2) 特公 平1−35000(JP,B2) 米国特許4469779(US,A) 英国特許3663228(GB,A)

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)基体、および b)前記基体の一方の面上の少なくとも3層のハロゲン
    化銀乳剤層であって、前記ハロゲン化銀乳剤層の各々
    が、異なるカラー写真カプラーと組合わされており、前
    記カプラーの各々が、酸化されたカラー写真現像剤との
    反応時に異なるカラー色素を形成することができる、前
    記少なくとも3層のハロゲン化銀乳剤層 を含んでいて、電磁スペクトルの可視領域内の光線に対
    する露光によらずに完全カラー画像を提供することがで
    きる写真要素であり、 前記3層のハロゲン化銀乳剤層は前記写真要素の基体か
    ら表面に向かって順に、電磁スペクトルの赤外領域の一
    部に対して増感された第一乳剤、前記第一乳剤が増感さ
    れた部分よりも短い波長を有する電磁スペクトルの赤外
    領域の部分に対して増感された第二乳剤、および前記第
    二乳剤が増感された部分よりも短い波長を有する電磁ス
    ペクトルの赤外領域の部分に対して増感された第三乳剤
    を含んでおり、且つ、前記3層のハロゲン化銀乳剤層は i)3層の各々が、0.5〜12のコントラストを有し、且
    つ、写真感度については、光学濃度1.3に於いて第三乳
    剤の感度が第二乳剤層よりも少なくとも0.2logE単位速
    くそして第二乳剤が第一乳剤層よりも少なくとも0.2log
    E単位速いように、互いに異なっていること、 ii)前記第一乳剤層と前記第二乳剤層の間に、前記第一
    乳剤層が増感されているところの赤外線を40%より多く
    吸収することなく前記第二乳剤層の極大感度領域に重な
    る範囲の赤外線を吸収するフィルター層が存在し、そし
    て前記第二乳剤層と前記第三乳剤層の間に、前記第二乳
    剤層が増感されているところの赤外線を40%より多く吸
    収することなく前記第三乳剤層の極大感度領域に重なる
    範囲の光線を吸収するフィルター層が存在しているこ
    と、 および iii)前記第一と第二の乳剤層または前記第二と第三の
    乳剤層のどちらかを含んでいる2層の間にはその2層の
    うちの基体から速い方の層の極大感度領域に重なる範囲
    の光線を吸収するが前記2層のうちの他方の層が増感さ
    れているところの赤外線を40%より多く吸収しないフィ
    ルター層が直かに存在し、そしてそれぞれ前記第二と第
    三の乳剤層または前記第一と第二の乳剤層を含んでいる
    もう一方の対の乳剤層が0.5〜12のコントラストを有し
    且つ写真感度については光学濃度1.3に於いて前記もう
    一方の対の乳剤層のうち基体から一番遠い乳剤層の感度
    が前記もう一方の対の乳剤層のうち基体に一番近い乳剤
    層の感度よりも少なくとも0.2logE単位速いように互い
    に異なっていること、 からなる群から選択された構成を有する、ことを特徴と
    する前記写真要素。
  2. 【請求項2】前記少なくとも3層のハロゲン化銀乳剤層
    の各々のコントラストが2〜8である、特許請求の範囲
    第1項の写真要素。
  3. 【請求項3】構成は、対の隣接乳剤層の間に、基体から
    遠い方の乳剤層が増感されているところの赤外線を10〜
    80%吸収するが基体に近い方の乳剤層が増感されている
    ところの赤外線を40%未満しか吸収しないフィルター層
    少なくとも1層を有するものである、特許請求の範囲第
    2項の写真要素。
  4. 【請求項4】フィルター層が2層存在し、一つは前記第
    一と第二乳剤層間にそして一つは前記第二と第三乳剤層
    間にあり、前記フィルター層の各々は基体から遠い方の
    隣接層が増感されているところの赤外線を10%以上80%
    未満吸収するが基体に近い方の隣接層が増感されている
    ところの赤外線を25%未満しか吸収しない、特許請求の
    範囲第2項の写真要素。
  5. 【請求項5】少なくとも2層の隣接乳剤層が写真感度に
    差異を有し且つ2〜5のコントラストを有し、前記2層
    の隣接層の間の感度差は光学濃度1.3に於いて基体に一
    番近い隣接乳剤層の感度が基体から一番遠い隣接乳剤層
    の感度よりも少なくとも0.5logE単位遅いようなもので
    ある、特許請求の範囲第2項の写真要素。
  6. 【請求項6】3層乳剤層系における両方の対の隣接乳剤
    層が写真感度に差異を有し且つ2〜5のコントラストを
    有し、隣接層間のその感度差は光学濃度1.3に於いて各
    対のうち基体に一番近い隣接乳剤層の感度が基体から遠
    い方の隣接乳剤層の感度よりも少なくとも0.5logE単位
    遅いようなものである、特許請求の範囲第2項の写真要
    素。
  7. 【請求項7】a)基体、および b)前記基体の一方の面上の少なくとも3層のハロゲン
    化銀乳剤層であって、前記ハロゲン化銀乳剤層の各々
    が、異なるカラー色素画像を提供するための手段と組合
    わされている、前記少なくとも3層のハロゲン化銀乳剤
    層 を含んでいて、少なくとも2層のハロゲン化銀乳剤層に
    ついては電磁スペクトルの赤外領域内の光線に対して露
    光することをもって、完全カラー画像を提供することが
    できる感光性要素であり、 前記3層のハロゲン化銀乳剤層は前記感光性要素の露光
    されるべき表面に向かって順に、電磁スペクトルの赤外
    領域の一部に対して増感された第一乳剤、前記第一乳剤
    が増感された部分よりも短い波長を有する電磁スペクト
    ルの赤外領域の部分に対して増感された第二乳剤、およ
    び前記第二乳剤が増感された部分よりも短い波長を有す
    る電磁スペクトルの部分に対して増感された第三乳剤を
    含んでおり、且つ、前記第3層のハロゲン化銀乳剤層は i)3層の各々が0.5〜12のコントラストを有し、且
    つ、最初の2層が写真感度については光学濃度1.3に於
    いて第二乳剤層の感度が第一乳剤層よりも少なくとも0.
    2logE単位速いように互いに異なっていること、 および ii)前記第一乳剤層と前記第二乳剤層の間に、前記第一
    乳剤層が増感されているところの赤外線を40%より多く
    吸収することなく前記第二乳剤層の極大感度領域に重な
    る範囲の赤外線を吸収するフィルター層が存在している
    こと、 からなる群から選択された構成を有する、ことを特徴と
    する前記感光性要素。
  8. 【請求項8】前記少なくとも3層のハロゲン化銀乳剤層
    の各々のコントラストが2〜8である、特許請求の範囲
    第7項の感光性要素。
  9. 【請求項9】構成は、対の隣接乳剤層の間に、基体から
    遠い方の乳剤層が増感されているところの赤外線を10〜
    80%吸収するが基体に近い方の乳剤層が増感されている
    ところの赤外線を40%未満しか吸収しないフィルター層
    少なくとも1層を有するものである、特許請求の範囲第
    7項の感光性要素。
  10. 【請求項10】フィルター層が2層存在し、一つは前記
    第一と第二乳剤層間にそして一つは前記第二と第三乳剤
    層間にあり、前記フィルター層の各々は基体から遠い方
    の隣接層が増感されているところの赤外線を10%以上80
    %未満吸収するが基体に近い方の隣接層が増感されてい
    るところの赤外線を25%未満しか吸収しない、特許請求
    の範囲第7項の感光性要素。
  11. 【請求項11】少なくとも2層の隣接乳剤層が写真感度
    に差異を有し且つ2〜5のコントラストを有し、前記2
    層の隣接層の間の感度差は光学濃度1.3に於いて基体に
    一番近い隣接乳剤層の感度が基体から遠い方の隣接乳剤
    層の感度よりも少なくとも0.5logE単位遅いようなもの
    である、特許請求の範囲第7項の感光性要素。
  12. 【請求項12】3層乳剤層系における両方の対の隣接乳
    剤層が写真感度に差異を有し且つ2〜5のコントラスト
    を有し、隣接層間のその感度差は光学濃度1.3に於いて
    各対のうち基体に一番近い隣接乳剤層の感度が基体から
    遠い方の隣接乳剤層の感度よりも少なくとも0.5logE単
    位遅いようなものである、特許請求の範囲第7項の感光
    性要素。
  13. 【請求項13】異なるカラーを提供するための前記手段
    が色素拡散方式からなる、特許請求の範囲第7項の感光
    性要素。
  14. 【請求項14】異なるカラーを提供するための前記手段
    が色素漂白方式からなる、特許請求の範囲第7項の感光
    性要素。
  15. 【請求項15】異なるカラーを提供するための前記手段
    がロイコ色素酸化方式からなる、特許請求の範囲第7項
    の感光性要素。
  16. 【請求項16】異なるカラーを提供するための前記手段
    が各乳剤層中の写真カラーカプラーと酸化されたカラー
    写真現像剤との反応からなる、特許請求の範囲第7項の
    感光性要素。
  17. 【請求項17】a)基体、および b)前記基体の一方の面上の少なくとも3層のハロゲン
    化銀乳剤層であって、前記ハロゲン化銀乳剤層の各々
    が、異なるカラー色素画像を提供するための手段と組合
    わされている、前記少なくとも3層のハロゲン化銀乳剤
    層 を含んでいて、少なくとも2層のハロゲン化銀乳剤層に
    ついては電磁スペクトルの赤外領域内の光線に対して露
    光することをもって、完全カラー画像を提供することが
    できる感光性要素であり、 前記3層のハロゲン化銀乳剤層は、電磁スペクトルの赤
    外領域の一部に対して増感された第一乳剤、前記第一乳
    剤が増感された部分よりも短い波長を有する電磁スペク
    トルの赤外領域の部分に対して増感された第二乳剤、お
    よび前記第二乳剤が増感された部分よりも短い波長を有
    する電磁スペクトルの部分に対して増感された第三乳剤
    を含んでおり、且つ、前記3層のハロゲン化銀乳剤層は i)3層の各々が0.5〜12のコントラストを有し、且
    つ、最初の2層が写真感度については光学濃度1.3に於
    いて第二乳剤層の感度が第一乳剤層よりも少なくとも0.
    2logE単位速いように互いに異なっていること、 および ii)前記第一乳剤層と前記第二乳剤層の間に、前記第一
    乳剤層が増感されているところの赤外線を40%より多く
    吸収することなく前記第二乳剤層の極大感度領域に重な
    る範囲の赤外線を吸収するフィルター層が存在している
    こと、 からなる群から選択された構成を有する、ことを特徴と
    する前記感光性要素。
  18. 【請求項18】前記少なくとも3層のハロゲン化銀乳剤
    層の各々のコントラストが2〜8である、特許請求の範
    囲第17項の感光性要素。
  19. 【請求項19】前記第一と第二の乳剤層が写真感度に差
    異を有し且つ2〜5のコントラストを有し、前記2層の
    隣接層の間の感度差は光学濃度1.3に於いて基体に一番
    近い隣接乳剤層の感度が基体から遠い方の隣接乳剤層の
    感度よりも少なくとも0.5logE単位遅いようなものであ
    る、特許請求の範囲第18項の感光性要素。
  20. 【請求項20】3層乳剤層系における両方の対の隣接乳
    剤層が写真感度に差異を有し且つ2〜5のコントラスト
    を有し、隣接層間のその感度差は光学濃度1.3に於いて
    各対のうち基体に一番近い隣接乳剤層の感度が基体から
    遠い方の隣接乳剤層の感度よりも少なくとも0.5logE単
    位遅いようなものである、特許請求の範囲第18項の感光
    性要素。
  21. 【請求項21】前記第三乳剤層が電磁スペクトルの可視
    部の範囲内の波長に対して分光増感されており、そして
    前記第三乳剤層が前記第一および第二乳剤層よりも基体
    から遠い方にある、特許請求の範囲第18項の感光性要
    素。
  22. 【請求項22】前記第三乳剤層が電磁スペクトルの可視
    部の範囲内の波長に対して分光増感されており、そして
    前記第三乳剤層が前記第一と第二乳剤層の間に配置され
    ている、特許請求の範囲第18項の感光性要素。
  23. 【請求項23】前記第三乳剤層が電磁スペクトルの可視
    部の範囲内の波長に対して分光増感されており、そして
    前記第三乳剤層が前記第一および第二乳剤層よりも前記
    基体近くにある、特許請求の範囲第18項の感光性要素。
  24. 【請求項24】基体上の少なくとも3層のハロゲン化銀
    乳剤層を含んでいて、前記3層のハロゲン化銀乳剤層の
    各々が異なるカラー色素の単色画像を形成することがで
    きる、カラー写真要素であり、 前記3層のハロゲン化銀乳剤層はいずれかの順序で、電
    磁スペクトルの赤外領域の一部に対して増感された第一
    ハロゲン化銀乳剤層、電磁スペクトルの赤外領域の別の
    部分に対して増感された第二ハロゲン化銀乳剤層、およ
    び電磁スペクトルの第三部分に対して増感された第三ハ
    ロゲン化銀乳剤層を含んでおり、前記第一と第二乳剤層
    の極大分光感度の波長は少なくとも15nm異なり、前記第
    三の極大分光感度の波長は前記第一および第二層の極大
    感度の波長とは少なくとも15nm異なり、 前記3層のハロゲン化銀乳剤層の各々の感度は赤外部に
    極大感度を有するどの2層の間でも極大分光感度の波長
    が短い方の乳剤層が前記2層のうちの他方の層よりも少
    なくとも0.2logE単位速い感度を有するようなものであ
    る、 ことを特徴とする前記カラー写真要素。
  25. 【請求項25】前記少なくとも3層のハロゲン化銀乳剤
    層の各々のコントラストが0.5〜12である、特許請求の
    範囲第24項のカラー写真要素。
  26. 【請求項26】前記少なくとも3層のハロゲン化銀乳剤
    層の各々のコントラストが2〜8である、特許請求の範
    囲第24項のカラー写真要素。
  27. 【請求項27】前記少なくとも3層の乳剤層の各々につ
    いての極大感度の波長が互いに少なくとも35nm異なり、
    そして前記3層の乳剤層の各々のコントラストが1〜11
    である、特許請求の範囲第25項のカラー写真要素。
  28. 【請求項28】前記少なくとも3層の乳剤層の各々につ
    いての極大感度の波長が互いに少なくとも50nm異なり、
    そして前記3層の乳剤層の各々のコントラストが2〜8
    である、特許請求の範囲第26項のカラー写真要素。
  29. 【請求項29】前記どの2層の間でも極大感度の波長の
    短い方の乳剤層が前記2層のうちの他方の層よりも少な
    くとも0.5logE単位速い感度を有している、特許請求の
    範囲第24項のカラー写真要素。
  30. 【請求項30】前記どの2層の間でも極大感度の波長の
    短い方の乳剤層が前記2層のうちの他方の層よりも少な
    くとも0.5logE単位速い感度を有している、特許請求の
    範囲第27項のカラー写真要素。
  31. 【請求項31】前記どの2層の間でも極大感度の波長の
    短い方の乳剤層が前記2層のうちの他方の層よりも少な
    くとも0.5logE単位速い感度を有している、特許請求の
    範囲第28項のカラー写真要素。
  32. 【請求項32】異なるカラー色素画像を提供するための
    前記手段が写真カラーカプラーである、特許請求の範囲
    第24項、第25項、または第26項のカラー写真要素。
  33. 【請求項33】異なるカラー色素画像を提供するための
    前記手段が写真カラーカプラーである、特許請求の範囲
    第28項のカラー写真要素。
  34. 【請求項34】異なるカラー色素画像を提供するための
    前記手段が写真カラーカプラーである、特許請求の範囲
    第30項のカラー写真要素。
  35. 【請求項35】異なるカラー色素画像を提供するための
    前記手段が拡散転写である、特許請求の範囲第24項のカ
    ラー写真要素。
  36. 【請求項36】異なるカラー色素画像を提供するための
    前記手段が拡散転写である、特許請求の範囲第26項のカ
    ラー写真要素。
  37. 【請求項37】異なるカラー色素画像を提供するための
    前記手段が拡散転写である、特許請求の範囲第30項のカ
    ラー写真要素。
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