JPH0696971B2 - 2サイクルエンジンのオイルポンプ制御装置 - Google Patents
2サイクルエンジンのオイルポンプ制御装置Info
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- JPH0696971B2 JPH0696971B2 JP58200500A JP20050083A JPH0696971B2 JP H0696971 B2 JPH0696971 B2 JP H0696971B2 JP 58200500 A JP58200500 A JP 58200500A JP 20050083 A JP20050083 A JP 20050083A JP H0696971 B2 JPH0696971 B2 JP H0696971B2
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- plunger
- actuator
- lever
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M3/00—Lubrication specially adapted for engines with crankcase compression of fuel-air mixture or for other engines in which lubricant is contained in fuel, combustion air, or fuel-air mixture
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、分離給油形の2サイクルエンジンに用いられ
るオイルポンプ制御装置に関する。
るオイルポンプ制御装置に関する。
[従来の技術] 分離給油形の2サイクルエンジンでは、クランク軸によ
って駆動されるプランジャ形のオイルポンプにより、エ
ンジン各部に潤滑オイルを供給しており、エンジン1回
転当りのオイル吐出量は、上記プランジャのストローク
量によって決定される。
って駆動されるプランジャ形のオイルポンプにより、エ
ンジン各部に潤滑オイルを供給しており、エンジン1回
転当りのオイル吐出量は、上記プランジャのストローク
量によって決定される。
ところで、従来のオイルポンプでは、プランジャがスロ
ットルに連係されており、このプランジャのストローク
量は、スロットル開度に応じて変化されるようになって
いる。したがって、エンジン各部には、オイルポンプを
通じてエンジン負荷に見合った量のオイルが供給される
ようになっており、このオイルポンプのオイル吐出量
は、スロットルの各開度においてエンジン回転数に直線
的に比例するようになっている。
ットルに連係されており、このプランジャのストローク
量は、スロットル開度に応じて変化されるようになって
いる。したがって、エンジン各部には、オイルポンプを
通じてエンジン負荷に見合った量のオイルが供給される
ようになっており、このオイルポンプのオイル吐出量
は、スロットルの各開度においてエンジン回転数に直線
的に比例するようになっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、エンジン1回転当りのオイル吐出量をス
ロットル開度に応じて制御すると、第9図中破線で示す
ように、スロットル開度(エンジン負荷)が一定であれ
ば、エンジン1回転当りのオイル吐出量は、エンジン回
転数が変化しても略一定となる。このため、例えばスロ
ットルを閉じてエンジンブレーキを働かせた場合のよう
に、スロットル開度が小さいにも拘らず、エンジン回転
数が高い運転状態では、エンジンが要求するオイル量に
対し、実際に供給されるオイル量が不足する傾向にあ
る。
ロットル開度に応じて制御すると、第9図中破線で示す
ように、スロットル開度(エンジン負荷)が一定であれ
ば、エンジン1回転当りのオイル吐出量は、エンジン回
転数が変化しても略一定となる。このため、例えばスロ
ットルを閉じてエンジンブレーキを働かせた場合のよう
に、スロットル開度が小さいにも拘らず、エンジン回転
数が高い運転状態では、エンジンが要求するオイル量に
対し、実際に供給されるオイル量が不足する傾向にあ
る。
このことから、従来では、中・高回転領域でのオイル不
足を補うため、エンジンに供給されるオイル量を、主に
高回転領域での要求オイル量に合わせてセッティングし
なくてはならなかった。
足を補うため、エンジンに供給されるオイル量を、主に
高回転領域での要求オイル量に合わせてセッティングし
なくてはならなかった。
したがって、低回転領域では、エンジンに対するオイル
の供給量が過剰となり、全般的にオイル消費量や排気煙
が多くなるとともに、潤滑の信頼性の点においても改善
の余地が残されていた。
の供給量が過剰となり、全般的にオイル消費量や排気煙
が多くなるとともに、潤滑の信頼性の点においても改善
の余地が残されていた。
本発明は、このような事情にもとづいてなされたもの
で、エンジンに供給されるオイル量を、スロットル開度
とエンジン回転数との二つの制御要素にもとづいて最適
に調整でき、潤滑の信頼性が向上するとともに、オイル
の消費量や排気煙も少なく抑えることができ、しかも、
二つの制御要素でオイル供給量を制御するにも拘らず、
既存のオイルポンプを何等設計変更することなくそのま
ま継続して使用でき、なおかつ、アクチュエータと調整
手段のレバーとを、きわめて簡単な構造で連係させるこ
とができ、故障も少なくコスト的な面でも有利となる2
サイクルエンジンのオイルポンプ制御装置の提供を目的
とする。
で、エンジンに供給されるオイル量を、スロットル開度
とエンジン回転数との二つの制御要素にもとづいて最適
に調整でき、潤滑の信頼性が向上するとともに、オイル
の消費量や排気煙も少なく抑えることができ、しかも、
二つの制御要素でオイル供給量を制御するにも拘らず、
既存のオイルポンプを何等設計変更することなくそのま
ま継続して使用でき、なおかつ、アクチュエータと調整
手段のレバーとを、きわめて簡単な構造で連係させるこ
とができ、故障も少なくコスト的な面でも有利となる2
サイクルエンジンのオイルポンプ制御装置の提供を目的
とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明に係る2サイクルエン
ジンのオイルポンプ制御装置は、エンジンからの動力伝
達により往復動されるプランジャを有するオイルポンプ
と、スロットル開度に応じて回動されるレバーを有し、
上記プランジャのストローク量を上記レバーの回動角度
に応じて変化させることにより、エンジン1回転当りの
オイル吐出量を増減調整する調整手段と、エンジン回転
数が予め設定された値に達した際に作動されるアクチュ
エータと、エンジン回転数が予め設定された値に達した
際に上記アクチュエータと上記調整手段のレバーとを連
係させ、上記スロットル開度によって決定されるプラン
ジャのストローク量をさらに増大させる方向に上記調整
手段を作動させる連係手段とを備えている。
ジンのオイルポンプ制御装置は、エンジンからの動力伝
達により往復動されるプランジャを有するオイルポンプ
と、スロットル開度に応じて回動されるレバーを有し、
上記プランジャのストローク量を上記レバーの回動角度
に応じて変化させることにより、エンジン1回転当りの
オイル吐出量を増減調整する調整手段と、エンジン回転
数が予め設定された値に達した際に作動されるアクチュ
エータと、エンジン回転数が予め設定された値に達した
際に上記アクチュエータと上記調整手段のレバーとを連
係させ、上記スロットル開度によって決定されるプラン
ジャのストローク量をさらに増大させる方向に上記調整
手段を作動させる連係手段とを備えている。
そして、上記連係手段は、一端が上記アクチュエータの
近傍に移動不能に固定されるとともに、他端が上記レバ
ーに連結されたアウタチューブと、このアウタチューブ
内に挿通され、一端が上記アクチュエータの作動に連動
して引っ張られるとともに、他端が上記スロットル操作
に連動して引っ張られるインナーチューブとを有する可
撓性の操作ワイヤを備えており、この操作ワイヤは、円
弧状に湾曲された湾曲部を有し、この湾曲部が上記調整
手段のレバーとアクチュエータとの間に位置されている
ことを特徴としている。
近傍に移動不能に固定されるとともに、他端が上記レバ
ーに連結されたアウタチューブと、このアウタチューブ
内に挿通され、一端が上記アクチュエータの作動に連動
して引っ張られるとともに、他端が上記スロットル操作
に連動して引っ張られるインナーチューブとを有する可
撓性の操作ワイヤを備えており、この操作ワイヤは、円
弧状に湾曲された湾曲部を有し、この湾曲部が上記調整
手段のレバーとアクチュエータとの間に位置されている
ことを特徴としている。
[作用] この構成によれば、エンジン回転数が予め設定された値
に達しないような運転域では、プランジャのストローク
量はスロットル開度に応じて決定される。そして、エン
ジン回転数が設定値を上回り、アクチュエータが作動す
るような運転域に達すると、このアクチュエータと調整
手段とが連係手段をかいして連係され、この連係手段
は、スロットル開度によって決定されているプランジャ
のストローク量をさらに増大させる方向に調整手段を作
動させる。このため、プランジャのストローク量は、ス
ロットル開度にさらにアクチュエータの作動量を付加さ
せた大きさに決められるので、その分、プランジャのス
トローク量が増大する。
に達しないような運転域では、プランジャのストローク
量はスロットル開度に応じて決定される。そして、エン
ジン回転数が設定値を上回り、アクチュエータが作動す
るような運転域に達すると、このアクチュエータと調整
手段とが連係手段をかいして連係され、この連係手段
は、スロットル開度によって決定されているプランジャ
のストローク量をさらに増大させる方向に調整手段を作
動させる。このため、プランジャのストローク量は、ス
ロットル開度にさらにアクチュエータの作動量を付加さ
せた大きさに決められるので、その分、プランジャのス
トローク量が増大する。
したがって、アクチュエータが作動されるような運転域
では、スロットル開度とは無関係にプランジャのストロ
ーク量が増大するので、オイルの吐出量を高回転域での
要求オイル量を満足し得るように多めにセッティングす
る必要はなく、低・中回転領域での過剰給油を防止する
ことができる。
では、スロットル開度とは無関係にプランジャのストロ
ーク量が増大するので、オイルの吐出量を高回転域での
要求オイル量を満足し得るように多めにセッティングす
る必要はなく、低・中回転領域での過剰給油を防止する
ことができる。
さらに、上記構成において、アクチュエータが作動され
ると、操作ワイヤのインナワイヤが引っ張られるので、
アウタチューブの湾曲部がインナワイヤの引っ張り方向
に沿って移動され、この移動により、アウタチューブの
一端に連結されたレバーがプランジャのストロークを増
大させる方向に回動される。そのため、プランジャのス
トローク量をエンジン回転数とスロットル開度との二つ
の制御要素で調整するようにしたにも拘らず、これら二
つの制御要素で作動されるのは、既存の吐出量可変形の
オイルポンプに備えられいてるレバーのみとなる。その
ため、オイルポンプ側には何等構造の変更は不要であ
り、既存のオイルポンプをそのまま継続して使用でき
る。
ると、操作ワイヤのインナワイヤが引っ張られるので、
アウタチューブの湾曲部がインナワイヤの引っ張り方向
に沿って移動され、この移動により、アウタチューブの
一端に連結されたレバーがプランジャのストロークを増
大させる方向に回動される。そのため、プランジャのス
トローク量をエンジン回転数とスロットル開度との二つ
の制御要素で調整するようにしたにも拘らず、これら二
つの制御要素で作動されるのは、既存の吐出量可変形の
オイルポンプに備えられいてるレバーのみとなる。その
ため、オイルポンプ側には何等構造の変更は不要であ
り、既存のオイルポンプをそのまま継続して使用でき
る。
しかも、上記連係手段は、アウタチューブとインナワイ
ヤとからなる操作ワイヤを、レバーとアクチュエータと
の間に円弧状に湾曲させて架け渡せば良いので、エンジ
ン側への組み付けも容易に行える。それとともに、連係
手段は、操作ワイヤの湾曲部の移動を利用してレバーを
回動させるので、複雑な機械的構造部分を一切不要とせ
ず、その分、装置全体の構成を簡略化することができ
る。
ヤとからなる操作ワイヤを、レバーとアクチュエータと
の間に円弧状に湾曲させて架け渡せば良いので、エンジ
ン側への組み付けも容易に行える。それとともに、連係
手段は、操作ワイヤの湾曲部の移動を利用してレバーを
回動させるので、複雑な機械的構造部分を一切不要とせ
ず、その分、装置全体の構成を簡略化することができ
る。
[実施例] 以下本発明の一実施例を、自動二輪車に適用した図面に
もとづいて説明する。
もとづいて説明する。
第1図は、自動二輪車のフロント回りを示すもので、符
号1はフレームである。フレーム1の前端には、フロン
トフォーク3を枢支するステアリングヘッドパイプ2が
設けられている。ステアリングヘッドパイプ2には、後
方斜め下向きに延びるメインパイプ4と、下向きに延び
るダウンチューブ5とが連結されている。これらメイン
パイプ4とダウンチューブ5で囲まれる空間部分には、
分離給油形の2サイクルエンジン6が搭載されている。
号1はフレームである。フレーム1の前端には、フロン
トフォーク3を枢支するステアリングヘッドパイプ2が
設けられている。ステアリングヘッドパイプ2には、後
方斜め下向きに延びるメインパイプ4と、下向きに延び
るダウンチューブ5とが連結されている。これらメイン
パイプ4とダウンチューブ5で囲まれる空間部分には、
分離給油形の2サイクルエンジン6が搭載されている。
このエンジン6のシリンダブロック17内には、一対のシ
リンダ7が並設されている。各シリンダ7の内面には、
第2図に示すように、ピストン8によって開閉される吸
気口9、排気口10およびおよび掃気口11が開口されてい
る。排気口10は、シリンダブロック17内の排気通路12に
連なっている。この排気通路12の排気口10に臨む上面に
は、排気口10の開口上縁に進退可能に進出して排気タイ
ミングを変更するための排気バルブ13が装着されてい
る。
リンダ7が並設されている。各シリンダ7の内面には、
第2図に示すように、ピストン8によって開閉される吸
気口9、排気口10およびおよび掃気口11が開口されてい
る。排気口10は、シリンダブロック17内の排気通路12に
連なっている。この排気通路12の排気口10に臨む上面に
は、排気口10の開口上縁に進退可能に進出して排気タイ
ミングを変更するための排気バルブ13が装着されてい
る。
この排気バルブ13は、概略鼓形状をなしており、この排
気バルブ13の外周面の一部には、排気口10の開口上縁側
の開口形状に合致する切り欠き部14が設けられている。
排気バルブ13の軸方向に沿う両端部には、軸部15が突設
されており、これら軸部15が軸受16を介してシリンダブ
ロック17に軸支されている。そして、第4図に示すよう
に、各シリンダ7の排気バルブ13は、ジョイント13aを
介して同軸的に連結されており、これら排気バルブ13
は、アクチュエータとしてのサーボモータ19により回動
される。
気バルブ13の外周面の一部には、排気口10の開口上縁側
の開口形状に合致する切り欠き部14が設けられている。
排気バルブ13の軸方向に沿う両端部には、軸部15が突設
されており、これら軸部15が軸受16を介してシリンダブ
ロック17に軸支されている。そして、第4図に示すよう
に、各シリンダ7の排気バルブ13は、ジョイント13aを
介して同軸的に連結されており、これら排気バルブ13
は、アクチュエータとしてのサーボモータ19により回動
される。
すなわち、一方の排気バルブ13の軸部15は、シリンダブ
ロック17の外側に導出されている。この軸部15の導出端
には、プーリ18がボルト締めされており、このプーリ18
とサーボモータ19によって駆動されるプーリ20との間に
ワイヤ21が巻回されている。サーボモータ19は、エンジ
ン6の回転数に応じて正逆方向に所定角度回転されるも
ので、本実施例の場合は、第3図に示すように、エンジ
ン6の回転数(rpm)をCDIユニット22の点火パルスから
検出し、このパルス信号が所定レベル以上、例えばエン
ジン6の回転数にして5000(rpm)を上回ると、コント
ロールユニット23がサーボモータ19に駆動信号を出力す
るようになっている。
ロック17の外側に導出されている。この軸部15の導出端
には、プーリ18がボルト締めされており、このプーリ18
とサーボモータ19によって駆動されるプーリ20との間に
ワイヤ21が巻回されている。サーボモータ19は、エンジ
ン6の回転数に応じて正逆方向に所定角度回転されるも
ので、本実施例の場合は、第3図に示すように、エンジ
ン6の回転数(rpm)をCDIユニット22の点火パルスから
検出し、このパルス信号が所定レベル以上、例えばエン
ジン6の回転数にして5000(rpm)を上回ると、コント
ロールユニット23がサーボモータ19に駆動信号を出力す
るようになっている。
この場合、エンジン6の回転数が5000(rpm)に達しな
いような運転状態では、排気バルブ13の外周面が排気口
10の開口上縁に進出しており、その分、排気口10の開口
高さが低くなって、排気タイミングが遅くなっている。
そして、エンジン6の回転数が5000(rpm)を上回る
と、サーボモータ19がプーリ18,20およびワイヤ21を介
して排気バルブ13を第2図中時計回り方向に所定角度回
動させるので、排気バルブ13の外周面が排気口10から退
き、この排気バルブ13の切り欠き部14が排気口10の開口
上縁に合致する。このため、排気口10の開口高さが高く
なり、排気タイミングが早くなる。
いような運転状態では、排気バルブ13の外周面が排気口
10の開口上縁に進出しており、その分、排気口10の開口
高さが低くなって、排気タイミングが遅くなっている。
そして、エンジン6の回転数が5000(rpm)を上回る
と、サーボモータ19がプーリ18,20およびワイヤ21を介
して排気バルブ13を第2図中時計回り方向に所定角度回
動させるので、排気バルブ13の外周面が排気口10から退
き、この排気バルブ13の切り欠き部14が排気口10の開口
上縁に合致する。このため、排気口10の開口高さが高く
なり、排気タイミングが早くなる。
一方、エンジン6のクランクケース24には、クランク軸
をはじめようとするエンジン6の潤滑部分に潤滑オイル
を供給するオイルポンプ25が取り付けられている。この
オイルポンプ25の詳細については、第5図および第6図
に示されている。
をはじめようとするエンジン6の潤滑部分に潤滑オイル
を供給するオイルポンプ25が取り付けられている。この
オイルポンプ25の詳細については、第5図および第6図
に示されている。
すなわち、図中符号26はポンプケースであり、このポン
プケース26内には、案内孔27が形成されている。案内孔
27には、プランジャ28が軸回り方向に回転可能で、かつ
軸方向に往復動可能に嵌入されている。このプランジャ
28は、大径軸部29と小径軸部30を備えている。大径軸部
29の外周面には、ウォームホイール31が形成され、この
ウォームホイール31は、クランク軸によって回転駆動さ
れるウォーム32と噛み合っている。したがって、プラン
ジャ28は、ウォームホイール31およびウォーム32を介し
てクランク軸に連動され、このクランク軸からの動力伝
達によって回転駆動される。
プケース26内には、案内孔27が形成されている。案内孔
27には、プランジャ28が軸回り方向に回転可能で、かつ
軸方向に往復動可能に嵌入されている。このプランジャ
28は、大径軸部29と小径軸部30を備えている。大径軸部
29の外周面には、ウォームホイール31が形成され、この
ウォームホイール31は、クランク軸によって回転駆動さ
れるウォーム32と噛み合っている。したがって、プラン
ジャ28は、ウォームホイール31およびウォーム32を介し
てクランク軸に連動され、このクランク軸からの動力伝
達によって回転駆動される。
大径軸部29と小径軸部30の境界部分には、周方向に連続
する凹溝33が形成されている。凹溝33は、上記案内孔27
の内面の段部34と対向されており、この段部34との間に
環状の第1ポンプ室35を形成している。小径軸部30の内
部には、軸方向に延びるシリンダ孔36が形成されてい
る。シリンダ孔36内には、ロッド37が軸方向に摺動可能
に嵌挿されており、このロッド37の先端面とシリンダ孔
36の終端との間には、第2ポンプ室38が形成されてい
る。小径軸部30の外周面には、プランジャ28の径方向に
延びる連通孔39を介して第1ポンプ室35に連なる吸入用
切換口40と吐出用切換口41および第2ポンプ室38に連な
る吸入用切換口42と吐出用切換口43が開口されている。
これら両切換口40と41および42と43は、小径軸部30の径
方向に対向した位置に設けられている。
する凹溝33が形成されている。凹溝33は、上記案内孔27
の内面の段部34と対向されており、この段部34との間に
環状の第1ポンプ室35を形成している。小径軸部30の内
部には、軸方向に延びるシリンダ孔36が形成されてい
る。シリンダ孔36内には、ロッド37が軸方向に摺動可能
に嵌挿されており、このロッド37の先端面とシリンダ孔
36の終端との間には、第2ポンプ室38が形成されてい
る。小径軸部30の外周面には、プランジャ28の径方向に
延びる連通孔39を介して第1ポンプ室35に連なる吸入用
切換口40と吐出用切換口41および第2ポンプ室38に連な
る吸入用切換口42と吐出用切換口43が開口されている。
これら両切換口40と41および42と43は、小径軸部30の径
方向に対向した位置に設けられている。
第6図に示すように、案内孔27の内面には、プランジャ
28の回転に伴って上記吸入用切換口40,42と対向合致す
る一対の吸入口44が相対向して開設されている。これら
吸入口44は、ポンプケース26内の吸入通路46に連なって
いる。また、案内孔27の内面には、吸入口44と直交する
位置に、上記吐出用切換口41,43と瞬間的に対向合致す
る四個の吐出口45が、二個づつ相対向して開設されてい
る。これら吐出口45は、ポンプケース26内の四個の吐出
通路47を介してエンジン6の各潤滑部分に連なってい
る。
28の回転に伴って上記吸入用切換口40,42と対向合致す
る一対の吸入口44が相対向して開設されている。これら
吸入口44は、ポンプケース26内の吸入通路46に連なって
いる。また、案内孔27の内面には、吸入口44と直交する
位置に、上記吐出用切換口41,43と瞬間的に対向合致す
る四個の吐出口45が、二個づつ相対向して開設されてい
る。これら吐出口45は、ポンプケース26内の四個の吐出
通路47を介してエンジン6の各潤滑部分に連なってい
る。
ポンプケース26内には、プランジャ28と直交する方向に
延びる回動軸48が軸回り方向に回動可能に収容されてい
る。回動軸48の周面は、プランジャ28の一端面と対向さ
れており、このプランジャ28の一端面には、円筒カム49
が同軸的に形成されている。円筒カム49の端面には、谷
部と山部を交互に有するカム面50が周方向に連続して形
成され、このカム面50がスプリング51の付勢力によって
回動軸48の周面に押し付けられている。プランジャ28の
一端面中央には、円筒カム49の最大リフト量を上回る高
さの突部52が形成されている。この突部52と対向し合う
回動軸48の周面には、周方向に連続する凹部53が形成さ
れている。凹部53の底面は、回動軸48に対し偏心してい
るとともに、この回動軸48の回動に応じて上記突部52に
接離するカム面54をなしており、これら回動軸48の凹部
53とプランジャ28の突部52とが、プランジャ28のストロ
ーク量を変化させるための調整手段を構成している。
延びる回動軸48が軸回り方向に回動可能に収容されてい
る。回動軸48の周面は、プランジャ28の一端面と対向さ
れており、このプランジャ28の一端面には、円筒カム49
が同軸的に形成されている。円筒カム49の端面には、谷
部と山部を交互に有するカム面50が周方向に連続して形
成され、このカム面50がスプリング51の付勢力によって
回動軸48の周面に押し付けられている。プランジャ28の
一端面中央には、円筒カム49の最大リフト量を上回る高
さの突部52が形成されている。この突部52と対向し合う
回動軸48の周面には、周方向に連続する凹部53が形成さ
れている。凹部53の底面は、回動軸48に対し偏心してい
るとともに、この回動軸48の回動に応じて上記突部52に
接離するカム面54をなしており、これら回動軸48の凹部
53とプランジャ28の突部52とが、プランジャ28のストロ
ーク量を変化させるための調整手段を構成している。
したがって、回動軸48が全閉位置に回動されている時に
は、カム面54に突部52が最も近接し、プランジャ28のス
トロークが制限されるとともに、回動軸48が全閉位置か
ら開方向に回動されると、カム面54と突部52が離間し、
プランジャ28のストロークが増大するようになってい
る。
は、カム面54に突部52が最も近接し、プランジャ28のス
トロークが制限されるとともに、回動軸48が全閉位置か
ら開方向に回動されると、カム面54と突部52が離間し、
プランジャ28のストロークが増大するようになってい
る。
回動軸48の先端は、ポンプケース26の外方に導出されて
いる。この回動軸48の導出部には、スロットル56の開度
およびエンジン6の回転数に応じて回動軸48を軸回り方
向に回動させるレバー55が取り付けられている。
いる。この回動軸48の導出部には、スロットル56の開度
およびエンジン6の回転数に応じて回動軸48を軸回り方
向に回動させるレバー55が取り付けられている。
この回動軸48の操作系統について、第4図および第8図
を参照して説明すると、図中符号57は、連係手段を構成
する可撓性の操作ワイヤである。この操作ワイヤ57は、
アウタチューブ58と、このアウタチューブ58内に摺動可
能に挿通されたインナワイヤ59とで構成されている。操
作ワイヤ57のアウタチューブ58の両端部には、ワイヤホ
ルダ60,61がかしめ止めされている。一方のワイヤホル
ダ60は、上記サーボモータ19のプーリ20の近傍に固定さ
れているとともに、他方のワイヤホルダ61は、ピン62を
介して回動軸48のレバー55に回動可能に連結されてい
る。また、上記インナワイヤ59の一端は、プーリ20に係
止されているとともに、他端はスロットル56に連動され
ている。そして、このような操作ワイヤ57は、円弧状に
湾曲された湾曲部57aを有し、この湾曲部57aがプーリ20
とレバー55との間に位置されている。
を参照して説明すると、図中符号57は、連係手段を構成
する可撓性の操作ワイヤである。この操作ワイヤ57は、
アウタチューブ58と、このアウタチューブ58内に摺動可
能に挿通されたインナワイヤ59とで構成されている。操
作ワイヤ57のアウタチューブ58の両端部には、ワイヤホ
ルダ60,61がかしめ止めされている。一方のワイヤホル
ダ60は、上記サーボモータ19のプーリ20の近傍に固定さ
れているとともに、他方のワイヤホルダ61は、ピン62を
介して回動軸48のレバー55に回動可能に連結されてい
る。また、上記インナワイヤ59の一端は、プーリ20に係
止されているとともに、他端はスロットル56に連動され
ている。そして、このような操作ワイヤ57は、円弧状に
湾曲された湾曲部57aを有し、この湾曲部57aがプーリ20
とレバー55との間に位置されている。
したがって、スロットル56を開くと、操作ワイヤ57のイ
ンナワイヤ59が第4図中矢印A方向に引かれるので、第
8図に示すように、操作ワイヤ57の湾曲部57aから他方
のワイヤホルダ61にかけての部分が、インナワイヤ59の
引っ張り方向に移動し、レバー55を全閉位置から開方向
に所定角度回動させる。また、エンジン6回転数が5000
(rpm)を上回り、サーボモータ19の作動によりプーリ2
0が排気バルブ13を開く矢印B方向に回動されると、今
度はインナワイヤ59のみが逆方向に引かれるので、操作
ワイヤ57の湾曲部57aから他方のワイヤホルダ61にかけ
ての部分が、上記と同様にインナワイヤ59の引っ張り方
向に移動する。
ンナワイヤ59が第4図中矢印A方向に引かれるので、第
8図に示すように、操作ワイヤ57の湾曲部57aから他方
のワイヤホルダ61にかけての部分が、インナワイヤ59の
引っ張り方向に移動し、レバー55を全閉位置から開方向
に所定角度回動させる。また、エンジン6回転数が5000
(rpm)を上回り、サーボモータ19の作動によりプーリ2
0が排気バルブ13を開く矢印B方向に回動されると、今
度はインナワイヤ59のみが逆方向に引かれるので、操作
ワイヤ57の湾曲部57aから他方のワイヤホルダ61にかけ
ての部分が、上記と同様にインナワイヤ59の引っ張り方
向に移動する。
このため、ワイヤホルダ61が押し出され、上記スロット
ル56を開いた時と同様に、レバー55が開方向に所定角度
回動される。
ル56を開いた時と同様に、レバー55が開方向に所定角度
回動される。
次に、上記構成の作用について説明する。
エンジン6の始動に伴い、プランジャ28がクランク軸か
らの動力伝達により回転されると、円筒カム49のカム面
50が回動軸48の周面に摺接し、プランジャ28がカム面50
の形状に応じて往復動する。プランジャ28がスプリング
51の付勢力により第5図中右側にスライドされると、第
1ポンプ室35および第2ポンプ室38の内容積が拡大され
ると同時に、吸入用切換口40,42が吸入口44と合致す
る。このため、プランジャ28は吸入行程に入り、潤滑オ
イルが上記吸入口44を通じてポンプ室35,38に吸入され
る。
らの動力伝達により回転されると、円筒カム49のカム面
50が回動軸48の周面に摺接し、プランジャ28がカム面50
の形状に応じて往復動する。プランジャ28がスプリング
51の付勢力により第5図中右側にスライドされると、第
1ポンプ室35および第2ポンプ室38の内容積が拡大され
ると同時に、吸入用切換口40,42が吸入口44と合致す
る。このため、プランジャ28は吸入行程に入り、潤滑オ
イルが上記吸入口44を通じてポンプ室35,38に吸入され
る。
次に、プランジャ28がカム面50の形状に応じて第5図中
左側にスライドされると、今度は第1ポンプ室35および
第2ポンプ室38の内容積が縮小され、吸入された潤滑オ
イルが加圧されると同時に、吐出用切換口41,43が一方
の吐出口45と合致する。このため、ポンプ室35,38で加
圧された潤滑オイルが、吐出口45やこれに連なる吐出通
路47を介してエンジン6の各潤滑部に吐出される。
左側にスライドされると、今度は第1ポンプ室35および
第2ポンプ室38の内容積が縮小され、吸入された潤滑オ
イルが加圧されると同時に、吐出用切換口41,43が一方
の吐出口45と合致する。このため、ポンプ室35,38で加
圧された潤滑オイルが、吐出口45やこれに連なる吐出通
路47を介してエンジン6の各潤滑部に吐出される。
なお、このような潤滑オイルの吐出動作は、吐出口45が
案内孔27の内面の相対向した位置に開口されている、つ
まり、プランジャ28の回転方向に180°の位相差を以て
開口されていることから、プランジャ28が1回転する間
に2回行われることになる。
案内孔27の内面の相対向した位置に開口されている、つ
まり、プランジャ28の回転方向に180°の位相差を以て
開口されていることから、プランジャ28が1回転する間
に2回行われることになる。
ところで、エンジン6(クランク軸)の1回転当りの潤
滑オイルの吐出量は、プランジャ28のストローク量によ
って決定されることから、スロットル56の開度が小さ
く、しかも、エンジン6の回転数が5000(rpm)に達し
ないような低回転領域にある運転状態の時には、インナ
ワイヤ59の矢印AおよびB方向への引っ張り量が共に少
なく、それに伴い操作ワイヤ57の湾曲部57aの移動量も
少なくなっている。そのため、回動軸48は、全閉位置に
回動操作されており、この回動軸48が全閉位置にある状
態では、凹部53のカム面54とプランジャ28の突部52とが
最も近接した位置関係にある。
滑オイルの吐出量は、プランジャ28のストローク量によ
って決定されることから、スロットル56の開度が小さ
く、しかも、エンジン6の回転数が5000(rpm)に達し
ないような低回転領域にある運転状態の時には、インナ
ワイヤ59の矢印AおよびB方向への引っ張り量が共に少
なく、それに伴い操作ワイヤ57の湾曲部57aの移動量も
少なくなっている。そのため、回動軸48は、全閉位置に
回動操作されており、この回動軸48が全閉位置にある状
態では、凹部53のカム面54とプランジャ28の突部52とが
最も近接した位置関係にある。
このため、プランジャ28の回転に伴って円筒カム49のカ
ム面50の谷部が回動軸48に摺接する以前に、突部52が凹
部53に接触する。この接触により、プランジャ28はそれ
以上ストロークすることができなくなり、見掛け上、円
筒カム49のリフト量が減じられた状態となる。
ム面50の谷部が回動軸48に摺接する以前に、突部52が凹
部53に接触する。この接触により、プランジャ28はそれ
以上ストロークすることができなくなり、見掛け上、円
筒カム49のリフト量が減じられた状態となる。
したがって、プランジャ28のストロークが短くなり、潤
滑オイルの吐出量も少なくなる。
滑オイルの吐出量も少なくなる。
このような運転状態の時に、スロットル56を全開にす
る、つまり第9図に示すように、スロットル56の開度を
1/1にすると、操作ワイヤ57およびレバー55を介して回
動軸48が全閉位置から開方向に所定角度回動され、回動
軸48の凹部53の底面がプランジャ28の突部52から離間す
る。このため、回動軸48に対するカム面50の摺接範囲が
長くなるので、第9図に示すように、プランジャ28のス
トロークが増大し、エンジン6の1回転当りのオイル吐
出量が多くなる。
る、つまり第9図に示すように、スロットル56の開度を
1/1にすると、操作ワイヤ57およびレバー55を介して回
動軸48が全閉位置から開方向に所定角度回動され、回動
軸48の凹部53の底面がプランジャ28の突部52から離間す
る。このため、回動軸48に対するカム面50の摺接範囲が
長くなるので、第9図に示すように、プランジャ28のス
トロークが増大し、エンジン6の1回転当りのオイル吐
出量が多くなる。
スロットル56の開操作により、エンジン6の回転数が50
00(rpm)を上回る中・高回転領域に達すると、サーボ
モータ19が作動し、プーリ20が回動する。このため、排
気バルブ13が開き始め、排気タイミングが早くなる。ま
た、上記プーリ20には、操作ワイヤ57のインナワイヤ59
が連結されているので、このインナワイヤ59がプーリ20
に巻き取られていき、操作ワイヤ57の湾曲部57aから他
方のワイヤホルダ61にかけての部分が、インナワイヤ59
の引っ張り方向に移動する。このため、レバー55がさら
に開方向に回動されるので、回動軸48に対するカム面50
の摺接範囲がより長くなる。
00(rpm)を上回る中・高回転領域に達すると、サーボ
モータ19が作動し、プーリ20が回動する。このため、排
気バルブ13が開き始め、排気タイミングが早くなる。ま
た、上記プーリ20には、操作ワイヤ57のインナワイヤ59
が連結されているので、このインナワイヤ59がプーリ20
に巻き取られていき、操作ワイヤ57の湾曲部57aから他
方のワイヤホルダ61にかけての部分が、インナワイヤ59
の引っ張り方向に移動する。このため、レバー55がさら
に開方向に回動されるので、回動軸48に対するカム面50
の摺接範囲がより長くなる。
したがって、プランジャ28のストロークもより長くな
り、第9図に示すように、エンジン6の回転数が5000
(rpm)に達した時点で、潤滑オイルの吐出量が急激に
増大する。
り、第9図に示すように、エンジン6の回転数が5000
(rpm)に達した時点で、潤滑オイルの吐出量が急激に
増大する。
一方、エンジン6の回転数が5000(rpm)を上回る高回
転領域にある時に、例えばスロットル56を全閉としてエ
ンジンブレーキを働かせた場合でも、エンジン6の回転
数が5000(rpm)以上であれば、排気バルブ13は、排気
口10の開口上縁から退いた開位置に保持される。このた
め、回動軸48のレバー55は、操作ワイヤ57によって開方
向に回動されたままの状態に保たれるから、エンジン負
荷が小さくなっても、エンジン6の回転数が高回転領域
にある限り、潤滑オイルの吐出量をそのまま維持するこ
とができる。
転領域にある時に、例えばスロットル56を全閉としてエ
ンジンブレーキを働かせた場合でも、エンジン6の回転
数が5000(rpm)以上であれば、排気バルブ13は、排気
口10の開口上縁から退いた開位置に保持される。このた
め、回動軸48のレバー55は、操作ワイヤ57によって開方
向に回動されたままの状態に保たれるから、エンジン負
荷が小さくなっても、エンジン6の回転数が高回転領域
にある限り、潤滑オイルの吐出量をそのまま維持するこ
とができる。
このような本発明の一実施例によれば、エンジン6の回
転数が5000(rpm)を上回ると、操作ワイヤ57によって
スロットル開度に応じた角度だけ開操作されている回動
軸48がさらに開方向に回動操作され、この回動軸48にプ
ーリ20の回動量が付加されるので、プランジャ28のスト
ロークがスロットル開度(エンジン負荷)とは無関係に
大きくなり、エンジン6の1回転当りのオイル吐出量が
増大する。
転数が5000(rpm)を上回ると、操作ワイヤ57によって
スロットル開度に応じた角度だけ開操作されている回動
軸48がさらに開方向に回動操作され、この回動軸48にプ
ーリ20の回動量が付加されるので、プランジャ28のスト
ロークがスロットル開度(エンジン負荷)とは無関係に
大きくなり、エンジン6の1回転当りのオイル吐出量が
増大する。
このため、従来のように高回転領域での要求オイル量を
満足し得るように、エンジン6の全回転域に亘ってオイ
ル吐出量を多めにセッティングする必要はなく、エンジ
ン6の高回転領域でのオイル吐出量を充分に確保しつ
つ、低・中回転領域での過剰給油を防止することができ
る。
満足し得るように、エンジン6の全回転域に亘ってオイ
ル吐出量を多めにセッティングする必要はなく、エンジ
ン6の高回転領域でのオイル吐出量を充分に確保しつ
つ、低・中回転領域での過剰給油を防止することができ
る。
よって、潤滑の信頼性が向上するとともに、オイル消費
量や排気煙の低減が可能となる。
量や排気煙の低減が可能となる。
また、オイルポンプ25のプランジャ28のストロークを、
エンジン6の回転数とスロットル56の開度の双方で制御
しているので、潤滑オイルの吐出量をエンジン6のあら
ゆる運転状況に応じた要求量に自動的に調整することが
でき、潤滑の信頼性が格段に向上する利点がある。
エンジン6の回転数とスロットル56の開度の双方で制御
しているので、潤滑オイルの吐出量をエンジン6のあら
ゆる運転状況に応じた要求量に自動的に調整することが
でき、潤滑の信頼性が格段に向上する利点がある。
しかも、上記構成によると、プランジャ28のストローク
を、エンジン回転数とスロットル開度との二つの制御要
素で増減調整するにも拘らず、これら二つの制御要素で
作動されるのは共通の回動軸48のみであるから、オイル
ポンプ25の基本的な構造は何等変更する必要はなく、こ
のオイルポンプ25の構造が複雑化することもない。
を、エンジン回転数とスロットル開度との二つの制御要
素で増減調整するにも拘らず、これら二つの制御要素で
作動されるのは共通の回動軸48のみであるから、オイル
ポンプ25の基本的な構造は何等変更する必要はなく、こ
のオイルポンプ25の構造が複雑化することもない。
その上、スロットル開度のみをプランジャ28の制御要素
とした従来の吐出量可変形のオイルポンプにそのまま適
用することができ、汎用性に優れるといった利点もあ
る。
とした従来の吐出量可変形のオイルポンプにそのまま適
用することができ、汎用性に優れるといった利点もあ
る。
さらに、上記構成においては、アウタチューブ58とイン
ナワイヤ59とからなる操作ワイヤ57を、オイルポンプ25
のレバー55とサーボモータ19のプーリ20との間に円弧状
に湾曲させた状態で掛け渡せば良いので、この操作ワイ
ヤ57のエンジン6側への組み付けも容易に行うことがで
きる。そして、この操作ワイヤ57は、円弧状に湾曲され
た湾曲部57aの移動によってレバー55を回動させるの
で、複雑に入り込んだ機械的構造部分が一切不要であ
り、レバー55とプーリ20との連動構造をきわめて簡略化
することができる。
ナワイヤ59とからなる操作ワイヤ57を、オイルポンプ25
のレバー55とサーボモータ19のプーリ20との間に円弧状
に湾曲させた状態で掛け渡せば良いので、この操作ワイ
ヤ57のエンジン6側への組み付けも容易に行うことがで
きる。そして、この操作ワイヤ57は、円弧状に湾曲され
た湾曲部57aの移動によってレバー55を回動させるの
で、複雑に入り込んだ機械的構造部分が一切不要であ
り、レバー55とプーリ20との連動構造をきわめて簡略化
することができる。
したがって、レバー55とプーリ20とを連動させるに当っ
て、面倒な調整作業が不要となるとともに、構造の簡略
化に伴って故障も少なくなり、コスト的な面でも好都合
となるといった利点がある。
て、面倒な調整作業が不要となるとともに、構造の簡略
化に伴って故障も少なくなり、コスト的な面でも好都合
となるといった利点がある。
なお、上記実施例では、排気バルブを駆動するサーボモ
ータからの動力伝達により、オイルポンプの回動軸を操
作するようにしたが、本発明はこれに限らず、例えば回
動軸を操作するための専用のモータを設け、このモータ
をエンジンの回転数に応じて制御することにより、回動
軸を操作するようにしても良い。
ータからの動力伝達により、オイルポンプの回動軸を操
作するようにしたが、本発明はこれに限らず、例えば回
動軸を操作するための専用のモータを設け、このモータ
をエンジンの回転数に応じて制御することにより、回動
軸を操作するようにしても良い。
[発明の効果] 以上詳述した本発明によれば、エンジンの全回転領域に
亘ってオイル吐出量を多めにセッティングする必要はな
く、エンジンの高回転領域でのオイル吐出量を充分に確
保しつつ、低・中回転領域での過剰給油を防止すること
ができる。このため、潤滑の信頼性が向上するととも
に、オイル消費量や排気煙の低減が可能となる。
亘ってオイル吐出量を多めにセッティングする必要はな
く、エンジンの高回転領域でのオイル吐出量を充分に確
保しつつ、低・中回転領域での過剰給油を防止すること
ができる。このため、潤滑の信頼性が向上するととも
に、オイル消費量や排気煙の低減が可能となる。
しかも、プランジャのストロークを、エンジン回転数と
スロットル開度との二つの制御要素で増減調整するにも
拘らず、これら二つの制御要素で作動されるのは共通の
レバーのみであるから、オイルポンプの基本的な構造は
何等変更する必要はなく、既存の吐出量可変形のオイル
ポンプをそのまま継続して使用できる。
スロットル開度との二つの制御要素で増減調整するにも
拘らず、これら二つの制御要素で作動されるのは共通の
レバーのみであるから、オイルポンプの基本的な構造は
何等変更する必要はなく、既存の吐出量可変形のオイル
ポンプをそのまま継続して使用できる。
さらに、上記構成の場合、アウタチューブとインナワイ
ヤとからなる操作ワイヤを、レバーとアクチュエータと
の間に円弧状に湾曲させた状態で掛け渡せば良いので、
この操作ワイヤのエンジン側への組み付けも容易に行え
る。それとともに、連係手段は、操作ワイヤの湾曲部の
移動によってレバーを回動させるので、複雑に入り組ん
だ機械的構造部分が一切不要となり、アクチュエータと
レバーとの連動構造をきわめて簡略化することができ
る。したがって、アクチュエータとレバーとを連動させ
る当って、面倒な調整作業が不要となるとともに、故障
も少なく安定したオイル供給が可能となり、なおかつ、
コスト的な面でも好都合となるといった利点がある。
ヤとからなる操作ワイヤを、レバーとアクチュエータと
の間に円弧状に湾曲させた状態で掛け渡せば良いので、
この操作ワイヤのエンジン側への組み付けも容易に行え
る。それとともに、連係手段は、操作ワイヤの湾曲部の
移動によってレバーを回動させるので、複雑に入り組ん
だ機械的構造部分が一切不要となり、アクチュエータと
レバーとの連動構造をきわめて簡略化することができ
る。したがって、アクチュエータとレバーとを連動させ
る当って、面倒な調整作業が不要となるとともに、故障
も少なく安定したオイル供給が可能となり、なおかつ、
コスト的な面でも好都合となるといった利点がある。
図面は、本発明の一実施例を示し、 第1図は、自動二輪車のフロント回りの側面図、 第2図は、2サイクルエンジンの断面図、 第3図は、排気バルブの制御系を示すブロック図、 第4図は、オイルポンプおよび排気バルブの制御系を示
す構成図、 第5図は、第4図中V−V線に沿う断面図、 第6図は、第5図中VI−VI線に沿う断面図、 第7図は、第4図中VII−VII線に沿う断面図、 第8図は、オイルポンプのレバーの作動説明図、 第9図は、エンジン回転数およびプランジャのストロー
クに対するオイル吐出量の関係を示す特性図である。 6……2サイクルエンジン、19……アクチュエータ(サ
ーボモータ)、 25……オイルポンプ、28……プランジャ、 48,52,53……調整手段(回動軸、突部、凹部)、 55……レバー、56……スロットル、 57……連係手段(操作ワイヤ)、57a……湾曲部、 58……アウタチューブ、59……インナワイヤ。
す構成図、 第5図は、第4図中V−V線に沿う断面図、 第6図は、第5図中VI−VI線に沿う断面図、 第7図は、第4図中VII−VII線に沿う断面図、 第8図は、オイルポンプのレバーの作動説明図、 第9図は、エンジン回転数およびプランジャのストロー
クに対するオイル吐出量の関係を示す特性図である。 6……2サイクルエンジン、19……アクチュエータ(サ
ーボモータ)、 25……オイルポンプ、28……プランジャ、 48,52,53……調整手段(回動軸、突部、凹部)、 55……レバー、56……スロットル、 57……連係手段(操作ワイヤ)、57a……湾曲部、 58……アウタチューブ、59……インナワイヤ。
Claims (1)
- 【請求項1】エンジンからの動力伝達により往復動され
るプランジャを有するオイルポンプと、 スロットル開度に応じて回動されるレバーを有し、上記
プランジャのストローク量を上記レバーの回動角度に応
じて変化させることにより、エンジン1回転当りのオイ
ル吐出量を増減調整する調整手段と、 エンジン回転数が予め設定された値に達した際に作動さ
れるアクチュエータと、 エンジン回転数が予め設定された値に達した際に上記ア
クチュエータと上記調整手段のレバーとを連係させ、上
記スロットル開度によって決定されるプランジャのスト
ローク量をさらに増大させる方向に上記調整手段を作動
させる連係手段と、を備えており、 上記連係手段は、一端が上記アクチュエータの近傍に移
動不能に固定されるとともに、他端が上記レバーに連結
されたアウタチューブと、このアウタチューブ内に挿通
され、一端が上記アクチュエータの作動に連動して引っ
張られるとともに、他端がスロットル操作に連動して引
っ張られるインナーチューブとを有する可撓性の操作ワ
イヤを備えており、 この操作ワイヤは、円弧状に湾曲された湾曲部を有し、
この湾曲部が上記調整手段のレバーとアクチュエータと
の間に位置されていることを特徴とする2サイクルエン
ジンのオイルポンプ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58200500A JPH0696971B2 (ja) | 1983-10-26 | 1983-10-26 | 2サイクルエンジンのオイルポンプ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58200500A JPH0696971B2 (ja) | 1983-10-26 | 1983-10-26 | 2サイクルエンジンのオイルポンプ制御装置 |
Related Child Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28696790A Division JPH0660566B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 2サイクルエンジン |
| JP2286966A Division JPH0660565B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 2サイクルエンジン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6093106A JPS6093106A (ja) | 1985-05-24 |
| JPH0696971B2 true JPH0696971B2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=16425348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58200500A Expired - Lifetime JPH0696971B2 (ja) | 1983-10-26 | 1983-10-26 | 2サイクルエンジンのオイルポンプ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0696971B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0350264Y2 (ja) * | 1985-06-26 | 1991-10-28 | ||
| JPH0629535B2 (ja) * | 1986-03-08 | 1994-04-20 | 川崎重工業株式会社 | 2サイクルエンジンの分離給油装置 |
| JPS63167018A (ja) * | 1986-12-27 | 1988-07-11 | Mazda Motor Corp | エンジンの潤滑油供給装置 |
| JPH0610828A (ja) * | 1992-06-29 | 1994-01-21 | Komatsu Zenoah Co | オイルポンプ |
| US8162632B2 (en) | 2007-09-28 | 2012-04-24 | Brp Us Inc. | Fluid pump |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4884234A (ja) * | 1972-02-15 | 1973-11-09 | ||
| JPS5858109B2 (ja) * | 1976-08-19 | 1983-12-23 | グレン・ア−ル・スエンソン | 離脱調節自在のスキ−留具 |
| JPS5646012U (ja) * | 1979-09-13 | 1981-04-24 |
-
1983
- 1983-10-26 JP JP58200500A patent/JPH0696971B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6093106A (ja) | 1985-05-24 |
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